JP2000081168A - パイプ取付け具 - Google Patents
パイプ取付け具Info
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- JP2000081168A JP2000081168A JP10333985A JP33398598A JP2000081168A JP 2000081168 A JP2000081168 A JP 2000081168A JP 10333985 A JP10333985 A JP 10333985A JP 33398598 A JP33398598 A JP 33398598A JP 2000081168 A JP2000081168 A JP 2000081168A
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- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一対のパイプ取付け部材によってパイプを抱
持し、そのパイプ取付け部材をブラケットに固定するよ
うにしたパイプ取付け具において、ブラケットとの固定
に用いるボルト・ナットを作業中に取り落としやすい不
都合を解消することである。 【解決手段】 一対のパイプ取付け部材1の各取付け部
7の対向面に凹面部14を設け、一方の凹面部14にボ
ルト3を回転自在かつ分離不能に取付け、他方の凹面部
14にナット4を回転自在かつ分離不能に取り付けた構
成とした。
持し、そのパイプ取付け部材をブラケットに固定するよ
うにしたパイプ取付け具において、ブラケットとの固定
に用いるボルト・ナットを作業中に取り落としやすい不
都合を解消することである。 【解決手段】 一対のパイプ取付け部材1の各取付け部
7の対向面に凹面部14を設け、一方の凹面部14にボ
ルト3を回転自在かつ分離不能に取付け、他方の凹面部
14にナット4を回転自在かつ分離不能に取り付けた構
成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の縦樋、各
種プラントの配管等のパイプを建造物に取り付けるため
に用いられるパイプ取付け具に関するものである。
種プラントの配管等のパイプを建造物に取り付けるため
に用いられるパイプ取付け具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパイプ取付け具として知
られているものを図12に示す。図示のパイプ取付け具
は、一対のパイプ取付け部材1、壁等に固定されるブラ
ケット2及び各二対のボルト3とナット4により構成さ
れる。
られているものを図12に示す。図示のパイプ取付け具
は、一対のパイプ取付け部材1、壁等に固定されるブラ
ケット2及び各二対のボルト3とナット4により構成さ
れる。
【0003】上記のパイプ取付け部材1は、半円形のパ
イプ抱持部5を有し、両方のパイプ抱持部5により一つ
の輪が形成されるように、各パイプ抱持部5の一端相互
間にヒンジ6を設け、そのヒンジ6により各パイプ取付
け部材1を屈曲自在に連結している。また、上記のパイ
プ抱持部5の他端にそれぞれ平板状の取付け部7が形成
され、各取付け部7に2箇所のボルト穴8が設けられ
る。
イプ抱持部5を有し、両方のパイプ抱持部5により一つ
の輪が形成されるように、各パイプ抱持部5の一端相互
間にヒンジ6を設け、そのヒンジ6により各パイプ取付
け部材1を屈曲自在に連結している。また、上記のパイ
プ抱持部5の他端にそれぞれ平板状の取付け部7が形成
され、各取付け部7に2箇所のボルト穴8が設けられ
る。
【0004】ブラケット2は、固定板9とその片面に突
設された支持板11とからなり、その固定板9に取付け
穴12が設けられ、また支持板11に水平方向の長穴1
3が設けられる。上記の長穴13は前記の2箇所のボル
ト穴8と対向する大きさに形成される。
設された支持板11とからなり、その固定板9に取付け
穴12が設けられ、また支持板11に水平方向の長穴1
3が設けられる。上記の長穴13は前記の2箇所のボル
ト穴8と対向する大きさに形成される。
【0005】上記のパイプ取付け具は、ブラケット2の
固定板9をパイプを配管する付近の建造物の壁等に固定
し、パイプの周りに各パイプ取付け部材1のパイプ抱持
部5を添わせると共に、各取付け部7を支持板11の両
側面に当てて挟持せしめ、各取付け部7のボルト穴8
と、支持板11の長穴13にボルト3を挿通し、ナット
4により締結固定することにより取付けられる。
固定板9をパイプを配管する付近の建造物の壁等に固定
し、パイプの周りに各パイプ取付け部材1のパイプ抱持
部5を添わせると共に、各取付け部7を支持板11の両
側面に当てて挟持せしめ、各取付け部7のボルト穴8
と、支持板11の長穴13にボルト3を挿通し、ナット
4により締結固定することにより取付けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のパイプ取付け具
