JP2000098704A - 画像形成装置 - Google Patents
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Landscapes
- Developing For Electrophotography (AREA)
- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 中間濃度部に濃度ムラをなくし、帯電手段の
大型化やコストアップを伴うことなく、像担持体の長寿
命化を図る。 【解決手段】選択された入力経路のデジタル画像信号が
2値である場合と多値である場合とにより、帯電バイア
ス周波数切り換え装置50で帯電バイアス電圧の周波数
を切り換える。これに対応して、帯電電流切り換え装置
で帯電バイアス電圧のAC成分の電流値を切り換え、か
つ現像バイアス周波数切り換え装置70で現像バイアス
電圧のAC成分の周波数を切り換える。例えば、選択さ
れた入力経路のデジタル画像信号が2値である場合、多
値である場合よりも帯電バイアス電圧のAC成分の周波
数を小さくする。これにより、中間濃度部に濃度ムラの
発生を確実に防止できる。
大型化やコストアップを伴うことなく、像担持体の長寿
命化を図る。 【解決手段】選択された入力経路のデジタル画像信号が
2値である場合と多値である場合とにより、帯電バイア
ス周波数切り換え装置50で帯電バイアス電圧の周波数
を切り換える。これに対応して、帯電電流切り換え装置
で帯電バイアス電圧のAC成分の電流値を切り換え、か
つ現像バイアス周波数切り換え装置70で現像バイアス
電圧のAC成分の周波数を切り換える。例えば、選択さ
れた入力経路のデジタル画像信号が2値である場合、多
値である場合よりも帯電バイアス電圧のAC成分の周波
数を小さくする。これにより、中間濃度部に濃度ムラの
発生を確実に防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル方式の、
複写機、レーザビームプリンタ等の画像形成装置、その
中でも特に像担持体表面に接触配置した帯電部材と、該
帯電部材にAC成分とDC成分からなる帯電バイアス電
圧を印加する帯電バイアス電圧印加手段とを有する画像
形成装置に関する。
複写機、レーザビームプリンタ等の画像形成装置、その
中でも特に像担持体表面に接触配置した帯電部材と、該
帯電部材にAC成分とDC成分からなる帯電バイアス電
圧を印加する帯電バイアス電圧印加手段とを有する画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置としては、電子写
真方式のデジタル複写機やプリンタが挙げられるが、こ
のような装置では、帯電手段で一様に帯電した像担持体
表面に入力した2又は多値の画像信号に対応した画像露
光を照射することにより静電潜像を形成し、この静電潜
像を現像手段によりトナー像として現像した後、そのト
ナー像を転写手段で紙等の転写材に転写し、定着手段で
トナー像を該転写材上に定着して出力している。
真方式のデジタル複写機やプリンタが挙げられるが、こ
のような装置では、帯電手段で一様に帯電した像担持体
表面に入力した2又は多値の画像信号に対応した画像露
光を照射することにより静電潜像を形成し、この静電潜
像を現像手段によりトナー像として現像した後、そのト
ナー像を転写手段で紙等の転写材に転写し、定着手段で
トナー像を該転写材上に定着して出力している。
【0003】帯電手段の一例として、図11に示す接触
帯電方式の帯電装置が挙げられる。11は金属の芯金1
9の周囲を導電性又は半導電性の弾性部材20で包み込
んだ帯電部材たる帯電ローラである。帯電ローラ11は
加圧手段(不図示)で所定の圧力をもって像担持体10
に接触させられており、像担持体10が矢印R1方向に
回転すると帯電ローラ11も矢印R2方向に従動回転す
る構成になっている。また、画像形成のタイミングに同
期して、帯電ローラ11の芯金19に、AC成分とDC
成分からなる帯電バイアス電圧が帯電バイアス印加電源
30により印加されることで、像担持体10の表面は帯
電バイアス電圧のDC成分とほぼ同等の電位となるよう
に帯電される。以下、この種の帯電方式をACバイアス
による接触帯電方式と呼ぶ。なお、31は交流電源、3
2は直流電源である。
帯電方式の帯電装置が挙げられる。11は金属の芯金1
9の周囲を導電性又は半導電性の弾性部材20で包み込
んだ帯電部材たる帯電ローラである。帯電ローラ11は
加圧手段(不図示)で所定の圧力をもって像担持体10
に接触させられており、像担持体10が矢印R1方向に
回転すると帯電ローラ11も矢印R2方向に従動回転す
る構成になっている。また、画像形成のタイミングに同
期して、帯電ローラ11の芯金19に、AC成分とDC
成分からなる帯電バイアス電圧が帯電バイアス印加電源
30により印加されることで、像担持体10の表面は帯
電バイアス電圧のDC成分とほぼ同等の電位となるよう
に帯電される。以下、この種の帯電方式をACバイアス
による接触帯電方式と呼ぶ。なお、31は交流電源、3
2は直流電源である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述
の、ACバイアスによる接触帯電方式の帯電装置には、
帯電バイアス電圧のAC成分の周波数に対応した帯電ム
ラが生じる場合があるという欠点があった。
の、ACバイアスによる接触帯電方式の帯電装置には、
帯電バイアス電圧のAC成分の周波数に対応した帯電ム
ラが生じる場合があるという欠点があった。
【0005】帯電ムラの一例を帯電電位の分布図で示し
たのが図12である。図12中の横軸は像担持体10の
回転方向に沿った像担持体10表面上の位置である。ま
た、図12中の縦軸は像担持体10表面の帯電電位であ
る。帯電ムラの周期は帯電バイアス電圧のAC成分の周
波数に一致している。帯電ムラは現像後のトナー像の濃
度のムラ、ひいては出力画像の濃度のムラとなって画像
の品位を低下させてしまう。
たのが図12である。図12中の横軸は像担持体10の
回転方向に沿った像担持体10表面上の位置である。ま
た、図12中の縦軸は像担持体10表面の帯電電位であ
る。帯電ムラの周期は帯電バイアス電圧のAC成分の周
波数に一致している。帯電ムラは現像後のトナー像の濃
度のムラ、ひいては出力画像の濃度のムラとなって画像
の品位を低下させてしまう。
【0006】この種の帯電ムラは、帯電バイアス電圧の
AC成分の周波数を大きくすると徐々に小さくなること
が既に知られている。
AC成分の周波数を大きくすると徐々に小さくなること
が既に知られている。
【0007】しかしながら、一方では、ACバイアスに
よる接触帯電方式の帯電装置には、帯電バイアス電圧の
AC成分の周波数が大きくなると、像担持体表面に与え
るダメージが大きくなるという欠点もあった。
よる接触帯電方式の帯電装置には、帯電バイアス電圧の
AC成分の周波数が大きくなると、像担持体表面に与え
るダメージが大きくなるという欠点もあった。
【0008】ACバイアスによる接触帯電方式の帯電装
置では、像担持体表面に接触させた帯電部材にAC成分
を含んだ帯電バイアス電圧を印加することで、像担持体
表面の極近傍に極性が交番する非常に強い電界を生じさ
せる。そして、この交番電界が多量のプラズマイオンを
発生し、かつ加速する。その結果、この加速された多量
のプラズマイオンが、像担持体表面に衝突することで像
担持体表面が削り取られるという現象がある(以下、こ
の現象を「接触帯電による像担持体表面の削れ現象」と
呼ぶ)。
置では、像担持体表面に接触させた帯電部材にAC成分
を含んだ帯電バイアス電圧を印加することで、像担持体
表面の極近傍に極性が交番する非常に強い電界を生じさ
せる。そして、この交番電界が多量のプラズマイオンを
発生し、かつ加速する。その結果、この加速された多量
のプラズマイオンが、像担持体表面に衝突することで像
担持体表面が削り取られるという現象がある(以下、こ
の現象を「接触帯電による像担持体表面の削れ現象」と
呼ぶ)。
【0009】帯電バイアス電圧のAC成分の周波数が大
きくなると、プラズマイオンの衝突の回数が増えるの
で、接触帯電による像担持体表面の削れ現象がより顕著
になることは言うまでもない。
きくなると、プラズマイオンの衝突の回数が増えるの
で、接触帯電による像担持体表面の削れ現象がより顕著
になることは言うまでもない。
【0010】像担持体表面の削れが進行して、表面の感
光層や絶縁層が薄くなると以下のような不具合が発生す
る。
光層や絶縁層が薄くなると以下のような不具合が発生す
る。
【0011】まず第1に、表面の感光層や絶縁層が薄く
なると像担持体表面が傷つきやすくなる。第2に、像担
持体表面の静電気容量の増大に伴い帯電電位を得るため
に必要な電荷量も増大し、その結果、十分な帯電電位が
得られなくなったり、またそのような帯電不足を補うた
めには帯電バイアス電源の大型化を余儀なくされる。
なると像担持体表面が傷つきやすくなる。第2に、像担
持体表面の静電気容量の増大に伴い帯電電位を得るため
に必要な電荷量も増大し、その結果、十分な帯電電位が
得られなくなったり、またそのような帯電不足を補うた
めには帯電バイアス電源の大型化を余儀なくされる。
【0012】以上をまとめると、従来のACバイアスに
よる接触帯電方式の帯電装置では、帯電バイアス電圧の
AC成分の周波数が小さいと生じる帯電ムラという欠点
と、帯電バイアス電圧のAC成分の周波数を大きくする
と像担持体の寿命が短くなるばかりか帯電バイアス電源
が大型化、かつコストアップしてしまうという欠点とを
同時に解消できないという問題点があった。
よる接触帯電方式の帯電装置では、帯電バイアス電圧の
AC成分の周波数が小さいと生じる帯電ムラという欠点
と、帯電バイアス電圧のAC成分の周波数を大きくする
と像担持体の寿命が短くなるばかりか帯電バイアス電源
が大型化、かつコストアップしてしまうという欠点とを
同時に解消できないという問題点があった。
【0013】本発明者の検討によると、帯電バイアス電
