JP2000236679A - 電動機制御用電力変換装置の制御方法 - Google Patents
電動機制御用電力変換装置の制御方法Info
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- JP2000236679A JP2000236679A JP11036986A JP3698699A JP2000236679A JP 2000236679 A JP2000236679 A JP 2000236679A JP 11036986 A JP11036986 A JP 11036986A JP 3698699 A JP3698699 A JP 3698699A JP 2000236679 A JP2000236679 A JP 2000236679A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】慣性エネルギーの大きい負荷を備える電動機を
駆動する電動機制御用電力変換装置において、交流電源
から該電力変換装置を介して電動機を加減速運転する際
の該交流電源の電力を抑制する制御方法を提供する。 【解決手段】電動機制御用電力変換装置6の主回路を交
流リアクトル61,PWMコンバータ62,蓄電池6
4,PWMインバータ27で構成し、電動機3の加速運
転時のPWMインバータ27への入力電流の一部を蓄電
池64から供給し、また、電動機3の減速運転時のPW
Mインバータ27からの回生電流の一部を蓄電池64の
充電電流とすることにより、交流電源5からの電力を抑
制する。その結果、交流電源5の設備容量の増大を抑制
し、省エネルギーを図る。
駆動する電動機制御用電力変換装置において、交流電源
から該電力変換装置を介して電動機を加減速運転する際
の該交流電源の電力を抑制する制御方法を提供する。 【解決手段】電動機制御用電力変換装置6の主回路を交
流リアクトル61,PWMコンバータ62,蓄電池6
4,PWMインバータ27で構成し、電動機3の加速運
転時のPWMインバータ27への入力電流の一部を蓄電
池64から供給し、また、電動機3の減速運転時のPW
Mインバータ27からの回生電流の一部を蓄電池64の
充電電流とすることにより、交流電源5からの電力を抑
制する。その結果、交流電源5の設備容量の増大を抑制
し、省エネルギーを図る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遠心分離機,昇
降機など慣性モーメントの大きな負荷を駆動する電動機
に給電する電動機制御用電力変換装置の制御方法に関す
る。
降機など慣性モーメントの大きな負荷を駆動する電動機
に給電する電動機制御用電力変換装置の制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、この種の電動機制御用電力変換
装置(以下、単に電力変換装置とも称する)の従来例を
示す回路構成図である。図3において、1は商用電源,
エンジン発電機などの交流電源、2は電力変換装置、3
は電力変換装置2より給電される電動機、4は電動機3
の負荷を示す。この電力変換装置2は交流リアクトル2
1と、図示の如くトランジスタとダイオードとの逆並列
回路を例えば三相ブリッジ接続したPWMコンバータ2
2と、直流電流検出器23と、平滑コンデンサ24と、
平滑コンデンサ24の端子電圧を検出する直流電圧検出
器25と、抵抗26aとトランジスタ26bとからなる
抵抗放電回路26と、図示の如くトランジスタとダイオ
ードとの逆並列回路を例えば三相ブリッジ接続したPW
Mインバータ27と、PWMコンバータ22,トランジ
スタ26b,PWMインバータ27それぞれを交流電源
1の電圧位相,直流電流検出器23の検出値,直流電圧
検出器25の検出値などに基づいて制御する制御回路2
8とから構成されている。
装置(以下、単に電力変換装置とも称する)の従来例を
示す回路構成図である。図3において、1は商用電源,
エンジン発電機などの交流電源、2は電力変換装置、3
は電力変換装置2より給電される電動機、4は電動機3
の負荷を示す。この電力変換装置2は交流リアクトル2
1と、図示の如くトランジスタとダイオードとの逆並列
回路を例えば三相ブリッジ接続したPWMコンバータ2
2と、直流電流検出器23と、平滑コンデンサ24と、
平滑コンデンサ24の端子電圧を検出する直流電圧検出
器25と、抵抗26aとトランジスタ26bとからなる
抵抗放電回路26と、図示の如くトランジスタとダイオ
ードとの逆並列回路を例えば三相ブリッジ接続したPW
Mインバータ27と、PWMコンバータ22,トランジ
スタ26b,PWMインバータ27それぞれを交流電源
1の電圧位相,直流電流検出器23の検出値,直流電圧
検出器25の検出値などに基づいて制御する制御回路2
8とから構成されている。
【0003】図3に示した電力変換装置2の動作を以下
に説明する。先ず、図3に示した交流リアクトル21
と、PWMコンバータ22と、PWMコンバータ22を
構成する図示のトランジスタのオン,オフ位相を制御す
る制御回路28とにより、交流電源1から電力変換装置
2を見た力率をほぼ1にしつつ、直流電圧検出器25で
