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JP2000179008A - 自動運転ショベル - Google Patents

自動運転ショベル

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JP2000179008A
JP2000179008A JP10353210A JP35321098A JP2000179008A JP 2000179008 A JP2000179008 A JP 2000179008A JP 10353210 A JP10353210 A JP 10353210A JP 35321098 A JP35321098 A JP 35321098A JP 2000179008 A JP2000179008 A JP 2000179008A
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JP
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turning
shovel
teaching
automatic
unit
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JP10353210A
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Akira Hashimoto
昭 橋本
Hajime Yasuda
元 安田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動運転ショベルに、異常事態発生時等の待
機位置への移動時、少なくとも、設定されたフロント侵
入不可領域に対応して旋回方向を判定して待機させるこ
と。 【解決手段】 教示された掘削から放土までの一連の動
作を再生操作により繰り返し動作する自動運転ショベル
において、自動運転ショベルのフロントの旋回不可領域
を設定する手段314,502,510と、機械待機位
置を設定する手段314,502,510と、機械待機
時、少なくとも前記設定された旋回不可領域に対応し
て、前記機械待機位置への旋回方向を判定して旋回動作
を指令する手段509とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動運転ショベル
に係わり、特に、フロント旋回不可領域およびフロント
待機位置の設定機能を備え、異常事態発生時等の待機位
置への移動時、設定されたフロント侵入不可領域に対応
して旋回方向を判定して旋回移動する機能を備えた自動
運転ショベルに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、砕石現場等において、油圧ショベ
ル等の建設機械によるダンプトラックやクラッシャ等へ
の積み込み作業は、ある決まった場所から土石を掘削
し、ダンプトラックのベッセルや砕石機のホッパ等の決
まった場所へ放土するという単調な繰り返し作業であ
る。このような単調な繰り返し作業は、オペレータにと
って苦痛であり、人手を介在せずに自動的に行わせると
いう要求が高まっている。従来、このような積み込み作
業の自動化方法の一つとして、例えば、特開平9−19
5321号公報には、教示された動作を繰り返して、油
圧ショベルに掘削から放土までの一連の作業を自動的に
行わせる技術が開示されている。
【0003】また、特公平2−58411号には、予め
作業部材の作業範囲を設定し、作業部材の姿勢信号と作
業範囲信号とを対比して作業部材を作業範囲内で動作す
るように制御して作業部材の衝突を防止する技術が開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来、掘削か
ら放土までの一連の作業を自動的に行わせる自動運転シ
ョベルにおいて、現場作業の安全性の確保やバケットか
らの土石落下による周辺装置への破損を回避させる点に
ついては特に考慮されていなかった。
【0005】本発明の目的は、上記の問題点に鑑みて、
自動運転ショベルのフロントの旋回不可領域を設定する
機能を備え、自動運転時における自動運転ショベルの作
業安全性の確保や土石落下などによる周辺装置の破損を
回避することを可能にした自動運転ショベルを提供する
ことにある。
【0006】さらに、本発明の他の目的は、自動運転時
において異常事態の発生時等には、フロントの旋回方向
を適正に判定して所定の待機位置に待機させることので
きる自動運転ショベルを提供することにある。
【0007】さらに、本発明の他の目的は、教示操作の
過程や結果を表示装置に表示させて一目のうちにそれら
