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JP2000217022A - 電子スチルカメラおよびその画像デ―タ記録再生方法 - Google Patents

電子スチルカメラおよびその画像デ―タ記録再生方法

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Publication number
JP2000217022A
JP2000217022A JP11012763A JP1276399A JP2000217022A JP 2000217022 A JP2000217022 A JP 2000217022A JP 11012763 A JP11012763 A JP 11012763A JP 1276399 A JP1276399 A JP 1276399A JP 2000217022 A JP2000217022 A JP 2000217022A
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image
images
zoom
recording
still camera
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JP11012763A
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English (en)
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JP3893416B2 (ja
Inventor
Satoru Okamoto
悟 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP01276399A priority Critical patent/JP3893416B2/ja
Publication of JP2000217022A publication Critical patent/JP2000217022A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生時に関連した画像を迅速に表示して所望
の関連画像を選択することができる電子スチルカメラお
よびその画像データ記録再生方法の提供。 【解決手段】 撮像制御部500 は各部を制御して、撮影
の際のズーム制御、焦点および露出などの一連の撮影制
御を実行する。特に、ズーム倍率を検出して関連画像検
出部502 に供給する。関連画像検出部502 はズーム倍率
に基づいてその前後に撮影された画像との相関関係を検
出して、関連画像を検出する。関連情報生成部504 は関
連画像検出部502 にて検出した関連画像の情報、特に関
連位置をクリッカブルマップとして生成する。記録制御
部506 は関連情報とともにそれぞれの画像を記録する。
再生制御部508 は全体画像とともにズーム画像の関連情
報を表示して、そのクリッカブルマップにて示す相関位
置をクリックした際に、関連のズーム画像を再生表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子スチルカメラ
およびその画像データ記録再生方法に関し、特に、たと
えば、ズーム画像などを含む複数コマの被写界像を撮影
した際に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、電子スチルカメラでは、
所望の被写界像をCCD (Charge Coupled Device )など
の撮像素子にて撮像して、その画像を表わす画像信号を
ディジタルの画像データに変換して、メモリカードなど
の記録媒体に蓄積する。記録された画像データは、任意
に読み出して、そのデータにて表わされる画像をCRT
(Cathode Ray Tube)などの表示装置への表示、または
所定の印刷装置を介しての印刷を行うことができ、ある
いはパーソナルコンピュータなどに取り込んで所定の処
理を施すことができる。
【0003】従来、このような電子スチルカメラとし
て、レンズなどの光学系の焦点距離を自在に変化させて
被写界像を拡大して撮影するもの、または撮影した被写
界像の一部を電子的に拡大して記録するもの、あるいは
光学的および電子的ズームを組み合せて所望のズーム画
像を得る、いわゆるズーム撮影機能付きの電子スチルカ
メラが知られている。
【0004】このような電子スチルカメラにて、たとえ
ば、風景などの被写界像を撮影する場合に、その全体画
像を撮影してさらに注目する部分を拡大して撮影する際
には通常画角あるいはワイド画角などで全体像を撮影し
て記録し、さらに所定のズーム倍率に切り替えて、その
部分に焦点を合わせて拡大撮影して記録する。すなわ
ち、撮影した画像を表わす画像データは、それぞれの画
像毎に記録媒体に記録していた。
【0005】ところで、近年、記録媒体の記憶容量は大
きくなり、一つの記録媒体に数十枚から数百枚まで記録
することが可能となっている。それら記録された多数の
画像の中から所望の画像を再生する場合、電子スチルカ
メラは、カメラの背面などに設けられた液晶ディスプレ
イなどのモニタ画面にて所望の画像を確認して再生を行
っている。この場合、記録された画像を順次一枚づつコ
マ送りにて自動表示する、いわゆるスライドショー機能
を有するもの、あるいは撮影した画像を縮小した複数の
サムネイル画像を一つの画面に分割表示して、それらの
中から所望の画像を選択して再生するものなどが知られ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように従来の技術においては、撮影したそれぞれの画
像を記録する際に、それぞれの画像が関連するか否かに
かかわらず、それぞれの画像毎に撮影した画像を表わす
画像データをそれぞれ記録するので、画像を再生する際
に関連した画像を捜し出すのに手間がかかるという問題
があった。
【0007】たとえば、同じ風景にてズーム倍率などを
変えて、複数枚の画像を撮影した際に、それらのうち関
連する画像のみを多数の記録画像の中から再生する場
合、その前後に撮影した多数の画像の中から、一つ一つ
の画像を順次表示して、それらの中から所望の画像を選
択すると、それらの関連がわからず、選択操作に手間が
かかるという問題があった。また、その際、複数のサム
ネイル画像をカメラのモニタ画面に表示して所望の関連
する画像を選択する場合には、表示画像が縮小されてみ
づらいなどの問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決して、再生時に関連した画像を迅速に表示して所望
の関連画像を選択することができる電子スチルカメラお
よびその画像データ記録再生方法を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による電子スチル
カメラは上記課題を解決するために、所望の被写界像を