圧のAC成分の周波数に対応して生じる帯電ムラによる
画像に対する悪影響は、形成した画像中の中間濃度部で
特に顕著に現れることが判明した。
圧のAC成分の周波数に対応して生じる帯電ムラによる
画像に対する悪影響は、形成した画像中の中間濃度部で
特に顕著に現れることが判明した。
【0014】また、帯電バイアス電圧のAC成分の周波
数に対応して生じる帯電ムラによる画像に対する悪影響
の度合いは、現像バイアスのAC成分の周波数により、
大きく影響することが解った。
数に対応して生じる帯電ムラによる画像に対する悪影響
の度合いは、現像バイアスのAC成分の周波数により、
大きく影響することが解った。
【0015】つまり、濃度情報を伴う多値のデジタル画
像形成やより濃度を忠実に再現可能な1画素のサイズよ
り小さな画像形成の場合に、帯電ムラによる画像に対す
る悪影響が特に顕著に現れるのである。
像形成やより濃度を忠実に再現可能な1画素のサイズよ
り小さな画像形成の場合に、帯電ムラによる画像に対す
る悪影響が特に顕著に現れるのである。
【0016】本発明は、上述事情に鑑みてなされたもの
であり、帯電バイアス電圧のAC成分の周波数に対応し
て生じる帯電ムラが画像に悪影響を及ぼすことがなく、
同時に、帯電バイアス電源の大型化、コストアップを強
いることなく像担持体の長寿命化が可能になる画像形成
装置を提供することを目的とするものである。
であり、帯電バイアス電圧のAC成分の周波数に対応し
て生じる帯電ムラが画像に悪影響を及ぼすことがなく、
同時に、帯電バイアス電源の大型化、コストアップを強
いることなく像担持体の長寿命化が可能になる画像形成
装置を提供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、像担持体表面を帯電手段によっ
て均一に帯電し、帯電後の前記像担持体表面を画像露光
手段で露光して静電潜像を形成し、該静電潜像に現像手
段によってトナーを付着させてトナー像として現像する
画像形成装置において、前記帯電手段は、前記像担持体
に接触配置した帯電部材と、該帯電部材にAC成分とD
C成分とからなる帯電バイアス電圧を印加する帯電バイ
アス電圧印加装置と、前記帯電バイアス電圧のAC成分
の周波数を少なくとも2種類以上切り換えられる帯電バ
イアス周波数切り換え装置と、前記帯電バイアスのAC
成分により前記像担持体に流れる電流が所定値となるよ
うに前記AC成分の振幅を制御する制御装置と、を有
し、前記画像露光手段は、それぞれ異なるデジタル画像
信号の入力経路を複数有し、これらデジタル画像信号入
力経路の中から1種類の入力経路を選択し、該選択され
た入力経路から入力したデジタル画像信号に対応して発
光される光ビームにより帯電後の前記像担持体表面を露
光するものであり、前記現像手段は、前記像担持体上の
静電潜像にトナーを供給する現像剤担持体と、該現像剤
担持体にAC成分とDC成分とからなる現像バイアス電
圧を印加する現像バイアス電圧印加装置と、前記現像バ
イアス電圧のAC成分の周波数を少なくとも2種類以上
切り換えられる現像バイアス周波数切り換え手段と、を
有し、前記選択された入力経路のデジタル画像信号が2
値である場合と多値である場合とにより、前記帯電バイ
アス周波数切り換え装置で前記帯電バイアス電圧の周波
数を切り換えるのに対応して、前記帯電電流切り換え装
置で前記帯電バイアス電圧のAC成分の電流値を切り換
え、かつ前記現像バイアス周波数切り換え装置で前記現
像バイアス電圧のAC成分の周波数を切り換える、こと
を特徴とする。
めの請求項1の発明は、像担持体表面を帯電手段によっ
て均一に帯電し、帯電後の前記像担持体表面を画像露光
手段で露光して静電潜像を形成し、該静電潜像に現像手
段によってトナーを付着させてトナー像として現像する
画像形成装置において、前記帯電手段は、前記像担持体
に接触配置した帯電部材と、該帯電部材にAC成分とD
C成分とからなる帯電バイアス電圧を印加する帯電バイ
アス電圧印加装置と、前記帯電バイアス電圧のAC成分
の周波数を少なくとも2種類以上切り換えられる帯電バ
イアス周波数切り換え装置と、前記帯電バイアスのAC
成分により前記像担持体に流れる電流が所定値となるよ
うに前記AC成分の振幅を制御する制御装置と、を有
し、前記画像露光手段は、それぞれ異なるデジタル画像
信号の入力経路を複数有し、これらデジタル画像信号入
力経路の中から1種類の入力経路を選択し、該選択され
た入力経路から入力したデジタル画像信号に対応して発
光される光ビームにより帯電後の前記像担持体表面を露
光するものであり、前記現像手段は、前記像担持体上の
静電潜像にトナーを供給する現像剤担持体と、該現像剤
担持体にAC成分とDC成分とからなる現像バイアス電
圧を印加する現像バイアス電圧印加装置と、前記現像バ
イアス電圧のAC成分の周波数を少なくとも2種類以上
切り換えられる現像バイアス周波数切り換え手段と、を
有し、前記選択された入力経路のデジタル画像信号が2
値である場合と多値である場合とにより、前記帯電バイ
アス周波数切り換え装置で前記帯電バイアス電圧の周波
数を切り換えるのに対応して、前記帯電電流切り換え装
置で前記帯電バイアス電圧のAC成分の電流値を切り換
え、かつ前記現像バイアス周波数切り換え装置で前記現
像バイアス電圧のAC成分の周波数を切り換える、こと
を特徴とする。
【0018】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、前記選択された入力経路のデジタル画像信
号が2値である場合と多値である場合とでは、前記2値
である場合の方が前記多値である場合よりも前記帯電バ
イアス周波数切り換え装置で切り換える前記帯電バイア
ス電圧のAC成分の周波数を小さい方向に切り換える、
ことを特徴とする。
置において、前記選択された入力経路のデジタル画像信
号が2値である場合と多値である場合とでは、前記2値
である場合の方が前記多値である場合よりも前記帯電バ
イアス周波数切り換え装置で切り換える前記帯電バイア
ス電圧のAC成分の周波数を小さい方向に切り換える、
ことを特徴とする。
【0019】請求項3の発明は、像担持体表面を帯電手
段によって均一に帯電し、帯電後の前記像担持体表面を
画像露光手段で露光して静電潜像を形成し、該静電潜像
に現像手段によってトナーを付着させてトナー像として
現像する画像形成装置において、前記帯電手段は、前記
像担持体に接触配置した帯電部材と、該帯電部材にAC
成分とDC成分とからなる帯電バイアス電圧を印加する
帯電バイアス電圧印加装置と、前記帯電バイアス電圧の
AC成分の周波数を少なくとも2種類以上切り換えられ
る帯電バイアス周波数切り換え装置と、前記帯電バイア
スのAC成分により前記像担持体に流れる電流が所定値
となるように前記AC成分の振幅を制御する制御装置
と、を有し、前記画像露光手段は、それぞれ異なるデジ
タル画像信号の入力経路を複数有し、これらデジタル画
像信号入力経路の中から1種類の入力経路を選択し、該
選択された入力経路から入力したデジタル画像信号に対
応して発光される光ビームにより帯電後の前記像担持体
表面を露光するものであり、前記現像手段は、前記像担
持体上の静電潜像にトナーを供給する現像剤担持体と、
該現像剤担持体にAC成分とDC成分とからなる現像バ
イアス電圧を印加する現像バイアス電圧印加装置と、前
記現像バイアス電圧のAC成分の周波数を少なくとも2
種類以上切り換えられる現像バイアス周波数切り換え手
段と、を有し、前記選択された入力経路のデジタル画像
信号の最小画素単位のサイズにより、前記帯電バイアス
周波数切り換え装置で前記帯電バイアス電圧の周波数を
切り換え、かつ前記現像バイアス周波数切り換え装置で
前記現像バイアス電圧のAC成分の周波数を切り換え
る、ことを特徴とする。
段によって均一に帯電し、帯電後の前記像担持体表面を
画像露光手段で露光して静電潜像を形成し、該静電潜像
に現像手段によってトナーを付着させてトナー像として
現像する画像形成装置において、前記帯電手段は、前記
像担持体に接触配置した帯電部材と、該帯電部材にAC
成分とDC成分とからなる帯電バイアス電圧を印加する
帯電バイアス電圧印加装置と、前記帯電バイアス電圧の
AC成分の周波数を少なくとも2種類以上切り換えられ
る帯電バイアス周波数切り換え装置と、前記帯電バイア
スのAC成分により前記像担持体に流れる電流が所定値
となるように前記AC成分の振幅を制御する制御装置
と、を有し、前記画像露光手段は、それぞれ異なるデジ
タル画像信号の入力経路を複数有し、これらデジタル画
像信号入力経路の中から1種類の入力経路を選択し、該
選択された入力経路から入力したデジタル画像信号に対
応して発光される光ビームにより帯電後の前記像担持体
表面を露光するものであり、前記現像手段は、前記像担
持体上の静電潜像にトナーを供給する現像剤担持体と、
該現像剤担持体にAC成分とDC成分とからなる現像バ
イアス電圧を印加する現像バイアス電圧印加装置と、前
記現像バイアス電圧のAC成分の周波数を少なくとも2
種類以上切り換えられる現像バイアス周波数切り換え手
段と、を有し、前記選択された入力経路のデジタル画像
信号の最小画素単位のサイズにより、前記帯電バイアス
周波数切り換え装置で前記帯電バイアス電圧の周波数を
切り換え、かつ前記現像バイアス周波数切り換え装置で
前記現像バイアス電圧のAC成分の周波数を切り換え
る、ことを特徴とする。
【0020】請求項4の発明は、請求項3の画像形成装
置において、前記選択された入力経路のデジタル画像信
号の最小画素単位のサイズがより大きい場合に、前記帯
電バイアス周波数切り換え手段で前記帯電バイアス電圧
のAC成分の周波数を小さく切り換える、ことを特徴と
する。
置において、前記選択された入力経路のデジタル画像信
号の最小画素単位のサイズがより大きい場合に、前記帯
電バイアス周波数切り換え手段で前記帯電バイアス電圧
のAC成分の周波数を小さく切り換える、ことを特徴と
する。
【0021】請求項5の発明は、像担持体表面を帯電手
段によって均一に帯電し、帯電後の前記像担持体表面を
