JP2000048953A - El面光源を有するメンブレンスイッチ - Google Patents
El面光源を有するメンブレンスイッチInfo
- Publication number
- JP2000048953A JP2000048953A JP10217040A JP21704098A JP2000048953A JP 2000048953 A JP2000048953 A JP 2000048953A JP 10217040 A JP10217040 A JP 10217040A JP 21704098 A JP21704098 A JP 21704098A JP 2000048953 A JP2000048953 A JP 2000048953A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light source
- disc spring
- spring contact
- surface light
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012528 membrane Substances 0.000 title claims abstract description 62
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 21
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 7
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 4
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 2
- 239000010408 film Substances 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 2
- 229920002799 BoPET Polymers 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 メンブレンスイッチにおいて、表示メンブレ
ンが全体として明るく照明されるとともに、その信頼性
を高くする。 【解決手段】 スイッチ電極15を上面に形成した基板
14と、スイッチ電極15の上部位置の皿バネコンタク
ト17と、基板14に積層して皿バネコンタクト17を
支持する皿バネ支持板16と、その上に積層したEL面
光源13と、さらにその上に積層するとともに押圧反転
部11aと周囲部11bとを有する表示メンブレン11
と、表示メンブレン11の内側に一体的に設けた透光性
プッシャブロック12とを備え、皿バネコンタクト17
は、皿バネ支持板16に設けた皿バネコンタクト係止用
貫通穴16aで支持され、皿バネコンタクト係止用貫通
穴16aと適合するように押圧突起用貫通穴13aをE
L面光源13に設け、透光性プッシャブロック12から
下方に突出する押圧突起12aが押圧反転部11aの動
きに対応して貫通穴13a,16aの中を動くことによ
り、皿バネコンタクト17がスイッチ電極15に接触す
る。
ンが全体として明るく照明されるとともに、その信頼性
を高くする。 【解決手段】 スイッチ電極15を上面に形成した基板
14と、スイッチ電極15の上部位置の皿バネコンタク
ト17と、基板14に積層して皿バネコンタクト17を
支持する皿バネ支持板16と、その上に積層したEL面
光源13と、さらにその上に積層するとともに押圧反転
部11aと周囲部11bとを有する表示メンブレン11
と、表示メンブレン11の内側に一体的に設けた透光性
プッシャブロック12とを備え、皿バネコンタクト17
は、皿バネ支持板16に設けた皿バネコンタクト係止用
貫通穴16aで支持され、皿バネコンタクト係止用貫通
穴16aと適合するように押圧突起用貫通穴13aをE
L面光源13に設け、透光性プッシャブロック12から
下方に突出する押圧突起12aが押圧反転部11aの動
きに対応して貫通穴13a,16aの中を動くことによ
り、皿バネコンタクト17がスイッチ電極15に接触す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、EL面光源によっ
て意匠メンブレンをその背後から照明するようにしたメ
ンブレンスイッチに関する。
て意匠メンブレンをその背後から照明するようにしたメ
ンブレンスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、意匠表示部を背後から照明す
るEL面光源を備えたメンブレンスイッチは、例えば、
自動車,携帯電話,洗濯機等のインパネ用スイッチに用
いられ、メンブレンの押圧反転部を軽く押すことによっ
て内蔵スイッチのオン・オフ状態を切り替えるものであ
る。このようなメンブレンスイッチは、図1に示すよう
に、おもて面に意匠表示層8を有する表示メンブレン1
と、意匠メンブレン1を背後から照明するEL面光源3
と、表示メンブレン1の内側空間を埋める透光性プッシ
ャブロック2と、対向スイッチ電極5を上面に備える基
板4とを備える。表示メンブレン1は、ドーム状に隆起
した反転可能な押圧反転部1aとEL面光源3の周囲に
固定される周囲部1bとからなり、EL面光源3と大略
同じサイズである。表示メンブレン1上の意匠表示層8
は、文字や図柄等の意匠を形成した意匠部8a及び背景
部8bとからなる。EL面光源3の下面には、基板4の
スイッチ電極5と対向するスイッチ電極5を有する。E
L面光源3及び基板4との間に設けたスペーサ9によっ
て、EL面光源3及び基板4の対向スイッチ電極5は、
離れている。
るEL面光源を備えたメンブレンスイッチは、例えば、
自動車,携帯電話,洗濯機等のインパネ用スイッチに用
いられ、メンブレンの押圧反転部を軽く押すことによっ
て内蔵スイッチのオン・オフ状態を切り替えるものであ
る。このようなメンブレンスイッチは、図1に示すよう
に、おもて面に意匠表示層8を有する表示メンブレン1
と、意匠メンブレン1を背後から照明するEL面光源3
と、表示メンブレン1の内側空間を埋める透光性プッシ
ャブロック2と、対向スイッチ電極5を上面に備える基
板4とを備える。表示メンブレン1は、ドーム状に隆起
した反転可能な押圧反転部1aとEL面光源3の周囲に
固定される周囲部1bとからなり、EL面光源3と大略
同じサイズである。表示メンブレン1上の意匠表示層8
は、文字や図柄等の意匠を形成した意匠部8a及び背景
部8bとからなる。EL面光源3の下面には、基板4の
スイッチ電極5と対向するスイッチ電極5を有する。E
L面光源3及び基板4との間に設けたスペーサ9によっ
て、EL面光源3及び基板4の対向スイッチ電極5は、
離れている。
【0003】上記構成によれば、EL面光源3によっ
て、表示メンブレン1は全面的に明るく照明されるが、
EL面光源3の信頼性に問題がある。すなわち、スイッ
チ操作時に、表示メンブレン1の押圧反転部1aを指で
軽く押すと、その力は、透光性プッシャブロック2を介
してEL面光源3に伝わる。そして、EL面光源3が支
持部3aを支点にして下方にたわみ、EL面光源3のス
イッチ電極5が基板4上のそれに接触する。EL面光源
3は、例えば、PETフィルム上にITO透明電極,E
L発光体層,絶縁層,ITO透明電極を積層した構成で
あり、EL面光源3自身は比較的柔軟性を備えている。
しかしながら、スイッチ操作時にEL面光源3を繰り返
したわませるために、伸縮性の乏しいITO透明電極が
断線しやすい。したがって、上記構成のメンブレンスイ
ッチにおいては、表示メンブレン1が明るいものの、信
頼性が低い。
て、表示メンブレン1は全面的に明るく照明されるが、
EL面光源3の信頼性に問題がある。すなわち、スイッ
チ操作時に、表示メンブレン1の押圧反転部1aを指で
軽く押すと、その力は、透光性プッシャブロック2を介
してEL面光源3に伝わる。そして、EL面光源3が支
持部3aを支点にして下方にたわみ、EL面光源3のス
イッチ電極5が基板4上のそれに接触する。EL面光源
3は、例えば、PETフィルム上にITO透明電極,E
L発光体層,絶縁層,ITO透明電極を積層した構成で
あり、EL面光源3自身は比較的柔軟性を備えている。
しかしながら、スイッチ操作時にEL面光源3を繰り返
したわませるために、伸縮性の乏しいITO透明電極が
断線しやすい。したがって、上記構成のメンブレンスイ
ッチにおいては、表示メンブレン1が明るいものの、信
頼性が低い。
【0004】一方、メンブレンスイッチは、皿バネコン
タクトを用いて信頼性を高めることができる。すなわ
ち、図2に示したメンブレンスイッチは、表示メンブレ
ン1と、表示メンブレン1の内側空間を埋める透光性プ
ッシャブロック2と、スイッチ電極5を上面に有する基
板4と、基板4の上に積層したEL面光源3と、EL面
光源3にあけた穴に取り付ける皿バネ支持板6と、皿バ
ネ支持板6によって支持される皿バネコンタクト7とを
備える。皿バネ支持板6は、基板4上のスイッチ電極5
