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JP2000059330A - デジタル放送の受信機 - Google Patents

デジタル放送の受信機

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Publication number
JP2000059330A
JP2000059330A JP10220621A JP22062198A JP2000059330A JP 2000059330 A JP2000059330 A JP 2000059330A JP 10220621 A JP10220621 A JP 10220621A JP 22062198 A JP22062198 A JP 22062198A JP 2000059330 A JP2000059330 A JP 2000059330A
Authority
JP
Japan
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circuit
transmission mode
signal
time
symbol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10220621A
Other languages
English (en)
Inventor
Aoshi Nomura
青史 野村
Shigeru Kaneko
繁 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10220621A priority Critical patent/JP2000059330A/ja
Priority to CA002278920A priority patent/CA2278920A1/en
Priority to EP99306171A priority patent/EP0978974A3/en
Priority to US09/365,796 priority patent/US6563896B1/en
Priority to CN99111883.9A priority patent/CN1250991A/zh
Publication of JP2000059330A publication Critical patent/JP2000059330A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 DAB受信機において、送信モードを、素早
く確実に判別できるようにする。 【解決手段】 受信したDAB信号を遅延する遅延回路
21を設ける。遅延回路21の遅延出力と、受信したD
AB信号との相関をとる相関回路22を設ける。相関回
路22の相関出力に対して、移動平均を取る移動平均回
路23を設ける。送信モードを、複数の送信モードの1
つに仮定する。この仮定した送信モードのシンボルの時
間長に対応した時間に遅延回路21の遅延時間を設定す
る。移動平均回路23の出力が規定値を越える回数をカ
ウントする。このカウント結果から、ピーク検出回路の
検出出力が規定値を越える回数が最大となる送信モード
を、実際の送信モードと判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル音声放
送のようなデジタル放送の受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパにおいては、デジタル音声放
送としてDAB(Eureka147規格にしたがった
デジタル音声放送)が実施されている。このDABは、
複数のデジタルデータに対して各種のエンコード処理が
実行されて最終的にOFDM信号(直交周波数分割多重
信号)とされ、このOFDM信号が送信されるものであ
る。なお、デジタルデータとして、デジタルオーディオ
データなどを最大で64チャンネルまで同時に放送でき
る。
【0003】図5Aは、そのOFDM信号の時間軸上の
構成を示し、このOFDM信号は複数のフレームが連続
することにより構成され、各フレームは複数のシンボル
から構成される。そして、DABには、4つの送信モー
ドI〜IVがあり、各送信モードにおけるフレームの時間
長TF 、および各フレームにおける最大シンボル番号n
は、図6に示すようにされている。
【0004】そして、各フレームは、シンボルを単位と
して、同期チャンネルSCと、高速情報チャンネルFIC
と、メインサービスチャンネルMSC とに分割されてい
る。この場合、同期チャンネルSCは、受信機においてフ
レーム同期やAFCなどの処理に使用されるもので、2
シンボルから構成され、その第1シンボルはヌルシンボ
ルNULLとされ、第2シンボルは位相基準用のシンボルTF
PRとされている。そして、1つおきのフレームにおける
