JP2000223244A - 加熱体及び定着装置 - Google Patents
加熱体及び定着装置Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 非通紙領域での発熱を減少させ、高温による
オフセットや、定着フィルムや、加圧ローラ、フィルム
ガイドといった部品の損傷を防止する。 【解決手段】 加熱体Aのセラミック記録材1の表面側
において、発熱体パターン2Aの両側にこれと同じ長さ
のPTCパターン(正温度係数特性パターン)3A、3
Aを形成し、これらPTCパターン3A、3Aを介し
て、発熱パターン2Aに通電する。小サイズの転写材P
の通紙が連続した場合、非通紙領域が230℃を超えよ
うとすると、PCTパターン3A、3Aにより、この非
通紙領域での抵抗は約10倍高くなり、発熱体パターン
2A両端部での電流量が中央に比較して1/10に減少
するため発熱体パターン2Aのこの部分での発熱量も1
/10に減る。その結果、非通紙領域での過剰な熱の供
給はなくなり、自然な放熱とのバランスがとれるため
に、230℃以上には昇温しない。
オフセットや、定着フィルムや、加圧ローラ、フィルム
ガイドといった部品の損傷を防止する。 【解決手段】 加熱体Aのセラミック記録材1の表面側
において、発熱体パターン2Aの両側にこれと同じ長さ
のPTCパターン(正温度係数特性パターン)3A、3
Aを形成し、これらPTCパターン3A、3Aを介し
て、発熱パターン2Aに通電する。小サイズの転写材P
の通紙が連続した場合、非通紙領域が230℃を超えよ
うとすると、PCTパターン3A、3Aにより、この非
通紙領域での抵抗は約10倍高くなり、発熱体パターン
2A両端部での電流量が中央に比較して1/10に減少
するため発熱体パターン2Aのこの部分での発熱量も1
/10に減る。その結果、非通紙領域での過剰な熱の供
給はなくなり、自然な放熱とのバランスがとれるため
に、230℃以上には昇温しない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙等の転写材上に
トナー像を定着させるための加熱体、及びこれを備えた
定着装置に関する。
トナー像を定着させるための加熱体、及びこれを備えた
定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の加熱体Dを備えた、従来
の定着装置20Dの縦断面図である。
の定着装置20Dの縦断面図である。
【0003】同図中の符号25は定着フィルム、Dは加
熱体、22は加熱体Dの支持と定着フィルムの走行ガイ
ドとを行うフィルムガイド、26は定着フィルムを加熱
体Dに押し付けて、転写材Pを加圧搬送する加圧ローラ
である。
熱体、22は加熱体Dの支持と定着フィルムの走行ガイ
ドとを行うフィルムガイド、26は定着フィルムを加熱
体Dに押し付けて、転写材Pを加圧搬送する加圧ローラ
である。
【0004】定着フィルム25は直径24mm、厚み50
μmのポリイミドの上に4μmのプライマと10μmの
表層(テフロン層)とを積層したものである。
μmのポリイミドの上に4μmのプライマと10μmの
表層(テフロン層)とを積層したものである。
【0005】加圧ローラ26は直径13mmのアルミニウ
ムの芯金26aの周りに厚み3.5mmのシリコーンゴム
26bを被覆し、その表層にPFAチューブを被せた
り、又はフッ素樹脂やフッ素ラテックスを塗布したりし
たものである。加熱体Dはサーミスタ6の出力に応じて
CPU23がトライアック24をオン/オフすることに
より温度調整される。
ムの芯金26aの周りに厚み3.5mmのシリコーンゴム
26bを被覆し、その表層にPFAチューブを被せた
り、又はフッ素樹脂やフッ素ラテックスを塗布したりし
たものである。加熱体Dはサーミスタ6の出力に応じて
CPU23がトライアック24をオン/オフすることに
より温度調整される。
【0006】図7に、上述の定着装置20Dに用いられ
る加熱体Dを示す。図7(a)、(b)、(c)は、こ
の順に、従来の加熱体Dをそれぞれ下方、上方、前方か
ら見た図、すなわち、下面図、上面図、正面図である。
る加熱体Dを示す。図7(a)、(b)、(c)は、こ
の順に、従来の加熱体Dをそれぞれ下方、上方、前方か
ら見た図、すなわち、下面図、上面図、正面図である。
【0007】これらの図中の符号1はアルミナやチッ化
アルミを用いたセラミック基材で、発熱体2Dとして
は、銀にパラジウムを混ぜて合金化し、これをガラスペ
ーストに混ぜてスクリーン印刷したものを用いる。この
発熱体2Dに対する給電のために、銀や銀/白金をガラ
スペーストに混ぜてスクリーン印刷した導体パターン4
Dが形成されている。加熱体Dの表面(図6における下
面)には、摺動性の改善と絶縁耐圧を得るために、ガラ
スコート10が施されている。
アルミを用いたセラミック基材で、発熱体2Dとして
