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JP2000223857A - ボックスの防水構造 - Google Patents

ボックスの防水構造

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JP2000223857A
JP2000223857A JP11021710A JP2171099A JP2000223857A JP 2000223857 A JP2000223857 A JP 2000223857A JP 11021710 A JP11021710 A JP 11021710A JP 2171099 A JP2171099 A JP 2171099A JP 2000223857 A JP2000223857 A JP 2000223857A
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box
peripheral wall
cover
annular
sealing material
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Hidetoshi Sato
秀俊 佐藤
Zenesekku Jeffrey
ゼネセック ジェフリー
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水性の向上を図って高い防水効果が得られ
るボックスの防水構造を提供する。 【解決手段】 ボックス本体2の上部開口をカバー3で
閉じると、該カバーとボックス本体の接合部に介在する
環状のシール材4で密封されるボックスの防水構造であ
って、ボックス本体2側のカバー3との接合部に、シー
ル材4の下面のほぼ全体を押圧する環状の突部9を設け
たことを特徴とする。ボックス本体の上部開口をカバー
で閉じると、環状の突部9が、シール材4の下面のほぼ
全体を押圧して圧縮するので、シール面積が大幅に増加
し、高い防水効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
搭載する各種のボックス、例えば、エンジンルームに設
けられ電気接続箱等を収容する防水ボックス等のボック
スの防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のボックスの防水構造として、例え
ば実開平1−58983号公報に開示されたものが知ら
れている。この防水構造にあっては、図11および図1
2に示すように、ボックス本体20の上部開口をカバー
21で閉じて両者を固定すると、カバー21の下端外周
に沿って延びる溝枠22内に固着した環状のシール材2
3がボックス本体20の外壁24の上端25で押圧され
て圧縮されることによりボックスが密封される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のボックスの
防水構造では、ボックス本体20の外壁24の上端25
でシール材23の一部を押圧してボックスが密封される
ので、外壁24の公差によるバラツキにより、外壁24
の上端25がシール材23を圧縮する位置やその圧縮量
にバラツキが生じ、シール材23による防水効果が低く
なることがある。また、幅の狭い外壁24の上端25で
シール材23を圧縮するので、シール面積、すなわち上
端25とシール材23との接触面積が小さく、高い防水
効果が得られない。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、防水性の向上を図って高い防水
効果が得られるボックスの防水構造を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、ボックス本体の上部開口を
カバーで閉じると、該カバーとボックス本体の接合部に
介在する環状のシール材で密封されるボックスの防水構
造であって、カバーとボックス本体の接合部の一方に、
環状のシール材の一面のほぼ全体を押圧する環状の突部
を設けたことを特徴とする。かかる構成によれば、ボッ
クス本体の上部開口をカバーで閉じると、カバーとボッ
クス本体の接合部の一方に設けた環状の突部が、環状の
シール材の一面のほぼ全体を押圧して圧縮するので、シ
ール面積、すなわちシール材と環状の突部との接触面積
が上記従来例よりも大幅に増加し、高い防水効果が得ら
