JP2000056956A - 要求仕様モデル・他形式モデル変換装置及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】要求仕様モデルを他形式モデルに変換する際、
キャラクターから内部手続の実行主体である構成要素を
抽出し、他形式モデルに反映できるようにする。 【解決手段】要求仕様モデルファイル入力部１０４より
要求仕様モデルファイルを読み込み、キャラクター情報
記憶部１０５に入力された要求仕様モデルの構成要素
が、シナリオ情報記憶部１０６にシナリオが格納され
る。エンティティ情報生成部１０８は、エンティティ情
報生成規則に基づいてエンティティを生成する。プロセ
ス情報生成部１０９は、プロセス情報生成規則に基づ
き、プロセスを生成する。マトリクス情報生成部１１３
は、マトリクス情報規則に基づき、プロセスからエンテ
ィティへのアクセス関係を示すマトリクスを生成する。
他形式モデル出力部１１６は、エンティティ、プロセ
ス、マトリクスを統合し他形式モデルファイルを出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、システム開発対象
業務を構成する構成要素に関する構成要素情報と、構成
要素内、または、構成要素間の手続きの起動連鎖を記録
した手続き連鎖情報を保持するシナリオとによって定義
された要求仕様モデルを他の形式のモデルに変換する要
求仕様モデル・他形式モデル変換装置及びその変換方法
に関する。

【０００２】

【従来の技術】システム開発における要求仕様定義のた
めの技術として、例えば、特開平９−８１６１１号公報
に記載されるように、対象業務を構成する要素であるキ
ャラクターを定義し、キャラクターに持たせるデータや
手続きを使って実世界の業務をシーンと呼ばれるシナリ
オの断片的な具体例として入力していくことで要求仕様
を定義していく技術がある。

【０００３】ここでいうキャラクターとは、要求仕様中
に出てくる「人」や具体的な「物」、その他概念的な
「抽象物」を言う。キャラクターは、その名称、そのイ
メージを表現する表示図形情報、保持する内部データ情
報と内部手続き情報を持っている。キャラクターが保持
する内部データ情報を属性と言い、キャラクターが保持
する内部手続き情報をメッセージと言う。

【０００４】また、シナリオとは、要求仕様の断片的な
具体例を言う。シナリオは、シーンおよびそのシナリオ
に登場するキャラクターに関する情報を構成要素として
持つ。シーンとは、キャラクター間の内部手続きの起動
のことである。

【０００５】内部手続きとは、例えば、計算機からデー
タベースにアクセスするといった、キャラクター間で参
照や更新などのアクセスを行い実行する作業または処理
のことである。

【０００６】要求仕様定義技術で定義した要求仕様モデ
ルファイルを、他形式のモデルファイルを扱うプログラ
ムで利用できるように変換する技術として、要求仕様モ
デル・他形式モデル変換技術がある。

【０００７】要求仕様モデル・他形式モデル変換技術と
は、上記の要求仕様定義プログラムにより定義した要求
仕様モデルファイルを、別のプログラムが入力する他形
式モデルファイルのデータ形式に合せて変換し、そのプ
ログラムが入力して編集し、表示装置に表示できるよう
にする技術である。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
要求仕様定義のための技術では、内部手続きを実行する
主体であるキャラクターを明確に示す方法を提供してい
なかった。

【０００９】また、上述したような従来の要求仕様モデ
ル・他形式モデル変換の技術においても、内部手続きを
実行する主体であるキャラクターを抽出する方法を提供
していなかった。そのため、従来の要求仕様変換技術に
より得た他形式モデルでは、システムにおける内部手続
き実行の主体があいまいであり、システム構成要素間の
関係の確認などといったシステム分析の作業を困難なも
のにしていた。

【００１０】本発明の目的は、要求仕様モデルから他形
式モデルに変換する時に、キャラクターから内部手続き
を実行する主体である構成要素を抽出し、他形式モデル
に反映させることのできる要求仕様モデル・他形式モデ
ル変換装置を提供することにある。

【００１１】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による要求仕様モデル・他形式モデル変換装
置及び方法では、システム開発対象業務を構成する要素
が保持する名称、外観を表現する表示図形情報、データ
名称、及び手続き名称を記録した構成要素情報と、構成
要素間の手続きの起動連鎖を記録した手続き起動連鎖情
報、または構成要素内の手続きの起動連鎖を記録した手
続き起動連鎖情報を保持するシナリオとによって定義さ
れた要求仕様モデルを、他の形式のモデルに変換する要
求仕様モデル・他形式モデル変換装置および方法におい
て、コンピュータ読み取り可能な記憶装置に格納され、
要求仕様モデルからなる要求仕様モデルファイルを要求
仕様モデルファイル入力手段から読み込む。

【００１２】要求仕様モデルファイル入力手段が入力し
た要求仕様モデルファイルから得られる構成要素情報を
構成要素情報記憶手段に記憶する。また、要求仕様モデ
ルファイル入力手段が入力した要求仕様モデルファイル
から得られるシナリオをシナリオ情報記憶手段に記憶す
る。

【００１３】動作主情報生成手段は、シナリオ情報記憶
手段に格納されたシナリオ情報を基に、他形式モデルに
おいて手続きを実行する構成要素である動作主要素情報
を生成する。動作主情報生成手段により生成された他形
式モデルの要素は、コンピュータ書き込み可能な記憶装
置に格納される。

【００１４】

【発明の実施の形態】図１は、本実施の形態において要
求仕様モデル変換を行う電子計算機の構成図である。本
実施の形態では、要求仕様モデルから、システム開発の
包括的な方法論である、インフォメーション・エンジニ
アリングにおけるプロセス、エンティティ、及びプロセ
スからエンティティへのアクセス関係を示すマトリクス
を生成する。

