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JP2000219554A - セメント混和材、セメント組成物、それを用いたセメント硬化体、及びその製造方法 - Google Patents

セメント混和材、セメント組成物、それを用いたセメント硬化体、及びその製造方法

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Publication number
JP2000219554A
JP2000219554A JP11023858A JP2385899A JP2000219554A JP 2000219554 A JP2000219554 A JP 2000219554A JP 11023858 A JP11023858 A JP 11023858A JP 2385899 A JP2385899 A JP 2385899A JP 2000219554 A JP2000219554 A JP 2000219554A
Authority
JP
Japan
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cement
water reducing
reducing agent
copolymer
same
Prior art date
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Pending
Application number
JP11023858A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Mihara
敏夫 三原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP11023858A priority Critical patent/JP2000219554A/ja
Publication of JP2000219554A publication Critical patent/JP2000219554A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B40/00Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
    • C04B40/0028Aspects relating to the mixing step of the mortar preparation
    • C04B40/0039Premixtures of ingredients
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/30Water reducers, plasticisers, air-entrainers, flow improvers
    • C04B2103/302Water reducers

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高強度のセメント・コンクリートが得られ
る。主に、土木・建築において使用されるセメント混和
材、セメント組成物、それを用いたセメント硬化体、及
びその製造方法を提供すること。 【解決手段】 硫酸アルミニウム、亜硫酸塩類、及び特
定のポリカルボン酸系減水剤を含有してなるセメント混
和材、該セメント混和材とセメントを含有するセメント
組成物、該セメント組成物を含有するコンクリートから
なるセメント硬化体、並びに、該セメント硬化体の製造
方法を構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、土木・建築
において使用されるセメント混和材、セメント組成物、
それを用いたセメント硬化体、及びその製造方法に関す
る。なお、本発明においてセメント硬化体とは、セメン
トペースト、モルタル、又はコンクリートから製造した
もの、あるいは、さらに、鉄筋等と複合化したコンクリ
ート二次製品やコンクリート構造物を総称するものであ
る。
【0002】
【従来技術とその課題】近年、セメント・コンクリート
に関して高強度化の研究が盛んに行われており、超高層
建築構造物や高強度コンクリート二次製品等へ応用され
ている。セメント・コンクリートの強度は、水/セメン
ト比に大きく依存するため、減水剤や高性能減水剤を使
用して水/セメント比を小さくすることが一般に行われ
ている。しかしながら、水/セメント比の低減には限界
がある場合や、使用する高性能減水剤が強度発現性を阻
害する場合があるという課題を有していた。一方、セメ
ントの凝結促進材を使用してセメント・コンクリートの
強度を増進する方法が提案されている(特開昭50−0803
15号公報、特開昭55−071653号公報等)。しかしなが
ら、これらの凝結促進材を使用してセメント・コンクリ
ートの強度を増進する方法は、強度発現性を増進させる
効果を有するものの、セメント・コンクリートの強度を
大幅に向上させることはできないという課題を有してい
た。
【0003】本発明者は、前記課題を解決すべく、種々
検討を重ねた結果、特定のセメント混和材を使用するこ
とにより、セメント・コンクリートの高強度化が可能で
あるとの知見を得て本発明を完成するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、硫酸ア
ルミニウム、亜硫酸塩類、及びポリカルボン酸系減水剤
を含有してなるセメント混和材であり、該ポリカルボン
酸系減水剤が、ポリオキシアルキレン基、酸無水物基及
び/又はカルボキシル基、並びに、フェニル基を含有す
る該セメント混和材であり、該ポリカルボン酸系減水剤
が、式(1)、(2)、及び(3)で示される構成単位からな
