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JP2004047247A - 電極構造、加熱体、加熱装置、及び画像形成装置 - Google Patents

電極構造、加熱体、加熱装置、及び画像形成装置 Download PDF

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JP2004047247A
JP2004047247A JP2002202358A JP2002202358A JP2004047247A JP 2004047247 A JP2004047247 A JP 2004047247A JP 2002202358 A JP2002202358 A JP 2002202358A JP 2002202358 A JP2002202358 A JP 2002202358A JP 2004047247 A JP2004047247 A JP 2004047247A
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electrode
fixing
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JP2002202358A
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Kohei Maeda
前田 耕平
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Canon Inc
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Abstract

【課題】通電端子部材を接触させる電極部の自己昇温対策と接点硬度UPを両立させて、装置構成部品の過熱を防止すること、およびOHPシートを使わずに作業性よく電極部の接点削れの防止を行うことを目的とする。
【解決手段】基材11a上に形成され、電気部品11bに導通している第1の電極部分11d(1)と、この第1の電極部分と電気的に導通していて、通電端子部材が対応して接する第2の電極部分11d(2)を有し、第1の電極部分は第2の電極部分に比べて導電抵抗値の対温度変化率が低い導電体(パラジュウムを含有しない銀とガラスフィラーとの混合導電ペーストを焼成定着させた導電体パターン)で構成され、第2の電極部分は第1の電極部分に比べて高硬度の導電体(銀パラジュウムを含有する導電ペーストを焼成定着させた導電体パターン)で構成されていること。
【選択図】図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電極構造、加熱体、加熱装置、及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、プリンタ・複写機・ファクシミリなどの画像形成装置において電子写真方式・静電記録方式等の適宜の作像手段にて記録材(転写材・感光紙・静電記録紙・印字用紙等)上に転写(間接)方式もしくは直接方式で形成担持させた未定着画像を熱定着する加熱定着装置としては、熱ローラ方式などの、熱効率、安全性が良好な接触加熱型の装置が広く知られている。
【0003】
特に、近年では、省エネルギー推進の観点から、熱伝達効率が高く、装置の立上りも速い方式(オンデマンド)として、熱容量の小さなフィルムを介して被加熱材を加熱するフィルム加熱方式の加熱装置(特開昭63−313182号公報、特開平2−157878、4−44075〜44083、4−204980〜204984号公報等)が注目されており、実用化されている。
【0004】
このフィルム加熱方式の加熱装置は、加熱体(以下、ヒータと記す)と、一方の面がこのヒータと摺動し、他方面が被加熱材と接して共に移動するフィルム(伝熱部材)と、を有し、前記フィルムを介したヒータからの熱により被加熱材を加熱する構成を基本的構成とするものであり、画像形成装置において未定着画像を形成担持させた記録材の面に該画像を永久固着画像として熱定着する加熱定着装置等として使用できる。また、画像を担持した記録材を加熱してツヤ等の表面性を改質する像加熱装置、仮定着する像加熱装置等として使用できる。
【0005】
このようなフィルム加熱方式の加熱装置は、ヒートローラ方式等の他の接触加熱型加熱装置との対比において、昇温の速い低熱容量のヒータや伝熱部材として薄肉のフィルムを用いることができるため短時間に加熱部の温度が所定に上昇するので、スタンバイ時にヒータへの通電加熱(予熱)を行なう必要がなく、被加熱材をすぐに通紙しても該被加熱材が加熱部に到達するまでに加熱体を所定温度まで十分に昇温させることができ、省電力化やウエイトタイムの短縮化(クイックスタート性、オンデマンド)が可能となる、画像形成装置等の本機の機内昇温を低めることができる等の有利点がある。
