JP2000170882A - インボリュ―ト歯車装置,スタ―タ、およびエンジンの始動機構 - Google Patents
インボリュ―ト歯車装置,スタ―タ、およびエンジンの始動機構Info
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- JP2000170882A JP2000170882A JP11278162A JP27816299A JP2000170882A JP 2000170882 A JP2000170882 A JP 2000170882A JP 11278162 A JP11278162 A JP 11278162A JP 27816299 A JP27816299 A JP 27816299A JP 2000170882 A JP2000170882 A JP 2000170882A
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- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】歯車の噛合い性を悪化させることなく、歯の端
面の摩耗を防止して歯車装置の耐久性を大幅に向上させ
る。 【解決手段】駆動歯車の歯の反回転方向歯面側面取り部
と端面との稜線,従動歯車の歯の回転方向歯面側面取り
部と端面との稜線が、軸方向から見たときに、それぞれ
の歯形インボリュート曲線と同一形状のインボリュート
曲線となるように、面取り部を設ける。
面の摩耗を防止して歯車装置の耐久性を大幅に向上させ
る。 【解決手段】駆動歯車の歯の反回転方向歯面側面取り部
と端面との稜線,従動歯車の歯の回転方向歯面側面取り
部と端面との稜線が、軸方向から見たときに、それぞれ
の歯形インボリュート曲線と同一形状のインボリュート
曲線となるように、面取り部を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インボリュート歯
車装置,スタータ、およびエンジンの始動機構に係わ
り、特に、駆動歯車と従動歯車の少なくとも一方が、軸
方向に摺動して噛合いと離脱を行うインボリュート歯車
装置、およびこれを用いたスタータ,エンジンの始動機
構に関する。
車装置,スタータ、およびエンジンの始動機構に係わ
り、特に、駆動歯車と従動歯車の少なくとも一方が、軸
方向に摺動して噛合いと離脱を行うインボリュート歯車
装置、およびこれを用いたスタータ,エンジンの始動機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】駆動歯車と従動歯車を備え、駆動歯車を
軸方向に摺動して噛合い、離脱を行い、駆動歯車の歯面
と端面の稜線部の反回転方向に面取りが施され、従動歯
車の歯面と端面の稜線部の回転方向に面取りが施された
インボリュート歯車装置は、自動車等のエンジンの始動
機構に使用されている。駆動歯車であるピニオンの歯の
反回転方向歯面側面取り部と、従動歯車であるリングギ
ヤの歯の回転方向歯面側面取り部の大きさは、歯の軸方
向から見たとき、歯の端面部の面積の3割程度から場合
によっては5割以上の大きな面取りが施されている。こ
のインボリュート歯車装置をエンジンを始動するスター
タに応用した例として、特開昭62−85172号公報に記載
されている技術が知られている。このスタータは、駆動
歯車であるスタータのピニオンを軸方向に摺動,回転し
て、従動歯車であるリングギヤと噛合わせ、エンジンを
始動するものである。
軸方向に摺動して噛合い、離脱を行い、駆動歯車の歯面
と端面の稜線部の反回転方向に面取りが施され、従動歯
車の歯面と端面の稜線部の回転方向に面取りが施された
インボリュート歯車装置は、自動車等のエンジンの始動
機構に使用されている。駆動歯車であるピニオンの歯の
反回転方向歯面側面取り部と、従動歯車であるリングギ
ヤの歯の回転方向歯面側面取り部の大きさは、歯の軸方
向から見たとき、歯の端面部の面積の3割程度から場合
によっては5割以上の大きな面取りが施されている。こ
のインボリュート歯車装置をエンジンを始動するスター
タに応用した例として、特開昭62−85172号公報に記載
されている技術が知られている。このスタータは、駆動
歯車であるスタータのピニオンを軸方向に摺動,回転し
て、従動歯車であるリングギヤと噛合わせ、エンジンを
始動するものである。
【0003】また、このようなインボリュート歯車装置
の歯車の面取りの形状に関するものとして特開平3−285
65号公報,面取りの加工方法に関するものとして特開平
4−146022号公報,特開平2−152719号公報がある。
の歯車の面取りの形状に関するものとして特開平3−285
65号公報,面取りの加工方法に関するものとして特開平
4−146022号公報,特開平2−152719号公報がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭62−85172
号公報に記載されている従来技術では、駆動歯車である
ピニオンの歯の反回転方向歯面側面取り部と、従動歯車
であるリングギヤの歯の回転方向歯面側面取り部が、歯
の中心線と平行な面取りとなっており、スタータの動作
時に、駆動歯車であるピニオンと従動歯車であるリング
ギヤの歯の端面が衝突したときに、歯の端面の接触部の
接触面積が小さく、接触部の接触面圧が高くなる。この
ため、歯の端面の摩耗が促進され、耐久性において不利
となる。
号公報に記載されている従来技術では、駆動歯車である
ピニオンの歯の反回転方向歯面側面取り部と、従動歯車
であるリングギヤの歯の回転方向歯面側面取り部が、歯
の中心線と平行な面取りとなっており、スタータの動作
時に、駆動歯車であるピニオンと従動歯車であるリング
ギヤの歯の端面が衝突したときに、歯の端面の接触部の
接触面積が小さく、接触部の接触面圧が高くなる。この
ため、歯の端面の摩耗が促進され、耐久性において不利
となる。
【0005】そこで、ピニオンとリングギヤの歯の端面
が衝突したときに、歯の端面の接触部の接触面積を大き
く確保して、接触部の接触面圧を低減するために、ピニ
オンの歯の反回転方向歯面側面取り部と、リングギヤの
歯の回転方向歯面側面取り部を小さくすることが考えら
れるが、ピニオンが回転を始めて、ピニオンとリングギ
ヤの歯の端面の衝突が解除される位置から、ピニオンと
リングギヤの歯が噛合うまでにピニオンが回転できる角
度が小さくなり、ピニオンの噛合い性能が低下してしま
うという新たな問題が生じる。
が衝突したときに、歯の端面の接触部の接触面積を大き
く確保して、接触部の接触面圧を低減するために、ピニ
オンの歯の反回転方向歯面側面取り部と、リングギヤの
歯の回転方向歯面側面取り部を小さくすることが考えら