に対応するように位置決めし、皿バネ支持板6の上部に
皿バネコンタクト7を取り付ける。この皿バネコンタク
ト7は、導電性の弾性板をドーム状に隆起させた形状で
あり、下向きに力を加えると凹状に変形し、力を取り除
くと元のドーム形状に戻る。
タクトを用いて信頼性を高めることができる。すなわ
ち、図2に示したメンブレンスイッチは、表示メンブレ
ン1と、表示メンブレン1の内側空間を埋める透光性プ
ッシャブロック2と、スイッチ電極5を上面に有する基
板4と、基板4の上に積層したEL面光源3と、EL面
光源3にあけた穴に取り付ける皿バネ支持板6と、皿バ
ネ支持板6によって支持される皿バネコンタクト7とを
備える。皿バネ支持板6は、基板4上のスイッチ電極5
に対応するように位置決めし、皿バネ支持板6の上部に
皿バネコンタクト7を取り付ける。この皿バネコンタク
ト7は、導電性の弾性板をドーム状に隆起させた形状で
あり、下向きに力を加えると凹状に変形し、力を取り除
くと元のドーム形状に戻る。
【0005】上記構成によれば、表示メンブレン1の押
圧反転部1aを指で軽く押すと、透光性プッシャブロッ
ク2が下動して、皿バネコンタクト7の当接する。そし
て、さらに押し込むと、皿バネコンタクト7が凹状に変
形してスイッチ電極5と接触する。力を取り除くと、皿
バネコンタクト7は元のドーム形状に戻る。スイッチ操
作時において、皿バネコンタクト7は凸又は凹の形状を
繰り返すが、その信頼性は高い。また、EL面光源3は
変形しないので、ITO透明電極が断線するという問題
はない。しかしながら、皿バネコンタクト7を支持する
ための皿バネ支持板6は、EL面光源3の中に取り付け
られており、その占有面積は比較的大きい。そのため
に、EL面光源3の占有面積が小さくなるので、表示メ
ンブレン1の照明が暗くなる。
圧反転部1aを指で軽く押すと、透光性プッシャブロッ
ク2が下動して、皿バネコンタクト7の当接する。そし
て、さらに押し込むと、皿バネコンタクト7が凹状に変
形してスイッチ電極5と接触する。力を取り除くと、皿
バネコンタクト7は元のドーム形状に戻る。スイッチ操
作時において、皿バネコンタクト7は凸又は凹の形状を
繰り返すが、その信頼性は高い。また、EL面光源3は
変形しないので、ITO透明電極が断線するという問題
はない。しかしながら、皿バネコンタクト7を支持する
ための皿バネ支持板6は、EL面光源3の中に取り付け
られており、その占有面積は比較的大きい。そのため
に、EL面光源3の占有面積が小さくなるので、表示メ
ンブレン1の照明が暗くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
解決すべき技術的課題は、表示メンブレンが全体として
明るく照明されるとともに、その信頼性が高いメンブレ
ンスイッチを得ることにある。
解決すべき技術的課題は、表示メンブレンが全体として
明るく照明されるとともに、その信頼性が高いメンブレ
ンスイッチを得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記技
術的課題を解決するために、本発明によれば以下のメン
ブレンスイッチが提供される。
術的課題を解決するために、本発明によれば以下のメン
ブレンスイッチが提供される。
【0008】すなわち、本発明のメンブレンスイッチ
は、スイッチ電極を上面に形成した基板と、スイッチ電
極の上部に位置する皿バネコンタクトと、基板上に積層
して皿バネコンタクトを支持する皿バネ支持板と、皿バ
ネ支持板上に積層したEL面光源と、さらにその上に積
層するとともに押圧反転部と周囲部とを有する表示メン
ブレンと、押圧反転部の内側に一体的に設けた透光性プ
ッシャブロックとを備え、皿バネコンタクトは、皿バネ
支持板に設けた皿バネコンタクト係止用貫通穴で支持さ
れ、皿バネコンタクト係止用貫通穴と適合するように押
圧突起用の貫通穴をEL面光源に設け、透光性プッシャ
ブロックから下方に突出する押圧突起が押圧反転部の動
きに対応して貫通穴の中を動くことにより、皿バネコン
タクトがスイッチ電極に接触することを特徴とする。
は、スイッチ電極を上面に形成した基板と、スイッチ電
極の上部に位置する皿バネコンタクトと、基板上に積層
して皿バネコンタクトを支持する皿バネ支持板と、皿バ
ネ支持板上に積層したEL面光源と、さらにその上に積
層するとともに押圧反転部と周囲部とを有する表示メン
ブレンと、押圧反転部の内側に一体的に設けた透光性プ
ッシャブロックとを備え、皿バネコンタクトは、皿バネ
支持板に設けた皿バネコンタクト係止用貫通穴で支持さ