検出される平滑コンデンサ24の端子電圧を、例えば交
流電源1の電圧の波高値以上の所望の値に制御すること
ができる。電動機3が停止状態から加速運転になったと
きには、平滑コンデンサ24の端子電圧が入力されるP
WMインバータ27と、例えば電動機3のベクトル制御
も行う制御回路28とにより、PWMインバータ27が
所望の電圧,周波数の交流に変換しつつ電動機3に給電
することにより、電動機3は加速される。このとき、交
流電源1から電動機3の加速に必要な電力が供給され
る。
に説明する。先ず、図3に示した交流リアクトル21
と、PWMコンバータ22と、PWMコンバータ22を
構成する図示のトランジスタのオン,オフ位相を制御す
る制御回路28とにより、交流電源1から電力変換装置
2を見た力率をほぼ1にしつつ、直流電圧検出器25で
検出される平滑コンデンサ24の端子電圧を、例えば交
流電源1の電圧の波高値以上の所望の値に制御すること
ができる。電動機3が停止状態から加速運転になったと
きには、平滑コンデンサ24の端子電圧が入力されるP
WMインバータ27と、例えば電動機3のベクトル制御
も行う制御回路28とにより、PWMインバータ27が
所望の電圧,周波数の交流に変換しつつ電動機3に給電
することにより、電動機3は加速される。このとき、交
流電源1から電動機3の加速に必要な電力が供給され
る。
【0004】上述の加速運転状態が完了すると電動機3
は定速運転に入り、PWMコンバータ22からは電動機
3の駆動電流に基づく直流電流を供給する。また、電動
機3が定速運転状態から減速運転になったときには、P
WMインバータ27が所望の電圧,周波数の交流に変換
しつつ電動機3に給電することにより、電動機3は減速
される。このとき、電動機3の減速電流が回生電力とな
って、交流電源1に回生される。しかしながら、交流電
源1が例えばエンジン発電機の場合、周知の如く、僅か
の回生電力しか許容できないので、直流電流検出器23
が検出した回生電流が交流電源1の許容回生電力に基づ
く所定の値を越えないように、PWMコンバータ22と
制御回路28とにより交流電源1に回生される電力を制
限する。従って、残りの回生電流により平滑コンデンサ
24の端子電圧が上昇し、この上昇に伴って抵抗放電回
路26が動作状態となって、抵抗26aに前記残りの回
生電流に基づく電力を消費させ、平滑コンデンサ24の
端子電圧の上昇を抑制するようにしている。
は定速運転に入り、PWMコンバータ22からは電動機
3の駆動電流に基づく直流電流を供給する。また、電動
機3が定速運転状態から減速運転になったときには、P
WMインバータ27が所望の電圧,周波数の交流に変換
しつつ電動機3に給電することにより、電動機3は減速
される。このとき、電動機3の減速電流が回生電力とな
って、交流電源1に回生される。しかしながら、交流電
源1が例えばエンジン発電機の場合、周知の如く、僅か
の回生電力しか許容できないので、直流電流検出器23
が検出した回生電流が交流電源1の許容回生電力に基づ
く所定の値を越えないように、PWMコンバータ22と
制御回路28とにより交流電源1に回生される電力を制
限する。従って、残りの回生電流により平滑コンデンサ
24の端子電圧が上昇し、この上昇に伴って抵抗放電回
路26が動作状態となって、抵抗26aに前記残りの回
生電流に基づく電力を消費させ、平滑コンデンサ24の
端子電圧の上昇を抑制するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3に示した電動機3
の負荷4が慣性モーメントの大きな遠心分離機,昇降機
などの場合には、電動機3の加速運転時に交流電源1か
ら電力変換装置2を介して大きな電力(以下、加速ピー
ク電力と称する)を供給する必要があり、同様に、電動
機3の減速運転時に大きな電力(以下、回生ピーク電力
と称する)が電力変換装置2を介して交流電源1に回生
され、特に前記負荷4の生産性を高めるために、この加
速時間および減速時間を短縮しようとすると、加速,回
生ピーク電力により交流電源1の設備容量が増大すると
いう問題があった。また、交流電源1が例えばエンジン
発電機の場合には、上述の如く電動機3の減速運転時の
回生電流を消費する抵抗放電回路26の容量も増大する
という問題もあった。この発明の目的は、上記問題点を
解決する電動機制御用電力変換装置の制御方法を提供す
ることにある。
の負荷4が慣性モーメントの大きな遠心分離機,昇降機
などの場合には、電動機3の加速運転時に交流電源1か
ら電力変換装置2を介して大きな電力(以下、加速ピー
ク電力と称する)を供給する必要があり、同様に、電動
機3の減速運転時に大きな電力(以下、回生ピーク電力
と称する)が電力変換装置2を介して交流電源1に回生
され、特に前記負荷4の生産性を高めるために、この加
速時間および減速時間を短縮しようとすると、加速,回
生ピーク電力により交流電源1の設備容量が増大すると
いう問題があった。また、交流電源1が例えばエンジン
発電機の場合には、上述の如く電動機3の減速運転時の
回生電流を消費する抵抗放電回路26の容量も増大する
という問題もあった。この発明の目的は、上記問題点を