を把握し理解することのできる自動運転ショベルを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような手段を採用した。
【0009】教示された掘削から放土までの一連の動作
を再生操作により繰り返し動作する自動運転ショベルに
おいて、機械待機位置を設定する手段と、機械待機時、
前記機械待機位置への旋回方向を判定して旋回動作を指
令する手段とを備えることを特徴とする。
【0010】また、教示された掘削から放土までの一連
の動作を再生操作により繰り返し動作する自動運転ショ
ベルにおいて、自動運転ショベルのフロントの旋回不可
領域を設定する手段と、機械待機位置を設定する手段
と、機械待機時、少なくとも前記設定された旋回不可領
域に対応して、前記機械待機位置への旋回方向を判定し
て旋回動作を指令する手段とを備えることを特徴とす
る。
【0011】また、教示された掘削から放土までの一連
の動作を再生操作により繰り返し動作する自動運転ショ
ベルにおいて、画像表示される当該自動運転ショベルの
旋回中心の周囲に、放土開始位置、掘削開始位置、機械
待機位置、フロント侵入不可領域、および旋回方向のい
ずれか1つ以上が画像表示される表示手段を設けたこと
を特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図1
〜図7を用いて説明する。
【0013】図1は本実施形態に係わる自動運転される
油圧ショベル(以下自動運転ショベルという)の全体構
成およびその作業形態を示す図である。
【0014】同図において、1は図示されていない土石
貯留所に貯留された土石を掘削して後述する砕石機2に
放出する自動運転ショベル本体、2は自動運転ショベル
本体1から投下された土石を砕石する砕石機、3は自動
運転ショベル本体1の再生操作を行うのに適した任意の
場所に設置される操作ボックスである。
【0015】自動運転ショベル本体1は、走行体10
と、走行体10上に旋回可能に設けられた旋回体11
と、旋回体11に俯仰動可能に設けられたブーム12
と、ブーム12の先端に回動可能に設けられたアーム1
3と、アーム13の先端に回動可能に設けられたバケッ
ト14と、ブーム12,アーム13,バケット14をそ
れぞれ俯仰動作するためのシリンダ15,16,17
と、旋回体11に設けられた運転室18と、操作ボック
ス3との間で信号の送受信を行うアンテナ19とから構
成されている。
【0016】さらに、自動運転ショベル本体1には、旋
回体11の旋回角を検出する角度センサ111、旋回体
11とブーム12との俯仰角を検出する角度センサ11
2と、ブーム12とアーム13の回動角を検出する角度
センサ113、アーム13とバケット14との回動角を
検出する角度センサ114が設けられている。
【0017】また、砕石機2は、走行体20と、ホッパ
21と、ホッパ21の下方に設けられた砕石部22と、
砕石部22の下方に設けられたコンベア23とから構成
されており、24は砕石機2によって粉砕された土石を
示す。
【0018】また、操作ボックス3は、支持台30と、
支持台30に固定された教示再生操作装置31とから構
成され、教示再生操作装置31には、再生起動釦311
と、再生停止釦312と、非常停止釦313と、教示再
生操作装置31本体と機械的かつ電気的に接続可能に設
けられ、教示時に操作される教示操作部314’と、教
示結果を表示する表示部3141と、自動運転ショベル
本体1のアンテナ19との間で信号の送受信を行うアン
テナ315とを備えている。
【0019】図2は、本実施形態に係わる自動運転ショ
ベルの制御機構の概要を示すブロック図である。
【0020】なお、同図において、図1に示した符号と
同一符号の箇所は同一の部分を示す。
【0021】同図において、316は再生時に操作され
る再生操作部、317は教示操作部314および再生操
作部316から出力される信号を後述する自動運転コン
トローラ50に出力するための所定の信号を生成するた
め車外信号生成部、318および54はそれぞれ教示再
生操作装置31と自動運転コントローラ50間のデータ
を送受信するための車外無線装置および車内無線装置で
ある。
【0022】なお、車外信号生成部317は、マイクロ
コンピュータを使用した一般的なコントローラで構成さ
れ、入力した信号に相当する指令コードを生成する機能
を有する。
【0023】5は車内搭載装置を示し、50は自動運転
コントローラ、51は自動運転コントローラ50から出
力される駆動電流によって駆動される補助制御弁、52
は、補助制御弁51から出力される油圧信号により制御
され、アクチュエータに流入する油量または油圧を制御
する主制御弁、53は図1に示す自動運転ショベル本体
1の各部を作動するためのシリンダ15,16,17等
のアクチュエータ、314は教示操作部、55は教示操