り、オキシエチレン単位のモル数nが、共重合体中のカ
ルボキシル基1モルに対して10〜60モルであり、分子量
が5,000〜100,000の共重合体(I)である該セメント混和
材であり、該ポリカルボン酸系減水剤が、式(4)で示さ
れる構成単位からなり、分子量が5,000〜100,000の共重
合体(II)と、共重合体(I)からなる該セメント混和材で
あり、該セメント混和材とセメントとを含有するセメン
ト組成物であり、該セメント組成物を含有するコンクリ
ートからなるセメント硬化体、並びに、該セメント硬化
体の製造方法である。
【0005】
【化5】
【0006】
【化6】
【0007】
【化7】
【0008】
【化8】
【0009】以下、本発明をさらに詳しく説明する。
【0010】本発明で使用する硫酸アルミニウムは、強
度発現性の向上に必要であり、通常、市販されているも
のをそのまま使用することが可能である。通常含まれる
不純物の影響は受けず、無水塩、結晶水を含むもの、い
ずれの使用も可能である。硫酸アルミニウムの使用量
は、セメント100重量部に対して、無水物換算で1〜7
重量部が好ましい。1重量部未満では強度発現性が悪い
場合があり、7重量部を越えるとセメント組成物の流動
性が悪くなる場合がある。
【0011】本発明で使用する亜硫酸塩類とは強度発現
性の向上、特に中、長期強度を高めるため必要であり、
具体的には、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、又はピロ亜硫酸塩
等であり、これらの塩としては、ナトリウム塩、カリウ
ム塩、及びカルシウム塩が好ましい。亜硫酸塩類の使用
量は、セメント100重量部に対して、0.1〜1重量部が好
ましい。0.1重量部未満では十分な強度発現性が得られ
ない場合があり、1重量部を越えるとセメント組成物の
流動性が悪くなる場合がある。
【0012】本発明で使用するポリカルボン酸系減水剤
とは、セメント分散効果、減水効果、及び流動性保持効
果を有するものである。本発明の式(1)、(2)、及び(3)
の構成単位からなる共重合体(I)は、ポリオキシエチレ
ンモノアリルモノアルキルエーテル、無水マレイン酸、
及びスチレン単量体を共重合して得られる。
【0013】
【化9】
【0014】
【化10】
【0015】
【化11】
【0016】式(1)におけるRは、水素又は炭素数1〜
5のアルキル基である。炭素数1〜5のアルキル基とし
ては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基、第三ブチル基、アミル
基、及びイソアミル基等が挙げられる。
【0017】本発明における共重合体(I)中のオキシエ
チレン単位の重合度は重要であり、分子中のカルボキシ
ル基の量に依存する。即ち、共重合体(I)中のカルボキ
シル基1モルに対して、n、即ち、オキシエチレン単位
が10〜60モルであることが好ましく、15〜50モルである
ことがより好ましい。オキシエチレン単位が10モル未満
では初期の強度発現性が劣り、ブリージング率も高い場
合があり、60モルを越えるとモルタルやコンクリート
(以下、セメント混練物という)の流動性が低下する場
合がある。本発明におけるカルボキシル基としては、遊
離のカルボキシル基の他、酸無水物基に水を加えた場合
に加水分解して生じる2モルのカルボキシル基も含ま
れ、さらに、これらカルボキシル基が、塩又は加水分解
しやすいエステルとして存在する場合も本発明における
カルボキシル基に含まれる。本発明の共重合体(I)は、
使用に際して水と共存する。その際に無水マレイン酸が
開環して生じる2個のカルボキシル基は親水性である
が、セメントの水和遅延因子である。そこで、他の親水
性単位であるオキシエチレンの重合度を調整し、カルボ
キシル基とポリオキシエチレン単位とのモル比を1:10
〜60にすることにより、水和遅延がなくセメント混練物
の流動性が良好なセメント用の減水剤が得られる。
【0018】本発明の共重合体(I)の分子量は5,000〜1
00,000が好ましく、10,000〜80,000がより好ましい。5,
000未満では減水効果が不充分となる場合があり、100,0
00を越えるとセメント混練物の流動性が低下する場合が
ある。
【0019】本発明の式(4)の構成単位からなる共重合
体(II)は、ポリオキシエチレンモノアリルモノメチルエ
ーテルと無水マレイン酸を共重合し、ポリオキシエチレ
ンモノアリルエーテルとエステル化することにより得ら
れる。ここで、式(4)中のlとmは、オキシエチレン単位
のモル数である。
【0020】
【化12】
【0021】本発明の共重合体(II)の分子量は5,000〜1
00,000である。5,000未満では減水効果が不充分となる
場合があり、100,000を越えるとセメント混練物の流動
性が低下する場合がある。本発明の共重合体(II)は共重
合体(I)と組み合せて使用するが、その配合比率は、共
重合体(I) 100重量部に対して、共重合体(II)50〜100
重量部がセメント組成物の初期の強度発現性や流動性保
持の面から好ましい。
【0022】本発明で使用するポリカルボン酸系減水剤
は粉状でも水溶液状でも使用可能である。粉状として使
用する際に、ポリカルボン酸系減水剤自体が粉状になり
難い性状である場合には、無機粉体に坦持させて粉体と
する方法や、多価金属との塩にすることにより粉体とし
て取扱い可能な性状にする方法などにより粉体とするこ
とが可能である。粉状で使用するポリカルボン酸系減水
剤の平均粒径は、0.1〜500μmが好ましい。平均粒径50
0μmを越える粉体では溶媒に対する溶解速度の違いや
偏析などにより本来の性能が再現よく得られず好ましく
ない場合がある。
【0023】ポリカルボン酸系減水剤の使用量は、セメ
ント100重量部に対して、0.1〜2重量部が好ましい。0.
