JP2000157548A - 超音波散乱体をイメ―ジングするための方法及びシステム - Google Patents
超音波散乱体をイメ―ジングするための方法及びシステムInfo
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Abstract
せる。 【解決手段】 高フレーム・レートで且つ高分解能(す
なわち、小さなfナンバ)の超音波イメージングのデー
タが、物理的に分離した多数のビームを同時に送信する
と共に、受信中に2つ以上の走査線についてのイメージ
ング・データを取得することを含む手法によって取得さ
れる。空間的アポダイゼーションを用いて、送信ビーム
形成に影響を与えると共に、トランスデューサ・アレイ
(10)の素子(12)の1回のファイアリングによっ
て、追加のタイミング発生電子回路を用いることなく、
2つの制御されフォーカスされた物理的に分離したビー
ムを形成する。
Description
イメージング・システムに関し、より具体的には、超音
波画像の音響フレーム・レートを増大させる方法及び装
置に関する。
全体にわたってそのイメージング分解能を最適な値に維
持することである。これを達成する1つの方法は、完全
なデータ集合すなわちN2 再構成によるビーム形成(bea
mformation) としばしば呼ばれている。この方法によれ
ば、データ取得シーケンスは次のように進行する。すな
わち、トランスデューサ素子1によって送信して、トラ
ンスデューサ素子1〜Nによって受信し;次いでトラン
スデューサ素子2によって送信して、トランスデューサ
素子1〜Nによって受信するというように進行する。
求するので、データ取得時間の要件のため臨床イメージ
ングには適さない。しかしながら、このアプローチは、
画像の各々の個別のピクセルがそれ自身の固有の1組の
ビーム形成パラメータを持つようなビーム形成処理を容
易にする。この方法によって、送信ビーム形成及び受信
ビーム形成におけるダイナミック・フォーカシングを行
うことができる。従って、N2 再構成はしばしば、臨床
の場で利用可能なアプローチを測るための目標又は比較
点と考えられている。従って、フレーム・レートへの影
響を最小限に抑えながらN2 法に近付くデータ取得方法
を開発することが望ましい。
構成されている。単一の走査線(又は局在化された小群
の走査線)は、関心領域内の一点にフォーカス(焦点合
わせ)された超音波エネルギを送信し、その反射された
エネルギを時間にわたって受信することにより取得され
る。フォーカスされた送信エネルギは、「送信ビーム」
と呼ばれる。送信後の時間中に、1つ又はそれ以上の受
信ビームフォーマが、位相回転又は遅延を動的に変化さ
せながら各々のチャネルによって受信されたエネルギを
コヒーレントに加算して、所望の走査線に沿って経過時
間に比例したレンジ(距離)におけるピーク感度を形成
する。この結果得られるフォーカスされた感度パターン
が、「受信ビーム」と呼ばれる。各々の走査線の分解能
は、関連する送信ビームと受信ビームとの対の指向性の
結果である。
ヒーレントに加算されて、物体の関心領域又は関心ボリ
ューム内の各々のサンプル・ボリュームについてそれぞ
れのピクセル強度値を形成する。これらのピクセル強度
値は対数圧縮され走査変換されて、走査中の解剖学的構
造の画像として表示される。
ーム・レートは、1フレーム当たりの必要な送信事象の
数によって決定される。従来の超音波イメージング・シ
ステムでは、1つの送信事象は、特定の方向又は特定の
焦点位置に向けられた1つの送信ビームに相当する。医
用超音波イメージングにおけるフレーム・レートは、貴
重な資源(リソース)である。フレーム・レートを増大
すると、より広い領域(例えば、カラー・フロー・イメ
ージング又は3次元イメージングの場合)、或いはより
高速の物体(例えば、心臓)をイメージングすることが
できる。加えて、ビデオの集積(ノイズ低減)又は合成
(スペックル低減)のような画像強調方法もまた、フレ
ーム・レートを徹底的に活用し得る。
