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JP2000231321A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000231321A
JP2000231321A JP11033531A JP3353199A JP2000231321A JP 2000231321 A JP2000231321 A JP 2000231321A JP 11033531 A JP11033531 A JP 11033531A JP 3353199 A JP3353199 A JP 3353199A JP 2000231321 A JP2000231321 A JP 2000231321A
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Yoichiro Sugino
洋一郎 杉野
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロッタ本体に感光体が組み込まれたプロッ
タ部と、転写ローラが支持された開閉可能な転写カバー
と、転写ローラと感光体との対向する転写部に記録媒体
を給送する給紙部とを有する画像形成装置において、転
写カバーを開くことにより、プロッタ部の内部が大きく
開放されるようにする。 【解決手段】 転写カバー3の下部を給紙部2に回動可
能に枢着し、転写カバー3を閉じたとき、その転写カバ
ー3をプロッタ部1に対して位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面にトナー像が
形成される像担持体がプロッタ本体に組み込まれたプロ
ッタ部と、給紙部本体にセットされた記録媒体を1枚ず
つ給送する給紙部と、転写装置が支持された開閉可能な
転写カバーとを具備し、前記給紙部は前記プロッタ部の
下側に配置されていると共に、該給紙部と前記プロッタ
部が分割可能に組み付けられ、給紙部から給送された記
録媒体を、前記像担持体と転写装置が対向する転写部に
搬送し、該記録媒体表面に、像担持体表面に形成された
トナー像を転写する画像形成装置であって、前記転写カ
バーを閉じた状態で、プロッタ部を向いた側の転写カバ
ー部分のカバーガイドと、該カバーガイドに対向するプ
ロッタ部の部分のプロッタガイドとによって、転写部に
搬送される記録媒体用の搬送経路を構成し、前記転写カ
バーを開くことによって、前記プロッタガイドを外部に
開放させる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機、各種プリンタ、ファクシミ
リ或いはこれらの少なくとも2つの機能を備えた複合機
などとして構成される上記形式の画像形成装置は従来よ
り周知である。
【0003】この種の画像形成装置は、プロッタ部と給
紙部が分割可能に組み付けられているので、画像形成装
置の製造時にプロッタ部と給紙部のそれぞれを別々に組
み立てることができ、その組立時の作業性を高めること
ができる。また画像形成装置を例えばユーザのところに
運搬するとき、プロッタ部と給紙部を分離した状態で運
搬できるので、これらを楽に運搬でき、しかもユーザの
ところで、プロッタ部と給紙部を容易に組み付けること
が可能である。
【0004】一方、上記形式の画像形成装置において
は、転写カバーを開くことにより、プロッタガイドを外
部に露出させ、記録媒体の搬送経路を開放することがで
きるので、ここに詰まった記録媒体を楽に処理すること
が可能である。
【0005】ところで、この種の画像形成装置において
は、転写カバーを閉じたとき、その転写カバーに支持さ
れた転写装置と、プロッタ本体に装着された像担持体と
の相対位置精度を高める必要がある。転写装置と像担持
体との相対位置精度が大きく低下すれば、像担持体表面
に形成されたトナー像を記録媒体表面に転写するとき、
転写不良が発生し、記録媒体に転写されたトナー像の画
質が低下する。
【0006】このため、従来は転写カバーをプロッタ本
体に回動可能に枢着し、その転写カバーとプロッタ本体
との相対位置精度を高めることによって、転写カバーを
閉じたときの転写装置と像担持体との位置精度を高める
ようにしていた。ところが、このように構成すると、記
録媒体がその搬送経路に詰まり、これを除去すべく転写
カバーを開いたとき、プロッタ本体よりも下方の記録媒
体搬送経路を大きく開放することができない。このた
め、給紙部から給送された記録媒体の先端がプロッタ本
体に届くか、又は届かないかのところで詰まってしまっ
た場合、給紙部の上側に位置するプロッタ部に枢着され
た転写カバーを開くだけでは、給紙部のガイドなどが邪
魔となって、詰まった記録媒体が存在するか否かを判別
できず、操作者は、その記録媒体が搬送経路中に存在し
ないものと判断してそのまま転写カバーを閉めてしまう
ことがある。また詰まった記録媒体の存在が何とか判っ
ても、その記録媒体を除去することが容易でないことが
少なくない。
【0007】そこで、転写カバーをプロッタ本体に枢着
するのではなく、給紙部本体の方に枢着することが考え
られる。このようにすれば、詰まった記録媒体の処理時
