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JP2000250731A - プリンタ制御装置、プリンタシステム、プリンタ制御方法および記憶媒体 - Google Patents

プリンタ制御装置、プリンタシステム、プリンタ制御方法および記憶媒体

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Publication number
JP2000250731A
JP2000250731A JP11048156A JP4815699A JP2000250731A JP 2000250731 A JP2000250731 A JP 2000250731A JP 11048156 A JP11048156 A JP 11048156A JP 4815699 A JP4815699 A JP 4815699A JP 2000250731 A JP2000250731 A JP 2000250731A
Authority
JP
Japan
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content
Prior art date
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Pending
Application number
JP11048156A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohiko Hashimoto
裕彦 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11048156A priority Critical patent/JP2000250731A/ja
Publication of JP2000250731A publication Critical patent/JP2000250731A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータにとってわかりやすいリカバリ印
刷環境を簡単なシステム構成で実現できるプリンタ制御
装置を提供する。 【解決手段】 プリンタエラーが発生した場合、プリン
タステータスを解析する(S302)。プリントキュー
108に印刷中の印刷ジョブがある場合、印刷ジョブを
キャンセルし(S303)、印刷中にキャンセルされた
印刷ジョブをリカバリキュー109に登録する。プリン
タ110側では、キャンセルコマンドを受け取ると、直
ちに印刷を中止する。そして、リカバリ印刷の実行が必
要である場合、自動リカバリ印刷であるか否かを判別す
る(S305)。自動リカバリ印刷を行う場合、リカバ
リキュー109の最新の印刷ジョブをプリントキュー1
08に登録すると共にリカバリキュー109から削除す
る(S306)。プリントキュー108に再登録された
リカバリ用の印刷ジョブを印刷する(S307)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ホストコ
ンピュータから受け取った印刷データをプリンタに印刷
させるプリンタ制御装置、プリンタシステム、プリンタ
制御方法および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のリカバリ印刷を行うプリン
タシステムのソフトウェア構成を示す図である。図にお
いて、101aは印刷用データを作成してプリンタ11
0aに印刷を指示するホストコンピュータである。10
2aは画像を入力したり、画像データの編集を行うアプ
リケーションである。103aはアプリケーション10
2aによって作成された編集データをプリンタ110a
に依存したデータに変換するプリンタドライバである。
【0003】104aはプリンタドライバ103aによ
って印刷用データに変換されたデータを、一旦、スプー
ルし、プリンタ110aの印刷進行状況によって順次印
刷ジョブをプリンタ110aに送るプリンタスプーラで
ある。
【0004】105aはプリンタの状態を監視している
プリンタステータス解析部である。108aはプリンタ
スプーラ104aで印刷を待っている印刷ジョブを管理
しているプリントキューである。109aはプリンタエ
ラーが発生した場合に備え、印刷済みの印刷ジョブある
いは印刷中のプリンタエラーによりキャンセルされた印
刷ジョブを管理しているリカバリキューである。
【0005】110aはホストコンピュータ101aか
らの印刷データを受け取って印刷を行うプリンタであ
る。111aはホストコンピュータ101aとプリンタ
110aとの間でデータ通信を双方向に行う通信インタ
ーフェースである。
