JP2000078162A - Atm交換装置 - Google Patents
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 17
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- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000006978 adaptation Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L49/00—Packet switching elements
- H04L49/30—Peripheral units, e.g. input or output ports
- H04L49/3081—ATM peripheral units, e.g. policing, insertion or extraction
- H04L49/309—Header conversion, routing tables or routing tags
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/54—Store-and-forward switching systems
- H04L12/56—Packet switching systems
- H04L12/5601—Transfer mode dependent, e.g. ATM
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L45/00—Routing or path finding of packets in data switching networks
- H04L45/74—Address processing for routing
- H04L45/745—Address table lookup; Address filtering
- H04L45/7453—Address table lookup; Address filtering using hashing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ATM交換装置で、VPルーティングとVC
ルーティングの中間の状態の出現を可能にすることによ
ってルーティングに多様な変化を与える。 【解決手段】 VPI/VCI変換部を入力VPI/V
CI変換部と出力VPI/VCI変換部に分け、入力V
PI/VCI変換部は入力VPI/VCIを入力して出
力ポート情報、マスクビット長、内部VPI/VCIを
出力し、内部VPI/VCIとマスクビット長とは出力
ポート情報の指示する出力ポートに送られ、その出力ポ
ートでマスクビット長の指示するマスクビットが生成さ
れ、内部VPI/VCIは出力VPI/VCI変換部に
入力され、内部VPI/VCI中マスクビットでマスク
されるビットは無視されて変換された後、出力VPI/
VCI変換部の出力ビットと内部VPI/VCIのビッ
トとがマスクビットにより選択されて出力VPI/VC
Iを構成する。
ルーティングの中間の状態の出現を可能にすることによ
ってルーティングに多様な変化を与える。 【解決手段】 VPI/VCI変換部を入力VPI/V
CI変換部と出力VPI/VCI変換部に分け、入力V
PI/VCI変換部は入力VPI/VCIを入力して出
力ポート情報、マスクビット長、内部VPI/VCIを
出力し、内部VPI/VCIとマスクビット長とは出力
ポート情報の指示する出力ポートに送られ、その出力ポ
ートでマスクビット長の指示するマスクビットが生成さ
れ、内部VPI/VCIは出力VPI/VCI変換部に
入力され、内部VPI/VCI中マスクビットでマスク
されるビットは無視されて変換された後、出力VPI/
VCI変換部の出力ビットと内部VPI/VCIのビッ
トとがマスクビットにより選択されて出力VPI/VC
Iを構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(Asynchro
nous Transfer Mode)交換装置に関するものである。
nous Transfer Mode)交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ATM交換装置によるコネクションレス
(connectionless)通信には、PVC(Permanent Virt
ual Connection:相手先固定接続)とSVC(Switched
Virtual Connection :相手先選択接続)がある。1つ
の発信端末から1つの着信端末へ伝送すべきデータが連
続して相当多量に存在する場合は、その発信端末とその
着信端末との間にPVCを構成して専用回線のようにデ
ータ伝送に使用するが、そのPVCで伝送されるデータ
が途絶えるような場合は、資源の有効利用の見地から当
該PVCを開放しなければならない。
(connectionless)通信には、PVC(Permanent Virt
ual Connection:相手先固定接続)とSVC(Switched
Virtual Connection :相手先選択接続)がある。1つ
の発信端末から1つの着信端末へ伝送すべきデータが連
続して相当多量に存在する場合は、その発信端末とその
着信端末との間にPVCを構成して専用回線のようにデ
ータ伝送に使用するが、そのPVCで伝送されるデータ
が途絶えるような場合は、資源の有効利用の見地から当
該PVCを開放しなければならない。
【0003】PVCの設定と開放とは人手によって行わ
れるので、大規模なネットワークで設定と開放とをしば
しば実行することは現実的ではない。従って、PVC
は、1つの発信端末から1つの着信端末へ伝送すべきデ
ータが長期間に渡り連続して多量に存在する場合にだけ
使用される。SVC接続は、接続を確立するための手続
きが複雑で時間がかかるという問題がある。1つの発信
端末から1つの着信端末へ伝送すべき一連のデータが相
当な時間連続して存在する場合は、その一連のデータの
最初のデータに対してだけ、SVC接続の手続きを行
い、その後はSVC接続の手続き済みの一連のデータで
あることを確認するだけで、当該一連のデータの最後の
データが到来するまでは、先に手続きを済ませたSVC
接続をそのまま利用することで、SVC接続の手続きに
要する時間を省略する。
れるので、大規模なネットワークで設定と開放とをしば
しば実行することは現実的ではない。従って、PVC
は、1つの発信端末から1つの着信端末へ伝送すべきデ
ータが長期間に渡り連続して多量に存在する場合にだけ
使用される。SVC接続は、接続を確立するための手続
きが複雑で時間がかかるという問題がある。1つの発信
端末から1つの着信端末へ伝送すべき一連のデータが相
当な時間連続して存在する場合は、その一連のデータの
最初のデータに対してだけ、SVC接続の手続きを行
い、その後はSVC接続の手続き済みの一連のデータで
あることを確認するだけで、当該一連のデータの最後の
データが到来するまでは、先に手続きを済ませたSVC
接続をそのまま利用することで、SVC接続の手続きに
要する時間を省略する。
【0004】ATM交換装置では一連のデータをセル
(cell)という単位に区切って伝送する。1つのセルは
48バイトの情報フィールドと5バイトのヘッダ(head
er)から構成され、宛先情報などはヘッダに入れられて
いる。従って、48バイトよりも長いデータを伝送する
ときは、48バイト単位に分割し、それぞれ5バイトの
ヘッダを付加し、複数のセルを構成して伝送する。
(cell)という単位に区切って伝送する。1つのセルは
48バイトの情報フィールドと5バイトのヘッダ(head
er)から構成され、宛先情報などはヘッダに入れられて
いる。従って、48バイトよりも長いデータを伝送する
ときは、48バイト単位に分割し、それぞれ5バイトの
ヘッダを付加し、複数のセルを構成して伝送する。
【0005】例えば、特開平6−62038号公報で開
