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JP2000196029A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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Publication number
JP2000196029A
JP2000196029A JP10374572A JP37457298A JP2000196029A JP 2000196029 A JP2000196029 A JP 2000196029A JP 10374572 A JP10374572 A JP 10374572A JP 37457298 A JP37457298 A JP 37457298A JP 2000196029 A JP2000196029 A JP 2000196029A
Authority
JP
Japan
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layer
gate
junction
forming
semiconductor device
Prior art date
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Pending
Application number
JP10374572A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Imoto
努 井本
Shinichi Wada
伸一 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10374572A priority Critical patent/JP2000196029A/ja
Priority to US09/467,879 priority patent/US6166404A/en
Priority to KR1019990062556A priority patent/KR100697137B1/ko
Publication of JP2000196029A publication Critical patent/JP2000196029A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D84/00Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D84/00Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
    • H10D84/01Manufacture or treatment
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  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)
  • Element Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 互いにしきい値電圧Vthを異にする少なくと
も2つのFETを有する半導体装置を、簡潔に、高い信
頼性をもって構成することができるようにする。 【解決手段】 共通の基板71に、しきい値電圧を異に
する少なくとも第1および第2の2つの電界効果トラン
ジスタが形成される半導体装置であって、第1の電界効
果トランジスタは、そのゲートがp−n接合J1 による
構成とされ、第2の電界効果トランジスタは、そのゲー
トがショットキー接合J2 による構成とされ、第1およ
び第2の電界効果トランジスタのしきい値電圧が、それ
ぞれp−n接合の深さと、ショットキー接合の障壁電位
の選定によって設定された構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置とその製
造方法、特に共通の基板にしきい値電圧を異にする少な
くとも2つの電界効果トランジスタを有する半導体装置
とその製造方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】携帯電話を初めとする移動体通信システ
ムでは、音声や画像の伝送のために、マイクロ波帯から
ミリ波帯の電波が利用されている。このような高周波信
号の送受信における増幅やスイッチング、ミキシングに
は、現在は、化合物半導体に形成されたショットキー型
電界効果トランジスタ(MESFET)や、接合型電界
効果トランジスタ(以下JFETという)などの電界効
果トランジスタ(FET)が多く使用されている。中で
も変調ドープ型FET(以下MODFETという)は、
より高い周波数まで利得を確保できることや、構造的に