は、上述のようにパイプを取付ける際に、パイプの周り
に沿わせた一対のパイプ取付け部材1を支持しながら、
ボルト3をボルト穴8と長穴13に挿通し、ナット4を
レンチ等で締結固定しなければならず、甚だ面倒な作業
となる。そのために作業能率の向上が図り難く、場合に
よってはボルト3やナット4を取り落とすことがある。
は、上述のようにパイプを取付ける際に、パイプの周り
に沿わせた一対のパイプ取付け部材1を支持しながら、
ボルト3をボルト穴8と長穴13に挿通し、ナット4を
レンチ等で締結固定しなければならず、甚だ面倒な作業
となる。そのために作業能率の向上が図り難く、場合に
よってはボルト3やナット4を取り落とすことがある。
【0007】そこで、この発明は取付け作業が簡便に行
なえるパイプ取付け具を提供するこを課題とする。
なえるパイプ取付け具を提供するこを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の課題を
解決するために、一対のパイプ取付け部材にそれぞれ半
円形のパイプ抱持部を形成し、上記パイプ抱持部を向き
合わせると共にその一端相互を屈曲自在に連結し、上記
各パイプ抱持部の他端に取付け部を形成し、上記各取付
け部によりブラケットの一部を挟持せしめボルトとナッ
トにより固定するようにしたパイプ取付け具において、
上記ボルトとナットの両方又はいずれか一方を上記取付
け部に分離不能に取り付けた構成とした。
解決するために、一対のパイプ取付け部材にそれぞれ半
円形のパイプ抱持部を形成し、上記パイプ抱持部を向き
合わせると共にその一端相互を屈曲自在に連結し、上記
各パイプ抱持部の他端に取付け部を形成し、上記各取付
け部によりブラケットの一部を挟持せしめボルトとナッ
トにより固定するようにしたパイプ取付け具において、
上記ボルトとナットの両方又はいずれか一方を上記取付
け部に分離不能に取り付けた構成とした。
【0009】上記各取付け部の対向面にプレスによって
凹面部を設け、そのプレスによる膨出部を反対面に設
け、上記凹面部を設けた各取付け部において上記のボル
ト及びナットを結合する構成をとることができる。
凹面部を設け、そのプレスによる膨出部を反対面に設
け、上記凹面部を設けた各取付け部において上記のボル
ト及びナットを結合する構成をとることができる。
【0010】上記のボルトを上記の取付け部に分離不能
に取り付ける手段を、該ボルトの脚部に抜止め用のつば
を設けることにより形成し、上記凹面部間の距離を、上
記ボルトの抜止め用のつばとボルト頭部間の距離より大
きく設定した構成をとることができる。
に取り付ける手段を、該ボルトの脚部に抜止め用のつば
を設けることにより形成し、上記凹面部間の距離を、上
記ボルトの抜止め用のつばとボルト頭部間の距離より大
きく設定した構成をとることができる。
【0011】上記のナットを上記の取付け部に分離不能
に取り付ける手段を、該ナットの締付け座面にそのねじ
穴と同軸でかつ上記のボルトの脚部が貫通しうる筒部を
設け、該筒部を上記取付け部に貫通せしめてその先端に
抜止め用つばを設けて形成した構成をとることができ
る。
に取り付ける手段を、該ナットの締付け座面にそのねじ
穴と同軸でかつ上記のボルトの脚部が貫通しうる筒部を
設け、該筒部を上記取付け部に貫通せしめてその先端に
抜止め用つばを設けて形成した構成をとることができ
る。
【0012】上記のブラケットを、建造物に固定される
固定板と、その片面に突設された支持板とにより構成
し、上記支持板の両側面を前記各取付け部の凹面部周辺
の対向面間で挟持せしめ、該支持板に前記ボルトの抜止
め用のつばが通過できる穴を設けた構成をとることがで
きる。
固定板と、その片面に突設された支持板とにより構成
し、上記支持板の両側面を前記各取付け部の凹面部周辺
の対向面間で挟持せしめ、該支持板に前記ボルトの抜止
め用のつばが通過できる穴を設けた構成をとることがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
図面に基づいて説明する。図1に示すように、第1実施
形態のパイプ支持具は従来と同様に、一対のパイプ取付
け部材1、壁等に固定されるブラケット2及び二対のボ
ルト3とナット4により構成される。
図面に基づいて説明する。図1に示すように、第1実施
形態のパイプ支持具は従来と同様に、一対のパイプ取付
け部材1、壁等に固定されるブラケット2及び二対のボ
ルト3とナット4により構成される。
【0014】上記のパイプ取付け部材1は、半円形のパ
イプ抱持部5を有し、両方のパイプ抱持部5により一つ
の輪が形成されるように、各パイプ抱持部5の一端相互
間に連結部としてのヒンジ6を設け、そのヒンジ6によ
り各パイプ取付け部材1を屈曲自在に連結している。ま
た、上記のパイプ抱持部5の他端にそれぞれ取付け部7
が形成される。
イプ抱持部5を有し、両方のパイプ抱持部5により一つ
