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JP2000194716A - 情報収集伝達装置、および、そのプログラムを記録した記憶媒体 - Google Patents

情報収集伝達装置、および、そのプログラムを記録した記憶媒体

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Publication number
JP2000194716A
JP2000194716A JP10371836A JP37183698A JP2000194716A JP 2000194716 A JP2000194716 A JP 2000194716A JP 10371836 A JP10371836 A JP 10371836A JP 37183698 A JP37183698 A JP 37183698A JP 2000194716 A JP2000194716 A JP 2000194716A
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JP
Japan
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information
access
living
transmission
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP10371836A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ono
俊 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Comware Corp
Original Assignee
NTT Communicationware Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Communicationware Corp filed Critical NTT Communicationware Corp
Priority to JP10371836A priority Critical patent/JP2000194716A/ja
Publication of JP2000194716A publication Critical patent/JP2000194716A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生活に関する情報の収集・伝達を必要なとき
に容易に行うことができるようにする。 【解決手段】 情報収集伝達装置1内の記憶部3は、ネ
ットワークに接続され生活情報を蓄積した情報蓄積装置
にアクセスするためのアクセス先情報、あるいは、生活
情報の伝達先となる伝達先情報を生活情報単位毎に納め
たアクセスデータ33を記憶する。そして、情報収集伝
達装置1は、ネットワークに接続するための通信I/F
・4と、必要に応じて指定された生活情報に対応したア
クセス先情報もしくは伝達先情報をアクセスデータ33
より取得し、取得した情報を用いて、情報蓄積装置にア
クセスして指定された生活情報の収集処理、あるいは、
生活情報の伝達処理を行う個別機能実行部23とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日常生活や地域社
会に密着した情報の収集や伝達を行う情報収集伝達装
置、および、そのプログラムを記録した記憶媒体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、生活に関する情報は、テレビ、新
聞、テレフォンサービス等のさまざまなメディアから個
別に供給されている。また、利用者は、これらさまざま
なメディアから供給される情報を取捨選択することで情
報収集を行っている。また、一般家庭における情報の伝
達手段としては、電話、FAX等の外部に対する伝達手
段、紙によるメモ等の家庭内部に対する伝達手段があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、生活に関す
る情報は、前述したメディアから一方的に提供される。
そのため、利用者は、必要なときにそのタイミングで必
要な情報を得ることが困難である、という問題がある。
さらに、情報がさまざまなメディアから一方的に提供さ
れるがゆえに、利用者は、必要とする情報の収集に多く
の時間と手間を要している。なお、生活に関する情報の
収集や伝達には、前述した手段のほかにもパーソナルコ
ンピュータによるインターネットの活用もある。しか
し、パーソナルコンピュータを用いる場合、その難解な
インターフェースや操作性から、コンピュータ弱者にと
っては、非常に扱いづらいものとなっている。そのた
め、特にコンピュータ弱者間では、情報の収集や伝達の
ためにパーソナルコンピュータが積極的に利用される状
況に至っていない。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、生活に関する情報の収集・伝達を必要なときに
容易に行うことのできる情報収集伝達装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ネットワー
クに接続され生活情報を蓄積した情報蓄積装置にアクセ
スするためのアクセス先情報、あるいは、生活情報の伝
達先となる伝達先情報を生活情報単位毎に納めたアクセ
スデータを記憶する記憶手段と、ネットワークに接続す
るための通信インターフェイスと、指定された生活情報
に対応したアクセス先情報もしくは伝達先情報を必要に
応じて前記アクセスデータより取得し、前記アクセス先
情報を用いて情報蓄積装置にアクセスして前記指定され
た生活情報の収集処理、あるいは、前記伝達先情報を用
いた生活情報の伝達のための処理を行う個別機能実行手
段とを備えたことを特徴とする情報収集伝達装置であ
る。情報収集伝達装置は、通信インターフェイスを介し
て日常生活に密着した生活情報が分散して存在するネッ
トワークに接続できる。また、アクセスデータを参照す
ることで、必要な生活情報のアクセス先、伝達先を特定
でき、装置の所有者である利用者が情報を必要とするタ
イミングで必要な生活情報の収集・伝達が行える。
【0006】また、本発明は、前記情報収集伝達装置
が、情報収集、情報伝達可能な生活情報をカテゴリ別に
表示処理し、利用者により選択された生活情報の選択結
果を取得するメイン処理手段をさらに備え、前記個別機
能実行手段が、前記メイン処理手段で取得した生活情報
の選択結果に応じた生活情報の収集処理あるいは伝達処
理を行うことを特徴としている。情報収集伝達装置にお
いて、取り扱い可能な複数の生活情報の分類表示が行わ
れる。これにより、利用者は情報収集伝達装置が取り扱
い可能な生活情報の中から必要な生活情報を容易に選択
できる。
【0007】また、本発明は、前記記憶手段が、情報収
集伝達装置の設置場所に関する情報を含む個人データを
さらに記憶し、前記情報収集伝達装置が、前記個人デー
タに含まれる設置場所に関する情報を用いて、該設置場
所を含む地域に関連した生活情報についてのアクセス先
情報もしくは伝達先情報を取得し、前記アクセスデータ
として前記記憶手段に記憶させる初期設定手段をさらに
備えたことを特徴としている。情報収集伝達装置におい
て、住所や電話番号と言った個人データより情報収集伝
達装置の設置場所を特定し、利用者による利用可能性の
高い地域に密着したアクセス先情報や伝達先情報のみを
含むアクセスデータが作成される。
【0008】また、本発明は、前記記憶手段が、ネット
ワークに接続され前記アクセス先情報や伝達先情報を管
理する情報管理サーバにアクセスするための情報を含む
情報管理サーバデータをさらに記憶し、前記初期設定手
段が、前記情報管理サーバデータ内の情報を用いて情報
管理サーバにアクセスし前記アクセスデータの一部ある
いは全てを取得して前記記憶手段に記憶させることを特
徴としている。情報収集伝達装置は、情報管理サーバデ
ータを用いることでアクセス先情報や伝達先情報を管理
する情報管理サーバにアクセス可能となり、このサーバ
からアクセスデータの一部あるいは全てを取得できる。
よって、アクセスデータの一部あるいは全てをCD−R
OM等に納めて情報収集伝達装置と一緒に提供する必要
がなくなる。
【0009】また、本発明は、前記情報収集伝達装置
が、前記情報管理サーバから更新されたアクセスデータ
に関する情報を取得し、前記記憶手段に記憶させるアク
セスデータ更新手段をさらに備えたことを特徴としてい
る。たとえ取り扱う生活情報のアクセス先、伝達先が変
っても、情報収集伝達装置は、常に最新のアクセスデー
タを記憶手段内に記憶しておくことができる。
【0010】また、本発明は、前記アクセスデータ更新
手段が、前記情報管理サーバの要求により起動されるこ
とを特徴としている。たとえ取り扱う生活情報のアクセ
ス先、伝達先が変っても、これらの情報が変ったタイミ
ングで情報管理サーバによるアクセスデータ更新要求が
行われるようにできることから、情報収集伝達装置は、
必要最低限のアクセスデータ更新処理で常に最新のアク
セスデータを記憶手段内に記憶できる。
【0011】次に、本発明は、ネットワークに接続する
ための通信インターフェイスを備えたコンピュータに、
情報の収集・伝達を行わせる情報収集伝達プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体におい
て、前記情報収集伝達プログラムは、ネットワークに接
続され生活情報を蓄積した情報蓄積装置にアクセスする
ためのアクセス先情報、あるいは、生活情報の伝達先と
なる伝達先情報を含むアクセスデータから、指定された
生活情報に対応したアクセス先情報もしくは伝達先情報
を必要に応じて取得する機能と、前記取得した情報を用
いて、情報蓄積装置にアクセスして前記指定された生活
情報の収集処理、あるいは、生活情報の伝達処理を行う
