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JPH1139984A - El照光式スイッチ - Google Patents

El照光式スイッチ

Info

Publication number
JPH1139984A
JPH1139984A JP9205341A JP20534197A JPH1139984A JP H1139984 A JPH1139984 A JP H1139984A JP 9205341 A JP9205341 A JP 9205341A JP 20534197 A JP20534197 A JP 20534197A JP H1139984 A JPH1139984 A JP H1139984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
sensitive
sheet
synthetic resin
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9205341A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Koizumi
敏 小泉
Yoshizumi Ooi
義積 大井
Masayuki Hagimura
雅之 萩村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd filed Critical Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
Priority to JP9205341A priority Critical patent/JPH1139984A/ja
Publication of JPH1139984A publication Critical patent/JPH1139984A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/70Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
    • H01H13/78Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard characterised by the contacts or the contact sites
    • H01H13/785Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard characterised by the contacts or the contact sites characterised by the material of the contacts, e.g. conductive polymers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2201/00Contacts
    • H01H2201/022Material
    • H01H2201/032Conductive polymer; Rubber
    • H01H2201/036Variable resistance
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2219/00Legends
    • H01H2219/002Legends replaceable; adaptable
    • H01H2219/018Electroluminescent panel

Landscapes

  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型化が図れると共にその機械的寿命の長期
化が図れるEL照光式スイッチを提供する。 【解決手段】 可撓製を有する透明な合成樹脂製シート
41の下面にEL素子層45を設けると共に、EL素子
層45の下側に、導電パターン27と感圧抵抗膜25と
2つの電極パターン23,23とを有する感圧膜スイッ
チ層を印刷形成した合成樹脂製シート21を配置する。
合成樹脂製シート41の上に透明製のドームばね43を
設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、EL照光式スイッ
チに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機や各種リモコン装置等
の入力操作部分には、暗所における視認性を得るため
に、自ら発光するエレクトロルミネッセント(以下「E
L」という)照光式スイッチが開発されている。
【0003】EL照光式スイッチは、例えば透明シート
の下面全体にEL素子層を設けることでEL照光シート
を構成し、該EL照光シートの下側にメンブレンスイッ
チを配置し、前記EL照光シートの上をキートップや指
で押圧することでEL照光シートを下降させてメンブレ
ンスイッチのスイッチ接点部分をオンオフする構造とな
っている。
【0004】EL照光シートは、薄型であると同時にシ
ートの面全体を均一に照光できるので、発光ダイオード
を設置して照光するものに比べて、その厚みを薄くでき