画像露光手段で露光して静電潜像を形成し、該静電潜像
に現像手段によってトナーを付着させてトナー像として
現像する画像形成装置において、前記帯電手段は、前記
像担持体に接触配置した帯電部材と、該帯電部材にAC
成分とDC成分とからなる帯電バイアス電圧を印加する
帯電バイアス電圧印加装置と、前記帯電バイアス電圧の
AC成分の周波数を少なくとも2種類以上切り換えられ
る帯電バイアス周波数切り換え装置と、前記帯電バイア
スのAC成分により前記像担持体に流れる電流が所定値
となるように前記AC成分の振幅を制御する制御装置
と、を有し、前記画像露光手段は、それぞれ異なるデジ
タル画像信号の入力経路を複数有し、これらデジタル画
像信号入力経路の中から1種類の入力経路を選択し、該
選択された入力経路から入力したデジタル画像信号に対
応して発光される光ビームにより帯電後の前記像担持体
表面を露光するものであり、前記現像手段は、前記像担
持体上の静電潜像にトナーを供給する現像剤担持体と、
該現像剤担持体にAC成分とDC成分とからなる現像バ
イアス電圧を印加する現像バイアス電圧印加装置と、前
記現像バイアス電圧のAC成分の周波数を少なくとも2
種類以上切り換えられる現像バイアス周波数切り換え手
段と、を有し、前記選択された入力経路により、前記帯
電バイアス周波数切り換え装置で前記帯電バイアス電圧
の周波数を切り換え、かつ前記現像バイアス周波数切り
換え装置で前記現像バイアス電圧のAC成分の周波数を
切り換える、ことを特徴とする。
段によって均一に帯電し、帯電後の前記像担持体表面を
画像露光手段で露光して静電潜像を形成し、該静電潜像
に現像手段によってトナーを付着させてトナー像として
現像する画像形成装置において、前記帯電手段は、前記
像担持体に接触配置した帯電部材と、該帯電部材にAC
成分とDC成分とからなる帯電バイアス電圧を印加する
帯電バイアス電圧印加装置と、前記帯電バイアス電圧の
AC成分の周波数を少なくとも2種類以上切り換えられ
る帯電バイアス周波数切り換え装置と、前記帯電バイア
スのAC成分により前記像担持体に流れる電流が所定値
となるように前記AC成分の振幅を制御する制御装置
と、を有し、前記画像露光手段は、それぞれ異なるデジ
タル画像信号の入力経路を複数有し、これらデジタル画
像信号入力経路の中から1種類の入力経路を選択し、該
選択された入力経路から入力したデジタル画像信号に対
応して発光される光ビームにより帯電後の前記像担持体
表面を露光するものであり、前記現像手段は、前記像担
持体上の静電潜像にトナーを供給する現像剤担持体と、
該現像剤担持体にAC成分とDC成分とからなる現像バ
イアス電圧を印加する現像バイアス電圧印加装置と、前
記現像バイアス電圧のAC成分の周波数を少なくとも2
種類以上切り換えられる現像バイアス周波数切り換え手
段と、を有し、前記選択された入力経路により、前記帯
電バイアス周波数切り換え装置で前記帯電バイアス電圧
の周波数を切り換え、かつ前記現像バイアス周波数切り
換え装置で前記現像バイアス電圧のAC成分の周波数を
切り換える、ことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【0023】〈実施の形態1〉まず、図1に基づいて、
本発明の実施の形態1を説明する。同図は、本実施の形
態の画像形成装置の要部断面図である。また、図2に
は、フローチャートを示す。
本発明の実施の形態1を説明する。同図は、本実施の形
態の画像形成装置の要部断面図である。また、図2に
は、フローチャートを示す。
【0024】図1に示す画像形成装置は、帯電ローラ
(帯電部材)11、帯電バイアス周波数切り換え装置5
0、帯電バイアス電源(帯電バイアス電圧印加装置)4
0から構成されている一次帯電装置(帯電手段)35
で、像担持体(例えば、感光ドラム)10表面を所定の
極性、所定の電位に均一の帯電した後、複数種類の入力
経路の中から1種類の経路を選択し、選択した入力経路
から入力したデジタル画像信号に対応して発光される光
ビームにより画像に対応した画像露光12を前記帯電後
の像担持体10表面に照射して静電潜像を形成し、その
後、その静電潜像を、現像装置13、現像バイアス周波
数切り換え装置70、現像バイアス電源(現像バイアス
電圧印加手段)60から構成される現像手段65で、ト
ナー像として現像している。そして、そのトナー像を転
写帯電装置14で転写材18に転写し、さらに転写後の
トナー像を定着装置(不図示)で転写材18上に定着し
た後、出力画像として排出している。なお、トナー像転
写時に、転写材18に転写されないで像担持体10表面
に残ったトナーは、クリーニング装置17によって除去
される。
(帯電部材)11、帯電バイアス周波数切り換え装置5
0、帯電バイアス電源(帯電バイアス電圧印加装置)4
0から構成されている一次帯電装置(帯電手段)35
で、像担持体(例えば、感光ドラム)10表面を所定の
極性、所定の電位に均一の帯電した後、複数種類の入力
経路の中から1種類の経路を選択し、選択した入力経路
から入力したデジタル画像信号に対応して発光される光
ビームにより画像に対応した画像露光12を前記帯電後
の像担持体10表面に照射して静電潜像を形成し、その
後、その静電潜像を、現像装置13、現像バイアス周波
数切り換え装置70、現像バイアス電源(現像バイアス
電圧印加手段)60から構成される現像手段65で、ト
ナー像として現像している。そして、そのトナー像を転
写帯電装置14で転写材18に転写し、さらに転写後の
トナー像を定着装置(不図示)で転写材18上に定着し
た後、出力画像として排出している。なお、トナー像転
写時に、転写材18に転写されないで像担持体10表面
に残ったトナーは、クリーニング装置17によって除去
される。
【0025】像担持体10としては、ドラム型の電子写
真感光体を使用することができる。例えば、アルミニウ
ム製のドラム基体の外周面にOPC(有機光半導体)か
らなる感光層を設けたものを、本実施例における像担持
体として使用することができる。
真感光体を使用することができる。例えば、アルミニウ
ム製のドラム基体の外周面にOPC(有機光半導体)か
らなる感光層を設けたものを、本実施例における像担持
体として使用することができる。
【0026】帯電部材としての帯電ローラ11は、金属
製の芯金19とその芯金19の周囲を包み込む導電性又
は半導電性の弾性部材20で構成した回転可能な円筒状
の部材であり、加圧手段(不図示)で所定の圧力をもっ
て像担持体10に接触されており、像担持体10が矢印
R1方向に回転すると帯電ローラ11も矢印R2方向の
従動回転する構成になっている。また、画像形成のタイ
ミングに同期して、帯電ローラ11の芯金19にAC成
分とDC成分からなる帯電バイアス電圧が帯電バイアス
電源40により印加されることで、像担持体10の表面
は帯電バイアス電圧のDC成分とほぼ等しい電位となる
ように帯電される。
製の芯金19とその芯金19の周囲を包み込む導電性又
は半導電性の弾性部材20で構成した回転可能な円筒状
の部材であり、加圧手段(不図示)で所定の圧力をもっ
て像担持体10に接触されており、像担持体10が矢印
R1方向に回転すると帯電ローラ11も矢印R2方向の
従動回転する構成になっている。また、画像形成のタイ
ミングに同期して、帯電ローラ11の芯金19にAC成
分とDC成分からなる帯電バイアス電圧が帯電バイアス
電源40により印加されることで、像担持体10の表面
は帯電バイアス電圧のDC成分とほぼ等しい電位となる
ように帯電される。
【0027】帯電バイアス電源40は、DC成分電源部
43と、第1の周波数のAC成分を発生する第1のAC
成分電源部41と、第2の周波数のAC成分を発生する
第2のAC成分電源部42から構成されている。本実施
の形態においては、DC成分電源部43の出力の値は−
750(V)であり、第1のAC成分電源部41の出力
の帯電バイアス周波数は800(Hz)であり、第2のA
C成分電源部42の出力の帯電バイアス周波数は120
0(Hz)であり、第1、第2のAC成分電源部41、4
2の出力がそれぞれ1.0mA,1.3mAの定電流と
なるようにAC成分の振幅が制御されている。
43と、第1の周波数のAC成分を発生する第1のAC
成分電源部41と、第2の周波数のAC成分を発生する
第2のAC成分電源部42から構成されている。本実施
の形態においては、DC成分電源部43の出力の値は−
750(V)であり、第1のAC成分電源部41の出力
の帯電バイアス周波数は800(Hz)であり、第2のA
C成分電源部42の出力の帯電バイアス周波数は120
0(Hz)であり、第1、第2のAC成分電源部41、4
2の出力がそれぞれ1.0mA,1.3mAの定電流と
なるようにAC成分の振幅が制御されている。
【0028】帯電ローラ11には、帯電バイアス周波数
切り換え装置50によって選択された第1の周波数か第
2の周波数のうちどちらか一方の周波数の帯電バイアス
電圧が印加される。第1の周波数の帯電バイアス電圧が
印加された場合の像担持体10表面の帯電電位の分布を
図3(a)に、また第2の周波数の帯電バイアス電圧が
印加された場合の像担持体10表面の帯電電位の分布を
図3(b)に示す。第1の周波数の帯電バイアス電圧で
帯電した像担持体10表面は約−750(V)に帯電さ
れるものの、約50(V)のリップルをもっている(こ
のリップルが上述した帯電ムラのことである)。一方、
第2の周波数の帯電バイアス電圧で帯電した像担持体1
0表面は均一に−750(V)に帯電される。
切り換え装置50によって選択された第1の周波数か第
2の周波数のうちどちらか一方の周波数の帯電バイアス
電圧が印加される。第1の周波数の帯電バイアス電圧が
印加された場合の像担持体10表面の帯電電位の分布を
図3(a)に、また第2の周波数の帯電バイアス電圧が
印加された場合の像担持体10表面の帯電電位の分布を
図3(b)に示す。第1の周波数の帯電バイアス電圧で
帯電した像担持体10表面は約−750(V)に帯電さ
れるものの、約50(V)のリップルをもっている(こ
のリップルが上述した帯電ムラのことである)。一方、
