JP2000181328A - 係止部材、プロセスカ―トリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents
係止部材、プロセスカ―トリッジ及び電子写真画像形成装置Info
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- JP2000181328A JP2000181328A JP10375736A JP37573698A JP2000181328A JP 2000181328 A JP2000181328 A JP 2000181328A JP 10375736 A JP10375736 A JP 10375736A JP 37573698 A JP37573698 A JP 37573698A JP 2000181328 A JP2000181328 A JP 2000181328A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プロセスカートリッジの枠体からのカバー部
材の外れを防止し、かつ電子写真感光体の周面と帯電手
段とを離間させる取り外し可能な係止部材、前記係止部
材を備えるプロセスカートリッジ、及び前記プロセスカ
ートリッジの枠体からのカバー部材の取り忘れを防止で
きる電子写真画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 係止部材81,82はプロセスカートリ
ッジ13の枠体14に対しカバー部材80を係止し、か
つ電子写真感光体15と帯電手段17との間に挿入され
て電子写真感光体の周面と帯電手段とを離間させる係止
腕81を有する。プロセスカートリッジ13は前記係止
部材81,82を取り外し可能に備える。電子写真画像
形成装置Aはプロセスカートリッジ13のカバー部材8
0が枠体14に装着されている間はプロセスカートリッ
ジ13を装着不能とする形状の開口部180を有する。
材の外れを防止し、かつ電子写真感光体の周面と帯電手
段とを離間させる取り外し可能な係止部材、前記係止部
材を備えるプロセスカートリッジ、及び前記プロセスカ
ートリッジの枠体からのカバー部材の取り忘れを防止で
きる電子写真画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 係止部材81,82はプロセスカートリ
ッジ13の枠体14に対しカバー部材80を係止し、か
つ電子写真感光体15と帯電手段17との間に挿入され
て電子写真感光体の周面と帯電手段とを離間させる係止
腕81を有する。プロセスカートリッジ13は前記係止
部材81,82を取り外し可能に備える。電子写真画像
形成装置Aはプロセスカートリッジ13のカバー部材8
0が枠体14に装着されている間はプロセスカートリッ
ジ13を装着不能とする形状の開口部180を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、係止部材、プロセ
スカートリッジ及び電子写真画像形成装置に関する。
スカートリッジ及び電子写真画像形成装置に関する。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば
レーザープリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ
装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば
レーザープリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ
装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段と、現像手段またはクリーニング手段と、電子写真感
光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジ
を画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。及び帯電手段と、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも1つと、電子写真感光体とを一体的にカートリ
ッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に、少なくとも帯電手段と電子写真感光体とを一
体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能
とするものをいう。
段と、現像手段またはクリーニング手段と、電子写真感
光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジ
を画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。及び帯電手段と、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも1つと、電子写真感光体とを一体的にカートリ
ッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に、少なくとも帯電手段と電子写真感光体とを一
体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能
とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及
び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的
にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装
置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採
用されている。このプロセスカートリッジ方式によれ
ば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユー
ザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上
させることができた。そこでこのプロセスカートリッジ
方式は、画像形成装置において広く用いられている。
た電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及
び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的
にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装
置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採
用されている。このプロセスカートリッジ方式によれ
ば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユー
ザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上
させることができた。そこでこのプロセスカートリッジ
方式は、画像形成装置において広く用いられている。
【0005】さらに近年では、イエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの各々独立した現像器を、電子写真感光
体に対し選択的に配設して現像動作を行う、あるいは電
子写真感光体に対し固定的に配設し各々の現像器を選択
的に駆動することにより、多色画像を形成する電子写真
画像形成装置に適用されるプロセスカートリッジも実用
化されるようになってきている。
アン、ブラックの各々独立した現像器を、電子写真感光
体に対し選択的に配設して現像動作を行う、あるいは電
子写真感光体に対し固定的に配設し各々の現像器を選択
的に駆動することにより、多色画像を形成する電子写真
画像形成装置に適用されるプロセスカートリッジも実用
化されるようになってきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなプロセスカ
ートリッジでは、電子写真感光体と前記電子写真感光体
に帯電を行う帯電手段(帯電ローラ)とがカートリッジ
筐体(枠体)に支持されている。このプロセスカートリ
ッジは、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像す
るために前記電子写真感光体の周面を広範囲で露出させ
る必要がある。そこで、未使用状態、特に物流時での電
子写真感光体の保護のために、カートリッジ筐体に対し
着脱可能なカバー部材を取り付けることが一般的に行わ
れている。
ートリッジでは、電子写真感光体と前記電子写真感光体
に帯電を行う帯電手段(帯電ローラ)とがカートリッジ
筐体(枠体)に支持されている。このプロセスカートリ
ッジは、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像す
るために前記電子写真感光体の周面を広範囲で露出させ
る必要がある。そこで、未使用状態、特に物流時での電
子写真感光体の保護のために、カートリッジ筐体に対し
着脱可能なカバー部材を取り付けることが一般的に行わ
れている。
【0007】本発明は上記従来技術を更に発展させたも
のであり、その主要な目的は、プロセスカートリッジの
未使用状態において、枠体からのカバー部材の外れを防
止でき、更に電子写真感光体の周面と帯電手段とを離間
させた状態に保持することのできる取り外し可能な係止
部材を提供することにある。
のであり、その主要な目的は、プロセスカートリッジの
未使用状態において、枠体からのカバー部材の外れを防
止でき、更に電子写真感光体の周面と帯電手段とを離間
させた状態に保持することのできる取り外し可能な係止
部材を提供することにある。
【0008】その他の主要な目的は、未使用状態におい
て、枠体からのカバー部材の外れを防止でき、更に電子
写真感光体の周面と帯電手段とを離間させておくことの
できるプロセスカートリッジを提供することにある。
て、枠体からのカバー部材の外れを防止でき、更に電子
