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JP2000221542A - 薄膜トランジスタ基板 - Google Patents

薄膜トランジスタ基板

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Publication number
JP2000221542A
JP2000221542A JP2250199A JP2250199A JP2000221542A JP 2000221542 A JP2000221542 A JP 2000221542A JP 2250199 A JP2250199 A JP 2250199A JP 2250199 A JP2250199 A JP 2250199A JP 2000221542 A JP2000221542 A JP 2000221542A
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JP
Japan
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terminal
contact hole
thin film
insulating film
substrate
Prior art date
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Application number
JP2250199A
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English (en)
Other versions
JP4184522B2 (ja
Inventor
Tetsuya Fujikawa
徹也 藤川
Hidetomo Sukenori
英智 助則
Shogo Hayashi
省吾 林
Yoshinori Tanaka
義規 田中
Masahiro Kihara
正博 木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Priority to US09/298,775 priority patent/US6297519B1/en
Priority to TW088106771A priority patent/TW498294B/zh
Priority to KR1019990016934A priority patent/KR100293760B1/ko
Publication of JP2000221542A publication Critical patent/JP2000221542A/ja
Priority to US09/925,666 priority patent/US6509215B2/en
Priority to US10/292,179 priority patent/US6897479B2/en
Priority to US10/419,474 priority patent/USRE39452E1/en
Priority to US10/999,405 priority patent/US7034335B2/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 探針を接触させても傷が付きにくく、接続の
信頼性の高い端子構造を有するTFT基板を提供する。 【解決手段】 基板上に複数のTFT、及び端子が形成
されている。この端子は、少なくとも一つのTFTのゲ
ート電極またはドレイン電極に接続されている。保護絶
縁膜が、複数のTFT及び端子を覆う。TFTの各々の
ソース電極に対応する位置に、保護絶縁膜を貫通してソ
ース電極の上面まで達する第1のコンタクトホールが形
成されている。保護絶縁膜の上に、画素電極が形成され
ている。画素電極は、ソース電極に接続される。第2の
コンタクトホールが、保護絶縁膜を貫通して端子の上面
まで達する。基板法線方向から見たとき、端子の内奥部
には保護絶縁膜が残っている。端子保護導電膜が保護絶
縁膜の上に形成され、第2のコンタクトホール内を経由
して端子に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に用
いられる薄膜トランジスタ(TFT)基板に関し、特に
基板上に外部との接続用端子が設けられた薄膜トランジ
スタ基板に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のTFT基板の表面上に形
成された端子の断面図を示す。ガラス基板1の表面をゲ
ート絶縁膜4が覆っている。ゲート絶縁膜4の一部の表
面上に、アモルファスシリコン膜12aが形成されてい
る。アモルファスシリコン膜12aの上に、端子21a
が形成されている。端子21aは、アモルファスシリコ
ン膜14a、下側Ti膜15a、Al膜16a、及び上
