JP2000203900A - 合わせガラス用中間膜 - Google Patents
合わせガラス用中間膜Info
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- glass
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- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B17/00—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
- B32B17/06—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
- B32B17/10—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
- B32B17/10005—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
- B32B17/1055—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the resin layer, i.e. interlayer
- B32B17/10559—Shape of the cross-section
- B32B17/10577—Surface roughness
- B32B17/10587—Surface roughness created by embossing
Landscapes
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 保管中の耐ブロッキング性やガラス板の間に
中間膜を挟む際の取扱い作業性に優れるとともに、予備
圧着工程での脱気性に優れ、能率よく予備圧着が可能な
合わせガラス用中間膜を得る。 【解決手段】 熱可塑性樹脂シートの両面に微細な凹凸
からなるエンボスが形成された合わせガラス用中間膜に
おいて、少なくとも片面のエンボスの表面粗さは、Ra
が3.5〜7.0μmであり、且つRab/Ra 比が百分
率で15〜25%である。ここで、Ra 及びRabはJI
S B 0601に規定される算術平均粗さ(μm)を
表し、Ra はカットオフ値を2.5mmとしたときの値
であり、Rabはカットオフ値を0.08mmとしたとき
の値である。
中間膜を挟む際の取扱い作業性に優れるとともに、予備
圧着工程での脱気性に優れ、能率よく予備圧着が可能な
合わせガラス用中間膜を得る。 【解決手段】 熱可塑性樹脂シートの両面に微細な凹凸
からなるエンボスが形成された合わせガラス用中間膜に
おいて、少なくとも片面のエンボスの表面粗さは、Ra
が3.5〜7.0μmであり、且つRab/Ra 比が百分
率で15〜25%である。ここで、Ra 及びRabはJI
S B 0601に規定される算術平均粗さ(μm)を
表し、Ra はカットオフ値を2.5mmとしたときの値
であり、Rabはカットオフ値を0.08mmとしたとき
の値である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微細な凹凸からな
るエンボスが形成された合わせガラス用中間膜に関す
る。
るエンボスが形成された合わせガラス用中間膜に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ガラス板の間に、可塑化ポリビニルブチ
ラール等の熱可塑性樹脂シートからなる中間膜を挟み互
いに接着させて得られる合わせガラスは、自動車、航空
機、建築物などの窓ガラスに広く使用されている。
ラール等の熱可塑性樹脂シートからなる中間膜を挟み互
いに接着させて得られる合わせガラスは、自動車、航空
機、建築物などの窓ガラスに広く使用されている。
【0003】この種の合わせガラスは、通常、ガラス板
の間に中間膜を挟み、これをニップロールに通して扱く
か(扱きロール法)或いはゴムバックに入れて減圧吸引
し(減圧バッグ法)、ガラス板と中間膜との間に残留す
る空気を脱気しながら予備圧着し、次いでオートクレー
ブ内で加熱加圧して本圧着を行うことにより製造され
る。
の間に中間膜を挟み、これをニップロールに通して扱く
か(扱きロール法)或いはゴムバックに入れて減圧吸引
し(減圧バッグ法)、ガラス板と中間膜との間に残留す
る空気を脱気しながら予備圧着し、次いでオートクレー
ブ内で加熱加圧して本圧着を行うことにより製造され
る。
【0004】上記合わせガラスの中間膜には、接着性、
耐候性、耐貫通性、透明性等の基本性能が良好であるこ
とのほかに、保管中に中間膜同士がブロッキングしない
こと、ガラス板の間に中間膜を挟む際の取扱い作業性が
良好であること、さらに空気の巻き込みを無くすため
に、予備圧着工程での脱気性が良好であることが要求さ
れる。
耐候性、耐貫通性、透明性等の基本性能が良好であるこ