作の過程や教示操作の結果を画像表示する表示装置であ
る。なお、表示装置55は教示操作専用のものに限られ
ず、他の用途に用いられている表示装置を切り換え表示
させてもよい。
【0024】この自動運転ショベルは以下のように教示
および再生動作する。
【0025】教示時は、通常、運転室18内に装着され
る教示操作部314からの操作によって教示が行われ、
自動運転コントローラ50はその操作に従って、各角度
センサ111〜114からの検出データを入力して演算
し、後に説明するように所定の記憶領域に教示位置デー
タおよび教示コマンドとして記憶する。なお、同図にお
いて、教示操作部314’は、運転室18内の教示操作
部314から外されて教示再生操作装置31に装着され
ている時の状態を示す。
【0026】再生時は、再生操作部316から再生起動
釦311をオンすることによって、車外信号生成部31
8において生成された所定の信号が無線装置315,1
9を介して自動運転コントローラ50に送信され、再生
処理が開始される。自動運転コントローラ50において
再生処理が開始されると、記憶されている教示位置デー
タが呼び出され、角度センサ111〜114から得られ
た現在位置情報と対比されて、この教示位置データに合
致するように、旋回体11、ブーム12、アーム13、
バケット14をそれぞれ作動するために補助制御弁51
に駆動電流が出力される。補助制御弁51からさらに主
制御弁52を介して各アクチュエータ53の油圧を制御
して自動運転ショベル本体1の自動運転が行われる。
【0027】図3は、主として本実施形態に係わる自動
運転コントローラ50の詳細な構成を示すブロック図で
ある。
【0028】なお、同図において、図1および図2に示
す符号と同一符号の箇所は同一部分を示す。
【0029】501は角度センサ111〜114におい
て検出された角度信号を現在の位置データに演算する現
在位置演算部、502は、教示時、教示操作部314ま
たは314’からの操作により、教示コマンドを設定し
て教示コマンド格納部503に格納するとともに、自動
運転時に再生される掘削から放土までの教示位置データ
を教示位置格納部504に格納し、さらに、異常時等の
フロントの機械待機位置データおよび自動運転時のフロ
ント侵入不可領域データを旋回角度・旋回動作フラグ格
納部510に格納する教示処理部、503は教示コマン
ドを格納する教示コマンド格納部、504は教示位置デ
ータを格納する教示位置格納部、505は、再生操作部
316からの起動信号により起動された時、教示コマン
ド格納部503に格納されている教示コマンドを逐次解
釈して教示位置格納部504から所定の教示位置データ
の出力を指示するコマンドインタプリタ部、506はコ
マンドインタプリタ部505からの指令に応じて教示位
置格納部504から教示位置データを出力処理する教示
位置出力処理部、507は、自動運転ショベル本体1が
各教示位置間を円滑に動作するように、教示位置出力処
理部506から出力された教示位置データから教示位置
データ間に演算によって補間された教示位置データを作
成し出力するサーボ前処理部、508はサーボ前処理部
507から出力された補間された教示位置データと現在
位置演算部501から出力される現在位置データとを対
比して自動運転ショベル本体1の各部を所定の位置に制
御するための駆動電流を出力するサーボ制御部、509
は、異常事態の発生時等の機械待機位置への旋回必要
時、自動運転ショベル本体1を左右いずれの方向に旋回
して所定の機械待機位置に到達すべきかを判定し待機動
作指令をコマンドインタプリタ部505に出力する待機
方向判定令部、510は待機位置データおよびフロント
侵入不可領域データに係わるデータを格納する旋回角度
および旋回動作フラグ格納部、511は自動運転ショベ
ルの異常事態を検出するセンサである。
【0030】ここで、待機方向判定部509は、異常事
態が発生したことを検出すると、掘削開始位置、放土開
始位置、機械待機位置、およびフロントの旋回が許容さ
れないフロント侵入不可領域の各設定データに基づい
て、適切な旋回方向を判定して、コマンドインタプリタ
部505に判定された旋回方向に旋回して待機動作する
ように待機指令を出力する。コマンドインタプリタ部5
05は待機指令を受けると、サーボ前処理部507を介
して自動運転ショベル本体1を機械待機位置に駆動する
ように制御する。
【0031】図4は、教示時の教示処理部502におけ
る機械待機位置およびフロント侵入不可領域の設定処理
に係わる処理手順を示すフローチャートである。
【0032】ステップ1において、教示操作部314よ
り、「掘削開始」、「放土開始」、「機械待機」、「フ
ロント侵入不可領域開始」、「フロント侵入不可領域終
了」の各位置データが入力される。なお、フロント侵入
