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JP2000108406A - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

画像形成装置およびその制御方法

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Publication number
JP2000108406A
JP2000108406A JP28405698A JP28405698A JP2000108406A JP 2000108406 A JP2000108406 A JP 2000108406A JP 28405698 A JP28405698 A JP 28405698A JP 28405698 A JP28405698 A JP 28405698A JP 2000108406 A JP2000108406 A JP 2000108406A
Authority
JP
Japan
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image
image forming
forming apparatus
resolution
speed
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28405698A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichiro Toyohara
裕一郎 豊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP28405698A priority Critical patent/JP2000108406A/ja
Publication of JP2000108406A publication Critical patent/JP2000108406A/ja
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  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真方式の画像形成装置において、コス
トアップを抑えた上での高画質と高速性を実現する。 【解決手段】 高画質モード時には、画像形成速度を標
準モード時に比べて1/2に設定し、入力画像を副走査
方向に2倍に拡大し、副走査方向に対して解像度を2倍
に上げたデータとして誤差拡散法またはディザ法により
2値化を行う。そして、1ドットに対する露光量を標準
モード時に比べて1/2に設定し、画像形成動作を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル方式の画
像形成装置に関するものであり、特には電子写真方式の
画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、画像情報のフルカラー化が進み、
ハードコピーの出力には、より速く、より安く、よりき
れいにというニーズが高まっている。
【0003】現在の、電子写真方式の画像形成装置にお
いては、上記ニーズを実現するために、高解像度化、高
階調化、高安定化がすすんでいる。
【0004】解像度では400dpiが標準化し更なる
高画質化が進んでいる一方で、高安定化技術も進み、高
解像度、高安定という相反する二つの技術を両立させて
いる。
【0005】また、高速化というニーズに対しても、4
つの像担自体を用いて、色毎に帯電、露光、現像という
画像形成を行うことで従来の1つの像担持体の系の4倍
の高速化を達成している。
【0006】また、定着速度を変えて、転写材のいろい
ろな種類に対応できるようなしくみを備え、転写材とい
う面からの高画質化も達成している。たとえば、厚紙
や、OHPシートなどに画像形成する場合には、定着速
度を遅くするのが一般的である。
【0007】その場合には、図7に示すように、定着搬
送ベルト30を用いることにより、感光体の回転速度は
一定にしながら、定着速度を変えている。しかしなが
ら、装置全体の大きさが大きくなりがちなために、感光
体の回転速度から変えてしまう方式も提案されている。
【0008】また、さらなる省スペース化を実現するた
めに、露光手段にLEDアレイを用いている画像形成装
置も一般化してきている。
【0009】低コスト化というニーズに対しては、40
0dpiでの2値画像形成を実現することにより、電気
回路構成やメモリ量などを縮小し対応している。
【0010】このようにして、高速、低コスト、高画質
で2値画像形成を行う画像形成装置を実現できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の画像形成装置においては、コストアップを
抑えた上で、高速を求めるニーズと、高画質を求めるニ