写真感光体の周面と帯電手段とを離間させておくことの
できるプロセスカートリッジを提供することにある。
【0009】その他の主要な目的は、プロセスカートリ
ッジの枠体からのカバー部材の取り忘れを防止すること
のできる電子写真画像形成装置を提供することにある。
ッジの枠体からのカバー部材の取り忘れを防止すること
のできる電子写真画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の代表的な構成は、次の通りである。
の代表的な構成は、次の通りである。
【0011】(1)少なくとも、電子写真感光体と、前
記電子写真感光体に帯電を行う帯電手段と、前記電子写
真感光体及び前記帯電手段を支持するための枠体と、前
記枠体より露出する前記電子写真感光体の露出部を覆う
ために前記枠体に着脱可能に装着されるカバー部材とを
有するプロセスカートリッジに用いられる取り外し可能
な係止部材であって、前記枠体と前記カバー部材とに貫
通して前記枠体に対し前記カバー部材を係止し、かつ前
記電子写真感光体と前記帯電手段との間に挿入されて前
記電子写真感光体の周面と前記帯電手段とを離間させる
係止腕を有する、ことを特徴とする係止部材である。
記電子写真感光体に帯電を行う帯電手段と、前記電子写
真感光体及び前記帯電手段を支持するための枠体と、前
記枠体より露出する前記電子写真感光体の露出部を覆う
ために前記枠体に着脱可能に装着されるカバー部材とを
有するプロセスカートリッジに用いられる取り外し可能
な係止部材であって、前記枠体と前記カバー部材とに貫
通して前記枠体に対し前記カバー部材を係止し、かつ前
記電子写真感光体と前記帯電手段との間に挿入されて前
記電子写真感光体の周面と前記帯電手段とを離間させる
係止腕を有する、ことを特徴とする係止部材である。
【0012】(2)電子写真画像形成装置本体に着脱可
能なプロセスカートリッジにおいて、少なくとも、電子
写真感光体と、前記電子写真感光体に帯電を行う帯電手
段と、前記電子写真感光体及び前記帯電手段を支持する
ための枠体と、前記枠体より露出する前記電子写真感光
体の露出部を覆うために前記枠体に着脱可能に装着され
るカバー部材と、前記枠体と前記カバー部材とに貫通し
て前記枠体に対し前記カバー部材を係止し、かつ前記電
子写真感光体と前記帯電手段との間に挿入されて前記電
子写真感光体の周面と前記帯電手段とを離間させる係止
腕を有する取り外し可能な係止部材と、を有する、こと
を特徴とするプロセスカートリッジである。
能なプロセスカートリッジにおいて、少なくとも、電子
写真感光体と、前記電子写真感光体に帯電を行う帯電手
段と、前記電子写真感光体及び前記帯電手段を支持する
ための枠体と、前記枠体より露出する前記電子写真感光
体の露出部を覆うために前記枠体に着脱可能に装着され
るカバー部材と、前記枠体と前記カバー部材とに貫通し
て前記枠体に対し前記カバー部材を係止し、かつ前記電
子写真感光体と前記帯電手段との間に挿入されて前記電
子写真感光体の周面と前記帯電手段とを離間させる係止
腕を有する取り外し可能な係止部材と、を有する、こと
を特徴とするプロセスカートリッジである。
【0013】(3)プロセスカートリッジを着脱可能で
あって、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像
形成装置において、前記プロセスカートリッジを取り外
し可能に装着するための装着手段と、前記記録媒体を搬
送するための搬送手段と、を有し、前記プロセスカート
リッジは、少なくとも、電子写真感光体と、前記電子写
真感光体に帯電を行う帯電手段と、前記電子写真感光体
及び前記帯電手段を支持するための枠体と、前記枠体よ
り露出する前記電子写真感光体の露出部を覆うために前
記枠体に着脱可能に装着されるカバー部材と、前記枠体
と前記カバー部材とに貫通して前記枠体に対し前記カバ
ー部材を係止し、かつ前記電子写真感光体と前記帯電手
段との間に挿入されて前記電子写真感光体の周面と前記
帯電手段とを離間させる係止腕を有する取り外し可能な
係止部材と、を有し、前記装着手段は、前記カバー部材
が前記枠体に装着されている間は前記プロセスカートリ
ッジを装着不能とする形状の開口部を有する、ことを特
徴とする電子写真画像形成装置である。
あって、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像
形成装置において、前記プロセスカートリッジを取り外
し可能に装着するための装着手段と、前記記録媒体を搬
送するための搬送手段と、を有し、前記プロセスカート
リッジは、少なくとも、電子写真感光体と、前記電子写
真感光体に帯電を行う帯電手段と、前記電子写真感光体
及び前記帯電手段を支持するための枠体と、前記枠体よ
り露出する前記電子写真感光体の露出部を覆うために前
記枠体に着脱可能に装着されるカバー部材と、前記枠体
と前記カバー部材とに貫通して前記枠体に対し前記カバ
ー部材を係止し、かつ前記電子写真感光体と前記帯電手
段との間に挿入されて前記電子写真感光体の周面と前記
帯電手段とを離間させる係止腕を有する取り外し可能な
係止部材と、を有し、前記装着手段は、前記カバー部材
が前記枠体に装着されている間は前記プロセスカートリ
ッジを装着不能とする形状の開口部を有する、ことを特
徴とする電子写真画像形成装置である。
【0014】(作用)上記係止部材にあっては、プロセ
スカートリッジの枠体及びカバー部材のそれぞれに係止
腕が貫通して前記枠体に対し前記カバー部材を係止す
る。また電子写真感光体と帯電手段との間に係止腕が挿
入されて電子写真感光体の周面と帯電手段とを離間させ
る。
スカートリッジの枠体及びカバー部材のそれぞれに係止
腕が貫通して前記枠体に対し前記カバー部材を係止す
る。また電子写真感光体と帯電手段との間に係止腕が挿
入されて電子写真感光体の周面と帯電手段とを離間させ
る。
【0015】これにより、プロセスカートリッジの未使
用状態において、枠体からのカバー部材の外れを防止で
き、更に電子写真感光体の周面と帯電手段とを離間させ
た状態に保持することができる。
用状態において、枠体からのカバー部材の外れを防止で
き、更に電子写真感光体の周面と帯電手段とを離間させ
た状態に保持することができる。
【0016】上記プロセスカートリッジにあっては、枠
体及びカバー部材のそれぞれに係止部材の係止腕が貫通
して前記枠体に対し前記カバー部材を係止する。また電
子写真感光体と帯電手段との間に係止部材の係止腕が挿
入されて電子写真感光体の周面と帯電手段とを離間させ
る。
体及びカバー部材のそれぞれに係止部材の係止腕が貫通
して前記枠体に対し前記カバー部材を係止する。また電
子写真感光体と帯電手段との間に係止部材の係止腕が挿
入されて電子写真感光体の周面と帯電手段とを離間させ
る。
【0017】これにより、プロセスカートリッジの未使
用状態において、枠体からのカバー部材の外れを防止で
き、更に電子写真感光体の周面と帯電手段とを離間させ
ておくことができる。
用状態において、枠体からのカバー部材の外れを防止で
き、更に電子写真感光体の周面と帯電手段とを離間させ
ておくことができる。
【0018】上記電子写真画像形成装置にあっては、プ
ロセスカートリッジのカバー部材が枠体に装着されてい
る間は装着手段の開口部がプロセスカートリッジの装着
手段への装着を阻止する。このため、プロセスカートリ
ッジを装着手段に装着するには、係止部材をプロセスカ
ートリッジから取り除いてカバー部材を枠体から取り外
す必要がある。
ロセスカートリッジのカバー部材が枠体に装着されてい
る間は装着手段の開口部がプロセスカートリッジの装着
手段への装着を阻止する。このため、プロセスカートリ
ッジを装着手段に装着するには、係止部材をプロセスカ
ートリッジから取り除いてカバー部材を枠体から取り外
す必要がある。
【0019】これにより、プロセスカートリッジの枠体
からのカバー部材の取り忘れを防止することができる。
からのカバー部材の取り忘れを防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態例〕以下、本発明
に係わる係止部材、プロセスカートリッジ及び電子写真
画像形成装置を図面に沿って説明する。
に係わる係止部材、プロセスカートリッジ及び電子写真
画像形成装置を図面に沿って説明する。
【0021】以下の説明において、プロセスカートリッ
ジの長手方向とは、プロセスカートリッジを電子写真画
像形成装置本体へ装着する方向であり、記録媒体の表面
と平行であり、かつ記録媒体の搬送方向と交差(略直
交)する方向である。またプロセスカートリッジの短手
方向とは、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装
置本体へ着脱する方向と交差する方向(略直交する方
向)であり、記録媒体の搬送方向と一致している。
ジの長手方向とは、プロセスカートリッジを電子写真画
像形成装置本体へ装着する方向であり、記録媒体の表面
と平行であり、かつ記録媒体の搬送方向と交差(略直
交)する方向である。またプロセスカートリッジの短手
方向とは、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装
置本体へ着脱する方向と交差する方向(略直交する方
向)であり、記録媒体の搬送方向と一致している。
【0022】(電子写真画像形成装置の全体説明)まず
電子写真画像形成装置の全体構成について、図9を参照
して概略説明する。
電子写真画像形成装置の全体構成について、図9を参照
して概略説明する。
【0023】図9は電子写真画像形成装置の一形態であ
るカラーレーザープリンタの全体構成説明図である。
るカラーレーザープリンタの全体構成説明図である。
【0024】本実施形態に係る電子写真画像形成装置
(カラーレーザープリンタ)Aは、一定速度で回転する
ドラム形状の電子写真感光体(以下「感光体ドラム」と
称す)15と、固定の黒現像器21Bと回転可能な3つ
のカラー現像器20Y,20M,20Cとからなる現像
手段21,20とを有する。更に、前記現像手段21,
20で現像され多重転写されたカラー画像を保持して給
送部40から給送された記録紙、OHPシート等の記録