側Ti膜17aがこの順番に積層された積層構造を有す
る。画素部においては、アモルファスシリコン膜12a
はTFTのチャネル層を構成し、アモルファスシリコン
膜14aから上側Ti膜17aまでの4層はTFTのソ
ース電極、ドレイン電極及びドレインバスラインを構成
する。
【0003】アモルファスシリコン膜12aから上側T
i膜17aまでの積層構造を覆うように、ゲート絶縁膜
4の上に保護絶縁膜30が形成されている。端子21a
の上方の領域に、保護絶縁膜30を貫通するコンタクト
ホール32が形成されている。コンタクトホール32の
内面及びその周辺の保護絶縁膜30の表面を、インジウ
ム錫オキサイド(ITO)からなる端子保護導電膜35
aが覆う。端子保護導電膜35aは、端子21aの腐食
や損傷を防止する。端子保護導電膜35aの形成は、画
素部の画素電極の形成と同時に行われる。
【0004】端子保護導電膜35aの表面に探針を接触
させ、導通試験や絶縁試験を行うことができる。また、
テープ自動ボンディング(TAB)用の端子も、図8に
示す端子と同様の構造を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図8に示す端子保護導
電膜35aの表面に探針を接触させた時に、探針が端子
保護導電膜35aを突き破り、その下の上側Ti膜17
aやAl膜16aに傷を付けてしまう場合があった。
【0006】本発明の目的は、探針を接触させても傷が
付きにくく、接続の信頼性の高い端子構造を有するTF
T基板を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点による
と、主表面を有する基板と、前記基板の主表面上に形成
され、各々、ゲート電極、チャネル層、ソース電極、及
びドレイン電極を含んで構成される複数の薄膜トランジ
スタと、前記基板の主表面上に形成され、少なくとも一
つの前記薄膜トランジスタのゲート電極及びドレイン電
極のうち一方の電極に接続された第1の端子と、前記複
数の薄膜トランジスタ及び第1の端子を覆うように、前
記基板の主表面上に形成された保護絶縁膜と、前記薄膜
トランジスタの各々のソース電極に対応する位置に形成
され、前記保護絶縁膜を貫通して該ソース電極の上面ま
で達する第1のコンタクトホールと、前記保護絶縁膜の
上に、前記薄膜トランジスタの各々に対応して形成さ
れ、前記第1のコンタクトホール内を経由して、対応す
る薄膜トランジスタのソース電極に接続された画素電極
と、前記第1の端子に対応する位置に形成され、前記保
護絶縁膜を貫通して該第1の端子の上面まで達し、基板
法線方向から見たとき、該第1の端子の内奥部には前記
保護絶縁膜を残すように配置された第2のコンタクトホ
ールと、前記保護絶縁膜の上に形成され、前記第2のコ
ンタクトホール内を経由して前記第1の端子に接続さ
れ、該第1の端子の内奥部上に残された前記保護絶縁膜
を覆い、前記画素電極と同一材料で形成された第1の端
子保護導電膜とを有する薄膜トランジスタ基板が提供さ
れる。
【0008】第1の端子の内奥部上に残された保護絶縁
膜の上の第1の端子保護導電膜に探針を接触させること
により、所望のTFTのゲート電極またはドレイン電極
に電圧を印可することができる。探針の接触部の下に
は、保護絶縁膜が残っているため、探針が第1の端子を
損傷させることを防止できる。
【0009】本発明の他の観点によると、主表面を有す
る基板と、前記基板の主表面上に形成され、各々ゲート
電極、ゲート絶縁膜、チャネル層、ソース電極、及びド
レイン電極を含んで構成され、ゲート電極の上にゲート
絶縁膜が配置された逆スタガード型の薄膜トランジスタ
と、前記基板の主表面上に形成され、少なくとの一つの
前記薄膜トランジスタのドレイン電極に接続され、第1
の導電膜及びその上に配置された第2の導電膜を少なく
とも有する繋換部と、前記薄膜トランジスタ及び繋換部
を覆うように前記基板の主表面上に形成された保護絶縁
膜と、前記薄膜トランジスタの各々のソース電極に対応
して配置され、前記保護絶縁膜を貫通する第1のコンタ
クトホールと、前記保護絶縁膜の上に、前記薄膜トラン
ジスタの各々に対応して形成され、前記第1のコンタク
トホール内を経由して、対応する薄膜トランジスタのソ
ース電極に接続された画素電極と、前記繋換部に対応し
て配置され、前記保護絶縁膜及び第2の導電膜を貫通
し、側面に、該第2の導電膜の上面の一部により画定さ
れた段差が形成されている第2のコンタクトホールと、
前記保護導電膜の上に、前記繋換部に対応して配置さ
れ、前記第2のコンタクトホール内を経由して前記繋換
部に接続され、かつ、該第2のコンタクトホールの側面
上の段差を画定している前記第2の導電膜の上面に電気
的に接触している端子導電膜とを有する薄膜トランジス
タ基板が提供される。
【0010】端子導電膜が、第2の導電膜の上面の一部
に接触し、第2の導電膜を介して第1の導電膜に電気的