【0006】このプリンタ110aは、ページ記述言語
(PDL)の展開を行う機能を有しておらず、ホストコ
ンピュータ101a上で予め印刷用データに変換された
データを印刷する機能だけを有する。
【0007】このようなプリンタシステムの構成は、近
年、高速化が進むホストコンピュータを有効に使うこと
により、簡易なプリンタでも高品位の出力を得ることが
できるようになったことで、パーソナルユースのシステ
ム構成として広く使われるようになった。
【0008】図7はプリンタエラーが発生した際の従来
のリカバリ処理手順を示すフローチャートである。ま
ず、プリンタエラーが発生したか否かを判別し(ステッ
プS701)、プリンタエラーが発生した場合、プリン
タステータス解析部105aによりプリンタステータス
を解析する(ステップS702)。プリントキュー10
8aに印刷中の印刷ジョブがある場合、印刷ジョブをキ
ャンセルする(ステップS703)。以後、印刷データ
をプリンタ110aに送らない。また、印刷中にキャン
セルされた印刷ジョブをリカバリキュー109aに登録
する。一方、プリンタ110a側では、キャンセルコマ
ンドを受け取ると、直ちに印刷を中止し、印刷用バッフ
ァにある印刷データをクリアする。
【0009】ホストコンピュータ101aでは、プリン
タスプーラ104aによってプリンタエラーの発生をオ
ペレータに通知し、リカバリ印刷を行うか否かをオペレ
ータに問い合わせる(ステップS704)。オペレータ
の指示によりリカバリ印刷を行うか否かを判別し(ステ
ップS705)、リカバリ印刷を行うと判別された場
合、リカバリキュー109aの最新の印刷ジョブをプリ
ントキュー108aに登録し、プリントキュー108a
に登録された印刷ジョブをリカバリキュー109aから
削除する(ステップS706)。そして、プリントキュ
ー108aに再登録されたリカバリ用の印刷ジョブを通
常の印刷ジョブと同様に印刷する(ステップS70
7)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプリンタシステムでは、ホストコンピュータ側から
プリンタに対してリカバリ印刷を行わせるためには、プ
リンタエラーの種類にかかわらず、オペレータの判断が
必要であり、必ずしもオペレータにとって扱いやすいリ
カバリ印刷環境ではなかった。
【0011】また、リカバリ印刷を自動で行う場合、ホ
ストコンピュータとプリンタとの間で、印刷、給紙、排
紙などの印刷ページ情報のやり取りが必要になり、プリ
ンタシステムの構成およびホストコンピュータとプリン
タとの間の情報交換が複雑になるという問題があった。
【0012】さらに、複雑な紙ジャムが生じた場合な
ど、プリンタエラーの種類によっては必ずしもオペレー
タの期待通りのリカバリ印刷を行うことができなかっ
た。
【0013】そこで、本発明は、オペレータにとってわ
かりやすいリカバリ印刷環境を簡単なシステム構成で実
現できるプリンタ制御装置、プリンタシステム、プリン
タ制御方法および記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のプリンタ制御装置は、プ
リンタエラーが発生した際、リカバリ印刷の実行が可能
であるプリンタ制御装置において、前記プリンタエラー
の種類に対応するリカバリ内容が記憶されたリカバリ内
容記憶手段と、前記プリンタエラーを検出するプリンタ
エラー検出手段と、該検出されたプリンタエラーの種類
に応じて、前記リカバリ内容を決定するリカバリ内容決
定手段とを備え、該決定されたリカバリ内容にしたがっ
て、前記リカバリ印刷に関する処理を行うことを特徴と
する。
【0015】請求項2に記載のプリンタ制御装置では、
請求項1に係るプリンタ制御装置において、前記リカバ
リ内容決定手段は、前記リカバリ印刷を実行するか否か
を判別するリカバリ印刷実行判別手段と、前記リカバリ
印刷を実行する場合、該リカバリ印刷を自動的に実行す
るか否かを判別する自動リカバリ印刷判別手段とを備
え、前記リカバリ印刷を自動的に実行する場合、オペレ
ータに問い合わせることなく、該リカバリ印刷を実行す
ることを特徴とする。
【0016】請求項3に記載のプリンタ制御装置は、請
求項2に係るプリンタ制御装置において、前記自動リカ
バリ印刷判別手段によって前記リカバリ印刷を自動的に
実行しないと判別された場合、該リカバリ印刷を実行す
るか否かを、前記オペレータに問い合わせる問い合わせ
手段を備えたことを特徴とする。
【0017】請求項4に記載のプリンタ制御装置では、
請求項2に係るプリンタ制御装置において、前記リカバ
リ印刷実行判別手段は、前記プリンタエラー以外のプリ
ンタステータスを考慮して、前記リカバリ印刷を実行す
るか否かを判別することを特徴とする。