媒体としての転写材2に更に転写する中間転写体9を有
する。そして、前記中間転写体9がカラー画像を転写さ
れた転写材2を、次いで定着部25へ搬送してカラー画
像を転写材2に定着し、排出ローラ34,35,36に
よって装置上面の排出部37へ排出するものである。
(カラーレーザープリンタ)Aは、一定速度で回転する
ドラム形状の電子写真感光体(以下「感光体ドラム」と
称す)15と、固定の黒現像器21Bと回転可能な3つ
のカラー現像器20Y,20M,20Cとからなる現像
手段21,20とを有する。更に、前記現像手段21,
20で現像され多重転写されたカラー画像を保持して給
送部40から給送された記録紙、OHPシート等の記録
媒体としての転写材2に更に転写する中間転写体9を有
する。そして、前記中間転写体9がカラー画像を転写さ
れた転写材2を、次いで定着部25へ搬送してカラー画
像を転写材2に定着し、排出ローラ34,35,36に
よって装置上面の排出部37へ排出するものである。
【0025】尚、上記回転可能なカラー現像器20Y,
20M,20C及び固定の黒現像器21Bは電子写真画
像形成装置本体(プリンタ本体)A1に対して個別に着
脱可能に構成されている。また、給送部40と排出ロー
ラー34,35,36とで搬送手段41が構成されてい
る。
20M,20C及び固定の黒現像器21Bは電子写真画
像形成装置本体(プリンタ本体)A1に対して個別に着
脱可能に構成されている。また、給送部40と排出ロー
ラー34,35,36とで搬送手段41が構成されてい
る。
【0026】次に、上記画像形成装置Aの各部の構成に
ついて順次詳細に説明する。
ついて順次詳細に説明する。
【0027】(像担持体ユニット)プロセスカートリッ
ジとしての像担持体ユニット(以下「ドラムカートリッ
ジ」という)13は、ドラム形状の電子写真感光体(以
下「感光体ドラム」という)15と、この感光体ドラム
15のホルダーを兼ねるクリーニング装置の枠体(カー
トリッジ筐体)としてのクリーナ容器14とによって一
体的に構成されている。そして、このドラムカートリッ
ジ13は、装置本体A1の有する装着手段182の一部
を構成するガイドレール181に対して着脱自在に支持
され、感光体ドラム15の寿命に合わせて容易にユニッ
ト交換可能であるよう構成されている。
ジとしての像担持体ユニット(以下「ドラムカートリッ
ジ」という)13は、ドラム形状の電子写真感光体(以
下「感光体ドラム」という)15と、この感光体ドラム
15のホルダーを兼ねるクリーニング装置の枠体(カー
トリッジ筐体)としてのクリーナ容器14とによって一
体的に構成されている。そして、このドラムカートリッ
ジ13は、装置本体A1の有する装着手段182の一部
を構成するガイドレール181に対して着脱自在に支持
され、感光体ドラム15の寿命に合わせて容易にユニッ
ト交換可能であるよう構成されている。
【0028】本実施の形態に係わる感光体ドラム15は
直径約62mmのアルミシリンダの外側に感光体層を塗
布して構成し、この感光体ドラム15のホルダーを兼ね
る前記クリーナ容器14に回転自在に支持されている。
感光体ドラム15の周上には、クリーニング手段を構成
するクリーナーブレード16、一次帯電手段17が配置
され、また図示後方の一方端に図示しない駆動モーター
の駆動力を伝達することにより、感光体ドラム15を画
像形成動作に応じて図示反時計回りに回転させるように
している。
直径約62mmのアルミシリンダの外側に感光体層を塗
布して構成し、この感光体ドラム15のホルダーを兼ね
る前記クリーナ容器14に回転自在に支持されている。
感光体ドラム15の周上には、クリーニング手段を構成
するクリーナーブレード16、一次帯電手段17が配置
され、また図示後方の一方端に図示しない駆動モーター
の駆動力を伝達することにより、感光体ドラム15を画
像形成動作に応じて図示反時計回りに回転させるように
している。
【0029】(帯電手段)帯電手段17は接触帯電方法
を用いたものであり、導電性の帯電ローラ17を感光体
ドラム15に当接させ、この帯電ローラ17に電圧を印
加することによって感光体ドラム15の表面を一様に帯
電させるものである。
を用いたものであり、導電性の帯電ローラ17を感光体
ドラム15に当接させ、この帯電ローラ17に電圧を印
加することによって感光体ドラム15の表面を一様に帯
電させるものである。
【0030】(露光手段)上記感光体ドラム15への露
光はスキャナー部30から行われる。即ち画像信号がレ
ーザーダイオード(図示せず)に与えられると、このレ
ーザーダイオードは画像信号に対応する画像光をポリゴ
ンミラー31へと照射する。
光はスキャナー部30から行われる。即ち画像信号がレ
ーザーダイオード(図示せず)に与えられると、このレ
ーザーダイオードは画像信号に対応する画像光をポリゴ
ンミラー31へと照射する。
【0031】このポリゴンミラー31はスキャナーモー
ター(図示せず)によって高速回転し、ポリゴンミラー
31で反射した画像光が結像レンズ32及び反射ミラー
33を介して一定速度で回転する感光体ドラム15の表
面を選択的に露光し、その結果、感光体ドラム15上に
静電潜像を形成する。
ター(図示せず)によって高速回転し、ポリゴンミラー
31で反射した画像光が結像レンズ32及び反射ミラー
33を介して一定速度で回転する感光体ドラム15の表
面を選択的に露光し、その結果、感光体ドラム15上に
静電潜像を形成する。
【0032】(現像手段)現像手段20,21は、上記
静電潜像を可視像化するために、イエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックの各色現像を可能とする3個の回転現
像器20Y,20M,20Cと1個の黒現像器21Bと
から構成される。
静電潜像を可視像化するために、イエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックの各色現像を可能とする3個の回転現
像器20Y,20M,20Cと1個の黒現像器21Bと
から構成される。
【0033】黒現像器21Bは固定現像器である。この
黒現像器21Bは、12000ページ(A4,5%印
字)相当のトナーをトナー容器(トナー収納部)に内蔵
し、感光体ドラム15に対向した位置に現像スリーブ
(以下「現像ローラ」という)21BSが感光体ドラム
15に対し微小間隔(300μm程度)をもって配置さ
れ、感光体ドラム15にブラックトナーによる可視像を
形成する。
黒現像器21Bは、12000ページ(A4,5%印
字)相当のトナーをトナー容器(トナー収納部)に内蔵
し、感光体ドラム15に対向した位置に現像スリーブ
(以下「現像ローラ」という)21BSが感光体ドラム
15に対し微小間隔(300μm程度)をもって配置さ
れ、感光体ドラム15にブラックトナーによる可視像を
形成する。
【0034】3個の回転現像器20Y,20M,20C
は、各々6000ページ(A4,5%印字)相当のトナ
ーをトナー容器(トナー収納部)に内蔵し、軸22を中
心として回転する現像ロータリー23に夫々着脱可能に
保持されている。
は、各々6000ページ(A4,5%印字)相当のトナ
ーをトナー容器(トナー収納部)に内蔵し、軸22を中
心として回転する現像ロータリー23に夫々着脱可能に
保持されている。
【0035】画像形成に際しては各現像器20Y,20
M,20Cが現像ロータリー23に保持された状態で軸
22を中心に回転移動し、所定の現像器20Y,20
M,20Cが、感光体ドラム15に対向した位置に止
り、更に現像スリーブ(以下「現像ローラ」という)2
0YS(20MS,20CS)が感光体ドラム15に対
し微小間隔(300μm程度)をもって対向するように
位置決めされた後、感光体ドラム15の静電潜像に対応
して可視像を形成する。カラー画像形成時には中間転写
体9の1回転毎に現像ロータリー23が回転し、イエロ
ー現像器20Y、マゼンタ現像器20M、シアン現像器
20C、次いで黒現像器20Bの順で現像工程がなされ
る。
M,20Cが現像ロータリー23に保持された状態で軸
22を中心に回転移動し、所定の現像器20Y,20
M,20Cが、感光体ドラム15に対向した位置に止
り、更に現像スリーブ(以下「現像ローラ」という)2
0YS(20MS,20CS)が感光体ドラム15に対
し微小間隔(300μm程度)をもって対向するように
位置決めされた後、感光体ドラム15の静電潜像に対応
して可視像を形成する。カラー画像形成時には中間転写
体9の1回転毎に現像ロータリー23が回転し、イエロ
ー現像器20Y、マゼンタ現像器20M、シアン現像器
20C、次いで黒現像器20Bの順で現像工程がなされ
る。
【0036】図1ではイエローの回転現像器20Yがド
ラムカートリッジ13に対向した位置に位置決め静止し
ている状態を示している。回転現像器20Yはトナー容
器内のトナーを送り機構(図示せず)によって塗布ロー
ラ20YRへ送り込み、図示時計方向に回転する塗布ロ
ーラ20YR、及び現像ローラ20YSの外周に圧接さ
れた現像ブレード20YBによって図示時計方向に回転
する現像ローラ20YSの外周にトナーを薄層塗布し、
且つトナーへ電荷を付与(摩擦帯電)する。そして、前
記潜像が形成された感光体ドラム15と対向した現像ロ
ーラ20YSに現像バイアスを印加することにより、潜
像に応じて感光体ドラム15上にトナー現像を行うもの
である。マゼンタ現像器20M、シアン現像器20Cに
ついても上記同様なメカニズムでトナー現像が行われ
る。
ラムカートリッジ13に対向した位置に位置決め静止し
ている状態を示している。回転現像器20Yはトナー容
器内のトナーを送り機構(図示せず)によって塗布ロー
ラ20YRへ送り込み、図示時計方向に回転する塗布ロ
ーラ20YR、及び現像ローラ20YSの外周に圧接さ
れた現像ブレード20YBによって図示時計方向に回転
する現像ローラ20YSの外周にトナーを薄層塗布し、
且つトナーへ電荷を付与(摩擦帯電)する。そして、前
記潜像が形成された感光体ドラム15と対向した現像ロ
ーラ20YSに現像バイアスを印加することにより、潜
像に応じて感光体ドラム15上にトナー現像を行うもの
である。マゼンタ現像器20M、シアン現像器20Cに