に接続される。端子導電膜と第1の導電膜とを直接接触
させると接触抵抗が大きくなってしまう場合でも、両者
間の良好な電気的接続を確保することが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施例に
よるTFT基板の部分平面図を示す。ガラス基板の表面
上に、行方向に延在する複数のゲートバスライン11が
配置されている。ゲートバスライン11は、例えばCr
で形成される。各ゲートバスラン11の一端(図1では
右端)に検査用ゲート端子22が配置され、他端にTA
B用ゲート端子23が配置されている。ゲートバスライ
ン11は、SiNからなるゲート絶縁膜で覆われてい
る。
【0012】このゲート絶縁膜の上に、列方向に延在す
る複数のドレインバスライン20が配置されている。ド
レインバスライン20は、Ti膜/Al膜/Ti膜の3
層構造を有する。各ドレインバスライン20の一端(図
1では下端)に検査用ドレイン端子21が配置され、他
端にTAB用ドレイン端子24が配置されている。
【0013】ゲートバスライン11とドレインバスライ
ン20との交差箇所の各々にTFT10が配置されてい
る。相互に隣接する2本のゲートバスライン11及び相
互に隣接する2本のドレインバスライン20に囲まれた
領域内に画素電極35が配置されている。TFT10の
ドレイン13Dは、対応するドレインバスライン20に
接続されている。TFT10のソース電極13Sは、対
応する画素電極35に接続されている。
【0014】TFT10に対応するゲートバスライン1
1が、当該TFT10のゲート電極を兼ねている。TF
T毎に配置されたチャネル保護膜18が、当該TFT1
0のチャネル層を覆っている。
【0015】検査用ドレイン電極端子21は、ドレイン
バスライン20と同一の層内に同一工程で形成され、対
応するドレインバスライン20に連続する。検査用ドレ
イン電極端子21の上層に端子保護導電膜35aが配置
されている。両者は、コンタクトホール25a内を経由
して相互に接続されている。
【0016】検査用ゲート端子22は、ゲートバスライ
ン11と同一の層内に同一工程で形成され、対応するゲ
ートバスライン11に連続する。検査用ゲート端子22
の上層に端子保護導電膜35bが配置されている。両者
は、コンタクトホール25b内を経由して相互に接続さ
れている。TAB用ゲート端子23の上層にも、検査用
ゲート端子22と同様に端子保護導電膜35bが配置さ
れている。
【0017】TABドレイン端子24は、ゲートバスラ
イン11と同一の層内に同一工程で形成される。TAB
ドレイン端子24の上層にも、端子保護導電膜35cが
配置されている。両者は、コンタクトホール25c内を
経由して相互に接続されている。端子保護導電膜35c
は、繋換部24Aにおいて、コンタクトホール26内を
経由して対応するドレインバスライン20に接続されて
いる。
【0018】1つのTAB用ゲート端子23と、それに
対応する検査用ゲート端子22との間に電圧を印可する
ことにより、ゲートバスライン11の導通不良を発見す
ることができる。同様に、ドレインバスライン20の導
通不良を発見することができる。また、検査用ゲート端
子22と検査用ドレイン端子21との間に電圧を印可す
ることにより、両者間の絶縁不良を発見することができ
る。
【0019】TAB用ドレイン端子24が、ゲートバス
ライン11と同一の層内に配置されているのは、TAB
用ドレイン端子24とTAB用ゲート端子23とを、同
一の積層構造にするためである。
【0020】図2(A)は、図1の一点鎖線A2−A2
における断面図を示す。ガラス基板1の表面をゲート絶
縁膜4が覆う。ゲート絶縁膜4の一部の表面上に、アモ
ルファスシリコン膜12aが形成されている。アモルフ
ァスシリコン膜12aの上に、検査用ドレイン端子21
が形成されている。検査用ドレイン端子21は、アモル
ファスシリコン膜14a、下側Ti膜15a、Al膜1
6a、及び上側Ti膜17aがこの順番に積層された積
層構造を有する。
【0021】ゲート絶縁膜4の上に、検査用ドレイン端
子21を覆うように保護絶縁膜30が形成されている。
コンタクトホール25aが保護絶縁膜30を貫通する。
コンタクトホール25aは、図1に示すように、検査用
ドレイン端子21の外周よりもやや内側に配置され、そ
の外周に沿った環状の形状を有する。このため、検査用
ドレイン端子21を基板法線方向から見たとき、その内
奥部に保護絶縁膜30が残っている。
【0022】保護絶縁膜30の上に、検査用ドレイン端
子21を覆うように、端子保護導電膜35aが配置され
ている。端子保護導電膜35aは、コンタクトホール2
5a内を経由して検査用ドレイン端子21に接触してい
る。
【0023】検査時には、検査用ドレイン端子21の内
奥部上に残っている保護絶縁膜30の上の端子保護導電
膜35aに探針を接触させる。探針の接触部の下に保護
絶縁膜30が残っているため、その下の検査用ドレイン
