JP2000094124A - 下部ブロック組立体及びそれを使用する熱化学スカ―フィング装置 - Google Patents
下部ブロック組立体及びそれを使用する熱化学スカ―フィング装置Info
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Abstract
面を確実に得る熱化学スカーフィング装置用下部ブロッ
ク組立体を得る。 【解決手段】 鋼材を圧延すると生ずる表面の傷を除去
するスカーフィング装置5に使用する下部予熱ブロック
組立体9である。下部予熱ブロック組立体は下部ブロッ
ク38と、下部延長部39と、ガス排出口56とを有す
る。下部ブロックは上面41と、端面43、45と、前
面46と、後面47とを有し、下部延長部39は上面4
1の下方に、所定距離離間する第2上面58を有し、こ
の第2上面はこの所定距離の 2.5倍〜5倍程度、上面4
1から前方に突出する。ガス排出口56は前面46の全
面にわたり、その縦方向に形成され、前面46と、第2
上面との間に開口し、シート状の燃料ガス流90を排出
し、空気が酸化ガス流82を吸引しないよう、シート状
の燃料ガス流によって、酸化ガス流を防護する。
Description
フィングされた平滑な表面を得るため、スカーフィング
工程中に発生するシート状酸化ガス流を遮蔽、即ち保護
するため、別個のシート状ガス流を発生するように構成
した改良した熱化学スカーフィング装置用の下部予熱ブ
ロック組立体、及びこの下部予熱ブロック組立体を使用
した熱化学スカーフィング装置に関するものである。
鋼棒材のような金属工作物を生産し、仕上げるには、工
作物の頂面、底面、又は側面に沿って、スカーフィング
装置の少なくとも1個のスカーフィングユニットを位置
させ、鋼工作物と、このスカーフィング装置とを相対運
動させることによって、例えば、クラック、すじ傷、ス
ラグ巻込み、表面酸化物、及び圧延工程、又は鋳造工程
から生ずる機械的欠陥のような表面欠陥を除去する。こ
のようなスカーフィング装置の既知の一形式は頂部、底
部、及び両側のスカーフィングユニットを有し、これ等
スカーフィングユニットを工作物の幅、及び端部にわた
り取り付けて、このように取り付けたスカーフィングユ
ニットとの間で、工作物をスカーフィング装置に通し、
工作物の各側部を同時にスカーフィングする。
び両側の各スカーフィングユニットはそれぞれマニホル
ドヘッド組立体を有し、このような各スカーフィングユ
ニットの一部として設けた対向する上下の予熱ブロッ
ク、即ち予熱ブロック組立体に、酸素ガス、及び燃料ガ
スの両方を受け入れて、分散させるように、マニホルド
ヘッド組立体を構成、配置している。それぞれ上下の予
熱ブロックを相互に離間し、その間に酸素スカーフィン
グ溝孔を画成し、この酸素スカーフィング溝孔に或る量
の酸素を通し、この酸素を工作物に指向させ、熱化学ス
カーフィング作用を行わせる。工作物の表面に酸化作用
を維持する目的で、また熱化学スカーフィング工程の作
用を減少させる結果となる周囲空気の吸引を防止するよ
う酸素をシールドし、即ち遮蔽する目的で、酸素の流れ
に隣接して燃料ガスを排出するため、上下の予熱ブロッ
クによって形成した酸化溝孔に隣接して位置する排出開
口を有する燃料ガス路を下部予熱ブロックが通常、有し
ている。
Allmang 等に与えられた米国特許第2838431 号に開示さ
れており、予熱ブロックは1個の部片から成る構造であ
り、ブロックの前面の幅を横切って延在する離間する一
連の燃料ガス出口を有する。側方に離間する多数の燃料
ガス管を通じて、燃料ガスを入口ポートに送給する。燃
料ガス管はブロックの後面から、後方に位置する横内部
孔まで延び、出口ポートの内端に連通している。離間す
る多数の横ディスクから成る細長い分割ロッド、即ち分
割棒をこの孔に位置させ、この孔を一連の均一ガス分散
室に分割する。既知の方法で、この孔の両端を端部シー
ルによって閉じている。
成された燃料ガス出口ポートは、外側の空気が酸化ガス
流を吸引するのを防止するため、燃料ガスポートを相互
に、密接離間しており、その時点で既知のスカーフィン
グ装置に比較し、改良されているが、外側の空気が燃料
ガス出口ポートに向け、燃料ガス出口ポート間に吸引さ
れる傾向があり、外側の空気が酸化ガス流を吸引する問
題が残っている。
熱ブロック間に酸素を通す時、発生するシート状酸素
流、即ち酸化ガスの遮蔽は、スカーフィングされる工作
物の表面を平滑な表面にする際、最も厳密なものであ
る。これは下部予熱ブロックの燃料ガス火焔に変化、又
は不調和が生ずると、スカーフィングされた表面に変化
を生ぜしめるからである。このような変化を生ずると、
不均一に金属を除去し、凹凸を生ずるから、これ等の凹
凸を除去するため、スカーフィング深さを増大しなけれ
ばならなくなる。即ち、予め存在した表面の欠陥を除去
すると共に、スカーフィング工程によって生じた欠陥を
除去するため、物体の表面の相当な量を除去しなければ
ならなくなる。その結果、Allmang 等、及びその他の類
似の構成のスカーフィング装置は、工作物仕上げ工程
中、余分な金属を除去し、生産損失率を増大させてい
る。
明細書のコラム2、34〜72行、及びコラム3、1〜
13行に開示されているように、酸素流中に周囲の空気
を吸引するのを防止するため、酸素溝孔のほぼ1/4イ
ンチ下に位置するほぼ1/2インチ長さの細長い阻流ス
トリップを加えることによって、Allmang に与えられた
米国特許第 3231431号に装置より改良されている。この
Allmang の特許明細書のコラム2、61〜65行に述べ
ているように、予熱ポート(ガス出口)の各列に隣接す
る点で、周囲空気が酸素を吸引するのを防止されている
酸素燃料混合気の両側の阻流ストリップによって、拘束
作用が生ずると信じられている。
いるが、平滑にスカーフィングされた金属工作物を一
層、一貫して生産する改良されたスカーフィング装置の
必要性はなお存在する。米国特許第 5497976号に開示さ
