JP2000151558A - Cdma通信において使用される受信装置 - Google Patents
Cdma通信において使用される受信装置Info
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Abstract
ルを介してそれぞれ伝送されてくる拡散信号を同時に受
信できる装置を提供すると共に、その装置の小型化およ
び低消費電力化を図る。 【解決手段】 入力信号は、複数のチャネルを介してそ
れぞれ伝送されてくる拡散信号を含む。逆拡散復調器3
2aおよび32bは、それぞれ拡散符号#aおよびお#
bを用いて通信チャネル#aおよび#bを介して伝送さ
れる拡散信号を逆拡散することによって信号を復調す
る。パス検出装置31は、逆拡散復調器32aおよび3
2bによる拡散動作のタイミングを指示するためのタイ
ミング信号を生成する。パス検出器31は、逆拡散復調
器32a及び32bにより共用され、時分割で動作す
る。
Description
テムにおいて使用される受信機に係わる。
信方式としては、FDMA(周波数分割多重:Frequenc
y Division Multiple Access)、TDMA(時分割多
重:TimeDivision Multiple Access)、CDMA(Code
Division Multiple Access )等が実施されている。こ
れらのうち、CDMAは、次世代通信の標準方式の1つ
として注目されている。
した通信方式である。したがって、CDMAでは、ユー
ザ毎に固有の拡散符号を使用することにより、複数のユ
ーザが同時に同じ周波数を共有できる。拡散符号として
は、たとえば、PN(疑似雑音:Pseudo Noise)系列、
あるいはGold符号が使用されている。拡散符号の帯域
は、伝送すべきデータの帯域よりもはるかに広い。
を乗算して出力する。このことにより、伝送信号の周波
数帯域が広がる。すなわち、スペクトルが拡散される。
受信装置は、送信装置により使用された拡散符号と同じ
拡散符号を受信信号に乗算することにより、データを再
生する。なお、受信装置において、送信側で使用した拡
散符号と異なる拡散符号を受信信号に乗算した場合に
は、データを正しく再生できない。
複数のユーザが同時に同じ周波数帯域を共有するので、
単位帯域幅当たりのユーザチャネル数を多くできる。ま
た、伝送信号の周波数帯域が広がっているので、フェー
ジングの影響を受けにくい。さらに、送信装置および受
信装置において互いに同じ拡散符号を使用しないとデー
タを正しく再生できないので、秘話性がよい。
ある。受信装置500は、受信した拡散信号に拡散符号
を乗算することにより復調信号を生成する。ところが、
一般に、送信装置と受信装置との間では、互いに通信路
長の異なる複数のパスが存在する。このため、受信装置
に入力される拡散信号は、基本的に、互いに異なるパス
を介して伝送される複数の信号を含んでいる。なお、上
記のような複数のパスが存在する状態は、しばしばマル
チパス環境と呼ばれる。
おいて、各パスを介して伝送されてきた信号を識別す
る。具体例として、パス検出器501は、マッチトフィ
ルタを備え、受信した拡散信号と拡散符号との相関を連
続的に検出することにより、その拡散信号の遅延プロフ
ァイルを得る。この遅延プロファイルは、互いに異なる
パスを介して伝送される複数の信号の各遅延量(あるい
は、位相遅延)を表すデータである。パス検出器501
は、この遅延プロファイルに基づいてタイミング信号を
生成する。そして、逆拡散復調器502は、そのタイミ
ング信号に従って受信した拡散信号に拡散符号を乗算
し、復調信号を生成する。
により、或いは伝送路の環境の変化などにより通信チャ
ネルの遅延プロファイルが随時変化する。この場合、逆
拡散復調器502は、その遅延プロファイルの変化に応
じて拡散信号に拡散符号を乗算するタイミングを調整す
る必用がある。したがって、パス検出器501は、通信
チャネルの遅延プロファイルを定期的にモニタし、その
結果に基づいてタイミング信号を生成して逆拡散復調器
502に与える。そして、逆拡散復調器502が、その
タイミング信号に従って乗算タイミングを調整しながら
拡散信号の復調を継続する。
MA通信システムにおいて、互いに独立した複数の通信
チャネルを介してそれぞれ伝送されてくる信号を同時に
受信できる受信装置についての検討が開始されている。
しかしながら、現在までのところ、この機能を実現する
ための具体的な提案はされていない。
したパス検出器501および逆拡散復調器502から構
成される受信装置を複数設ければよい。すなわち、複数
組のパス検出器および逆拡散復調器を設ければ実現でき
る。この場合、各パス検出器がそれぞれ1つの通信チャ
ネルについて遅延プロファイルを検出し、対応する逆拡
散復調器がそれぞれ検出された遅延プロファイルに従っ
て拡散信号を復調する。
るように、パス検出器内に設けられるマッチトフィルタ
は回路規模が非常に大きく、また消費電力も大きい。し
たがって、受信装置に複数のパス検出器を設けると、そ
の受信装置の回路規模が大きくなり、また、その消費電
力も大ききなってしまう。すなわち、この問題は、受信
装置を小型化したいという要求に対する障害となる。
おいて複数のチャネルを介してそれぞれ伝送されてくる
拡散信号を同時に受信できる装置を提供すると共に、そ
の装置の小型化および低消費電力化を図ることである。
DMA通信の複数のチャネルを介してそれぞれ伝送され
る拡散信号を受信する構成を前提とし、パス検出器およ
び複数の逆拡散復調器と備える。パス検出器は、上記複
数のチャネルに対するタイミング信号を生成するために
時分割に利用され、上記複数のチャネルを介してそれぞ
れ伝送される拡散信号を含む入力信号と各チャネルにそ
れぞれ対応する拡散符号との相関に従って各チャネルに