るばかりかチップボンディングも不要で、輝度ムラも生
じにくい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでメンブレンス
イッチは、2枚のフレキシブルシートにそれぞれ設けた
接点パターンをスペーサに設けた穴を介して対向させる
ように積層して構成されている。そしてこれを照光式ス
イッチとするためには、該メンブレンスイッチの上面に
前記EL照光シートを載置することとなる。
【0006】そしてスイッチをオンするためには、EL
照光シートの上を押圧して、メンブレンスイッチを構成
する上側の合成樹脂製シートをその接点パターンが下側
の接点パターンに当接するまで押し込まなければならな
い。つまりスペーサの厚み分だけEL照光シートを押し
込んで撓ませなければならない。
【0007】しかしながらEL照光シートを押し込んで
撓ませたり、該押し込みをやめて元の位置に復帰させた
りしていると、EL照光シートに継続的に変形負荷が加
わり、その機械的寿命が短くなってしまうという問題点
があった。
【0008】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、薄型化が図れると共にその機械的寿命
の長期化が図れるEL照光式スイッチを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明にかかるEL照光式スイッチは、可撓製を有す
る透明な合成樹脂製シートの下面にEL素子層を設ける
と共に、該EL素子層の下側に、感圧抵抗膜と感圧抵抗
膜の両面或いは何れか一方の面に形成される少なくとも
2つの電極パターンとを有することで前記感圧抵抗膜を
厚み方向に押圧した際に前記2つの電極パターン間の抵
抗値を変化せしめる感圧膜スイッチ層を配置することと
した。また本発明は、前記感圧膜スイッチ層を前記EL
素子層を形成した合成樹脂製シートとは別の合成樹脂製
シートの上に形成し、該感圧膜スイッチ層を形成した合
成樹脂製シートとEL素子層を形成した合成樹脂製シー
トとを重ね合わせることとした。また本発明は、前記合
成樹脂製シートに形成したEL素子層の下面にさらに前
記感圧膜スイッチ層を積層印刷することによって、1枚
のEL兼感圧シートを構成することとした。また本発明
は、前記EL素子層を形成した合成樹脂製シートの上
に、透明製のドームばねを設置することとした。また本
発明は、前記EL素子層を形成した合成樹脂製シートの
前記2つの電極パターンの真上にあたる部分に開口部を
設けることとした。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。 〔第一実施形態〕図1は第一実施形態にかかるEL照光
式スイッチを示す概略側断面図である。同図に示すよう
にこのEL照光式スイッチは、硬質板10の上に、感圧
型スイッチ20を載せ、その上にEL照光シート40を
載せ、さらにその上にキートップ70を載せて構成され
ている。なおこれらの図においてシート及び各印刷層の
厚みは説明の都合上それぞれ実際よりもかなり厚く示し
ている。以下各構成部品について詳細に説明する。
【0011】ここで図2はEL照光式スイッチの組立
図、図3は感圧型スイッチ20の要部平面図、図4は図
2のA部分の拡大図である。
【0012】まず図1,図2に示す硬質板10は例えば
金属板で構成されているが、他の硬質樹脂板などで構成
しても良い。
【0013】次に感圧型スイッチ20は、図1,図2,
図3に示すように、絶縁性の合成樹脂製シート21上
に、2つの円形の電極パターン23,23を形成し、該
両電極パターン23,23上を覆うように感圧抵抗膜2
5を形成し、さらに該感圧抵抗膜25上の前記両電極パ
ターン23,23に対向する位置に1つの導電パターン
27を形成して構成されている。なお電極パターン2
3,23と感圧抵抗膜25と導電パターン27とによっ
て感圧膜スイッチ層が構成される。
【0014】ここで合成樹脂製シート21としては、例
えばポリエチレンテレフタレートシート(PETシー
ト)製でその厚み75μm乃至188μm程度のものを
使用する。
【0015】次に電極パターン23,23は、銀ペース
トをスクリーン印刷することによって形成されており、
その一端からは電極パターン23,23と同時にスクリ
ーン印刷で形成される回路パターン24,24(図3参
照)が引き出されている。なお電極パターン23,23
の厚みはこの実施形態では10μm程度(4μm乃至2
0μm程度が好ましい)である。
【0016】次に感圧抵抗膜25は、厚み方向へ押圧す
ることで該厚み方向の抵抗値を小さくする機能を有する
感圧材料を印刷することで形成されており、その厚みは
15〜100μm程度が好ましい。
【0017】本実施形態にかかる感圧抵抗膜25では、
押圧方向だけ(即ち厚み方向だけ)抵抗値が変化し、そ
れ以外の方向では絶縁状態のままである異方性感圧抵抗
膜を使用した。この感圧抵抗膜25の材質としては、弾
性材中に導電粉を混合したものを用いている。具体的に
この実施形態においては、弾性材としてシリコンゴム、
導電粉としてカーボン粉を使用し、シリコンゴム5.0
〜20.0重量部に対してカーボン粉1.0重量部(場
合によってはさらに絶縁フィラーをシリコンに対して
0.1〜2.0重量部)を混合し、これを例えば高沸点
