JP2000045664A - 可動ホーム柵装置 - Google Patents
可動ホーム柵装置Info
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Abstract
ることが可能で、ホーム側通路の妨げとなることなく、
十分な避難通路を確保することができる可動ホーム柵装
置を提供する。 【解決手段】間隔をあけて配して支持柵11aの側端縁
と戸袋柵11の側端縁とを、連結機構を介して相互に連
結し、前記戸袋柵11を支持柵11aに対して略平行な
状態に維持しながら、該戸袋柵11を通常位置より支持
柵11a寄りの側方位置へと変位可能させることができ
る。連結機構は、上下一対のリンクユニット100,1
00から構成されている。
Description
の側縁に沿って立設され、プラットホーム脇に延びる線
路側の定位置に停止した列車との間に壁をなす可動ホー
ム柵装置に関する。
の見地より、列車のワンマン運転化が推進されており、
これに伴ってプラットホームに可動ホーム柵装置等を設
け、列車を利用する乗客の安全を確保する必要があっ
た。
置に停止した列車の乗客ドア位置に対応して、互いに両
側方向に近接および離間して開閉する一対の乗降扉を備
えており、各乗降扉の両脇位置には、各乗降扉が開いた
際にこれを収納する戸袋柵がプラットホーム上に固設さ
れている。
るが、この基準となる定位置に対して所定の許容範囲内
での誤差が許されている。従って、前記可動ホーム柵装
置における一対の乗降扉の開口量、すなわち両戸袋柵の
間口は、列車の停止誤差を見込んで、列車側の乗客ドア
の開口枠幅よりも広く設定されている。
プラットホームであっても、列車が前記許容範囲内で停
止する限り、事故等が発生した緊急時には、列車側の乗
客ドアと可動ホーム柵装置側の乗降扉とが共に開けられ
て、これらの重なる開口部より列車外部に乗客は避難す
ることができた。
前記許容範囲を越えて停止してしまった場合には、列車
側の乗客ドアの位置と可動ホーム柵装置の間口との間に
位置ずれが起きてしまう。このとき列車が自力走行でき
ない場合には、前記戸袋柵が障害になり、乗客の緊急時
の避難が妨げられる虞があるため、緊急時の対応が必要
であった。
記戸袋柵をプラットホームに動かぬように固設するので
はなく、例えば、一側端を回動中心として水平方向に回
動可能に支持するような考えが提案されている。これ
は、戸袋の側端縁に軸回転機構を備え、戸袋の拘束を解
除した後に、戸袋全体を、軸を支点として略90度ホー
ム面に対し水平に回動させて、避難通路を確保しようと
するものである。
ラットホームは建築構造上の理由から、ホーム端の近傍
に柱が建っていたり、あるいは階段の側壁や待合室等に
よって、ホームの幅が狭くなっていることが多い。
前述の如く戸袋全体をホーム面に対し水平に回転させる
ためには、その回転半径が大きくなる関係上、回転させ
ることが可能な範囲が規制されてしまうため、十分な避
難通路を確保することが難しいという問題があった。
とすると、戸袋柵を柱や階段側壁に近接するまでいっぱ
いに回動させることになる。従って、今度は戸袋柵によ
りホーム上の通路が塞がれてしまうため、乗客の通行の
妨げになるという問題が生じてしまい、緊急用としての
十分な機能が発揮されない虞があった。
支持するような場合には、通常時は安全確保のために戸
袋柵を簡単には動かぬように相当な強度で固定しなけれ
ばならず、逆に緊急避難時には、前記戸袋柵を簡易かつ
迅速に変位させることができるようにしなければならな
い。これら相反する要請を満たすことができるような可
動ホーム柵装置専用のロック装置の開発も切望されてい
た。
問題点に着目してなされたもので、限られたスペース内
で戸袋柵を大きく変位させることが可能で、ホーム側通
路の妨げとなることなく、十分な避難通路を確保するこ
とができ、また通常時には、戸袋柵を強固な支持強度を
持ってホーム上に支持することができる一方、緊急時に
は、戸袋柵を簡易かつ迅速に変位させて避難通路を確保
することが可能な可動ホーム柵装置を提供することを目
的としている。
ための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存す
る。 [1]プラットホーム(1)上の側縁に沿って立設さ
れ、プラットホーム(1)脇に延びる線路側の定位置に
停止した列車(2)との間に壁をなす可動ホーム柵装置
(10)において、前記プラットホーム(1)上に固設
された支持柵(11a)と、該支持柵(11a)の側端
縁に連結機構を介して変位可能に支持された戸袋柵(1
1)と、該戸袋柵(11)より側方に出没して線路側の
定位置に停止した列車(2)のドア(3)に対応して開
閉する乗降扉(20)とを有し、前記連結機構は、間隔
をあけて配された前記支持柵(11a)の側端縁と戸袋
柵(11)の側端縁とを相互に連結し、前記戸袋柵(1
1)を支持柵(11a)に対して略平行な状態に維持し
ながら、該戸袋柵(11)を通常位置より支持柵(11
a)寄りの側方位置へと変位可能に支持することを特徴
