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JP2000056603A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置

Info

Publication number
JP2000056603A
JP2000056603A JP10234940A JP23494098A JP2000056603A JP 2000056603 A JP2000056603 A JP 2000056603A JP 10234940 A JP10234940 A JP 10234940A JP 23494098 A JP23494098 A JP 23494098A JP 2000056603 A JP2000056603 A JP 2000056603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing roller
fixing device
magnetic core
axial direction
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10234940A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Hayashi
康弘 林
Ryuichiro Maeyama
龍一郎 前山
Tomoichirou Oota
智市郎 太田
Takeshi Fujita
岳 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10234940A priority Critical patent/JP2000056603A/ja
Publication of JP2000056603A publication Critical patent/JP2000056603A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • General Induction Heating (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着ローラの比較的狭い領域に磁束を集中さ
せる事ができ、かつ励磁コイルによって生じた磁界を漏
れなく定着ローラ導電層の発熱に寄与させる。 【解決手段】 定着ローラ1に設けた導電層に渦電流を
発生させて発熱させる電磁誘導加熱方式の定着装置にお
いて、磁性体コア9は断面略E型であり、磁性体コア9
の突起部9a,9b,9cの先端側を定着ローラ1の軸
方向に沿わせて対向配置し、励磁コイル8は磁性体コア
9の中央の突起部9cに巻かれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置にお
いて転写材上のトナー像を溶融定着する定着装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いた画像形成装置は、
通常転写材と静電的に該転写材に担持された樹脂、磁性
体、着色料等からなるトナーとを、互いに圧接・回転し
ている定着ローラと加圧ローラの圧接部(ニップ部)で
挟持搬送しながら熱と圧力を加えることなどで、溶融定
着する定着装置を有している。
【0003】このような定着装置において、加熱するた
めの手段として励磁コイルによる磁束で定着ローラ内面
に設けた導電層(熱発生源)に渦電流を発生させジュー
ル熱により発熱させる電磁誘導加熱方式のものが提案さ
れている。
【0004】この方式は熱発生源を転写材に担持された
トナーのごく近くに配置することができるので、従来の
ハロゲンランプを用いた熱ローラ方式に比して、定着装
置起動時に定着ローラ表面の温度が定着に適当な温度に
なるまでに要する時間を短くできるという特徴がある。
【0005】また熱発生源からトナーへの熱伝達経路が
短く単純であるため熱効率が高いという特徴もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の様な励磁コイルによる磁束で定着ローラ内面に設
けた導電層に渦電流を発生させジュール熱により発熱さ
せる電磁誘導加熱方式の定着装置においては、限られた
電力で効率良く熱を発生させるためには磁束を狭い領域
に集中させ密度の大きな誘導電流を流した方が良い。
【0007】その為に、例えばI型の磁性体コアに励磁
コイルを巻き線した構成などでは、励磁コイルによって
発生した磁束が比較的広い領域に拡散してしまい発熱効
率が悪くなるという欠点があった。
【0008】また磁性体コア・励磁コイルを定着ローラ
外部に配設する構成を選択した場合、励磁コイルによっ
て生じた磁界が定着装置から漏れて画像形成装置本体に
悪影響を及ぼすといった欠点もあった。