れた Showalter等の下部予熱ブロック組立体が開発さ
れ、この目的が達成された。 Showalter等は、金属工作
物の全幅を均一に横切る燃料ガスの流れを送給する改良
した燃料ガス送給システムを設け、酸化ガス流を遮蔽
し、より初期のスカーフィング装置の使用によって生ず
る凹凸を確実に最少にし、熱化学スカーフィング装置に
使用する下部予熱ブロック組立体を提供することによ
り、平滑な表面スカーフィングを達成した。ベース部
材、即ちブロックと、このブロックの全面に掛合し、こ
のブロックの全面の上にある関係に釈放可能に緊締した
延長部とを有する2個の部片から成る下部予熱ブロック
組立体を提供することによって、このことを達成してい
る。この延長部に細長いガス排出溝孔を機械加工し、ブ
ロックの全面を横切って縦方向に延在し、このブロック
に画成された離間する一連のガス排出ポートに、このガ
ス排出溝孔を連通させている。また、燃料ガス流に乱流
を誘導する内部阻流板を設け、燃料ガスを完全に混合さ
せ、延長部の表面を横切る均一な流れとして、ガス排出
溝孔から、燃料ガスを送出させる。
この技術分野を顕著に前進させたが、酸化ガス流、即ち
酸素ガス流を上下の予熱ブロック組立体に通し、熱化学
的にスカーフィングすべき金属物品、即ち金属工作物に
指向させる際、周囲の空気が酸化ガス流、即ち酸素ガス
流に吸引されるのを防止するため、延長部に精密に機械
加工された溝孔が必要であり、更に、延長部の幅を横切
って、燃料ガスを均一に分散させるよう、燃料ガス流内
に乱流を導入する内部阻流板を使用する必要がある。
ス流を遮蔽するため、シート状の燃料ガス流を確実に発
生し、熱化学スカーフィング装置に使用する改良された
下部予熱ブロック組立体は、この分野で必要であるが、
得難いように見える。
おいては、Allmang に与えられた米国特許第 3231431号
に開示されたものと同様、阻流板を有する延長部にガス
排出溝孔を設けており、燃料ガス排出溝孔がその全長の
或る点で、閉塞し、又は阻害された時、周囲の空気が酸
化ガス流を吸引する可能性があり、そのため、金属のス
カーフィング工程中、凹凸を発生する。従って、例え、
ガス排出口が閉塞し、阻害されても、スカーフィング工
程中、酸化ガス流を周囲の空気から遮蔽するため、下部
ブロックが満足に機能するよう、下部ブロック組立体の
幅を横切って、燃料ガスを均一に分散させるため、ま
た、下部予熱ブロック組立体の製作を簡単化するため、
阻害されることが少ないガス排出口をモジュラベース、
又はブロックに画成し、このブロックに掛合して上にあ
る位置に延長部を設置し、ブロックの表面に希望する寸
法のガス排出オリフィスを画成する。
米国特許の阻流板は周囲の空気が酸化ガス流に吸引され
るのを最少にするのに有効であることが立証されたが、
Showalter 等の改良された下部予熱ブロック組立体で
も、この問題はなお存在している。従って、下部予熱ブ
ロック組立体の幅を横切って燃料ガスを均一に分散させ
るよう、しかも、スカーフィング工程中、凹凸が形成さ
れる可能性を最少にすると共に、金属の仕上げ工程中、
生産歩留りを向上させるため、酸化ガス流をスカーフィ
ングすべき金属工作物に向け酸化ガス流を送っている
際、この酸化ガス流を隣接して遮蔽するシート状の燃料
ガス流を形成するため、酸化ガス流を下部予熱ブロック
組立体上に通す際、酸化ガス流と、下部予熱ブロック組
立体との間で燃料ガスを「空気的に」、即ち気体の作用
により圧縮し、締めつけるため、酸化ガス流を利用する
よう構成した熱化学スカーフィング装置に使用する改良
した下部予熱ブロック組立体が必要である。
ング装置により、熱化学的にスカーフィングされる金属
工作物に、平滑なスカーフィングされた表面を、確実
に、一貫して生ぜしめ、金属スカーフィング装置に使用
する改良された下部予熱ブロック組立体を得るにある。
本発明の他の目的は、設計、及び構造が簡単で、使用し
て丈夫で、耐久性があり、使用、及び保守が容易な金属
スカーフィング装置に使用する改良された下部予熱ブロ
ック組立体を得るにある。本発明の他の目的は、周囲の
空気が酸化ガス流を吸引する可能性を最少にし、酸化ガ
ス流に隣接して、シート状の燃料ガス流を形成し、熱化
学的にスカーフィング工程を行っている間、酸化ガス流
を遮蔽するようにした金属スカーフィング装置に使用す
る改良された下部予熱ブロック組立体を得るにある。
下部予熱ブロック組立体の設計上の若干の欠陥を除去
し、熱化学スカーフィング装置に使用する改良した下部
予熱ブロック組立体を提供する。本発明の下部予熱ブロ
ック組立体は、下部予熱ブロック組立体の幅を横切って
燃料ガスを均一に分散させるため、更に、鋼の仕上げ工
程中、熱化学的にスカーフィングすべき金属物品、即ち
金属工作物に向け達する流路に沿い、この下部予熱ブロ
ック組立体上に通す酸化ガス流に隣接して遮蔽するシー
ト状燃料ガス流になるように、燃料ガスを形成するため
の簡単、有効で、融通性が高い装置を提供する。既知の
下部予熱ブロック組立体に比較し、この改良されあ下部
予熱ブロック組立体は相対的に簡単であり、酸化ガス流
を遮蔽するのに、非常に信頼性が高く、スカーフィング
装置で熱化学的にスカーフィングされる金属工作物の表
面に凹凸が形成されるのを最少にするため、通路に沿う
シート状の流れ特性を維持するのに、非常に信頼性が高
い。
面と、縦方向に端面間に延在する両側の全面と、後面と
を有し、熱化学スカーフィング装置に使用する下部予熱
ブロック組立体を設けることによって、高度の融通性
と、保守性と、信頼性と、更に、設計、及び作動におけ
る単純性とを達成する。ガス排出口をブロックの前面に
画成し、ブロックの前面を縦方向に横切って延在させ
る。モジュラ延長部をブロックの前面に掛合させ、ブロ
ックの前面の上に一部あるようにする。望ましければ、
延長部を一部、ガス排出口の上に位置させ、ブロックの
前面のガス排出口に連通するガス排出オリフィスを画成
してもよい。延長部をブロックの前面に釈放可能に構