対応するタイミング信号を生成する。また、複数の逆拡
散復調器は、上記複数のチャネルに対して設けられ、そ
れぞれ、上記パス検出器により生成されるタイミング信
号に従って、上記入力信号に含まれている複数の拡散信
号の中から所定の拡散信号を復調する。
間帯にはあるチャネルのために動作し、他の時間帯には
他のチャネルのために動作する。すなわち、パス検出器
は、複数のチャネルに対して時分割的に割り当てられ、
それら複数のチャネルのためにタイミング信号を生成す
る。このため、本発明の受信装置は、1つのパス検出器
を用いて複数のチャネルを介して同時に伝送される複数
の拡散信号を受信できるので、受信装置の小型化および
低消費電力化を実現できる。
についての優先順位に係わる情報を格納する優先順位情
報格納手段をさらに設け、上記パス検出器がその優先順
位情報格納手段に格納されている優先順位情報に基づい
て決まる逆拡散復調器のために動作するようにしてもよ
い。
設定により、所望のチャネルについてのタイミング調整
を優先的に行えるので、複数のチャネルの通信品質が良
好な状態に保たれる。
DMA用受信装置が使用されるCDMA通信システムの
構成図である。基地局10は、移動機21、23、25
との間で通信チャネルを介して無線信号を送受信する。
基地局および移動機は、それぞれ拡散変調ユニットおよ
び逆拡散復調ユニットを備える。拡散変調ユニットは、
伝送すべき信号に拡散符号を乗算してその信号のスペク
トルを拡散する。一方、逆拡散復調ユニットは、受信信
号に拡散符号を乗算することにより信号を復調する。な
お、図1では、図面を見やすくするために省略している
が、実際は、移動機21は拡散変調ユニット22を備
え、また、移動機23および25は、それぞれ逆拡散復
調ユニットを備える。
の間では、信号は、互いに独立した通信チャネルを介し
て伝送される。基地局10および各移動機21、23、
25は、それぞれ複数の通信チャネルを介して伝送され
てくる信号を受信することができる。ここで、一例とし
て、移動機23から移動機21へ基地局10を介してデ
ータaが伝送されると同時に、移動機25から移動機2
1へ基地局10を介してデータbが伝送される場合の動
作を説明する。なお、移動機23から基地局10へ信号
を伝送するために通信チャネルCH#11が設定され、
移動機25から基地局10へ信号を伝送するために通信
チャネルCH#12が設定されているものとする。ま
た、基地局10から移動機21へ信号を伝送るるために
2本の通信チャネルCH#1およびCH#2が設定され
ているものとする。これらの通信チャネルは、基地局1
0または基地局10に接続される不図示の交換機により
設定される。
対応する拡散符号#11を用いてデータaを拡散し、そ
の拡散信号を出力する。同様に、移動機25は、通信チ
ャネルCH#12に対応する拡散符号#12を用いてデ
ータbを拡散し、その拡散信号を出力する。これらの拡
散処理は、それぞれ拡散変調ユニット24および26に
より行われる。
号を受信する。逆拡散復調ユニット12は、通信チャネ
ルCH#11およびCH#12を介して伝送されてくる
拡散信号を復調するために、拡散符号#11および#1
2を独立して用いながら受信信号を拡散する。このこと
により、データaおよびデータbが再生される。
宛先が移動機21であることを認識すると、通信チャネ
ルCH#1およびCH#2に対応する拡散符号#1およ
び#2を用いてデータaおよびデータbをそれぞれ拡散
し、それらの拡散信号を出力する。この拡散処理は、拡
散変調ユニット11により行われる。
受信すると、逆拡散復調ユニットは、基地局10からの
信号を受信するために設定されている通信チャネルに対
応する拡散符号を用いてその受信信号を逆拡散する。す
なわち、移動機21の逆拡散復調ユニット22は、通信
チャネルCH#1およびCH#2を介して伝送されてく
る拡散信号を復調するために、その受信信号に拡散符号
#1および#2を独立して乗算する。このことにより、
データaおよびデータbが再生される。
ステムでは、通信チャネル毎に互いに異なる拡散符号が
使用される。したがって、逆拡散復調ユニットは、予め
決められた1または複数の拡散符号を用いることによ
り、多数の拡散信号を含む受信信号の中からその拡散符
号に対応する拡散信号を復調することができる。
主に、基地局10において複数の拡散信号を復調する逆
拡散復調ユニット11、または移動機21において複数
の拡散信号を復調する逆拡散復調ユニット22に係わ
る。
本構成図である。このCDMA受信機は、N個のパス検
出器とM個の逆拡散復調器を含む構成である。ここで、
N及びMは、共に自然数であり、N<Mである。実施例
では、N=1、M=2である。したがって、各パス検出
器は、複数の逆拡散復調器のために動作する。すなわ
ち、各パス検出器は、複数の逆拡散復調器により時分割
で共用される。
信チャネルを介して伝送されてくる拡散信号を復調する
ために、複数の逆拡散復調器32a、32bを備える。
各逆拡散復調器は、それぞれ1本の通信チャネルを介し
て伝送されてくる拡散信号を復調する。たとえば、逆拡
散復調器32aおよび32bは、それぞれ通信チャネル
#aおよび#bを介して伝送されてくる拡散信号を復調
する。このとき、逆拡散復調器32aは、通信チャネル
#aに対応する拡散符号#aを使用し、逆拡散復調器3
2bは、通信チャネル#bに対応する拡散符号#bを使
用する。
とを乗算するタイミングを調整することは重要である。
たとえば、ある通信チャネルを介して伝送されてくる拡
散信号にその通信チャネルに対応する拡散符号を乗算し
たとしても、そのタイミングが正しくなければ、拡散信
号は復調されない。このため、CDMA受信装置は、通
信チャネル毎に拡散符号を乗算すべきタイミングを検出
