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JP2000140979A - 段付き軸部品およびその製造方法 - Google Patents

段付き軸部品およびその製造方法

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JP2000140979A
JP2000140979A JP10320272A JP32027298A JP2000140979A JP 2000140979 A JP2000140979 A JP 2000140979A JP 10320272 A JP10320272 A JP 10320272A JP 32027298 A JP32027298 A JP 32027298A JP 2000140979 A JP2000140979 A JP 2000140979A
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JP
Japan
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diameter
small
diameter hole
die
hole
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Pending
Application number
JP10320272A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoko Kawada
陽子 川田
Katsuya Imai
克哉 今井
Hiroshi Okamoto
寛 岡本
Mitsuaki Nakada
光昭 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N K SEIATSU KK
Nippon Koshuha Steel Co Ltd
Original Assignee
N K SEIATSU KK
Nippon Koshuha Steel Co Ltd
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Publication date
Application filed by N K SEIATSU KK, Nippon Koshuha Steel Co Ltd filed Critical N K SEIATSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段部でのファイバーフローの切断がなく大径
部と小径部の同軸度を確保でき、かつ鍛造押出し時の端
面割れ発生を防止する。 【解決手段】 高速度工具鋼の線材または棒材をせん断
により所定長さに切断した素材を据え込んでその切断面
の周縁部が内側へ回り込むよう形成すると共に、大径孔
部と小径孔部を備えたダイスによる押出し成形によって
成形した大径部22Aと小径部22Bからなる段付き軸
素材を、前記小径部の押出側端面に形成された凹部を押
圧によって平面に形成してなるファイバーフローPが前
記大径部から小径部に連続し且つ大径部と小径部とが円
弧面または角状の段部22Cをなして連続する構成とし
たことを特徴とする段付き軸部品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高強度,耐摩耗性
が要求され、かつ高靱性が要求される部位において使用
される高速度工具鋼などからなる段付き軸部品およびそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、高速度工具鋼の段付き軸部品
は、高速度工具鋼が高強度材であることから、焼きなま
し後に切削加工によって粗形状を形成し、焼入れ焼戻し
後、研磨加工によって仕上げられている。
【0003】しかし、図6に示すように、切削加工によ
って形成された段付き軸部品1は、切削加工前の素材長
さ方向にそろったファイバーフローPが段部1Cの部分
で切断されるとゝもに、小径部1Bでは鍛錬の利いてい
ない内部が表面に出てくるため、大径部1Aと小径部1
Bをつなぐ段部1Cにおける強度が低下するという問題
がある。また、高速度工具鋼には、耐摩耗性を上げるた
めにW,V,Coなど高価な合金元素が多量に含有され
ており、素材費が高い。しかるに、前記の切削加工では
切り屑が多くなるため素材の歩留まりが悪く、製品価格
が高くなるという問題がある。
【0004】また従来から、高強度材に対しては熱間や
温間加工をすることで変形抵抗を低下させ、塑性加工を
施しているが、熱間や温間鍛造で形成した部品は寸法精
度が悪いという問題点のほか、熱間や温間鍛造は大気中
で行われるため、表面が酸化し素材表面が荒れるという
問題があった。また素材表面が脱炭するため製品に削り
代を多く付けておく必要があり、後工程で研磨加工時間
の増加や歩留まりを悪くしてしまうという問題もある。
【0005】そして更に従来から、低炭素鋼などの高速