れ、皿バネコンタクト係止用貫通穴と適合するように押
圧突起用の貫通穴をEL面光源に設け、透光性プッシャ
ブロックから下方に突出する押圧突起が押圧反転部の動
きに対応して貫通穴の中を動くことにより、皿バネコン
タクトがスイッチ電極に接触することを特徴とする。
【0009】上記メンブレンスイッチによれば、押圧反
転部を軽く押すと、押圧反転部は透光性プッシャブロッ
クとともに下方に動く。透光性プッシャブロックに設け
た押圧突起は、EL面光源及び皿バネ支持板に形成した
貫通穴に沿って移動し、皿バネコンタクトに当接する。
さらに押圧反転部を押すと、皿バネコンタクトが凹むた
めに皿バネコンタクトとスイッチ電極とが接触する。押
圧反転部を押すことをやめると、皿バネコンタクトは反
転して元の形状に戻る。スイッチ操作時において、皿バ
ネコンタクトは元の形状及び凹形状を繰り返しても劣化
しないので、その信頼性は高い。
転部を軽く押すと、押圧反転部は透光性プッシャブロッ
クとともに下方に動く。透光性プッシャブロックに設け
た押圧突起は、EL面光源及び皿バネ支持板に形成した
貫通穴に沿って移動し、皿バネコンタクトに当接する。
さらに押圧反転部を押すと、皿バネコンタクトが凹むた
めに皿バネコンタクトとスイッチ電極とが接触する。押
圧反転部を押すことをやめると、皿バネコンタクトは反
転して元の形状に戻る。スイッチ操作時において、皿バ
ネコンタクトは元の形状及び凹形状を繰り返しても劣化
しないので、その信頼性は高い。
【0010】EL面光源は、押圧突起が通るための貫通
穴を備えている。皿バネコンタクトはEL面光源の下層
の皿バネ支持板により支持されている。したがって、E
L面光源の貫通穴は押圧突起が移動できる程度の穴径で
あればよい。従来技術のメンブレンスイッチは、皿バネ
コンタクトとともに皿バネ支持板をEL面光源に直接取
り付けているので、EL面光源における実質的な発光面
積が小さくなる。それに対して、本発明のメンブレンス
イッチでは押圧突起が通る程度の貫通穴であればよいの
で、EL面光源における実質的な発光面積が大きくな
り、表示メンブレンの照明が明るくなる。したがって、
本発明に係るメンブレンスイッチは、表示メンブレンが
全体として明るく照明されるとともに、その信頼性が高
い。
穴を備えている。皿バネコンタクトはEL面光源の下層
の皿バネ支持板により支持されている。したがって、E
L面光源の貫通穴は押圧突起が移動できる程度の穴径で
あればよい。従来技術のメンブレンスイッチは、皿バネ
コンタクトとともに皿バネ支持板をEL面光源に直接取
り付けているので、EL面光源における実質的な発光面
積が小さくなる。それに対して、本発明のメンブレンス
イッチでは押圧突起が通る程度の貫通穴であればよいの
で、EL面光源における実質的な発光面積が大きくな
り、表示メンブレンの照明が明るくなる。したがって、
本発明に係るメンブレンスイッチは、表示メンブレンが
全体として明るく照明されるとともに、その信頼性が高
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図3を参照して詳細に説明する。なお、本発明に
係るメンブレンスイッチの一例として、自動車のダッシ
ュボードに取り付けられるメンブレンスイッチについて
説明する。
いて、図3を参照して詳細に説明する。なお、本発明に
係るメンブレンスイッチの一例として、自動車のダッシ
ュボードに取り付けられるメンブレンスイッチについて
説明する。
【0012】図3は、本発明の実施形態に係るメンブレ
ンスイッチを示す断面図である。図において、メンブレ
ンスイッチは、表示メンブレン11と、透光性プッシャ
ブロック12と、EL面光源13と、皿バネコンタクト
17と、皿バネ支持板16と、基板14とを備えてい
る。メンブレンスイッチは、基板14の上に、大略同じ
寸法に加工した、皿バネ支持板16,EL面光源13,
及び表示メンブレン11を積層して接合した積層構造に
なっている。
ンスイッチを示す断面図である。図において、メンブレ
ンスイッチは、表示メンブレン11と、透光性プッシャ
ブロック12と、EL面光源13と、皿バネコンタクト
17と、皿バネ支持板16と、基板14とを備えてい
る。メンブレンスイッチは、基板14の上に、大略同じ
寸法に加工した、皿バネ支持板16,EL面光源13,
及び表示メンブレン11を積層して接合した積層構造に
なっている。
【0013】基板14は、フレキシブルなプリント基板
を用いることができる。基板14の上面には、隣接した
1対のスイッチ電極15を少なくとも1つ形成する。ま