する機能を備える。本実施形態のCVDMA受信装置で
は、パス検出器31がこの機能を提供する。
により、或いは伝送路の環境の変化などにより通信チャ
ネルの遅延プロファイルが随時変化する。この場合、逆
拡散復調器32aおよび32bは、その遅延プロファイ
ルの変化に応じて拡散信号に拡散符号を乗算するタイミ
ングを調整する必用がある。したがって、パス検出器3
1は、通信チャネルの遅延プロファイルを定期的にモニ
タし、その結果に基づいてタイミング信号を生成して逆
拡散復調器32aおよび32bに与える。そして、逆拡
散復調器32aおよび32bが、そのタイミング信号に
従って乗算タイミングを調整しながら拡散信号の復調を
継続する。
ルタを用いて通信チャネル毎にパスを検出する。ここ
で、「パス」とは、送信装置と受信装置との間に存在す
る互いに異なる通信路長を持った複数のパスのことであ
り、遅延プロファイルを検出することにより得られる。
マッチトフィルタの基本構成図である。マッチトフィル
タ40は、たとえば、到着した拡散信号を順番に保持す
るシフトレジスタ41、拡散符号を格納する拡散符号レ
ジスタ42、およびシフトレジスタに保持されている拡
散信号と拡散符号レジスタに格納されている拡散符号と
の相関を求める演算(例えば、排他論理和演算)を行う
演算回路43を備え、入力される拡散信号と拡散符号と
の相関レベルを表すデータを時々刻々と出力していく。
マッチトフィルタ40により出力される相関レベルデー
タ(遅延プロファイル情報)の例を図3(b) に示す。
に基づいて、逆拡散復調器において受信した拡散信号に
拡散符号を乗算すべきタイミングを指示するタイミング
信号を生成する。一例としては、相関レベルが最大にな
ったタイミングに従ってタイミング信号を生成する。或
いは、相関レベルが所定の閾値を越えたタイミングに従
ってタイミング信号を生成する。そして、パス検出器3
1は、このタイミング信号を対応する逆拡散復調器に与
える。
パス検出器31は、複数の逆拡散復調器に対してタイミ
ング信号を与える。すなわち、パス検出器31は、複数
の逆拡散復調器により共用される。
部のブロック図である。ここでは、CDMA受信機が通
信チャネル#aおよび#bを介して伝送されてくる拡散
信号を復調するものとする。なお、シフトレジスタ4
1、拡散符号レジスタ42および演算回路43は、図3
(a) を参照しながら説明した通りである。
または#bのうちのいずれか一方が書き込まれる。そし
て、演算回路43は、シフトレジスタ41に次々と入力
される信号と拡散符号レジスタ42に書き込まれている
拡散符号との相関レベルを表すデータを順次出力してい
く。したがって、演算回路43からの出力データは、拡
散符号レジスタ42に拡散符号#aが保持されている期
間は、通信チャネル#aについての遅延プロファイル情
報となり、拡散符号レジスタ42に拡散符号#bが保持
されている期間は、通信チャネル#bについての遅延プ
ロファイル情報となる。
の出力を示す図である。ここでは、時刻T1 〜時刻T2
および時刻T3 〜時刻T4 において拡散符号レジスタ4
2に拡散符号#aが保持され、時刻T2 〜時刻T3 にお
いて拡散符号レジスタ42に拡散符号#bが保持されて
いる。したがって、この場合、パス検出器31は、時刻
T1 〜時刻T2 および時刻T3 〜時刻T4 においては通
信チャネル#aのために動作し、その期間に得られる相
関レベルデータに基づいてタイミング信号を生成する。
そして、そのタイミング信号を逆拡散復調器32aに与
える。同様に、時刻T2 〜時刻T3 においては、パス検
出器31は、通信チャネル#bのために動作し、その期
間に得られる相関レベルデータに基づいて生成したタイ
ミング信号を逆拡散復調器32bに与える。逆拡散復調
器32aおよび32bは、それぞれ、パス検出器31か
ら与えられるタイミング信号に従って受信信号を拡散す
ることにより信号を復調する。
マッチトフィルタ40は、図3を参照しながら説明した
機能を有する。拡散符号生成部51は、制御部53から
の選択指示に従って拡散符号を生成してマッチトフィル
タ40に与える。拡散符号生成部51は、たとえば、Go
ld符号生成回路を備える。この場合、制御部53から与
えられる選択指示は、たとえば、このGold符号生成回路
の一方のシフトレジスタに入力される系列の位相(遅延
量)を指示する信号である。プロファイルメモリ52
は、マッチトフィルタ40の出力を格納する。マッチト
フィルタ40の出力は、相関レベルデータ(遅延プロフ
ァイル情報)であり、制御部53からの書込み指示に従
って決まるアドレスに書き込まれる。
込み指示を生成すると共に、プロファイルメモリ52に
格納されている相関レベルデータに基づいてタイミング
信号を生成する。制御部53は、たとえば、時間経過に
従ってカウントアップされるカウンタ、あるいは現在時
刻を表すカウンタを備え、そのカウンタのカウント値に
従って上述した選択指示および書込み指示を生成する。
以下、このカウンタを「時刻カウンタ」と呼ぶ。
4(b) の時刻T1 を表す値にまでカウントアップされる
と、制御部53は、拡散符号生成部51に拡散符号#a
を生成させるための選択指示を出力する。また、制御部
53は、マッチトフィルタ40の出力をその時刻カウン
タのカウント値に対応するアドレスに書き込むための書
込み指示を生成する。この結果、プロファイルメモリ5
2には、図6に示すように、時々刻々と変化する相関レ
ベルデータの値が順次格納されていく。
グ信号を生成する。たとえば、カウント値が000x〜000
yである期間に拡散符号生成部51が拡散符号#aを生
成した場合には、マッチトフィルタ40は、その期間、
通信チャネル#aについての相関レベルデータを出力す
る。そして、その期間に生成された相関レベルデータ
は、プロファイルメモリ52内のカウント=000x〜000