解決する電動機制御用電力変換装置の制御方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決を図るべ
く、請求項1ないし3の発明では、交流電源の電圧を整
流するPWMコンバータと、PWMコンバータの出力の
両端に接続される蓄電池と、蓄電池の端子電圧が入力さ
れ、端子電圧を所望の電圧・周波数の交流に変換して電
動機に供給するPWMインバータと、蓄電池の電圧を監
視し、PWMコンバータ,PWMインバータの制御を司
る制御回路とを備え、下記(1)、または(2)、もし
くは(3)のいずれかとする。 (1)運転準備として電動機の停止時には、PWMコン
バータの出力電流を所定の電流制限値以内に制御して蓄
電池を充電する。 (2) 電動機の加速運転時には、PWMコンバータの
出力電流を所定の電流制限値以内に制御してPWMイン
バータに供給し、PWMインバータが前記所定の電流制
限値以上の電流を必要とする場合は、必要量の電流を蓄
電池から供給する。 (3)電動機の定速運転時には、PWMコンバータの出
力電流を所定の電流制限値以内に制御してPWMインバ
ータに供給するとともに、蓄電池の状態に応じた充電を
行う。
く、請求項1ないし3の発明では、交流電源の電圧を整
流するPWMコンバータと、PWMコンバータの出力の
両端に接続される蓄電池と、蓄電池の端子電圧が入力さ
れ、端子電圧を所望の電圧・周波数の交流に変換して電
動機に供給するPWMインバータと、蓄電池の電圧を監
視し、PWMコンバータ,PWMインバータの制御を司
る制御回路とを備え、下記(1)、または(2)、もし
くは(3)のいずれかとする。 (1)運転準備として電動機の停止時には、PWMコン
バータの出力電流を所定の電流制限値以内に制御して蓄
電池を充電する。 (2) 電動機の加速運転時には、PWMコンバータの
出力電流を所定の電流制限値以内に制御してPWMイン
バータに供給し、PWMインバータが前記所定の電流制
限値以上の電流を必要とする場合は、必要量の電流を蓄
電池から供給する。 (3)電動機の定速運転時には、PWMコンバータの出
力電流を所定の電流制限値以内に制御してPWMインバ
ータに供給するとともに、蓄電池の状態に応じた充電を
行う。
【0007】また、請求項4の発明では、交流電源の電
圧を整流するPWMコンバータと、PWMコンバータの
出力の両端に接続される蓄電池および抵抗放電回路と、
蓄電池の端子電圧が入力され、端子電圧を所望の電圧・
周波数の交流に変換して電動機に供給するPWMインバ
ータと、蓄電池の電圧を監視し、PWMコンバータ,抵
抗放電回路,PWMインバータの制御を司る制御回路と
を備え、電動機の減速運転時には、PWMインバータの
回生電流を、所定電流制限値以内に制御されたPWMコ
ンバータを介して交流電源に回生し、PWMインバータ
からの回生電流が前記所定の電流制限値を越えた場合
は、所定の電流制限値を越えた分の電流により蓄電池を
充電し、さらに、蓄電池の端子電圧が充電完了電圧値を
越えた場合は、抵抗放電回路を動作させる。
圧を整流するPWMコンバータと、PWMコンバータの
出力の両端に接続される蓄電池および抵抗放電回路と、
蓄電池の端子電圧が入力され、端子電圧を所望の電圧・
周波数の交流に変換して電動機に供給するPWMインバ
ータと、蓄電池の電圧を監視し、PWMコンバータ,抵
抗放電回路,PWMインバータの制御を司る制御回路と
を備え、電動機の減速運転時には、PWMインバータの
回生電流を、所定電流制限値以内に制御されたPWMコ
ンバータを介して交流電源に回生し、PWMインバータ
からの回生電流が前記所定の電流制限値を越えた場合
は、所定の電流制限値を越えた分の電流により蓄電池を
充電し、さらに、蓄電池の端子電圧が充電完了電圧値を
越えた場合は、抵抗放電回路を動作させる。
【0008】さらに、請求項5の発明では、交流電源の
電圧を整流するPWMコンバータと、PWMコンバータ
の出力の両端に接続される蓄電池および抵抗放電回路
と、蓄電池の端子電圧が入力され、端子電圧を所望の電
圧・周波数の交流に変換して電動機に供給するPWMイ
ンバータと、蓄電池の電圧を監視し、PWMコンバー
タ,抵抗放電回路,PWMインバータの制御を司る制御
回路とを備え、運転準備として電動機の停止時には、P
WMコンバータの出力電流を第1電流制限値以内に制御
して蓄電池を充電し、電動機の加速運転時には、PWM
コンバータの出力電流を第2電流制限値以内に制御して
PWMインバータに供給し、PWMインバータが前記第
2電流制限値以上の電流を必要とする場合は、必要量の
電流を蓄電池から供給し、電動機の定速運転時には、P
WMコンバータの出力電流を第3電流制限値以内に制御
してPWMインバータに供給するとともに、蓄電池の状
態に応じた充電を行い、電動機の減速運転時には、PW
Mインバータの回生電流を、第4電流制限値以内に制御
されたPWMコンバータを介して交流電源に回生し、P
WMインバータからの回生電流が前記第4電流制限値を
越えた場合、前記第4電流制限値を越えた分の電流によ
り蓄電池を充電し、さらに、蓄電池の端子電圧が充電完
了電圧値を越えた場合は、抵抗放電回路を動作させる。