成、配置する。この構造の要旨は、本発明の下部予熱ブ
ロック組立体は精密に機械加工された燃料ガス排出溝
孔、又は燃料ガス排出溝オリフィスを造る必要が無く、
下部予熱ブロック組立体を横切る燃料ガスの均一な分散
を妨げる塵埃、その他、ガス排出口を不通にする障害物
に対し、下部予熱ブロック組立体は強力になることであ
る。従って、この要旨は、酸化ガス流に崩壊を生ずる可
能性を最少にし、下部予熱ブロック組立体の製作を簡単
にし、使用する際、一層高い生産効率を生ぜしめる。
下面と、両側の端面と、端面間に縦方向に延在する両側
の前面と、後面とを有する。延長部の後面はブロックの
前面の上にあるように設置される。延長部の上面をブロ
ックの上面の高さより低くし、即ちブロックの上面の高
さより下に位置させ、ブロックの上面から、所定の高さ
だけ、延長部が一段、下がっているようにする。更に、
延長部はブロックの前面から離間した先端縁を具え、こ
の先端縁を延長部の長さに沿って、縦方向に延在させ
る。延長部の前面の先端縁を保護し、即ち遮蔽するた
め、この先端縁に切欠を形成するため、延長部の先端縁
を延長部の前面に対し、低くする。
熱化学スカーフィング装置に使用するようにしたもの
で、上部予熱ブロック組立体に離間し、対向して下部予
熱ブロック組立体を位置させ、2個の上下の予熱ブロッ
ク組立体間に、これ等予熱ブロック組立体によって酸素
溝孔を画成し、この酸素溝孔に、酸素を通し、スカーフ
ィングすべき金属工作物に向け延びる流路に沿い移動す
る酸化ガス流になるようこの酸素を形成する。本発明下
部予熱ブロック組立体の独特の構造は従来知られていな
いように酸化ガス流の膨張を使用し、酸化ガス流と、モ
ジュラブロックの前面と、延長部の第2上面との間で、
下部予熱ブロック組立体の縦方向の長さに沿い、即ちス
カーフィングすべき工作物の幅を横切って、燃料ガスを
「空気的に」、即ち「気体の作用で」圧縮し、又は締め
つけ、下部予熱ブロック組立体の前面の縦方向のほぼ全
広がりに沿って、燃料ガスを均一に確実に分散させ、酸
化ガス流と、延長部の先端縁との間に、これ等によって
形成した空気溝孔に、この圧縮され、分散した燃料ガス
をほぼ均一なシート状のガス流として通し、スカーフィ
ングされる金属工作物に向け、流路に沿い、酸化ガス
と、燃料ガスとが共に流れる際、シート状燃料ガスが確
実にシート状酸化ガスの下に隣接してあるようにする。
により、酸化ガスの幅を横切って、燃料ガスを均一に分
散させ、周囲の空気が酸化ガス流を吸引する可能性を非
常に最少にし、工作物に向け、平滑なシート状の酸化ガ
ス流を移動維持し、工作物のスカーフィングされた一層
平滑な表面を得ることができ、既知のスカーフィング装
置より、一層大きな生産歩留り、及び生産効率を達成す
る。
ブロック組立体は、使用中、熱化学スカーフィング装置
の酸化ガス流を遮蔽する新規な方法を提供し、この方法
は、下部予熱ブロック組立体のモジュラベース、又はブ
ロックの上面の上にシート状酸化ガス流を通し、ブロッ
クの第1上面に隣接するブロックの前面に画成された燃
料ガス排出口から、燃料ガスを排出して、酸化ガス流の
下にあるシート状の燃料ガス流を形成し、前面と、下部
予熱ブロック組立体の延長部に形成された第2上面との
間で、酸化ガス流により、シート状の燃料ガス流を圧縮
し、シート状の酸化ガス流の下に、シート状の燃料ガス
流をほぼ均一に分散させ、次に、スカーフィングすべき
工作物に向け、流路に沿い、両方のシート状のガス流を
通す工程から成り、シート状の酸化ガス流により、シー
ト状の燃料ガス流を周囲の空気に対し遮蔽し、周囲の空
気が酸化ガス流を吸引することによって金属工作物の表
面に凹凸を生ずることなく、金属工作物の表面に平滑な
表面にスカーフィングすることができる。
成する工程は、ブロックの前面と、延長部の上面と、酸
化ガス流とに、燃料ガスを気体の作用として、圧縮し、
酸化ガス流と、延長部の上面の縦方向長さに延びる先端
縁とによって画成された空気溝孔に燃料ガスを通し、こ
の燃料ガスを酸化ガス流に隣接するシート状燃料ガスに
形成する工程を有する。本発明の上述の目的、及び他の
目的、要旨、及び利点は添付図面を参照する次の実施例
の説明により一層明らかになるであろう。
図1に熱化学スカーフィング装置5を示す。このスカー
フィング装置5は既知の方法で構成されたマニホールド
ヘッド組立体6を有し、このマニホールドヘッド組立体
6は上部予熱ブロック組立体7と、離間して対向する下
部予熱ブロック組立体9とを受入れ、取り付けるように
構成、配置されている。また、このスカーフィング装置
はマニホールドヘッド組立体に緊締される乗上げシュー
10を既知のように有し、この乗上げシューは少なくと
も1個のスキッド13を形成した下面11を有する。図
1に「S」にて示す例えば鋼スラブのような金属工作物
をこのスカーフィング装置に通す通路に沿って前進させ
る際、乗上げシュー10のスキッド13が鋼スラブの上
面、下面、及び側面のそれぞれ1個に掛合し、乗り上げ
る所定位置に、マニホールドヘッド組立体が移動できる
ように、乗上げシュー、及びスキッドを構成する。図1
のスカーフィング装置5の構造と、例え同一でなくと
も、類似するように構成される別個のスカーフィング装
置にもスキッドはそれぞれ設けられる。図1に示すスカ
ーフィング装置5は、移送路に沿って鋼スラブが前進す
る際、鋼スラブに対し、上部のスカーフィング装置であ
る。スカーフィング装置5の構造、また特にマニホール
ドヘッド組立体の構造は、ここに援用するShowalter 等
に与えられた米国特許第 5234658号に詳細に記載されて
いる。
立体6は第1酸素管14を有し、図1に線図的に示す酸
素供給源から供給され、熱化学スカーフィング操作に酸
化ガスとして使用する加圧酸素をこの第1酸素管14を
通じて、上部予熱ブロック組立体7に通す。2個の上下
の予熱ブロック組立体の間に、これ等予熱ブロック組立
体によって形成された溝孔16に、第2酸素供給管15
は酸素を供給し、この酸素が2個の上下の予熱ブロック
