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JP2000085545A - 自動車窓ガラスの凍結溶融・乾燥方法 - Google Patents

自動車窓ガラスの凍結溶融・乾燥方法

Info

Publication number
JP2000085545A
JP2000085545A JP10256183A JP25618398A JP2000085545A JP 2000085545 A JP2000085545 A JP 2000085545A JP 10256183 A JP10256183 A JP 10256183A JP 25618398 A JP25618398 A JP 25618398A JP 2000085545 A JP2000085545 A JP 2000085545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot air
window glass
windshield
freezing
air generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10256183A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Hayashi
徹夫 林
Osamu Hiramatsu
修 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIYUUGI SHOJI KK
Original Assignee
CHIYUUGI SHOJI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CHIYUUGI SHOJI KK filed Critical CHIYUUGI SHOJI KK
Priority to JP10256183A priority Critical patent/JP2000085545A/ja
Publication of JP2000085545A publication Critical patent/JP2000085545A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓ガラスの凍結を容易且つ迅速に、しかも不
具合なく取り除くことができる新規な方法を提供する。 【解決手段】 洗浄液を噴射するノズル10とポンプ2
1を連通する流路11の途中に三方弁15を設け、熱風
発生器31を三方弁15に接続し、熱風発生器31のO
N/OFFスイッチ32を車内のフロントパネルに設け
る。スイッチ32をONにすると、三方弁15が流路1
1と熱風発生器31を連通し、熱風発生器31の熱風が
流路11を通じてノズル10からフロントガラス1に吹
き付けられる。これにより、フロントガラス1の凍結が
溶融し、フロントガラス1が乾燥する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冬場や寒冷地等で
凍結した自動車窓ガラスの凍結を溶融し、窓ガラスを乾
燥させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車窓ガラス(特にフロントガ
ラス)の凍結に対処する方法として次のようなものがあ
る。 凍結後の処置であって、氷結霜溶解スプレーを窓ガラ
スに吹き付けて拭き取る。 凍結前の処置であって、窓ガラスの表面を布地等で覆
う。 自動車に配備されたデフロスタを作動させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法では、スプレーに使用される薬品が塩化カリウム、
アルコール等であり、これらの薬品は十分にスプレー化
することができない。又、拭き取った後に水分が残って
いると、窓ガラスが再凍結して、前方が見えなくなる。
【0004】上記方法では、布地が雨、霧、夜露等で
濡れたり湿ったりすると、窓ガラスが布地と共に凍り付
いてしまう。上記方法では、デフロスタは主にフロン
トガラスの内側の曇りや結露を除去するためのものであ
るため、デフロスタから発生する温風の温度が余り高く
ないことと、フロントガラスの内側から外側への熱伝達
効率が悪いことから、フロントガラスの外側の凍結をデ
フロスタで除去しようとすると、凍結の溶融・乾燥に時
間が掛かる。
【0005】なお、自動車窓ガラスにおいては、特にリ
アガラスに曇り止め用の熱線を埋め込むことが行われて
いるが、フロントガラスでは視界が遮られるため、その
手法は用いることができない。従って、本発明は、その
ような問題点に着目してなされたもので、窓ガラスの凍
結を容易且つ迅速に、しかも不具合なく取り除くことが
できる新規な方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の自動車窓ガラス凍結溶融・乾燥方法は、自
動車搭載のバッテリを電源として熱風を発生させ、この
熱風を車外から凍結した自動車窓ガラスに吹き付けるこ
とにより、窓ガラスの凍結を溶融し、窓ガラスを乾燥さ
せることを特徴とする。
【0007】この方法では、熱風を車外から窓ガラスに
吹き付けるので、凍結が容易且つ迅速に溶融し、溶融後
の水分も素早く蒸発し、窓ガラスが乾燥する。これによ
り、凍結溶融・乾燥を効率良く行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に基づい
て説明する。その一実施形態に係る自動車窓ガラス凍結
溶融・乾燥方法の一例を図1に概略図で示す。図1に示
す方法は、熱風を熱風発生器により起こし、熱風発生器
の動作中はフロントガラスを洗浄する洗浄液を噴射する
噴出口から熱風発生器の熱風をフロントガラスに吹き付
けるもの(請求項2記載の方法)である。自動車(図3
参照)においては、フロントガラス1の汚れを除去する
場合、エンジンフードに設けられた噴出口(ノズル)1
0より洗浄液をフロントガラス1に噴射し、必要に応じ
てフロントワイパ(図示せず)を作動させている。
【0009】ここでは、そのノズル10から熱風をフロ
ントガラス1に吹き付けるように構成してある。図1に
おいて、洗浄液タンク20の洗浄液は、スイッチ22の
ONによるポンプ21の作動により吸引され、流路(パ
イプやチューブ等)11を経てノズル10からフロント
ガラス1に噴射される。その流路11の途中に三方弁1
5を設け、例えばヒータ付きファン等で構成される熱風
発生器31を三方弁15に接続し、熱風発生器31のO
N/OFFスイッチ32を車内のフロントパネル等に設
けておく。熱風発生器31の電源30は自動車搭載のバ
