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JP2000238796A - 自立袋とその製造方法および補強材の貼着装置 - Google Patents

自立袋とその製造方法および補強材の貼着装置

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JP2000238796A
JP2000238796A JP11072936A JP7293699A JP2000238796A JP 2000238796 A JP2000238796 A JP 2000238796A JP 11072936 A JP11072936 A JP 11072936A JP 7293699 A JP7293699 A JP 7293699A JP 2000238796 A JP2000238796 A JP 2000238796A
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self
reinforcing material
bag
standing bag
composite film
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Takashi Ohashi
敬史 大橋
Taizo Iwamura
泰造 岩村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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    • B65D75/00Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
    • B65D75/52Details
    • B65D75/58Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
    • B65D75/5861Spouts
    • B65D75/5872Non-integral spouts
    • B65D75/5883Non-integral spouts connected to the package at the sealed junction of two package walls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65D2575/52Details
    • B65D2575/58Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
    • B65D2575/583Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture the non-integral spout having an elongate cross-sectional shape, e.g. canoe or boat shaped

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟な複合フィルムからなる自立性がよく、
且つ、手で持ちやすく、使用性のよい自立袋を提供する
ことである。 【解決手段】 少なくとも片面が熱融着性を有する2以
上の層からなる複合フィルムを用いて製袋される自立袋
であって、前記複合フィルムを用いて製袋された前記自
立袋に内容物を充填して自立させた時に側面に位置する
部位に、片面に粘着剤を塗布した補強材が付着されてい
る自立袋であり、その製造方法としては、少なくとも表
面層、中間層、熱融着層を含む3以上の層からなる複合
フィルムを用いて製袋される自立袋の製造方法におい
て、補強材の基体となる被印刷体に補強材となる部分に
は絵柄を印刷した絵柄部を形成し、前記被印刷体の裏面
には粘着剤を塗布しつつ剥離紙をラミネート後、前記絵
柄部をラベル抜き加工により補強材を形成し、別に印刷
を施した前記中間層の該印刷面側の、自立袋とした時に
側壁部となる部位に、前記補強材を貼着し、該補強材の
貼着面に表面層、かつ、非貼着面に熱融着層を積層して
得られる積層体を用いて製袋する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補強材により自立
性を良くした自立袋およびその製造方法および補強材の
貼着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】柔軟な積層体からなる袋を内容物を充填
した状態において自立性を持たせるために種々の製袋形
式の提案がされている。その形式から、例えば、図8
(a)に示すスタンディングパウチ30、図8(b)に
示すサイドガセット式自立袋40、図8(c)に示す上
下ガセット付き自立袋60等が一般的に使用されてい
る。柔軟な複合フィルムから形成された自立袋として
は、前記各種の自立袋のなかで、特にサイドガセットタ
イプの自立袋30は、自立させた際に自立性が劣り、ま