ついても上記同様なメカニズムでトナー現像が行われ
る。
【0037】また各回転現像器20Y,20M,20C
の各現像ローラ20YS(20MS,20CS)は各現
像器20Y,20M,20Cが現像位置に回転移動され
たとき装置本体A1に設けられた各色現像器用高圧電源
及び駆動手段(何れも図示せず)と接続されており、各
色現像毎に順次選択的に電圧が印加され駆動が接続され
る。
の各現像ローラ20YS(20MS,20CS)は各現
像器20Y,20M,20Cが現像位置に回転移動され
たとき装置本体A1に設けられた各色現像器用高圧電源
及び駆動手段(何れも図示せず)と接続されており、各
色現像毎に順次選択的に電圧が印加され駆動が接続され
る。
【0038】(中間転写体)中間転写体9はカラー画像
形成動作時には各現像器20Y,20M,20C,21
Bにより可視像化された感光体ドラム15上のトナー画
像を4回(Y、M、C、Bの4色の各画像)にわたり多
重転写を受けるため感光体ドラム15の外周速度と同期
して図示時計回りに回転する。また多重転写を受けた中
間転写体9は電圧を印加された転写ローラ10とによっ
て転写材2を挟み込み搬送することにより転写材2に中
間転写体9上の各色トナー像を同時多重転写する。
形成動作時には各現像器20Y,20M,20C,21
Bにより可視像化された感光体ドラム15上のトナー画
像を4回(Y、M、C、Bの4色の各画像)にわたり多
重転写を受けるため感光体ドラム15の外周速度と同期
して図示時計回りに回転する。また多重転写を受けた中
間転写体9は電圧を印加された転写ローラ10とによっ
て転写材2を挟み込み搬送することにより転写材2に中
間転写体9上の各色トナー像を同時多重転写する。
【0039】本実施の形態に係わる中間転写体9は直径
約186mmのアルミシリンダー12の外周を中抵抗ス
ポンジや中抵抗ゴム等の弾性層11で覆った構成をして
いる。この中間転写体9は装置本体A1に回転自在に支
持され、前記中間転写体9に一体的に固定されるギヤ
(図示せず)に装置本体A1側から駆動を受けて回転す
る。
約186mmのアルミシリンダー12の外周を中抵抗ス
ポンジや中抵抗ゴム等の弾性層11で覆った構成をして
いる。この中間転写体9は装置本体A1に回転自在に支
持され、前記中間転写体9に一体的に固定されるギヤ
(図示せず)に装置本体A1側から駆動を受けて回転す
る。
【0040】(クリーニング手段)クリーニング手段1
6は現像手段20,21によって感光体ドラム15に可
視像化されたトナーが中間転写体9に転写された後、感
光体ドラム15上に残ったトナーをクリーニングするも
のであり、クリーニングされた除去トナーはクリーナ容
器14に蓄えられる。クリーナ容器14に蓄えられる除
去トナーの量は、感光体ドラム15の寿命より早くクリ
ーナ容器14を満たすことはなく、従ってクリーナ容器
14は感光体ドラム15の寿命交換時に同時に一体で交
換処理される。
6は現像手段20,21によって感光体ドラム15に可
視像化されたトナーが中間転写体9に転写された後、感
光体ドラム15上に残ったトナーをクリーニングするも
のであり、クリーニングされた除去トナーはクリーナ容
器14に蓄えられる。クリーナ容器14に蓄えられる除
去トナーの量は、感光体ドラム15の寿命より早くクリ
ーナ容器14を満たすことはなく、従ってクリーナ容器
14は感光体ドラム15の寿命交換時に同時に一体で交
換処理される。
【0041】(給紙部)給紙部は中間転写体9と転写ロ
ーラ10との間の画像形成部へ転写材2を搬送するもの
であり、複数枚の転写材2を収納したカセット1と、給
紙ローラ3と、給送ローラ4と、重送防止のリタードロ
ーラー5と、給紙ガイド6と、搬送ローラ7と、レジス
トローラ8とから主に構成される。
ーラ10との間の画像形成部へ転写材2を搬送するもの
であり、複数枚の転写材2を収納したカセット1と、給
紙ローラ3と、給送ローラ4と、重送防止のリタードロ
ーラー5と、給紙ガイド6と、搬送ローラ7と、レジス
トローラ8とから主に構成される。
【0042】画像形成時には給紙ローラ3が画像形成動
作に応じて駆動回転し、カセット1内の転写材2を一枚
ずつ分離給送すると共に、給紙ガイド6によってガイド
し、搬送ローラ7を経由してレジストローラ8に至る。
画像形成動作中にレジストローラ8は、転写材2を静止
待機させる非回転の動作と転写材2を中間転写体9に向
けて搬送する回転の動作とを所定のシーケンスで行い、
次工程である転写工程時の画像と転写材2との位置合わ
せを行う。
作に応じて駆動回転し、カセット1内の転写材2を一枚
ずつ分離給送すると共に、給紙ガイド6によってガイド
し、搬送ローラ7を経由してレジストローラ8に至る。
画像形成動作中にレジストローラ8は、転写材2を静止
待機させる非回転の動作と転写材2を中間転写体9に向
けて搬送する回転の動作とを所定のシーケンスで行い、
次工程である転写工程時の画像と転写材2との位置合わ
せを行う。
【0043】(転写部)転写部は揺動可能な転写ローラ
10からなっている。転写ローラ10は金属軸(図示せ
ず)を中抵抗発泡弾性体で巻いてあり、図示上下に移動
可能で且つ駆動を有する。
10からなっている。転写ローラ10は金属軸(図示せ
ず)を中抵抗発泡弾性体で巻いてあり、図示上下に移動
可能で且つ駆動を有する。
【0044】上記中間転写体9上に4色のトナー像を形
成している間、即ち中間転写体9が複数回転する間はそ
の画像を乱さぬよう、図示実線で示すように転写ローラ
10は下方に位置し中間転写体9とは離れている。
成している間、即ち中間転写体9が複数回転する間はそ
の画像を乱さぬよう、図示実線で示すように転写ローラ
10は下方に位置し中間転写体9とは離れている。
【0045】上記中間転写体9上に4色のトナー像が形
成し終わった後、転写材2にカラー画像を転写するタイ
ミングに合わせて転写ローラ10は図示しないカム部材
により図示細線で示す上方の位置、即ち転写材2を介し
て中間転写体9に所定の圧で押しつけられる。この時同
時に転写ローラ10にはバイアスが印加され中間転写体
9上のトナー画像は転写材2に転写される。
成し終わった後、転写材2にカラー画像を転写するタイ
ミングに合わせて転写ローラ10は図示しないカム部材
により図示細線で示す上方の位置、即ち転写材2を介し
て中間転写体9に所定の圧で押しつけられる。この時同
時に転写ローラ10にはバイアスが印加され中間転写体
9上のトナー画像は転写材2に転写される。
【0046】ここで中間転写体9と転写ローラ10とは
夫々駆動されているため、両者に挟まれた状態の転写材
2は転写工程が行われると同時に、図示左方向に所定の
速度で搬送され、次工程である定着器25にむけて送ら
れる。
夫々駆動されているため、両者に挟まれた状態の転写材
2は転写工程が行われると同時に、図示左方向に所定の
速度で搬送され、次工程である定着器25にむけて送ら
れる。
【0047】(定着部)定着器25は上記現像手段2
0,21により形成されたトナー画像を中間転写体9を
介して転写材2上に形成したトナー画像を定着させるも
のである。定着器25は転写材2に熱を加えるための定
着ローラ26と転写材2を定着ローラ26に圧接させる
ための加圧ローラ27とから成る。各ローラ26,27
は中空ローラであり、内部に夫々ヒータ28,29を有
して回転駆動され同時に転写材2を搬送するよう構成さ
れている。
0,21により形成されたトナー画像を中間転写体9を
介して転写材2上に形成したトナー画像を定着させるも
のである。定着器25は転写材2に熱を加えるための定
着ローラ26と転写材2を定着ローラ26に圧接させる
ための加圧ローラ27とから成る。各ローラ26,27
は中空ローラであり、内部に夫々ヒータ28,29を有
して回転駆動され同時に転写材2を搬送するよう構成さ
れている。
【0048】即ちトナー像を保持した転写材2は定着ロ
ーラ26と加圧ローラ27とにより搬送されると共に熱
及び圧力を加えられることによりトナーが転写材2に定
着される。
ーラ26と加圧ローラ27とにより搬送されると共に熱
及び圧力を加えられることによりトナーが転写材2に定
着される。
【0049】(カバー部材の構成)ここで、本実施形態
に係るドラムカートリッジについて、図1乃至図6を用
いて詳細に説明する。
に係るドラムカートリッジについて、図1乃至図6を用
いて詳細に説明する。
【0050】ドラムカートリッジ13はクリーナ容器1
4に対し感光体ドラム15及び帯電ローラ17を回転可
能に配設し、クリーニング手段であるクリーニングブレ
ード16を固定的に一体的に配設したものである。
4に対し感光体ドラム15及び帯電ローラ17を回転可
能に配設し、クリーニング手段であるクリーニングブレ
ード16を固定的に一体的に配設したものである。
【0051】またドラムカートリッジ13には、特に物
流時に感光体ドラム15の表面に傷が付くことを防止す
る目的で、カバー部材80をクリーナ容器14に対し着
脱可能に設けている。このカバー部材80はクリーナ容
器14より露出する感光体ドラム15の露出部を覆う形
状に形成されている。そして、このカバー部材80はク
リーナ容器14に対しドラムカートリッジ13の長手方
向(感光体ドラム15の軸線方向)Qにスライドして着
脱できるようになっている(図3参照)。
流時に感光体ドラム15の表面に傷が付くことを防止す
る目的で、カバー部材80をクリーナ容器14に対し着
脱可能に設けている。このカバー部材80はクリーナ容
器14より露出する感光体ドラム15の露出部を覆う形
状に形成されている。そして、このカバー部材80はク
リーナ容器14に対しドラムカートリッジ13の長手方
向(感光体ドラム15の軸線方向)Qにスライドして着
脱できるようになっている(図3参照)。
【0052】具体的には、図1に示すように、カバー部
材80はクリーナ容器14側の縁部にドラムカートリッ
ジ13の長手方向に延びる突条80a,80bを有す
る。一方、クリーナ容器14にはカバー部材80側の前
方部位に上記突条80a,80bが係止する係止溝14
c,14dがドラムカートリッジ13の長手方向に形成
されている。そして、ドラムカートリッジ13の長手方
向Qにおいて、カバー部材80の突条80a,80bを
クリーナ容器14の係止溝14c,14dに係止させ、