に、転写カバーを開くことによって、プロッタ部よりも
下方の記録媒体搬送経路部分までも開放できるので、詰
まった記録媒体を容易に除去することが可能となる。
【0008】ところが、給紙部とプロッタ部は分割可能
に組み付けられているので、プロッタ部と給紙部の上下
方向の相対位置が多少不正確なものとなることは一般に
避けられない。従って転写カバーを給紙部本体に枢着
し、該転写カバーを給紙部に対して位置決めすると、転
写カバーを閉じたとき、その転写カバーに設けられた転
写装置とプロッタ本体に設けられた像担持体との上下方
向の相対位置精度が低下し、画像形成時に像担持体表面
のトナー像を記録媒体表面に転写するときに転写不良が
発生し、転写されたトナー像の画質が低下するおそれを
免れない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した新
規な認識に基づきなされたものであって、その目的とす
るところは、転写カバーを開くことによって、詰まった
記録媒体を、従来よりも簡単に除去できると共に、転写
カバーを閉じたとき、その転写カバーに設けられた転写
装置とプロッタ本体に配置された像担持体との相対位置
精度を高く保つことのできる冒頭に記載した形式の画像
形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、冒頭に記載した形式の画像形成装置におい
て、前記転写カバーを閉じたとき、該転写カバーが上下
方向に遊動可能な状態で、当該転写カバーを前記給紙部
本体に回動可能に枢着し、該転写カバーを閉じたとき、
プロッタ本体に対する前記転写カバーの上下方向の位置
を規制する位置決め手段と、転写カバーを閉じたときに
該転写カバーをプロッタ部に対してロックするロック手
段とを有することを特徴とする画像形成装置を提案する
(請求項1)。
【0011】その際、前記転写カバーを閉じた状態で、
給紙部を向いた側の転写カバー部分を、給紙部から給送
された記録媒体用の下側ガイドとして構成すると有利で
ある(請求項2)。
【0012】また、上記請求項2に記載の画像形成装置
において、前記給紙部は、閉じた状態にある転写カバー
の下側ガイドに対向する部分に、記録媒体用の揺動可能
な案内部材を具備していると有利である(請求項3)。
【0013】さらに、上記請求項3に記載の画像形成装
置において、前記給紙部は、転写カバーを開いたとき、
前記案内部材を転写カバーの開方向に付勢する付勢手段
を具備していると有利である(請求項4)。
【0014】また、上記請求項1乃至4のいずれかに記
載の画像形成装置において、前記記録媒体を所定のタイ
ミングで転写部に搬送するレジストローラ対を有し、該
レジストローラ対の一方のレジストローラはプロッタ本
体に支持され、他方のレジストローラは転写カバーに支
持されていると有利である(請求項5)。
【0015】また、上記請求項1乃至5のいずれかに記
載の画像形成装置において、像担持体表面に形成された
パターントナー像のトナー付着量を検知する反射型フォ
トセンサを有し、該反射型フォトセンサが前記転写カバ
ーに配置されていると有利である(請求項6)。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明する。
【0017】図1は、レーザプリンタとして構成された
画像形成装置の内部構造を示す概略断面図である。ここ
に示した画像形成装置は、プロッタ部1と、その下側に
位置する給紙部2と、後述するように開閉可能な転写カ
バー3とを有している。プロッタ部1の上側に図示して
いないスキャナ部を載置し、そのスキャナ部によって原
稿画像を読み取り、これを複写できるようにして、複写
機としての機能をもたせることもできる。
【0018】プロッタ部1は、その全体の筐体を構成す
るプロッタ本体4を有し、その内部にプロセスユニット
5が着脱可能に装着されている。プロセスユニット5
は、そのユニットケース6に回転自在に支持されたドラ
ム状の感光体7と、同じくユニットケー6に回転自在に
支持された帯電装置の一例である帯電ローラ8と、現像
装置9と、クリーニング装置10とを有している。この
ように、感光体7はユニットケース6を介してプロッタ
本体4に支持され、該プロッタ本体4に組み込まれてい
るが、感光体を直にプロッタ本体4に支持することもで
きる。かかる感光体7は、表面にトナー像が形成される
像担持体の一例を構成するものである。
【0019】現像装置9はユニットケース6の一部によ
って形成された現像ケース11と、その現像ケース11
に回転自在に支持された現像ローラ12とを有し、現像
ケース11内に現像剤Dが収容されている。この例で
は、トナーとキャリアを有する粉体状の二成分系現像剤
が用いられているが、他の形式の現像剤を用いてもよ
い。
【0020】クリーニング装置10は、ユニットケース
6の一部により形成されたクリーニングケー13と、こ
れに支持されたクリーニング部材の一例であるクリーニ
ングブレード14と、クリーニングケース13内に配置
されたトナー回収スクリュー15とを有している。
【0021】また転写カバー3には、転写装置の一例で
ある転写ローラ22が回転自在に支持され、転写カバー
3が図1に示すように閉じた状態にあるとき、転写ロー