第2の周波数の帯電バイアス電圧で帯電した像担持体1
0表面は均一に−750(V)に帯電される。
【0029】画像露光12は、デジタル画像信号入力経
路から入力したデジタル画像信号に対応して発光される
光ビームにより像担持体10表面に行われ、像担持体1
0表面に静電潜像を形成する。
路から入力したデジタル画像信号に対応して発光される
光ビームにより像担持体10表面に行われ、像担持体1
0表面に静電潜像を形成する。
【0030】現像装置13は、現像バイアス電圧を印加
した現像剤担持体(例えば、現像スリーブ)15に摩擦
帯電したトナーをコートし、そのトナーを現像剤担持体
15と像担持体1表面の静電潜像とが形成する電界で像
担持体10表面に付着させて現像するものである。
した現像剤担持体(例えば、現像スリーブ)15に摩擦
帯電したトナーをコートし、そのトナーを現像剤担持体
15と像担持体1表面の静電潜像とが形成する電界で像
担持体10表面に付着させて現像するものである。
【0031】現像バイアス電源60は、DC成分電源部
63と、第1の周波数のAC成分を発生する第1のAC
成分電源部61と、第2の周波数のAC成分を発生する
第2のAC成分電源部62から構成されている。本実施
の形態においては、DC成分電源部63の出力の値は−
500(V)であり、第1のAC成分電源部61の出力
の帯電バイアス周波数は1600(Hz)であり、第2の
AC成分電源部62の出力の帯電バイアス周波数は24
00(Hz)である。なお、第1、第2のAC成分電源部
61、62のピーク間電圧は、いずれも800(V)で
ある。
63と、第1の周波数のAC成分を発生する第1のAC
成分電源部61と、第2の周波数のAC成分を発生する
第2のAC成分電源部62から構成されている。本実施
の形態においては、DC成分電源部63の出力の値は−
500(V)であり、第1のAC成分電源部61の出力
の帯電バイアス周波数は1600(Hz)であり、第2の
AC成分電源部62の出力の帯電バイアス周波数は24
00(Hz)である。なお、第1、第2のAC成分電源部
61、62のピーク間電圧は、いずれも800(V)で
ある。
【0032】現像剤担持体15に印加する現像バイアス
電圧は、現像バイアス周波数切り換え装置(現像バイア
ス周波数切り換え手段)70によって、上述の第1、第
2のAC成分電源部61、62を選択することにより、
第1の現像バイアス電圧(−500(V)のDC成分
と、ピーク間電圧が800(V)で周波数が1600
(Hz)のAC成分からなる現像バイアス電圧)と、第2
の現像バイアス電圧(−500(V)のDC成分と、ピ
ーク間電圧が800(V)で周波数が2400(Hz)の
AC成分からなる現像バイアス電圧)の2種類の現像バ
イアス電圧が選択できる構成になっている。
電圧は、現像バイアス周波数切り換え装置(現像バイア
ス周波数切り換え手段)70によって、上述の第1、第
2のAC成分電源部61、62を選択することにより、
第1の現像バイアス電圧(−500(V)のDC成分
と、ピーク間電圧が800(V)で周波数が1600
(Hz)のAC成分からなる現像バイアス電圧)と、第2
の現像バイアス電圧(−500(V)のDC成分と、ピ
ーク間電圧が800(V)で周波数が2400(Hz)の
AC成分からなる現像バイアス電圧)の2種類の現像バ
イアス電圧が選択できる構成になっている。
【0033】第1、第2の現像バイアス電圧の周波数は
それぞれ、第1、第2の帯電バイアス電圧の周波数が選
択されたときに最も画像の不具合の発生し難い値に設定
されている。
それぞれ、第1、第2の帯電バイアス電圧の周波数が選
択されたときに最も画像の不具合の発生し難い値に設定
されている。
【0034】像担持体10表面上の静電潜像の電位と、
その電位の静電潜像を現像し転写材に転写し定着した後
の出力画像の濃度の関係とを図3に示す。図3(a)が
第1の現像バイアス電圧による電位と濃度の関係で、図
3(b)が第2の現像バイアス電圧による電位と濃度の
関係である。
その電位の静電潜像を現像し転写材に転写し定着した後
の出力画像の濃度の関係とを図3に示す。図3(a)が
第1の現像バイアス電圧による電位と濃度の関係で、図
3(b)が第2の現像バイアス電圧による電位と濃度の
関係である。
【0035】本実施の形態の画像形成装置においては、
入力されたデジタル画像信号が2値であるか多値である
かによって、帯電バイアス周波数切り換え装置50によ
って帯電バイアス電圧の周波数を切り換える。同時に現
像バイアス電圧の周波数をも、現像バイアス周波数切り
換え装置70により切り換える。
入力されたデジタル画像信号が2値であるか多値である
かによって、帯電バイアス周波数切り換え装置50によ
って帯電バイアス電圧の周波数を切り換える。同時に現
像バイアス電圧の周波数をも、現像バイアス周波数切り
換え装置70により切り換える。
【0036】図2のフローチャートに示すように、入力
されたデジタル画像信号が2値であった場合は(S
1)、帯電バイアス周波数切り換え装置50によって第
1の周波数(800Hz)の帯電バイアス電圧を帯電ロー
ラ11に印加し像担持体10表面を帯電する(S2)。
また、現像バイアス周波数切り換え装置70によって第
1の周波数(1600Hz)の現像バイアス電圧を現像剤
担持体15に印加する(S3)。そして、画像信号に対
応した画像露光をレーザ等の光ビームで照射することに
より静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置13に
よりトナー像として現像した後、そのトナー像を転写材
18に転写し、定着して出力する(S4)。
されたデジタル画像信号が2値であった場合は(S
1)、帯電バイアス周波数切り換え装置50によって第
1の周波数(800Hz)の帯電バイアス電圧を帯電ロー
ラ11に印加し像担持体10表面を帯電する(S2)。
また、現像バイアス周波数切り換え装置70によって第
1の周波数(1600Hz)の現像バイアス電圧を現像剤
担持体15に印加する(S3)。そして、画像信号に対
応した画像露光をレーザ等の光ビームで照射することに
より静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置13に
よりトナー像として現像した後、そのトナー像を転写材
18に転写し、定着して出力する(S4)。
【0037】第1の周波数(800Hz)の帯電バイアス
電圧による帯電を行った場合には、像担持体10表面に
帯電電位には約50(V)のリップルが生じるが、中間
濃度部を含まない2値のデジタル画像データでは以下に
説明するような理由で、その帯電電位のリップルが画像
に悪影響を及ぼさない。
電圧による帯電を行った場合には、像担持体10表面に
帯電電位には約50(V)のリップルが生じるが、中間
濃度部を含まない2値のデジタル画像データでは以下に
説明するような理由で、その帯電電位のリップルが画像
に悪影響を及ぼさない。
【0038】2値のデジタル画像データ、すなわち、中
間濃度部を含まない画像においては白地部と画像部のみ
が存在する。白地部の電位は図5(a)に示すようにな
り、図4の関係のように現像特性が飽和している領域な
ので、図5(b)に示すように、出力後の白地部に濃度
の濃淡リップルは残らない。一方、べた黒画像部(黒地
部)の電位も図7(a)に示すようになるが、これも図
4の関係のように現像特性が飽和している領域なので、
図7(b)に示すように、出力後のべた黒画像部に濃度
の濃淡リップルは残らない。つまり、帯電電位のリップ
ルがそのまま残っていても、出力画像部に帯電電位のリ
ップルの悪影響は現れない。
間濃度部を含まない画像においては白地部と画像部のみ
が存在する。白地部の電位は図5(a)に示すようにな
り、図4の関係のように現像特性が飽和している領域な
ので、図5(b)に示すように、出力後の白地部に濃度
の濃淡リップルは残らない。一方、べた黒画像部(黒地
部)の電位も図7(a)に示すようになるが、これも図
4の関係のように現像特性が飽和している領域なので、
図7(b)に示すように、出力後のべた黒画像部に濃度
の濃淡リップルは残らない。つまり、帯電電位のリップ
ルがそのまま残っていても、出力画像部に帯電電位のリ
ップルの悪影響は現れない。
【0039】また、現像バイアス電圧の周波数は帯電バ
イアス電圧のAC成分と干渉を起こし、帯電電位のリッ
プルの画像への悪影響を更に悪化させることもあるが、
そのような状況になり難い現像バイアス電圧の周波数が
選択されているため、これにより画像の品位が守られる
のである。
イアス電圧のAC成分と干渉を起こし、帯電電位のリッ
プルの画像への悪影響を更に悪化させることもあるが、
そのような状況になり難い現像バイアス電圧の周波数が
選択されているため、これにより画像の品位が守られる
のである。
【0040】一方、入力されたデジタル画像信号が多値
であった場合は(S1)、帯電バイアス周波数切り換え
装置50によって第2の周波数(1200Hz)の帯電バ
イアス電圧を帯電ローラ11に印加し像担持体10表面
を帯電する(S5)。また、現像バイアス周波数切り換
え装置70によって第2の周波数(2400Hz)の現像
バイアス電圧を現像剤担持体15に印加する(S6)。
そして同様に、画像信号に対応した画像露光をレーザ等
の光ビームで照射することにより静電潜像を形成し、こ
の静電潜像を現像装置13によりトナー像として現像し
た後、そのトナー像を転写材18に転写し、定着して出
力する(S4)。
であった場合は(S1)、帯電バイアス周波数切り換え
装置50によって第2の周波数(1200Hz)の帯電バ
イアス電圧を帯電ローラ11に印加し像担持体10表面
を帯電する(S5)。また、現像バイアス周波数切り換
え装置70によって第2の周波数(2400Hz)の現像
バイアス電圧を現像剤担持体15に印加する(S6)。
そして同様に、画像信号に対応した画像露光をレーザ等
の光ビームで照射することにより静電潜像を形成し、こ
の静電潜像を現像装置13によりトナー像として現像し
た後、そのトナー像を転写材18に転写し、定着して出