カバー部材80をクリーナ容器14に対しスライドさせ
ることによって、カバー部材80をクリーナ容器14に
装着している。カバー部材80はクリーナ容器14に装
着されることによって該クリーナ容器14より露出する
感光体ドラム15の露出部を覆うようになっている。カ
バー部材80をクリーナ容器14から取り外すには、ド
ラムカートリッジ13の長手方向Qにおいて、カバー部
材80をクリーナ容器14に対し上記装着方向とは逆方
向にスライドさせることによって、カバー部材80をク
リーナ容器14から取り外すことができる。
材80はクリーナ容器14側の縁部にドラムカートリッ
ジ13の長手方向に延びる突条80a,80bを有す
る。一方、クリーナ容器14にはカバー部材80側の前
方部位に上記突条80a,80bが係止する係止溝14
c,14dがドラムカートリッジ13の長手方向に形成
されている。そして、ドラムカートリッジ13の長手方
向Qにおいて、カバー部材80の突条80a,80bを
クリーナ容器14の係止溝14c,14dに係止させ、
カバー部材80をクリーナ容器14に対しスライドさせ
ることによって、カバー部材80をクリーナ容器14に
装着している。カバー部材80はクリーナ容器14に装
着されることによって該クリーナ容器14より露出する
感光体ドラム15の露出部を覆うようになっている。カ
バー部材80をクリーナ容器14から取り外すには、ド
ラムカートリッジ13の長手方向Qにおいて、カバー部
材80をクリーナ容器14に対し上記装着方向とは逆方
向にスライドさせることによって、カバー部材80をク
リーナ容器14から取り外すことができる。
【0053】(スペーサ部材(係止部材)の構成)さら
にドラムカートリッジ13には、図1及び図2に示すよ
うに、帯電ローラ17の両端の軸部17a,17bと感
光体ドラム15の表面との間に係止部材としてのスペー
サ部材81,82が配置されている。スペーサ部材8
1,82をドラムカートリッジ13に配設する位置とし
ては、ドラムカートリッジ13の長手方向において、感
光体ドラム15に当接する他のプロセス手段の当接位置
の外側に配置することが、感光体ドラム15への傷防止
の観点で望ましい。
にドラムカートリッジ13には、図1及び図2に示すよ
うに、帯電ローラ17の両端の軸部17a,17bと感
光体ドラム15の表面との間に係止部材としてのスペー
サ部材81,82が配置されている。スペーサ部材8
1,82をドラムカートリッジ13に配設する位置とし
ては、ドラムカートリッジ13の長手方向において、感
光体ドラム15に当接する他のプロセス手段の当接位置
の外側に配置することが、感光体ドラム15への傷防止
の観点で望ましい。
【0054】そこで、本実施形態では、図4に示すよう
に、帯電ローラ17に関してはその両端の軸部17a,
17bに、前記他のプロセス手段であるクリーニングブ
レード16に関してはその端部16a,16bの外側と
なる位置にスペーサ部材81,82を配置している。そ
して、このスペーサ部材81,82は、カバー部材80
の装着方向Qと直交する方向(感光体ドラム15の径方
向)に取り外し可能である。
に、帯電ローラ17に関してはその両端の軸部17a,
17bに、前記他のプロセス手段であるクリーニングブ
レード16に関してはその端部16a,16bの外側と
なる位置にスペーサ部材81,82を配置している。そ
して、このスペーサ部材81,82は、カバー部材80
の装着方向Qと直交する方向(感光体ドラム15の径方
向)に取り外し可能である。
【0055】前記スペーサ部材81,82は、ドラムカ
ートリッジ13の未使用状態において、クリーナ容器1
4からのカバー部材80の外れを防止し、更に感光体ド
ラム15の周面と帯電ローラ17とを離間させる係止腕
81e,82eを有する。即ち、前記係止腕81e,8
2eは、帯電ローラ17の両端の軸部17a,17bと
感光体ドラム15の表面との間に挟持される挟持部81
a,82aと、該挟持部81a,82aからクリーナ容
器14の外側に延在してクリーナ容器14にカバー部材
80を係止させる延在部81b,82bとを有する。
ートリッジ13の未使用状態において、クリーナ容器1
4からのカバー部材80の外れを防止し、更に感光体ド
ラム15の周面と帯電ローラ17とを離間させる係止腕
81e,82eを有する。即ち、前記係止腕81e,8
2eは、帯電ローラ17の両端の軸部17a,17bと
感光体ドラム15の表面との間に挟持される挟持部81
a,82aと、該挟持部81a,82aからクリーナ容
器14の外側に延在してクリーナ容器14にカバー部材
80を係止させる延在部81b,82bとを有する。
【0056】前記挟持部81a,82aは、帯電ローラ
17の両端の軸部17a,17bと感光体ドラム15の
表面との間に挟持されて、感光体ドラム15の周面と帯
電ローラ17とを離間させている。この挟持部81a,
82aは、帯電ローラ17の軸部17a,17bを一部
嵌合させるための嵌合凹部81a1,82a1と、感光
体ドラム15の表面を一部嵌合させる湾曲面81a2,
82a2とを有する。詳しくは、帯電ローラ17の軸部
17a,17b側の面に該軸部17a,17bの周面が
一部嵌合する嵌合凹部81a1,82a1を有し、感光
体ドラム15側の面には該感光体ドラム15の表面が一
部嵌合する弧状の湾曲面81a2,82a2を有する
(図7参照)。そして、前記挟持部81a,82aは、
嵌合凹部81a1,82a1に帯電ローラ17の軸部1
7a,17bの周面を一部嵌合させ、挟持部81a,8
2aの湾曲面81a2,82a2に感光体ドラム15の
表面を一部嵌合させて、帯電ローラ17の両端の軸部1
7a,17bと感光体ドラム15の表面との間に挟持さ
れている。このように帯電ローラ17の軸部17a,1
7b及び感光体ドラム15を挟持部81a,82aに一
部嵌合させることで、スペーサ部材81,82がドラム
カートリッジ13に装着された状態において、帯電ロー
ラ17の軸部17a,17b及び感光体ドラム15に対
し挟持部81a,82aがずれにくい構成となってい
る。
17の両端の軸部17a,17bと感光体ドラム15の
表面との間に挟持されて、感光体ドラム15の周面と帯
電ローラ17とを離間させている。この挟持部81a,
82aは、帯電ローラ17の軸部17a,17bを一部
嵌合させるための嵌合凹部81a1,82a1と、感光
体ドラム15の表面を一部嵌合させる湾曲面81a2,
82a2とを有する。詳しくは、帯電ローラ17の軸部
17a,17b側の面に該軸部17a,17bの周面が
一部嵌合する嵌合凹部81a1,82a1を有し、感光
体ドラム15側の面には該感光体ドラム15の表面が一
部嵌合する弧状の湾曲面81a2,82a2を有する
(図7参照)。そして、前記挟持部81a,82aは、
嵌合凹部81a1,82a1に帯電ローラ17の軸部1
7a,17bの周面を一部嵌合させ、挟持部81a,8
2aの湾曲面81a2,82a2に感光体ドラム15の
表面を一部嵌合させて、帯電ローラ17の両端の軸部1
7a,17bと感光体ドラム15の表面との間に挟持さ
れている。このように帯電ローラ17の軸部17a,1
7b及び感光体ドラム15を挟持部81a,82aに一
部嵌合させることで、スペーサ部材81,82がドラム
カートリッジ13に装着された状態において、帯電ロー
ラ17の軸部17a,17b及び感光体ドラム15に対
し挟持部81a,82aがずれにくい構成となってい
る。
【0057】前記延在部81b,82bは、挟持部81
a,82aからクリーナ容器14の外側に延在してい
る。この延在部81b,82bは、クリーナ容器14に
形成された係合溝14aとカバー部材80に形成された
係合穴80aとを貫通して、前記クリーナ容器14にカ
バー部材80を係止させるようになっている。
a,82aからクリーナ容器14の外側に延在してい
る。この延在部81b,82bは、クリーナ容器14に
形成された係合溝14aとカバー部材80に形成された
係合穴80aとを貫通して、前記クリーナ容器14にカ
バー部材80を係止させるようになっている。
【0058】前記延在部81b,82bのクリーナ容器
14の外側に位置する最外部には、ユーザーがスペーサ
部材81,82をドラムカートリッジ13から抜脱する
(引き抜く)ための把持部81c,82cが形成してあ
る。この把持部81c,82cの形状としては、板形
状、リング形状等、ユーザーが把持しやすい形状であれ
ばどのような形状であっても構わない。
14の外側に位置する最外部には、ユーザーがスペーサ
部材81,82をドラムカートリッジ13から抜脱する
(引き抜く)ための把持部81c,82cが形成してあ
る。この把持部81c,82cの形状としては、板形
状、リング形状等、ユーザーが把持しやすい形状であれ
ばどのような形状であっても構わない。
【0059】本実施形態に係るスペーサ部材81,82
は、物流時において、延在部81b,82bがクリーナ
容器14とカバー部材80の双方に係合している。この
ため、ユーザーが万一カバー部材80の外れ方向を下側
にしてカバー部材80を把持した場合においても、カバ
ー部材80がトナー容器14から外れることを防止する
ことができる。
は、物流時において、延在部81b,82bがクリーナ
容器14とカバー部材80の双方に係合している。この
ため、ユーザーが万一カバー部材80の外れ方向を下側
にしてカバー部材80を把持した場合においても、カバ
ー部材80がトナー容器14から外れることを防止する
ことができる。
【0060】また挟持部81a,82aが帯電ローラ1
7の両端の軸部17a,17bと感光体ドラム15の表
面との間に挟持されているので、感光体ドラム15の周
面と帯電ローラ17とを離間させた状態に保持すること
ができる。
7の両端の軸部17a,17bと感光体ドラム15の表
面との間に挟持されているので、感光体ドラム15の周
面と帯電ローラ17とを離間させた状態に保持すること
ができる。
【0061】またカバー部材80をドラムカートリッジ
13から取り外す際には、スペーサ部材81,82を抜
脱する必要があるため、装置本体A1へのドラムカート
リッジ13の装着の際に、スペーサ部材81,82を取
り忘れる心配もない。
13から取り外す際には、スペーサ部材81,82を抜