【0018】請求項5に記載のプリンタ制御装置では、
請求項1に係るプリンタ制御装置において、前記リカバ
リ内容記憶手段は、前記プリンタエラーの種類に対応す
るリカバリ情報、および該リカバリ情報に対応するリカ
バリ内容を、それぞれテーブルとして記憶していること
を特徴とする。
【0019】請求項6に記載のプリンタシステムは、ホ
ストコンピュータから送られた印刷データをプリンタで
印刷する際、発生したプリンタエラーに対してリカバリ
印刷の実行が可能であるプリンタシステムにおいて、前
記プリンタエラーの種類に対応するリカバリ内容が記憶
されたリカバリ内容記憶手段と、前記プリンタエラーを
検出するプリンタエラー検出手段と、該検出されたプリ
ンタエラーの種類に応じて、前記リカバリ内容を決定す
るリカバリ内容決定手段とを備え、該決定されたリカバ
リ内容にしたがって、前記リカバリ印刷に関する処理を
行うことを特徴とする。
【0020】請求項7に記載のプリンタ制御方法は、プ
リンタエラーが発生した際、リカバリ印刷の実行が可能
であるプリンタ制御方法において、前記プリンタエラー
を検出する工程と、該検出されたプリンタエラーの種類
に対応するリカバリ内容が予め登録されたテーブルを参
照する工程と、該参照の結果、前記検出されたプリンタ
エラーの種類に応じて、前記リカバリ内容を決定する工
程と、該決定されたリカバリ内容にしたがって、前記リ
カバリ印刷に関する処理を行う工程とを有することを特
徴とする。
【0021】請求項8に記載の記憶媒体は、プリンタ制
御を行うCPUによって実行され、プリンタエラーが発
生した際、リカバリ印刷の実行が可能なプログラムが格
納された記憶媒体において、前記プログラムは、前記プ
リンタエラーを検出する手順と、該検出されたプリンタ
エラーの種類に対応するリカバリ内容が予め登録された
テーブルを参照する手順と、該参照の結果、前記検出さ
れたプリンタエラーの種類に応じて、前記リカバリ内容
を決定する手順と、該決定されたリカバリ内容にしたが
って、前記リカバリ印刷に関する処理を行う手順とを含
むことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明のプリンタ制御装置、プリ
ンタシステム、プリンタ制御方法および記憶媒体の実施
の形態について説明する。
【0023】図1は実施の形態におけるプリンタシステ
ムのハードウェア構成を示すブロック図である。このプ
リンタシステムはホストコンピュータ101およびプリ
ンタ110から構成される。図において、202は演算
および制御用の中央演算処理部(CPU)である。20
3は画像情報、編集情報、指示アイコン、カーソル等を
表示する表示装置(ディスプレイ)である。
【0024】204はフィルムスキャナ、デジタルカメ
ラ、スキャナ等の画像入力部であり、画像を読み取って
デジタル画像データに変換する。205はディスプレイ
203に表示された指示アイコンをクリックしたり、カ
ーソルを移動して操作の指示を行うマウスなどのポイン
ティングデバイスである。
【0025】206はオペレータが操作やデータの入力
を行うためのキーを有するキーボードである。207は
画像編集および印刷用のプログラムを格納するROMで
ある。印刷用プログラムの中には、後述するリカバリ印
刷処理プログラムが含まれる。208は画像編集および
印刷用のプログラムの実行領域およびこれらのプログラ
ムの作業領域を確保するRAMである。
【0026】209は画像編集データや印刷用一時デー
タを保存したり、プログラムを格納する記憶装置(ハー
ドディスク)である。210はプリンタ110との双方
向通信に用いられる通信インターフェース(I/F)で
ある。これらの各デバイスはホストコンピュータ101
内のバス211によって接続されている。
【0027】プリンタ110において、213はインク
ヘッドあるいはレーザープリンタエンジンからなる印刷
部である。214は印刷用データの制御や搬送系の制御
を行い、印刷部213に印刷を行わせるコントローラで
ある。215はホストコンピュータ101との双方向通
信に用いる通信インターフェース(I/F)である。こ
れらの各デバイスはプリンタ110内のバス216によ
って接続されている。
【0028】図2はリカバリ印刷を行うプリンタシステ
ムのソフトウェア構成を示す図である。図において、1
01は、前述したように、印刷用データを作成してプリ
ンタ110に印刷を指示するホストコンピュータであ
る。102は画像の入力や画像データの編集を行うアプ
リケーションである。
【0029】103はアプリケーション102によって
作成された編集データを、プリンタ110に依存したデ
ータに変換するプリンタドライバである。104はプリ
ンタドライバ103によって印刷用データに変換された