とする可動ホーム柵装置(10)。
一対のリンク部材(101,102)を有する平行運動
機構から成ることを特徴とする[1]記載の可動ホーム
柵装置(10)。
a)の側端縁と戸袋柵(11)の側端縁との間に連結板
(110)を配し、該連結板(110)の両側端縁を、
それぞれヒンジ(111,112)を介して、前記支持
柵(11a)の側端縁および前記戸袋柵(11)の側端
縁に対し略水平方向へ回動可能に連結して成ることを特
徴とする[1]記載の可動ホーム柵装置(10)。
位不能に拘束するロック装置(40)を備え、前記ロッ
ク装置(40)は、前記戸袋柵(11)の下端部に一体
に取り付けられたベース部材(41)と、該ベース部材
(41)に第1枢軸(50)で回動可能に枢支された操
作レバー(51)と、該操作レバー(51)に前記第1
枢軸(50)を介して一体に連結されたリンク部材(6
1)と、該リンク部材(61)に第2枢軸(60)で回
動可能に枢支されたストライカ(71)と、前記プラッ
トホーム(1)上に固設されて前記ストライカ(71)
が係脱する被係合部材(80)とを有し、前記操作レバ
ー(51)の回動と共に前記リンク部材(61)も前記
第1枢軸(50)を中心に回動し、前記リンク部材(6
1)の回動に伴って前記ストライカ(71)は、前記第
2枢軸(60)より略鉛直下方へ延びた位置で、その先
端の掛止部(72)が前記被係合部材(80)に対して
上向きに係合するロック状態と、該被係合部材(80)
から離脱するロック解除状態とに変位することを特徴と
する可動ホーム柵装置(10)。
(60)を、回転不能に拘束および拘束解除可能に軸支
し、前記ストライカ(71)に前記第2枢軸(60)を
嵌通させる嵌合孔(73)を設け、前記第2枢軸(6
0)に対して前記嵌合孔(73)を偏心させて、その偏
心距離だけ前記ロック状態にあるストライカ(71)
を、更に前記被係合部材(80)と係合する上方へと変
位させるように設定したことを特徴とする[4]記載の
可動ホーム柵装置(10)。
に、該操作端に沿う格納位置と操作端より側方に延びる
使用位置とに揺動可能な足踏ペダル(54)を設け、前
記足踏ペダル(54)を付勢手段によって使用位置に付
勢し、該足踏ペダル(54)を格納位置に畳んだ状態で
操作レバー(51)を前記戸袋柵(11)に内装し、該
戸袋柵(11)に、前記操作レバー(51)の軌跡に干
渉しない開口部(17a)と、該開口部(17a)を開
閉するカバー(17)を設け、前記カバー(17)を開
いた際に、前記足踏ペダル(54)が前記付勢手段の付
勢力によって、前記開口部(17a)より外側に飛び出
すように設定したことを特徴とする[4]または[5]
記載の可動ホーム柵装置(10)。
上端に位置して前記ストライカ(71)の掛止部(7
2)が係脱するフック部(81)をプラットホーム
(1)のフロア面近傍に配置させたことを特徴とする
[4],[5]または[6]記載の可動ホーム柵装置
(10)。
する。前述した可動ホーム柵装置(10)では、列車
(2)への乗客の乗降時以外は、戸袋柵(11)より乗
降扉(20)は側方に伸び出て、閉じた状態に維持され
る。一方、乗客が列車(2)へ乗降する際は、前記乗降
扉(20)は戸袋柵(11)側に引っ込む方向に駆動さ
れ、乗降扉(20)は列車(2)のドア(3)前から側
方に移動し、そのまま前記戸袋柵(11)側に収納され
る。
(1)上に固設された支持柵(11a)に対して、連結
機構を介して変位可能に支持されているが、通常は前記
支持柵(11a)と略直線上に並ぶ通常位置に変位不能
に拘束されている。従って、通常戸袋柵(11)は不用
意に変位するようなことはなく、プラットホーム(1)
上における乗客の安全が確保される。
囲を越えて停止した場合、列車(2)側のドア(3)位
置と可動ホーム柵装置(10)側との間に位置ずれが生
じて、前記戸袋柵(11)がドア(3)前に立ちはだか
ることがある。かかる状況下で、緊急に列車(2)外へ
避難する必要がある場合には、前記戸袋柵(11)の拘
束を解除して、該戸袋柵(11)を変位させて避難通路
を確保すればよい。
1)の側端縁に対し、間隔をあけた状態で可動側である
戸袋柵(11)の側端縁を変位可能に連結している。か
かる連結機構によれば、前記戸袋柵(11)を支持柵
(11a)に対して略平行な状態に維持しながら、該戸
袋柵(11)を通常位置よりホーム(1)上にて支持柵
(11a)寄りの側方位置へと変位させることができ
る。
り、戸袋柵(11)が列車(2)側のドア(3)の前か
ら側方にずれると共に、列車(2)側壁から戸袋柵(1
1)側面までの幅が広がるため、十分な広さの避難通路
を確保することができる。
に対して略平行に変位するため、該戸袋柵(11)の変
位に要する実質的な移動スペースが小さくて済み、ホー
ム(1)の幅が狭い場所でも、ホーム(1)上の柱や階
段側壁等の他の建造物と干渉することなく、ホーム
(1)上における乗客の移動通路も同時に確保すること
ができる。
ば、前記[2]に記載の如くリンク部材(101,10
2)を有する平行運動機構から構成したり、あるいは、