示された発明「ATM交換機のコネクションレス通信装
置」(以下、先行文献1という)では、複数のセルから
構成される一連のデータブロックの開始と終了を監視
し、このデータブロックの開始を指示するセルを検出し
た際にそのセルに含まれる宛先アドレス情報を経路選択
手段に送出し、経路選択手段は入力された宛先アドレス
情報に対応するVPI/VCI情報(VPIはVP識別
子、VCIはVC識別子、VPは仮想パス、VCは仮想
チャネル)を決定して、これをVPI/VCI変換手段
に指示し、VPI/VCI変換手段は入力セルのVPI
/VCIをこの指示されたVPI/VCIに変換して出
力し、このデータブロック終了を指示するセルを検出す
るまでは、VPI/VCI変換手段で同一変換を繰り返
し、経路選択手段におけるVPI/VCI決定の手続き
を省略している。
示された発明「ATM交換機のコネクションレス通信装
置」(以下、先行文献1という)では、複数のセルから
構成される一連のデータブロックの開始と終了を監視
し、このデータブロックの開始を指示するセルを検出し
た際にそのセルに含まれる宛先アドレス情報を経路選択
手段に送出し、経路選択手段は入力された宛先アドレス
情報に対応するVPI/VCI情報(VPIはVP識別
子、VCIはVC識別子、VPは仮想パス、VCは仮想
チャネル)を決定して、これをVPI/VCI変換手段
に指示し、VPI/VCI変換手段は入力セルのVPI
/VCIをこの指示されたVPI/VCIに変換して出
力し、このデータブロック終了を指示するセルを検出す
るまでは、VPI/VCI変換手段で同一変換を繰り返
し、経路選択手段におけるVPI/VCI決定の手続き
を省略している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ATM交換装置全般の
問題として、VPI/VCI変換には膨大なデータの記
憶が必要であるという問題がある。例えば入力VPIが
12ビット、入力VCIが16ビットのVPI/VCI
を出力VPIが12ビット、出力VCIが16ビットの
VPI/VCIに変換するためには、変換テーブルのメ
モリ容量として(2の28乗)×28ビットを必要とす
る。然しながら、実際に使用されメモリはこの容量の内
の一部に過ぎない。従って、実際の使用には差し支えな
いことを保証しながら、変換テーブルのメモリ容量をで
きるだけ少なくする方法が色々と提案されている。
問題として、VPI/VCI変換には膨大なデータの記
憶が必要であるという問題がある。例えば入力VPIが
12ビット、入力VCIが16ビットのVPI/VCI
を出力VPIが12ビット、出力VCIが16ビットの
VPI/VCIに変換するためには、変換テーブルのメ
モリ容量として(2の28乗)×28ビットを必要とす
る。然しながら、実際に使用されメモリはこの容量の内
の一部に過ぎない。従って、実際の使用には差し支えな
いことを保証しながら、変換テーブルのメモリ容量をで
きるだけ少なくする方法が色々と提案されている。
【0007】例えば、特開平5−199256公報で開
示された「ATM交換機」と題する発明(以下、先行文
献2という)では、入力VPI/VCIから出力VPI
/VCIを読み出すテーブルを複数段(m段)の構成と
し、入力VPI/VCIのビットをm分割してm個のビ
ットパターンを作成し、m個のビットパターンのうち第
1のビットパターンを下位ビットとし、その上位ビット
を0とする合成ビットパターンをアドレスとして第1段
のテーブルを読み出して、読み出したデータを第2段の
テーブルを読み出す上位アドレスとし、その下位アドレ
スにはm個のビットパターンのうち第2のビットパター
ンを用い、この合成ビットパターンをアドレスとして第
2段のテーブルを読み出し、このようにして、第m段の
テーブルのデータとして出力VPI/VCIが読み出さ
れるようにしてある。
示された「ATM交換機」と題する発明(以下、先行文
献2という)では、入力VPI/VCIから出力VPI
/VCIを読み出すテーブルを複数段(m段)の構成と
し、入力VPI/VCIのビットをm分割してm個のビ
ットパターンを作成し、m個のビットパターンのうち第
1のビットパターンを下位ビットとし、その上位ビット
を0とする合成ビットパターンをアドレスとして第1段
のテーブルを読み出して、読み出したデータを第2段の
テーブルを読み出す上位アドレスとし、その下位アドレ
スにはm個のビットパターンのうち第2のビットパター
ンを用い、この合成ビットパターンをアドレスとして第
2段のテーブルを読み出し、このようにして、第m段の
テーブルのデータとして出力VPI/VCIが読み出さ
れるようにしてある。
【0008】以上のようにして、必要な出力VPI/V
CIのデータが小容量のメモリ内に記憶できるようにし
てある。入力VPI/VCIのビットパターンに対し
て、出力VPI/VCIのビットパターンがテーブルに
記載されてない場合は、途中段のテーブルから読み出さ
れるデータにアドレスとしては使用できないデータが格
納してある。
CIのデータが小容量のメモリ内に記憶できるようにし
てある。入力VPI/VCIのビットパターンに対し
て、出力VPI/VCIのビットパターンがテーブルに
記載されてない場合は、途中段のテーブルから読み出さ
れるデータにアドレスとしては使用できないデータが格
納してある。
【0009】ネットワークの端点ごとにデータストリー
ム(data strean )を割り当てると、ATM交換網内の
各ノード(node)で保持しなければならない情報が膨大
となるため(端点数をnとするとnの2乗のオーダーで
増加する)、大規模なネットワークに適用するには、同
一の端末へ向かうデータストリームを何らかの方法でま
とめて取り扱う必要がある。データストリームはATM
交換機ではVC(仮想接続)として実現されるのが一般
的である。
ム(data strean )を割り当てると、ATM交換網内の
各ノード(node)で保持しなければならない情報が膨大
となるため(端点数をnとするとnの2乗のオーダーで
増加する)、大規模なネットワークに適用するには、同
一の端末へ向かうデータストリームを何らかの方法でま
とめて取り扱う必要がある。データストリームはATM
交換機ではVC(仮想接続)として実現されるのが一般
的である。
【0010】さらに、先に説明したように、ATM交換
網内ではデータストリームはセル単位に分解して伝送さ
れるので、ATM適応レイヤ5(AAL5:ATM Ad
aptation Layer 5)上でデータを交換する場合、複数の
VCを合流させると元のデータを復元することが出来な
くなるという問題がある。この問題を解決するため、デ
ータブロックごとにキューイング(queuing )を行う方
法なども提案されているが、この方法は、データブロッ
クをパケットとして、実質的にパケット交換を行うもの
であり、ジッタ(jitter)特性が悪化し実時間性の保証
が困難になるという問題がある。
網内ではデータストリームはセル単位に分解して伝送さ
れるので、ATM適応レイヤ5(AAL5:ATM Ad
aptation Layer 5)上でデータを交換する場合、複数の
VCを合流させると元のデータを復元することが出来な
くなるという問題がある。この問題を解決するため、デ
ータブロックごとにキューイング(queuing )を行う方
法なども提案されているが、この方法は、データブロッ
クをパケットとして、実質的にパケット交換を行うもの
であり、ジッタ(jitter)特性が悪化し実時間性の保証
が困難になるという問題がある。
【0011】データストリームをまとめて取り扱うため
のもう一つの方法として、合流させるべきVCに同一の
VPIを割り当て、VPルーティングを行う方法も提案
されているが、VPIとVCIの境界は固定されてお
り、一つのVPには固定的に2の16乗(=6553
6)個のVCを含むため、特定のVCに一つのVPIを
割り当てることは、VCの使用効率が非常に悪くなると
いう問題がある。さらに、ATMセルのヘッダにおいて
はVPIには最大でも12ビットしか割り当てられてな