とのほかに、保管中に中間膜同士がブロッキングしない
こと、ガラス板の間に中間膜を挟む際の取扱い作業性が
良好であること、さらに空気の巻き込みを無くすため
に、予備圧着工程での脱気性が良好であることが要求さ
れる。
【0005】特に、予備圧着工程での脱気性は、合わせ
ガラスの品質を左右する。脱気が不十分であると、得ら
れる合わせガラスの透明性が悪くなったり、過酷な条件
下で使用される場合に発泡(気泡)が生じることがあ
る。
ガラスの品質を左右する。脱気が不十分であると、得ら
れる合わせガラスの透明性が悪くなったり、過酷な条件
下で使用される場合に発泡(気泡)が生じることがあ
る。
【0006】このような要求を満たすために、通常、合
わせガラス用中間膜には、その表面に多数の微細な凹凸
(エンボス)が形成されている。多数の微細な凹凸の形
態としては、多数の凸部とこれ等の凸部に対する多数の
凹部とからなる各種の凹凸模様が提案されている(例え
ば、特開昭60−204643号公報及び特公平1−3
2776号公報参照)。
わせガラス用中間膜には、その表面に多数の微細な凹凸
(エンボス)が形成されている。多数の微細な凹凸の形
態としては、多数の凸部とこれ等の凸部に対する多数の
凹部とからなる各種の凹凸模様が提案されている(例え
ば、特開昭60−204643号公報及び特公平1−3
2776号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
合わせガラス用中間膜にあっては、特に、予備圧着工程
での脱気性が未だ十分でなく、特に面積が広い合わせガ
ラスや曲率が大きい合わせガラスを製造する場合、合わ
せガラスの生産性を上げる場合、合わせガラスを高温で
使用する場合などの過酷な条件下で使用される場合に発
泡が生じることがある。
合わせガラス用中間膜にあっては、特に、予備圧着工程
での脱気性が未だ十分でなく、特に面積が広い合わせガ
ラスや曲率が大きい合わせガラスを製造する場合、合わ
せガラスの生産性を上げる場合、合わせガラスを高温で
使用する場合などの過酷な条件下で使用される場合に発
泡が生じることがある。
【0008】例えば、合わせガラスの生産性を上げる場
合、扱きロール法で予備圧着すると、扱きロールの速度
が速くなるためエンボスの潰れが十分に行えなくなり、
シール不良による発泡が生じやすくなる。また、減圧バ
ッグ法で予備圧着すると、ゴムバックの温度が十分に下
がらない状態で積層体をゴムバックに入れることがあ
り、脱気開始時にエンボスが早く潰れて脱気不良にな
り、発泡が生じることがある。
合、扱きロール法で予備圧着すると、扱きロールの速度
が速くなるためエンボスの潰れが十分に行えなくなり、
シール不良による発泡が生じやすくなる。また、減圧バ
ッグ法で予備圧着すると、ゴムバックの温度が十分に下
がらない状態で積層体をゴムバックに入れることがあ
り、脱気開始時にエンボスが早く潰れて脱気不良にな
り、発泡が生じることがある。
【0009】特に、特公平1−32776号公報には、
四角錘のような多数の独立した突出部を有し、且つ突出
部に対する凹部の全てを同一水準で連続させた凹凸模様
のエンボスが形成された中間膜が提案されており、この
提案の中間膜は、脱気の際に空気が抜けやすい構成とな
っているが、実際には、凹凸の形状や凹凸深さや高さを
全体にわたって均一に規則的に形成することは難しく、
多かれ少なかれ不均一に形成されており、脱気性は充分
に満足のいくものではない。また、上記提案の中間膜
は、エンボスが比較的均一に規則的に形成されているた
め、中間膜同士がブロッキングしやすい。
四角錘のような多数の独立した突出部を有し、且つ突出
部に対する凹部の全てを同一水準で連続させた凹凸模様
のエンボスが形成された中間膜が提案されており、この
提案の中間膜は、脱気の際に空気が抜けやすい構成とな
っているが、実際には、凹凸の形状や凹凸深さや高さを
全体にわたって均一に規則的に形成することは難しく、
多かれ少なかれ不均一に形成されており、脱気性は充分
に満足のいくものではない。また、上記提案の中間膜
は、エンボスが比較的均一に規則的に形成されているた
め、中間膜同士がブロッキングしやすい。
【0010】本発明は、上記の問題を解決するもので、
その目的とするところは、保管中のの膜同士の耐ブロッ
キング性やガラス板の間に中間膜を挟む際の取扱い作業
性に優れるとともに、予備圧着工程での脱気性に優れた
合わせガラス用中間膜を提供をすることにある。
その目的とするところは、保管中のの膜同士の耐ブロッ
キング性やガラス板の間に中間膜を挟む際の取扱い作業
性に優れるとともに、予備圧着工程での脱気性に優れた
合わせガラス用中間膜を提供をすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、熱可塑性
樹脂シートの両面に微細な凹凸からなるエンボスが形成
された合わせガラス用中間膜において、少なくとも片面
のエンボスの表面粗さは、Ra が3.5〜7.0μmで