た、基板14の下面には、スイッチ電極15からのオン
・オフ信号を処理するための回路を備えることができ
る。
を用いることができる。基板14の上面には、隣接した
1対のスイッチ電極15を少なくとも1つ形成する。ま
た、基板14の下面には、スイッチ電極15からのオン
・オフ信号を処理するための回路を備えることができ
る。
【0014】基板14上に皿バネ支持板16を積層し、
この皿バネ支持板16は、上記の1対のスイッチ電極1
5より一回り大きいサイズの皿バネ係止用貫通穴16a
を有する。この皿バネ係止用貫通穴16aがスイッチ電
極15と対応するように皿バネ支持板16を位置決めす
る。皿バネ係止用貫通穴16aの上部に溝等を設け、皿
バネコンタクト17が1対のスイッチ電極15に対して
所定の距離を有するように、皿バネコンタクト17を溝
等において係止保持する。この皿バネコンタクト17
は、金属等の導電性且つ弾性体の板をドーム状に隆起さ
せた形状にすることができる。皿バネコンタクト17
は、その中心が1対のスイッチ電極15の大略中間に来
るように位置決めする。皿バネコンタクト17は、下向
きの力が加えられると凹状に変形し、力が取り除かれる
と反転して元のドーム形状に戻る。
この皿バネ支持板16は、上記の1対のスイッチ電極1
5より一回り大きいサイズの皿バネ係止用貫通穴16a
を有する。この皿バネ係止用貫通穴16aがスイッチ電
極15と対応するように皿バネ支持板16を位置決めす
る。皿バネ係止用貫通穴16aの上部に溝等を設け、皿
バネコンタクト17が1対のスイッチ電極15に対して
所定の距離を有するように、皿バネコンタクト17を溝
等において係止保持する。この皿バネコンタクト17
は、金属等の導電性且つ弾性体の板をドーム状に隆起さ
せた形状にすることができる。皿バネコンタクト17
は、その中心が1対のスイッチ電極15の大略中間に来
るように位置決めする。皿バネコンタクト17は、下向
きの力が加えられると凹状に変形し、力が取り除かれる
と反転して元のドーム形状に戻る。
【0015】EL面光源13は皿バネ支持板16上に積
層する。EL面光源3として、例えば、有機分散型EL
を用いることができる。有機分散型ELは、EL発光体
を有機バインダーで分散結合させたEL発光体層をPE
Tフィルムシートに封止したものであり、PETフィル
ム上にITO透明電極,EL発光体層,絶縁層,ITO
透明電極を積層した構成である。EL面光源13は比較
的柔軟性を備えており、穴を開けたり、切断したりして
所望の形状に加工することができる。EL面光源13に
おいて、押圧突起12aが通るための貫通穴13aをあ
ける。この押圧突起用貫通穴13aが皿バネ支持板16
の皿バネ係止用貫通穴16aと対応するように、EL面
光源13を位置決めする。なお、押圧突起用貫通穴13
aは、押圧突起12aがその中を通る程度の穴径であれ
ばよい。
層する。EL面光源3として、例えば、有機分散型EL
を用いることができる。有機分散型ELは、EL発光体
を有機バインダーで分散結合させたEL発光体層をPE
Tフィルムシートに封止したものであり、PETフィル
ム上にITO透明電極,EL発光体層,絶縁層,ITO
透明電極を積層した構成である。EL面光源13は比較
的柔軟性を備えており、穴を開けたり、切断したりして
所望の形状に加工することができる。EL面光源13に
おいて、押圧突起12aが通るための貫通穴13aをあ
ける。この押圧突起用貫通穴13aが皿バネ支持板16
の皿バネ係止用貫通穴16aと対応するように、EL面
光源13を位置決めする。なお、押圧突起用貫通穴13
aは、押圧突起12aがその中を通る程度の穴径であれ
ばよい。
【0016】EL面光源13上にさらに表示メンブレン
11を積層する。表示メンブレン11は、ドーム状に隆
起した押圧反転部11aと、EL面光源13の周囲に固
定される板状の周囲部11bとからなり、樹脂フィルム
シート,ゴムシート等の透光性の弾性材料から形成す
る。押圧反転部11aと周囲部11bとの境界は支持部
11cを形成し、押圧反転部11aを軽く押すと、押圧
反転部11aは、支持部11cを支点にして下動し、押
すことを止めると元の位置に戻る。表示メンブレン11
のおもて面に意匠表示層18を形成する。表示メンブレ
ン11のおもて面には意匠表示層15を形成することが
でき、意匠表示層15は、例えば、文字や図柄等からな
る明色の透光性意匠部16と暗色の背景部17とから構
成される。
11を積層する。表示メンブレン11は、ドーム状に隆
起した押圧反転部11aと、EL面光源13の周囲に固