【0009】さらに小サイズの転写材を連続して多量に
定着した時などに、定着ローラの非通紙部の昇温が問題
になったり、また定着ローラの両端部からの放熱のため
に定着ローラの両端部で温度が下がってしまうなどの問
題を解決するために、定着ローラ長手方向で磁性体コア
・励磁コイルを分割して励磁コイルに通電する電力を独
立に制御する方法が提案されているが、各磁性体コア・
励磁コイルの間にできる空隙の部分で定着ローラ導電層
を貫く磁束密度が下がってしまいその部分で定着ローラ
の温度が低下してしまうといった問題もあった。
【0010】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、定着ロ
ーラの比較的狭い領域に磁束を集中させる事ができ、か
つ励磁コイルによって生じた磁界を漏れなく定着ローラ
導電層の発熱に寄与させることである。
【0011】また、定着ローラの軸方向の温調自由度の
向上と温度分布の均一化を図ることである。
【0012】さらに、定着装置の小型化、または昇温防
止により電力損失を減少させることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、磁性体コアと励磁コイルを有する
誘導加熱手段により、定着ローラに設けた導電層に渦電
流を発生させて発熱させる電磁誘導加熱方式の定着装置
において、前記磁性体コアは断面略E型であり、該磁性
体コアの突起部先端側を前記定着ローラの軸方向に沿わ
せて対向配置し、前記励磁コイルは前記磁性体コアの中
央の突起部に巻かれていることを特徴とする。
【0014】これにより、励磁コイルによって生じる磁
束を断面略E型の磁性体コアの突起部の先端部の間の空
間に集中させ、かつ磁性体コアと定着ローラの導電層で
構成される磁気回路から外部への磁界の漏れを減少させ
る。
【0015】前記誘導加熱手段は、軸方向に分割された
複数の磁性体コアと、前記分割された磁性体コアの突起
部に、軸方向にかけ渡された磁性部材を備えることも好
適である。
【0016】これにより、定着ローラの導電層に作用す
る磁界を軸方向で変更することができる。
【0017】前記誘導加熱手段は、前記軸方向に分割さ
れた複数の磁路形成部のそれぞれに励磁コイルを備え、
軸方向の発熱分布に応じて励磁コイルへの電力供給量を
個別に制御する制御手段を備えることも好適である。
【0018】これにより、定着ローラの発熱分布を軸方
向で変更させたり、一定とさせたりすることができる。
【0019】前記磁性部材は、磁性体コアの突起部に磁
気結合されることも好適である。
【0020】前記磁性体コアの突起部間の軸方向に直交
する幅方向の距離が、軸方向で異ることも好適である。
【0021】これにより、磁性体コアの軸方向での磁束
密度が変わり、定着ローラの軸方向での発熱量を変化さ
せるように作用する。
【0022】前記磁性体コアの突起部間の軸方向に直交
する幅方向の距離は、軸方向の両端部において中央部よ
りも狭くなっていることも好適である。
【0023】定着ローラの軸方向両端部での磁束密度が
大きくなり、その部分の渦電流密度も大きくなり、定着
ローラの軸方向の両端部での発熱量が増加するように作
用する。
【0024】前記誘導加熱手段は、定着ローラの内部に
配設されていることも好適である。これにより、定着装
置の体積を少なくし、省スペース化できる。
【0025】前記誘導加熱手段は、定着ローラの外部に
配設されていることも好ましい。
【0026】これにより、磁性体コア、励磁コイルで発
熱した熱を速やかに放熱することができ、昇温による電
力損失を減少させることが可能となる。
【0027】前記磁性体コアの突起部または前記磁性部
材の定着ローラに対向する先端部は、対向する定着ロー
ラの周壁面に倣う形状を備えていることも好適である。
【0028】これにより、磁性体コアの先端部と定着ロ
ーラの導電層との距離が短くなり、かつ磁束密度を高め
ることができる。
【0029】画像形成装置にあっては、画像形成手段に
よりトナー像が形成された転写材が通紙される上記記載
の定着装置を備えることを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
特徴を最もよく表す図画であり、本発明の第1の実施の
形態の定着装置TS1の断面構成の模式図である。
【0031】定着ローラ1は外径40(mm)、厚さ
0.7(mm)の鉄製の芯金シリンダを備え、表面の離
型性を高めるために例えばPTFE10〜50(μm)
や、PFA10〜50(μm)の層を設けてもよい。
【0032】また定着ローラ1の他の材料として、例え
ば磁性ステンレスのような磁性材料(磁性金属)といっ
た、比較的透磁率のμが高く、適当な抵抗率ρを持つ物
を用いてもよい。
【0033】さらに非磁性材料でも、金属などの導電性
のある材料は材料を薄膜にすることなどにより使用可能