は、銀にパラジウムを混ぜて合金化し、これをガラスペ
ーストに混ぜてスクリーン印刷したものを用いる。この
発熱体2Dに対する給電のために、銀や銀/白金をガラ
スペーストに混ぜてスクリーン印刷した導体パターン4
Dが形成されている。加熱体Dの表面(図6における下
面)には、摺動性の改善と絶縁耐圧を得るために、ガラ
スコート10が施されている。
【0008】導体パターン4Dの端部には電極5が形成
されている。セラミック基材1の背面には、サーミスタ
6とその抵抗を検出するための導体パターン7が形成さ
れている。導体パターン7は、スルーホール8によって
電極9に接続されている。
されている。セラミック基材1の背面には、サーミスタ
6とその抵抗を検出するための導体パターン7が形成さ
れている。導体パターン7は、スルーホール8によって
電極9に接続されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のような加熱体2
Dを使用した、図6の定着装置20Dで、封筒やはがき
といったサイズの小さい転写材Pを通していると、加熱
体Dの長手方向両端部の非通紙領域では、転写材Pによ
る熱の消費がないため、熱が蓄積されて高温になるた
め、定着装置20Dに用いられるシリコーンゴムや表面
のフッ素樹脂のコート層が剥がれたり、圧縮永久ひずみ
が大きくなるといった問題が発生した。コート層が剥が
れると、加圧ローラ26表面にトナーが堆積して画像を
汚したり、紙転写材Pに粘着して巻き付きジャムを発生
させたりする。また、圧縮永久ひずみが大きくなると、
加圧ローラ26の弾力性が失われて、周期的に圧力がか
からなくなるため、定着性にムラが生じる。
Dを使用した、図6の定着装置20Dで、封筒やはがき
といったサイズの小さい転写材Pを通していると、加熱
体Dの長手方向両端部の非通紙領域では、転写材Pによ
る熱の消費がないため、熱が蓄積されて高温になるた
め、定着装置20Dに用いられるシリコーンゴムや表面
のフッ素樹脂のコート層が剥がれたり、圧縮永久ひずみ
が大きくなるといった問題が発生した。コート層が剥が
れると、加圧ローラ26表面にトナーが堆積して画像を
汚したり、紙転写材Pに粘着して巻き付きジャムを発生
させたりする。また、圧縮永久ひずみが大きくなると、
加圧ローラ26の弾力性が失われて、周期的に圧力がか
からなくなるため、定着性にムラが生じる。
【0010】本発明は、上述事情に鑑みてなされたもの
であり、サイズの小さい転写材を連続して通紙した場合
においても、加熱体の両端部の非通紙領域が不要に昇温
することを防止するようにした加熱体、及びこれを備え
た定着装置を提供することを目的とするものである。
であり、サイズの小さい転写材を連続して通紙した場合
においても、加熱体の両端部の非通紙領域が不要に昇温
することを防止するようにした加熱体、及びこれを備え
た定着装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1に係る本発明は、板状の耐熱部材の少なく
とも一方の面に発熱体パターンと、正温度係数特性の抵
抗を有するPTCパターンとを設ける、ことを特徴とす
る。
めの請求項1に係る本発明は、板状の耐熱部材の少なく
とも一方の面に発熱体パターンと、正温度係数特性の抵
抗を有するPTCパターンとを設ける、ことを特徴とす
る。
【0012】請求項2に係る本発明は、請求項1の加熱
体において、前記発熱体パターンが、前記板状の耐熱部
材の長手方向に対して複数の導通経路を有し、前記PT
Cパターンがこれら導通経路の間全域をつないでいる、
ことを特徴とする。
体において、前記発熱体パターンが、前記板状の耐熱部
材の長手方向に対して複数の導通経路を有し、前記PT
Cパターンがこれら導通経路の間全域をつないでいる、
ことを特徴とする。
【0013】請求項3に係る本発明は、請求項1の加熱
体において、前記発熱体パターンの導通経路全域を挟む
ように前記PTCパターンが配置されている、ことを特
徴とする。
体において、前記発熱体パターンの導通経路全域を挟む
ように前記PTCパターンが配置されている、ことを特
徴とする。
【0014】請求項4に係る本発明は、板状の耐熱部材
の少なくとも一方の面に発熱体パターンと、負温度係数
特性の抵抗を有するNTCパターンとを設ける、ことを
特徴とする。
の少なくとも一方の面に発熱体パターンと、負温度係数
特性の抵抗を有するNTCパターンとを設ける、ことを
特徴とする。
【0015】請求項5に係る本発明は、請求項4の加熱
体において、前記NTCパターンが、前記発熱体パター
ンの長手方向の両端にそれぞれ配置されている、ことを
特徴とする。
体において、前記NTCパターンが、前記発熱体パター
ンの長手方向の両端にそれぞれ配置されている、ことを
特徴とする。
【0016】請求項6に係る本発明は、転写材表面に担