れるが、ピニオンが回転を始めて、ピニオンとリングギ
ヤの歯の端面の衝突が解除される位置から、ピニオンと
リングギヤの歯が噛合うまでにピニオンが回転できる角
度が小さくなり、ピニオンの噛合い性能が低下してしま
うという新たな問題が生じる。
【0006】また、先出の特開平3−28565号公報に記載
されたインボリュート歯車装置の歯車の面取りの形状に
関する技術は、単に歯先を斜めに削除したものであっ
て、上述のような問題点を解決できるものではない。
されたインボリュート歯車装置の歯車の面取りの形状に
関する技術は、単に歯先を斜めに削除したものであっ
て、上述のような問題点を解決できるものではない。
【0007】本発明の目的は、歯車の噛合い性を悪化さ
せることなく、歯の端面の摩耗を防止して歯車装置の耐
久性を大幅に向上することにある。
せることなく、歯の端面の摩耗を防止して歯車装置の耐
久性を大幅に向上することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、駆動歯車の
歯の反回転方向歯面側面取り部と端面との稜線,従動歯
車の歯の回転方向歯面側面取り部と端面との稜線が、軸
方向から見たときに、それぞれの歯形インボリュート曲
線と同一形状のインボリュート曲線となるように、面取
り部を設けることにより達成される。
歯の反回転方向歯面側面取り部と端面との稜線,従動歯
車の歯の回転方向歯面側面取り部と端面との稜線が、軸
方向から見たときに、それぞれの歯形インボリュート曲
線と同一形状のインボリュート曲線となるように、面取
り部を設けることにより達成される。
【0009】また、上記目的は、駆動歯車の歯の反回転
方向歯面側面取り部と端面との第一の稜線と、歯の先端
面取り部と端面との第二の稜線とが交差する点を第一の
交点とし、この第一の交点を通り駆動歯車の歯形インボ
リュート曲線と同一形状のインボリュート曲線と、駆動
歯車と従動歯車との中心距離から従動歯車の歯先円半径
を差し引いた距離を半径とする駆動歯車と同軸上の仮想
円筒とが交差する点を第二の交点とし、第一の稜線と仮
想円筒とが交差する点を第三の交点とし、第一の交点と
第二の交点との間で形成される仮想線分と第一の交点と
第三の交点の間で形成される仮想線分とのなす角が2度
以下となるように、駆動歯車の歯の反回転方向歯面側面
取り部を設ける構成とすることにより、達成される。
方向歯面側面取り部と端面との第一の稜線と、歯の先端
面取り部と端面との第二の稜線とが交差する点を第一の
交点とし、この第一の交点を通り駆動歯車の歯形インボ
リュート曲線と同一形状のインボリュート曲線と、駆動
歯車と従動歯車との中心距離から従動歯車の歯先円半径
を差し引いた距離を半径とする駆動歯車と同軸上の仮想
円筒とが交差する点を第二の交点とし、第一の稜線と仮
想円筒とが交差する点を第三の交点とし、第一の交点と
第二の交点との間で形成される仮想線分と第一の交点と
第三の交点の間で形成される仮想線分とのなす角が2度
以下となるように、駆動歯車の歯の反回転方向歯面側面
取り部を設ける構成とすることにより、達成される。
【0010】また、上記目的は、従動歯車の歯の回転方
向歯面側面取り部と端面との第一の稜線と、歯の先端面
取り部と端面との第二の稜線とが交差する点を第一の交
点とし、この第一の交点を通り従動歯車の歯形インボリ
ュート曲線と同一形状のインボリュート曲線と、駆動歯
車と従動歯車との中心距離から駆動歯車の歯先円半径を
差し引いた距離を半径とする従動歯車と同軸上の仮想円
筒とが交差する点を第二の交点とし、第一の稜線と仮想
円筒とが交差する点を第三の交点とし、第一の交点と第
二の交点との間で形成される仮想線分と第一の交点と第
三の交点の間で形成される仮想線分とのなす角が2度以
下となるように、従動歯車の歯の回転方向歯面側面取り
部を設ける構成とすることにより、達成される。
向歯面側面取り部と端面との第一の稜線と、歯の先端面
取り部と端面との第二の稜線とが交差する点を第一の交
点とし、この第一の交点を通り従動歯車の歯形インボリ
ュート曲線と同一形状のインボリュート曲線と、駆動歯
車と従動歯車との中心距離から駆動歯車の歯先円半径を
差し引いた距離を半径とする従動歯車と同軸上の仮想円
筒とが交差する点を第二の交点とし、第一の稜線と仮想
円筒とが交差する点を第三の交点とし、第一の交点と第
二の交点との間で形成される仮想線分と第一の交点と第
三の交点の間で形成される仮想線分とのなす角が2度以
下となるように、従動歯車の歯の回転方向歯面側面取り
部を設ける構成とすることにより、達成される。
【0011】その結果、駆動歯車であるピニオンの歯の
反回転方向歯面側面取り部と、従動歯車であるリングギ
ヤの歯の回転方向歯面側面取り部の形状を最適化して、
ピニオンとリングギヤの歯の端面の衝突が解除される位
置から、ピニオンとリングギヤの歯が噛合うまでにピニ
オンが回転できる角度を確保しながら、歯の端面の接触
部の接触面積を確保し、接触面圧を低減することで、歯
の端面の摩耗を防止して耐久性を向上することができ
る。
反回転方向歯面側面取り部と、従動歯車であるリングギ
ヤの歯の回転方向歯面側面取り部の形状を最適化して、
ピニオンとリングギヤの歯の端面の衝突が解除される位
置から、ピニオンとリングギヤの歯が噛合うまでにピニ
オンが回転できる角度を確保しながら、歯の端面の接触
部の接触面積を確保し、接触面圧を低減することで、歯
の端面の摩耗を防止して耐久性を向上することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0013】なお、図面の中の図形に関する記号の定義
を以下にまとめて記載する。
を以下にまとめて記載する。
【0014】 La…駆動歯車1と従動歯車2の中心距離 R1…駆動歯車1の歯先円半径 R2…従動歯車2の歯先円半径 B1…歯1aの歯面側面取り部1bと端面1dの稜線 B2…歯1aの先端面取り部1cと端面1dの稜線 P1…稜線B1と稜線B2の交点 C1…中心距離Laから従動歯車1の歯先円半径R2を
差し引いた距離L1(L1=La−R2)を半径とする
駆動歯車1と同軸の仮想円筒 G1…駆動歯車1の基礎円 A1…駆動歯車1の歯形インボリュート曲線と同一形状
のインボリュート曲線で交点P1を通るインボリュート
曲線 P2…インボリュート曲線A1と仮想円筒C1との交点 P3…稜線B1と仮想円筒C1との交点 θ1…線分P1−P2と線分P1−P3のなす角度 B3…歯2aの歯面側面取り部2bと端面2dの稜線 B4…歯2aの先端面取り部2cと端面2dの稜線 P4…稜線B3と稜線B4の交点 C2…中心距離Laから駆動歯車2の歯先円半径R1を
差し引いた距離L2(L2=La−R1)を半径とする