である。
【0034】加圧ローラ2は外径20(mm)の鉄製の
芯金の外周に厚さ5(mm)のSiゴムの層と定着ロー
ラ1と同様に表面の離型性を高めるために例えばPTF
E10〜50(μm)や、PFA10〜50(μm)の
層を設けて、外径は30(mm)である。
【0035】定着ローラ1と加圧ローラ2は回転自在に
支持されていて、定着ローラ1のみを駆動する構成にな
っている。加圧ローラ2は定着ローラ1の表面に圧接し
ていて、圧接部(ニップ部)での摩擦力で従動回転する
様に配置している。
【0036】また加圧ローラ2は定着1の回転軸方向に
バネなどを用いた図示しない機構によって加圧されてい
る。
【0037】この実施の形態では、加圧ローラ2は約3
0(kg重)で荷重されており、その場合圧接部の幅
(ニップ幅)は約6(mm)になる。しかし都合によっ
ては荷重を変化させてニップ幅を変えてもよい。
【0038】温度センサー3は定着ローラ1の表面に当
接するように配置され、温度センサー3の検出信号をも
とに不図示の制御手段と高周波コンバーターにより励磁
コイル8への電力供給を増減させることで、定着ローラ
1の表面温度が所定の一定温度になる様に自動制御され
る。
【0039】搬送ガイド4は、画像形成手段で形成され
た未定着のトナー像5を担持しながら搬送される転写材
6を定着ローラ1と加圧ローラ2とのニップ部へ案内す
る位置に配置される。
【0040】分離爪7は、定着ローラ1の表面に当接し
て配置され、転写材6がニップ部通過後に定着ローラ1
に張り付いてしまった場合、強制的に分離してジャムを
防止するためのものである。
【0041】励磁コイル8の巻き線は図2に示すよう
に、断面略E型の長尺の磁性体コア9の中央突起部に導
線を巻いたような構造である。
【0042】励磁コイル8は従って、両側の突起部9
a,9bと中央の突起部9cと、突起部9a,9b,9
cが突出する基底部9dから構成されている。そして、
突起部9a,9b,9cの先端は、定着ローラ1の内周
壁面と所定の間隙で離れ、かつ内周壁面に倣う形状(ア
ール形状)となっている。
【0043】また励磁コイル8は高周波コンバーター1
0に接続され100〜2000(W)の高周波電力が供
給されるため、細い線を数本リッツにしたものを用いて
おり、巻き線に伝熱した場合を考え、被覆には耐熱性の
物を使用した。
【0044】磁性体コア9は高透磁率かつ低損失のもの
を用いる。パーマロイのような合金の場合は、磁性体コ
ア9内の渦電流損失が、高周波で大きくなるため積層構
造にしてもよい。磁性体コア9は磁気回路の効率を上げ
るためと磁気遮蔽のために用いている。この励磁コイル
8と磁性体コア9の磁気回路部分は、磁気遮蔽が十分に
できる手段がある場合は空芯にしてもよい。
【0045】この励磁コイル8には高周波コンバータ1
0により10〜100(kHz)の交流電流が印加され
る。交流電流によって誘導された磁束はE型の磁性体コ
ア9内部を外部に漏れることなく通り、突起部間で初め
て磁性体外部に漏れ、定着ローラ1の導電層を貫き、渦
電流が流れて導電層自体がジュール発熱する。
【0046】この発熱量を増加させるためには、磁束を
集中させて渦電流を密度高く流せば良く、本実施の形態
の場合E型の磁性体コア9の突起部9a,9b,9c間
の距離を短くすると効果的である。
【0047】しかし単純に突起部9a,9b,9c間の
幅方向の距離(軸方向に直交する幅方向の距離)を短く
すればよいというのではなく、各突起部間の幅方向の距
離が突起部の先端と定着ローラ1の導電層との距離の少
なくとも2倍より大きく、例えば3倍程度以上に設定す
ることが好ましい。
【0048】また図3に示すように断面E型の磁性体コ
ア9の突起部9a,9b,9c間の距離を軸方向(図に
おいて長手方向)の中央部に比して両端部を短くする事
で、両端部での磁束密度が大きくなり、渦電流密度が増
加して発熱量も増えるので、定着ローラ1の両端部から
逃げる熱を補償する事ができ定着ローラ1の軸方向の温
度分布を均一化させることが可能となる。
【0049】このように本実施の形態では、断面E型の
磁性体コア9の中央の突起部9cに励磁コイル8を巻き
線することで、発生した磁束は磁性体コア9と定着ロー
ラ1の導電層以外にほとんど漏れる事がなく、かつ定着
ローラ1の導電層の比較的狭い領域に磁束を集中させ、
効率よく発熱させる事ができる。
【0050】また断面E型の磁性体コア9の突起部9
a,9b,9c間の距離を軸方向の中央部に比して両端
部を短くする事で、複雑な構成無しで定着ローラ1の軸
方向の温度分布を均一化することができる。
【0051】(実施の形態2)第2の実施の形態では、
図4に示されるように断面E型の磁性体コアと励磁コイ
ルを軸方向に3つに分割したものである。分割した磁性
体コア間で磁束密度が下がって発熱量が低下しないよう