定される板状の周囲部11bとからなり、樹脂フィルム
シート,ゴムシート等の透光性の弾性材料から形成す
る。押圧反転部11aと周囲部11bとの境界は支持部
11cを形成し、押圧反転部11aを軽く押すと、押圧
反転部11aは、支持部11cを支点にして下動し、押
すことを止めると元の位置に戻る。表示メンブレン11
のおもて面に意匠表示層18を形成する。表示メンブレ
ン11のおもて面には意匠表示層15を形成することが
でき、意匠表示層15は、例えば、文字や図柄等からな
る明色の透光性意匠部16と暗色の背景部17とから構
成される。
【0017】ドーム状の押圧反転部11aの内側に透光
性プッシャブロック12を接着等の手段で取り付ける。
透光性プッシャブロック12は、透光性の樹脂ブロック
等の高剛性材料からなる。透光性プッシャブロック12
は、ドーム状の押圧反転部11aの内側空間を大略埋め
るように寸法構成する。透光性プッシャブロック12の
下面には、下方に突出する、円筒又はテーパー形状の押
圧突起12aを備えている。押圧突起12aの突出高さ
は、上部位置では皿バネコンタクト17がスイッチ電極
15に非接触であり、下部位置では皿バネコンタクト1
7がスイッチ電極15に接触するように寸法構成する。
性プッシャブロック12を接着等の手段で取り付ける。
透光性プッシャブロック12は、透光性の樹脂ブロック
等の高剛性材料からなる。透光性プッシャブロック12
は、ドーム状の押圧反転部11aの内側空間を大略埋め
るように寸法構成する。透光性プッシャブロック12の
下面には、下方に突出する、円筒又はテーパー形状の押
圧突起12aを備えている。押圧突起12aの突出高さ
は、上部位置では皿バネコンタクト17がスイッチ電極
15に非接触であり、下部位置では皿バネコンタクト1
7がスイッチ電極15に接触するように寸法構成する。
【0018】上記構成のメンブレンスイッチにおいて、
押圧反転部11aを軽く押すと、押圧反転部11aは透
光性プッシャブロック12とともに下方に動く。透光性
プッシャブロック12に設けた押圧突起12aは、押圧
突起用貫通穴13a,皿バネ係止用貫通穴16aの中を
動き、皿バネコンタクト17に当接する。さらに押圧反
転部11aを押すと、皿バネコンタクト17が凹状に変
形する。皿バネコンタクト17とスイッチ電極15とが
接触して、1対のスイッチ電極15がショート状態にな
る。押圧反転部11aを押すことをやめると、皿バネコ
ンタクト17は、反転して元のドーム形状に戻り、1対
のスイッチ電極15がオープン状態になる。スイッチ操
作時において、皿バネコンタクト17は凸又は凹の形状
を繰り返しても劣化しないので、その信頼性は高い。し
たがって、メンブレンスイッチは、全体として高い信頼
性を備えている。
押圧反転部11aを軽く押すと、押圧反転部11aは透
光性プッシャブロック12とともに下方に動く。透光性
プッシャブロック12に設けた押圧突起12aは、押圧
突起用貫通穴13a,皿バネ係止用貫通穴16aの中を
動き、皿バネコンタクト17に当接する。さらに押圧反
転部11aを押すと、皿バネコンタクト17が凹状に変
形する。皿バネコンタクト17とスイッチ電極15とが
接触して、1対のスイッチ電極15がショート状態にな
る。押圧反転部11aを押すことをやめると、皿バネコ
ンタクト17は、反転して元のドーム形状に戻り、1対
のスイッチ電極15がオープン状態になる。スイッチ操
作時において、皿バネコンタクト17は凸又は凹の形状
を繰り返しても劣化しないので、その信頼性は高い。し
たがって、メンブレンスイッチは、全体として高い信頼
性を備えている。
【0019】また、上記構成のメンブレンスイッチにお
いて、夜間にEL面光源13を点灯すると、EL面光源
13の光が透光性プッシャブロック12と表示メンブレ
ン11とを透過して、意匠表示層18は背後から照明さ
れる。EL面光源13には、押圧突起12aが通るため
の押圧突起用貫通穴13aを設けているだけであり、照
明に寄与しない非発光部は小さい。すなわち、EL面光
源13において、非発光部の面積が小さく、表示メンブ
レン11の照明に寄与する発光部の面積が大きい。した
がって、表示メンブレン11が全体として明るく照明さ
れる。
いて、夜間にEL面光源13を点灯すると、EL面光源
13の光が透光性プッシャブロック12と表示メンブレ
ン11とを透過して、意匠表示層18は背後から照明さ
れる。EL面光源13には、押圧突起12aが通るため
の押圧突起用貫通穴13aを設けているだけであり、照
明に寄与しない非発光部は小さい。すなわち、EL面光