1重量部未満ではセメント分散効果や減水効果が十分で
なく、2重量部を越えてもさらなる効果が期待できず、
経済的に好ましくない。
【0024】本発明では、硫酸アルミニウム、亜硫酸塩
類、及びポリカルボン酸系減水剤をセメント混和材とし
て使用するが、粉状でも水溶液状でも使用可能である。
【0025】本発明で使用するセメントとしては、普通
・早強・超早強等の各種ポルトランドセメントや、これ
らポルトランドセメントに高炉スラグ、フライアッシュ
又はシリカを混合した各種混合セメント、あるいはポル
トランドセメントに膨張材を混合した膨張セメント等が
挙げられる。
【0026】本発明の各材料を混合する装置としては、
既存のいかなる撹拌装置も使用可能である。例えば、傾
胴ミキサー、オムニミキサー、V型ミキサー、ヘンシェ
ルミキサー、及びナウターミキサー等の使用が可能であ
る。また、混合は、それぞれの材料を施工時に混合して
もよいし、あらかじめ一部又は全部を混合しておいても
差し支えない。
【0027】本発明では、前記各材料の他に、砂や砂利
などの骨材、セメント膨張材、凝結調整剤、AE剤、消
泡剤、増粘剤、防錆剤、防凍剤、高分子エマルジョン、
酸化カルシウムや水酸化カルシウムなどのカルシウム化
合物、アルカリ金属硫酸塩、ベントナイト等の粘土鉱
物、ゼオライト、ハイドロタルサイト、及びハイドロカ
ルマイト等のイオン交換体、無機リン酸塩、並びに、ホ
ウ酸等のうちの一種又は二種以上を本発明の目的を実質
的に阻害しない範囲で併用することが可能である。
【0028】本発明ではセメント組成物の粘性を改良
し、ブリージングや骨材沈降のような材料分離を防止す
る目的や、材料分離を防止し高流動性を得る目的で増粘
剤を併用することができる。増粘剤としては、メチルセ
ルロース、エチルセルロース、メチルエチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、及びヒドロキシプロ
ピルセルロース等のセルロース系高分子、澱粉、ザンタ
ンガム、アラビアガム、ウエランガム、及びアルギン酸
ナトリウム等の天然多糖類、並びに、ポリビニルアルコ
ール、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニルピロリド
ン、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリルアミド、及
びポリ酢酸ビニル等の合成高分子が挙げられる。これら
の中では効果が大きい面でセルロース系高分子の使用が
好ましい。増粘剤の使用量は、セメント100重量部に対
して、0.0001〜1.0重量部が好ましく、0.001 〜0.5重量
部がより好ましい。0.0001重量部未満では添加効果がな
く、1.0重量部を越えると粘性が大きくなりコンクリー
トの施工性が悪くなる場合がある。
【0029】本発明において、セメント硬化体を製造す
る際の成型方法は特に限定されるものではなく、形状や
大きさによっても異なるので一義的に決めることはでき
ない。例えば、ボックスカルバートやU字型コンクリー
ト溝などを製造する場合は、型枠内にセメント混練物を
バイブレータ等により振動締固め充填を行なったり、セ
メント混練物自体を高流動化して流し込んだり、あるい
は、微振動で締め固めることにより成型される。また、
ヒューム管、パイル、及びポール等は遠心力で成型され
る。遠心力成型条件は、セメント硬化体の種類により異
なるが、通常、3段階に分けて遠心力をかけるもので、
重力加速度は1〜30G程度である。
【0030】本発明のセメント硬化体は、初期に脱型可
能であり、材齢12時間程度から実用強度を発現するが、
脱型後に水中養生や散水養生を行なうことが、品質向上
の面から好ましい。
【0031】
【実施例】以下、実験例により本発明を詳細に説明す
る。
【0032】実験例1 コンクリート中の単位量をセメント400kg/m3、水152kg/
m3、細骨材750kg/m3、及び粗骨材1052kg/m3とし、セメ
ント100重量部に対して、硫酸アルミニウムa5重量
部、亜硫酸塩類イ0.5重量部、及び表1に示す減水剤を
配合したコンクリートを調製し、スランプと圧縮強度を
測定した。結果を表2に併記する。なお、硫酸アルミニ
ウム、亜硫酸塩類、及び減水剤は練り混ぜ水と同時に添
加した。
【0033】<使用材料> セメントα:早強ポルトランドセメント、ブレーン値4,
460cm2/g、市販品 セメントβ:普通ポルトランドセメント、ブレーン値3,
340cm2/g、市販品 硫酸アルミニウムa:無水硫酸アルミニウム、工場用 亜硫酸塩類イ:亜硫酸ナトリウム 細骨材 :新潟県姫川産砂 粗骨材 :新潟県姫川産川砂利 水 :水道水 減水剤 :ポリカルボン酸系減水剤、式(5)、(6)、及