ーズと1台の画像形成装置で応えることができないとい
う問題点があった。
【0012】また、従来の解像度では、2値画像形成を
行った場合、画質的に満足とはいえず、更なる高画質化
が望まれている。そのために、いくつかの手法が提案さ
れている。その一つに、解像度を上げることによる高画
質化がある。しかしながら、解像度を単純に上げると、
以下に述べるいくつかの弊害が発生するという問題点が
あった。
【0013】弊害の一つとして、単純に解像度をあげよ
うとすると、まず電気回路を高速化する必要が発生し、
そのためのコストアップがある。また、感光体特性上、
解像度を単純にあげるとそれだけ静電潜像の安定性がな
くなり、それに伴い、現像安定性なども失われ、出力画
像を安定して高画質に保つことが難しくなる。
【0014】また、その解像度に応じた、露光スポット
径を達成することもコストアップの要因となる。
【0015】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、コストアップを抑えて高速
を求めるニーズと、高画質を求めるニーズに対して応え
ることができる画像形成装置およびその制御方法を提供
することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置お
よびその制御方法は次のように構成したものである。
【0017】(1) 画像形成速度を切り替え可能な電
子写真方式の画像形成装置において、高速で画像形成す
る際には、低速で画像形成するときに比べて低解像度で
画像形成を行うようにした。
【0018】(2) 上記(1)の画像形成装置におい
て、一様に像担持体を帯電し、露光手段により前記帯電
された像担持体上を画像露光して静電潜像を形成し、現
像手段により前記静電潜像を顕画化し、転写手段によっ
て前記像担持体上の画像を転写材上に転写し、定着手段
により前記転写材の画像を固着させて画像形成を行うよ
うにした。
【0019】(3) 上記(2)の画像形成装置におい
て、解像度の変更は、画像形成時の像担持体の回転方向
である副走査方向に対して行うようにした。
【0020】(4) 上記(2)または(3)の画像形
成装置において、露光手段は、LEDアレイ、またはレ
ーザスキャナとした。
【0021】(5) 上記(2)ないし(4)何れかの
画像形成装置において、画像形成速度を変更しても画像
処理および露光手段の動作クロックは変えないようにし
た。
【0022】(6) 上記(2)ないし(5)何れかの
れかの画像形成装置において、解像度を変更する場合に
は、像担持体の単位面積あたりへの露光手段による露光
量は、解像度の高いときの方が同低いときに比べ、多い
かあるいは同等とした。
【0023】(7) 上記(2)の画像形成装置におい
て、解像度の変更は、画像形成時の像担持体の長手方向
である主走査方向に対して行うようにした。
【0024】(8) 上記(7)の画像形成装置におい
て、露光手段は、レーザスキャナとした。
【0025】(9) 上記(8)の画像形成装置におい
て、レーザスキャナのポリゴンモータの回転速度を切り
替えることにより主走査方向の解像度を切り替えるよう
にした。
【0026】(10) 上記(1)ないし(9)何れか
の画像形成装置において、1画素あたりの再現階調数は
2値とした。
【0027】(11) 画像形成速度を切り替え可能な
電子写真方式の画像形成装置の制御方法であって、高速
で画像形成する際には、低速で画像形成するときに比べ
て低解像度で画像形成を行うようにした。
【0028】(12) 上記(11)の画像形成装置の
制御方法において、一様に像担持体を帯電し、露光手段
により前記帯電された像担持体上を画像露光して静電潜
像を形成し、現像手段により前記静電潜像を顕画化し、
転写手段によって前記像担持体上の画像を転写材上に転
写し、定着手段により前記転写材の画像を固着させて画
像形成を行うようにした。
【0029】(13) 上記(12)の画像形成装置の
制御方法において、解像度の変更は、画像形成時の像担
持体の回転方向である副走査方向に対して行うようにし
た。
【0030】(14) 上記(12)または(13)の
画像形成装置の制御方法において、露光手段はLEDア
レイ、またはレーザスキャナを用い、画像形成速度を変
更しても画像処理および前記露光手段の動作クロックは
変えないようにした。
【0031】(15) 上記(12)ないし(14)何
れかの画像形成装置の制御方法において、解像度を変更
する場合には、像担持体の単位面積あたりへの露光手段
による露光量は、解像度の高いときの方が同低いときに
比べ、多いかあるいは同等とした。
【0032】(16) 上記(12)の画像形成装置の
制御方法において、解像度の変更は、画像形成時の像担
持体の長手方向である主走査方向に対して行うようにし
た。
【0033】(17) 上記(11)または(12)の
画像形成装置の制御方法において、露光手段としてレー
ザスキャナを用い、該レーザスキャナのポリゴンモータ