源13において、非発光部の面積が小さく、表示メンブ
レン11の照明に寄与する発光部の面積が大きい。した
がって、表示メンブレン11が全体として明るく照明さ
れる。
【0020】なお、メンブレンスイッチにおいて、好ま
しい実施の形態として、上記のように、自動車用ダッシ
ュボード用に用いられるメンブレンスイッチについて説
明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるもの
ではない。本発明に係るメンブレンスイッチは、電気製
品,携帯電話等に適用することできる。また、EL面光
源の種類(例えば、有機薄膜型EL,無機薄膜型E
L)、スイッチ電極(数,配置位置)等は適宜選択する
ことができる。
しい実施の形態として、上記のように、自動車用ダッシ
ュボード用に用いられるメンブレンスイッチについて説
明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるもの
ではない。本発明に係るメンブレンスイッチは、電気製
品,携帯電話等に適用することできる。また、EL面光
源の種類(例えば、有機薄膜型EL,無機薄膜型E
L)、スイッチ電極(数,配置位置)等は適宜選択する
ことができる。
【図1】 従来のメンブレンスイッチを示す断面図であ
る。
る。
【図2】 従来の別のメンブレンスイッチを示す断面図
である。
である。
【図3】 本発明に係るメンブレンスイッチを示す断面
図である。
図である。
11 表示メンブレン 11a 押圧反転部 11b 周囲部 11c 支持部 12 透光性プッシャブロック 12a 押圧突起 13 EL面光源 13a 押圧突起用貫通穴 14 基板 15 スイッチ電極 16 皿バネ支持板 16a 皿バネ係止用貫通穴 17 皿バネコンタクト 18 意匠表示層 18a 意匠部 18b 背景部
Claims (1)
- 【請求項1】 スイッチ電極(15)を上面に形成した
基板(14)と、該スイッチ電極(15)の上部に位置
する皿バネコンタクト(17)と、該基板(14)上に
積層して該皿バネコンタクト(17)を支持する皿バネ
支持板(16)と、該皿バネ支持板(16)上に積層し
たEL面光源(13)と、さらにその上に積層するとと
もに押圧反転部(11a)と周囲部(11b)とを有す
る表示メンブレン(11)と、該押圧反転部(11a)
の内側に一体的に設けた透光性プッシャブロック(1
2)とを備え、 皿バネコンタクト(17)は、皿バネ支持板(16)に
設けた皿バネコンタクト係止用貫通穴(16a)で支持
され、該皿バネコンタクト係止用貫通穴(16a)と適
合するように押圧突起(12a)用貫通穴(13a)を
EL面光源(13)に設け、透光性プッシャブロック
(12)から下方に突出する押圧突起(12a)が押圧
反転部(11a)の動きに対応して貫通穴(13a,1
6a)の中を動くことにより、皿バネコンタクト(1
7)がスイッチ電極(15)に接触することを特徴とす
るメンブレンスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10217040A JP2000048953A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | El面光源を有するメンブレンスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10217040A JP2000048953A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | El面光源を有するメンブレンスイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000048953A true JP2000048953A (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=16697906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10217040A Pending JP2000048953A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | El面光源を有するメンブレンスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000048953A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002093982A1 (fr) * | 2001-05-16 | 2002-11-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Element el et unite d'eclairage le comprenant |