た、その胴部が膨らむ現象があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、前記サイドガ
セットタイプの自立袋において、自立性を重視した場
合、前記複合フィルムの剛性を大きくすることは有効で
ある。しかし、複合フィルムの剛性を大きくするために
は、前記複合積層体の一部の層または構成する層全部の
層の厚さを増すことになって、コストのアップとなり、
また、熱接着の条件としては、シール時間が長くかか
り、生産の効率が低下することになる。また、従来の自
立袋においては、内容物を取り出す時に、袋の胴部を手
で掴むと前記積層体が柔軟であるために持ち難さがあ
り、また、内容物が、液体または粘性体である場合に
は、袋を手で掴んだ瞬間に内容物が飛び出してしまうこ
とがある。本発明は、柔軟な複合フィルムからなる自立
性がよく、且つ、手で持ちやすく、使用性のよい自立袋
およびその製造方法等を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも片
面が熱融着性を有する2以上の層からなる複合フィルム
を用いて製袋される自立袋であって、前記複合フィルム
を用いて製袋された前記自立袋に内容物を充填して自立
させた時に側面に位置する部位に、片面に粘着剤を塗布
した補強材が貼着されている自立袋であって、前記粘着
剤が感熱タイプの粘着剤であること、前記補強材が、片
面に粘着剤を塗布した60〜200g/m2 の紙からなること、
前記補強材の貼着が、前記複合フィルムの層間部である
こと、前記補強材の貼着が前記複合フィルムの外面に貼
着されていること、前記自立袋の上端に合成樹脂を用い
て射出成型された注出口が装着されていることを含むも
のであり、また、その製造方法としては、少なくとも表
面層、中間層、熱融着層を含む3以上の層からなる複合
フィルムを用いて製袋される自立袋の製造方法におい
て、補強材の基体となる被印刷体に補強材となる部分に
は絵柄を印刷した絵柄部を形成し、前記被印刷体の裏面
には粘着剤を塗布しつつ剥離紙をラミネート後、前記絵
柄部をラベル抜き加工により補強材を形成し、別に印刷
を施した前記中間層の該印刷面側の、自立袋とした時に
側壁部となる部位に、前記補強材を貼着し、該補強材の
貼着面に表面層、かつ、非貼着面に熱融着層を積層して
得られる積層体を用いて製袋する方法であり、また、少
なくとも表面層、中間層、熱融着層を含む3以上の層か
らなる複合フィルムを用いて製袋される自立袋の製造方
法において、補強材の基体となる被印刷体に補強材とな
る部分には絵柄を印刷した絵柄部を形成し、前記被印刷
体の裏面には粘着剤を塗布しつつ剥離紙をラミネート
後、前記絵柄部をラベル抜き加工をして補強材を形成
し、該補強材を前記複合フィルムにより製袋された自立
袋の側壁部に貼着する方法、少なくとも表面層、中間
層、熱融着層を含む3以上の層からなる複合フィルムを
用いて製袋される自立袋の製造方法において、補強材の
基体となる被印刷体に補強材となる部分には絵柄を印刷
した絵柄部を形成し、前記被印刷体の裏面には粘着剤を
塗布しつつ剥離紙をラミネート後、前記絵柄部を半抜き
し、前記複合フィルムにより自立袋を製袋する前に、自
立袋とした時に側壁部となる部位に貼着した後に製袋す
る方法、 少なくとも表面層、中間層、熱融着層を含む
3以上の層からなる複合フィルムを用いて製袋される自
立袋の製造方法において、補強材の基体となる被印刷体
に補強材となる部分には絵柄を印刷した絵柄部を形成
し、前記被印刷体の裏面には感熱粘着剤を塗布乾燥し、
前記複合フィルムにより自立袋を製袋する前または後
に、自立袋とした時に側壁部となる部位に、前記感熱粘
着剤を活性化させた補強材を所定の形状に打ち抜き、前
記複合フィルムに貼着する方法、前記自立袋を製袋する
工程において、袋本体の上部端縁部に合成樹脂の成型品
からなる注出口を装着する工程を有する方法および補強
材の基体の表面に絵柄が設けられ、他面に感熱粘着剤を
塗布乾燥したロール状の補強材の供給と該ロール状の補
強材から所定の形状の補強材とする打ち抜き部、打ち抜
かれた補強材をコンベア上に前記感熱粘着剤の塗布面を
上に排出する供給部、移送コンベアおよび前記いずれか
の位置に設けられる感熱粘着剤の活性化部、前記コンベ
アの先端に自立袋を形成する複合フィルムを積層したロ
ール状フィルムを連続的または間欠的に移動させる巻き
返し機、前記巻き返し機における前記ロール状フィルム
の流れ位置を検知し、タイミングをとって前記複合フィ
ルムの所定の位置に補強材を貼着する機能の貼着部から
構成される補強材の貼着装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の自立袋は少なくとも2層
以上の複合フィルムを用いて製袋されてなり、自立させ
た前記自立袋側壁部に相当する部位に、補強材を貼着す
ることによって、自立性を向上させるものである。前記
補強材の貼着は、前記複合フィルムの外面に貼着するま
たは前記前記複合フィルムの層間に挟入するものであ
る。前記補強材は、そのいずれかの面に粘着剤が塗布さ
れているものである。図1は、本発明の自立袋の実施例