脱する必要があるため、装置本体A1へのドラムカート
リッジ13の装着の際に、スペーサ部材81,82を取
り忘れる心配もない。
【0062】また、本実施形態に係るドラムカートリッ
ジ13においては、物流時において、スペーサ部材8
1,82の延在部81b,82bがクリーナ容器14と
カバー部材80の双方に係合している。このため、ユー
ザーが万一カバー部材80の外れ方向を下側にしてカバ
ー部材80を把持した場合においても、カバー部材80
がトナー容器14から外れることがない。
ジ13においては、物流時において、スペーサ部材8
1,82の延在部81b,82bがクリーナ容器14と
カバー部材80の双方に係合している。このため、ユー
ザーが万一カバー部材80の外れ方向を下側にしてカバ
ー部材80を把持した場合においても、カバー部材80
がトナー容器14から外れることがない。
【0063】またスペーサ部材81,82の挟持部81
a,82aが帯電ローラ17の両端の軸部17a,17
bと感光体ドラム15の表面との間に挟持されているの
で、感光体ドラム15の周面と帯電ローラ17とを離間
させた状態に保持することができる。
a,82aが帯電ローラ17の両端の軸部17a,17
bと感光体ドラム15の表面との間に挟持されているの
で、感光体ドラム15の周面と帯電ローラ17とを離間
させた状態に保持することができる。
【0064】これにより、帯電ローラ17を感光体ドラ
ム15に長期間接触させたままの状態で放置しておいた
場合、帯電ローラ17の接触位置の部位が永久変形を起
こし帯電能力に変化をきたし、濃度ムラ等の画像不良を
生じるようなことを回避することができる。また感光体
ドラム15の表面においても、物流上の振動により帯電
ローラ17と感光体ドラム15が摺擦し、帯電メモリと
して履歴が残り、濃度ムラ等の画像不良を生じることを
回避することができる。
ム15に長期間接触させたままの状態で放置しておいた
場合、帯電ローラ17の接触位置の部位が永久変形を起
こし帯電能力に変化をきたし、濃度ムラ等の画像不良を
生じるようなことを回避することができる。また感光体
ドラム15の表面においても、物流上の振動により帯電
ローラ17と感光体ドラム15が摺擦し、帯電メモリと
して履歴が残り、濃度ムラ等の画像不良を生じることを
回避することができる。
【0065】またカバー部材80をドラムカートリッジ
13から取り外す際には、スペーサ部材81,82を抜
脱する必要があるため、装置本体A1へのドラムカート
リッジ13の装着の際に、スペーサ部材81,82を取
り忘れる心配もない。
13から取り外す際には、スペーサ部材81,82を抜
脱する必要があるため、装置本体A1へのドラムカート
リッジ13の装着の際に、スペーサ部材81,82を取
り忘れる心配もない。
【0066】(ドラムカートリッジの他の構成例)本実
施形態例では、前述したようにカバー部材80をクリー
ナ容器14に対しドラムカートリッジ13の長手方向
(感光体ドラム15の軸線方向)Qにスライドして着脱
する構成としたが、本発明のドラムカートリッジはこれ
に限定されるものではない。例えば、本発明に係る他の
実施形態例のドラムカートリッジ131としては、図5
に示すように、カバー部材801をクリーナ容器141
に対しドラムカートリッジ131の短手方向(感光体ド
ラム15の径方向)Dにスライドして着脱可能な構成と
する。そして、カバー部材801の両側部801a及び
801bとトナー容器141の両側部141a及び14
1bのそれぞれに係合するようにスペーサ部材811,
821を配置することによっても同様の効果が得られ
る。
施形態例では、前述したようにカバー部材80をクリー
ナ容器14に対しドラムカートリッジ13の長手方向
(感光体ドラム15の軸線方向)Qにスライドして着脱
する構成としたが、本発明のドラムカートリッジはこれ
に限定されるものではない。例えば、本発明に係る他の
実施形態例のドラムカートリッジ131としては、図5
に示すように、カバー部材801をクリーナ容器141
に対しドラムカートリッジ131の短手方向(感光体ド
ラム15の径方向)Dにスライドして着脱可能な構成と
する。そして、カバー部材801の両側部801a及び
801bとトナー容器141の両側部141a及び14
1bのそれぞれに係合するようにスペーサ部材811,
821を配置することによっても同様の効果が得られ
る。
【0067】具体的には、上記ドラムカートリッジ13
1のカバー部材801の両側部801a,801b及び
トナー容器141の両側部141a,141bに前記カ
バー部材80の装着方向Dと直交する方向(感光体ドラ
ム15の軸線方向)へスペーサ部材811,821が貫
通する係合穴(あるいは係合溝)801c,141cを
形成する。そして、カバー部材801の係合穴801c
とトナー容器141の係合穴141cとにスペーサ部材
811,821の係止腕811e,821eをカバー部
材801の装着方向Dと直交する方向より貫通させて、
該係止腕811e,821eの延在部811b,821
bにより前記トナー容器141にカバー部材801を係
止する。そして係止腕811e,821eの挟持部81
1a,821aを帯電ローラ17の両端の軸部17a,
17bと感光体ドラム15の表面との間に挟持させて、
該挟持部811a,821aにより感光体ドラム15の
周面と帯電ローラ17とを離間させた状態に保持する。
なお、前記スペーサ部材811,821は、ドラムカー
トリッジ131に対しカバー部材801の装着方向Dと
直交する方向に取り外し可能である。
1のカバー部材801の両側部801a,801b及び
トナー容器141の両側部141a,141bに前記カ
バー部材80の装着方向Dと直交する方向(感光体ドラ
ム15の軸線方向)へスペーサ部材811,821が貫
通する係合穴(あるいは係合溝)801c,141cを
形成する。そして、カバー部材801の係合穴801c
とトナー容器141の係合穴141cとにスペーサ部材
811,821の係止腕811e,821eをカバー部
材801の装着方向Dと直交する方向より貫通させて、
該係止腕811e,821eの延在部811b,821
bにより前記トナー容器141にカバー部材801を係
止する。そして係止腕811e,821eの挟持部81
1a,821aを帯電ローラ17の両端の軸部17a,
17bと感光体ドラム15の表面との間に挟持させて、
該挟持部811a,821aにより感光体ドラム15の
周面と帯電ローラ17とを離間させた状態に保持する。
なお、前記スペーサ部材811,821は、ドラムカー
トリッジ131に対しカバー部材801の装着方向Dと
直交する方向に取り外し可能である。
【0068】(スペーサ部材の他の構成例1)また、本
実施形態では、既に述べたように、スペーサ部材81,
82の延在部81b,82bに直接把持部81c,82
cを形成したが、ドラムカートリッジ13を梱包する梱
包箱や該梱包箱を収納する輸送箱のスペース効率の向上
を図るために、スペーサ部材81,82を次のように構
成することもできる。例えば図6に示すように、スペー
サ部材81,82における延在部81b,82bのカバ
ー部材80より突出した部分にフランジ81d,82d
を形成する。そしてこのフランジ81d,82dとカバ
ー部材80との間に例えば紙、柔軟な樹脂シート等で形
成された把持部材としての把持シート83を挟持させ
る。そしてこの挟持シート83と共にスペーサ部材8
1,82をユーザーが引き抜くことにより、前記スペー
サ部材81,82をドラムカートリッジ13から抜脱す
る構成とする。なお、把持シート83はスペーサ部材8
1,82のフランジ81d,82dに一体に形成しても
よい。
実施形態では、既に述べたように、スペーサ部材81,
82の延在部81b,82bに直接把持部81c,82
cを形成したが、ドラムカートリッジ13を梱包する梱
包箱や該梱包箱を収納する輸送箱のスペース効率の向上
を図るために、スペーサ部材81,82を次のように構
成することもできる。例えば図6に示すように、スペー
サ部材81,82における延在部81b,82bのカバ
ー部材80より突出した部分にフランジ81d,82d
を形成する。そしてこのフランジ81d,82dとカバ
ー部材80との間に例えば紙、柔軟な樹脂シート等で形
成された把持部材としての把持シート83を挟持させ
る。そしてこの挟持シート83と共にスペーサ部材8
1,82をユーザーが引き抜くことにより、前記スペー
サ部材81,82をドラムカートリッジ13から抜脱す
る構成とする。なお、把持シート83はスペーサ部材8
1,82のフランジ81d,82dに一体に形成しても
よい。
【0069】このような構成のスペーサ部材81,82
は、梱包箱のスペース効率を把持部81c,82cによ
り阻害してしまうようなことがない。それ故、例えばス
ペーサ部材81,82の把持部81c,82cにより梱
包箱のスペース効率が阻害されてしまうような場合に
は、上記スペーサ部材81,82をドラムカートリッジ
13,131に用いることで梱包箱や該梱包箱を収納す
る輸送箱の小型化が実現できる。
は、梱包箱のスペース効率を把持部81c,82cによ
り阻害してしまうようなことがない。それ故、例えばス
ペーサ部材81,82の把持部81c,82cにより梱
包箱のスペース効率が阻害されてしまうような場合に
は、上記スペーサ部材81,82をドラムカートリッジ
13,131に用いることで梱包箱や該梱包箱を収納す
る輸送箱の小型化が実現できる。
【0070】(スペーサ部材の他の構成例2)図7に他
のスペーサ部材81,82の構成例を示す。図7に示す
スペーサ部材81,82は、係止腕81d(82d)の
延在部81b(82b)のカバー部材80より突出した
部分にフランジ81d(82d)を設け、このフランジ
81d(82d)に把手部81c(82c)を設けてい
る。このスペーサ部材81(82)は、ドラムカートリ
ッジ13に装着する際に、フランジ81d(82d)を
カバー部材80に当接させることによって、スペーサ部
材81(82)のドラムカートリッジ13への押し込み
量を規制するように構成したものである。これにより挟
持部81a(82a)の嵌合凹部81a1(82a1)
への帯電ローラ軸部17a(17b)の嵌合、及び挟持