ラ22は感光体7の表面に接している。このように、転
写カバー3には転写装置が支持されており、それ故、こ
のカバー3は転写カバーと称せられる。
【0022】画像形成動作が開始されると、感光体7
は、図示していない駆動装置によって、図1における反
時計方向に回転駆動され、このとき感光体表面に当接し
ながら回転する帯電ローラ8に印加された所定極性の電
圧の作用により、感光体表面がその極性に一様に帯電さ
れる。
【0023】上述のように帯電された感光体表面には、
プロッタ本体内に配置された像露光装置の一例であるレ
ーザ書き込みユニット16から出射する光変調されたレ
ーザ光Lが照射され、これによって感光体表面に所定の
静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置9を
通るとき、トナー像として可視像化される。すなわち、
回転駆動される現像ローラ12の周面には現像剤Dが担
持され、その現像剤は現像ローラ12の回転によって搬
送され、現像ローラ12と感光体7との間の現像領域に
おいて、現像剤中のトナーが静電的に静電潜像に移行
し、その静電潜像が可視像化される。
【0024】一方、給紙部2は、その筐体を構成する給
紙部本体17と、給紙部本体17に回転自在に支持され
た上下2段の給紙ローラ18,18Aを有し、その給紙
部本体内には上下2段に給紙カセット19,19Aがそ
れぞれ着脱可能に装着され、各給紙カセット内には、底
板20,20A上に積載された記録媒体Pが収容されて
いる。このように記録媒体Pが給紙部本体17内にセッ
トされるが、かかる記録媒体Pとしては、例えば転写
紙、又はプラスチックシートなどが用いられ、最上位の
記録媒体が給紙ローラ18,18Aにそれぞれ圧接して
いる。給紙カセットと給紙ローラを、1又は3以上設け
ることもできる。
【0025】いずれか一方の給紙ローラ18又は18A
が反時計方向に回転駆動されると、これに接する最上位
の記録媒体Pが給紙カセット19又は19Aから送り出
される。その際、各給紙カセット19,19Aに設けら
れた分離パッド21又は21Aと、回転する給紙ローラ
18又は18Aとの協働作用により記録媒体Pの重送が
防止され、1枚の記録媒体Pだけが給紙カセット19又
は19Aから送り出される。図1では、上段の給紙カセ
ット19から送り出されたときの記録媒体Pの搬送方向
を矢印A1で示し、下段の給状カセット19Aから送り
出されたときの記録媒体Pの搬送方向を矢印A2で示し
てある。このように、給紙部2は、給紙部本体17にセ
ットされた記録媒体Pを1枚ずつ給送する用をなす。
【0026】上述のように給紙部2から給送された記録
媒体Pは、その先端部をレジストローラ対23に衝き当
てて、ここで一旦停止し、次いで、感光体表面に形成さ
れたトナー像に記録媒体Pが整合できるタイミングでレ
ジストローラ対23が回転を開始し、該記録媒体Pは、
感光体7と、これに対向して該感光体7表面に当接しな
がら回転する転写ローラ22との間の転写部に搬送され
る。このとき、転写ローラ22には感光体表面のトナー
像のトナー帯電極性と逆極性の電圧が印加され、これに
よって感光体表面のトナー像が記録媒体表面に転写され
る。レジストローラ対23の一方の駆動側のレジストロ
ーラ23Aはプロッタ本体4に回転自在に支持され、他
方の従動側のレジストローラ23Bは転写カバー3に回
転自在に支持されており、この点については後に詳しく
説明する。
【0027】転写ローラ22以外の転写装置、例えば感
光体7の表面に当接するブレードやブラシ、或いは感光
体から離間して配置される転写チャージャなどから成る
転写装置を用いることもできる。
【0028】トナー像の転写された記録媒体Pは、転写
カバー3に支持された除電針27からの放電作用を受け
て感光体7から分離される。そして、この記録媒体P
は、さらに上方に向けて搬送され、プロッタ本体4に支
持された定着装置24の定着ローラ24Aと加圧ローラ
24Bとの間を通り、このとき熱と圧力の作用で記録媒
体表面のトナー像がその表面に定着される。引き続き、
その記録媒体は排紙ローラ対25によってプロッタ本体
上部の排紙トレー26上に排出される。
【0029】トナー像転写後の感光体表面に付着する転
写残トナーは、クリーニング装置10のクリーニングブ
レード14によって掻き取り除去され、感光体表面が清
掃される。次いで、その感光体表面が図示していない除
電ランプからの光によって除電作用を受け、その表面電
位が初期化される。クリーニングブレード14によって
感光体表面から除去されたトナーは、トナー回収スクリ
ュー15によってクリーニングケース13外に排出さ
れ、現像装置9において再使用される。
【0030】現像装置9の現像ケース11に収容された
現像剤のトナー濃度が低下したことが検知されると、図
示していないトナー容器から現像ケース11にトナーが
補給される。
【0031】上述のように、給紙部2から給送された記
録媒体Pは、下から上へ向けてほぼ垂直に延びる搬送経
路中を搬送され、最終的に排紙トレー26上にスタック
される。図1は転写カバー3が閉じられた状態を示して
いるが、この状態でプロッタ部1を向いた転写カバー3
の部分によってカバーガイド28が構成され、このカバ