撮影してその画像を表わす画像データを記録する電子ス
チルカメラにおいて、関連する被写界像を撮影した際
に、一方の画像に対する他方の画像の関連位置を求める
関連位置検出手段と、この関連位置検出手段にて求めた
関連位置情報を含む画像の関連情報をそれぞれの画像デ
ータとともに記録する記録手段と、記録した画像データ
にて表わされる画像を表示する際に、少なくとも、一方
の画像データにて表わされる画像中に関連位置情報も表
示する表示手段と、この表示手段にて表示された一方の
画像の関連位置情報をその画面中にて指示する指示手段
と、この指示手段の指示に応動して、他方の画像データ
を読み出してその画像を表示手段に表示する関連画像再
生手段とを含むことを特徴とする。
【0010】この場合、本発明による電子スチルカメラ
は、所望の被写界像の一部分を光学的または電子的ある
いは双方の組み合わせにて拡大して撮影するズーム撮影
機能を含み、関連位置検出手段は、少なくとも、全体画
像とズーム画像が撮影された際に、全体画像に対するズ
ーム画像の拡大位置を関連位置情報として検出するとよ
い。
【0011】また、その際、関連位置検出手段は、ズー
ム画像を所定の割合にて縮小して、全体画像の対応部分
に当て嵌めて、その相関関係を求める相関算出手段を含
むと有利である。
【0012】これらの場合、本発明による電子スチルカ
メラは、関連位置検出手段にて求めた全体画像に対する
ズーム画像の関連位置を全体画像の表示画面にて表わす
クリッカブルマップを生成する指示情報生成手段を含
み、各画像再生の際に、表示手段に表示された全体画像
中からクリッピング位置を指示することによりズーム画
像を再生するとよい。
【0013】一方、本発明による電子スチルカメラは、
広画角の被写界像を複数枚の画像に合成して記録するパ
ノラマ撮影機能を含み、関連位置検出手段は、それぞれ
の画像に対する隣接画像の位置関係を関連付けて検出
し、記録手段は、それぞれの位置関係を表わす関連位置
情報を記録するとよい。
【0014】この場合、本発明による電子スチルカメラ
は、関連位置検出手段にて求めたそれぞれの画像に対す
る隣接する画像の関連位置をそれぞれの画像の表示画面
にて表わすクリッカブルマップを生成する指示情報生成
手段を含み、各画像再生の際に分割された画像のいずれ
かを表示手段に表示して、そのクリッピング位置を指示
することにより隣接する画像を順次再生するとよい。
【0015】他方、本発明による画像データ記録再生方
法は、電子スチルカメラにて撮影した所望の被写界像を
表わす画像データを所定の記録手段に随時再生可能に記
録する電子スチルカメラにおける画像データ記録再生方
法において、電子スチルカメラにて関連する被写界像を
撮影した際に、撮影した複数の画像の中から関連する画
像をそれぞれ選択する工程と、選択した画像の一方から
他方への関連位置を検出する工程と、検出した関連位置
を表わす情報をそれぞれの画像を表わす画像データとと
もに記録する工程とを含み、記録した画像を再生する際
に、少なくとも、関連する画像の一方をその関連位置を
表わす情報とともに表示する工程と、表示された一方の
画像の中から関連位置を指示する工程と、その指示に応
動して他方の画像を読み出して再生する工程とを含むこ
とを特徴とする。
【0016】この場合、本発明による画像データ記録再
生方法は、撮影した複数の画像の中から、所望の被写界
像の全体を表わす全体画像と、その一部分を拡大撮影し
たズーム画像とを選択して、全体画像に対してその画像
中のズーム画像の位置を関連付けて記録し、再生の際
に、全体画像を再生してその画像中からズーム画像を再
生するとよい。
【0017】その際、複数の関連画像を記録した場合、
その画像再生の際に、ズーム倍率の低い方から順次階層
的に表示再生すると有利である。
【0018】また、関連する画像は、広画角の被写界像
を連続する複数の画像に分割して撮影したパノラマ合成
画像であり、本発明による画像データ記録再生方法は、
分割したそれぞれの画像に隣接する画像をその隣接方向
に基づいてそれぞれ関連付けて記録し、いずれかの画像
を表示してその画像中からその隣接方向の関連情報に基
づいて隣接画像を順次再生するとよい。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
による電子スチルカメラおよびその画像データ記録再生
方法の一実施例を詳細に説明する。図1および図2に
は、本発明における電子スチルカメラの一実施例が示さ
れている。本実施例による電子スチルカメラは、所望の
被写界像を撮影してその画像を表わす画像データをカメ
ラ本体に装着されたメモリカードなどの記録媒体に記録
するディジタルカメラであり、本実施例では光学式およ
び電子式ズームにより被写界像を拡大撮影するズーム撮
影機能を含むカメラが有効に適用される。
【0020】特に、本実施例では、所望の被写界の全体
像を表わす全体画像と、その一部分をズーム倍率を上げ
て拡大したズーム画像とを撮影した場合に、それらの画
像の再生の際に、モニタ画面に表示した全体画像の中か
らズーム画像の位置をクリックすることにより、その関
連するズーム画像を再生するように全体画像およびズー
ム画像を表わす画像データを関連付けて記録するデータ
管理機能を有する点が主な特徴点である。
【0021】詳細には本実施例による電子スチルカメラ
10は、図1に示すように、レンズなどを含む光学系102
を介して被写界像を入射する。光学系102 は、たとえ
ば、図示しない複数群のレンズを自在に移動してその焦
点距離を変えて、所望の被写界像を拡大する光学式のズ
ーム機能を含む。有利には、所定の交換レンズまたはテ
レコンバージョンレンズあるいはワイドコンバージョン
レンズなどにより、さらに高倍率のズームあるいはワイ
ド画角の被写界像が得られるようにしてもよい。光学系
102 からの被写界像は撮像デバイス104 の露光面に投射
される。
【0022】撮像デバイス104 は、本実施例では、 CCD
(Charge Coupled Device )などの固体撮像素子が有利
に適用されて、光学系102 を介して入射される被写界像
の露光に応じて光電変換する撮像素子である。露光面に
は、各画素毎にRGB などの色フィルタが設けられて、そ
れぞれの画素毎に露光した被写界像を表わす、たとえ
ば、RGB のカラー画像信号を順次出力する。撮像デバイ
ス104 の出力は、アナログ−ディジタル (A-D)変換器10
6 に接続されている。
【0023】A-D 変換器106 は、撮像デバイス104 から
供給されるアナログの画像信号を対応するディジタルデ
ータに変換して出力する信号変換回路である。本実施例
でA-D 変換器106 は、アナログのRGB カラー画像信号を
それぞれ各色毎に所定のビット数、たとえば、10ビット
のディジタルデータに変換して出力する。このA-D 変換
器106 の変換出力は、メモリコントローラ112 およびYC
信号処理回路108 にそれぞれ接続されている。