力する(S4)。
【0041】第2の周波数(1200Hz)の帯電バイア
ス電圧による帯電を行った場合には、像担持体10表面
は均一に−750(V)に帯電されるので、中間濃度部
を多く含む多値のデジタル画像でも、濃度ムラの無い高
品位な状態で出力できる。
ス電圧による帯電を行った場合には、像担持体10表面
は均一に−750(V)に帯電されるので、中間濃度部
を多く含む多値のデジタル画像でも、濃度ムラの無い高
品位な状態で出力できる。
【0042】このときもまた、現像バイアス電圧の周波
数は帯電バイアス電圧のAC成分と干渉を起こし、帯電
電位のリップルの画像への悪影響をさらに悪化させるこ
ともあるが、そのような状況になり難い現像バイアス電
圧の周波数が選択されているため、これにより画像の品
位が守られるのである。
数は帯電バイアス電圧のAC成分と干渉を起こし、帯電
電位のリップルの画像への悪影響をさらに悪化させるこ
ともあるが、そのような状況になり難い現像バイアス電
圧の周波数が選択されているため、これにより画像の品
位が守られるのである。
【0043】もし、このとき、帯電バイアス電圧が第1
の周波数であれば、中間濃度部の電位は図6(a)に示
すようになり、出力後の画像部に図6(b)のような濃
度の濃淡リップルが残ったであろう。
の周波数であれば、中間濃度部の電位は図6(a)に示
すようになり、出力後の画像部に図6(b)のような濃
度の濃淡リップルが残ったであろう。
【0044】本実施の形態によれば、入力されたデジタ
ル画像信号が2値であった場合でも多値であった場合で
も、出力する画像が常に高品位であると同時に、帯電バ
イアス電圧の周波数を必要最小限の場合(中間濃度部の
再現を必要とする多値のデジタル画像)のみでしか大き
くしないので像担持体10へのダメージも最小限に抑え
ることができる。つまり、簡単で安価な構成で高品位な
画像を得ることと、像担持体10の長寿命化を図ること
とが可能になった。
ル画像信号が2値であった場合でも多値であった場合で
も、出力する画像が常に高品位であると同時に、帯電バ
イアス電圧の周波数を必要最小限の場合(中間濃度部の
再現を必要とする多値のデジタル画像)のみでしか大き
くしないので像担持体10へのダメージも最小限に抑え
ることができる。つまり、簡単で安価な構成で高品位な
画像を得ることと、像担持体10の長寿命化を図ること
とが可能になった。
【0045】本実施の形態においては、入力されたデジ
タル画像信号が2値であった場合の帯電バイアス電圧の
周波数を800Hz、現像バイアス電圧の周波数を160
0Hz、入力されたデジタル画像信号が多値であった場合
の帯電バイアス電圧の周波数を1200Hz、現像バイア
ス電圧の周波数を2400Hzとしたが、これら周波数は
画像形成装置の像担持体10の移動速度、一次帯電部位
における像担持体10の曲率、帯電ローラ11の直径等
で代表される一次帯電部位の境界条件に応じて適切な周
波数を選択することが望ましい。
タル画像信号が2値であった場合の帯電バイアス電圧の
周波数を800Hz、現像バイアス電圧の周波数を160
0Hz、入力されたデジタル画像信号が多値であった場合
の帯電バイアス電圧の周波数を1200Hz、現像バイア
ス電圧の周波数を2400Hzとしたが、これら周波数は
画像形成装置の像担持体10の移動速度、一次帯電部位
における像担持体10の曲率、帯電ローラ11の直径等
で代表される一次帯電部位の境界条件に応じて適切な周
波数を選択することが望ましい。
【0046】〈実施の形態2〉次に、本発明の実施の形
態2について説明する。なお、本実施の形態2における
画像形成装置の構成は、上述の実施の形態1の画像形成
装置の構成(図1参照)と同様なので、重複説明は省略
する。
態2について説明する。なお、本実施の形態2における
画像形成装置の構成は、上述の実施の形態1の画像形成
装置の構成(図1参照)と同様なので、重複説明は省略
する。
【0047】図8に本実施の形態におけるフローチャー
トを示す。
トを示す。
【0048】本実施の形態における画像露光12の走査
方向の解像度は可変であり、200、400、600、
1200、2400dpi の画素での画像露光12が可能
であり、使用者が、例えば、画像形成装置本体の操作パ
ネル(不図示)から設定可能である。
方向の解像度は可変であり、200、400、600、
1200、2400dpi の画素での画像露光12が可能
であり、使用者が、例えば、画像形成装置本体の操作パ
ネル(不図示)から設定可能である。
【0049】画像露光12の走査方向の解像度の違いに
よる、像担持体10表面の電位(静電潜像の電位)と出
力画像の濃度との関係は、図9(a)、(b)のように
なる。(a)は200dpi の画素での画像露光時を、ま
た(b)は1200dpi の画素での画像露光時を示す。
よる、像担持体10表面の電位(静電潜像の電位)と出
力画像の濃度との関係は、図9(a)、(b)のように
なる。(a)は200dpi の画素での画像露光時を、ま
た(b)は1200dpi の画素での画像露光時を示す。
【0050】本実施の形態の画像形成装置において、使
用者の設定した走査方向の解像度に応じて、帯電バイア
ス周波数切り換え装置50によって帯電バイアス電圧の
周波数を切り換える。同時に、現像周波数切り換え装置
70によって現像バイアス電圧の周波数を切り換える。
用者の設定した走査方向の解像度に応じて、帯電バイア
ス周波数切り換え装置50によって帯電バイアス電圧の
周波数を切り換える。同時に、現像周波数切り換え装置
70によって現像バイアス電圧の周波数を切り換える。
【0051】使用者の設定した走査方向の解像度が20
0、400dpi 、つまり中間濃度部の表現力が弱い設定
であった場合は(S11)、帯電バイアス周波数切り換
え装置50によって第1の周波数(800Hz)の帯電バ
イアス電圧を帯電ローラ11に印加し、像担持体10表
面を帯電する(S12)。また、現像バイアス周波数切
り換え装置70によって第1の周波数(1600Hz)の
現像バイアス電圧を現像剤担持体15に印加する(S1
3)。そして、画像信号に対応した画像露光をレーザ等
の光ビームで照射することにより静電潜像を形成し、こ
の静電潜像を現像装置13によりトナー像として現像し
た後、そのトナー像を転写材18に転写し、定着して出
力する(S14)。
0、400dpi 、つまり中間濃度部の表現力が弱い設定
であった場合は(S11)、帯電バイアス周波数切り換
え装置50によって第1の周波数(800Hz)の帯電バ
イアス電圧を帯電ローラ11に印加し、像担持体10表
面を帯電する(S12)。また、現像バイアス周波数切
り換え装置70によって第1の周波数(1600Hz)の
現像バイアス電圧を現像剤担持体15に印加する(S1
3)。そして、画像信号に対応した画像露光をレーザ等
の光ビームで照射することにより静電潜像を形成し、こ
の静電潜像を現像装置13によりトナー像として現像し
た後、そのトナー像を転写材18に転写し、定着して出
力する(S14)。
【0052】第1の周波数(800Hz)の帯電バイアス
電圧による帯電を行った場合には、像担持体10表面の
帯電電位には約50(V)のリップルが生じるが、中間
濃度部の表現力が弱い、つまり中間濃度となるデータが
少なくなるので、また、画像部の電位では現像装置13
の特性が飽和しているので、画像部に帯電電位のリップ
ルの悪影響は現れない。
電圧による帯電を行った場合には、像担持体10表面の
帯電電位には約50(V)のリップルが生じるが、中間
濃度部の表現力が弱い、つまり中間濃度となるデータが
少なくなるので、また、画像部の電位では現像装置13
の特性が飽和しているので、画像部に帯電電位のリップ
ルの悪影響は現れない。
【0053】また、現像バイアス電圧の周波数は帯電バ
イアス電圧のAC成分と干渉を起こし、帯電電位のリッ
プルの画像への悪影響をさらに悪化させることもある
が、そのような状況になり難い現像バイアス電圧の周波
数が選択されているため、これにより画像の品位が守ら
れるのである。
イアス電圧のAC成分と干渉を起こし、帯電電位のリッ
プルの画像への悪影響をさらに悪化させることもある
が、そのような状況になり難い現像バイアス電圧の周波
数が選択されているため、これにより画像の品位が守ら
れるのである。
【0054】使用者の設定した走査方向の解像度が60
0、1200、2400dpi 、つまり中間濃度部の表現
力のある設定であった場合は(S11)、帯電バイアス
周波数切り換え装置50によって第2の周波数(120
0Hz)の帯電バイアス電圧を帯電ローラ11に印加し、
像担持体10表面を帯電する(S15)。また、現像バ
イアス周波数切り換え装置70によって第2の周波数
(2400Hz)の現像バイアス電圧を現像剤担持体15
に印加する(S16)。そして、画像信号に対応した画
像露光12をレーザ等の光ビームで照射することにより
静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置13により
トナー像として現像した後、そのトナー像を転写材18
に転写し、定着して出力する(S14)。
0、1200、2400dpi 、つまり中間濃度部の表現
力のある設定であった場合は(S11)、帯電バイアス
周波数切り換え装置50によって第2の周波数(120
0Hz)の帯電バイアス電圧を帯電ローラ11に印加し、
像担持体10表面を帯電する(S15)。また、現像バ
イアス周波数切り換え装置70によって第2の周波数
(2400Hz)の現像バイアス電圧を現像剤担持体15
に印加する(S16)。そして、画像信号に対応した画
像露光12をレーザ等の光ビームで照射することにより
静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置13により
トナー像として現像した後、そのトナー像を転写材18
に転写し、定着して出力する(S14)。
【0055】第2の周波数(1200Hz)の帯電バイア
ス電圧による帯電を行った場合には、像担持体10表面
