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JP2000131940A - 現像装置、現像カ−トリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

現像装置、現像カ−トリッジおよび画像形成装置

Info

Publication number
JP2000131940A
JP2000131940A JP10321527A JP32152798A JP2000131940A JP 2000131940 A JP2000131940 A JP 2000131940A JP 10321527 A JP10321527 A JP 10321527A JP 32152798 A JP32152798 A JP 32152798A JP 2000131940 A JP2000131940 A JP 2000131940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet member
developing
flexible sheet
opening
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10321527A
Other languages
English (en)
Inventor
Tachio Kawai
太刀夫 河井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10321527A priority Critical patent/JP2000131940A/ja
Priority to US09/425,227 priority patent/US6181897B1/en
Publication of JP2000131940A publication Critical patent/JP2000131940A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • G03G15/0817Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the lateral sealing at both sides of the donor member with respect to the developer carrying direction
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0167Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member
    • G03G2215/0174Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member plural rotations of recording member to produce multicoloured copy
    • G03G2215/0177Rotating set of developing units

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像容器の開口部の下部に設置された可撓性
シート部材の波うちを防止して、現像剤の飛散を低減し
た現像装置および現像カートリッジ等を提供することで
ある。 【解決手段】 可撓性シート部材106は、現像カート
リッジDの現像容器を構成する枠体101の一端の開口
部104に配設された現像ローラ102の周面の下部
に、現像ローラの両端部の端部シール部材105に入り
込む位置まで当接して、開口部の下部で、現像ローラと
の間および端部シール部材との間の隙間からのトナー吹
き出しを防止する。可撓性シート部材と端部シール部材
との重なり部分で、現像ローラ102の回転により可撓
性シート部材106に波打ちが生じるのを防ぐために、
可撓性シート部材と現像ローラの周面の下部との間に補
助シート部材107を、可撓性シート部材の重なり部分
を少なくとも覆うように配設した。補助シート部材は、
開口部の下部の枠体の部分の面101aに一端を固定し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に画像形
成を形成する画像形成装置に関し、特にその現像装置お
よび現像カートリッジの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスを用いたプリンタ等の
画像形成装置は、像担持体である電子写真感光体、たと
えば感光ドラムを一様に帯電させ、感光ドラムへの選択
的な画像露光によって静電潜像を形成し、その潜像を現