あり、且つRab/Ra 比が百分率で15〜25%である
ことを特徴とする合わせガラス用中間膜によって、達成
することができる。
樹脂シートの両面に微細な凹凸からなるエンボスが形成
された合わせガラス用中間膜において、少なくとも片面
のエンボスの表面粗さは、Ra が3.5〜7.0μmで
あり、且つRab/Ra 比が百分率で15〜25%である
ことを特徴とする合わせガラス用中間膜によって、達成
することができる。
【0012】ここで、Ra 及びRabはJIS B 06
01に規定される算術平均粗さ(μm)を表し、Ra は
カットオフ値を2.5mmとしたときの値であり、Rab
はカットオフ値を0.08mmとしたときの値である。
なお、このような算術平均粗さRa は、DIN 476
2及び4768、ISO 468及び4287にも規定
されている。
01に規定される算術平均粗さ(μm)を表し、Ra は
カットオフ値を2.5mmとしたときの値であり、Rab
はカットオフ値を0.08mmとしたときの値である。
なお、このような算術平均粗さRa は、DIN 476
2及び4768、ISO 468及び4287にも規定
されている。
【0013】本発明に用いる熱可塑性樹脂シートとして
は、従来の合わせガラスの中間膜に用いられているシー
トが使用される。例えば、可塑化ポリビニルアセタール
樹脂シート、軟質ポリウレタン系樹脂シート、エチレン
−酢酸ビニル系樹脂シート、エチレン−エチルアクリレ
ート系樹脂シート、可塑化塩化ビニル系樹脂シート等が
挙げられる。これ等のシートは、接着性、耐候性、耐貫
通性、透明性等の合わせガラスに要求される基本性能が
優れている。
は、従来の合わせガラスの中間膜に用いられているシー
トが使用される。例えば、可塑化ポリビニルアセタール
樹脂シート、軟質ポリウレタン系樹脂シート、エチレン
−酢酸ビニル系樹脂シート、エチレン−エチルアクリレ
ート系樹脂シート、可塑化塩化ビニル系樹脂シート等が
挙げられる。これ等のシートは、接着性、耐候性、耐貫
通性、透明性等の合わせガラスに要求される基本性能が
優れている。
【0014】特に、可塑化ポリビニルブチラール樹脂シ
ートで代表される可塑化ポリビニルアセタール樹脂シー
トが好適である。これ等の熱可塑性樹脂シートの膜厚
は、合わせガラスとして必要な耐貫通性等を考慮して決
められ、従来の中間膜と同程度で、特に0.2〜2mm
とするのが好ましい。
ートで代表される可塑化ポリビニルアセタール樹脂シー
トが好適である。これ等の熱可塑性樹脂シートの膜厚
は、合わせガラスとして必要な耐貫通性等を考慮して決
められ、従来の中間膜と同程度で、特に0.2〜2mm
とするのが好ましい。
【0015】そして、上記熱可塑性樹脂シートの少なく
とも片面に、Ra が3.5〜7.0μmであり、且つR
ab/Ra 比が百分率で15〜25%である微細な凹凸か
らなるエンボスが形成される。このようなエンボスを形
成するには、エンボスロール法、カレンダーロール法、
異形押出法、メルトフラクチャーを利用した押出リップ
エンボス法等が採用される。特に、定量的に一定の微細
な凹凸からなるエンボスを得るには、エンボスロール法
が好適である。
とも片面に、Ra が3.5〜7.0μmであり、且つR
ab/Ra 比が百分率で15〜25%である微細な凹凸か
らなるエンボスが形成される。このようなエンボスを形
成するには、エンボスロール法、カレンダーロール法、
異形押出法、メルトフラクチャーを利用した押出リップ
エンボス法等が採用される。特に、定量的に一定の微細
な凹凸からなるエンボスを得るには、エンボスロール法
が好適である。
【0016】エンボスの凹凸模様は、上記特定の条件を
満たすものであればよく、特に限定されない。一般に、
多数の凸部とこれ等の凸部に対する多数の凹部とからな
る各種の微細な凹凸模様が形成され、これ等の凹凸模様
は実質的に整然と規則的に分布していてもよく、雑然と
不規則的に分布していてもよい。また、各凸部の高さ
は、実質的に全て同じ高さであっても異なる高さであっ
てもよく、この凸部に対する各凹部の深さも、実質的に
全て同じ深さであっても異なる深さであってもよい。
満たすものであればよく、特に限定されない。一般に、
多数の凸部とこれ等の凸部に対する多数の凹部とからな
る各種の微細な凹凸模様が形成され、これ等の凹凸模様
は実質的に整然と規則的に分布していてもよく、雑然と
不規則的に分布していてもよい。また、各凸部の高さ
は、実質的に全て同じ高さであっても異なる高さであっ
てもよく、この凸部に対する各凹部の深さも、実質的に
全て同じ深さであっても異なる深さであってもよい。
【0017】また、上記凸部と凹部の形状も、上記特定
の条件を満たすものであればよく、特に限定されない。
一般に、三角錐、四角錐、円錐等の錐体、截頭三角錐、
截頭四角錐、截頭円錐等の截頭錐体、頭部が山型や半球
状となった擬錐体からなる多数の凸部と、これ等の凸部
に対する多数の凹部とから構成された凹凸模様とされ、