前記[3]に記載の如く連結板(110)とヒンジ(1
11,112)等から構成すれば、構成が簡易であり製
造が容易である。
0)によって通常位置に変位不能に拘束すればよい。か
かるロック装置(40)では、操作レバー(51)の回
動と共にリンク部材(61)も第1枢軸(50)を中心
に回動するが、このリンク部材(61)に第2枢軸(6
0)で枢支されたストライカ(71)は、第2枢軸(6
0)より略鉛直下方へ延びた先端の掛止部(72)が、
プラットホーム(1)側の被係合部材(80)に係合す
るとロック状態となる。このようにストライカ(71)
がロック状態にあるとき、戸袋柵(11)はプラットホ
ーム(1)側に対して動かぬように固定される。
枢軸(60)は、ストライカ(71)の嵌合孔(73)
に嵌通している。ここで前記第2枢軸(60)の軸心に
対して、前記嵌合孔(73)の中心は偏心した位置にあ
り、その偏心距離だけ、前記第2枢軸(60)を一方向
に回転させると、前記ロック状態にあるストライカ(7
1)が、更に前記被係合部材(80)と係合する上方へ
と変位する。ここで、前記リンク部材(61)に第2枢
軸(60)を回転不能に拘束することで、より確実かつ
強固に戸袋柵(11)を拘束することができる。
ストライカ(71)の掛止部(72)と前記被係合部材
(80)との係合点および前記第1枢軸(50)を結ん
だ線を、前記ストライカ(71)の嵌合孔(73)の回
動中心が越える前後でトグルが形成される。そのため、
操作レバー(51)を回動して、ストライカ(71)の
回動中心を、前記トグル形成線を越えた位置に移動させ
ると、ストライカ(71)がロック状態に維持される。
(51)を反対方向に回動して、前記ストライカ(7
1)の回動中心を前記トグル形成線の反対側へ移動させ
ればよい。すると、前記第2枢軸(60)と前記嵌合孔
(73)は、ストライカ(71)の掛止部(72)が前
記被係合部材(80)に対して下方移動し、被係合部材
(80)に対する保持力が解放される。このようにし
て、ストライカ(71)を容易かつ迅速に、被係合部材
(80)から離脱するロック解除状態に変位させること
ができる。
に、該操作端に沿う格納位置と操作端より側方に延びる
使用位置とに揺動可能な足踏ペダル(54)を設けると
よい。かかる足踏ペダル(54)は付勢手段によって使
用位置に付勢した上で、格納位置に畳んだ状態で前記戸
袋柵(11)に内装する。それにより、足踏ペダル(5
4)の実質的な配置スペースは小さくて済み、戸袋柵
(11)内の限られたスペースに収納できる。
(17a)のカバー(17)を開けば、前記足踏ペダル
(54)は付勢手段の付勢力によって、開口部(17
a)より外側に飛び出し使用位置に揺動する。従って、
迅速にロック装置(40)のロック状態を解除すべく、
操作レバー(51)の足踏ペダル(54)を踏み込むよ
うにして、簡単に揺動させることができる。
した前記被係合部材(80)は、その最上端に位置して
前記ストライカ(71)の掛止部(72)が係脱するフ
ック部(81)をプラットホーム(1)のフロア面近傍
に配置させれば、フロア面上における突起が少なくて済
み、乗客が誤って被係合部材(80)に引っかかる虞が
なくなる。かかる観点より、フック部(81)はプラッ
トホーム(1)のフロア面より下側に配置させるとなお
よい。
する各種実施の形態を説明する。図1〜図14は本発明
の第1実施の形態を示している。本実施の形態に係る可
動ホーム柵装置10は、プラットホーム1上の側縁に沿
って立設され、プラットホーム1脇に延びる線路上の定
位置に停止する列車2との間に壁をなし、列車2への乗
降時における乗客の安全性を確保するものである。
上には、所定間隔おきに前記可動ホーム柵装置10と、
従来型の可動ホーム柵装置10aとが、互いに向き合う
ように配置されている。ここで従来型の可動ホーム柵装
置10aの戸袋柵は、プラットホーム1上に固設されて
おり、これが本実施の形態に係る可動ホーム柵装置10
の支持柵11aとなっている。
らの間に列車2側の乗客ドア3が位置するように配置さ
れている。ここで列車2は定位置に停止するのだが、基
準となる定位置に対して所定範囲内の許容誤差が設定さ
れており、各可動ホーム柵装置10,10aの間口は、
乗客ドア3の開口枠3aの幅よりも広く設定されてい
る。
10は、前記支持柵11aと、該支持柵11aの側端縁
に連結機構を介して変位可能に支持された戸袋柵11
と、該戸袋柵11より側方に出没するよう開閉可能な乗
降扉20とから成る。支持柵11aは、図示省略したア
ンカーやボルト等によって、プラットホーム1上の所定
位置に動かぬように固設されている。
ており、その一側端縁が、前記支持柵11aの側端縁に
連結機構を介して変位可能に支持されている。連結機構
は、間隔をあけて配された支持柵11aの側端縁と戸袋
柵11の側端縁とを相互に連結し、戸袋柵11を支持柵
11aに対して略平行な状態に維持しながら、該戸袋柵
11を通常位置(図2中に実線で示す。)より支持柵寄
りの側方位置(図2中に二点破線で示す。)へと変位可