ヌルシンボルNULLには、送信所を識別する識別情報TII
が含まれ、残る1つおきのヌルシンボルNULLの期間に
は、何も(キャリア信号も)送信されない。
【0005】また、高速情報チャンネルFIC は、メイン
サービスチャンネルMSC に関するデータなどを提供する
ためのもので、時間、日付、タイプ、データ配列、トラ
フィック・メッセージ制御などのデータが配置されてい
る。さらに、メインサービスチャンネルMSC には、メイ
ンのデータであるデジタルオーディオデータや各種のデ
ジタルデータが配置されている。
【0006】さらに、図5Bに示すように、1つのシン
ボルは、その先頭の所定の期間TGが、1つ前のシンボ
ルとの間のガード期間(ガードインターバルと呼ばれて
いる)とされ、残る期間がシンボルとして有効なデータ
期間とされている。また、このとき、期間TG の内容
は、同じシンボルにおける末尾の期間TE の内容と等し
くされている。したがって、期間TG 、TE は長さも等
しい。なお、それぞれの送信モードにおけるシンボルの
時間長TS およびガード期間TG の長さは、図6に示す
とおりである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、DAB
には4つの送信モードI〜IVがあるが、この送信モード
を判別する方法として、受信した位相基準シンボルTFPR
と、あらかじめ用意してある位相基準シンボルTFPRとの
相関をとって評価する方法がある。
【0008】しかし、この方法の場合には、受信した信
号から位相基準シンボルTFPRを抽出するために、ある程
度の同期が取れている必要がある。また、位相基準シン
ボルTFPRは、ヌルシンボルNULLのすぐ後ろに続くので、
電波状態によってはAGCによりレベルが影響され、位
相基準シンボルTFPRを正しく抽出して評価することに失
敗することがある。
【0009】さらに、位相基準シンボルTFPRは1フレー
ムに1つしかないので、1回の評価に1フレーム期間を
必要とし、送信モードの判別に時間がかかってしまう。
【0010】この発明は、以上のような問題点を解決し
ようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、複数の送信モードを有し、その送信モードごと
にシンボルの時間長が異なるとともに、そのシンボルが
一部に同一の信号区間を有するデジタル信号を受信する
受信機において、受信した上記デジタル信号を、所定の
期間だけ遅延する遅延回路と、この遅延回路の遅延出力
と、上記受信したデジタル信号との相関をとる相関回路
と、この相関回路の相関出力に対して、上記デジタル信
号のガード期間の時間幅で移動平均を取る移動平均回路
とを有し、送信モードを、上記複数の送信モードの1つ
に順に仮定していくとともに、この仮定した送信モード
ごとに、その仮定した送信モードのシンボルの時間長に
対応した時間に上記遅延回路の遅延時間を設定し、上記
移動平均回路の出力が規定値を越える回数を、上記仮定
した送信モードごとにカウントし、このカウント結果か
ら、上記ピーク検出回路の検出出力が規定値を越える回
数が最大となる送信モードを、実際の送信モードと判断
するようにしたデジタル放送の受信機とするものであ
る。したがって、仮定した送信モードが実際の送信モー
ドに一致したときには、その仮定した送信モードでのカ
ウント値が最大となり、その仮定した送信モードが実際
の送信モードであると判別される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1において、DABの放送波信
号がアンテナ11により受信され、この受信信号が、ス
ーパーヘテロダイン形式に構成されたフロントエンド回
路12に供給されてベースバンドの信号に周波数変換さ
れ、この信号がA/Dコンバータ回路13に供給されて
デジタル信号とされる。
【0013】そして、このデジタル信号が直交復調回路
14に供給されて同相成分(実軸成分)および直交成分
(虚軸成分)のデータが復調され、これらデータがFF
T回路15において複素フーリエ変換されてシンボルご
とに周波数成分が出力され、その出力がビタビデコーダ
回路16に供給されてデインターリーブおよびエラー訂
正が行われるとともに、番組(チャンネル)の選択が行
われて目的とする番組のデジタルオーディオデータが選
択される。
【0014】続いて、この選択されたデータがデコーダ
回路17に供給されてMPEGデータ伸長が行われ、デ
コーダ回路17からは、目的とする番組のデジタルオー
ディオデータがもとのデータ長にデータ伸長されて取り
出され、この取り出されたデジタルオーディオデータが
D/Aコンバータ回路18に供給されてアナログオーデ
ィオ信号にD/A変換され、この信号が端子19に取り
出される。
【0015】さらに、同期回路20が次のように構成さ
