JP2000076158A - アプリケーションダウンロードレジューム方法及びそのシステム - Google Patents
アプリケーションダウンロードレジューム方法及びそのシステムInfo
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- JP2000076158A JP2000076158A JP10244092A JP24409298A JP2000076158A JP 2000076158 A JP2000076158 A JP 2000076158A JP 10244092 A JP10244092 A JP 10244092A JP 24409298 A JP24409298 A JP 24409298A JP 2000076158 A JP2000076158 A JP 2000076158A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サーバからクライアントへのアプリケーショ
ン実行を目的としてファイル転送を行う際の転送中断を
再開し、かつ、クライアントが転送されたアプリケーシ
ョンを自動実行する。 【解決手段】 入力装置2からの転送情報に基づいて状
態監視部32が、サーバ6に転送要求を送信し、サーバ
6がクライアント1に対する転送対象ファイル61の転
送を開始する。転送中断が発生した場合、状態監視部3
2が、転送途中のファイルを保存対象ファイル51とし
て保存し、かつ、未転送部分の転送要求を中断情報と共
に、サーバ6に要求し、サーバ6が未転送ファイル部分
を転送する。転送対象ファイル61の全転送が終了する
と、状態監視部32は保存部34に対して追加保存を要
求し、記憶装置5内に保存対象ファイル51として記憶
する。この保存終了と共に、状態監視部32が実行部3
5に通知して、保存対象ファイル51をアプリケーショ
ンとして起動する。
ン実行を目的としてファイル転送を行う際の転送中断を
再開し、かつ、クライアントが転送されたアプリケーシ
ョンを自動実行する。 【解決手段】 入力装置2からの転送情報に基づいて状
態監視部32が、サーバ6に転送要求を送信し、サーバ
6がクライアント1に対する転送対象ファイル61の転
送を開始する。転送中断が発生した場合、状態監視部3
2が、転送途中のファイルを保存対象ファイル51とし
て保存し、かつ、未転送部分の転送要求を中断情報と共
に、サーバ6に要求し、サーバ6が未転送ファイル部分
を転送する。転送対象ファイル61の全転送が終了する
と、状態監視部32は保存部34に対して追加保存を要
求し、記憶装置5内に保存対象ファイル51として記憶
する。この保存終了と共に、状態監視部32が実行部3
5に通知して、保存対象ファイル51をアプリケーショ
ンとして起動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバからクライ
アントへのアプリケーション実行を目的としてファイル
転送が中断した際に転送再開(レジューム機能:preempt
ive resume) するためのアプリケーションダウンロード
レジューム方法及びそのシステムに関する。
アントへのアプリケーション実行を目的としてファイル
転送が中断した際に転送再開(レジューム機能:preempt
ive resume) するためのアプリケーションダウンロード
レジューム方法及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のダウンロードレジューム
システムは、サーバ上に存在するファイルをクライアン
トに転送するために用いられている。従来のダウンロー
ドレジュームシステムには、例えば、仮実行後に本格実
行するシェアウエアであるGet Right(Hea
dLight SoftWare)などが用いられてい
る。このダウンロードレジュームシステムは、リモート
マシンに存在するファイルのクライアントへの転送にお
いて、通信ネットワークでの輻輳状態や回線切断などに
よる転送中断による転送失敗を復旧している。
システムは、サーバ上に存在するファイルをクライアン
トに転送するために用いられている。従来のダウンロー
ドレジュームシステムには、例えば、仮実行後に本格実
行するシェアウエアであるGet Right(Hea
dLight SoftWare)などが用いられてい
る。このダウンロードレジュームシステムは、リモート
マシンに存在するファイルのクライアントへの転送にお
いて、通信ネットワークでの輻輳状態や回線切断などに
よる転送中断による転送失敗を復旧している。
【0003】このダウンロードレジュームシステムは、
転送したファイルを保存する記憶装置と、転送再開を制
御する転送処理装置と、ファイル転送状況及び結果を表
示する表示装置などから構成されている。記憶装置に
は、リモートマシンから転送されたファイルを保存して
いる。転送処理装置は、サーバからの転送状況を把握し
て、転送失敗時に、その時点からの転送再開を実行す
る。転送状況や転送結果が、転送処理装の処理を通じて
表示装置に表示される。
転送したファイルを保存する記憶装置と、転送再開を制
御する転送処理装置と、ファイル転送状況及び結果を表
示する表示装置などから構成されている。記憶装置に
は、リモートマシンから転送されたファイルを保存して
いる。転送処理装置は、サーバからの転送状況を把握し
て、転送失敗時に、その時点からの転送再開を実行す
る。転送状況や転送結果が、転送処理装の処理を通じて
表示装置に表示される。
【0004】このようなダウンロードレジュームシステ
ムにおいて、サーバからクライアントへのアプリケーシ
ョン実行を目的としてファイル転送を再開(レジューム
機能)する。このようなダウンロードレジュームシステ
ムでは、サーバからのクライアントへのファイル転送に
おいて、どこまでファイルを転送したかの転送状態を監
視していないため、転送失敗時に改めて全ファイルサイ
ズを転送している。このため転送時間が多大になり、ネ
ットワーク負荷が増大化する。また、転送失敗時に、ク
ライアントにおける再転送指示操作(使用者が意識して
行う、例えば、ウィンドウシステムでは、EXEクリッ
ク操作)が必要になり、そのクライアントでの操作負担
が大きくなる。
ムにおいて、サーバからクライアントへのアプリケーシ
ョン実行を目的としてファイル転送を再開(レジューム
機能)する。このようなダウンロードレジュームシステ
ムでは、サーバからのクライアントへのファイル転送に
おいて、どこまでファイルを転送したかの転送状態を監
視していないため、転送失敗時に改めて全ファイルサイ
ズを転送している。このため転送時間が多大になり、ネ
ットワーク負荷が増大化する。また、転送失敗時に、ク
ライアントにおける再転送指示操作(使用者が意識して
行う、例えば、ウィンドウシステムでは、EXEクリッ
ク操作)が必要になり、そのクライアントでの操作負担
が大きくなる。
【0005】このような転送時間の多大、ネットワーク
負荷の増大化及びクライアントでの操作負担を解消する
ための技術が提案されている。例えば、コンピュータ間
でのファイル転送中に、受信ファイルに障害が発生した
場合、受信側コンピュータで可能な限り自動的に復旧す
るようにした技術(例えば、特開昭63−280350
号「ファイル転送制御方式」)。また、一方向性関数に
よって、ファイル転送中断までに受信したファイルデー
タを利用し、受信できなかった残りのファイルデータを
送信側端末に送信するのみで、受信側端末が要求してい
るファイルを得ることが出来るようにした技術(例え
ば、特開平9−265428号「ファイル転送システ
ム」)。
負荷の増大化及びクライアントでの操作負担を解消する
ための技術が提案されている。例えば、コンピュータ間
でのファイル転送中に、受信ファイルに障害が発生した
場合、受信側コンピュータで可能な限り自動的に復旧す
るようにした技術(例えば、特開昭63−280350
号「ファイル転送制御方式」)。また、一方向性関数に
よって、ファイル転送中断までに受信したファイルデー
タを利用し、受信できなかった残りのファイルデータを
送信側端末に送信するのみで、受信側端末が要求してい
るファイルを得ることが出来るようにした技術(例え
ば、特開平9−265428号「ファイル転送システ
ム」)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