従動歯車2と同軸の仮想円筒 G2…従動歯車2の基礎円 A2…従動歯車2の歯形インボリュート曲線と同一形状
のインボリュート曲線で交点P4を通るインボリュート
曲線 P5…インボリュート曲線A2と仮想円筒C2との交点 P6…稜線B3と仮想円筒C2との交点 θ2…線分P4−P5と線分P4−P6のなす角度 θe…駆動歯車1と従動歯車2の歯の端面どうしの接触
がなくなる位置から、駆動歯車1が従動歯車2に噛合う
位置までに駆動歯車1が回転する角度 Le…駆動歯車1が従動歯車2に噛合うときの軸方向の
移動距離 B5…歯1aの反回転方向歯元側面取り部1eと端面1
dの稜線 B6…歯1aの反回転方向先端側面取り部1fと端面1
dの稜線 P7…稜線B5と稜線B6の交点 P8…稜線B5と仮想円筒C1との交点 P9…稜線B6と歯形曲線との交点 A3…駆動歯車1の歯形インボリュート曲線と同一形状
のインボリュート曲線で稜線B5と稜線B6の面取り側
に存在するインボリュート曲線 A4…駆動歯車1の歯形インボリュート曲線と同一形状
のインボリュート曲線で稜線B5と稜線B6の端面側に
存在するインボリュート曲線 図11は、自動車等のスタータのピニオンとリングギヤ
からなる始動機構の構成を示す側面図である。電動機7
を有するスタータ6には、電動機7で回転されるピニオ
ンである駆動歯車1が設けられ、駆動歯車1が軸方向に
移動して、図示しないエンジンのクランクシャフトに連
結した軸5に取り付けられたリングギヤである従動歯車
2と噛合ってクランクシャフトが回転し、エンジンが始
動する。図1は図11に示した始動機構の歯車装置の構
成例を示す側面図である。駆動歯車1は軸4を中心とし
て軸4の回転とともに回転するとともに軸方向に移動で
きるようになっている。従動歯車2は軸5を中心として
回転し軸5も回転する。駆動歯車1と従動歯車2は中心
距離Laを隔てて相対しており、駆動歯車1が軸4の軸
方向に摺動、回転して従動歯車2との噛合い、離脱を行
う。その結果、軸4の回転が駆動歯車1から従動歯車2
に伝わり、軸5に伝わる。
差し引いた距離L1(L1=La−R2)を半径とする
駆動歯車1と同軸の仮想円筒 G1…駆動歯車1の基礎円 A1…駆動歯車1の歯形インボリュート曲線と同一形状
のインボリュート曲線で交点P1を通るインボリュート
曲線 P2…インボリュート曲線A1と仮想円筒C1との交点 P3…稜線B1と仮想円筒C1との交点 θ1…線分P1−P2と線分P1−P3のなす角度 B3…歯2aの歯面側面取り部2bと端面2dの稜線 B4…歯2aの先端面取り部2cと端面2dの稜線 P4…稜線B3と稜線B4の交点 C2…中心距離Laから駆動歯車2の歯先円半径R1を
差し引いた距離L2(L2=La−R1)を半径とする
従動歯車2と同軸の仮想円筒 G2…従動歯車2の基礎円 A2…従動歯車2の歯形インボリュート曲線と同一形状
のインボリュート曲線で交点P4を通るインボリュート
曲線 P5…インボリュート曲線A2と仮想円筒C2との交点 P6…稜線B3と仮想円筒C2との交点 θ2…線分P4−P5と線分P4−P6のなす角度 θe…駆動歯車1と従動歯車2の歯の端面どうしの接触
がなくなる位置から、駆動歯車1が従動歯車2に噛合う
位置までに駆動歯車1が回転する角度 Le…駆動歯車1が従動歯車2に噛合うときの軸方向の
移動距離 B5…歯1aの反回転方向歯元側面取り部1eと端面1
dの稜線 B6…歯1aの反回転方向先端側面取り部1fと端面1
dの稜線 P7…稜線B5と稜線B6の交点 P8…稜線B5と仮想円筒C1との交点 P9…稜線B6と歯形曲線との交点 A3…駆動歯車1の歯形インボリュート曲線と同一形状
のインボリュート曲線で稜線B5と稜線B6の面取り側
に存在するインボリュート曲線 A4…駆動歯車1の歯形インボリュート曲線と同一形状
のインボリュート曲線で稜線B5と稜線B6の端面側に
存在するインボリュート曲線 図11は、自動車等のスタータのピニオンとリングギヤ
からなる始動機構の構成を示す側面図である。電動機7
を有するスタータ6には、電動機7で回転されるピニオ
ンである駆動歯車1が設けられ、駆動歯車1が軸方向に
移動して、図示しないエンジンのクランクシャフトに連
結した軸5に取り付けられたリングギヤである従動歯車
2と噛合ってクランクシャフトが回転し、エンジンが始
動する。図1は図11に示した始動機構の歯車装置の構
成例を示す側面図である。駆動歯車1は軸4を中心とし
て軸4の回転とともに回転するとともに軸方向に移動で
きるようになっている。従動歯車2は軸5を中心として
回転し軸5も回転する。駆動歯車1と従動歯車2は中心
距離Laを隔てて相対しており、駆動歯車1が軸4の軸
方向に摺動、回転して従動歯車2との噛合い、離脱を行
う。その結果、軸4の回転が駆動歯車1から従動歯車2
に伝わり、軸5に伝わる。
【0015】このインボリュート歯車装置を自動車等の
エンジンのスタータに用いた場合は、軸4がスタータの
電動機に、軸5がエンジンのクランクシャフトに接続さ
れているので、電動機の回転がエンジンのクランクシャ
フトを回転させて、エンジンが始動する。
エンジンのスタータに用いた場合は、軸4がスタータの
電動機に、軸5がエンジンのクランクシャフトに接続さ
れているので、電動機の回転がエンジンのクランクシャ
フトを回転させて、エンジンが始動する。
【0016】図2から図6に本発明の第1の実施例を示
す。
す。
【0017】図2は、駆動歯車1の面取り形状を示す斜
視図である。駆動歯車1の歯1aの反回転方向歯面側面
取り部1bと端面1dとの稜線B1は、軸方向から見た
ときに、駆動歯車1の歯形インボリュート曲線と同一形
状のインボリュート曲線となっている。
視図である。駆動歯車1の歯1aの反回転方向歯面側面
取り部1bと端面1dとの稜線B1は、軸方向から見た
ときに、駆動歯車1の歯形インボリュート曲線と同一形
状のインボリュート曲線となっている。
【0018】図3は、従動歯車2の面取り形状を示す斜
視図である。従動歯車2の歯2aの回転方向歯面側面取
り部2bと端面2dとの稜線B2は、軸方向から見たと
きに、従動歯車2の歯形インボリュート曲線と同一形状
のインボリュート曲線となっている。
視図である。従動歯車2の歯2aの回転方向歯面側面取
り部2bと端面2dとの稜線B2は、軸方向から見たと
きに、従動歯車2の歯形インボリュート曲線と同一形状
のインボリュート曲線となっている。
【0019】次に、このように構成された装置の動作に
ついて説明する。図4は、駆動歯車1と従動歯車2の動
作時の噛合い状態を表し、(a)は正面図、(b)は
(a)のV−V断面図である。図5は、同じく、駆動歯
車1と従動歯車2の動作時の噛合い状態を表し、(a)
は正面図、(b)は(a)のW−W断面図である。図6