能に支持するものである。
行運動機構から成る。かかる連結機構は、上下に離隔し
て平行に並ぶ一対のリンクユニット100,100を有
し、各リンクユニット100は、前後に平行に並ぶ一対
のリンク部材101,102から構成されている。
の長さが等しく形成されている。図4に示すように、各
リンク部材101,102の両端部は、それぞれ枢軸ピ
ン103,104を介して、支持柵11aや戸袋柵11
の側端縁に対し水平方向に回動可能に枢着されている。
各枢軸ピン103,104を枢着するための取付ブラケ
ット105,106が一体に固設されている。また、図
2に示すように、前方のリンク部材101は、後方のリ
ンク部材102よりも、支持柵11a寄り(図2中で右
側)の側方へずれた位置に配されている。
2の位置ずれにより、各リンク部材101,102を最
大限(略90度)回動させた際、支持柵11aの側壁面
より各リンク部材101,102がホーム側へ直角に延
び、戸袋柵11が通常位置より、各リンク部材101,
102の長さ分だけ離隔して平行な状態に維持されるよ
う設定されている。なお、上下一対のリンクユニット1
00,100は、支持柵11aと戸袋柵11との隙間に
配される板状のカバー107に内装される。
様子を示し、図6は、戸袋柵11の内部を側面から見た
様子を示している。戸袋柵11には、乗降扉20を収納
する収納部12と、乗降扉20を側方に出没させて開閉
動作を行う扉駆動部30が設けられている。収納部12
は、乗降扉20がちょうど収まる内寸に設定されてい
る。
の下端には、該戸袋柵11の変位時、ホーム1上面に対
して転動する支持ローラ19が設けられている。支持ロ
ーラ19は、戸袋柵11の自重を支持すべく、ローラを
バネによってホーム1上面に押し付けるようになってい
る。戸袋柵11のロック状態では、後述するロック装置
40によって基礎と密着し、そのロック状態を解除する
と、バネ力によって戸袋柵11は若干浮上するように設
定されている。
戸袋柵11のほぼ幅一杯に渡って水平に配置された上部
フレーム13および下部フレーム14が設けてある。上
部フレーム13の上面には、開閉移動する乗降扉20を
案内するための上部案内レール15が、また下部フレー
ム14の下面には同じく乗降扉20を案内するための下
部案内レール16が取り付けてある。
乗降扉20を開閉駆動する機構であり、かかる扉駆動部
30は、電動モータ33により回転駆動されるスクリュ
ー部材31と、このスクリュー部材31に相対的に回転
可能に螺合し、乗降扉20に固設されたナット部材32
とを備える。
14の上面側に沿って延ばされ、軸受け35,35aに
よって両端が回動自在に下部フレーム14上に支持され
ている。電動モータ33は、前記下部フレーム14上に
軸受け35を介して固設されている。この電動モータ3
3の出力軸は、軸継手34を介してスクリュー部材31
の基端部に回転力伝達可能に連結されている。
側壁の基端側に、回動不能にして推力だけを乗降扉20
に伝え、前後・上下方向はフリー結合させて、乗降扉2
0が変形してもスクリュー部材31は変形しないように
固定されている。また、戸袋柵11の内部には、電動モ
ータ33の駆動制御等を行うための各種の電気部品を実
装した制御盤36が取り付けてある。なお、制御盤36
と電動モータ33等との間は、ケーブル36aによって
電気配線されている。
出没して、線路側の定位置に停止した列車2のドア3に
対応して開閉するものである。乗降扉20における戸袋
柵11寄りの基端側近傍の上部には、前記上部案内レー
ル15にその上方から当接する上段扉ガイドローラ21
が、また下部には、前記下部案内レール16にその下方
から当接する下段扉ガイドローラ22がそれぞれ取り付
けてある。
5,16に沿って転がることにより、乗降扉20は、水
平な出没方向に滑らかにスライドし開閉するようになっ
ている。乗降扉20は、前記扉駆動部30によって突出
方向に駆動された際、列車2にある乗客ドア3の開口枠
3aを覆うように閉じ、没入方向に駆動されると開いて
前記戸袋柵11の収納部12に収納されるように設定さ
れている。
は、ロック装置40によって、支持柵11aと直線上に
並ぶ前述した通常位置に拘束される。すなわち、戸袋柵
11は、ロック装置40による拘束を解除することによ
り、前記連結機構を介して通常位置から側方位置まで、
平行状態を維持しつつ移動させることができるように設
定されている。
袋柵11の下端部の両端にそれぞれ一対となるように設
けられている。ここで各ロック装置40は、図7に示す
ように、互いに離隔して向き合うように配設されてい
る。各ロック装置40,40は、一つのキックレバー9
0の操作で、同期してロック解除できるように連結され
ている。
クとして形成され、各操作レバー51の回動端には、そ
れぞれ互いに近接するように伸びる連結バー91,92
が枢支されている。また、各連結バー91,92の先端
は、連動用リンク部材93の両端に枢支されている。
枢軸94で支持ブラケット95に枢支されているが、連
動用リンク部材93には、枢軸94を介してキックレバ
