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JP2000119178A - セラミド含有組成物 - Google Patents

セラミド含有組成物

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Publication number
JP2000119178A
JP2000119178A JP10290930A JP29093098A JP2000119178A JP 2000119178 A JP2000119178 A JP 2000119178A JP 10290930 A JP10290930 A JP 10290930A JP 29093098 A JP29093098 A JP 29093098A JP 2000119178 A JP2000119178 A JP 2000119178A
Authority
JP
Japan
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ceramide
oil
composition
composition according
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10290930A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobusaku Kawakami
亘作 川上
Yoshitaka Nishihara
義孝 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shionogi and Co Ltd
Original Assignee
Shionogi and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shionogi and Co Ltd filed Critical Shionogi and Co Ltd
Priority to JP10290930A priority Critical patent/JP2000119178A/ja
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  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】調製が容易なセラミド含有組成物を提供する。 【解決手段】本発明は、セラミド、1価の低級アルコー
ル、油及び水を含有する組成物を提供する。1価の低級
アルコールを配合することにより、セラミドを加熱する
ことなく容易に油中に溶解し得ることを見出した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、外用剤、化粧品、
又はそれらの原料等として有用なセラミド含有組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】セラミドは特定のスフィンゴ脂質で、皮
膚の最外層である角質層に存在し、皮膚の水分保持のた
めの脂質バリアを構築し、維持していくために重要な役
割を果たしている(P. M. Elias, Adv. Lip. Res., 24,
1-23(1991); D. T. Downing,J. Lipd Res., 33, 301-3
12 (1992); L. Landmann, Anat. Embroyl.,178,1-13(19
88)等))。このため医薬品分野においては、皮膚治療・
予防等の外用剤の配合成分として研究されており、また
化粧品分野においては既に実用化されている。天然のセ
ラミドとしては、タイプ1〜6のものが知られている
(Downing in Arch. Dermatol, 123, 1381-1384, 198
7)。また天然セラミドと同程度又はそれ以上の効果を
有するものと期待される類似構造物質等も報告されてい
る(特開昭62−228048号、G. Imokawa et al.,
J. Dis. Sci. Tec. 10, 617-641(1989)等)。しかし、
セラミドは水及び油のいずれに対しても溶解性が低いの
で、製剤化するためには何らかの工夫が必要であり、通
常は80℃程度での加熱下で分散させている(特開平9
−315928号、特開平9−157149号等)。ま
た、特開平8−231338号や特開平9−50506
5号等にもセラミド含有製剤が記載されているが、経時
安定性の点で不利なエマルジョン製剤であったり、また
セラミドの効果を期待するにはセラミドの含量がかなり
低く、含量の高い製剤を調製するにはやはり加熱工程が
必要である等の欠点を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】セラミド自体は80℃
程度の熱に対して比較的安定ではあるが、製剤化におけ
る操作、コスト等の点からは、特に加熱しなくても調製
できる方が望ましい。また、セラミド以外の成分とし
て、熱に対して不安定な薬物を配合する必要が生じるこ
ともある。よって、少なくとも特に加熱することなく容
易に調製可能であり、さらに好ましくは保存安定性等の
面でも優れた、工業的実施化が期待されるセラミド含有
