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JP2000062799A - 開封誘導構造付き包装袋及びその製造方法 - Google Patents

開封誘導構造付き包装袋及びその製造方法

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Publication number
JP2000062799A
JP2000062799A JP10231864A JP23186498A JP2000062799A JP 2000062799 A JP2000062799 A JP 2000062799A JP 10231864 A JP10231864 A JP 10231864A JP 23186498 A JP23186498 A JP 23186498A JP 2000062799 A JP2000062799 A JP 2000062799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
perforation
packaging bag
opening
guide structure
gas barrier
Prior art date
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Pending
Application number
JP10231864A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Sakae
賢治 栄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】積層そして製袋加工の結果として開封部の引き
裂き性に期待しない方向性、くせ等を持つようになって
しまった包装袋、あるいは全く方向性を持たずに何れの
方向の引き裂きも同程度に高強度となってしまった包装
袋に対して開封部の引き裂きに方向性を与えようとする
ものである。 【解決手段】ガスバリア性層以外の積層材の将来開封部
となる部分に、開封誘導のための1以上のミシン目列ユ
ニットを刻設してあるガスバリア性積層材料を前後壁、
又は前壁または後壁の一方として用い、両者がミシン目
列ユニットを有する場合には、それらのミシン目列ユニ
ットを相互に位置合わせして重ね合わせ、その周縁部で
シールしてなる開封誘導構造付き包装袋及びその製造方
法とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は包装袋及びその製造
方法に関し、特に開封部に開封誘導構造を付した包装袋
及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、食品、医薬品、液体洗剤等の
小分け用包装袋として、合成樹脂フィルムを主体とした
ガスバリア性積層包装材料を用いて製袋された、いわゆ
るピロー包装袋、三方シール袋、スタンディングパウチ
等が利用されてきた。
【0003】これらの包装袋に使用される積層包装材料
としては、ポリエステル、ナイロン等の延伸フィルムを
基材として、これにポリエチレン等のシーラント層を積
層したもの(延伸フィルム/シーラント層)、あるいは
アルミニウム箔とシーラント層とを積層したもの(延伸
フィルム/アルミニウム箔/シーラント層)のほか、特
に強度が必要な液体用のフレキシブル包装袋において
は、さらに延伸フィルムでアルミニウム箔を挟んだ構成
としたもの(延伸フィルム/アルミニウム箔/延伸フィ
ルム/シーラント層)等があるように、ほとんどの場合
において延伸(2軸延伸)フィルムが用いられているの
である。このような積層包装材料は、高強度を有する反
面、包装袋としたときには引き裂き難く、また予め想定
した開封ラインに沿って引き裂き開封することは極めて
難しいという問題点があったのである。
【0004】一般的に、2軸延伸フィルムの延伸率は押
出し方向の方が幅方向よりも大きくなるために押出し方
向の分子配向度の方が大きく、長さと幅方向は異方性を
示すことになるのであり、このような2軸延伸フィルム
を構成中に含む複合包装材を用いて製造した包装袋の開
封性には自ずと方向性が生じてしまうものである。例え
ば、三方シールしてなる矩形の即席ラーメンの醤油つゆ
等のポーションパック等でしばしば経験することである
が、袋側縁のシール部分に施してあるノッチから上辺に
平行に、印刷してある点線に沿って開封しようとすると
き、シール部はまだよいが引き裂きが進んで内容物収納