電圧を整流するPWMコンバータと、PWMコンバータ
の出力の両端に接続される蓄電池および抵抗放電回路
と、蓄電池の端子電圧が入力され、端子電圧を所望の電
圧・周波数の交流に変換して電動機に供給するPWMイ
ンバータと、蓄電池の電圧を監視し、PWMコンバー
タ,抵抗放電回路,PWMインバータの制御を司る制御
回路とを備え、運転準備として電動機の停止時には、P
WMコンバータの出力電流を第1電流制限値以内に制御
して蓄電池を充電し、電動機の加速運転時には、PWM
コンバータの出力電流を第2電流制限値以内に制御して
PWMインバータに供給し、PWMインバータが前記第
2電流制限値以上の電流を必要とする場合は、必要量の
電流を蓄電池から供給し、電動機の定速運転時には、P
WMコンバータの出力電流を第3電流制限値以内に制御
してPWMインバータに供給するとともに、蓄電池の状
態に応じた充電を行い、電動機の減速運転時には、PW
Mインバータの回生電流を、第4電流制限値以内に制御
されたPWMコンバータを介して交流電源に回生し、P
WMインバータからの回生電流が前記第4電流制限値を
越えた場合、前記第4電流制限値を越えた分の電流によ
り蓄電池を充電し、さらに、蓄電池の端子電圧が充電完
了電圧値を越えた場合は、抵抗放電回路を動作させる。
【0009】以上のように、この発明によれば、前記加
速ピーク電力の一部を蓄電池から供給し、同様に、前記
回生ピーク電力の一部により蓄電池を充電させることに
より、前記交流電源の設備容量および抵抗放電回路の容
量の低減を図るようにしている。
速ピーク電力の一部を蓄電池から供給し、同様に、前記
回生ピーク電力の一部により蓄電池を充電させることに
より、前記交流電源の設備容量および抵抗放電回路の容
量の低減を図るようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施の形態を
示す電動機制御用電力変換装置(以下、単に電力変換装
置とも称する)の回路構成図であり、図3に示した従来
例回路と同一機能を有するものには同一符号を付してい
る。すなわち図1において、5は商用電源,エンジン発
電機などの交流電源、6は電力変換装置を示し、この電
力変換装置6は交流リアクトル61と、図示の如くトラ
ンジスタとダイオードとの逆並列回路を例えば三相ブリ
ッジ接続したPWMコンバータ62と、直流電流検出器
63と、蓄電池64と、蓄電池64の端子電圧を検出す
る直流電圧検出器25と、抵抗65aとトランジスタ6
5bとからなる抵抗放電回路65と、PWMインバータ
27と、PWMコンバータ62,トランジスタ65b,
PWMインバータ27それぞれを交流電源5の電圧位
相,直流電流検出器63の検出値,直流電圧検出器25
の検出値などに基づいて制御する制御回路66と、PW
Mインバータ27の直流回路側の高周波インピーダンス
を低くするコンデンサ67とから構成されている。
示す電動機制御用電力変換装置(以下、単に電力変換装
置とも称する)の回路構成図であり、図3に示した従来
例回路と同一機能を有するものには同一符号を付してい
る。すなわち図1において、5は商用電源,エンジン発
電機などの交流電源、6は電力変換装置を示し、この電
力変換装置6は交流リアクトル61と、図示の如くトラ
ンジスタとダイオードとの逆並列回路を例えば三相ブリ
ッジ接続したPWMコンバータ62と、直流電流検出器
63と、蓄電池64と、蓄電池64の端子電圧を検出す
る直流電圧検出器25と、抵抗65aとトランジスタ6
5bとからなる抵抗放電回路65と、PWMインバータ
27と、PWMコンバータ62,トランジスタ65b,
PWMインバータ27それぞれを交流電源5の電圧位
相,直流電流検出器63の検出値,直流電圧検出器25
の検出値などに基づいて制御する制御回路66と、PW
Mインバータ27の直流回路側の高周波インピーダンス
を低くするコンデンサ67とから構成されている。
【0011】図1に示した電力変換装置6の動作を、図
2に示す波形図を参照ししつ、以下に説明する。図2に
示す時刻T0 以前、すなわち電動機3の停止時は、交流
リアクトル61と、PWMコンバータ62と、蓄電池6
4の端子電圧指令値と第1電流制限値(図2(ハ)のA
の値)とが設定される制御回路66とにより、PWMコ
ンバータ62が出力する端子電圧指令値に基づく直流電
圧で蓄電池64を充電し、その際、前記直流電圧より直
流電圧検出器25で検出される蓄電池64の端子電圧が
低い場合には、PWMコンバータ62が、設定される第
1電流制限値以内の直流電流になるように直流電流検出
器25の検出値に基づく制御を行いつつ、蓄電池を充電
する(図2(ロ)参照)。なお図2(ロ)の時刻T0 以
前の電動機3の停止時は、蓄電池64の端子電圧が前記
端子電圧指令値にほぼ等しくなった状態を示し、このと
きには蓄電池64の充電がほぼ完了した浮動充電状態に
あり、さらにこのときには、交流リアクトル61と、P
WMコンバータ62と、PWMコンバータ62を構成す
る図示のトランジスタのオン,オフ位相を制御する制御
回路66とにより、交流電源5から電力変換装置6を見
た力率をほぼ1にしている。