を示す、(a)斜視図、(b)注出口を装着した斜視
図、(b)本発明の自立袋の別の実施例を示す斜視図で
ある。図2は、本発明の自立袋の構造を説明する、
(a)図1におけるX1 −X1 部断面図、(b)Y部拡
大図で補強材を複合フィルムの層間に設けた例、(c)
Y部拡大図で補強材を複合フィルムの外面に貼着した
例、(d)積層体の展開図である。図3は、本発明の自
立袋の別の構造を説明する、(a)図1(c)のX2
2 部断面図、(b)Y部拡大図で補強材を複合フィル
ムの層間に設けた例、(c)Y部拡大図で補強材を複合
フィルムの外面に貼着した例、(d)前面部材または後
面部材の正面図、(e)側面部材の正面図である。
(f)製袋時の各部材の位置を示す上面図である。図4
は、本発明の自立袋を形成する積層体の実施例を示す、
(a)補強部、(b)非補強部のそれぞれの断面図であ
る。図5は、本発明の自立袋を形成する別の積層体の実
施例を示す、(a)補強部、(b)非補強部のそれぞれ
の断面図である。図6は、本発明の自立袋の補強材の貼
着工程に用いる装置の実施例を示す、(a)装置の概念
図、(b)Y3 部拡大図である。図7は、本発明の自立
袋に装着する注出口についての説明図で、(a)実施例
を示す、注出口本体、蓋体、及び装着する袋の一部を示
す斜視図、(b)注出口の別の実施例を示す斜視図であ
る。
【0006】本発明の自立袋は、図1(a)に示すよう
に、側壁部に補強材10aが貼着しているもので、貼着
は、袋の外面であってもよいし、また袋を形成する複合
フィルムの層間であってもよい。例えば,従来のサイド
ガセットタイプの自立袋は、柔軟な複合フィルムからな
る前面部材、後面部材、側面部材とからなり、該自立袋
に内容物を充填して自立させた時に側壁部が膨らみ自立
性が悪いケースが多かった。そこで、本発明者は、前記
複合フィルムの自立袋とした時に側壁部に位置する部位
の層間に紙等の剛性を有する材料からなる補強材を挟着
するかまたは、複合フィルムの外面に補強材を貼着する
ことによって、自立袋の自立性を向上させることが可能
であることに想到し、種々の検討、実験を行い、本発明
を完成した。
【0007】本発明の自立袋における補強材の貼着は、
図1(a)または図1(b)に示すように、自立袋の周
囲全体に貼着してもよいし、図1(c)に示すように、
自立袋の前面、後面および側面の端部を除いてそれぞれ
に設けてもよい、例えば、前記自立袋の周囲全体に補強
材を貼着する場合には、図2(b)に示すように折り罫
7を設けて袋の形成を容易にする。また、前記自立袋の
前面、後面および側面の端部を除いてそれぞれに補強材
を設けるには、図3(d)、図3(e)、図3(f)に
示すように、それぞれの部材の端部を除いて補強材を貼
着するものとし、かつ、図3(f)に示すように、側面
部材を2つ折りして製袋できるように、側面部材の中央
に折り罫7を設けることが望ましい。
【0008】また、前記補強材を、図2(b)または図
3(b)に示すように複合フィルムの層間に挟入しても
良いし、また、図2(c)または図3(c)に示すよう
に複合フィルムの外面に貼着してもよい。
【0009】本発明の自立袋は複合フィルムにより形成
され、その自立性を向上させるために補強材を貼着させ
るものである。前記複合フィルムは、少なくとも片面が
熱融着性を有する材質からなる2層以上のラミネートフ
ィルムである。前記複合フィルムとしては、例えば、 (A)表面層/接着層/熱融着層 (B)表面層/接着層/中間層/接着層/熱融着層 のような構成であり、本発明の補強材を挟入すると (A′)補強材基材/粘着剤層/表面層/接着層/熱融
着層 (B′)表面層/接着層/補強材基材/粘着剤層/中間
層/接着層/熱融着層 のような構成となる。
【0010】前記表面層としては、二軸延伸ポリプロピ
レンフィルム(OPP) 、二軸延伸ポリエステルフィルム(P
ET) 、二軸延伸ナイロンフィルム(ON)、ポリカーボネー
トフィルム(PC)等のプラスチックフィルム、セロファ
ン、あるいは、前記プラスチックフィルムにアルミニウ
ム等の金属、または、酸化珪素、酸化アルミニウム等の
酸化物を蒸着したフィルムを用いることができる。
【0011】前記接着層としては、エチレン・アクリル
酸共重合体(EEA) 、エチレン・メタクリル酸共重合体(E
MAA)、アイオノマー等を接着性樹脂とするサンドイッチ
ラミネーション法により形成される層、接着剤を用いて
ラミネートするドライラミネート法またはウェットラミ
ネート法により形成される層である。
【0012】本発明の自立袋における補強材は、紙、合
成紙、不織布等の補強材の基体に肩面に印刷を施し、他
の面に粘着剤を塗布して形成される。前記基体15とし
ては、印刷適性をはじめ、剛性、ラミネート適性等の加
工性、また、コストの点等から60〜300 g/m2の厚さの紙
を用いることが望ましい。紙の厚さが 60 g/m2未満の場
合、望ましい剛性が得にくく、また、紙の厚さが300 g/
m2を超えると、製袋時等の加工性が悪くなる。補強材に
用いられる前記粘着剤としては、アクリル樹脂、合成ゴ
ム、天然ゴム等を主成分とする粘着剤を用いることがで