端子21が、探針によって傷つけられることを防止でき
る。
【0024】図2(B)は、図1の一点鎖線B2−B2
における断面図を示す。ガラス基板1の表面上にCrか
らなる検査用ゲート端子22が形成されている。ガラス
基板1の上に、検査用ゲート端子22を覆うようにゲー
ト絶縁膜4及び保護絶縁膜30が積層されている。コン
タクトホール25bが、ゲート絶縁膜4及び保護絶縁膜
30の2層を貫通する。コンタクトホール25bは、図
1に示すように、検査用ゲート端子22の外周よりもや
や内側に配置され、その外周に沿った環状の形状を有す
る。
【0025】保護絶縁膜30の上に、検査用ゲート端子
22を覆うように、端子保護導電膜35bが配置されて
いる。端子保護導電膜35bは、コンタクトホール25
b内を経由して検査用ゲート端子22に接触している。
図2(A)に示す検査用ドレイン端子21の場合と同様
に、検査用ゲート端子22を基板法線方向から見たと
き、その内奥部にゲート絶縁膜4及び保護絶縁膜30が
残っている。このため、検査用ゲート端子22が、探針
によって傷つけられることを防止できる。
【0026】図3は、図1の一点鎖線A3−A3におけ
る断面図を示す。ゲートバスライン11が、ガラス基板
1の表面上に配置されている。ゲートバスライン11を
覆うようにガラス基板1の表面上にゲート絶縁膜4が配
置されている。チャネル層12が、ゲート絶縁膜4の上
に、ゲートバスライン11を跨ぐように配置されてい
る。チャネル層12の表面のうちゲート電極11の上方
の領域は、チャネル保護膜18で保護されている。
【0027】チャネル層12の表面のうちゲート電極1
1の両側の領域は、それぞれソース電極13S及びドレ
イン電極13Dで覆われている。ソース電極13S及び
ドレイン電極13Dは、下から順番にn+型アモルファ
スSi膜14、下側Ti膜15、Al膜16、及び上側
Ti膜17が積層された4層構造を有する。
【0028】このように構成されたTFT10を覆うよ
うに、ゲート絶縁膜4の上に保護絶縁膜30が配置され
ている。保護絶縁膜30の、ソース電極13Sに対応す
る位置にコンタクトホール31が形成されている。コン
タクトホール31の内面及び保護絶縁膜30の一部の領
域上にITOからなる画素電極35が配置されている。
画素電極35は、コンタクトホール31の底面において
ソース電極13Sに接続される。
【0029】Al膜16とアモルファスSi膜14との
間に下側Ti膜15が挿入されているのは、Alの拡散
による素子特性の劣化を防止するためである。Al膜1
6と画素電極35とを直接接触させると、接触抵抗が高
くなる。Al膜16とITO膜35との間に上側Ti膜
17を挿入することにより、接触抵抗を低くすることが
できる。
【0030】次に、図1〜3に示すTFT基板の製造方
法を説明する。ガラス基板1の表面上にCr膜を形成
し、このCr膜をパターニングしてゲートバスライン1
1、検査用ゲート端子22、TAB用ゲート端子23、
及びTAB用ドレイン端子24を残す。ゲートバスライ
ン11、検査用ゲート端子22、TAB用ゲート端子2
3、及びTAB用ドレイン端子24を覆うように、ガラ
ス基板1の表面上にSiNからなる厚さ400nmのゲ
ート絶縁膜4を堆積する。ゲート絶縁膜4の堆積は、原
料ガスとしてSiH4とNH3を用いた化学気相成長(C
VD)により行う。成膜時の基板温度は320℃とす
る。
【0031】ゲート絶縁膜4の表面上に、厚さ30nm
のアモルファスSi膜を堆積する。このアモルファスS
i膜の堆積は、原料ガスとしてSiH4を用いたCVD
により行う。成膜時の基板温度は310℃とする。この
アモルファスシリコン膜は、後の工程でパターニングさ
れ、チャネル層12を構成する。
【0032】アモルファスSi膜の表面上に、厚さ12
0nmのSiN膜を堆積し、このSiN膜をパターニン
グしてチャネル保護膜18を残す。チャネル保護膜18
となるSiN膜の堆積は、原料ガスとしてSiH4とN
3を用いたCVDにより行う。成膜時の基板温度は3
20℃とする。
【0033】チャネル保護膜18をパターニングするた
めのレジストパターンの形成方法について説明する。ガ
ラス基板1の裏(図3においては下面)側から、ゲート
バスライン11をマスクとして露光することにより、ゲ
ートバスライン11の縁に沿った境界を画定する。次
に、通常のフォトマスクを用い、ガラス基板1の表側か
ら露光することにより、ゲートバスライン11に直交す
る境界を画定する。2回の露光の後、レジスト膜を現像
して、チャネル保護膜18に対応したレジストパターン
を形成する。このレジストパターンをマスクとしてSi
N膜をエッチングし、チャネル保護膜18を残す。その
後、レジストパターンを除去する。
【0034】次に、基板全面上に、厚さ30nmのn+
型アモルファスSi膜、厚さ20nmのTi膜、厚さ1
00nmのAl膜、及び厚さ100nmのTi膜を順番