特に四角錐体、山型や半球状の擬錐体からなる多数の凸
部と、これ等の凸部に対する多数の凹部とから構成され
た凹凸模様が好ましい。
の条件を満たすものであればよく、特に限定されない。
一般に、三角錐、四角錐、円錐等の錐体、截頭三角錐、
截頭四角錐、截頭円錐等の截頭錐体、頭部が山型や半球
状となった擬錐体からなる多数の凸部と、これ等の凸部
に対する多数の凹部とから構成された凹凸模様とされ、
特に四角錐体、山型や半球状の擬錐体からなる多数の凸
部と、これ等の凸部に対する多数の凹部とから構成され
た凹凸模様が好ましい。
【0018】また、これ等のエンボスの凹凸模様の寸法
も、上記特定の条件を満たすものであればよく、特に限
定されない。一般に、凸部の間隔は、おおむね100〜
2000μm の範囲、特に150〜1000μm の範囲
のものが好ましい。また、凸起の高さは、おおむね5〜
500μm の範囲、特に20〜100μm の範囲のもの
が好ましい。また、凸起の底辺長さ(底面が円の場合は
直径)は、おおむね30〜1000μm の範囲のものが
好ましい。特に、JIS B 0601で規定される十
点平均粗さ(Rz )が20〜50μmのものが好適であ
る。
も、上記特定の条件を満たすものであればよく、特に限
定されない。一般に、凸部の間隔は、おおむね100〜
2000μm の範囲、特に150〜1000μm の範囲
のものが好ましい。また、凸起の高さは、おおむね5〜
500μm の範囲、特に20〜100μm の範囲のもの
が好ましい。また、凸起の底辺長さ(底面が円の場合は
直径)は、おおむね30〜1000μm の範囲のものが
好ましい。特に、JIS B 0601で規定される十
点平均粗さ(Rz )が20〜50μmのものが好適であ
る。
【0019】本発明において、上記Ra 及びRabを測定
するには、デジタル型の触針電気式表面粗さ測定器、例
えば、ドイツ国のFeinpuf Perthen G
mbH社製の表面粗さ計(商品名:Perthomet
er S3P)及びこのPerthometer S3
P仕様の表面形状解析装置(商品名:SAS−201
0、明伸工機社製)を用いれば、簡単に測定することが
できる。
するには、デジタル型の触針電気式表面粗さ測定器、例
えば、ドイツ国のFeinpuf Perthen G
mbH社製の表面粗さ計(商品名:Perthomet
er S3P)及びこのPerthometer S3
P仕様の表面形状解析装置(商品名:SAS−201
0、明伸工機社製)を用いれば、簡単に測定することが
できる。
【0020】このようなRa 及びRabは、脱気の際の空
気の抜け易さ及び合わせ加工時のエンボスの潰れ易さと
密接な関係がある。また、膜同士の耐ブロッキング性と
密接な関係がある。そこで、種々検討の結果、Ra が
3.5〜7.0μmであり、且つRab/Ra 比が百分率
で15〜25%とすれば、保管中の膜同士の耐ブロッキ
ング性やガラス板の間に中間膜を挟む際の取扱い作業性
に優れるとともに、予備圧着の際の脱気性とに優れるこ
とを見出した。
気の抜け易さ及び合わせ加工時のエンボスの潰れ易さと
密接な関係がある。また、膜同士の耐ブロッキング性と
密接な関係がある。そこで、種々検討の結果、Ra が
3.5〜7.0μmであり、且つRab/Ra 比が百分率
で15〜25%とすれば、保管中の膜同士の耐ブロッキ
ング性やガラス板の間に中間膜を挟む際の取扱い作業性
に優れるとともに、予備圧着の際の脱気性とに優れるこ
とを見出した。
【0021】予備圧着の際の脱気は、扱きロール法では
通常60〜80℃で行われ、減圧法では60〜100℃
で行われており、このような予備圧着の温度条件下にお
いてRa が3.5μm未満ではシール先行などが生じて
空気溜まりなどが発生する。逆に、Ra が7.0μmを
超えるとシール不良が発生しやすくなる。また、Rab/
Ra 比が百分率で15未満では耐ブロッキング性が悪く
なり、逆にRab/Ra比が百分率で25%を超えるとシ
ール不良が発生しやすくなる。
通常60〜80℃で行われ、減圧法では60〜100℃
で行われており、このような予備圧着の温度条件下にお
いてRa が3.5μm未満ではシール先行などが生じて
空気溜まりなどが発生する。逆に、Ra が7.0μmを
超えるとシール不良が発生しやすくなる。また、Rab/
Ra 比が百分率で15未満では耐ブロッキング性が悪く
なり、逆にRab/Ra比が百分率で25%を超えるとシ
ール不良が発生しやすくなる。
【0022】本発明の中間膜においては、その両面が上
記特定の表面粗さになっているものが好ましいが、一方
の面のみが上記特定の表面粗さになっていて、他方の面
は従来の微細な凹凸からなるエンボスが形成されたもの
であってもよい。こうして、本発明の合わせガラス用中
間膜が得られる。
記特定の表面粗さになっているものが好ましいが、一方
の面のみが上記特定の表面粗さになっていて、他方の面
は従来の微細な凹凸からなるエンボスが形成されたもの