持された未定着トナーを加熱して前記転写材上に定着さ
せる加熱体を備えた定着装置において、前記加熱体が、
請求項1、2、3、4、又は5に記載の加熱体である、
ことを特徴とする。
持された未定着トナーを加熱して前記転写材上に定着さ
せる加熱体を備えた定着装置において、前記加熱体が、
請求項1、2、3、4、又は5に記載の加熱体である、
ことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【0018】〈実施の形態1〉図1に、本発明に係る定
着装置の一例を示す。なお、同図は、定着フィルム25
を使用した定着装置の縦断面図である。
着装置の一例を示す。なお、同図は、定着フィルム25
を使用した定着装置の縦断面図である。
【0019】同図に示す定着装置20は、加熱体(ヒー
タ)Aと、フィルムガイド25と、定着フィルム25
と、加圧ローラ26とを備えている。
タ)Aと、フィルムガイド25と、定着フィルム25
と、加圧ローラ26とを備えている。
【0020】加熱体Aは、転写材Pの幅方向に長く形成
された板状の部材であり、セラミック基材1の表面(図
1では下面)に発熱体パターン2Aを設け、さらに発熱
パターン2Aの表面をガラスコート10で覆って形成さ
れている。ガラスコート10は、摺動性の改善と絶縁耐
圧の獲得が目的である。なお、加熱体Aについては後に
詳述する。
された板状の部材であり、セラミック基材1の表面(図
1では下面)に発熱体パターン2Aを設け、さらに発熱
パターン2Aの表面をガラスコート10で覆って形成さ
れている。ガラスコート10は、摺動性の改善と絶縁耐
圧の獲得が目的である。なお、加熱体Aについては後に
詳述する。
【0021】定着フィルム25は、直径24mm、厚み5
0μmのポリイミドの上に4μmのプライマと10μm
の表層(テフロン層)とを積層したものを無端状に形成
して、フィルムガイド22に掛け渡したものである。定
着フィルム25は、後述の加圧ローラ26の矢印R26
方向の回転に伴って矢印R25方向に従動回転する。
0μmのポリイミドの上に4μmのプライマと10μm
の表層(テフロン層)とを積層したものを無端状に形成
して、フィルムガイド22に掛け渡したものである。定
着フィルム25は、後述の加圧ローラ26の矢印R26
方向の回転に伴って矢印R25方向に従動回転する。
【0022】加圧ローラ26は、直径13mmのアルミニ
ウムの芯金26aの周りに厚み3.5mmのシリコーンゴ
ム26bを被覆し、その表層にPFAチューブを被せた
り、又はフッ素樹脂やフッ素ラテックスを塗布したりし
たものである。加圧ローラ26は、定着フィルム25を
加熱体Aに下方から押し付けている。これにより、定着
フィルム25と加圧ローラ26との間には、ニップ幅が
aの帯状の定着ニップ部Nが形成される。加圧ローラ2
6は、駆動手段(不図示)によって矢印R26方向に回
転駆動され、これにより、定着ニップ部Nにて転写材P
を矢印K方向に搬送する。
ウムの芯金26aの周りに厚み3.5mmのシリコーンゴ
ム26bを被覆し、その表層にPFAチューブを被せた
り、又はフッ素樹脂やフッ素ラテックスを塗布したりし
たものである。加圧ローラ26は、定着フィルム25を
加熱体Aに下方から押し付けている。これにより、定着
フィルム25と加圧ローラ26との間には、ニップ幅が
aの帯状の定着ニップ部Nが形成される。加圧ローラ2
6は、駆動手段(不図示)によって矢印R26方向に回
転駆動され、これにより、定着ニップ部Nにて転写材P
を矢印K方向に搬送する。
【0023】上述の加熱体Aの裏面(図1では上面)に
は、温度検知手段であるサーミスタ6が取り付けられて
おり、加熱体Aは、このサーミスタ6の出力に応じてC
PU23がトライアック24をオン/オフすることによ
り温度調整される。
は、温度検知手段であるサーミスタ6が取り付けられて
おり、加熱体Aは、このサーミスタ6の出力に応じてC
PU23がトライアック24をオン/オフすることによ
り温度調整される。
【0024】図2(a)、(b)、(c)に加熱体Aの
構成を示す。なお、この順に、下面図、上面図、正面図
である。以下の説明では、(a)、(b)、(c)にお
ける上下方向の寸法を加熱体A(又はセラミック基材
1)の「長さL」、(a)、(b)における左右方向の
寸法を加熱体A(又はセラミック基材1)の「幅W」、
(c)における左右方向の寸法を加熱体Aの「厚さt」
というものとする。また、(a)に図示されている下面
を「表面」、(b)に図示されている上面を「裏面」と
いうものとする。
構成を示す。なお、この順に、下面図、上面図、正面図
である。以下の説明では、(a)、(b)、(c)にお
ける上下方向の寸法を加熱体A(又はセラミック基材
1)の「長さL」、(a)、(b)における左右方向の
寸法を加熱体A(又はセラミック基材1)の「幅W」、