【００１５】インフォメーション・エンジニアリングに
関する技術としては、例えば、Ｔｅｘａｓ Ｉｎｓｔｒ
ｕｍｅｎｔｓ，Ｉｎｃ．，”Ａ Ｇｕｉｄｅ ｔｏ Ｉｎ
ｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ ｕｓｉｎ
ｇ ｔｈｅ ＩＥＦ”（邦題：「ＣＡＳＥ実用ガイ
ド」），ＩＳＢＮ４−８２２２−７１３６−６に記載さ
れた技術が知られている。

【００１６】ここでいうプロセスとは、例えば、画面を
参照する、帳票を更新する、などといった、システムの
構成要素に対して参照・更新・入出力などといったアク
セスを実行する要素をいう。また、エンティティとは、
例えば、画面や帳票などといった、システムの構成要素
であり、プロセスによってアクセスされるものをいう。
また、マトリクスとは、システムを構成する要素である
プロセスから、同じくシステムを構成する要素であるエ
ンティティへのアクセス関係の表をいう。

【００１７】図１において、処理装置１０２は、パーソ
ナルコンピュータ、あるいはワークステーションなどの
計算機である。処理装置１０２の主記憶装置又は処理装
置１０２に接続される外部記憶装置上には、キャラクタ
ー情報を構成する要素であるキャラクターを識別するキ
ャラクター名称、キャラクターの状態を表す値を格納す
る属性、及びキャラクターの実行可能な動作を表し、か
つキャラクターの外観を示すビットマップ種別を記憶す
るキャラクター情報記憶部１０５、シナリオ情報を構成
する要素であるシナリオを識別するシナリオ識別子、シ
ナリオを構成するシーンを記憶するシナリオ情報記憶部
１０６、エンティティ情報生成部１０８が生成したエン
ティティ情報を記憶するエンティティ情報記憶部１１
１、プロセス情報生成部１０９が生成したプロセス情報
を記憶するプロセス情報記憶部１１２、及びマトリクス
情報生成部が生成したマトリクス情報を記憶するマトリ
クス情報記憶部１１５の各記憶部が設けられる。

【００１８】処理装置１０２は、その機能として、コン
ピュータ読み取り可能な入力記憶装置１０１に格納され
た要求仕様モデルファイルを読み込む要求仕様モデルフ
ァイル入力部１０４、キャラクター情報記憶部１０５よ
り取り出したキャラクター情報を基に、キャラクターの
ビットマップ種別からキャラクターがエンティティ情報
生成対象となるか否かを判断し、生成対象の場合はエン
ティティを生成するエンティティ情報生成部１０８、シ
ナリオ情報記憶部１０６より取り出したシナリオ情報を
基に、プロセスを生成するプロセス情報生成部１０９、
及びエンティティ情報記憶部１１１に記憶されたエンテ
ィティ情報、プロセス情報記憶部１１２に記憶されたプ
ロセス情報、及びシナリオ情報記憶部１０６に記憶され
たシナリオ情報を基にマトリクスを生成するマトリクス
情報生成部１１３の各処理部を有する。これらの処理部
は、具体的には、処理装置１０２の主記憶装置、又は処
理装置１０２に接続される外部記憶装置上に格納され、
本実施の形態における要求仕様モデル・他形式モデル変
換プログラムを構成するプログラムモジュールであり、
処理装置１０２によって実行されることによりその機能
が実現される。

【００１９】エンティティ情報生成部１０８は、エンテ
ィティ情報生成規則部１０７に格納されたエンティティ
情報生成規則に従って、キャラクターからエンティティ
を生成するか否かを判断する。プロセス情報生成部１０
９は、プロセス情報生成規則部１１０に格納されたプロ
セス情報生成規則に従って、シナリオ情報からプロセス
を生成するか否かを判断する。マトリクス情報生成部１
１３は、マトリクス情報生成規則部１１４に格納された
プロセス情報生成規則に従って、マトリクスを生成する
か否かを判断する。

【００２０】図２は、外部プログラムである要求仕様モ
デル作成プログラム２０１、処理装置１０２により実行
される要求仕様モデル・他形式モデル変換プログラム、
及び外部プログラムである他形式モデル入力プログラム
２０２を接続し、要求仕様モデルファイルの生成からマ
トリクスファイルの生成までを行う手順を示した図であ
る。要求仕様モデル作成プログラム２０１は、要求仕様
モデルファイルを生成するためのプログラムである。入
力記憶装置１０１には、要求仕様モデル作成プログラム
２０１が作成した要求仕様モデルファイルが格納され
る。処理装置１０２は、入力記憶装置１０１に格納され
た要求仕様モデルファイル２０１をマトリクスに変換
し、出力記憶装置１０３に格納する。出力記憶装置１０
３に格納された他形式モデルファイルは、別の外部プロ
グラムである他形式モデル入力プログラム２０２が入力
する。

【００２１】図３に、入力記憶装置１０１の詳細を示
す。

【００２２】入力記憶装置１０１には、要求仕様モデル
ファイル３０１が格納される。要求仕様モデルファイル
３０１は、開発対象業務の構成要素であるキャラクター
の情報を保持するキャラクター情報３０２及び対象業務
の具体例であるシナリオの情報を保持するシナリオ情報
３１０から構成される。

【００２３】キャラクター情報３０２は、識別子である
キャラクター名称３０３、ビットマップ種別３０４、キ
ャラクターの内部データを表す属性３０５、及びキャラ
クターの内部手続きであるメッセージ３０８を有してい
る。属性３０５は、識別子である属性名称３０６及びデ
ータ値を表す属性値３０７から構成される。メッセージ
３０８は、識別子であるメッセージ名称３０９から構成
される。