ッテリでもよいし、或いは別途バッテリを設けてもよ
い。三方弁15は、スイッチ32のON時だけ熱風発生
器31と流路11を連通し、それ以外は通常の自動車と
同様に流路11とポンプ21を連通するように構成す
る。
【0010】フロントガラス1が凍結した場合は、スイ
ッチ32をONすれば、三方弁15により流路11と熱
風発生器31が連通し、熱風発生器31が作動し、60
〜100℃程度の熱風5が流路11を通じてノズル10
からフロントガラス1に噴射される。これにより、フロ
ントガラス1の凍結が溶融し、更に熱風5の噴射を継続
すれば、フロントガラス1に付着している水分が蒸発
し、フロントガラス1が乾燥する。乾燥後にスイッチ3
2をOFFにすれば、三方弁15が常態に戻ると共に、
熱風発生器31が停止する。
【0011】この場合、図1に示すような装置を自動車
に搭載する必要があるが、車内に居たままで凍結溶融・
乾燥をスイッチ32の操作だけで簡単に行うことがで
き、寒い車外に出て作業を行わなくてもよい。なお、ノ
ズル10からの熱風5の勢いが弱い場合は、熱風5がフ
ロントガラス1全面に行き渡るように、例えば小型の強
力なコンプレッサを熱風発生器31に備え付けてもよい
し、熱風発生器31とは別に設けてもよい。
【0012】次に、方法の別例を図2に示す。図2は熱
風を窓ガラスに吹き付けるためのドライヤを示し、この
ドライヤ40は、通常の家庭用ヘアドライヤとは異な
り、自動車搭載のバッテリに適合する直流モータ41を
有するものであり、約1kWのパワーである。ドライヤ
40から延びるコード42にはコネクタ43が取付けら
れ、コネクタ43は例えば車内のフロントパネルに設け
られたシガライタに接続できるものであり、シガライタ
から給電する。又、コード42はドライヤ40を車外で
使用するのに十分な長さを有する。
【0013】このドライヤ40を使用する場合は、図1
のような装置を自動車に組み込む必要がなく、しかもノ
ズル10から熱風を噴射する場合に比べて、フロントガ
ラス1だけでなく、リアガラス、サイドガラスにも適用
できる。即ち、ドライヤ40のコネクタ43をシガライ
タに接続し、ドライヤ40を車外に持ち出して、熱風を
窓ガラスに吹き付ければよい。これにより、前記と同様
に、凍結を溶融させて、窓ガラスを乾燥させることがで
きる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
るので、下記の効果を有する。 (1)請求項1記載の方法によれば、熱風を車外から窓
ガラスに吹き付けるので、凍結の溶融、窓ガラスの乾燥
を容易且つ迅速に効率良く行うことができる。 (2)請求項2記載の方法によれば、洗浄液を噴射する
噴出口から熱風をフロントガラスに吹き付けるので、車
内に居ながらにしてフロントガラスの凍結溶融及びフロ
ントガラスの乾燥を簡単に行うことができる。 (3)請求項3記載の方法によれば、装置を自動車に組
み込まなくても全ての窓ガラスの凍結溶融及び窓ガラス
の乾燥を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の一実施形態を実施する概略図で
ある。
【図2】本発明の方法の別実施形態に使用するドライヤ
を示す図である。
【図3】自動車の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 フロントガラス 5 熱風 10 ノズル(噴出口) 30 電源(バッテリ) 31 熱風発生器 40 ドライヤ 41 直流モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D025 AA03 AB01 AB02 AC03 AC05 AD02 AF02 AF19 AF24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車搭載のバッテリを電源として熱風を
    発生させ、この熱風を車外から凍結した自動車窓ガラス
    に吹き付けることにより、窓ガラスの凍結を溶融し、窓
    ガラスを乾燥させることを特徴とする自動車窓ガラスの
    凍結溶融・乾燥方法。
  2. 【請求項2】前記熱風を熱風発生器により起こし、熱風
    発生器の動作中はフロントガラスを洗浄する洗浄液を噴
    射する噴出口から熱風発生器の熱風をフロントガラスに
    吹き付けることを特徴とする請求項1記載の自動車窓ガ
    ラスの凍結溶融・乾燥方法。
  3. 【請求項3】前記熱風をバッテリに適合する直流モータ
    を有するドライヤにより起こし、このドライヤの熱風を
    窓ガラスに吹き付けることを特徴とする請求項1記載の
    自動車窓ガラスの凍結溶融・乾燥方法。
JP10256183A 1998-09-10 1998-09-10 自動車窓ガラスの凍結溶融・乾燥方法 Pending JP2000085545A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10256183A JP2000085545A (ja) 1998-09-10 1998-09-10 自動車窓ガラスの凍結溶融・乾燥方法

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JP10256183A Pending JP2000085545A (ja) 1998-09-10 1998-09-10 自動車窓ガラスの凍結溶融・乾燥方法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012061947A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Takumasa Watanabe 電気自動車用防曇・空調システムの受電装置
CN103552548A (zh) * 2013-11-18 2014-02-05 何思娇 一种汽车挡风玻璃除雾装置
JP2015039950A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 アイシン精機株式会社 車両用洗浄システム
CN108382175A (zh) * 2018-03-27 2018-08-10 张存达 一种冬夏两用自动化霜遮阳挡

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CN103552548A (zh) * 2013-11-18 2014-02-05 何思娇 一种汽车挡风玻璃除雾装置
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