では、受信ファイルに障害が発生した場合に、受信側で
自動的に復旧している。しかし、クライアントでの転送
されたアプリケーションの自動実行、及び、新しいバー
ジョンのアプリケーションを検査した上での実行が出来
ない。換言すれば、アプリケーション実行までの時間を
短縮し、かつ、ネットワーク負荷を軽減して、クライア
ントにおける再転送指示操作及びアプリケーション実行
の負担をなくす視点での改善の余地がある。
では、受信ファイルに障害が発生した場合に、受信側で
自動的に復旧している。しかし、クライアントでの転送
されたアプリケーションの自動実行、及び、新しいバー
ジョンのアプリケーションを検査した上での実行が出来
ない。換言すれば、アプリケーション実行までの時間を
短縮し、かつ、ネットワーク負荷を軽減して、クライア
ントにおける再転送指示操作及びアプリケーション実行
の負担をなくす視点での改善の余地がある。
【0007】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、サーバからクライアントへ
のアプリケーション実行を目的としてファイル転送を行
う際の転送中断を再開(レジューム機能)すると共に、
クライアントでの転送されたアプリケーションの自動実
行が可能になり、かつ、転送するファイルの日付、ファ
イルバージョン情報などによる版(バージョン)検査を
実施し、常時、新しいバージョンのアプリケーション実
行が可能になって、アプリケーション実行までの時間が
短縮され、ネットワーク負荷が軽減すると共に、クライ
アントにおける再転送指示操作及びアプリケーション実
行の負担をなくすことが出来るアプリケーションダウン
ロードレジューム方法及びそのシステムの提供を目的と
する。
課題を解決するものであり、サーバからクライアントへ
のアプリケーション実行を目的としてファイル転送を行
う際の転送中断を再開(レジューム機能)すると共に、
クライアントでの転送されたアプリケーションの自動実
行が可能になり、かつ、転送するファイルの日付、ファ
イルバージョン情報などによる版(バージョン)検査を
実施し、常時、新しいバージョンのアプリケーション実
行が可能になって、アプリケーション実行までの時間が
短縮され、ネットワーク負荷が軽減すると共に、クライ
アントにおける再転送指示操作及びアプリケーション実
行の負担をなくすことが出来るアプリケーションダウン
ロードレジューム方法及びそのシステムの提供を目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明のアプリケーションダウンロードレジューム
方法は、サーバからクライアントへのアプリケーション
実行のためのファイル転送が中断した際に、この転送を
再開するものであり、クライアントがサーバにファイル
転送を指示し、この後にサーバがクライアントに対する
ファイル転送を実行し、次に、クライアントがファイル
転送の中断を判断し、この判断でファイル転送中断が発
生した際に、クライアントからサーバにファイル転送の
再開を指示し、この後にサーバからクライアントにファ
イル転送を再開し、この再開による転送ファイルの保存
が終了した際に、保存した転送ファイルをクライアント
が実行している。
に、本発明のアプリケーションダウンロードレジューム
方法は、サーバからクライアントへのアプリケーション
実行のためのファイル転送が中断した際に、この転送を
再開するものであり、クライアントがサーバにファイル
転送を指示し、この後にサーバがクライアントに対する
ファイル転送を実行し、次に、クライアントがファイル
転送の中断を判断し、この判断でファイル転送中断が発
生した際に、クライアントからサーバにファイル転送の
再開を指示し、この後にサーバからクライアントにファ
イル転送を再開し、この再開による転送ファイルの保存
が終了した際に、保存した転送ファイルをクライアント
が実行している。
【0009】また、本発明のアプリケーションダウンロ
ードレジューム方法は、サーバからクライアントへのア
プリケーション実行のためのファイル転送が中断した際
に、この転送を再開するものであり、サーバからの転送
対象ファイルのバージョンがクライアントの保存対象フ
ァイルよりも新しいかを判断し、転送対象ファイルのバ
ージョンが新しい際に、クライアントがサーバにファイ
ル転送を指示し、この後にサーバがクライアントに対す
るファイル転送を実行し、次に、クライアントがファイ
ル転送の中断を判断し、この判断でファイル転送中断が
発生した際に、クライアントからサーバにファイル転送
の再開を指示し、この後にサーバからクライアントにフ
ァイル転送を再開し、この再開による転送ファイルの保
存が終了した際に、保存した転送ファイルをクライアン
トが実行している。
ードレジューム方法は、サーバからクライアントへのア
プリケーション実行のためのファイル転送が中断した際
に、この転送を再開するものであり、サーバからの転送
対象ファイルのバージョンがクライアントの保存対象フ
ァイルよりも新しいかを判断し、転送対象ファイルのバ
ージョンが新しい際に、クライアントがサーバにファイ
ル転送を指示し、この後にサーバがクライアントに対す
るファイル転送を実行し、次に、クライアントがファイ
ル転送の中断を判断し、この判断でファイル転送中断が
発生した際に、クライアントからサーバにファイル転送
の再開を指示し、この後にサーバからクライアントにフ
ァイル転送を再開し、この再開による転送ファイルの保
存が終了した際に、保存した転送ファイルをクライアン
トが実行している。
【0010】前記サーバからクライアントへのアプリケ
ーション実行のためのファイル転送が中断した際の転送
再開を、外部から入力される制御プログラムで実行して
いる。
ーション実行のためのファイル転送が中断した際の転送
再開を、外部から入力される制御プログラムで実行して
いる。
【0011】本発明のアプリケーションダウンロードレ
ジュームシステムは、サーバからクライアントへのアプ
リケーション実行のためのファイル転送が中断した際
に、この転送を再開するものであり、クライアントが、
サーバにファイル転送を指示し、かつ、ファイル転送の
中断を判別した際に、サーバにファイル転送の再開を指
示し、この再開による転送ファイルの保存が終了した際
に、保存した転送ファイルを実行し、サーバが、クライ
アントからのファイル転送指示に基づいてファイル転送
を実行し、かつ、ファイル転送の再開指示によって、フ
ァイル転送を再開する構成としてある。
ジュームシステムは、サーバからクライアントへのアプ
リケーション実行のためのファイル転送が中断した際
に、この転送を再開するものであり、クライアントが、
サーバにファイル転送を指示し、かつ、ファイル転送の
中断を判別した際に、サーバにファイル転送の再開を指
示し、この再開による転送ファイルの保存が終了した際
に、保存した転送ファイルを実行し、サーバが、クライ
アントからのファイル転送指示に基づいてファイル転送
を実行し、かつ、ファイル転送の再開指示によって、フ
ァイル転送を再開する構成としてある。
【0012】また、本発明のアプリケーションダウンロ
ードレジュームシステムは、サーバからクライアントへ
のアプリケーション実行のためのファイルの転送が中断
した際に、この転送を再開するものであり、クライアン
トが、サーバからの転送対象ファイルのバージョンがク
ライアントの保存対象ファイルよりも新しいことを判別
した際に、サーバにファイル転送を指示し、かつ、ファ
イル転送の中断を判別した際にサーバにファイル転送の
再開を指示し、この再開による転送ファイルの保存が終
了した際に、この保存した転送ファイルを実行し、サー
バが、クライアントからのファイル転送指示に基づいて
ファイル転送を実行し、かつ、ファイル転送の再開指示
によって、ファイル転送を再開する構成としてある。
ードレジュームシステムは、サーバからクライアントへ
のアプリケーション実行のためのファイルの転送が中断
した際に、この転送を再開するものであり、クライアン
トが、サーバからの転送対象ファイルのバージョンがク
ライアントの保存対象ファイルよりも新しいことを判別
した際に、サーバにファイル転送を指示し、かつ、ファ
イル転送の中断を判別した際にサーバにファイル転送の
再開を指示し、この再開による転送ファイルの保存が終
了した際に、この保存した転送ファイルを実行し、サー
バが、クライアントからのファイル転送指示に基づいて