【００２４】シナリオ情報３１０は、識別子であるシナ
リオ名称３１１、シナリオ内でのキャラクター間の手続
きの起動連鎖を表すシーン情報３１２から構成される。
シーン情報３１２は、メッセージ送信により手続きの起
動を要求するところのキャラクターを表すメッセージ送
信キャラクター名称３１４、メッセージを受け取り手続
きの起動を行うところのキャラクターを表すメッセージ
受信キャラクター名称３１５、起動される手続きを表す
メッセージ名称３１６、手続きの起動の条件である属性
比較情報３１７、及び、手続きの起動により処理が行わ
れるところの属性代入情報３２３から構成される。属性
比較情報３１７は、属性比較情報識別子３１８、比較元
キャラクター名称３１９、比較元属性名称３２０、比較
先キャラクター名称３２１、及び比較先属性名称３２２
より構成される。属性代入情報３２３は、属性代入情報
識別子３２４、代入元キャラクター名称３２５、代入元
属性名称３２６、代入先キャラクター名称３２７、及び
代入先属性名称３２８から構成される。

【００２５】属性比較情報識別子３１８は、それが所属
するシーン情報３１２が持つ全ての属性比較情報３１７
において一意である。また、属性代入情報識別子３２４
は、それが所属するシーン情報３１２が持つ全ての属性
代入情報３２３において一意である。

【００２６】図４に、キャラクター情報記憶部１０５の
詳細を示す。キャラクター情報記憶部１０５には、キャ
ラクター情報４０１が格納される。

【００２７】キャラクター情報４０１は、識別子である
キャラクター名称４０２、ビットマップ種別４０３、キ
ャラクターの内部データを表す属性４０４、及びキャラ
クターの内部手続きであるメッセージ４０７を有してい
る。属性４０４は、識別子である属性名称４０５及びデ
ータ値を表す属性値４０６から構成される。メッセージ
４０７は、識別子であるメッセージ名称４０８から構成
される。

【００２８】図５に、シナリオ情報記憶部１０６の詳細
を示す。シナリオ情報記憶部１０６には、シナリオ情報
５０１が格納される。シナリオ情報５０１は、識別子で
あるシナリオ名称５０２、シナリオ内でのキャラクター
間の手続きの起動連鎖を表すシーン情報５０３から構成
される。シーン情報５０３は、メッセージ送信により手
続きの起動を要求するところのキャラクターを表すメッ
セージ送信キャラクター名称５０５、メッセージを受け
取り手続きの起動を行うところのキャラクターを表すメ
ッセージ受信キャラクター名称５０６、起動される手続
きを表すメッセージ名称５０７、手続きの起動の条件で
ある属性比較情報５０８、及び手続きの起動により処理
が行われるところの属性代入情報５１４から構成され
る。属性比較情報５０８は、属性比較情報識別子５０
９、比較元キャラクター名称５１０、比較元属性名称５
１１、比較先キャラクター名称５１２、及び比較先属性
名称５１３より構成される。

【００２９】属性代入情報５１４は、属性代入情報識別
子５１５、代入元キャラクター名称５１６、代入元属性
名称５１７、代入先キャラクター名称５１８、及び代入
先属性名称５１９から構成される。

【００３０】属性比較情報識別子５０９は、それが所属
するシーン情報５０３が持つ全ての属性比較情報５０８
において一意である。また、属性代入情報識別子５１５
は、それが所属するシーン情報５０３が持つ全ての属性
代入情報５１４において一意である。

【００３１】図６は、エンティティ情報記憶部１１１の
詳細図である。エンティティ情報記憶部１１１には、キ
ャラクター情報４０１から生成して得られたエンティテ
ィ情報６０１が格納される。エンティティ情報６０１
は、エンティティを識別するためのエンティティ名称６
０２から構成される。

【００３２】図７は、プロセス情報記憶部１１２の詳細
図である。プロセス情報記憶部１１２には、シナリオ情
報５０１中の全てのシーン情報５０３中のメッセージ送
信キャラクター名称５０５、メッセージ受信キャラクタ
ー名称５０６、比較元キャラクター名称５１０、比較先
キャラクター名称５１２、代入元キャラクター名称５１
６、及び代入先キャラクター名称５１８から生成したプ
ロセス情報が、シーン単位にまとめられて格納される。

【００３３】プロセス情報記憶部１１２には、シーン毎
プロセス情報７０１が格納される。シーン毎プロセス情
報７０１は、生成元のシナリオを識別するための生成元
シナリオ名称７０２、生成元のシーンを識別するための
生成元シーン番号７０３、及びプロセス情報７０４から
構成される。プロセス情報７０４は、プロセスを識別す
るためのプロセス識別子７０５、生成元のキャラクター
を識別するための生成元キャラクター名称７０６、及び
シーンでの役割種別７０７から構成される。

【００３４】プロセス情報生成元のキャラクターがメッ
セージ送信、またはメッセージ受信の役割を持つ場合、
シーンでの役割種別７０７には”メッセージ送信”、ま
たは”メッセージ受信”が設定される。プロセス情報生
成元のキャラクターが属性比較元、または属性比較先の
場合は、シーンでの役割種別７０７には”属性比較
元”、または”属性比較先”と属性比較情報識別子の対
が設定される。プロセス情報生成元のキャラクターが属
性代入元、または属性代入先の場合は、シーンでの役割
種別７０７には”属性代入元”、または”属性代入先”
と属性代入情報識別子の対が設定される。

【００３５】図８は、マトリクス情報記憶部１１５の詳
細図である。マトリクス情報記憶部には、プロセスから
エンティティへのアクセス情報が、プロセス単位にまと
められて格納される。

【００３６】マトリクス情報記憶部１１５には、プロセ
ス毎アクセス情報８０１が格納される。プロセス毎アク
セス情報８０１は、プロセスを識別するためのプロセス
識別子８０２、及び、プロセス識別子で識別されるプロ
セスがアクセスするところのエンティティへのアクセス
情報である、１プロセス対１エンティティアクセス情報
８０３が格納される。

【００３７】１プロセス対１エンティティアクセス情報
８０３には、アクセス先のエンティティを識別するため
のアクセス先エンティティ名称８０４、及び、参照又は
更新といった、アクセス種別８０５が格納される。