部まで及んだとき、急に、その開封ラインは前壁部で下
向きに、そして後壁で上向きに等と相互に角度をなして
引き裂かれることになってしまうのである。これはこの
包装形態の場合、前壁部と後壁部における卓越する配向
方向が相互にクロスしているためである。
【0005】このほか、2軸延伸フィルムは、その延伸
の方向、つまり延伸による分子の配列方向は直線状でな
く、僅かに弓なりにカーブしているのが一般的であり、
これを包装材として複合シート化して包装袋を形成した
場合、前記の方向性(くせ)がそのまま残存しているた
め、これが、袋を開封する際の開封時の引き裂き方向の
決定に障害となっていたのである。
【0006】この種の包装袋に、開封操作上望まれる主
な性質とは、[イ]鋏や刃物を使用せずに手指で容易に
開封できること、またその場合において[ロ]開封開始
が容易であること、さらに[ハ]開封時の引き裂き方向
(破れ方向)が安定し、予定した開封ラインに沿って中
身をこぼすことなく取り出し容易な開封状態とすること
ができること等である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の開封誘導構造
付き包装袋は、上記の様な各問題点に鑑みてなされたも
のであり、積層そして製袋加工の結果として開封部の引
き裂き性に期待しない方向性、くせ等を持つようになっ
てしまった包装袋、あるいは全く方向性を持たずに何れ
の方向の引き裂きも同程度に高強度となってしまった包
装袋に対して開封部の引き裂きに方向性を与え、上記の
開封操作上望まれる[イ]、[ロ]、[ハ]の全てを満
足するするものの提供にある。また、上下等往復運動ミ
シンによっては刻設困難な、ガスバリア層を除いた対象
層を半切れ状態(貫通ではない)、あるいは圧痕状態に
とどめてミシン目を施すことを可能にすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
ガスバリア性層(11)以外の積層材(12)の将来開
封部となる部分に、開封誘導のための1以上のミシン目
列ユニット(R)を刻設してあるガスバリア性積層材料
(1)を前後壁(2)(3)、又は前壁(2)または後
壁(3)の一方として用い、両者がミシン目列ユニット
(R)を有する場合には、それらのミシン目列ユニット
(R)を相互に位置合わせして重ね合わせ、その周縁部
(4)でシールしてなることを特徴とする開封誘導構造
付き包装袋(5)である。
【0009】本発明の第2の発明は、将来開封部となる
部分に、開封誘導のための1以上のミシン目列ユニット
(R)を刻設してある積層材(12)にガスバリア性層
(11)を積層し、さらに必要に応じてその内面にシー
ラント層(13)を施したガスバリア性積層材料(1)
を前後壁(2)(3)、又は前壁(2)または後壁
(3)の一方として用い、両者がミシン目列ユニット
(R)を有する場合には、それらのミシン目列ユニット
(R)を相互に位置合わせして重ね合わせ、その後周縁
部(4)でシールすることを特徴とする開封誘導構造付
き包装袋(5)の製造方法である。
【0010】また本発明は上記発明において、ミシン目
列ユニット(R)は互いに平行する2本のミシン目列A
=(・・・/////・・・)、とB=(・・・\\\
\\・・・)で構成され、ミシン目列A、Bの個々のミ
シン目(r)は、ミシン目列ユニット(R)の中心線に
対して線対称をなす請求項1に記載の開封誘導構造付き
包装袋(5)である。
【0011】また本発明は上記発明において、ミシン目
列ユニット(R)は互いに平行する2本のミシン目列A
=(・・・/////・・・)、とB=(・・・\\\
\\・・・)で構成され、ミシン目列A、Bの個々のミ
シン目(r)は、ミシン目列ユニット(R)の中心線に
対して線対称をなすものを相対的に、列方向に1/2周
期ずらせたものである請求項1に記載の開封誘導構造付
き包装袋(5)である。
【0012】
【作用】本発明の開封誘導構造付き包装袋(5)のミシ
ン目列ユニット(R)は、行方向に注目し一対のミシン
目(r)(r)をみたときは「ハ」の字の列となるわけ
であり、開封の方向はつねにこの「ハ」の字の下から上
に向けて行わなければならないのであり、この場合、開
封ラインは中心線に収束する様なかたちにミシン目列を
構成する個々のミシン目(r)で方向を補正されながら
進むことになるのである。そして、このミシン目列ユニ
ット(R)は、包装袋の隅部を一つのシール部から内容
物収納部を斜めに横切って前記シール部と交わる他のシ
ール部まで施されるのが一般的である。また、本発明の