度工具鋼よりも延性の高い素材からなる軸部品の製造方
法として、図7(a)に示すように、一つの大径孔部2
aと小径孔部2bからなるダイス型孔を持つダイス2を
使用し、表面に潤滑皮膜を施した棒材や線材からせん断
により切り出した切断部材を素材3として、これを前記
大径孔部2a内に入れて小径孔部2b内に押出し、図7
(b)に示すような大径部4Aと小径部4Bからなる段
付き軸部品4を製造する方法も行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記図7に示
すような段付き軸部品4の製造方法で高速度工具鋼の鍛
造を行うと、高速度工具鋼は低炭素鋼より延性が低く、
且つ高速度工具鋼の素材の切断端面はせん断時の荒れた
切断面であるため、この荒れた切断面4Cがダイス型孔
の大径部2aから小径部2bとが連続する大径部の底部
コーナ部2cで押し出されるとき、切断面4Cの表面荒
れを起因として端面割れが発生し、健全な部品が得られ
ないという問題があった。ここで高速度工具鋼で切断端
面が荒れていない切断素材を得るために、棒材または線
材をバンドソーまたはのこ刃などで切断する方法もある
が、この方法ではせん断による素材取りに対して作業能
率が大きく低下する。
【0007】また、上記図7に示す押出しの変形例とし
て、図8に示すように、前記大径孔部2aと小径孔部2
bとが連続する大径部の底部コーナにテーパ面部2dを
有するダイス2Aで素材3の押出しを行う鍛造方法が行
われている。しかし、この鍛造方法では、図8(b)に
示すように、段付き軸部品5の押出側端面5Cはその中
央部が凸状に膨らみ、この押出側端面5Cの表面中央部
で半径方向の引張応力が作用する。
【0008】そのため、一般的鍛造用鋼材より延性が低
い高速度工具鋼は、断面減少率が30%以上の押出しで
は、前記押出側端面5Cにせん断により発生する微細な
クラックが残っていると、その微細クラックを起因とし
た端面割れが発生してしまうという問題点があった。
【0009】本発明は、前記のような従来の問題点を解
決するために成されたもので、素材の歩留まりの向上
と、段部でのファイバーフローの切断がなく大径部と小
径部の同軸度を確保でき、かつ鍛造の押出し時における
端面割れ発生を防止することができる高強度の段付き軸
部品およびその製造方法を提供することを目的としたも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】そして、前記の目的を達
成するため、本願の第1発明は、高速度工具鋼の線材ま
たは棒材をせん断により所定長さに切断した素材を据え
込んでその切断面の周縁部が内側へ回り込むよう形成す
るとゝもに、大径孔部と小径孔部を備えたダイスによる
押出し成形によって成形した大径部と小径部からなる段
付き軸素材を、前記小径部の押出側端面に形成された凹
部を押圧によって平面に形成してなるファイバーフロー
が前記大径部から小径部に連続し且つ大径部と小径部と
が円弧面または角状の段部をなして連続する構成とした
ことを特徴とする段付き軸部品であり、また、本願の第
2発明は、表面に潤滑皮膜を施した高速度工具鋼の線材
または棒材を冷間鍛造用素材とし、該素材をせん断によ
り所定長さに切断した後、この切断された前記素材を、
大径孔部とこれに連続する小径孔部で形成され、且つ大
径孔部の底部コーナが円弧面に形成されてなるダイス型
孔を有するダイスの前記大径孔部に挿入し、この大径孔
部内で前記素材を据込む第1工程と、この据え込んだ前
記素材を、大径孔部とこれに連続する小径孔部で形成さ
れ、小径孔部が前記ダイスの小径孔部よりも大きい径
で、大径孔部の底部コーナが円弧面に形成されてなるダ
イス型孔を有するダイスの前記大径孔部に挿入して、こ
の大径孔部に連続する小径孔部に押出す第2工程と、こ
の押出しにより得られた素材を、大径孔部とこれに連続
する小径孔部で形成され、大径孔部の底部コーナが円弧
面または角状に形成されたダイス型孔を有するダイスの
ダイス型孔内に挿入して押し出し、大径部と小径部とが
円弧または角状の段部をなして連続する軸部品とする第
3工程とを順次経ることを特徴とする段付き軸部品の製
造方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
1乃至図5によって詳細に説明するに、段付き軸部品の
鍛造素材としては例えば高速度工具鋼のSKH51の棒
材または線材を用いる。本発明は第1工程、第2工程お
よび第3工程よりなり、まず第1工程では図1(a)に
示すように、表面に潤滑皮膜を施した棒材または線材を
所定長さにせん断により切断した素材11を後述するダ
イス10の型孔内に挿入する。
【0012】前記ダイス10は、大径孔部10aとこれ
に連続する製品の小径部直径よりも小さい径とした小径
孔部10bとを有し、かつ前記大径孔部10aの底部コ
ーナ部が大きい円弧面10cで形成された型孔を有して
いる。そしてせん断により所定長さに切断した前記素材
11をダイス10の前記大径孔部10a内に挿入し、パ