yに対応するアドレスに書き込まれる。したがって、制
御部53は、通信チャネル#aに対応するタイミング信
号を生成する際には、カウント値=000x〜000yに対応
するアドレスから相関レベルデータを抽出する。
ータがピークであったときの時刻カウンタのカウント値
である。ここで、このカウント値は、時間(時刻)を表
す情報である。したがって、この場合、このタイミング
信号は、ある通信チャネルにおいて入力信号と拡散符号
との相関がピークになったタイミングを表す信号であ
る。
は、各逆拡散復調器は、パス検出器31が有する時刻カ
ウンタと同等の時刻カウンタを備える。そして、各逆拡
散復調器は、パス検出器31から与えられるタイミング
信号および自装置内の時刻カウンタのカウント値に基づ
いて受信信号に拡散符号を乗算すべきタイミングを認識
する。
は、複数の通信チャネルを介して伝送されてくる拡散信
号をそれぞれ復調する複数の逆拡散復調器、及びそれら
複数の逆拡散復調器のためにタイミング信号を生成する
パス検出器と備える構成である。このため、ハードウェ
ア規模が大きなマッチトフィルタを含むパス検出器が共
用されるので、CDMA受信機の小型化、および低消費
電力化が実現される。
よび所定間隔ごとに挿入されるパイロット信号から構成
される。このパイロット信号は、予め決められたデータ
列から得られる信号であり、例えば、同期確立のために
使用される。なお、拡散信号は、データ信号にパイロッ
ト信号が挿入された後に拡散符号を乗算することによっ
て得られる。また、パス検出動作は、データ信号を利用
するよりもパイロット信号を利用する方が有利である。
ング信号を生成する方法を説明する図である。なお、C
DMA受信機は、パイロット信号を検出する機能を備え
ているものとする。パイロット信号を検出する方法は既
知の技術である。
立して送出される。このため、CDMA受信機により受
信される複数の拡散信号は互いに独立しており、一般
に、通信チャネル毎にパイロット信号が到着するタイミ
ングも互いに異なっている。
して受信した拡散信号においてパイロット信号を検出す
ると、そのパイロット信号に対応する期間、通信チャネ
ル#aのために動作する。すなわち、パス検出器31
は、通信チャネル#aを介して伝送されてきたパイロッ
ト信号と拡散符号#aとの相関レベルデータに基づいて
タイミング信号を生成し、それを逆拡散復調器32aに
与える。同様に、通信チャネル#bを介して受信した拡
散信号においてパイロット信号を検出すると、パス検出
器31は、そのパイロット信号に対応する期間、通信チ
ャネル#bのために動作する。
部の構成を示す図である。パイロットカウンタ61a〜
61nは、通信チャネル毎に設けられ、パイロット信号
の挿入周期と同じ周期でパルス信号を出力する。各パイ
ロットカウンタは、対応する通信チャネルにおいてパイ
ロット信号が検出されたときにカウント動作が開始さ
れ、以降、上記周期ごとにパルス信号を出力する。上記
構成により、各パイロットカウンタは、対応する通信チ
ャネルにおいてパイロット信号が到着するごとにパルス
信号を出力することになる。
タからのパルス信号を受け取り、それらのパルス信号に
従って割込み信号を生成する。たとえば、パイロットカ
ウンタ61aからパルス信号を受け取ったときには、割
込み通知部62は、通信チャネル#aにおいてパイロッ
ト信号が検出された旨を処理部63に通知する。
み信号を受け取ると、その割込み信号に従って上述した
選択指示および書込み指示を生成する。たとえば、通信
チャネル#aにおいてパイロット信号が検出された旨を
認識すると、処理部63は、拡散符号#aを生成するた
めの選択指示を拡散符号生成部51に与え、また、時刻
カウンタ64のカウント値に従ってマッチトフィルタ4
0の出力を格納するためのアドレスを指示する書込み指
示を生成する。時刻カウンタ64は、例えば、現在時刻
を表すカウンタである。
相関レベルデータを生成する処理、およびその相関レベ
ルデータに基づいてタイミング信号を生成する処理は、
上述した通りである。
パイロット信号を使用してもよい。ここで、「シンボ
ル」は、信号を伝送する際の1つの信号点に対応する。
たとえば、信号をQPSKで変調する場合には、2ビッ
トのデータが1つの信号点に割り当てられるので、各シ
ンボルは2ビットのデータに相当する。
信号が使用される場合のパス検出器の動作を説明する図
である。ここでは、各パイロット信号が4シンボルから
構成されている場合を示す。
間では、I−Q空間上での位相のずれが小さいので、そ
のパイロット信号の相関は高い。したがって、この場
合、マッチトフィルタ40の出力について電圧加算(ま
たは、振幅加算)を行う。よく知られているように、電
力加算よりも電圧加算の方が高いゲインが得られる。例
えば、図9に示す例では、P1 =P11+P12+P13+P
14が実行される。一方、あるパイロット信号と他のパイ
ロット信号との間では、I−Q空間上での位相のずれが
大きくなることがあり、そのパイロット信号の相関は低
くなる。したがって、この場合、マッチトフィルタ40
の出力について電力加算を行う。電力加算を行えば、振
幅データが二乗されるので、位相が反転していたとして
も加算値が相殺されることはない。たとえば、図9に示
す例では、下式が実行される。
である。電圧(振幅)加算部61は、加算タイミングを
調整するためのディレイを有し、各パイロット信号に含
まれている4つのシンボルに対して得られるデータを加
算する。電力加算部62は、電圧加算部61の出力を二
乗する二乗演算部と、二乗演算部の出力を累積的に加算
する加算回路を備える。そして、電力加算部62の出力
はプロファイルメモリ52に書き込まれる。
のパス検出器31は、データ信号に挿入されるパイロッ
ト信号として複数のシンボルを含む信号が使用される場