組成物の開発が要望されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題に
鑑み鋭意検討した結果、セラミドに対して1価の低級ア
ルコールを配合した組成を選択すれば、特に加熱するこ
となく容易にセラミドを可溶化できることを見出し、以
下に示す本発明を完成した。 (1)セラミド、1価の低級アルコール、油及び水を含
有する組成物。 (2)セラミドが、セラミド1,3,6のいずれかであ
る、上記(1)記載の組成物。 (3)セラミドの含量が、組成物全量に対して0.01
〜30重量%である、上記(1)又は(2)記載の組成
物。 (4)低級アルコールが、エタノール又は2−プロパノ
ールである、上記(1)〜(3)のいずれかに記載の組
成物。 (5)低級アルコールの含量が、組成物全量に対して
0.001〜70重量%である、上記(1)〜(4)の
いずれかに記載の組成物。 (6)油が脂肪酸エステルである、上記(1)〜(5)
のいずれかに記載の組成物。 (7)脂肪酸エステルがミリスチン酸イソプロピル又は
パルミチン酸イソプロピルである、上記(6)記載の組
成物。 (8)油の含量が、組成物全量に対して5〜99重量%
である、上記(1)〜(7)のいずれかに記載の組成
物。 (9)水の含量が、組成物全量に対して0.001〜3
0重量%である、上記(1)〜(8)のいずれかに記載
の組成物。
【0005】(10)組成物全量に対して、セラミドを
0.5〜5重量%、1価の低級アルコールを2〜50重
量%、脂肪酸エステルを20〜90重量%、水を0.1
〜10重量%含有する、上記(1)記載の組成物。 (11)外用剤、化粧品またはそれらの基剤である、上
記(1)〜(10)のいずれかに記載の組成物。 (12)アトピー性皮膚炎用の外用剤である、上記
(1)〜(10)のいずれかに記載の組成物。 (13)セラミドが油中に可溶化されている、上記
(1)〜(12)のいずれかに記載の組成物。 (14)セラミド、1価の低級アルコール、油、及び水
を、非加熱下で混合することを特徴とする、セラミド含
有組成物の製造方法。 (15)上記(14)記載の方法により製造され得る、
上記(1)〜(13)のいずれかに記載の組成物。 (16)1価の低級アルコールを共存させることを特徴
とする、セラミドを非加熱下で油中に可溶化する方法。
【0006】本発明のセラミド含有組成物に配合可能な
セラミドとしては、天然又は合成のセラミド(例:タイ
プ1,2,3,4,5,6等)が例示される。該合成セ
ラミドとは、天然セラミドと同じか又は類似の化学構造
及び薬理作用を有するセラミド又はその誘導体が包含さ
れる。セラミドとして好ましくは天然又は合成のセラミ
ド1、セラミド3、又はセラミド6、特に好ましくはセ
ラミド3が使用される。セラミドの含量は、組成物の使
用目的、所望により配合されるその他の成分の種類、含
量等に応じて適宜設定すればよいが、通常、組成物全量
に対して約0.01〜30重量%、好ましくは約0.05
〜20重量%、さらに好ましくは約0.1〜10重量
%、特に好ましくは約0.5〜5重量%である。
【0007】1価の低級アルコールとは、炭素数2〜6
の直鎖又は分枝状のアルキル基を有する1価アルコール
を意味し、例えば、エタノール、2−プロパノール、2
−メチル−2−プロパノール、n-ブタノール、2−ブ
タノール、n−ヘキサノール、2−ヘキサノール、3−
ヘキサノール等が例示されるが、好ましくは、エタノー
ル又は2−プロパノールである。低級アルコールの含量
は、組成物全量に対して約0.001〜70重量%、好
ましくは約0.01〜70重量%、さらに好ましくは約
0.1〜60重量%、特に好ましくは約2〜50重量%
である。アルコールの含量が少なすぎるとセラミドの溶
解性が低下しセラミドが白色沈殿し、多すぎると皮膚刺
激性の原因となるため、いずれにしても好ましくない。
【0008】油とは、常温で固体又は液体であり、水溶
解度が低く、粘性があり、水よりは比重が小さく、燃焼
し得る物質を幅広く意味し、例えば炭化水素油(例:流
動パラフィン、スクワラン、ワセリン等)、植物油
(例:ピーナッツ油、ヒマワリ油、ア−モンド油、ホホ
バ油、落花生油、ヤシ油、パーム油、紅花油、ククイ
油、麦芽油、葡萄種子油、ナタネ油、コーン油、オリー
ブ油、綿実油、アボガド油、ツバキ油、トウモロコシ
油、小麦胚芽油、コメヌカ油、カカオ脂、ゴマ油、月見
草油、サザンカ油、ヒマシ油、大豆油等)、動物油
(例:タートル油、ミンク油、卵黄油等)、魚油(例:
イワシ油、サンマ油等)、ロウ類(例:ミツロウ、セラ
ック、鯨ロウ、ラノリン等)、脂肪酸(例:ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソパルミチン酸、
ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リノー
ル酸、リノレン酸、リシノール酸、カプリル酸等)、脂
肪酸エステル等が例示され、これらの1種又は2種以上
を使用することができるが、好ましくは常温で液体の油
であり、特に好ましくは脂肪酸エステルである。
【0009】脂肪酸エステルとしては、炭素数2〜30
の直鎖又は分枝状のアルコールと炭素数3〜30の脂肪
酸が縮合して形成されるエステルを包含し、例えば、ア
ジピン酸ジイソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデ
シル、イソオクタン酸セチル、オレイン酸デシル、酢酸
ラノリン、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ステア
リン酸ブチル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、パルミチ
ン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、フタル
酸ジエチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチ
ン酸ミリスチル、ラウリン酸ヘキシル等が挙げられる
が、好ましくは、炭素数2〜20の直鎖又は分枝状アル
コールと炭素数8〜18の脂肪酸が縮合して形成される
脂肪酸エステルであり、特に好ましくはミリスチン酸イ
ソプロピル、パルミチン酸イソプロピル等である。油の
含量は、組成物全量に対して約5〜約99重量%、好ま
しくは約20〜約90重量%、更に好ましくは約30〜
約85重量%、特に好ましくは約50〜約80重量%で
ある。油の含量が多すぎても少なすぎてもセラミドが溶
解しない恐れがあるので、いずれにしても好ましくな
い。
【0010】本組成物の水の含量は、通常、約0.00
1〜約30重量%、好ましくは約0.01〜約25重量
%、さらに好ましくは約0.05〜約20重量%、特に
好ましくは約0.1〜約10重量%である。水の含量が
少なすぎると、セラミドの溶解性が低下し、一方多すぎ
ると相分離が起こるため、いずれにしても好ましくな
い。本組成物は、使用目的に応じて、所望により一種以
上の医薬活性成分、保湿剤、その他の成分を含有し得
る。該医薬活性成分としては、例えば皮膚の炎症やアト
ピー等に対しての治療・予防効果が確認されているか又
は期待される薬物として、例えばインドメタシン、サリ
チル酸メチル、ステロイド類(例:デキサメタゾン、ベ
タメタゾン、アルクロメタゾン、プレドニゾロン、コル
チコステロイド等)等、グリシルレチン酸、グリシルリ
チン酸類、ビタミンA,E類、アズレン類、アラントイ
ン等が例示される。また皮膚の老化等を抑制・遅延させ
得る薬物として、コラーゲン、エラスチン、天然又は合
成の脂質類(例:ホスファチジルコリン、ホスファチジ
ルグリセロール、ホスファチジルエタノールアミン、ホ
スファチジン酸、ホスファチジルセリン、ホスファチジ
ルイノシトール、スフィンゴミエリン、コレステロー
ル)、ビタミンC類、α−ヒドロキシ酸類、β−ヒドロ
キシ酸類、α−ケト酸類、アントラリン類、アントラノ
イド類、過酸化物類、ミノキシジル、カプサイシン、カ
フェイン、クララ、リチウム塩、亜鉛類、抗代謝物類
(例:5−フルオロウラシル等)が例示される。保湿剤
としては、ポリオール類(例:グリセリン、プロピレン
グリコール、1,3−ブチレングリコール、キシリトー
ル、ソルビトール等)、アミノ酸類、水溶性高分子類
(例:ヒアルロン酸、ポリビニルアルコール等)等が例
示される。またその他の成分としては、皮膚の保護、美
容等を目的とする人工日焼け剤(例:ジヒドロキシアセ
トン、エリスルロース、グリセルアルデヒド、酒石酸ア
ルデヒド等)、使用感を改善する添加剤(例:シクロデ
キストリン、エリスリトール、メントール、カンフル類
等)、水溶性サンスクリーン類、耐汗剤、脱臭剤、トニ
ック類、脱毛剤類、香水類、香料、染料類、角質溶解
剤、安定化剤、防腐剤等が例示される。これらの含量は
使用目的に応じて適宜設定すればよい。
【0011】本組成物は、油中に比較的少量の水及び低
級アルコール等が混在した溶液であり、セラミドは完全
に溶解しており、好ましくは無色透明溶液である。また
本組成物は平衡状態にあるため、経時安定性は高く、長
期間放置しておいても溶解状態が変化することはない。
その調製に当たっては、セラミドを可溶化するために従
来一般的に行われていた加熱操作が不要なので、任意の
温度下、好ましくは25℃程度の作業環境において、各
原料成分を混合するだけで容易に調製できる。但し、本
製剤を調製するのに、例えばセラミド以外の成分も溶解
させる等の必要がある場合には、品質に悪影響を及ぼさ
ない程度において加熱せざるを得ない場合があるかもし
れないが、そのような加熱工程を経て得られた組成物も
本発明に包含される。原料の混合には特に機器類は必要
ではないが、市販のホモミキサー等を用いて数分程度混
合してもよい。
【0012】本発明はさらに、セラミド、1価の低級ア
ルコール、油、及び水を、非加熱下で混合することを特
徴とする、セラミド含有組成物の製造方法およびその製
法によって得ることができるセラミド含有組成物を提供
する。従来の方法に比べて、1価の低級アルコールを組
成物中に配合したことにより、セラミドの油中への溶解
性が改善されて、特に加熱しなくても、室温程度で各原
料を混合するだけでセラミドの可溶化溶液が得られるの
で、工業的製法としての価値がある。添加剤の混合順序
等は特に制限されずいかなる順序で混合してもよい。ま
た混合は、所望により通常の混合機を用いて数秒〜数十
分程度行えばよい。当該製造方法においては、セラミド
の溶解性に悪影響を及ぼさない範囲において、前記の他
の成分や添加剤が含有されていてもよい。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を示すが、これらはな