【0006】
ヒータには一般にセラミックヒータが用いられる。図9はそのセラミックヒータの一例として、表面加熱型のアルミナヒータの例の構造模型図を示している。
(a)は途中部省略・一部切り欠きの表面図、(b)は途中部省略の縦断側面図、(c)は途中部省略の裏面図、(d)は横断面図、(e)は電極部側端部部分の拡大表面図、(f)は電極部側端部部分の拡大側面図である。
【0007】
このヒータ11は、ヒータ基材としてのアルミナ基板11aと、並行2条の通電発熱抵抗体層11b・11bと、各通電発熱抵抗体層の一端側に具備させた通電用電極部11d・11dと、各通電発熱抵抗体層の他端側を電気的に導通させている繋ぎ電極部11gと、低摩擦係数の薄肉のガラス保護層(表面保護ガラス)11cとからなる。
【0008】
アルミナ基板11aは、通紙方向と直交する方向を長手とする薄肉・細長の、電気絶縁性・良熱伝導性・低熱容量の部材である。
【0009】
並行2条の通電発熱抵抗体層11b・11bは、例えば銀パラジュウム(Ag/Pb)・TaN・銀ガラスフィラー混合体等の通電発熱抵抗体ペースト材を用い、これを上記アルミナ基板11aの表面側に基板長手に沿ってスクリーン印刷等により細帯状にパターン形成し焼成定着させた、例えば、厚み10〜30μm程度、幅1〜5mm程度のものである。
【0010】
通電用電極部11d・11dと繋ぎ電極部11gは、例えば、銀とガラスフィラーとの混合導電ペースト材を用い、これを上記アルミナ基板11aの表面側にスクリーン印刷等によりパターン形成し焼成定着させた、例えば厚み10〜30μm程度のものである。
【0011】
薄肉ガラス保護層11cは、並行2条の通電発熱抵抗体層11b・11b、通電用電極部11d・11dから通電発熱抵抗体層11b・11bへ至る電極延長部、繋ぎ電極部11gの保護と絶縁性の確保のために、それ等の部分を覆わせてガラスペーストをスクリーン印刷等によりパターン形成し焼成定着させた、例えば厚み10μm程度の薄肉絶縁性層である。
【0012】
このヒータ11は通電発熱抵抗体層11b・11bを具備させた表面側をフィルムと対面するフィルム摺動面側として支持部材に固定支持させて加熱装置に組み込まれる。
【0013】
上記のように装置に組み込まれたヒータ11の通電用電極部11d・11d側にヒータコネクター(不図示)が嵌着され、ヒータコネクター側の通電端子部材(以下、接点ビームと記す)が通電用電極部11d・11dに対して接触した状態になる。
【0014】
そして、ヒータ駆動回路(不図示)から上記のヒータコネクターの接点ビームを介してヒータ11の通電用電極部11d・11d間に給電されることで通電発熱抵抗体層11b・11bが発熱してヒータ11が迅速に昇温する。ヒータ11の温度が不図示の温度検知手段で検知され、その検知温度情報がヒータ駆動回路にフィードバックされる。ヒータ駆動回路は温度検知手段で検知される温度が所定の温度に維持されるように通電発熱抵抗体層11b・11bに対する供給電力を制御してヒータ11を温調する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ヒータコネクターの接点ビームの先端はヒータ11の通電用電極部11d・11d側に対する嵌着挿入時ヒータ11の通電用電極部11d・11d中の接点エリア部αに接触し擦れならが挿入される。そのために通電用電極部11d・11d中の接点エリア部αには図9の(e)や(f)に示しているような傷(接点削れ)422ができてしまう。通常この傷422の深さは電極部11d・11dの総厚みに対して1/2を超えてしまい、傷422の深さによっては接点不具合を起こしてしまう可能性がある。
【0016】
この接点削れ422の弊害を防止する為に、図10のように、ヒータコネクター17側の接点ビーム20aの先端と、加熱装置側のヒータ支持部材12に組み付けられているヒータ11の通電用電極部11d・11dとの間にOHPシート22のような硬質で薄いシートをはさみながら、ヒータコネクター17を挿入し(図10の(a)→(b)→(c))、挿入後に前記OHPシート22を引き抜く(図10の(d))というような作業を行って慎重を期する場合があったが、この作業は前記OHPシート22がしなってしまい作業がばらつき管理が難しく工程作業者にやさしい手段でないという欠点があった。
【0017】
作業者にやさしい別の手段として、通電用電極部11d・11dの構成材料に比較的硬度の高い銀パラジュームを含有する導電ペーストを用いることで、通電用電極部11d・11dをより硬くして、ヒータコネクター17側の接点ビーム20aとの擦れ傷422の発生を軽減する方法も取られており一般的である。