ファイル転送を実行し、かつ、ファイル転送の再開指示
によって、ファイル転送を再開する構成としてある。
【0013】前記サーバからクライアントへのアプリケ
ーション実行のためのファイル転送が中断した際の転送
再開を、記録媒体に格納した制御プログラムを読み出し
て実行する構成であり、また、前記記録媒体が、交換可
能かつ記憶している制御プログラムを変更可能な少なく
とも半導体メモリ、磁気ディスク装置を含む記憶媒体と
す構成としてある。
ーション実行のためのファイル転送が中断した際の転送
再開を、記録媒体に格納した制御プログラムを読み出し
て実行する構成であり、また、前記記録媒体が、交換可
能かつ記憶している制御プログラムを変更可能な少なく
とも半導体メモリ、磁気ディスク装置を含む記憶媒体と
す構成としてある。
【0014】また、前記クライアントが、転送情報を入
力する入力装置と、ファイル転送の中断での再開による
転送ファイルの保存が終了した際に、この保存した転送
ファイルを実行する転送処理制御を行う転送処理装置
と、転送ファイルを記憶する記憶装置とを備える構成と
してある。
力する入力装置と、ファイル転送の中断での再開による
転送ファイルの保存が終了した際に、この保存した転送
ファイルを実行する転送処理制御を行う転送処理装置
と、転送ファイルを記憶する記憶装置とを備える構成と
してある。
【0015】更に、前記クライアントが、転送情報を入
力する入力装置と、転送対象ファイルのバージョンが保
存対象ファイルよりも新しいことが判別し、かつ、ファ
イル転送の中断での再開による転送ファイルの保存が終
了した際に、この保存した転送ファイルを実行する転送
処理制御を行う転送処理装置と、転送ファイルを記憶す
る記憶装置とを備える構成としてある。
力する入力装置と、転送対象ファイルのバージョンが保
存対象ファイルよりも新しいことが判別し、かつ、ファ
イル転送の中断での再開による転送ファイルの保存が終
了した際に、この保存した転送ファイルを実行する転送
処理制御を行う転送処理装置と、転送ファイルを記憶す
る記憶装置とを備える構成としてある。
【0016】また、前記クライアントが、転送情報を入
力する入力装置と、ファイル転送の中断での再開による
転送ファイルの保存が終了した際に、この保存した転送
ファイルを実行する転送処理制御を記録媒体から読み出
した転送処理制御プログラムに基づいて行う転送処理装
置と、転送ファイルを記憶する記憶装置とを備える構成
としてある。
力する入力装置と、ファイル転送の中断での再開による
転送ファイルの保存が終了した際に、この保存した転送
ファイルを実行する転送処理制御を記録媒体から読み出
した転送処理制御プログラムに基づいて行う転送処理装
置と、転送ファイルを記憶する記憶装置とを備える構成
としてある。
【0017】更に、前記転送処理装置として、入力装置
からの転送情報を送出する転送情報入力部と、転送情報
入力部からの転送情報に基づいて、受信指示を送出し、
かつ、受信待ち処理を監視すると共に、転送ファイルの
保存及び実行結果を受け取って出力する状態監視部と、
サーバ及び転送対象ファイルの存在を確認して転送対象
ファイルの転送を指示するための受信待ち処理部と、状
態監視部からの転送終了タイミングで受信待ち処理部か
らの転送対象ファイルを記憶装置に保存対象ファイルと
して保存する保存部と、保存部に保存が終了した保存対
象ファイルを実行する実行部とを備える構成としてあ
る。
からの転送情報を送出する転送情報入力部と、転送情報
入力部からの転送情報に基づいて、受信指示を送出し、
かつ、受信待ち処理を監視すると共に、転送ファイルの
保存及び実行結果を受け取って出力する状態監視部と、
サーバ及び転送対象ファイルの存在を確認して転送対象
ファイルの転送を指示するための受信待ち処理部と、状
態監視部からの転送終了タイミングで受信待ち処理部か
らの転送対象ファイルを記憶装置に保存対象ファイルと
して保存する保存部と、保存部に保存が終了した保存対
象ファイルを実行する実行部とを備える構成としてあ
る。
【0018】また、前記転送処理装置として、転送処理
装置に、サーバからクライアントへのファイル転送前
に、転送対象ファイルが保存対象ファイルよりも新しい
バージョンかを識別検査するバージョンチェック部を更
に備える構成としてある。
装置に、サーバからクライアントへのファイル転送前
に、転送対象ファイルが保存対象ファイルよりも新しい
バージョンかを識別検査するバージョンチェック部を更
に備える構成としてある。
【0019】更に、前記転送処理装置として、転送処理
装置に、転送処理制御を実行する記録媒体からの転送処
理制御プログラムを読み出すための読出装置を更に備え
る構成であり、また、転送処理装置に、少なくとも、格
納した転送ファイルの内容を画面表示し、又は、印字出
力する出力装置を更に備えると共に、サーバ及びクライ
アントが、一定の設定時間で通信を切断する低伝送速度
の通信ネットワークで接続される構成としてある。
装置に、転送処理制御を実行する記録媒体からの転送処
理制御プログラムを読み出すための読出装置を更に備え
る構成であり、また、転送処理装置に、少なくとも、格
納した転送ファイルの内容を画面表示し、又は、印字出
力する出力装置を更に備えると共に、サーバ及びクライ
アントが、一定の設定時間で通信を切断する低伝送速度
の通信ネットワークで接続される構成としてある。
【0020】このような本発明のアプリケーションダウ
ンロードレジューム方法及びそのシステムは、クライア
ントが、ファイル転送中断が発生した際の転送再開(レ
ジューム機能)による転送ファイルの保存が終了した転
送ファイルを実行する。この結果、クライアントでの転
送されたアプリケーションの自動実行が可能になり、ア
プリケーション実行までの時間が短縮されて、ネットワ
ーク負荷が軽減すると共に、クライアントにおける再転
送指示及びアプリケーション実行のそれぞれの操作負担
をなくすことが出来る。
ンロードレジューム方法及びそのシステムは、クライア
ントが、ファイル転送中断が発生した際の転送再開(レ
ジューム機能)による転送ファイルの保存が終了した転
送ファイルを実行する。この結果、クライアントでの転
送されたアプリケーションの自動実行が可能になり、ア
プリケーション実行までの時間が短縮されて、ネットワ
ーク負荷が軽減すると共に、クライアントにおける再転
送指示及びアプリケーション実行のそれぞれの操作負担
をなくすことが出来る。
【0021】また、本発明のアプリケーションダウンロ
ードレジューム方法及びそのシステムは、サーバからの
転送対象ファイルのバージョンが、クライアントでの保
存対象ファイルよりも新しい際に、クライアントが、フ
ァイル転送中断が発生した際の転送再開による転送ファ
イルを保存し、この保存終了した転送ファイルを自動実
行する。この結果、上記の利点と共に、常時、新しいバ
ージョンのアプリケーションの実行が可能になる。
ードレジューム方法及びそのシステムは、サーバからの
転送対象ファイルのバージョンが、クライアントでの保
存対象ファイルよりも新しい際に、クライアントが、フ
ァイル転送中断が発生した際の転送再開による転送ファ
イルを保存し、この保存終了した転送ファイルを自動実
行する。この結果、上記の利点と共に、常時、新しいバ
ージョンのアプリケーションの実行が可能になる。
【0022】更に、本発明のアプリケーションダウンロ
ードレジューム方法及びそのシステムは、サーバからク
ライアントへのアプリケーション実行のためのファイル
の転送が中断した際の転送再開を、外部から入力される
制御プログラムで実行している。この結果、ダウンロー
ドレジュームプログラムが記憶された磁気ディスク、半
導体メモリなどの交換可能な記憶媒体を用いることが可
能になり、そのダウンロードレジュームプログラムの変
更、特に、バージョンアップに容易に対応できるように
なる。
ードレジューム方法及びそのシステムは、サーバからク
ライアントへのアプリケーション実行のためのファイル
の転送が中断した際の転送再開を、外部から入力される
制御プログラムで実行している。この結果、ダウンロー
ドレジュームプログラムが記憶された磁気ディスク、半
導体メモリなどの交換可能な記憶媒体を用いることが可
能になり、そのダウンロードレジュームプログラムの変
更、特に、バージョンアップに容易に対応できるように
なる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明のアプリケーション