開封誘導構造付き包装袋(5)に施してある開封誘導構
造すなわち1以上のミシン目列ユニット(R)は、シリ
ンダ(61)の曲面に沿って凸設された多数の刃(6
2)を有するシリンダ状カッター(6)を用いて形成す
るのであるが、この場合では、上下等往復運動ミシンに
よっては制御困難な、対象層を半切れ状態(貫通ではな
い)、あるいは圧痕状態にミシン目(r)を施すことを
可能にしたのである。ミシン目列ユニット(R)を、前
壁(2)又は後壁(3)の一方にのみ施して製袋すると
きは、ミシン目列ユニット(R)を相互に位置合わせす
る必要のない分生産性は上がるが、引き裂き開封性は多
少低下することとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の開封誘導構造付き包装袋
及びその製造方法を実施形態に基づいて以下に詳細に説
明する。第1図は、本発明の開封誘導構造付き包装袋の
三方シール袋を製造するための長尺のガスバリア性積層
材料の斜視図的概略図を示し、その両端部中心線に対象
の位置には等間隔にミシン目列ユニットが施してある。
第2図は、第1図のガスバリア性積層材料のミシン目列
ユニットを横断する部分での断面図的概略図を示す。第
3図は、本発明の開封誘導構造付き包装袋のいくつかの
実施例を、開封部に施されたミシン目列ユニットの配列
とともにその斜視図的概略図を示す。その(a)(b)
は開封部に1のミシン目列ユニットからなる開封誘導構
造を施したもの、(c)(d)は開封部に2のミシン目
列ユニットからなる開封誘導構造を施したもの、(e)
乃至(h)は開封部に互いに平行する多数のミシン目列
ユニットからなる開封誘導構造を施したものを示す。第
4図は、ミシン目列ユニットのパターンを示す拡大概略
図である。第5図は、本発明の開封誘導構造付き包装袋
を製造する際、予め長尺のガスバリア性積層材料の所定
位置に所定のミシン目列ユニットを形成するための、曲
面に沿って凸設された多数の刃を有するシリンダ状カッ
ターの斜視図的概略図を示す。第1乃至5図において1
はガスバリア性積層材料、11はガスバリア性層、12
はガスバリア性層以外の積層材、13はシーラント層、
2は前壁、3は後壁、4は周縁部、5は開封誘導構造付
き包装袋、6はシリンダ状カッター、61はシリンダ、
62は刃、Rはミシン目列ユニット、rはミシン目であ
る。ガスバリア性積層材料(1)は、ガスバリア性層
(11)、ガスバリア性層以外の積層材(12)、そし
て必要に応じて施されるシーラント層(13)からなる
ものである。ガスバリア性層(11)は、高ガスバリア
性樹脂フィルムの単層又は他の合成樹脂フィルムとの積
層体、アルミニウム箔の単層、合成樹脂フィルムとアル
ミニウム箔との積層体、合成樹脂フィルムにアルミニウ
ム、珪素酸化物等を蒸着して得たもの等からなる。ガス
バリア性層以外の積層材(12)は、合成樹脂フィルム
の単層又は積層体、又はこれらと紙等との複合積層体か
らなる。シーラント層(13)は、ガスバリア性層(1
1)とガスバリア性層以外の積層材(12)を積層した
うえで、必要に応じてその内面に施されたヒートシール
性層である。前壁(2)、後壁(3)は、それらのミシ
ン目列ユニット(R)を相互に位置合わせして重ね合わ
せ、周縁部(4)で相互にヒートシールされるが、この
ヒートシール部を幅広にしたときは、各様に打ち抜き加
工ができて各種形状の(例えば図3に示すような)包装
袋とすることができる。シリンダ状カッター(6)は、
金属製シリンダ(61)の曲面に沿って設けた多数の刃
(62)を有するものであり、例えばエッチング法によ
り形成される。ミシン目列ユニット(R)は、互いに平
行する2本のミシン目列A=(・・・/////・・
・)、とB=(・・・\\\\\・・・)で構成され、
各ミシン目列はミシン目(r)の直線的配列であり、こ
のミシン目ユニット(R)は、包装袋の隅部を一つのシ
ール部から内容物収納部を斜めに横切って前記シール部
と直交する他のシール部まで施されるものである。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を具体的に説明する。
【0015】<実施例1>延伸ナイロン[将来開封部と
なる部分に、シリンダ状カッターにより、開封誘導のた
めの1のミシン目列ユニット付与済み](厚さ25μ
m)/線状低密度ポリエチレン(150μm)の2層か
らなる幅狭、長尺のガスバリア性積層包装材料を用い、
その線状低密度ポリエチレン面を内に中心線で折り重ね
て端部をヒートシールし、内容物充填後、前記ヒートシ