に、各磁性体コア11,12,13は、突起部先端に磁
性部材としての棒状の磁性体コア14,15,16がか
け渡されると共に、磁気結合されている。
【0052】定着ローラ1の両端部での熱の逃げによる
温度降下がしばしば問題になるが、本実施の形態では分
割された励磁コイル17,18,19への電力供給を個
別に制御する事で回避できる。
【0053】具体的には励磁コイル17,18,19へ
の供給電力の比を5:3:5にし、合計100〜200
0(W)にすると定着ローラ長手方向で均一な温度分布
になる。
【0054】また小サイズの転写材を連続で定着する場
合などに、定着ローラ1の転写材に接触する軸方向中央
部で温度センサー3によって検出された温度をもとに温
調すると、定着ローラ1の転写材に接触しない軸方向両
端部で所定の温調温度よりもかなりな高温になってしま
い、周辺部材の熱劣化の促進やトナーの定着ローラへの
ホットオフセットといったような問題が生じてしまう。
【0055】そこでそのような場合には励磁コイル1
7,18,19への供給電力の比を3:5:3のように
するとよい。尚、各励磁コイル17,18,19に対応
する領域に温度センサーを設け、定着ローラ1の軸方向
の発熱分布(温度分布)に応じて各励磁コイル17,1
8,19への供給電力を個別に制御しても良い。
【0056】本実施の形態では、磁性体コア・励磁コイ
ルを定着ローラ1の軸方向に分割し、その分割した励磁
コイルに通電する電力を独立に制御する事で、定着ロー
ラ1の軸方向の温調自由度を向上させる事ができる。
【0057】(実施の形態3)第3の実施の形態では、
図5に示されるように、磁性体コア9と励磁コイル8を
定着ローラ1の外部に配設させることを特徴としてい
る。
【0058】磁性体コア9と励磁コイル8の構成は、突
起部の形状を、定着ローラ1の外周壁面に倣う形状に変
更したものであるが、その他の構成は、第1及び第2の
実施の形態の構成と同様の構成が採用されている。
【0059】本実施の形態では磁性体コア9と励磁コイ
ル8を定着ローラ1の外部に配設する事で、磁性体コア
9と励磁コイル8の昇温を防止し、それらの温度に依存
した電力損失を減少させることができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように説明された本発明による
と、励磁コイルによって生じる磁束を断面略E型の磁性
体コアの突起部の先端部の間の空間に集中させ、かつ磁
性体コアと定着ローラの導電層で構成される磁気回路か
ら外部への磁界の漏れを減少させることが可能となり、
磁束の定着ローラの導電層を貫く領域が比較的狭くな
り、効率良く定着ローラの導電層においてジュール発熱
させることが可能となる。
【0061】誘導加熱手段を軸方向に分割して、磁性部
材により磁気結合したことにより、定着ローラの発熱分
布を軸方向で変更して定着性を向上させることができ
る。
【0062】磁性体コアの突起部間の幅方向の距離を軸
方向で異らせることにより、磁性体コアの軸方向での磁
束密度が変わり、定着ローラの軸方向での発熱量を変化
させることができる。突起部間の幅方向の距離を軸方向
の両端部において中央部よりも狭くすることで、定着ロ
ーラの軸方向の両端部での発熱量を増加させることが可
能となり、定着ローラ端部での熱の逃げを補償し定着ロ
ーラ長手方向の温度分布を均一化することができる。
【0063】誘導加熱手段を定着ローラの内部に配設す
ることにより、定着装置の体積を少なくし、省スペース
化できる。
【0064】誘導加熱手段を定着ローラの外部に配設す
ることにより、磁性体コア、励磁コイルで発熱した熱を
速やかに放熱することができ、昇温による電力損失を減
少させることが可能となる。
【0065】磁性体コアの突起部または前記磁性部材の
定着ローラに対向する先端部を、対向する定着ローラの
周壁面に倣う形状とすることにより、磁性体コアの先端
部と定着ローラの導電層との距離が短くなり磁束密度を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1の実施の形態の定着装置の断面構成
説明図。
【図2】図2は磁性体コア部を示す図である。
【図3】図3は磁性体コア部を示す図である。
【図4】図4は第2の実施の形態の定着装置の断面構成
説明図。
【図5】図5は第3の実施の形態の定着装置の断面構成