(c)における左右方向の寸法を加熱体Aの「厚さt」
というものとする。また、(a)に図示されている下面
を「表面」、(b)に図示されている上面を「裏面」と
いうものとする。
【0025】加熱体Aは、長板状のセラミック基材1
と、発熱体パターン2Aと、PTCパターン3Aと、導
体パターン4と、電極5とを有している。
と、発熱体パターン2Aと、PTCパターン3Aと、導
体パターン4と、電極5とを有している。
【0026】セラミック基材(耐熱部材)1は、アルミ
ナを、長さLが270mm、幅Wが7.78mm、厚さが
0.635mmの長板状に形成したものである。
ナを、長さLが270mm、幅Wが7.78mm、厚さが
0.635mmの長板状に形成したものである。
【0027】発熱体パターン(抵抗発熱体)2Aは、セ
ラミック基材1の表面側における幅W方向の中央に、長
さL方向に帯状に長く延びるように形成されている。発
熱体パターン2Aは、長さ215mm、幅1.5mmで総抵
抗が25Ωとなるように形成した。抵抗パターン2A
は、ペースト材を塗工することで構成されており、この
ペースト材は、500ppm /deg の正の温度抵抗係数を
有している。
ラミック基材1の表面側における幅W方向の中央に、長
さL方向に帯状に長く延びるように形成されている。発
熱体パターン2Aは、長さ215mm、幅1.5mmで総抵
抗が25Ωとなるように形成した。抵抗パターン2A
は、ペースト材を塗工することで構成されており、この
ペースト材は、500ppm /deg の正の温度抵抗係数を
有している。
【0028】PTCパターン3Aは、上述の発熱体パタ
ーン2Aの幅方向の両側に、発熱体パターン2Aと同じ
長さに形成されている。すなわち、PTCパターン3A
は、長さ215mm、幅1mmで発熱体パターン2Aの左右
両側にそれぞれ形成されている。本実施の形態で使用し
たPTCパターン3Aは、ガラスフリットと、チタン酸
バリウムのようなPTC特性(抵抗の正温度係数特性)
を有する酸化物セラミックとの混合物である。PTCパ
ターン3Aは、3000ppm /deg の正温度係数特性を
有するものであった。
ーン2Aの幅方向の両側に、発熱体パターン2Aと同じ
長さに形成されている。すなわち、PTCパターン3A
は、長さ215mm、幅1mmで発熱体パターン2Aの左右
両側にそれぞれ形成されている。本実施の形態で使用し
たPTCパターン3Aは、ガラスフリットと、チタン酸
バリウムのようなPTC特性(抵抗の正温度係数特性)
を有する酸化物セラミックとの混合物である。PTCパ
ターン3Aは、3000ppm /deg の正温度係数特性を
有するものであった。
【0029】導電パターン4は、上述のそれぞれのPT
Cパターン3Aに外側に接触するように形成されてい
る。導電パターン4、4は、図2(a)における上部の
長さが、PTCパターン3A、3Aよりも長く形成され
ていて、それぞれ電極4、4に接続されている。
Cパターン3Aに外側に接触するように形成されてい
る。導電パターン4、4は、図2(a)における上部の
長さが、PTCパターン3A、3Aよりも長く形成され
ていて、それぞれ電極4、4に接続されている。
【0030】図2(a)中のセラミック基材1の表面に
おける下部にも電極9、9が設けてある。これら電極
9、9は、スルーホール8、8を介して裏面側の導体パ
ターン7、7に接続されており、これら電極7、7に
は、セラミック基材1の裏面側の長さL歩行のほぼ中央
に配置されたサーミスタ6が接続されている。
おける下部にも電極9、9が設けてある。これら電極
9、9は、スルーホール8、8を介して裏面側の導体パ
ターン7、7に接続されており、これら電極7、7に
は、セラミック基材1の裏面側の長さL歩行のほぼ中央
に配置されたサーミスタ6が接続されている。
【0031】上述の各パターンは、いずれも例えばスク
リーン印刷によってセラミック基材1の表面又は裏面上
に形成されるものである。
リーン印刷によってセラミック基材1の表面又は裏面上
に形成されるものである。
【0032】なお、セラミック基材1の表面の定着フィ
ルム25に接触する部分には、摺動性及び絶縁耐圧を持
たせるためにガラス(不図示)がコートされている。
ルム25に接触する部分には、摺動性及び絶縁耐圧を持
たせるためにガラス(不図示)がコートされている。
【0033】上述構成の加熱体Aを、前述の図1の加熱
体Aとして定着装置20に組み込んだ。
体Aとして定着装置20に組み込んだ。
【0034】このような定着装置20において、加熱体
Aを200℃に維持しつつ、幅100mm、長さ240mm
の封筒を連続して毎分8枚の速度で中央基準で通紙し
た。従来の加熱体D(図7参照)を用いて通紙をする
と、封筒の通っていない非通紙領域では、徐々に温度が
上昇する。実験では、10枚目で通紙領域の外で加熱体
Dの温度は270℃に達した。このため、加熱体Dは液