いため、2の12乗(=4096)までのデータストリ
ームしか取り扱うことが出来ず、大規模なATM交換機
網に適用できないという問題がある。
のもう一つの方法として、合流させるべきVCに同一の
VPIを割り当て、VPルーティングを行う方法も提案
されているが、VPIとVCIの境界は固定されてお
り、一つのVPには固定的に2の16乗(=6553
6)個のVCを含むため、特定のVCに一つのVPIを
割り当てることは、VCの使用効率が非常に悪くなると
いう問題がある。さらに、ATMセルのヘッダにおいて
はVPIには最大でも12ビットしか割り当てられてな
いため、2の12乗(=4096)までのデータストリ
ームしか取り扱うことが出来ず、大規模なATM交換機
網に適用できないという問題がある。
【0012】図2は従来の装置の一例を示すブロック図
で、図において、符号101は入力VPI、符号102
は入力VCI、符号103は出力VPI、符号104は
出力VCIを示し、符号1はVPI/VCI変換部、符
号4はVPルーティングビット(routing bit )生成
部、符号5はVCI選択部をそれぞれ示す。図2に示す
回路は簡単ではあるが、先に説明した先行文献2と類似
した技術的思想に基づいてVPI/VCI変換部1の構
成を簡単化したものである。
で、図において、符号101は入力VPI、符号102
は入力VCI、符号103は出力VPI、符号104は
出力VCIを示し、符号1はVPI/VCI変換部、符
号4はVPルーティングビット(routing bit )生成
部、符号5はVCI選択部をそれぞれ示す。図2に示す
回路は簡単ではあるが、先に説明した先行文献2と類似
した技術的思想に基づいてVPI/VCI変換部1の構
成を簡単化したものである。
【0013】すなわち、入力VPI/VCIから出力V
PI/VCIを生成するのに3段のステップを用い、第
1段のステップでは、入力VPI−101から1ビット
のVPルーティングビットの論理を決定し、第2段のス
テップでは入力VPI/VCIから変換後のVPI/V
CIを決定し、第3段のステップでは出力VCIとし
て、入力VCIか変換後のVCIかの何れかを選択して
いる。
PI/VCIを生成するのに3段のステップを用い、第
1段のステップでは、入力VPI−101から1ビット
のVPルーティングビットの論理を決定し、第2段のス
テップでは入力VPI/VCIから変換後のVPI/V
CIを決定し、第3段のステップでは出力VCIとし
て、入力VCIか変換後のVCIかの何れかを選択して
いる。
【0014】すなわち、入力VPI−101のビットパ
ターンに従ってVPルーティングビット生成部4で論理
「1」か論理「0」のルーティングビットを生成し、V
PI/VCI変換部1において入力VPI/VCIから
変換後のVPI/VCIを生成し、出力VPI−103
としては必ず変換後のVPIを選択し、出力VCI−1
04としてはVPルーティングビットの論理に従って変
換後のVCI又は入力VCI−102の何れかを選択す
る。このように3段のステップで、VPI/VCIの変
換を行うことにより、VPI/VCI変換部1で、入力
VPI/VCIから直接出力VPI/VCIを生成する
よりも、VPI/VCI変換部1が保管すべき変換テー
ブルの容量を縮減することができる。
ターンに従ってVPルーティングビット生成部4で論理
「1」か論理「0」のルーティングビットを生成し、V
PI/VCI変換部1において入力VPI/VCIから
変換後のVPI/VCIを生成し、出力VPI−103
としては必ず変換後のVPIを選択し、出力VCI−1
04としてはVPルーティングビットの論理に従って変
換後のVCI又は入力VCI−102の何れかを選択す
る。このように3段のステップで、VPI/VCIの変
換を行うことにより、VPI/VCI変換部1で、入力
VPI/VCIから直接出力VPI/VCIを生成する
よりも、VPI/VCI変換部1が保管すべき変換テー
ブルの容量を縮減することができる。
【0015】図2の回路は簡単であり、かつVPI/V
CI変換に必要とする時間も短いが、VPI/VCI変
換部1が保持するテーブルの容量を縮減する効果は大き
くない。その理由は、VPルーティングビットの論理に
従って出力VCIとして、入力VCIをそのまま出力す
るか、変換後のVCIをそのまま出力するかという簡単
な変化があるだけだからである。
CI変換に必要とする時間も短いが、VPI/VCI変
換部1が保持するテーブルの容量を縮減する効果は大き
くない。その理由は、VPルーティングビットの論理に
従って出力VCIとして、入力VCIをそのまま出力す
るか、変換後のVCIをそのまま出力するかという簡単
な変化があるだけだからである。
【0016】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、図2の回路のような簡単さを保ちな
がら、VPI/VCI変換部の出力点以後の変化とし
て、図2の回路より充分に多様な変化を与え得るATM
交換装置を提供することを目的としている。
されたものであり、図2の回路のような簡単さを保ちな
がら、VPI/VCI変換部の出力点以後の変化とし
て、図2の回路より充分に多様な変化を与え得るATM
交換装置を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明では、図2の回路
のVPルーティングビット生成部4の代わりにマスクビ
ット生成部を設け、VPI/VCIを連結したビットパ
ターンのうち任意数の下位ビットをマスクビットとし、
VPI/VCI変換部ではマスクビットによりマスクさ
れたビットはそのビットパターンを無視(don′t car
e)して変換し、かつマスクビットに従って、VPI/
VCI変換部の出力の各ビットを選択して出力VPI/
VCIを構成することとした。
のVPルーティングビット生成部4の代わりにマスクビ
ット生成部を設け、VPI/VCIを連結したビットパ
ターンのうち任意数の下位ビットをマスクビットとし、
VPI/VCI変換部ではマスクビットによりマスクさ
れたビットはそのビットパターンを無視(don′t car
e)して変換し、かつマスクビットに従って、VPI/
VCI変換部の出力の各ビットを選択して出力VPI/
VCIを構成することとした。
【0018】すなわち本発明のATM交換装置は、AT
M交換装置内でATMスイッチの各入力ポートに備えら
れ、当該入力ポートへ入力する入力仮想パス識別子及び
入力仮想チャネル識別子(以下、仮想パス識別子をVP
Iと略記し、仮想チャネル識別子をVCIと略記し、両
者を併せた識別子をVPI/VCIと略記する)から、
当該ATM交換装置内で使用される内部VPI/VCI
と、マスクビット長と、出力ポート情報とを読み出す入
力VPI/VCI変換部、この入力VPI/VCI変換
部の出力である前記内部VPI/VCIとマスクビット
長を、前記出力ポート情報が指示する出力ポートへ接続
する手段、前記ATMスイッチの各出力ポートに備えら
れ、前記マスクビット長から前記内部VPIと内部VC
Iを連結した長さの2進符号のうち前記マスクビット長
が示す数値のビット数の下位ビットの論理を全部「1」
(又は「0」)とし、それより上位のビットの論理を全
部「0」(又は「1」)としたマスクビットを生成する
マスクビット生成部、前記ATMスイッチの各出力ポー
トに備えられ、前記内部VPI/VCIのビットパター
ンを入力し、この入力ビットパターンの中の前記マスク
ビットの論理「1」(又は「0」)のビットでマスクさ
れたビットのビットパターンは無視して、入力ビットパ
ターンに対応する変換VPI/VCIを読み出す出力V
PI/VCI変換部、前記ATMスイッチの各出力ポー
トに備えられ、前記出力VPI/VCI変換部の出力と
前記マスクビットとから出力VPI/VCIを生成する
論理演算回路を備えたことを特徴とする。
M交換装置内でATMスイッチの各入力ポートに備えら
れ、当該入力ポートへ入力する入力仮想パス識別子及び
入力仮想チャネル識別子(以下、仮想パス識別子をVP
Iと略記し、仮想チャネル識別子をVCIと略記し、両