の方向に単一のパルスが送信され、その反射したエコー
がコヒーレントに加算されて、画像フレーム内の単一の
線を形成する。この走査線を形成するのに必要な時間の
長さは、超音波パルスの往復の走行時間によって大部分
決定される。更に、解剖学的構造の関心領域を緻密にサ
ンプリングするためには、画像フレーム内に多数の走査
線が存在する。従って、従来の医用超音波イメージング
でのフレーム・レートは、音波の伝播速度及び関心領域
のサイズによって決定されている。
システムは、2次元イメージングに望ましく、また、将
来の実時間3次元イメージングには必須である。フレー
ム・レートは、1フレーム当たりの送信事象の数を減少
させることにより向上させることができる。これは従来
で、各々の送信事象に用いられる送信素子の数を比例し
て減少させることにより達成されてきたが、信号対ノイ
ズ比(SNR)を低下させる。1フレーム当たりの送信
事象の数の減少は、従来では送信素子の数を減少させる
ことによってのみ達成されているので、SNRが非常に
低下する。
受信時にダイナミック・フォーカシングを利用してい
る。この方法によれば、ビーム形成処理は各々の深さ毎
に最適化され、可能な限り良好なビーム形状(すなわ
ち、ビーム幅が狭く、且つサイドローブが少ないビー
ム)を実現することができる。しかしながら、殆どのシ
ステムでは、送信ビーム形成時には、単一の固定された
焦点を用いて良好な組み合わさったビーム形状を維持し
ようとしている。従って、送信焦点から離隔した区域で
は、その結果生じるビームのビーム幅が広がり、サイド
ローブが増大する。
つでは、異なる焦点位置又は焦点域に向けた多数の送信
を用いることにより、焦点特性の改善が行われている。
これらの焦点域からのエコーを用いて小画像(subimag
e)を形成し、次いで、これらの小画像を繋ぎ合わせて
最終画像を形成している。この方法は、画像の殆どの区
域でビーム特性を最適化し、従って、N2 の性能に近付
き始めているが、フレーム・レートが犠牲にされてい
る。すなわち、音速が遅いので、フレーム・レートが5
フレーム/秒もの遅さに低下する。典型的な例では、8
箇所もの焦点位置が用いられるので、フレーム・レート
に8分の1に低下する。この不利益は、深い浸透を要求
する医用環境で用いられる低周波数プローブの場合には
極めて深刻である。
臨床用途に十分なデータを取得するために関心のある方
向に典型的には4回乃至16回の送信を行うドプラ方式
のカラー・フロー・マッピング手法の場合には、更によ
り深刻化する。この制限を克服しようとして実現されて
いる一つの方法は、より広いビームを送信し、送信包絡
線の内部に多数の受信ビームを配置するものである。そ
の結果得られるビームは必ずしも良い品質を有していな
いが、ドプラ処理についての要件が比較的緩やかな場合
には、この方法は十分満足なものである。しかしなが
ら、このようなビームの品質は、Bモード・イメージン
グには不十分である。従って、より速いレート(速度)
でデータを取得し、且つそのデータが良好な画像を形成
するのに十分な品質を有するようにすることが、非常に
要望されている。
つ高分解能(すなわち、小さなfナンバ)の超音波イメ
ージングのデータを取得するために、物理的に分離した
多数のビームを同時に送信し、受信中に2本以上の走査
線についてのイメージング・データを得る。空間的アポ
ダイゼーションを用いて、送信ビーム形成に影響を与え
ると共に、トランスデューサ・アレイの素子の1回のフ
ァイアリングによって、追加のタイミング発生電子回路
を用いることなく、2つの制御されフォーカスされた物
理的に分離したビームを形成する。本明細書では、この
方法を「アポダイゼーションによる二重ビーム・ステア
リング(方向制御)」と呼ぶ。この方法は、送信用フェ
ーズド・アレイの各素子からの送信信号に対してコシヌ
ソイド状(cosinusoidal)アポダイゼーションを付与す
ることにより同時に2つの別々のビームに分離される単
一の時間遅延されフォーカスされた信号の送信を含んで
いる。