合には、タイミング信号を生成ために使用する相関レベ
ルデータを得る際に、振幅加算および電力加算を併用す
るので、大きなゲインを確保しながら、正確な遅延プロ
ファイルが得られる。
の相関が低い場合には、電力加算を実行しているが、電
力加算の代わりに絶対値加算を実行してもよい。この場
合、図10において、二乗演算部の代わりに絶対値演算
部を設ければよい。二乗演算部を絶対値演算部に置き換
えると、回路規模が小さくなる。
機により受信される複数の拡散信号は互いに独立してい
るので、複数の通信チャネルにおいて同時にパイロット
信号が到着することがある。なお、「同時に」は、異な
るチャネルのパイロット信号の一部が互いに重なりあう
ことを含むものとする。以下、複数の通信チャネルにお
いて同時にパイロット信号が到着した場合の動作を説明
する。
ット信号が到着すると、図8に示す複数のパイロットカ
ウンタが同時にパルス信号を出力する。この場合、処理
部63は、図11に示す優先順位テーブルを参照して、
タイミング信号を生成すべき通信チャネルを決定する。
優先順位テーブルには、通信チャネル毎に優先レベルが
設定されている。
いて同時にパイロット信号が検出された場合には、パイ
ロットカウンタ61aおよび61bが同時にパルス信号
を出力する。このようにして競合が発生すると、処理部
63は、優先順位テーブルを参照し、通信チャネル#a
および#bの優先レベルを調べる。図11の例では、通
信チャネル#aに対して高い優先度が与えられている。
従って、この場合、パス検出器31は、通信チャネル#
aのためのタイミング信号を生成する。
場合には、その後更新される。たとえば、上述の例のよ
うに、通信チャネル#aと#bとの間で競合が発生した
ときに通信チャネル#aを選択した場合には、通信チャ
ネル#aの優先レベルを低くする(優先レベル=4→
3)と共に、通信チャネル#bの優先レベルを高くする
(優先レベル=3→4)。優先順位テーブルをこのよう
に更新すれば、次に通信チャネル#aと#bとの間で競
合が発生したときには、通信チャネル#bが選択される
ことになる。上記処理により、各通信チャネルに対して
平等にタイミング信号が生成される。
ャネルにおいて同時にパイロット信号が到着した場合に
のみ参照され、他の場合には参照されない。
施例の方法に限定されるものではない。以下、いくつか
方法を示す。 (1) 新たに確立された通信チャネルに高い優先順位を与
える方法 新たに通信チャネルが確立されるときは、拡散同期を確
立する必用が生じるので、その通信チャネルには即座に
タイミング信号を与える必用がある。即ち、その通信チ
ャネルに対しては、他の通信チャネルよりも優先的にタ
イミング信号を与える必用がある。したがって、パス検
出器31は、通信チャネルの確立要求を検出した場合に
は、優先順位テーブルにおいてその通信チャネルの優先
レベルとして最も高い値を設定する。なお、移動体端末
があるセルから他にセルに移動した場合(ハンドオー
バ)にも、同様に、その通信チャネルに高い優先レベル
を与える。
い通信チャネルに対しては、他の通信チャネルよりも優
先的にタイミング情報が与えられる。したがって、本実
施形態では、パス検出器31が複数の通信チャネルによ
り共有されているにも拘わらず、新たに確立される通信
チャネルには即座にタイミング信号が与えられ、短時間
で高い通信品質が得られる。 (2) 遅延プロファイルをモニタする方法 拡散信号の復調タイミングは、遅延プロファイルに基づ
いて決定される。ところが、各通信チャネルの遅延プロ
ファイルは、図12に示すように、伝送路の状態や端末
の移動などの影響によって時々刻々と変化する。したが
って、ある通信チャネルの遅延プロファイルが変化した
ときには、それに伴ってその通信チャネルの復調タイミ
ングを調整することが望ましい。
ロファイルを継続的にモニタし、その変化が大きい通信
チャネルの優先レベルを高くする。優先レベルは、上述
の例と同様に、優先順位テーブルに設定される。
る際、図13(a) に示すように、最大パス(相関値が最
大のパス)のみを比較する方法であってもよい。図13
(a)に示す例では、遅延量Δφが大きくなったときに、
その通信チャネルの優先レベルを高くする。この方法を
導入すれば、遅延プロファイルを比較する動作が簡略化
されるので、そのための回路規模、比較時間が小さくな
る。
およびその最大パスから6dBの範囲内にあるパスを利
用する方法であってもよい。図13(b) に示す例では、
遅延量Δφ1またはΔφ2が大きくなったときに、その
通信チャネルの優先レベルを高くする。なお、一般に、
RAKE等において複数のパスを合成する際には、最大
パスおよびその最大パスから6dBの範囲内にあるパス
が有効パスと呼ばれている。この方法を導入すれば、図
13(a) に示す方法と比べれば回路規模はやや大きくな
るが、優先順位の制御の特性は向上する。 (3) 誤り率をモニタする方法 通信チャネル毎の誤り率は、通常、伝送路の状態などに
応じて変化する。ところが、CDMA受信機における復
調タイミングが適切でない場合にも誤り率は劣化する。
したがって、通信チャネル毎に誤り率をモニタし、その
誤り率の劣化が検出された通信チャネルの復調タイミン
グを調整することは有用である。
て、誤り率の劣化が検出された通信チャネルの優先レベ
ルを高くする。このことにより、誤り率の劣化が検出さ
れた通信チャネルについて優先的に復調タイミングが調
整されることになる。なお、各通信チャネルの誤り率を
検出する処理は、既存のCDMA通信装置において送信
パワー制御などのために実施されている。本実施形態の
パス検出器31は、既存の技術により得られる誤り率デ
ータを利用する。
おいて同時にパイロット信号が到着した場合に、その中
の1つの通信チャネルについてタイミング信号を生成す