像装置により現像剤であるトナーを用いて現像し、得ら
れたトナー像を記録媒体に転写し、さらに転写れたトナ
ー像を熱や圧力により記録媒体に定着させることによ
り、記録媒体に画像を得ている。
【0003】このような画像形成装置は、現像装置への
トナー補給や各種プロセス手段のメンテナンスをともな
うが、このトナーの補給作業やメンテナンスを容易にす
る方法として、感光ドラム、帯電手段およびクリーニン
グ手段等を枠体内にまとめて、画像形成装置本体に着脱
自在にカートリッジ化したもの(プロセスカートリッ
ジ)が実用化され、また現像装置をカートリッジ化した
もの(現像カートリッジ)が実用化されている。
【0004】このカートリッジ化された現像装置は、一
端に開口部を有した、トナー収容する現像容器を構成し
た枠体と、そのトナーを担持して感光ドラムへ搬送す
る、開口部に回転自在に配設された現像ローラ(現像剤
担持体)、現像ローラ上に担持されたトナーの量を規制
する現像ブレード(現像剤規制部材)と、開口部の両端
で、現像ローラの長手方向横方向へのトナー漏れを防止
する端部シール部材と、開口部の下部で、現像ローラと
の間および端部シール部材との間の隙間からのトナーの
吹き出しを防止する可撓性シート部材とを備えている。
【0005】上記の可撓性シート部材は、現像枠体の開
口部の下部の部分に取り付けられ、その取り付け側と反
対側の一端部は自由端となって、現像ローラの周面の下
部の長手方向全域に当接している。可撓性シート部材の
長手方向の長さは、端部シール部材に入り込んで重なる
位置まであり、これらによって、開口部の下部で、現像
ローラとの間および端部シール部材との間の隙間を塞
ぎ、そこからトナーが吹き出すのを防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
可撓性シート部材は、端部シール部材との重なり部分に
おいて、現像ローラと端部シール部材の間に挟まれてい
るため、現像ローラが回転することにより、長手方向の
内方向、外方向の横方に徐々に引っ張られて、可撓性シ
ート部材が波を打った形状に変形する問題があった。
【0007】すなわち、図6に示すように、現像ローラ
102の矢印A方向への回転により、可撓性シート部材
106が、現像ローラ102の回転方向と同方向の矢印
B方向に水平に引っ張られる。ところが可撓性シート部
材106には、矢印B方向への水平引っ張り力の他に、
現像ローラ102の振動や回転軸のアライメントのずれ
により、矢印C方向や矢印D方向の内側や外側に向いた
水平力も加わる。特に可撓性シート部材106と端部シ
ール部材105の重なり合っている部分では、端部シー
ル部材105の反発力により、可撓性シート部材106
の現像ローラ102に対する押圧力が大きくなるため、
前記のC方向やD方向の引っ張り力の影響を受けやす
い。
【0008】このとき、可撓性シート部材106と端部
シール部材105の重なり部分の現像ローラ102が当
接していない領域は、現像ローラ102側からは可撓性
シート部材106を端部シール部材105側へ押し付け
る力が働いていないため、可撓性シート部材106にC
方向、D方向(特にD方向)の引っ張り力が働くと、可
撓性シート部材106がその方向へ変形し波打つ。
【0009】可撓性シート部材106が波打てば、現像
ローラ102と可撓性シート部材106の間に隙間がで
きて、ここからトナーが漏れやすくなってしまう。この
問題は、非磁性トナーを用いた場合、磁力によるトナー
の拘束ができないので、より顕著に生じる。
【0010】したがって、本発明の目的は、上記従来の
難点に鑑み、現像容器の開口部の下部に設置された可撓
性シート部材の波うちを防止して、現像剤の飛散を低減
した現像装置、現像カートリッジおよび画像形成装置を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像装置、現像カートリッジおよび画像形成装置にて達
成される。要約すれば、本発明は、電子写真方式を用い
た画像形成装置に使用する現像装置であって、一端に開
口部を有する現像剤を収容した現像容器と、現像剤を担
持して像担持体へ搬送する、前記開口部に回転自在に配
設された現像剤担持体と、現像剤担持体の両端部の周面
に当接して、現像剤担持体の長手方向横方への現像剤の
漏れを防止する端部シール部材と、現像剤担持体の周面
の下部の、前記端部シール部材に入り込んだ位置までの
長手方向全域に当接して、前記開口部の下部で、現像剤
担持体との間および端部シール部材との間の隙間からの
トナーの吹き出しを防止する、前記開口部の下部の現像
容器の部分に固定された可撓性シート部材とを少なくと
も有する現像装置において、前記可撓性シート部材と現
像剤担持体の周面の下部との間に、前記開口部の下部の
現像容器の部分に一端を固定した補助シート部材を配設