きな走査角度及びより大きな角度分離での性能を向上さ
せることができる。更に、アポダイゼーション法を用い
て、基本の概念を、1回の送信ファイアリングによる多
数の(3つ以上の)送信ビームに拡張することもでき
る。また、この概念を2次元アレイに応用することも可
能であり、これにより、送信ビームの2次元の組での実
現が可能になる。
込んだ超音波イメージング・システムは、別々に駆動さ
れる複数のトランスデューサ素子12で構成されている
トランスデューサ・アレイ10を含む。トランスデュー
サ素子12の各々は、送信器14によって発生されたパ
ルス波形によって付勢されたとき、超音波エネルギのバ
ーストを発生する。被検体から反射されてトランスデュ
ーサ・アレイ10に戻ってきた超音波エネルギは、受信
用の各々のトランスデューサ素子12によって電気信号
へ変換されて、1組の送受信(T/R)スイッチ18を
介して受信器16へ別々に印加される。T/Rスイッチ
18は典型的には、送信用電子回路によって発生される
高電圧から受信用電子回路を保護するダイオードを有す
る。送信信号によってダイオードは、受信器への信号を
遮断するか又は制限する。送信器14及び受信器16
は、操作者による命令(コマンド)に応答するマスタ・
コントローラ20の制御下で動作する。1回の完全な走
査は、一連のエコーの取得によって実行され、このと
き、送信器14が一時的にオンにゲート駆動されて各々
のトランスデューサ素子12を付勢し、その後、各々の
トランスデューサ素子12によって発生されたエコー信
号が受信器16へ印加される。1つのチャネルは、他の
チャネルがまだ送信している間に受信を開始してもよ
い。受信器16は、各々のトランスデューサ素子からの
別々のエコー信号を加算して、単一のエコー信号を形成
し、この単一のエコー信号を用いて表示モニタ22上に
画像の1つの線を形成する。
信器14は、超音波エネルギが2つ又はそれ以上の方向
付けられフォーカスされたビームとして送信されるよう
に、トランスデューサ・アレイ10を駆動する。これを
達成するために、送信ビームフォーマ26によって多数
のパルサ24に対してそれぞれに時間遅延が付与され
る。マスタ・コントローラ20は、音波パルスが送信さ
れる条件を決定する。この情報によって、送信ビームフ
ォーマ26は、パルサ24によって発生されるべき送信
パルスの各々についてのタイミング及び振幅を決定す
る。各々の送信パルスの振幅は、アポダイゼーション作
成回路36によって発生される。アポダイゼーション作
成回路36は、各々のパルサへの供給電圧を設定する高
電圧コントローラで構成することが出来る。パルサ24
は続いて、トランスデューサ・アレイ10の各々の素子
12に対してT/Rスイッチ18を介して送信パルスを
送る。T/Rスイッチ18は、トランスデューサ・アレ
イに存在している可能性のある高電圧から時間ゲイン制
御(TGC)増幅器を保護する。アポダイゼーション作
成回路36内でコシヌソイド状(又は他の関数)の重み
が作成される。アポダイゼーション作成回路36は、送
信ビームフォーマ26から重みデータを取り込んで、こ
れらのデータをパルサ24へ印加する1組のディジタル
−アナログ変換器で構成することが出来る。
切に調節すると共に、アポダイゼーション重みを適切に
調節することにより、1回の送信ファイアリング中に2
つ又はそれ以上の超音波ビームを方向付けしてそれぞれ
の点にフォーカスさせることができる。例えば、図2
は、トランスデューサ素子12の1回の送信ファイアリ
ング中に2つの空間的に分離したビームを発生するのに
適したアポダイゼーション重み関数を示している。得ら
れる2つのビームは、図3に示す実線の曲線における二
重のピークによって表されている。アポダイゼーション
を除去すると、図3の破線の曲線によって示すような単
一のビームが形成される。時間遅延によって形成される
ステアリング角は、図2に示す好ましい実施例によるア
ポダイゼーションから得られる2つの超音波ビームの2
つの角度の正弦の平均となる。
発生されるエコー信号は、各々の超音波ビームに沿って