2に示す波形図を参照ししつ、以下に説明する。図2に
示す時刻T0 以前、すなわち電動機3の停止時は、交流
リアクトル61と、PWMコンバータ62と、蓄電池6
4の端子電圧指令値と第1電流制限値(図2(ハ)のA
の値)とが設定される制御回路66とにより、PWMコ
ンバータ62が出力する端子電圧指令値に基づく直流電
圧で蓄電池64を充電し、その際、前記直流電圧より直
流電圧検出器25で検出される蓄電池64の端子電圧が
低い場合には、PWMコンバータ62が、設定される第
1電流制限値以内の直流電流になるように直流電流検出
器25の検出値に基づく制御を行いつつ、蓄電池を充電
する(図2(ロ)参照)。なお図2(ロ)の時刻T0 以
前の電動機3の停止時は、蓄電池64の端子電圧が前記
端子電圧指令値にほぼ等しくなった状態を示し、このと
きには蓄電池64の充電がほぼ完了した浮動充電状態に
あり、さらにこのときには、交流リアクトル61と、P
WMコンバータ62と、PWMコンバータ62を構成す
る図示のトランジスタのオン,オフ位相を制御する制御
回路66とにより、交流電源5から電力変換装置6を見
た力率をほぼ1にしている。
【0012】次に、図2に示す時刻T0 で電動機3が加
速運転になったときには、蓄電池64の端子電圧が入力
されるPWMインバータ27と、蓄電池64の端子電圧
指令値と第2電流制限値(図2(ハ)のBの値)とが設
定され、例えば電動機3のベクトル制御を行う制御回路
66とにより、PWMインバータ27が所望の電圧,周
波数の交流に変換しつつ電動機3に給電することによ
り、図2(イ)に示す如く、電動機3は加速される。こ
のとき、交流電源1から電動機3の加速に必要な電力の
うち、図2に示す時刻T0 からT1 の区間では、PWM
コンバータ62の出力電流は前記第2電流制限値以下で
あるので、交流電源1からPWMコンバータ62を介し
て供給される(図2(ヘ)参照)。
速運転になったときには、蓄電池64の端子電圧が入力
されるPWMインバータ27と、蓄電池64の端子電圧
指令値と第2電流制限値(図2(ハ)のBの値)とが設
定され、例えば電動機3のベクトル制御を行う制御回路
66とにより、PWMインバータ27が所望の電圧,周
波数の交流に変換しつつ電動機3に給電することによ
り、図2(イ)に示す如く、電動機3は加速される。こ
のとき、交流電源1から電動機3の加速に必要な電力の
うち、図2に示す時刻T0 からT1 の区間では、PWM
コンバータ62の出力電流は前記第2電流制限値以下で
あるので、交流電源1からPWMコンバータ62を介し
て供給される(図2(ヘ)参照)。
【0013】また、図2に示す時刻T1 からT2 の区間
では、電動機3の加速運転に基づくPWMインバータ2
7への入力電流が、図2(ニ)に示す如く、第2電流制
限値を越えた状態になるので、PWMコンバータ62は
直流電流検出器63の検出値に基づく定電流制御を行
い、第2電流制限値を越えた分の前記入力電流を蓄電池
64より供給しつつ(図2(ホ)参照)、PWMインバ
ータ27により電動機を更に加速させる。なお図2
(ロ)に示す如く、蓄電池64の端子電圧は蓄電池64
が放電状態にあるので前記端子電圧指令値より低下し、
また、この区間(図2の区間T0 〜T2 )でも交流リア
クトル61と、PWMコンバータ62と、PWMコンバ
ータ62を構成する図示のトランジスタのオン,オフ位
相を制御する制御回路66とにより、交流電源5から電
力変換装置6を見た力率はほぼ1に制御されている。
では、電動機3の加速運転に基づくPWMインバータ2
7への入力電流が、図2(ニ)に示す如く、第2電流制
限値を越えた状態になるので、PWMコンバータ62は
直流電流検出器63の検出値に基づく定電流制御を行
い、第2電流制限値を越えた分の前記入力電流を蓄電池
64より供給しつつ(図2(ホ)参照)、PWMインバ
ータ27により電動機を更に加速させる。なお図2
(ロ)に示す如く、蓄電池64の端子電圧は蓄電池64
が放電状態にあるので前記端子電圧指令値より低下し、
また、この区間(図2の区間T0 〜T2 )でも交流リア
クトル61と、PWMコンバータ62と、PWMコンバ
ータ62を構成する図示のトランジスタのオン,オフ位
相を制御する制御回路66とにより、交流電源5から電
力変換装置6を見た力率はほぼ1に制御されている。
【0014】次に、電動機3が加速運転(図2の区間T
0 〜T2 )から定速運転(図2の時刻T2 )になったと
きには、PWMコンバータ62の出力電流である直流電
流検出器63の検出値が、制御回路66に設定される第
3電流制限値(図2(ハ)のCの値)以内の値となるよ
うにPWMコンバータ62を制御する。そして、かかる
制御がなされたPWMコンバータ62の出力電流をPW
Mインバータ27に供給し、PWMインバータ27によ
り電動機3を定速運転させつつ(図2(イ,ニ)参
照)、蓄電池64の端子電圧が充電完了電圧値に満たな
い場合には蓄電池64への充電も行う(図2(ヘ)参
照)。なお、この状態でも交流リアクトル61と、PW
Mコンバータ62と、PWMコンバータ62を構成する
図示のトランジスタのオン,オフ位相を制御する制御回
路66とにより、交流電源5から電力変換装置6を見た