ー90が一体に固設されている。キックレバー90の操
作端側には、枢支ピン90bを介して足踏ペダル90a
が、操作端に沿う格納位置(図8中に実線で示す。)
と、操作端より側方に延びる使用位置(図8中に二点破
線で示す。)とに揺動可能に設けられている。
0bに巻き付けたコイルばね(図示せず。)等の付勢手
段により使用位置に付勢され、該足踏ペダル90bは、
格納位置に畳んだ状態で前記戸袋柵11に内装される。
図1に示すように、戸袋柵11の側壁には、キックレバ
ー90の軌跡に干渉しない開口部17aと、該開口部1
7aを開閉するカバー17が設けられている。前記足踏
ペダル90bは付勢手段の付勢力によって、図8に示す
如くカバー17を開いた際に、開口部17aより外側に
飛び出すように設定されている。
側のもの)を代表して説明する。図9〜図11に示すよ
うに、ロック装置40は、ベース部材41と、操作レバ
ー51と、リンク部材61と、ストライカ71と、被係
合部材80とを有する。なお、図9中では操作レバー5
1を省いている。
ら成り、各側部42は、それぞれボルト43により前記
戸袋柵11の下端部に一体に取り付けられている。操作
レバー51は、前述したリンク様に形成されており、前
記ベース部材41の前端側に、第1枢軸50を介して回
動可能に枢支されている。ここで第1枢軸50は、操作
レバー51の基端側に一体に固結されている。
基端側に、第1枢軸50を介して一体に連結されてい
る。図9に示すように、第1枢軸50がリンク部材61
の基端に嵌合する部位には、廻止め用のキーが形成され
ており、前記操作レバー51の回動と共に、リンク部材
61も第1枢軸50を中心に回動するようになってい
る。なお、図7に示すように、通常時に操作レバー51
は、第1枢軸50から斜め上方に伸びるのに対し、リン
ク部材61は、第1枢軸50から略垂直上方に伸びてい
る。
回動端側に、第2枢軸60を介して回動可能に枢支され
ている。また、ストライカ71の基端は、支持連結管桿
45を介して、前記ベース部材41の側部42の後端側
に相対的に押し引き可能に連結されている。支持連結管
桿45は、ストライカ71の回動範囲を規制するもので
あり、ネジ構造で適宜長さを調整できるように構成され
ている。
イカ71は、第2枢軸60より略鉛直下方へ延びた位置
で、その先端の掛止部72が後述する被係合部材80に
対して上向きに係合するロック状態(図9中に実線で示
す。)と、被係合部材80から離脱するロック解除状態
(図9中に二点破線で示す。)とに変位する。
後述の被係合部材80に対する掛止部72の係合点P
と、第1枢軸50の軸心50aとを結ぶ線(以下、トグ
ル形成線Lとする。)を、ストライカ71の回動中心
(次述する嵌合孔73の中心73a)が越える前後でト
グルを形成している。
第1枢軸50を中心とする反時計方向に回動させて、前
記トグル形成線Lを越えた位置にストライカ71の回動
中心73aを移動させたとき、該ストライカ71はロッ
ク状態に維持される。通常時にはストライカ71がロッ
ク状態に安定して維持されるように、図14において、
略鉛直に伸びるトグル形成線Lに対して、ストライカ7
1は、その回動中心73aが角度θだけ反時計方向に傾
斜した位置に固定されるように設定されている。
は、リンク部材61に対して回転不能に拘束および拘束
解除可能に軸支されている。詳しく言えば第2枢軸60
は、リンク部材61の回動端に対して廻止めボルト62
の締結により一体に固結されるが、廻止めボルト62を
緩めることにより、リンク部材61を第2枢軸60に対
して相対的に回動させることもできる。図13に示すよ
うに、前記第2枢軸60は偏心軸として形成されてお
り、第2枢軸60の中央寄り部位には、その軸心60a
に対して偏心したカム外周部60bが設けられている。
前記第2枢軸60のカム外周部60bを嵌通させる嵌合
孔73が穿設されている。図14に示すように、前記第
2枢軸60の軸心60aに対して、前記嵌合孔73の中
心73aを偏心させることにより、その偏心距離Xだけ
前記ロック状態にあるストライカ71を、更に前記被係
合部材80と係合する上方へと変位させるように設定さ
れている。
ボルト82を介してプラットホーム1上に固設されてい
る。詳しく言えば、図9に示すように、被係合部材80
は、プラットホーム1のフロア面下に埋設されたアンカ
ー83に対してボルト82で固設される。ここで被係合
部材80の最上端であり、前記ストライカ71の掛止部
72が係脱するフック部81は、プラットホーム1のフ
ロア面と略同一面上に位置するように配置されている。
可動ホーム柵装置10では、列車2への乗客の乗降時以
外は、乗降扉20は戸袋柵11より側方に伸び出てい
る。すなわち、乗降扉20は、線路側の定位置に停車す
る列車2の乗客ドア3の開口枠3aを覆う閉じた状態に
維持される。
扉20は、戸袋柵11側に引っ込む方向に扉駆動部30
により駆動され、乗降扉20は列車2の乗客ドア3前か
ら側方に移動し、そのまま戸袋柵11の収納部12に収
納される。乗降扉20の開閉は、扉駆動部30の電動モ
