JP2000236269A - 送信回路 - Google Patents
送信回路Info
- Publication number
- JP2000236269A JP2000236269A JP3836299A JP3836299A JP2000236269A JP 2000236269 A JP2000236269 A JP 2000236269A JP 3836299 A JP3836299 A JP 3836299A JP 3836299 A JP3836299 A JP 3836299A JP 2000236269 A JP2000236269 A JP 2000236269A
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- JP
- Japan
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- filter
- frequency
- input terminal
- transmission circuit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、携帯電話などの無線通信機器に用
いられる送信回路において、送信系での不要信号となる
IF周波数の高調波及び受信系での受信感度の劣化の原
因となる周波数を除去するために、IFのSAWフィル
タを使用して高減衰量を得るのではなく、必要な減衰量
を見い出し、IFフィルタを簡易なインダクタとコンデ
ンサで構成することにより、小型化と低コスト化を同時
に実現することを目的とするものである。 【解決手段】 アップミキサ18の平衡IF周波数入力
端子と直交変調器IC20の平衡出力端子との間に接続
されたIFフィルタ19をインダクタとコンデンサで構
成することにより、送信回路の小型化と低コスト化を同
時に実現できる。
いられる送信回路において、送信系での不要信号となる
IF周波数の高調波及び受信系での受信感度の劣化の原
因となる周波数を除去するために、IFのSAWフィル
タを使用して高減衰量を得るのではなく、必要な減衰量
を見い出し、IFフィルタを簡易なインダクタとコンデ
ンサで構成することにより、小型化と低コスト化を同時
に実現することを目的とするものである。 【解決手段】 アップミキサ18の平衡IF周波数入力
端子と直交変調器IC20の平衡出力端子との間に接続
されたIFフィルタ19をインダクタとコンデンサで構
成することにより、送信回路の小型化と低コスト化を同
時に実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話などの無
線通信機器に用いられる送信回路に関するものである。
線通信機器に用いられる送信回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、送信回路の中で、IF周波数の平
衡出力端子間に使用するIFフィルタは、SAWフィル
タが使用されていた。
衡出力端子間に使用するIFフィルタは、SAWフィル
タが使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】SAWフィルタを使用
した場合、小型化と低コスト化が困難になるという課題
があった。携帯電話などの無線通信機器において、小型
化と低コスト化が要求されている。
した場合、小型化と低コスト化が困難になるという課題
があった。携帯電話などの無線通信機器において、小型
化と低コスト化が要求されている。
【0004】本発明は、送信系での不要信号となるIF
周波数の高調波及び受信系での受信感度の劣化の原因と
なる周波数を除去するために、IFのSAWフィルタを
使用して高減衰量を得るのではなく、必要な減衰量を見
い出し、IFフィルタを簡易なインダクタとコンデンサ
で構成することにより、小型化と低コスト化を同時に実
現することを目的とするものである。
周波数の高調波及び受信系での受信感度の劣化の原因と
なる周波数を除去するために、IFのSAWフィルタを
使用して高減衰量を得るのではなく、必要な減衰量を見
い出し、IFフィルタを簡易なインダクタとコンデンサ
で構成することにより、小型化と低コスト化を同時に実
現することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明による送信回路は、アンテナ共用器と、前記ア
ンテナ共用器の入力端子とパワーアンプの出力端子との
間に接続されたアイソレータと、前記パワーアンプの入
力端子とドライバーアンプの出力端子との間に接続され
た第一の帯域通過型フィルタと前記ドライバーアンプの
入力端子と第二の帯域通過型フィルタの出力端子との間
に接続されたRFアンプと、前記帯域通過型フィルタの
入力端子に接続されたアップミキサと、前記アップミキ
サのローカル周波数入力端子に接続された第一のPLL
発振器と、前記アップミキサの平衡IF周波数入力端子
と直交変調器ICの平衡出力端子との間に接続されたI
Fフィルタと、前記直交変調器ICの入力端子に接続さ
れた第二のPLL発振器から構成された送信回路であっ
て、前記IFフィルタをインダクタとコンデンサで構成
したものである。
に本発明による送信回路は、アンテナ共用器と、前記ア
ンテナ共用器の入力端子とパワーアンプの出力端子との
間に接続されたアイソレータと、前記パワーアンプの入