エステルなどからなる溶剤に溶かしたものを用いてい
る。またカーボン粉としてはサブミクロンオーダーの微
粉末状の一般的なカーボンブラックを使用している。
【0018】なお弾性材としては、シリコンゴムに限定
されず、他の各種ゴム材(例えばブタジエンゴム,アク
リルニトリル・ブタジエン・スチレンゴム等)、又は熱
可塑性エラストマー(例えばスチレン系熱可塑性エラス
トマー,オレフィン系熱可塑性エラストマー等)、又は
塩ビ・酢ビ系樹脂材、又はポリエチレン等の各種弾性を
有する材料が使用できる。
【0019】また導電粉の材質としては、カーボンブラ
ックの他に、球状黒鉛,ビーズ状黒鉛,鱗状黒鉛,フレ
ーク状黒鉛,土状黒鉛等が使用でき、またこれらの混合
体であっても良い。また他の導電金属粉でも良い。
【0020】また導電パターン27は、前記電極パター
ン23,23と同様のものを用いている。
【0021】次にEL照光シート40は、図1,図2に
示すように、可撓製を有する透明な合成樹脂製シート4
1の下面全体にEL素子層45を設けるとともに、該合
成樹脂製シート41の上面に透明材質からなるドームば
ね43を取り付けて構成されている。
【0022】ここでこのEL照光シート40の製造方法
を説明する。即ちこのEL照光シート40は、まずその
厚みが例えば75μm乃至188μm程度の透明なPE
Tシートからなる合成樹脂製シート41であって、図4
に示すように予めその下面全面に透明電極層421を形
成したものを用意し、該透明電極層421の下面全体に
蛍光体層423と誘電体層425と背面電極層427と
を印刷積層することでEL素子層45を形成し、さらに
該EL素子層45の下面全体にレジスト層429を印刷
積層し、さらに合成樹脂製シート41の上面に図1,図
2に示すドームばね43を図示しない粘着シートなどに
よって取り付けることによって製造する。
【0023】ここで透明電極層421としては、例えば
厚み1μm程度のITO膜(酸化インジウムスズ膜)を
用いる。この透明電極層421は合成樹脂製シート41
に予め蒸着されている。
【0024】蛍光体層423としては、樹脂バインダー
(高誘電率樹脂、例えばシアノエチル系樹脂、ポリフッ
化ビニリデン系樹脂など)中に蛍光体(例えばZnSに
Cuをドープしたもの)の粉末を混合したものを用い、
その厚みは例えば50μm程度にする。
【0025】誘電体層425としては、高誘電率絶縁
材、例えば高誘電率樹脂(例えばシアノエチル系樹脂、
ポリフッ化ビニリデン系樹脂など)に高誘電率フィラー
(例えばチタン酸バリウムの粉末)を混合したものを用
いる。
【0026】背面電極層427としては、例えばカーボ
ンペーストや銀ペーストを用いる。
【0027】ドームばね43としては、例えばPETシ
ートを金型で挟持することで熱変形させて上方向に突出
するようにドーム状に成形したものを用いる。
【0028】そしてこのEL照光式スイッチを組み立て
るには、図2に示すように、硬質板10の上に感圧型ス
イッチ20を載せ、その上にEL照光シート40を載
せ、該EL照光シート40に取り付けたドームばね43
の上にモールド樹脂製で透明なキートップ70を載置す
る。キートップ70はEL照光シート40の上に配設さ
れたケース60に設けた開口61を介して、上下動自在
に支持されている。なおケース60は透明でも不透明で
も良い。
【0029】そして図1においてキートップ70を矢印
B方向に押圧すれば、ドームばね43がクリック感覚を
生じながら変形してその下面がEL照光シート40と感
圧抵抗膜25を押圧する。
【0030】これによって感圧抵抗膜25の押圧された
部分の厚み方向の抵抗値が小さくなり、一方の電極パタ
ーン23→導電パターン27→他方の電極パターン23
の回路がオン状態となる。
【0031】一方キートップ70への押圧を解除すれ
ば、ドームばね43は元の状態に自動復帰し、両電極パ
ターン23,23間はオフ状態に復帰する。
【0032】なおキートップ70を押圧しても、感圧抵
抗膜25の厚みは殆ど変化しない。従って押圧したEL
照光シート40も殆ど撓まない。従ってEL照光シート
40に継続的に機械的変形負荷がかかることはなく、従
来のメンブレンスイッチを用いた場合に比べてその機械
的寿命の長期化が図れる。
【0033】一方前記EL素子層45の内の透明電極層
421と背面電極層427(図4参照)間に、例えば1
00Vで1KHzの交流電圧を印加すれば、蛍光体層4
23全体が発光し、その光は透明な合成樹脂製シート4
1及びドームばね43及びキートップ70を通して該キ
ートップ70の表面を明るく照らし出す。
【0034】ここでこの実施形態でドームばね43を取
り付けた理由を説明する。即ちドームばね43を取り付
けたのは、もちろんキートップ70を押圧した際に良好
なクリック感覚を得るためであるが、同時に感圧型スイ
ッチ20の両電極パターン23,23間を感度良くオン
オフさせるためでもある。
【0035】即ち感圧抵抗膜25の厚み方向の抵抗値
は、該感圧抵抗膜25を押圧する押圧力に応じて変化す
る。つまり該押圧力が弱いと、押圧したつもりでも両電
極パターン23,23間がオン状態とならない場合が生
じる恐れがある。
【0036】そこでドームばね43を取り付けておけ
ば、これをクリック感覚が生じる深さまで押し込めば、
ドームばね43の反転力によって導電パターン27は所