【0024】YC信号処理回路108 は、本実施例では、白
バランス調整および諧調補正などの前処理と、RGB にて
得られた各色の画像データを輝度信号(Y) と色差信号
(C) にて表わすYCデータに変換する演算処理とを含む処
理回路である。YC信号処理回路108 は、メモリコントロ
ーラ112 およびデータ圧縮回路110 にそれぞれ接続され
ている。
【0025】データ圧縮回路110 は、YC信号処理回路10
8 からの画像データを所定の符号化方式にて圧縮処理す
る処理回路である。また、本実施例でデータ圧縮回路11
0 は、記録された画像を再生する際にその圧縮された画
像データを伸張する伸張処理回路を含む。圧縮された画
像データは、メモリコントローラ112 を介してメモリカ
ードなどの記録媒体116 に記録される。
【0026】メモリコントローラ112 は、装着された記
録媒体116 および作業用メモリ114への画像データの書
込みおよび読出しをシステムコントローラ130 の制御の
下に実行するメモリ制御回路である。そして、メモリコ
ントローラ112 は、撮影の際の表示データおよび処理デ
ータの制御ならびに記録再生の際の圧縮伸張データの制
御を司るデータ制御回路でもある。特に、本実施例での
データ制御回路としては電子ズームの際のデータ補間処
理や後述する関連画像撮影における相関検出処理の際の
データ制御などを含んでいる。
【0027】作業用メモリ114 には、所定の容量を有す
るフィールドメモリまたはフレームメモリが有効に適用
される。作業用メモリ114 は、メモリコントローラ112
からのRGB データまたはYCデータが一時蓄積される記憶
回路である。本実施例では、メモリコントローラ112 の
制御の下に信号処理または圧縮処理の際の作業用メモリ
あるいは再生の際の展開メモリとして動作する記憶回路
である。作業用メモリ114 には、特に、関連画像記録の
際の全体画像およびズーム画像を一時蓄積する記憶領域
およびズーム画像を縮小して比較する際の作業領域など
が含まれる。本実施例で作業用メモリ114 には、複数の
画像を連続撮影可能にするため、複数のフレームメモリ
あるいは記憶領域が有する。
【0028】記録媒体116 は、電気的に消去および再書
込み可能なEEPROMなどの記憶素子が薄板矩形状の基体に
担持されたカード状の記憶回路である。記録媒体116
は、コネクタ118 を介してカメラ本体に着脱自在に形成
された記録媒体である。有利には、パーソナルコンピュ
ータあるいは印刷装置などに直接または所定のアダプタ
を介して着脱する形態のものが有効に適用される。コネ
クタ118 に接続された記録媒体116 には、インタフェー
ス(I/F) 120 を介して画像データおよびその管理データ
がメモリコントローラ112 の制御の下に書き込みまたは
読み出される。
【0029】一方、メモリコントローラ112 には、ビデ
オ再生回路122 が接続されている。ビデオ再生回路122
は、メモリコントローラ112 を介して供給される画像デ
ータを、たとえば、CRT (Cathode Ray Tube)などの外
部表示装置にて表示可能な画像信号に変換して出力する
出力回路である。ビデオ再生回路122 は、本実施例では
出力端子OUT からRGB またはYCの画像信号として出力可
能となっている。このビデオ再生回路122 には、撮影の
際および再生の際の画像を表示する液晶ディスプレイ12
4 が接続されている。
【0030】液晶ディスプレイ124 は、たとえば、カメ
ラ本体の背面などに操作ボタン類とともに配設される表
示装置である。液晶ディスプレイ124 には、撮影画像お
よび確認のために再生画像を表示させるとともに、それ
らの画像表示の際に行う操作の操作メニューなども表示
される。操作ボタン類からの入力データは、データ入力
部126 を介してシステムコントローラ130 に供給され
る。本実施例でシステムコントローラ130 には、撮影モ
ードと再生モードの切り替え、あるいはそれぞれのモー
ドでの各種条件の設定データなどが供給される。特に、
本実施例では、液晶画面に画像とともに表示されるカー
ソルあるいはポインタを移動させ、所定の位置にてクリ
ックしてポイント入力するポインティングデバイス128
などが接続されている。ポインティングデバイス128
は、トラックボールあるいは十字ボタンと実行ボタンの
組合せなどが有利に適用されるものである。このポイン
ティングデバイス128 、外付けのマウスなどであっても
よい。
【0031】システムコントローラ130 は、撮影時に、
上述した光学系102 、撮像デバイス104 、YC信号処理回
路108 、データ圧縮回路110 、メモリコントローラ112
およびビデオ再生回路120 などをそれぞれ制御する主制
御回路である。システムコントローラ130 は、特に、本
実施例では撮影の際の一連の操作に基づいて関連画像の
撮影を検出して本実施例の特徴とする所定の記録再生を
制御する制御回路である。より具体的には、本実施例の
システムコントローラ130 は、たとえば、図2に示すよ
うに、撮像制御部500 と、関連画像検出部502 と、関連
情報生成部504と、記録制御部506 と、再生制御部508
とを含む。
【0032】撮像制御部500 は、撮影の際の各部の制御
を司る制御部である。さらに説明すると、撮像制御部50
0 は、ズーム制御、焦点制御、露出制御および信号処理
制御などの一連の撮影制御を実行する制御部である。撮
影された画像データは、一旦フレームメモリ114 に展開
されて、このとき、さらに電子ズームが設定されていれ
ば、所望の範囲が補間拡大されて、液晶ディスプレイ12
4 に表示される。その際の光学ズームの倍率および電子
ズームの倍率は、関連画像検出部502 に供給される。
【0033】関連画像検出部502 は、撮像制御部500 で
のズーム撮影に応動して撮影された関連画像を検出する
画像検出部である。関連画像検出部502 は、たとえば、
標準画角あるいは低倍率での撮影を行なった後にズーム
倍率を高めたズーム撮影を行なった場合、あるいは高倍
率のズーム撮影から低倍率または標準画角の撮影を行な
った場合に、メモリコントローラ112 を制御してその前
後に記録された画像データを読み出して関連画像を検出
する。特に、本実施例で関連画像検出部502 には、高倍
率のズーム画像を縮小して、低倍率の画像に当て嵌め
て、相関位置を求める相関算出機能が含まれているの
で、関連画像検出部502 は、その結果を基に全体画像に
対するズーム画像の関連位置を検出する関連位置検出部
でもある。相関算出は、本実施例では、たとえば、それ
ぞれの輝度値の差分絶対値の合計を求めて行っている。
相関または関連のある画像位置は、その相関算出で得ら
れた結果の値が零あるいは所定の値以下となる箇所とし
ている。関連画像検出部502 は、この位置を検出してい
る。その結果は関連情報生成部504 に供給される。
【0034】また、本実施例の関連画像検出部502 は、
撮影後に関連画像を手動にて選択してそれらの画像の関