の回転速度を切り替えることにより主走査方向の解像度
を切り替えるようにした。
【0034】(18) 上記(11)ないし(17)何
れかの画像形成装置の制御方法において、1画素あたり
の再現階調数は2値とした。
【0035】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1は本発明の実施
例1による画像形成装置の要部構成を示す説明図であ
り、本画像形成装置は、4ドラム方式を用いたフルカラ
ー画像形成装置である。
【0036】図1において、15は原稿画像を読み取る
画像読み取り部であり、CCDセンサユニット13を有
する。そして、画像読み取り部15で読み取った原稿画
像を画像形成部12において記録紙に記録する。ここ
で、画像形成部12における画像形成のプロセスを説明
する。
【0037】まず、一次帯電器5により像担持体である
感光ドラム10上に均一帯電し、そこにLEDアレイ
(露光手段)6にて、露光し静電潜像を形成する。その
静電潜像を現像器(現像手段)7により顕画化し、転写
帯電器8、給紙経路11、転写搬送ベルト12等の転写
手段により転写紙(記録紙)上に転写する。そして、定
着器(定着手段)9により転写紙上に転写されたトナー
像を固着させる。なお、一画素あたりの再現階調数は2
値である。
【0038】本実施例においては、上記画像形成プロセ
スを4つの色の各色毎に同時に行うことにより高速化を
実現しており、第1ステーション1はYellow(イ
エロー)、第2ステーション2はMagenta(マゼ
ンタ)、第3ステーション3はCyan(シアン)、第
4ステーション4はBlack(ブラック)となってい
る。なお、図1において、各ステーションに共通な部材
に対してはそれぞれY、M、C、BKを付している。
【0039】したがって、露光源としてのLEDアレイ
6は4つ用いることになる。このLEDアレイにより発
せられた光6は、図2に示すように、selfoc(日
本板ガラス登録商標)のレンズアイ16を通して、感光
ドラム10面上に結像される。
【0040】本画像形成装置の主走査方向(感光ドラム
10の長手方向、図1の表側から裏側への方向)の解像
度は、LEDアレイ6の解像度によって決まり、本画像
形成装置では、600dpiとなっている。selfo
cのレンズアレイ15はそのLED6を1対1で感光ド
ラム面上に結像させており、ドラム面上でも600dp
iの解像度が得られている。
【0041】本画像形成装置は、画像モードとして、標
準モードと高画質モードを持っている。
【0042】副走査方向(感光ドラム10の回転方向)
の解像度は、標準モードと高画質モードとで異なり、標
準モードで600dpi、高画質モードで1200dp
iとなっている。この時の画像形成速度(プロセススピ
ード)は、標準モードで20cpm、高画質モードで1
0cpmとなっている。
【0043】つまり、画像形成速度を切り替えること
で、解像度を変更し、ニーズに応じた画質を提供するの
である。
【0044】図3に本画像形成装置での、画像形成モー
ドとそれに伴い変更される各制御パラメータの関係をま
とめた概略図を示す。
【0045】本画像形成装置では、ドラム間隔分の位相
あわせのための画像メモリを備えている。このメモリ量
は、高画質モード時には、標準モード時に比べ、解像度
分だけ余分に必要になる。本画像形成装置においては、
1200dpiと600dpiなので、メモリ量は倍必
要となっている。
【0046】高画質モードにする場合には、このメモリ
量は増やす必要があるが、それ以外は、たとえば画像処
理時におけるクロック速度や、LEDの発光クロックな
どは、画像モード(画像形成モード)により切り替える
ことはしていない。つまり、コストアップはメモリ量の
みとすることができる。このようにすることで、コスト
アップを最小限にとどめた上で、高画質化あるいは高速
化を達成することができる。
【0047】本画像形成装置における画像処理について
述べる。
【0048】本画像形成装置では、誤差拡散法あるい
は、ディザ法を用いることにより、1画素あたり多値で
入力される画像信号を2値化し、LEDアレイ6により
画像露光を行う。
【0049】ここで、標準モードと高画質モード時の画
像処理のフローチャートを図4に示す。なお、本動作は
不図示のCPUの指示により不図示のROMに格納され
たプログラムに基づいて実行される。
【0050】例として、入力画像が600dpi、1ド
ットあたり256階調であった場合について説明する。
【0051】まず、高画質モード時には(ステップS1
08)、画像形成速度を1/2に設定し(ステップS1
09)、入力画像を副走査方向に2倍に拡大する。ここ
では、線形補間して拡大し、画像の解像度を主走査60
0dpi、副走査1200dpiで256階調のデータ
にする(ステップS110)。このようにした後に、誤
差拡散法、あるいはディザ法による2値化を行う(ステ
ップS111、S112)。