【0018】
しかしながら、通電用電極部11d・11dの構成材料として比較的硬度の高い銀パラジュームを含有する導電ペーストを用いる構成においては、パラジュームは非常に高価であるので銀以上にコストUP要因になりやすい欠点と、通電用電極部11d・11dが温度に対する抵抗値上昇率を大幅に上げてしまう傾向があるので、通電用電極部11d・11d自体が高温時自己発熱する傾向となり、パラジュームが入っていない導電ペースト、特に銀のみとガラスフィラーとの混合ペーストに比べて、通電用電極部11d・11d自体の到達温度はパラジューム含有の場合に数℃〜数10℃高くなってしまうことが判明している。
【0019】
この場合、加熱装置のヒータ支持部材としてのステイホルダーやフランジ部品等が溶けてしまったり、ヒータコネクターの性能保証温度を超えてしまったり、という弊害対策に苦労することとなる。
【0020】
逆に、銀のみとガラスフィラーとの混合導電ペーストは上述の長所の反面、銀パラジュームを含有する導電ペーストよりも硬度が低くなってしまう傾向となり、通電用電極部11d・11dの削れに対して強くする為ガラスフィラーの含有率を上げる方法もあるが、この場合通電用電極部11d・11dとヒータコネクター17の接点ビーム20aとの接触抵抗値が上昇してしまい、通電用電極部11d・11dの高温焼け不具合の可能性を上げてしまう欠点がある。
【0021】
本発明は、以上述べてきた課題を解消すること、すなわち、従来の導電ペーストの長所を生かし、短所を補う構成を実現することで、電極部の自己昇温対策と接点硬度UPを両立させて、装置構成部品の過熱を防止すること、およびOHPシートを使わずに作業性よく電極部の接点削れの防止を行うことを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下記の構成を特徴とする、電極構造、加熱体、加熱装置、及び画像形成装置である。
【0023】
(1)基材上に形成され、電気部品に導通している第1の電極部分と、この第1の電極部分と電気的に導通していて、通電端子部材が対応して接する第2の電極部分を有し、第1の電極部分は第2の電極部分に比べて導電抵抗値の対温度変化率が低い導電体で構成され、第2の電極部分は第1の電極部分に比べて高硬度の導電体で構成されていることを特徴とする電極構造。
【0024】
(2)第1の電極部分の上に第2の電極部分が積層されて形成されていることを特徴とする(1)に記載の電極構造。
【0025】
(3)第1の電極部分がパラジュウムを含有しない銀とガラスフィラーとの混合導電ペーストを焼成定着させた導電体パターンであり、第2の電極部分が銀パラジュウムを含有する導電ペーストを焼成定着させた導電体パターンであることを特徴とする(1)または(2)に記載の電極構造。
【0026】
(4)a)基材と、b)前記基材の面に形成された、通電により発熱する通電発熱抵抗体と、c)前記基材の面に形成され、前記通電発熱抵抗体へ通電するための電極部と、を基本構成体とし、前記電極部は、前記通電発熱抵抗体に導通している第1の電極部分と、この第1の電極部分と電気的に導通していて、通電 用通電端子部材が対応して接する第2の電極部分を有し、第1の電極部分は第2の電極部分に比べて導電抵抗値の対温度変化率が低い導電体で構成され、第2の電極部分は第1の電極部分に比べて高硬度の導電体で構成されていることを特徴とする加熱体。
【0027】
(5)第1の電極部分の上に第2の電極部分が積層されて形成されていることを特徴とする(4)に記載の加熱体。
【0028】
(6)第1の電極部分がパラジュウムを含有しない銀とガラスフィラーとの混合導電ペーストを焼成定着させた導電体パターンであり、第2の電極部分が銀パラジュウムを含有する導電ペーストを焼成定着させた導電体パターンであることを特徴とする(4)または(5)に記載の加熱体。
【0029】
(7)加熱体を有し、該加熱体の熱で被加熱材を加熱する加熱装置において、前記加熱体が(4)から(6)の何れかに記載の加熱体であることを特徴とする加熱装置。
【0030】
(8)加熱体と、この加熱体を固定支持する支持部材と、一方の面が前記加熱体と摺動し、他方の面が被加熱材と接し共に移動するフィルムと、を有し、前記フィルムを介した前記加熱体からの熱により被加熱材を加熱する加熱装置において、前記加熱体が(4)から(6)の何れかに記載の加熱体であることを特徴とする加熱装置。
【0031】
(9)記録材に未定着画像を形成担持させる作像手段と、記録材上の未定着画像を熱定着する加熱定着手段と、を有する画像形成装置において、前記加熱定着手段が(7)または(8)に記載の加熱装置であることを特徴とする画像形成装置。