ダウンロードレジューム方法及びそのシステムの実施の
形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の
アプリケーションダウンロードレジューム方法及びその
システムの第1実施形態における構成を示すブロック図
である。この例は、クライアント1とサーバ6とを有し
ている。なお、クライアント1は多数が配置されるが、
ここでは一つのクライアント1のみを図示した。
ダウンロードレジューム方法及びそのシステムの実施の
形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の
アプリケーションダウンロードレジューム方法及びその
システムの第1実施形態における構成を示すブロック図
である。この例は、クライアント1とサーバ6とを有し
ている。なお、クライアント1は多数が配置されるが、
ここでは一つのクライアント1のみを図示した。
【0024】クライアント1は、文字・記号入力情報や
の座標(X,Y)入力信号を送出するキーボード、マウ
ス、トラックボール等の文字・記号及び座標情報の入力
を行う入力装置2と、制御プログラムによって転送処理
制御を実行する転送処理装置3と、転送ファイルなどを
画面表示し、また、印字出力するディスプレイ装置や印
字装置などの出力装置4と、転送ファイルを記憶する記
憶装置5とを有している。
の座標(X,Y)入力信号を送出するキーボード、マウ
ス、トラックボール等の文字・記号及び座標情報の入力
を行う入力装置2と、制御プログラムによって転送処理
制御を実行する転送処理装置3と、転送ファイルなどを
画面表示し、また、印字出力するディスプレイ装置や印
字装置などの出力装置4と、転送ファイルを記憶する記
憶装置5とを有している。
【0025】転送処理装置3は、以下にそれぞれの動作
を説明する転送情報入力部31と、状態監視部32と、
受信待ち処理部33と、保存部34と、実行部35とを
有している。また、記憶装置5は、保存対象ファイル5
1を有し、かつ、サーバ6は、転送対象ファイル61を
有している。
を説明する転送情報入力部31と、状態監視部32と、
受信待ち処理部33と、保存部34と、実行部35とを
有している。また、記憶装置5は、保存対象ファイル5
1を有し、かつ、サーバ6は、転送対象ファイル61を
有している。
【0026】転送情報入力部31は、入力装置2からの
転送情報を、状態監視部32に送出する。また、状態監
視部32は、転送情報入力部31からの転送情報に基づ
いて、受信待ち処理部33に対する受信指示を送出し、
この後は、受信待ち処理部33の監視を行う。また、状
態監視部32は、受信待ち処理部33、保存部34及び
実行部35の実行結果を受信し、かつ、出力装置4に送
出する。
転送情報を、状態監視部32に送出する。また、状態監
視部32は、転送情報入力部31からの転送情報に基づ
いて、受信待ち処理部33に対する受信指示を送出し、
この後は、受信待ち処理部33の監視を行う。また、状
態監視部32は、受信待ち処理部33、保存部34及び
実行部35の実行結果を受信し、かつ、出力装置4に送
出する。
【0027】受信待ち処理部33は、転送元となるサー
バ6及び転送対象ファイル61の存在を確認し、また、
サーバ6及び転送対象ファイル61が共に存在する場合
は、サーバ6に対して転送対象ファイル61を、クライ
アント1へ送信するように指示する。このとき、サーバ
6は、プロトコルとしてHTTPプロトコル又はFTP
ソフトウェア、そしてレジューム機能に対応できる必要
がある。保存部34は、状態監視部32からの転送終了
タイミングで、サーバ6が転送する転送対象ファイル6
1を記憶装置5に保存対象ファイル51として保存す
る。実行部35は、保存部34での保存終了後に、サー
バ6から転送され、クライアント1の記憶装置5に記憶
した保存対象ファイル51を実行する。
バ6及び転送対象ファイル61の存在を確認し、また、
サーバ6及び転送対象ファイル61が共に存在する場合
は、サーバ6に対して転送対象ファイル61を、クライ
アント1へ送信するように指示する。このとき、サーバ
6は、プロトコルとしてHTTPプロトコル又はFTP
ソフトウェア、そしてレジューム機能に対応できる必要
がある。保存部34は、状態監視部32からの転送終了
タイミングで、サーバ6が転送する転送対象ファイル6
1を記憶装置5に保存対象ファイル51として保存す
る。実行部35は、保存部34での保存終了後に、サー
バ6から転送され、クライアント1の記憶装置5に記憶
した保存対象ファイル51を実行する。
【0028】次に、この第1実施形態の動作について説
明する。図2は第1実施形態の動作の処理手順を示すフ
ローチャートである。図1及び図2において、入力装置
2からの転送情報が、転送情報入力部31に入力される
(ステップS1)。転送情報入力部31は、入力された
転送情報におけるサーバ6の名称又はIPアドレスと転
送対象ファイル名称を、状態監視部32に送信する。こ
の情報を受け取った状態監視部32が、受信待ち処理部
33を通じてサーバ6及びこの内部の転送対象ファイル
61が存在するかを判断する(ステップS2,S3)。
明する。図2は第1実施形態の動作の処理手順を示すフ
ローチャートである。図1及び図2において、入力装置
2からの転送情報が、転送情報入力部31に入力される
(ステップS1)。転送情報入力部31は、入力された
転送情報におけるサーバ6の名称又はIPアドレスと転
送対象ファイル名称を、状態監視部32に送信する。こ
の情報を受け取った状態監視部32が、受信待ち処理部
33を通じてサーバ6及びこの内部の転送対象ファイル
61が存在するかを判断する(ステップS2,S3)。
【0029】サーバ6及び転送対象ファイル61が存在
しない場合(S2,S3:No)、その無存在を示すメ
ッセージを出力装置4に送出して、ディスプレイ装置で
画面表示する(ステップS10)。サーバ6及び転送対
象ファイル61が存在する場合(S2,S3:Ye
s)、状態監視部32は受信待ち処理部33に対して、
受信要求を送出する。受信待ち処理部33は、この受信
要求に対してHTTPプロトコル又はFTPソフトウェ
アの実行によって、ファイル転送を行うように、その要
求をサーバ6に送出する(ステップS4)。このサーバ
6へのファイル転送要求開始が、出力装置4のディスプ
レイ装置で画面表示される。
しない場合(S2,S3:No)、その無存在を示すメ
ッセージを出力装置4に送出して、ディスプレイ装置で
画面表示する(ステップS10)。サーバ6及び転送対
象ファイル61が存在する場合(S2,S3:Ye
s)、状態監視部32は受信待ち処理部33に対して、
受信要求を送出する。受信待ち処理部33は、この受信
要求に対してHTTPプロトコル又はFTPソフトウェ
アの実行によって、ファイル転送を行うように、その要
求をサーバ6に送出する(ステップS4)。このサーバ
6へのファイル転送要求開始が、出力装置4のディスプ
レイ装置で画面表示される。
【0030】このファイル転送要求を受け取ったサーバ
6は、このファイル転送要求を行ったクライアント1に
対して、転送対象ファイル61の送信を開始し、この送
信開始を受信待ち処理部33へ通知する(ステップS
5)。状態監視部32は、受信待ち処理部33を監視し
て、サーバ6からの受信状態を判断する(ステップS
6)。この受信監視状況を出力装置4に送出し、ディス
プレイ装置で画面表示する。
6は、このファイル転送要求を行ったクライアント1に
対して、転送対象ファイル61の送信を開始し、この送
信開始を受信待ち処理部33へ通知する(ステップS
5)。状態監視部32は、受信待ち処理部33を監視し
て、サーバ6からの受信状態を判断する(ステップS
6)。この受信監視状況を出力装置4に送出し、ディス
プレイ装置で画面表示する。
【0031】ここで、何らかの原因で、転送対象ファイ
ル61の転送中断が発生した場合、受信待ち処理部33
は、状態監視部32へ、この中断発生を通知する。状態
監視部32は、中断発生を出力装置4に送出し、ディス
プレイ装置で画面表示する。更に、状態監視部32は、
既に転送された転送対象ファイル61を保存部34に送
出する。保存部34は、転送対象ファイル61を保存対
象ファイル51として記憶装置5に記憶する(ステップ
S7)。この記憶状況が状態監視部32に通知され、こ
こから出力装置4に送出してディスプレイ装置で画面表