は、同じく、駆動歯車1と従動歯車2の動作時の噛合い
状態を表し、(a)は正面図、(b)は(a)のX−X
断面図である。図7は、従来技術における駆動歯車1と
従動歯車2の動作時の噛合い状態を表し、(a)は正面
図、(b)は(a)のY−Y断面図である。
ついて説明する。図4は、駆動歯車1と従動歯車2の動
作時の噛合い状態を表し、(a)は正面図、(b)は
(a)のV−V断面図である。図5は、同じく、駆動歯
車1と従動歯車2の動作時の噛合い状態を表し、(a)
は正面図、(b)は(a)のW−W断面図である。図6
は、同じく、駆動歯車1と従動歯車2の動作時の噛合い
状態を表し、(a)は正面図、(b)は(a)のX−X
断面図である。図7は、従来技術における駆動歯車1と
従動歯車2の動作時の噛合い状態を表し、(a)は正面
図、(b)は(a)のY−Y断面図である。
【0020】駆動歯車1を従動歯車2側に移送すると
き、駆動歯車1の歯1aの端面1dと従動歯車2の歯2
aの端面2dが衝突しない場合には、駆動歯車1はその
まま従動歯車2に噛合う。また、図4に示すように、駆
動歯車1の歯1aの端面1dと従動歯車2の歯2aの端
面2dが衝突した場合には、駆動歯車1が従動歯車2に
押し付けられた状態で駆動歯車1が回転し、図5に示す
位置で駆動歯車1の歯1aの端面1dと従動歯車2の歯
2aの端面2dの干渉がなくなる。駆動歯車1がさらに
回転すると、図6に示すように、駆動歯車1は回転しな
がら軸方向に移動して従動歯車2に噛合う。
き、駆動歯車1の歯1aの端面1dと従動歯車2の歯2
aの端面2dが衝突しない場合には、駆動歯車1はその
まま従動歯車2に噛合う。また、図4に示すように、駆
動歯車1の歯1aの端面1dと従動歯車2の歯2aの端
面2dが衝突した場合には、駆動歯車1が従動歯車2に
押し付けられた状態で駆動歯車1が回転し、図5に示す
位置で駆動歯車1の歯1aの端面1dと従動歯車2の歯
2aの端面2dの干渉がなくなる。駆動歯車1がさらに
回転すると、図6に示すように、駆動歯車1は回転しな
がら軸方向に移動して従動歯車2に噛合う。
【0021】図7に示すように、従来の技術の駆動歯車
1の歯1aの反回転方向歯面側面取り部1bと従動歯車
2の歯2aの回転方向歯面側面取り部2bが、それぞれ
の歯の中心線と平行な面取りになっていると、駆動歯車
1と従動歯車2のそれぞれの歯の端面が衝突したとき
に、歯の端面の接触部3c,3dの接触面積S3,S4
の合計値(S3+S4)が小さく、接触部3c,3dの
接触面圧が高くなる。
1の歯1aの反回転方向歯面側面取り部1bと従動歯車
2の歯2aの回転方向歯面側面取り部2bが、それぞれ
の歯の中心線と平行な面取りになっていると、駆動歯車
1と従動歯車2のそれぞれの歯の端面が衝突したとき
に、歯の端面の接触部3c,3dの接触面積S3,S4
の合計値(S3+S4)が小さく、接触部3c,3dの
接触面圧が高くなる。
【0022】これに対し、本発明の場合には、図4にお
ける歯の端面の接触部3a,3bの接触面積S1,S2
の合計値は(S1+S2)となり、これらの接触部の接
触面積は(S1+S2>S3+S4)の関係となり、従
来の技術よりも歯の端面の接触部の接触面積を大きく確
保して、接触部の接触面圧を低減することで、歯の端面
の摩耗を防止することができる。しかも、駆動歯車1と
従動歯車2の歯の端面どうしの接触がなくなる図5に示
す位置から、駆動歯車1が従動歯車2に噛合う図6に示
す位置までに駆動歯車1が回転する角度θeは、従来の
技術の場合と同等の角度を確保できるので、駆動歯車1
が従動歯車2に噛合うときの軸方向の移動距離Leも従
来の技術の場合と同等であり、駆動歯車1の噛合い性が
悪化することはない。
ける歯の端面の接触部3a,3bの接触面積S1,S2
の合計値は(S1+S2)となり、これらの接触部の接
触面積は(S1+S2>S3+S4)の関係となり、従
来の技術よりも歯の端面の接触部の接触面積を大きく確
保して、接触部の接触面圧を低減することで、歯の端面
の摩耗を防止することができる。しかも、駆動歯車1と
従動歯車2の歯の端面どうしの接触がなくなる図5に示
す位置から、駆動歯車1が従動歯車2に噛合う図6に示
す位置までに駆動歯車1が回転する角度θeは、従来の
技術の場合と同等の角度を確保できるので、駆動歯車1
が従動歯車2に噛合うときの軸方向の移動距離Leも従
来の技術の場合と同等であり、駆動歯車1の噛合い性が
悪化することはない。
【0023】以上のように、本発明の第1の実施例によ
れば、歯車の噛合い性を悪化させることなく、歯の端面
の摩耗を防止して歯車装置の耐久性を大幅に向上するこ
とができる。
れば、歯車の噛合い性を悪化させることなく、歯の端面
の摩耗を防止して歯車装置の耐久性を大幅に向上するこ
とができる。
【0024】図8から図9に、本発明の第2の実施例を
示し、図8は駆動歯車1の面取り形状を示す正面図、図
9は従動歯車2の面取り形状を示す正面図である。図8
は、駆動歯車1の歯1aを軸方向から見たときの形状を
示している。
示し、図8は駆動歯車1の面取り形状を示す正面図、図
9は従動歯車2の面取り形状を示す正面図である。図8
は、駆動歯車1の歯1aを軸方向から見たときの形状を
示している。
【0025】図8において、歯1aの反回転方向歯面側
面取り部1bと端面1dの稜線をB1とし、歯1aの先
端面取り部1cと端面1dの稜線をB2とし、稜線B1
と稜線B2の交点をP1とする。駆動歯車1と従動歯車
2の中心距離Laから従動歯車2の歯先円半径R2を差
し引いた距離L1(L1=La−R2)を半径とする駆動
歯車1と同軸の仮想円筒をC1とする。基礎円の中心が
駆動歯車1の中心軸上にあり、駆動歯車1の歯形インボ
リュート曲線と同一形状のインボリュート曲線のなか
で、交点P1を通るインボリュート曲線をA1とする。
インボリュート曲線A1と仮想円筒C1との交点をP2
とし、稜線B1と仮想円筒C1との交点をP3とすると
き、線分P1−P2と線分P1−P3のなす角度θ1が
2度以下となるように駆動歯車1の歯1aの反回転方向
歯面側面取り部1bが設けられている。
面取り部1bと端面1dの稜線をB1とし、歯1aの先
端面取り部1cと端面1dの稜線をB2とし、稜線B1
と稜線B2の交点をP1とする。駆動歯車1と従動歯車
2の中心距離Laから従動歯車2の歯先円半径R2を差
し引いた距離L1(L1=La−R2)を半径とする駆動
歯車1と同軸の仮想円筒をC1とする。基礎円の中心が
駆動歯車1の中心軸上にあり、駆動歯車1の歯形インボ
リュート曲線と同一形状のインボリュート曲線のなか
で、交点P1を通るインボリュート曲線をA1とする。
インボリュート曲線A1と仮想円筒C1との交点をP2
とし、稜線B1と仮想円筒C1との交点をP3とすると