【0032】
【発明の実施の形態】
〈第1の実施例〉
(1)画像形成装置例
図1は画像形成装置例の構成略図である。本例の画像形成装置は電子写真プロセス利用のレーザプリンタである。
【0033】
1は感光ドラムであり、OPC、アモルファスSe、アモルファスSi等の感光材料がアルミニウムやニッケルなどのシリンダ状の素管上に形成されている。
【0034】
感光ドラム1は矢印の方向に回転駆動され、まず、その表面は帯電装置としての帯電ローラ2によって一様帯電される。
【0035】
次に、その回転感光ドラム1の一様帯電面に対してレーザスキャナユニット3によりレーザビーム走査露光Lが施されて画像情報の静電潜像が形成される。感光ドラム1に対するレーザビーム走査露光Lは画像情報に応じて点灯制御されたレーザビームがレーザスキャナユニット3内で回転するポリゴンミラーにより反射されてなされる。
【0036】
この静電潜像は現像装置4で現像、可視化される。現像方法としては、ジャンピング現像法、2成分現像法、FEED現像法などが用いられ、イメージ露光と反転現像とを組み合わせて用いられることが多い。
【0037】
トナー画像は、転写装置としての転写ローラ5により、給紙機構部から所定のタイミングで搬送された記録材(転写材)P上に感光ドラム1上より転写される。
【0038】
記録材Pは給紙機構部の選択された上段または下段のカセット6から給紙ローラ61によってピックアップされ、分離ローラ対62で1枚分離給送され、給紙搬送路63を経て、紙先端部を検知するレジストローラ対64に送られ、感光ドラム1上の可視像であるトナー画像とタイミングを一致させた後、感光ドラム1と転写ローラ5との当接部である転写ニップに搬送されることになる。このとき記録材Pは感光ドラム1と転写ローラ5に一定の加圧力で挟持搬送される。
【0039】
転写ニップでトナー画像が転写された記録材Pは感光ドラム1の面から分離されて定着装置7へと搬送され、永久画像として定着され、排紙ローラ対65を経て、排紙トレイ8に排出されることになる。
【0040】
一方、感光ドラム1上に残存する転写残りの残留トナーは、クリーニング部材9により感光ドラム表面より除去され、感光ドラム1は繰返して作像に供される。
【0041】
(2)定着装置7
図2に定着装置7の要部の概略構成断面図を示した。図3は該装置の正面模型図である。
【0042】
本例の定着装置7は、特開平4−44075〜44083、4−204980〜204984号公報等に開示の、円筒状フィルムを用いた、フィルム加熱方式、加圧用回転体駆動方式(テンションレスタイプ)の加熱装置である。
【0043】
10は定着部材(定着ユニット)、16は加圧部材としての弾性加圧ローラであり、両者10・16の圧接により定着ニップ部Nを形成させている。
【0044】
定着部材10は図2において紙面に垂直方向を長手とする部材であり、横断面略半円弧状樋型の耐熱性・剛性を有するステイホルダー(加熱体支持部材)12と、このステイホルダー12の下面に、該部材の長手に沿って設けた凹溝部に嵌め入れて固定して配設した、加熱体としてのセラミックヒータ11と、該ヒータ11を取り付けたステイホルダー12にルーズに外嵌した円筒状の耐熱性の定着フィルム13と、ステイホルダー12内に挿入した補強ステイ14と、ステイホルダー12の両端部側にそれぞれ嵌着したフランジ部品19(図3)等からなる。
【0045】
セラミックヒータ11は前述した図9と同様の表面加熱型のアルミナヒータであるからその再度の説明は省略する。ただし、電極部構造は異なるので、これについては後述する。
【0046】
加圧ローラ16は芯金の両端部を装置シャーシー(不図示)の手前側と奥側の側板間に軸受部材を介して回転自由に軸受保持させて配設してある。
【0047】
定着部材10は、この加圧ローラ16の上側に、ヒータ11側を下向きにして加圧ローラ16に並行に配置し、ステイホルダー12の両端部に嵌着したフランジ部材19・19部分をそれぞれ不図示の付勢バネにて加圧ローラ16の軸線方向に押圧附勢することで、ヒータ11の下向き面を定着フィルム13を介して加圧ローラ16の弾性層に該弾性層の弾性に抗して圧接させ、加熱定着に必要な所定幅の定着ニップ部Nを形成させてある。
【0048】
加圧ローラ16は駆動系Mから回転力が伝達されることにより図2において矢印の時計方向に所定の周速度で回転駆動される。加圧ローラ16の回転駆動による該加圧ローラ16の外面と定着フィルム13との、定着ニップ部Nにおける圧接摩擦力により円筒状の定着フィルム13に回転力が作用して該定着フィルム13がその内面側がヒータ11の下向き面に密着して摺動しながらステイホルダー12の外回りを矢印の反時計方向に従動回転状態になる。ヒータ11の表面、ステイホルダー12にはシリコングリースが塗布され、定着フィルム13の内面との摺動性を良くしている。