る方法を説明したが、もし可能であれば、それらすべて
の通信チャネルについてタイミング信号を生成できるこ
とが望ましい。以下では、複数の通信チャネルにおいて
同時にパイロット信号が到着した場合に、それら複数の
通信チャネルについてタイミング信号を生成する方法に
ついて説明する。
格納するためのメモリを設けたCDMA受信機のブロッ
ク図である。メモリ71は、たとえば半導体メモリであ
り、入力信号を格納する。
れる拡散信号を含む入力信号は、そのままパス検出器3
1に与えられると共に、メモリ71に書き込まれる。パ
ス検出器31は、既存の技術により各通信チャネルのパ
イロット信号を検出する。このとき、各通信チャネルご
とに互いに異なるタイミングでパイロット信号が検出さ
れるのであれば、パス検出器31は、メモリ71に格納
される入力信号を使用することなく、上述した方法で各
通信チャネルのためのタイミング信号を生成する。
に含まれている複数の通信チャネルのパイロット信号の
タイミングが互いに重なり合っているときには、パス検
出器31は、メモリ71に格納される入力信号を利用す
る。たとえば、通信チャネル#aおよび#bのパイロッ
ト信号のタイミングが互いに重なり合っている場合に
は、パス検出器31は、時刻T1 〜T2 において、通信
チャネル#aのためのタイミング信号を生成し、続い
て、時刻T2 〜T3 において、通信チャネル#bのため
のタイミング信号を生成する。パス検出器31は、時刻
T1 〜T2 においては、メモリ71を介することなく与
えられる入力信号を利用してタイミング信号を生成す
る。この場合、パス検出器31は、図5を参照しながら
説明した方法において、拡散符号#aを用いて入力信号
を拡散して相関レベルデータを生成し、その相関レベル
データに基づいて通信チャネル#aのためのタイミング
信号を生成する。また、パス検出器31は、時刻T2 〜
T3 においては、メモリ71に格納されている入力信号
を利用してタイミング信号を生成する。この場合、パス
検出器31は、拡散符号#bを用いて入力信号を拡散し
て相関レベルデータを生成し、その相関レベルデータに
基づいて通信チャネル#bのためのタイミング信号を生
成する。このように、メモリ71は、入力信号を遅延さ
せるために利用されている。
をすべてメモリ71に格納する構成であるが、パイロッ
ト信号を利用してタイミング信号を生成する構成の場合
は、そのタイミング信号を生成するためには、すべての
入力信号が必用になるわけではない。すなわち、各通信
チャネルのパイロット信号が与えられれば、それらの通
信チャネルのためのタイミング信号を生成することがで
きる。
ット信号のみを書き込む構成であっても図14に示した
構成と同等の効果が得られる。たとえば、図16に示す
ように、時刻T1 〜T2 において通信チャネル#aおよ
び#bのパイロット信号が同時に到着する場合には、メ
モリ71には、時刻T1 〜T2 に到着した入力信号のみ
が書き込まれる。そして、パス検出器31は、まず、メ
モリ71を介することなく与えられた入力信号を利用し
て通信チャネル#aのためのタイミング信号を生成し、
続いて、メモリ71に格納されている入力信号を利用し
て通信チャネル#bのためのタイミング信号を生成す
る。上記構成を採用すれば、メモリ71の容量が小さく
なる。
本の通信チャネルのパイロット信号が互いに重なり合っ
た場合を想定しているが、上記方法は、3以上のパイロ
ット信号が互いに重なり合った場合にも適用可能であ
る。例えば、N本の通信チャネル(#a〜#n)のパイ
ロット信号が互いに重なり合った場合には、パス検出器
31は、まず、メモリ71を介することなく与えられた
入力信号を利用して通信チャネル#aのためのタイミン
グ信号を生成する。続いて、パス検出器31は、メモリ
71に格納されている入力信号を利用して通信チャネル
#bのためのタイミング信号を生成する。以降、パス検
出器31は、通信チャネル#c〜#nのために順次メモ
リ71に格納されている入力信号を読み出し、その入力
信号を利用して通信チャネル#c〜#nのためのタイミ
ング信号を生成する。
DMA受信機は、パス検出器の前段に入力信号を格納す
るためのメモリを設けることにより、複数の通信チャネ
ルにおいて同時にパイロット信号が到着した場合であっ
ても、それら複数の通信チャネルのためにそれぞれタイ
ミング信号を生成することができる。この結果、パス検
出器31の利用効率が向上すると共に、各通信チャネル
に対してタイミング信号を与える頻度が高くなるので、
各通信チャネルの通信品質も向上する。
ャネル毎の遅延プロファイルを作成し、その遅延プロフ
ァイルに基づいて各通信チャネルのためのタイミング信
号を生成するためには所定の時間を要する。したがっ
て、パス検出器31によってタイミング信号が生成され
た後に入力信号の復調動作を開始すると、入力信号の先
頭部分を復調できないことがある。以下では、この問題
を解決する方法の実施例を示す。
を格納するための遅延ユニットを設けたCDMA受信機
のブロック図である。遅延ユニット72は、たとえば、
半導体メモリ(RAM)、およびそのメモリを制御する
回路により実現される。
検出器31においてタイミング信号を生成するのに要す
る時間である。この時間は、パイロット信号が挿入され
ている間隔、およびタイミング信号を生成する際に使用
するパイロット信号の数に応じて決まる。また、遅延ユ
ニット72による遅延時間は、遅延ユニット72へ入力
信号を書き込むタイミングと遅延ユニット72からその
入力信号を読み出すタイミングとの差として得られる。
動作を説明する図である。入力信号は、パス検出器31
に与えられると共に、遅延ユニット72により時間Dだ
け遅延されて逆拡散復調器32aおよび32bにも与え
られる。パス検出器31は、時間Dが経過する前にタイ