き、線分P1−P2と線分P1−P3のなす角度θ1が
2度以下となるように駆動歯車1の歯1aの反回転方向
歯面側面取り部1bが設けられている。
【0026】そして、駆動歯車1の歯の反回転方向歯面
側面取り部1bと端面1dとの稜線は、少なくとも直
線,歯の歯面側に凸の円弧、歯底側の方が曲率半径の小
さい歯面側に凸のクロソイド曲線のいずれかにするとよ
い。
側面取り部1bと端面1dとの稜線は、少なくとも直
線,歯の歯面側に凸の円弧、歯底側の方が曲率半径の小
さい歯面側に凸のクロソイド曲線のいずれかにするとよ
い。
【0027】図9は、従動歯車2の歯2aを軸方向から
見たときの形状を示している。図9において、歯2aの
回転方向歯面側面取り部2bと端面2dの稜線をB3と
し、歯2aの先端面取り部2cと端面2dの稜線をB4
とし、稜線B3と稜線B4の交点をP4とする。駆動歯
車1と従動歯車2の中心距離Laから駆動歯車1の歯先
円半径R1を差し引いた距離L2(L2=La−R1)を
半径とする従動歯車2と同軸の仮想円筒をC2とする。
基礎円の中心が従動歯車2の中心軸上にあり、従動歯車
2の歯形インボリュート曲線と同一形状のインボリュー
ト曲線のなかで、交点P4を通るインボリュート曲線を
A2とする。インボリュート曲線A2と仮想円筒C2と
の交点をP5とし、稜線B2と仮想円筒C2との交点を
P6とするとき、線分P4−P5と線分P4−P6のな
す角度θ2が2度以下となるように従動歯車2の歯2a
の回転方向歯面側面取り部2bが設けられている。
見たときの形状を示している。図9において、歯2aの
回転方向歯面側面取り部2bと端面2dの稜線をB3と
し、歯2aの先端面取り部2cと端面2dの稜線をB4
とし、稜線B3と稜線B4の交点をP4とする。駆動歯
車1と従動歯車2の中心距離Laから駆動歯車1の歯先
円半径R1を差し引いた距離L2(L2=La−R1)を
半径とする従動歯車2と同軸の仮想円筒をC2とする。
基礎円の中心が従動歯車2の中心軸上にあり、従動歯車
2の歯形インボリュート曲線と同一形状のインボリュー
ト曲線のなかで、交点P4を通るインボリュート曲線を
A2とする。インボリュート曲線A2と仮想円筒C2と
の交点をP5とし、稜線B2と仮想円筒C2との交点を
P6とするとき、線分P4−P5と線分P4−P6のな
す角度θ2が2度以下となるように従動歯車2の歯2a
の回転方向歯面側面取り部2bが設けられている。
【0028】そして、従動歯車2の歯の回転方向歯面側
面取り部2bと端面2dとの稜線は、少なくとも直線,
歯の歯面側に凸の円弧,歯底側の方が曲率半径の小さい
歯面側に凸のクロソイド曲線のいずれかにするとよい。
面取り部2bと端面2dとの稜線は、少なくとも直線,
歯の歯面側に凸の円弧,歯底側の方が曲率半径の小さい
歯面側に凸のクロソイド曲線のいずれかにするとよい。
【0029】このような駆動歯車1と従動歯車2の噛合
わせによっても、歯車の噛合い性を悪化させることな
く、歯の端面の摩耗を防止して歯車装置の耐久性を大幅
に向上することができる。
わせによっても、歯車の噛合い性を悪化させることな
く、歯の端面の摩耗を防止して歯車装置の耐久性を大幅
に向上することができる。
【0030】図10に、本発明の第3の実施例を示し、
図10は駆動歯車1の面取り形状を示す正面図である。
図10は、駆動歯車1の歯1aを軸方向から見たときの
形状を示している。
図10は駆動歯車1の面取り形状を示す正面図である。
図10は、駆動歯車1の歯1aを軸方向から見たときの
形状を示している。
【0031】図10において、歯1aの反回転方向歯元
側面取り部1eと端面1dの稜線をB5とし、歯1aの
反回転方向先端側面取り部1fと端面1dの稜線をB6
とし、稜線B5と稜線B6の交点をP7とする。駆動歯
車1と従動歯車2の中心距離Laから従動歯車2の歯先
円半径R2を差し引いた距離L1(L1=La−R2)を
半径とする駆動歯車1と同軸の仮想円筒をC1とし、稜
線B5と仮想円筒C1とが交差する点をP8とする。ま
た、稜線B6と歯形曲線との交点をP9とする。また、
駆動歯車1を軸方向から見たときに、稜線B5と稜線B
6の面取り側に存在する駆動歯車1の歯形インボリュー
ト曲線と同一形状のインボリュート曲線A3と、稜線B
5と稜線B6の端面側に存在する駆動歯車1の歯形イン
ボリュート曲線と同一形状のインボリュート曲線A4と
が、駆動歯車1の回転方向に互いに2度ずれた位置に存
在して、交点P7,交点P8及び交点P9はインボリュ
ート曲線A3とインボリュート曲線A4との間に存在し
ている。
側面取り部1eと端面1dの稜線をB5とし、歯1aの
反回転方向先端側面取り部1fと端面1dの稜線をB6
とし、稜線B5と稜線B6の交点をP7とする。駆動歯
車1と従動歯車2の中心距離Laから従動歯車2の歯先
円半径R2を差し引いた距離L1(L1=La−R2)を
半径とする駆動歯車1と同軸の仮想円筒をC1とし、稜
線B5と仮想円筒C1とが交差する点をP8とする。ま
た、稜線B6と歯形曲線との交点をP9とする。また、
駆動歯車1を軸方向から見たときに、稜線B5と稜線B
6の面取り側に存在する駆動歯車1の歯形インボリュー
ト曲線と同一形状のインボリュート曲線A3と、稜線B
5と稜線B6の端面側に存在する駆動歯車1の歯形イン
ボリュート曲線と同一形状のインボリュート曲線A4と
が、駆動歯車1の回転方向に互いに2度ずれた位置に存
在して、交点P7,交点P8及び交点P9はインボリュ
ート曲線A3とインボリュート曲線A4との間に存在し
ている。
【0032】このような駆動歯車1によっても、歯車の
噛合い性を悪化させることなく、歯の端面の摩耗を防止
して歯車装置の耐久性を大幅に向上することができる。
噛合い性を悪化させることなく、歯の端面の摩耗を防止
して歯車装置の耐久性を大幅に向上することができる。
【0033】以上のように、実施例に記載された構成に
よって、歯車の噛合い性を悪化させることなく、歯車噛
合い時に駆動歯車と従動歯車の歯の端面が衝突した場合
の歯の端面の接触部の接触面積を確保して、接触部の接
触面圧を低減することで、駆動歯車と従動歯車の歯の端
面の摩耗を防止して歯車装置の耐久性を大幅に向上する
ことができる。
よって、歯車の噛合い性を悪化させることなく、歯車噛
合い時に駆動歯車と従動歯車の歯の端面が衝突した場合
の歯の端面の接触部の接触面積を確保して、接触部の接
触面圧を低減することで、駆動歯車と従動歯車の歯の端
面の摩耗を防止して歯車装置の耐久性を大幅に向上する
ことができる。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、歯
車の噛合い性を悪化させることなく、歯の端面の摩耗を