の輪が形成されるように、各パイプ抱持部5の一端相互
間に連結部としてのヒンジ6を設け、そのヒンジ6によ
り各パイプ取付け部材1を屈曲自在に連結している。ま
た、上記のパイプ抱持部5の他端にそれぞれ取付け部7
が形成される。
【0015】上記の各パイプ取付け部材1の取付け部7
の対向面には、その中央部に四角形の凹面部14が対向
面から反対側へプレスによる打ち出しにより形成され、
反対面に膨出部14’が形成される。上記の各取付け部
7の凹面部14(反対面では膨出部14’)の部分に長
さ方向に並んだ2箇所の穴15(図2参照)が設けられ
る。
の対向面には、その中央部に四角形の凹面部14が対向
面から反対側へプレスによる打ち出しにより形成され、
反対面に膨出部14’が形成される。上記の各取付け部
7の凹面部14(反対面では膨出部14’)の部分に長
さ方向に並んだ2箇所の穴15(図2参照)が設けられ
る。
【0016】上記一方の取付け部7の各穴15にそれぞ
れボルト3が挿通される。ボルト3は穴15に挿通した
後、脚部10の途中にかしめ加工を加えることにより、
抜止め用のつば16が形成される。ボルト3はそのつば
16とボルト頭部20との間で自由に回転し、また軸方
向に移動することができるが、離脱することはできな
い。
れボルト3が挿通される。ボルト3は穴15に挿通した
後、脚部10の途中にかしめ加工を加えることにより、
抜止め用のつば16が形成される。ボルト3はそのつば
16とボルト頭部20との間で自由に回転し、また軸方
向に移動することができるが、離脱することはできな
い。
【0017】また、ナット4は、その締付け座面にねじ
穴と同軸の筒部17が設けられる。筒部17はボルト3
が挿通し得る内径を有するように形成され、その筒部1
7を他方の取付け部7の穴15に挿通した後、その先端
にかしめ加工を施すことにより、抜止め用のつば18が
形成される。ナット4はその筒部17の部分で自由に回
転揺動することができるが、離脱することはできない。
穴と同軸の筒部17が設けられる。筒部17はボルト3
が挿通し得る内径を有するように形成され、その筒部1
7を他方の取付け部7の穴15に挿通した後、その先端
にかしめ加工を施すことにより、抜止め用のつば18が
形成される。ナット4はその筒部17の部分で自由に回
転揺動することができるが、離脱することはできない。
【0018】ブラケット2は、固定板9とその片面に突
設された支持板11とからなり、その固定板9に取付け
穴12が設けられ、また支持板11に水平方向の長穴1
3が設けられる。上記の長穴13は前記の2箇所のボル
ト穴15を含む範囲に形成され、かつその幅は前述の穴
15の内径より大であり、かつボルト3のつば16が自
由に通過できる大きさである(図3参照)。
設された支持板11とからなり、その固定板9に取付け
穴12が設けられ、また支持板11に水平方向の長穴1
3が設けられる。上記の長穴13は前記の2箇所のボル
ト穴15を含む範囲に形成され、かつその幅は前述の穴
15の内径より大であり、かつボルト3のつば16が自
由に通過できる大きさである(図3参照)。
【0019】第1実施形態のパイプ取付け具は以上の如
きものであり、ブラケット2の固定板9を取付けボルト
19(図4、図5参照)により建造物の壁等に固定す
る。次に両方のパイプ取付け部材1の取付け部7側を大
きく開放して、パイプ21のまわりに添わせ、そのパイ
プ抱持部5によりパイプ21を両側から抱持する。
きものであり、ブラケット2の固定板9を取付けボルト
19(図4、図5参照)により建造物の壁等に固定す
る。次に両方のパイプ取付け部材1の取付け部7側を大
きく開放して、パイプ21のまわりに添わせ、そのパイ
プ抱持部5によりパイプ21を両側から抱持する。
【0020】しかるのちに、各ボルト3をブラケット2
の支持板11の長穴13に挿通すると共に、各ナット4
に螺合させる。ボルト3とナット4を強固に締結する
と、各取付け部7の凹面部14の周りの対向面がそれぞ
れ支持板11を両側から強く挟持する。
の支持板11の長穴13に挿通すると共に、各ナット4
に螺合させる。ボルト3とナット4を強固に締結する
と、各取付け部7の凹面部14の周りの対向面がそれぞ
れ支持板11を両側から強く挟持する。
【0021】ボルト3をナット4に螺合する際、ボルト
3は螺合前においては、ナット4との螺合距離a以上に
後退しなければならない。この時つば16が取付け部7
の内面と干渉しないようにするため、つば16とボルト
頭部21との距離bは螺合距離aより大きくなるように
設定される。また両方の凹面部14間の距離cは上記の
距離bより大きく設定され、ボルト3の移動を妨げない
ようにしている。
3は螺合前においては、ナット4との螺合距離a以上に
後退しなければならない。この時つば16が取付け部7
の内面と干渉しないようにするため、つば16とボルト
頭部21との距離bは螺合距離aより大きくなるように
設定される。また両方の凹面部14間の距離cは上記の