組立体の間に通る際、この酸素はシート状の酸化ガス流
82(図1、及び図11参照)を形成し、図1に「F」
によって示す流路に沿い、この酸化ガス流82は延び、
スカーフィングすべき鋼スラブ、又はその他の金属工作
物まで達する。また、マニホールドヘッド組立体6は水
供給管19を有し、この水供給管19は線図的に示す水
供給源から上部予熱ブロック組立体7まで達する水を供
給され、水復帰管21によって、冷却水は既知のよう
に、上部予熱ブロック組立体7を通じて循環する。同様
に、マニホールドヘッド組立体6は第2水供給管22を
有し、この第2水供給管22は下部予熱ブロック組立体
9に冷却水を供給し、第2水復帰管23と共に、冷却水
は既知のように、下部予熱ブロック組立体9を通じて循
環する。
し、この上部予熱ブロック組立体7はモジュラベース部
材、即ち上部ブロック25を有し、この上部ブロック2
5は上にある関係に、上部延長部26に掛合する。マニ
ホールドヘッド組立体に画成された取付面(図示せず)
に、適切な緊締具27によって、ブロック25を取り付
けると共に、上部ブロック25に、適切な緊締具27に
よって、上部延長部26を取り付ける。緊締具27、2
9は例えばねじボルト、又は機械ねじで構成することが
できる。
う、内部水通路30を上部延長部26内に画成し、水排
出管21によって、冷却水を循環させる。第1内部酸素
通路31、即ち第1内部酸素マニホルドを上部延長部内
に画成し、上部延長部内26内に画成された酸素排出口
33、即ち酸素排出オリフィスに酸素を供給するため、
この第1内部酸素通路31を上部延長部の縦方向に延在
する。図1には唯1個の酸素排出口33を図示したが、
ここに援用するShowalter 等に与えられた米国特許第 5
358221、及び米国特許第 5472175号に詳細に記載されて
いるように、上部延長部の長さ方向に沿って、離間した
一連のこのような排出口を画成することができる。酸素
通路31は酸素供給管14に連通している。
に向け、スカーフィング装置を経て移動路に沿って前進
する鋼スラブの幅に対し、上部延長部の長さ方向に延在
するよう、上部延長部内に画成した第2酸素通路34、
即ち第2酸素マニホルドを上部延長部26は有し、これ
により、鋼スラブはその全上面にわたり、スカーフィン
グされる。また、酸素通路34は酸素供給管14に連通
しており、上部延長部26の一部として、この上部延長
部26内に位置する燃料酸素ノズル組立体35の末端に
酸素通路34は位置している。燃料酸素ノズル組立体3
5は、ここに援用するShowalter 等に与えられた上述の
米国特許、及び同じくShowalter 等に与えられた米国特
許第 5333841号に詳細に記載されている。即ち、上部延
長部26は内部燃料ガス通路37、即ち内部燃料ガスマ
ニホルドを有し、この内部燃料ガス通路37は上部延長
部の長さに沿って縦方向に延在し、上部延長部の基端、
及び末端の中間のノズル組立体37に連通している。ノ
ズル35の基端は上部延長部26の前面に同一平面にな
るよう位置し、中心酸素流、即ち酸化ガス流は、この酸
化ガスを遮蔽する包囲する燃料ガス流と共に、このノズ
ルから流出する。上部ブロック25、及び上部延長部2
6はそれぞれ青銅、又は銅、特に好適には銅のような適
切な耐久性ある金属材料で造られる。
図1〜図2に示し、この下部予熱ブロック組立体9は、
下部モジュラベース部材、即ち下部ブロック38と、こ
の下部ブロックに掛合し、この下部ブロックの少なくと
も一部、上にあるモジュラ下部延長部39とを有する。
下部ブロック38を適切な単数、又は複数の緊締具によ
って、マニホールドヘッド組立体に釈放可能に取り付
け、望ましければ、下部延長部39を下部ブロック38
に釈放可能に取り付ける(図2〜図5参照)。又は代案
として、図9、及び図10に示すように、下部ブロック
と、延長部とが単一の金属ブロックになるよう、下部延
長部を下部ブロックの一部として形成してもよい。下部
ブロック38と、下部延長部39とを例えば銅、又は青
銅、特に銅が好適であるが、適切な耐久性ある金属材料
で造る。
立体9が2個の部片から成る場合の第1実施例を示す。
下部ブロック38は平坦な上面41と、反対側の下面4
2と、共通端縁に沿って上面41と、下面42とに隣接
する反対側の端面43、45と、これ等端面43、45
間にあって、下部予熱ブロック38の長さ方向に、縦方
向に延在する前面46と、反対側の後面47とを有す
る。後面47から、前面46に向け、この前面46を貫
通する水導入通路49をブロック38内に画成する。こ
の水導入通路49を図1に示す水供給管22に連通させ
る。ここに援用するShowalter 等に与えられた米国特許
第 5497976号に開示された既知のように、下部予熱ブロ
ックの前面46に画成された水導入通路49の開口の周
りに、同心の環状溝50を設け、延長部39に水導入通
路49をシールする目的で、適切な0リング(図3参
照)を環状溝50に収容する。また、下部ブロック38
内に水復帰通路51を画成し、前面46から、後面47
に向け、この後面47に通して、この水復帰通路51を
延在させ、図1の水排出管23に連通させる。下部ブロ
ックに画成した水導入通路49の場合のように、水復帰
通路51によって前面46に形成されたその開口を環状
溝52によって包囲し、ブロックと、延長部との間に通
路39をシールするため、この環状溝52内にOリング
53(図3参照)を収容する。
等に与えられた米国特許第 5497976号に開示されている
ように、図1に1個のみ示した離間する一連のガス供給
ダクト54を後面47から孔55に向け延長し、この孔
55に連通させる。この孔55は下部ブロック38内に
縦方向に画成され、ガスマニホールドとして役立つ。ガ
ス供給ダクト54のそれぞれは図1に示す燃料ガス供給
管18、又はその適切な相当部に連通する。詳細に図面
に示さないが、全長に沿って離間する一連の横環状ディ
スクを有する細長いロッド55′を孔55に通し、この