きる。前記粘着剤を塗布面には、剥離紙をラミネート
し、本発明の補強材とするために所定の形状にラベル抜
きを行う。ラベル抜きによって、前記補強材部分のみが
剥離紙の上に残り、他の部分は除去される。また、前記
粘着剤として、加熱により粘着性を発現する感熱性粘着
剤を用いてもよい。感熱性粘着剤は、塗布後に粘着性を
示さないため、剥離紙を必要としないが、複合フィルム
への貼着の際には、該感熱性粘着剤を加熱して、活性化
して粘着性を発現させる。
【0013】前記中間層は、複合フィルムとしての強度
の向上、水蒸気、酸素等のガスに対するバリア性向上の
目的のために、表面層と熱融着層との間に積層するが、
該中間層は2層以上とすることもできる。中間層として
は、具体的には、二軸延伸ポリプロピレンフィルム、二
軸延伸ポリエステルフィルム、二軸延伸ナイロンフィル
ム、ポリカーボネートフィルム、エチレン・酢酸ビニル
共重合体のケン化物(EVOH)等のプラスチックフィルム、
セロファン、あるいは、前記プラスチックフィルムにア
ルミニウム等の金属、または、酸化珪素、酸化アルミニ
ウム等の酸化物を蒸着したフィルムを用いることができ
る。
【0014】本発明の自立袋を形成する複合フィルムに
積層する熱融着層としては、袋として必要な、ヒートシ
ール強度が得られ、また、その上端部に前記合成樹脂製
の成形注出口を装着する場合には、前記注出口の接着基
部への熱接着が可能なものとする。熱融着層として用い
られるものは、キャストポリプロピレン、(CPP) 、線状
低密度ポリエチレン(LLDPE) 、低密度ポリエチレン(LDP
E)、アイオノマー、エチレン・メタクリル酸共重合体(E
MAA)、ポリエステル(PET) 等のフィルムをラミネートす
るか、またはこれらの樹脂を押出し法により、前記中間
層の面等に形成してもよい。
【0015】本発明の自立袋に用いる補強材は、自立袋
の側壁部の剛性を増して自立性を向上させるためのもの
であり、その材質としては、紙、不織布、合成紙等を用
いることができるが、加工性の良さ、コスト等の面から
60〜300 g/m2の紙が好適に用いられる。紙の厚さが60g/
m2未満の場合には、本発明の課題である自立性の向上効
果が殆ど期待できない。また、前記紙の厚さが300 g/m2
を超えると、製袋工程において折り曲げ適性が悪く、袋
としての成形性が悪くなる。
【0016】本発明の自立袋には、合成樹脂製の成形注
出口を装着することができる。前記注出口としては、例
えば、図7(a)に示すような形状の注出口である。第
1のフランジ部21に対し、その一方側に袋本体の内側
に取り付けられる接着基部22をまた他方側に、袋の外
側にある注出口筒部23を設けてなる注出口本体20を
合成樹脂で一体に成形する注出口において、前記第1の
フランジ部21の下方に設けた前記接着基部22は、袋
の2辺間にあって2辺が接着しやすくして密封性が保て
るようにした底面視においてシャトル形状であり、該シ
ャトル形状の接着基部には、図7(b)に示すように閉
塞防止リブが設けられていてもよい。
【0017】本発明の自立袋の製造方法について説明す
る。第1の方法は、前記複合フィルムにおける中間層の
外面側に絵柄を印刷する。別に、補強材の基体に、補強
材とする部分に印刷を行い、裏面に粘着剤をコート後、
抜き加工により補強材を形成する。得られた補強材を前
記中間層の外面に、自立袋とした場合に側壁部となる部
位に貼着する。
【0018】本発明の自立袋において、補強材を加工す
る際に、該補強材の被印刷体に、絵柄部と非絵柄部とを
有する版を用いて印刷する。本発明の説明において、自
立袋の側壁部に補強材として貼着する部分を絵柄部とし
て、また、前記補強材を打ち抜いた後のスケルトン部分
を非絵柄部として記載することがある。ただし、前記絵
柄部は補強材として用いる領域を指すものであって絵柄
はあっても無くてもよい。次いで、中間層の前記補強材
を貼着した面に基材フィルムを接着性樹脂を用いたサン
ドイッチラミネーション法(以下、SL法) またはドライ
ラミネーション法( 以下、DL法) により積層する。つづ
いて、中間層の補強材を貼着しない面に、熱融着層をEC
またはDL法により順次貼り合わせて積層体を得る。得ら
れた積層体を所定の巾にスリットする。得られた所定の
巾の積層体を用いて、製袋機械または自動製袋包装機等
により製袋することによって、側壁部に相当する部位に
ある複合フィルムの層間に補強材が積層された自立袋と
することができる。
【0019】本発明の自立袋における第2の方法は、自
立袋を形成する複合フィルムの外面に補強材を貼着する
方法である。その方法は、例えば、前記中間層の外面側
に絵柄を印刷をし、該印刷面に基材フィルムをEC法また
はDL法によりラミネートする。次いで、中間層の非印刷
面に熱融着層をSL法またはDL法によりラミネートして複
合フィルムとする。別に補強材の基体に、補強材とする
部分に印刷を行い、裏面に粘着剤をコート後抜き加工に
より補強材を形成する。得られた補強材を前記複合フィ
ルムの外面に貼着することによって積層体を得る。得ら
れた積層体を所定の巾にスリットする。得られた所定の
