JP2000173291A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JP2000173291A JP2000173291A JP10343966A JP34396698A JP2000173291A JP 2000173291 A JP2000173291 A JP 2000173291A JP 10343966 A JP10343966 A JP 10343966A JP 34396698 A JP34396698 A JP 34396698A JP 2000173291 A JP2000173291 A JP 2000173291A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C17/00—Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards
- G11C17/14—Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards in which contents are determined by selectively establishing, breaking or modifying connecting links by permanently altering the state of coupling elements, e.g. PROM
- G11C17/18—Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C29/00—Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
- G11C29/04—Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
- G11C29/08—Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
- G11C29/48—Arrangements in static stores specially adapted for testing by means external to the store, e.g. using direct memory access [DMA] or using auxiliary access paths
Landscapes
- For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
- Dram (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 1回目及び2回目のプロービングテストの工
程間で試料を移動させることなく、全てのテストを終了
するまでの時間を短縮した半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 電源電位Vccと接地電位GNDとの間に設け
られた冗長フューズ10と、 この冗長フューズ10の
一方の電極側のノードに接続され、接続されたノードの
電位に応答して信号を出力する検知回路2と、 この検
知回路2の出力した信号に応答して、入力されるデータ
を通常使用するメモリセルまたは冗長メモリセルのいず
れかへ選択的に転送するセレクタ回路3とを有する半導
体記憶装置において、 電源電位Vccと冗長フューズ10
との間の接続を制御する制御回路6と、 冗長フューズ
10の両端にそれぞれ接続された電圧印可用パッド8、
9とを有し、冗長ヒューズ10を高電流を流すことによ
り切断される材料で構成した。
程間で試料を移動させることなく、全てのテストを終了
するまでの時間を短縮した半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 電源電位Vccと接地電位GNDとの間に設け
られた冗長フューズ10と、 この冗長フューズ10の
一方の電極側のノードに接続され、接続されたノードの
電位に応答して信号を出力する検知回路2と、 この検
知回路2の出力した信号に応答して、入力されるデータ
を通常使用するメモリセルまたは冗長メモリセルのいず
れかへ選択的に転送するセレクタ回路3とを有する半導
体記憶装置において、 電源電位Vccと冗長フューズ10
との間の接続を制御する制御回路6と、 冗長フューズ
10の両端にそれぞれ接続された電圧印可用パッド8、
9とを有し、冗長ヒューズ10を高電流を流すことによ
り切断される材料で構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は冗長フューズ回路
を有した半導体記憶装置に関するもので、特にダイナミ
ックランダムアクセスメモリー(以下DRAMという)
の歩留り向上に寄与する冗長フューズ回路に関するもの
である。
を有した半導体記憶装置に関するもので、特にダイナミ
ックランダムアクセスメモリー(以下DRAMという)
の歩留り向上に寄与する冗長フューズ回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のDRAMは全ビット動作するチップが
得られにくいため、メモリテスターにて一度動作するメ
モリービット(メモリーセル)を確認している(以下1
回目のプロービングテストという)。その後、不良が検
出されたビットとあらかじめ用意された冗長なビット
(以下冗長ビットという)とを置換えることが可能かど
うか判定し(以下冗長検索という)、置換えが可能な場
合置換えのためのデータ(以下冗長データという)を出
力する。そして予め用意されている切断することで論理
的に不良ビットと冗長ビットとの置換えを可能にするフ
ューズ(以下冗長フューズという)を冗長データをもと
にレーザーリペア装置にて切断(以下フューズカット)
する。これにより、不良ビットと冗長ビットを置換え、
置換え後のチップが良品であるかどうか再度メモリテス
ターにてテスト(以下2回目のプロービングテストとい
う)を行い良品のDRAMを得る。なお、冗長ヒューズにつ
いて開示した公開公報としては、特開平4−1470
0、特開平5−74190、特開平6−195995、
特開平7−169293などがあげられる。
得られにくいため、メモリテスターにて一度動作するメ
モリービット(メモリーセル)を確認している(以下1