したことを特徴とする現像装置である。
【0012】本発明によれば、前記補助シート部材を、
前記開口部の下部の現像容器部分の、前記可撓性シート
部材が固定された面と同一の面に固定し、あるいは前記
開口部の下部の現像容器の部分の、前記可撓性シート部
材が固定された面と異なる面に固定することができる。
前記補助シート部材を、少なくとも前記可撓性シート部
材の長手方向の前記端部シール部材との重なり部分に配
設した。前記補助シート部材は、前記可撓性シート部材
の長手方向に連続したシート部材である。あるいは、前
記補助シート部材は、前記可撓性シート部材の長手方向
両端部のそれぞれにのみ配設したシート部材である。
【0013】また、本発明は、前記現像装置を画像形成
装置本体に着脱自在に構成した現像カートリッジであ
る。さらに、本発明は、前記現像装置を備えた画像形成
装置である。さらにまた、本発明は、前記現像カートリ
ッジを備えた画像形成装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例を図面
に則して更に詳しく説明する。
【0015】実施例1 図1は、本発明の画像形成装置の一実施例を示す全体構
成図である。本画像形成装置は、電子写真方式によって
カラー画像を形成するカラーレーザプリンタに構成され
ている。
【0016】カラーレーザープリンターは、図1に示す
ように、像担持体として、一定速度で回転する電子写真
感光体(感光ドラム)1を有し、この感光ドラム1の表
面が帯電手段2によって一様に帯電され、露光手段3か
ら画像情報に応じたレーザー光が照射されて、感光ドラ
ム1上に静電潜像が形成され、この静電潜像が潜像に応
じた色の現像装置によって現像され、トナー画像として
可視化される。
【0017】本実施例では、イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの各色の現像装置をプリンタ本体に着脱自
在な現像カートリッジD、すなわちイエロー現像カート
リッジDy、マゼンタ現像カートリッジDm、シアン現
像カートリッジDc、ブラック現像カートリッジDbに
構成している。
【0018】このようにして、感光ドラム1上に順々に
形成された各色のトナー画像は、ベルト状の中間転写
体、すなわち中間転写ベルト4aの表面に順次重ねて転
写され、中間転写ベルト4a上にカラー画像が形成され
る。このカラー画像は、給送部から搬送手段5によって
搬送された記録媒体(たとえば記録紙、OHPシート
等)Pの表面に転写手段6によって転写される。その記
録媒体Pは、定着手段7へ送られてカラー画像の定着を
受けて、プリンタ上面の排出部8へ排出される。
【0019】画像形成装置の各部の構成について詳細に
説明する。
【0020】上記の感光ドラム1および帯電手段2、そ
れとクリーニング手段9とは、一体化してドラムユニッ
トUに構成されている。このドラムユニットUは、プリ
ンター本体30に対して着脱自在に支持されており、ユ
ーザー自身によって、感光ドラム1の寿命に合わせて、
カートリッジUを容易に交換可能とされている。
【0021】感光ドラム1は、直径約50mmのアルミ
シリンダーの外周面に有機光伝導体層を塗布してなって
おり、ホルダーを兼ねるクリーニング手段9の容器状の
枠体9aに回転自在に支持されている。感光ドラム1
は、図示しない駆動モータによって画像形成動作に応じ
て、図1の反時計方向に回転駆動される。
【0022】帯電手段2は接触帯電方法を用いた導電性
ローラとされ、この導電性ローラ2を感光ドラム1に当
接させるとともに、導電性ローラ2に電圧を印加するこ
とによって、感光ドラム1の表面を一様に帯電する。
【0023】露光手段3は、画像信号が図示しないレー
ザーダイオードに与えられると、このレーザーダイオー
ドが画像信号に対応する画像光をポリゴンミラー3aへ
照射する。ポリゴンミラー3aはスキャナーモータ3b
によって高速回転し、ポリゴンミラー3aで反射した画
像光が、結像レンズ3cおよび反射ミラー3dを介し
て、一定速度で回転する感光ドラム1の表面を選択的に
露光し、感光ドラム1表面に静電潜像が形成される。
【0024】この潜像は、現像手段によって各色ごとに
現像され、得られた各色のトナー画像は、中間転写ベル
ト4aの表面に転写される。
【0025】感光ドラム1の表面に残留した転写残りト
ナーは、クリーニング手段9のクリーニングブレード9
aによって掻き落とされ、枠体9aに形成された廃トナ
ー容器9cに蓄えられる。廃トナー容器9cの容量は、
これに蓄えられる廃トナーが感光ドラム1の寿命より早
く廃トナー容器9cを満たすことがないように設定され
ている。廃トナー容器9c内の廃トナーは、感光ドラム
1が寿命に達した際のプロセスカートリッジUの交換
で、一所に取り去られる。