ミング信号を生成して対応する逆拡散復調器に与える。
このことにより、逆拡散復調器32aまたは32bは、
入力信号を受信するよりも前にその入力信号を復調する
タイミングを指示するタイミング信号を受け取る。した
がって、逆拡散復調器32aおよび32bは、すべての
入力信号を確実に復調することができる。
示した機能および図17〜図18に示した機能を独立し
て説明したが、これらの機能を併せ持つCDMA受信機
を実現することも可能である。上記2つの機能を併せ持
つCDMA受信機のブロック図を図19に示す。この構
成を導入すれば、パス検出器31の利用効率の向上、各
通信チャネルの品質の向上が達成され、同時に、伝送信
号の先頭部分も確実に復調できる。
技術の1つとしてスペースダイバーシチ受信が知られて
いる。スペースダイバーシチ受信では、受信波が互いに
無相関となるように配置された複数のアンテナを用いて
フェージング波を受信し、各アンテナにより受信した受
信波を合成する。なお、各アンテナにより受信した受信
波は、ダイバーシチブランチと呼ばれることがある。
を持ったCDMA受信機のブロック図である。ここで
は、2本のアンテナを用いたスペースダイバーシチであ
るものとして説明する。なお、各アンテナにより受信し
たダイバーシチブランチをブランチ1およびブランチ2
と呼ぶことにする。
パス検出器31は、通信チャネル毎にそれぞれブランチ
1およびブランチ2についてタイミング信号を生成する
必用がある。そして、各逆拡散復調器は、それぞれブラ
ンチ1およびブランチ2について生成されたタイミング
信号を用いて対応する通信チャネルを介して伝送されて
くる拡散信号を復調する。ところが、各ダイバーシチブ
ランチは、同一の入力信号を異なる位相で受信すること
によって得られるので、図21に示すように、ブランチ
1およびブランチ2は、互いに同じタイミングでパイロ
ット信号を出力する。
設けたメモリ71を用いてブランチ1から受信した信号
およびブランチ2から受信した信号をいったん格納する
ことにより、各ダイバーシチブランチについてのタイミ
ング信号を生成できるようにしている。即ち、パス検出
器31は、まず、メモリ71を利用することなく与えら
れた入力信号を利用してブランチ1についてのタイミン
グ信号を生成し、続いて、メモリ71に格納されている
入力信号を利用してブランチ2についてのタイミング信
号を生成する。なお、この動作は、通信チャネルごとに
行われる。
ット信号の到着タイミングが互いに重なった場合の動作
例を示す図である。この場合、パス検出器31は、(1)
通信チャネル#aのブランチ1についてタイミング信号
を生成する動作、(2) 通信チャネル#aのブランチ2に
ついてタイミング信号を生成する動作、(3) 通信チャネ
ル#bのブランチ1についてタイミング信号を生成する
動作、(4) 通信チャネル#bのブランチ2についてタイ
ミング信号を生成する動作、を時系列に実行する。そし
て、逆拡散復調器32aは、上記(1) 及び(2) の動作に
より生成されたタイミング信号を用いて通信チャネル#
aを介して伝送されてくる拡散信号を復調し、逆拡散復
調器32bは、上記(3) 及び(4) の動作により生成され
たタイミング信号を用いて通信チャネル#bを介して伝
送されてくる拡散信号を復調する。
挿入されているパイロット信号を利用して拡散信号を復
調するためのタイミング信号を生成しているが、本発明
はこの構成に限定されるものではない。すなわち、たと
えば、データ信号の所定の部分を利用して拡散信号を復
調するためのタイミング信号を生成する構成にも適用可
能である。
ロット信号が挿入された状態で伝送されるシステムを前
提としているが、本発明はこのようなシステムに限定さ
れるものではない。
用されるタイミング信号を生成する回路を複数の逆拡散
復調器により共用する構成としてので、CDMA受信機
の低消費電力化、および小型化に寄与する。また、上記
タイミング信号を生成する回路を時分割で利用するの
で、通信品質の劣化は起こらないか、或いは最小限に抑
えられる。
用されるCDMA通信システムの構成図である。
る。
ィルタの基本構成図、(b) はマッチトフィルタの出力の
例である。
ク図、(b) は演算回路の出力を示す図である。
ある。
成する方法を模式的に示す図である。
す図である。
れる場合のパス検出器の動作を説明する図である。
である。
の例である。
る。
のメモリを設けたCDMA受信機のブロック図である。
動作を説明する図である。
の動作を説明する図である。
めの遅延ユニットを設けたCDMA受信機のブロック図
である。
る図である。
を併せ持つCDMA受信機のブロック図である。
MA受信機のブロック図である。
MA受信機の動作例を示す図(その1)である。
MA受信機の動作例を示す図(その2)である。
Claims (19)
- 【請求項1】 CDMA通信の複数のチャネルを介して
それぞれ伝送される拡散信号を受信する受信装置であっ
て、 上記複数のチャネルに対するタイミング信号を生成する
ために時分割に利用され、上記複数のチャネルを介して
それぞれ伝送される拡散信号を含む入力信号と各チャネ
ルにそれぞれ対応する拡散符号との相関に従って各チャ
ネルに対応するタイミング信号を生成するパス検出器
と、 上記複数のチャネルに対して設けられ、それぞれ、上記
パス検出器により生成されるタイミング信号に従って、
上記入力信号に含まれている複数の拡散信号の中から所
定の拡散信号を復調する複数の逆拡散復調器と、 を有する受信装置。 - 【請求項2】 上記パス検出器は、 上記複数のチャネルに対応する拡散符号を所定のアルゴ
リズムに従った順番で生成する拡散符号生成手段と、 上記入力信号と上記拡散符号生成手段により生成された
拡散符号との相関レベルデータを出力するマッチトフィ