説明図。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 加圧ローラ 3 温度センサー 4 搬送ガイド 5 トナー像 6 転写材 7 分離爪 8 励磁コイル 9 磁性体コア 9a,9b,9c 突起部 10 高周波コンバーター 11,12,13,14,15,16 磁性体コア 17,18,19 励磁コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 智市郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 藤田 岳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2H033 AA21 BB18 BE06 3K059 AA08 AA14 AB00 AB04 AB27 AB28 AC09 AC33 AC73 AD03 AD05 AD07 AD25 AD27 AD28 AD32 BD02 CD02 CD52 CD64 CD66 CD72 CD75 CD77

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体コアと励磁コイルを有する誘導加
    熱手段により、定着ローラに設けた導電層に渦電流を発
    生させて発熱させる電磁誘導加熱方式の定着装置におい
    て、 前記磁性体コアは断面略E型であり、該磁性体コアの突
    起部先端側を前記定着ローラの軸方向に沿わせて対向配
    置し、 前記励磁コイルは前記磁性体コアの中央の突起部に巻か
    れていることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 前記誘導加熱手段は、軸方向に分割され
    た複数の磁性体コアと、 前記分割された磁性体コアの突起部に、軸方向にかけ渡
    された磁性部材を備えることを特徴とする請求項1に記
    載の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記誘導加熱手段は、前記軸方向に分割
    された複数の磁路形成部のそれぞれに励磁コイルを備
    え、 軸方向の発熱分布に応じて励磁コイルへの電力供給量を
    個別に制御する制御手段を備えることを特徴とする請求
    項2に記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 前記磁性部材は、磁性体コアの突起部に
    磁気結合されることを特徴とする請求項2または3に記
    載の定着装置。
  5. 【請求項5】 前記磁性体コアの突起部間の軸方向に直
    交する幅方向の距離が、軸方向で異ることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 【請求項6】 前記磁性体コアの突起部間の軸方向に直
    交する幅方向の距離は、軸方向の両端部において中央部
    よりも狭くなっていることを特徴とする請求項5に記載
    の定着装置。
  7. 【請求項7】 前記誘導加熱手段は、定着ローラの内部
    に配設されていることを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれか1項に記載の定着装置。
  8. 【請求項8】 前記誘導加熱手段は、定着ローラの外部
    に配設されていることを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれか1項に記載の定着装置。
  9. 【請求項9】 前記磁性体コアの突起部または前記磁性
    部材の定着ローラに対向する先端部は、対向する定着ロ
    ーラの周壁面に倣う形状を備えていることを特徴とする
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の定着装置。
  10. 【請求項10】 画像形成手段によりトナー像が形成さ
    れた転写材が通紙される請求項1乃至9のいずれか1項
    に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装
    置。
JP10234940A 1998-08-06 1998-08-06 定着装置及び画像形成装置 Withdrawn JP2000056603A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7239836B2 (en) 2002-08-23 2007-07-03 Kyocera Mita Corporation Fixing apparatus
US8977177B2 (en) 2011-03-09 2015-03-10 Ricoh Company, Ltd. Fixing device employing electromagnetic induction heating system capable of effectively using magnetic flux and image forming apparatus with fixing device

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