に堆積する。アモルファスSi膜の堆積は、原料ガスと
してSiH4とPH3を用い、基板温度250℃としたC
VDにより行う。Ti及びAl膜の堆積は、室温でのス
パッタリングにより行う。
【0035】最も上のTi膜の表面上に、ソース電極1
3S及びドレイン電極13Dに対応したレジストパター
ンを形成する。このレジストパターンをマスクとして、
ゲート絶縁膜4の上に形成されているアモルファスSi
膜までをエッチングする。このエッチングは、Cl2
BCl3との混合ガスを用いた反応性イオンエッチング
(RIE)により行う。Cl2とBCl3の流量は、例え
ば共に100sccmとする。
【0036】ゲートバスライン11の上方の領域では、
チャネル保護膜18がエッチング停止層として働き、こ
の上面でエッチングがほぼ停止する。このエッチングに
より、チャネル層12、ソース電極13S、及びドレイ
ン電極13Dが形成される。同時に、図1に示すドレイ
ンバスライン20及び検査用ドレイン端子21が形成さ
れる。
【0037】基板全面上に、SiNからなる厚さ300
nmの保護絶縁膜30を堆積する。保護絶縁膜30の堆
積は、ゲート絶縁膜4の堆積と同様の方法で行う。
【0038】保護絶縁膜30にコンタクトホール31を
形成すると同時に、図2(A)に示すコンタクトホール
25a及び図1に示すコンタクトホール26を形成す
る。これらのコンタクトホールの形成と同時に、第1及
び第2のの絶縁膜4及び30に、図2(B)に示すコン
タクトホール25bを形成する。これらのコンタクトホ
ールの形成は、SF6とO2との混合ガスを用いたRIE
により行う。エッチング条件は、SF6の流量200s
ccm、O2の流量200sccm、圧力10Paであ
る。
【0039】次に、第2の実施例について説明する。上
記第1の実施例では、図3のコンタクトホール31と図
2(B)のコンタクトホール25bとを同時に形成す
る。このため、コンタクトホール25bの部分のゲート
絶縁膜4が除去されるまでの期間、コンタクトホール3
1の底面に露出した上側Ti膜17がエッチング雰囲気
に晒される。この期間に上側Ti膜17がエッチングさ
れてその下のAl膜16が露出すると、画素電極35と
ソース電極13Sとの良好な電気的接触を得ることが困
難になる。これを回避するために、上側Ti膜17を十
分厚くしておく。
【0040】ところが、上側Ti膜17を厚くすると、
上側Ti膜17からアモルファスシリコン膜12までの
積層をパターニングするときのエッチング時間が長くな
る。製造コストの低減を図るためには、エッチング時間
を短くすることが好ましい。第2の実施例は、上側Ti
膜17を比較的薄くしても、画素電極35とソース電極
13Sとの良好な電気的接続を確保することを可能とす
るものである。
【0041】図4は、第2の実施例によるTFT基板の
TFT部分の断面図を示す。図3に示す第1の実施例に
よるTFT基板においては、コンタクトホール31の底
面に上側Ti膜17が残っていた。これに対し、第2の
実施例では、保護絶縁膜30にコンタクトホール31b
が形成され、上側Ti膜17にも、それを貫通するコン
タクトホール31aが形成されている。
【0042】基板法線方向から見たとき、コンタクトホ
ール31aの外周は、コンタクトホール31bの外周よ
りもやや内側に位置する。すなわち、コンタクトホール
31aと31bの側面には、その繋換部に、上側Ti膜
17の上面の一部により画定された段差が形成される。
画素電極35は、この段差部において上側Ti膜17の
上面に接触する。画素電極35が上側Ti膜17を介し
てAl膜16に接続されるため、画素電極35とソース
電極13Sとの良好な電気的接続を確保することが可能
になる。
【0043】次に、コンタクトホール31b及び31a
の形成方法について説明する。上側Ti膜17の厚さを
20nmとする。また、保護絶縁膜30の堆積時の基板
温度を、ゲート絶縁膜4の成膜時の基板温度よりも低い
230℃とする。
【0044】保護絶縁膜30の所定の領域をレジストパ
ターンでマスクし、コンタクトホール31bを形成す
る。コンタクトホール31bの形成は、SF6とO2との
混合ガスを用いたRIEにより行う。エッチング条件
は、SF6の流量200sccm、O2の流量200sc
cm、圧力10Paである。このエッチング条件では、
保護絶縁膜がサイドエッチングされる。また、上側Ti
膜17もエッチングされるが、Ti膜のエッチングはイ
オン衝突時の衝撃による作用が大きいため、ほぼ基板面
に対して法線方向にエッチングが進む。このため、上側
Ti膜17に形成されるコンタクトホール31aの外周
が、保護絶縁膜30に形成されるコンタクトホール30
bの外周よりも外側に位置するようになる。
【0045】図5は、第2の実施例によるTFT基板の
検査用ドレイン端子の断面図を示す。なお、第2の実施
例によるTFT基板の平面図は、図1に示す第1の実施
例のTFT基板の平面図と同様である。図2(A)に示