連位置を検出する手動選択モードを含む。たとえば、所
望の全体画像を撮影した後に他の被写界を撮影してか
ら、元の被写界のズーム画像を撮影した場合など、相関
位置が得られない場合がある。その際、撮影済の画像を
液晶ディスプレイ124 に表示して所望の被写界の全体画
像と、そのズーム画像を選択し、それらの関連位置を求
める。その結果は上記と同様に、関連情報生成部504 に
供給される。
【0035】関連情報生成部504 は、関連画像検出部50
2 の検出結果に基づいて関連情報を生成するデータ生成
部である。関連情報生成部504 は、特に、本実施例で
は、全体画像に対するズーム画像の相関位置を示すクリ
ッカブルマップを所定のファイル形式で生成する指示情
報生成部である。所定のファイル形式としては、たとえ
ば、HTML(Hyper Text Mark-up Language )ファイルな
どがある。その結果は、記録制御部506 に供給される。
【0036】記録制御部506 は、撮影された画像を表わ
す画像データおよび関連情報生成部504 からの関連情報
をメモリコントローラ112 を制御して記録媒体116 に記
録する制御回路である。本実施例で記録制御部506 は、
撮影後に撮影画像を液晶ディスプレイ124 に表示して、
その確認の後に記録ボタンが押下されると、その画像デ
ータを圧縮して記録媒体116 に記録する一連の記録制御
を司る制御部である。特に、記録制御は、関連撮影の際
に関連付けた全体画像とズーム位置を示すクリッカブル
マップおよびそれから再生されるズーム画像を表示し
て、確認後に記録するとよい。
【0037】再生制御部508 は、再生モードの際に、メ
モリコントローラ112 を制御して記録媒体116 から所望
の画像データを読み出して表示再生する制御部である。
再生制御部508 には、関連画像の際にその関連情報を読
み出して全体画像中にズーム画像の位置を示すクリッカ
ブルマップを表示し、このクリッカブルマップにより関
連付けたクリッピング位置がクリックされると、その関
連するズーム画像を再生する関連情報再生機能が含まれ
ている。本実施例では、この他に記録画像を選択する画
面として、4分割あるいは9分割の複数の縮小画像を表
示するサムネイル表示機能と、画像を順次一枚づつ自動
表示していくスライドショー機能などの各種機能が含ま
れている。さらなる機能として再生制御部508 には、こ
れらの各種機能に対する表示順序として撮影順あるいは
ズーム倍率順などが切り替えできるようになっている。
有利には、再生制御部508 はサムネイル表示にて、倍率
の低い全体画像のみを表示させ、順次スクロールする毎
に、倍率の高いズーム画像を表示させ、あるいは倍率毎
に任意に選択できるようにしてもよい。
【0038】次に、本実施例による画像データ記録再生
方法について電子スチルカメラ10の動作を用いて図3な
いし図12を参照してを上記とともに説明する。たとえ
ば、撮影者が所望の被写界を通常画角あるいはワイド画
角にて撮影して、次いで、ズーム倍率を上げて複数のズ
ーム画像を撮影する場合を例に挙げて説明すると、ま
ず、撮影者は電源投入すべく電源スイッチをオンとし
て、モード選択ボタンなどにて撮影モードを選択してお
く。これにより、図3に示すように、ステップS10 にて
電源スイッチがオンとなると、ステップS12 に進む。
【0039】ステップS12 では、モードが撮影モードで
あるか否か検出される。撮影モードの場合(YES )、ス
テップS14 に進む。また、撮影モード以外の場合(N
O)、接続子A を介して図5のステップ50に進む。ステ
ップS14 では、撮影モードでの電子スチルカメラ10の設
定を行う。
【0040】次に、撮影者は、所望の場所にて光学系10
2 を所望の被写界に向けて、その画像を光学ファインダ
(図示略)あるいは液晶画面にて確認して、所望の画像
であれば、レリーズボタンを押下して全体画像の撮影を
実施する。この場合、図3のフローチャートでは、ステ
ップS14 からステップS16 に移ってズーム撮影か否かを
判定する。ズーム制御およびズーム設定を行なわない場
合(NO)、ステップS18 に進み、通常撮影が実施例され
る。たとえば、図9に示すように、標準画角またはワイ
ド画角による全体画像(風景(A))を撮影する。
【0041】全体画像の撮影が終了すると、ステップS2
0 に進み、関連のズーム撮影がすでに行なわれているか
否か、すなわち関連画像の有無が判定される。この場
合、ズーム撮影が行なわれていないので(NO)、ステッ
プS22 に移る。ステップS22 では、撮影画像をフレーム
メモリ114 の所定の記憶領域に一時記録する。この際、
撮影した画像のプレビュー画面がモニタに表示されるの
で、その画像を確認して、記録ボタンを押下し、その撮
影画像を表わす画像データを圧縮して記録媒体116 に記
録しておいてもよい。本実施例では、作業用メモリ114
にその記憶容量を十分にとって複数枚の画像の撮影を可
能としているので、以後所定の枚数分だけステップS22
からステップS14 に戻って連続して撮影してもよい。ま
た、撮影した画像が所望の画像でない場合は、廃棄操作
などにて撮影画像のデータを廃棄して、再度、撮り直し
てもよい。
【0042】先にズーム撮影しない場合について説明し
たが、次にステップS14 での設定後、ステップS16 でズ
ーム撮影する場合(YES )について説明する。この撮影
が選択されるとステップS24 に進む。ステップS24 で
は、図1の光学系102 のズーム操作および電子ズームの
倍率などを設定して、被写界の所望のズーム位置に合わ
せる。このとき、そのズーム画像が上記と同様に液晶画
面に表示される。その表示されたズーム画像を確認して
から、所望の画像であれば、ステップS26 に進む。ステ
ップS26 では、ズーム撮影を行う。電子スチルカメラ10
のレリーズボタン(図示せず)を押下すると、ズーム画
像の撮影が実施される。このとき、たとえば、図10に示
すように、全体画像の一部分の拡大画像(遠くの山
(B))が撮影されたとする。
【0043】再び図3に戻って、ズーム画像の撮影が終
了すると、ステップS20 で前述したように、関連画像の
撮影がすでに行なわれているかが判定される。この場
合、全体画像の撮影がすでに終了しているので(YES
)、ステップS28 に進む。ステップS28 では、すでに
撮影された全体画像Aに対するズーム画像のズーム倍率
に応じて撮影されたズーム画像Bを縮小する。この際、
撮影したズーム画像を表わす画像データは、全体画像と
は別の領域に一時蓄積しておく。次に、ステップS30で
は、全体画像に対するズーム画像の相関位置を求めて、
全体画像に対するズーム画像のズーム位置を検出する。
その結果、関連位置が検出された後、ステップS32 に進
む。
【0044】ステップS32 では、関連位置を示すクリッ
カブルマップを含む関連情報を生成する。次いで、ステ
ップS34 にて、液晶画面に、たとえば、図11に示すよう