相次ぐレンジ(距離)に位置する物体から反射してい
る。エコー信号は各々のトランスデューサ素子12によ
って別々に検知され、特定の時点におけるエコー信号の
大きさのサンプルが、特定のレンジにおいて生じた反射
の量を表す。
との間の伝播経路の差により、エコー信号は同時には検
出されず、また、エコー信号の振幅は等しくない。受信
器16は、各々の受信チャネル内のそれぞれのTGC増
幅器28を介して別々のエコー信号を増幅する。TGC
増幅器によって与えられる増幅の大きさは、TGC回路
(図示されていない)によって制御されており、TGC
回路はポテンショメータの手動操作によって設定され
る。次いで、増幅されたエコー信号は、受信ビームフォ
ーマ30へ供給される。受信ビームフォーマの各々の受
信チャネルは、それぞれのTGC増幅器28によってそ
れぞれのトランスデューサ素子12に結合されている。
信ビームフォーマ30は、送信された2つのビームの方
向を追尾し、各々のビームに沿った一連のレンジにおけ
るエコー信号をサンプリングする。受信ビームフォーマ
は、増幅後の各々のエコー信号に対して適正な時間遅延
を付与し、これらのエコー信号を加算して、1つの超音
波ビームに沿った特定のレンジに位置する点から反射さ
れた全超音波エネルギを正確に示すエコー信号を形成す
る。最も広く用いられている従来のシステムは、2つの
ビームを同時に受信する性能を有している。このために
は通常、2組の全てのビームフォーマ・チャネルが必要
であるわけではなく、別々のビームは、ディジタル・ビ
ームフォーマにおいて、いくつかの共通の処理工程の後
に形成される。このように、受信ビームフォーマ30は
従来のやり方で2つの受信ビームを作成し、これらの受
信ビームは、異なる角度で送信された2つの超音波ビー
ムに対応する。従来のビームフォーマが2対1の受信ビ
ーム形成を行う場合には、送信ビームは通常、2つの受
信ビームの領域をカバーするように拡大されている。本
発明は、追加のタイミング発生回路要素を一切導入する
必要なしに、(2つの分離した送信ビームを用いて)飛
躍的に改善されたビーム形成を得ることを可能にする。
ェアを用いてリアルタイムで算出されるか、又はルック
アップ・テーブルから読み出される。受信チャネルはま
た、受信されたパルスを濾波する回路要素(図示されて
いない)を含んでいる。次いで、時間遅延された受信信
号は加算されて、信号プロセッサ又は検波器32へ供給
される。信号プロセッサ又は検波器32は、加算後の受
信信号を表示データへ変換する。Bモード(グレイ・ス
ケール)では、表示データは、エッジ強調及び対数圧縮
のような何らかの追加の処理により加算後の受信信号の
包絡線を構成する。スキャン・コンバータ34が、検波
器32から表示データを受け取り、このデータを表示に
望ましい画像へ変換する。具体的には、スキャン・コン
バータ34は、音波画像データを極座標(R−θ)のセ
クタ・フォーマット又はデカルト座標のリニア・アレイ
・フォーマットから、適当に拡縮されたビデオ・レート
のデカルト座標の表示ピクセル・データへ変換する。次
いで、スキャン・コンバータで走査変換された音波デー
タは、表示モニタ22で表示するために作成され、表示
モニタ22が、加算後の信号の包絡線の時間変化する振
幅をグレイ・スケールとして映像化する。1回の送信フ
ァイアリング中に送信された各々の空間的に分離したビ
ーム毎にそれぞれの走査線が表示される。
重ビーム・ステアリング(これは、後述のように、3つ
以上のビームに拡張される)は、数学的に説明すること
ができる。狭帯域ビームフォーマのその焦点の付近での
応答は、次の式によって与えられる。
数としての送信応答であり、θはアレイの法線に関する
角度であり、k0 =2π/λは波数である。周知のよう
に、この式は、アパーチャ関数a(x)とuの関数とし
ての音場応答との間のフーリエ変換関係を与えている。
典型的な超音波での応用では、関数a(x)はアポダイ
ゼーションの目的のために用いられ、すなわち、ギブス