巾の積層体を用いて、製袋機械または自動製袋包装機等
により製袋することによって、側壁部に相当する部位に
ある複合フィルムの層間に補強材が積層された自立袋と
することができる。前記第2の方法における積層体への
補強材への貼着は、スリットの前であっても良い。
【0020】また、本発明においては、補強材の基体の
表面に絵柄を印刷し、その裏面に、感熱粘着剤を塗布乾
燥した補強材を、貼着の直前に活性化して粘着性を発現
させた後、前記補強材を自立袋を形成する複合フィルム
の層間または外面の所定の場所に貼着することもでき
る。この場合には、次のような貼着装置を用いることに
より、効率よくまた安定して所定の位置に補強材を貼着
できる。前記装置は、図6(a)に示すように、断裁さ
れた補強材を供給する場合には、そのスタッキング部
と、該スタッキング部から搬送コンベア上に所定の列数
の補強材を一定間隔に供給する機構とする。また、搬送
コンベアの搬送面の先端には補強材のストッパーを備
え、一方、ロール状の基材フィルムまたは積層体となっ
た複合フィルム(以下、基材ロール)が補強材貼着面を
前記ストッパー側にして流れている。また、補強材1に
塗布された感熱粘着剤16を活性化させる加熱源を有す
る活性化部63を設ける。なお、感熱粘着剤16の活性
化は、熱風、赤外線などにより塗布面を加熱することに
よりなされる。
【0021】前記装置KMは、図6(a)は、断裁され
た補強材1を供給する場合の装置の概念図であり、その
補強材ストッカー部61と、該ストッカー部61から搬
送コンベア62上に所定の列数の補強材1を一定間隔に
供給する機構とする。また、搬送コンベア62の搬送面
の先端には補強材のストッパー64を設ける。該ソトッ
パーは、制御される変位部に連動しており、該変位部
は、基材ロールの流れにおいて、補強材を基材ロールの
所定の面にタイミングよく貼着させるように制御によ
り、前記ストッパー64が前記補強材1を停止状態にし
たり、開放状態にして補強材を基材ロール66に移動可
能にしたりするものである。一方、巻き返し機60とし
てロール状の基材フィルムまたは基材フィルムと中間層
との積層体である基材ロール66が補強材貼着面を前記
ストッパー側にして流れている。
【0022】補強材1の貼着は、先ず、前記該ストッカ
ー部61から搬送コンベア62上に所定の列数の補強材
1を、図6(b)に示すように、その感熱粘着剤16の
塗布面を上にして一定間隔に供給する。コンベア62の
移送部の上部にある活性化部により、前記感熱粘着剤層
16を加熱し粘着性を発現する。粘着性を発現した補強
材1は、コンベアの先端にあるストッパーにより、移動
を停止され、後述の貼着のタイミングにより基材ロール
に貼着される。前記巻き返し機60における前記基材ロ
ールの流れは連続的であっても、また間欠的であっても
よい。そして装置の制御部は、前記基材ロールの印刷部
の位置を検知部68において検知して、補強材1を貼着
するタイミングを前記ストッパー64の変位部に信号を
送る。そして、貼着のタイミングの信号を受信した変位
部は、停止しているストッパー64を直ちに開放状態に
切替え、補強材1は、基材ロール66の所定の位置に貼
着される。貼着方法は、ジェットエアー、機械的プッシ
ャー等の方法のいずれでもよい。また。補強材1の貼着
後、基材ロール66と補強材1とをピンチロール65な
どにより加圧して貼着を確実にする。前記補強材の貼着
する面が、複合フィルムの基材層の面または、中間層の
面である場合には、前記補強材を貼着した面に中間層を
ラミネートする仕様では、中間層をラミネートし、そし
て、熱融着層をラミネートして積層体とした後、前述し
たように、自立袋の製袋機または自動包装機により成形
製袋することによって、自立性のよい袋となる。また、
前記補強材の貼着する面が、複合フィルムの外面である
場合には、前記貼着面を確実に固着後、どうように、製
袋機または包装機にかけることにより自立性のよい袋が
得られる。
【0023】本発明の自立袋の上端には、図1(b)に
示すように合成樹脂を用いて射出成形した注出口を設け
ることができる。前記注出口の形状は、例えば、図7
(a)に示すように、第1のフランジ部21に対し、そ
の一方側に袋本体の内側に取り付けられる接着基部22
を、また、他方側には袋の外側にある注出口筒部23を
設けてなる注出口本体を合成樹脂を用いて一体に成形
し、該注出口本体20にキャップSを螺合してなるもの
であって、注出口本体20の前記第1のフランジ部21
の下方に設けた接着基部22は、袋の2辺間にあって2
辺が接着し易くして密封性が保てるように底面視におい
てシャトル形状であり、また、前記注出口筒部23に
は、必要に応じて第2、第3のフランジ部23、24あ
るいはキャップSとの螺合のためのねじ26等を設けて
もよい。前記注出口の袋への装着は図7(a)に示すよ
うに、袋の上端部のヒートシールの際に、シール部5の
一部を未シール部5Nとしておき、前記注出口本体20
の接着基部22を該未シール部5Nに挿入した後、未シ
ール部5Nのフィルムの外面から加熱加圧することによ
って、袋に注出口本体20を密封シール状態に装着する