晶ポリマーで成形されているフィルムガイド22を溶融
させ、定着ニップ部Nのニップ幅aが、封筒が通過しな
い両端部で細くなってしまった。また、さらに連続して
通紙していくと、加圧ローラ26の熱膨張の差が中央と
端部とで直径差として0.3mm(1.5%)として現れ
ることで、定着フィルム25にねじれが生じてくる。
Aを200℃に維持しつつ、幅100mm、長さ240mm
の封筒を連続して毎分8枚の速度で中央基準で通紙し
た。従来の加熱体D(図7参照)を用いて通紙をする
と、封筒の通っていない非通紙領域では、徐々に温度が
上昇する。実験では、10枚目で通紙領域の外で加熱体
Dの温度は270℃に達した。このため、加熱体Dは液
晶ポリマーで成形されているフィルムガイド22を溶融
させ、定着ニップ部Nのニップ幅aが、封筒が通過しな
い両端部で細くなってしまった。また、さらに連続して
通紙していくと、加圧ローラ26の熱膨張の差が中央と
端部とで直径差として0.3mm(1.5%)として現れ
ることで、定着フィルム25にねじれが生じてくる。
【0035】また、加圧ロー26ラの表面にFEPのよ
うなコートを設けていると、溶融が始まり、剥がれて離
型性が低下してしまうことになる。
うなコートを設けていると、溶融が始まり、剥がれて離
型性が低下してしまうことになる。
【0036】これに対し、上述の本実施の形態の加熱体
A(図2参照)を用いると、非通紙領域が230℃を超
えようとすると、この領域での抵抗は約10倍高くな
り、両端部での電流量が中央に比較して1/10に減少
するため発熱体パターン2Aのこの部分での発熱量も1
/10に減る。この結果として、非通紙領域での過剰な
熱の供給はなくなり、自然な放熱とのバランスがとれる
ために、230℃以上には昇温しない。したがって上記
のような問題は発生しなかった。
A(図2参照)を用いると、非通紙領域が230℃を超
えようとすると、この領域での抵抗は約10倍高くな
り、両端部での電流量が中央に比較して1/10に減少
するため発熱体パターン2Aのこの部分での発熱量も1
/10に減る。この結果として、非通紙領域での過剰な
熱の供給はなくなり、自然な放熱とのバランスがとれる
ために、230℃以上には昇温しない。したがって上記
のような問題は発生しなかった。
【0037】図5は本実施の形態と従来例との、小サイ
ズ紙通紙中の加熱体(ヒータ)長手方向の温度分布を示
したもので、破線Xは従来例、実線Yは本実施の形態を
示している。
ズ紙通紙中の加熱体(ヒータ)長手方向の温度分布を示
したもので、破線Xは従来例、実線Yは本実施の形態を
示している。
【0038】従来例においては、小サイズ通紙領域で
は、制御温度を保っているが、その外側では、昇温して
いる。これに対し、本実施の形態では小サイズ通紙領域
外でも、制御温度が保たれていることがわかる。
は、制御温度を保っているが、その外側では、昇温して
いる。これに対し、本実施の形態では小サイズ通紙領域
外でも、制御温度が保たれていることがわかる。
【0039】〈実施の形態2〉図3(a)、(b)、
(c)に、実施の形態2の加熱体Bを示す。なお、この
順に、下面図、上面図、正面図である。
(c)に、実施の形態2の加熱体Bを示す。なお、この
順に、下面図、上面図、正面図である。
【0040】本実施の形態においては、これらの図に示
すように、1本のPTCパターン3Bの両側に2本の発
熱体パターン2B、2Bを形成して、そのさらに外側に
導体パターン4、4を形成したものである。他の構成に
ついては、上述の実施の形態1と同じなので説明は省略
する。
すように、1本のPTCパターン3Bの両側に2本の発
熱体パターン2B、2Bを形成して、そのさらに外側に
導体パターン4、4を形成したものである。他の構成に
ついては、上述の実施の形態1と同じなので説明は省略
する。
【0041】PTCパターン3Bは、上述の実施の形態
1のものと同じ正温度抵抗特性のもので、幅1mm、長さ
215mmにわたって印刷で形成されている。
1のものと同じ正温度抵抗特性のもので、幅1mm、長さ
215mmにわたって印刷で形成されている。
【0042】発熱体パターン2B、2Bの長さは、同じ
く215mmで、幅はそれぞれ1.5mmにした。ここで必
ずしも、2本の発熱パターン2B、2Bの幅が同じであ
る必要はない。これら発熱パターン2B、2Bの抵抗値
は2本を幅方向で計って足したものが、25Ωとなるよ
うにした。
く215mmで、幅はそれぞれ1.5mmにした。ここで必
ずしも、2本の発熱パターン2B、2Bの幅が同じであ
る必要はない。これら発熱パターン2B、2Bの抵抗値
は2本を幅方向で計って足したものが、25Ωとなるよ
うにした。
【0043】ただし、このように2本の発熱体パターン
2B、2Bで構成すると、発熱体パターン2B、2Bの
実際の加熱幅が、実施の形態1に比較して広くなる。単