【0026】中間転写ベルト4aは、これを掛け回した
駆動ローラ4b、二次転写対向ローラ4cおよび従動ロ
ーラ4dと、この従動ローラ4d近くの押させローラ4
jとともに、プリンタ本体30に対し一体に着脱自在な
中間転写装置4を構成している。本実施例では、中間転
写ベルト4aは周長440mmに形成した。
【0027】中間転写ベルト4aは、駆動ローラ4bに
よる駆動で矢印R4方向に走行し、感光ドラム1上から
各色のトナー画像が順次重ねて一次転写されるととも
に、その重畳転写された複数色のトナー画像を一括して
記録媒体Pに二次転写させるための第2の像担持体とし
ての役目を有する。
【0028】上記の押えローラ4jは、一次転写時、中
間転写ベルト4aを感光ドラム1に押圧し、一次転写終
了後、中間転写ベルト4aが感光ドラム1から離れる位
置まで後退する。
【0029】中間転写ベルト4a上からのトナー画像の
記録媒体Pへの二次転写は、転写手段としての転写ロー
ラ6によって行われる。転写ローラ6は、金属の軸を中
抵抗の発泡弾性体で被覆してなっており、中間転写ベル
ト4aに対し接離自在に設置されている。
【0030】転写ローラ6は、中間転写ベルト4a上に
4色のトナー画像を一次転写している間は、その画像を
乱さないように、図1に実線で示すように、下方に位置
して中間転写ベルト4aから離れている。そして、中間
転写ベルト4a上からの4色のトナー画像の転写のタイ
ミングに合わせて、カム機構により転写ローラ6が図1
に一点鎖線で示すように上方の位置に移動し、転写ロー
ラ6が記録材Pを介して中間転写ベルト4に所定の圧力
で押し付けられる。これと同時に、転写ローラ6にバイ
アス電圧が印加され、中間転写ベルト4上の4色のトナ
ー画像が記録材Pに転写される。
【0031】搬送手段5は、図1に示すように、複数枚
の記録媒体Pを収納した給紙カセット5a、ピックアッ
プローラ5b、給送ローラ5c1、重送防止用のリター
ドローラ5c2、搬送ローラ対5d、搬送ガイド5g、
レジストローラ対5e、搬送ガイド5gおよび排出ロー
ラ5fで構成されている。
【0032】画像形成時には、ピックアップローラ5b
が画像形成動作に応じて回転し、給紙カセット5a内の
記録媒体Pを1枚ずつ分離して給送する。給紙カセット
5aから送り出された記録材媒体Pを搬送ガイド5gに
よってガイドし、記録媒体Pを搬送ローラ対5dを経由
してレジストローラ対5eに至らせる。画像形成動作中
は、レジストローラ5eで記録媒体Pを静止待機させる
非回転動作と、記録媒体Pを中間転写ベルト4に向けて
搬送する回転動作とを所定のシーケンスで行う。
【0033】中間転写ベルト4aの外側には、二次転写
部よりも下流側の所定位置に、中間転写ベルト4aの表
面に接離可能なクリーニングユニット4eが設けられて
いる。このクリーニングユニット4eは、二次転写終了
後、帯電ローラ4fを中間転写ベルト4aの表面に当接
させて、中間転写ベルト4aの表面に残った二次転写残
りトナーに転写時と逆の電荷を与える。これにより、逆
の電荷を与えられた二次転写残りトナーが、感光ドラム
1に静電的に付着し、前記のクリーニング手段9によっ
て回収される。
【0034】なお、中間転写ベルト4aのクリーニング
方法としては、上記の静電クリーニングに限らず、ブレ
ードやファーブラシ等の機械的な方法、およびこれらを
併用したもの等であってもよい。
【0035】カラー画像が転写された記録媒体Pは、定
着手段7へ搬送されて、トナー像の定着を受ける。定着
手段7は、記録媒体Pに熱を加える定着ローラ7aと、
記録媒体Pを定着ローラ7aに圧接する加圧ローラ7b
を備えて構成されている。定着ローラ7aおよび加圧ロ
ーラ7bは中空ローラに形成され、その中空部にヒータ
が内蔵されている。定着ローラ7a、加圧ローラ7b
は、所定の速度で回転駆動され、記録媒体Pに熱および
圧力を加えつつ搬送して、トナー像を記録媒体Pに定着
する。
【0036】トナー像が定着された記録媒体Pは、搬送
手段5の排出ローラ対fによって排出部8へ排出され
る。
【0037】本実施例における現像カートリッジDにつ
いて説明する。前記したように、本発明では、各色の現
像装置をプリンタ本体に着脱自在な現像カートリッジD
(Dy〜Db)に構成している。これら現像カートリッ
ジDは、円筒状のロータリ100に搭載されており、ロ
ータリー100の回転により、各現像カートリッジDを
感光ドラム1と対向した現像位置に順次搬送して、現像
に供するようになっている。
【0038】現像カートリッジDの基本構造は、従来の
現像カートリッジと同様で、先の図4に示すように、一
端に開口部104を有したトナーを収容する現像容器を
構成した枠体101と、そのトナーを担持して感光ドラ
ムへ搬送する、開口部104に回転自在に配設された現