は均一に−750(V)に帯電されるので、濃度ムラの
無い高品位な状態で出力できる。
ス電圧による帯電を行った場合には、像担持体10表面
は均一に−750(V)に帯電されるので、濃度ムラの
無い高品位な状態で出力できる。
【0056】このときもまた、現像バイアス電圧の周波
数は帯電バイアス電圧のAC成分と干渉を起こし、帯電
電位のリップルの画像への悪影響をさらに悪化させるこ
ともあるが、そのような状況になり難い現像バイアス電
圧の周波数が選択されているため、これにより画像の品
位が守られるのである。
数は帯電バイアス電圧のAC成分と干渉を起こし、帯電
電位のリップルの画像への悪影響をさらに悪化させるこ
ともあるが、そのような状況になり難い現像バイアス電
圧の周波数が選択されているため、これにより画像の品
位が守られるのである。
【0057】本実施の形態によると、使用者の設定した
走査方向の解像度が何であっても、出力する画像が常に
高品位であると同時に、帯電バイアス電圧の周波数を必
要最小限の場合(中間濃度部の再現を必要とする高解像
度のデジタル画像の設定時)のみでしか大きくしないの
で像担持体10へのダメージも最小限に抑えることがで
きる。つまり、簡単で安価な構成で高品位な画像を得る
ことと、像担持体10の長寿命化を図ることとが可能に
なった。
走査方向の解像度が何であっても、出力する画像が常に
高品位であると同時に、帯電バイアス電圧の周波数を必
要最小限の場合(中間濃度部の再現を必要とする高解像
度のデジタル画像の設定時)のみでしか大きくしないの
で像担持体10へのダメージも最小限に抑えることがで
きる。つまり、簡単で安価な構成で高品位な画像を得る
ことと、像担持体10の長寿命化を図ることとが可能に
なった。
【0058】本実施の形態においては、設定した走査方
向の解像度が200、400dpi の設定の場合の帯電バ
イアス電圧の周波数を800Hz、現像バイアス電圧の周
波数を1600Hz、設定した走査方向の解像度が60
0、1200、2400dpi の設定の場合の帯電バイア
ス電圧の周波数を1200Hz、現像バイアス電圧の周波
数を2400Hzとしたが、これらの周波数は画像形成装
置の像担持体10の移動速度、一次帯電部位における像
担持体10の曲率、帯電ローラ11の直径等で代表され
る一次帯電部位の境界条件に応じて適切な周波数を選択
することが望ましい。
向の解像度が200、400dpi の設定の場合の帯電バ
イアス電圧の周波数を800Hz、現像バイアス電圧の周
波数を1600Hz、設定した走査方向の解像度が60
0、1200、2400dpi の設定の場合の帯電バイア
ス電圧の周波数を1200Hz、現像バイアス電圧の周波
数を2400Hzとしたが、これらの周波数は画像形成装
置の像担持体10の移動速度、一次帯電部位における像
担持体10の曲率、帯電ローラ11の直径等で代表され
る一次帯電部位の境界条件に応じて適切な周波数を選択
することが望ましい。
【0059】〈実施の形態3〉次に、本発明の実施の形
態3について説明する。
態3について説明する。
【0060】本実施の形態3の画像形成装置の構成は、
前述の実施の形態1の画像形成装置の構成とほぼ同様で
あるので説明は省略する。
前述の実施の形態1の画像形成装置の構成とほぼ同様で
あるので説明は省略する。
【0061】本実施の形成形態においては、複数種類の
デジタル画像信号入力経路として、FAX受信、コンピ
ュータからの入力、リーダスキャナからの入力という3
種類の入力経路を持つ、デジタル複合機としての画像形
成装置に実施した場合の例を挙げる。
デジタル画像信号入力経路として、FAX受信、コンピ
ュータからの入力、リーダスキャナからの入力という3
種類の入力経路を持つ、デジタル複合機としての画像形
成装置に実施した場合の例を挙げる。
【0062】図10に、本実施の形態のフローチャート
を示す。
を示す。
【0063】本実施の形態の画像形成装置においては、
デジタル画像信号がどの経路から入力されたかによっ
て、帯電バイアス周波数切り換え装置50によって帯電
バイアス電圧の周波数を切り換える。
デジタル画像信号がどの経路から入力されたかによっ
て、帯電バイアス周波数切り換え装置50によって帯電
バイアス電圧の周波数を切り換える。
【0064】デジタル画像信号が、FAXの受信やコン
ピュータからの入力であった場合は(S21)、帯電バ
イアス周波数切り換え装置50によって第1の周波数
(800Hz)の帯電バイアス電圧を帯電ローラ11に印
加し像担持体10表面を帯電する(S22)。また、現
像バイアス周波数切り換え装置70によって第1の周波
数(1600Hz)の現像バイアス電圧を現像剤担持15
に印加する(S23)。そして、画像信号に対応した画
像露光12をレーザ等の光ビームで照射するこにより静
電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置13によりト
ナー像として現像した後、そのトナー像を転写材18に
転写し、定着して出力する(S24)。
ピュータからの入力であった場合は(S21)、帯電バ
イアス周波数切り換え装置50によって第1の周波数
(800Hz)の帯電バイアス電圧を帯電ローラ11に印
加し像担持体10表面を帯電する(S22)。また、現
像バイアス周波数切り換え装置70によって第1の周波
数(1600Hz)の現像バイアス電圧を現像剤担持15
に印加する(S23)。そして、画像信号に対応した画
像露光12をレーザ等の光ビームで照射するこにより静
電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置13によりト
ナー像として現像した後、そのトナー像を転写材18に
転写し、定着して出力する(S24)。
【0065】第1の周波数(800Hz)の帯電バイアス
電圧による帯電を行った場合には、像担持体10表面の
帯電電位には約50(V)のリップルが生じる。しか
し、FAX受信やコンピュータからの入力であるデジタ
ル画像データには、中間濃度部をあまり含まない画像の
場合が多い。それ故に、実施の形態1の場合と同じ理由
により、画像部に帯電電位のリップルの悪影響は現れな
い。
電圧による帯電を行った場合には、像担持体10表面の
帯電電位には約50(V)のリップルが生じる。しか
し、FAX受信やコンピュータからの入力であるデジタ
ル画像データには、中間濃度部をあまり含まない画像の
場合が多い。それ故に、実施の形態1の場合と同じ理由
により、画像部に帯電電位のリップルの悪影響は現れな
い。
【0066】また、現像バイアス電圧の周波数は帯電バ
イアス電圧のAC成分と干渉を起こし、帯電電位のリッ
プルの画像への悪影響をさらに悪化させることもある
が、そのような状況になり難い現像バイアス電圧の周波
数が選択されているため、これにより画像の品位が守ら
れるのである。
イアス電圧のAC成分と干渉を起こし、帯電電位のリッ
プルの画像への悪影響をさらに悪化させることもある
が、そのような状況になり難い現像バイアス電圧の周波
数が選択されているため、これにより画像の品位が守ら
れるのである。
【0067】一方、デジタル画像信号が、リーダスキャ
ナからの入力であった場合は(S21)、帯電バイアス
周波数切り換え装置50によって第1の周波数(120
0Hz)の帯電バイアス電圧を帯電ローラ11に印加し、
像担持体10表面を帯電する(S25)。また、現像バ
イアス周波数切り換え装置70によって第2の周波数
(2400Hz)の現像バイアス電圧を現像剤担持15に
印加する(S26)。そして同様に、画像信号に対応し
た画像露光12をレーザ等の光ビームで照射するこによ
り静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置13によ
りトナー像として現像した後、そのトナー像を転写材1
8に転写し、定着して出力する(S24)。
ナからの入力であった場合は(S21)、帯電バイアス
周波数切り換え装置50によって第1の周波数(120
0Hz)の帯電バイアス電圧を帯電ローラ11に印加し、
像担持体10表面を帯電する(S25)。また、現像バ
イアス周波数切り換え装置70によって第2の周波数
(2400Hz)の現像バイアス電圧を現像剤担持15に
印加する(S26)。そして同様に、画像信号に対応し
た画像露光12をレーザ等の光ビームで照射するこによ
り静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置13によ
りトナー像として現像した後、そのトナー像を転写材1
8に転写し、定着して出力する(S24)。
【0068】第2の周波数(1200Hz)の帯電バイア
ス電圧による帯電を行った場合には、像担持体10表面
は均一に−750(V)に帯電されるので、中間濃度部
を多く含むリーダスキャナからのデジタル画像であって
も、濃度ムラの無い高品位な状態で出力できる。
ス電圧による帯電を行った場合には、像担持体10表面
は均一に−750(V)に帯電されるので、中間濃度部
を多く含むリーダスキャナからのデジタル画像であって
も、濃度ムラの無い高品位な状態で出力できる。
【0069】このときもまた、現像バイアス電圧の周波
数は帯電バイアス電圧のAC成分と干渉を起こし、帯電
電位のリップルの画像への悪影響をさらに悪化させるこ
ともあるが、そのような状況になり難い現像バイアス電
圧の周波数が選択されているため、これにより画像の品
位が守られるのである。
数は帯電バイアス電圧のAC成分と干渉を起こし、帯電
電位のリップルの画像への悪影響をさらに悪化させるこ
ともあるが、そのような状況になり難い現像バイアス電
圧の周波数が選択されているため、これにより画像の品
位が守られるのである。
【0070】本実施の形態によれば、デジタル画像信号
が、FAXの受信やコンピュータからの入力であった場
合でも、またリーダスキャナからの入力であった場合で
も、出力する画像が常に高品位であると同時に、帯電バ
イアス電圧の周波数を必要最小限の場合(中間濃度部の
再現を必要とする多値のデジタル画像)のみでしか大き