ーガイド28に対向するプロッタ部1の部分によってプ
ロッタガイド29が形成され、これらのガイド28,2
9によって、感光体7と転写ローラ22との間の転写部
へ搬送される記録媒体の搬送経路が構成されている。図
示した例では、プロッタ本体4に固定されたガイド板と
プロセスユニット5のユニットケース6の一部によっ
て、プロッタガイド29が構成され、転写カバー3の壁
面によってカバーガイド28が構成されている。
【0032】また、給紙ローラ18とレジストローラ対
23との間には、プロッタ本体4に回転自在に支持され
た中間ローラ30が設けられ、この中間ローラ30は、
レジストローラ対23によって記録媒体Pが引かれたと
き、その引張力が強すぎて、記録媒体がプロッタガイド
29に強く擦られることを防止するように、その記録媒
体を案内する用をなす。
【0033】ここで、給紙部2とその上に載置されたプ
ロッタ部1は、分割可能に組み付けられている。例え
ば、給紙部2とプロッタ部1のうちの一方に突設された
図示していない位置決めピンを、その他方に形成された
同じく図示していない位置決め孔に嵌合して、両者を位
置決めした状態で着脱自在に組み付け、その状態でボル
トとナットなどの固定手段によって両者を固定し、その
ボルトとナットを分離することによって、給紙部2とプ
ロッタ部1を分割できるように、給紙部2とプロッタ部
1を組み付けるのである。このように給紙部2とプロッ
タ部1を分割可能に組み付けることにより、先に説明し
たように、画像形成装置の製造時にプロッタ部1と給紙
部2をそれぞれ容易に組み立て、或いは画像形成装置の
輸送時に、これらを容易に運搬することが可能となる。
【0034】さらに、図1に示した画像形成装置は、前
述の如く、その転写カバー3がプロッタ本体4に対して
開閉可能となっている。すなわち、転写カバー3は、図
1に示した上下に立上った閉位置と、図2に示した傾斜
した開位置との間を回動開閉可能に、当該転写カバー3
の下部が支持されている。従って、この転写カバー3を
図2に示すように開くと、プロッタガイド29が外部に
開放される。このため、搬送経路中に記録媒体が詰まっ
たときは、転写カバー3を開き、搬送経路を開放して、
ここに詰まった記録媒体を容易に除去することが可能と
なる。
【0035】以上のように、本例の画像形成装置は、表
面にトナー像が形成される感光体7より成る像担持体が
プロッタ本体4に組み込まれたプロッタ部1と、給紙部
本体17にセットされた記録媒体Pを1枚ずつ給送する
給紙部2と、転写装置の一例である転写ローラ22が支
持された開閉可能な転写カバー3とを具備し、上記給紙
部2はプロッタ部1の下側に配置されていて、その給紙
部2とプロッタ部1が分割可能に組み付けられ、給紙部
2から給送された記録媒体Pを、像担持体と転写装置が
対向する転写部に搬送し、該記録媒体表面に、像担持体
表面に形成されたトナー像を転写するように構成されて
いる。しかもこの画像形成装置においては、転写カバー
3を閉じた状態で、プロッタ部1を向いた側の転写カバ
ー部分のカバーガイド28と、該カバーガイド28に対
向するプロッタ部1の部分のプロッタガイド29とによ
って、転写部に搬送される記録媒体用の搬送経路が構成
され、転写カバー3を開くことによって、上記プロッタ
ガイド29を外部に開放させることができるように構成
されている。
【0036】ここで、転写カバー3を閉じて画像形成動
作を行うとき、記録媒体Pへのトナー像の転写効率を高
めるには、転写ローラ22と感光体7の相対位置精度を
高める必要がある。そこで、先にも説明したように、従
来の画像形成装置においては、転写カバーの下部をプロ
ッタ本体に回動可能に枢着し、転写カバーをプロッタ本
体に対して正しく位置決めすることにより、転写ローラ
と感光体の位置精度を高めていた。ところが、この構成
によると、転写カバーを開いても、記録媒体搬送経路の
下部領域は開放されない。このため、給紙ローラから給
送されて、先端部がプロッタ本体に届くか届かないとこ
ろで詰まった記録媒体については、転写カバーを開いて
も、これを簡単に除去することはできず、先に説明した
欠点を免れない。
【0037】転写カバーを給紙部本体に回動可能に枢着
すれば、上記欠点を除去できるが、単にこの構成を採用
しただけでは、給紙部とプロッタ部が分割可能となって
いることに起因して、画像形成時に、像担持体と転写ロ
ーラの上下方向の相対位置精度が低下するおそれのある
ことも先に説明した通りである。給紙部2の上部とプロ
ッタ部1の下部は、前述のように、例えば位置決めピン
とこれが嵌合した位置決め孔とによって位置決めされて
連結されているが、感光体7とこれに当接した転写ロー
ラ22は、給紙部2とプロッタ部1の上記位置決め連結
部よりも大きく上方に位置しているので、転写カバー2
を給紙部本体17に枢着しただけであると、給紙部2と
プロッタ部1がわずかに不正確に組み付いているだけ
で、感光体7と転写ローラ22の上下方向の相対位置精
度が低下するのである。
【0038】そこで、本例の画像形成装置においては、
転写カバー3を閉じたとき、該転写カバー3が上下方向
に遊動可能な状態で、当該転写カバー3を給紙部本体1