ールと直交する方向に、一定間隔にヒートシールして開
封部に開封誘導構造の付いた内容物入りの三方シール包
装袋(3cm×5cm程度の大きさ)を得た。この場
合、ミシン目列ユニットの幅は約1mmであったが、前
後壁のミシン目列ユニットはよく重なっており、ヒート
シール部にノッチを施さない場合でも開封ラインはミシ
ン目列ユニットを逸れることなく予定通り開封できたの
で内容物をこぼしたり手指に付着させることなもなかっ
た。また開封部に施した開封誘導構造に隣接して開封方
向を示す矢印を印刷しておいた場合には、開封の方向を
誤ることがなかった。
【0016】<実施例2>ポリエチレンテレフタレート
[将来開封部となる部分に、シリンダ状カッターによ
り、開封誘導のための1のミシン目列ユニット付与済
み](厚さ12μm)/外面にアルミニウム蒸着層を設
けた延伸ナイロン(厚さ15μm)/線状低密度ポリエ
チレン(厚さ120μm)の3層からなる幅狭、長尺の
ガスバリア性積層包装材料を前後壁に用い、その線状低
密度ポリエチレン面を内に重ねて両端部をヒートシール
し、内容物充填後、前記ヒートシールと直交する方向
に、一定間隔でヒートシールして開封部に開封誘導構造
の付いた内容物入りの四方シール包装袋(5cm×6c
m程度の大きさ)を得た。この場合、ミシン目列ユニッ
トの幅は約2mmであったが、前後壁のミシン目列ユニ
ットはよく重なっており、ヒートシール部に施してある
ノッチを始点に開封ラインはミシン目列ユニットを逸れ
ることなく予定通り開封できたので内容物をこぼしたり
手指に付着させることなもなかった。さらに、ここで得
られた四方シール袋を抜き加工してヒートシール部の余
分を切除したときは図1(b)乃至(d)、(f)乃至
(h)に示す形状の包装袋を得ることができた。
【0017】<実施例3>内面に珪素酸化物蒸着層を設
けたポリエチレンテレフタレート[将来開封部となる部
分に、シリンダ状カッターにより、開封誘導のための5
数のミシン目列ユニット付与済み](厚さ12μm)/
延伸ナイロン(厚さ15μm)/線状低密度ポリエチレ
ン(厚さ100μm)の3層からなる幅狭、長尺のガス
バリア性積層包装材料を前後壁に用い、底部に別途用意
した同様の構成の底片を前後壁間に挿入して、それらの
線状低密度ポリエチレン面を内に重ねて両端部をヒート
シールしていわゆるスタンディングパウチを形作り、内
容物充填後、開封部をヒートシールして開封部に開封誘
導構造の付いた内容物入りのスタンディングパウチ(1
0cm×20cm程度の大きさ)を得た。この場合、ヒ
ートシール部にノッチを施さない場合でも開封ラインは
ミシン目列ユニットを移動しながらもこれらから逸れる
ことなく予定通り開封できたので内容物をこぼしたり手
指に付着させることなもなかった。
【0018】<実施例4>ポリエチレンテレフタレート
[将来開封部となる部分に、シリンダ状カッターによ
り、開封誘導のための多数の全体にわたるミシン目列ユ
ニット付与済み](厚さ12μm)/アルミニウム箔
(厚さ7μm)/延伸ナイロン(厚さ15μm)/線状
低密度ポリエチレン(厚さ100μm)の4層からなる
幅狭、長尺のガスバリア性積層包装材料を前後壁に用
い、底部に別途用意した同様の構成の底片を前後壁間に
挿入して、それらの線状低密度ポリエチレン面を内に重
ねて両端部をヒートシールしていわゆるスタンディング
パウチを形作り、内容物充填後、開封部をヒートシール
して上端ヒートシール部全体にわたり開封誘導構造の付
いた内容物入りのスタンディングパウチ(10cm×2
0cm程度の大きさ)を得た。この場合、上端等ヒート
シール部はかなりの剛性をもつこととなったのである
が、ここに施してあるノッチを始点に開封ラインはミシ
ン目列ユニットを逸れることなく予定通り開封できたの
で内容物をこぼしたり手指に付着させるようなこともな
かった。
【0019】
【発明の効果】本発明の開封誘導構造付き包装袋では、
各層の分子の配向、くせ等に関係なく任意の方向に、予
め定めた開封ラインに沿って開封できるのであり慌てて
内容物をこぼしたり手指に付着させるようなこともなか
った。また、本発明の開封誘導構造付き包装袋では前後
壁のシールにより周縁部が多少厚くなってしまったよう
な場合にあっても予め定めた開封ラインに沿って容易に
引き裂き開封することができたのである。特に実施例1
のようにミシン目列ユニットの幅が1mmくらいと微細
なときには、開封部に施した開封誘導構造に隣接して開
封方向を示す矢印を印刷しておくと、開封の方向を誤る