像ローラ(現像剤担持体)102と、現像ローラ102
上に担持されたトナーの量を規制する現像ブレード(現
像剤規制部材)103と、開口部104の両端で、現像
ローラ102の長手方向横方向へのトナー漏れを防止す
る端部シール部材105と、開口部104の下部で、現
像ローラ102との間および端部シール部材105との
間の隙間からのトナーの吹き出しを防止する可撓性シー
ト部材106とを備えている。
【0039】上記の可撓性シート部材106は、現像枠
体101の開口部104下部の部分の面101aに接着
剤で固定され、現像ローラ102の周面の下部の、端部
シール部材105に入り込んだ位置までの長手方向全域
に当接している。
【0040】この可撓性シート部材106は、端部シー
ル部材105との重なり部分において、現像ローラ10
2と端部シール部材105の間に挟まれているため、従
来、現像ローラ102が回転することにより、長手方向
の内方向、外方向の横方に徐々に引っ張られて、可撓性
シート部材106が波を打った形状に変形する問題があ
った。
【0041】そこで、本発明では、可撓性シート部材1
06と現像ローラ102の周面の下部との間に、補助シ
ート部材107を配設して介挿した。この補助シート部
材107は、少なくとも可撓性シート部材106の長手
方向の端部シール部材105との重なり部分を覆い、補
助シート部材107の一端は、現像枠体101の開口部
104の下部の部分に固定する。
【0042】本実施例では、補助シート部材107は、
可撓性シート部材106の長手方向に連続した1枚のシ
ート部材からなる。この補助シート部材107は、可撓
性シート部材106を固定したのと同じ、現像枠体10
1の開口部104下部の部分の面101aに接着剤で固
定した。
【0043】これによれば、現像ローラ102が補助シ
ート部材107の介在で可撓性シート部材106と直接
接触しないので、可撓性シート部材107が現像ローラ
102の回転にともなう引っ張り力を受けることがな
く、可撓性シート部材106に、端部シール部材105
との重なり部分で波打ちが生じるのを防止できる。その
結果、端部シール部材105と現像ローラ102の間に
隙間が生じるのを防ぐことができ、トナーの飛散を低減
することができる。
【0044】実施例2 本実施例は、図3に示すように、補助シート107は、
現像枠体101の開口部104の下部の部分の、可撓性
シート部材106を固定した面101aとは異なる側面
101bに接着剤で固定した。その他の点は実施例1と
同じである。
【0045】本実施例においても、可撓性シート部材1
06に端部シール部材105との重なり部分で波打ちが
生じるのが防止して、端部シール部材105と現像ロー
ラ102の間に隙間が生じるのを防ぐことができ、トナ
ーの飛散を低減することができる。
【0046】実施例3 本実施例では、図4に示すように、補助シート部材10
7は、可撓性シート部材106の端部シール部材105
との重なり部だけを覆うように、可撓性シート部材10
6の長手方向両端部のそれぞれにのみに設けて、可撓性
シート部材106と現像ローラ102の周面の下部との
間に配設した。補助シート部材107の一端は、可撓性
シート部材106を固定した枠体101の開口部104
下部の部分101aに固定した。
【0047】本実施例においても、可撓性シート部材1
06に端部シール部材105との重なり部分で波打ちが
生じるのが防いで、端部シール部材105と現像ローラ
102の間に隙間が生じるのを防止でき、トナーの飛散
を低減することができる。
【0048】実施例4 本実施例は、実施例3において、補助シート107を、
図5に示すように、現像枠体101の開口部104の下
部の部分の、可撓性シート部材106を固定した面10
1aとは異なる側面101bに接着剤で固定した。その
他の点は実施例3と同じである。
【0049】本実施例においても、可撓性シート部材1
06に端部シール部材105との重なり部分で波打ちが
生じるのが防止し、端部シール部材105と現像ローラ
102の間に隙間が生じるのを防いで、トナーの飛散を
低減することができる。
【0050】以上の実施例では、現像装置は、いずれ
も、レーザービームプリンタに設けられた現像カートリ
ッジについて述べたが、本発明は、カートリッジ方式を
とらない現像装置にも適用することができる。また画像
形成装置は、プリンタのみならず、複写機、ファクシミ
リ装置、ワードプロセッサ等の画像形成装置にも適用す
ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像装置の開口部に設置した現像剤担持体の両端部に配
設した端部シール部材に入り込む位置まで、現像剤担持
体の周面の下部に当接して、開口部の下部で、現像剤担
持体との間および現像剤担持体の両端部の端部シール部