者を併せた識別子をVPI/VCIと略記する)から、
当該ATM交換装置内で使用される内部VPI/VCI
と、マスクビット長と、出力ポート情報とを読み出す入
力VPI/VCI変換部、この入力VPI/VCI変換
部の出力である前記内部VPI/VCIとマスクビット
長を、前記出力ポート情報が指示する出力ポートへ接続
する手段、前記ATMスイッチの各出力ポートに備えら
れ、前記マスクビット長から前記内部VPIと内部VC
Iを連結した長さの2進符号のうち前記マスクビット長
が示す数値のビット数の下位ビットの論理を全部「1」
(又は「0」)とし、それより上位のビットの論理を全
部「0」(又は「1」)としたマスクビットを生成する
マスクビット生成部、前記ATMスイッチの各出力ポー
トに備えられ、前記内部VPI/VCIのビットパター
ンを入力し、この入力ビットパターンの中の前記マスク
ビットの論理「1」(又は「0」)のビットでマスクさ
れたビットのビットパターンは無視して、入力ビットパ
ターンに対応する変換VPI/VCIを読み出す出力V
PI/VCI変換部、前記ATMスイッチの各出力ポー
トに備えられ、前記出力VPI/VCI変換部の出力と
前記マスクビットとから出力VPI/VCIを生成する
論理演算回路を備えたことを特徴とする。
【0019】また前記論理演算回路は、前記内部VPI
/VCIの各ビットと前記マスクビットの対応するビッ
トとを乗算したビット列を出力する第1の乗算器、前記
出力VPI/VCI変換部の出力の各ビットと前記マス
クビットの対応するビットの論理を反転したビットとを
乗算したビット列を出力する第2の乗算器、前記第1の
乗算器の出力と前記第2の乗算器の出力との和を出力V
PI/VCIとして出力する加算器を備えたことを特徴
とする。
/VCIの各ビットと前記マスクビットの対応するビッ
トとを乗算したビット列を出力する第1の乗算器、前記
出力VPI/VCI変換部の出力の各ビットと前記マス
クビットの対応するビットの論理を反転したビットとを
乗算したビット列を出力する第2の乗算器、前記第1の
乗算器の出力と前記第2の乗算器の出力との和を出力V
PI/VCIとして出力する加算器を備えたことを特徴
とする。
【0020】また前記内部VPI/VCIを前記入力V
PI/VCIと同一にすることを特徴とする。
PI/VCIと同一にすることを特徴とする。
【0021】また前記入力VPI/VCI変換部の入出
力関係及び前記出力VPI/VCI変換部の入出力関係
は予め適宜設定されることを特徴とする。
力関係及び前記出力VPI/VCI変換部の入出力関係
は予め適宜設定されることを特徴とする。
【0022】また前記入力VPIは12ビットの2進数
(3桁の16進数)で構成され、前記入力VCIは16
ビットの2進数(4桁の16進数)で構成され、前記マ
スクビット長は5ビットの2進数(2桁の16進数)で
構成されることを特徴とする。
(3桁の16進数)で構成され、前記入力VCIは16
ビットの2進数(4桁の16進数)で構成され、前記マ
スクビット長は5ビットの2進数(2桁の16進数)で
構成されることを特徴とする。
【0023】また、16進表示で前記入力VPIが[0
01]H(Hは16進表示であることを示す、以下同
じ)であり、前記入力VCIが[0001]Hである場
合マスクビット長は[00]Hに設定され、前記入力V
PIが[003]Hの場合は前記入力VCIのビットパ
ターンに関係なくマスクビット長は[10]Hに設定さ
れ、前記入力VPIが[005]Hであり、前記入力V
CIが[001X]H(Xは無視を表す)である場合マ
スクビット長は[04]Hに設定されることを特徴とす
る。
01]H(Hは16進表示であることを示す、以下同
じ)であり、前記入力VCIが[0001]Hである場
合マスクビット長は[00]Hに設定され、前記入力V
PIが[003]Hの場合は前記入力VCIのビットパ
ターンに関係なくマスクビット長は[10]Hに設定さ
れ、前記入力VPIが[005]Hであり、前記入力V
CIが[001X]H(Xは無視を表す)である場合マ
スクビット長は[04]Hに設定されることを特徴とす
る。
【0024】さらに、16進表示で前記内部VPIが
[001]Hであり、前記内部VCIが[0001]H
である場合、前記出力VPI/VCI変換部の出力は
[002]H、[0002]Hに設定され、前記内部V
PIが[003]Hであり、前記内部VCIが[000
0]Hである場合、前記出力VPI/VCI変換部の出
力は[004]H、[0000]Hに設定され、前記内
部VPIが[005]Hであり、前記内部VCIが[0
010]Hである場合前記出力VPI/VCI変換部の
出力は[006]H、[0020]Hに設定されること
を特徴とする。
[001]Hであり、前記内部VCIが[0001]H
である場合、前記出力VPI/VCI変換部の出力は
[002]H、[0002]Hに設定され、前記内部V
PIが[003]Hであり、前記内部VCIが[000
0]Hである場合、前記出力VPI/VCI変換部の出
力は[004]H、[0000]Hに設定され、前記内
部VPIが[005]Hであり、前記内部VCIが[0
010]Hである場合前記出力VPI/VCI変換部の
出力は[006]H、[0020]Hに設定されること
を特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、図2に示す従来の
装置に対応して本発明の基本実施形態を示すブロック図
で、図1の回路と図2の回路の基本的な相違点は、図2
の回路では、入力VPIから1ビットのVPルーティン
グビットの論理を決定しているが、図1の回路では入力
VPI/VCIから28ビット中の入力VPI/VCI
のビットパターンから決定される数の下位ビットが、マ
スクビットとなるマスクビットを生成する。そして、こ
のマスクビットでマスクされた入力VPI/VCIのビ
ットは無視してVPI/VCI変換を行い、変換後のV
PI/VCIのビットパターンと、変換前のVPI/V
CIのビットパターンとからマスクビットに従って1ビ
ット単位に選択したビットパターンから出力VPI/V
CIを決定している。
て図面を参照して説明する。図1は、図2に示す従来の
装置に対応して本発明の基本実施形態を示すブロック図
で、図1の回路と図2の回路の基本的な相違点は、図2
の回路では、入力VPIから1ビットのVPルーティン
グビットの論理を決定しているが、図1の回路では入力
VPI/VCIから28ビット中の入力VPI/VCI
のビットパターンから決定される数の下位ビットが、マ
スクビットとなるマスクビットを生成する。そして、こ
のマスクビットでマスクされた入力VPI/VCIのビ
ットは無視してVPI/VCI変換を行い、変換後のV
PI/VCIのビットパターンと、変換前のVPI/V
CIのビットパターンとからマスクビットに従って1ビ
ット単位に選択したビットパターンから出力VPI/V
CIを決定している。
【0026】すなわち、入力VPI/VCIからマスク
ビット生成部2で28ビット中の下位ビットがマスクビ
ットとなるマスクビットを生成し、VPI/VCI変換
部1では入力VPI/VCIを変換VPI/VCIに変
換して出力するが、その変換に際し、マスクビットでマ
スクされる入力ビットは無視(don′t care)される。
また、VPI/VCI選択部3では、入力VPI/V
CIのビットパターンの各ビットとVPI/VCI変換
部1の出力のVPI/VCIのビットパターンの各ビッ
トとはマスクビットに従ってビット単位に選択されて、
出力VPI/VCIを構成する。従って、VPI/VC
I変換部1の出力に対する出力VPI/VCIの変化は
図1の回路の方が図2の回路より多様な変化になる。
ビット生成部2で28ビット中の下位ビットがマスクビ
ットとなるマスクビットを生成し、VPI/VCI変換
部1では入力VPI/VCIを変換VPI/VCIに変
換して出力するが、その変換に際し、マスクビットでマ
スクされる入力ビットは無視(don′t care)される。
また、VPI/VCI選択部3では、入力VPI/V