であってもよい。こうして、本発明の合わせガラス用中
間膜が得られる。
【0023】本発明の中間膜を用いて合わせガラスを製
造するには、通常の合わせガラスの製法と同様に、予備
圧着と本圧着とを行う。例えば、可塑化ポリビニルブチ
ラール樹脂シートからなる中間膜を用いる場合は、具体
的には、次のように予備圧着と本圧着とが行われる。
造するには、通常の合わせガラスの製法と同様に、予備
圧着と本圧着とを行う。例えば、可塑化ポリビニルブチ
ラール樹脂シートからなる中間膜を用いる場合は、具体
的には、次のように予備圧着と本圧着とが行われる。
【0024】すなわち、予備圧着は、二枚の透明な無機
ガラス板の間に中間膜を挟み、この積層体をニップロー
ルに通し、例えば、圧力約2〜10kg/cm2 、温度
約50〜80℃の条件で扱いて脱気しながら予備圧着す
る方法(扱きロール法)、或いは上記積層体をゴムバッ
クに入れ、ゴムバッグを排気系に接続して約−400〜
−750mmHgの真空(絶対圧力360〜10mmHg)
に吸引減圧しながら温度を上げ、約50〜100℃で予
備圧着する方法(減圧バッグ法)が採用される。
ガラス板の間に中間膜を挟み、この積層体をニップロー
ルに通し、例えば、圧力約2〜10kg/cm2 、温度
約50〜80℃の条件で扱いて脱気しながら予備圧着す
る方法(扱きロール法)、或いは上記積層体をゴムバッ
クに入れ、ゴムバッグを排気系に接続して約−400〜
−750mmHgの真空(絶対圧力360〜10mmHg)
に吸引減圧しながら温度を上げ、約50〜100℃で予
備圧着する方法(減圧バッグ法)が採用される。
【0025】次いで、予備圧着された積層体は、常法に
よりオートクレーブを用いるか或いはプレスを用いて、
約120〜150℃の温度、約10〜15kg/cm2
の圧力で本圧着される。こうして、合わせガラスが製造
される。
よりオートクレーブを用いるか或いはプレスを用いて、
約120〜150℃の温度、約10〜15kg/cm2
の圧力で本圧着される。こうして、合わせガラスが製造
される。
【0026】なお、上記ガラス板としては、無機ガラス
板のみならず、ポリカーボネート板、ポリメチルメタク
リレート板などの有機ガラス板も使用することができ
る。また、合わせガラスの積層構成は、ガラス板/中間
膜/ガラス板の三層構成のみならず、例えば、ガラス板
/中間膜/ガラス板/中間膜/ガラス板のような多層構
成とすることができる。
板のみならず、ポリカーボネート板、ポリメチルメタク
リレート板などの有機ガラス板も使用することができ
る。また、合わせガラスの積層構成は、ガラス板/中間
膜/ガラス板の三層構成のみならず、例えば、ガラス板
/中間膜/ガラス板/中間膜/ガラス板のような多層構
成とすることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例及び比較例
を示す。 (実施例1〜4及び比較例1〜4) <合わせガラス用中間膜の作製>金属ロールの表面に、
粗な部分形成用の彫刻ミル(マザーミル)を押し付け、
金属ロールと彫刻ミルとを回転させることにより、彫刻
ミルの凹凸模様を金属ロールに転写し、その後密な部分
形成用の彫刻ミル(マザーミル)を凹凸模様の配列単位
で金属ロールの軸方向に順にずらし、以後上記と同様な
操作で、各彫刻ミルの凹凸模様を金属ロールに転写し
て、エンボスロール(ネガ型ロール)を作製した。
を示す。 (実施例1〜4及び比較例1〜4) <合わせガラス用中間膜の作製>金属ロールの表面に、
粗な部分形成用の彫刻ミル(マザーミル)を押し付け、
金属ロールと彫刻ミルとを回転させることにより、彫刻
ミルの凹凸模様を金属ロールに転写し、その後密な部分
形成用の彫刻ミル(マザーミル)を凹凸模様の配列単位
で金属ロールの軸方向に順にずらし、以後上記と同様な
操作で、各彫刻ミルの凹凸模様を金属ロールに転写し
て、エンボスロール(ネガ型ロール)を作製した。
【0028】なお、上記彫刻ミルは、凹凸模様の凸部が
半球状で実質的に規則的に配列されたものであって、凹
凸模様の異なるものを7種類(実施例4種類、比較例3
種類)用意した。
半球状で実質的に規則的に配列されたものであって、凹
凸模様の異なるものを7種類(実施例4種類、比較例3
種類)用意した。
【0029】一方、ポリビニルブチラール樹脂(平均重
合度1700、残存アセチル基1モル%、ブチラール化
度65モル%)100重量部に、可塑剤としてトリエチ
レングリコールジ−2−エチルヘキサノエート40重量
部と、接着力調整剤として酢酸マグネシウム0.2重量
部を混合し、この混合物を押出機により溶融混練し押出
金型よりシート状に押出して、厚さ0.76mmの可塑
化ポリビニルブチラール樹脂シートを成形した。
合度1700、残存アセチル基1モル%、ブチラール化
度65モル%)100重量部に、可塑剤としてトリエチ
レングリコールジ−2−エチルヘキサノエート40重量
部と、接着力調整剤として酢酸マグネシウム0.2重量
部を混合し、この混合物を押出機により溶融混練し押出