ータ33によってスクリュー部材31が正逆方向に回転
することにより行われる。
ラットホーム1上に固設された支持柵11aに対して、
連結機構を介して変位可能に支持されているが、通常は
支持柵11aと略直線上に並ぶ通常位置に変位不能にロ
ック装置40で拘束されている。従って、通常戸袋柵1
1は不用意に変位するようなことはなく、プラットホー
ム1上における乗客の安全が確保される。
止誤差の許容範囲を越えて停止した場合、列車2側のド
ア3位置と可動ホーム柵装置11側との間に位置ずれが
生じて、前記戸袋柵11がドア3前に立ちはだかること
になる。このような状況下で、緊急に列車2外へ避難す
る必要がある場合には、前記ロック装置40による戸袋
柵11の拘束を解除して、該戸袋柵11を変位させて避
難通路を確保すればよい。
aの側端縁に対し、間隔をあけた状態で可動側である戸
袋柵11の側端縁を変位可能に連結している。かかる連
結機構によれば、前記戸袋柵11を支持柵11aに対し
て略平行な状態に維持しながら、該戸袋柵11を通常位
置よりホーム1上にて支持柵11a寄りの側方位置へと
変位させることができる。
ット100の各リンク部材101,102は、支持柵1
1aに対してホーム1側へ略直角に回動する。これに伴
い戸袋柵11は、支持柵11aに対して平行な状態を維
持するように、各リンク部材101,102に対して回
動する。戸袋柵11は最終的には、各リンク部材10
1,102の長さ分だけ支持柵11aよりホーム1側に
平行移動し、該支持柵11a寄りの側方にずれた側方位
置に維持される。
戸袋柵11が列車2側のドア3の前から側方にずれると
共に、列車2側壁から戸袋柵11側面までの幅が広が
る。そのため、十分な広さの避難通路(図2中に一点破
線の矢印で示す。)を確保することが可能となる。
略平行に変位するため、該戸袋柵11の変位に要する実
質的な移動スペースが小さくて済み、ホーム1の幅が狭
い場所でも、ホーム1上の柱や階段側壁等の他の建造物
と干渉することなく、ホーム1上における乗客の移動通
路も同時に確保することができる。なお、本実施の形態
では、前記連結機構の構成が簡易であり製造が容易であ
る。
るには、図9において、先ずリンク部材61に軸支して
いる第2枢軸60を、廻止めボルト62を緩めて回動可
能な状態とする。次に、リンク部材61とストライカ7
1を略垂直となる状態にして、ストライカ71の先端に
ある掛止部72を被係合部材80のフック部81にかみ
合わせる。
枢軸50を中心とする反時計方向に回動させて、斜め左
上方に傾く位置とする。すなわち、図14に示すよう
に、ストライカ71の回動中心である嵌合孔73の中心
73aを、トグル形成線Lを越えた位置(図14中で右
側)まで移動させればよい。
60より略鉛直下方へ延びた先端の掛止部72が、プラ
ットホーム1側の被係合部材80にあるフック部81に
対して上向きに係合したロック状態となる。図14にお
いて、略鉛直に伸びるトグル形成線Lに対して、ストラ
イカ71は、その回動中心73aが角度θだけ反時計方
向に傾斜した位置に固定される。そのため、多少の振動
等ではストライカ71は、トグル形成線Lのロック解除
側に移動することはなく、ロック状態に安定して維持さ
れる。
にはカム外周部60bが形成されており、このカム外周
部60bがストライカ71の嵌合孔73に嵌通してい
る。従って、第2枢軸60の軸心60aに対して、スト
ライカ71の回動中心である嵌合孔73の中心73aは
偏心している。ここで、第2枢軸60の軸心60aを反
時計方向に回動させることで、偏心距離Xだけ、前記ロ
ック状態にあるストライカ71が、更に前記被係合部材
80のフック部81と係合する上方へと変位する。
を見込んだ僅かな値でよい。リンク部材61の廻止めボ
ルト62を締め付けて固定し、リンク部材61と一体の
第2枢軸60を回動させれば、ストライカ71側に対し
てクサビ作用が働くため、ストライカ71と被係合部材
80との間には強力な保持力が発生する。従って、戸袋
柵11をボルト等で固定すると同等の固定力を得ること
ができ、戸袋柵11を、より確実かつ強固にプラットホ
ーム1上に拘束することができる。
したら、図7に示すキックレバー90の操作端側にある
足踏ペダル90aを、付勢力に抗して格納位置に畳んだ
状態にして、前記戸袋柵11の開口部17aをカバー1
7で閉じればよい。それにより、足踏ペダル90aの実
質的な収納スペースは小さくて済み、戸袋柵11内の限
られたスペースに収納できる。
拘束を解除するには、図8に示すように、先ず戸袋柵1
1に設けた開口部17aのカバー17を開ける。する
と、キックレバー90に設けられた足踏ペダル90a
が、付勢手段の付勢力によって開口部17aより外側に
飛び出し使用位置に揺動する。従って、迅速にロック装
置40のロック状態を解除すべく、キックレバー90
を、足踏ペダル90aを踏み込むことで簡単に揺動させ
ることができる。
て、一対のロック装置40,40を、連結バー91,9
2を介して同時にロック解除させることができる。すな