孔55内に適切な数の燃料ガス供給室を形成し、これに
より、燃料ガスを乱流により混合し、ほぼ均一な流れと
して、ガス排出口56を通るようにする。このような細
長いロッド、及び離間するディスク装置の構造はここに
援用するAllmang に与えられた米国特許第 2838431号に
記載されている。ここに図2において、ここにおけるガ
ス排出口は細長い溝孔状ガス排出口56として画成され
ており、このガス排出口56は下部予熱ブロック38の
前面46に縦方向に延在しており、孔55から燃料ガス
を供給されるよう、孔55に連通するように、ガス排出
口56はブロックの内方に延びている。
別個の下部延長部39を有し、下部ブロックに対し掛合
し、一部、上にある関係に、下部ブロックの前面に、下
部延長部39を釈放可能に取り付ける。下部延長部39
はほぼ平坦な上面58と、反対の下面59と、共通端縁
に沿ってこれ等上面、及び下面に隣接する1対の離間す
る端面60、62と、共通端縁に沿って上面、下面、及
び端面に結合し、延長部の縦方向に延びる前面63と、
反対側の後面64とを有する。図1、及び図3に明示す
るように、細長い孔、即ち水通路66を延長部内に、そ
の縦方向に沿って画成し、水供給ダクト67に、各端部
において連通させる。このような2個の離間する水供給
ダクトを延長部内に画成し、下部ブロック38内にそれ
ぞれ画成した水導入通路49、水排出通路51のいずれ
かに、これ等水供給ダクトのおのおのを連通させる。
ロック組立体9の2個の部片から成る形態においては、
下部ブロック38の後面47に画成された3個の離間す
る開口(図示せず)の1個に緊締具(図示せず)を通
し、緊締具をその縦方向に、下部ブロック38に貫通
し、下部ブロックの前面46に画成した3個の離間する
開口68の1個に、この緊締具を貫通し、下部延長部の
後面64に画成した3個の離間する開口(図示せず)の
1個に緊締具を達せしめて、下部延長部39を下部ブロ
ック38に取り付け、下部延長部を下部ブロックの前面
に釈放可能に既知のように取り付ける。また、既知のよ
うに、下部延長部39は相互に離間する少なくとも1個
の、この場合2個のだぼピン(図示せず)を設け、各だ
ぼピンを延長部の後面64から側方に突出し、下部ブロ
ック上に、下部延長部を案内し、配列するため、下部ブ
ロックの前面に画成した孔69のそれぞれの1個に、各
だぼピンを収容できる形状、大きさにする。
ていない方法で、2個の部片から成るブロック38と、
延長部39とを構成し、延長部をブロックに釈放可能に
取り付けた際、延長部39の上面58がブロックの前面
に画成したガス排出口56に交差するようにし、延長部
39がガス排出口56に連通するガス排出オリフィス7
0を画成するようにする(図3参照)。この構造の利点
は、Showalter 等に与えられた米国特許第 5497976号の
下部予熱ブロック組立体の延長部に示すような精密な溝
孔をフライス加工することをせず、ガス排出口56、こ
の場合の溝孔を大きな寸法でフライス加工できるため、
非常に容易に、一層安価に加工することができる。
下部の予熱ブロック組立体によって、これ等組立体間に
画成された溝孔16に、酸素を通すことによって発生す
るシート状の酸化ガス流82を遮蔽、即ち防護する目的
で、下部予熱ブロック組立体9を通じて、燃料ガスを放
出する。もしも、周囲の空気を吸い込み、即ち周囲の空
気を混合することができ、酸化ガス流中に乱流を発生す
れば、金属工作物の表面にスカーフィングすべき好まし
くない凹凸を生ずる可能性が発生し、平滑なスカーフィ
ングされた表面を得るため、金属工作物の外面の品質を
向上させるスカーフィングが必要になり、生産歩留りの
好ましくない低下を生ずる。Showalter等に与えられた
米国特許第 5497976号のスカーフィング装置において
は、酸化ガス流を遮蔽するため、及びスカーフィングさ
れた平滑な表面を得るよう、表面に形成される凹凸を最
少にするため、縦方向の長さ方向に沿って、即ちスカー
フィングすべき物品の幅に沿って、燃料ガスのほぼ均一
な流れを達成するように、下部予熱ブロック組立体を構
成、配置する。
予熱ブロック組立体の延長部に溝孔の精密な機械加工が
必要であり、更に、周囲の空気から酸化ガス流を遮蔽す
る目的で、燃料ガス流を延長部の長さに沿って均一に分
散させるよう、燃料ガスの乱流混合を確実にするため、
延長部内の内部阻流板、及び/又は予熱ブロック組立体
の下部ブロックの機械加工が必要である。例えば、溝孔
の一部が隠されたり、又は阻止されるように遮蔽する燃
料ガス内に開口を生じた場合、周囲の空気が酸化ガス流
を吸引するように、遮蔽が「破断」する可能性が増大す
る。Showalter等のこの装置が従来の技術を顕著に向上
させたものであることが立証されているが、ここに開示
する本発明は延長部の溝孔を精密加工する必要を無く
し、一層大きな溝孔を機械加工し、又は一層大きな溝孔
を下部ブロック38の前面に形成すればよく、延長部3
9を使用して、ブロックの前面にオリフィスを画成し、
予熱ブロック組立体の製作を一層容易にし、例えば、溶
融金属が延長部に衝突し、その他の原因で延長部が損傷
する等、スカーフィング作業中、延長部が損傷した場
合、予熱ブロック組立体は保守が一層容易であり、精密
に機械加工された延長部を交換するのでなく、最少の費
用で、延長部を迅速、容易に交換することができる。
部予熱ブロック38の前面46に掛合させ、下部予熱ブ
ロックに画成された水通路49、51のそれぞれ1個
に、それぞれの水供給ダクト67を配列させ、延長部の
後面に水供給ダクトをシールするため、それぞれの溝5
1、52内に位置するOリング53を圧縮する。このよ
うにし、また上述したように、延長部の上面58は下部
予熱ブロック38のガス排出オリフィス70を形成して
いる。
部延長部39の上面58と、前面63とが結合する位置
で、下部延長部39の全長に沿って延在する。しかし、
下部予熱ブロック組立体9は、上部予熱ブロック組立体