【0049】
フランジ部品19・19はステイホルダー12と補強ステイ14とを合体ホールドさせながら、回転する定着フィルム13の端部を受止めて長手位置を規制し、該定着フィルムの軸線方向への寄り移動を規制する。
【0050】
17(図3)はヒータコネクターであり、ヒータ11を組付けたステイホルダー12の通電用電極部11d・11d側の端部に嵌着してある。図4の(a)はヒータコネクター17の断面模型図、(b)は嵌着状態の断面模型図である。ヒータコネクター17は高耐熱性の樹脂ハウジング部17aと高耐熱性の通電端子部材である接点ビーム20aにより構成され、接点ビーム20aがヒータ11の通電用電極部11d・11dに対して弾性的に接触した状態になる。
【0051】
そして、不図示のヒータ駆動回路(通電(温度)制御部)から上記のヒータコネクター17の接点ビーム20aを介してヒータ11の通電用電極部11d・11d間に給電されることで通電発熱抵抗体層11b・11bが発熱してヒータ11が迅速に昇温する。ヒータ駆動回路はヒータ裏面側に接触させて設けたサーミスタ等の温度検知手段15(図2)で検知されるヒータ温度が所定のほぼ一定温度(定着温度)に維持されるように通電発熱抵抗層11b・11bに対する通電を制御する。すなわちヒータ11は所定の定着温度に加熱・温調される。
【0052】
加圧ローラ16が回転駆動され、それに伴って円筒状の定着フィルム13が従動回転状態になり、またヒータ11に通電がなされ、該ヒータ11が昇温して所定の温度に立ち上がり温調された状態において、定着ニップ部Nの定着フィルム13と加圧ローラ16との間に未定着トナー画像tを担持した記録材Pが導入され、定着ニップ部Nにおいて記録材Pのトナー画像担持面側が定着フィルム13の外面に密着してフィルム13と一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送されていく。
この挟持搬送過程において、ヒータ11の熱が定着フィルム13を介して記録材Pに付与され、記録材P上の未定着トナー画像tが記録材P上に加熱・加圧されて溶融定着される。
【0053】
定着ニップ部Nを通過した記録材Pは定着フィルム13から曲率分離され、排紙ローラ対65を経て、排紙トレイ8に排出されることになる。
【0054】
定着フィルム13は、定着ニップ部Nにおいてヒータ11の熱を効率よく被加熱材としての記録材Pに与えるため、厚みは20〜70μmとかなり薄くしている。この定着フィルム13はフィルム基層、プライマー層、離型性層の3層構成で構成されており、フィルム基層側がヒータ11側であり、離型性層側が加圧ローラ16側である。フィルム基層はヒータ11のガラス保護層11cより絶縁性の高いポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK等であり、耐熱性、高弾性を有している。また、フィルム基層により定着フィルム13全体の引裂強度等の機械的強度を保っている。プライマー層は厚み2〜6μm程度の薄い層で形成されている。離型性層は定着フィルム13に対するトナーオフセット防止層であり、PFA、PTFE、FEP等のフッ素樹脂を厚み10μm程度に被覆して形成してある。
【0055】
また、ステイホルダー12は、例えば耐熱性プラスチック製部材より形成され、補強ステイ14にて剛性補強され、ヒータ11を保持するとともに定着フィルム13の搬送ガイドも兼ねている。フランジ部品19・19はステイホルダー12と同様に耐熱性樹脂で成形されるのが一般的である。
【0056】
このような定着用の薄いフィルム13を用いたフィルム加熱方式の加熱装置においては、セラミックヒータ11の高い剛性のために弾性層を有している加圧ローラ16がこれをフィルム13を介して圧接させたヒータ11の扁平下面にならって圧接部で扁平になって所定幅の定着ニップ部Nを形成し、定着ニップ部Nのみを加熱することでクイックスタートの加熱定着を実現している。
【0057】
(3)ヒータ11の電極部構造
図5の(a)は本実施例におけるヒータ11の電極部側端部部分の拡大表面図、(b)は同じく電極部側端部部分の拡大側面図である。
【0058】
本実施例におけるヒータ11の電極部11d・11dはそれぞれ、
▲1▼.電気部品である通電発熱抵抗体11b・11bと導通させて通電発熱抵抗体へ通電するための第1の電極部分11d(1)・11d(1)と、