純に実施の形態1の1.5mmを2mmに広げるよりも、非
加熱体である定着フィルム25や加圧ローラ26に対す
る加熱の効率はよくなる。これは形成される定着ニップ
部Nのニップ幅aの両端に近い方で加熱を行うことにな
るので、定着ニップ部N内での温度分布が広いものにな
るためと考えられる。
2B、2Bで構成すると、発熱体パターン2B、2Bの
実際の加熱幅が、実施の形態1に比較して広くなる。単
純に実施の形態1の1.5mmを2mmに広げるよりも、非
加熱体である定着フィルム25や加圧ローラ26に対す
る加熱の効率はよくなる。これは形成される定着ニップ
部Nのニップ幅aの両端に近い方で加熱を行うことにな
るので、定着ニップ部N内での温度分布が広いものにな
るためと考えられる。
【0044】このように中央部分にPTCパターン3B
を形成することで、定着ニップ部N内の最も温度が高く
なる部分にPTCパターン3Bを配置することが可能と
なる。この結果、封筒等の小サイズ紙を通紙し始めると
早い時期に、非通紙領域での導通を減少させるので、よ
り早く非通紙領域の昇温を防止することが可能となる。
を形成することで、定着ニップ部N内の最も温度が高く
なる部分にPTCパターン3Bを配置することが可能と
なる。この結果、封筒等の小サイズ紙を通紙し始めると
早い時期に、非通紙領域での導通を減少させるので、よ
り早く非通紙領域の昇温を防止することが可能となる。
【0045】〈実施の形態3〉図4(a)、(b)、
(c)に、実施の形態3の加熱体Cを示す。なお、この
順に、下面図、上面図、正面図である。
(c)に、実施の形態3の加熱体Cを示す。なお、この
順に、下面図、上面図、正面図である。
【0046】本実施の形態においては、実施の形態1、
2が正温度係数特性のPTCパターン3A、3Bを使用
したのに対し、負温度係数特性のNTCパターン3Cを
使用している。
2が正温度係数特性のPTCパターン3A、3Bを使用
したのに対し、負温度係数特性のNTCパターン3Cを
使用している。
【0047】図3(a)に示すように、セラミック基体
1の幅W方向の中央部に配置された発熱体パターン2C
の長さL方向における非通紙領域になる部分に沿ってN
TCパターン3C、3Cを設けている。
1の幅W方向の中央部に配置された発熱体パターン2C
の長さL方向における非通紙領域になる部分に沿ってN
TCパターン3C、3Cを設けている。
【0048】発熱体パターン2Cは、長さ215mm、幅
1.5mmで、それぞれの両端から60mmの長さにわたっ
てそれぞれNTCパターン3C、3Cと接している。N
TCパターン3C、3Cは、導体パターン4C、4Cを
介して電極5、5につながっている。L1は最小の通紙
サイズの幅を中央基準で示したものである。レターサイ
ズの紙を通紙するような場合には、NTCパターン3
C、3Cの部分は非通紙状態にならないので、温度的に
200℃を超えない。したがって、NTCパターン3
C、3Cにはほとんど電流は流れず導体パターン4C、
4Cから発熱体パターン2Cのそれぞれの端部に対して
電流が流れる。これは、発熱体パターン2Cの両端部
は、それぞれ導体パターン4Cに直接的に接続されてい
るからである。
1.5mmで、それぞれの両端から60mmの長さにわたっ
てそれぞれNTCパターン3C、3Cと接している。N
TCパターン3C、3Cは、導体パターン4C、4Cを
介して電極5、5につながっている。L1は最小の通紙
サイズの幅を中央基準で示したものである。レターサイ
ズの紙を通紙するような場合には、NTCパターン3
C、3Cの部分は非通紙状態にならないので、温度的に
200℃を超えない。したがって、NTCパターン3
C、3Cにはほとんど電流は流れず導体パターン4C、
4Cから発熱体パターン2Cのそれぞれの端部に対して
電流が流れる。これは、発熱体パターン2Cの両端部
は、それぞれ導体パターン4Cに直接的に接続されてい
るからである。
【0049】これに対し、前述の封筒を通紙したような
場合には、NTCパターン3C、3Cの抵抗が低下して
おり、この部分の方が、発熱体パターン2Cに比較して
抵抗が低いのでこの部分を通して、電流が中央近くまで
流れてくる。このため、発熱体パターン2Cの両端部で
の電流が少なくなるため、発熱が押さえられる。
場合には、NTCパターン3C、3Cの抵抗が低下して
おり、この部分の方が、発熱体パターン2Cに比較して
抵抗が低いのでこの部分を通して、電流が中央近くまで
流れてくる。このため、発熱体パターン2Cの両端部で
の電流が少なくなるため、発熱が押さえられる。
【0050】この場合、B5のような182mmの幅のも
のに対しても、非通紙領域の昇温を防止することが可能
である。これは、通紙領域になっている部分のNTCパ
ターン3C、3Cは抵抗が下がらないため、通紙領域の
すぐ外まではNTCパターン3C、3Cを導通してくる
が、通紙領域ではNTCパターン3C、3Cを通らず