【００３８】図９は、エンティティ情報生成規則部１０
７の詳細図である。エンティティ情報生成規則部１０７
には、キャラクターのビットマップ種別を元にエンティ
ティ情報生成対象であるか否かを検索するためのキーで
ある、ビットマップ種別検索キー９０１、及び、エンテ
ィティ情報生成対象であるか否かの情報を格納する、エ
ンティティ情報生成情報９０２がある。

【００３９】図１０は、プロセス情報生成規則部１１０
の詳細図である。プロセス情報生成規則部１１０には、
キャラクターのビットマップ種別を元にプロセス情報生
成対象であるか否かを検索するためのキーである、ビッ
トマップ種別検索キー１００１、及び、プロセス情報生
成対象であるか否かの情報を格納する、プロセス情報生
成情報１００２がある。

【００４０】図１１は、マトリクス情報生成規則部１１
４の詳細図である。マトリクス情報生成規則部１１４
は、プロセスとエンティティ間のアクセス関係を、プロ
セスとエンティティのシーンでの役割毎に分類して設定
している。マトリクス情報生成規則部１１４には、アク
セス関係を特定するための、プロセス役割検索キー１１
０１、及びエンティティ役割検索キー１１０２が含まれ
る。マトリクス情報生成規則部１１４にはまた、プロセ
ス役割検索キー１１０１、及びエンティティ役割検索キ
ー１１０２によって特定され、プロセスとエンティティ
間にアクセス関係を作るか否か、又、作る場合はどの種
類のアクセス関係を作るかの情報である、アクセス生成
情報１１０３が格納される。

【００４１】以下、本実施の形態における要求仕様モデ
ルからマトリクスへの変換処理（要求仕様モデル変換処
理）について説明する。

【００４２】図１２は、処理装置１０２における要求仕
様モデル変換処理の流れを示すフローチャートである。

【００４３】まず、要求仕様モデルファイル入力部１０
４は、入力記憶装置１０１に格納された要求仕様モデル
ファイル３０１を入力して、要求仕様モデルファイル３
０１からキャラクター情報３０２を抽出し、キャラクタ
ー情報記憶部１０５にキャラクター情報４０１として格
納する。同様に、要求仕様モデルファイル３０１から抽
出されるシナリオ情報３１０は、シナリオ情報記憶部１
０６にシナリオ情報５０１として格納される（ステップ
１２０１）。

【００４４】次に、エンティティ情報生成部１０８は、
キャラクター情報記憶部１０５に格納されたキャラクタ
ー情報４０１を参照し、エンティティ情報生成規則部１
０７に格納されたエンティティ情報生成規則に従ってエ
ンティティを生成する。エンティティ情報生成部１０８
は、生成したエンティティをエンティティ情報記憶部１
１１に格納する。（ステップ１２０２）。

【００４５】次に、プロセス情報生成部１０９は、シナ
リオ情報記憶部１０６に格納されたシナリオ情報５０１
を参照し、プロセス情報生成規則部１１０に格納された
プロセス情報生成規則に従ってシーン毎プロセス情報７
０１を生成する。プロセス情報生成部１０９は、生成し
たプロセス情報をプロセス情報記憶部１１２に格納する
（ステップ１２０３）。

【００４６】次に、マトリクス情報生成部１１３は、エ
ンティティ情報記憶部１１１に格納されたエンティティ
情報６０１、シナリオ情報記憶部１０６に格納されたシ
ナリオ情報５０１、及びプロセス情報記憶部１１２に格
納されたプロセス情報７０１を参照し、マトリクス情報
生成規則部１１４に格納されたマトリクス情報生成規則
に従ってマトリクス情報を生成する。マトリクス情報生
成部１１３は、生成したマトリクス情報をマトリクス情
報記憶部１１５に格納する（ステップ１２０４）。

【００４７】次に、他形式モデルファイル出力部１１６
は、生成したエンティティ情報、プロセス情報、及びマ
トリクス情報を統合し、出力記憶装置に出力する（ステ
ップ１２０５）。

【００４８】図１３は、ステップ１２０２の詳細なフロ
ーチャートである。

【００４９】まず、エンティティ情報生成部１０８は、
キャラクター情報記憶部１０５に格納されたキャラクタ
ー情報４０１を取得する（ステップ１３０１）。

【００５０】次に、エンティティ情報生成部１０８は、
キャラクター情報４０１に格納されたビットマップ種別
４０３を取得する。（ステップ１３０２）。

【００５１】次に、エンティティ情報生成部１０８は、
エンティティ情報生成規則部１０７に格納されたエンテ
ィティ情報生成規則９０３から、ビットマップ種別４０
３をキーとして、エンティティ生成情報９０２を取得す
る（ステップ１３０３）。

【００５２】次に、エンティティ情報生成部１０８は、
取得したエンティティ情報生成情報９０２を参照し、エ
ンティティ情報生成対象であるかどうかを調べる（ステ
ップ１３０４）。生成対象でなければ、エンティティ情
報生成部１０８は何もしない。生成対象であれば、エン
ティティ情報生成部１０８は、エンティティ情報６０１
を生成する。エンティティ情報生成部１０８は、キャラ
クター名称４０１をエンティティ名称６０２に設定する
（ステップ１３０５）。

【００５３】エンティティ情報生成部１０８は、ステッ
プ１３０１、ステップ１３０２、ステップ１３０３、ス
テップ１３０４、及びステップ１３０５を、全てのキャ
ラクター情報を取得し終えるまで繰り返す。

【００５４】図１４は、ステップ１２０３の詳細なフロ
ーチャートである。

【００５５】まず、プロセス情報生成部１０９は、シナ
リオ情報記憶部１０６に格納されたシナリオ情報５０１
中のシーン情報５０３を逐次取得する（ステップ１４０
１）。