び(3)の構成単位からなる共重合体(III)、式(7)に示す
構成単位からなる共重合体(IV)、並びに、これらをブレ
ンドして表1に示すように調製したもの
【0034】
【化13】
【0035】
【化14】
【0036】
【化15】
【0037】
【化16】
【0038】
【表1】
【0039】<試験方法> スランプ :JIS A 1101に準じて測定。 スランプフロー:財団法人、沿岸開発技術センター及び
漁港漁村建設技術研究所発行、水中不分離性コンクリー
ト・マニュアル、付録「水中分離性コンクリートの試
験、スランプフロー試験」に従い、コンクリートの広が
りを直角方向に2点測定 圧縮強度 :10φ×20cmの供試体を作製して、JIS A 11
08に準じて測定
【0040】
【表2】
【0041】実験例2 セメントαと、セメント100重量部に対して、5重量部
の硫酸アルミニウムa、0.5重量部の減水剤H、及び表3
に示す亜硫酸塩類を使用したこと以外は実験例1と同様
に行った。結果を表3に併記する。
【0042】<使用材料> 亜硫酸塩類ロ:重亜硫酸ナトリウム 亜硫酸塩類ハ:ピロ亜硫酸ナトリウム 亜硫酸塩類ニ:亜硫酸カリウム 亜硫酸塩類ホ:亜硫酸カルシウム
【0043】
【表3】
【0044】実験例3 セメントαと、セメント100重量部に対して、0.5重量部
の亜硫酸塩類イ、0.5重量部の減水剤H、及び表4に示
す硫酸アルミニウムを使用したこと以外は実験例1と同
様に行った。結果を表4に併記する。
【0045】<使用材料> 硫酸アルミニウムb:試薬、含水率43重量%
【0046】
【表4】
【0047】
【発明の効果】本発明のセメント混和材を使用すること
により、高強度のセメント・コンクリートが得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C04B 103:32

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硫酸アルミニウム、亜硫酸塩類、及びポ
    リカルボン酸系減水剤を含有してなるセメント混和材。
  2. 【請求項2】 ポリカルボン酸系減水剤が、ポリオキシ
    アルキレン基、酸無水物基及び/又はカルボキシル基、
    並びに、フェニル基を含有することを特徴とする請求項
    1記載のセメント混和材。
  3. 【請求項3】 ポリカルボン酸系減水剤が、式(1)、
    (2)、及び(3)で示される構成単位からなり、オキシエチ
    レン単位のモル数nが、共重合体中のカルボキシル基1
    モルに対して10〜60モルであり、分子量が5,000〜100,0
    00の共重合体(I)であることを特徴とする請求項1又は
    2記載のセメント混和材。 【化1】 【化2】 【化3】
  4. 【請求項4】 ポリカルボン酸系減水剤が、式(4)で示
    される構成単位からなり、分子量が5,000〜100,000の共
    重合体(II)と、請求項3記載の共重合体(I)からなるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のセメント混和材。 【化4】
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のうちの1項記載のセメン
    ト混和材とセメントとを含有してなるセメント組成物。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のセメント組成物を含有す
    るコンクリートからなるセメント硬化体。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のセメント硬化体の製造方
    法。
JP11023858A 1999-02-01 1999-02-01 セメント混和材、セメント組成物、それを用いたセメント硬化体、及びその製造方法 Pending JP2000219554A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105731868A (zh) * 2015-12-31 2016-07-06 文登蓝岛建筑工程有限公司 一种复合减水剂及其制备方法
JP2021520332A (ja) * 2018-04-27 2021-08-19 クナウフ ギプス カーゲー 粉末モルタル用組成物、および特にスパックル混合物として使用するための粉末モルタル
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