機能とをコンピュータに実行させる情報収集伝達プログ
ラムを記録した記録媒体である。情報収集伝達プログラ
ムをコンピュータに読み込み実行することで、コンピュ
ータは、必要なタイミングで必要な生活情報の収集・伝
達が行える装置して機能する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
情報収集伝達装置を図面を参照して説明する。まず始め
に、本発明の情報伝達収集装置が使用される環境を図2
を用いて説明する。図2に示すように、ネットワーク1
3には、情報を蓄積したサーバ15や電話・FAX16
等多くの装置が接続されている。ここで、「ネットワー
ク」とは、一般公衆回線、インターネット等の通信媒体
の総称とする。また、「サーバ」とは、情報の蓄積、伝
達を行う機能を備えた装置で、具体的には、インターネ
ットを介してアクセス可能な各種WWWサーバ(World
Wide Web Server)や、オンラインバンキング用のサー
バのように一般公衆回線を介してアクセスし、要求され
た処理を行うサーバ等のことをいう。すなわち、「サー
バ」とは、情報を蓄積した情報蓄積装置であり、あるい
は、情報の伝達先となる装置のことを言う。また、ネッ
トワーク13には、情報管理サーバ14も接続され、こ
の情報管理サーバ14は、本発明の情報収集伝達装置1
が情報の収集・伝達の際に必要となる情報を管理する機
能を備えている。なお、本実施の形態において、情報管
理サーバ14は、情報収集伝達装置1がダイアルアップ
によりインターネット接続を行う際のゲートサーバとし
ての機能も備えているものとして説明する。この情報管
理サーバ14については、別途詳細に説明する。
【0013】本発明の情報収集伝達装置1は、このよう
なネットワーク13に接続可能であって、ネットワーク
13上の情報収集のためのアクセス先あるいは情報の伝
達先となるサーバ15や電話・FAX16あるいは情報
収集伝達装置1の所有者である利用者から情報を収集し
たり、それらに対し情報を伝達する機能を備えたもので
ある。また、図2に示すように、情報収集伝達装置1に
は、入力装置9、表示装置10、スピーカ11、マイク
12等の周辺装置が接続される。ここで、入力装置9と
は、主にポインティングデバイスを意味し、具体的に
は、ジョイスティック、トラックボール、マウス、ペン
入力装置、タッチパネル等のことをいう。また、表示装
置10は、液晶表示装置やプラズマディスプレイのよう
なフラットな表示装置のほか、CRT(Cathode Ray Tu
be)を含むものとする。なお、図2において、入力装置
9等の周辺装置は、情報収集伝達装置1に外部接続され
るように表示されているが、これに限定されるものでは
なく、周辺装置の一部、または全てが情報収集伝達装置
1と一体となっていてもよい。
【0014】次に、本発明の情報収集伝達装置1の構成
について説明する。図1は、情報収集伝達装置1の一構
成例を示した図である。図より、情報収集伝達装置1
は、情報の収集・伝達処理を行うための処理部2と、情
報の収集・伝達のために必要な各種データを記憶した記
憶部3と、ネットワーク13に接続するための通信イン
ターフェース(通信I/F)4と、入力装置9を接続す
るための入力インターフェース(入力I/F)5と、表
示装置10を接続するための出力インターフェース(出
力I/F)6と、スピーカ11やマイク11を接続する
ための音声インターフェース(音声I/F)7とにより
構成される。また、これら、処理部2、記憶部3、通信
I/F・4、入力I/F・5、出力I/F・6、音声I
/F・7は、バスシステム8により接続される。なお、
本実施の形態において、通信I/Fは、一般公衆回線に
接続するためのモデム機能を備え、情報収集伝達装置1
のインターネットへの接続は、情報管理サーバ14をゲ
ートサーバとしたダイアルアップで行う。
【0015】ここで、記憶部3には、個人データ31、
情報管理サーバデータ32、アクセスデータ33、カテ
ゴリデータ34、個別設定データ35、テンポラリデー
タ36等の各種データが記憶されている。なお、個人デ
ータ31は、この装置の利用者の氏名、郵便番号、住
所、電話番号等の個人情報を含むデータである。情報管
理サーバデータ32は、情報管理サーバ14にアクセス
する際に必要となるアクセス先情報を含むデータであ
る。ここで、アクセス先情報は、このサーバに割り振ら
れたIPアドレス(Internet Protocol Address)やダ
イアルアップのための電話番号等となる。
【0016】アクセスデータ33とは、生活情報を蓄積
したサーバ15等にアクセスするためのアクセス先情報
や、生活情報の伝達先となるサーバ15、電話・FAX
16等の伝達先情報を納めたデータである。ここで、
「生活情報」とは、日常生活に密着した情報のことを言
う。「生活情報」の具体例としては、デパートの催し物
や、スーパーの売り出し情報、休日・夜間の当番医に関
する情報、配水管修理会社に関する情報等である。ま
た、「アクセス先情報」や「伝達先情報」の具体例は、
URL(Uniform Resource Locator)や電話番号であ
る。なお、これら「アクセス先情報」や「伝達先情報」
は、取り扱う生活情報単位に設定されているものとす
る。なぜならば、デパートの催し物情報や、休日・夜間
の当番医に関する情報は、一般にそれぞれ異なるサーバ
15がその情報を蓄積しているからである。また、情報
の伝達においては、生活情報の内容に応じて配水管修理
会社への連絡であったり、119番への連絡であったり
と発信先が異なるからである。さらに、「アクセス先」
や「伝達先」は、ネットワーク13に接続された装置に
限られず、情報収集伝達装置1の利用者も含まれる。カ
テゴリデータ34とは、情報収集、情報伝達可能な生活
情報、および、生活情報の取り扱いが容易となるように
カテゴリ別に分類した情報を含むデータである。個別設
定データ35とは、生活情報の収集や伝達の際に、生活
情報単位で個別に設定しなければならない情報を納めた
データである。テンポラリデータ36とは、収集した情
報や、伝達対象となる情報を一時的に納めたデータであ
る。
【0017】これらデータについては、別途詳細に説明
する。なお、記憶部3は、ハードディスク装置や光磁気
ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリ
や、CR−ROM等の読み出しのみが可能な記憶媒体、
RAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモ
リ、あるいはこれらの組み合わせにより構成されるもと
のする。
【0018】また、処理部2は、メイン処理部21、初
期設定部22、個別機能実行部23、ツール処理部2
4、アクセスデータ更新部25により構成される。ここ
で、メイン処理部21は、情報収集、情報伝達可能な生
活情報をわかりやすく利用者に示すために、生活情報を
カテゴリ別に表示処理を行い、表示装置10に表示させ
る。また、メイン処理部21は、カテゴリ別に表示され
た取り扱い可能な生活情報の中から入力装置9を介して
利用者により選択された生活情報の選択結果を取得する
処理も行う。初期設定部22は、利用者が情報収集伝達
装置1をはじめて使用する際に、情報管理サーバデータ
32内のアクセス先情報を用いて情報管理サーバ14に
アクセスし、アクセスデータ33の一部あるいは全てを
情報管理サーバ14から取得して記憶部3に記憶させる
処理を行う。また、初期設定部22は、始めに、利用者
に個人データ31の設定を行わせる。そして、初期設定
部22は、この個人データ31を利用して、情報収集伝
達装置1が設置される場所を含む地域に密着した生活情
報を蓄積した情報蓄積装置にアクセスするためのアクセ
ス先情報や、設置場所を含む地域に密着した生活情報の
伝達先となる伝達先情報を情報管理サーバ14より取得
する。
【0019】個別機能実行部23は、利用者により選択
された生活情報に対応したアクセス先情報もしくは伝達
先情報を必要に応じてアクセスデータ33より取得す
る。また、個別機能実行部23は、アクセス先情報を利
用してサーバ15、電話・FAX16等にアクセスし
て、指定された生活情報を収集する処理や、伝達先情報
を利用して生活情報を伝達するための処理を行う。な
お、個別機能実行部23は、拡張を容易にするために、
処理対象となる生活情報単位で準備されるが、図1で
は、紙面の都合から、それらを総称する個別機能能実行
部23として示している。また、個別機能実行部23が
動作する際に、インターネットや一般公衆回線への接続
・通信処理が必要となる場合がある。そこで、個別機能
実行部23の動作を補助するための処理部として、処理
部2は、一般公衆回線への接続・通信処理を行う一般公
衆回線処理部26と、インターネット接続・通信処理や
ホームページの表示処理を行うインターネット処理部2
7とを備えている。
【0020】ツール処理部24は、印刷やデータ入力と
いった補助機能を処理する。この補助機能の中には、入
力補助のためのオインライン文字認識処理部、ソフトキ
ーボード表示による入力処理部、音声認識処理部のいず
れか1以上が含まれている。アクセスデータ更新部25
は、情報管理サーバ14から更新されたアクセスデータ
33に関する情報を定期的あるいは不定期に取得し、記
憶部3に記憶させる処理を行う。また、図示しないが、
個別機能実行部23のための補助機能として、テキスト
データを読み上げたり、テキストデータより音声データ
を生成するための音声合成処理部も処理部2内に含まれ
ている。
【0021】なお、この処理部2は、図示しないメモリ
およびCPU(中央演算装置)により構成され、処理部
2の機能を実現するためのプログラム(図示せず)をメ
モリにロードして実行することによりその機能を実現す
る。
【0022】次に、情報収集伝達装置1が取り扱う生活
情報について説明する。図3は、取り扱う生活情報の一
部を示すと共にそれら生活情報の性質が類似する単位で
分類し、カテゴリ化した図である。図3において符号4
4に示す欄が取り扱い可能な生活情報の抽象名称とな