力率はほぼ1に制御されている。
0 〜T2 )から定速運転(図2の時刻T2 )になったと
きには、PWMコンバータ62の出力電流である直流電
流検出器63の検出値が、制御回路66に設定される第
3電流制限値(図2(ハ)のCの値)以内の値となるよ
うにPWMコンバータ62を制御する。そして、かかる
制御がなされたPWMコンバータ62の出力電流をPW
Mインバータ27に供給し、PWMインバータ27によ
り電動機3を定速運転させつつ(図2(イ,ニ)参
照)、蓄電池64の端子電圧が充電完了電圧値に満たな
い場合には蓄電池64への充電も行う(図2(ヘ)参
照)。なお、この状態でも交流リアクトル61と、PW
Mコンバータ62と、PWMコンバータ62を構成する
図示のトランジスタのオン,オフ位相を制御する制御回
路66とにより、交流電源5から電力変換装置6を見た
力率はほぼ1に制御されている。
【0015】さらに、電動機3が定速運転(図2の区間
T2 〜T3 )から減速運転(図2の時刻T3 )になった
ときには、PWMインバータ27により電動機3を減速
運転させ、このときPWMコンバータ62は制御回路6
6に設定される第4電流制限値(図2(ハ)のDの値)
以内のPWMインバータ27からの回生電流に基づく値
をPWMコンバータ62を介して交流電源5に回生し
(図2(ヘ)参照)、この回生電流が、図2(ニ)に示
す如く、第4電流制限値を越えた状態では、直流電流検
出器63の検出値に基づくPWMコンバータ62の定電
流制御により、第4電流制限値を越えた分の回生電流に
より蓄電池64を時刻T3 〜T4 の区間充電される(図
2(ホ)参照)。この電動機3の減速運転は、図2に示
す時刻T5で終了し、電動機3は停止する(図2(イ)
参照)。なお図2(ロ)に示す如く、このときの蓄電池
64の端子電圧は、上述のPWMインバータ27からの
充電電流により、前記端子電圧指令値より上昇し、ま
た、この区間(T3 〜T5 )でも交流リアクトル61
と、PWMコンバータ62と、PWMコンバータ62を
構成する図示のトランジスタのオン,オフ位相を制御す
る制御回路66とにより、交流電源5から電力変換装置
6を見た力率はほぼ1に制御されている。
T2 〜T3 )から減速運転(図2の時刻T3 )になった
ときには、PWMインバータ27により電動機3を減速
運転させ、このときPWMコンバータ62は制御回路6
6に設定される第4電流制限値(図2(ハ)のDの値)
以内のPWMインバータ27からの回生電流に基づく値
をPWMコンバータ62を介して交流電源5に回生し
(図2(ヘ)参照)、この回生電流が、図2(ニ)に示
す如く、第4電流制限値を越えた状態では、直流電流検
出器63の検出値に基づくPWMコンバータ62の定電
流制御により、第4電流制限値を越えた分の回生電流に
より蓄電池64を時刻T3 〜T4 の区間充電される(図
2(ホ)参照)。この電動機3の減速運転は、図2に示
す時刻T5で終了し、電動機3は停止する(図2(イ)
参照)。なお図2(ロ)に示す如く、このときの蓄電池
64の端子電圧は、上述のPWMインバータ27からの
充電電流により、前記端子電圧指令値より上昇し、ま
た、この区間(T3 〜T5 )でも交流リアクトル61
と、PWMコンバータ62と、PWMコンバータ62を
構成する図示のトランジスタのオン,オフ位相を制御す
る制御回路66とにより、交流電源5から電力変換装置
6を見た力率はほぼ1に制御されている。
【0016】また、区間(T3 〜T5 )において、図2
(ハ)の太破線の電流制限値(=0)は、交流電源1が
例えばエンジン発電機の場合に設定される値であり、こ
のときには、図2(ヘ)の太破線に示す如く、この交流
電源5への回生電力をほぼ零にすることができる。その
結果、図2(ホ)の太破線に示す如く、蓄電池64への
充電電流が増大する。さらに区間(T3 〜T5 )におい
て、前記充電電流で蓄電池64の端子電圧が充電完了電
圧値を越えたときには直流電圧検出器25により、これ
を検知して抵抗放電回路65を動作させ、抵抗65aに
前記回生直流電流の一部に基づく電力を消費させ、蓄電
池64の端子電圧の上昇を抑制するようにしている。
(ハ)の太破線の電流制限値(=0)は、交流電源1が
例えばエンジン発電機の場合に設定される値であり、こ
のときには、図2(ヘ)の太破線に示す如く、この交流
電源5への回生電力をほぼ零にすることができる。その
結果、図2(ホ)の太破線に示す如く、蓄電池64への
充電電流が増大する。さらに区間(T3 〜T5 )におい
て、前記充電電流で蓄電池64の端子電圧が充電完了電
圧値を越えたときには直流電圧検出器25により、これ
を検知して抵抗放電回路65を動作させ、抵抗65aに
前記回生直流電流の一部に基づく電力を消費させ、蓄電
池64の端子電圧の上昇を抑制するようにしている。
【0017】上述の電力変換装置6の動作で明らかなよ
うに、図1に示す交流リアクトル61,PWMコンバー
タ62,抵抗放電回路65それぞれの容量は、制御回路
66に設定される前記第2電流制限値,第4電流制限値
により、図3に示す交流リアクトル21,PWMコンバ