【0052】この2値化された画像データを、画像形成
速度によらず同じ動作クロックで、LEDドライバに転
送し、画像露光する。
【0053】この時の、1ドットあたりの光量は、画像
形成速度に応じて変更する。たとえば、標準モードにお
ける1ドットあたりの光量を1とした時、画像形成速度
を1/2にした場合には、1ドットあたりの光量を1/
2にしている(ステップS113)。このようにするこ
とで、感光ドラムに対する、単位面積あたりの電位減衰
量は一定にすることができる。そして、画像形成動作を
行う(ステップS114)。その結果、画像安定性等を
失うことなく、解像度を上げることが可能になる。
【0054】ここで、解像度を上げるとどのように高画
質化が達成されるかについて簡単に説明する。
【0055】一般に誤差拡散法を用いた画像形成を行う
と、ドットの粒状性が問題となる。いわゆるざらざらし
た感じの画像になるわけである。これを少なくする方法
の一つとして、最小孤立ドットのサイズを小さくするこ
とがある。本画像形成装置の場合、標準の600dpi
時に比べ、副走査方向に1200dpi化することで、
面積を1/2にすることができ、画像の粒状感を低減す
ることに成功している。
【0056】ここで、1200dpi化したときのディ
ザ法について述べる。
【0057】図5に本画像形成装置でのディザマトリク
スを示す。
【0058】標準モードでのマトリクスは、150線、
256階調、を達成している。
【0059】本画像形成装置においては、イエロー、マ
ゼンタ、シアン、ブラックの4色で、同じディザマトリ
クスを用いており、スクリーン角度は0度で画像形成を
行っている。
【0060】図5に示すようなマトリクスにすること
で、再現階調数を保ちつつ、スクリーン線数を上げる事
を可能とし、高画質化の達成を実現している。図5に示
すディザマトリクスを採用した場合、中間調でのディザ
パターンの変化がやや目に付き、それが画質を低下して
いる原因の一つである。そこで、1200dpi化する
ことで、同じパターン変化はあるのであるが、パターン
を小さくできるので、パターン変化が目に付きにくくな
り、画質を向上することができる。
【0061】また、標準モード時には(ステップS10
1)、標準画像形成速度に設定する(ステップS10
2)。そして、600dpiの画像信号が入力され(ス
テップS103)、誤差拡散法またはディザ法による2
値化を行う(ステップS104、S105)。その後、
1ドットあたりの露光量を標準に設定し(ステップS1
06)、画像形成動作を行う(ステップS107)。
【0062】(実施例2)図6は本発明の実施例2によ
る画像形成装置の内部構成を示す断面図である。本画像
形成装置は、実施例1同様、4ドラム方式を用いたフル
カラー画像形成装置であるが、実施例1とは異なり露光
源としてレーザを用いている。
【0063】画像形成のプロセスを図6を用いて簡単に
説明する。
【0064】まず、一次帯電器31により像担持体であ
る感光ドラム上に均一帯電し、そこにレーザスキャナ
(露光手段)35にて、露光し静電潜像を形成する。そ
の静電潜像を現像器(現像手段)32により顕画化し、
転写帯電器、転写搬送ベルト等の転写手段により転写紙
(記録紙)上に転写する。そして、定着搬送ベルト30
によって定着器(定着手段)37に搬送され、転写紙上
に転写されたトナー像を固着させる。なお、一画素あた
りの再現階調数は2値である。
【0065】本実施例においても、上記画像形成プロセ
スを4つの色の各色毎に同時に行うことにより高速化を
実現しており、図1と同様の順で第1ステーションはY
ellow(イエロー)、第2ステーションはMage
nta(マゼンタ)、第3ステーションはCyan(シ
アン)、第4ステーションはBlack(ブラック)と
なっている。なお、図6において、各ステーションに共
通な部材に対してはそれぞれY、M、C、BKを付して
いる。
【0066】したがって、露光源としてのレーザは4つ
用いることになる。
【0067】本画像形成装置は、実施例1同様、画像形
成モードとして、標準モードと高画質モードを持ってい
る。それぞれのモードにおける、パラメータの設定を図
7に示す。
【0068】画像形成速度は、標準モードで20cp
m、高画質モードで10cpmとなっている。
【0069】本画像形成装置の解像度は、標準モードに
おいて、主走査方向、副走査方向ともに、600dpi
となっている。高画質モードを選択されると、主走査方
向は1200dpi、副走査方向は600dpi、の解
像度となる。
【0070】これを達成するために、レーザスキャナ3
5のポリゴンモータの回転速度を、高画質モード時に
は、標準モード時に比べ半速にしており、そうすること
で、画像処理クロック等を変更することなく、主走査方
向の解像度をあげることが可能となっている。
【0071】こうすることで、主走査方向1200線、
2階調の画像を、画像処理構成や画像クロックの変更無