▲2▼.この第1の電極部分11d(1)・11d(1)中の、前記ヒータコネクター17の通電端子部材である接点ビーム20aが対応するエリア(接点エリア)α部において、第1の電極部分11d(1)・11d(1)の上に積層して形成具備させた第2の電極部分11d(2)・11d(2)と、
の2層構造である。
【0059】
そして、第1の電極部分11d(1)・11d(1)は第2の電極部分11d(2)・11d(2)に比べて導電抵抗値の対温度変化率が低い傾向の導電体(低硬度であるが低TCRの導電体)で構成し、第2の電極部分11d(2)・11d(2)は第1の電極部分11d(1)・11d(1)に比べて高硬度の導電体(高TCRであるが高硬度の導電体)で構成してある。
【0060】
より具体的には、第1の電極部分11d(1)・11d(1)をパラジュウムを含有しない銀とガラスフィラーとの混合導電ペーストを焼成定着させた導電体パターンにし、第2の電極部分11d(2)・11d(2)を銀パラジュウムを含有する導電ペーストを焼成定着させた導電体パターンにしてある。
【0061】
第1の電極部分11d(1)・11d(1)にパラジュームを含まない銀とガラスフィラーからなる導電ペーストを用いて電極部を構成することによりパラジュームを含有する導電ペーストのみのときよりも該電極部分11d(1)・11d(1)の昇温を数℃〜数10℃低減させることができる。
【0062】
そして、この第1の電極部分11d(1)・11d(1)の、ヒータコネクター17の通電端子部材である接点ビーム20aが対応するエリアαに限って第2の電極部分11d(2)・11d(2)として銀パラジュームを含有する導電ペーストを重ねて焼成定着させた2重構造としたことによりパラジュームを含まない銀とガラスフィラーからなる導電ペーストのみのときよりも接点ビーム20aが対応するエリアである第2の電極部分11d(2)・11d(2)の硬度を向上させて、ヒータコネクター挿入傷の深さがα部の総厚みに占める割合を1/4〜1/6程度にして、接点削れの問題を大幅に軽減することが出来た。
【0063】
すなわち、第1の通電用電極部11d(1)には自己温度上昇要因低減に有利な銀とガラスフィラーの導電ペーストを用い、ヒータコネクター17の接点ビーム20aが対応するα部には第2の電極部分11d(2)として硬度確保が容易な銀パラジュームを含有する導電ペーストを重ねた構成となり、OHPシートを使わず作業性改善型であり、なおかつ高価なパラジュームを通電用電極部11d全体使うよりも少量で済むので安価であり、上述した従来の導電ペーストの長所を生かし、短所を補う構成を実現することが可能となる。
【0064】
〈第2の実施例〉
本実施例はヒータが裏面加熱型AlNヒータの場合である。
【0065】
前記の従来例において、加熱装置の記録材が通過する加熱ニップ部の幅(有効発熱長さ領域)はレターサイズの記録材の縦送りができるように決められている。しかし、レターサイズの幅寸法よりかなり幅が狭い記録材(B5サイズ、A5サイズ、はがき、封筒等)を通紙して画像定着する際には、記録材が通過していない加熱ニップ部分(非通紙領域)の温度上昇(非通紙部昇温現象)が連続で印字していくごとに激しくなり、ヒータの基板としてアルミナ基板が使用されている場合にはその基板が熱応力で破損したり、ヒータを保持している樹脂材料からなるステイホルダーの溶け、加圧ローラのゴム部分の破損などの問題を引き起こす場合がある。
【0066】
上記問題点を改善するために、特開平9−80940号公報に提案されているようなヒータ基板としてアルミナと比較して熱伝導率の大きいセラミック材料例えば窒化アルミニウム(AlN:熱伝導率はアルミナの5〜10倍)を用いたヒータとすることで、ヒータの長手方向の熱伝導を良くして、幅の狭い記録紙のスループットを向上する手段が考えられている。
【0067】
このような高熱伝導セラミック材料で構成されたヒータは長手方向のみならず幅、厚み方向の熱伝導性も良好であることから、特性を生かして、通電発熱抵抗層をヒータ基板の裏面側(反加熱面側)に設けることによって、発熱の効率を向上させる(裏面加熱型AlNヒータ)構成(裏面加熱型AlNヒータ)が特開2000−106265号公報に提案されている。この裏面加熱型AlNヒータは一般的にA4サイズ20数枚/分以上の高スループットの画像形成装置等において早いファーストプリントかつ高品質な定着性実現のため非常に有効な手段として用いられる。
【0068】
図6は裏面加熱型AlNヒータの例を示すもので、(a)は加熱体として裏面加熱型AlNヒータ11Aを用いたフィルム加熱方式の定着装置の定着ニップ部部分の拡大横断面模型図、(b)は裏面加熱型AlNヒータ11Aの途中部省略・一部切り欠きの表面図、(c)は途中部省略の縦断側面図、(d)は途中部省略の裏面図、(e)は横断面図である。
【0069】