力端子とドライバーアンプの出力端子との間に接続され
た第一の帯域通過型フィルタと前記ドライバーアンプの
入力端子と第二の帯域通過型フィルタの出力端子との間
に接続されたRFアンプと、前記帯域通過型フィルタの
入力端子に接続されたアップミキサと、前記アップミキ
サのローカル周波数入力端子に接続された第一のPLL
発振器と、前記アップミキサの平衡IF周波数入力端子
と直交変調器ICの平衡出力端子との間に接続されたI
Fフィルタと、前記直交変調器ICの入力端子に接続さ
れた第二のPLL発振器から構成された送信回路であっ
て、前記IFフィルタをインダクタとコンデンサで構成
したものである。
【0006】これにより、送信系での不要信号となるI
F周波数の高調波及び受信系での受信感度の劣化の原因
となる周波数を除去するために、IFのSAWフィルタ
を使用して高減衰量を得るのではなく、必要な減衰量を
見い出し、IFフィルタを簡易なインダクタとコンデン
サで構成することにより、小型化と低コスト化を同時に
実現できる。
F周波数の高調波及び受信系での受信感度の劣化の原因
となる周波数を除去するために、IFのSAWフィルタ
を使用して高減衰量を得るのではなく、必要な減衰量を
見い出し、IFフィルタを簡易なインダクタとコンデン
サで構成することにより、小型化と低コスト化を同時に
実現できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、アンテナ共用器と、前記アンテナ共用器の入力端子
とパワーアンプの出力端子との間に接続されたアイソレ
ータと、前記パワーアンプの入力端子とドライバーアン
プの出力端子との間に接続された第一の帯域通過型フィ
ルタと前記ドライバーアンプの入力端子と第二の帯域通
過型フィルタの出力端子との間に接続されたRFアンプ
と、前記帯域通過型フィルタの入力端子に接続されたア
ップミキサと、前記アップミキサのローカル周波数入力
端子に接続された第一のPLL発振器と、前記アップミ
キサの平衡IF周波数入力端子と直交変調器ICの平衡
出力端子との間に接続されたIFフィルタと、前記直交
変調器ICの入力端子に接続された第二のPLL発振器
から構成され、前記IFフィルタをインダクタとコンデ
ンサで構成した送信回路であり、送信系での不要信号と
なるIF周波数の高調波及び受信系での受信感度の劣化
の原因となる周波数を除去するために、IFのSAWフ
ィルタを使用して高減衰量を得るのではなく、必要な減
衰量を見い出し、IFフィルタを簡易なインダクタとコ
ンデンサで構成することにより、小型化と低コスト化を
同時に実現できるという作用を有する。
は、アンテナ共用器と、前記アンテナ共用器の入力端子
とパワーアンプの出力端子との間に接続されたアイソレ
ータと、前記パワーアンプの入力端子とドライバーアン
プの出力端子との間に接続された第一の帯域通過型フィ
ルタと前記ドライバーアンプの入力端子と第二の帯域通
過型フィルタの出力端子との間に接続されたRFアンプ
と、前記帯域通過型フィルタの入力端子に接続されたア
ップミキサと、前記アップミキサのローカル周波数入力
端子に接続された第一のPLL発振器と、前記アップミ
キサの平衡IF周波数入力端子と直交変調器ICの平衡
出力端子との間に接続されたIFフィルタと、前記直交
変調器ICの入力端子に接続された第二のPLL発振器
から構成され、前記IFフィルタをインダクタとコンデ
ンサで構成した送信回路であり、送信系での不要信号と
なるIF周波数の高調波及び受信系での受信感度の劣化
の原因となる周波数を除去するために、IFのSAWフ
ィルタを使用して高減衰量を得るのではなく、必要な減
衰量を見い出し、IFフィルタを簡易なインダクタとコ
ンデンサで構成することにより、小型化と低コスト化を
同時に実現できるという作用を有する。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のIFフィルタをアップミキサの整合回路を利用して構
成した送信回路であり、送信系での不要信号となるIF
周波数の高調波及び受信系での受信感度の劣化の原因と
なる周波数を除去するために、IFのSAWフィルタを
使用して高減衰量を得るのではなく、必要な減衰量を見
い出し、IFフィルタをミキサの整合回路のインピーダ
ンス素子を利用して、簡易なインダクタとコンデンサで
構成することにより、小型化と低コスト化を同時に実現
できるという作用を有する。
のIFフィルタをアップミキサの整合回路を利用して構
成した送信回路であり、送信系での不要信号となるIF
周波数の高調波及び受信系での受信感度の劣化の原因と
なる周波数を除去するために、IFのSAWフィルタを
使用して高減衰量を得るのではなく、必要な減衰量を見
い出し、IFフィルタをミキサの整合回路のインピーダ
ンス素子を利用して、簡易なインダクタとコンデンサで
構成することにより、小型化と低コスト化を同時に実現
できるという作用を有する。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のIFフィルタを低域通過型フィルタとするものであ
り、受信系のIF周波数が送信系のIF周波数より高い
場合に、IFフィルタを簡易なインダクタとコンデンサ
で構成することにより、小型化と低コスト化を同時に実
現できるという作用を有する。
のIFフィルタを低域通過型フィルタとするものであ
り、受信系のIF周波数が送信系のIF周波数より高い