り、それをカテゴリに分けた際のカテゴリ名が符号42
に示す欄となる。なお、以下の説明において、取り扱い
対象となる生活情報の収集や伝達を行う実体を「機能」
と呼び、その機能の名称を「機能名」と呼ぶ。なお、
「機能名」はその機能が取り扱う生活情報の抽象名称に
している。図3の例において、各機能は、8つのカテゴ
リに分類され、そのカテゴリ名は、それぞれ「メイ
ン」、「お助け」、・・・のようにしている。また、カ
テゴリ「メイン」では、時刻や月日のように通常時にお
いて取り扱いが必要となる機能をまとめている。また、
他のカテゴリは、必要になった際に取り扱われる機能
で、それら機能を取り扱いの似ている単位でまとめてい
る。なお、図3に示した例において、機能名「催し
物」、「電話帳」はデーパート等における催し物、電話
番号の検索のように”情報収集”に関する。また、機能
名「休日・夜間当番医」は、当番医に関する情報収集や
その当番医への連絡のように”情報収集”および”情報
伝達”に関する。また、機能「名時刻」、「月日」等は
情報収集伝達装置1の利用者に対する”情報伝達”に関
し、機能名「事故(110)」、「火事(119)」は
それぞれ警察や消防署への連絡と言った”情報伝達”に
関する。このように、情報収集伝達装置1では、「収集
対象となる生活情報」および「伝達対象となる生活情
報」を共に取り扱える。
【0023】また、図3において、カテゴリ名42およ
び機能名44には、それぞれ、カテゴリ番号41、機能
番号43が割り振られ、これらナンバーによって、一意
にカテゴリや機能を特定できるようにしている。さら
に、図3では、符号45に示す欄にその機能の概要を示
す。なお、図1に示すカテゴリデータ34は、図3に示
す情報の全て、あるいは、機能概要を除く情報を含んで
いて、情報収集伝達装置1は、このカテゴリデータ34
を参照することで機能のカテゴリ管理が行えるようにな
っている。
【0024】次に、情報収集伝達装置1の動作について
説明する。情報収集伝達装置1の電源投入・リセット等
により、メイン処理部21が起動され、図4に示す動作
を開始するまず始めに、メイン処理部21は、個人デー
タ31の設定がなされているか判断を行う(ステップS
11)。ここで、個人データ31に含まれる情報を図5
に示す。個人データ31には、図に示すように情報収集
伝達装置1の利用者(所有者)の氏名、郵便番号、住
所、電話番号、メールアドレス等の情報が含まれる。さ
らに、情報収集伝達装置1の識別番号も含まれる。な
お、この識別番号については別途説明を行う。個人デー
タ31が設定されていない場合、すなわち、氏名や郵便
番号等一切設定されていない場合、メイン処理部21
は、情報収集伝達装置1がはじめて使用されるものと判
断して、初期設定部22の起動を行う(ステップS1
2)。
【0025】ここでは、情報収集伝達装置1が始めて使
用されるものとして、初期設定部22の動作について図
7を用いて説明する。なお、図7において、初期設定部
22は、情報管理サーバ14から今後の動作に必要とな
る情報を取得することから、情報管理サーバ14の動作
も併せて示している。まず、初期設定部22は、利用者
に個人情報の入力を行わせるために、表示装置10に個
人情報の入力画面を表示させる処理を行う(ステップS
31)。この処理で、表示画面には、図5における氏
名、郵便番号、住所、電話番号、・・・を入力するため
のインターフェイス画面が表示される。次に、初期設定
部22は、利用者が入力装置9を介して入力した個人情
報を取得するとともに(ステップS32)、その情報を
個人データ31として記憶部3に記憶させる処理を行う
(ステップS33)。なお、入力装置9として、キーボ
ードがついている場合にはキーボード入力も可能である
が、キーボードがない場合には、オンライン文字認識画
面、ソフトキーボード、あるいは、音声入力可能状態を
示す画面を表示させ、処理部2内にあるオンライン文字
認識処理部、ソフトキーボードを利用した入力処理部、
あるいは、音声認識処理部を利用した氏名等の入力を行
わせる。
【0026】次に、初期設定部22は、通信I/F・4
を制御することにより、情報管理サーバ14への接続処
理を行い(ステップS34)、情報管理サーバ14もそ
れに応じて接続処理を行う(ステップS41)。なお、
初期設定部22は、情報管理サーバデータ32に含まれ
る情報を利用して、情報管理サーバ14にアクセスす
る。ここで、情報管理サーバ14は、地域別、生活情報
別に、その生活情報を取得するための「アクセス先情
報」、および、生活情報の伝達先となる「伝達先情報」
を管理していて、必要に応じてこれら情報を情報収集伝
達装置1に提供する。また、情報管理サーバ14は、情
報収集伝達装置1の利用者の個人情報も管理する。
【0027】接続が完了すると、初期設定部22は、設
定された個人データ31を情報管理サーバ14に送信す
る(ステップS35)。情報管理サーバ14は、この個
人データを受信すると、この個人データの識別番号を決
定すと共に、この識別番号と関連付けて個人データの保
存を行う(ステップS42)。次に、情報管理サーバ1
4は、決定した識別番号を情報収集伝達装置1に送信す
る(ステップS43)。初期設定部22は、この識別番
号を取得すると、個人データ31に取得した識別番号を
設定・保存する(ステップS36)。この識別番号は、
今後情報収集伝達装置1が情報管理サーバ14と通信を
行う際に、情報収集伝達装置1の識別番号として利用さ
れる。
【0028】次に、初期設定部22は、アクセスデータ
の要求を情報管理サーバ14に対して行う(ステップS
37)。すると、情報管理サーバ14はステップ42で
取得した個人データのうち、郵便番号、住所、電話番号
の少なくとも1つを利用して、情報収集伝達装置1が設
置されている場所を判断し、その設置場所を含む地域に
関連したアクセスデータ、すなわち、生活情報毎のアク
セス先情報や伝達先情報を検索・抽出する処理を行う
(ステップS44)。情報管理サーバ14は、この検索
された情報を情報収集伝達装置1に対して送信すると
(ステップS45)、初期設定部22は、この情報を取
得し、記憶部3にアクセスデータ33として記憶させる
(ステップS38)。アクセスデータ33に含まれる情
報例を図6を用いて説明する。図に示すように、アクセ
スデータ33は、図3で示した機能番号43に対応した
機能番号、その機能に対応したアクセス先情報あるいは
伝達先情報、アクセス先情報あるいは伝達先情報がUR
Lか電話番号を示す種別情報を含んでいる。また、アク
セスデータ33は、情報収集伝達装置1で利用者に表示
する際に用いられる表示情報等も含む。このアクセスデ
ータ33により、特定の地域のデパートの催し物情報の
ように地域に密着した生活情報を収集する先、あるい
は、家庭内の配管が壊れた際に修理の依頼先となるその
地域の配管修理会社の電話番号のように生活情報を伝達
する先が特定される。なお、情報管理サーバ14は、情
報収集伝達装置1が記憶すべき地域毎のアクセスデータ
そのものを管理し、検索したアクセスデータを情報収集
伝達装置1に対して送信し(ステップS45)、初期設
定部22は、受信したデータをアクセスデータ33とし
て保存(ステップS38)してもよい。
【0029】最後に、初期設定部22は、情報管理サー
バ14との通信の切断処理を行い(ステップS39)、
情報管理サーバ14もそれに応じて切断処理を行う(ス
テップS46)。
【0030】以上のようにして、初期設定部22は、個
人データ31の設定、および、地域に密着した生活情報
の収集先や生活情報の伝達先に関するアクセスデータ3
3の取得を行う。なお、一度個人データ31の設定が行
われると、次からは、図4におけるステップS12はス
キップされる。
【0031】初期設定部22の処理が終了すると、制御
はメイン処理部21に移る。図4に示すように、メイン
処理部21は、利用者により選択されたカテゴリ番号を
保存するメモリnおよび機能の番号を保存するメモリm
の初期化を行い、初期画面となるメイン画面の表示処理
をする(ステップS13)。なお、メモリnに保存され
る番号は、図3のカテゴリ番号41に対応し、メモリm
に保存される番号は、図3の機能番号43を構成する
(x、y)のyの値に対応する。よって、メモリnを参
照することによりカテゴリ番号が分かり、メモリn,m
の組み合わせ(n,m)により機能番号が分かる。な
お、図3において、機能番号(x,y)のyの値は1以
上でることから、メモリmが0以下の場合には、利用者
によりいずれの機能も選択されていない状態を示す。
【0032】図8は、情報収集伝達装置1において表示
装置10に表示される基本的な画面構成例を示した図で
ある。図8の符号46に示す部分は、生活情報のカテゴ
リを選択するためのタグ部分であり、メイン処理部21
は、カテゴリデータ34内のカテゴリ名42を参照して
符号46に示すタグの表示処理を行う。なお、図3のカ
テゴリ名「メイン」は、初期画面を構成する機能をまと
めていることから、本実施の形態では図8の符号46に
示すタグとして表示されていない。図8の符号47に示
す部分は、各画面において共通に利用されるツールを示
した部分であり、その「印刷」を選択することにより画
面の印刷が、「入力」を選択することによりオンライン
文字認識用の画面、ソフトキーボード、あるいは、音声
認識可能状態を示す表示が、「初期設定」を選択するこ
とにより現在表示中の機能において必要となる初期設定
が、「戻る」を選択することにより1つ前の画面に戻る
ことができる。なお、「印刷」は情報収集伝達装置1に
印刷装置が接続されている場合に可能となる。また、符
号48に示す部分が、利用者の選択状況に応じて表示さ
れる内容の変わる部分である。
【0033】図9は、初期画面となるメイン画面の表示
例を示した図である、図9に示すように、メイン画面に
は、図3のカテゴリ「メイン」と対応するように時刻、
月日、カレンダを示す部分が含まれる。また、情報収集
伝達装置1は、生活情報として伝言、電子メール、FA
Xを受ける付けることができ、メイン処理部21は、そ