れる。
【0006】請求項2に係る発明は、カバーとボックス
本体の接合部の他方を、環状の突部にほぼ合致する形状
を有する環状の凹部としたことを特徴とする。かかる構
成によれば、ボックス本体の上部開口をカバーで閉じる
と、シール材の両面が、環状の突部と環状の凹部とによ
りそれぞれ押圧されるので、環状の突部と接触するシー
ル材の一面側だけでなく、環状の凹部と接触するシール
材の他面側でも大きなシール面積が得られ、その分だけ
防水性が向上する。
【0007】請求項3に係る発明は、環状の突部は、シ
ール材の一面の幅方向中央部を押圧する中央平面部と、
該中央平面部の両端からそれぞれ傾斜して延びる内側お
よび外側傾斜面部とを有することを特徴とする。かかる
構成によれば、環状の突部が、中央平面部と内側および
外側傾斜面部の3箇所でシール材を押圧して圧縮するの
で、防水性がより一層向上する。また、シール材と環状
の突部とが接触するシール部が迷路状に屈曲するので、
水がより一層浸入しにくくなり、防水性がより一層向上
する。
【0008】請求項4に係る発明は、環状の突部には、
さらに、内側および外側傾斜面部からそれぞれ延びる内
側および外側平面部が設けられていることを特徴とす
る。かかる構成によれば、環状の突部は上記3箇所に加
えて内側および外側平面部でもシール材を押圧して圧縮
するので、防水性がより一層向上する。
【0009】請求項5に係る発明は、カバーに、ボック
ス本体の周壁の少なくとも上端近傍の内面および外面を
覆うように該周壁に嵌合する環状の溝を有する周壁を設
け、環状の溝の上端とボックス本体の周壁の上端とがシ
ール材を介して接合する前記接合部となっていることを
特徴とする。かかる構成によれば、ボックス本体の上部
開口をカバーで閉じると、カバーの周壁の環状の溝がボ
ックス本体の周壁の少なくとも上端近傍の内面および外
面を覆うようにボックス本体の周壁に嵌合し、しかも両
周壁の嵌合部の最も高い位置にある環状の溝の上端とボ
ックス本体の周壁の上端との間でシール材が圧縮される
ので、シール材によるシール部に水が浸入しにくく、防
水性がより一層向上する。
【0010】請求項6に係る発明は、カバーの周壁は、
ボックス本体の周壁の下端近傍まで延び、ボックス本体
の周壁の内面および外面全体を覆うように該周壁に嵌合
していることを特徴とする。かかる構成によれば、カバ
ーの周壁とボックス本体の周壁との嵌合長さが長くな
り、その分だけ水が浸入しにくくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明の実施の形態の一例に係るボ
ックスの防水構造を示す縦断面図、図2は図1の一部を
拡大して示す部分断面図、図3は図1に示すボックスに
用いるシール材の平面図、図4は図3のA−A断面図で
ある。
【0013】本例に係るボックスの防水構造にあって
は、図1に示すように、ボックス1のボックス本体2の
上部開口をボックス1のカバー3で閉じて該カバー3と
ボックス本体2を不図示の固定具で固定すると、ボック
ス本体2とカバー3の接合部に介在する環状のシール材
4(図3参照)でボックス1が密封されるようになって
いる。
【0014】カバー3には、ボックス本体2の周壁5の
上端近傍の内面および外面を覆うように該周壁5に嵌合
する環状の溝6を有する周壁7が設けられている。該周
壁7は外壁7aと内壁7bからなり、該両壁7a,7b
間にできる環状の溝6の上端とボックス本体2の周壁5
の上端とが環状のシール材4を介して接合する接合部と
なっている。また、ボックス本体2の周壁5の上端近傍
の外面には、カバー3をボックス本体2に固定する際に
外壁7aの下端を係止してカバー3を位置決めするため
の環状のストッパ8が突設されている。
【0015】ボックス本体2の周壁5の上端(カバー2
とボックス本体1の接合部の一方)には、環状のシール
材4の下面(一面)のほぼ全体を押圧する環状の突部9
が設けられている。該突部9は、図2に示すように、シ
ール材4の下面の幅方向中央部を押圧する中央平面部9
aと、該中央平面部9aの両端からそれぞれ傾斜して延
びる内側傾斜面部9bおよび外側傾斜面部9cとを有す
る台形状に形成されている。この突部9には、さらに、
内側傾斜面部9bおよび外側傾斜面部9cからそれぞれ
延びる内側平面部9dおよび外側平面部9eとが設けら
れている。
【0016】カバー3の環状の溝6の上端(前記接合部
の他方)を、環状の突部9にほぼ合致する形状を有する