に、発熱体パターン2Cの方へ電流経路が移るからであ
る。
のに対しても、非通紙領域の昇温を防止することが可能
である。これは、通紙領域になっている部分のNTCパ
ターン3C、3Cは抵抗が下がらないため、通紙領域の
すぐ外まではNTCパターン3C、3Cを導通してくる
が、通紙領域ではNTCパターン3C、3Cを通らず
に、発熱体パターン2Cの方へ電流経路が移るからであ
る。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
加熱体の一部又は全部に、正温度係数特性又は負温度係
数特性のパターンを組み合わせることにより、非通紙領
域での発熱を減少させ、高温によるオフセットや、定着
フィルムや、加圧ローラ、フィルムガイドといった部品
の損傷を防止することができる。
加熱体の一部又は全部に、正温度係数特性又は負温度係
数特性のパターンを組み合わせることにより、非通紙領
域での発熱を減少させ、高温によるオフセットや、定着
フィルムや、加圧ローラ、フィルムガイドといった部品
の損傷を防止することができる。
【図1】実施の形態1の定着装置の縦断面図。
【図2】(a)は実施の形態1の加熱体の下面図。
(b)は実施の形態1の加熱体の上面図。(c)は実施
の形態1の加熱体の正面図。
(b)は実施の形態1の加熱体の上面図。(c)は実施
の形態1の加熱体の正面図。
【図3】(a)は実施の形態2の加熱体の下面図。
(b)は実施の形態2の加熱体の上面図。(c)は実施
の形態2の加熱体の正面図。
(b)は実施の形態2の加熱体の上面図。(c)は実施
の形態2の加熱体の正面図。
【図4】(a)は実施の形態3の加熱体の下面図。
(b)は実施の形態3の加熱体の上面図。(c)は実施
の形態3の加熱体の正面図。
(b)は実施の形態3の加熱体の上面図。(c)は実施
の形態3の加熱体の正面図。
【図5】ヒータ長さ方向位置と、ヒータ表面温度との関
係を示す図。
係を示す図。
【図6】従来の定着装置の縦断面図。
【図7】(a)は従来の加熱体の下面図。(b)は従来
の加熱体の上面図。(c)は従来の加熱体の正面図。
の加熱体の上面図。(c)は従来の加熱体の正面図。
1 耐熱部材(セラミック基材) 2A、2B、2C 発熱体パターン 3A、3B PTCパターン 3C NTCパターン 4、4C 導体パターン 6 サーミスタ 20 定着装置 25 定着フィルム 26 加圧ローラ A、B、C 加熱体(ヒータ) P 転写材
Claims (6)
- 【請求項1】 板状の耐熱部材の少なくとも一方の面に
発熱体パターンと、正温度係数特性の抵抗を有するPT
Cパターンとを設ける、 ことを特徴とする加熱体。 - 【請求項2】 前記発熱体パターンが、前記板状の耐熱
部材の長手方向に対して複数の導通経路を有し、前記P
TCパターンがこれら導通経路の間全域をつないでい
る、 ことを特徴とする請求項1に記載の加熱体。 - 【請求項3】 前記発熱体パターンの導通経路全域を挟
むように前記PTCパターンが配置されている、 ことを特徴とする請求項1に記載の加熱体。 - 【請求項4】 板状の耐熱部材の少なくとも一方の面に
発熱体パターンと、負温度係数特性の抵抗を有するNT
Cパターンとを設ける、 ことを特徴とする加熱体。 - 【請求項5】 前記NTCパターンが、前記発熱体パタ
ーンの長手方向の両端にそれぞれ配置されている、 ことを特徴とする請求項4に記載の加熱体。 - 【請求項6】 転写材表面に担持された未定着トナーを
加熱して前記転写材上に定着させる加熱体を備えた定着
装置において、 前記加熱体が、請求項1、2、3、4、又は5に記載の
加熱体である、 ことを特徴とする定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11023075A JP2000223244A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 加熱体及び定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11023075A JP2000223244A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 加熱体及び定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000223244A true JP2000223244A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=12100296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11023075A Pending JP2000223244A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 加熱体及び定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000223244A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002110313A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-04-12 | Canon Inc | 加熱装置および画像形成装置 |