ことがなく開封できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開封誘導構造付き包装袋の三方シール
袋を製造するための長尺のガスバリア性積層材料の斜視
図的概略図を示し、その両端部、中心線に対象の位置に
は等間隔にミシン目列ユニットが施してある。
【図2】第1図のガスバリア性積層材料のミシン目列ユ
ニットを横断する部分での断面図的概略図を示す。
【図3】本発明の開封誘導構造付き包装袋のいくつかの
実施例を、開封部に施されたミシン目列ユニットの配列
とともにその斜視図的概略図を示す。その(a)(b)
は開封部に1のミシン目列ユニットからなる開封誘導構
造を施したもの、(c)(d)は開封部に2のミシン目
列ユニットからなる開封誘導構造を施したもの、(e)
乃至(h)は開封部に互いに平行する多数のミシン目列
ユニットからなる開封誘導構造を施したものを示す。
【図4】本発明の開封誘導構造付き包装袋に施してある
ミシン目列ユニットのパターンを示す拡大概略図であ
る。
【図5】本発明の開封誘導構造付き包装袋を製造する
際、予め長尺のガスバリア性積層材料の所定位置に所定
のミシン目列ユニットを形成するための、曲面に沿って
凸設された多数の刃を有するシリンダ状カッターの斜視
図的概略図を示す。
【符号の説明】
1… ガスバリア性積層材料 11… ガスバリア性層 12… ガスバリア性層以外の積層材 13… シーラント層 2… 前壁 3… 後壁 4… 周縁部 5… 開封誘導構造付き包装袋 6… シリンダ状カッター 61… シリンダ 62… 刃 R… ミシン目列ユニット r… ミシン目

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスバリア性層以外の積層材の将来開封部
    となる部分に、開封誘導のための1以上のミシン目列ユ
    ニットを刻設してあるガスバリア性積層材料を前後壁、
    又は前壁または後壁の一方として用い、両者がミシン目
    列ユニットを有する場合には、それらのミシン目列ユニ
    ットを相互に位置合わせして重ね合わせ、その周縁部で
    シールしてなることを特徴とする開封誘導構造付き包装
    袋。
  2. 【請求項2】ミシン目列ユニットは互いに平行する2本
    のミシン目列A=(・・・/////・・・)、とB=
    (・・・\\\\\・・・)で構成され、ミシン目列
    A、Bの個々のミシン目は、ミシン目列ユニットの中心
    線に対して線対称をなす請求項1に記載の開封誘導構造
    付き包装袋。
  3. 【請求項3】ミシン目列ユニットは互いに平行する2本
    のミシン目列A=(・・・/////・・・)、とB=
    (・・・\\\\\・・・)で構成され、ミシン目列
    A、Bの個々のミシン目は、ミシン目列ユニットの中心
    線に対して線対称をなすものを相対的に、列方向に1/
    2周期ずらせたものである請求項1に記載の開封誘導構
    造付き包装袋。
  4. 【請求項4】将来開封部となる部分に、開封誘導のため
    の1以上のミシン目列ユニットを刻設してある積層材に
    ガスバリア性層を積層し、さらに必要に応じてその内面
    にシーラント層を施したガスバリア性積層材料を前後
    壁、又は前壁または後壁の一方として用い、両者がミシ
    ン目列ユニットを有する場合には、それらのミシン目列
    ユニットを相互に位置合わせして重ね合わせ、その後周
    縁部でシールすることを特徴とする開封誘導構造付き包
    装袋の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003040352A (ja) * 2001-07-30 2003-02-13 Dainippon Printing Co Ltd 容 器
JP2012176549A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Dainippon Printing Co Ltd 突起版胴の製造方法
JP2014008968A (ja) * 2012-06-27 2014-01-20 Howa Sangyo Kk フィルム、及び該フィルムの製造方法、並びに包装用フィルム
JP2015092024A (ja) * 2014-12-02 2015-05-14 大日本印刷株式会社 突起版胴の製造方法

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