防止して歯車装置の耐久性を大幅に向上することができ
る。
車の噛合い性を悪化させることなく、歯の端面の摩耗を
防止して歯車装置の耐久性を大幅に向上することができ
る。
【図1】歯車装置の構成例を示す側面図。
【図2】本発明の第1の実施例を示し、駆動歯車の歯の
面取り形状を示す斜視図。
面取り形状を示す斜視図。
【図3】本発明の第1の実施例を示し、従動歯車の歯の
面取り形状を示す斜視図。
面取り形状を示す斜視図。
【図4】本発明の第1の実施例を示し、駆動歯車と従動
歯車の動作時の噛合い状態を表す正面図および断面図。
歯車の動作時の噛合い状態を表す正面図および断面図。
【図5】本発明の第1の実施例を示し、駆動歯車と従動
歯車の動作時の噛合い状態を表す正面図および断面図。
歯車の動作時の噛合い状態を表す正面図および断面図。
【図6】本発明の第1の実施例を示し、駆動歯車と従動
歯車の動作時の噛合い状態を表す正面図および断面図。
歯車の動作時の噛合い状態を表す正面図および断面図。
【図7】従来技術の駆動歯車と従動歯車の動作時の噛合
い状態を表す正面図および断面図。
い状態を表す正面図および断面図。
【図8】本発明の第2の実施例を示し、駆動歯車の歯の
面取り形状を示す正面図。
面取り形状を示す正面図。
【図9】本発明の第2の実施例を示し、従動歯車の歯の
面取り形状を示す正面図。
面取り形状を示す正面図。
【図10】本発明の第3の実施例を示し、駆動歯車の歯
の面取り形状を示す正面図。
の面取り形状を示す正面図。
【図11】スタータのピニオンとリングギヤからなる始
動機構の構成を示す側面図。
動機構の構成を示す側面図。
1…駆動歯車、1a,2a…歯、1b…反回転方向歯面
側面取り部、1c,2c…先端面取り部、1d,2d…
端面、2…従動歯車、2b…回転方向歯面側面取り部。
側面取り部、1c,2c…先端面取り部、1d,2d…
端面、2…従動歯車、2b…回転方向歯面側面取り部。
Claims (13)
- 【請求項1】それぞれの歯形がインボリュート歯形で構
成された駆動歯車と従動歯車とを備え、前記駆動歯車と
前記従動歯車の少なくとも一方が、軸方向に摺動して噛
合いと離脱を行い、前記駆動歯車の歯面と端面の稜線部
の反回転方向と、前記従動歯車の歯面と端面の稜線部の
回転方向のどちらか一方、または、両方に面取りが施さ
れたインボリュート歯車装置において、 前記駆動歯車の歯の反回転方向歯面側面取り部と前記従
動歯車の歯の回転方向歯面側面取り部がそれぞれの歯面
に沿って施され、それぞれの歯の歯面側面取り部と端面
との稜線が軸方向から見たときに、それぞれの歯形イン
ボリュート曲線と同一形状のインボリュート曲線で構成
されることを特徴とするインボリュート歯車装置。 - 【請求項2】前記駆動歯車の歯の反回転方向歯面側面取
り部と端面との稜線は、少なくとも直線,歯の歯面側に
凸の円弧,歯底側の方が曲率半径の小さい歯面側に凸の
クロソイド曲線のいずれかであることを特徴とする請求
項1に記載のインボリュート歯車装置。 - 【請求項3】前記従動歯車の歯の回転方向歯面側面取り
部と端面との稜線は、少なくとも直線,歯の歯面側に凸
の円弧,歯底側の方が曲率半径の小さい歯面側に凸のク
ロソイド曲線のいずれかであることを特徴とする請求項
1に記載のインボリュート歯車装置。 - 【請求項4】歯面と端面の稜線部の反回転方向に面取り
が施された歯形がインボリュート歯形で構成されるとと
もに回転軸の軸方向に摺動可能な駆動歯車と、該駆動歯
車を回転させる電動機とからなるスタータにおいて、 前記駆動歯車の歯の反回転方向歯面側面取り部と端面と
の稜線が軸方向から見たときに、歯形インボリュート曲
線と同一形状のインボリュート曲線で構成されることを
特徴とするスタータ。 - 【請求項5】それぞれの歯形がインボリュート歯形で構
成された駆動歯車と従動歯車とを備え、前記駆動歯車と
前記従動歯車の少なくとも一方が、軸方向に摺動して噛
合いと離脱を行い、前記駆動歯車の歯面と端面の稜線部
の反回転方向と、前記従動歯車の歯面と端面の稜線部の
回転方向のどちらか一方、または、両方に面取りが施さ
れたインボリュート歯車装置と、前記駆動歯車を回転さ
せる電動機とを備えたエンジンの始動機構において、 前記インボリュート歯車装置の前記駆動歯車の歯の反回
転方向歯面側面取り部と前記従動歯車の歯の回転方向歯
面側面取り部はそれぞれの歯面に沿って施され、それぞ
れの歯の歯面側面取り部と端面との稜線が軸方向から見
たときに、それぞれの歯形インボリュート曲線と同一形
状のインボリュート曲線で構成されることを特徴とする
エンジンの始動機構。 - 【請求項6】それぞれの歯形がインボリュート歯形で構
成された駆動歯車と従動歯車とを備え、前記駆動歯車と
前記従動歯車の少なくとも一方が、軸方向に摺動して噛
合いと離脱を行い、前記駆動歯車の歯面と端面の稜線部
の反回転方向と、前記従動歯車の歯面と端面の稜線部の
回転方向のどちらか一方、または、両方に面取りが施さ
れたインボリュート歯車装置において、 前記駆動歯車の歯の反回転方向歯面側面取り部と端面と
の第一の稜線と、前記歯の先端面取り部と端面との第二
の稜線とが交差する点を第一の交点とし、該第一の交点
を通り前記駆動歯車の歯形インボリュート曲線と同一形
状のインボリュート曲線と、前記駆動歯車と前記従動歯
車との中心距離から前記従動歯車の歯先円半径を差し引
いた距離を半径とする前記駆動歯車と同軸上の仮想円筒
とが交差する点を第二の交点とし、前記第一の稜線と前
記仮想円筒とが交差する点を第三の交点とし、前記第一
の交点と前記第二の交点との間で形成される仮想線分と
前記第一の交点と前記第三の交点の間で形成される仮想
線分とのなす角が2度以下となるように、前記駆動歯車
の歯の前記反回転方向歯面側面取り部を設けることを特
徴とするインボリュート歯車装置。 - 【請求項7】歯面と端面の稜線部の反回転方向に面取り
が施された歯形がインボリュート歯形で構成されるとと
もに回転軸の軸方向に摺動可能である駆動歯車と、該駆
動歯車を回転させる電動機とから少なくとも構成され、
エンジンに取り付けられた従動歯車を駆動してエンジン
を始動させるスタータにおいて、 前記駆動歯車の歯の反回転方向歯面側面取り部と端面と
の第一の稜線と、前記歯の先端面取り部と端面との第二
の稜線とが交差する点を第一の交点とし、該第一の交点
を通り前記駆動歯車の歯形インボリュート曲線と同一形
状のインボリュート曲線と、前記駆動歯車と前記従動歯
車との中心距離から前記従動歯車の歯先円半径を差し引
いた距離を半径とする前記駆動歯車と同軸上の仮想円筒
とが交差する点を第二の交点とし、前記第一の稜線と前
記仮想円筒とが交差する点を第三の交点とし、前記第一
の交点と前記第二の交点との間で形成される仮想線分と