す第1の実施例では、コンタクトホール25aの底面に
上側Ti膜17aが残っていた。これに対し、第2の実
施例では、図4のコンタクトホール31a、31bの部
分と同様に、保護絶縁膜30を貫通するコンタクトホー
ル25aa、及び上側Ti膜17aを貫通するコンタク
トホール25abが形成されている。
【0046】コンタクトホール25aa及び25abの
側面には、図4のコンタクトホール31a及び31bの
側面の段差と同様の段差が形成されている。このため、
端子保護導電膜35aと検査用ドレイン端子21との良
好な電気的接続を確保することができる。
【0047】図6(A)及び(B)は、それぞれ第2の
実施例の第1及び第2の変形例によるTFT基板の検査
用ドレイン端子の平面図を示す。第2の実施例では、図
1に示すように、コンタクトホール25aが検査用ドレ
イン端子21の外周に沿った環状の形状を有していた。
その内周及び外周はほぼ直線である。
【0048】図6(A)に示す第1の変形例では、第2
の実施例のコンタクトホール25aの代わりに、複数の
コンタクトホール26が配置されている。コンタクトホ
ール26は、検査用ドレイン端子21の外周よりもやや
内側に、その外周に沿って離散的に配列している。図6
(A)の一点鎖線A5−A5における断面図は、図5に
示された断面図と同一である。コンタクトホール26の
外周の長さの総和は、図1に示すコンタクトホール25
aの外周の長さよりも長い。このため、図5に示すコン
タクトホール25aa及び25abの境界の段差のテラ
スに相当する部分の面積が大きい。従って、端子保護導
電膜35aと検査用ドレイン端子21との接触抵抗をよ
り低くすることが可能になる。同様に、図1の繋換部2
4Aにおいても、コンタクトホール26を複数個設ける
ことにより、接触抵抗を低くすることが可能になる。
【0049】図6(B)に示す第2の変形例では、図1
のコンタクトホール25aの変わりに、コンタクトホー
ル27が配置されている。コンタクトホール27の内周
及び外周は、ジグザグパターンとされている。このた
め、第1の変形例の場合と同様に、コンタクトホールの
側面に形成される段差のテラスの面積を大きくし、端子
保護導電膜35aと検査用ドレイン端子21との接触抵
抗をより低くすることが可能になる。同様に、図1の繋
換部24Aにおいても、コンタクトホール26の周囲を
ジグザグパターンとすることにより、接触抵抗を低くす
ることが可能になる。
【0050】上記実施例では、検査用ドレイン端子21
やソース電極13Sを、Al膜と上側Ti膜とを含んで
構成する場合を説明した。Al膜の代わりに、Cu、A
l合金、またはCu合金からなる膜を用い、上側Ti膜
の代わりに、Ti、Mo、W、Ta、これらの合金、窒
化物、もしくは酸化物からなる膜を用いる場合にも、上
記実施例と同様の効果が期待できる。
【0051】図7は、本発明の実施例によるTFT基板
を用いた液晶表示パネルの一例を示す。ガラス基板1の
表面上に複数のTFT10が形成されている。TFT1
0は、保護絶縁膜30で覆われている。各TFT10に
対応して、保護絶縁膜30の表面上にITO膜35が形
成されている。ITO膜35を覆うように、保護絶縁膜
30の上に配向膜50が形成されている。ガラス基板6
0の表面上に共通電極61が形成され、その表面上に配
向膜62が形成されている。
【0052】ガラス基板1と60とが、配向膜50及び
62が形成されている面同士を向かい合わせるように対
向配置されている。ガラス基板1と60との間に液晶材
料70が充填されている。ガラス基板1及び60の外側
に、それぞれ偏光板72及び73が配置されている。な
お、必要に応じ、ガラス基板60の表面上にカラーフィ
ルタ、遮光膜等を配置してもよい。
【0053】以上、実施例に沿って本発明を説明した
が、本発明はこれらに制限されるものではない。例え
ば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当
業者に自明であろう。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検査用端子が端子保護導電膜で覆われており、検査用端
子の内奥部においては、検査用端子と端子保護導電膜と
の間に絶縁膜が残っている。このため、端子保護導電膜
に探針を接触させたとき、その下の絶縁膜が保護膜とし
て作用し、検査用端子の損傷を防止することができる。
また、コンタクトホールの側面に形成された段差のテラ
スの面積を大きくし、テラスを介してコンタクトホール
上下の導電膜を接触させることにより、両者の間の接触
抵抗を低減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるTFT基板の平面図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例によるTFT基板の検査