データを、一旦、スプールし、プリンタ110の印刷進
行状況に応じて順次、印刷ジョブをプリンタ110に送
るプリンタスプーラである。
【0030】105はプリンタの状態を監視しているプ
リンタステータス解析部である。106はプリンタのエ
ラーコード、エラーメッセージおよびリカバリコードを
管理しているエラー解析テーブルである。107はリカ
バリコードによりリカバリ内容を管理しているリカバリ
解析テーブルである。
【0031】108はプリンタスプーラ104で印刷を
待っている印刷ジョブを管理しているプリントキューで
ある。109はプリンタエラーが発生した場合に備え、
印刷済みの印刷ジョブあるいは印刷中にキャンセルされ
た印刷ジョブを管理しているリカバリキューである。
【0032】110は、前述したように、ホストコンピ
ュータ101からの印刷データを受け取って印刷を行う
プリンタである。111はホストコンピュータ101と
プリンタ111間のデータ通信を双方向に行うインター
フェースである。
【0033】本実施形態のプリンタ110は、ページ記
述言語(PDL)の展開を行う機能を有しておらず、ホ
ストコンピュータ101上であらかじめ印刷用データに
変換されたデータを印刷する機能だけを有する。
【0034】図3はプリンタエラーが発生した際のリカ
バリ処理手順を示すフローチャートである。この処理プ
ログラムは、ROM207に格納されており、CPU2
02によって実行される。まず、プリンタエラーが発生
したか否か判別し(ステップS301)、プリンタエラ
ーが発生していない場合、ステップS301の処理を繰
り返し、プリンタエラーが発生した場合、プリンタステ
ータス解析部105によってプリンタステータスを解析
する(ステップS302)。
【0035】プリントキュー108に印刷中の印刷ジョ
ブがある場合、印刷ジョブをキャンセルし(ステップS
303)、以後、印刷データをプリンタ110に送らな
い。また、印刷中にキャンセルされた印刷ジョブをリカ
バリキュー109に登録する。プリンタ110側では、
キャンセルコマンドを受け取ると、直ちに印刷を中止
し、印刷用バッファにある印刷データをクリアする。
【0036】ここで、ステップS302で行われるプリ
ンタステータス解析時、リカバリ内容を決定するために
参照される情報テーブルについて示す。
【0037】図4はプリンタエラーが発生した際に参照
されるエラー解析テーブル106を示す図である。エラ
ーコード401は、プリンタ110によってホストコン
ピュータ101に返されるプリンタエラーコードであ
る。ホストコンピュータ101は、返されたエラーコー
ド401に基づいてエラー解析テーブル106を参照
し、参照されたエラー発生内容(エラーメッセージ)4
02をオペレータに通知する。403はエラーコードに
応じたリカバリ内容を示すリカバリコードである。
【0038】図5はリカバリコードに応じたリカバリ内
容を示すリカバリ解析テーブル107を示す図である。
図において、501はエラー解析テーブル106のエラ
ーコードに対応するリカバリコードである。502はリ
カバリコードに対応するリカバリ内容である。503は
リカバリ印刷の実行が設定されるときのプリンタステー
タスである。例えば、リカバリコード1のとき、プリン
タステータス503が「Printing」状態でない
場合、リカバリ印刷の実行は設定されない。
【0039】また、リカバリコード2のとき、プリンタ
ステータス503の状態にかかわらず、オペレータに対
してリカバリ印刷を行うか否かを質問する。例えば、リ
カバリコード2は、プリンタジャムの発生時など、リカ
バリを行うページ数をプリンタステータス503では正
確に把握できない場合などに用いられる。これに対し、
リカバリコード1のとき、リカバリ内容502は「1
Page autorecovery」であり、ロール
紙などの印刷中の紙なし、印刷中のインクエラーなど、
確実に1ページのリカバリ印刷と判定できる場合、リカ
バリコード1が用いられる。
【0040】また、エラーコード401が「1000」
であるとき、「No paper」、リカバリコード1
であり、印刷ジョブがあると、自動的に1ページのリカ
バリ印刷を行う。エラーコード401が「1030」で
あるとき、「Paper jam 1」、リカバリコー
ド2であり、プリンタのエラー以外のステータスにかか
わらず、オペレータに対してリカバリ印刷を行うか否か
を質問する。
【0041】また、リカバリコード3のとき、プリンタ
が排紙中であると、自動的に2ページ分のリカバリ印刷
を行う。さらに、リカバリコード4のとき、「No r
ecovery」であり、リカバリ印刷を行わない。
【0042】ステップS303の処理後、ステップS3
02での解析の結果、リカバリ印刷の実行が必要である