CIのビットパターンの各ビットとVPI/VCI変換
部1の出力のVPI/VCIのビットパターンの各ビッ
トとはマスクビットに従ってビット単位に選択されて、
出力VPI/VCIを構成する。従って、VPI/VC
I変換部1の出力に対する出力VPI/VCIの変化は
図1の回路の方が図2の回路より多様な変化になる。
【0027】図3は本発明の一実施形態を示すブロック
図で、図において、図1と同一符号は同一部分を示す
が、図1においてVPI/VCI変換部1として示した
部分は、入力VPI/VCI変換部1aと出力VPI/
VCI変換部1bとに分離され、入力VPI/VCI変
換部1aはATMスイッチの入力ポート側に、出力VP
I/VCI変換部1bはATMスイッチの出力ポート側
に、それぞれ設けられる。ATMスイッチの入力ポート
へ入力される28ビットの入力VPI/VCIは入力V
PI/VCI変換部1aに入力されて、内部VPI/V
CIと、マスクビット長と出力ポート情報とが出力され
る。
図で、図において、図1と同一符号は同一部分を示す
が、図1においてVPI/VCI変換部1として示した
部分は、入力VPI/VCI変換部1aと出力VPI/
VCI変換部1bとに分離され、入力VPI/VCI変
換部1aはATMスイッチの入力ポート側に、出力VP
I/VCI変換部1bはATMスイッチの出力ポート側
に、それぞれ設けられる。ATMスイッチの入力ポート
へ入力される28ビットの入力VPI/VCIは入力V
PI/VCI変換部1aに入力されて、内部VPI/V
CIと、マスクビット長と出力ポート情報とが出力され
る。
【0028】内部VPI/VCIは、ATM交換装置の
回路規模を減少させるために入力VPI/VCIよりも
短いビット数で表現されることがあるが、本実施形態で
は入力VPI/VCIの28ビットがそのまま内部VP
I/VCIの28ビットとして出力される。マスクビッ
ト長は5ビットで構成される。内部VPI/VCIとマ
スクビット長は出力ポート情報の指示する出力ポートに
送られる。なお説明を省略したが、入力ポートにはヘッ
ダ抽出部(図示せず)が設けられており、53バイトの
セルが5バイトのヘッダ部と48バイトの情報フィール
ドに分離されるが、入力VPI/VCIはヘッダ部内の
データであり、48バイトの情報フィールドは出力ポー
ト情報の指示する出力ポートへ送られる。
回路規模を減少させるために入力VPI/VCIよりも
短いビット数で表現されることがあるが、本実施形態で
は入力VPI/VCIの28ビットがそのまま内部VP
I/VCIの28ビットとして出力される。マスクビッ
ト長は5ビットで構成される。内部VPI/VCIとマ
スクビット長は出力ポート情報の指示する出力ポートに
送られる。なお説明を省略したが、入力ポートにはヘッ
ダ抽出部(図示せず)が設けられており、53バイトの
セルが5バイトのヘッダ部と48バイトの情報フィール
ドに分離されるが、入力VPI/VCIはヘッダ部内の
データであり、48バイトの情報フィールドは出力ポー
ト情報の指示する出力ポートへ送られる。
【0029】入力VPI/VCIとマスクビット長との
対応付けは予め別の手段により決定され、入力VPI/
VCI変換部1aに設定されているとする。図5にこの
対応付けの一例を示す。以下2進数のビットパターンを
16進数表示で記述する。図5の上の2行はVPIが
[001]H(Hは16進表示であることを示す。以下
同じ)、VCIが[0001]Hであるとき、マスクビ
ット長は[00]Hであることを示し、中の2行はVP
Iが[003]HであるときはVCIのビットパターン
には関係なく(Xはdon′t careを表す)マスクビット
長は[10]Hであることを示し、下の2行はVPIが
[005]H、VCIが[001X]Hであるときマス
クビット長は[04]Hであることを示している。
対応付けは予め別の手段により決定され、入力VPI/
VCI変換部1aに設定されているとする。図5にこの
対応付けの一例を示す。以下2進数のビットパターンを
16進数表示で記述する。図5の上の2行はVPIが
[001]H(Hは16進表示であることを示す。以下
同じ)、VCIが[0001]Hであるとき、マスクビ
ット長は[00]Hであることを示し、中の2行はVP
Iが[003]HであるときはVCIのビットパターン
には関係なく(Xはdon′t careを表す)マスクビット
長は[10]Hであることを示し、下の2行はVPIが
[005]H、VCIが[001X]Hであるときマス
クビット長は[04]Hであることを示している。
【0030】図3に示す入力VPI/VCI変換部1
a、出力VPI/VCI変換部1bにはCAM(Conten
t Addressable Memory:連想記憶)などが用いられる。
入力VPI/VCI変換部1aの出力の内部VPI/V
CIとマスクビット長は、出力ポート情報によって指示
される出力ポートに送られ、マスクビット長はマスクビ
ット生成部2に入力される。マスクビット生成部2では
28ビットのマスクビット中、マスクビット長の示すビ
ット数の下位ビットだけを論理「1」のビットとし、そ
れより上位のビットの論理をすべて「0」にしたビット
パターンを出力する(なお、論理「1」,「0」が逆で
も良いことは言うまでもない)。すなわち、マスクビッ
ト長が[00]Hのとき、マスクビットのビットパター
ンは[0000000]Hとなり、マスクビット長が
[10]Hのときマスクビットのビットパターンは[0
00FFFF]Hとなり、マスクビット長が[04]H
のときマスクビットのビットパターンは[000000
F]Hとなる。
a、出力VPI/VCI変換部1bにはCAM(Conten
t Addressable Memory:連想記憶)などが用いられる。
入力VPI/VCI変換部1aの出力の内部VPI/V
CIとマスクビット長は、出力ポート情報によって指示
される出力ポートに送られ、マスクビット長はマスクビ
ット生成部2に入力される。マスクビット生成部2では
28ビットのマスクビット中、マスクビット長の示すビ
ット数の下位ビットだけを論理「1」のビットとし、そ
れより上位のビットの論理をすべて「0」にしたビット
パターンを出力する(なお、論理「1」,「0」が逆で
も良いことは言うまでもない)。すなわち、マスクビッ
ト長が[00]Hのとき、マスクビットのビットパター
ンは[0000000]Hとなり、マスクビット長が
[10]Hのときマスクビットのビットパターンは[0
00FFFF]Hとなり、マスクビット長が[04]H
のときマスクビットのビットパターンは[000000
F]Hとなる。
【0031】内部VPI/VCIは出力VPI/VCI
変換部1bで変換されて出力される。但し、内部VPI
/VCIのビット中、マスクビットの論理「1」のビッ
トでマスクされるビットは無視される。内部VPI/V
CIと、出力VPI/VCI変換部1bの出力とマスク
ビットとの間の論理演算により出力VPI/VCIが決
定される。出力VPI/VCI変換部1bの入力と出力
の対応付けは、予め別の手段で決定され、図6にその例
を示すように予め設定されているとする。
変換部1bで変換されて出力される。但し、内部VPI
/VCIのビット中、マスクビットの論理「1」のビッ
トでマスクされるビットは無視される。内部VPI/V
CIと、出力VPI/VCI変換部1bの出力とマスク
ビットとの間の論理演算により出力VPI/VCIが決
定される。出力VPI/VCI変換部1bの入力と出力
の対応付けは、予め別の手段で決定され、図6にその例
を示すように予め設定されているとする。
【0032】図6は出力VPI/VCI変換部1bの入
力と出力の対応付けの一部を示すフォーマット図で、図
6の上の2行は出力VPI/VCI変換部1bの入力の
VPIが[001]H、VCIが[0001]Hの場
合、その出力のVPIが[002]H、VCIが[00
02]Hであることを示し、中の2行は出力VPI/V
CI変換部1bの入力のVPIが[003]H、VCI
が[0000]Hの場合、その出力のVPIが[00
4]H、VCIが[0000]Hであることを示し、下
の2行は出力VPI/VCI変換部1bの入力のVPI