れらを取得あるいは受信した場合、符号49に示す部分
の点滅表示処理を行う。なお、符号50や51に示す情
報は、燃えないごみの日に関する情報等の個別の機能に
おける初期設定がなされた結果表示された内容であり、
これら情報は利用者により設定された機能番号と関連付
けて個別設定データ35内に保存される。そして、メイ
ン処理部21は、個別設定データ35を参照して燃えな
いごみの日に関する情報等の表示を行う。
【0034】次に、図4に示すように、メイン処理部2
1は、利用者が入力装置9を介して入力した画面上のポ
インティング位置に関するポインタデータの取得を行う
(ステップS14)。そして、メイン処理部21は、ス
テップS14で取得したポインタデータよりポインティ
ング位置が、図9の符号46に示すカテゴリ名のいずれ
か、すなわち利用者がカテゴリの選択を行ったか判断を
行う(ステップS15)。利用者によるカテゴリ選択が
行われた場合、メイン処理部21は、選択されたカテゴ
リ名に対応するカテゴリ番号を選択されたメモリnに設
定し(ステップS16)、カテゴリ番号nの表示処理を
行う(ステップS23)。
【0035】カテゴリ番号1から7の表示例を図10か
ら16に示す。図10は、カテゴリ「お助け」の表示画
面例である。図8の符号48に示す部分に、この「お助
け」によりカテゴリ化された機能名が表示される。図1
0と図3を比べると分かるように、カテゴリ「お助け」
の表示画面は、そのカテゴリに含まれる機能名が順次表
示される。すなわち、メイン処理部21は、カテゴリデ
ータ34を利用して各カテゴリの画面表示処理を行う。
【0036】図10に示されるカテゴリでは、緊急対策
に関する生活情報がまとめられている。それらについて
以下で簡単に説明する。機能名「事故(110)」で
は、警察への通報という生活情報が扱われ、何らかの事
故が起こった場合に、警察(電話番号:110)を伝達
先として電話やFAX接続をする伝達処理が行われる。
機能名「火事(119)」や「急病(119)」では、
消防車あるいは救急車の依頼という生活情報が扱われ、
必要なときに消防署(電話番号:119)を伝達先とし
て電話やFAX接続をする伝達処理が行われる。機能名
「休日・夜間当番医」では、医者に関する生活情報が扱
われ、休日や夜間に病院に行く必要が生じた場合に、こ
れらの情報を蓄積したサーバをアクセス先として生活情
報を収集するとともに、収集した情報に基づきその病院
を伝達先として電話接続をする伝達処理も行われる。機
能名「水道/排水」や「電気/ガス」では、これらに関
する生活情報が扱われ、配管修理や電気修理の必要が生
じた際に、これらの修理を行う会社を伝達先として電話
接続をする伝達処理が行われる。機能名「一斉同報」
は、同報通知に関する生活情報が扱われ、利用者により
設定された同報先に対し、利用者により設定された同報
内容を一斉に通知する処理が行われる。通知のための手
段としては、電話、FAX、電子メール等が選択可能と
なっている。この機能は、特に、高齢者や身体障害者が
情報収集選択装置1の利用者であって、体調に異常が生
じた際の緊急通知を行う場合に利用される。なお、各機
能における伝達先情報は地域により定まるものであれば
前述したアクセスデータ33に納められており、利用者
による設定が必要なものであれば個別設定データ36に
納められている。
【0037】図11は、カテゴリ「連絡」の表示画面例
である。このカテゴリでは、共有される情報に関する生
活情報がまとめられている。それらについて以下で簡単
に説明する。機能名「伝言」では、情報収集伝達装置1
の使われる家庭内での伝言に関する生活情報が扱われ、
伝言を音声として録音・収集したり、録音された音声を
録音前に指定された家族内の一員を伝達先とする登録ボ
イスの伝達処理が行われる。機能名「メール」や「FA
X」では、電子メールやFAXを生活情報として扱い、
これらの受信(生活情報の収集)や指定先への送信(生
活情報の伝達)処理が行われる。機能名「アドレス帳」
では、電子メールやFAXの送信先などに関する生活情
報が扱われ、これらの管理が行われる。また、この機能
名「アドレス帳」では、さらに住所、氏名、電話番号、
・・・といった一般的なアドレス情報の設定・管理も行
われる。なお、この機能は、表示された電話番号を利用
者がポインティングすると、その電話番号に対する接続
処理を行う。また、この機能は、情報収集伝達装置1が
地図データを備えている場合に、表示された住所を利用
者がポインティングすることにより、その住所情報をも
とに地図データの検索を行い、その住所近傍の地図を表
示する処理も行う。機能名「掲示板」では、家庭内にお
ける掲示情報に関する生活情報が扱われ、入力装置9を
利用して入力された手書き文書イメージが、家族を伝達
先とする表示(伝達)処理が行われる。また、この機能
では、掲示先対象の設定が可能であり、例えば、情報収
集伝達装置1を所有するグループ間、例えば、同じマン
ションの住人や町内会をグループとした掲示処理も行え
る。なお、グループの特定は、情報収集伝達装置1に割
り振られた電話番号等により行う。機能名「スケジュー
ル」ではスケジュールに関する生活情報が扱われる。こ
の機能は、例えば学校の行事日程を蓄積したサーバがあ
る場合、設定によりアクセス先をそのサーバとして、行
事日程を利用者へのスケジュール通知とみなした処理を
行う。また、スケジュールであることを識別する特定の
情報を含めた電子メールが情報集伝達装置1に対して送
られてきた場合、この機能は、その電子メールをスケジ
ュールとして掲示する処理も行う。
【0038】図12は、カテゴリ「主婦の友」の表示画
面例である。このカテゴリでは、主婦が特に必要とする
情報に関する生活情報がまとめられている。それらにつ
いて以下で簡単に説明する。機能名「催し物」では、そ
の地域にあるデパートなどで行われる催し物に関する生
活情報が扱われ、これらの情報を蓄積したサーバをアク
セス先として催し物情報を収集する処理が行われる。機
能名「チラシ」では、スーパーにおける売り出しなどに
関する生活情報が扱われ、これらの情報を蓄積したサー
バをアクセス先として売り出し情報を収集する処理が行
われる。機能名「今日の料理」では、日々の献立に関す
る生活情報が扱われ、これらの情報を蓄積したサーバを
アクセス先として献立情報を収集する処理が行われる。
機能名「配達君」では、会員契約した会社への食料や日
常雑貨等の配達依頼に関する生活情報が扱われ、契約先
の会社のサーバを伝達先とした配達依頼(伝達)処理が
行われる。機能名「便利屋」では、宅配便や粗大ゴミの
処理等に関する情報を生活情報として扱い、これらの情
報の収集処理が行われる。機能名「家計簿」では、家計
簿情報を生活情報として扱い、これらの管理が行われ
る。電気会社、通信会社、水道局等が、電気、電話、水
道等の使用料(口座からの引き落とし料金)を要求によ
りネットワークを介して配信可能なサーバを運営してい
る場合、この機能は、アクセス先をこれらサーバとし、
配信された料金情報を取得して自動的に家計簿情報とし
て蓄積する機能も備える。
【0039】図13は、カテゴリ「お調べ」の表示画面
例である。このカテゴリでは、日常情報に関する生活情
報がまとめられている。なお、機能名「電話帳」、「郵
便番号」、「天気予報」、「時刻表」、「地図」、「番
組」、「辞典」では、それぞれ、それらに関する生活情
報が扱われ、これらの情報を蓄積した各々のサーバをア
クセス先としてそれら情報を収集する処理が行われる。
機能名「ものしり」では、冠婚葬祭、マナー、法律、税
務知識などに関する生活情報が扱われ、これらの情報を
蓄積した各々のサーバをアクセス先としてそれら情報を
収集する処理が行われる。
【0040】図14は、カテゴリ「楽々」の表示画面例
である。このカテゴリでは、電子取引に関する生活情報
がまとめられている。なお、機能名「銀行」ではホーム
バンキングを、機能名「買い物」では通信販売やホーム
ショッピングを、機能名「予約」では宿泊、JR、航空
券、コンサートなどの各種チケットを、機能名「電報/
電子郵便」では電報や電子郵便を、それぞれ生活情報と
して扱い、これらの情報を蓄積した各々のサーバをアク
セス先あるいは伝達先としてそれら情報の収集や依頼
(伝達)をする処理が行われる。
【0041】図15は、カテゴリ「気晴らし」の表示画
面例である。このカテゴリでは、娯楽に関する生活情報
がまとめられている。なお、機能名「ゲーム」では対戦
型オンラインゲームを、機能名「音楽」ではネットライ
ブやネットワークオーディオを、機能名「映画」では映
画サイトを、機能名「電子本」では電子書籍を、それぞ
れ生活情報として扱い、これらの情報に関する各々のサ
ーバをアクセス先あるいは伝達先としてそれら情報の収
集や利用をする処理が行われる。ここで機能名「電子
本」を実現する機能は、利用者の選択により電子本を構
成するテキストデータおよび処理部2内の音声合成処理
部を利用した、電子本の読み上げ処理を行う。これは、
特に視覚障害者にとって有効な機能となる。
【0042】図16は、カテゴリ「ふれあい」の表示画
面例である。このカテゴリでは、行政に関する生活情報
がまとめられている。なお、機能名「行事」では公共施
設使用申請や証明書自動交付等を、機能名「行事」では
公共機関等を、機能名「交換」では個人売買や小規模通
信販売を、それぞれ生活情報として扱い、これらの情報
に関する各々のサーバをアクセス先あるいは伝達先とし
てそれら情報の収集や、申請あるいは交付の依頼をする
処理が行われる。
【0043】以上が各カテゴリの表示画面例およびその
カテゴリに含まれる機能の内容である。
【0044】図4において、カテゴリ番号nの画面表示
が行われると、メイン処理部21は、次のポインタデー
タの取得を行う(ステップS13)。そして、メイン処
理部21は、ポインティング位置がカテゴリ選択部分で
ない場合、機能選択であるか判断を行う(ステップS1
7)。例えば図10の符号52や53に示す機能表示部
分がポインティングされている場合、機能選択となる。
機能選択が行われた場合、メイン処理部21は、選択さ