れる。すなわち、直交復調回路14から同相成分および
直交成分の信号S14が取り出され、この信号S14が遅延
回路21に供給されて例えば図4A、Bに示すように、
期間(TS −TE )だけ遅延した信号S21とされ、この
遅延信号S21が相関回路22に供給されるとともに、も
との信号S14が相関回路22に供給される。
【0016】すると、図4A、Bに示すように、信号S
14のシンボルの期間TE の時間位置と、信号S21の同じ
シンボルの期間TG の時間位置とが一致するとともに、
図5において説明したように、期間TG の内容と、期間
TE の内容とは等しい。したがって、信号S14の期間T
E には、信号S14と信号S21との相関が高く、他の期間
は相関が低いので、相関回路22の出力信号S22は、図
4Cに示すように、信号S14の期間TE にレベルが高
く、他の期間にレベルが低くなる。
【0017】そこで、この信号S22が移動平均回路23
に供給されて期間TG の幅で移動平均が取られ、移動平
均回路23からは、図4Dに示すように、信号S14の期
間TE に次第に上昇し、その後、次第に低下する出力信
号S23が取り出される。そして、この信号S23がピーク
検出回路24に供給されて信号S23のピークの時間位置
が検出される。この場合、図4からも明かなように、信
号S23のピークの時間位置は、信号S14の期間TE の終
了点であり、これは、信号S14におけるシンボルの終了
点である。つまり、信号S14においては複数のシンボル
が連続しているが、ピーク検出回路24の出力信号S24
は、その連続するシンボルの境界点を示すことになる。
【0018】そして、この信号S24がDSP25に供給
されて所定の制御信号が形成され、この制御信号により
A/Dコンバータ回路13におけるA/D変換時のサン
プリング時点が補正されてフレーム同期が取られる。
【0019】また、FFT回路15から位相基準シンボ
ルTFPRの周波数解析結果が取り出されてDSP25にさ
れる。そして、DSP25において、その周波数解析結
果のデータと、信号S24とをもとにして周波数オフセッ
トの大きさを示すデータが求められ、このデータにした
がってフロントエンド回路12における局部発振周波数
が制御されてフロントエンド回路12から出力される信
号の周波数オフセットが補正され、すなわち、AFCが
行われる。
【0020】以上のようにして定常時の受信処理が継続
されるが、この発明においては、例えば選局時に、図2
および図3に示す判別ルーチン100がDSP25にお
いて実行され、DABの送信モードがモードI〜IVのど
れであるかが判別される。
【0021】ここで、遅延回路21における遅延時間を
時間TD とするとき、 TD =TS −TE であれば、図4Dにも示すように、信号S14の期間TE
に移動平均信号S23のレベルは大きくなる。しかし、遅
延時間TD が時間(TS −TE )から大きくずれている
場合には、信号S14の期間TE の部分と、信号S21の期
間TG の部分とが、時間的に一致しなくなるので、移動
平均信号S23のレベルは低いままとなる。
【0022】そして、シンボル期間TS は、図5にも示
すように、送信モードによって大きく変化する。
【0023】そこで、ルーチン100は、遅延回路21
における遅延時間TD を、 送信モードIのときの時間(TS −TE )にする 送信モードIIのときの時間(TS −TE )にする 送信モードIII のときの時間(TS −TE )にする 送信モードIVのときの時間(TS −TE )にする のように順に変更するとともに、〜の場合に移動平
均信号S23のレベルをそれぞれチェックし、そのチェッ
ク結果から送信モードを判別するものである。
【0024】すなわち、ルーチン100の処理は、ステ
ップ101からスタートし、次にステップ102におい
て、変数Mが1にセットされる。この変数Mは仮定の送
信モードを示すものであり、今の場合、M=1なので、
以降の処理は、送信モードがモードIであると仮定した
処理となる。
【0025】そして、処理はステップ111に進み、遅
延回路21の遅延時間TD が、変数Mの示す送信モード
における時間(TS −TE )に設定される。今の場合、
M=1なので、遅延回路21の遅延時間TD は、送信モ
ードIの場合の時間1ms(=1.246ms −246 μs )に設
定される。
【0026】さらに、ステップ111において、移動平
均回路23が移動平均を取るときの時間幅が、変数Mの
示す送信モードにおける期間TG に設定されるととも
に、図4Dに示すように、移動平均回路23のスレッシ
ョールドレベルVTHが変数Mの示す送信モードに対応し
た値に設定される。この設定は、移動平均回路23が移
動平均を取るときの時間幅が、変数Mの示す送信モード
に対応して異なり、この結果、信号S23のピーク値も送