定の集中した強い衝撃力で押圧されて、確実に両電極パ
ターン23,23間の抵抗値をオンと言える抵抗値まで
減少させることができる。つまりオンオフの切り換えが
確実に行なえるからである。
【0037】ところで感圧型スイッチ20の構造は上記
実施形態のものに限定されず他の種々の構造のものが利
用でき、例えば図5に示すように、感圧抵抗膜25の上
下に一対の電極パターン23a,23bを設け(従って
導電パターン27は省略)、これによって両電極パター
ン23a,23b間をオンオフするように構成しても良
い。なおこの場合は電極パターン23a,23bと感圧
抵抗膜25とによって感圧膜スイッチ層が構成される。
【0038】〔第二実施形態〕図6は第二実施形態にか
かるEL照光式スイッチの組立図である。なお前記第一
実施形態と同一部分には同一符号を付してその詳細な説
明は省略する。
【0039】この実施形態において前記第一実施形態と
相違する点は、導電パターン27を感圧抵抗膜25の上
に形成するのではなく、対向するEL照光シート40の
レジスト層429の下面に印刷形成した点のみである。
【0040】このように構成しても第一実施形態と同様
の動作をする。なおこの実施形態のように構成した場
合、感圧抵抗膜25と導電パターン27との間は何ら接
着されておらず、単に両者は触れ合っている状態とな
る。従って両者の接触面における接触抵抗値は大きい。
【0041】このため感圧抵抗膜25の材質として感度
の高いもの、即ち応力変化に対してその抵抗値が変化し
やすい材質のものを使用しても、接触抵抗値を大きく保
てるので、無押圧状態において両電極パターン23,2
3間を確実にオフ状態に保っておくことができる。
【0042】一方導電パターン27が上側から押圧され
た際は、前述の通り両電極パターン23,23間がオン
するが、この押圧の際、該押圧力によって導電パターン
27は感圧抵抗膜25に強く押し付けられるので、両者
の接触面における接触抵抗値は小さくなる。同時に前述
のように感度の良い感圧抵抗膜25が使用できるので、
前記押圧に対して両電極パターン23,23間は即座に
オンする。
【0043】つまり本実施形態においては、感圧抵抗膜
25の上に導電パターン27を印刷せず、それぞれを別
々の基板に形成した上で両者を接触するように重ね合わ
せたので、たとえ感度の良い感圧抵抗膜25を用いて
も、無押圧状態では両電極パターン23,23間の抵抗
値を大きく維持できて確実にオフ状態を保持でき、押圧
状態では感度良く両電極パターン23,23間をオンで
きる。
【0044】なお図5に示すように感圧抵抗膜25の上
下に電極パターン23a,23bを設ける構成の感圧型
スイッチ20に本実施形態を適用する場合は、上側の電
極パターン23aを対向するEL照光シート40のレジ
スト層429の下面に印刷形成すればよい。
【0045】〔第三実施形態〕図7は第三実施形態にか
かるEL照光式スイッチの組立図である。なお前記第一
実施形態と同一部分には同一符号を付してその詳細な説
明は省略する。
【0046】この実施形態において前記第一実施形態と
相違する点は、合成樹脂製シート41の下面全体にEL
素子層45を設け、該EL素子層45の下側に印刷した
レジスト層429の下面にさらに導電パターン27と感
圧抵抗膜25と2つの電極パターン23,23とをこの
順番で積層印刷して感圧膜スイッチ層を形成し、さらに
その下面にレジスト層31を印刷形成し、これによって
EL兼感圧シート50を構成した点である。
【0047】そしてこのEL兼感圧シート50を硬質板
10の上に載置し、一方EL兼感圧シート50の上面に
ドームばね43を取り付け、さらにその上にキートップ
70を配設すれば、EL照光式スイッチが完成する。
【0048】この実施形態においてもスイッチのオンオ
フは第一実施形態などと同様に行なえる。
【0049】この実施形態によれば、前記第一,第二実
施形態に比べて1枚の合成樹脂製シート41の下面に印
刷工程のみで2つの機能を持たせることができるので、
より部品点数が削減でき、構造がシンプルになり、より
薄型化が図れ、組み立てコストも低減される。
【0050】なおこの実施形態においても、図5に示す
と同様に、感圧抵抗膜25の上下に電極パターン23
a,23bを設けた構造としても良い。
【0051】〔第四実施形態〕図8は第四実施形態にか
かるEL照光式スイッチの概略側断面図である。なお前
記第一実施形態と同一部分には同一符号を付してその詳
細な説明は省略する。
【0052】この実施形態において前記第一実施形態と
相違する点は、ドームばね43を感圧型スイッチ20の
上に直接図示しない粘着テープ等によって取り付け、そ
の上に円形の開口部49を設けたEL照光シート40を
載置した点である。このときドームばね43は開口部4
9から露出する。
【0053】このように構成すれば、キートップ70を
押圧してドームばね43を反転して感圧型スイッチ20
を押圧した際、該押圧力がEL照光シート40を全く押
圧しないので、上記各実施形態に比べてさらにスイッチ
のオンオフ感度が向上すると同時に、EL照光シート4
0に機械的ダメージを与えないので長寿命化が図れる。
【0054】〔第五実施形態〕図9は第五実施形態にか
かるEL照光式スイッチの概略側断面図である。この実