距離bより大きく設定され、ボルト3の移動を妨げない
ようにしている。
【0022】上記のボルト3とナット4とを螺合締結す
る際、ボルト3もナット4もそれぞれ取付け部7に分離
不能に取付けられているので、作業中これらを取り落と
すことがない。
る際、ボルト3もナット4もそれぞれ取付け部7に分離
不能に取付けられているので、作業中これらを取り落と
すことがない。
【0023】なお、上記の長穴13の代わりに、各ボル
ト4ごとにこれが自由に挿通しうる丸穴を形成してもよ
い。また、前記のパイプ21としては、建物の縦樋、電
線や通信線のケーブル管、ガス管、その他各種プラント
の配管等がある。
ト4ごとにこれが自由に挿通しうる丸穴を形成してもよ
い。また、前記のパイプ21としては、建物の縦樋、電
線や通信線のケーブル管、ガス管、その他各種プラント
の配管等がある。
【0024】上記のボルト3の抜止め用つば16は、図
6に示すように、ボルト3の脚部10を先端部のネジ部
10aと軸部10bに分け、その軸部10bの先端にプ
レスによって設けるようにしてもよい。
6に示すように、ボルト3の脚部10を先端部のネジ部
10aと軸部10bに分け、その軸部10bの先端にプ
レスによって設けるようにしてもよい。
【0025】また、ナット4は、図7に示すように、そ
の抜止め用つば18を凹面部14に強くかしめることに
より、回転不可能に固定してもよい。
の抜止め用つば18を凹面部14に強くかしめることに
より、回転不可能に固定してもよい。
【0026】次に、図8、図9に示した第2実施形態
は、基本的には前記の第1実施形態(図2参照)と同一
であるが、ボルト3が取付け部7から分離可能な構造で
ある点で相違している。即ち、ボルト3は通常の形態を
なしており、その脚部10を穴15に抜き差し自在に挿
通している。その他の構成は図2の場合と同じである。
は、基本的には前記の第1実施形態(図2参照)と同一
であるが、ボルト3が取付け部7から分離可能な構造で
ある点で相違している。即ち、ボルト3は通常の形態を
なしており、その脚部10を穴15に抜き差し自在に挿
通している。その他の構成は図2の場合と同じである。
【0027】この場合は、ナット4は取付け部7に分離
不能に取付けられているので、ボルト3とナット4を作
業中に取り落とす可能性は、両方共分離可能である従来
の場合に比べ、確率的に半分に減少する。
不能に取付けられているので、ボルト3とナット4を作
業中に取り落とす可能性は、両方共分離可能である従来
の場合に比べ、確率的に半分に減少する。
【0028】図10、図11に示した第3実施形態は、
これも基本的には第1実施形態と同一であるが、ナット
4が取付け部7から分離可能な構造である点で相違して
いる。即ち、ナット4は通常の形態をなしており、ボル
ト3と螺合されることにより取付けられる。この場合、
ボルト3は取付け部7に分離不能に取付けられているの
で、ボルト3とナット4を取り落とす可能性は、上記の
場合と同様に確率的に半分に減少する。
これも基本的には第1実施形態と同一であるが、ナット
4が取付け部7から分離可能な構造である点で相違して
いる。即ち、ナット4は通常の形態をなしており、ボル
ト3と螺合されることにより取付けられる。この場合、
ボルト3は取付け部7に分離不能に取付けられているの
で、ボルト3とナット4を取り落とす可能性は、上記の
場合と同様に確率的に半分に減少する。
【0029】
【発明の効果】この発明は以上のように、パイプ取付け
部材に予めボルトとナットの両方又はいずれか一方を分
離不能に取付けたものであるから、取付け作業が簡便化
されて作業能率が向上すると共に、作業中にボルトやナ
ットを取り落とす危険性が減少する。
部材に予めボルトとナットの両方又はいずれか一方を分
離不能に取付けたものであるから、取付け作業が簡便化
されて作業能率が向上すると共に、作業中にボルトやナ
ットを取り落とす危険性が減少する。
【図1】第1実施形態の分解斜視図
【図2】同上の一部断面図
【図3】図2のIII −III 線の断面図
【図4】同上の取付けた状態の平面図
【図5】同上の取付けた状態の側面図
【図6】同上の変形例の一部断面図
【図7】同上の他の変形例断面図
【図8】第2実施形態の分解斜視図
【図9】同上の一部断面図
【図10】第3実施形態の分解斜視図
【図11】同上の一部断面図
【図12】従来例の分解斜視図
1 パイプ取付け部材 2 ブラケット 3 ボルト 4 ナット 5 パイプ抱持部 6 ヒンジ 7 取付け部 8 ボルト穴 9 固定板 10 脚部 11 支持板 12 取付け穴 13 長穴 14 凹面部 14’ 膨出部 15 穴 16 つば 17 筒部 18 つば 19 取付けボルト 20 ボルト頭部 21 パイプ
Claims (5)
- 【請求項1】 一対のパイプ取付け部材にそれぞれ半円
形のパイプ抱持部を形成し、上記パイプ抱持部を向き合
わせると共にその一端相互を屈曲自在に連結し、上記各
パイプ抱持部の他端に取付け部を形成し、上記各取付け