れた機能番号をメモリmに設定し(ステップS18)、
機能番号(n,m)で特定される個別機能実行部23を
起動する(ステップS19)。
【0045】次に、個別機能実行部23の動作について
説明する。本実施の形態では、前述したように各機能毎
に個別機能実行部23が準備されているが、それらの動
作には共通性がある。そこで、以下では、個別機能実行
部23の基本動作について説明し、その後具体例を交え
て各個別機能実行部23の動作の説明を行う。
【0046】図17は、個別機能実行部23の基本動作
を示した図である。個別機能実行部23は、メイン処理
部21の起動命令により図17に示す動作を開始する。
まず、個別機能実行部23は、その機能で取り扱う生活
情報に関する画面表示処理を行う(ステップS51)。
次に、利用者が入力装置9を利用して入力したポインテ
ィング位置に関するポイントデータの取得を行う(ステ
ップS52)。ポイントデータの取得を行うと、個別機
能実行部23は、そのポインタの位置が、下記に示すい
ずれの処理の選択であるかを判断する(ステップS5
3)。ここでは、”生活情報の収集実行”、”生活情報
の伝達実行”、図8の符号47に示す”ツールの選
択”、”その他”、のいずれであるかを判断する。な
お、利用者によるポインティング位置によっては、前述
のいずれでもない場合が生じる。その場合、個別機能実
行部23は、次のポインティングデータの取得(ステッ
プS52)を行う。
【0047】ステップS53において、”生活情報の収
集実行”であると判断した場合、個別機能実行部23
は、その生活情報の収集を行う処理をする(ステップS
54)。この動作は以下のようになる。まず、個別機能
実行部23は、情報の収集先に関する情報を取得する
(ステップS54a)。具体的には、図6に示すような
アクセスデータ33を参照し、アクセス先情報となるサ
ーバの電話番号やURLの取得を行う。ここで、アクセ
スデータ33は、機能番号をキーとして検索できる構成
となっているので、個別機能実行部23は、メモリn,
mの値を利用して、アクセスデータ33の検索を行うこ
とができる。なお、生活情報の収集のためのアクセス先
としてはサーバに限定されるものではなく、伝言の場
合、情報収集伝達装置1の利用者となる場合もある。ま
た、アクセス先が固定的である場合、個別機能実行部2
3は、アクセスデータ33を参照することなくアクセス
先を決定してもよい。
【0048】次に、個別機能実行部23は、ステップS
54aで取得したアクセス先からその生活情報の取得を
行う(ステップS54b)。なお、アクセス先が電話番
号で特定される場合、個別機能実行部23は、一般公衆
回線処理部26を利用して電話接続し、接続先のサーバ
等から情報を収集する。一方、アクセス先がURLで特
定される場合、個別機能実行部23は、インターネット
処理部27を利用し、情報管理サーバ14に対しダイア
ルアップ接続することでインターネットに接続し、UR
Lで示される情報のダウンロードを行う。また、アクセ
ス先が利用者等である場合には利用者から情報を収集す
る。なお、このようして収集した情報は、識別情報を付
加してテンポラリデータ36に納める。なお、アクセス
先が利用者により設定された場合、これらの情報は個別
設定データ35として保存されることから、個別機能実
行部23は、個別設定データ35を参照する。
【0049】そして、個別機能実行部23は、収集した
情報の表示処理を行う(ステップS54c)なお、アク
セス先がWWWサーバである場合、個別機能実行部23
は、インターネット処理部27を利用した表示処理を行
っても良い。以上のようにして、生活情報の収集実行が
行われる。
【0050】ステップS53において、”生活情報の伝
達実行”であると判断した場合、個別機能実行部23
は、その生活情報の伝達を行う処理をする(ステップS
55)。この動作は以下のようになる。まず、個別機能
実行部23は、情報の伝達先に関する情報を取得する
(ステップS55a)。具体的には、アクセスデータ3
3を参照し、伝達先情報となるサーバや電話・FAXの
電話番号等の取得を行う。なお、生活情報の伝達のため
の伝達先としてはサーバや電話・FAXに限定されるも
のではなく、伝言の場合、情報収集伝達装置1の利用者
となる場合もある。なお、伝達先が固定的である場合、
個別機能実行部23は、アクセスデータ33を参照する
ことなく伝達先を決定してもよい。なお、伝達先が利用
者により設定された場合、これらの情報は個別設定デー
タ35として保存されることから、個別機能実行部23
は、個別設定データ35を参照する。
【0051】次に、個別機能実行部23は、ステップS
55aで取得した伝達先に対して伝達する生活情報の準
備を行う(ステップS55b)。この処理において、個
別機能実行部23は、伝達対象となる生活情報を利用者
から取得する。また、伝達対象となる生活情報が伝言の
ように情報収集伝達装置1にすでに記憶されている場
合、個別機能実行部23は、その伝言の表示のための準
備処理を行う。また、取り扱う生活情報によっては、こ
のステップの処理がなされない場合もある。
【0052】そして、個別機能実行部23は、準備した
情報の伝達処理を行う(ステップS55c)。伝達先が
電話番号で特定される場合、個別機能実行部23は、一
般公衆回線処理部26を利用して電話接続し、接続先の
サーバや電話・FAXに対し準備した情報の伝達を行
う。一方、伝達先がインターネットに接続されたサーバ
である場合、個別機能実行部23は、インターネット処
理部27を利用し、情報管理サーバ14に対しダイアル
アップ接続することでインターネットに接続し、伝達先
となるサーバに対し情報の送信を行う。また、伝達先が
利用者等である場合には、その情報の表示処理等を行
う。以上のようにして、生活情報の伝達が行われる。
【0053】ステップS53において、”ツールの選
択”であると判断した場合、個別機能実行部23は、ツ
ールの処理のためにツール処理部24の起動を行う(ス
テップS56)。なお、ツール処理部24の動作につい
ては別途詳細に説明する。また、ステップS53におい
て、上記以外であると判断した場合、個別機能実行部2
3は、各機能で個別に必要となる上記以外の処理を行う
(ステップS57)。この個別の処理の例としては、機
能固有の表示処理などがある。
【0054】ステップS54〜S57のいずれかの処理
が終えると、個別機能実行部23は、この機能の終了条
件を満たすか判断を行う(ステップS58)。処理条件
としては、利用者により処理の終了が指示された場合、
特定の処理の終了がその機能の終了となっている場合等
である。ステップS58で、終了と判断され場合、個別
機能実行部23は、処理を終了し、そうでなければ、ス
テップS52に戻る。以上が、個別機能実行部23の基
本動作である。なお、取り扱う生活情報によっては、個
別機能実行部23は、ステップS54あるいはステップ
S55に示す動作のうち、一方のみの動作機能を備えて
いれば良い場合もある。
【0055】次に、個別機能実行部23の動作の具体例
についていくつか説明する。図18は、図10の符号5
3に示す機能名「火事(119)」が選択された場合の
表示画面例である。図18と図17を用いて、機能「火
事(119)」における個別機能実行部23の動作を以
下に説明する。利用者が図10の符号53に示す部分を
ポインティングすると、機能「火事(119)」におけ
る個別機能実行部23は、メイン処理部21の起動命令
により動作を開始する。まず、個別機能実行部23は、
機能「火事(119)」で取り扱う生活情報に関する画
面表示処理を行う(ステップS51)。図18は、その
画面例となる。ここでは、火事の通知として、FAXに
よる通知と、電話による通知とが選択でき、その内容
は、符号61に示すものであることを表示している。な
お、個別機能実行部23は、通知内容の定型文および個
人データ31を利用して、通知内容の自動生成を行う。
利用者が、符号62を示す「FAX通知」部分をポイン
ティングすると、個別機能実行部23は、アクセスデー
タ33を参照し、消防署のFAX番号を取得し(ステッ
プS55a)、符号61に示すイメージデータの準備を
行う(ステップS55b)。そして、個別機能実行部2
3は、一般公衆回線処理部26を利用してそのFAX番
号への接続を行うとともに、準備したイメージデータの
送信を行う(ステップS55c)。一方、利用者が、符
号63を示す「音声通知」部分をポインティングする
と、個別機能実行部23は、消防署の電話番号を伝達先
とし(ステップS55a)、符号61に示す音声データ
の準備を行う(ステップS55b)。なお、音声データ
の準備は、テキストデータの音声合成処理等により行
う。そして、個別機能実行部23は、一般公衆回線処理
部26を利用して119番への接続を行うとともに、準
備した音声データの送信を行う(ステップS55c)。
なお、この機能の終了は、FAX送信あるいは音声通知
が終了した段階、あるいは、利用者が符号63で示す
「戻る」を選択した場合となる(ステップS58)。以
上が、機能「火事(119)」における個別機能実行部
23の動作例である。なお、機能「火事(119)」用
の個別機能実行部23は、情報の伝達処理のみを行うこ
とから、図17のステップS54の情報収集の処理ステ
ップを必要としない。
【0056】図19は、図10の符号54に示す機能名
「休日・夜間当番医」が選択された場合の表示画面例で
ある。図19と図17を用いて、機能「休日・夜間当番
医」における個別機能実行部23の動作を以下に説明す
る。利用者が図10の符号54に示す部分をポインティ
ングすると、個別機能実行部23は、メイン処理部21
の起動命令により動作を開始する。まず、個別機能実行
部23は、機能「休日・夜間当番医」で取り扱う生活情
報に関する画面表示処理を行う(ステップS51)。図
19の符号64に示す部分は、その画面例となる。ここ
では、休日・夜間当番医として、「内科・小児科」、
「外科」、「耳鼻咽喉科」、・・・であることを示して
いる。利用者が、符号64に示す表示部分のうち符号6