が[005]H、VCIが[0010]Hの場合、その
出力のVPIが[006]H、VCIが[0020]H
であることを示している。
力と出力の対応付けの一部を示すフォーマット図で、図
6の上の2行は出力VPI/VCI変換部1bの入力の
VPIが[001]H、VCIが[0001]Hの場
合、その出力のVPIが[002]H、VCIが[00
02]Hであることを示し、中の2行は出力VPI/V
CI変換部1bの入力のVPIが[003]H、VCI
が[0000]Hの場合、その出力のVPIが[00
4]H、VCIが[0000]Hであることを示し、下
の2行は出力VPI/VCI変換部1bの入力のVPI
が[005]H、VCIが[0010]Hの場合、その
出力のVPIが[006]H、VCIが[0020]H
であることを示している。
【0033】また図4は、図2の回路を図3の回路に準
じて書き直したブロック図で、図3と同一符号は図3の
部分に対応する部分を示す。すなわち、図3のマスクビ
ット長の代わりに図4ではVPルーティングビットが出
力され、図3で内部VPI/VCIと出力VPI/VC
Iの出力とマスクビットとから出力VPI/VCIを決
定する演算回路が、図4では簡単なセレクタ5になって
いる。セレクタ5はVPルーティングビットの論理に従
い、内部VPI/VCIの下位16ビット(内部VCI
の16ビット)を出力VCIの16ビットとして出力す
るか、出力VPI/VCI変換部1bの出力の下位16
ビットを出力VCIの16ビットとして出力するかの選
択を行う。
じて書き直したブロック図で、図3と同一符号は図3の
部分に対応する部分を示す。すなわち、図3のマスクビ
ット長の代わりに図4ではVPルーティングビットが出
力され、図3で内部VPI/VCIと出力VPI/VC
Iの出力とマスクビットとから出力VPI/VCIを決
定する演算回路が、図4では簡単なセレクタ5になって
いる。セレクタ5はVPルーティングビットの論理に従
い、内部VPI/VCIの下位16ビット(内部VCI
の16ビット)を出力VCIの16ビットとして出力す
るか、出力VPI/VCI変換部1bの出力の下位16
ビットを出力VCIの16ビットとして出力するかの選
択を行う。
【0034】これに対し、図3に示す本発明の回路で
は、内部VPI/VCIの28ビットが、第1の乗算器
7aで、マスクビットのそれぞれ対応するビットと乗算
され、出力VPI/VCI変換部1bの出力の28ビッ
トが、第2の乗算器7bで、インバータ6によって反転
されたマスクビットのそれぞれ対応するビットと乗算さ
れ、第1の乗算器7aと第2の乗算器7bの出力の対応
するビットごとの論理和が加算器8で加算されて28ビ
ットの出力VPI/VCIとなる。
は、内部VPI/VCIの28ビットが、第1の乗算器
7aで、マスクビットのそれぞれ対応するビットと乗算
され、出力VPI/VCI変換部1bの出力の28ビッ
トが、第2の乗算器7bで、インバータ6によって反転
されたマスクビットのそれぞれ対応するビットと乗算さ
れ、第1の乗算器7aと第2の乗算器7bの出力の対応
するビットごとの論理和が加算器8で加算されて28ビ
ットの出力VPI/VCIとなる。
【0035】以下、数値例について本発明の実施例を説
明する。図7は、入力VPI/VCIと出力VPI/V
CIの関係の第1の例を示すフォーマット図である。図
7の第1行は入力VPI/VCIのビットパターンが
[001]H、[0001]Hであることを示し、第2
行は内部VPI/VCIが入力VPI/VCIと同様で
あることを示し、第3行は先に図5で説明したようにマ
スクビット長が[00]Hであることを示し、第4行は
先に図6で説明した出力VPI/VCI変換部1bの出
力ビットパターン[002]H、[0002]Hを表
す。
明する。図7は、入力VPI/VCIと出力VPI/V
CIの関係の第1の例を示すフォーマット図である。図
7の第1行は入力VPI/VCIのビットパターンが
[001]H、[0001]Hであることを示し、第2
行は内部VPI/VCIが入力VPI/VCIと同様で
あることを示し、第3行は先に図5で説明したようにマ
スクビット長が[00]Hであることを示し、第4行は
先に図6で説明した出力VPI/VCI変換部1bの出
力ビットパターン[002]H、[0002]Hを表
す。
【0036】第5行はマスクビットのビットパターン
を、第6行目はインバータ6の出力ビットパターンを示
す。従って第1の乗算器7aの出力ビットは第7行に示
すようになり、第2の乗算器7bの出力ビットは第8行
に示すようになり、出力VPI/VCIは第9行に示す
ようになる。この場合が、図2において出力VCIとし
てVPI/VCI変換部1の出力VCIが選択される場
合に相当する。
を、第6行目はインバータ6の出力ビットパターンを示
す。従って第1の乗算器7aの出力ビットは第7行に示
すようになり、第2の乗算器7bの出力ビットは第8行
に示すようになり、出力VPI/VCIは第9行に示す
ようになる。この場合が、図2において出力VCIとし
てVPI/VCI変換部1の出力VCIが選択される場
合に相当する。
【0037】図8は、入力VPI/VCIと出力VPI
/VCIの関係の第2の例を示すフォーマット図であ
る。図8の第1行は入力VPI/VCIのビットパター
ンが[003]H、[0005]Hであることを示し、
第2行は内部VPI/VCIが入力VPI/VCIと同
様であることを示し、第3行は先に図5で説明したよう
にマスクビット長が[10]Hであることを示し、第4
行は先に図6で説明した出力VPI/VCI変換部1b
の出力ビットパターン[004]H、[0000]Hを
表す。
/VCIの関係の第2の例を示すフォーマット図であ
る。図8の第1行は入力VPI/VCIのビットパター
ンが[003]H、[0005]Hであることを示し、
第2行は内部VPI/VCIが入力VPI/VCIと同
様であることを示し、第3行は先に図5で説明したよう
にマスクビット長が[10]Hであることを示し、第4
行は先に図6で説明した出力VPI/VCI変換部1b
の出力ビットパターン[004]H、[0000]Hを
表す。
【0038】第5行はマスクビットのビットパターン
を、第6行目はインバータ6の出力ビットパターンを示
す。従って第1の乗算器7aの出力ビットは第7行に示
すようになり、第2の乗算器7bの出力ビットは第8行
に示すようになり、出力VPI/VCIは第9行に示す
ようになる。この場合が、図2において出力VCIとし
て入力VCI102が選択される場合に相当する。
を、第6行目はインバータ6の出力ビットパターンを示
す。従って第1の乗算器7aの出力ビットは第7行に示
すようになり、第2の乗算器7bの出力ビットは第8行
に示すようになり、出力VPI/VCIは第9行に示す
ようになる。この場合が、図2において出力VCIとし
て入力VCI102が選択される場合に相当する。
【0039】図9は、入力VPI/VCIと出力VPI
/VCIの関係の第3の例を示すフォーマット図であ
る。図9の第1行は入力VPI/VCIのビットパター
ンが[005]H、[0015]Hであることを示し、
第2行は内部VPI/VCIが入力VPI/VCIと同
様であることを示し、第3行は先に図5で説明したよう
にマスクビット長が[04]Hであることを示し、第4
行は先に図6で説明した出力VPI/VCI変換部1b
の出力ビットパターン[006]H、[0020]Hを
表す。
/VCIの関係の第3の例を示すフォーマット図であ
る。図9の第1行は入力VPI/VCIのビットパター
ンが[005]H、[0015]Hであることを示し、
第2行は内部VPI/VCIが入力VPI/VCIと同
様であることを示し、第3行は先に図5で説明したよう
にマスクビット長が[04]Hであることを示し、第4
行は先に図6で説明した出力VPI/VCI変換部1b
の出力ビットパターン[006]H、[0020]Hを
表す。
【0040】第5行はマスクビットのビットパターン
を、第6行目はインバータ6の出力ビットパターンを示
す。従って第1の乗算器7aの出力ビットは第7行に示