用端子の断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例によるTFT基板のTF
T部分の断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例によるTFT基板のTF
T部分の断面図である。
【図5】本発明の第2の実施例による検査用ドレイン端
子の断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例の変形例による検査用ド
レイン端子の平面図である。
【図7】実施例によるTFT基板を用いた液晶表示パネ
ルの断面図である。
【図8】従来例による検査用端子の断面図である。
【符号の説明】
1、60 ガラス基板 4 ゲート絶縁膜 10 TFT 11 ゲートバスライン 12 チャネル層 13D ドレイン電極 13S ソース電極 12a、14、14a アモルファシシリコン膜 15、15a 下側Ti膜 16、16a Al膜 17、17a 上側Ti膜 18 チャネル保護膜 20 ドレインバスライン 21 検査用ドレイン端子 22 検査用ゲート端子 23 TAB用ゲート端子 24 TAB用ドレイン端子 25a〜25c、25aa、25ab、26、27、3
1、31a、31b コンタクトホール 30 保護絶縁膜 35 画素電極 35a〜35c 端子保護導電膜 50、62 配向膜 61 共通電極 70 液晶材料 72、73 偏光板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 省吾 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 田中 義規 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 木原 正博 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2H092 GA17 GA25 GA34 GA51 HA28 JA25 JA41 JA46 KA05 MA07 MA29 NA28 NA30 PA01 5F110 AA24 CC07 DD02 EE04 EE36 FF03 FF29 GG02 GG15 HK01 HK02 HK03 HK04 HK06 HK09 HK16 HK22 HM17 HM18 NN03 NN04 NN12 NN24 NN35 5G435 AA07 AA14 BB12 EE33 EE41 FF05 HH12 HH14 KK05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主表面を有する基板と、 前記基板の主表面上に形成され、各々、ゲート電極、チ
    ャネル層、ソース電極、及びドレイン電極を含んで構成
    される複数の薄膜トランジスタと、 前記基板の主表面上に形成され、少なくとも一つの前記
    薄膜トランジスタのゲート電極及びドレイン電極のうち
    一方の電極に接続された第1の端子と、 前記複数の薄膜トランジスタ及び第1の端子を覆うよう
    に、前記基板の主表面上に形成された保護絶縁膜と、 前記薄膜トランジスタの各々のソース電極に対応する位
    置に形成され、前記保護絶縁膜を貫通して該ソース電極
    の上面まで達する第1のコンタクトホールと、 前記保護絶縁膜の上に、前記薄膜トランジスタの各々に
    対応して形成され、前記第1のコンタクトホール内を経
    由して、対応する薄膜トランジスタのソース電極に接続
    された画素電極と、 前記第1の端子に対応する位置に形成され、前記保護絶
    縁膜を貫通して該第1の端子の上面まで達し、基板法線
    方向から見たとき、該第1の端子の内奥部には前記保護
    絶縁膜を残すように配置された第2のコンタクトホール
    と、 前記保護絶縁膜の上に形成され、前記第2のコンタクト
    ホール内を経由して前記第1の端子に接続され、該第1
    の端子の内奥部上に残された前記保護絶縁膜を覆い、前
    記画素電極と同一材料で形成された第1の端子保護導電
    膜とを有する薄膜トランジスタ基板。
  2. 【請求項2】 基板法線方向から見たとき、前記第2の
    コンタクトホールが、前記第1の端子の外周よりも内側
    に、その外周に沿って配置されている請求項1に記載の
    薄膜トランジスタ基板。
  3. 【請求項3】 さらに、前記基板の主表面と前記保護絶
    縁膜との間に配置され、少なくとも一つの薄膜トランジ
    スタのゲート電極及びドレイン電極のうち他方の電極に
    接続された第2の端子と、 前記第2の端子に対応する位置に形成され、前記保護絶
    縁膜を貫通して該第2の端子の上面まで達し、基板法線
    方向から見たとき、該第2の端子の内奥部に前記保護絶
    縁膜を残すように配置された第3のコンタクトホール