場合に、IFフィルタを簡易なインダクタとコンデンサ
で構成することにより、小型化と低コスト化を同時に実
現できるという作用を有する。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
のIFフィルタを帯域通過型フィルタとするものであ
り、受信系のIF周波数が送信系のIF周波数より低い
場合に、IFフィルタを簡易なインダクタとコンデンサ
で構成することにより、小型化と低コスト化を同時に実
現できるという作用を有する。
のIFフィルタを帯域通過型フィルタとするものであ
り、受信系のIF周波数が送信系のIF周波数より低い
場合に、IFフィルタを簡易なインダクタとコンデンサ
で構成することにより、小型化と低コスト化を同時に実
現できるという作用を有する。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
のIFフィルタをトラップフィルタとするものであり、
送信系での不要信号となるIF周波数の高調波及び受信
系での受信感度の劣化の原因となる周波数を除去するた
めに、特定の周波数について必要な減衰量を見い出し、
IFフィルタを簡易なインダクタとコンデンサで構成す
ることにより、小型化と低コスト化を同時に実現すると
いう作用を有する。
のIFフィルタをトラップフィルタとするものであり、
送信系での不要信号となるIF周波数の高調波及び受信
系での受信感度の劣化の原因となる周波数を除去するた
めに、特定の周波数について必要な減衰量を見い出し、
IFフィルタを簡易なインダクタとコンデンサで構成す
ることにより、小型化と低コスト化を同時に実現すると
いう作用を有する。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
のIFフィルタを平衡端子間に直列もしくは並列に構成
したものであり、IFフィルタを簡易なインダクタとコ
ンデンサで構成することにより、小型化と低コスト化を
同時に実現するという作用を有する。
のIFフィルタを平衡端子間に直列もしくは並列に構成
したものであり、IFフィルタを簡易なインダクタとコ
ンデンサで構成することにより、小型化と低コスト化を
同時に実現するという作用を有する。
【0013】以下、本発明の一実施の形態について図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0014】(実施の形態1)図1、図2は、本発明の
第1の実施の形態について示したものである。図1にお
いて、10はアンテナ端子、11はアンテナ共用器、1
2はアイソレータ、13はパワーアンプ、14は第一の
帯域通過型フィルタ、15はドライバーアンプ、16は
RFアンプ、17は第二の帯域通過型フィルタ、18は
アップミキサ、19はIFフィルタ、20は直交変調器
IC、21は第一のPLL発振器、22は第二のPLL
発振器、23は受信系ブロック、24は直交復調IC、
25は信号処理器である。第二のPLL発振器22の発
振周波数を直交変調器IC20により変調を行い、アッ
プミキサ18で第一のPLL発振器21とミキシングを
行い、RFアンプ16、ドライバーアンプ15でRF信
号を増幅し、アンテナ共用器11を通してアンテナ端子
10より出力する。第一の帯域通過型フィルタ14と第
二の帯域通過型フィルタ17は送信帯域外の不要信号を
減衰させる。
第1の実施の形態について示したものである。図1にお
いて、10はアンテナ端子、11はアンテナ共用器、1
2はアイソレータ、13はパワーアンプ、14は第一の
帯域通過型フィルタ、15はドライバーアンプ、16は
RFアンプ、17は第二の帯域通過型フィルタ、18は
アップミキサ、19はIFフィルタ、20は直交変調器
IC、21は第一のPLL発振器、22は第二のPLL
発振器、23は受信系ブロック、24は直交復調IC、
25は信号処理器である。第二のPLL発振器22の発
振周波数を直交変調器IC20により変調を行い、アッ
プミキサ18で第一のPLL発振器21とミキシングを
行い、RFアンプ16、ドライバーアンプ15でRF信
号を増幅し、アンテナ共用器11を通してアンテナ端子
10より出力する。第一の帯域通過型フィルタ14と第
二の帯域通過型フィルタ17は送信帯域外の不要信号を
減衰させる。
【0015】図2において、28,29,32,33は
インダクタ、26,27,30,31,34,35,3
6はコンデンサであり、低域通過型フィルタの構成とな
っている。IFフィルタ19は、低域通過型フィルタで
あり、IF周波数の高調波及び送信系のIF周波数より
高い受信系のIF周波数のノイズレベルを減衰させてい
る。IF周波数の高調波を低減することで、送信系のア
ンテナ端子10における不要信号のレベルを減衰させる
ことができ、送信ローカルフィルタを除去することがで
き、小型化と低コスト化を実現している。さらに、送信
系における受信系のIF周波数を減衰させることで、送
信系から受信系への信号の回り込みによる受信感度の劣
化や、同一基板上に配置されている送信系と受信系の信
号の結合による感度劣化を防ぐことができる。また、I
Fフィルタをチップコンデンサ、チップインダクタで構
成することにより、SAWフィルタに比べて低コスト化
と小型化を実現している。
インダクタ、26,27,30,31,34,35,3
6はコンデンサであり、低域通過型フィルタの構成とな