くしないので像担持体10へのダメージも最小限に抑え
ることができる。つまり、簡単で安価な構成で高品位な
画像を得ることと、像担持体10の長寿命化を図ること
とが可能になった。
が、FAXの受信やコンピュータからの入力であった場
合でも、またリーダスキャナからの入力であった場合で
も、出力する画像が常に高品位であると同時に、帯電バ
イアス電圧の周波数を必要最小限の場合(中間濃度部の
再現を必要とする多値のデジタル画像)のみでしか大き
くしないので像担持体10へのダメージも最小限に抑え
ることができる。つまり、簡単で安価な構成で高品位な
画像を得ることと、像担持体10の長寿命化を図ること
とが可能になった。
【0071】本実施の形態においては、デジタル画像信
号が、FAXの受信やコンピュータからの入力であった
場合の帯電バイアス電圧の周波数を800Hz、現像バイ
アス電圧の周波数を1600Hz、また、リーダスキャナ
からの入力であった場合の帯電バイアス電圧の周波数を
1200Hz、現像バイアス電圧の周波数を2400Hzと
したが、これらの周波数は画像形成装置の像担持体10
の移動速度、一次帯電部位における像担持体10の曲
率、帯電ローラ11の直径等で代表される一次帯電部位
の境界条件に応じて適切な周波数を選択することが望ま
しい。
号が、FAXの受信やコンピュータからの入力であった
場合の帯電バイアス電圧の周波数を800Hz、現像バイ
アス電圧の周波数を1600Hz、また、リーダスキャナ
からの入力であった場合の帯電バイアス電圧の周波数を
1200Hz、現像バイアス電圧の周波数を2400Hzと
したが、これらの周波数は画像形成装置の像担持体10
の移動速度、一次帯電部位における像担持体10の曲
率、帯電ローラ11の直径等で代表される一次帯電部位
の境界条件に応じて適切な周波数を選択することが望ま
しい。
【0072】また本実施の形態においては、複数種類の
デジタル画像信号入力経路として、FAX受信、コンピ
ュータからの入力、リーダスキャナからの入力という3
種類の入力経路を持つ、デジタル複合機としての画像形
成装置に実施した場合の例を挙げたが、デジタルカメ
ラ、オシロスコープやその他測定器からの出力データな
どもデジタル画像信号入力経路としてもよい。このとき
は、前述と同様の理由により、デジタルカメラからの信
号の入力時には帯電バイアス電圧の周波数を1200Hz
に、オシロスコープやその他測定器からの出力データ入
力時には帯電バイアス電圧の周波数を800Hzにする。
また、さらに多くの入力経路を持ってもよい。
デジタル画像信号入力経路として、FAX受信、コンピ
ュータからの入力、リーダスキャナからの入力という3
種類の入力経路を持つ、デジタル複合機としての画像形
成装置に実施した場合の例を挙げたが、デジタルカメ
ラ、オシロスコープやその他測定器からの出力データな
どもデジタル画像信号入力経路としてもよい。このとき
は、前述と同様の理由により、デジタルカメラからの信
号の入力時には帯電バイアス電圧の周波数を1200Hz
に、オシロスコープやその他測定器からの出力データ入
力時には帯電バイアス電圧の周波数を800Hzにする。
また、さらに多くの入力経路を持ってもよい。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によると、選択された入力経路のデジタル画像信号が
2値である場合と多値である場合とにより、帯電バイア
ス周波数切り換え装置で帯電バイアス電圧の周波数を切
り換えるのに対応して、帯電電流切り換え装置で帯電バ
イアス電圧のAC成分の電流値を切り換え、かつ現像バ
イアス周波数切り換え装置で現像バイアス電圧のAC成
分の周波数を切り換えることによって、中間濃度部に濃
度ムラが発生することのない高品位な画質の画像を形成
することができるとともに、帯電手段の大型化やコスト
アップを伴うことなく、像担持体の長寿命化を図ること
ができる。
明によると、選択された入力経路のデジタル画像信号が
2値である場合と多値である場合とにより、帯電バイア
ス周波数切り換え装置で帯電バイアス電圧の周波数を切
り換えるのに対応して、帯電電流切り換え装置で帯電バ
イアス電圧のAC成分の電流値を切り換え、かつ現像バ
イアス周波数切り換え装置で現像バイアス電圧のAC成
分の周波数を切り換えることによって、中間濃度部に濃
度ムラが発生することのない高品位な画質の画像を形成
することができるとともに、帯電手段の大型化やコスト
アップを伴うことなく、像担持体の長寿命化を図ること
ができる。
【0074】請求項2に係る発明によると、請求項1の
画像形成装置において、選択された入力経路のデジタル
画像信号が2値である場合、多値である場合よりも帯電
バイアス電圧のAC成分の周波数を小さい方向に切り換
えることにより、中間濃度部に濃度ムラが発生すること
を確実に防止できる。
画像形成装置において、選択された入力経路のデジタル
画像信号が2値である場合、多値である場合よりも帯電
バイアス電圧のAC成分の周波数を小さい方向に切り換
えることにより、中間濃度部に濃度ムラが発生すること
を確実に防止できる。
【0075】請求項3に係る発明によると、選択された
入力経路のデジタル画像信号の最小画素単位のサイズに
より、帯電バイアス周波数切り換え装置で帯電バイアス
電圧の周波数を切り換え、かつ現像バイアス周波数切り
換え装置で現像バイアス電圧のAC成分の周波数を切り
換えることによって、中間濃度部に濃度ムラが発生する
ことのない高品位な画質の画像が得られるとともに、帯
電手段の大型化やコストアップを伴うことなく、像担持
体の長寿命化を図ることができる。
入力経路のデジタル画像信号の最小画素単位のサイズに
より、帯電バイアス周波数切り換え装置で帯電バイアス
電圧の周波数を切り換え、かつ現像バイアス周波数切り
換え装置で現像バイアス電圧のAC成分の周波数を切り
換えることによって、中間濃度部に濃度ムラが発生する
ことのない高品位な画質の画像が得られるとともに、帯
電手段の大型化やコストアップを伴うことなく、像担持
体の長寿命化を図ることができる。
【0076】請求項4に係る発明によると、請求項3の
画像形成装置において、選択された入力経路のデジタル
画像信号の最小画素単位のサイズがより大きい場合に、
帯電バイアス電圧のAC成分の周波数を小さく切り換え
ることにより、中間濃度部に濃度ムラが発生することを
確実に防止できる。
画像形成装置において、選択された入力経路のデジタル
画像信号の最小画素単位のサイズがより大きい場合に、
帯電バイアス電圧のAC成分の周波数を小さく切り換え
ることにより、中間濃度部に濃度ムラが発生することを
確実に防止できる。
【0077】請求項5に係る発明によると、選択された
入力経路により、帯電バイアス周波数切り換え装置で帯
電バイアス電圧の周波数を切り換え、かつ現像バイアス
周波数切り換え装置で現像バイアス電圧のAC成分の周
波数を切り換えることによって、中間濃度部に濃度ムラ
が発生することのない高品位な画質の画像が得られると
ともに、帯電手段の大型化やコストアップを伴うことな
く、像担持体の長寿命化を図ることができる。
入力経路により、帯電バイアス周波数切り換え装置で帯
電バイアス電圧の周波数を切り換え、かつ現像バイアス
周波数切り換え装置で現像バイアス電圧のAC成分の周
波数を切り換えることによって、中間濃度部に濃度ムラ
が発生することのない高品位な画質の画像が得られると
ともに、帯電手段の大型化やコストアップを伴うことな
く、像担持体の長寿命化を図ることができる。
【図1】実施の形態1の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
縦断面図。
【図2】実施の形態1の画像形成装置の動作を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図3】(a)は、帯電バイアス電圧の周波数が800
Hzのときの、静電潜像の電位と出力画像の濃度との関係
を示す図。(b)は、帯電バイアス電圧の周波数が12
00Hzのときの、静電潜像の電位と出力画像の濃度との
関係を示す図。
Hzのときの、静電潜像の電位と出力画像の濃度との関係
を示す図。(b)は、帯電バイアス電圧の周波数が12
00Hzのときの、静電潜像の電位と出力画像の濃度との
関係を示す図。
【図4】像担持体表面の電位(静電潜像の電位)と出力
画像の濃度との関係を示す図。
画像の濃度との関係を示す図。
【図5】(a)は低周波数の帯電バイアス電圧を用いた
場合による白地部の露光後の像担持体表面の帯電電位の
分布を示す図。(b)は(a)の静電潜像を現像したと
きの出力画像の濃度を示す図。
場合による白地部の露光後の像担持体表面の帯電電位の
分布を示す図。(b)は(a)の静電潜像を現像したと
きの出力画像の濃度を示す図。
【図6】(a)は低周波数の帯電バイアス電圧を用いた
場合による中間濃度部の露光後の像担持体表面の帯電電
位の分布を示す図。(b)は(a)の静電潜像を現像し
たときの出力画像の濃度を示す図。
場合による中間濃度部の露光後の像担持体表面の帯電電
位の分布を示す図。(b)は(a)の静電潜像を現像し
たときの出力画像の濃度を示す図。
【図7】(a)は低周波数の帯電バイアス電圧を用いた
場合によるべた黒画像部(黒地部)の露光後の像担持体
表面の帯電電位の分布を示す図。(b)は(a)の静電
潜像を現像したときの出力画像の濃度を示す図。
場合によるべた黒画像部(黒地部)の露光後の像担持体
表面の帯電電位の分布を示す図。(b)は(a)の静電
潜像を現像したときの出力画像の濃度を示す図。
【図8】実施の形態2の画像形成装置の動作を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図9】(a)は走査方向の解像度が200dpi の画素
で画像露光したときの、静電潜像の電位と出力画像の濃
度との関係を示す図。(b)は走査方向の解像度が12
00dpi の画素で画像露光したときの、静電潜像の電位
と出力画像の濃度との関係を示す図。
で画像露光したときの、静電潜像の電位と出力画像の濃