すようになり、第2の乗算器7bの出力ビットは第8行
に示すようになり、出力VPI/VCIは第9行に示す
ようになる。この場合は出力VCIとして内部VCIの
下位4ビットだけが出力VCIとして選択され、その他
の出力VCIのビットには出力VPI/VCI変換部1
bで変換したVCIのビットが選ばれる。したがって、
この動作例では、VPルーティング(図2において入力
VCI102がそのまま出力VCI104となる場合)
とVCルーティング(図2においてVPI/VCI変換
部1の出力がそのまま出力VPI/VCIとなる場合)
の中間的な機能を提供することになる。すなわち、出力
VPI/VCI変換部1bにおける1つの設定で2の4
乗種類(16種類)のVCルーティングが可能なことに
なる。
を、第6行目はインバータ6の出力ビットパターンを示
す。従って第1の乗算器7aの出力ビットは第7行に示
すようになり、第2の乗算器7bの出力ビットは第8行
に示すようになり、出力VPI/VCIは第9行に示す
ようになる。この場合は出力VCIとして内部VCIの
下位4ビットだけが出力VCIとして選択され、その他
の出力VCIのビットには出力VPI/VCI変換部1
bで変換したVCIのビットが選ばれる。したがって、
この動作例では、VPルーティング(図2において入力
VCI102がそのまま出力VCI104となる場合)
とVCルーティング(図2においてVPI/VCI変換
部1の出力がそのまま出力VPI/VCIとなる場合)
の中間的な機能を提供することになる。すなわち、出力
VPI/VCI変換部1bにおける1つの設定で2の4
乗種類(16種類)のVCルーティングが可能なことに
なる。
【0041】以上は好適な実施形態に関して本発明を説
明しているが、色々な変形が存在し得ることは言うまで
もない。たとえば、上述の実施形態ではマスクビットと
しては下位から論理「1」のビットが連続しているビッ
トパターンを使用しているが、任意のビットパターンの
マスクビットを使用して、一層複雑な変化を与えること
ができる。
明しているが、色々な変形が存在し得ることは言うまで
もない。たとえば、上述の実施形態ではマスクビットと
しては下位から論理「1」のビットが連続しているビッ
トパターンを使用しているが、任意のビットパターンの
マスクビットを使用して、一層複雑な変化を与えること
ができる。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように本発明においては、マ
スクビットが論理「0」であるビット位置については、
出力VPI/VCI変換部1bの出力ビットを出力VP
I/VCIのビットとするように構成したので、マスク
ビットの全ビットの論理が「0」である場合には従来の
ATM交換装置のVCルーティングと同様な結果が得ら
れる。また、マスクビットが論理「1」であるビット位
置については、内部VPI/VCIのビットを出力VP
I/VCIのビットとするように構成したので、マスク
ビットの下位16ビット(VCIの全ビットに相当する
ビット)の論理が「1」、それ以外のビットの論理が
「0」である場合には従来のATM交換装置のVPルー
ティングと同様な結果が得られる。
スクビットが論理「0」であるビット位置については、
出力VPI/VCI変換部1bの出力ビットを出力VP
I/VCIのビットとするように構成したので、マスク
ビットの全ビットの論理が「0」である場合には従来の
ATM交換装置のVCルーティングと同様な結果が得ら
れる。また、マスクビットが論理「1」であるビット位
置については、内部VPI/VCIのビットを出力VP
I/VCIのビットとするように構成したので、マスク
ビットの下位16ビット(VCIの全ビットに相当する
ビット)の論理が「1」、それ以外のビットの論理が
「0」である場合には従来のATM交換装置のVPルー
ティングと同様な結果が得られる。
【0043】さらに本発明においては、マスクビットを
下位から任意数のビットの論理を「1」に設定すること
ができるので、従来のVPルーティングでは、まとめて
取り扱うことができるVC数が2の16乗(=6553
6)個に固定されていたのに比べ、16個、256個な
ど、2のべき乗の個数のVCをまとめて取り扱うことが
できるという効果もある。
下位から任意数のビットの論理を「1」に設定すること
ができるので、従来のVPルーティングでは、まとめて
取り扱うことができるVC数が2の16乗(=6553
6)個に固定されていたのに比べ、16個、256個な
ど、2のべき乗の個数のVCをまとめて取り扱うことが
できるという効果もある。
【図1】本発明の基本実施形態を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】従来の装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図4】図2に示す装置の構成を図3に対応して表示し
たブロック図である。
たブロック図である。
【図5】入力VPI/VCIに対応するマスクビット長
を示すフォーマット図である。
を示すフォーマット図である。
【図6】出力VPI/VCI変換部の入出力関係を示す
フォーマット図である。
フォーマット図である。
【図7】図3に示す装置の第1の動作例を示すフォーマ
ット図である。
ット図である。
【図8】図3に示す装置の第2の動作例を示すフォーマ
ット図である。
ット図である。
【図9】図3に示す装置の第3の動作例を示すフォーマ
ット図である。
ット図である。
1a 入力VPI/VCI変換部 1b 出力VPI/VCI変換部 2 マスクビット生成部 3 VPI/VCI選択部 6 インバータ 7a 第1の乗算器 7b 第2の乗算器 8 加算器
Claims (8)
- 【請求項1】 ATM交換装置内でATMスイッチの各
入力ポートに備えられ、当該入力ポートへ入力する入力
仮想パス識別子及び入力仮想チャネル識別子(以下、仮
想パス識別子をVPIと略記し、仮想チャネル識別子を
VCIと略記し、両者を併せた識別子をVPI/VCI
と略記する)から、当該ATM交換装置内で使用される
内部VPI/VCIと、マスクビット長と、出力ポート
情報とを読み出す入力VPI/VCI変換部、 この入力VPI/VCI変換部の出力である前記内部V
PI/VCIとマスクビット長を、前記出力ポート情報
が指示する出力ポートへ接続する手段、 前記ATMスイッチの各出力ポートに備えられ、前記マ
スクビット長から前記内部VPIと内部VCIを連結し
た長さの2進符号のうち前記マスクビット長が示す数値
のビット数の下位ビットの論理を全部「1」とし、それ
より上位のビットの論理を全部「0」としたマスクビッ
トを生成するマスクビット生成部、 前記ATMスイッチの各出力ポートに備えられ、前記内
部VPI/VCIのビットパターンを入力し、この入力
ビットパターンの中の前記マスクビットの論理「1」の
ビットでマスクされたビットのビットパターンは無視し
て、入力ビットパターンに対応する変換VPI/VCI
を読み出す出力VPI/VCI変換部、 前記ATMスイッチの各出力ポートに備えられ、前記出
力VPI/VCI変換部の出力と前記マスクビットとか
ら出力VPI/VCIを生成する論理演算回路、 を備えたATM交換装置。 - 【請求項2】 ATM交換装置内でATMスイッチの各
入力ポートに備えられ、当該入力ポートへ入力する入力
仮想パス識別子及び入力仮想チャネル識別子(以下、仮
想パス識別子をVPIと略記し、仮想チャネル識別子を
VCIと略記し、両者を併せた識別子をVPI/VCI
と略記する)から、当該ATM交換装置内で使用される
内部VPI/VCIと、マスクビット長と、出力ポート
情報とを読み出す入力VPI/VCI変換部、 この入力VPI/VCI変換部の出力である前記内部V
PI/VCIとマスクビット長を、前記出力ポート情報
が指示する出力ポートへ接続する手段、 前記ATMスイッチの各出力ポートに備えられ、前記マ
スクビット長から前記内部VPIと内部VCIを連結し
た長さの2進符号のうち前記マスクビット長が示す数値
のビット数の下位ビットの論理を全部「0」とし、それ