前記第一の交点と前記第三の交点の間で形成される仮想
線分とのなす角が2度以下となるように、前記駆動歯車
の歯の前記反回転方向歯面側面取り部を設けることを特
徴とするスタータ。 - 【請求項8】それぞれの歯形がインボリュート歯形で構
成された駆動歯車と従動歯車とを備え、前記駆動歯車と
前記従動歯車の少なくとも一方が、軸方向に摺動して噛
合いと離脱を行い、前記駆動歯車の歯面と端面の稜線部
の反回転方向と、前記従動歯車の歯面と端面の稜線部の
回転方向のどちらか一方、または、両方に面取りが施さ
れたインボリュート歯車装置において、 前記従動歯車の歯の回転方向歯面側面取り部と端面との
第一の稜線と、前記歯の先端面取り部と端面との第二の
稜線とが交差する点を第一の交点とし、この第一の交点
を通り前記従動歯車の歯形インボリュート曲線と同一形
状のインボリュート曲線と、前記駆動歯車と前記従動歯
車との中心距離から前記駆動歯車の歯先円半径を差し引
いた距離を半径とする前記従動歯車と同軸上の仮想円筒
とが交差する点を第二の交点とし、前記第一の稜線と前
記仮想円筒とが交差する点を第三の交点とし、前記第一
の交点と前記第二の交点との間で形成される仮想線分と
前記第一の交点と前記第三の交点の間で形成される仮想
線分とのなす角が2度以下となるように、前記従動歯車
の歯の前記回転方向歯面側面取り部を設けることを特徴
とするインボリュート歯車装置。 - 【請求項9】それぞれの歯形がインボリュート歯形で構
成された駆動歯車と従動歯車とを備え、前記駆動歯車と
前記従動歯車の少なくとも一方が、軸方向に摺動して噛
合いと離脱を行い、前記駆動歯車の歯面と端面の稜線部
の反回転方向と、前記従動歯車の歯面と端面の稜線部の
回転方向のどちらか一方、または、両方に面取りが施さ
れたインボリュート歯車装置と、前記駆動歯車を回転さ
せる電動機とを備えたエンジンの始動機構において、 前記駆動歯車の歯の反回転方向歯面側面取り部と端面と
の第一の稜線と、前記歯の先端面取り部と端面との第二
の稜線とが交差する点を第一の交点とし、該第一の交点
を通り前記駆動歯車の歯形インボリュート曲線と同一形
状のインボリュート曲線と、前記駆動歯車と前記従動歯
車との中心距離から前記従動歯車の歯先円半径を差し引
いた距離を半径とする前記駆動歯車と同軸上の仮想円筒
とが交差する点を第二の交点とし、前記第一の稜線と前
記仮想円筒とが交差する点を第三の交点とし、前記第一
の交点と前記第二の交点との間で形成される仮想線分と
前記第一の交点と前記第三の交点の間で形成される仮想
線分とのなす角が2度以下となるように、前記駆動歯車
の歯の前記反回転方向歯面側面取り部を設けるととも
に、 前記従動歯車の歯の回転方向歯面側面取り部と端面との
第三の稜線と、前記歯の先端面取り部と端面との第四の
稜線とが交差する点を第四の交点とし、この第四の交点
を通り前記従動歯車の歯形インボリュート曲線と同一形
状のインボリュート曲線と、前記駆動歯車と前記従動歯
車との中心距離から前記駆動歯車の歯先円半径を差し引
いた距離を半径とする前記従動歯車と同軸上の仮想円筒
とが交差する点を第五の交点とし、前記第四の稜線と前
記仮想円筒とが交差する点を第六の交点とし、前記第四
の交点と前記第五の交点との間で形成される仮想線分と
前記第四の交点と前記第六の交点の間で形成される仮想
線分とのなす角が2度以下となるように、前記従動歯車
の歯の前記回転方向歯面側面取り部を設けることを特徴
とするエンジンの始動機構。 - 【請求項10】それぞれの歯形がインボリュート歯形で
構成された駆動歯車と従動歯車とを備え、前記駆動歯車
と前記従動歯車の少なくとも一方が、軸方向に摺動して
噛合いと離脱を行い、前記駆動歯車の歯面と端面の稜線
部の反回転方向と、前記従動歯車の歯面と端面の稜線部
の回転方向のどちらか一方、または、両方に面取りが施
されたインボリュート歯車装置において、 前記駆動歯車の歯の反回転方向歯元側面取り部と端面と
の第一の稜線と前記歯の反回転方向先端側面取り部と端
面との第二の稜線とが交差する点を第一の交点とし、前
記第一の稜線と、前記駆動歯車と前記従動歯車との中心
距離から前記従動歯車の歯先円半径を差し引いた距離を
半径とする仮想円筒とが交差する点を第二の交点とし、
前記第二の稜線と歯形曲線との交点を第三の交点とす
る。また、前記駆動歯車を軸方向から見たときに、前記
第一の稜線と前記第二の稜線の面取り側に存在する前記
駆動歯車の歯形インボリュート曲線と同一形状の第一の
インボリュート曲線と、前記第一の稜線と前記第二の稜
線の端面側に存在する前記駆動歯車の歯形インボリュー
ト曲線と同一形状の第二のインボリュート曲線とが、前
記駆動歯車の回転方向に2度ずれた位置に存在して、前
記第一の交点,前記第二の交点及び前記第三の交点は、
前記第一のインボリュート曲線と前記第二のインボリュ
ート曲線との間に存在していることを特徴とするインボ
リュート歯車装置。 - 【請求項11】歯面と端面の稜線部の反回転方向に面取
りが施された歯形がインボリュート歯形で構成されると
ともに回転軸の軸方向に摺動可能である駆動歯車と、該
駆動歯車を回転させる電動機とから少なくとも構成さ
れ、エンジンに取り付けられた従動歯車を駆動してエン
ジンを始動させるスタータにおいて、 前記駆動歯車の歯の反回転方向歯元側面取り部と端面と
の第一の稜線と前記歯の反回転方向先端側面取り部と端
面との第二の稜線とが交差する点を第一の交点とし、前
記第一の稜線と、前記駆動歯車と前記従動歯車との中心
距離から前記従動歯車の歯先円半径を差し引いた距離を
半径とする仮想円筒とが交差する点を第二の交点とし、
前記第二の稜線と歯形曲線との交点を第三の交点とす
る。また、前記駆動歯車を軸方向から見たときに、前記
第一の稜線と前記第二の稜線の面取り側に存在する前記
駆動歯車の歯形インボリュート曲線と同一形状の第一の
インボリュート曲線と、前記第一の稜線と前記第二の稜
線の端面側に存在する前記駆動歯車の歯形インボリュー
ト曲線と同一形状の第二のインボリュート曲線とが、前
記駆動歯車の回転方向に2度ずれた位置に存在して、前
記第一の交点,前記第二の交点及び前記第三の交点は、
前記第一のインボリュート曲線と前記第二のインボリュ
ート曲線との間に存在していることを特徴とするスター
タ。 - 【請求項12】それぞれの歯形がインボリュート歯形で
構成された駆動歯車と従動歯車とを備え、前記駆動歯車
と前記従動歯車の少なくとも一方が、軸方向に摺動して
噛合いと離脱を行い、前記駆動歯車の歯面と端面の稜線
部の反回転方向と、前記従動歯車の歯面と端面の稜線部
の回転方向のどちらか一方、または、両方に面取りが施
されたインボリュート歯車装置において、 前記従動歯車の歯の回転方向歯元側面取り部と端面との