EP1557726A1 (en) | 2004-01-23 | 2005-07-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus and heater for use therein |
JP2007328158A (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-20 | Canon Inc | 像加熱装置及びその装置に用いられる加熱体 |
US8150304B2 (en) | 2008-04-18 | 2012-04-03 | Sharp Kabushiki Kaisha | Fixing device and image forming apparatus including the same |
WO2011153489A3 (en) * | 2010-06-04 | 2012-04-05 | Robert Parker | Self regulating electric heaters |
US9933734B2 (en) | 2015-08-27 | 2018-04-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Fixing apparatus and heater for use in the apparatus |
JP2019012113A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 定着装置及び画像形成装置 |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP11023075A patent/JP2000223244A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002110313A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-04-12 | Canon Inc | 加熱装置および画像形成装置 |
EP1557726A1 (en) | 2004-01-23 | 2005-07-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus and heater for use therein |
US7203438B2 (en) | 2004-01-23 | 2007-04-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus and heater for use therein |
CN100409117C (zh) * | 2004-01-23 | 2008-08-06 | 佳能株式会社 | 像加热装置以及用于该装置的加热器 |
JP2007328158A (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-20 | Canon Inc | 像加熱装置及びその装置に用いられる加熱体 |
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WO2011153489A3 (en) * | 2010-06-04 | 2012-04-05 | Robert Parker | Self regulating electric heaters |
US8481898B2 (en) | 2010-06-04 | 2013-07-09 | Robert Parker | Self regulating electric heaters |
US9933734B2 (en) | 2015-08-27 | 2018-04-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Fixing apparatus and heater for use in the apparatus |
JP2019012113A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 定着装置及び画像形成装置 |
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