か否かを判別する(ステップS304)。ここで、前述
したように、リカバリコード301が「4」のとき以外
は、リカバリ印刷の実行が必要である。リカバリ印刷の
実行が必要である場合、自動リカバリ印刷であるか否か
を判別する(ステップS305)。一方、ステップS3
04でリカバリ印刷の実行が必要でない場合、ステップ
S301の処理に戻る。
【0043】ステップS305で自動リカバリ印刷を行
う場合、リカバリキュー109の最新の印刷ジョブをプ
リントキュー108に登録し、プリントキュー108に
再登録された印刷ジョブをリカバリキュー109から削
除する(ステップS306)。そして、プリントキュー
108に再登録されたリカバリ用の印刷ジョブを、通常
の印刷ジョブと同様に印刷する(ステップS307)。
【0044】一方、ステップS305で自動リカバリ印
刷でない場合、従来と同様、オペレータに問い合わせを
行い(ステップS308)、オペレータの指示によって
リカバリ印刷を行うか否かを判別する(ステップS30
9)。リカバリ印刷を実行すると判別された場合、自動
リカバリ印刷の場合と同様、ステップS306の処理を
実行する。一方、ステップS309でリカバリ印刷を実
行しないと判別された場合、ステップS301の処理に
戻る。
【0045】このように、本実施形態のプリンタシステ
ムでは、ホストコンピュータとプリンタとの間で印刷ペ
ージ情報などのプリンタステータス以外の情報の交換が
必要なく、例えば、ロール紙を扱う給紙、印刷、排紙の
構造が複雑なプリンタでも、オペレータにわかりやすい
リカバリ印刷環境を簡単なシステム構成で実現できる。
【0046】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用してもよいし、1つの機器からなる装置に
適用してもよい。また、本発明はシステムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウェアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体をシステムあるいは装置に読み
出すことによってそのシステムあるいは装置が本発明の
効果を享受することが可能となる。
【0047】本実施形態では、図3のフローチャートで
示されるプログラムモジュールは図1のROM207に
格納されている。プログラムモジュールを供給する記憶
媒体としては、ROMに限らず、例えばフロッピーディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
CD−ROM、CD−R、DVD、磁気テープ、不揮発
性のメモリカードなどを用いることができる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、プリンタエラーの種類
によっては、オペレータの判断を必要とすることなく、
リカバリ印刷を行うことができ、オペレータにとって扱
いやすいリカバリ印刷環境を実現できる。
【0049】また、ホストコンピュータとプリンタ間の
情報交換が複雑になることなく、簡単なシステム構成で
実現できる。
【0050】さらに、複雑な紙ジャムが生じた場合な
ど、オペレータの期待通りのリカバリ印刷を実行できな
い場合、リカバリ印刷を行わないようにすることができ
る。
【0051】このように、ホストコンピュータとプリン
タとの間で印刷ページ情報などのプリンタステータス以
外の情報の交換が必要なく、例えば、ロール紙を扱う給
紙、印刷、排紙の構造が複雑なプリンタでも、オペレー
タにとってわかりやすいリカバリ印刷環境を簡単なシス
テム構成で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態におけるプリンタシステムのハード
ウェア構成を示すブロック図である。
【図2】リカバリ印刷を行うプリンタシステムのソフト
ウェア構成を示す図である。
【図3】プリンタエラーが発生した際のリカバリ処理手
順を示すフローチャートである。
【図4】プリンタエラーが発生した際に参照されるエラ
ー解析テーブル106を示す図である。
【図5】リカバリコードに応じたリカバリ内容を示すリ
カバリ解析テーブル107を示す図である。
【図6】従来のリカバリ印刷を行うプリンタシステムの
ソフトウェア構成を示す図である。
【図7】プリンタエラーが発生した際の従来のリカバリ
処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ 105 プリンタステータス解析部 106 エラー解析テーブル 107 リカバリ解析テーブル 108 プリントキュー 109 リカバリキュー 110 プリンタ 202 CPU 207 ROM