んら本発明を制限するものではない。含量の単位(%)
は、すべて最終的に得られた組成物全量に対する重量%
を表す。またセラミドが溶解したか否かについては、混
合後の溶液状態の外観から判断した上、さらに小角X線
散乱法によって液中に大きな構造体が形成されていない
ことも確認した。 実施例1 セラミドIIIB(セラミド3,コスモファーム社)3
%、ミリスチン酸イソプロピル58%、イソステアリル
アルコール19%、エタノール17%、及び水3%を、
試験官に秤量して室温下で軽く手で混合するだけで、セ
ラミドが瞬時に溶解し、無色透明溶液が得られた。当該
溶液は二ヶ月間、室温下で放置しておいたが、外観変化
は生じなかった。 実施例2 セラミドIIIB(セラミド3,同上)2.5%、ミリスチ
ン酸イソプロピル74%、イソプロピルアルコール21
%、及び水2.5%を、実施例1と同様に混合すること
により、セラミドが瞬時に溶解した無色透明溶液が得ら
れた。当該溶液は二ヶ月間、室温下で放置しておいた
が、外観変化は生じなかった。
【0014】参考例1 セラミドIIIB(セラミド3,同上)1%、ミリスチン
酸イソプロピル78%、イソステアリルアルコール20
%、及び水1%を、実施例1と同様に混合したが、セラ
ミドはほとんど溶解せずに白色沈殿した。 参考例2 セラミドIIIB(セラミド3,同上)1%、ミリスチン
酸イソプロピル96%、及び水3%を、実施例1と同様
に混合したが、セラミドはほとんど溶解せずに白色沈殿
した。
【0015】
【発明の効果】本発明方法によれば、セラミドを高温で
加熱しなくても容易に油中に可溶化することができるの
で、セラミド含有組成物を効率よく工業的に製造するこ
とが可能である。本発明のセラミド含有組成物は、透明
性が高く、皮膚への使用感もよいので、外用剤、化粧品
又はそれらの原料として使用され得る。特に外用剤とし
て用いる場合には、所望により他の医薬活性成分も併用
することにより、アトピー等の皮膚疾患に対して優れた
治療効果が期待される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 17/00 A61K 31/00 617 A61K 47/10 47/10 G Fターム(参考) 4C076 AA11 BB31 CC18 DD37 DD44 DD45 EE51 FF15 GG46 4C083 AB051 AB052 AC092 AC101 AC102 AC351 AC352 AC641 AC642 AD071 AD072 BB13 CC01 DD23 FF01 4C206 AA01 GA26 MA03 MA05 MA37 MA83 NA02 ZA89 ZB13

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミド、1価の低級アルコール、油及び
    水を含有する組成物。
  2. 【請求項2】セラミドが、セラミド1,3,6のいずれか
    である、請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】セラミドの含量が、組成物全量に対して
    0.01〜30重量%である、請求項1又は2記載の組
    成物。
  4. 【請求項4】低級アルコールが、エタノール又は2−プ
    ロパノールである、請求項1〜3のいずれかに記載の組
    成物。
  5. 【請求項5】低級アルコールの含量が、組成物全量に対
    して0.001〜70重量%である、請求項1〜4のい
    ずれかに記載の組成物。
  6. 【請求項6】油が脂肪酸エステルである、請求項1〜5
    のいずれかに記載の組成物。
  7. 【請求項7】脂肪酸エステルがミリスチン酸イソプロピ
    ル又はパルミチン酸イソプロピルである、請求項6記載
    の組成物。
  8. 【請求項8】油の含量が、組成物全量に対して5〜99
    重量%である、請求項1〜7のいずれかに記載の組成
    物。
  9. 【請求項9】水の含量が、組成物全量に対して0.00
    1〜30重量%である、請求項1〜8のいずれかに記載
    の組成物。
  10. 【請求項10】組成物全量に対して、セラミドを0.5
    〜5重量%、1価の低級アルコールを2〜50重量%、
    脂肪酸エステルを20〜90重量%、水を0.1〜10
    重量%含有する、請求項1記載の組成物。
  11. 【請求項11】外用剤、化粧品またはそれらの基剤であ
    る、請求項1〜10のいずれかに記載の組成物。
  12. 【請求項12】アトピー性皮膚炎用の外用剤である、請
    求項1〜10のいずれかに記載の組成物。
  13. 【請求項13】セラミドが油中に可溶化されている、請
    求項1〜12のいずれかに記載の組成物。
  14. 【請求項14】セラミド、1価の低級アルコール、油、
    及び水を、非加熱下で混合することを特徴とする、セラ
    ミド含有組成物の製造方法。
  15. 【請求項15】請求項14記載の方法により製造され得
    る、請求項1〜13のいずれかに記載の組成物。
  16. 【請求項16】1価の低級アルコールを共存させること
    を特徴とする、セラミドを非加熱下で油中に可溶化する
    方法。
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