に全体画像を表示して、その中にズーム位置を示すクリ
ッカブルマップを表示する。そして、その位置をポイン
タなどにてクリックすることにより、撮影したズーム画
像を表示する。それらの位置関係およびそれぞれの画像
が所望のものであれば、記録ボタンを押下することによ
り、全体画像およびズーム画像をそれぞれ表わす画像デ
ータならびに関連位置情報を記録媒体116 に圧縮して記
録する。すでに、撮影した全体画像が記録媒体116 に記
録されている場合には、その画像データの記録は省略さ
れ、その記録アドレスを含む関連情報およびズーム画像
を表わす画像データの圧縮処理されたデータがそれぞれ
記録媒体116 に記録される。
【0045】この記録の後、接続子B を介してステップ
S36 に進む。ステップS36 では、さらに、同じ被写界に
て異なるズーム画像を撮影しないか判断を行う。撮影す
る場合(NO)は、ステップS36 から接続子C を介してス
テップS12 に戻り、さらにステップS16 からステップS2
4 に進んで、上記と同様の手順を繰り返しズーム画像を
撮影する。たとえば、図11に示す全体画像中の花を撮影
する。撮影する画角は、図12(A) の破線範囲内である。
これにより、上記と同様に撮影後、ステップS20 に進ん
で、その撮影時の倍率から図3に示す全体画像が選択さ
れて、次にステップS28 ないしステップS34 にて関連位
置が検出され、さらに関連情報が生成されて、それらの
データの記録が実行される。
【0046】本実施例では、さらに図12に示すように、
花(C)からさらにクローズアップした花(D)にズー
ム倍率が高められて、そのズーム画像の撮影が実行され
る。この際、上記と同様に、ステップS38 からステップ
S12 に戻り、ステップS24 、ステップS26 に順次進んで
ズーム撮影が行なわれ、さらにステップS20 からステッ
プS28 、ステップS30 に進んで、関連画像との関連位置
が検出される。
【0047】この際、まず、ズーム倍率の近い、たとえ
ば、遠い山(B)との相関位置が検出される。この際、
相関位置が検出されないので、ステップS30 にて花
(C)が選択され、その画像データとの相関位置が求め
られて、それらの関連位置が検出される。もし、この場
合、花(C)が他の画像、たとえば、家であれば、やは
り相関位置がないので、ステップS28 に戻って縮小倍率
を上げて、ステップS30 にて全体画像Aが選択されて、
それらの相関位置が求められる。この場合、いずれかの
画像に関連付けられる。なお、途中、他の被写界などを
撮影して関連付けができなかった場合は、その画像デー
タを一旦記録媒体116 に記録しておき、後述するように
手動選択にて関連付けして記録するとよい。いずれかの
画像との関連位置が検出されると、ステップS32 および
ステップS34 にて上記と同様に、その関連情報が生成さ
れて、それぞれのデータが記録媒体116 に記録される。
【0048】ステップS36 において、同じ被写界での関
連撮影を行わない場合(YES )、撮影を終了させてステ
ップS38 に進む。ステップS38 では、フレームメモリ11
4 をクリアにして、ステップS40 に進む。ステップS40
では、その撮影場所、あるいは他の撮影場所での上記と
異なる被写界の撮影を行なわないか判断する。撮影する
場合(NO)は、接続子C を介してステップS12 に戻っ
て、上記と同様に所望の被写界をズーム倍率を変えて撮
影し、それぞれの関連画像を関連情報とともに記録す
る。以下、図時しないが同様に同じ被写界にてズーム倍
率を変えて撮影した場合に、高倍率の画像を低倍率の画
像に関連付けて、その関連情報とともにそれぞれの画像
データを記録する。
【0049】なお、上記の場合、全体画像を先に撮影し
てからズーム画像を撮影したが、先にズーム画像を撮影
してから全体画像を撮影しても上記と同様に関連画像と
して記録することができる。その場合、図3に示すフロ
ーチャートでは、ステップS22 にて先に撮影されたズー
ム画像が一時記憶されて、そのズーム画像がステップS2
8 にて破線矢印で示すように供給されて縮小されて、そ
の際、撮影された全体画像との相関がステップS30 にて
求められる。したがって、その撮影順番は任意である。
すべての撮影が終了すると、ステップS42 にて、電源ス
イッチをオフとして撮影を終了する。
【0050】次に、図5および図6を参照して、手動選
択により関連画像を記録する場合を例に上げて説明す
る。まず、図3のステップS12 でのモード検出で再生
(記録)モードが指定されていた場合(NO)、図5に示
すステップS50 に進む。ステップS50 では、再生モード
における設定を行ってステップS52 に進む。ステップS5
2では、表示をサムネイル表示またはスライドショー表
示のいずれかを選択する。たとえば、サムネイル表示を
選択すると、ステップS54 に移ってサムネイル表示の設
定を行う。
【0051】次に、ステップS56 では、その画面の分割
数を4分割または9分割のいずれかに切り替える。この
後、ステップS58 に進む。ステップS58 では、その表示
順序を撮影順または倍率順のいずれかに設定する。撮影
順の場合は、古い順または新しい順のいずれかを選択す
ることができる。また、倍率順の場合は、倍率の高い順
または低い順のいずれかを選択して、あるいは任意の倍
率を入力する。
【0052】この場合、たとえば、関連画像を撮影した
後であれば、ステップS56 にて9分割を選択して、ステ
ップS58 にて撮影順の新しい順を選択すると、ステップ
S60にて最新の撮影画像のうち9個のサムネイル画像
が、たとえば、図12に示すように液晶画面に表示され
る。この表示の後、ステップS62 に進む。その表示にお
いて撮影枚数が多い場合などのとき、その中に所望の画
像がない場合には、ステップS62 にてスクロールボタン
を押下すると、次の9個のサムネイル画像が表示され
る。この後、ステップS64 に進む。
【0053】ステップS64 では、所望の画像を見つけた
際に、その見つけた画像にカーソルあるいはポインタを
合わせてクリックすることにより、その画像を表わす画
像データが選択されて、一面に拡大表示される。この
際、記録媒体116 から読み出された画像データは伸張処
理され、上記撮影と同様にフレームメモリ114 の所定の
記憶領域に展開されて一時蓄積され、その画像が液晶画
面に表示される。たとえば、図10に示すズーム画像(遠
い山(B))を選択表示したとする。
【0054】次いで、ステップS66 に進んで、実行ボタ
ンなどを押下すると、関連記録する際の第1の画像が選
択されたことになる。次にステップS68 では、関連付け
る画像または関連付けられる画像が選択されているか否
かが判定される。関連付ける画像または関連付けられる
画像がない場合(NO)、ステップS60 に戻り、元のサム
ネイル画面が表示される。その画面に関連付けるまたは
関連付けられる画像がない場合は、上記と同様に、ステ
ップS62 にてスクロールして、所望の画像を探索する。