KR100486188B1 (ko) * | 2001-09-18 | 2005-05-03 | 세이코 프리씨존 인크. | 이엘 복합부재 |
US8592770B2 (en) | 2007-07-12 | 2013-11-26 | Carl Zeiss Sms Ltd. | Method and apparatus for DUV transmission mapping |
-
1998
- 1998-07-31 JP JP10217040A patent/JP2000048953A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002093982A1 (fr) * | 2001-05-16 | 2002-11-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Element el et unite d'eclairage le comprenant |
US6879100B2 (en) | 2001-05-16 | 2005-04-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | EL element and illumination comprising it |
CN1315358C (zh) * | 2001-05-16 | 2007-05-09 | 松下电器产业株式会社 | El元件以及使用该el元件的照明设备 |
KR100486188B1 (ko) * | 2001-09-18 | 2005-05-03 | 세이코 프리씨존 인크. | 이엘 복합부재 |
US8592770B2 (en) | 2007-07-12 | 2013-11-26 | Carl Zeiss Sms Ltd. | Method and apparatus for DUV transmission mapping |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100386743B1 (ko) | 조광식스위치 | |
WO2012153587A1 (ja) | 2段式スイッチ | |
JP2002251937A (ja) | 照光式キーボードスイッチ | |
JP2008204769A (ja) | 導光シート及びこれを用いた可動接点体とスイッチ | |
JP2002343187A (ja) | 照光式押釦スイッチ | |
CN101409167B (zh) | 可动触点体及使用该可动触点体的开关 | |
US8692144B2 (en) | Keyboard | |
JP2008300254A (ja) | 可動接点体及びこれを用いたスイッチ | |
JP2008305655A (ja) | 可動接点体及びこれを用いたスイッチ | |
KR100324780B1 (ko) | 키스위치 | |
JP2009099298A (ja) | スイッチ | |
JPH0793072B2 (ja) | 照光式キ− | |
JP2009026729A (ja) | 導光機能付き可動接点体とそれを用いた入力装置 | |
JP2000048953A (ja) | El面光源を有するメンブレンスイッチ | |
JPH0615227U (ja) | 照光パネルスイッチ | |
JPH1139984A (ja) | El照光式スイッチ | |
JP2008243655A (ja) | 可動接点体およびそれを用いて構成した照光式パネルスイッチ | |
JP2000067693A (ja) | 皿バネコンタクト型メンブレンスイッチ | |
JP3770647B2 (ja) | El素子および照光式スイッチ | |
KR100705483B1 (ko) | 발광 키패드 | |
JP6698379B2 (ja) | プッシュスイッチ | |
JP5619369B2 (ja) | シートスイッチ | |
KR101331945B1 (ko) | 키입력 장치 및 이를 구비한 휴대 단말기 | |
JP5292981B2 (ja) | 可動接点体 | |
JPH0743891Y2 (ja) | 照光型メンブレンスイッチ |