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタエラーが発生した際、リカバリ
    印刷の実行が可能であるプリンタ制御装置において、 前記プリンタエラーの種類に対応するリカバリ内容が記
    憶されたリカバリ内容記憶手段と、 前記プリンタエラーを検出するプリンタエラー検出手段
    と、 該検出されたプリンタエラーの種類に応じて、前記リカ
    バリ内容を決定するリカバリ内容決定手段とを備え、 該決定されたリカバリ内容にしたがって、前記リカバリ
    印刷に関する処理を行うことを特徴とするプリンタ制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記リカバリ内容決定手段は、 前記リカバリ印刷を実行するか否かを判別するリカバリ
    印刷実行判別手段と、 前記リカバリ印刷を実行する場合、該リカバリ印刷を自
    動的に実行するか否かを判別する自動リカバリ印刷判別
    手段とを備え、 前記リカバリ印刷を自動的に実行する場合、オペレータ
    に問い合わせることなく、該リカバリ印刷を実行するこ
    とを特徴とする請求項1記載のプリンタ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記自動リカバリ印刷判別手段によって
    前記リカバリ印刷を自動的に実行しないと判別された場
    合、該リカバリ印刷を実行するか否かを、前記オペレー
    タに問い合わせる問い合わせ手段を備えたことを特徴と
    する請求項2記載のプリンタ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記リカバリ印刷実行判別手段は、前記
    プリンタエラー以外のプリンタステータスを考慮して、
    前記リカバリ印刷を実行するか否かを判別することを特
    徴とする請求項2記載のプリンタ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記リカバリ内容記憶手段は、前記プリ
    ンタエラーの種類に対応するリカバリ情報、および該リ
    カバリ情報に対応するリカバリ内容を、それぞれテーブ
    ルとして記憶していることを特徴とする請求項1記載の
    プリンタ制御装置。
  6. 【請求項6】 ホストコンピュータから送られた印刷デ
    ータをプリンタで印刷する際、発生したプリンタエラー
    に対してリカバリ印刷の実行が可能であるプリンタシス
    テムにおいて、 前記プリンタエラーの種類に対応するリカバリ内容が記
    憶されたリカバリ内容記憶手段と、 前記プリンタエラーを検出するプリンタエラー検出手段
    と、 該検出されたプリンタエラーの種類に応じて、前記リカ
    バリ内容を決定するリカバリ内容決定手段とを備え、 該決定されたリカバリ内容にしたがって、前記リカバリ
    印刷に関する処理を行うことを特徴とするプリンタシス
    テム。
  7. 【請求項7】 プリンタエラーが発生した際、リカバリ
    印刷の実行が可能であるプリンタ制御方法において、 前記プリンタエラーを検出する工程と、 該検出されたプリンタエラーの種類に対応するリカバリ
    内容が予め登録されたテーブルを参照する工程と、 該参照の結果、前記検出されたプリンタエラーの種類に
    応じて、前記リカバリ内容を決定する工程と、 該決定されたリカバリ内容にしたがって、前記リカバリ
    印刷に関する処理を行う工程とを有することを特徴とす
    るプリンタ制御方法。
  8. 【請求項8】 プリンタ制御を行うCPUによって実行
    され、プリンタエラーが発生した際、リカバリ印刷の実
    行が可能なプログラムが格納された記憶媒体において、 前記プログラムは、 前記プリンタエラーを検出する手順と、 該検出されたプリンタエラーの種類に対応するリカバリ
    内容が予め登録されたテーブルを参照する手順と、 該参照の結果、前記検出されたプリンタエラーの種類に
    応じて、前記リカバリ内容を決定する手順と、 該決定されたリカバリ内容にしたがって、前記リカバリ
    印刷に関する処理を行う手順とを含むことを特徴とする
    記憶媒体。
JP11048156A 1999-02-25 1999-02-25 プリンタ制御装置、プリンタシステム、プリンタ制御方法および記憶媒体 Pending JP2000250731A (ja)

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Cited By (3)

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