そして、所望の画像を見つけると、ステップS64 に進ん
で上記と同様に選択する。これにより、上記と同様に選
択した画像を表わす画像データが読み出されて、伸張処
理され、フレームメモリ114 に展開されて、画面に表示
される。たとえば、図9に示す全体画像を選択したとす
る。
【0055】次いで、ステップS66 にて実行ボタンを押
下すると、ステップS68 に進む。ステップS68 では、す
でに関連付ける画像が選択されている場合(YES )にな
るので、ステップS70 に進む。以降、ステップS70 ない
し接続子D を介して図6のステップS76 にて上記撮影の
場合と同様に、ズーム倍率の高い画像をズーム倍率の低
い画像に関連付けて記録する。この場合、それぞれの画
像データは、すでに記録媒体116 に記録されているの
で、その記録アドレスおよびクリッカブルマップを含む
関連情報が管理領域などにそれぞれの画像を関連付けて
記録される。
【0056】以下同様に、たとえば、図12に示すよう
に、花(C)およびズームアップした花(D)を関連付
けて記録する場合(NO)は、接続子E を介してステップ
S78 からステップS58 に戻って、再びステップS60 ない
しステップS66 にて所望の画像を選択して、以下、ステ
ップS68 からステップS70 ないしステップS76 にて関連
位置を検出して、それぞれの画像データを関連情報とと
もに記録する。また、ステップS78 では、ズーム撮影し
ない場合(YES )、すなわち同じ被写界の関連記録を終
了して、ステップS80 に進む。
【0057】ステップS80 では、フレームメモリ114 を
クリアして、ステップS82 に進む。ステップS82 では、
他の被写界の関連画像を記録する場合(NO)は、接続子
F を介してステップS52 に戻り、上記と同様に各ステッ
プを実行して関連記録する。記録が終了して、撮影など
を行なわない場合(YES )はステップS84 にて電源スイ
ッチをオフとして終了する。
【0058】なお、ステップS52 にてスライドショー表
示を選択した場合(NO)は、ステップS90 に進む。ステ
ップS90 では、スライドショー表示の設定を行う。この
後、ステップS92 に進む。ステップS92 では、その再生
順序を撮影順または倍率順を選択する。この選択に応じ
て再生した画像の表示を開始する(ステップS94 )。次
いで、所望の画像の目視検出を行う。ステップS96 で所
望の画像は、ストップボタンを押下して、表示する。こ
の操作により画像は表示動作が停止したように見える静
止画表示が行われる。この所望の画像の目視検出の際、
画像が進み過ぎた場合に対応するようにステップS98 に
進む。
【0059】ステップS98 では、スクロールしないかど
うか判断する。所望の画像が表示されている場合(YES
)、ステップS66 に進む。また、所望の画像でなけれ
ば(NO)、ステップS99 に進む。ステップS99 では、ス
クロールボタンにより現在の表示画像からひとつ前の画
像に戻しステップS96 に進む。このようにして、所望の
画像の表示が行われるまで繰り返す。図示しないが、す
べて目視検査した結果、所望の画像がないときは、たと
えば、ステップS84 に進んでこの一連の処理を終了させ
るようにしてもよい。ステップS98 で所望の画像が現在
表示されている場合(YES )、前述したようにステップ
S66 に進んで実行ボタンを押下して画像を選択する。選
択した画像を表わす画像データは、上記と同様にフレー
ムメモリ114 に一時蓄積される。次いで、ステップS68
からステップS94 に戻り、再び自動表示して、ステップ
S94 ないしステップS66 を繰り返し、関連付けるまたは
関連付けられる画像を選択する。その画像が選択される
と、これまで述べてきたようにステップS68 からステッ
プS70 に進み、さらに以下の処理により、関連位置を検
出して、その結果からそれぞれの画像を関連付けて記録
する。また、この場合、スクロールボタンの操作のみに
て所望の画像を選択してもよい。
【0060】次に、図7および図8を参照して、上記の
ように記録された撮影画像を再生して、たとえば、関連
する画像のみを選択して印刷装置にてプリントする場合
を例に上げて説明する。まず、出力端子out に印刷装置
の入力に接続された所定の接続ケーブルを接続して、カ
メラと印刷装置とを接続する。次いで、カメラの電源ス
イッチをオンとして、モードを再生モードに切り替え
る。この際、印刷装置の電源もオンとしておく。
【0061】これにより、図3のステップS10 からステ
ップS12 に進み、さらに図7に示すステップS100に進
む。次いで、ステップS102に進み、サムネイル表示また
はスライドショー表示のいずれかを選択する。たとえ
ば、サムネイル表示を選択したとするとき(YES )、ス
テップS104に進む。ステップS104では、サムネイル表示
の設定を行う。次にステップS106では、その表示画面の
分割数を4分割または9分割のいずれかに切替設定す
る。たとえば、ここでは9分割とする。次いで、ステッ
プS108に進み、その(再生)表示順序を選択する。たと
えば、ズーム倍率の低い方から再生表示する場合を選択
する。
【0062】これにより、図12に示すように、たとえ
ば、ズーム撮影されていない標準画角あるいはワイド画
角の撮影画像が9コマ、それぞれのサムネイル画像が表
示される(ステップS110を参照)。次にステップS112で
は、その表示している画像中に所望の画像がなければ、
スクロールボタンを押下して、次の9コマの撮影画像を
サムネイル表示する。そして、所望の画像があれば、ス
テップS114にてその画像にカーソルまたはポインタを合
わせてクリックすることにより選択を行う。この選択を
行うと、ステップS116では、その画像を表わす画像デー
タが記録媒体116から読み出されて伸張処理され、液晶
画面に拡大表示される。たとえば、図12に示すように上
記撮影または関連記録にて記録された風景(A)を選択
したとする。この際、ステップS118では、関連情報が読
み出される。そして、その画像中には、関連するズーム
画像のクリッピング位置が表示される。
【0063】次いで、それらのズーム画像を確認する場
合は、ステップS120に進む。ステップS120では、所望の
クリッピング位置にポインタを合わせてクリックする
と、その画像が読み出されて拡大表示される。たとえ
ば、図12に示すように、全体画像(A)の中からズーム
画像(B)(遠い山)とズーム画像(C)(花)を読み
出すことができる。元の全体画像(A)に戻る場合は、
たとえばスクロールボタンを戻る方向に押下して戻る。
また、ズーム画像(C)からさらにズーム画像(D)
(拡大した花)を読み出すことができる。
【0064】これにより、関連画像の確認が終了する
と、接続子G を介してステップS120に進み、印刷する画
像を選択して表示する。ステップS120では、その画面に
て実行ボタンを押下して、その画像を表わす画像データ