ことができる。また、図7(b)に示すように、前記接
着基部22の下部に延長片27を設け、該延長片27に
連結して閉塞防止リブ28を設けることができる。前記
延長片4ケの先端同士を互いに懸架し、それぞれ懸架し
た部分を延長した断面十字型の延長リブを設けることに
よって内容物の取り出し時における袋の閉塞を防止でき
る。
【0024】
【実施例】次に、本発明を実施例により、さらに具体的
に説明する。 〔実施例1〕片面コート紙(三菱製紙株式会社製 片ア
ート坪量:157 g/m2)のコート面に多色グラビア印刷方
式により絵柄を印刷した絵柄部を形成した。該絵柄部を
形成した面の裏面に粘着コート(日東電工株式会社製 5
00番)を行い、剥離紙70g/m2と貼り合わせた。次に、前
記片面コート紙に形成した絵柄部の外周に沿って、ロー
タリーダイカッターにてラベル抜き加工を行い補強材と
する部材を形成した。次に、中間層となるアルミ蒸着フ
ィルム(東洋メタライジング株式会社製 1100:12μm
厚)の蒸着面に絵柄を印刷し、該蒸着面側に上記方式に
より作成した補強材を部分的に貼り込みを行った。次い
で、20μm厚の延伸ポリプロピレン(OPP) フィルム(二
村化学工業株式会社製 FONA)にアンカーコート剤とし
てイソシアネートを塗布した面と、前記アルミ蒸着フィ
ルムの補強材張り込み面とを20μmの厚さのポリエチレ
ン樹脂を接着性樹脂としてSL法によりラミネートした。
続いて、前記アルミ蒸着フィルムの非蒸着面にイソシア
ネート系のアンカーコート剤を塗布し、この塗布面に30
μmの厚さの線状低密度ポリエチレン樹脂(三井石油化
学工業株式会社製 15100C)を押出して熱融着層を形成
して積層体を得た。
【0025】得られた積層体の構成について、補強剤積
層部分と補強材のない部分とを略号によって示すと次の
通りである。 補強層部分 OPP20/AC/ 絵柄印刷/ コート紙157/粘着剤/ 絵柄印刷/V
MPET12/AC/LLDPE30 非補強層 OPP20/AC/PE20/VMPET12/AC/LLDPE30 〔略号 OPP:2軸延伸ポリプロピレンフィルム、VMPET:
アルミニウム蒸着ポリプロピレンフィルム、AC: アンカ
ーコート、LLDPE:線状低密度ポリエチレン樹脂、また略
号の後の数字はいずれも厚さ( μm) を示す。但し、紙
はg/m2である。〕そして得られた積層体を所定の巾にス
リットした巻き取りを縦形ガセツトピロー包装機(株式
会社 川島製作所製)にセットし、自立袋の成形、内容
物の充填および密封シールを行ったところ、自立袋製の
高いガセット袋が得られた。
【0026】また、上記多層フィルムの巻き取りを製袋
機(株式会社 西部製作所製)にセットし、包装体の成
形及び包装体のシールを行ったところ、自立性の高いガ
セット袋が得られた。
【0027】〔実施例2〕補強材の基体となる片面コー
ト紙(三菱製紙株式会社製 片アート 坪量:157 g/
m2)のコート面に多色グラビア印刷方式により絵柄部を
形成するとともに、非印刷面に粘着コート(日東電工株
式会社製 500番)を行い、剥離紙紙70g/m2と貼り合わ
せた。次に、補強材となる前記コート紙の前記絵柄部の
外周に沿って、ロータリーダイカッターにて半抜き加工
により補強材部を形成した。次に、アルミ蒸着フィルム
(東洋メタライジング株式会社製 1100:12μm厚)の
蒸着面に絵柄を印刷を施した。次いで、20μm厚の延伸
ポリプロピレン(OPP) フィルム(二村化学株式会社製FO
NA)にイソシアネート系アンカーコート剤を塗布した。
そして、ポリエチレン樹脂を接着層として20μm押出
し、蒸着フィルムの印刷面と貼り合わせを行った。続い
て、蒸着フィルムの非蒸着面にイソシアネート系アンカ
ーコート剤を塗布し、この塗布面に30μm厚の線状低密
度ポリエチレン樹脂(三井石油化学工業株式会社製 15
100C)を押出して熱融着層を形成して、自立袋を形成す
る複合フィルムを得た。該複合フィルムの外面の延伸ポ
リプロピレン側に前記補強材を貼着して自立袋を形成す
る積層体を得た。
【0028】以上説明した積層体の構成を材質の略号に
より示すと次の通りである。 補強層 絵柄印刷/ コート紙157/粘着剤/OPP/AC/PE20/ 絵柄印刷
/VMPET12/AC/LLDPE30 非補強層 OPP20/AC/PE20/VMPET12/AC/LLDPE30
【0029】以上の工程によって形成された多層フィル
ムの巻き取りを縦型ガセットピロー機(株式会社 川島
製作所製)にセットし、包装体の成形、包装体の内容物
の充填および包装体のシールを行ったところ、自立性の
高いガセット袋が得られた。また、上記多層フィルムの
巻き取りを製袋機(株式会社 西部製作所製)にセット
し、包装体の成形及び包装体のシールを行ったところ、
自立性の高いガセット袋が得られた。
【0030】
【発明の効果】本発明の自立袋は、従来の自立袋と比較
して、その自立性を向上させることが可能となった。自
立袋に貼着させる補強材には粘着層が設けられており、
複合フィルムのラミネート工程において層間に挿入した
り、また、複合フィルムを形成後、その表面に貼着する