不可領域を設定しないときは、「フロント侵入不可領域
開始」および「フロント侵入不可領域終了」の位置デー
タの入力は不要となる。次いで、ステップ2において、
掘削開始位置を基準として、旋回角度を時計回りに+θ
として、掘削開始位置から放土開始位置までの旋回角度
θ1および掘削開始位置から機械待機位置までの旋回角
度θ4を算出する。ステップ3では、フロント侵入不可
領域が設定されているか否かを判定し、設定されていな
いときは、ステップ4において、旋回動作フラグを
「0」に設定し、自動運転時のフロントの旋回方向を、
θ1>180度のときは右旋回、θ1≦180度のとき
は左旋回に設定する。また、ステップ3において、フロ
ント侵入不可領域が設定されていると判定されたとき
は、ステップ5において、掘削開始位置を基準として、
旋回角度を時計回りに+θとして、掘削開始位置からフ
ロント侵入不可領域の開始位置までの旋回角度θ2およ
びフロント侵入不可領域内の旋回角度θ3を算出する。
次いで、ステップ6において、自動運転時の旋回方向
を、θ1≦θ2のときは右旋回と決定し旋回動作フラグ
「1」を設定し、θ1>θ2のときは左旋回と決定し旋
回動作フラグ「2」を設定する。なお、ステップ4およ
びステップ6において決定された旋回方向は教示コマン
ド格納部503に、またステップ2、ステップ4〜ステ
ップ6において算出および決定された各旋回角度θ1、
θ2、θ3、θ4および旋回動作フラグは旋回角度およ
び旋回動作フラグ格納部510に格納される。
【0033】図5は、待機方向判定部509における判
定処理の処理手順を示すフローチャートである。
【0034】ステップ11において、自動運転ショベル
本体1を待機させるべき何等かの異常事態等が発生しそ
れを検出すると、ステップ12において、自動運転ショ
ベル本体1がその時点で、旋回動作が可能であるか否か
を判定する。旋回動作ができないと判定されたときは、
ステップ13において、そのままの状態で自動運転ショ
ベル本体1を停止する。旋回動作が可能である場合は、
ステップ14において、現在位置演算部501から現在
の自動運転ショベル本体1の停止した位置の旋回角度デ
ータを取り込み、掘削開始位置を基準に時計方向に+θ
に取り、機械停止位置の旋回角度θ5を算出する。次い
で、ステップ15において、旋回角度・旋回動作フラグ
格納部510に格納されている旋回動作フラグが何であ
るかを判定する。旋回動作フラグが「0」のときは、ス
テップ16において、機械停止位置から機械待機位置に
至る左右の旋回角度を比較し、角度の小さい方へ旋回し
て機械待機位置に移動するようにコマンドインタプリタ
部505に指令する。旋回動作フラグが「1」のとき
は、ステップ17において、旋回角度・旋回動作フラグ
格納部510に格納されている旋回角度θ1、θ2、θ
3、θ4を読み出し、旋回角度θ5と比較する。θ4≦
θ1であってかつθ5≦θ4であるときは、右旋回して
機械待機位置に移動するように、θ4≦θ1であってか
つθ5>θ4であるときは、左旋回して機械待機位置に
移動するようにコマンドインタプリタ部505に指令す
る。またθ1<θ4<θ2であるときは右旋回し、θ2
+θ3<θ4<2πであるときは左旋回して機械待機位
置に移動するようにコマンドインタプリタ部505に指
令する。旋回動作フラグが「2」のときは、ステップ1
8において、同様に、旋回角度・旋回動作フラグ格納部
510から旋回角度θ1、θ2、θ3、θ4を読み出
し、旋回角度θ5と比較する。θ4≦θ2のときは右旋
回し、θ2+θ3<θ4<θ1であるときは左旋回して
機械待機位置に移動するように、また、θ1≦θ4であ
ってかつθ5≦θ4であるときは右旋回し、θ1≦θ4
であってかつθ5>θ4であるときは左旋回して機械待
機位置に移動するようにコマンドインタプリタ部505
に指令する。
【0035】図6は、図4に示すフローチャートのステ
ップ6において、θ1≦θ2における自動運転時の旋回
方向が右旋回であって旋回動作フラグが「1」に設定さ
れている時の、自動運転ショベル本体1を中心とする掘
削位置、放土位置、待機位置、フロント侵入不可領域の
一例を示す図であり、図5に示すフローチャートのステ
ップ17の場合に対応する。
【0036】図6および図5のステップ17に示すよう
に、自動運転ショベル本体1のフロントの旋回方向は、
異常事態が発生して現在停止しているフロントの位置
(旋回角度θ5)、設定された機械待機位置A〜C(旋
回角度θ4)、およびフロント侵入不可領域(旋回角度
θ2、θ3)との位置関係により旋回方向が異なる。
【0037】図7は、運転室内の教示操作部314の教
示操作に応じて表示装置55に表示される表示画面の一
例を示す図であり、図7(a)はフロント侵入不可領域
を設定しない場合の表示画面であり、図7(b)はフロ
