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JP2006336676A - ボルトに結合されたナットが離脱しないようにしたクランプ - Google Patents

ボルトに結合されたナットが離脱しないようにしたクランプ Download PDF

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JP2006336676A
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idling
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大虎 宋
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Abstract

【課題】 クランプに設けたボルトに螺合したナットがねじ部から外れても脱落してしまうおそれを防止し、締め作業をするときにナットを捻付ける作業を便利にして作業効率を高められるようにしたクランプを提供する。
【解決手段】 クランプ本体1の一端に締め蓋2の一端をヒンジ軸3で連結し、本体の他端にボルト4の連結部4aをヒンジ軸5で連結し、ボルトのねじ部4bを締め蓋の連結溝2bに挟んでナット6で固定できるクランプにおいて、ボルトのねじ部4bの先端側に長さ方向に空回転軸部401を延設し、その先端側にボルトのねじ部の外径よりは大きく、ナットの外形よりは小さい離脱防止部402を形成し、ボルトのねじ部に結合されたナットがボルトから脱落しないようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クランプに関し、詳しくは、建築工事現場で足場部材を結束したり、産業現場で各種部材を連結する際に使う各種のクランプであって、ボルトに結合されるナットがねじ部から外れてもボルトから脱落しないようにしたクランプに関する。
従来の各種クランプは、クランプ本体と締め蓋間にボルトを架設し、ナットで締結するように構成されているので、締結したクランプを解体する際に、電動工具をもって外すと、ナットに作用する回転慣性によってナットがボルトから外れた上に、脱落してしまうものであった。それ故に再度クランプを締める際には新しいナットを挟み込まなければので、ナットの損失が多く、維持費用が増加するという問題もあった。これを防止するとすれば作業を控え目にする外なく、作業効率が低下してしまうことになるものであった。
本発明は、前記のような従来の問題点を解決するために案出されたもので、クランプに設置されたボルトの先にナットの離脱防止装置を設け、ナットがボルトのねじ部から外れても完全に外部に脱落しないようにして、ナットがボルトから抜けてしまうというおそれを防止し、締付け作業をする際にナットをねじ付ける作業を便利にして、作業効率を高め得るようにしたものである。
上記課題を解決するために、本発明は、クランプ本体の一端に締め蓋の一端をヒンジ軸で連結し、本体の他端にボルトの連結部をヒンジ軸で連結してなる構成を有し、ボルトのねじ部を締め蓋の例えば締め溝に挟んでナットで固定し、或いはクランプ本体の開放部にボルトとナットを備えさせるようにしたクランプにおいて、上記ボルトのねじ部の先端側に長さ方向に沿う一定長さの空回転軸部を延設し、その先端側にボルトのねじ部の外径より大きく、ナットの外形よりは小さい離脱防止部を形成し、ねじ部に結合されたナットがボルトのねじ部の先から外部へ離脱しないようにクランプを構成し、ボルトに結合されたナットが離脱しないようにしたことを特徴とするものである。
上記離脱防止部は、空回転軸部の先端部を拡大して鍔状の突出形態として形成することができる。また、上記離脱防止部は、空回転軸部の先に環状凹溝を周設し、ここにスナップリングを装着して形成することができ、或いは、空回転軸部の先端側に孔を穿設し、鍔体を螺合、リベット止めなどして固着して形成することもでき、或いはまた、空回転軸部の先端部に孔を穿設し、安全ピンなどのピン体を挿着するなどして止着して形成することもできる。
このように本発明は、ボルトのねじ部の外側に一定長さの空回転軸部が延設され、その外側に離脱防止部が形成されており、離脱防止部は外形がボルトのねじ部の外径よりは大きく、ナットの外形よりも小さい条件を持っており、ボルトのねじ部にねじ付けられたナットがねじ部から外されても、空回転軸部に留まりながら外部へは離脱することがない。また、電動工具のレンチ溝にナットを結合してナットを回転させる時に離脱防止部が電動工具とナットの結合を妨害しないので、クランプの着脱作業において電動工具を用いて安全にナットの締め付け取り外しを行い、螺合操作を行うことができ、効率的な作業を可能にする。
しかも、ねじ部から外れたナットはねじ部外側の空回転軸部に留まって待機状態にあり、外部へ脱落することがないので、ナットを紛失するおそれもなくなり、次の作業の時にボルトのねじ部にナットを結合する作業が迅速かつ容易に行えることになり、クランプ締結作業が迅速かつ便利になる。また、クランプ用途に応じて適切で多様に実施することができ、種々クランプに効果的に適用することができる利点がある。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面によって説明する。
図1〜図3は本発明の第一の実施例を示し、図1は、本発明を足場用クランプに実施した斜視図で、図2は図1の締結状態を示す半断面の側面図、図3はボルト部分の拡大図である。図4,5は第二に実施例を、図6,7は第三の実施例を、図8は第四の実施例をそれぞれ示している。なお、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
図1、図2に示したクランプは一例であって、足場を組み立てるパイプを縦横に締結する適宜構成を有し、クランプ本体1の一端1aと締め蓋2の一端2aとをパイプを挟持可能なようにヒンジ軸3で枢着し、これらを上下に90°角度を変えて連結したものとして示してある。クランプ本体1の他端1bにはボルト4のヒンジ軸5を枢着してあり、締め蓋2の他端には上記ボルトを挿通可能な連結溝2bを形成してある。ボルト4はその一端部を連結部4aとし、他端に向かって雄ねじ部4bを形成してあり、連結部4aが枢着された上記ヒンジ軸5に軸止されて、回転可能に装着され、ボルトの先端方向が上記連結溝2bに嵌め込み可能となっている。
なお、図9に示したクランプは別の一例の締結用クランプを示してある。
而して、第一の実施例において、本発明に係る離脱防止部は、ボルト4のねじ部4bの先端を該ねじ部よりも細径の柱状に延設して、空回転軸部401を適宜長さに形成し、好ましくはナット6の厚み(長さ)分前後の長さに形成し、その先端側に、ボルトのねじ部4bの外径より大きく、ナット6の外形(6角ナットであれば6角外面に対する内接円)よりは小さい形状の鍔状体を突出形成し、これを離脱防止部402としてなっている。
上記構成のクランプによれば、電動工具を用いてナット6をボルト4に対して締め付け或いは解放することができ、工具を開放操作して、ナット6がボルトのねじ部4bから外れても、離脱防止部402に係止されるので、ナット6は空回転軸部401に対して遊嵌状態となっても、ボルト4からは外れることがない。締め付け操作を受ければ、ナットの雌ねじ部が同軸にあるボルトのねじ部に簡単に螺合することになる。
図10は、上記ボルト4とナット6の螺合状態を断面視で示してある
図4,図5は第二の実施例を示しており、ボルト4の先端側に延設した空回転軸部401の先端部に、環状凹溝401aを周設し、ここに外形が上記離脱防止部402のような規格のスナップリング402aを嵌め付けて離脱防止部としてある。
図6,図7は第三の実施例を示しており、空回転軸部401の先端面中央に固定孔401bを穿設し、外形が上記離脱防止部402のような規格の円板402bを当接し、リベット402c、ねじなどで固定して離脱防止部としてある。
図8は第四の実施例を示しており、空回転軸部401の先端部に軸に交叉する貫通した孔401cを穿設し、外形が上記離脱防止部402の外形内に収まるような規格の安全ピンなどのピン体403を挿着して離脱防止部としてある。
本発明を足場用クランプに適用した第一の実施例を示す斜視図である。 図1の締結状態を示す半断面の側面図である。 図2のボルト部分の拡大断面図である。 第二の実施例を示し、図3と同様のボルト部分の断面図である。 図4の離脱防止部を示す部分斜視図である。 第三の実施例を示し、図3と同様のボルト部分の断面図である。 図6の離脱防止部を示す部分斜視図である。 第四の実施例を示し、図3と同様のボルト部分の断面図である。 別の一例を示す締結クランプの斜視図である。 本発明に係るボルトとナットの断面図である。
符号の説明
1 クランプ本体、 1a 一端、 1b 他端、
2 締め蓋、 2a 一端、 2b 連結溝、
3 ヒンジ軸、 4 ボルト、 4a 連結部、 4b ねじ部、
5 ヒンジ軸、 6 ナット、
401 空回転軸部、 402 離脱防止部、
401a 環状凹部、 401b 固定孔、 401c 孔、
402a スナップリング、 402b 円板、 402c リベット、
403 ピン体