ことにより積層体にすることができるので製造が容易で
ある。また、自立袋の側壁部が本発明の補強材の貼着に
よって剛性が向上したために、使用者が自立袋の胴部を
手で掴んでも、内容物が飛び出すことがなくなって、安
心して使用できるようになった。前記補強材に印刷が可
能なので、シリーズ展開をする商品における多数のバリ
エーションを表示する際には、前記補強材の基材にバリ
エーションの絵柄、文字等を印刷することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自立袋の実施例を示す、(a)斜視
図、(b)注出口を装着した斜視図、(b)本発明の自
立袋の別の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の自立袋の構造を説明する、(a)図1
におけるX1 −X1 部断面図、(b)Y1 部拡大図で補
強材を複合フィルムの層間に設けた例、(c)Y1 部拡
大図で補強材を複合フィルムの外面に貼着した例、
(d)積層体の展開図である。
【図3】本発明の自立袋の別の構造を説明する、(a)
図1におけるのX2 −X2 部断面図、(b)Y2 部拡大
図で補強材を複合フィルムの層間に設けた例、(c)Y
2 部拡大図で補強材を複合フィルムの外面に貼着した
例、(d)前面部材または後面部材の正面図、(e)側
面部材の正面図である。(f)製袋時の各部材の位置を
示す上面図である。
【図4】本発明の自立袋を形成する積層体の実施例を示
す、(a)補強部、(b)非補強部のそれぞれの断面図
である。
【図5】本発明の自立袋を形成する別の積層体の実施例
を示す、(a)補強部、(b)非補強部のそれぞれの断
面図である。
【図6】本発明の自立袋の補強材の貼着工程に用いる装
置の実施例を示す、(a)装置の概念図、(b)Y3
拡大図である。
【図7】本発明の自立袋に装着する注出口についての説
明図で、(a)実施例を示す、注出口本体、蓋体、及び
装着する袋の一部を示す斜視図、(b)注出口の別の実
施例を示す斜視図である。
【図8】各種自立袋を説明する、(a)スタンディング
パウチ、(b)サイドガセットタイプ自立袋、(C)上
下ガセットタイプ自立袋のそれぞれの斜視図である。
【符号の説明】
P 本発明の自立袋 S 注出口 1 補強材 2 前面部材または前面パネル 3 後面部材または後面パネル 4 側面部材または側面パネル 5 ヒートシール部 5N 未シール部 6 折り罫 10 自立袋を形成する積層体 10a 自立袋を形成する積層体の補強材挿入部または
貼着部 10b 自立袋を形成する積層体の非補強部 11 表面層 12 熱融着層 13 中間層 14 接着層 15 補強材基体 16 粘着層又は感熱粘着剤 17 インキ 20 注出口本体 21 第1のフランジ部 22 接着基部 23 筒部 24 第2のフランジ部 25 第3のフランジ部 26 ねじ 27 延長片 28 閉塞防止リブ 30 スタンディングパウチ 31 ヒートシール部 40 サイドガセットタイプの自立袋 41 ヒートシール部 42 注出口 50 上下ガセットタイプの自立袋 51 ヒートシール部 52 注出口 KM 補強材の貼着装置 60 巻き返し機 61 補強材ストッカー 62 コンベア 63 活性化部 64 ストッパー 65 ピンチロール 66 基材ロール等 67 巻取 68 検知部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも片面が熱融着性を有する2以
    上の層からなる複合フィルムを用いて製袋される自立袋
    であって、前記複合フィルムを用いて製袋された前記自
    立袋に内容物を充填して自立させた時に側面に位置する
    部位に、片面に粘着剤を塗布した補強材が貼着されてい
    ることを特徴とする自立袋。
  2. 【請求項2】前記粘着剤が感熱タイプの粘着剤であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の自立袋。
  3. 【請求項3】前記補強材が、片面に粘着剤を塗布した60
    〜200g/m2 の紙からなることを特徴とする請求項1に記
    載の自立袋。
  4. 【請求項4】前記補強材の貼着が、前記複合フィルムの
    層間部であることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の自立袋。
  5. 【請求項5】前記補強材の貼着が前記複合フィルムの外
    面に貼着されていることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の自立袋。
  6. 【請求項6】前記自立袋の上端に合成樹脂を用いて射出
    成型された注出口が装着されていることを特徴とする請
    求項1〜請求項3のいずれかに記載の自立袋。
  7. 【請求項7】少なくとも表面層、中間層、熱融着層を含
    む3以上の層からなる複合フィルムを用いて製袋される
    自立袋の製造方法であって、補強材の基体となる被印刷
    体に補強材となる部分には絵柄を印刷した絵柄部を形成