しに、出力することが可能となっている。
【0072】この時の、1ドットあたりの光量は、画像
形成速度に応じて変更する。たとえば、標準モードにお
ける1ドットあたりの光量を1とした時、画像形成速度
を1/2にした場合には、1ドットあたりの光量を1/
2にしている。このようにすることで、感光ドラムに対
する、単位面積あたりの電位減衰量は一定にすることが
できる。その結果、画像安定性等を失うことなく、解像
度を上げることが可能になる。
【0073】ただし、メモリ量については、実施例1と
同様にドラム間隔分の位相合わせのためのものなので、
高画質モード時には、倍のメモリ量が必要となってい
る。
【0074】また、高画質モード時に、ポリゴンモータ
の回転速度を半速にせずに、通常どおりの回転速度で画
像形成することにより、副走査方向に解像度を上げるこ
とも可能となる。
【0075】本実施例において、標準モードでは、高速
化のニーズにこたえ、高画質モードにおいて、高画質化
のニーズにこたえることが可能となっており、コストア
ップを最小限にして、ふたつのニーズにこたえることが
可能な、画像形成装置を提供することが可能となる。
【0076】このように上記実施例1、2では、一様に
像担持体を帯電し、露光手段により一様に帯電された像
担持体上に画像露光し静電潜像を形成し、現像手段によ
り静電潜像を顕画化し、転写手段によって像担持体上の
画像を転写材上に転写し、最後に定着手段により転写材
上の画像を転写材に固着させて画像形成を行い、さら
に、画像形成速度を可変な画像形成速度において、画像
形成装置の画像形成速度を標準速度と、その半分の速度
に切り替え、それに応じて、副走査方向もしくは、主走
査方向の解像度を上げることにより、誤差拡散法での最
小孤立ドットを小さくすることによる高画質化、また、
ディザ処理法による、ディザマトリクスを小さくするこ
とによるディザパターン変化を目に付きにくくすること
による高画質化を達成することができる。
【0077】高解像度にする際には、単位面積あたりの
露光量をほぼ同等調整することで、画像の安定等を失う
ことなく、画像形成を行うことができる。
【0078】また、その際のコストアップとしては、ド
ラム間隔での位相合わせのためのメモリ量の増加のみで
ある。
【0079】したがって、コストアップを少なく押さえ
た上で、高速を求めるニーズと、画質を求めるニーズに
対して、1台の画像形成装置で応えることが可能な画像
形成装置を提供することができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成速度を切り替え可能な電子写真方式の画像形成
装置において、高速で画像形成する際には、低速で画像
形成するときに比べて低解像度で画像形成を行うように
したため、コストアップを抑えた上での高画質と高速性
というニーズに対して1台の画像形成装置で応えること
ができるという効果がある。
【0081】また、解像度を変更する場合には、像担持
体の単位面積あたりへの露光手段による露光量は、解像
度の高いときの方が同低いときに比べ、多いかあるいは
同等としたため、画像の安定性を失うことなく、画像形
成を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1による画像形成装置の要部
構成を示す説明図
【図2】 LEDアレイとレンズアレイと感光ドラムと
の位置関係を示す説明図
【図3】 実施例1における画像形成モードに対する各
制御パラメータを示す図
【図4】 実施例1における画像形成動作を示すフロー
チャート
【図5】 実施例1におけるディザマトリクスを示す説
明図
【図6】 本発明の実施例2による画像形成装置の内部
構成を示す断面図
【図7】 実施例2における画像形成モードに対する各
制御パラメータを示す図
【符号の説明】
1 第1ステーション 2 第2ステーション 3 第3ステーション 4 第4ステーション 5 一次帯電器 6 LEDアレイ(露光手段) 7 現像器(現像手段) 8 転写帯電器(転写手段) 9 定着器(定着手段) 10 感光ドラム(像担持体) 12 転写搬送ベルト(転写手段) 30 定着搬送ベルト 35 レーザスキャナ(露光手段) 37 定着器(定着手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/14 9A001

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成速度を切り替え可能な電子写真
    方式の画像形成装置であって、高速で画像形成する際に
    は、低速で画像形成するときに比べて低解像度で画像形
    成を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 一様に像担持体を帯電し、露光手段によ
    り前記帯電された像担持体上を画像露光して静電潜像を
    形成し、現像手段により前記静電潜像を顕画化し、転写