わち、キックレバー90を踏み込むと、図7において左
側のロック装置40では、操作レバー51とリンク部材
61は、一緒に第1枢軸50を中心とする時計方向に回
動する。
2枢軸60を中心に、ストライカ71が相対的に回動す
ることで、その掛止部72の被係合部材80側に対する
保持力が解放される。ここでストライカ71は、支持連
結管桿45によって回動範囲が規制されるため、図9中
に二点破線で示したような水平位置まで変位する。
被係合部材80は、その最上端であるフック部81が、
プラットホーム1のフロア面と略同一面上に位置する。
それにより、フロア面上における突起が少なくて済み、
乗客が誤って被係合部材80に引っかかる虞がなくな
る。図7において右側のロック装置40も、同様にロッ
ク解除される。
示している。この変形例に係るロック装置40Aは、ベ
ース部材41と、操作レバー51Aと、リンク部材61
と、ストライカ71と、被係合部材80とを有する。か
かるロック装置40Aは、戸袋柵11の下端部の両端に
一対設けられた場合も、互いに連動することなく、それ
ぞれ個別に拘束および拘束解除操作が行われる。
0とほぼ同様に構成されており、その操作端側には、枢
支ピン53を介して足踏ペダル54が、操作端に沿う格
納位置と、操作端より側方に延びる使用位置とに揺動可
能に設けられている。この足踏ペダル54も、前記戸袋
柵11のカバー17を開いた際に、開口部17aより外
側に飛び出すように設定するとよい。
形態を示している。本実施の形態では、連結機構が前記
第1実施の形態のそれとは異なる。すなわち、本実施の
形態の連結機構は、前記支持柵11aの側端縁と戸袋柵
11の側端縁との間に連結板110を配し、該連結板1
10の両側端縁を、それぞれヒンジ111,112を介
して、前記支持柵11aの側端縁および戸袋柵11の側
端縁に対して略水平方向へ略180度の範囲で回動可能
に連結して成る。
は、それぞれ相当の強度を有する一対のヒンジ111を
介して連結板110に連結されている。ここでヒンジ1
11は、支持柵11aや連結板110の前面側に配され
ている。同様に、連結板110の一側端縁の上部および
下部は、それぞれ相当の強度を有する一対のヒンジ11
2を介して戸袋柵11に連結されている。ここでヒンジ
112は、支持柵11aや連結板110の後面側に配さ
れている。
施の形態の場合と同様に、前記戸袋柵11を支持柵11
aに対して略平行な状態に維持しながら、該戸袋柵11
を通常位置よりホーム1上にて支持柵11a寄りの側方
位置へと変位させることができる。
て直角となる連結板110で、戸袋柵11を支持柵11
aから離隔した平行状態(P1)に支持する他、支持柵
11aに重ねた連結板110で、戸袋柵11を支持柵1
1aに近接した平行状態(P2)に支持することもでき
る。
を軸ピンで連結して成る一般的なものである。また、戸
袋柵11の下端には、前記第1実施例と同様の支持ロー
ラ19が設けられている。なお、第1実施の形態と同種
の部位には同一符号を付して、重複した説明を省略す
る。
のロック装置は、前述した実施の形態に限定されるもの
ではない。例えば、前記実施の形態においては、扉駆動
部をスクリュー部材とナット部材により構成したものを
示したが、ベルト駆動、油圧または空圧シリンダ、リン
ク、あるいはリニア等によって構成してもよい。
ためには、戸袋柵の横幅を長く設定するとよい。また、
駆動用の動力ケーブルは支持柵内から戸袋柵内へと挿通
させてもよく、あるいは支持柵と戸袋柵との各側端縁付
近にて、外部に這わすように配線してもよい。
したが、前記乗降扉の開閉動作が障害物等によって妨害
されたことを的確に検出することのできる扉の移動妨害
検出装置を別途設けてもよい。
ば、間隔をあけて配した支持柵の側端縁と戸袋柵の側端
縁とを、連結機構を介して相互に連結し、前記戸袋柵を
支持柵に対して略平行な状態に維持しながら、該戸袋柵
を通常位置より支持柵寄りの側方位置へと変位可能させ
ることができるから、プラットホーム上の限られたスペ
ース内で、戸袋柵を大きく変位させることが可能で、ホ
ーム側通路の妨げとなることなく、緊急時に十分な避難
通路を確保することができる。
時には、ストライカと被係合部材との係合関係により、
可動ホーム柵装置を強固な支持強度を持って、プラット
ホーム上に支持することができると共に、緊急時には、
操作レバーの回動操作により、ストライカを被係合部材
から離脱させ、可動ホーム柵装置を簡易かつ迅速に回動
させて避難用の開口部を確保することが可能となる。
置とそのロック装置の配置を示す正面図である。
置を示す平面図である。
置をプラットホーム上に配設した状態を示す正面図であ
る。
置をプラットホーム上に配設した状態を示す平面図であ
る。
置の内部構造を示す正面図である。
置の内部構造を示す側面図である。
置のロック装置を示す正面図である。
置のロック装置を構成するキックレバーの動きを説明す
る平面図である。
置のロック装置の操作レバーを取り外した状態を示す正
面図である。
示す平面図である。
示す右側面図である。