素子の雑音電力が低いこと、さらに、パワーアンプを構
成したときに高い効率が得られることや、スイッチを構
成したときに挿入損を下げられることから、MMIC(M
onolithicMicrowave Integrated Circuit) には広く利
用されている。
【0003】このようなMODFETを用いたMMIC
において、比較的消費電力の低いDCFL(Direct Cou
pled FET Logic) 型の論理回路を内蔵したものが要望さ
れるようになった。この論理回路は、例えばSPnT
(nは、1,2,3‥‥)スイッチでは、内蔵するデコ
ーダを構成するために必要となる。
【0004】DCFL回路には、エンハンスメント型F
ET(以下EFETという)が必要であるが、前述した
パワーアンプなどは、主にデプレッション型FET(以
下DFETという)を用いて構成されるので、論理回路
を内蔵したMMICでは、DFETとEFETとを同一
基板上に構成することが必要となる。
【0005】このような、MODFETによるDFET
とEFETとを、同一基板上に形成する方法としては、
例えば米国特許第4,615,102号に開示された方
法がある。図5は、この方法によって形成された半導体
装置の概略断面図を示す。この場合、例えば半絶縁性G
aAs基体よりなる半絶縁性基体1上に、順次アンドー
プGaAsによるチャネル層2、n型のAlGaAsに
よる電子供給層3、n型のGaAsによるしきい値制御
層4、n型AlGaAs層による第1のエッチング停止
層5、n型GaAsによる第1のオーミックコンタクト
層6、n型AlGaAsによる第2のエッチング停止層
7、n型GaAsによる第2のオーミックコンタクト層
8をエピタキシャル成長した積層半導体を形成する。そ
して、この積層半導体層を横切って、DFETとEFE
Tとの形成部間を例えば溝形成によって素子間分離し、
EFET形成部における第2のオーミックコンタクト層
8を除去する。また、DFETとEFETの各ゲート形
成部に、互いに深さを異にする凹部9Rおよび10Rを
形成し、ここにショットキーゲート電極9および10を
形成し、これら各ゲート電極9および10をそれぞれ挟
んでその両側に、それぞれソースないしはドレイン電極
(以下S/D電極という)11、12、13、14をオ
ーミックにコンタクトする。
【0006】このようにして、それぞれゲート電極9お
よび10とチャネル層2との間隔、すなわちいわゆるバ
リア層の厚さが異なることによるそれぞれ異なる所要の
しきい値電圧Vthを有するDFETとEFETとを構成
している。
【0007】この場合、DFETとEFETのしきい値
電圧Vthの差を精度よく制御するためには、ゲート電極
9および10が形成される凹部9Rおよび10Rの深さ
の差を精度よく制御する必要があり、このため、しきい
値制御層4の厚さを正確に選定し、かつエッチング停止
層5および6による凹部の深さを高精度に制御する。
【0008】しかしながら、この方法によって作製され
たDFETは、第1および第2のエッチング停止層5お
よび7を横切って、すなわちしきい値電圧を異にするF
ETの数に対応する2つのエッチング停止層を横切って
ドレイン電流を通ずるという構成が採られることから、
これらエッチング停止層の電位障壁に依存するあるいは
これらエッチング停止層5および7の厚さおよびキャリ
ア濃度に依存する直列抵抗が、特にDFETの特性のオ
ン抵抗や伝達利得を劣化させる原因となる。したがっ
て、EFETとDFETとを同一基板上に混載させるが
ために、その特性、特に一方のFET、上述の従来例で
はDFETの特性に大きな犠牲が強いられることにな
る。
【0009】また、このように、しきい値電圧を異にす
るFETの数に応じた、すなわち例えば2つのしきい値
電圧を異にするFETを有する半導体装置を構成する場
合には2つのエッチング停止層を設けることから、基板
構造が複雑となり、製造コストが高くなるというおそれ
がある。
【0010】これを回避する方法としては、上述した2
つのエッチング停止層を全て排除すか、あるいは少なく
ともその一のエッチング停止層を排除することが考えら
れるが、この場合は、両FETのゲートの深さの制御に
問題が生じる。
【0011】また、ショットキーゲートによるMODF
ETによってDFETとEFETによる半導体装置、す
なわち半導体集積回路においては、信頼性に問題があ
る。すなわち、ショットキー接合は、高温バイアス条件
下でショットキー電極材料が基板側に拡散し、整流性が
劣化することは知られているところであり、これによっ
て、信頼性に問題がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、互いにしき
い値電圧Vthを異にする少なくとも2つのFETを有す
る半導体装置をこれらFETの数に応じたエッチング停