通電用電極部11d・11dはAlNヒータ基板11aの裏面側(通電発熱抵抗層11b・11b側)に設けてあり、この通電用電極部11d・11dから通電発熱抵抗層11b・11bに通電がなされる。
【0070】
通電発熱抵抗層11b・11bを形成したヒータ基板11aの裏面には裏面薄肉ガラス保護層11cで被覆してある。温度検知手段15はこの例の場合は裏面薄肉ガラス保護層11cの面に加圧部材で圧接させて配設してある場合を想定している。
【0071】
低摩擦係数の薄肉ガラス保護層である表面保護ガラス11eをこの裏面加熱型AlNヒータ11Aの表面に対して配置して定着フィルム13の回転性を改善処置している。
【0072】
図7の(a)は上記の裏面加熱型ヒータ11Aに対するヒータコネクター17の断面模型図、(b)は嵌着状態の断面模型図である。
【0073】
ヒータコネクター17は、ハウジング17aと、通電端子である接点ビーム20aと、ヒータ押し上げビーム20bとを有する。図中では各ビーム20a及び20bがハウジング17aにインサート成型されているが、もちろんハウジング17aと各ビーム20a及び20bを含めた端子部が別部品として構成されてもよい。
【0074】
ヒータ押し上げビーム20bは、裏面加熱型AlNヒータ11Aの場合、ヒータ11Aをスぺーサー部品21を介してステイホルダー12に押し当てることで厚み方向の位置決めをする役割を果している。これによりヒータコネクター17の接点ビーム20aの接圧のばらつきを低減させている。
【0075】
図8の(a)は本実施例における裏面加熱型AlNヒータ11Aの電極部側端部部分の拡大側面図、(b)は同じく電極部側端部部分の拡大裏面図である。
【0076】
本実施例の電極部構造も前記第1の実施例の表面加熱型アルミナヒータ11の電極部構造と同様である。
【0077】
すなわち、本実施例におけるヒータ11Aの電極部11d・11dもそれぞれ、
▲1▼.電気部品である通電発熱抵抗体11b・11bと導通させて通電発熱抵抗体へ通電するための第1の電極部分11d(1)・11d(1)と、
▲2▼.この第1の電極部分11d(1)・11d(1)中の、前記ヒータコネクター17の通電端子部材である接点ビーム20aが対応するエリア(接点エリア)α部において、第1の電極部分11d(1)・11d(1)の上に積層して形成具備させた第2の電極部分11d(2)・11d(2)と、
の2層構造である。
【0078】
そして、第1の電極部分11d(1)・11d(1)は第2の電極部分11d(2)・11d(2)に比べて導電抵抗値の対温度変化率が低い傾向の導電体(低硬度であるが低TCRの導電体)で構成し、第2の電極部分は第1の電極部分に比べて高硬度の導電体(高TCRであるが高硬度の導電体)で構成してある。
【0079】
より具体的には、第1の電極部分11d(1)・11d(1)をパラジュウムを含有しない銀とガラスフィラーとの混合導電ペーストを焼成定着させた導電体パターンにし、第2の電極部分11d(2)・11d(2)を銀パラジュウムを含有する導電ペーストを焼成定着させた導電体パターンにしてある。
【0080】
第1の電極部分11d(1)・11d(1)にパラジュームを含まない銀とガラスフィラーからなる導電ペーストを用いて電極部を構成することによりパラジュームを含有する導電ペーストのみのときよりも該電極部分11d(1)・11d(1)の昇温を数℃〜数10℃低減させる。
【0081】
そして、この第1の電極部分11d(1)・11d(1)の、ヒータコネクター17の通電端子部材である接点ビーム20aが対応するエリアに限って第2の電極部分11d(2)・11d(2)として銀パラジュームを含有する導電ペーストを重ねて焼成定着させた2重構造としたことによりパラジュームを含まない銀とガラスフィラーからなる導電ペーストのみのときよりも接点ビーム20aが対応するエリアである第2の電極部分11d(2)・11d(2)の硬度を向上させて、ヒータコネクター挿入傷の深さがα部の総厚みに占める割合を1/4〜1/6程度にして、接点削れの問題を大幅に軽減することが出来た。
【0082】
すなわち、第1の実施例の場合と同様の効果が得られた。
【0083】
〈その他〉
1)フィルム加熱方式の加熱装置は、実施例のような加圧ローラ駆動方式、テンションフリータイプのフィルム加熱方式の装置に限られるものではなく、エンドレスフィルムの内周面に駆動ローラを設け、フィルムにテンションを加えながら駆動する装置構成のものにすることもできるし、フィルムを有端のウエブ状にして、これを走行移動させる装置構成のものにすることもできる。
【0084】
2)加熱体11は、SUS材や金属材をヒータ基板とした平板型ヒータや異型湾曲ヒータとすることもできる。
【0085】