っている。IFフィルタ19は、低域通過型フィルタで
あり、IF周波数の高調波及び送信系のIF周波数より
高い受信系のIF周波数のノイズレベルを減衰させてい
る。IF周波数の高調波を低減することで、送信系のア
ンテナ端子10における不要信号のレベルを減衰させる
ことができ、送信ローカルフィルタを除去することがで
き、小型化と低コスト化を実現している。さらに、送信
系における受信系のIF周波数を減衰させることで、送
信系から受信系への信号の回り込みによる受信感度の劣
化や、同一基板上に配置されている送信系と受信系の信
号の結合による感度劣化を防ぐことができる。また、I
Fフィルタをチップコンデンサ、チップインダクタで構
成することにより、SAWフィルタに比べて低コスト化
と小型化を実現している。
【0016】なお、本実施の形態では、低域通過型フィ
ルタの構成としたが、トラップフィルタ、帯域通過型フ
ィルタを構成してもよい。
ルタの構成としたが、トラップフィルタ、帯域通過型フ
ィルタを構成してもよい。
【0017】(実施の形態2)図3は、本発明の第2の
実施の形態について示したものである。図3において、
37,38はインピーダンス素子で、アップミキサ18
の整合回路である。インピーダンス素子37とインピー
ダンス素子39で直列共振のトラップフィルタを構成
し、インピーダンス素子40とインピーダンス素子3
7,38,39の合成インピーダンスで直列共振のトラ
ップフィルタを構成している。共振周波数を送信系のI
F周波数の高調波や、受信系のIF周波数に設計するこ
とで、ミキサの整合回路を利用してトラップフィルタを
構成することができる。これにより、IFフィルタを構
成するコンデンサ、インダクタの部品点数が削減され、
小型化と低コスト化を実現している。
実施の形態について示したものである。図3において、
37,38はインピーダンス素子で、アップミキサ18
の整合回路である。インピーダンス素子37とインピー
ダンス素子39で直列共振のトラップフィルタを構成
し、インピーダンス素子40とインピーダンス素子3
7,38,39の合成インピーダンスで直列共振のトラ
ップフィルタを構成している。共振周波数を送信系のI
F周波数の高調波や、受信系のIF周波数に設計するこ
とで、ミキサの整合回路を利用してトラップフィルタを
構成することができる。これにより、IFフィルタを構
成するコンデンサ、インダクタの部品点数が削減され、
小型化と低コスト化を実現している。
【0018】なお、本実施の形態では、トラップフィル
タの構成としたが、アップミキサ18のインピーダンス
素子を利用して低域通過型フィルタ、帯域通過型フィル
タを構成してもよい。
タの構成としたが、アップミキサ18のインピーダンス
素子を利用して低域通過型フィルタ、帯域通過型フィル
タを構成してもよい。
【0019】(実施の形態3)図4、図5は、本発明の
第3の実施の形態について示したものである。図4にお
いて、42,44はインダクタで、41,43はコンデ
ンサである。インダクタ42,44、コンデンサ41,
43は同じ定数であり、それぞれ同じ並列共振周波数と
なる。並列共振周波数は所望の減衰させたい周波数に設
定する。図5において、46,47はインダクタで、4
5,48はコンデンサである。インダクタ46,47、
コンデンサ45,48は同じ定数であり、それぞれ同じ
直列共振周波数となる。直列共振周波数は所望の減衰さ
せたい周波数に設定する。平衡入出力端子間に直列また
は並列に共振回路を構成することでIFフィルタを実現
している。
第3の実施の形態について示したものである。図4にお
いて、42,44はインダクタで、41,43はコンデ
ンサである。インダクタ42,44、コンデンサ41,
43は同じ定数であり、それぞれ同じ並列共振周波数と
なる。並列共振周波数は所望の減衰させたい周波数に設
定する。図5において、46,47はインダクタで、4
5,48はコンデンサである。インダクタ46,47、
コンデンサ45,48は同じ定数であり、それぞれ同じ
直列共振周波数となる。直列共振周波数は所望の減衰さ
せたい周波数に設定する。平衡入出力端子間に直列また
は並列に共振回路を構成することでIFフィルタを実現
している。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、送信系で
の不要信号となるIF周波数の高調波及び受信系での受
信感度の劣化の原因となる周波数を除去するために、I
FのSAWフィルタを使用して高減衰量を得るのではな
く、必要な減衰量を見い出し、IFフィルタを簡易なイ
ンダクタとコンデンサで構成することにより、小型化と
低コスト化を同時に実現できる。
の不要信号となるIF周波数の高調波及び受信系での受
信感度の劣化の原因となる周波数を除去するために、I
FのSAWフィルタを使用して高減衰量を得るのではな
く、必要な減衰量を見い出し、IFフィルタを簡易なイ
ンダクタとコンデンサで構成することにより、小型化と
低コスト化を同時に実現できる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における送信回路図
【図2】同実施の形態におけるIFフィルタ回路図
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるIFフィル
タ回路図
タ回路図
【図4】本発明の第3の実施の形態におけるIFフィル
タ回路図