金型よりシート状に押出して、厚さ0.76mmの可塑
化ポリビニルブチラール樹脂シートを成形した。
【0030】上記各種エンボスロール及び可塑化ポリビ
ニルブチラール樹脂シートを用いて、エンボスロール法
により可塑化ポリビニルブチラールシートの両面に、多
数の微細な半球状の凹凸が形成された7種類(実施例4
種類、比較例3種類)の合わせガラス用中間膜(PVB
膜)を作製した。
ニルブチラール樹脂シートを用いて、エンボスロール法
により可塑化ポリビニルブチラールシートの両面に、多
数の微細な半球状の凹凸が形成された7種類(実施例4
種類、比較例3種類)の合わせガラス用中間膜(PVB
膜)を作製した。
【0031】上記各実施例及び各比較例で得られた合わ
せガラス用中間膜について、下記の方法で算術平均粗さ
Ra 及びRabを測定し、Rab/Ra 比を百分率で算出し
た。また、耐ブロッキングテストを行い、中間膜の取扱
い作業性及び自着性を評価した。さらに、これ等の中間
膜を用いた各合わせガラスについて、下記の方法で、ベ
ークテストを行い、予備圧着工程での脱気性を評価し
た。その結果をまとめて表1及び表2に示す。
せガラス用中間膜について、下記の方法で算術平均粗さ
Ra 及びRabを測定し、Rab/Ra 比を百分率で算出し
た。また、耐ブロッキングテストを行い、中間膜の取扱
い作業性及び自着性を評価した。さらに、これ等の中間
膜を用いた各合わせガラスについて、下記の方法で、ベ
ークテストを行い、予備圧着工程での脱気性を評価し
た。その結果をまとめて表1及び表2に示す。
【0032】(1)中間膜の算術平均粗さRa 及びRab
の測定 ドイツ国のFeinpuf Perthen GmbH
社製の表面粗さ計(商品名:Perthometer
S3P)及びこのPerthometer S3P仕様
の表面形状解析装置(商品名:SAS−2010、明伸
工機社製)を用いて、JIS B 0601で規定され
るRa (μm)及びRab(μm)を測定した。なお、R
a はカットオフ値を2.5mmとしたときの値であり、
Rabはカットオフ値を0.08mmとしたときの値であ
る。
の測定 ドイツ国のFeinpuf Perthen GmbH
社製の表面粗さ計(商品名:Perthometer
S3P)及びこのPerthometer S3P仕様
の表面形状解析装置(商品名:SAS−2010、明伸
工機社製)を用いて、JIS B 0601で規定され
るRa (μm)及びRab(μm)を測定した。なお、R
a はカットオフ値を2.5mmとしたときの値であり、
Rabはカットオフ値を0.08mmとしたときの値であ
る。
【0033】(2)耐ブロッキングテスト 中間膜を15cm×15cmに裁断し、これを2枚重ね
合わせ、その上に13kgの重りを載せ、室温で24時
間放置したあと、引張試験機で500mm/分の速度で
180度剥離試験を行い、自着力(g/15cm幅)を
測定した(繰り返し数5)。この自着力が小さいほど、
中間膜同士が密着しにくくなり、保管中やガラス板の間
に中間膜を挟む際の取扱い作業性が優れている。
合わせ、その上に13kgの重りを載せ、室温で24時
間放置したあと、引張試験機で500mm/分の速度で
180度剥離試験を行い、自着力(g/15cm幅)を
測定した(繰り返し数5)。この自着力が小さいほど、
中間膜同士が密着しにくくなり、保管中やガラス板の間
に中間膜を挟む際の取扱い作業性が優れている。
【0034】(3)ベークテスト(促進試験) 次の方法(扱きロール法及び真空バッグ法)により予備
圧着を行い、その後本圧着を行って、合わせガラスを作
製した。
圧着を行い、その後本圧着を行って、合わせガラスを作
製した。
【0035】(a)扱きロール法 中間膜を二枚の透明なフロートガラス板(縦30cm×
横30cm×厚さ3mm)の間に挟み、はみ出た部分を
切り取り、こうして得られた積層体を加熱オーブン内
で、積層体の温度(予備圧着温度)がそれぞれ60、7
0、80℃になるように加熱し、その後ニップロール
(エアーシリンダー圧力5kg/cm2 、線速度10m
/分)に通すことにより予備圧着を行った。
横30cm×厚さ3mm)の間に挟み、はみ出た部分を
切り取り、こうして得られた積層体を加熱オーブン内
で、積層体の温度(予備圧着温度)がそれぞれ60、7
0、80℃になるように加熱し、その後ニップロール
(エアーシリンダー圧力5kg/cm2 、線速度10m
/分)に通すことにより予備圧着を行った。
【0036】(b)減圧バッグ法 中間膜を二枚の透明なフロートガラス板(縦30cm×
横30cm×厚さ3mm)の間に挟み、はみ出た部分を
切り取り、こうして得られた積層体をゴムバッグ内に移
し、ゴムバッグを吸引減圧系に接続し、外気加熱温度で
加熱すると同時に−600mmHg(絶対圧力160m
mHg)の減圧下で10分間保持し、積層体の温度(予
備圧着温度)がそれぞれ60、70、100℃になるよ
うに加熱し、その後、大気圧に戻して予備圧着を終了し