示する。
ル61の転送中断が発生した場合、受信待ち処理部33
は、状態監視部32へ、この中断発生を通知する。状態
監視部32は、中断発生を出力装置4に送出し、ディス
プレイ装置で画面表示する。更に、状態監視部32は、
既に転送された転送対象ファイル61を保存部34に送
出する。保存部34は、転送対象ファイル61を保存対
象ファイル51として記憶装置5に記憶する(ステップ
S7)。この記憶状況が状態監視部32に通知され、こ
こから出力装置4に送出してディスプレイ装置で画面表
示する。
【0032】次に、中断状況情報を受け取った状態監視
部32は、この中断状況情報に基づいて、転送対象ファ
イル61中の未転送部分を転送するように受信待ち処理
部33に指示を行う。この受信待ち処理部33は、中断
状況情報と共に、再度、転送要求をサーバ6に送信する
(ステップS4)。このときの中断再開状況を出力装置
4に送出してディスプレイ装置で画面表示する。中断状
況情報と共に、転送要求を受け取ったサーバ6は、転送
対象ファイル61の未転送部分の送信を再開する(ステ
ップS5)。
部32は、この中断状況情報に基づいて、転送対象ファ
イル61中の未転送部分を転送するように受信待ち処理
部33に指示を行う。この受信待ち処理部33は、中断
状況情報と共に、再度、転送要求をサーバ6に送信する
(ステップS4)。このときの中断再開状況を出力装置
4に送出してディスプレイ装置で画面表示する。中断状
況情報と共に、転送要求を受け取ったサーバ6は、転送
対象ファイル61の未転送部分の送信を再開する(ステ
ップS5)。
【0033】転送対象ファイル61のデータが最後まで
転送されて終了した場合、状態監視部32は、中断状態
情報と共に転送対象ファイル61を保存部34へ送出す
る。なお、中断していない場合は、中断状態情報の送出
は実行しない。また、保存部34は、転送対象ファイル
61を保存対象ファイル51として記憶装置5に記憶す
る。中断状態情報を受け取った保存部34は追加保存を
行い、中断状態情報が存在しない場合は、新規に保存す
る。このときの保存状況を出力装置4に送出してディス
プレイ装置で画面表示する(ステップS8)。この保存
終了後、実行部35が記憶装置5に記憶された保存対象
ファイル51、すなわち、アプリケーションを実行し、
このときの実行状況を出力装置4に送出してディスプレ
イ装置で画面表示する(ステップS9)。
転送されて終了した場合、状態監視部32は、中断状態
情報と共に転送対象ファイル61を保存部34へ送出す
る。なお、中断していない場合は、中断状態情報の送出
は実行しない。また、保存部34は、転送対象ファイル
61を保存対象ファイル51として記憶装置5に記憶す
る。中断状態情報を受け取った保存部34は追加保存を
行い、中断状態情報が存在しない場合は、新規に保存す
る。このときの保存状況を出力装置4に送出してディス
プレイ装置で画面表示する(ステップS8)。この保存
終了後、実行部35が記憶装置5に記憶された保存対象
ファイル51、すなわち、アプリケーションを実行し、
このときの実行状況を出力装置4に送出してディスプレ
イ装置で画面表示する(ステップS9)。
【0034】次に、この動作の要部を具体例を用いて説
明する。転送処理装置3がアプリケーションを転送処理
する場合について説明する。まず、転送処理装置3が、
アプリケーション起動を実行する。クライアント1の使
用者が、サーバ6に存在する転送対象ファイル61を記
述した転送用情報ファイルを選択して転送を開始する
(ステップS1,S2,S3)。転送情報入力部31
は、転送用情報ファイルからサーバ6のURL又はIP
アドレスと、転送対象ファイル61を取り込む。この情
報を状態監視部32へ送出する。状態監視部32は、受
信待ち処理部33を通じてサーバ6へ転送要求を送信す
る(ステップS4)。送信要求を受けたサーバ6は、ク
ライアント1に転送対象ファイル61の転送を開始する
(ステップS5)。
明する。転送処理装置3がアプリケーションを転送処理
する場合について説明する。まず、転送処理装置3が、
アプリケーション起動を実行する。クライアント1の使
用者が、サーバ6に存在する転送対象ファイル61を記
述した転送用情報ファイルを選択して転送を開始する
(ステップS1,S2,S3)。転送情報入力部31
は、転送用情報ファイルからサーバ6のURL又はIP
アドレスと、転送対象ファイル61を取り込む。この情
報を状態監視部32へ送出する。状態監視部32は、受
信待ち処理部33を通じてサーバ6へ転送要求を送信す
る(ステップS4)。送信要求を受けたサーバ6は、ク
ライアント1に転送対象ファイル61の転送を開始する
(ステップS5)。
【0035】そして、通信ネットワークでの輻輳状態や
回線切断による転送中断が発生した場合、状態監視部3
2が、この転送中断の情報を保存する(ステップS6,
S7)。この中断された転送処理を、状態監視部32か
ら中断情報と共にサーバ6に送出して、その再度の転送
要求が行われる(ステップS4)。この中断情報を受け
取ったサーバ6は、未転送の残りの部分をクライアント
1に送信する(ステップS5)。転送対象ファイル61
の転送が全て終了すると状態監視部32が保存部34に
保存を要求し、保存部34の記憶装置5に保存対象ファ
イル51として、その保存を行う(ステップS8)。こ
の保存が終了すると、状態監視部32は、転送用情報フ
ァイル内に記述されているアプリケーションを実行する
(ステップS9)。
回線切断による転送中断が発生した場合、状態監視部3
2が、この転送中断の情報を保存する(ステップS6,
S7)。この中断された転送処理を、状態監視部32か
ら中断情報と共にサーバ6に送出して、その再度の転送
要求が行われる(ステップS4)。この中断情報を受け
取ったサーバ6は、未転送の残りの部分をクライアント
1に送信する(ステップS5)。転送対象ファイル61
の転送が全て終了すると状態監視部32が保存部34に
保存を要求し、保存部34の記憶装置5に保存対象ファ
イル51として、その保存を行う(ステップS8)。こ
の保存が終了すると、状態監視部32は、転送用情報フ
ァイル内に記述されているアプリケーションを実行する
(ステップS9)。
【0036】このように、この第1実施形態では、アプ
リケーション実行時におけるファイル転送の中断情報を
サーバ6に送信して、転送中断に対する転送を再開し、
更に、全部が転送されたファイルによるアプリケーショ
ンを自動的に実行している。この結果、アプリケーショ
ン実行までの時間が短縮されて、ネットワーク負荷が軽
減し、更にクライアントにおける再転送指示操作の負担
をなくすことが出来るようになる。特に、一定時間のみ
で通信が行われ、回線切断による転送中断が発生し易い
低伝送速度の通信ネットワークで、これらの利点が大き
く得られる。
リケーション実行時におけるファイル転送の中断情報を
サーバ6に送信して、転送中断に対する転送を再開し、
更に、全部が転送されたファイルによるアプリケーショ
ンを自動的に実行している。この結果、アプリケーショ
ン実行までの時間が短縮されて、ネットワーク負荷が軽
減し、更にクライアントにおける再転送指示操作の負担
をなくすことが出来るようになる。特に、一定時間のみ
で通信が行われ、回線切断による転送中断が発生し易い
低伝送速度の通信ネットワークで、これらの利点が大き
く得られる。
【0037】図3は第2実施形態の構成を示すブロック
図である。図3において、この第2実施形態の構成に
は、図1の第1実施形態の構成に加えて、転送処理装置
3A中にバージョンチェック部36が設けられている。
このバージョンチェック部36は、サーバ6からクライ
アント1へのファイル転送を行う前に、転送対象ファイ
ル61が保存対象ファイル51として記憶装置内に既に
存在しているとき、このファイルのバージョン情報を検
査する。
図である。図3において、この第2実施形態の構成に
は、図1の第1実施形態の構成に加えて、転送処理装置
3A中にバージョンチェック部36が設けられている。
このバージョンチェック部36は、サーバ6からクライ
アント1へのファイル転送を行う前に、転送対象ファイ
ル61が保存対象ファイル51として記憶装置内に既に
存在しているとき、このファイルのバージョン情報を検
査する。
【0038】次に、この第2実施形態の動作について説
明する。図4は第2実施形態の動作の処理手順を示すフ
ローチャートである。この図4において、ステップS1