回目のプロービングテストという)。その後、不良が検
出されたビットとあらかじめ用意された冗長なビット
(以下冗長ビットという)とを置換えることが可能かど
うか判定し(以下冗長検索という)、置換えが可能な場
合置換えのためのデータ(以下冗長データという)を出
力する。そして予め用意されている切断することで論理
的に不良ビットと冗長ビットとの置換えを可能にするフ
ューズ(以下冗長フューズという)を冗長データをもと
にレーザーリペア装置にて切断(以下フューズカット)
する。これにより、不良ビットと冗長ビットを置換え、
置換え後のチップが良品であるかどうか再度メモリテス
ターにてテスト(以下2回目のプロービングテストとい
う)を行い良品のDRAMを得る。なお、冗長ヒューズにつ
いて開示した公開公報としては、特開平4−1470
0、特開平5−74190、特開平6−195995、
特開平7−169293などがあげられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
DRAMにおける1回目及び2回目のプロービングテスト
は、メモリテスタを用い、フューズカットはレーザーリ
ペア装置と異なる装置を用いるためにテストの各工程で
試料を移動させなければならず、全てのテストを終了す
るまでにかなりの時間を要していた。
DRAMにおける1回目及び2回目のプロービングテスト
は、メモリテスタを用い、フューズカットはレーザーリ
ペア装置と異なる装置を用いるためにテストの各工程で
試料を移動させなければならず、全てのテストを終了す
るまでにかなりの時間を要していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では電源電位と接地電位との間に設けられ
た冗長フューズと、 この冗長フューズの一方の電極側
のノードに接続され、接続されたノードの電位に応答し
て信号を出力する検知回路と、 この検知回路の出力し
た信号に応答して、入力されるデータを通常使用するメ
モリセルまたは冗長メモリセルのいずれかへ選択的に転
送するセレクタ回路とを有する半導体記憶装置におい
て、 電源電位と冗長フューズとの間の接続を制御する
制御回路と、冗長フューズの両端にそれぞれ接続された
電圧印可用パッドとを有し、冗長ヒューズを高電流を流
すことにより切断される材料で構成した。
め、この発明では電源電位と接地電位との間に設けられ
た冗長フューズと、 この冗長フューズの一方の電極側
のノードに接続され、接続されたノードの電位に応答し
て信号を出力する検知回路と、 この検知回路の出力し
た信号に応答して、入力されるデータを通常使用するメ
モリセルまたは冗長メモリセルのいずれかへ選択的に転
送するセレクタ回路とを有する半導体記憶装置におい
て、 電源電位と冗長フューズとの間の接続を制御する
制御回路と、冗長フューズの両端にそれぞれ接続された
電圧印可用パッドとを有し、冗長ヒューズを高電流を流
すことにより切断される材料で構成した。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分
の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解でき
る程度に概略的に示してあるにすぎない。また、以下に
説明する数値的条件は単なる例示にすぎないことを理解
されたい。
いて、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分
の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解でき
る程度に概略的に示してあるにすぎない。また、以下に
説明する数値的条件は単なる例示にすぎないことを理解
されたい。
【0006】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
図である。接地電位GNDに一方の電極が接続されたNMOS
トランジスタ1は他方の電極がインバータ回路2の入力
に接続され、ゲートがインバータ回路2の出力に接続さ
れている。インバータ回路2は冗長ヒューズの接地電位
側ノードの電位を検出する検知回路として機能し、その
出力はセレクタ回路3に接続されている。インバータ回
路2の出力が“0(接地GNDレベル)”のとき、セレク
タ回路3は入力されたデータ信号4とアドレス信号5を
通常使用するビットへ送り出す(図の出力0を選択)。
逆に、インバータ回路2の出力が“1(電源Vccレベ
ル)”のとき、セレクタ回路3は入力されたデータ信号
4とアドレス信号5を冗長ビットへ送り出す(図の出力
1を選択)。
図である。接地電位GNDに一方の電極が接続されたNMOS
トランジスタ1は他方の電極がインバータ回路2の入力
に接続され、ゲートがインバータ回路2の出力に接続さ
れている。インバータ回路2は冗長ヒューズの接地電位
側ノードの電位を検出する検知回路として機能し、その
出力はセレクタ回路3に接続されている。インバータ回
路2の出力が“0(接地GNDレベル)”のとき、セレク
タ回路3は入力されたデータ信号4とアドレス信号5を
通常使用するビットへ送り出す(図の出力0を選択)。
逆に、インバータ回路2の出力が“1(電源Vccレベ
ル)”のとき、セレクタ回路3は入力されたデータ信号
4とアドレス信号5を冗長ビットへ送り出す(図の出力
1を選択)。
【0007】トランジスタ1の他方の電極にはGNDパッ
ド9及び冗長ヒューズ10の一方の端子が接続される。
冗長ヒューズ10の他方の端子は、高電圧パッド8及び
NMOSトランジスタで構成される制御回路6に接続され
る。制御回路6は電源Vccに接続されており、冗長カッ
トイネーブル信号7によって制御される。冗長カットイ
ネーブル信号7が"0"の場合、制御回路6が電源と冗長
フューズ10との接続を断ち、"1"の場合、制御回路6
が電源と冗長フューズ10を接続する。なお、冗長フュ
ーズ10はアルミニウムなどの高電流を流すことにより
切断される材料で構成されている。
ド9及び冗長ヒューズ10の一方の端子が接続される。
冗長ヒューズ10の他方の端子は、高電圧パッド8及び
NMOSトランジスタで構成される制御回路6に接続され
る。制御回路6は電源Vccに接続されており、冗長カッ
トイネーブル信号7によって制御される。冗長カットイ
ネーブル信号7が"0"の場合、制御回路6が電源と冗長