よりも、スカーフィングすべき金属工作物に一層近く位
置しているから、延長部の先端縁を保護することが望ま
しい。この目的については以下に一層詳細に説明する。
従って、図3に示すように、延長部の前面63に対し、
先端縁71を凹形にする目的で、下部延長部39の全長
に延在する細長い切欠72を下部延長部39に画成し、
延長部の前面を使用して、先端縁を損傷に対し遮蔽し、
即ち防護する。上述したように、再び、下部予熱ブロッ
ク組立体9の2個の部片から成る要旨は、スカーフィン
グ工程中、延長部39が損傷した場合、延長部を迅速、
容易に除去し、下部ブロック38上に交換することがで
きることである。
図4〜図6に示す。図4の下部予熱ブロック38は図2
の下部予熱ブロック38に類似するが、相違するのは、
ガス排出口としての細長い連続する溝孔(図1参照)を
設けるのでなく、離間し、配列する一連の円形開口5
6′をガス排出口として、下部予熱ブロック38の前面
に画成し、各円形開口56′をブロックの内方に延長
し、ブロックに画成した孔55に連通させる。図4の下
部延長部39は図2の下部延長部39と同一であるの
で、詳細に説明しない。
立体9の実施例におけるように、図4〜図6の下部予熱
ブロック組立体は2個の部片から成る組立体であり、延
長部39を下部ブロック38の前面に釈放可能に取り付
け、この前面の上に一部あるようにする。従って、図5
において、この第2実施例の下部予熱ブロック組立体の
延長部39はガス排出オリフィス70を画成し、又はこ
の例では、下部予熱ブロックの前面46を横切って、一
連の離間するガス排出オリフィス70(図6参照)を画
成する。再び、この構造の要旨は、例えば下部ブロック
38の前面に、1/8インチの孔を穿孔するのは比較的
簡単で、迅速にでき、ブロック38の前面46の上にあ
る延長部39の後面64の長さに基づいて、希望するよ
うにガス排出オリフィス70の寸法を定めることであ
る。
前面と、ガス排出口56′とに掛合し、この上に一部あ
るようにする結果、離間する一連の半円形の開口を延長
部によって画成する。この各開口はガス排出オリフィス
70として役立つ。また、図5に示すように、細長い切
欠72を延長部39に画成し、この切欠72を延長部の
上面の先端縁71の全長に沿って延在し、スカーフィン
グ工程中、この先端縁と、上面とをこの組立体の前面に
よってそれぞれ遮蔽する。
図7、及び図8に示す。この場合も、下部ブロック38
を図2、及び図4の下部ブロック38と同様に構成する
が、相違するのは下部ブロック38の前面46に画成し
た円形開口56′の各1個に、スリーブとして嵌着し得
るよう挿入体57、好ましくは機械加工した銅製挿入体
を収容する。この挿入体57はガス排出オリフィス70
として、内部に画成した内部通路を有し、下部ブロック
38に画成した孔55に連通するよう延在する。しか
し、この下部予熱ブロック組立体のこの実施例では、図
8に示すように、延長部39を下部ブロック38に釈放
可能に取り付けるが、この実施例では、延長部は一部、
下部ブロック上にあるのでなく、下部ブロックの前面に
ガス排出オリフィスを画成しておらず、各挿入体57に
画成され、それに貫通する中心通路、又は中心孔によっ
て、ガス排出オリフィス70を画成している。
ク組立体9の構造の特徴は、図4の下部ブロック38に
円形開口を機械加工するのに比較し、下部ブロックの前
面に画成する円形開口56′を大きめの寸法にすること
ができ、従って、このような開口を比較的、迅速、容易
に形成することができることであり、更に、スカーフィ
ング工程中、燃料ガスを送出するため、例えば、直径が
1/10インチ、又は9/100インチの通路のような
精密に穿孔された通路を有する挿入体を設けることであ
る。しかし、望ましければ、下部延長部39を一部、挿
入体57の上にすることができ、また、挿入体の各1個
に穿孔した孔によって画成されたガス排出オリフィス7
0を下部延長部39は形成することができる。
58と、前面63とが相互に結合する部分の全長に沿っ
て延びる先端縁71を有する。また、以下に詳細に説明
する理由のため、スカーフィング工程中、先端縁を遮蔽
し、即ち防護する目的で、延長部の前面63に対し、先
端縁を低くするため、下部延長部39に切欠72を設け
てもよい。
図9、及び図10に示し、この実施例では、1個の部片
から成るモジュラ予熱ブロック組立体を設ける。従っ
て、図9の下部予熱ブロック組立体9は、下部ブロック
38′と、この下部ブロック38′の一部として形成さ
れた一体下部延長部39′とを有する。下部ブロック3
8′は、ほぼ平坦な上面41と、反対側の下面42と、
これ等上面、及び下面の共通端縁に沿って延在する1対
の離間する両側の端面43、45と、端面43から端面
45までブロックの縦方向に延在し、共通端縁に沿って
上面、及び下面に結合する後面47とを有する。延長部
39′はブロック38′の上面41に対し、この上面か
ら所定の深さに下げた上面58を有する。上面58は上
面41にほぼ平行である。延長部39′は上面58の反
対側に、この上面58から離間する下面59と、両側の
離間する1対の端面60、62とを有する。また、延長
部39′は前面63を有し、この前面63は、端面6
0、62間に縦方向、即ち長手方向に延在しており、延
長部の長手方向に延在する先端縁71に沿って上面58
に隣接している。
立体9の実施例の場合のように、一線に並び、離間する
一連の開口56′をブロック38′に設ける。この開口
56′は前面46に画成され、孔55に連通するよう、
ブロックの内方に延びる。各1個の開口56′は上に非
常に詳細に説明した挿入体57を収容しており、これ等
挿入体57は下部ブロック38′の前面を横切ってそれ
ぞれ1個のガス排出オリフィス70を画成している。
ク組立体のこの実施例では、もう一度、孔66を延長部
39′に画成し、これを通して冷却水を循環させる。こ
の孔66は端面43、45、60、62に隣接するそれ
ぞれの端部に形成された水供給ダクト67′を有し、ブ