    と、 前記保護絶縁膜の上に形成され、前記第3のコンタクト
    ホール内を経由して前記第2の端子に接続され、該第2
    の端子の内奥部上に残された前記保護絶縁膜を覆い、前
    記画素電極と同一材料で形成された第2の端子保護導電
    膜とを有する請求項1または2に記載の薄膜トランジス
    タ基板。
  4. 【請求項4】 前記薄膜トランジスタが、ゲート電極の
    上にチャネル層を配した逆スタガード型薄膜トランジス
    タであり、 さらに、前記薄膜トランジスタのゲート電極とチャネル
    層との間にゲート絶縁膜を有し、 前記ソース電極が、第1の導電層とその上の第2の導電
    層を少なくとも含み、 前記第1のコンタクトホールが前記第2の導電層をも貫
    通し、該第1のコンタクトホールの側面に、前記第1の
    導電層の上面の一部により画定された段差が形成されて
    おり、 前記画素電極が、前記第1のコンタクトホールの側面の
    段差部において前記第2の導電膜の上面に接触し、 前記第1の端子が前記薄膜トランジスタのドレイン電極
    に接続され、前記ソース電極と同一の第1及び第2の導
    電層を少なくとも含み、 前記第2のコンタクトホールが前記第1の端子を構成す
    る第2の導電層をも貫通し、該第2のコンタクトホール
    の側面に前記第1の導電層の上面の一部からなる段差が
    形成されており、 前記第1の端子保護導電膜が、前記第2のコンタクトホ
    ールの側面の段差部において前記第2の導電膜の上面に
    接触している請求項3に記載の薄膜トランジスタ基板。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の導電層、前記画素電
    極は、該画素電極と該第2の導電層との接触抵抗が、該
    画素電極と該第1の導電層との接触抵抗よりも小さくな
    るような材料で形成されている請求項4に記載の薄膜ト
    ランジスタ基板。
  6. 【請求項6】 前記第2のコンタクトホールが、離散的
    に分布する複数のコンタクトホールを含む請求項4また
    は5に記載の薄膜トランジスタ基板。
  7. 【請求項7】 基板法線方向から見たときの前記第2の
    コンタクトホールの縁の形状が、ジグザグ模様部分を含
    む請求項4または5に記載の薄膜トランジスタ基板。
  8. 【請求項8】 主表面を有する基板と、 前記基板の主表面上に形成され、各々ゲート電極、ゲー
    ト絶縁膜、チャネル層、ソース電極、及びドレイン電極
    を含んで構成され、ゲート電極の上にゲート絶縁膜が配
    置された逆スタガード型の薄膜トランジスタと、 前記基板の主表面上に形成され、少なくとの一つの前記
    薄膜トランジスタのドレイン電極に接続され、第1の導
    電膜及びその上に配置された第2の導電膜を少なくとも
    有する繋換部と、 前記薄膜トランジスタ及び繋換部を覆うように前記基板
    の主表面上に形成された保護絶縁膜と、 前記薄膜トランジスタの各々のソース電極に対応して配
    置され、前記保護絶縁膜を貫通する第1のコンタクトホ
    ールと、 前記保護絶縁膜の上に、前記薄膜トランジスタの各々に
    対応して形成され、前記第1のコンタクトホール内を経
    由して、対応する薄膜トランジスタのソース電極に接続
    された画素電極と、 前記繋換部に対応して配置され、前記保護絶縁膜及び第
    2の導電膜を貫通し、側面に、該第2の導電膜の上面の
    一部により画定された段差が形成されている第2のコン
    タクトホールと、 前記保護導電膜の上に、前記繋換部に対応して配置さ
    れ、前記第2のコンタクトホール内を経由して前記繋換
    部に接続され、かつ、該第2のコンタクトホールの側面
    上の段差を画定している前記第2の導電膜の上面に電気
    的に接触している端子導電膜とを有する薄膜トランジス
    タ基板。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2の導電層、前記端子導
    電膜は、該端子導電膜と該第2の導電層との接触抵抗
    が、該端子導電膜と該第1の導電層との接触抵抗よりも
    小さくなるような材料で形成されている請求項8に記載
    の薄膜トランジスタ基板。
  10. 【請求項10】 前記第2のコンタクトホールが、離散
    的に分布する複数のコンタクトホールを含む請求項8ま
    たは9に記載の薄膜トランジスタ基板。
  11. 【請求項11】 基板法線方向から見たときの前記第2
    のコンタクトホールの縁の形状が、ジグザグ模様部分を
    含む請求項8または9に記載の薄膜トランジスタ基板。
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