止層を設けることなく、高精度に構成することができ、
更に、そのFETの少なくとも1つをMOD−FETに
よって構成する場合においても、信頼性の向上を図るこ
とができるようにした半導体装置およびその製造方法を
提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体装置
は、共通の基板に、しきい値電圧を異にする少なくとも
第1および第2の2つの電界効果トランジスタが形成さ
れる半導体装置であって、第1の電界効果トランジスタ
は、そのゲートがp−n接合構成とされ、第2の電界効
果トランジスタは、そのゲートがショットキー接合構成
とされ、第1および第2の電界効果トランジスタのしき
い値電圧が、それぞれp−n接合の深さと、ショットキ
ー接合の障壁電位の選定によって設定された構成とす
る。
【0014】また、本発明による半導体装置の製造方法
は、共通の基板に、しきい値電圧を異にする少なくとも
第1および第2の2つの電界効果トランジスタが形成さ
れて成る半導体装置の製造方法であって、基体上に、少
なくともゲート接合形成層を有する半導体層を成膜し、
この半導体層上に絶縁層を形成する共通の基板が用意さ
れ、半導体層上の絶縁層の第1の電界効果トランジスタ
のゲート形成部に第1のゲート形成窓を形成する工程
と、この第1のゲート形成窓を通じて不純物を拡散して
ゲート接合形成層にp−n接合を形成する工程と、絶縁
層の第2の電界効果トランジスタのゲート形成部に第2
のゲート形成窓を形成する工程と、この第2のゲート形
成窓を通じてショットキー金属をゲート接合形成層に被
着形成してショットキー接合を形成する工程とを採って
互いにしきい値電圧を異にする第1および第2電界効果
トランジスタを有する目的とする半導体装置を構成す
る。
【0015】すなわち、本発明においては、しきい値電
圧Vthが相違する少なくとも2つのFETを構成する
に、その一方のゲート部を、不純物導入領域によるp−
n接合によって構成することにより、この電界効果トラ
ンジスタFETに関して、そのゲート金属が半導体中に
拡散することを回避する。また、このp−n接合構成に
したことにより、ショットキー接合を用いた場合よりも
高い障壁電位を得ることができることによって、よりオ
ン抵抗の低減化が図られる。
【0016】また、本発明製造方法においては、一方の
電界効果トランジスタをp−n接合によるゲートとした
ことにより、エッチング停止層を、各トランジスタにお
いて配置することが回避される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を説明する。 〔第1の実施形態〕この実施形態においては、しきい値
電圧Vthを異にするFETとして、それぞれMODFE
TによるEFETとDFETとが、共通の基板上に形成
された半導体装置、すなわち半導体集積回路装置を構成
する。この半導体装置の一例を、図1の概略断面図を参
照して説明するが、この例に限られるものではない。こ
の例では、例えば半絶縁性GaAs基体よりなる基体5
1上に、バッファ層52を介して順次電子走行層となる
チャネル層53、スペーサ層54、電子供給層55、ゲ
ート接合が形成される第1導電型のゲート接合形成層5
6、エッチング停止層57、キャップ層58による半導
体層61が形成された基板71が構成される。
【0018】半導体層61を横切って、EFETの形成
部とDFETの形成部とを電気的に分離する分離領域8
1が形成され、この分離領域81によって分離されたE
FETの形成部において、第1導電型のゲート接合形成
層56に対して第2導電型のゲート領域82を形成して
p−n接合J1 を形成し、第1の電界効果トランジスタ
この例ではEFETが形成される。
【0019】また、分離領域81によって分離されたD
FETの形成部において、ショットキー金属83を被着
形成して第1導電型のゲート接合形成層56に対してシ
ョットキー接合J2 を形成し、第2の電界効果トランジ
スタこの例ではDFETが形成される。
【0020】そして、これら目的とする第1および第2
の電界効果トランジスタのしきい値電圧Vth、この例で
はEFETとDFETのしきい値電圧Vthを、それぞれ
p−n接合J1 の深さと、ショットキー接合J2 の障壁
電位(更にその深さ)の選定によって設定された構成と
する。
【0021】ゲート領域82上には、第1の電界効果ト
ランジスタすなわちEFETのゲート電極、すなわち第
1のゲート電極271をオーミックにコンタクトする。
また、ショットキー金属によって第2の電界効果トラン
ジスタすなわちEFETのゲート電極、すなわち第2の
ゲート電極272を構成する。また、各第1および第2
のゲート電極271および272の各両側のキャップ層
58にS/D電極281Aおよび281B、282Aお