〜S10の処理である転送情報入力部31、状態監視部
32、受信待ち処理部33、保存部34及び実行部35
の動作は、第1実施形態のステップS1〜S10の処理
(転送情報入力部31〜実行部35)と同様であり、そ
の重複した説明は省略する。
明する。図4は第2実施形態の動作の処理手順を示すフ
ローチャートである。この図4において、ステップS1
〜S10の処理である転送情報入力部31、状態監視部
32、受信待ち処理部33、保存部34及び実行部35
の動作は、第1実施形態のステップS1〜S10の処理
(転送情報入力部31〜実行部35)と同様であり、そ
の重複した説明は省略する。
【0039】第1実施形態では、既に転送対象ファイル
61がクライアント1の記憶装置内に保存対象ファイル
51として格納されており、転送対象ファイル61及び
保存対象ファイル51の両方のバージョンが同一の場
合、及び、転送対象ファイル61よりも保存対象ファイ
ル51のバージョンが新しい場合も、サーバ6からクラ
イアント1へのファイル転送を実行している。この第2
実施形態では、ファイル転送を実行する前に、転送対象
ファイル61と保存対象ファイル51の版(バージョ
ン)を検査して、ファイル転送を実行するか否かを判断
する。ファイル転送を実行するのは、保存対象ファイル
51の版よりも転送対象ファイル61の版が新しい場合
である。
61がクライアント1の記憶装置内に保存対象ファイル
51として格納されており、転送対象ファイル61及び
保存対象ファイル51の両方のバージョンが同一の場
合、及び、転送対象ファイル61よりも保存対象ファイ
ル51のバージョンが新しい場合も、サーバ6からクラ
イアント1へのファイル転送を実行している。この第2
実施形態では、ファイル転送を実行する前に、転送対象
ファイル61と保存対象ファイル51の版(バージョ
ン)を検査して、ファイル転送を実行するか否かを判断
する。ファイル転送を実行するのは、保存対象ファイル
51の版よりも転送対象ファイル61の版が新しい場合
である。
【0040】次に、この動作の要部を具体例を用いて説
明する。クライアント1の使用者は、サーバ6に存在す
る転送対象ファイル61が記述された転送用情報ファイ
ルを選択して、その転送を開始する(ステップS1,S
2,S3)。転送情報入力部31は、転送用情報ファイ
ルから、サーバ6のURL又はIPアドレスと転送対象
ファイル61を読み取り、この情報を状態監視部32に
送出する。状態監視部32は、記憶装置5内に転送対象
ファイル61と同一のファイルが存在するかを調べる。
ここで同一のファイルが存在しない場合、第1実施形態
と同一の処理が実行される。
明する。クライアント1の使用者は、サーバ6に存在す
る転送対象ファイル61が記述された転送用情報ファイ
ルを選択して、その転送を開始する(ステップS1,S
2,S3)。転送情報入力部31は、転送用情報ファイ
ルから、サーバ6のURL又はIPアドレスと転送対象
ファイル61を読み取り、この情報を状態監視部32に
送出する。状態監視部32は、記憶装置5内に転送対象
ファイル61と同一のファイルが存在するかを調べる。
ここで同一のファイルが存在しない場合、第1実施形態
と同一の処理が実行される。
【0041】同一のファイルが存在する場合、保存対象
ファイル51の日付又はバージョン番号を読み取り、サ
ーバ6の転送対象ファイル61の日付又はバージョン番
号と比較する。この比較の結果、保存対象ファイル51
よりも転送対象ファイル61の版が新しい場合、ファイ
ル転送を実行する。すなわち、保存対象ファイル51と
転送対象ファイル61との版が同一又は転送対象ファイ
ル61が古い版の場合は転送を実行しない(ステップS
11)。これ以降の処理(ルーチン)は、第1実施形態
と同様であり、その重複した説明は省略する。
ファイル51の日付又はバージョン番号を読み取り、サ
ーバ6の転送対象ファイル61の日付又はバージョン番
号と比較する。この比較の結果、保存対象ファイル51
よりも転送対象ファイル61の版が新しい場合、ファイ
ル転送を実行する。すなわち、保存対象ファイル51と
転送対象ファイル61との版が同一又は転送対象ファイ
ル61が古い版の場合は転送を実行しない(ステップS
11)。これ以降の処理(ルーチン)は、第1実施形態
と同様であり、その重複した説明は省略する。
【0042】このように、この第2実施形態では、第1
実施形態と同様に転送中断を再開し、更に、アプリケー
ションを自動的に実行できると共に、転送するファイル
の日付、ファイルバージョン情報などによる版検査を実
施している。この結果、常時、新しいバージョンのアプ
リケーション実行が可能になる。
実施形態と同様に転送中断を再開し、更に、アプリケー
ションを自動的に実行できると共に、転送するファイル
の日付、ファイルバージョン情報などによる版検査を実
施している。この結果、常時、新しいバージョンのアプ
リケーション実行が可能になる。
【0043】図5は第3実施形態の構成を示すブロック
図である。図5において、この第3実施形態の構成に
は、図1の第1実施形態の構成に加えて、転送処理装置
3Bに接続した磁気ディスク、半導体メモリなどの記録
媒体9が設けられている。この記録媒体9は、ダウンロ
ードレジュームプログラムが記憶されている。このダウ
ンロードレジュームプログラムは、記録媒体9から転送
処理装置3Bが読み込んで、その制御を実行する。この
制御(ダウンロードレジュームプログラム)は、次に説
明するように、第1実施形態における転送処理装置3A
及び第2実施形態における転送処理装置3Bと同様であ
る。
図である。図5において、この第3実施形態の構成に
は、図1の第1実施形態の構成に加えて、転送処理装置
3Bに接続した磁気ディスク、半導体メモリなどの記録
媒体9が設けられている。この記録媒体9は、ダウンロ
ードレジュームプログラムが記憶されている。このダウ
ンロードレジュームプログラムは、記録媒体9から転送
処理装置3Bが読み込んで、その制御を実行する。この
制御(ダウンロードレジュームプログラム)は、次に説
明するように、第1実施形態における転送処理装置3A
及び第2実施形態における転送処理装置3Bと同様であ
る。
【0044】入力装置2からの転送情報が転送情報入力
部31に入力装置2される。この転送情報入力部31
は、転送用情報(URL)から、サーバ6の名称又はI
Pアドレスと転送対象ファイル61を読み取り、その情
報を状態監視部32へ転送する。状態監視部32は、受
信待ち処理部33を通じてサーバ6に転送要求を送信す
る。この送信要求を受け取ったサーバ6は、クライアン
ト1への転送対象ファイル61の転送を開始する。
部31に入力装置2される。この転送情報入力部31
は、転送用情報(URL)から、サーバ6の名称又はI
Pアドレスと転送対象ファイル61を読み取り、その情
報を状態監視部32へ転送する。状態監視部32は、受
信待ち処理部33を通じてサーバ6に転送要求を送信す
る。この送信要求を受け取ったサーバ6は、クライアン
ト1への転送対象ファイル61の転送を開始する。
【0045】このとき低伝送速度の通信ネットワークで
の輻輳状態や回線切断による転送中断が発生した場合、
状態監視部32が、この転送中断を保存する。この中断
された転送処理を、状態監視部32から中断情報と共に
サーバ6に送出して、その再度の転送要求が行われる。
この中断情報を受け取ったサーバ6は、未転送の残りの
部分をクライアント1に送信する。転送対象ファイル6
1の転送が全て終了すると状態監視部32が、保存部3
4に保存を要求し、転送対象ファイル61を保存部34
の記憶装置5に保存対象ファイル51として、その保存
を行う。この保存が終了すると、状態監視部32は、転
送用情報ファイル内に記述されているアプリケーション
を実行する。
の輻輳状態や回線切断による転送中断が発生した場合、
状態監視部32が、この転送中断を保存する。この中断
された転送処理を、状態監視部32から中断情報と共に
サーバ6に送出して、その再度の転送要求が行われる。
この中断情報を受け取ったサーバ6は、未転送の残りの
部分をクライアント1に送信する。転送対象ファイル6
1の転送が全て終了すると状態監視部32が、保存部3
4に保存を要求し、転送対象ファイル61を保存部34
の記憶装置5に保存対象ファイル51として、その保存
を行う。この保存が終了すると、状態監視部32は、転
送用情報ファイル内に記述されているアプリケーション