ンチP1 で前記素材11の下端の切断面部11Aが前記
円弧面10cの下部に達するよう据込み加工を行う。こ
の時、ノックアウトピンN1 の上面は前記大径孔部10
aの底部に設けた前記円弧面10cの下部に位置するよ
うにする。
【0013】この据え込み加工により、図1(b)及び
図4に示すように、前記素材11の引き抜き加工された
線材あるいは棒材の平滑な外周面からなる下端周縁部近
傍11a及び切断面部11Aの周縁部11bはそれぞ
れ、ダイス10の前記大きな円弧面10cに沿って内側
(中心部側)へ向かって回り込むように移動し、その結
果、前記周縁部11bは前記切断面部11Aの下部まで
回り込む。ここで、前記周縁部11bを前記切断面部1
1Aの下部まで十分に回り込ませるためには、ダイス1
0の前記円弧面10cの円弧半径(コーナR)を(大径
孔部10aの直径−小径孔部10bの直径)×1.0以
上とすることが望ましい。
【0014】一方、素材11の切断面部11Aはその周
縁部11bが前記円弧面10cに沿って前記切断面部1
1Aの下部まで回り込むことにより、切断面部11Aの
中心側11cが上に凹のくぼんだ形状になる。その結
果、この切断面部11Aの表面部には圧縮力が作用し、
この第1工程で端面割れは発生しない。また図1(b)
に示すように、素材11の前記切断面部11A(周縁部
11b)はダイス10の前記円弧面10cにのみ接して
いるため、この接触部(周縁部11b)で大きな圧縮応
力が発生する。したがって、切断面部11Aにおける周
縁部11bの円弧面10cに沿った内側への回り込みが
不十分で、切断面部11Aが円弧面10cに接触したと
しても、せん断によって発生した微細クラックなどを有
する荒れた切断面部11Aは十分平滑な面に矯正され
る。
【0015】ここで、本発明の前記鍛造方法以外に、図
9に示すように、第1工程で据込み加工を行って、切断
面部11AをノックアウトピンN4 の上面に押しつけて
面荒れを矯正する方法もあるが、この方法では、切断面
部11Aの全面を一度にノックアウトピンN4 で押しつ
けるため、面荒れを十分に矯正することができない。
【0016】次の第2工程では、図2(c)に示すよう
に、大径孔部20aと製品の小径部直径と同じ径を有す
る小径孔部20bとが大きい円弧面20cで繋がるダイ
ス20の、前記大径孔部20aの中に第1工程で形成さ
れた前記素材11を挿入し、パンチP2 により小径孔部
20bに押し出して、図2(d)に示すように、大径部
21Aと小径部21Bとからなる素材21を成形する。
【0017】ここで、ダイス20の前記小径孔部20b
の径は、製品の小径部の径と同じ大きさであり、製品の
小径部の径よりも小さく設定した第1工程におけるダイ
ス10の前記小径孔部10bの径よりも大きいことか
ら、図4に示すように、前記第1工程で素材11の内側
(中心部側)へ回り込んだ切断面部11Aの前記周縁部
11bが前記小径孔部20bの押出し部コーナ部と接触
する。
【0018】したがって、第2工程で素材11を前記小
径孔部20bに押し出す際、切断面部11Aの前記周縁
部11bが大きな変形を受ける押出し部コーナ面とな
り、押出側端面が切断面であっても押出側端面に割れが
発生することなく押出しを行うことができる。ここで、
ダイス20の前記円弧面20cを第1工程のダイス10
の前記円弧面10cの半径より小さくすることで、前記
第1工程で素材11の内側へ回り込んだ前記下端周縁部
近傍11a及び前記周縁部11bの外表面形状を保った
まま、第2工程のダイス20の小径孔部20bへの押出
しを開始でき、大径部21Aと小径部21Bからなる素
材21を成形することができる。
【0019】なお、第1工程のダイス10の小径孔部1
0bの径が製品の小径部の径と同じかそれよりも大きい
と、第2工程で素材11をダイス20の大径孔部20a
内に挿入した場合、素材11の切断面部11Aは図10
(a)に示す位置にセットされる。したがって、図10
(b)に示すように、素材11を小径孔部20b’に押
し出す際に、素材11の表面が矯正されていないせん断
のままの切断面部11Aを押し出すことになり、小径孔
部20b’へ押出した直後の素材端面にダイスコーナ近
傍11dの部分に表面荒れを起点とした割れを生じる。
【0020】第3工程では、図3(e)に示すように、
大径孔部30aの内周面と底部が小さな円弧面30cを
介して小径孔部30bと接続された製品形状と同一形状
のダイス型孔を有するダイス30の、前記大径孔部30
a内に素材21を挿入する。そして、パンチP3 により
前記素材21を前記小径孔部30bに押し出し、図3
(f)に示すように、ノックアウトピンN3 の上面部に
素材21の前記切断面部11Aを押圧する。
【0021】こうすることで、第2工程のダイス20の
小径孔部20bの径が第1工程のダイス10の小径孔部
10bの径よりも大きいことによって、第2工程におい
て生じる素材11の切断面部11Aの段差を矯正するこ
とができ、図5に示すようなファイバーフローPが大径
部22Aから小径部22Bに連続し、且つ大径部22A