5を示す「内科・小児科」部分をポインティングする
と、個別機能実行部23は、アクセスデータ33を参照
し、内科・小児科に関する情報を保存したサーバへのア
クセス先情報を取得し(ステップS54a)、ネットワ
ーク経由でその情報、即ち、休日・夜間の当番病院名、
住所、電話番号、地図データの収集を行い、一時的にテ
ンポラリデータ36に納める(ステップS54b)。個
別機能実行部23は、その情報の結果を符号66に示す
ように表示する(ステップS54c)。
【0057】また、利用者が、符号66に示す表示部分
のうち符号67に示す住所部分をポインティングする
と、個別機能実行部23は、符号68に示すように、テ
ンポラリデータ36を参照し。その病院の地図データの
表示処理を行う(ステップS57)。さらに、利用者
が、符号66に示す表示部分のうち符号69に示す電話
番号部分をポインティングすると、個別機能実行部23
は、サーバから取得した電話番号を伝達先情報として
(ステップS55a)、その電話番号に接続する処理を
行う(ステップS55c)。なお、この場合伝達する生
活情報は、接続先と会話する利用者の音声となり、ステ
ップS55bの処理は省略される。なお、この機能の終
了は、利用者が符号70で示す「戻る」を選択した場合
となる(ステップS58)。以上が、機能「休日・夜間
当番医」における個別機能実行部23の動作例である。
なお、この機能用の個別機能実行部23は、情報の収集
および伝達処理の双方を行うことから、図17のステッ
プS54の情報収集の処理ステップとステップS55の
情報伝達の処理ステップとの双方を必要とする。
【0058】図20は、図11の符号55に示す機能名
「伝言」が選択された場合の表示画面例である。図20
と図17を用いて、機能「伝言」における個別機能実行
部23の動作を以下に説明する。なお、この機能を利用
する前提として、利用者は、家族の構成に関する情報設
定(ここでは、「パパ」、「ママ」、「太郎」)を予め
行っており、その情報が、個別設定データ35に納めら
れているものとする。利用者「ママ」が利用者「パパ」
に伝言を残す場合、利用者「ママ」が図11の符号55
に示す部分をポインティングすると、個別機能実行部2
3は、メイン処理部21の起動命令により動作を開始す
る。まず、個別機能実行部23は、図20に示すような
画面表示処理を行う(ステップS51)。利用者「マ
マ」が、符号71に示す部分をポインティングすると、
個別機能実行部23は、生活情報を収集するためのアク
セス先を利用者とする(ステップS54a)。そして、
個別機能実行部23は、スピーカ11を介して「発信音
の後、伝言を記録します」というアナウンスを行う処理
をし、発信音の出力制御の後、マイク12を介して入力
される音声の録音、必要に応じて録音内容の確認処理を
行う(ステップS54b、S54c)。なお、録音され
た音声は、デジタル情報として識別情報を付けてテンポ
ラリデータ36内に保存される。
【0059】一方、利用者「パパ」が図9の符号49に
示す「伝言」部分の点滅を確認すると、カテゴリ「連
絡」の機能名「伝言」を選択し、図20に示す表示画面
に移る。なお、メイン処理部21は、利用者が図9の符
号49に示す部分をポインティングした場合、それに関
する個別機能実行部23を起動するようにすることで、
直接図20に示す表示画面に直接移れるようにしてもよ
い。このとき、個別機能実行部23は、起動時にテンポ
ラリファイル36を参照し、利用者「パパ」への伝言が
あることを確認すると、符号72の部分が点滅するよう
に画面表示処理を行う(ステップS51)。利用者「パ
パ」が、点灯している符号72に示す部分をポインティ
ングすると、個別機能実行部23は、情報の伝達先が利
用者「パパ」であることを認識し(ステップS55
a)、利用者「パパ」宛の伝言情報を特定し(ステップ
S55b)、スピーカ11から伝言が出力されるよう
に、録音した音声の再生処理を行う(ステップS55
c)。なお、この機能の終了は、利用者が符号70で示
す「戻る」を選択した場合となる(ステップS58)。
以上が、機能「伝言」における個別機能実行部23の動
作例である。
【0060】図21は、図12の符号56に示す機能名
「催し物」が選択された場合の表示画面例である。図2
1と図17を用いて、機能「催し物」における個別機能
実行部23の動作を以下に説明する。利用者が図12の
符号56に示す部分をポインティングすると、個別機能
実行部23は、メイン処理部21の起動命令により動作
を開始する。まず、個別機能実行部23は、機能「催し
物」で取り扱う生活情報に関する画面表示処理を行う
(ステップS51)。図21は、その画面例となる。こ
こでは、催し物として、デパートに関し「Aデパー
ト」、「Bデパート」、・・・等があることを示してい
る。なお、取り扱い可能な催し物情報は固定的でなく、
図6に示すアクセスデータ33中の「表示情報」を利用
し、地域により取り扱い情報が異なっても対応可能にす
ることが好ましい。利用者が、符号73に示す部分をポ
インティングすると、個別機能実行部23は、アクセス
データ33を参照して「Aデパート」の催し物に関する
情報を保存したサーバへのアクセス先情報を取得し(ス
テップS54a)、ネットワーク経由で、デパートAの
催し物情報の収集を行う(ステップS54b)。そし
て、個別機能実行部23は、その情報の結果を表示する
(ステップS54c)。なお、デパートAの催し物に関
する情報は、特定のWWWサーバの特定のHTMLファ
イルであるとすると、アクセス先情報はURLとなる。
また、そのホームページの表示の際、個別機能実行部2
3は、インターネット処理部27を利用してそのホーム
ページの表示を行う。以上が、機能「催し物」における
個別機能実行部23の動作例である。
【0061】このように、情報収集伝達装置1は、拡張
の柔軟性を考慮して、取り扱う生活情報単位に個別機能
実行部23を準備する。
【0062】個別機能実行部23の処理が終了すると、
図4に示すように、メイン処理部21は、機能が選択さ
れていない状態となることから機能番号に関するメモリ
mの値を「0」に設定する(ステップS20)。そし
て、メイン処理部21は、画面のリフレッシュのため
に、カテゴリ番号nの画面表示処理を行い(ステップS
23)、次のポインタデータの取得を行う(ステップS
14)。そして、メイン処理部21は、ポインティング
位置がカテゴリ選択部分でなく、かつ、機能の選択でな
い場合、図8の符号47に示すツールの選択であるか判
断を行う(ステップS21)。ツールの選択が行われた
場合、メイン処理部21は、ツール処理部24を起動す
るとともに、起動したツール処理部24にツール内で選
択された項目に関する情報を引き渡す(ステップS2
2)。
【0063】次に、ツール処理部24の動作について図
22を用いて説明する。まず、ツール処理部25は、メ
イン処理部21から取得した情報を用いて、ツール内の
いずれの項目が選択されたかを判断する(ステップS6
1)。ここでは、ツールとして、「印刷」、「入力」、
「初期設定」、「戻る」があるので、ツール処理部24
は、そのいずれであるかを判断する。ステップS61に
おいて、「印刷」と判断した場合、ツール処理部24
は、表示されている画面の印刷処理を行う(ステップS
62)。ステップS61において、「入力」と判断した
場合、ツール処理部24は、入力補助のためのオンライ
ン文字認識用の入力画面、ソフトキーボード画面、ある
いは音声入力が可能であることを示す表示処理を行うと
ともに、利用者によるポインティングあるいは発話に基
づくコード入力処理を行う(ステップS63)。
【0064】ステップS61において、「初期設定」と
判断した場合、ツール処理部24は、個別設定部28の
起動を行う(ステップS64)。なお、個別設定部28
は、表示されている画面において必要となる機能の個別
設定を行うための画面表示処理を行うとともに、設定さ
れた情報を個別設定データ35として保存する処理を行
う。例えば図9に示すメイン画面における個別の設定情
報としては、時刻の修正、月日の修正、符号50、51
に示す行事等となる。カテゴリ「連絡」内の「伝言」に
おける個別の設定情報としては伝言のメンバーがあり、
「メール」における個別の設定情報としてはメールグル
ープを構成する情報がある。また、カテゴリ「主婦の
友」内の「配達君」における個別の設定情報としては、
食料や日常雑貨等の配達を行う会社との会員契約番号等
となる。図23は、個別設定データ35に含まれる情報
例を示した図である。このように、個別設定データ35
は、機能番号と関連付けて設定された個別設定情報を納
めている。よって、各個別機能実行部23は、機能番号
をキーとして個別設定データ35を検索することによ
り、その機能で実行時に必要となる設定情報を取得する
ことができる。
【0065】また、ステップS61において、「戻る」
と判断した場合、ツール処理部24は、1つ前の画面に
戻るための処理を行う(ステップS65)。図10から
図16に示すカテゴリを示す画面において、「戻る」が
選択された場合、ツール処理部24は、図9に示すメイ
ン画面に戻るように、カテゴリ番号に関するメモリnを
「0」に設定する。また、個別の機能の画面であれば、
その機能の終了が個別機能実行部23に認識されるよう
に情報設定を行う。ステップS62からS65のいずれ
かの処理が終わると、ツール処理部24は処理を終了す
る。以上が、ツール処理部24の動作である。
【0066】ツール処理24の処理が終了すると、図4
に示すように、メイン処理部21は、画面のリフレッシ
ュのために、カテゴリ番号nの画面表示処理を行い(ス
テップS23)、次のポインタデータの取得を行う(ス
テップS14)。メイン処理部21は、情報収集伝達装
置1の電源が切られたり、リセットがなされるまで、ス
テップS13〜23の処理を繰り返す。以上が、情報収
集伝達装置1の動作である。
【0067】ところで、情報を蓄積するサーバにおい
て、そのアクセス先情報となる電話番号やURLが変わ
る場合がある。また、利用者の利用可能となる生活情報