を実行する。
【0046】このように、この第3実施形態では、ダウ
ンロードレジュームプログラムが記憶された磁気ディス
ク、半導体メモリなどの交換可能な記憶媒体9を用いる
ことによって、ダウンロードレジュームプログラム変
更、特に、バージョンアップに対応可能になる。
ンロードレジュームプログラムが記憶された磁気ディス
ク、半導体メモリなどの交換可能な記憶媒体9を用いる
ことによって、ダウンロードレジュームプログラム変
更、特に、バージョンアップに対応可能になる。
【0047】なお、第1乃至第3実施形態での実行部3
5にシステム登録を行うことができる。例えば、ウィン
ドウシステムにおけるレジストリエントリが可能であ
る。このシステム登録は、例えば、オペレーティングシ
ステム(OS)やアプリケーションの詳細情報を内部的
に保持する。実際にはファイルとして管理される。この
システム登録は、アプリケーションが動作するために必
要なファイルを、この実行時におけるダウンロードレジ
ュームシステムに組み込むものである。
5にシステム登録を行うことができる。例えば、ウィン
ドウシステムにおけるレジストリエントリが可能であ
る。このシステム登録は、例えば、オペレーティングシ
ステム(OS)やアプリケーションの詳細情報を内部的
に保持する。実際にはファイルとして管理される。この
システム登録は、アプリケーションが動作するために必
要なファイルを、この実行時におけるダウンロードレジ
ュームシステムに組み込むものである。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のアプリケーションダウンロードレジューム方法及びそ
のシステムによれば、クライアントが、ファイル転送中
断が発生した際の転送再開による転送ファイルの保存が
終了した転送ファイルを実行する。この結果、クライア
ントで、転送されたアプリケーションの自動実行が可能
になり、アプリケーション実行までの時間が短縮され
て、ネットワーク負荷が軽減すると共に、クライアント
における再転送指示及びアプリケーション実行のそれぞ
れの操作負担をなくすことが出来る。
のアプリケーションダウンロードレジューム方法及びそ
のシステムによれば、クライアントが、ファイル転送中
断が発生した際の転送再開による転送ファイルの保存が
終了した転送ファイルを実行する。この結果、クライア
ントで、転送されたアプリケーションの自動実行が可能
になり、アプリケーション実行までの時間が短縮され
て、ネットワーク負荷が軽減すると共に、クライアント
における再転送指示及びアプリケーション実行のそれぞ
れの操作負担をなくすことが出来る。
【0049】また、本発明のアプリケーションダウンロ
ードレジューム方法及びそのシステムによれば、サーバ
からの転送対象ファイルのバージョンが、クライアント
での保存対象ファイルよりも新しい際に、クライアント
が、ファイル転送中断が発生した際の転送再開による転
送ファイルを保存し、この保存終了した転送ファイルを
自動実行する。この結果、上記の利点と共に、常時、新
しいバージョンのアプリケーションの実行が出来るよう
になる。
ードレジューム方法及びそのシステムによれば、サーバ
からの転送対象ファイルのバージョンが、クライアント
での保存対象ファイルよりも新しい際に、クライアント
が、ファイル転送中断が発生した際の転送再開による転
送ファイルを保存し、この保存終了した転送ファイルを
自動実行する。この結果、上記の利点と共に、常時、新
しいバージョンのアプリケーションの実行が出来るよう
になる。
【0050】更に、本発明のアプリケーションダウンロ
ードレジューム方法及びそのシステムによれば、サーバ
からクライアントへのアプリケーション実行のためのフ
ァイルの転送が中断した際の転送再開を、外部から入力
される制御プログラムで実行している。この結果、ダウ
ンロードレジュームプログラムが記憶された磁気ディス
ク、半導体メモリなどの交換可能な記憶媒体を用いるこ
とによって、ダウンロードレジュームプログラムの変
更、特に、バージョンアップに容易に対応できるように
なる。
ードレジューム方法及びそのシステムによれば、サーバ
からクライアントへのアプリケーション実行のためのフ
ァイルの転送が中断した際の転送再開を、外部から入力
される制御プログラムで実行している。この結果、ダウ
ンロードレジュームプログラムが記憶された磁気ディス
ク、半導体メモリなどの交換可能な記憶媒体を用いるこ
とによって、ダウンロードレジュームプログラムの変
更、特に、バージョンアップに容易に対応できるように
なる。
【図1】本発明のアプリケーションダウンロードレジュ
ーム方法及びそのシステムの第1実施形態における構成
を示すブロック図である。
ーム方法及びそのシステムの第1実施形態における構成
を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態の動作の処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】第2実施形態の構成を示すブロック図である。
【図4】第2実施形態の動作の処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】第3実施形態の構成を示すブロック図である。
1 クライアント 2 入力装置 3 転送処理装置3,3A,3B 4 出力装置 5 記憶装置 6 サーバ 9 記録媒体 31 転送情報入力部 32 状態監視部 33 受信待ち処理部 34 保存部 35 実行部 36 バージョンチェック部 51 保存対象ファイル 61 転送対象ファイル
Claims (15)
- 【請求項1】 サーバからクライアントへのアプリケー
ション実行のためのファイル転送が中断した際に、この
転送を再開するアプリケーションダウンロードレジュー
ム方法において、 クライアントがサーバにファイル転送を指示し、 この後にサーバがクライアントに対するファイル転送を
実行し、 次に、クライアントがファイル転送の中断を判断し、 この判断でファイル転送中断が発生した際に、クライア
ントからサーバにファイル転送の再開を指示し、 この後にサーバからクライアントにファイル転送を再開
し、 この再開による転送ファイルの保存が終了した際に、保
存した転送ファイルをクライアントが実行することを特
徴とするアプリケーションダウンロードレジューム方
法。 - 【請求項2】 サーバからクライアントへのアプリケー
ション実行のためのファイル転送が中断した際に、この
転送を再開するアプリケーションダウンロードレジュー
ム方法において、 サーバからの転送対象ファイルのバージョンがクライア
ントの保存対象ファイルよりも新しいかを判断し、 転送対象ファイルのバージョンが新しい際に、クライア
ントがサーバにファイル転送を指示し、 この後にサーバがクライアントに対するファイル転送を
実行し、 次に、クライアントがファイル転送の中断を判断し、 この判断でファイル転送中断が発生した際に、クライア
ントからサーバにファイル転送の再開を指示し、 この後にサーバからクライアントにファイル転送を再開
し、 この再開による転送ファイルの保存が終了した際に、保
存した転送ファイルをクライアントが実行することを特
徴とするアプリケーションダウンロードレジューム方
法。 - 【請求項3】 前記サーバからクライアントへのアプリ
ケーション実行のためのファイル転送が中断した際の転
送再開を、外部から入力される制御プログラムで実行す
ることを特徴とする請求項1又と2記載のアプリケーシ
ョンダウンロードレジューム方法。 - 【請求項4】 サーバからクライアントへのアプリケー
ション実行のためのファイル転送が中断した際に、この
転送を再開するアプリケーションダウンロードレジュー
ムシステムにおいて、 前記クライアントが、前記サーバにファイル転送を指示
し、かつ、ファイル転送の中断を判別した際に、前記サ
ーバにファイル転送の再開を指示し、この再開による転
送ファイルの保存が終了した際に、保存した転送ファイ
ルを実行し、 前記サーバが、前記クライアントからのファイル転送指
示に基づいてファイル転送を実行し、かつ、ファイル転
送の再開指示によって、ファイル転送を再開することを
特徴とするアプリケーションダウンロードレジュームシ
ステム。 - 【請求項5】 サーバからクライアントへのアプリケー
ション実行のためのファイルの転送が中断した際に、こ