ルタと、 上記相関レベルデータに基づいてタイミング信号を生成
するタイミング信号生成手段と、 を有する請求項1に記載の受信装置。 - 【請求項3】 各チャネルを介して伝送される拡散信号
は、それぞれ所定間隔ごとに挿入されたパイロット信号
を含んでおり、 上記パス検出器は、各チャネル毎にパイロット信号を用
いてタイミング信号を生成する請求項1に記載の受信装
置。 - 【請求項4】 各チャネル毎に複数のパイロット信号を
用いてタイミング信号が生成される構成であって、 上記パス検出器は、 パイロット信号間の相関が高い場合に電圧加算演算によ
りパスを検出する第1のパス検出手段と、 パイロット信号間の相関が低い場合に電力加算演算によ
りパスを検出する第2のパス検出手段と、 上記第1および第2のパス検出手段により検出されたパ
スに基づいて上記タイミング信号を生成するタイミング
信号生成手段と、 を有する請求項1に記載の受信装置。 - 【請求項5】 各チャネル毎に複数のパイロット信号を
用いてタイミング信号が生成される構成であって、 上記パス検出器は、 各パイロット信号についての相関レベルデータの絶対値
を加算する演算によりパスを検出するパス検出手段と、 上記パス検出手段により検出されたパスに基づいて上記
タイミング信号を生成するタイミング信号生成手段と、 を有する請求項1に記載の受信装置。 - 【請求項6】 上記複数の逆拡散復調器についての優先
順位に係わる情報を格納する優先順位情報格納手段をさ
らに有し、 上記パス検出器は、上記優先順位情報格納手段に格納さ
れている優先順位情報に基づいて決まる逆拡散復調器の
ために動作する請求項1に記載の受信装置。 - 【請求項7】 あるチャネルについて同期確立処理が要
求されたときに、そのチャネルに対応する逆拡散復調器
に高い優先順位を与える請求項6に記載の受信装置。 - 【請求項8】 上記複数のチャネルの各遅延プロファイ
ルを検出するプロファイル検出手段と、 チャネル毎に検出された遅延プロファイルの変動の大き
さに基づいて上記複数の逆拡散復調器についての優先順
位を決定する優先順位決定手段と、 をさらに有する請求項6に記載の受信装置。 - 【請求項9】 上記優先順位決定手段が、チャネルごと
の最大パスの変動に基づいて上記複数の逆拡散復調器に
ついての優先順位を決定する請求項8に記載の受信装
置。 - 【請求項10】 上記優先順位決定手段が、チャネル毎
の最大パスおよびその最大パスから所定の範囲内に存在
するパスの変動に基づいて上記複数の逆拡散復調器につ
いての優先順位を決定する請求項8に記載の受信装置。 - 【請求項11】 上記パス検出器が、チャネル毎の誤り
率に基づいて上記複数の逆拡散復調器についての優先順
位を決定する請求項6に記載の受信装置。 - 【請求項12】 複数のチャネルのパイロット信号のタ
イミングが互いに重なり合ったときにのみ上記パス検出
器が上記優先順位情報格納手段を参照する請求項6に記
載の受信装置。 - 【請求項13】 上記入力信号を格納するメモリと、 複数のチャネルのパイロット信号のタイミングが互いに
重なり合ったったときに、上記メモリから上記入力信号
を読み出して上記パス検出器に与えるメモリ制御手段
と、をさらに有し、 上記パス検出器が、上記複数のチャネルのパイロット信
号を用いてそれらチャネルにそれぞれ対応するタイミン
グ信号を順番に生成していく請求項3に記載の受信装
置。 - 【請求項14】 上記メモリ制御手段は、互いに重なり
合ったパイロット信号の数に応じて上記メモリから必用
な回数だけ上記入力信号を読み出して上記パス検出器に
与える請求項13に記載の受信装置。 - 【請求項15】 上記複数のチャネルのパイロット信号
のタイミングが互いに重なり合ったったときに、上記入
力信号のうちそのパイロット信号を含む部分のみが上記
メモリに格納される請求項13に記載の受信装置。 - 【請求項16】 上記複数の逆拡散復調器に入力すべき
信号を、上記パス検出器によって上記タイミング信号が
生成されるのに要する時間だけ遅延させる遅延手段をさ
らに有する請求項1に記載の受信装置。 - 【請求項17】 上記入力信号のうちの少なくともパイ
ロット信号を含む部分を格納するメモリと、 Lブランチスペースダイバーシチ受信を行う際に、上記
メモリから上記パイロット信号をL−1回読み出して上
記パス検出器に与えるメモリ制御手段と、をさらに有
し、 上記パス検出器が、上記読み出された各パイロット信号
を用いてそれぞれタイミング信号を順番に生成していく
請求項3に記載の受信装置。 - 【請求項18】 CDMA通信の複数のチャネルを介し
てそれぞれ伝送される拡散信号を受信する受信装置であ
って、 時分割に動作することによって、上記複数のチャネルに
ついての遅延プロファイルを検出し、それらの遅延プロ
ファイルに基づいて各チャネルに対応するタイミング信
号を生成するパス検出器と、 上記複数のチャネルに対して設けられ、それぞれ、上記
パス検出器により生成されるタイミング信号に従って、
上記入力信号に含まれている複数の拡散信号の中から所
定の拡散信号を復調する複数の逆拡散復調器と、 を有する受信装置。 - 【請求項19】 CDMA通信の複数のチャネルを介し
てそれぞれ伝送される拡散信号を受信する受信装置であ
って、 上記複数のチャネルに対してそれぞれ設けられ、それぞ
れ対応するチャネルを介して伝送されてくる拡散信号を
対応する拡散符号を用いて逆拡散することによってその
拡散信号を復調する複数の逆拡散復調器と、 上記複数のチャネルを介して伝送される各拡散信号を拡
散するために用いられる各拡散符号の位相を指示する指
示手段と、 を有し、上記指示手段が上記複数の逆拡散復調器により
共用される受信装置。
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