(Gibbs) の現象の結果として生ずるサイドローブを抑制
するために用いられる。
例に従った手法では、式(1)のa(x)成分を用い
て、1回の送信から2つ又はそれ以上の送信ビームを形
成できるようにビーム・パターンを修正する。2つの点
源を用いると、シヌソイド状(sinusoidal)の音場分布が
形成されることがインタフェロメトリから周知である。
このことは、狭帯域の遠距離音場(又は焦点)のビーム
形成のフーリエ変換特性の直接の結果である。本発明
は、シヌソイド状重み(アポダイゼーション)がアレイ
素子に対して適用される場合、音場パターン(field pat
tern) が2つの空間的に分離したδ関数のパターンとな
るという相反性を利用している。つまり、dがシヌソイ
ドの空間周波数であるとして、次の重み a(x)=cos(2πx/d) (2) が適用されると、その結果得られる音場パターンは次の
通りである。
わち、sin(x)/x)の代わりに用いられている。
入することにより、多素子フェーズド・アレイの1回の
ファイアリング中に2つのビームが送信される。これ
は、このような目的のために通常用いられているタイミ
ング信号や他の手段を何ら作成することなく達成され
る。式(1)〜式(3)は、無限のアパーチャを仮定し
ている。アパーチャが長さLを有する有限のものである
と仮定すれば、音場応答は次のようになる。
rect{L}関数であり、従って、応答においてsi
nc項となる。rect関数は、次のように定義するこ
とができる。
に、より適切な重み関数を用いることができる。図2
は、シヌソイド状重み関数に、サイドローブ抑制のため
の誤差関数アポダイゼーションを重畳したものの一例で
ある。誤差関数は、アパーチャ応答のエッジを平滑化す
るものであり、本発明の実現に必須というわけではな
い。図3は、結果として得られるシミュレーションによ
るビーム形状を示す。この例では、アポダイゼーション
によって、2つのビームが右方の19°及び25°にス
テアリングされる。同じfナンバによって送信しながら
アポダイゼーションを除去すると、図3の破線によって
示すような単一のビームが形成される。しかしながら、
単一のビームは、厳密には22°の位置にはない。2つ
のビームが19°及び25°の位置に現れるようにする
ためには、ステアリング角の正弦が、2つの角度の正弦
の平均(すなわち、[sin(19°)+sin(25
°)/2])にあるようにしなければならない。
ポダイゼーションの利用によって横方向及びコントラス
ト分解能に幾らかの損失が生じ得る。これにより、事実
上、シミュレーションにおけるアパーチャ・サイズが制
限される。実際には、この損失は、二重ビームの性能が
望まれる状況において一層低いfナンバを用いることに
より補償することができる。可能なアポダイゼーション
曲線のかなり広い選択が与えられると、設計者は所与の
状況について性能を最適化することができる。
の本来の性質によって、これらの関数が本発明に有効に
なっている。余弦重みは、以下のように表すことができ
る。
は、各項が、ビームを所望の2つの方向にステアリング
するのに要求されるステアリング遅延に対応した位相遅
延(通常は、複素指数として表される)となるようにす
るものである。
ゼーションは、比較的単純な表現であり、医用超音波の
ような応用においては限られた範囲の有効性しか有して
いない。より一般的に応用可能な表現は、ガウス送信波
形及び標的からの単一の散乱という仮定に基づく以下に
述べる分析を用いて展開することができる。送信された
信号と受信された信号とを加算することにより、点拡散
関数(point spread function ;PSF)についての表
現が形成される。送信動作中に用いられるアポダイゼー
ション関数を変化させることにより、多数のピークを有
するビームを作成することができる。アポダイゼーショ
ン関数の性質は、以下に述べる導出の一部として定義さ
れる。
れるエコーは、次の式によって与えられると考えられ
る。
ら散乱体へ伝播し、次いで受信素子に戻ることによって