が増える場合もある。例えば「催し物」に関し、情報収
集伝達装置1の設置された地域内に存在するデパートが
新規にホームページを開設し、利用者に情報提供できる
ようになった場合がこれに該当する。このような場合、
情報収集伝達装置1は、アクセスデータ33を更新しな
いと、情報を蓄積したサーバにアクセスできなくなった
り、新たに収集可能となった生活情報の収集ができな
い。そこで、以下では、このような事態に対応するため
に、アクセスデータ33を更新するために設けられたア
クセスデータ更新部25の動作について図24を用いて
説明する。なお、アクセスデータ33を更新するための
条件として、情報管理サーバ14では、地域毎に生活情
報を蓄積するサーバや、情報発信の際の発信先となる電
話番号に関し、最新の情報を備えているものとする。な
お、情報収集伝達装置1は、最新のアクセス先情報や接
続先情報を情報管理サーバ14から取得することから、
図24において、情報管理サーバ14の動作も併せて示
している。
【0068】まず、情報管理サーバ14は、ある地域に
おけるアクセス先情報あるいは発信先情報の更新がある
と、情報収集伝達装置1の管理する個人データからその
地域にある情報収集伝達装置1を特定する。そして、情
報管理サーバ14は、その特定した情報収集伝達装置1
の電話番号を利用して一般公衆回線を介して、その情報
収集伝達装置1への接続要求、すなわち発呼処理を行う
(ステップS81)。そして、情報収集伝達装置1と情
報管理サーバ14間において接続処理が行われる(ステ
ップS82)。この時、情報管理サーバ14は、情報収
集伝達装置1に対しアクセスデータ33の更新情報の送
信であることを知らせる。この情報を合図に、アクセス
データ更新部25は起動される。次に、情報管理サーバ
14は、最新のアクセス先情報や接続先情報とったアク
セスデータに関する情報を情報収集伝達装置1に対し送
信し(ステップS85)、アクセスデータ更新部25
は、その取得したデータを用いてアクセスデータ33の
更新を行う。アクセスデータ33の更新を終えると、ア
クセスデータ更新部25は、情報収集伝達装置1および
情報管理サーバ14間における回線の切断処理を行う
(ステップS74、S84)。以上が、アクセスデータ
更新部25の動作である。
【0069】以上のように、アクセス先情報や接続先情
報の更新が行われた段階で、情報管理サーバ14が、情
報収集伝達装置1に対し更新データを送るようにするこ
とで、情報収集伝達装置1は、常に、最新のアクセスデ
ータ33を記憶することになると共に、アクセスデータ
33の更新のための処理回数を必要最低限にすることが
できることから好ましいが、これに限定されるものでは
ない。例えば、情報収集伝達装置1が、情報管理サーバ
に対し定期的に最新のアクセス先情報や接続先情報を要
求するようにしても良い。その際のアクセスデータ更新
部25の動作を図24を用いて説明する。
【0070】この場合、1週間のように定期的なタイマ
ー割り込みにより、アクセスデータ更新部25は起動さ
れる。まず、アクセスデータ更新部25は、情報管理用
サーバデータ32を利用して情報管理サーバ14への接
続処理を行う(ステップS70)。接続が完了すると、
アクセスデータ更新部25は、個人データ31に納めら
れた識別番号を情報管理サーバ14に送信する(ステッ
プS71)とともに、アクセスデータの要求を情報管理
サーバ14に対して行う(ステップS72)。情報管理
サーバ14は、情報収集伝達装置1の識別番号の受信
(ステップS83)、および、アクセスデータ要求を受
信すると、その識別番号に基づき、管理する個人データ
より、情報収集伝達装置1の設置場所を特定し、その設
置場所を含む地域の最新のアクセス先情報や接続先情報
を検索する(ステップS85)。以下のステップS8
5、S86、S73、S74は上述の通りである。な
お、情報管理サーバ14は、その地域の最新のアクセス
先情報や接続先情報の更新がない場合、その旨を情報収
集伝達装置1に知らせ、ステップS85、S86の処理
を省略するようにしてよい。
【0071】以上のようにして、情報収集伝達装置1
は、定期的あるいは不定期に最新のアクセスデータ33
に更新する処理を行う。
【0072】なお、本実施の形態において、情報収集伝
達装置1が扱う生活情報およびその分類となるカテゴリ
を図3に示したが、これに限定されるものではない。例
えば、インターネットにおける検索エンジンや特定の分
野の情報を生活情報と、そのカテゴリを「インターネッ
ト」とするものを加えてもよい。
【0073】また、本実施の形態において、情報収集伝
達装置1は、専用装置に限定されるものではなく、例え
ば、 1)モデムを備えたゲーム機器 2)OSを備えると共にペン入力機能やタッチ入力機
能、音声入力機能を備えたデジタル電話機器 3)パーソナルコンピュータ に対し、上記で説明した機能を実現するソフトウェアを
記録媒体に記録して提供することにより情報収集伝達装
置1を実現してもよい。
【0074】また、本実施の形態において、常に最新の
アクセス先情報および伝達先情報を情報収集伝達装置1
に提供するために、情報管理サーバ14がこれら情報を
管理し、情報収集伝達装置1は、情報管理サーバ14か
らこれら情報を取得するものとして説明した。しかし、
アクセス先情報および伝達先情報の提供元は、情報管理
サーバ14に限定されるものではない。例えば、これら
情報を記録したCD−ROM等の記録媒体を提供し、情
報収集伝達装置1は、その記録媒体から必要となるアク
セス先情報および伝達先情報を取得してもよい。
【0075】また、情報収集伝達装置1が使用された後
も、新たなサーバがネットワーク上に設置され、取り扱
い可能な生活情報が時間とともに増えていく。そこで、
情報管理サーバ14は、地域毎のカテゴリデータ34、
および、新たに取り扱い可能となった生活情報のための
個別機能実行部を実現するためのソフトウェアもさらに
管理するようにし、情報収集伝達装置1は、情報管理サ
ーバ14から定期あるいは不定期にカテゴリデータ34
および個別機能実行部を実現するためのソフトウェアを
得て個別機能実行部23の更新を行うようにしてもよ
い。これにより、情報収集伝達装置1は、情報収集伝達
装置1の使用開始の後、新たに取り扱い可能となった生
活情報も取り扱えるようになる。また、ツール処理部2
4の提供する機能として、画面の拡大を含めても良い。
この機能は、表示された情報が小さく見にくい場合や、
視力の良くない人にとって有効である。
【0076】また、図1における処理部2の機能を実現
するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラ
ムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行すること
により生活情報収集・伝達を行ってもよい。なお、ここ
でいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器
等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体」とは、フロッピー(登録
商標)ディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−RO
M等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハ
ードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コン
ピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネッ
ト等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプ
ログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の
間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサー
バやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮
発性メモリのように、一定時間プログラムを保持してい
るものも含むものとする。また上記プログラムは、前述
した機能の一部を実現するためのものであっても良く、
さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記
録されているプログラムとの組み合わせで実現できるも
のであっても良い。
【0077】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による情報
収集伝達装置、および、そのプログラムを記録した記憶
媒体によれば、下記の機能が実現され、下記の効果を得
ることができる。
【0079】本発明は、ネットワークに接続され生活情
報を蓄積した情報蓄積装置(サーバ)にアクセスするた
めのアクセス先情報、あるいは、生活情報の伝達先とな
る伝達先情報を生活情報単位毎に納めたアクセスデータ
を備える。そして、指定された生活情報に対応したアク
セス先情報もしくは伝達先情報を必要に応じてアクセス
データより取得し、この取得した情報を用いて、情報蓄
積装置にアクセスして利用者により指定された生活情報
の収集処理、あるいは、生活情報の伝達処理を行う。こ
れにより、生活に密着した生活情報を1つの装置で収集
・伝達できるようになり、生活に密着したより便利で快
適なライフスタイルを支援することができるようにな
る。また、生活情報の収集先、伝達先の情報をまとめた
アクセスデータとして持つことから、利用者は必要に応
じて複数の箇所に分散した生活情報を、必要としたタイ
ミングで取得することがでるとともに伝達できるように
なる。
【0080】また、本発明は、情報収集、情報伝達可能
な生活情報をカテゴリ別に表示処理し、利用者により選
択された生活情報の選択結果を取得し、この取得した生
活情報の選択結果に基づき生活情報の収集処理あるいは