ロック38′の後面47に向け延び、後面47に開口し
ており、水供給ダクト67′の各1個は水供給管22
(図1参照)、及び水排出管23(図1参照)のいずれ
かに連通している。
予熱ブロック組立体9の両方の実施例の場合、及び図
9、及び図10に示す1個の部片から成る下部予熱ブロ
ック組立体9の実施例の場合、下部ブロック38、3
8′、及び下部延長部39、39′はそれぞれ好適には
青銅、又は銅、一層好適には銅のような金属材料から成
る。また、図2に示す本発明の実施例では、ガス排出口
として、細長い溝孔56を図示し、図4に示す本発明の
実施例では、ガス排出口として、離間する一連の円形開
口56を図示し、図7、及び図9に示す本発明の実施例
では、離間する一連の開口56′と、それぞれ1個その
中に設けた挿入体57によって、ガス排出口と、オリフ
ィスとを設けたが、所要に応じ、任意希望の形式のガス
排出口、及び/又はオリフィスの組合せを設けることが
できる。例えば、及び希望すれば、図4、図7、及び図
9のそれぞれの開口56、又は56′の各1個に、図1
に示す燃料ガス酸素ノズル組立体35のそれぞれ1個を
設けることができる。従って、図1〜図10に示すガス
排出口、及びオリフィスのそれぞれの構造は単に図示の
ためであって、本発明を限定するものでない。
カーフィング工程中、酸素を通す溝孔16(図1参照)
によって形成された酸化ガス流の保護、即ち遮蔽を従来
知られていない方法で行うことができ、従来既知の下部
予熱ブロック組立体では到底達成することができない結
果を達成している。
図11の酸素溝孔16の端部に形成されたオリフィス8
1のようなオリフィスに、例えば酸素のような圧縮され
たガス、即ち加圧ガスを通すと、ガスが流路に沿って進
行する際、膨張の挟角として知られるところにより、ガ
スは膨張する傾向がある。膨張の挟角は図11に「A」
によって示される角度により測定され、通常、約14°
である。本発明の下部予熱ブロック組立体、特にその延
長部はこのガスの膨張を利用し、酸素ガスの下にあっ
て、酸素ガスに隣接するシート状燃料ガス流を形成し、
従って、スカーフィングすべき金属工作物に向け、流路
に沿い、酸素ガスが通る際、このシート状燃料ガス流は
酸素ガス流を遮蔽し、即ち防護する。
に、溝孔16に通り、オリフィス81から送出する酸素
ガス流がシート状酸化ガス流82の形に形成され、この
シート状酸化ガス流82はスカーフィングすべき金属工
作物の方に達するよう、流路に沿って延びる。図11に
示すように、酸化ガス流は膨張の挟角Aにより膨張する
傾向があり、これにより、下部ブロック38の前面46
に沿う露出面86と、延長部の上面58と、酸化ガス流
とによって画成される空気室88を生ずる。露出面86
は、延長部39が下部ブロックの前面に掛合して、下部
ブロックの下にある時でも、下部ブロックの前面46の
露出したままに残る部分である。燃料ガス85がガス排
出口56、56′から、次にガス排出オリフィス70か
ら送出すると、酸化ガス流は燃料ガスを「空気的に」、
即ち「気体の作用として」圧縮し、締めつけるように作
用し、縦の長手方向に沿って露出面を横切り、即ち空気
室88内の酸化ガス流の幅を横切り、燃料ガスをほぼ均
一に分散させる。
先端縁71は流路の下流方向に延びるように構成されて
いるが、酸化ガス流が上面の先端縁71に交差する点の
手前で、停止しており、それにより、酸化ガス流82
と、先端縁71とが室88に連通する空気溝孔89を形
成しており、これにより、周囲の空気を吸引しないよう
室88内に保護されていて、ここで均一に分散している
燃料ガスは、酸化ガス流に隣接して、その下にあるシー
ト状燃料ガス流90として、溝孔に通り、この燃料ガス
は酸化ガス流と共に、スカーフィングすべき金属工作物
に向け、流路に沿い流れる。従って、ガス排出溝孔、及
び/又は延長部の阻流板、及び混合室を精密に機械加工
する必要無く、酸化ガス流を迅速に、有効に、安価に遮
蔽することができる。
AB Welding and Cutting Productsによって製作される
既知の形式の下部予熱ブロック、及びスカーフィング装
置では、例えば、延長部39の上面58は上面41のほ
ぼ1/4インチ下にあるが、延長部39の上面58を下
部ブロック38、38′の前面46から、5/8インチ
から約 1.25 インチまでの範囲の距離にわたり、下部ブ
ロック38、38′の前面46から突出させることが考
えられる。この関係を別の表現をすれば、延長部39の
上面58を下部ブロック38の上面41の下方に、所定
距離、即ち2個のそれぞれの上面の間のずれた距離だけ
離間した場合、延長部の上面を下部ブロックの前面から
前方に、所定高さの 2.5〜5倍の距離、突出させること
である。
面58が酸化ガス流に交差しないように、上面58を流
路に沿って、酸化ガス流の方向に、余り延長しない。先
端縁71が酸化ガス流に交差したとすると、空気溝孔8
9は形成されず、そうすると、周囲の空気が酸化ガス流
を吸引し、乱流を導入する好ましくない作用を生じ、従
って、酸化ガス流中にさざ波を発生させる。
さは、膨張の角度Aに関して、下部ブロック38の露出
面86と、延長部の上面58とによって形成される直角
三角形の斜辺を画成すると表現してもよい。例えば、図
11の膨張の挟角Aが約14°であれば、この三角形の
2辺が斜辺、即ち酸化ガス流に交差するためには、既知
の幾何学的関係を使用して、ブロック38の露出面86
の高さと、延長部39の上面58の長さとの比は膨張の
角度の tan(正接)に等しくなる。露出面86の高さ
と、上面58の長さとの比は、膨張の角度Aの tan(正
接)にほぼ等しく、しかし、この tan(正接)より小さ
くし、酸化ガス流82と、先端縁71との間に十分な空
間を設け、空気室88に連通する空気溝孔89を形成
し、図11に示すようなシート状の燃料ガス流90を形
成する。特別な一例では、膨張の角度は約14°、露出
面86の高さは約1/4インチ、上面58の長さは約1
インチである。