信モードに対応して変化するからである。また、ステッ
プ111において、後述する変数DATA(M) が0にクリア
される。
【0027】続いて、処理はステップ112に進み、こ
のステップ112において、信号S23がスレッショール
ドレベルVTH以上のレベルになるまで時間待ちが行わ
れ、信号S23が相関によりスレッショールドレベルVTH
以上のレベルになると(このとき、期間TE である)、
処理はステップ113に進み、このステップ113にお
いて、変数Nが1に設定される。この変数Nは、信号S
23のレベルをチェックしたとき、そのチェックの回数を
カウントするカウンタであり、後述から明らかなよう
に、1シンボル期間TS ごとに1ずつインクリメントさ
れる。
【0028】そして、次に、処理はステップ121に進
み、このステップ121において、変数Mの示す仮定の
送信モードにおけるシンボル期間TS に等しい時間長の
時間待ちが行われる。そして、この時間待ちの結果、次
の信号S23の次のシンボルの期間TE になると、処理は
ステップ122に進み、このステップ122において、
信号S23のレベルが規定値VTHよりも大きいかどうかが
判別される。
【0029】この場合、変数Mが示す仮定の送信モード
が、実際の送信モードに一致していれば、遅延回路21
の遅延時間TD は、実際の送信モードにおける期間(T
S −TE )に等しいので、期間TE にS23>VTHとな
る。しかし、変数Mが示す仮定の送信モードが、実際の
送信モードに一致していないときには、遅延回路21の
遅延時間TD は、実際の送信モードにおける期間(TS
−TE )からずれているので、期間TE になってもS23
≦VTHである。
【0030】そこで、S23>VTHのときには、処理はス
テップ122からステップ123に進み、このステップ
123において、変数DATA(M) の値が1だけインクリメ
ントされ、その後、ステップ124に進む。また、ステ
ップ122において、S23≦VTHのときには、処理はス
テップ122からステップ123をスキップしてステッ
プ124に進む。
【0031】そして、ステップ124においては、変数
Nが1だけインクリメントされ、その後、処理はステッ
プ125に進み、このステップ125において、変数N
の値が規定値を越えたかどうかが判別され、越えていな
いときには、処理はステップ125からステップ121
に戻る。
【0032】したがって、以後、変数Nが規定値に達す
るまで、ステップ121〜125が1シンボル期間TS
ごとに繰り返されることになる。そして、そのとき、S
23>VTHであれば、変数DATA(M) の値が1だけインクリ
メントされるので、連続するN個のシンボル期間におい
て、仮定した送信モードが実際の送信モードに一致して
いると判断された回数が、変数DATA(M) にカウントされ
ることになる。今の場合、送信モードをモードIと仮定
したときに、これが実際の送信モードに一致していると
判断された回数が、変数DATA(1) にカウントされる。
【0033】そして、規定数Nのシンボル期間について
ステップ121〜125が実行されると、このとき、変
数Nの値が規定値を越えるので、処理はステップ125
からステップ131に進み、このステップ131におい
て、仮定の送信モードを示す変数Mが1だけインクリメ
ントされ、次にステップ132において、M>4である
かどうかを判別され、M≦4のときには、処理はステッ
プ132からステップ111に戻る。
【0034】したがって、以後、送信モードをモードII
と仮定した場合、モードIII と仮定した場合、モードIV
と仮定した場合について、上述と同様の処理が順に実行
され、その仮定した送信モードが実際の送信モードに一
致していると判断された回数が、変数DATA(2) 〜DATA
(4) にカウントされる。
【0035】そして、送信モードをモードIVと仮定した
場合の処理がすべて終了すると、ステップ131により
M=5になるとともに、これがステップ132により判
別され、処理はステップ132からステップ141に進
む。そして、このステップ141において、変数Mがあ
らためて1にセットされるとともに、変数MODE、Dmaxが
0にセットされる。この場合、変数MODEは、このルーチ
ン100が判別した送信モードを示すデータを格納する
ためのものであり、変数Dmaxは、変数DATA(1)〜DATA(4)
のうちの最大値を取り出すためのものである。
【0036】次にステップ142において、DATA(M) >
Dmaxであるかどうかが判別され、DATA(M) >Dmaxのとき
には、処理はステップ142からステップ143に進
む。そして、このステップ143において、このときの
変数DATA(M) の値が変数Dmaxにコピーされるとともに、
変数MODEに変数Mの値がコピーされ、その後、処理はス
テップ144に進む。また、ステップ142において、