3)第1と第2の通電用電極部11d(1)と11d(2)は実施例では積層タイプとしたが、互いに電気的に導通させて並べて配設した形態にすることもできる。
【0086】
4)本発明の電極構造は実施例のフィルム加熱方式加熱装置のヒータの電極構造に限られず、通電端子部材を接触させる電極構造として広く適用して効果が得られる。
【0087】
【発明の効果】
以上説明した通り本発明によれば、従来の導電ペーストの長所を生かし、短所を補う構成を実現することで、電極部の自己昇温対策と接点硬度UPを両立させて、装置構成部品の過熱を防止すること、およびOHPシートを使わずに作業性よく電極部の接点削れの防止を行うことが出来、初期の目的が良く達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例における画像形成装置例の構成略図
【図2】定着装置(フィルム加熱方式)の要部の概略構成断面図
【図3】該装置の正面模型図
【図4】(a)はヒータコネクターの断面模型図、(b)は嵌着状態の断面模型図
【図5】(a)は第1の実施例におけるヒータ(表面加熱型アルミナヒータ)の電極部側端部部分の拡大表面図、(b)は同じく電極部側端部部分の拡大側面図
【図6】第2の実施例におけるヒータ(裏面加熱型AlNヒータ)の構造模型図
【図7】(a)はヒータコネクターの断面模型図、(b)は嵌着状態の断面模型図
【図8】第2の実施例におけるヒータの電極部側端部部分の拡大側面図、(b)は同じく電極部側端部部分の拡大表面図
【図9】従来のセラミックヒータの一例としての、表面加熱型のアルミナヒータ例の構造模型図
【図10】OHPシートを用いた接点削れ防止要領図
【符号の説明】
11,11A・・加熱体(セラミックヒータ)、11d(1)・・第1の電極部分、11d(2)・・第2の電極部分、17・・ヒータコネクター、20a・・通電端子部

Claims (9)

  1. 基材上に形成され、電気部品に導通している第1の電極部分と、この第1の電極部分と電気的に導通していて、通電端子部材が対応して接する第2の電極部分を有し、第1の電極部分は第2の電極部分に比べて導電抵抗値の対温度変化率が低い導電体で構成され、第2の電極部分は第1の電極部分に比べて高硬度の導電体で構成されていることを特徴とする電極構造。
  2. 第1の電極部分の上に第2の電極部分が積層されて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電極構造。
  3. 第1の電極部分がパラジュウムを含有しない銀とガラスフィラーとの混合導電ペーストを焼成定着させた導電体パターンであり、第2の電極部分が銀パラジュウムを含有する導電ペーストを焼成定着させた導電体パターンであることを特徴とする請求項1または2に記載の電極構造。
  4. a)基材と、b)前記基材の面に形成された、通電により発熱する通電発熱抵抗体と、c)前記基材の面に形成され、前記通電発熱抵抗体へ通電するための電極部と、を基本構成体とし、前記電極部は、前記通電発熱抵抗体に導通している第1の電極部分と、この第1の電極部分と電気的に導通していて、通電用通電端子部材が対応して接する第2の電極部分を有し、第1の電極部分は第2の電極部分に比べて導電抵抗値の対温度変化率が低い導電体で構成され、第2の電極部分は第1の電極部分に比べて高硬度の導電体で構成されていることを特徴とする加熱体。
  5. 第1の電極部分の上に第2の電極部分が積層されて形成されていることを特徴とする請求項4に記載の加熱体。
  6. 第1の電極部分がパラジュウムを含有しない銀とガラスフィラーとの混合導電ペーストを焼成定着させた導電体パターンであり、第2の電極部分が銀パラジュウムを含有する導電ペーストを焼成定着させた導電体パターンであることを特徴とする請求項4または5に記載の加熱体。
  7. 加熱体を有し、該加熱体の熱で被加熱材を加熱する加熱装置において、前記加熱体が請求項4から6の何れかに記載の加熱体であることを特徴とする加熱装置。
  8. 加熱体と、この加熱体を固定支持する支持部材と、一方の面が前記加熱体と摺動し、他方の面が被加熱材と接し共に移動するフィルムと、を有し、前記フィルムを介した前記加熱体からの熱により被加熱材を加熱する加熱装置において、前記加熱体が請求項4から6の何れかに記載の加熱体であることを特徴とする加熱装置。
  9. 記録材に未定着画像を形成担持させる作像手段と、記録材上の未定着画像を熱定着する加熱定着手段と、を有する画像形成装置において、前記加熱定着手段が請求項7または8に記載の加熱装置であることを特徴とする画像形成装置。
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