【００５６】次に、プロセス情報生成部１０９は、シー
ン毎プロセス情報７０１を生成し、生成元シナリオ名称
７０２にシナリオ名称５０２を、及び生成元シーン番号
７０３にシーン番号５０４を設定する（ステップ１４０
２）。

【００５７】次に、プロセス情報生成部１０９は、シー
ン情報５０３からメッセージ送信キャラクター名称５０
５を取得する（ステップ１４０３）。

【００５８】次に、プロセス情報生成部１０９は、キャ
ラクター名称５０５を元にプロセス情報７０４を生成す
る（ステップ１４０４）。

【００５９】次に、プロセス情報生成部１０９は、シー
ン情報５０３からメッセージ受信キャラクター名称５０
６を取得する（ステップ１４０５）。

【００６０】次に、プロセス情報生成部１０９は、メッ
セージ受信キャラクター名称５０６を元にプロセス情報
７０４を生成する（ステップ１４０６）。

【００６１】次に、プロセス情報生成部１０９は、シー
ン情報５０３の属性比較情報５０８を取得する（ステッ
プ１４０７）。

【００６２】次に、プロセス情報生成部１０９は、属性
比較情報５０８中の比較元キャラクター名称５１０を元
にプロセス情報７０４を生成する（ステップ１４０
８）。

【００６３】次に、プロセス情報生成部１０９は、比較
先キャラクター名称５１２を元にプロセス情報７０４を
生成する（ステップ１４０９）。

【００６４】プロセス情報生成部１０９は、ステップ１
４０７、ステップ１４０８、及びステップ１４０９を、
全ての属性比較情報５０８を取得し終えるまで繰り返
す。

【００６５】次に、プロセス情報生成部１０９は、シー
ン情報５０３の属性代入情報５１４を取得する（ステッ
プ１４１０）。

【００６６】次に、プロセス情報生成部１０９は、属性
代入情報５１４中の代入元キャラクター名称５１６を元
にプロセス情報を生成する（ステップ１４１１）。

【００６７】次に、プロセス情報生成部１０９は、属性
代入情報５１４中の代入先キャラクター名称５１８を元
にプロセス情報７０４を生成する（ステップ１４１
２）。

【００６８】プロセス情報生成部１０９は、ステップ１
４１０、ステップ１４１１、及びステップ１４１２を、
全ての属性代入情報５１４を取得し終えるまで繰り返
す。

【００６９】プロセス情報生成部１０９は、ステップ１
４０１、ステップ１４０２、ステップ１４０３、ステッ
プ１４０４、ステップ１４０５、ステップ１４０６、ス
テップ１４０７、ステップ１４０８、ステップ１４０
９、ステップ１４１０、ステップ１４１１、及びステッ
プ１４１２を、全てのシーン情報５０３を取得し終える
まで繰り返す。

【００７０】図１５は、ステップ１４０４、ステップ１
４０６、ステップ１４０８、ステップ１４０９、ステッ
プ１４１１及びステップ１４１２の詳細なフローチャー
トである。

【００７１】まず、プロセス情報生成部１０９は、ステ
ップ１４０２において生成したシーン毎プロセス情報７
０１から、同一のキャラクター名称を持つプロセス情報
７０４を探す（ステップ１５０１）。プロセス情報が見
つかった場合はステップ１５０２、ステップ１５０３、
ステップ１５０４、ステップ１５０５、及びステップ１
５０６は行わない。

【００７２】プロセス情報が見つからなければ、プロセ
ス情報生成部１０９は、シーン情報中のキャラクター名
称５０５、５０６、５１０、５１２、５１６、または５
１８を元に、キャラクター情報記憶部１０５に格納され
たキャラクター情報４０１のうちの名称が一致するもの
を取得する（ステップ１５０２）。

【００７３】次に、プロセス情報生成部１０９は、取得
したキャラクター情報４０１から、ビットマップ種別４
０３を取得する（ステップ１５０３）。

【００７４】次に、プロセス情報生成部１０９は、ビッ
トマップ種別４０３をキーとして、プロセス情報生成規
則部１１０から、プロセス生成情報１００２を取得する
（ステップ１５０４）。

【００７５】次に、プロセス情報生成部１０９は、取得
したプロセス生成情報１００２を参照し、プロセス情報
生成対象か否かをチェックする（ステップ１５０５）。

【００７６】プロセス情報生成対象の場合、プロセス情
報生成部１０９は、プロセス情報７０４を生成し、プロ
セス識別子７０５、及び生成元キャラクター名称７０６
を設定して、シーン毎プロセス情報７０１中に格納す
る。

【００７７】プロセス識別子７０５は、全てのプロセス
情報にわたり一意であれば良い。生成元キャラクター名
称７６には、生成元となったキャラクター名称５０５、
５０６、５１０、５１２、５１６、または５１８が設定
される（ステップ１５０６）。

【００７８】次に、プロセス情報生成部１０９は、プロ
セス情報にシーンでの役割種別７０７を追加する（ステ
ップ１５０７）。

【００７９】図１６は、ステップ１２０４の詳細なフロ
ーチャートである。

【００８０】まず、マトリクス情報生成部１１３は、プ
ロセス情報記憶部１１２から、シーン毎プロセス情報７
０１を取得する（ステップ１６０１）。

【００８１】次に、マトリクス情報生成部１１３は、シ
ーン毎プロセス情報７０１に格納された生成元シナリオ
名称７０２、及び生成元シーン番号７０３により特定さ
れるシーン情報５０３を取得する（ステップ１６０
２）。

【００８２】次に、マトリクス情報生成部１１３は、シ
ーン毎プロセス情報７０１から、プロセス情報７０４を
取得する（ステップ１６０３）。

【００８３】次に、マトリクス情報生成部１１３は、プ
ロセス情報７０４、及びシーン情報５０３を元に、プロ
セス毎アクセス情報８０１を生成し、プロセス識別子７
０５をプロセス識別子８０２として設定する（ステップ
１６０４）。