度との関係を示す図。(b)は走査方向の解像度が12
00dpi の画素で画像露光したときの、静電潜像の電位
と出力画像の濃度との関係を示す図。
【図10】実施の形態3の画像形成装置の動作を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図11】従来の接触帯電方式の帯電装置の一例を示す
図。
図。
【図12】帯電ムラの一例を帯電電位の分布図で示した
図。
図。
10 像担持体(感光ドラム) 11 帯電部材(帯電ローラ) 12 画像露光 13 現像装置 14 転写帯電装置 15 現像剤担持体(現像スリーブ) 18 転写材 19 芯金 35 帯電手段(一次帯電装置) 40 帯電バイアス電圧印加装置(帯電バイアス
電源) 41 第1のAC成分電源部 42 第2のAC成分電源部 50 帯電バイアス周波数切り換え装置 60 現像バイアス電圧印加装置(現像バイアス
電源) 61 第1のAC成分電源部 62 第2のAC成分電源部 65 現像手段 70 現像バイアス周波数切り換え装置
電源) 41 第1のAC成分電源部 42 第2のAC成分電源部 50 帯電バイアス周波数切り換え装置 60 現像バイアス電圧印加装置(現像バイアス
電源) 61 第1のAC成分電源部 62 第2のAC成分電源部 65 現像手段 70 現像バイアス周波数切り換え装置
Claims (5)
- 【請求項1】 像担持体表面を帯電手段によって均一に
帯電し、帯電後の前記像担持体表面を画像露光手段で露
光して静電潜像を形成し、該静電潜像に現像手段によっ
てトナーを付着させてトナー像として現像する画像形成
装置において、 前記帯電手段は、 前記像担持体に接触配置した帯電部材と、 該帯電部材にAC成分とDC成分とからなる帯電バイア
ス電圧を印加する帯電バイアス電圧印加装置と、 前記帯電バイアス電圧のAC成分の周波数を少なくとも
2種類以上切り換えられる帯電バイアス周波数切り換え
装置と、 前記帯電バイアスのAC成分により前記像担持体に流れ
る電流が所定値となるように前記AC成分の振幅を制御
する制御装置と、を有し、 前記画像露光手段は、 それぞれ異なるデジタル画像信号の入力経路を複数有
し、これらデジタル画像信号入力経路の中から1種類の
入力経路を選択し、該選択された入力経路から入力した
デジタル画像信号に対応して発光される光ビームにより
帯電後の前記像担持体表面を露光するものであり、 前記現像手段は、 前記像担持体上の静電潜像にトナーを供給する現像剤担
持体と、 該現像剤担持体にAC成分とDC成分とからなる現像バ
イアス電圧を印加する現像バイアス電圧印加装置と、 前記現像バイアス電圧のAC成分の周波数を少なくとも
2種類以上切り換えられる現像バイアス周波数切り換え
手段と、を有し、 前記選択された入力経路のデジタル画像信号が2値であ
る場合と多値である場合とにより、前記帯電バイアス周
波数切り換え装置で前記帯電バイアス電圧の周波数を切
り換えるのに対応して、前記帯電電流切り換え装置で前
記帯電バイアス電圧のAC成分の電流値を切り換え、か
つ前記現像バイアス周波数切り換え装置で前記現像バイ
アス電圧のAC成分の周波数を切り換える、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記選択された入力経路のデジタル画像
信号が2値である場合と多値である場合とでは、前記2
値である場合の方が前記多値である場合よりも前記帯電
バイアス周波数切り換え装置で切り換える前記帯電バイ
アス電圧のAC成分の周波数を小さい方向に切り換え
る、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 像担持体表面を帯電手段によって均一に
帯電し、帯電後の前記像担持体表面を画像露光手段で露
光して静電潜像を形成し、該静電潜像に現像手段によっ
てトナーを付着させてトナー像として現像する画像形成
装置において、 前記帯電手段は、 前記像担持体に接触配置した帯電部材と、 該帯電部材にAC成分とDC成分とからなる帯電バイア
ス電圧を印加する帯電バイアス電圧印加装置と、 前記帯電バイアス電圧のAC成分の周波数を少なくとも
2種類以上切り換えられる帯電バイアス周波数切り換え
装置と、 前記帯電バイアスのAC成分により前記像担持体に流れ
る電流が所定値となるように前記AC成分の振幅を制御
する制御装置と、を有し、 前記画像露光手段は、 それぞれ異なるデジタル画像信号の入力経路を複数有
し、これらデジタル画像信号入力経路の中から1種類の
入力経路を選択し、該選択された入力経路から入力した
デジタル画像信号に対応して発光される光ビームにより
帯電後の前記像担持体表面を露光するものであり、 前記現像手段は、 前記像担持体上の静電潜像にトナーを供給する現像剤担
持体と、 該現像剤担持体にAC成分とDC成分とからなる現像バ
イアス電圧を印加する現像バイアス電圧印加装置と、 前記現像バイアス電圧のAC成分の周波数を少なくとも
2種類以上切り換えられる現像バイアス周波数切り換え
手段と、を有し、 前記選択された入力経路のデジタル画像信号の最小画素
単位のサイズにより、前記帯電バイアス周波数切り換え
装置で前記帯電バイアス電圧の周波数を切り換え、かつ
前記現像バイアス周波数切り換え装置で前記現像バイア
ス電圧のAC成分の周波数を切り換える、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 前記選択された入力経路のデジタル画像
信号の最小画素単位のサイズがより大きい場合に、前記
帯電バイアス周波数切り換え手段で前記帯電バイアス電
圧のAC成分の周波数を小さく切り換える、 ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 像担持体表面を帯電手段によって均一に
帯電し、帯電後の前記像担持体表面を画像露光手段で露
光して静電潜像を形成し、該静電潜像に現像手段によっ
てトナーを付着させてトナー像として現像する画像形成
装置において、 前記帯電手段は、 前記像担持体に接触配置した帯電部材と、 該帯電部材にAC成分とDC成分とからなる帯電バイア
ス電圧を印加する帯電バイアス電圧印加装置と、 前記帯電バイアス電圧のAC成分の周波数を少なくとも
2種類以上切り換えられる帯電バイアス周波数切り換え
装置と、 前記帯電バイアスのAC成分により前記像担持体に流れ
る電流が所定値となるように前記AC成分の振幅を制御
する制御装置と、を有し、 前記画像露光手段は、 それぞれ異なるデジタル画像信号の入力経路を複数有
し、これらデジタル画像信号入力経路の中から1種類の
入力経路を選択し、該選択された入力経路から入力した
デジタル画像信号に対応して発光される光ビームにより
帯電後の前記像担持体表面を露光するものであり、 前記現像手段は、 前記像担持体上の静電潜像にトナーを供給する現像剤担
持体と、 該現像剤担持体にAC成分とDC成分とからなる現像バ
イアス電圧を印加する現像バイアス電圧印加装置と、 前記現像バイアス電圧のAC成分の周波数を少なくとも
2種類以上切り換えられる現像バイアス周波数切り換え
手段と、を有し、 前記選択された入力経路により、前記帯電バイアス周波
数切り換え装置で前記帯電バイアス電圧の周波数を切り
換え、かつ前記現像バイアス周波数切り換え装置で前記
現像バイアス電圧のAC成分の周波数を切り換える、 ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10263346A JP2000098704A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10263346A JP2000098704A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000098704A true JP2000098704A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17388205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10263346A Pending JP2000098704A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000098704A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011059311A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2013025225A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
-
1998
- 1998-09-17 JP JP10263346A patent/JP2000098704A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011059311A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2013025225A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
US8903257B2 (en) | 2011-07-25 | 2014-12-02 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image forming apparatus changing applied voltage based on screen ruling |
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Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041221 |
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