ク組立体9によって、シート状燃料ガス流90を形成す
る方法は、延長部の先端縁71に対し、この先端縁から
(上方に)離間して、酸化ガス流82を下部ブロック3
8、38′の上面41の上方に、及び延長部39、3
9′の上面58、58′の上方に通し、上面41に隣接
して、ブロック組立体の前面46に位置している燃料ガ
ス排出口56から燃料ガス85を排出し、シート状酸化
ガスの下にあって、このシート状酸化ガスに隣接する第
2のシート状燃料ガス流90を形成し、酸化ガス流と、
上面58、58′との間に、これ等により、燃料ガスを
気体の作用として圧縮し、下部予熱ブロック組立体の長
さに沿って、燃料ガスを均一に分散させる工程を有す
る。
と、延長部の上面58、58′の先端縁71との間に、
上面58、58′の全縦方向長さをほぼ横切って、空気
溝孔89を形成し、この溝孔を通じて、シート状酸化ガ
ス流によって、燃料ガスを気体の作用として圧縮し、締
めつけて、燃料ガスをシート状燃料ガス流90の形に形
成し、空気溝孔を通過するシート状燃料ガス流として、
酸化ガス流の下に、燃料ガス流を均一に分散させる工程
を有する。この工程の結果、シート状燃料ガス流は酸化
ガス流82の下に位置し、この酸化ガス流82に隣接し
おり、酸化ガス流が周囲の空気を吸引するのを防止し、
これにより、スカーフィング装置5に通す鋼スラブS
(図1参照)の平滑な表面を得ることができる。
の一部として、下部ブロックの前面に画成した燃料ガス
排出口56から、燃料ガスを送出する時、酸化ガス流8
2と、下部ブロックの露出面86と、延長部の上面5
8、58′との間に、これ等の酸化ガス流と、露出面
と、上面とにより、空気室88(図11参照)を形成す
る。この空気室に連通するよう、空気溝孔89を形成す
る。援用したShowalter 等に与えられた数個の米国特許
に記載してあるように、上部予熱ブロック組立体7によ
って送出する酸素、及び酸素ガス流により、酸化ガス流
82の上部境界層を遮蔽する。
特許請求の範囲に記載する本発明の範囲を逸脱すること
なく、本発明は種々の変更を加えることができる。ま
た、特許請求の範囲の対応する構造、材料、作用、及び
全ての手段、又は工程、及び機能素子の均等物は、ここ
に記載し、特許請求の範囲に記載する機能を遂行するた
めのいかなる構造、材料、又は作用を包含することは当
業者に明らかである。
鋼スラブを予熱するため、本発明の改良した下部予熱ブ
ロックを位置させたスカーフィング装置の一部を断面と
する線図的側面図である。
から見た分解斜視図である。
2の下部予熱ブロックの一部を断面とする側面図であ
る。
斜視図である。
4の下部予熱ブロックの一部を断面とする側面図であ
る。
斜視図である。
予熱ブロックの一部を断面とする側面図である。
下部予熱ブロックの第4実施例の斜視図である。
る側面図である。
孔を形成した状態を示す熱化学スカーフィング装置に使
用する図2〜図6の下部予熱ブロックの部分線図であ
る。
ク 39 モジュラ下部延長部、下部延長部 41 平坦な上面 42 下面 43、45 端面 46 前面 47 後面 49 水導入通路 51 水復帰通路 55 孔 55′ロッド 56 ガス排出口 56′円形開口 57 挿入体 58 上面、第2上面 59 下面 60、62 端面 63 前面 64 後面 66 水通路 67 水供給ダクト 69 孔 70 ガス排出オリフィス 71 先端縁 72 切欠 82 酸化ガス流 86 露出面 88 空気室 89 空気溝孔 90 燃料ガス流
Claims (2)
- 【請求項1】 両側の上面、及び下面と、両側の端面
と、これ等端面間に延在して間に縦方向を画成する両側
の前面、及び後面とを有するブロックと、 所定の高さを画成するよう前記ブロックの前記上面の下
方に離間して前記ブロックの前記上面に平行な第2上面
を有し、前記ブロックの前記前面から前方向に延在する
延長部であって、前記所定の高さの約 2.5倍から5倍の
距離、前記第2上面が前記前面から前方向に突出してい
る延長部と、 前記ブロックの前記上面と、前記第2上面との間に、前
記前面に連通するよう位置し、前記前面の縦方向のほぼ
全部の広がりにわたり縦方向に延在するガス排出口手段
とを具え、 前記第2上面を横切って前方に延びるシート状ガス流を
形成するよう前記ガス排出口手段から前方にガスを排出
するよう、前記ガス排出口手段を構成したことを特徴と
する熱化学スカーフィング装置に使用する下部ブロック
組立体。 - 【請求項2】 下面を有する上部ブロックと、 両側の上面、及び下面と、両側の端面と、これ等端面間
に延在して間に延びる縦方向を画成する両側の前面、及
び後面とを有する下部ブロックとを具え、 前記上部ブロックの前記下面と、前記下部ブロックの前
記上面とが細長い溝孔を画成し、この溝孔を通して、ス
カーフィングすべき金属工作物に向け、前方に移動する
シート状ガス流の形に第1ガスを排出するよう、前記下
部ブロックを前記上部ブロックの下に位置させ、 更に、前記下部ブロックの前記上面の下方に離間し、前
記下部ブロックの前記上面に平行な第2上面を有し、前
記下部ブロックの前記前面から前方向に延在する延長部
と、 前記下部ブロックの前記上面と、前記延長部の前記前記
第2上面との間に、前記下部ブロックの前記前面に連通
するように位置するガス排出口手段とを具え、 前記第2上面を横切って前方に移動する第2シート状ガ
ス流を形成するよう、前記ガス排出口手段から前方に第
2ガスを排出すると共に、前記シート状ガス流の形の第
1ガスと、前記延長部の前記第2上面との間に空気溝孔
を画成し、前記第2シート状ガス流が前記延長部の前記
第2上面を横切って前方に移動する際、前記第2シート
状ガス流を圧縮するよう、前記空気溝孔が作用するよう
に、前記前面のほぼ全縦方向の広がりを横切って、前記
ガス排出口手段を縦方向に延在させたことを特徴とする
熱化学スカーフィング装置。
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