伝達処理を行う。これにより、生活情報の分類表示が行
われ、利用者は、必要とする生活情報を容易に選択でき
るようになる。
【0081】また、本発明は、情報収集伝達装置の設置
場所に関する情報を含む個人データをさらに備える。そ
して、個人データに含まれる設置場所に関する情報を用
いて、この設置場所を含む地域に関連した生活情報につ
いてのアクセス先情報もしくは伝達先情報を取得し、ア
クセスデータとして記憶させる。これにより、地域に密
着した生活情報のみを含むアクセスデータとすることが
でき、アクセスデータの必要容量を減らせると共に、利
用者により利用される可能性の高い情報のみを含むアク
セスデータとすることができる。
【0082】また、本発明は、ネットワークに接続され
前記アクセス先情報や伝達先情報を管理する情報管理サ
ーバにアクセスするための情報を含む情報管理サーバデ
ータをさらに備える。そして、情報管理サーバデータ内
のアクセス先情報を用いて情報管理サーバにアクセス
し、アクセスデータの一部あるいは全てを取得して記憶
させる。これにより、全ての地域をカバーするアクセス
データは膨大になるが、このアクセスデータをCD−R
OM等に納め、情報収集伝達装置と同時に提供する必要
がなくなる。CD−ROM等に納めて提供した場合、古
いアクセスデータを提供する恐れがあるが、このような
問題も解決できる。
【0083】また、本発明は、情報管理サーバから更新
されたアクセスデータを取得する。これにより、アクセ
ス先情報や接続先情報が変っても、常に新しいアクセス
データを記憶しておくことが可能となる。
【0084】また、本発明は、アクセスデータ更新の更
新が情報管理サーバからの接続により行われる。このよ
うに、アクセス先情報や接続先情報の更新が行われた段
階で、情報管理サーバが情報収集伝達装置に対し更新の
通知をすることで、常に最新のアクセスデータを記憶で
きる共に、アクセスデータの更新のための処理回数を必
要最低限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の情報収集伝達装置の一構成例を示し
た図である。
【図2】 情報収集伝達装置が使用される環境例を示し
た図である。
【図3】 カテゴリデータに含まれる情報例を示した図
である。
【図4】 メイン処理部の動作を示したフローチャート
である。
【図5】 個人データに含まれる情報例を示した図であ
る。
【図6】 アクセスデータに含まれる情報例を示した図
である。
【図7】 初期設定部の動作を示した図である。
【図8】 基本的な画面構成例を示した図である。
【図9】 初期画面となるメイン画面の表示例を示した
図である。
【図10】 カテゴリ画面の1つである「お助け」画面
の表示例を示した図である。
【図11】 カテゴリ画面の1つである「連絡」画面の
表示例を示した図である。
【図12】 カテゴリ画面の1つである「主婦の友」画
面の表示例を示した図である。
【図13】 カテゴリ画面の1つである「お調べ」画面
の表示例を示した図である。
【図14】 カテゴリ画面の1つである「楽々」画面の
表示例を示した図である。
【図15】 カテゴリ画面の1つである「気晴らし」画
面の表示例を示した図である。
【図16】 カテゴリ画面の1つである「ふれあい」画
面の表示例を示した図である。
【図17】 個別機能実行部の基本動作を示した図であ
る。
【図18】 カテゴリ「お助け」内の機能「火事(11
9)」が選択された場合の画面表示例を示した図であ
る。
【図19】 カテゴリ「お助け」内の機能「休日・夜間
当番医」が選択された場合の画面表示例を示した図であ
る。
【図20】 カテゴリ「連絡」内の機能「伝言」が選択
された場合の画面表示例を示した図である。
【図21】 カテゴリ「主婦の友」内の機能「催し物」
が選択された場合の画面表示例を示した図である。
【図22】 ツール処理部の動作を示した図である。
【図23】 個別設定データに含まれる情報例を示した
図である。
【図24】 アクセスデータ更新部の動作を示した図で
ある。
【符号の説明】
1 情報収集伝達装置 2 処理部 21 メイン処理部(メイン処理手段) 22 初期
設定部(初期設定手段) 23 個別機能実行部(個別機能設定手段)24 ツー
ル処理部 25 アクセスデータ更新部(アクセスデータ更新手
段) 26 一般公衆回線処理部 27 イン
ターネット処理部 28 個別設定部 3 記憶部(記憶手段) 31 個人データ 32 情報
管理サーバデータ 33 アクセスデータ 34 カテ
ゴリデータ 35 個別設定データ 36 テン
ポラリデータ 4 通信インターフェイス(通信I/F) 5 入力インターフェイス(入力I/F) 6 出力インターフェイス(出力I/F) 7 音声インターフェイス(音声I/F) 8 バスシステム 9 入力装置 10 表示装
置 11 スピーカ 12 マイ
ク 13 ネットワーク 14 情報
管理サーバ 15 サーバ(情報蓄積装置) 16 電話
・FAX
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/403 310B 15/74 310Z Fターム(参考) 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK39 MM02 MM04 MM11 MM70 ND03 ND20 ND23 ND36 NK02 NK13 NK24 NR03 NR06 NR12 PP02 PP07 PP13 PP22 PQ02 PQ03 PQ04 PQ40 QS20 UU09 UU13 UU24 UU26 UU32 5B089 GA11 GA21 HA01 HA10 HB02 JA33 JA36 JB03 JB05 KA01 KA05 KB07 LB07 LB13 LB14 5C064 BA01 BB05 BC16 BC23 BD02 BD08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続され生活情報を蓄積
    した情報蓄積装置にアクセスするためのアクセス先情
    報、あるいは、生活情報の伝達先となる伝達先情報を生
    活情報単位毎に納めたアクセスデータを記憶する記憶手
    段と、 ネットワークに接続するための通信インターフェイス
    と、 指定された生活情報に対応したアクセス先情報もしくは
    伝達先情報を必要に応じて前記アクセスデータより取得
    し、前記アクセス先情報を用いて情報蓄積装置にアクセ
    スして前記指定された生活情報の収集処理、あるいは、
    前記伝達先情報を用いた生活情報の伝達のための処理を
    行う個別機能実行手段とを備えたことを特徴とする情報
    収集伝達装置。
  2. 【請求項2】 前記情報収集伝達装置は、 情報収集、情報伝達可能な生活情報をカテゴリ別に表示
    処理し、利用者により選択された生活情報の選択結果を
    取得するメイン処理手段をさらに備え、 前記個別機能実行手段は、 前記メイン処理手段で取得した生活情報の選択結果に応
    じて生活情報の収集処理あるいは伝達処理を行うことを
    特徴とする請求項1に記載の情報収集伝達装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、情報収集伝達装置の設
    置場所に関する情報を含む個人データをさらに記憶し、 前記情報収集伝達装置は、 前記個人データに含まれる設置場所に関する情報を用い
    て、該設置場所を含む地域に関連した生活情報について
    のアクセス先情報もしくは伝達先情報を取得し、前記ア
    クセスデータとして前記記憶手段に記憶させる初期設定
    手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の情報収集伝達装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、ネットワークに接続さ
    れ前記アクセス先情報や伝達先情報を管理する情報管理
    サーバにアクセスするための情報を含む情報管理サーバ
    データをさらに記憶し、 前記初期設定手段は、 前記情報管理サーバデータ内の情報を用いて情報管理サ
    ーバにアクセスし前記アクセスデータの一部あるいは全
    てを取得して前記記憶手段に記憶させることを特徴とす
    る請求項3に記載の情報収集伝達装置。
  5. 【請求項5】 前記情報収集伝達装置は、 前記情報管理サーバから更新されたアクセスデータに関
    する情報を取得し、前記記憶手段に記憶させるアクセス
    データ更新手段をさらに備えたことを特徴とする請求項
    4に記載の情報収集伝達装置。
  6. 【請求項6】 前記アクセスデータ更新手段は、前記情
    報管理サーバの要求により起動されることを特徴とする
    請求項5に記載の情報収集伝達装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続するための通信イン
    ターフェイスを備えたコンピュータに、情報の収集・伝
    達を行わせる情報収集伝達プログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体において、 前記情報収集伝達プログラムは、 ネットワークに接続され生活情報を蓄積した情報蓄積装
    置にアクセスするためのアクセス先情報、あるいは、生
    活情報の伝達先となる伝達先情報を含むアクセスデータ
    から、指定された生活情報に対応したアクセス先情報も
    しくは伝達先情報を必要に応じて取得する機能と、 前記取得した情報を用いて、情報蓄積装置にアクセスし
    て前記指定された生活情報の収集処理、あるいは、生活
    情報の伝達処理を行う機能とをコンピュータに実行させ
    る情報収集伝達プログラムを記録した記録媒体。
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