ータ22,抵抗放電回路26に比して小さくすることが
できる。さらに制御回路66に設定される前記第2電流
制限値,第4電流制限値により、交流電源5への前記加
速,回生ピーク電力が抑制できるので、交流電源5の設
備容量の低減が図れる。
うに、図1に示す交流リアクトル61,PWMコンバー
タ62,抵抗放電回路65それぞれの容量は、制御回路
66に設定される前記第2電流制限値,第4電流制限値
により、図3に示す交流リアクトル21,PWMコンバ
ータ22,抵抗放電回路26に比して小さくすることが
できる。さらに制御回路66に設定される前記第2電流
制限値,第4電流制限値により、交流電源5への前記加
速,回生ピーク電力が抑制できるので、交流電源5の設
備容量の低減が図れる。
【0018】なお、図1に示した実施例回路において、
蓄電池64の端子電圧が周知の如く周囲温度などにより
変動するので、前記端子電圧指令値および充電完了電圧
値を蓄電池64の周囲温度などに基づいて補正すること
が、この電力変換装置6の制御方法と対して好適であ
る。また、図1に示した実施例回路では直流電流検出器
63を備えているが、この直流電流検出器63に代え
て、交流電源5から交流リアクトル61の経路に交流電
流検出器を備えることにより、上述と同様の制御を行う
ことができる。さらに、蓄電池64に代えて、近年その
単位容量が著しく増大したコンデンサ、例えば、スーパ
ーコンデンサなどを使用してもよい。
蓄電池64の端子電圧が周知の如く周囲温度などにより
変動するので、前記端子電圧指令値および充電完了電圧
値を蓄電池64の周囲温度などに基づいて補正すること
が、この電力変換装置6の制御方法と対して好適であ
る。また、図1に示した実施例回路では直流電流検出器
63を備えているが、この直流電流検出器63に代え
て、交流電源5から交流リアクトル61の経路に交流電
流検出器を備えることにより、上述と同様の制御を行う
ことができる。さらに、蓄電池64に代えて、近年その
単位容量が著しく増大したコンデンサ、例えば、スーパ
ーコンデンサなどを使用してもよい。
【0019】
【発明の効果】この発明の制御方法によれば電動機制御
用電力変換装置を構成する蓄電池により、交流電源の省
エネルギーが図れ、さらに、該電力変換装置を構成する
PWMコンバータ,抵抗放電回路の小型化,コストダウ
ンが計れる。特に交流電源がエンジン発電機などの場合
で、且つ電動機の負荷の慣性エネルギーが大きい場合の
電動機制御用電力変換装置の制御方法として好適であ
る。
用電力変換装置を構成する蓄電池により、交流電源の省
エネルギーが図れ、さらに、該電力変換装置を構成する
PWMコンバータ,抵抗放電回路の小型化,コストダウ
ンが計れる。特に交流電源がエンジン発電機などの場合
で、且つ電動機の負荷の慣性エネルギーが大きい場合の
電動機制御用電力変換装置の制御方法として好適であ
る。
【図1】この発明の実施の形態を示す電動機制御用電力
変換装置の回路構成図である。
変換装置の回路構成図である。
【図2】図1の動作を説明する波形図である。
【図3】従来例を示す電動機制御用電力変換装置の回路
構成図である。
構成図である。
1,5…交流電源、2,6…電力変換装置、3…電動
機、4…負荷、21,61…交流リアクトル、22,6
2…PWMコンバータ、23,63…直流電流検出器、
24…平滑コンデンサ、25…直流電圧検出器、26,
65…抵抗放電回路、27…PWMインバータ、28,
66…制御回路、64…蓄電池、67…コンデンサ。
機、4…負荷、21,61…交流リアクトル、22,6
2…PWMコンバータ、23,63…直流電流検出器、
24…平滑コンデンサ、25…直流電圧検出器、26,
65…抵抗放電回路、27…PWMインバータ、28,
66…制御回路、64…蓄電池、67…コンデンサ。
フロントページの続き (72)発明者 藤原 喜隆 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 吉田 雅和 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 5H006 AA00 BB05 CA01 CA07 CB01 DA02 DA04 DB02 DC02 DC05 FA02 5H007 AA00 BB06 CB05 CC01 CC12 DA03 DA06 DC02 DC05 EA02 5H576 AA07 AA20 BB02 BB03 BB10 CC04 CC05 CC06 DD02 DD04 DD05 EE01 EE09 EE11 GG04 GG05 HA02 HB02 HB10 JJ28 LL22 LL24 LL39
Claims (5)
- 【請求項1】交流電源の電圧を整流するPWMコンバー
タと、 PWMコンバータの出力の両端に接続される蓄電池と、 蓄電池の端子電圧が入力され、端子電圧を所望の電圧・
周波数の交流に変換して電動機に供給するPWMインバ
ータと、 蓄電池の電圧を監視し、PWMコンバータ,PWMイン
バータの制御を司る制御回路とを備え、 運転準備として電動機の停止時には、PWMコンバータ
の出力電流を所定の電流制限値以内に制御して蓄電池を
充電することを特徴とする電動機制御用電力変換装置の