部81a(82a)の湾曲面81a2(82a2)への
感光体ドラム15表面の嵌合をより確実に行うことがで
きる。
のスペーサ部材81,82の構成例を示す。図7に示す
スペーサ部材81,82は、係止腕81d(82d)の
延在部81b(82b)のカバー部材80より突出した
部分にフランジ81d(82d)を設け、このフランジ
81d(82d)に把手部81c(82c)を設けてい
る。このスペーサ部材81(82)は、ドラムカートリ
ッジ13に装着する際に、フランジ81d(82d)を
カバー部材80に当接させることによって、スペーサ部
材81(82)のドラムカートリッジ13への押し込み
量を規制するように構成したものである。これにより挟
持部81a(82a)の嵌合凹部81a1(82a1)
への帯電ローラ軸部17a(17b)の嵌合、及び挟持
部81a(82a)の湾曲面81a2(82a2)への
感光体ドラム15表面の嵌合をより確実に行うことがで
きる。
【0071】〔第2実施形態例〕次に、ドラムカートリ
ッジと該ドラムカートリッジを取り外し可能に装着する
ためのカートリッジ装着手段との関係について、図8を
用いて説明する。
ッジと該ドラムカートリッジを取り外し可能に装着する
ためのカートリッジ装着手段との関係について、図8を
用いて説明する。
【0072】なお説明にあたり、前述した第1の実施形
態例と作用、効果が同様のものに関しては、その符号を
同一とし、説明を省略する。
態例と作用、効果が同様のものに関しては、その符号を
同一とし、説明を省略する。
【0073】ドラムカートリッジ13は装置本体A1に
対し、その長手方向(感光体ドラム15の軸線方向)に
着脱自在となっており、装置本体A1に形成された開口
部としての挿入口180よりガイドレール181を介し
て所定の位置に挿入される。ドラムカートリッジ13の
挿入動作後、装置本体A1に回動可能に設けられたレバ
ー182を矢印方向に回動することにより、装置本体A
1に対するドラムカートリッジ13の位置決めがなされ
る。
対し、その長手方向(感光体ドラム15の軸線方向)に
着脱自在となっており、装置本体A1に形成された開口
部としての挿入口180よりガイドレール181を介し
て所定の位置に挿入される。ドラムカートリッジ13の
挿入動作後、装置本体A1に回動可能に設けられたレバ
ー182を矢印方向に回動することにより、装置本体A
1に対するドラムカートリッジ13の位置決めがなされ
る。
【0074】ここで、前記挿入口180はガイドレール
181と共にカートリッジ装着手段182を構成してい
る。そして前記挿入口180はドラムカートリッジ13
にカバー部材80が取り付けられた状態においてはドラ
ムカートリッジ13の挿入を不能とする大きさあるいは
形状となっている。具体的には、ドラムカートリッジ1
3にカバー部材80を取り付けた状態において、カバー
部材80が装置本体A1に当接して、ドラムカートリッ
ジ13の挿入を阻止するような大きさあるいは形状に形
成されている。換言すれば、前記挿入口180はドラム
カートリッジ13のクリーナ容器14及び感光体ドラム
15の挿入を可能とする大きさあるいは形状に形成され
ている。
181と共にカートリッジ装着手段182を構成してい
る。そして前記挿入口180はドラムカートリッジ13
にカバー部材80が取り付けられた状態においてはドラ
ムカートリッジ13の挿入を不能とする大きさあるいは
形状となっている。具体的には、ドラムカートリッジ1
3にカバー部材80を取り付けた状態において、カバー
部材80が装置本体A1に当接して、ドラムカートリッ
ジ13の挿入を阻止するような大きさあるいは形状に形
成されている。換言すれば、前記挿入口180はドラム
カートリッジ13のクリーナ容器14及び感光体ドラム
15の挿入を可能とする大きさあるいは形状に形成され
ている。
【0075】これにより、ユーザーがドラムカートリッ
ジ13を装置本体A1の挿入口180に挿入する際に
は、必ず前記スペーサ部材81,82をドラムカートリ
ッジ13から取り除き、その後、カバー部材80をクリ
ーナ容器14から取り外すという手順が必要になる。こ
のため、スペーサ部材81,82の取り外し忘れが生じ
る心配がなくなる。
ジ13を装置本体A1の挿入口180に挿入する際に
は、必ず前記スペーサ部材81,82をドラムカートリ
ッジ13から取り除き、その後、カバー部材80をクリ
ーナ容器14から取り外すという手順が必要になる。こ
のため、スペーサ部材81,82の取り外し忘れが生じ
る心配がなくなる。
【0076】〔他の実施の形態〕前述した実施の形態で
示したドラムカートリッジ(プロセスカートリッジ)の
電子写真感光体としては、前記感光体ドラムに限定され
ることはなく、例えば次のものが含まれる。先ず感光体
としては光導電体が用いられ、光導電体としては、例え
ばアモルファスシリコン、アモルファスセレン、酸化亜
鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OPC)等が含まれ
る。また感光体を搭載する形状としては、例えばドラム
状またはベルト状のものが用いられており、例えばドラ
ムタイプの感光体にあっては、アルミ合金等のシリンダ
上に光導電体を蒸着あるいは塗工等を行ったものであ
る。
示したドラムカートリッジ(プロセスカートリッジ)の
電子写真感光体としては、前記感光体ドラムに限定され
ることはなく、例えば次のものが含まれる。先ず感光体
としては光導電体が用いられ、光導電体としては、例え
ばアモルファスシリコン、アモルファスセレン、酸化亜
鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OPC)等が含まれ
る。また感光体を搭載する形状としては、例えばドラム
状またはベルト状のものが用いられており、例えばドラ
ムタイプの感光体にあっては、アルミ合金等のシリンダ
上に光導電体を蒸着あるいは塗工等を行ったものであ
る。
【0077】また、現像方法としても、公知の2成分磁
気ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
気ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0078】また、電子写真感光体に残存するトナーの
クリーニング手段を構成するクリーニングブレードに代
えて、磁気ブラシ等を用いても良い。
クリーニング手段を構成するクリーニングブレードに代
えて、磁気ブラシ等を用いても良い。
【0079】また、前述したドラムカートリッジ(プロ
セスカートリッジ)とは、例えば電子写真感光体と、少
なくともプロセス手段の1つを備えたものである。従っ
て、そのプロセスカートリッジの態様としては、前述し
た実施形態のもの以外にも、例えば電子写真感光体と帯
電手段を一体的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可
能とするもの。電子写真感光体と帯電手段と現像手段と
を一体的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能とす
るもの等がある。
セスカートリッジ)とは、例えば電子写真感光体と、少
なくともプロセス手段の1つを備えたものである。従っ
て、そのプロセスカートリッジの態様としては、前述し
た実施形態のもの以外にも、例えば電子写真感光体と帯
電手段を一体的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可
能とするもの。電子写真感光体と帯電手段と現像手段と
を一体的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能とす
るもの等がある。
【0080】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段と、現像手段又はクリーニング手段と、電
子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカー
トリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするも
のである。及び帯電手段と、現像手段とクリーニング手
段の少なくとも一つと、電子写真感光体とを一体的にカ
ートリッジ化して画像形成装置本体に対して着脱可能と
するものである。更に少なくとも帯電手段と電子写真感
光体とをカートリッジ化して画像形成装置本体に対して
着脱可能とするものである。そして、このプロセスカー
トリッジは、使用者自身が装置本体に着脱することがで
きる。そこで、装置本体のメンテナンスを使用者自身で
行うことができる。
は、帯電手段と、現像手段又はクリーニング手段と、電
子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカー
トリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするも
のである。及び帯電手段と、現像手段とクリーニング手
段の少なくとも一つと、電子写真感光体とを一体的にカ
ートリッジ化して画像形成装置本体に対して着脱可能と
するものである。更に少なくとも帯電手段と電子写真感
光体とをカートリッジ化して画像形成装置本体に対して
着脱可能とするものである。そして、このプロセスカー
トリッジは、使用者自身が装置本体に着脱することがで
きる。そこで、装置本体のメンテナンスを使用者自身で
行うことができる。
【0081】更に、前述した実施の形態では、電子写真
画像形成装置としてカラーレーザープリンタを例示した
が、本発明はこれに限定する必要はなく、例えば、電子
写真複写機、ファクシミリ装置、或いはワードプロセッ
サ等の電子写真画像形成装置に使用することも当然可能
である。
画像形成装置としてカラーレーザープリンタを例示した
が、本発明はこれに限定する必要はなく、例えば、電子
写真複写機、ファクシミリ装置、或いはワードプロセッ
サ等の電子写真画像形成装置に使用することも当然可能
である。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の係止部材