環状の凹部10にしてある。すなわち、この凹部10
は、環状の突部9の中央平面部9a、内側傾斜面部9b
および外側傾斜面部9cにそれぞれ対向する中央平面部
10a、および、内側傾斜面部10bおよび外側傾斜面
部10cとからなる台形状の凹部と、環状の突部9の内
側平面部9dおよび外側平面部9eにそれぞれ対向する
内側平面部10dおよび外側平面部10eとを有する。
【0017】そして、カバー3の環状の凹部10に図3
および図4に示す環状のシール材4が固着されている。
このシール材4は、ゴム、エラストマ、ゴムスポンジ等
で作られている。また、シール材4は、突部9と凹部1
0の各中央平面部9a,10a間で圧縮される中央シー
ル部4aと、突部9と凹部10の各内側傾斜面部9b,
10b間で圧縮される内側傾斜シール部4bと、突部9
と凹部10の各外側傾斜面部9c,10c間で圧縮され
る外側傾斜シール部4cと、突部9と凹部10の各内側
平面部9d,10d間で圧縮される断面が円形状の内側
円形シール部4dと、突部9と凹部10の各外側平面部
9e,10e間で圧縮される断面が円形状の外側円形シ
ール部4eとからなる。また、中央シール部4aは、内
側および外側傾斜シール部4b,4cより厚くかつほぼ
均一な肉厚を有している。
【0018】上記構成を有する本例に係るボックスの防
水構造では、カバー3の周壁7をボックス本体2の周壁
5に嵌合させてボックス本体2の上部開口をカバー3で
閉じ、該カバー3とボックス本体2を不図示の固定具で
固定すると(図1参照)、周壁5の環状の突部9が周壁
7の環状の凹部10に固着した環状のシール材4の下面
のほぼ全体を押圧して圧縮する(図2参照)。そのた
め、シール面積、すなわち環状のシール材4と環状の突
部9との接触面積が図11および図12に示す上記従来
例よりも大幅に増加する。したがって、本例によれば、
ボックス本体2の周壁5の公差によるバラツキにより、
シール材4による防水効果が低くなることがなく、防水
性の向上を図って高い防水効果を得ることができる。
【0019】また、カバー3の周壁7の環状の溝6の上
端を、ボックス本体2の環状の突部9にほぼ合致する形
状を有する環状の凹部10とした構成により、ボックス
本体2の上部開口をカバー3で閉じると、シール材4の
両面が、環状の突部9と環状の凹部10とにより図2の
矢印で示す3箇所でそれぞれ押圧される。すなわち、シ
ール材4の中央シール部4aが突部9と凹部10の各中
央平面部9a,10a間で圧縮され、内側傾斜シール部
4bが突部9と凹部10の各内側傾斜面部9b、10b
間で圧縮され、そして、外側傾斜シール部4cが突部9
と凹部10の各外側傾斜面部9c,10c間で圧縮され
る。そのため、突部9と接触するシール材4の下面側だ
けでなく、凹部10と接触するシール材4の上面側でも
大きなシール面積が得られ、その分だけ防水性が向上す
る。しかも、シール材4と突部9とが接触するシール
部、およびシール材4と凹部10とが接触するシール部
がそれぞれ迷路状に(台形状に)屈曲するので、水がよ
り一層浸入しにくくなり、防水性がより一層向上する。
【0020】また、突部9は、上記3箇所に加えて内側
および外側平面部9d,9eでもシール材4の内側およ
び外側円形シール部4d,4eを凹部10の内側および
外側平面部10d,10eとの間でそれぞれ押圧して圧
縮するので、防水性がより一層向上する。
【0021】また、シール材4の中央シール部4aが突
部9と凹部10の各中央平面部9a、10a間で圧縮さ
れることにより、中央シール部4aの一部が内側および
外側傾斜シール部4b,4c側、さらには内側および外
側円形シール部4d、4e側に押し出される。そのた
め、内側および外側傾斜シール部4b,4cと、内側お
よび外側円形シール部4d,4eとの各部での防水性が
向上する。
【0022】また、ボックス本体2の上部開口をカバー
3で閉じると、カバー3の周壁7の環状の溝6がボック
ス本体2の周壁5の上端近傍の内面および外面を覆うよ
うに周壁5に嵌合し、しかも両周壁5,7の嵌合部の最
も高い位置にある環状の溝6の上端の凹部10とボッ4
クス本体7の周壁5の上端の突部9との間でシール材が
圧縮されるので、シール材4によるシール部に水が浸入
しにくく、防水性がより一層向上する。
【0023】図5は上記一例に係るボックスの防水構造
の変形例を示している。この変形例では、カバー3の周
壁7´は、ボックス本体2の周壁5の下端近傍まで延