7に回動可能に枢着し、しかもその転写カバー3を閉じ
たとき、プロッタ本体4に対する転写カバー3の上下方
向の位置を規制する位置決め手段と、転写カバー3を閉
じたときに該転写カバー3をプロッタ部1のプロッタ本
体4に対してロックするロック手段とが設けられてい
る。以下に、そのより具体的な構成例を明らかにする。
【0039】図3は、転写カバー3をプロッタ本体4と
給紙部本体17の側から取り外して示す斜視図である。
本例のプロッタ本体4は、図1に示すように、フレーム
32と、これを覆う外装カバー33より成り、同じく給
紙部本体17も、フレーム34とこれを覆う外装カバー
35より成るが、図3には、プロッタ本体4のフレーム
32を構成する互いに離間した一対の側板32A,32
Bと、給紙部本体17のフレーム34を構成する互いに
離間した一対の側板34A,34Bを示してあり、外装
カバー33,35及びフレーム32,34の底板32
C,34C(図1及び図2参照)の図示は省略してあ
る。
【0040】図1乃至図3から判るように、転写カバー
3が図1に示した閉位置にあるとき、その下部となる転
写カバー3の部分には、一対の第1の凹部31,31A
がそれぞれ形成されている。また、給紙部本体17の一
対の側板(以下、給紙側板という)34A,34Bに
は、同心状の一対の枢ピン36,36Aが固設され、上
述の各第1の凹部31,31Aが、図1及び図2に示す
ように、各枢ピン36,36Aに互いに相対回転可能に
嵌合している。
【0041】上述のように、転写カバー3は枢ピン3
6,36Aを介して給紙部本体17に回動可能に枢着さ
れているので、転写カバー3は、その枢ピン36,36
Aのまわりに、図1に示した閉位置と図2に示した開位
置との間を自由に回動開閉することができる。その際、
転写カバー3は、プロッタ本体4に枢着されているので
はなく、その下側に位置する給紙部本体17に枢着され
ているので、転写カバー3を図2のように開いたとき、
プロッタ本体4よりも下方の記録媒体搬送経路の領域ま
でもが外部に開放される。給紙ローラ18から感光体7
へ至る記録媒体搬送経路が大きく開放されるのである。
このため、この搬送経路中に記録媒体が詰まったとき、
転写カバー3を開けば、その詰まった記録媒体の存在を
容易に確認でき、楽にその記録媒体を除去することがで
きる。給紙ローラ18から給送され、プロッタ本体4に
届くか、又は届かないところで記録媒体が詰まっても、
これを確実に視認でき、容易に取り除くことができるの
である。
【0042】また、転写カバー3を図1に示すように閉
じたとき、前述の各第1の凹部31,31Aは上下方向
に長く延び、その下端部が開放している。しかも、各第
1の凹部31,31Aが給紙側板34A,34Bに突設
された各枢ピン36,36Aにそれぞれ嵌合した状態
で、転写カバー3を閉じたとき、転写カバー3が水平方
向にがた付くことがないように、各第1の凹部31A,
31Bの幅と枢ピン36,36Aの直径が設定されてい
る。このため、転写カバー3を図1のように閉じると、
その転写カバー3は、給紙部2に対して水平方向に精度
良く位置決めされる。
【0043】これに対し、各第1の凹部31,31A
は、各枢ピン36,36Aに対して、その第1の凹部3
1,31Aの長く延びた方向には摺動可能に各枢ピン3
6,36Aに嵌合している。転写カバー3を図1のよう
に閉じたとき、各第1の凹部31,31Aが枢ピン3
6,36Aに対して上下方向に相対移動できるように、
すなわちガタをもって嵌合しているのである。このよう
に、転写カバー3を閉じたとき、その転写カバー3が上
下方向に遊動可能な状態で、当該転写カバー3が給紙部
本体17に回動可能に枢着されている。
【0044】一方、図1乃至図3に示すように、転写カ
バー3には、一対の第2の凹部37,37Aが形成さ
れ、プロッタ本体4の一対の側板(以下、プロッタ側板
という)32A,32Bには、同心状の上下位置決めピ
ン38,38Aがそれぞれ固設されている。転写カバー
3を図1に示すように閉鎖すると、各第2の凹部37,
37Aがプロッタ側板32A,32Bに突設された各上
下位置決めピン38,38Aにガタ付くことなく嵌合す
る。このため、転写カバー3がプロッタ本体4に対して
上下方向に正しく位置決めされ、これによって転写カバ
ー3に支持された転写ローラ22と、プロッタ本体4に
装着された感光体7が高い精度をもって正しく当接す
る。
【0045】転写カバー3を図2に示すように開くと、
各第2の凹部37,37Aは各上下位置決めピン38,
38Aから離れるが、転写カバー3を再び閉じれば、第
2の凹部37,37Aと上下位置決めピン38,38A
が嵌合して、転写カバー3が上下方向に位置決めされ
る。このため、画像形成動作時に、感光体上のトナー像
を良好に効率よく記録媒体P上に転写し、高品質な画像
を記録媒体上に形成することができる。このように、第
2の凹部37,37Aと、上下位置決めピン38,38
Aは、転写カバー3を閉じたとき、プロッタ本体4に対
する転写カバー3の上下方向の位置を規制して、該転写
カバー3を上下方向に正しく位置決めする位置決め手段
の一例を構成している。
【0046】上述のように、本例の画像形成装置におい
ては、転写カバー3を給紙部本体17に回動可能に枢着