施形態の場合、第一実施形態と同様に硬質板10の上に
感圧型スイッチ20とEL照光シート40を載置し、そ
の上にドームばね43とキートップ70を配置するので
あるが、EL照光シート40のドームばね43の真下の
部分に円形の開口部49を設けている点が相違してい
る。
【0055】このように構成しても、図8に示す第四実
施形態と同様に、スイッチのオンオフ感度が向上すると
同時に、EL照光シート40に機械的ダメージを与えな
いので長寿命化が図れる。
【0056】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば以下のような優れた効果を有する。 EL素子層と感圧膜スイッチ層とを重ねることでEL
照光式スイッチを構成したので、薄型化が図れるばかり
か、EL素子層を押圧してスイッチをオンオフさせる際
に押圧したEL素子層は殆ど撓まず、該EL照光式スイ
ッチの長寿命化が図れる。
【0057】EL素子層を設けた合成樹脂製シートの
上に透明製のドームばねを設置した場合は、透明なので
光を真下から均一に照射できて輝度ムラが少なく、また
ドームばねの反転力による集中した強い衝撃力にて、確
実に感圧膜スイッチ層のオンオフの切り換えが行なえ
る。
【0058】1枚の合成樹脂製シートの下面にEL素
子層と感圧膜スイッチ層とを順番に積層印刷して1枚の
EL兼感圧シートを構成した場合は、さらに部品点数が
削減でき、より薄型化が図れ、組み立てコストが低減さ
れる。
【0059】2つの電極パターンの真上の部分にあた
るEL素子層に開口部を設けた場合は、スイッチオンオ
フ時の押圧力がEL素子層に全く印加されないので、オ
ンオフ感度が向上すると同時に、EL素子層に機械的ダ
メージを与えないので長寿命化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態にかかるEL照光式スイッチを示
す概略側断面図である。
【図2】EL照光式スイッチの組立図である。
【図3】感圧型スイッチ20の要部平面図である。
【図4】図2のA部分の拡大図である。
【図5】他の構造の感圧型スイッチ20を用いたEL照
光式スイッチの組立図である。
【図6】第二実施形態にかかるEL照光式スイッチの組
立図である。
【図7】第三実施形態にかかるEL照光式スイッチの組
立図である。
【図8】第四実施形態にかかるEL照光式スイッチの概
略側断面図である。
【図9】第五実施形態にかかるEL照光式スイッチの概
略側断面図である。
【符号の説明】
10 硬質板 20 感圧型スイッチ 21 合成樹脂製シート 23,23 電極パターン 25 感圧抵抗膜 27 導電パターン 40 EL照光シート 41 合成樹脂製シート 43 ドームばね 45 EL素子層 49 開口部 50 EL兼感圧シート 70 キートップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓製を有する透明な合成樹脂製シート
    の下面にEL素子層を設けると共に、 該EL素子層の下側に、感圧抵抗膜と感圧抵抗膜の両面
    或いは何れか一方の面に形成される少なくとも2つの電
    極パターンとを有することで前記感圧抵抗膜を厚み方向
    に押圧した際に前記2つの電極パターン間の抵抗値を変
    化せしめる感圧膜スイッチ層を配置したことを特徴とす
    るEL照光式スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記感圧膜スイッチ層を前記EL素子層
    を形成した合成樹脂製シートとは別の合成樹脂製シート
    の上に形成し、該感圧膜スイッチ層を形成した合成樹脂
    製シートとEL素子層を形成した合成樹脂製シートとを
    重ね合わせたことを特徴とする請求項1記載のEL照光
    式スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記合成樹脂製シートに形成したEL素
    子層の下面にさらに前記感圧膜スイッチ層を積層印刷す
    ることによって、1枚のEL兼感圧シートを構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のEL照光式スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記EL素子層を形成した合成樹脂製シ
    ートの上に、透明製のドームばねを設置したことを特徴
    とする請求項1又は2又は3記載のEL照光式スイッ
    チ。
  5. 【請求項5】 前記EL素子層を形成した合成樹脂製シ
    ートの前記2つの電極パターンの真上にあたる部分に開
    口部を設けたことを特徴とする請求項1又は2又は3又
    は4記載のEL照光式スイッチ。
JP9205341A 1997-07-14 1997-07-14 El照光式スイッチ Pending JPH1139984A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9205341A JPH1139984A (ja) 1997-07-14 1997-07-14 El照光式スイッチ

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