リンク部材とストライカを拡大して示す斜視図である。
第2枢軸を拡大して示す斜視図である。
ストライカと被係合部材との係合関係を説明する作用説
明図である。
変形例を示す正面図である。
装置を示す正面図である。
装置を示す平面図である。
9)
位不能に拘束するロック装置(40)を備え、前記ロッ
ク装置(40)は、前記戸袋柵(11)の下端部に一体
に取り付けられたベース部材(41)と、該ベース部材
(41)に第1枢軸(50)で回動可能に枢支された操
作レバー(51)と、該操作レバー(51)に前記第1
枢軸(50)を介して一体に連結されたリンク部材(6
1)と、該リンク部材(61)に第2枢軸(60)で回
動可能に枢支されたストライカ(71)と、前記プラッ
トホーム(1)上に固設されて前記ストライカ(71)
が係脱する被係合部材(80)とを有し、前記操作レバ
ー(51)の回動と共に前記リンク部材(61)も前記
第1枢軸(50)を中心に回動し、前記リンク部材(6
1)の回動に伴って前記ストライカ(71)は、前記第
2枢軸(60)より略鉛直下方へ延びた位置で、その先
端の掛止部(72)が前記被係合部材(80)に対して
上向きに係合するロック状態と、該被係合部材(80)
から離脱するロック解除状態とに変位することを特徴と
する[1],[2]または[3]記載の可動ホーム柵装
置(10)。
Claims (7)
- 【請求項1】プラットホーム上の側縁に沿って立設さ
れ、プラットホーム脇に延びる線路側の定位置に停止し
た列車との間に壁をなす可動ホーム柵装置において、 前記プラットホーム上に固設された支持柵と、該支持柵
の側端縁に連結機構を介して変位可能に支持された戸袋
柵と、該戸袋柵より側方に出没して線路側の定位置に停
止した列車のドアに対応して開閉する乗降扉とを有し、 前記連結機構は、間隔をあけて配された前記支持柵の側
端縁と戸袋柵の側端縁とを相互に連結し、前記戸袋柵を
支持柵に対して略平行な状態に維持しながら、該戸袋柵
を通常位置より支持柵寄りの側方位置へと変位可能に支
持することを特徴とする可動ホーム柵装置。 - 【請求項2】前記連結機構は、前後に平行に並ぶ一対の
リンク部材を有する平行運動機構から成ることを特徴と
する請求項1記載の可動ホーム柵装置。 - 【請求項3】前記連結機構は、前記支持柵の側端縁と戸
袋柵の側端縁との間に連結板を配し、該連結板の両側端
縁を、それぞれヒンジを介して、前記支持柵の側端縁お
よび前記戸袋柵の側端縁に対し略水平方向へ回動可能に
連結して成ることを特徴とする請求項1記載の可動ホー
ム柵装置。 - 【請求項4】前記戸袋柵を通常位置に変位不能に拘束す
るロック装置を備え、 前記ロック装置は、前記戸袋柵の下端部に一体に取り付
けられたベース部材と、該ベース部材に第1枢軸で回動
可能に枢支された操作レバーと、該操作レバーに前記第
1枢軸を介して一体に連結されたリンク部材と、該リン
ク部材に第2枢軸で回動可能に枢支されたストライカ
と、前記プラットホーム上に固設されて前記ストライカ
が係脱する被係合部材とを有し、 前記操作レバーの回動と共に前記リンク部材も前記第1
枢軸を中心に回動し、前記リンク部材の回動に伴って前
記ストライカは、前記第2枢軸より略鉛直下方へ延びた
位置で、その先端の掛止部が前記被係合部材に対して上
向きに係合するロック状態と、該被係合部材から離脱す
るロック解除状態とに変位することを特徴とする可動ホ
ーム柵装置。 - 【請求項5】前記リンク部材に第2枢軸を、回転不能に
拘束および拘束解除可能に軸支し、前記ストライカに前
記第2枢軸を嵌通させる嵌合孔を設け、前記第2枢軸に
対して前記嵌合孔を偏心させて、その偏心距離だけ前記
ロック状態にあるストライカを、更に前記被係合部材と
係合する上方へと変位させるように設定したことを特徴
とする請求項4記載の可動ホーム柵装置。 - 【請求項6】前記操作レバーの操作端側に、該操作端に
沿う格納位置と操作端より側方に延びる使用位置とに揺
動可能な足踏ペダルを設け、 前記足踏ペダルを付勢手段によって使用位置に付勢し、
該足踏ペダルを格納位置に畳んだ状態で操作レバーを前
記戸袋柵に内装し、該戸袋柵に、前記操作レバーの軌跡
に干渉しない開口部と、該開口部を開閉するカバーを設
け、 前記カバーを開いた際に、前記足踏ペダルが前記付勢手
段の付勢力によって、前記開口部より外側に飛び出すよ
うに設定したことを特徴とする請求項4または5記載の
可動ホーム柵装置。 - 【請求項7】前記被係合部材は、その最上端に位置して
前記ストライカの掛止部が係脱するフック部をプラット
ホームのフロア面近傍に配置させたことを特徴とする請
求項4,5または6記載の可動ホーム柵装置。
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- 1998-07-28 JP JP21306498A patent/JP2951650B1/ja not_active Expired - Fee Related
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