の転送を再開するアプリケーションダウンロードレジュ
ームシステムにおいて、 前記クライアントが、前記サーバからの転送対象ファイ
ルのバージョンが前記クライアントの保存対象ファイル
よりも新しいことを判別した際に、前記サーバにファイ
ル転送を指示し、かつ、ファイル転送の中断を判別した
際に前記サーバにファイル転送の再開を指示し、この再
開による転送ファイルの保存が終了した際に、この保存
した転送ファイルを実行し、 前記サーバが、前記クライアントからのファイル転送指
示に基づいてファイル転送を実行し、かつ、ファイル転
送の再開指示によって、ファイル転送を再開することを
特徴とするアプリケーションダウンロードレジュームシ
ステム。 - 【請求項6】 前記サーバからクライアントへのアプリ
ケーション実行のためのファイル転送が中断した際の転
送再開を、 記録媒体に格納した制御プログラムを読み出して実行す
ることを特徴とする請求項4又と5記載のアプリケーシ
ョンダウンロードレジュームシステム。 - 【請求項7】 前記記録媒体が、 交換可能かつ記憶している制御プログラムが、変更可能
な少なくとも半導体メモリ、磁気ディスク装置を含む記
憶媒体であることを特徴とする請求項6記載のアプリケ
ーションダウンロードレジュームシステム。 - 【請求項8】 前記請求項4記載のクライアントが、 転送情報を入力する入力装置と、 ファイル転送の中断での再開による転送ファイルの保存
が終了した際に、この保存した転送ファイルを実行する
転送処理制御を行う転送処理装置と、 転送ファイルを記憶する記憶装置と、 を備えることを特徴とするアプリケーションダウンロー
ドレジュームシステム。 - 【請求項9】 前記請求項5記載のクライアントが、 転送情報を入力する入力装置と、 転送対象ファイルのバージョンが保存対象ファイルより
も新しいことが判別し、かつ、ファイル転送の中断での
再開による転送ファイルの保存が終了した際に、この保
存した転送ファイルを実行する転送処理制御を行う転送
処理装置と、 転送ファイルを記憶する記憶装置と、 を備えることを特徴とするアプリケーションダウンロー
ドレジュームシステム。 - 【請求項10】 前記請求項6記載のクライアントが、 転送情報を入力する入力装置と、 ファイル転送の中断での再開による転送ファイルの保存
が終了した際に、この保存した転送ファイルを実行する
転送処理制御を記録媒体から読み出した転送処理制御プ
ログラムに基づいて行う転送処理装置と、 転送ファイルを記憶する記憶装置と、 を備えることを特徴とするアプリケーションダウンロー
ドレジュームシステム。 - 【請求項11】 前記請求項8記載の転送処理装置とし
て、 入力装置からの転送情報を送出する転送情報入力部と、 前記転送情報入力部からの転送情報に基づいて、受信指
示を送出し、かつ、受信待ち処理を監視すると共に、転
送ファイルの保存及び実行結果を受け取って出力する状
態監視部と、 サーバ及び転送対象ファイルの存在を確認して転送対象
ファイルの転送を指示するための受信待ち処理部と、 前記状態監視部からの転送終了タイミングで、前記受信
待ち処理部からの転送対象ファイルを記憶装置に保存対
象ファイルとして保存する保存部と、 前記保存部に保存が終了した保存対象ファイルを実行す
る実行部と、 を備えることを特徴とするアプリケーションダウンロー
ドレジュームシステム。 - 【請求項12】 前記請求項9記載の転送処理装置とし
て、 前記8記載の転送処理装置に追加して、 サーバからクライアントへのファイル転送前に、転送対
象ファイルが保存対象ファイルよりも新しいバージョン
かを識別検査するバージョンチェック部を更に備えるこ
とを特徴とするアプリケーションダウンロードレジュー
ムシステム。 - 【請求項13】 前記請求項10記載の転送処理装置と
して、 前記8請求項記載の転送処理装置に追加して、 転送処理制御を実行する記録媒体からの転送処理制御プ
ログラムを読み出すための読出装置を更に備えることを
特徴とするアプリケーションダウンロードレジュームシ
ステム。 - 【請求項14】 前記請求項11,12又は13記載の
転送処理装置に、 少なくとも、格納した転送ファイルの内容を画面表示
し、又は、印字出力する出力装置を更に備えることを特
徴とするアプリケーションダウンロードレジュームシス
テム。 - 【請求項15】 前記請求項4,5又は6記載のサーバ
及びクライアントが、 一定の設定時間で通信を切断する低伝送速度の通信ネッ
トワークで接続されることを特徴とするアプリケーショ
ンダウンロードレジュームシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10244092A JP2000076158A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | アプリケーションダウンロードレジューム方法及びそのシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10244092A JP2000076158A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | アプリケーションダウンロードレジューム方法及びそのシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000076158A true JP2000076158A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17113635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10244092A Pending JP2000076158A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | アプリケーションダウンロードレジューム方法及びそのシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000076158A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002149535A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-05-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ファイル転送システム、装置、方法、及びファイル転送プログラムを記録した記録媒体 |
EP1261203A3 (en) * | 2001-04-18 | 2004-09-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Portable device |
US7146406B2 (en) | 2000-06-29 | 2006-12-05 | Panasonic Communications Co., Ltd. | Server apparatus and method to distribute media data |
-
1998
- 1998-08-28 JP JP10244092A patent/JP2000076158A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7146406B2 (en) | 2000-06-29 | 2006-12-05 | Panasonic Communications Co., Ltd. | Server apparatus and method to distribute media data |
JP2002149535A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-05-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ファイル転送システム、装置、方法、及びファイル転送プログラムを記録した記録媒体 |
EP1261203A3 (en) * | 2001-04-18 | 2004-09-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Portable device |
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