するが、このとき、転写カバー3を閉じた状態で、その
転写カバー3が上下方向に遊動できるように給紙部本体
17に枢着し、転写カバー3を閉じたときに、上下位置
決めピン38,38Aと第2の凹部37,37Aより成
る位置決め手段によって、プロッタ本体4に対する転写
カバー3の上下方向の位置決めをなすように構成されて
いる。この構成により、プロッタ部1と給紙部2が多少
不正確に組み付けられていても、転写カバー3を閉じた
とき、その転写カバー3とプロッタ部1との上下方向の
相対位置精度を高めることができる。勿論、転写カバー
3のカバーガイド28や、その転写カバー3に装着され
た転写ローラ22以外の要素、例えばレジストローラ2
3Bや除電針27のプロッタ部1に対する位置精度も高
めることができる。
【0047】図示した例では、転写カバー3を閉じた状
態で、上下位置決めピン38,38Aは、枢ピン36,
36Aよりも上方であって、転写ローラ22に近い部分
に位置し、その転写ローラ22の近くに位置する上下位
置決めピン38,38Aによって転写カバー3の上下位
置を規制するので、感光体7に対する転写ローラ22の
上下位置精度をより一層高めることができる。
【0048】また、図1乃至図3に示すように、転写カ
バー3には、一対のロックレバー39,39Aの基端部
がピン46,46Aを介して揺動可能に枢支され、これ
らのロックレバー39,39Aは、図示していないばね
の作用によって、図における時計方向に回動付勢されて
いる。しかも転写カバー3を開いたとき、各ロックレバ
ー39,39Aは図示していないストッパによって、図
2及び図3に示した位置に保持される。
【0049】一方、一対のプロッタ側板32A,32B
には、上記ロックレバー39,39Aが係合するロック
ピン40,40Aが突設され、転写カバー3を閉じて行
くと、先ず、これに枢支されたロックレバー39,39
Aの先端傾斜面がロックピン40,40Aに当り、該ロ
ックレバー39,39Aは図1における反時計方向にわ
ずかに回動し、次いでそのロックピン40,40Aがロ
ックレバー39,39Aの先端部を乗り越え、転写カバ
ー3が完全に閉じられたとき、各ロックレバー39,3
9Aは、その先端フック部が、前述のばねの作用で、各
ロックピン40,40Aに図1に示すように係合し、転
写カバー3がロックされる。これにより、転写カバー3
が不用意に開放されることが阻止される。
【0050】転写カバー3が閉じられたとき、その転写
カバー3は、枢ピン36,36Aとロックピン40,4
0Aによって水平方向に位置決めされ、上下位置決めピ
ン38,38Aによって上下方向に位置決めされる。
【0051】図示していない操作レバーを操作すること
により、各ロックレバー39,39Aを図1における反
時計方向に回動させれば、ロックレバー39,39Aと
ロックピン40,40Aの係合が外れ、転写カバー3を
図2に示すように開くことができる。
【0052】このように、ロックレバー39,39Aと
ロックピン40,40Aは、転写カバー3を閉じたとき
に該転写カバー3をプロッタ部1に対してロックするロ
ック手段の一例を構成している。
【0053】また、図1から判るように、転写カバー3
を閉じた状態で、給紙部2を向いた側の転写カバー部分
は、給紙部2から給送された記録媒体用の下側ガイド4
1として構成されている。転写カバー3の開閉支点部を
給紙部2の側に入り込んだ位置に配置し、給紙部2から
給送された記録媒体を、転写カバー3の下側ガイド41
によって案内するのである。図1の例では、その下側ガ
イド41は、上側の給紙カセット19から給送された記
録媒体と、下側の給紙カセット19Aから給送された記
録媒体をそれぞれ案内する用をなす。
【0054】上述のように、給紙部2を向いた側の転写
カバー部分を下側ガイド41として構成することによ
り、特別なガイド部材を設けることなく、給紙カセット
から給送された直後の記録媒体を確実に案内することが
できる。しかも、この下側ガイド41は転写カバー3の
一部により構成されているので、その転写カバー3を開
くことにより、その下側ガイド41により構成される記
録媒体搬送経路を大きく開放でき、ここに詰まった記録
媒体を容易に除去することができる。
【0055】また、図1に示したように、下側ガイド4
1に対向する給紙部2の部分には、記録媒体案内用の案
内部材42が設けられ、図の例では、この案内部材42
が、最上位の給紙カセット19から送り出された記録媒
体Pを案内するように構成されている。その際、この案
内部材42は、ピン42Aを介して、図1に示した使用
位置と、図2に示すように転写カバー3の開放方向に回
動した退避位置との間を揺動可能に給紙部本体17に枢
支されている。このように、本例の給紙部2は、閉じた
状態にある転写カバー3の下側ガイド41に対向する部
分に、記録媒体用の揺動可能な案内部材42を有してい
るのである。
【0056】上記構成によれば、図2のように転写カバ
ー3を開いたとき、例えば手操作によって、案内部材4
2を図2に示した退避位置に回動させると、給紙ローラ
18から送り出された直後の記録媒体用の搬送経路を大
きく開放させることができ、ここに詰まった記録媒体を
容易に取り除くことができる。