生ずる搬送波の位相を表しており、また、第2の指数項
は、関連する包絡線を表している。
させ、次いで各回のファイアリングからの受信エコー信
号を多数の点にフォーカスさせるBモード・イメージン
グ・システムから得られる画像の性質を示すことができ
る。送信素子のパルスは、これらの送信素子信号のコヒ
ーレントな和がアレイの各回のファイアリング毎に別々
の単一の点にフォーカスするように時間遅延されてい
る。受信時には、時間サンプリングされたコヒーレント
なエコー信号が先ず各々の素子に蓄積される。次いで、
個々の素子の時間サンプルのコヒーレントな和から受信
時フォーカス信号が構成される。ここで、個々の時間サ
ンプルは、信号が受信焦点から個々の素子まで走行する
伝播時間に比例するように選択される。
基準時刻として用いて、他の素子を、以下の各時刻にフ
ァイアリングする。
尺度(すなわち、PSF)を、イメージング・システム
のサイドローブ応答関数を作成することにより得ること
ができる。
されたすべての素子時間サンプルをアレイ全体にわたっ
て加算した和から得られるコヒーレントな信号の大きさ
として定義することができる。分析の際には、無限の時
間的サンプリング・レートを仮定すると、単一の受信時
フォーカス点に比例した正確な時間サンプルの選択が可
能になる。
れており、Kは以下の議論では包括的な定数として用い
られる。PSFは、次の式によって与えられる。
数を複素数とすることができる。例えば、次のようにな
る。
態を有する。
ション関数を、次のように第2の実例として考察するこ
とができる。
波形の中心周波数に関連した1波長λの2分の1に等し
い素子間隔dを有する一様なリニア・フェーズド・アレ
イ上に位置している。ここで導入するビーム・ステアリ
ング及びビーム分割の概念はまた、より高次の2Dアレ
イ及び3Dアレイにも応用可能である。N個の素子を有
している1Dの一様なリニア・フェーズド・アレイにつ
いては、素子ベクトル
距離はしばしば、様々な深さの区域をイメージングする
ために動的に変更される。特定の焦点区域については、
固定した焦点距離での走査が純粋な回転に対応してお
り、これは次の制限関係を満た
有利である。1Dリニア・フェーズド・アレイ・システ
ムの場合には、空間周波数は次の式として定義される。
sight )軸)に沿った極軸による極角である。各送信焦
点に関連した空間周波数は、次のようになる。
る。
(10)及び式(11)の指数内の項をテイラー級数展
開として展開することができる。
る状況においては無視してよい。1Dの場合には、式
(11)のアポダイゼーション関数を以下のように書き
換えることができる。
を参照)は、 wm =|γm |cos(2πrm δf ) の形態を有している。ここに与えられたより詳細な理論
的分析から得られる追加項が、大きな走査角度及び大き
な二重ビーム分離角度での性能を向上させる。
値は、空間周波数の線形結合に対応する複素重みを選択
することにより構成することができる。空間周波数の間
の間隔は、システムのレイリー空間周波数分解能を上回
っていなければならない。波長λc の狭帯域システムの
場合には、長さ(N−1)λc /2を有するリニア・フ
ェーズド・アレイに関連するレイリー空間周波数間隔
は、 δfRayl =sin(2/(N−1))/λc である。実際には、Mが比較的小さいときには、多数ビ
ーム形成が最も有効である。M次の分割ビームについて
の複素アポダイゼーション関数の一般的な表現は、以下
の式によって与えられる。
に変位量±δf1及び±δf2で対称に変位された4つのビ
ームの発生を考察することができる。各δは、式(1
3)の指数位相項を無視することができるように十分に
小さく選択される。このことは、条件λc L2 δf 2/4
Rf <<1に対応している。4ビーム用アポダイゼーシ
ョン関数は、次の形態を有するように構成することがで
きる。
リニア・フェーズド・アレイについて、式(16)から
のアポダイゼーション関数を用いて、すべてのmについ
て|γm |=1とし、δf1=3sin(1/64λ