フューズ10との接続を断ち、"1"の場合、制御回路6
が電源と冗長フューズ10を接続する。なお、冗長フュ
ーズ10はアルミニウムなどの高電流を流すことにより
切断される材料で構成されている。
【0008】次に、第1の実施の形態の冗長フューズ回
路を用いたテスト工程を説明する。図2は第1の実施の
形態の冗長フューズ回路を有する半導体記憶装置のテス
ト工程を示すテストフロー図である。まず、冗長カット
イネーブル信号7を"0"にセットする。その後、1回目
のプロービングテスト201において出力された冗長デ
ータに基づいて、切断したい冗長フューズ10の接続さ
れる高電圧パッド8とGNDパッド9とを選択する(冗
長検索及び冗長データ出力202)。これら選択された高
電圧パッド8及びGNDパッド9の間に電圧をかけ、冗
長フューズ10に電流を流すことにより冗長フューズ1
0を切断する(フューズカット203)。このフューズカ
ットにより不良ビットを冗長ビットに置換えられたチッ
プが良品であるかを2回目のプロービングテスト204で判
定する。これら一連の動作はすべてメモリテスタで行わ
れる。
路を用いたテスト工程を説明する。図2は第1の実施の
形態の冗長フューズ回路を有する半導体記憶装置のテス
ト工程を示すテストフロー図である。まず、冗長カット
イネーブル信号7を"0"にセットする。その後、1回目
のプロービングテスト201において出力された冗長デ
ータに基づいて、切断したい冗長フューズ10の接続さ
れる高電圧パッド8とGNDパッド9とを選択する(冗
長検索及び冗長データ出力202)。これら選択された高
電圧パッド8及びGNDパッド9の間に電圧をかけ、冗
長フューズ10に電流を流すことにより冗長フューズ1
0を切断する(フューズカット203)。このフューズカ
ットにより不良ビットを冗長ビットに置換えられたチッ
プが良品であるかを2回目のプロービングテスト204で判
定する。これら一連の動作はすべてメモリテスタで行わ
れる。
【0009】以上説明したように、第1の実施の形態に
よればDRAMの各冗長フューズにおいてポリシリコン
でできた冗長フューズ1を高電流を流すことにより切断
される材料(例えばアルミニウム)でできた冗長フュー
ズ10に変更している。さらに、冗長フューズ10に電
流を流すためのパッド(高電圧パッド8、GNDパッド
9)および冗長フューズと電源を切り離す制御回路6と
制御回路6を制御する信号冗長カットイネーブル信号7
を設けた。上記構成により、1回目のプロービングテス
ト201、冗長検索及び冗長データ出力202、フューズカッ
ト203及び2回目のプロービングテスト204の一連の作業
がメモリテスタのみで行うことができる。したがって、
各テスト工程の際、試料の移動、装置の設定等を行う手
間が省けるためにテスト時間の短縮が図ることが出来
る。
よればDRAMの各冗長フューズにおいてポリシリコン
でできた冗長フューズ1を高電流を流すことにより切断
される材料(例えばアルミニウム)でできた冗長フュー
ズ10に変更している。さらに、冗長フューズ10に電
流を流すためのパッド(高電圧パッド8、GNDパッド
9)および冗長フューズと電源を切り離す制御回路6と
制御回路6を制御する信号冗長カットイネーブル信号7
を設けた。上記構成により、1回目のプロービングテス
ト201、冗長検索及び冗長データ出力202、フューズカッ
ト203及び2回目のプロービングテスト204の一連の作業
がメモリテスタのみで行うことができる。したがって、
各テスト工程の際、試料の移動、装置の設定等を行う手
間が省けるためにテスト時間の短縮が図ることが出来
る。
【0010】図3は、本発明の第2の実施の形態の冗長
フューズ回路を示す図である。図3において第1の実施
の形態と同一部分については同一符号を付してその説明
は省略し、追加した構成のみを以下に説明する。第2の
実施の形態の冗長フューズ回路では、制御回路6と冗長
フューズ10との間のにある接続点14にはPMOSトラン
ジスタで構成される制御回路11が接続される。この制
御回路11は冗長カットイネーブル信号7によって制御
され、既存のパッド13と接続点14との間に設けられ
ている。また、第2の実施の形態の冗長フューズ回路
は、冗長フューズ10とトランジスタ1との間にある接
続点18にはPMOSトランジスタで構成される制御回路1
5が接続される。この制御回路15は冗長カットイネー
ブル信号7によって制御され、既存のパッド17と接続
点18との間に設けられている。さらに第2の実施の形
態の冗長フューズ回路は、冗長カットイネーブル信号7
によって制御され、NMOSトランジスタで構成される制御
回路12及び16を有している、制御回路12は既存の
パッド13と図示しない通常状態で使用する回路との間
に設けられる。制御回路16は既存のパッド17と図示
しない通常状態で使用する回路との間に設けられる。こ
れら制御回路11、12、15、16は、既存のパッド
13、17を通常状態で使用する回路または接続点1
4、18と選択的に接続する接続制御回路として機能す
る。
フューズ回路を示す図である。図3において第1の実施
の形態と同一部分については同一符号を付してその説明
は省略し、追加した構成のみを以下に説明する。第2の
実施の形態の冗長フューズ回路では、制御回路6と冗長
フューズ10との間のにある接続点14にはPMOSトラン
ジスタで構成される制御回路11が接続される。この制
御回路11は冗長カットイネーブル信号7によって制御
され、既存のパッド13と接続点14との間に設けられ
ている。また、第2の実施の形態の冗長フューズ回路
は、冗長フューズ10とトランジスタ1との間にある接
続点18にはPMOSトランジスタで構成される制御回路1
5が接続される。この制御回路15は冗長カットイネー
ブル信号7によって制御され、既存のパッド17と接続
点18との間に設けられている。さらに第2の実施の形
態の冗長フューズ回路は、冗長カットイネーブル信号7
によって制御され、NMOSトランジスタで構成される制御
回路12及び16を有している、制御回路12は既存の
パッド13と図示しない通常状態で使用する回路との間
に設けられる。制御回路16は既存のパッド17と図示
しない通常状態で使用する回路との間に設けられる。こ
れら制御回路11、12、15、16は、既存のパッド
13、17を通常状態で使用する回路または接続点1
4、18と選択的に接続する接続制御回路として機能す
る。