Claims (5)

  1. クランプ本体の一端に締め蓋の一端をヒンジ軸で連結し、本体の他端にボルトの連結部をヒンジ軸で連結してなる構成を有し、ボルトのねじ部を締め蓋に挟んでナットで固定し或いはクランプ本体の開放部にボルトとナットを備えさせるようにしたクランプにおいて、上記ボルトのねじ部の先端側に長さ方向に沿う空回転軸部を延設し、その先端側にボルトのねじ部の外径より大きく、ナットの外形よりは小さい離脱防止部を形成し、ねじ部に結合されたナットがボルトのねじ部の先から外部へ離脱しないようにしてなるボルトに結合されたナットが離脱しないようにしたクランプ。
  2. 離脱防止部は、空回転軸部の先端部を拡大して鍔状の突出形態として形成した請求項1に記載のボルトに結合されたナットが離脱しないようにしたクランプ。
  3. 離脱防止部は、空回転軸部の先に環状凹溝を周設し、ここにスナップリングを装着して形成した請求項1に記載のボルトに結合されたナットが離脱しないようにしたクランプ。
  4. 離脱防止部は、空回転軸部の先端側に孔を穿設し、鍔体を螺合、リベット止めなどして固着して形成した請求項1に記載のボルトに結合されたナットが離脱しないようにしたクランプ。
  5. 離脱防止部は、空回転軸部の先端部に孔を穿設し、安全ピンなどのピン体を挿着などして止着して形成した請求項1に記載のボルトに結合されたナットが離脱しないようにしたクランプ。
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