た。
横30cm×厚さ3mm)の間に挟み、はみ出た部分を
切り取り、こうして得られた積層体をゴムバッグ内に移
し、ゴムバッグを吸引減圧系に接続し、外気加熱温度で
加熱すると同時に−600mmHg(絶対圧力160m
mHg)の減圧下で10分間保持し、積層体の温度(予
備圧着温度)がそれぞれ60、70、100℃になるよ
うに加熱し、その後、大気圧に戻して予備圧着を終了し
た。
【0037】こうして得られた積層体を、オートクレー
ブ内で、温度135℃、圧力12kg/cm2 の条件下
に20分間保持した後、50℃まで温度を下げ大気圧に
戻すことにより本圧着を終了して、合わせガラスを作製
した。
ブ内で、温度135℃、圧力12kg/cm2 の条件下
に20分間保持した後、50℃まで温度を下げ大気圧に
戻すことにより本圧着を終了して、合わせガラスを作製
した。
【0038】この合わせガラスを、過酷な条件を想定し
て、145℃のオーブンで2時間加熱し、オーブンから
取り出して3時間冷却し、合わせガラスに発泡(気泡)
が生じた枚数を調べて脱気性を評価した。試験枚数は1
00枚とし、各予備圧着温度において発泡が生じた枚数
(発泡枚数/100枚中)を示した。
て、145℃のオーブンで2時間加熱し、オーブンから
取り出して3時間冷却し、合わせガラスに発泡(気泡)
が生じた枚数を調べて脱気性を評価した。試験枚数は1
00枚とし、各予備圧着温度において発泡が生じた枚数
(発泡枚数/100枚中)を示した。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】
【発明の効果】上述の通り、熱可塑性樹脂シートの両面
に微細な凹凸からなるエンボスが形成された合わせガラ
ス用中間膜において、少なくとも片面のエンボスの表面
粗さは、Ra が3.5〜7.0μmであり、且つRab/
Ra 比が百分率で15〜25%となるように設定するこ
とにより、保管中のブロッキング性やガラス板の間に中
間膜を挟む際の取扱い作業性に優れるとともに、予備圧
着工程での脱気性に優れた合わせガラス用中間膜が得ら
れる。
に微細な凹凸からなるエンボスが形成された合わせガラ
ス用中間膜において、少なくとも片面のエンボスの表面
粗さは、Ra が3.5〜7.0μmであり、且つRab/
Ra 比が百分率で15〜25%となるように設定するこ
とにより、保管中のブロッキング性やガラス板の間に中
間膜を挟む際の取扱い作業性に優れるとともに、予備圧
着工程での脱気性に優れた合わせガラス用中間膜が得ら
れる。
【0042】それゆえ、このような合わせガラス用中間
膜を用いて合わせガラスを製造すると、特に面積が広い
合わせガラスや曲率が大きい合わせガラスを製造する場
合や合わせガラスの生産性を上げる場合であっても、脱
気が十分に行われ、中間膜の層がガラス板の面に沿って
良好に平滑化され、過酷な条件で使用される場合でも発
泡が生じることがなく、ガラス板と中間膜との接着性が
良好で透明性に優れ、品質の良好な合わせガラスを能率
よく製造することができる。
膜を用いて合わせガラスを製造すると、特に面積が広い
合わせガラスや曲率が大きい合わせガラスを製造する場
合や合わせガラスの生産性を上げる場合であっても、脱
気が十分に行われ、中間膜の層がガラス板の面に沿って
良好に平滑化され、過酷な条件で使用される場合でも発
泡が生じることがなく、ガラス板と中間膜との接着性が
良好で透明性に優れ、品質の良好な合わせガラスを能率
よく製造することができる。
【0043】なお、この合わせガラス用中間膜を用いれ
ば、扱きロール法及び減圧バッグ法のいずれを採用する
場合でも、予備圧着工程での脱気性に優れ、能率よく予
備圧着が可能である。
ば、扱きロール法及び減圧バッグ法のいずれを採用する
場合でも、予備圧着工程での脱気性に優れ、能率よく予
備圧着が可能である。
Claims (1)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂シートの両面に微細な凹凸
からなるエンボスが形成された合わせガラス用中間膜に
おいて、少なくとも片面のエンボスの表面粗さは、Ra
が3.5〜7.0μmであり、且つRab/Ra 比が百分
率で15〜25%であることを特徴とする合わせガラス
用中間膜。ここで、Ra 及びRabはJIS B 060
1に規定される算術平均粗さ(μm)を表し、Ra はカ
ットオフ値を2.5mmとしたときの値であり、Rabは