部によりブラケットの一部を挟持せしめボルトとナット
により固定するようにしたパイプ取付け具において、上
記ボルトとナットの両方又はいずれか一方を上記取付け
部に分離不能に取り付けたことを特徴とするパイプ取付
け具。 - 【請求項2】 上記各取付け部の対向面にプレスによっ
て凹面部を設け、そのプレスによる膨出部を反対面に設
け、上記凹面部を設けた各取付け部において上記のボル
ト及びナットを結合することを特徴とする請求項1に記
載のパイプ取付け具。 - 【請求項3】 上記のボルトを上記の取付け部に分離不
能に取り付ける手段を、該ボルトの脚部に抜止め用のつ
ばを設けることにより形成し、上記凹面部間の距離を、
上記ボルトの抜止め用のつばとボルト頭部間の距離より
大きく設定したことを特徴とする請求項1又は2に記載
のパイプ取付け具。 - 【請求項4】 上記のナットを上記の取付け部に分離不
能に取り付ける手段を、該ナットの締付け座面にそのね
じ穴と同軸でかつ上記のボルトの脚部が貫通しうる筒部
を設け、該筒部を上記取付け部に貫通せしめてその先端
に抜止め用つばを設けて形成したことを特徴とする請求
項1から3のいずれかに記載のパイプ取付け具。 - 【請求項5】 上記のブラケットを、建造物に固定され
る固定板と、その片面に突設された支持板とにより構成
し、上記支持板の両側面を前記各取付け部の凹面部周辺
の対向面間で挟持せしめ、該支持板に前記ボルトの抜止
め用のつばが通過できる穴を設けたことを特徴とする請
求項1から4のいずれかに記載のパイプ取付け具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10333985A JP2000081168A (ja) | 1998-07-06 | 1998-11-25 | パイプ取付け具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-190457 | 1998-07-06 | ||
JP19045798 | 1998-07-06 | ||
JP10333985A JP2000081168A (ja) | 1998-07-06 | 1998-11-25 | パイプ取付け具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000081168A true JP2000081168A (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=26506098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10333985A Pending JP2000081168A (ja) | 1998-07-06 | 1998-11-25 | パイプ取付け具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000081168A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020052530A (ko) * | 2000-12-26 | 2002-07-04 | 이계안 | 시작 차량의 부품 조립용 지그장치 |
KR100938778B1 (ko) * | 2009-04-08 | 2010-01-27 | 주식회사 비앤아이 | 배관설치용 행거 |
JP2010031940A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-02-12 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 配管振止め装置 |
JP2019100100A (ja) * | 2017-12-04 | 2019-06-24 | 株式会社オーティス | パイプ抱持バンド取付具 |
CN113108131A (zh) * | 2021-04-13 | 2021-07-13 | 徐州徐工挖掘机械有限公司 | 一种片式硬管管夹及配置可调的组合式片式硬管管夹 |
-
1998
- 1998-11-25 JP JP10333985A patent/JP2000081168A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020052530A (ko) * | 2000-12-26 | 2002-07-04 | 이계안 | 시작 차량의 부품 조립용 지그장치 |
JP2010031940A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-02-12 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 配管振止め装置 |
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