    し、前記被印刷体の裏面には粘着剤を塗布しつつ剥離紙
    をラミネート後、前記絵柄部をラベル抜き加工により補
    強材を形成し、別に印刷を施した前記中間層の該印刷面
    側の、自立袋とした時に側壁部となる部位に、前記補強
    材を貼着し、該補強材の貼着面に表面層、かつ、非貼着
    面に熱融着層を積層して得られる積層体を用いて製袋す
    ることを特徴とする自立袋の製造方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも表面層、中間層、熱融着層を
    含む3以上の層からなる複合フィルムを用いて製袋され
    る自立袋の製造方法において、補強材の基体となる被印
    刷体に補強材となる部分には絵柄を印刷した絵柄部を形
    成し、前記被印刷体の裏面には粘着剤を塗布しつつ剥離
    紙をラミネート後、前記絵柄部をラベル抜き加工をして
    補強材を形成し、該補強材を前記複合フィルムにより製
    袋された自立袋の側壁部に貼着したことを特徴とする自
    立袋の製造方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも表面層、中間層、熱融着層を
    含む3以上の層からなる複合フィルムを用いて製袋され
    る自立袋の製造方法において、補強材の基体となる被印
    刷体に補強材となる部分には絵柄を印刷した絵柄部を形
    成し、前記被印刷体の裏面には粘着剤を塗布しつつ剥離
    紙をラミネート後、前記絵柄部を半抜きし、前記複合フ
    ィルムにより自立袋を製袋する前に、自立袋とした時に
    側壁部となる部位に貼着した後に製袋することを特徴と
    する自立袋の製造方法。
  10. 【請求項10】少なくとも表面層、中間層、熱融着層を
    含む3以上の層からなる複合フィルムを用いて製袋され
    る自立袋の製造方法において、補強材の基体となる被印
    刷体に補強材となる部分には絵柄を印刷した絵柄部を形
    成し、前記被印刷体の裏面には感熱粘着剤を塗布乾燥
    し、前記複合フィルムにより自立袋を製袋する前または
    後に、自立袋とした時に側壁部となる部位に、前記感熱
    粘着剤を活性化させた補強材を所定の形状に打ち抜き、
    前記複合フィルムに貼着することを特徴とする自立袋の
    製造方法。
  11. 【請求項11】前記自立袋を製袋する工程において、袋
    本体の上部端縁部に合成樹脂の成型品からなる注出口を
    装着する工程を有することを特徴とする請求項8〜請求
    項10のいずれかに記載の自立袋の製造方法。
  12. 【請求項12】補強材の基体の表面に絵柄が設けられ、
    他面に感熱粘着剤を塗布乾燥したロール状の補強材の供
    給と該ロール状の補強材から所定の形状の補強材とする
    打ち抜き部、打ち抜かれた補強材をコンベア上に前記感
    熱粘着剤の塗布面を上に排出する供給部、移送コンベア
    および前記いずれかの位置に設けられる感熱粘着剤の活
    性化部、前記コンベアの先端に自立袋を形成する複合フ
    ィルムを積層したロール状フィルムを連続的または間欠
    的に移動させる巻き返し機、前記巻き返し機における前
    記ロール状フィルムの流れ位置を検知し、タイミングを
    とって前記複合フィルムの所定の位置に補強材を貼着す
    る機能の貼着部から構成されることを特徴とする補強材
    の貼着装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009083912A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Shinwa Sangyo Kk ピロー包装用原反及びピロー包装体
JP2014509564A (ja) * 2011-03-11 2014-04-21 ドイチェ ジジ−ヴェルケ ベトリープス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング パッケージング用の改善された複合システム
KR20170016084A (ko) * 2015-08-03 2017-02-13 대한민국(관리부서:국립수산과학원) 김 포장재 및 포장방법

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US9359119B2 (en) 2011-03-11 2016-06-07 Deutsche Sisi-Werke Betriebs Gmbh Composite system for packaging
KR20170016084A (ko) * 2015-08-03 2017-02-13 대한민국(관리부서:국립수산과학원) 김 포장재 및 포장방법
KR101725321B1 (ko) * 2015-08-03 2017-04-11 대한민국 김 포장재 및 포장방법

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