DATA(M) ≦Dmaxのときには、処理はステップ142から
ステップ143をスキップしてステップ144に進む。
【0037】そして、ステップ144において、変数M
が1だけインクリメントされ、次にステップ145にお
いて、M>4であるかどうかが判別され、M≦4のとき
には、処理はステップ142に戻る。
【0038】したがって、ステップ142〜145によ
れば、変数Dmaxの値は、変数DATA(1) 〜DATA(4) のう
ち、最大の変数DATA(M) の値に等しくなるとともに、そ
のとき、変数MODEの値は、その最大の変数DATA(M) を与
える変数Mの値に等しくなる。したがって、変数MODE
は、仮定した送信モードが実際の送信モードに一致して
いると判断された回数が、最大である送信モードを示す
ことになり、送信モードを判別した結果を示すことにな
る。
【0039】そして、以上の処理がM=4の場合まで終
了すると、ステップ144によりM=5になるととも
に、これがステップ145により判別され、処理はステ
ップ145からステップ146に進み、このルーチン1
00を終了する。
【0040】こうして、このルーチン100によれば、
送信モードを判別することができ、その判別した送信モ
ードを示すデータが変数MODEに格納される。したがっ
て、この変数MODEにしたがって、受信機のうちの必要個
所を設定すれば、以後、DABを正しく受信することが
できる。
【0041】そして、この場合、特に上述の受信機によ
れば、送信モードを仮定するとともに、その仮定した送
信モードにおいてS23>VTHとなる回数が最大となる送
信モードを、実際の送信モードとみなすようにしている
ので、受信した位相基準シンボルTFPRと、あらかじめ用
意してある位相基準シンボルTFPRとの相関をとって評価
する場合のように、同期の取れている必要がない。
【0042】さらに、繰り返し周期TS の短いシンボル
から信号S23を得ているので、送信モードの判別を短時
間のうちに行うことができ、フェージング、ドプラー効
果、弱電界などの影響を受けにくい。
【0043】なお、上述において、フロントエンド回路
12からのベースバンド信号を直交復調して同相成分お
よび直交成分を得、これらをA/D変換してからFFT
回路15に供給することできる。
【0044】
【発明の効果】この発明によれば、送信モードを判別す
るときに同期の取れている必要がない。また、送信モー
ドの判別を短時間のうちに行うことができ、フェージン
グ、ドプラー効果、弱電界などの影響を受けにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【図2】この発明の一形態の一部を示すフローチャート
である。
【図3】図2の続きの一形態を示すフローチャートであ
る。
【図4】この発明を説明するための図である。
【図5】この発明を説明するための図である。
【図6】この発明を説明するための図である。
【符号の説明】
11…アンテナ、12…フロントエンド回路、13…A
/Dコンバータ回路、14…直交復調回路、15…FF
T回路、16…ビタビデコーダ回路、17…デコーダ回
路、18…D/Aコンバータ回路、20…同期回路、2
1…遅延回路、22…相関回路、23…移動平均回路、
24…ピーク検出回路、25…DSP、100…判別ル
ーチン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の送信モードを有し、その送信モード
    ごとにシンボルの時間長が異なるとともに、そのシンボ
    ルが一部に同一の信号区間を有するデジタル信号を受信
    する受信機において、 受信した上記デジタル信号を、所定の期間だけ遅延する
    遅延回路と、 この遅延回路の遅延出力と、上記受信したデジタル信号
    との相関をとる相関回路と、 この相関回路の相関出力に対して、上記デジタル信号の
    ガード期間の時間幅で移動平均を取る移動平均回路とを
    有し、 送信モードを、上記複数の送信モードの1つに順に仮定
    していくとともに、 この仮定した送信モードごとに、その仮定した送信モー
    ドのシンボルの時間長に対応した時間に上記遅延回路の
    遅延時間を設定し、 上記移動平均回路の出力が規定値を越える回数を、上記
    仮定した送信モードごとにカウントし、 このカウント結果から、上記ピーク検出回路の検出出力
    が規定値を越える回数が最大となる送信モードを、実際
    の送信モードと判断するようにしたデジタル放送の受信
    機。
JP10220621A 1998-08-04 1998-08-04 デジタル放送の受信機 Pending JP2000059330A (ja)

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