び、ボックス本体2の周壁5全体を覆うように該周壁5
に嵌合している。その他の構成は上記一例と同じであ
る。この変形例によれば、カバー3の周壁7´とボック
ス本体2の周壁5との嵌合長さが長くなり、その分だけ
水が浸入しにくくなる。すなわち、周壁7´の下端側か
ら該周壁7´とボックス本体2の周壁5との間に水が入
り込んでも、周壁7´の下端からシール材4のある位置
までの高さが大きいために、水が両周壁5、7´の隙間
を通ってシール材4に到達しにくくなっている。したが
って、非常に高い防水効果が得られる。
【0024】なお、上記各例において、図3および図4
に示す上記環状のシール材4に代えて、図6に示すよう
な断面が矩形である環状のシール材11を用いてもよ
い。このシール材11を用いることにより、製造コスト
を低減することができる。また、図1に示す上記一例お
よび図5に示す上記変形例において、ボックス本体2側
に環状の突部9を設けかつカバー3側に環状の凹部10
を設ける代わりに、図7に示すように、カバー3側に環
状の突部9と同形状の環状の突部9Aを設けかつボック
ス本体2側に環状の凹部10と同形状の環状の凹部10
Aを設けてもよい。この場合、図3および図4に示す環
状のシール材4を図7および図8に示すように上下を逆
にして用いる。この変形例によっても、上記各例と同様
の効果が得られる。
【0025】また、図1に示す上記一例および図5に示
す上記変形例において、図9に示す変形例のように、ボ
ックス本体2側に断面が半円形の環状の突部9Bを設け
かつカバー3側に断面が半円形の環状の凹部10Bを設
けてもよい。環状の突部9Bには、前記環状の突部9と
同様の内側および外側平面部9d,9eが設けられてい
る。また、図9に示す変形例では、図6に示す環状のシ
ール材11を用いている。この変形例によれば、上記一
例と同様に、ボックス本体2側に設けた環状の突部9B
がカバー3側に設けた環状の凹部10Bとの間でシール
材11のほぼ全体を押圧して圧縮するので、ボックス本
体2の周壁5の公差によるバラツキにより、シール材1
1による防水効果が低くなることがなく、防水性の向上
を図って高い防水効果を得ることができる。
【0026】また、図1に示す上記一例および図5に示
す上記変形例において、図10に示す変形例のように、
ボックス本体2側に断面が半円形の環状の突部9Bを設
けかつカバー3側に断面が断面が台形状の環状の凹部1
0Cを設けてもよい。この変形例によっても、上記一例
と同様に、ボックス本体2側に設けた環状の突部9Bが
カバー3側に設けた環状の凹部10Cとの間でシール材
11のほぼ全体を押圧して圧縮するので、ボックス本体
2の周壁5の公差によるバラツキにより、シール材11
による防水効果が低くなることがなく、防水性の向上を
図って高い防水効果を得ることができる。
【0027】さらに、図1に示す上記一例において、カ
バー3の周壁7を無くし、カバー3の外周に、ボックス
本体2の周壁5の上端に設けた環状の突部9と環状のシ
ール材4を介して接合しかつ前記環状の凹部10と同様
の形状を有する環状の接合部を設け、そして、該接合部
と環状の突部9とでシール材4を圧縮するように構成し
てもよい。この構成によっても、防水性の向上を図って
高い防水効果を得ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、防水性の向上を図って高い防水効果を得る
ことができる。
【0029】請求項2に係る発明によれば、請求項1に
係る発明により得られる効果に加えて、環状の突部と接
触するシール材の一面側だけでなく、環状の凹部と接触
するシール材の他面側でも大きなシール面積が得られ、
その分だけ防水性が向上する。
【0030】請求項3に係る発明によれば、請求項1又
は2に係る発明により得られる効果に加えて、環状の突
部が、中央平面部と内側および外側傾斜面部の3箇所で
シール材を押圧して圧縮するので、防水性がより一層向
上する。また、シール材と環状の突部とが接触するシー
ル部が迷路状に屈曲するので、水がより一層浸入しにく
くなり、防水性がより一層向上する。
【0031】請求項4に係る発明によれば、請求項3に
係る発明により得られる効果に加えて、環状の突部は上
記3箇所に加えて内側および外側平面部でもシール材を
押圧して圧縮するので、防水性がより一層向上する。
【0032】請求項5に係る発明によれば、請求項1,