【0011】次に、第2の実施の形態の回路の動作につ
いて説明する。回路の基本的動作として、冗長カットイ
ネーブル信号7が"0"の場合、制御回路11、15によ
って既存のパッド13、17と接続点14、18とを接
続するとともに、制御回路12、16によって既存のパ
ッド13、17と通常状態で使用する回路を非接続状態
にする。一方、冗長カットイネーブル信号7が"1"の場
合、制御回路12、16によって既存のパッド13、1
7と通常状態で使用する回路を接続するとともに、制御
回路11、15によって既存のパッド13、17と接続
点14、18との接続を断つ。第2の実施の形態の冗長
フューズ回路のテスト工程について説明する。まず、冗
長カットイネーブル信号7を"0"にセットする。その
後、1回目のプロービングテストにおいて出力された冗
長データに基づいて、切断したい冗長フューズ10の接
続点14、18に接続される既存のパッド13と既存の
パッド17との間に電圧をかけ、冗長フューズ10に電
流を流すことにより冗長フューズ10を切断する。この
フューズカットにより不良ビットを冗長ビットに置換え
られたチップが良品であるかを2回目のプロービングテ
ストで判定する。これら一連の動作はすべてメモリテス
タで行われる。
いて説明する。回路の基本的動作として、冗長カットイ
ネーブル信号7が"0"の場合、制御回路11、15によ
って既存のパッド13、17と接続点14、18とを接
続するとともに、制御回路12、16によって既存のパ
ッド13、17と通常状態で使用する回路を非接続状態
にする。一方、冗長カットイネーブル信号7が"1"の場
合、制御回路12、16によって既存のパッド13、1
7と通常状態で使用する回路を接続するとともに、制御
回路11、15によって既存のパッド13、17と接続
点14、18との接続を断つ。第2の実施の形態の冗長
フューズ回路のテスト工程について説明する。まず、冗
長カットイネーブル信号7を"0"にセットする。その
後、1回目のプロービングテストにおいて出力された冗
長データに基づいて、切断したい冗長フューズ10の接
続点14、18に接続される既存のパッド13と既存の
パッド17との間に電圧をかけ、冗長フューズ10に電
流を流すことにより冗長フューズ10を切断する。この
フューズカットにより不良ビットを冗長ビットに置換え
られたチップが良品であるかを2回目のプロービングテ
ストで判定する。これら一連の動作はすべてメモリテス
タで行われる。
【0012】以上説明したように、この第2の実施の形
態によれば第1の実施の形態の構成に制御回路11、1
2、15、16を追加し、高電圧パッド8、GNDパッ
ド9の代わりに既存のパッド13、17を使用した。以
上のような構成により、パッド構成の変更を行う必要が
ないため、メモリテスタと試料との間で使用する治具に
ついては既存のもので流用できる。さらにパッドと制御
回路では面積的にパッドの方がかなり大きなため、高電
圧パッド8、GNDパッド9を設けるスペースの必要が
ないより高集積化可能なチップが提供できる。なお、こ
のチップにおいても第1の実施の形態と同様テスト時間
の短縮が行える。
態によれば第1の実施の形態の構成に制御回路11、1
2、15、16を追加し、高電圧パッド8、GNDパッ
ド9の代わりに既存のパッド13、17を使用した。以
上のような構成により、パッド構成の変更を行う必要が
ないため、メモリテスタと試料との間で使用する治具に
ついては既存のもので流用できる。さらにパッドと制御
回路では面積的にパッドの方がかなり大きなため、高電
圧パッド8、GNDパッド9を設けるスペースの必要が
ないより高集積化可能なチップが提供できる。なお、こ
のチップにおいても第1の実施の形態と同様テスト時間
の短縮が行える。
【0013】図4は、本発明の第3の実施の形態の冗長
フューズ回路を示す図である。図4において第2の実施
の形態と同一部分については同一符号を付してその説明
は省略し、追加した構成のみを以下に説明する。なお、
第3の実施の形態においてnは1以上の整数とする。制
御回路19は制御回路11、15を介して既存のパッド
13、17に接続されている。制御回路19は冗長カッ
トイネーブル信号7及び冗長データ信号22が入力さ
れ、冗長カットイネーブル信号71〜7n、高電圧信号
201〜20n、GND信号211〜21nを出力す
る。制御回路19からの出力信号が与えられる複数の冗
長回路の構成は図3の回路と同一であるため、代表的な
1つのみを図示し説明する。即ち、図4における制御回
路6n、接続点14n、8n、冗長フューズ10n、イ
ンバーター回路2n、セレクタ回路3n、トランジスタ
1n、アドレス信号4n、アドレス信号5n、は第2の
実施の形態で説明した制御回路6、接続点14、18、
冗長フューズ10、インバーター回路2、セレクタ回路
3、トランジスタ1、アドレス信号4、アドレス信号5
と同等である。なお、冗長データ信号22はnビットで
構成される冗長データを入力するための信号であり、
どの冗長フューズ(冗長フューズ101〜10n)を切
断するかを制御回路19へ伝達する。図5は制御回路1
9の内部を示すブロック図である。以下、図5を用いて
制御回路19を説明する。制御回路19は内部に制御回
路23と複数の制御回路251〜25nとを有してい
る。制御回路23は複数のレジスタReg241〜24
nを有している。それぞれのレジスタReg241〜2
4nは冗長データ信号を1ビットづつ受取るよう構成さ
れており、レジスタReg241〜24nの出力は制御
回路251〜25nのイネーブル入力ENにそれぞれ接続
されている。各制御回路251〜25nはさらに3つの
入力を有し、第1の入力には冗長カットイネーブル信号
7が与えられ、他の2つの入力は、それぞれ制御回路1
1、15を介して既存パッド13、17に接続されてい
る。
フューズ回路を示す図である。図4において第2の実施
の形態と同一部分については同一符号を付してその説明
は省略し、追加した構成のみを以下に説明する。なお、
第3の実施の形態においてnは1以上の整数とする。制
御回路19は制御回路11、15を介して既存のパッド
13、17に接続されている。制御回路19は冗長カッ
トイネーブル信号7及び冗長データ信号22が入力さ
れ、冗長カットイネーブル信号71〜7n、高電圧信号
201〜20n、GND信号211〜21nを出力す
る。制御回路19からの出力信号が与えられる複数の冗