よび282Bを形成する。
【0022】この構成による半導体装置は、共通の基板
71上の、それぞれ分離領域81によって電気的に分離
された領域に、それぞれチャネル層53の、電子供給層
すなわちゲート接合形成層55とのスペーサ層54を介
する界面に、DFETの形成部においては2次元電子ガ
ス層83が形成され、EFETの形成部においては所定
のしきい値電圧Vthで2次元電子ガス層83が形成され
る構成とされる。
【0023】次に、図2および図3を参照して、図1に
示した半導体装置を製造する本発明による半導体装置の
製造方法の一実施形態の一例を説明する。この場合、先
ず図2Aに示すように、例えば半絶縁性GaAs基体よ
り成る基体51上に、全面的に順次、例えばMOCVD
(Metalorganic Chemical VaporDeposition: 有機金属
気相成長)法、あるいはMBE(Molecular Beam Epita
xy: 分子線エピタキシー)法等によって順次バッファ層
52、電子走行層となるチャネル層53、スペーサ層5
4、電子供給層55、ゲート接合が形成される第1導電
型のゲート接合形成層56、エッチング停止層57、キ
ャップ層58をエピタキシャル成長して半導体層61を
形成する。また、この半導体層61上に、この上に絶縁
層84を形成する。
【0024】バッファ層52は、例えばそれぞれアンド
ープのそれぞれ厚さ50nmのAlGaAs層とGaA
s層とが交互に5層ずつ積層された構成とする。チャネ
ル層53すなわち電子走行層は、アンドープの例えば厚
さ20nmのGaAs層によって構成される。スペーサ
層54は、例えばアンドープの例えば厚さ1〜4nmの
AlGaAs層によって構成される。電子供給層55
は、第1導電型例えばn型の厚さ5nmのAlGaAs
層によっ構成する。この電子供給層55のドーパント
は、例えばSiとし、その不純物濃度は、例えば1〜5
×1018atoms /cm3 の範囲で、目的とするD−FE
Tのしきい値電圧Vthと2端子ドレイン耐圧に応じて選
定する。
【0025】ゲート接合形成層56は、例えば厚さ80
nmの第1導電型の例えばn型のGaAs層によって構
成する。この場合のドーパントは例えばSiとし、その
濃度は、同様に、DFETのしきい値電圧と2端子ドレ
イン耐圧の要求に応じて選び、例えば3×1017atoms
/cm3 に選定する。
【0026】エッチング停止層57は、例えば厚さ5n
mの第1導電型例えばn型のAlGaAs層によって構
成する。n型のドーパントは、例えばSiとし、その濃
度は、目的とする一方のFET、特にDFETのしきい
値電圧と2端子ドレイン耐圧の要求に応じて選びもので
あり、例えば5×1017atoms /cm3 とする。
【0027】キャップ層58は、第1導電型例えばn型
の厚さ例えば30nmのGaAs層によって構成する。
この場合のドーパントも、例えばSiとし、その濃度
は、S/D電極281Aおよび281B、282Aおよ
び282Bを、十分低い低抵抗コンタクトし得る濃度の
例えば5×1018atoms /cm3 とする。
【0028】絶縁層84は、後述する不純物拡散のマス
クとなる例えばSiN単層膜、あるいはSiN上にSi
2 を積層した積層膜によって例えば厚さ10nm以上
の例えば50nmに構成することができる。
【0029】このようにして、チャネル層53の、電子
供給層55とスペーサ54を介して配置された界面付近
には、両者の電子親和力の相違によって、2次元電子ガ
ス層83が形成される。
【0030】このようにして、基体51上に、半導体層
61が形成されて成る基板71に対し、図2Bに示すよ
うに、素子間分離を行う分離領域81を形成する。この
分離領域25の形成は、例えば酸素原子を、第1および
第2のFET、この例ではEFETとDFETの各形成
領域を囲んでその平面パターンが格子状をなすように、
絶縁層84を通じてイオン注入する。この場合の注入エ
ネルギーは、濃度分布のピークが、電子供給層すなわち
ゲート接合形成層24と重なるか、あるいは多少電子供
給層より深い所に位置するように選ぶ。この注入エネル
ギーは、例えば150〜250keVとし、ドーズ量
は、電子供給層のキャリア濃度が十分低下する程度に、
例えば5×1012〜1×1013cm-2とする。
【0031】次に、図2Cに示すように、絶縁層84
の、EFETの形成部のゲート部を形成する部分に、キ
ャップ層58を貫通する不純物導入窓86を形成する。
この窓86の開口は、フォトリソグラフィによるパター
ンエッチングによって行うことができる。すなわち、絶
縁層84上に、フォトレジスト85を塗布し、これにパ
ターン露光を行って後現像処理して、例えば露光部にお
けるフォトレジストを除去し、此処に開口85Wを形成
し、このフォトレジストをエッチングマスクとしてこの