【0057】また、転写カバー3を開いたとき、案内部
材42が自動的に退避位置に回動するように、その案内
部材42を回動付勢する、例えば図示していないばねよ
り成る付勢手段を設けると特に有利である。この場合に
は、図3に示すように転写カバー3に押圧部43を突設
し、転写カバー3を閉じたとき、この押圧部材43によ
って、退避位置にあった案内部材42を図1に示した使
用位置に押圧して回動させるように構成すると、案内部
材42を自動的に使用位置に戻すことができる。このよ
うに、この例では、給紙部2が、転写カバー3を開いた
とき、案内部材42を転写カバー3の開放方向に付勢す
る付勢手段を有しており、これによって詰まった記録媒
体の処理を一層容易に行うことが可能となる。
【0058】ところで、本例の画像形成装置は、記録媒
体Pを所定のタイミングで転写部に搬送するタイミング
ローラ対23を有しているが、その際、転写カバー3を
開いたとき、そのレジストローラ対23がプロッタ本体
4にそのまま残されているとすれば、そのローラ対23
間で記録媒体が詰まったようなとき、転写カバー3を開
いても、その記録媒体を除去し難くなる。
【0059】そこで、本例の画像形成装置においては、
先にも説明したように、レジストローラ対23の駆動側
の一方のレジストローラ23Aがプロッタ本体4に回転
可能に支持され、他方の従動側のレジストローラ23B
が転写カバー3に回転可能に支持されている。この構成
によれば、転写カバー3を開いたとき、一方のレジスト
ローラ23Aはプロッタ本体4に残され、他方のレジス
トローラ23Bは転写カバー3と共に移動するので、両
レジストローラ23A,23Bの間を、図2に示すよう
に大きく離すことができる。このため、記録媒体搬送経
路をより一層大きく開放でき、これによって詰まった記
録媒体の視認性と取り出し性をさらに向上させることが
できる。
【0060】ところで、図1に示した如き画像形成装置
においては、現像装置9によって、感光体7の表面にパ
ターントナー像を形成し、そのトナー付着量を反射型フ
ォトセンサにより検知し、これによって、例えば、現像
装置9の現像剤Dのトナー濃度を検出し、そのトナー濃
度が低下することが検出されたとき、前述のように現像
装置9の現像ケース11にトナーを補給している。この
反射型フォトセンサは発光部と受光部を有している。
【0061】その際、特に感光体がドラム状のものから
成ると、そのドラム状の感光体と反射型フォトセンサの
位置精度の低下により、反射型フォトセンサの発光部か
ら出射して感光体側で反射した光が、反射型フォトセン
サの受光部に正しく入射されず、その反射型フォトセン
サが機能しなくなるおそれがある。このため、従来の画
像形成装置では、反射型フォトセンサをプロッタ本体に
設け、その反射型フォトセンサと感光体の位置精度を高
めている。ところが特に最近の画像形成装置は、その小
型化が進んだため、反射型フォトセンサをプロッタ本体
内に設けるスペースがないことが少なくない。
【0062】そこで、本例の画像形成装置においては、
図1乃至図3に示すように、反射型フォトセンサ44が
転写カバー3に正しく位置決めされて設けられ、そのセ
ンサ44に対向した転写カバー3の部分に光の透過を許
容する窓45が形成されている。かかるフォトセンサ4
4によって、感光体表面に形成されたパターントナー像
のトナー付着量を検知する。本例の画像形成装置は、感
光体より成る像担持体の表面に形成されたパターントナ
ー像のトナー付着量を検知する反射型フォトセンサ44
を有し、その反射型フォトセンサ44が転写カバー3に
配置されているのである。
【0063】上記構成によれば、画像形成装置が小型化
しても、反射型フォトセンサ44は転写カバー3の側に
設けられているので、これを設けるスペースを充分に確
保できる。しかも、前述のように、転写カバー3を閉じ
たとき、その転写カバー3をプロッタ本体4に対して正
しく位置決めできるので、その転写カバー3に設けられ
た反射型フォトセンサ44と感光体7との相対位置精度
を高めることができる。これにより、その反射型フォト
センサ44の機能を確保でき、これによって感光体上に
常に高品質なトナー像を形成することができる。
【0064】本発明は、図示した形式以外の各種画像形
成装置にも適用でき、また前述の構成を各種改変して構
成することができるものである。例えば、感光体上に形
成したトナー像を中間転写体の表面に転写し、その中間
転写体表面のトナー像を記録媒体に転写する形式の画像
形成装置にも本発明を適用でき、この場合には、上記中
間転写体が、表面にトナー像が形成される像担持体を構
成する。
【0065】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、転写カ
バーを開いたとき、プロッタ本体の下方の記録媒体搬送
経路の部分までも開放されるので、詰まった記録媒体を
容易に取り出すことができ、しかも転写装置と像担持体
との相対位置精度の低下を防止することができる。
【0066】請求項2に記載の発明によれば、転写カバ
ー自体によって形成した下側ガイドによって給紙部から
給送された記録媒体を案内できるので、画像形成装置の
コスト上昇を抑え、かつ転写カバーを開いたとき、確実