長回路の構成は図3の回路と同一であるため、代表的な
1つのみを図示し説明する。即ち、図4における制御回
路6n、接続点14n、8n、冗長フューズ10n、イ
ンバーター回路2n、セレクタ回路3n、トランジスタ
1n、アドレス信号4n、アドレス信号5n、は第2の
実施の形態で説明した制御回路6、接続点14、18、
冗長フューズ10、インバーター回路2、セレクタ回路
3、トランジスタ1、アドレス信号4、アドレス信号5
と同等である。なお、冗長データ信号22はnビットで
構成される冗長データを入力するための信号であり、
どの冗長フューズ(冗長フューズ101〜10n)を切
断するかを制御回路19へ伝達する。図5は制御回路1
9の内部を示すブロック図である。以下、図5を用いて
制御回路19を説明する。制御回路19は内部に制御回
路23と複数の制御回路251〜25nとを有してい
る。制御回路23は複数のレジスタReg241〜24
nを有している。それぞれのレジスタReg241〜2
4nは冗長データ信号を1ビットづつ受取るよう構成さ
れており、レジスタReg241〜24nの出力は制御
回路251〜25nのイネーブル入力ENにそれぞれ接続
されている。各制御回路251〜25nはさらに3つの
入力を有し、第1の入力には冗長カットイネーブル信号
7が与えられ、他の2つの入力は、それぞれ制御回路1
1、15を介して既存パッド13、17に接続されてい
る。
【0014】次に第3の実施の形態の動作について説明
する。制御回路19が冗長データ信号22のデータを受
取ると、この信号は制御回路23に伝えられる。制御回
路23は、nビットの冗長データ信号22のデータを受
取ると、各ビットごとに分解してそれぞれをレジスタR
eg241〜24nに送る。これら1ビットごとの冗長
データ信号は、レジスタReg241〜24nにて保持
され、制御回路251〜25nに出力される。各制御回
路251〜25nでは、レジスタReg241〜24n
の出力信号、既存パッド13、17からの入力信号及び
冗長カットイネーブル信号7を受取る。レジスタReg
241〜24nの出力信号が"1"の場合、制御回路25
1〜25nは入力された冗長カットイネーブル信号7を
冗長カットイネーブル信号71〜7nとして出力し、制
御回路11を介して接続されている既存のパッド13か
らの入力信号を高電圧信号201〜20nとして出力
し、制御回路15を介して接続されている既存のパッド
17からの入力信号をGND信号211〜21nとして
出力する。また、レジスタReg241〜24nの出力
信号が"0"の場合、冗長カットイネーブル信号71〜7
nを"1"にするとともに、高電圧信号201〜20n及
びGND信号211〜21nをハイインピーダンス状態
にする。このように制御回路19は所定の冗長回路を選
択する選択制御回路として機能する。ここで、冗長カッ
トイネーブル信号7が"0"の場合、冗長データ信号22
によって"1"を入力されたレジスタReg25m(1≦
m≦n:mは複数個存在する)に対応する制御回路25
mが冗長カットイネーブル信号7を冗長カットイネーブ
ル信号7mとして出力し、制御回路11を介して接続さ
れている既存のパッド13からの入力信号を高電圧信号
20mとして出力し、制御回路15を介して接続されて
いる既存のパッド17からの入力信号をGND信号21
mとして出力する。これらの交差終了後に、既存のパッ
ド13と既存のパッド17との間に所定の電圧をかける
と、制御回路25mに接続された冗長フューズ10mに
電流が流れ、切断される。
する。制御回路19が冗長データ信号22のデータを受
取ると、この信号は制御回路23に伝えられる。制御回
路23は、nビットの冗長データ信号22のデータを受
取ると、各ビットごとに分解してそれぞれをレジスタR
eg241〜24nに送る。これら1ビットごとの冗長
データ信号は、レジスタReg241〜24nにて保持
され、制御回路251〜25nに出力される。各制御回
路251〜25nでは、レジスタReg241〜24n
の出力信号、既存パッド13、17からの入力信号及び
冗長カットイネーブル信号7を受取る。レジスタReg
241〜24nの出力信号が"1"の場合、制御回路25
1〜25nは入力された冗長カットイネーブル信号7を
冗長カットイネーブル信号71〜7nとして出力し、制
御回路11を介して接続されている既存のパッド13か
らの入力信号を高電圧信号201〜20nとして出力
し、制御回路15を介して接続されている既存のパッド
17からの入力信号をGND信号211〜21nとして
出力する。また、レジスタReg241〜24nの出力
信号が"0"の場合、冗長カットイネーブル信号71〜7
nを"1"にするとともに、高電圧信号201〜20n及
びGND信号211〜21nをハイインピーダンス状態
にする。このように制御回路19は所定の冗長回路を選
択する選択制御回路として機能する。ここで、冗長カッ
トイネーブル信号7が"0"の場合、冗長データ信号22
によって"1"を入力されたレジスタReg25m(1≦
m≦n:mは複数個存在する)に対応する制御回路25
mが冗長カットイネーブル信号7を冗長カットイネーブ
ル信号7mとして出力し、制御回路11を介して接続さ
れている既存のパッド13からの入力信号を高電圧信号
20mとして出力し、制御回路15を介して接続されて
いる既存のパッド17からの入力信号をGND信号21
mとして出力する。これらの交差終了後に、既存のパッ
ド13と既存のパッド17との間に所定の電圧をかける
と、制御回路25mに接続された冗長フューズ10mに
電流が流れ、切断される。
【0015】以上説明したように、第3の実施の形態に
よれば第2の実施の形態の構成に冗長データ信号22と
冗長カットイネーブル信号7を受けて冗長カットイネー
ブル信号71〜7nを出力し、制御回路11、15を介
して接続されている既存のパッド13、17からの入力
信号を高電圧信号201〜20n及びGND信号211
〜21nとして出力する制御回路19を設けた。第2の
実施の形態では冗長フューズ10が1本につき既存のパ
ッド2つを使用してフューズ切断しており、パッド数に
よりフューズ構成(本数)を制限されていたが、第3の
実施の形態では既存のパッド2つに対して複数のフュー
ズを切断できるためにパッド数に制限されずに冗長フュ
ーズ構成(本数)を自由に設定できる。
よれば第2の実施の形態の構成に冗長データ信号22と