材との間の隙間からのトナーの吹き出しを防止する、開
口部の下部の現像容器の部分に固定された可撓性シート
部材と、現像剤担持体の周面の下部との間に、開口部の
下部の現像容器の部分に一端を固定した補助シート部材
を、少なくとも、可撓性シート部材の長手方向の端部シ
ール部材との重なり部を覆うように配設したので、現像
剤担持体の回転により可撓性シート部材に端部シール部
材との重なり部で波打ちが生じるのが防止し、端部シー
ル部材と現像剤担持体の間に隙間が生じるのを防いで、
トナーの飛散を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す全体構
成図である。
【図2】図1の画像形成装置に設置された現像カートリ
ッジの開口部に補助シート部材を配設したところを示す
斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例における補助シート部材の
配設を示す斜視図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例における補助シート
部材の配設を示す斜視図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例における補助シート
部材の配設を示す斜視図である。
【図6】従来の現像カートリッジの開口部に配設した現
像ローラの回転により可撓性シート部材に波うちが生じ
るメカニックを説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 101 現像枠体 102 現像ローラ 104 開口部 105 端部シール部材 106 可撓性シート部材 107 補助シート部材 D 現像カートリッジ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真方式を用いた画像形成装置に使
    用する現像装置であって、一端に開口部を有する現像剤
    を収容した現像容器と、現像剤を担持して像担持体へ搬
    送する、前記開口部に回転自在に配設された現像剤担持
    体と、現像剤担持体の両端部の周面に当接して、現像剤
    担持体の長手方向横方への現像剤の漏れを防止する端部
    シール部材と、現像剤担持体の周面の下部の、前記端部
    シール部材に入り込んだ位置までの長手方向全域に当接
    して、前記開口部の下部で、現像剤担持体との間および
    端部シール部材との間の隙間からのトナーの吹き出しを
    防止する、前記開口部の下部の現像容器の部分に固定さ
    れた可撓性シート部材とを少なくとも有する現像装置に
    おいて、前記可撓性シート部材と現像剤担持体の周面の
    下部との間に、前記開口部の下部の現像容器の部分に一
    端を固定した補助シート部材を配設したことを特徴とす
    る現像装置。
  2. 【請求項2】 前記補助シート部材を、前記開口部の下
    部の現像容器部分の、前記可撓性シート部材が固定され
    た面と同一の面に固定した請求項1の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記補助シート部材を、前記開口部の下
    部の現像容器の部分の、前記可撓性シート部材が固定さ
    れた面と異なる面に固定した請求項1の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記補助シート部材を、少なくとも前記
    可撓性シート部材の長手方向の前記端部シール部材との
    重なり部分に配設した請求項1〜3のいずれかの項に記
    載の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記補助シート部材は、前記可撓性シー
    ト部材の長手方向に連続したシート部材である請求項4
    の現像装置。
  6. 【請求項6】 前記補助シート部材は、前記可撓性シー
    ト部材の長手方向両端部のそれぞれにのみ配設したシー
    ト部材である請求項4の現像装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかの項に記載の現
    像装置を画像形成装置本体に着脱自在に構成した現像カ
    ートリッジ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれかの項に記載の現
    像装置を備えた画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項7の現像カートリッジを備えた画
    像形成装置。
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