【００８４】マトリクス情報生成部１１３は、ステップ
１６０３、ステップ１６０４、及びステップ１６０５
を、シーン毎プロセス情報７０１に格納された全てのプ
ロセス情報７０４を取得し終えるまで繰り返す。

【００８５】マトリクス情報生成部１１３は、ステップ
１６０１、ステップ１６０２、ステップ１６０３、ステ
ップ１６０４、及びステップ１６０５を、プロセス情報
記憶部１１２に格納された全てのシーン毎プロセス情報
７０１を取得し終えるまで繰り返す。

【００８６】図１７は、ステップ１６０５の詳細なフロ
ーチャートである。

【００８７】図１７冒頭において、ステップ１６０３に
よりプロセス情報７０４を得ている。また、ステップ１
６０２によりシーン情報５０３を得ている。

【００８８】まず、マトリクス情報生成部１１３は、シ
ーン情報５０３から、メッセージ送信キャラクター名称
５０５を取得する（ステップ１７０１）。

【００８９】次に、マトリクス情報生成部１１３は、プ
ロセス情報７０４、メッセージ送信キャラクター名称５
０５、及びシーンでの役割種別”メッセージ送信”を元
に１プロセス対１エンティティアクセス情報８０３を生
成し、プロセス毎アクセス情報８０１に格納する（ステ
ップ１７０２）。

【００９０】次に、マトリクス情報生成部１１３は、シ
ーン情報５０３から、メッセージ受信キャラクター名称
５０６を取得する（ステップ１７０３）。

【００９１】次に、マトリクス情報生成部１１３は、プ
ロセス情報７０４、メッセージ受信キャラクター名称５
０６、及びシーンでの役割種別”メッセージ受信”を元
に１プロセス対１エンティティアクセス情報８０３を生
成し、プロセス毎アクセス情報８０１に格納する（ステ
ップ１７０４）。

【００９２】次に、マトリクス情報生成部１１３は、シ
ーン情報５０３から、属性比較情報５０８を逐次取得す
る（ステップ１７０５）。

【００９３】次に、マトリクス情報生成部１１３は、属
性比較情報５０８から、比較元キャラクター名称５１０
を取得する（ステップ１７０６）。

【００９４】次に、マトリクス情報生成部１１３は、プ
ロセス情報７０４、比較元キャラクター名称５１０、シ
ーンでの役割種別”属性比較元”及び属性比較情報識別
子５０９を元に１プロセス対１エンティティアクセス情
報８０３を生成し、プロセス毎アクセス情報８０１に格
納する（ステップ１７０７）。

【００９５】次に、マトリクス情報生成部１１３は、属
性比較情報５０８から、比較先キャラクター名称５１２
を取得する（ステップ１７０８）。

【００９６】次に、マトリクス情報生成部１１３は、プ
ロセス情報７０４、比較先キャラクター名称５１２、シ
ーンでの役割種別”属性比較先”、及び属性比較情報識
別子５０９を元に１プロセス対１エンティティアクセス
情報８０３を生成し、プロセス毎アクセス情報８０１に
格納する（ステップ１７０９）。

【００９７】マトリクス情報生成部１１３は、ステップ
１７０５、ステップ１７０６、ステップ１７０７、ステ
ップ１７０８、及びステップ１７０９を、シーン情報５
０３が持つ全ての属性比較情報５０８を取得し終えるま
で繰り返す。

【００９８】次に、マトリクス情報生成部１１３は、シ
ーン情報５０３から、属性代入情報５１４を取得する
（ステップ１７１０）。

【００９９】次に、マトリクス情報生成部１１３は、属
性代入情報５１４から、属性代入元キャラクター名称５
１６を取得する（ステップ１７１１）。

【０１００】次に、マトリクス情報生成部１１３は、プ
ロセス情報７０４、属性代入元キャラクター名称５１
６、シーンでの役割種別“属性代入元”、及び属性代入
情報識別子５１５を元に１プロセス対１エンティティア
クセス情報８０３を生成し、プロセス毎アクセス情報８
０１に格納する（ステップ１７１２）。

【０１０１】次に、マトリクス情報生成部１１３は、属
性代入情報５１４から、属性代入先キャラクター名称５
１８を取得する（ステップ１７１３）。

【０１０２】次に、マトリクス情報生成部１１３は、プ
ロセス情報７０４、属性代入先キャラクター名称５１
８、シーンでの役割種別“属性代入先”、及び属性代入
情報識別子５１５を元に、１プロセス対１エンティティ
アクセス情報８０３を生成し、プロセス毎アクセス情報
８０１に格納する（ステップ１７１４）。

【０１０３】マトリクス情報生成部１１３は、ステップ
１７１０、ステップ１７１１、ステップ１７１２、ステ
ップ１７１３、及びステップ１７１４を、シーン情報５
０３が持つ全ての属性代入情報５１４を取得し終えるま
で繰り返す。

【０１０４】図１８は、ステップ１７０２、ステップ１
７０４、ステップ１７０７、ステップ１７０９、ステッ
プ１７１２、及びステップ１７１４の詳細なフローチャ
ートである。

【０１０５】図１８冒頭において、プロセス情報７０
４、シーン情報５０３中の各キャラクター名称５０５、
５０６、５１０、５１２、５１６、または５１８のいず
れか、及びシーン情報５０３中のキャラクター名称５０
５のシーンでの役割種別である“メッセージ送信”、キ
ャラクター名称５０６のシーンでの役割種別である“メ
ッセージ受信”、キャラクター名称５１０のシーンでの
役割種別である“属性比較元”及び属性比較情報識別子
５０９、キャラクター名称５１２のシーンでの役割種別
である“属性比較先”及び属性比較情報識別子５０９、
キャラクター名称５１６のシーンでの役割種別である
“属性代入元”及び属性代入情報識別子５１５、キャラ
クター名称５１８のシーンでの役割種別である“属性代
入先”及び属性代入情報識別子５１５のいずれかを得て
いる。