開口85Wを通じて露呈した絶縁層84をエッチング
し、更にキャップ層58をエッチングして第1のゲート
形成窓86W1 を穿設する。
【0032】この窓86W1 を形成するための絶縁層8
4に対するエッチングは、例えばCF4 とH2 (または
2 )によるガス系を用いた反応性イオンエッチング、
あるいはBHFに基板71を浸漬するウエットエッチン
グによることができる。そしてキャップ層58に対する
エッチングは、例えば塩素とフッ素のラジカル、あるい
はイオンを発生させるガス系例えばSiCl4 とCF4
によるガスを用いた反応性イオンエッチングによって、
あるいはクエン3 を含むエッチング液に基板71を浸漬
することによって行うことができる。このエッチングの
深さは、エッチング停止層57におけるエッチング速度
が低下することを利用することによって正確に設定でき
る。
【0033】図3Aに示すように、図2Cのフォトレジ
スト85を除去し、第1のゲート形成窓86W1 を通じ
て、絶縁層84をマスクとする不純物拡散を行って、第
2導電型のp型のゲート領域82を形成してゲート接合
形成層56にp−n接合J1を形成する。この拡散は、
例えばp型不純物のZnを、水素を搬送ガスとして供給
し、更に、基板からの砒素の脱離を防ぐため、雰囲気に
は、所要のガス分圧でアルシン(AsH3 )を添加す
る。すなわち、この不純物導入は、例えば基板温度60
0℃で、ジエチル亜鉛Zn(CH3 2 とアルシンAs
3 とH2 とのガスを供給することによって行う。
【0034】拡散の終了点の制御は、正味の拡散時間に
よって、あるいは、本出願の出願に係る特開平10−2
84562号に開示された方法、または周知の水銀プロ
ーブ法による所定のピンチオフ電圧に達したことを確認
することによって行うことができる。そして、拡散の終
了点は、追加拡散をすることによってEFETにおいて
所要のしきい値電圧Vthが得られるようにすることがで
きる。
【0035】次に、図3Bに示すように、更に第1のゲ
ート形成窓86W1 を閉塞するように、フォトレジスト
層87を塗布し、前述の第1のゲート形成窓86W1
形成方法と同様の方法によって、第2のFETこの例で
はDFETのゲート形成部に、第2のゲート形成窓86
2 を形成する。
【0036】そして、図3Cに示すように、図3Bのフ
ォトレジスト層87を除去し、第1のゲート形成窓86
1 を通じてゲート領域82に第1のゲート電極271
をオーミックにコンタクトし、第2のゲート窓86W2
を通じてゲート接合形成層56に対してショットキー接
合J2 を形成する第2のゲート電極272を形成する。
この場合、第1のゲート電極271の形成と、ショット
キー接合J2 を形成する第2のゲート電極272とを同
時に形成する方法によることができる。この場合、第1
および第2ゲート形成窓86W1 および86W2 内を含
めて例えば全面的に厚さ50nmのTi、厚さ50nm
のPt、厚さ300nmのAuによる3層の金属膜を例
えば電子線蒸着によって形成し、例えばフォトレジスト
層も用いたフォトリソグラフィによる各電極271およ
び272のパターンに応じたマスク層の形成し、このマ
スク層によって覆われていない部分を、例えば中性Ar
ビームでスパッタリングするイオンミリング法によって
除去することによって形成する。
【0037】そして、図1に示すように、絶縁層84に
対し、第1および第2ゲート電極271および272を
挟んでその両側にそれぞれS/D電極のコンタクト窓8
4Wcを形成し、これら窓を通じて、S/D電極281
Aおよび281B、282Aおよび282Bをオーミッ
クにコンタクトする。
【0038】これらS/D電極281Aおよび281
B、282Aおよび282Bの形成は、電極コンタクト
窓の形成に際して用いたフォトレジスト層によるリフト
オフ法によって形成することができる。この場合、先
ず、図示しないが、絶縁層84上に全面的にフォトレジ
スト層を塗布し、このフォトレジスト層に対してパター
ン露光および現像を行ってS/D電極コンタクト窓の形
成部に開口を形成して、この開口を通じて前述したと同
様の反応性エッチングによって行うことができるが、さ
らにそのエッチング時間を50%程度過剰に設定する
か、中性ラジカルか、BHFを用いた等方性エッチング
を加えることによって、絶縁層84に対してフォトレジ
スト層の開口の周縁部下に入り込むエッチングを行って
コンタクト窓84Wcを形成する。すなわち、コンタク
ト窓84Wcの周辺にフォトレジスト層がひさし状に突
出するオーバーハングが生じるようにする。
【0039】次に、更にこのフォトレジスト層を用いて
S/D電極をリフトオフ法によって形成する。すなわ
ち、電極コンタクト窓84Wcを通じて、ゲート接合形
成層56の表面に被着するように、フォトレジスト層上
に渡って全面的にS/D電極を構成するオーミック電極