制御方法。 - 【請求項2】交流電源の電圧を整流するPWMコンバー
タと、 PWMコンバータの出力の両端に接続される蓄電池と、 蓄電池の端子電圧が入力され、端子電圧を所望の電圧・
周波数の交流に変換して電動機に供給するPWMインバ
ータと、 蓄電池の電圧を監視し、PWMコンバータ,PWMイン
バータの制御を司る制御回路とを備え、 電動機の加速運転時には、PWMコンバータの出力電流
を所定の電流制限値以内に制御してPWMインバータに
供給し、PWMインバータが前記所定の電流制限値以上
の電流を必要とする場合は、必要量の電流を蓄電池から
供給することを特徴とする電動機制御用電力変換装置の
制御方法。 - 【請求項3】交流電源の電圧を整流するPWMコンバー
タと、 PWMコンバータの出力の両端に接続される蓄電池と、 蓄電池の端子電圧が入力され、端子電圧を所望の電圧・
周波数の交流に変換して電動機に供給するPWMインバ
ータと、 蓄電池の電圧を監視し、PWMコンバータ,PWMイン
バータの制御を司る制御回路とを備え、 電動機の定速運転時には、PWMコンバータの出力電流
を所定の電流制限値以内に制御してPWMインバータに
供給するとともに、蓄電池の状態に応じた充電を行うこ
とを特徴とする電動機制御用電力変換装置の制御方法。 - 【請求項4】交流電源の電圧を整流するPWMコンバー
タと、 PWMコンバータの出力の両端に接続される蓄電池およ
び抵抗放電回路と、 蓄電池の端子電圧が入力され、端子電圧を所望の電圧・
周波数の交流に変換して電動機に供給するPWMインバ
ータと、 蓄電池の電圧を監視し、PWMコンバータ,抵抗放電回
路,PWMインバータの制御を司る制御回路とを備え、 電動機の減速運転時には、PWMインバータの回生電流
を、所定の電流制限値以内に制御されたPWMコンバー
タを介して交流電源に回生し、PWMインバータからの
回生電流が前記所定の電流制限値を越えた場合は、所定
の電流制限値を越えた分の電流により蓄電池を充電し、
さらに、蓄電池の端子電圧が充電完了電圧値を越えた場
合は、抵抗放電回路を動作させることを特徴とする電動
機制御用電力変換装置の制御方法。 - 【請求項5】交流電源の電圧を整流するPWMコンバー
タと、 PWMコンバータの出力の両端に接続される蓄電池およ
び抵抗放電回路と、 蓄電池の端子電圧が入力され、端子電圧を所望の電圧・
周波数の交流に変換して電動機に供給するPWMインバ
ータと、 蓄電池の電圧を監視し、PWMコンバータ,抵抗放電回
路,PWMインバータの制御を司る制御回路とを備え、 運転準備として電動機の停止時には、PWMコンバータ
の出力電流を第1電流制限値以内に制御して蓄電池を充
電し、 電動機の加速運転時には、PWMコンバータの出力電流
を第2電流制限値以内に制御してPWMインバータに供
給し、PWMインバータが前記第2電流制限値以上の電
流を必要とする場合は、必要量の電流を蓄電池から供給
し、 電動機の定速運転時には、PWMコンバータの出力電流
を第3電流制限値以内に制御してPWMインバータに供
給するとともに、蓄電池の状態に応じた充電を行い、 電動機の減速運転時には、PWMインバータの回生電流
を、第4電流制限値以内に制御されたPWMコンバータ
を介して交流電源に回生し、PWMインバータからの回
生電流が前記第4電流制限値を越えた場合は、前記第4
電流制限値を越えた分の電流により蓄電池を充電し、さ
らに、蓄電池の端子電圧が充電完了電圧値を越えた場合
は、抵抗放電回路を動作させることを特徴とする電動機
制御用電力変換装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11036986A JP2000236679A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | 電動機制御用電力変換装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11036986A JP2000236679A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | 電動機制御用電力変換装置の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000236679A true JP2000236679A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12485085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11036986A Pending JP2000236679A (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | 電動機制御用電力変換装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000236679A (ja) |
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