を印刷装置に送る。この後、ステップS124では、選択し
た画像を印刷する。関連する全画像を印刷する場合は、
メニュー画面を表示して、全画像再生を選択して実行ボ
タンを押下することにより、順次それぞれの画像データ
が読み出されて、印刷装置に供給される。これにより、
印刷装置にて関連する画像のすべてが順次、印刷され
る。
【0065】印刷が終了すると、ステップS126に進む。
ステップS126では、さらに他の画像を再生しないかどう
か判断している。他の画像を再生する場合(NO)は、接
続子H を介して図7のステップS106に戻って、サムネイ
ル画像の続きを表示して、以下、上記と同様に全体画像
から関連画像を再生して、印刷する。また、他の画像を
再生しない場合(YES )、ステップS128に進む。ステッ
プS128では、電源スイッチをオフにしてこの電子スチル
カメラ10の処理を終了する。
【0066】前述したステップS102でスライドショー表
示から画像を選択する場合(NO)は、ステップS200では
スライドショー表示の設定を行う。次にステップS202で
は、その表示順序を選択する。この選択を行って後、ス
テップS204では画像の表示を開始し、さらにステップS2
06ないしステップS210では表示される画像の中から目視
により所望の画像を選択して表示させる。(ステップS2
06を参照)次にステップS208に進む。ステップS208で
は、所望の画像が行き過ぎていない、すなわちスクロー
ルを使用しないかどうかの判断を行っている。画像表示
が行き過ぎているとき(NO)ステップS210に進む。ま
た、所望の画像が表示されているとき(YES)、そのま
まスクロールしないでステップS212に進む。ステップS2
10では、スクロール操作を行ってステップS206に戻る。
【0067】ステップS212では、画像の選択が行われ
る。すなわち、実行ボタンが押下されて画像の選択が前
述したように行われる。以後、ステップS116ないしステ
ップS120にて関連画像の中から印刷する画像を読み出し
て、印刷する。
【0068】このように本実施例における電子スチルカ
メラ10およびその画像データ記録再生方法によれば、標
準画角またはワイド画角の全体画像にその一部分を拡大
撮影したズーム画像を関連付けて記録するので、再生の
際に関連画像を簡単な操作にて選択して再生することが
できる。また、本実施例では、印刷などの際に、関連す
る複数の画像を全画像選択することにより、関連する画
像のみを連続して印刷することができる。
【0069】なお、上記実施例では、ズーム倍率の異な
る同様の被写界の撮影画像を関連付けて記録再生する場
合を例に挙げて説明したが、本発明では、パノラマ画像
などの位置的に関連する複数の画像を関連付けて記録再
生するようにしてもよい。たとえば、図13に示すよう
に、パノラマ撮影機能を設けると、水平方向または垂直
方向あるいは図のようにその双方にて、一つの被写界を
複数の撮影画像に分割して記録することができる。した
がって、その隣接方向を関連付けることにより、たとえ
ば、それぞれの画像にて左右上下の所定の範囲をクリッ
カブルマップとして形成することにより、その位置にて
クリックあるいはポインタを合わせて、その隣接方向の
撮影画像を読み出して再生するように関連情報を生成し
て記録するとよい。
【0070】また、上記実施例では、ズーム画像を縮小
して全体画像の対応部分との相関を求めて、その位置を
クリック範囲としたが、全体画像中にてクリック範囲を
直接指定して、その範囲を関連位置として記録してもよ
い。たとえば、図12に示す画像にて、クローズアップし
た花(D)を全体画像(A)に関連付ける場合、クリッ
ク範囲が狭くなるので、花全体をクリック範囲として関
連付けるとよい。この場合、花(C)は撮影されていな
いとする。
【0071】さらに、上記実施例では、全体画像とズー
ム画像の相関位置を検出する際に、輝度の差分絶対値の
合計に基づいて相関値を算出する場合を例に挙げて説明
したが、相関算出に用いるデータは、RGB のいずれかま
たはそれらの組合せ、あるいは色差データ(R-Y) または
(B-Y) のいずれか、あるいはそれらと輝度データ(Y)の
組合せ、またはエッジ情報(輪郭情報)を用いてもよ
い。また、それらのデータから所定の相関関数を用いて
算出してもよい。これらの場合、上記実施例では縮小し
た画像の全画素のデータを比較したが、2画素以上の単
位あるいは半画素以下の単位にて相関算出するようにし
てもよい。また、その単位は、外部から指定可能とする
とよい。
【0072】また、上記実施例では、関連情報を管理領
域に記録する場合を例に挙げて説明したが、それぞれの
画像データのヘッダあるいは別のファイルまたは関連す
る画像データをまとめて一つのファイルに記録するよう
にしてもよい。
【0073】また、上記実施例では、カメラに設けられ
た液晶ディスプレイ116 に表示して再生するようにした
が、本発明においては、外部表示装置にて表示再生する
ようにしてもよい。
【0074】さらに、上記実施例では、電子スチルカメ
ラにて撮影の際または撮影後に画像を関連付けて記録す
る場合を例に挙げて説明したが、同様のソフトウェアを
パーソナルコンピュータ等の処理装置に搭載して、記録
媒体から読み出した画像データを直接あるいは一旦ファ
イルに落としてからそれぞれの画像を関連付けて記録す
るようにしてもよい。
【0075】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明による
電子スチルカメラおよびその画像データ記録再生方法に
よれば、撮影した関連する画像の関連位置を検出して、
その関連情報を記録し、その関連情報に基づいて関連画
像を再生するので、それぞれの関連画像を捜す手間を省
くことができる。したがって、再生の際の操作を容易に
し、かつ迅速に表示および再生することができる優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子スチルカメラの一実施例の概
略的な構成を示すブロック図である。
【図2】図1のシステムコントローラにおける要部の機
能ブロック図である。
【図3】図1の実施例の電子スチルカメラにおける撮影
動作を説明するフローチャートである。
【図4】図3の撮影動作に継続して動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図5】図1の実施例の電子スチルカメラにおける記録
動作を説明するフローチャートである。
【図6】図5の撮影動作に継続して動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図7】図1の実施例の電子スチルカメラにおける再生
動作を説明するフローチャートである。
【図8】図7の撮影動作に継続して動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図9】図1の実施例の電子スチルカメラにて撮影した
画像の例を示す図である。