より上位のビットの論理を全部「1」としたマスクビッ
トを生成するマスクビット生成部、 前記ATMスイッチの各出力ポートに備えられ、前記内
部VPI/VCIのビットパターンを入力し、この入力
ビットパターンの中の前記マスクビットの論理「0」の
ビットでマスクされたビットのビットパターンは無視し
て、入力ビットパターンに対応する変換VPI/VCI
を読み出す出力VPI/VCI変換部、 前記ATMスイッチの各出力ポートに備えられ、前記出
力VPI/VCI変換部の出力と前記マスクビットとか
ら出力VPI/VCIを生成する論理演算回路、 を備えたATM交換装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2の何れかに記載のATM
交換装置において、前記論理演算回路は、 前記内部VPI/VCIの各ビットと前記マスクビット
の対応するビットとを乗算したビット列を出力する第1
の乗算器、 前記出力VPI/VCI変換部の出力の各ビットと前記
マスクビットの対応するビットの論理を反転したビット
とを乗算したビット列を出力する第2の乗算器、 前記第1の乗算器の出力と前記第2の乗算器の出力との
和を出力VPI/VCIとして出力する加算器、 を備えたことを特徴とするATM交換装置。 - 【請求項4】 請求項1又は2の何れかに記載のATM
交換装置において、前記内部VPI/VCIを前記入力
VPI/VCIと同一にすることを特徴とするATM交
換装置。 - 【請求項5】 請求項1又は2の何れかに記載のATM
交換装置において、前記入力VPI/VCI変換部の入
出力関係及び前記出力VPI/VCI変換部の入出力関
係は予め適宜設定されることを特徴とするATM交換装
置。 - 【請求項6】 請求項4記載のATM交換装置におい
て、前記入力VPIは12ビットの2進数(3桁の16
進数)で構成され、前記入力VCIは16ビットの2進
数(4桁の16進数)で構成され、前記マスクビット長
は5ビットの2進数(2桁の16進数)で構成されるこ
とを特徴とするATM交換装置。 - 【請求項7】 請求項5記載のATM交換装置におい
て、16進表示で前記入力VPIが[001]H(Hは
16進表示であることを示す、以下同じ)であり、前記
入力VCIが[0001]Hである場合マスクビット長
は[00]Hに設定され、前記入力VPIが[003]
Hの場合は前記入力VCIのビットパターンに関係なく
マスクビット長は[10]Hに設定され、前記入力VP
Iが[005]Hであり、前記入力VCIが[001
X]H(Xは無視を表す)である場合マスクビット長は
[04]Hに設定されることを特徴とするATM交換装
置。 - 【請求項8】 請求項6記載のATM交換装置におい
て、16進表示で前記内部VPIが[001]Hであ
り、前記内部VCIが[0001]Hである場合、前記
出力VPI/VCI変換部の出力は[002]H、[0
002]Hに設定され、前記内部VPIが[003]H
であり、前記内部VCIが[0000]Hである場合、
前記出力VPI/VCI変換部の出力は[004]H、
[0000]Hに設定され、前記内部VPIが[00
5]Hであり、前記内部VCIが[0010]Hである
場合前記出力VPI/VCI変換部の出力は[006]
H、[0020]Hに設定されることを特徴とするAT
M交換装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25918598A JP2000078162A (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | Atm交換装置 |
US09/385,447 US6522652B1 (en) | 1998-08-31 | 1999-08-30 | ATM exchange |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25918598A JP2000078162A (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | Atm交換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000078162A true JP2000078162A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17330560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25918598A Pending JP2000078162A (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | Atm交換装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6522652B1 (ja) |
JP (1) | JP2000078162A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003088624A1 (en) * | 2002-04-18 | 2003-10-23 | Philips Intellectual Property & Standards Gmbh | Method for address conversion in heterogeneous networks |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN100426781C (zh) * | 2003-12-11 | 2008-10-15 | 华为技术有限公司 | 一种实现虚通路连接快速检索定位的方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2962916B2 (ja) | 1992-01-20 | 1999-10-12 | 三菱電機株式会社 | Atm交換機 |
JPH06318951A (ja) * | 1993-01-07 | 1994-11-15 | Toshiba Corp | セル転送方法およびセル転送システム |
JPH0936874A (ja) | 1995-07-19 | 1997-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Atm交換機 |
SE9504231L (sv) * | 1995-11-27 | 1997-05-28 | Ericsson Telefon Ab L M | Kösystem för överföring av informatonspaket |
JPH10262063A (ja) * | 1997-03-19 | 1998-09-29 | Fujitsu Ltd | セルスイッチング方法及びセル交換システム |
JP3842417B2 (ja) | 1997-12-25 | 2006-11-08 | 株式会社東芝 | Atmスイッチ |
-
1998
- 1998-08-31 JP JP25918598A patent/JP2000078162A/ja active Pending
-
1999
- 1999-08-30 US US09/385,447 patent/US6522652B1/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003088624A1 (en) * | 2002-04-18 | 2003-10-23 | Philips Intellectual Property & Standards Gmbh | Method for address conversion in heterogeneous networks |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6522652B1 (en) | 2003-02-18 |
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