【０１０６】図１８冒頭において得たシーンでの役割種
別は、マトリクス情報生成部１１３により、マトリクス
情報生成規則部１１４おけるエンティティ役割検索キー
１１０２として使用される。また、図１８冒頭において
得たキャラクター名称は、マトリクス情報生成部１１３
により、エンティティ情報６０１を取得するために使用
される。

【０１０７】まず、マトリクス情報生成部１１３は、エ
ンティティ情報記憶部１１１から、図１８冒頭で得たキ
ャラクター名称５０５、５０６、５１０、５１２、５１
６、または５１８により特定されるエンティティ情報６
０１を探す（ステップ１８０１）。エンティティ情報６
０１がない場合は、処理を終了する。

【０１０８】次に、マトリクス情報生成部１１３は、プ
ロセス情報７０４からシーンでの役割種別７０７を逐次
取得する（ステップ１８０２）。

【０１０９】次に、マトリクス情報生成部１１３は、プ
ロセス情報７０４から取得したシーンでの役割種別７０
７、及び、図１８冒頭で得た、シーンでの役割種別を比
較する。もしも、２つとも属性比較元又は属性比較先
で、かつ、属性比較情報識別子が異なる場合は何も行わ
ない（ステップ１８０３）。

【０１１０】同様に、２つとも属性代入元又は属性代入
先で、かつ、属性代入情報識別子が異なる場合は何も行
わない（ステップ１８０４）。

【０１１１】エンティティ情報６０１がある場合、マト
リクス情報生成部１１３は、マトリクス情報生成規則部
１１４から、プロセス情報７０４に格納されたシーンで
の役割種別７０７、及び、図１８冒頭で得たシーンでの
役割種別により特定されるアクセス生成情報１１０３を
取得する（ステップ１８０５）。

【０１１２】次に、マトリクス情報生成部１１３は、ア
クセス生成情報１１０３を元に、アクセス情報生成対象
であるか否かをチェックする（ステップ１８０６）。生
成対象でない場合は処理を終了する。

【０１１３】生成対象の場合、マトリクス情報生成部１
１３は、プロセス毎アクセス情報８０１から、アクセス
先エンティティ名称８０４が図１８冒頭で得たキャラク
ター名称と同一であるところの１プロセス対１エンティ
ティアクセス情報８０３を探す（ステップ１８０７）。

【０１１４】もしも１プロセス対１エンティティアクセ
ス情報８０３が見つからなければ、マトリクス情報生成
部１１３は、１プロセス対１エンティティアクセス情報
８０３を新たに生成する（ステップ１８０８）。

【０１１５】次に、マトリクス情報生成部１１３は、ス
テップ１８０７において取得した１プロセス対１エンテ
ィティアクセス情報８０３またはステップ１８０８にお
いて生成した１プロセス対１エンティティアクセス情報
８０３にアクセス種別を追加する（ステップ１８０
９）。

【０１１６】マトリクス情報生成部１１３は、ステップ
１８０２、ステップ１８０３、ステップ１８０４、ステ
ップ１８０５、ステップ１８０６、ステップ１８０７、
ステップ１８０８、及びステップ１８０９を、プロセス
情報７０４が持つ全てのシーンでの役割種別７０７を取
得し終えるまで繰り返す。

【０１１７】図１９は、要求仕様モデル作成プログラム
２０１で作成した、要求仕様モデルにおけるキャラクタ
ーの具体例である。

【０１１８】要求仕様モデル作成プログラム２０１によ
り、キャラクターの集合１９０１が作成される。キャラ
クターの集合１９０１には、キャラクター１９０２、１
９０３、１９０４、１９０６、及び１９０７の各キャラ
クターが格納される。

【０１１９】キャラクター１９０２「販売担当」は、ビ
ットマップ種別「人間」を持つ。キャラクター１９０３
「商品データベース」は、ビットマップ種別「図形」を
持つ。キャラクター１９０４「端末」は、ビットマップ
種別「画面」を持つ。キャラクター１９０６「物件」は
ビットマップ種別「建物」を持つ。キャラクター１９０
７「顧客」は、ビットマップ種別「人間」を持つ。各キ
ャラクターの持つ属性、及びメッセージは、１９０８、
１９０９、１９１０、１９１１、及び１９１２に示され
る。

【０１２０】図２０は、要求仕様モデル作成プログラム
２０１で作成した、要求仕様モデルにおけるシナリオの
具体例である。

【０１２１】シナリオ２００１「販売業務」は、シーン
番号が１のシーン２００２、及びシーン番号が２のシー
ン２００３を持つ。

【０１２２】シーン２００２において、メッセージを送
信するキャラクターは、キャラクター２００４「販売担
当」である。メッセージを受信するキャラクターは、キ
ャラクター２００５「端末」である。属性比較の比較元
キャラクターは、キャラクター２００７「物件」であ
る。属性比較の比較先キャラクターは、キャラクター２
００８「顧客」である。属性代入の代入元キャラクター
は、キャラクター２００７「物件」である。属性代入の
代入先キャラクターは、キャラクター２００６「商品デ
ータベース」である。

【０１２３】シーン２００３において、メッセージを送
信するキャラクターは、キャラクター２０１２「端末」
である。メッセージを受信するキャラクターは、キャラ
クター２０１１「販売担当」である。属性比較の比較元
キャラクターは、キャラクター２０１４「商品データベ
ース」である。属性比較の比較先キャラクターは、キャ
ラクター２０１５「物件」である。属性代入の代入元キ
ャラクターは、キャラクター２０１４「商品データベー
ス」である。属性代入の代入先キャラクターは、キャラ
クター２０１２「端末」である。