タ回路図
【図5】本発明の第3の実施の形態における他のIFフ
ィルタ回路図
ィルタ回路図
10 アンテナ端子 11 アンテナ共用器 12 アイソレータ 13 パワーアンプ 14 第一の帯域通過型フィルタ 15 ドライバーアンプ 16 RFアンプ 17 第二の帯域通過型フィルタ 18 アップミキサ 19 IFフィルタ 20 直交変調器IC 21 第一のPLL発振器 22 第二のPLL発振器 23 受信系ブロック 24 直交復調IC 25 信号処理器 26,27,30,31,34,35,36 コンデン
サ 28,29,32,33 インダクタ 37,38,39,40 インピーダンス素子 41,43,45,48 コンデンサ 42,44,46,47 インダクタ
サ 28,29,32,33 インダクタ 37,38,39,40 インピーダンス素子 41,43,45,48 コンデンサ 42,44,46,47 インダクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八幡 和宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 堺 幸雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 恒岡 道朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5K060 BB00 DD04 FF06 HH08 HH09 HH11 HH25 JJ03 JJ04
Claims (6)
- 【請求項1】 アンテナ共用器と、前記アンテナ共用器
の入力端子とパワーアンプの出力端子との間に接続され
たアイソレータと、前記パワーアンプの入力端子とドラ
イバーアンプの出力端子との間に接続された第一の帯域
通過型フィルタと前記ドライバーアンプの入力端子と第
二の帯域通過型フィルタの出力端子との間に接続された
RFアンプと、前記帯域通過型フィルタの入力端子に接
続されたアップミキサと、前記アップミキサのローカル
周波数入力端子に接続された第一のPLL発振器と、前
記アップミキサの平衡IF周波数入力端子と直交変調器
ICの平衡出力端子との間に接続されたIFフィルタ
と、前記直交変調器ICの入力端子に接続された第二の
PLL発振器とから構成され、前記IFフィルタをイン
ダクタとコンデンサで構成した送信回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載のIFフィルタをアップ
ミキサの整合回路を利用して構成した送信回路。 - 【請求項3】 請求項1に記載のIFフィルタを低域通
過型フィルタで構成した送信回路。 - 【請求項4】 請求項1に記載のIFフィルタを帯域通
過型フィルタで構成した送信回路。 - 【請求項5】 請求項1に記載のIFフィルタをトラッ
プフィルタで構成した送信回路。 - 【請求項6】 請求項1に記載のIFフィルタを平衡端
子間に直列もしくは並列に構成した送信回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3836299A JP2000236269A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 送信回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3836299A JP2000236269A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 送信回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000236269A true JP2000236269A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12523184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3836299A Pending JP2000236269A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 送信回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000236269A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003060465A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-28 | Murata Mfg Co Ltd | ローパスフィルタ回路および積層型ローパスフィルタ |
-
1999
- 1999-02-17 JP JP3836299A patent/JP2000236269A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003060465A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-28 | Murata Mfg Co Ltd | ローパスフィルタ回路および積層型ローパスフィルタ |
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