によれば、プロセスカートリッジの未使用状態におい
て、枠体からのカバー部材の外れを防止でき、更に電子
写真感光体の周面と帯電手段とを離間させた状態に保持
することができる。
によれば、プロセスカートリッジの未使用状態におい
て、枠体からのカバー部材の外れを防止でき、更に電子
写真感光体の周面と帯電手段とを離間させた状態に保持
することができる。
【0083】また、本発明のプロセスカートリッジによ
れば、未使用状態において、枠体からのカバー部材の外
れを防止でき、更に電子写真感光体の周面と帯電手段と
を離間させておくことができる。
れば、未使用状態において、枠体からのカバー部材の外
れを防止でき、更に電子写真感光体の周面と帯電手段と
を離間させておくことができる。
【0084】また、本発明の電子写真画像形成装置によ
れば、プロセスカートリッジの枠体からのカバー部材の
取り忘れを防止することができる。
れば、プロセスカートリッジの枠体からのカバー部材の
取り忘れを防止することができる。
【図1】 スペーサ部材を装着したドラムカートリッジ
の概略構成図。
の概略構成図。
【図2】 スペーサ部材を装着したドラムカートリッジ
の外観斜視図。
の外観斜視図。
【図3】 スペーサ部材を取り外してカバー部材をクリ
ーナ容器から取り外す状態を示すドラムカートリッジの
外観斜視図。
ーナ容器から取り外す状態を示すドラムカートリッジの
外観斜視図。
【図4】 ドラムカートリッジへのスペーサ部材の配設
位置を表した説明図。
位置を表した説明図。
【図5】 スペーサ部材を装着した他の実施形態例のド
ラムカートリッジの概略構成図。
ラムカートリッジの概略構成図。
【図6】 他の実施形態例のスペーサ部材を装着したド
ラムカートリッジの概略構成図。
ラムカートリッジの概略構成図。
【図7】 更に他の実施形態例のスペーサ部材の外観斜
視図。
視図。
【図8】 ドラムカートリッジとカートリッジ装着手段
との関係を表した説明図。
との関係を表した説明図。
【図9】 カラーレーザープリンタの概略構成図。
13 ドラムカートリッジ(プロセスカートリッ
ジ) 14 クリーナ容器(枠体) 14a 係合溝 15 電子写真感光体 16 クリーニングブレード(クリーニング手段) 17 帯電ローラ(帯電手段) 80 カバー部材 80a 係合穴 81,82 スペーサ部材(係止部材) 81d,82d フランジ 81e,82e 係止腕 83 把持シート(把持部材) 180 挿入口(開口部) 182 装着手段 A 電子写真画像形成装置 A1 電子写真画像形成装置本体
ジ) 14 クリーナ容器(枠体) 14a 係合溝 15 電子写真感光体 16 クリーニングブレード(クリーニング手段) 17 帯電ローラ(帯電手段) 80 カバー部材 80a 係合穴 81,82 スペーサ部材(係止部材) 81d,82d フランジ 81e,82e 係止腕 83 把持シート(把持部材) 180 挿入口(開口部) 182 装着手段 A 電子写真画像形成装置 A1 電子写真画像形成装置本体
フロントページの続き (72)発明者 有光 健 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP04 AQ06 AS02 BB10 BB15 CD28 2H071 BA04 BA13 BA14 BA15 BA19 BA23 BA36 DA06 DA13 DA15
Claims (13)
- 【請求項1】 少なくとも、電子写真感光体と、前記電
子写真感光体に帯電を行う帯電手段と、前記電子写真感
光体及び前記帯電手段を支持するための枠体と、前記枠
体より露出する前記電子写真感光体の露出部を覆うため
に前記枠体に着脱可能に装着されるカバー部材とを有す
るプロセスカートリッジに用いられる取り外し可能な係
止部材であって、 前記枠体と前記カバー部材とに貫通して前記枠体に対し
前記カバー部材を係止し、かつ前記電子写真感光体と前
記帯電手段との間に挿入されて前記電子写真感光体の周
面と前記帯電手段とを離間させる係止腕を有する、こと
を特徴とする係止部材。 - 【請求項2】 前記係止腕は、前記枠体と前記カバー部
材とに形成された穴あるいは溝を貫通して、前記枠体に
対し前記カバー部材を係止している、ことを特徴とする
請求項1に記載の係止部材。 - 【請求項3】 更に、前記係止腕とは反対側の部位に、
前記係止部材の取り外し時に把持される把持部を有す
る、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の係止部
材。 - 【請求項4】 更に、前記係止腕とは反対側で前記カバ
ー部材より外側に突出する部位に、前記カバー部材と対
向するフランジと、前記フランジと前記カバー部材とで
挟持されて前記係止部材の取り外し時に把持される把持
部材とを有する、ことを特徴とする請求項1又は2に記
載の係止部材。 - 【請求項5】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
プロセスカートリッジにおいて、 少なくとも、電子写真感光体と、前記電子写真感光体に
帯電を行う帯電手段と、前記電子写真感光体及び前記帯
電手段を支持するための枠体と、前記枠体より露出する
前記電子写真感光体の露出部を覆うために前記枠体に着
脱可能に装着されるカバー部材と、前記枠体と前記カバ
ー部材とに貫通して前記枠体に対し前記カバー部材を係
止し、かつ前記電子写真感光体と前記帯電手段との間に
挿入されて前記電子写真感光体の周面と前記帯電手段と
を離間させる係止腕を有する取り外し可能な係止部材
と、を有する、ことを特徴とするプロセスカートリッ
ジ。 - 【請求項6】 前記係止部材の係止腕は、前記枠体と前
記カバー部材とに形成された穴あるいは溝を貫通して、
前記枠体に対し前記カバー部材を係止している、ことを
特徴とする請求項5に記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項7】 前記プロセスカートリッジは、更に、前
記電子写真感光体に当接して作用するプロセス手段を有
し、前記係止部材は、前記電子写真感光体の長手方向に
おいて前記プロセス手段の外側に配置されている、こと
を特徴とする請求項5又は6に記載のプロセスカートリ
ッジ。 - 【請求項8】 前記プロセス手段は、前記電子写真感光
体に残留する現像剤を除去するためのクリーニング手段
である、ことを特徴とする請求項7に記載のプロセスカ
ートリッジ。 - 【請求項9】 前記係止部材は、前記枠体に対する前記
カバー部材の装着方向と直交する方向で前記枠体と前記
カバー部材とに取り外し可能に装着される、ことを特徴
とする請求項5乃至8の何れか一項に記載のプロセスカ
ートリッジ。 - 【請求項10】 前記係止部材は、更に、前記係止腕と
は反対側の部位に、前記係止部材の取り外し時に把持さ
れる把持部を有する、ことを特徴とする請求項5乃至9
の何れか一項に記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項11】 前記係止部材は、更に、前記係止腕と
は反対側で前記カバー部材より外側に突出する部位に、
前記カバー部材と対向するフランジと、前記係止部材の
取り外し時に把持される把持部材とを有する、ことを特
徴とする請求項5乃至9の何れか一項に記載のプロセス
カートリッジ。 - 【請求項12】 前記把持部材は、前記フランジと前記
カバー部材とで挟持されている、ことを特徴とする請求
項11に記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項13】 プロセスカートリッジを着脱可能であ
って、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形
成装置において、 前記プロセスカートリッジを取り外し可能に装着するた
めの装着手段と、前記記録媒体を搬送するための搬送手
段と、を有し、 前記プロセスカートリッジは、少なくとも、電子写真感
光体と、前記電子写真感光体に帯電を行う帯電手段と、
前記電子写真感光体及び前記帯電手段を支持するための
枠体と、前記枠体より露出する前記電子写真感光体の露
出部を覆うために前記枠体に着脱可能に装着されるカバ
ー部材と、前記枠体と前記カバー部材とに貫通して前記
枠体に対し前記カバー部材を係止し、かつ前記電子写真
感光体と前記帯電手段との間に挿入されて前記電子写真
感光体の周面と前記帯電手段とを離間させる係止腕を有
する取り外し可能な係止部材と、を有し、 前記装着手段は、前記カバー部材が前記枠体に装着され
ている間は前記プロセスカートリッジを装着不能とする
形状の開口部を有する、ことを特徴とする電子写真画像
形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10375736A JP2000181328A (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 係止部材、プロセスカ―トリッジ及び電子写真画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10375736A JP2000181328A (ja) | 1998-12-17 | 1998-12-17 | 係止部材、プロセスカ―トリッジ及び電子写真画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000181328A true JP2000181328A (ja) | 2000-06-30 |
Family
ID=18505978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
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-
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- 1998-12-17 JP JP10375736A patent/JP2000181328A/ja active Pending
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