【０１２４】図２１は、図１９及び図２０に示す要求仕
様モデルを、処理装置１０３により変換して得たマトリ
クス２１０１である。マトリクス２１０１はプロセス一
覧２１０２、エンティティ一覧２１０３、及びプロセス
からエンティティへのアクセス種別により構成される。

【０１２５】本実施例において処理装置１０２はプロセ
ス識別子を、「全プロセスにわたり一意な番号」
＋“：”＋「生成元キャラクター名称」＋“：”＋「シ
ナリオ名称」＋“：”＋「シーン番号」で生成してい
る。

【０１２６】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
要求仕様モデルから他形式モデルへの変換時に、動作
主、または動作対象となる他形式モデルの構成要素を生
成することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態において要求しようモデル
変換処理を行うためのシステムの概略構成図である。

【図２】要求仕様モデル・他形式モデル変換プログラム
と外部プログラムの連携を示す概略図である。

【図３】入力記憶装置に格納された要求仕様モデルファ
イルの詳細図である。

【図４】キャラクター情報記憶部の詳細図である。

【図５】シナリオ情報記憶部の詳細図である。

【図６】エンティティ情報記憶部の詳細図である。

【図７】プロセス情報記憶部の詳細図である。

【図８】マトリクス情報記憶部の詳細図である。

【図９】エンティティ情報生成規則部の詳細図である。

【図１０】プロセス情報生成規則部の詳細図である。

【図１１】マトリクス情報生成規則部の詳細図である。

【図１２】要求仕様モデル変換処理の概要を示すフロー
チャートである。

【図１３】エンティティ情報生成処理の詳細なフローチ
ャートである。

【図１４】プロセス情報生成処理の詳細なフローチャー
トである。

【図１５】キャラクター名称を基にプロセス情報を生成
する処理の詳細なフローチャートである。

【図１６】マトリクス情報生成処理の詳細なフローチャ
ートである。

【図１７】プロセスからエンティティへのアクセス情報
を生成する処理の詳細なフローチャートである。

【図１８】１つのプロセスから１つのエンティティへの
アクセス情報を生成する処理の詳細なフローチャートで
ある。

【図１９】要求仕様モデル作成プログラムで作成した要
求仕様モデルのキャラクターの説明図である。

【図２０】要求仕様モデル作成プログラムで作成した要
求仕様モデルのシナリオの説明図である。

【図２１】要求仕様モデル変換処理により変換して得ら
れたマトリクスの説明図である。

【符号の説明】

１０１・・・入力記憶装置 １０２・・・処理装置 １０３・・・出力記憶装置 １０４・・・要求仕様モデルファイル入力部 １０５・・・キャラクター情報記憶部 １０６・・・シナリオ情報記憶部 １０７・・・エンティティ情報生成記憶部 １０８・・・エンティティ情報生成部 １０９・・・プロセス情報生成部 １１０・・・プロセス情報生成規則部 １１１・・・エンティティ情報記憶部 １１２・・・プロセス情報記憶部 １１３・・・マトリクス情報生成部 １１４・・・マトリクス情報生成規則部 １１５・・・マトリクス情報記憶部 １１６・・・他形式モデルファイル出力部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 直樹 宮城県仙台市青葉区一番町二丁目４番１号 日立東北ソフトウェア株式会社内 (72)発明者 高橋 登 宮城県仙台市青葉区一番町二丁目４番１号 日立東北ソフトウェア株式会社内 (72)発明者 森田 真理 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム事業部内 Ｆターム(参考） 5B076 DD02

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】システム開発対象業務を構成する要素が保
   持する名称、外観を表現する表示図形情報、データ名
   称、及び手続き名称を記録した構成要素情報と、上記構
   成要素間の手続きの起動連鎖を記録した手続き起動連鎖
   情報、または上記構成要素内の手続きの起動連鎖を記録
   した手続き起動連鎖情報を保持するシナリオとによって
   定義された要求仕様モデルを、他の形式のモデルに変換
   する要求仕様モデル・他形式モデル変換装置において、 コンピュータ読み取り可能な記憶装置に格納され、上記
   要求仕様モデルからなる要求仕様モデルファイルを読み
   込む要求仕様モデルファイル入力手段と、 上記要求仕様モデルファイル入力手段が入力した上記要
   求仕様モデルファイルから得られる上記構成要素情報を
   記憶する構成要素情報記憶手段と、 上記要求仕様モデルファイル入力手段が入力した上記要
   求仕様モデルファイルから得られるシナリオを記憶する
   シナリオ情報記憶手段と、 上記シナリオ情報記憶手段に格納された上記シナリオ情
   報を基に、上記手続きを実行する構成要素である動作主
   要素情報を生成する動作主情報生成手段と、 上記動作主情報をコンピュータ書き込み可能な記憶装置
   に格納する他形式モデルファイル出力手段とを備えるこ
   とを特徴とする要求仕様モデル・他形式モデル変換装
   置。
2. 【請求項２】システム開発対象業務を構成する要素が保
   持する名称、外観を表現する表示図形情報、データ名
   称、及び手続き名称を記録した構成要素情報と、上記構
   成要素間の手続きの起動連鎖を記録した手続き起動連鎖
   情報、または上記構成要素内の手続きの起動連鎖を記録
   した手続き起動連鎖情報を保持するシナリオとによって
   定義された要求仕様モデルを、他の形式のモデルに変換
   する要求仕様モデル・他形式モデル変換方法において、 コンピュータ読み取り可能な記憶装置に格納され、上記
   要求仕様モデルを保持する要求仕様モデルファイルを読
   み込み、 上記シナリオ情報を基に、他形式モデルにおいて上記手
   続きを実行する構成要素である動作主要素情報を生成
   し、 上記動作主情報をコンピュータ書き込み可能な記憶装置
   に格納することを特徴とする要求仕様モデル・他形式モ
   デル変換方法。