材料を堆積させる。次に、アセトンなどの有機溶剤を用
いてフォトレジストを層を除去し、このフォトレジスト
層の除去とともにこのフォトレジスト層上に形成された
部分の電極材料を除去する。すなわち、リフトオフす
る。このようにして、各電極コンタクト窓84Wcを通
じてゲート接合形成層、すなわち電子供給層24に各S
/D電極281Aおよび281B、282Aおよび28
2Bの被着がなされる。この電極材料は、例えばAuG
e合金とNiの2層膜とし、それぞれの膜厚は、例え
ば、170nmと45nmとする。電極材料の堆積に
は、抵抗加熱蒸着法などの基板温度上昇の少ない方法を
用いることが好ましい。
【0040】その後、基板31を、フォーミングガス雰
囲気中で、400〜450℃で30秒〜90秒間程度加
熱し、S/D電極281Aおよび281B、282Aお
よび282Bと、基板材料とを合金化させ、各S/D電
極のオーミックコンタクトを行う。このとき、好ましく
は、エッチング停止層57を横切ってこのエッチング停
止層57を消失させてS/D電極281Aおよび281
B、282Aおよび282Bの合金化が進行するよう
に、その合金化の熱処理条件を選定する。
【0041】上述のようにして得た半導体装置は、DF
ETとして最適化されたエピタキシャル半導体層を有す
る基板71を用いて、しきい値電圧Vthを異にする、す
なわち、上述の例では、DFETとEFETの両方が形
成される。
【0042】そして、上述の本発明装置およびその製造
方法の例では、エッチング停止層57を用いているが、
この場合、2つのしきい値電圧Vthを異にするFETを
形成するにも係わらず、このエッチング停止層は1層の
みを用いれば良く、また、上述したように、最終的にS
/D電極間においてこのエッチング停止層57を消失す
ることができることから、DFETの電流経路にエッチ
ング停止層が存在しない構成とすることができることに
よって、DFETにおいてより低いオン抵抗化、伝達利
得、遮断周波数の改善が図られる。また、しきい値電圧
を異にするFETの数に応じたエッチング停止層を設け
ることが回避されたことによって基板71の構成が簡潔
化されることにより、その製造が簡潔化され、基板71
の製造コスト、エピタキシャル技術に関係する不良品の
発生率の低減化が図られる。
【0043】また、DFETを構成するに最適化された
基板71に、EFETを混載させるために増加する工程
は、図3で説明した第2のゲート形成窓86W2 の形成
であるので、製造工程も簡単となる。
【0044】また、EFETは、ゲートがp−n接合で
構成されているため、ショットキーゲートによる場合に
おけるショットキー電極材料が基板に拡散することによ
るショットキー特性の劣化が回避されることから、特性
劣化の耐性の向上、信頼性の向上を図ることができる。
【0045】更に、p−n接合の障壁電位は、ショット
キーゲートのそれより高いので、より高い正のゲート電
圧を印加できる。このため、EFETで構成したDCF
L型論理回路では、大きな論理振幅とノイズマージンを
得ることができ、DFETにおいては、より低いオン抵
抗を得られる。この結果、RFスイッチを構成した場合
の挿入損や、パワーアンプを構成した場合の電力効率を
向上させることができる。
【0046】上述した例では、2次元電子ガス層83を
形成するチャネル層53と電子供給層55間にスペーサ
層54が配置された構成とした場合であるが、このスペ
ーサ層を介在しないMODFET構成とすることもでき
るなど、上述の例に限られるものではない。
【0047】また、上述した例では、共通の基板71に
形成するしきい値電圧Vthを異にする第1および第2の
FETとしてのEFETとDFETとが、共にMODF
ETである場合について説明したが、例えばこれらEF
ETとDFETとが、いわゆるドープトチャネル型構成
によるFET(以下HFETという)とすることができ
る。次に、この場合の実施の形態について説明する。
【0048】〔第2の実施形態〕この実施形態は、共通
の基板に、HFETによるEFETとDFETとが形成
された構成とした場合である。図4を参照してこの場合
の一例を説明するが、この例に限られるものではない。
図4において、図1〜図3にと対応する部分には同一符
号を付して重複説明を省略するが、この例においても、
基体51が、同様に例えば半絶縁性のGaAs基体より
成り、この上に、前述したように、例えばアンドープの
AlGaAs層とGaAs層の繰り返し積層によるバッ
ファ層52、第1導電型例えばn型のGaAsあるいは
AlGaAsによるチャネル層53、バンドギャップが
チャネル層53に比し大のアンドープのInGaAs層
によるバリア層を構成するゲート接合形成層56、n型
の高濃度のGaAsによるキャップ層58を順次前述し
たと同様に、MOCVD、MBE法等によってエピタキ