冗長カットイネーブル信号7を受けて冗長カットイネー
ブル信号71〜7nを出力し、制御回路11、15を介
して接続されている既存のパッド13、17からの入力
信号を高電圧信号201〜20n及びGND信号211
〜21nとして出力する制御回路19を設けた。第2の
実施の形態では冗長フューズ10が1本につき既存のパ
ッド2つを使用してフューズ切断しており、パッド数に
よりフューズ構成(本数)を制限されていたが、第3の
実施の形態では既存のパッド2つに対して複数のフュー
ズを切断できるためにパッド数に制限されずに冗長フュ
ーズ構成(本数)を自由に設定できる。
【0016】図6は、第4の実施の形態を示すブロック
図である。図6において第3の実施の形態と同一部分に
ついては同一符号を付してその説明は省略し、追加した
構成のみを以下に説明する。なお、第4の実施の形態に
おいては、図4に示していた制御回路6n、接続点14
n、8n、冗長フューズ10n、インバーター回路2
n、セレクタ回路3n、トランジスタ1n、アドレス信
号4n及びアドレス信号5nを省略しているが、図4同
様にこれらは冗長カットイネーブル信号71〜7n、高
電圧信号201〜20nおよびGND信号211〜21
nを受取る冗長回路として存在する。高電圧発生回路2
8はパルス入力信号26が入力されると高電圧出力信号
27を出力する。この高電圧出力信号27は制御回路1
1へ入力される。すなわち、制御回路11は第3の実施
の形態のように既存のパッド13には接続されず、高電
圧発生回路に接続されるのである。また、制御回路15
は第3の実施の形態にある既存のパッド17に接続され
るかわりに接地電位GNDへ接続される。図7は高電圧
発生回路28の回路図であり、図8は高電圧発生回路2
8の動作を示すタイムチャートである。これらの図を参
照しつつ高電圧発生回路28の回路構成及び動作を説明
する。高電圧回路28は複数のNMOSトランジスタN311、
N321、N331...N31n、N32n、N33nと、複数のキャパ
シタCp281、CI291...Cp28n、CI29nとから構成され
る。これらのNMOSトランジスタ3つとキャパシタ2とで
1段の昇圧回路を構成し、高電圧回路28は複数段の昇
圧回路701...70nから構成されている。具体的には、
第1段の昇圧回路701はNMOSトランジスタN311、N321、N
331とキャパシタCp281、CI291とから構成される。 NMOS
トランジスタN311及びN321のゲートと第1の電極は電源
電位Vccに接続される。 NMOSトランジスタN311の第2の
電極はNMOSトランジスタN331のゲートと第1の電極に接
続される。 NMOSトランジスタN321の第2の電極はNMOS
トランジスタN331の第2の電極とともにノードP301に接
続される。キャパシタCp281の第1の電極はNMOSトラン
ジスタN331の第1の電極に接続され、第2の電極にはパ
ルス入力信号26が与えられる。キャパシタCl291の第1
の電極はノードP301に接続され、第2の電極は接地電位G
NDに接続される。 第1段の昇圧回路701においては、基
準電位である電源電位Vccを昇圧した電位が出力ノードP
301に現れる。第2段以降の昇圧回路702...70nにおけ
る回路構成は、第1段の昇圧回路701と同じである。ただ
し、前段において昇圧された電位(第2段については出
力ノードP301の電位)を基準電位として昇圧を行うた
め、NMOSトランジスタN31n及びN32nのゲートと第1の電
極は前段の出力ノードP30(n-1)に接続される。図8に示
すように、高電圧発生回路28にパルス入力信号26を
入力するとキャパシタCp281に充電された電荷がCl291に
移動し、出力ノードP301のポイントで電源電圧以上の電
圧が得られる。さらに出力ノードP301の電圧を用いてキ
ャパシタCp282を充電すると出力ノードP301より高い電
圧が出力ノードP302で得られる。これをn回( nは1以
上の整数で所望する電圧が得られるまで繰り返す数)繰
り返した出力が出力ノードP30nで得られ、これが高電圧
出力信号27となる。
図である。図6において第3の実施の形態と同一部分に
ついては同一符号を付してその説明は省略し、追加した
構成のみを以下に説明する。なお、第4の実施の形態に
おいては、図4に示していた制御回路6n、接続点14
n、8n、冗長フューズ10n、インバーター回路2
n、セレクタ回路3n、トランジスタ1n、アドレス信
号4n及びアドレス信号5nを省略しているが、図4同
様にこれらは冗長カットイネーブル信号71〜7n、高
電圧信号201〜20nおよびGND信号211〜21
nを受取る冗長回路として存在する。高電圧発生回路2
8はパルス入力信号26が入力されると高電圧出力信号
27を出力する。この高電圧出力信号27は制御回路1
1へ入力される。すなわち、制御回路11は第3の実施
の形態のように既存のパッド13には接続されず、高電
圧発生回路に接続されるのである。また、制御回路15
は第3の実施の形態にある既存のパッド17に接続され
るかわりに接地電位GNDへ接続される。図7は高電圧
発生回路28の回路図であり、図8は高電圧発生回路2
8の動作を示すタイムチャートである。これらの図を参
照しつつ高電圧発生回路28の回路構成及び動作を説明
する。高電圧回路28は複数のNMOSトランジスタN311、
N321、N331...N31n、N32n、N33nと、複数のキャパ
シタCp281、CI291...Cp28n、CI29nとから構成され
る。これらのNMOSトランジスタ3つとキャパシタ2とで
1段の昇圧回路を構成し、高電圧回路28は複数段の昇
圧回路701...70nから構成されている。具体的には、
第1段の昇圧回路701はNMOSトランジスタN311、N321、N
331とキャパシタCp281、CI291とから構成される。 NMOS
トランジスタN311及びN321のゲートと第1の電極は電源
電位Vccに接続される。 NMOSトランジスタN311の第2の
電極はNMOSトランジスタN331のゲートと第1の電極に接
続される。 NMOSトランジスタN321の第2の電極はNMOS
トランジスタN331の第2の電極とともにノードP301に接
続される。キャパシタCp281の第1の電極はNMOSトラン
ジスタN331の第1の電極に接続され、第2の電極にはパ
ルス入力信号26が与えられる。キャパシタCl291の第1