2,3又は4に係る発明により得られる効果に加えて、
カバーの周壁の環状の溝がボックス本体の周壁の少なく
とも上端近傍の内面および外面を覆うようにボックス本
体の周壁に嵌合し、しかも両周壁の嵌合の最も高い位置
にある環状の溝の上端とボックス本体の周壁の上端との
間でシール材が圧縮されるので、シール材によるシール
部に水が浸入しにくく、防水性がより一層向上する。
【0033】請求項6に係る発明によれば、請求項5に
係る発明により得られる効果に加えて、カバーの周壁と
ボックス本体の周壁との嵌合長さが長くなり、その分だ
け水が浸入しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例に係るボックスの防
水構造を示す縦断面図。
【図2】図1の一部を拡大して示した部分断面図。
【図3】図1に示すボックスに用いるシール材の平面
図。
【図4】図3のA−A断面図。
【図5】図1に示す一例の変形例を示す縦断面図。
【図6】図4に示すシール材の変形例を示す同図と同様
の断面図。
【図7】図1に示す一例の別の変形例を示す図で、図2
と同様の部分断面図。
【図8】図7に示す変形例で用いるシール材を示す図
で、図4と同様の断面図。
【図9】図1に示す一例の別の変形例を示す図で、図2
と同様の部分断面図。
【図10】図1に示す一例のさらに別の変形例を示す図
で、図2と同様の部分断面図。
【図11】従来のボックスの防水構造を示す分解斜視
図。
【図12】図11に示す従来例におけるシール部の構造
を示す部分断面図。
【符号の説明】
1……………………………………………ボックス 2……………………………………………ボックス本体 3……………………………………………カバー 4,11……………………………………シール材 5……………………………………………ボックス本体の
周壁 6……………………………………………環状の溝 7,7′……………………………………カバーの周壁 9,9A,9B……………………………環状の突部 9a…………………………………………中央平面部 9b…………………………………………内側傾斜面部 9c…………………………………………外側傾斜面部 9d…………………………………………内側平面部 9e…………………………………………外側平面部 10,10A,10B,10C…………環状の凹部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボックス本体の上部開口をカバーで閉じ
    ると、該カバーと前記ボックス本体の接合部に介在する
    環状のシール材で密封されるボックスの防水構造であっ
    て、 前記カバーと前記ボックス本体の接合部の一方に、前記
    環状のシール材の一面のほぼ全体を押圧する環状の突部
    を設けたことを特徴とするボックスの防水構造。
  2. 【請求項2】 前記カバーと前記ボックス本体の接合部
    の他方を、前記環状の突部にほぼ合致する形状を有する
    環状の凹部としたことを特徴とする請求項1記載のボッ
    クスの防水構造。
  3. 【請求項3】 前記環状の突部は、前記シール材の一面
    の幅方向中央部を押圧する中央平面部と、該中央平面部
    の両端からそれぞれ傾斜して延びる内側および外側傾斜
    面部とを有することを特徴とする請求項1又は2記載の
    ボックスの防水構造。
  4. 【請求項4】 前記環状の突部には、さらに、前記内側
    および外側傾斜面部からそれぞれ延びる内側および外側
    平面部が設けられていることを特徴とする請求項3記載
    のボックスの防水構造。
  5. 【請求項5】 前記カバーに、前記ボックス本体の周壁
    の少なくとも上端近傍の内面および外面を覆うように該
    周壁に嵌合する環状の溝を有する周壁を設け、前記環状
    の溝の上端と前記ボックス本体の周壁の上端とが前記シ
    ール材を介して接合する前記接合部となっていることを
    特徴とする請求項1,2,3又は4記載のボックスの防
    水構造。
  6. 【請求項6】 前記カバーの周壁は、前記ボックス本体
    の周壁の下端近傍まで延び、ボックス本体の周壁の内面
    および外面全体を覆うように該周壁に嵌合していること
    を特徴とする請求項5記載のボックスの防水構造。
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