シャル成長して基板71を構成する。
【0049】その後は、第1の実施形態において説明し
たと同様の方法によって、分離領域81の形成、第1お
よび第2のゲートの形成、すなわちゲート領域82の形
成、すなわちp−n接合J1 の形成とショットキー接合
2 の形成、第1および第2のゲート電極271および
272の形成、S/D電極281Aおよび281B、2
82Aおよび282Bの形成を行う。
【0050】尚、この図4に示す例においては、エッチ
ング停止層の形成を省略した場合であるが、この場合に
おいても、必要に応じて、エッチング停止層を形成する
こともできる。
【0051】尚、上述した各例においては、所望のしき
い値電圧を有する2つFETを形成する場合について示
したが、3つのFETを構成する場合に適用することも
できる。また、上述した例では、第1導電型がn型とし
た場合であるが、第1導電型がp型で第2導電型がn型
とすることもでき、更に、しきい値電圧を異にするFE
Tに限らず、他のFET、更に他の回路素子が共通の基
板71に形成する集積回路等に本発明を適用することが
できるなど、本発明装置および方法は、上述した例に限
られるものではない。
【0052】
【発明の効果】上述したように、本発明においては、共
通の基板に形成したしきい値電圧を異にする少なくとも
第1および第2の2つのFET、例えばDFETとEF
ETの一方のFETをp−n接合によるゲートとしたこ
とから、このFETに関してショットキーゲート構成と
する場合におけるショットキー電極材料が基板に拡散す
ることによるショットキー特性の劣化が回避されること
から、特性劣化の耐性の向上、信頼性の向上を図ること
ができる。
【0053】更に、p−n接合の障壁電位は、ショット
キーゲートのそれより高いので、より高い正のゲート電
圧を印加できる。このため、EFETで構成したDCF
L型論理回路では、大きな論理振幅とノイズマージンを
得ることができ、DFETにおいては、より低いオン抵
抗を得られる。この結果、RFスイッチを構成した場合
の挿入損や、パワーアンプを構成した場合の電力効率を
向上させることができる。
【0054】また、本発明製造方法においては、第1お
よび第2の電界効果トランジスタのゲート部の不純物導
入領域を形成するに、その実質的拡散時間の制御するこ
とにより、その深さ、すなわちp−n接合の深さの設定
を行うようにしたことによって、いずれのFETに関し
ても、その特性を犠牲にすることなく作製することがで
きる。
【0055】また、基板構造が簡潔化されることによ
り、その作製が容易となるので、製造コストの低下と、
不良品の発生率の低減化をはかることができる。
【0056】更に、エッチング停止層に起因する直列抵
抗が除去されるため、DFETとEFETの両方におい
て、より低いオン抵抗や伝達利得、遮断周波数などを得
ることができる。
【0057】また、2つ以上のしきい値電圧Vthを異に
するFETを混載させるために必要な工程数の増加は、
第2のゲート形成窓の形成工程だけであるから、工程数
の減少を図ることができ、量産性の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体装置の一例の概略断面図で
ある。
【図2】A〜Cは、本発明による半導体装置の一例の一
製造方法の工程図(その1)である。
【図3】A〜Cは、本発明による半導体装置の一例の一
製造方法の工程図(その2)である。
【図4】本発明による半導体装置の他の一例の概略断面
図である。
【図5】従来の半導体装置の概略断面図である。
【符号の説明】
1・・・半絶縁性基体、2・・・チャネル層、3・・・
電極供給層、4・・・しきい値制御層、5・・・第1の
エッチング停止層、6・・・第1のオーミックコンタク
ト層、7・・・第2のエッチング停止層、8・・・第2
のオーミックコンタクト層、9R,10R・・・凹部、
9,10・・・ゲート電極、11〜14ソースないしは
ドレイン電極、51・・・基体、52・・・バッファ
層、53・・・チャネル層、54・・・スペーサ層、5
5・・・電子供給層、56・・・ゲート接合形成層、5
7・・・エッチング停止層、58・・・キャップ層、6
1・・・半導体層、71・・・基板、81・・・分離領
域、82・・・ゲート領域、83・・・2次元電子ガス
層、84・・・絶縁層、85・・・フォトレジスト層、
85W・・・開口、86W1 ・・・第1のゲート形成
窓、86W2 ・・・第2のゲート形成窓、271・・・
第1のゲート電極、272・・・第2のゲート電極、2
81Aおよび281B・・・第1のソースないしはドレ
イン電極(S/D電極、282Aおよび282B・・・
第2のソースないしはドレイン電極(S/D電極)、J
1 ・・・p−n接合、J2 ・・・ショットキー接合