第一の稜線と前記歯の回転方向先端側面取り部と端面と
の第二の稜線とが交差する点を第一の交点とし、前記第
一の稜線と、前記駆動歯車と前記従動歯車との中心距離
から前記駆動歯車の歯先円半径を差し引いた距離を半径
とする仮想円筒とが交差する点を第二の交点とし、前記
第二の稜線と歯形曲線との交点を第三の交点とする。ま
た、前記従動歯車を軸方向から見たときに、前記第一の
稜線と前記第二の稜線の面取り側に存在する前記従動歯
車の歯形インボリュート曲線と同一形状の第一のインボ
リュート曲線と、前記第一の稜線と前記第二の稜線の端
面側に存在する前記従動歯車の歯形インボリュート曲線
と同一形状の第二のインボリュート曲線とが、前記従動
歯車の回転方向に2度ずれた位置に存在して、前記第一
の交点,前記第二の交点及び前記第三の交点は、前記第
一のインボリュート曲線と前記第二のインボリュート曲
線との間に存在していることを特徴とするインボリュー
ト歯車装置。 - 【請求項13】それぞれの歯形がインボリュート歯形で
構成された駆動歯車と従動歯車とを備え、前記駆動歯車
と前記従動歯車の少なくとも一方が、軸方向に摺動して
噛合いと離脱を行い、前記駆動歯車の歯面と端面の稜線
部の反回転方向と、前記従動歯車の歯面と端面の稜線部
の回転方向のどちらか一方、または、両方に面取りが施
されたインボリュート歯車装置と、前記駆動歯車を回転
させる電動機とを備えたエンジンの始動機構において、 前記駆動歯車の歯の反回転方向歯元側面取り部と端面と
の第一の稜線と前記歯の反回転方向先端側面取り部と端
面との第二の稜線とが交差する点を第一の交点とし、前
記第一の稜線と、前記駆動歯車と前記従動歯車との中心
距離から前記従動歯車の歯先円半径を差し引いた距離を
半径とする仮想円筒とが交差する点を第二の交点とし、
前記第二の稜線と歯形曲線との交点を第三の交点とす
る。また、前記駆動歯車を軸方向から見たときに、前記
第一の稜線と前記第二の稜線の面取り側に存在する前記
駆動歯車の歯形インボリュート曲線と同一形状の第一の
インボリュート曲線と、前記第一の稜線と前記第二の稜
線の端面側に存在する前記駆動歯車の歯形インボリュー
ト曲線と同一形状の第二のインボリュート曲線とが、前
記駆動歯車の回転方向に2度ずれた位置に存在して、前
記第一の交点,前記第二の交点及び前記第三の交点は、
前記第一のインボリュート曲線と前記第二のインボリュ
ート曲線との間に存在しているように、前記駆動歯車の
歯の前記反回転方向歯面側面取り部を設けるとともに、 前記従動歯車の歯の回転方向歯元側面取り部と端面との
第一の稜線と前記歯の回転方向先端側面取り部と端面と
の第二の稜線とが交差する点を第一の交点とし、前記第
一の稜線と、前記駆動歯車と前記従動歯車との中心距離
から前記駆動歯車の歯先円半径を差し引いた距離を半径
とする仮想円筒とが交差する点を第二の交点とし、前記
第二の稜線と歯形曲線との交点を第三の交点とする。ま
た、前記従動歯車を軸方向から見たときに、前記第一の
稜線と前記第二の稜線の面取り側に存在する前記従動歯
車の歯形インボリュート曲線と同一形状の第一のインボ
リュート曲線と、前記第一の稜線と前記第二の稜線の端
面側に存在する前記従動歯車の歯形インボリュート曲線
と同一形状の第二のインボリュート曲線とが、前記従動
歯車の回転方向に2度ずれた位置に存在して、前記第一
の交点,前記第二の交点及び前記第三の交点は、前記第
一のインボリュート曲線と前記第二のインボリュート曲
線との間に存在しているように、前記従動歯車の歯の前
記回転方向歯面側面取り部を設けることを特徴とするエ
ンジンの始動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11278162A JP2000170882A (ja) | 1998-09-30 | 1999-09-30 | インボリュ―ト歯車装置,スタ―タ、およびエンジンの始動機構 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-276944 | 1998-09-30 | ||
JP27694498 | 1998-09-30 | ||
JP11278162A JP2000170882A (ja) | 1998-09-30 | 1999-09-30 | インボリュ―ト歯車装置,スタ―タ、およびエンジンの始動機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000170882A true JP2000170882A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=26552177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11278162A Pending JP2000170882A (ja) | 1998-09-30 | 1999-09-30 | インボリュ―ト歯車装置,スタ―タ、およびエンジンの始動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000170882A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006109838A1 (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-19 | Tsutomu Miyaoku | コルヌ螺旋歯形歯車 |
DE102010038443A1 (de) * | 2010-07-27 | 2012-02-02 | Robert Bosch Gmbh | Asymmetrische Verzahnung |
JP2014170172A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
US9683636B2 (en) | 2015-03-30 | 2017-06-20 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Ravigneaux planetary gear device |
CN119553566A (zh) * | 2025-01-21 | 2025-03-04 | 山西省交通科技研发有限公司 | 一种公路工程用沥青融化设备 |
-
1999
- 1999-09-30 JP JP11278162A patent/JP2000170882A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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