c )、±δf2=3δf1及びb=2.8として、PSFの
シミュレーションを行った。送信焦点は、f/1.5に
おいてfs0=0にあった。ガウス波形は、5MHzの中
心周波数を有しており、60%の分数帯域幅(fraction
al bandwidth,FBW)を有している。シミュレーショ
ンの結果を図4に示す。この図は、トランスデューサ素
子の1回のファイアリングからの物理的に分離した多数
のビームの送信への概念の拡張を示している。また、単
純なコシヌソイド状重み付け(式(6))から、複雑な
マルチ・ビームの状況を網羅するより完全な表現への拡
張も示している。
のみ例示し説明してきたが、当業者には多くの改変及び
変形が想到されよう。従って、本発明の要旨の範囲内に
あるようなすべての改変及び変形は、特許請求の範囲に
よって網羅されているものと理解されたい。
ブロック図である。
ェーズド・アレイからの1対のステアリングされた超音
波ビームの送信について送信アポダイゼーション・プロ
ファイルを示すグラフである。
数を適用することにより得られる二重ビームのプロファ
イル(実線)と、同じfナンバを用いているがアポダイ
ゼーションを用いていない送信での単一ビームのプロフ
ァイル(破線)とを示すグラフである。
128素子フェーズド・アレイに対して送信アポダイゼ
ーション重み付け関数を適用することにより得られる四
重ビームのプロファイルを示すグラフである。
Claims (12)
- 【請求項1】 多数のトランスデューサ素子を含んでい
て、超音波を送信して、超音波散乱体により反射された
超音波エコーを検出する超音波トランスデューサ・アレ
イと、 前記多数のトランスデューサ素子にそれぞれ結合されて
いて、多数のパルサ起動信号に応答して、送信アパーチ
ャを形成する選択されたトランスデューサ素子をパルス
駆動する多数のパルサと、 前記トランスデューサ・アレイに垂直な軸に対して所定
のステアリング角を有するフォーカスされた超音波ビー
ムに対応するように、それぞれの所定の時間遅延により
前記多数のパルサ起動信号を発生する送信ビームフォー
マと、 前記選択されたトランスデューサ素子の送信ファイアリ
ング中に、前記多数のパルサに対してそれぞれのアポダ
イゼーション重み係数を適用するアポダイゼーション作
成器であって、前記それぞれのアポダイゼーション重み
係数は、前記選択されたトランスデューサ素子が、前記
送信ファイアリング中に第1及び第2のステアリング角
をそれぞれ有していて前記所定のステアリング角に対し
てその両側に変位されている第1及び第2の超音波ビー
ムを送信するという特性を有するようにアポダイゼーシ
ョン関数に従って決定されている、アポダイゼーション
作成器と、 前記トランスデューサ・アレイに結合されていて、前記
送信ファイアリングの後に受信アパーチャを形成する選
択されたトランスデューサ素子から1組の受信信号を受
信する受信器と、 前記1組の受信信号から、前記第1のステアリング角に
対応している第1のビーム加算された受信信号と、前記
第2のステアリング角に対応している第2のビーム加算
された受信信号とを形成する受信ビームフォーマと、 前記第1のビーム加算された受信信号の関数である第1
の走査線と、前記第2のビーム加算された受信信号の関
数である第2の走査線とを有する画像を表示する表示モ
ニタと、 を備えていることを特徴とする、超音波散乱体をイメー
ジングするためのシステム。 - 【請求項2】 前記第1のステアリング角は前記所定の
ステアリング角よりも大きく、前記第2のステアリング
角は前記所定のステアリング角よりも小さい請求項1に
記載のシステム。 - 【請求項3】 前記アポダイゼーション関数はコシヌソ
イド状である請求項1に記載のシステム。 - 【請求項4】 前記アポダイゼーション関数はシヌソイ
ド状である請求項1に記載のシステム。 - 【請求項5】 多数のトランスデューサ素子を含んでい
るトランスデューサ・アレイに垂直な軸に対して所定の
ステアリング角を有するフォーカスされた超音波ビーム
に対応するように、それぞれの所定の時間遅延により多