の電極はノードP301に接続され、第2の電極は接地電位G
NDに接続される。 第1段の昇圧回路701においては、基
準電位である電源電位Vccを昇圧した電位が出力ノードP
301に現れる。第2段以降の昇圧回路702...70nにおけ
る回路構成は、第1段の昇圧回路701と同じである。ただ
し、前段において昇圧された電位(第2段については出
力ノードP301の電位)を基準電位として昇圧を行うた
め、NMOSトランジスタN31n及びN32nのゲートと第1の電
極は前段の出力ノードP30(n-1)に接続される。図8に示
すように、高電圧発生回路28にパルス入力信号26を
入力するとキャパシタCp281に充電された電荷がCl291に
移動し、出力ノードP301のポイントで電源電圧以上の電
圧が得られる。さらに出力ノードP301の電圧を用いてキ
ャパシタCp282を充電すると出力ノードP301より高い電
圧が出力ノードP302で得られる。これをn回( nは1以
上の整数で所望する電圧が得られるまで繰り返す数)繰
り返した出力が出力ノードP30nで得られ、これが高電圧
出力信号27となる。
【0017】第4の実施の形態におけるテスト動作につ
いて説明する。第1回目のプロービングテストを行って
いる際パルス入力信号26を高電圧発生回路28に入力
する。第1回目のプロービングテストが終了し、冗長デ
ータを出力後、冗長カットイネーブル信号71〜7n
を"0"にセットする。この後、冗長データ信号22とし
て出力された冗長データを入力し、冗長データイネーブ
ル信号7を"0"にすると、高電圧発生回路28の出力で
ある高電圧出力信号27にかかった高電圧が制御回路1
1を介して制御回路19へ入力される。つまり第3の実
施の形態で既存のパッド13,17の間に電圧をかけた
代わりに高電圧出力信号27とGNDの間に高電圧をか
けた状態となる。これにより冗長データによって選ばれ
た冗長フューズ10mが切断される。第4の実施の形態
によれば、メモリテスタから過剰な電圧を試料にかける
ことなく冗長フューズを切断できるため、メモリテスタ
の負荷が軽減でき安定したテストが可能となる。
いて説明する。第1回目のプロービングテストを行って
いる際パルス入力信号26を高電圧発生回路28に入力
する。第1回目のプロービングテストが終了し、冗長デ
ータを出力後、冗長カットイネーブル信号71〜7n
を"0"にセットする。この後、冗長データ信号22とし
て出力された冗長データを入力し、冗長データイネーブ
ル信号7を"0"にすると、高電圧発生回路28の出力で
ある高電圧出力信号27にかかった高電圧が制御回路1
1を介して制御回路19へ入力される。つまり第3の実
施の形態で既存のパッド13,17の間に電圧をかけた
代わりに高電圧出力信号27とGNDの間に高電圧をか
けた状態となる。これにより冗長データによって選ばれ
た冗長フューズ10mが切断される。第4の実施の形態
によれば、メモリテスタから過剰な電圧を試料にかける
ことなく冗長フューズを切断できるため、メモリテスタ
の負荷が軽減でき安定したテストが可能となる。
【0018】以上説明した実施の形態では、それぞれD
RAMに適用した例を挙げて説明したが、冗長救済を行
えるICで、冗長救済を行う際にICを測定する装置以
外に冗長救済を行う装置を使用するICにも適用可能で
ある。
RAMに適用した例を挙げて説明したが、冗長救済を行
えるICで、冗長救済を行う際にICを測定する装置以
外に冗長救済を行う装置を使用するICにも適用可能で
ある。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
よれば、メモリセルに対してデータの書き込みを行うこ
となくワード線やビット線のショートの有無を検出する
ことができる半導体記憶装置を提供することができる。
よれば、メモリセルに対してデータの書き込みを行うこ
となくワード線やビット線のショートの有無を検出する
ことができる半導体記憶装置を提供することができる。
【図1】第1の実施の形態の冗長フューズ回路図であ
る。
る。
【図2】第1の実施の形態のテストフロー図である。
【図3】第2の実施の形態の冗長フューズ回路図であ
る。
る。
【図4】第3の実施の形態の冗長フューズ回路図であ
る。
る。
【図5】第3の実施の形態の制御回路のブロック図であ
る。
る。
【図6】第4の実施の形態のブロック図である。
【図7】第4の実施の形態の高電圧発生回路の回路図で
ある。
ある。
【図8】高電圧発生回路の動作説明図である。
3、3n セレクタ回路 6、6n 制御回路 7、7n 冗長カットイネーブル信号 10、10n 冗長フューズ 11、12、15、16 制御回路 13、17 既存のパッド 19 制御回路 20n 高電圧信号 21n GND信号 22 冗長データ信号
Claims (4)
- 【請求項1】 電源電位と接地電位との間に設けられた
冗長フューズと、 この冗長フューズの一方の電極側のノードに接続され、
接続されたノードの電位に応答して信号を出力する検知
回路と、 この検知回路の出力した信号に応答して、入力されるデ
ータを通常使用するメモリセルまたは冗長メモリセルの
いずれかへ選択的に転送するセレクタ回路とを有する半
導体記憶装置において、 前記電源電位と冗長フューズとの間の接続を制御する制
御回路と、 前記冗長フューズの両端にそれぞれ接続された電圧印可
用パッドとを有し、 前記冗長ヒューズが高電流を流すことにより切断される
材料で構成されたことを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記電圧印可用パッドは既存のパッドで
あり、前記制御回路の制御信号によって前記既存のパッ
ドを通常状態で使用する回路または前記冗長フューズの
両端に選択的に接続する接続制御回路を前記既存のパッ
ドと前記冗長フューズの両端との間に設けた請求項1記
載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】 前記冗長フューズ、検知回路および制御
回路は複数組存在し、それぞれの冗長フューズの両端と
前記既存のパッドとの間に接続され、制御情報に応答し
て所定の組の冗長フューズの両端と既存のパッドとを選
択的に接続する選択制御回路を設けた請求項2記載の半
導体記憶装置。 - 【請求項4】 電源電位と接地電位との間に設けられ、
高電流を流すことにより切断される材料で構成された冗