カットオフ値を0.08mmとしたときの値である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11007953A JP2000203900A (ja) | 1999-01-14 | 1999-01-14 | 合わせガラス用中間膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11007953A JP2000203900A (ja) | 1999-01-14 | 1999-01-14 | 合わせガラス用中間膜 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000203900A true JP2000203900A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=11679867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11007953A Pending JP2000203900A (ja) | 1999-01-14 | 1999-01-14 | 合わせガラス用中間膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000203900A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002361739A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-18 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 水溶性エンボスフィルムの製造方法 |
JP2002361738A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-18 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 水溶性エンボスフィルムの製造方法 |
EP3029001A4 (en) * | 2013-08-01 | 2017-01-04 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Laminated glass interlayer and laminated glass |
WO2018097146A1 (ja) | 2016-11-24 | 2018-05-31 | 日本ゼオン株式会社 | 接着剤シート及び合わせガラス |
JP2023118043A (ja) * | 2022-02-11 | 2023-08-24 | チャン チュン ペトロケミカル カンパニー リミテッド | ポリマーフィルム及びその使用 |
JP2023118044A (ja) * | 2022-02-11 | 2023-08-24 | チャン チュン ペトロケミカル カンパニー リミテッド | ポリマーフィルム及びその使用 |
US12049579B2 (en) | 2016-11-22 | 2024-07-30 | Zeon Corporation | Method of producing a roll-shaped body |
-
1999
- 1999-01-14 JP JP11007953A patent/JP2000203900A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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AU2014297192B2 (en) * | 2013-08-01 | 2018-02-22 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Interlayer film for laminated glass and laminated glass |
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US10870254B2 (en) | 2013-08-01 | 2020-12-22 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Interlayer film for laminated glass and laminated glass |
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JP2023118043A (ja) * | 2022-02-11 | 2023-08-24 | チャン チュン ペトロケミカル カンパニー リミテッド | ポリマーフィルム及びその使用 |
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JP7357743B2 (ja) | 2022-02-11 | 2023-10-06 | チャン チュン ペトロケミカル カンパニー リミテッド | ポリマーフィルム及びその使用 |
JP7405927B2 (ja) | 2022-02-11 | 2023-12-26 | チャン チュン ペトロケミカル カンパニー リミテッド | ポリマーフィルム及びその使用 |
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