数のパルサ起動信号を発生する工程と、 多数のパルサ起動信号に応答して、前記アレイ内の送信
アパーチャを形成する選択されたトランスデューサ素子
をパルス駆動する工程であって、該選択されたトランス
デューサ素子の各々が、送信ファイアリング中にそれぞ
れのトランスデューサ駆動信号によりパルス駆動される
ようにする、該パルス駆動する工程と、 前記トランスデューサ駆動信号に対して、該トランスデ
ューサ駆動信号の各々がそれぞれのアポダイゼーション
重み係数とそれぞれのパルサ起動信号との関数となるよ
うに多数のアポダイゼーション重み係数を適用する工程
であって、前記それぞれのアポダイゼーション重み係数
は、前記選択されたトランスデューサ素子が、前記送信
ファイアリング中にそれぞれ第1及び第2のステアリン
グ角を有していて前記所定のステアリング角に対してそ
の両側に変位されている第1及び第2の超音波ビームを
送信するという特性を有するようにアポダイゼーション
関数に従って決定されている、該アポダイゼーション重
み係数を適用する工程と、 前記送信ファイアリングに続いて、受信アパーチャを形
成する選択されたトランスデューサ素子から1組の受信
信号を受信する工程と、 前記1組の受信信号から、前記第1のステアリング角に
対応している第1のビーム加算された受信信号と、前記
第2のステアリング角に対応している第2のビーム加算
された受信信号とをビーム形成する工程と、 前記第1のビーム加算された受信信号の関数である第1
の走査線と、前記第2のビーム加算された受信信号の関
数である第2の走査線とを有する画像を表示する工程
と、を有していることを特徴とする、超音波散乱体をイ
メージングするための方法。 - 【請求項6】 前記第1のステアリング角は前記所定の
ステアリング角よりも大きく、前記第2のステアリング
角は前記所定のステアリング角よりも小さい請求項5に
記載の方法。 - 【請求項7】 前記アポダイゼーション関数はコシヌソ
イド状である請求項5に記載の方法。 - 【請求項8】 前記アポダイゼーション関数はシヌソイ
ド状である請求項5に記載の方法。 - 【請求項9】 多数のトランスデューサ素子を含んでい
て、超音波を送信して、超音波散乱体により反射された
超音波エコーを検出する超音波トランスデューサ・アレ
イと、 前記多数のトランスデューサ素子にそれぞれ結合されて
いて、多数のパルサ起動信号に応答して、送信アパーチ
ャを形成する選択されたトランスデューサ素子をパルス
駆動する多数のパルサと、 前記トランスデューサ・アレイに垂直な軸に対して所定
のステアリング角を有するフォーカスされた超音波ビー
ムに対応するように、それぞれの所定の時間遅延により
前記多数のパルサ起動信号を発生する送信ビームフォー
マと、 前記選択されたトランスデューサ素子の送信ファイアリ
ング中に、前記多数のパルサに対してそれぞれのアポダ
イゼーション重み係数を適用するアポダイゼーション作
成器であって、前記それぞれのアポダイゼーション重み
係数は、前記選択されたトランスデューサ素子が、前記
送信ファイアリング中に第1及び第2のステアリング角
をそれぞれ有していて前記所定のステアリング角に対し
てその両側に変位されている第1及び第2の超音波ビー
ムを送信するという特性を有するようにアポダイゼーシ
ョン関数に従って決定されている、アポダイゼーション
作成器と、を備えていることを特徴とする、1回の送信
ファイアリング中に少なくとも2つの超音波ビームを送
信するシステム。 - 【請求項10】 前記第1のステアリング角は前記所定
のステアリング角よりも大きく、前記第2のステアリン
グ角は前記所定のステアリング角よりも小さい請求項9
に記載のシステム。 - 【請求項11】 前記アポダイゼーション関数はコシヌ
ソイド状である請求項9に記載のシステム。 - 【請求項12】 前記アポダイゼーション関数はシヌソ
イド状である請求項9に記載のシステム。
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