長フューズと、 制御信号に応答して前記電源電位と冗長フューズとの間
の接続を制御する制御回路とこの冗長フューズの一方の
電極側のノードに接続され、接続されたノードの電位に
応答して信号を出力する検知回路と、 この検知回路の出力した信号に応答して、入力されるデ
ータを通常使用するメモリセルまたは冗長メモリセルの
いずれかへ選択的に転送するセレクタ回路とから構成さ
れる冗長回路を複数有し、 高電圧発生回路と、 前記複数の冗長回路におけるそれぞれの冗長フューズの
両端及び制御回路に接続され、前記複数の冗長回路のう
ち所定の冗長回路を選択する選択制御回路と前記選択制
御回路及び高電圧発生回路に接続され、この高電圧発生
回路と前記選択制御回路を選択的に接続する接続制御回
路とを有する半導体記憶装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10343966A JP2000173291A (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | 半導体記憶装置 |
US09/449,471 US6130851A (en) | 1998-12-03 | 1999-11-29 | Semiconductor memory having a redundancy fuse broken by an electric current |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10343966A JP2000173291A (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000173291A true JP2000173291A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18365621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10343966A Withdrawn JP2000173291A (ja) | 1998-12-03 | 1998-12-03 | 半導体記憶装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6130851A (ja) |
JP (1) | JP2000173291A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008047215A (ja) * | 2006-08-16 | 2008-02-28 | Fujitsu Ltd | アンチヒューズ書込電圧発生回路を内蔵する半導体メモリ装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6930934B2 (en) * | 2003-10-28 | 2005-08-16 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. | High efficiency redundancy architecture in SRAM compiler |
US7310278B2 (en) * | 2006-05-04 | 2007-12-18 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for in-system redundant array repair on integrated circuits |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2600435B2 (ja) * | 1990-05-08 | 1997-04-16 | 松下電器産業株式会社 | 冗長救済回路 |
US5293564A (en) * | 1991-04-30 | 1994-03-08 | Texas Instruments Incorporated | Address match scheme for DRAM redundancy scheme |
JPH0574190A (ja) * | 1991-09-12 | 1993-03-26 | Hitachi Ltd | ヒユーズ回路、冗長救済判定回路、及び半導体記憶装置 |
JPH07169293A (ja) * | 1993-12-14 | 1995-07-04 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体記憶装置 |
KR0157345B1 (ko) * | 1995-06-30 | 1998-12-01 | 김광호 | 반도체 메모리 소자의 전기 휴즈셀 |
KR100204340B1 (ko) * | 1996-06-19 | 1999-06-15 | 윤종용 | 메모리 장치의 모드 셋팅 회로 |
US5844296A (en) * | 1996-09-20 | 1998-12-01 | Mosel Vitelic Corporation | Space saving laser programmable fuse layout |
-
1998
- 1998-12-03 JP JP10343966A patent/JP2000173291A/ja not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-11-29 US US09/449,471 patent/US6130851A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008047215A (ja) * | 2006-08-16 | 2008-02-28 | Fujitsu Ltd | アンチヒューズ書込電圧発生回路を内蔵する半導体メモリ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6130851A (en) | 2000-10-10 |
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Date | Code | Title | Description |
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