にプロッタ本体より下方の記録媒体搬送経路を開放する
ことができる。
【0067】請求項3に記載の発明によれば、転写カバ
ーを開いたとき、案内部材を退避位置に回動させること
により、その案内部材により区画される記録媒体搬送経
路を大きく開放することができる。
【0068】請求項4に記載の発明によれば、転写カバ
ーを開いたとき、自動的に案内部材を退避位置に回動さ
せることができる。
【0069】請求項5に記載の発明によれば、転写カバ
ーを開いたとき、一対のレジストローラの間を大きく離
間させ、記録媒体搬送経路をより一層大きく開放するこ
とができる。
【0070】請求項6に記載の発明によれば、反射型フ
ォトセンサを確実に配置できると共に、その反射型フォ
トセンサと像担持体の相対位置精度を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の内部構造を示す概略垂直断面図
である。
【図2】図1に示した画像形成装置の転写カバーを開放
したときの概略垂直断面図である。
【図3】転写カバーをプロッタ部と給紙部の側から外し
て示した斜視図である。
【符号の説明】
1 プロッタ部 2 給紙部 3 転写カバー 4 プロッタ本体 17 給紙部本体 23 レジストローラ対 23A レジストローラ 23B レジストローラ 28 カバーガイド 29 プロッタガイド 41 下側ガイド 42 案内部材 P 記録媒体
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA10 DE02 DE10 HB18 2H032 AA05 BA23 2H071 AA02 AA06 AA08 AA20 DA23 DA32 EA00 2H072 AA02 AA13 AA15 AA22 AB04 AB07 BA03 BA08 BA12 CB07 CB08 CB09 EA18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にトナー像が形成される像担持体が
    プロッタ本体に組み込まれたプロッタ部と、給紙部本体
    にセットされた記録媒体を1枚ずつ給送する給紙部と、
    転写装置が支持された開閉可能な転写カバーとを具備
    し、前記給紙部は前記プロッタ部の下側に配置されてい
    ると共に、該給紙部と前記プロッタ部が分割可能に組み
    付けられ、給紙部から給送された記録媒体を、前記像担
    持体と転写装置が対向する転写部に搬送し、該記録媒体
    表面に、像担持体表面に形成されたトナー像を転写する
    画像形成装置であって、前記転写カバーを閉じた状態
    で、プロッタ部を向いた側の転写カバー部分のカバーガ
    イドと、該カバーガイドに対向するプロッタ部の部分の
    プロッタガイドとによって、転写部に搬送される記録媒
    体用の搬送経路を構成し、前記転写カバーを開くことに
    よって、前記プロッタガイドを外部に開放させる画像形
    成装置において、 前記転写カバーを閉じたとき、該転写カバーが上下方向
    に遊動可能な状態で、当該転写カバーを前記給紙部本体
    に回動可能に枢着し、該転写カバーを閉じたとき、プロ
    ッタ本体に対する前記転写カバーの上下方向の位置を規
    制する位置決め手段と、転写カバーを閉じたときに該転
    写カバーをプロッタ部に対してロックするロック手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記転写カバーを閉じた状態で、給紙部
    を向いた側の転写カバー部分を、給紙部から給送された
    記録媒体用の下側ガイドとして構成した請求項1に記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記給紙部は、閉じた状態にある転写カ
    バーの下側ガイドに対向する部分に、記録媒体用の揺動
    可能な案内部材を具備する請求項2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記給紙部は、転写カバーを開いたと
    き、前記案内部材を転写カバーの開方向に付勢する付勢
    手段を具備する請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体を所定のタイミングで転写
    部に搬送するレジストローラ対を有し、該レジストロー
    ラ対の一方のレジストローラはプロッタ本体に支持さ
    れ、他方のレジストローラは転写カバーに支持されてい
    る請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 像担持体表面に形成されたパターントナ
    ー像のトナー付着量を検知する反射型フォトセンサを有
    し、該反射型フォトセンサが前記転写カバーに配置され
    ている請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装
    置。
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