と小径部22Bとが円弧面または角状の段部22Cを介
して連続する段付き軸部品22を製造することができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、素材費が高い高速度工具鋼を素材に用いて段付き軸
部品を冷間鍛造で作製することで、切削加工よりも格段
に歩留まりを良くすることができ、また従来、熱間や温
間鍛造で作製されていたものと比較して寸法精度の良
い、且つ表面性状の良好な段付き軸部品を得ることがで
きるとゝもに、後加工の研削加工代の低減が図れるの
で、従来製品よりも低コストの軸部品が得られる。さら
に本発明に係る段付き軸部品は、段部コーナでファイバ
ーフローが切断されていないため、高強度であるととも
に大径部と小径部の同軸度の精度が高いものが得られ
る。また、請求項2の発明によれば、素材の歩留まり向
上と大径部と小径部でファイバーフローが連続しながら
同軸度を確保することができ、かつ鍛造時の切断面の表
面荒れに起因する割れの発生を防止できる高強度の軸部
品の製造を実現することができる、といった諸効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の第1工程を示す説明図である。
【図2】本発明方法の第2工程を示す説明図である。
【図3】本発明方法の第3工程を示す説明図である。
【図4】本発明の要部を示す部分拡大説明図である。
【図5】本発明により得られる段付き軸部品のファイバ
ーフローを示す説明図である。
【図6】従来の切削加工によって形成された段付き軸部
品のファイバーフローを示す説明図である。
【図7】従来の段付き軸部品の製造方法を示す説明図で
ある。
【図8】他の従来の段付き軸部品の製造方法を示す説明
図である。
【図9】切断面部の面荒れを矯正する従来方法の説明図
である。
【図10】素材の表面が矯正されていないせん断のまま
の切断面部を押し出す従来方法の説明図である。
【符号の説明】
10 ダイス 10a 大径孔部 10b 小径孔部 10c 円弧面 11 素材 11A 切断面部 11a 下端周縁部近傍 11b 周縁部 11c 中心側 20 ダイス 20a 大径孔部 20b 小径孔部 20c 円弧面 21 素材 21A 大径部 21B 小径部 22 段付き軸部品 22A 大径部 22B 小径部 22C 段部 30 ダイス 30a 大径孔部 30b 小径孔部 30c 円弧面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 克哉 富山県新湊市八幡町3丁目10番15号 日本 高周波鋼業株式会社富山製造所内 (72)発明者 岡本 寛 富山県高岡市石丸708番地の16 エヌケイ 精圧株式会社内 (72)発明者 中田 光昭 富山県高岡市石丸708番地の16 エヌケイ 精圧株式会社内 Fターム(参考) 4E087 AA10 CA21 EC38 EC39 EE02 HA36

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速度工具鋼の線材または棒材をせん断
    により所定長さに切断した素材を据え込んでその切断面
    の周縁部が内側へ回り込むよう形成するとゝもに、大径
    孔部と小径孔部を備えたダイスによる押出し成形によっ
    て成形した大径部と小径部からなる段付き軸素材を、前
    記小径部の押出側端面に形成された凹部を押圧によって
    平面に形成してなるファイバーフローが前記大径部から
    小径部に連続し且つ大径部と小径部とが円弧面または角
    状の段部をなして連続する構成としたことを特徴とする
    段付き軸部品。
  2. 【請求項2】 表面に潤滑皮膜を施した高速度工具鋼の
    線材または棒材を冷間鍛造用素材とし、該素材をせん断
    により所定長さに切断した後、この切断された前記素材
    を、大径孔部とこれに連続する小径孔部で形成され、且
    つ大径孔部の底部コーナが円弧面に形成されてなるダイ
    ス型孔を有するダイスの前記大径孔部に挿入し、この大
    径孔部内で前記素材を据込む第1工程と、この据え込ん
    だ前記素材を、大径孔部とこれに連続する小径孔部で形
    成され、小径孔部が前記ダイスの小径孔部よりも大きい
    径で、大径孔部の底部コーナが円弧面に形成されてなる
    ダイス型孔を有するダイスの前記大径孔部に挿入して、
    この大径孔部に連続する小径孔部に押出す第2工程と、
    この押出しにより得られた素材を、大径孔部とこれに連
    続する小径孔部で形成され、大径孔部の底部コーナが円
    弧面または角状に形成されたダイス型孔を有するダイス
    のダイス型孔内に挿入して押し出し、大径部と小径部と
    が円弧または角状の段部をなして連続する軸部品とする
    第3工程とを順次経ることを特徴とする段付き軸部品の
    製造方法。
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