ント侵入不可領域を設定した場合の表示画面である。
【0038】これらの図に示すように、運転室内の運転
者は表示画面から、自動運転ショベル本体1の旋回中心
を中心とする円周囲に設定された、放土開始位置、掘削
開始位置、機械待機位置、フロント侵入不可領域、およ
び再生動作時の旋回方向等を一目のうちに把握すること
ができる。
【0039】
【発明の効果】以上のごとく、本発明によれば、自動運
転ショベルにおいて、フロントの旋回不可領域を設定す
る手段と、機械待機位置を設定する手段と、機械待機
時、少なくとも前記設定された旋回不可領域に対応し
て、前記機械待機位置への旋回方向を判定して旋回動作
を指令する手段を設けたので、異常事態等が発生したと
き、適切な旋回方向を判定して自動運転ショベルを旋回
させることができ、作業現場の状況に対応した作業安全
性を確保できるとともに、周辺の設備機械・装置への破
損を防止することができる。
【0040】さらに、本発明によれば、教示操作の過程
や結果を表示装置に表示させることができるので、それ
らを一目のうちに把握し理解することができ、その後の
自動運転ショベルの操作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる自動運転ショベル
の全体構成およびその作業形態を示す図である。
【図2】本実施形態に係わる自動運転ショベルの制御機
構の概要を示すブロック図である。
【図3】主として本実施形態に係わる自動運転コントロ
ーラ50の詳細な構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態に係わる教示処理部502における
機械待機位置およびフロント侵入不可領域の設定処理の
処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態に係わる待機方向判定部509にお
ける判定処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】旋回動作フラグが「1」に設定されている時
の、自動運転ショベル本体1を中心とする掘削位置、放
土位置、待機位置、フロント侵入不可領域の一例を示す
図である。
【図7】本実施形態に係わる教示操作部314に設けら
れる表示画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 自動運転ショベル本体 2 砕石機 3 操作ボックス 31 教示再生操作装置 5 車内搭載装置 50 自動運転コントローラ 55 表示装置 111〜114 角度センサ 314,314’ 教示操作部 316 再生操作部 501 現在位置演算部 502 教示処理部 503 教示コマンド格納部 504 教示位置格納部 505 コマンドインタプリタ部 507 サーボ前処理部 508 サーボ制御部 509 待機方向判定部 510 旋回角度・旋回動作フラグ格納部 511 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D003 AA01 AB02 AB04 AC06 BA03 BA06 BA07 BB11 CA02 DA04 DB04 DC07 FA02 2D015 GA03 GB06 GB07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 教示された掘削から放土までの一連の動
    作を再生操作により繰り返し動作する自動運転ショベル
    において、 機械待機位置を設定する手段と、機械待機時、前記機械
    待機位置への旋回方向を判定して旋回動作を指令する手
    段とを備えることを特徴とする自動運転ショベル。
  2. 【請求項2】 教示された掘削から放土までの一連の動
    作を再生操作により繰り返し動作する自動運転ショベル
    において、 自動運転ショベルのフロントの旋回不可領域を設定する
    手段と、機械待機位置を設定する手段と、機械待機時、
    少なくとも前記設定された旋回不可領域に対応して、前
    記機械待機位置への旋回方向を判定して旋回動作を指令
    する手段とを備えることを特徴とする自動運転ショベ
    ル。
  3. 【請求項3】 教示された掘削から放土までの一連の動
    作を再生操作により繰り返し動作する自動運転ショベル
    において、 画像表示される当該自動運転ショベルの旋回中心の周囲
    に、放土開始位置、掘削開始位置、機械待機位置、フロ
    ント侵入不可領域、および旋回方向のいずれか1つ以上
    が画像表示される表示手段を設けたことを特徴とする自
    動運転ショベル。
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