【図10】図9の画像の一部を拡大撮影したズーム画像
の例を示す図である。
【図11】図1の実施例の電子スチルカメラにて撮影し
た画像の表示例を示す図である。
【図12】図1の実施例の電子スチルカメラにて撮影し
た画像の再生例を示す図である。
【図13】本発明による電子スチルカメラおよびその画
像データ記録再生方法に適用されるパノラマ画像の例を
示す図である。
【符号の説明】
10 電子スチルカメラ 102 光学系 104 撮像デバイス 112 メモリコントローラ 116 記録媒体 124 液晶ディスプレイ 500 撮像制御部 502 関連画像検出部 504 関連情報生成部 506 記録制御部 508 再生制御部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の被写界像を撮影してその画像を表
    わす画像データを記録する電子スチルカメラにおいて、
    該カメラは、 関連する被写界像を撮影した際に、一方の画像に対する
    他方の画像の関連位置を求める関連位置検出手段と、 該関連位置検出手段にて求めた関連位置情報を含む画像
    の関連情報をそれぞれの画像データとともに記録する記
    録手段と、 記録した画像データにて表わされる画像を表示する際
    に、少なくとも、一方の画像データにて表わされる画像
    中に関連位置情報も表示する表示手段と、 該表示手段にて表示された一方の画像の関連位置情報を
    その画面中にて指示する指示手段と、 該指示手段の指示に応動して、他方の画像データを読み
    出してその画像を前記表示手段に表示する関連画像再生
    手段とを含むことを特徴とする電子スチルカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカメラにおいて、該カ
    メラは、所望の被写界像の一部分を光学的または電子的
    あるいは双方の組み合わせにて拡大して撮影するズーム
    撮影機能を含み、 前記関連位置検出手段は、少なくとも、ズーム画像とそ
    のズーム画像を含む全体画像が撮影された際に、全体画
    像に対するズーム画像の拡大位置を関連位置情報として
    検出することを特徴とする電子スチルカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のカメラにおいて、前記
    関連位置検出手段は、ズーム画像を所定の割合にて縮小
    して、全体画像の対応部分に当て嵌めて、その相関関係
    を求める相関算出手段を含むことを特徴とする電子スチ
    ルカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載のカメラ
    において、該カメラは、前記関連位置検出手段にて求め
    た全体画像に対するズーム画像の関連位置を全体画像の
    表示画面にて表わすクリッカブルマップを生成する指示
    情報生成手段を含み、 各画像再生の際に、前記表示手段に表示された全体画像
    中からクリッピング位置を指示することによりズーム画
    像を再生することを特徴とする電子スチルカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のカメラにおいて、該カ
    メラは、広画角の被写界像を連続する複数枚の画像に分
    割して記録するパノラマ撮影機能を含み、前記関連位置
    検出手段は、それぞれの画像に対する隣接画像の位置関
    係をその隣接方向に基づいて関連付けて検出し、前記記
    録手段は、それぞれの位置関係を表わす関連位置情報を
    記録することを特徴とする電子スチルカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のカメラにおいて、該カ
    メラは、前記関連位置検出手段にて求めたそれぞれの画
    像に対する隣接する画像の関連位置をそれぞれの画像の
    表示画面にて表わすクリッカブルマップを生成する指示
    情報生成手段を含み、 各画像再生の際に、分割された画像のいずれかを前記表
    示手段に表示して、そのクリッピング位置を指示するこ
    とにより隣接する画像を順次再生することを特徴とする
    電子スチルカメラ。
  7. 【請求項7】 電子スチルカメラにて撮影した所望の被
    写界像を表わす画像データを所定の記録手段に随時再生
    可能に記録する電子スチルカメラにおける画像データ記
    録再生方法において、該方法は、 電子スチルカメラにて関連する被写界像を撮影した際
    に、 撮影した複数の画像の中から関連する画像をそれぞれ選
    択する工程と、 選択した画像の一方から他方への関連位置を検出する工
    程と、 検出した関連位置を表わす情報をそれぞれの画像を表わ
    す画像データとともに記録する工程とを含み、 記録した画像を再生する際に、 少なくとも、関連する画像の一方をその関連位置を表わ
    す情報とともに表示する工程と、 表示された一方の画像の中から関連位置を指示する工程
    と、 その指示に応動して他方の画像を読み出して再生する工
    程とを含むことを特徴とする電子スチルカメラにおける
    画像データ記録再生方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の方法において、該方法
    は、撮影した複数の画像の中から、所望の被写界像の全
    体を表わす全体画像と、その一部分を拡大撮影したズー
    ム画像とを選択して、全体画像に対してその画像中のズ
    ーム画像の位置を関連付けて記録し、 再生の際に、全体画像を再生してその画像中からズーム
    画像を再生することを特徴とする電子スチルカメラにお
    ける画像データ記録再生方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の方法において、該方法
    は、複数の関連画像を記録した場合、その画像再生の際
    にズーム倍率の低い方から順次階層的に表示再生するこ
    とを特徴とする電子スチルカメラにおける画像データ記
    録再生方法。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の方法において、関連
    する画像は、広画角の被写界像を連続する複数の画像に
    分割して撮影したパノラマ合成画像であり、該方法は、
    画像記録の際に、分割したそれぞれの画像に隣接する画
    像をその隣接方向に基づいて関連付けて記録し、画像再
    生の際に、いずれかの画像を表示してその画像中の隣接
    方向の関連情報に基づいて隣接する画像を順次再生する
    ことを特徴とする電子スチルカメラにおける画像データ
    記録再生方法。
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