    手段によって前記像担持体上の画像を転写材上に転写
    し、定着手段により前記転写材の画像を固着させて画像
    形成を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 解像度の変更は、画像形成時の像担持体
    の回転方向である副走査方向に対して行うことを特徴と
    する請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 露光手段は、LEDアレイ、またはレー
    ザスキャナであることを特徴とする請求項2または3記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像形成速度を変更しても画像処理およ
    び露光手段の動作クロックは変えないことを特徴とする
    請求項2ないし4何れか記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 解像度を変更する場合には、像担持体の
    単位面積あたりへの露光手段による露光量は、解像度の
    高いときの方が同低いときに比べ、多いかあるいは同等
    であることを特徴とする請求項2ないし5何れか記載の
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 解像度の変更は、画像形成時の像担持体
    の長手方向である主走査方向に対して行うことを特徴と
    する請求項2記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 露光手段は、レーザスキャナであること
    を特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 レーザスキャナのポリゴンモータの回転
    速度を切り替えることにより主走査方向の解像度を切り
    替えることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 1画素あたりの再現階調数は2値であ
    ることを特徴とする請求項1ないし9何れか記載の画像
    形成装置。
  11. 【請求項11】 画像形成速度を切り替え可能な電子写
    真方式の画像形成装置の制御方法であって、高速で画像
    形成する際には、低速で画像形成するときに比べて低解
    像度で画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置の
    制御方法。
  12. 【請求項12】 一様に像担持体を帯電し、露光手段に
    より前記帯電された像担持体上を画像露光して静電潜像
    を形成し、現像手段により前記静電潜像を顕画化し、転
    写手段によって前記像担持体上の画像を転写材上に転写
    し、定着手段により前記転写材の画像を固着させて画像
    形成を行うことを特徴とする請求項11記載の画像形成
    装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 解像度の変更は、画像形成時の像担持
    体の回転方向である副走査方向に対して行うことを特徴
    とする請求項12記載の画像形成装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 露光手段はLEDアレイ、またはレー
    ザスキャナを用い、画像形成速度を変更しても画像処理
    および前記露光手段の動作クロックは変えないことを特
    徴とする請求項12または13記載の画像形成装置の制
    御方法。
  15. 【請求項15】 解像度を変更する場合には、像担持体
    の単位面積あたりへの露光手段による露光量は、解像度
    の高いときの方が同低いときに比べ、多いかあるいは同
    等であることを特徴とする請求項12ないし14何れか
    記載の画像形成装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 解像度の変更は、画像形成時の像担持
    体の長手方向である主走査方向に対して行うことを特徴
    とする請求項12記載の画像形成装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 露光手段としてレーザスキャナを用
    い、該レーザスキャナのポリゴンモータの回転速度を切
    り替えることにより主走査方向の解像度を切り替えるこ
    とを特徴とする請求項11または12記載の画像形成装
    置の制御方法。
  18. 【請求項18】 1画素あたりの再現階調数は2値であ
    ることを特徴とする請求項11ないし17何れか記載の
    画像形成装置の制御方法。
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