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/338 29/812 Fターム(参考) 5F032 AA28 DA13 DA22 DA43 DA60 5F102 FA03 GA02 GD01 GD04 GJ05 GK05 GK06 GK08 GL04 GL05 GM04 GM06 GN05 GQ01 GR09 GR10 GS02 GS03 GT03 GV06 GV07 GV08 HC01 HC07 HC11 HC15 HC19

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通の基板に、しきい値電圧を異にする
    少なくとも第1および第2の2つの電界効果トランジス
    タが形成される半導体装置であって、 上記第1の電界効果トランジスタは、そのゲートがp−
    n接合構成とされ、 上記第2の電界効果トランジスタは、そのゲートがショ
    ットキー接合構成とされ、 上記第1および第2の電界効果トランジスタのしきい値
    電圧が、それぞれ上記p−n接合の深さと、上記ショッ
    トキー障壁電位の選定によって設定されて成ることを特
    徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 上記第1および第2の電界効果トランジ
    スタの少なくとも一方が、変調ドープ型電界効果トラン
    ジスタ(MODFET)であることを特徴とする請求項
    1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 上記第1および第2の電界効果トランジ
    スタの少なくとも一方が、ドープトチャネル層と、アン
    ドープバリア層と、上記ゲート接合形成層とを有して成
    るドープトチャネル型電界効果トランジスタであること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 共通の基板に、しきい値電圧を異にする
    少なくとも第1および第2の2つの電界効果トランジス
    タが形成されて成る半導体装置の製造方法であって、 基体上に、少なくともゲート接合形成層を有する半導体
    層を成膜し、該半導体層上に絶縁層を形成する共通の基
    板が用意され、 上記半導体層上の上記絶縁層の上記第1の電界効果トラ
    ンジスタのゲート形成部に第1のゲート形成窓を形成す
    る工程と、 該第1のゲート形成窓を通じて不純物を拡散して上記ゲ
    ート接合形成層にp−n接合を形成する工程と、 上記絶縁層の上記第2の電界効果トランジスタのゲート
    形成部に第2のゲート形成窓を形成する工程と、 該第2のゲート形成窓を通じてショットキー金属を上記
    ゲート接合形成層に被着形成してショットキー接合を形
    成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 上記基体上の上記半導体層の成膜工程に
    おいて、該半導体層の上面から所定の深さにエッチング
    停止層を設け、上記第2のゲート形成窓の形成工程で、
    上記半導体層の表面から、上記エッチング停止層までエ
    ッチングする工程を含むことを特徴とする請求項4に記
    載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記第1および第2の不純物拡散工程
    が、Znの気相拡散によることを特徴とする請求項4に
    記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記絶縁層が、SiN層により成ること
    を特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 上記基体が、GaAs基体であることを
    特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 上記第1および第2の電界効果トランジ
    スタの少なくとも一方が、変調ドープ型電界効果トラン
    ジスタ(MODFET)であることを特徴とする請求項
    4に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 上記第1および第2の電界効果トラン
    ジスタの少なくとも一方、ドープトチャネル層と、アン
    ドープバリア層と、上記ゲート接合形成層とを有して成
    るドープトチャネル型電界効果トランジスタであること
    を特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
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