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JP2000044641A - 放射線硬化性配合物、該配合物から架橋によって得られた成形体、被覆の製造方法及びアクリル(メタクリル)オキシ基を有するコポリマ― - Google Patents

放射線硬化性配合物、該配合物から架橋によって得られた成形体、被覆の製造方法及びアクリル(メタクリル)オキシ基を有するコポリマ―

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JP2000044641A
JP2000044641A JP11199071A JP19907199A JP2000044641A JP 2000044641 A JP2000044641 A JP 2000044641A JP 11199071 A JP11199071 A JP 11199071A JP 19907199 A JP19907199 A JP 19907199A JP 2000044641 A JP2000044641 A JP 2000044641A
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JP
Japan
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group
sio
unit
formula
copolymer
Prior art date
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Pending
Application number
JP11199071A
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English (en)
Inventor
Jochen Dipl Chem Dr Dauth
ダウト ヨッヘン
Richard Weidner
ヴァイドナー リヒャルト
Gerhard Dr Preiner
プライナー ゲールハルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacker Chemie AG
Original Assignee
Wacker Chemie AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Wacker Chemie AG filed Critical Wacker Chemie AG
Publication of JP2000044641A publication Critical patent/JP2000044641A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D183/00Coating compositions based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D183/04Polysiloxanes
    • C09D183/06Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剥離力の大きい不粘着性被覆を製造する放射
線硬化性配合物を得る。 【解決手段】 該配合物は、(A)一般式: R1 xR3-xSiO(R2SiO)m(SiRR1O)nSiR3-xR1 x (I)及び/又は R1 aR3-aSiO(R2SiO)c[R2Si-Y-SiR2O(R2SiO)c]dSiR3-bR1 b (II) 〔式中、Rは請求項1に記載のものを表し、Rは式: 【化1】 (R、R、R、y、c、d、m、n及びzは請求
項1に記載のものを表す)で示される基であり、x、a
およびbは、請求項1に記載のものを表すが、但し式
(II)で各分子当りのa+bの合計は1又は2であ
る〕 (B) (B1)、(B2)、(B3)及び(B4)
(B1〜B4は請求項1記載のものを表す)から選択さ
れる、成分(A)中に可溶の(メタ)アクリルオキシコ
ポリマー、 (C)光重合開始剤及び場合により (D)有機モノ−、ジ−又はオリゴ(メタ)アクリレー
ト又はそれらの混合物を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射線硬化性配合
物、該配合物から製造された成形体及び被覆の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパ特許出願公開第617094
号明細書(GoldschmidtAG、1993年9
月28日公開)及び相応の米国特許第5,494,97
9号明細書には、アクリル酸(メタクリル酸)エステル
基を有しかつ不粘着性の程度に影響を与える添加剤(M
Q樹脂とアクリル酸(メタクリル酸)エステル基を有す
るポリシロキサンとの反応によって得られる)を含有す
る、放射線硬化性オルガノポリシロキサンを基剤とする
不粘着性被覆材料が記載されている。前記添加剤の製造
は、酸性触媒の添加下に非官能性MQ樹脂と線状アクリ
ル官能性ポリシロキサンとを平衡させることによって行
う。生成物の品質は平衡状態の良否に著しく依存してい
る。導入された線状シリコーン分は剥離力の増大を弱め
るという欠点を有する。
【0003】ドイツ国特許第4300267号明細書
(Goldschmidt AG、1994年4月21
日公告)では、剥離力の調節のために、オレフィン系不
飽和酸のエステル及び第四アンモニウム基で変性された
オルガノポリシロキサンを使用している。塩様特性を有
する添加剤とアクリレート官能性ポリシロキサンとの混
合性は著しく限定されている。第四アンモニウム基を有
する剥離力調節性添加剤は安定な剥離力の値を有しな
い。
【0004】同様な方法は、ドイツ国特許第38101
40号明細書(Goldschmidt AG、198
9年10月5日公告)及び相応の米国特許第4,96
3,438号明細書にも記載されている。剥離力の調節
は、ポリシロキサンにおけるプロトン極性基と接着剤と
の極性相互作用により行われる。不粘着性は、接着剤の
化学的特性に適合されうるので、所望の不粘着性の程度
が調整されうる。これは、異なる接着剤に関して特異的
に全剥離力範囲をカバーすることができるためには多数
の添加剤を製造しなければならいという欠点を有する。
また、樹脂を加えないで極性相互作用により惹起される
剥離力は長期間にわたって安定ではない。
【0005】ヨーロッパ特許出願公開第336633号
明細書(Loctite Corporation、1
989年12月4日公開)には、アクリレート(メタク
リレート)基を有するMTQ−ポリシロキサン樹脂、そ
の製造方法及び被覆−又は埋封(Einbettun
g)配合物が記載されている。MTQ−シリコーン−ハ
イブリッド−樹脂は、アクリル(メタクリル)オキシプ
ロピル基を有するMTQ樹脂とアクリレート(メタクリ
レート)末端基を有するシリコーン油との塩基性平衡に
よって製造され、この際Si原子1個当り最大1個のア
クリレート基が導入されうる。
【0006】ヨーロッパ特許出願公開第656386号
明細書(Dow CorningToray Sili
cone Company、1995年6月7日公開)
からは、被覆目的用のフェニル−及びアクリレート基を
有するシリコーン樹脂が公知である。同樹脂は不粘着性
被覆材料の剥離力調整のためには適当でない。
【0007】ヨーロッパ特許出願公開第473995号
明細書(General Electric、1992
年3月11日公開)及びヨーロッパ特許出願公開第46
4706号明細書(Toshiba Silicone
Co.、1992年1月8日公開)には、エポキシ基
を有する放射線硬化性シリコーン系の剥離力調整添加物
が記載されている。
【0008】米国特許第5,593,787号明細書
(Wacker−Chemie GmbH、1997年
1月14日発行)には、アクリル(メタクリル)オキシ
基を有する有機ケイ素化合物を基剤とする放射線硬化性
配合物が記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】アクリル(メタクリ
ル)オキシ基を有していて、放射線、好ましくは光によ
ってラジカル架橋するオルガノポリシロキサンを基剤と
する新規配合物を提供するという課題が生じた。さらに
粘着性物質を拒絶する被覆を製造するための配合物を提
供するという課題も生じた。また耐摩耗性被覆を生じる
不粘着性被覆配合物、つまり支持体に付着して、生じた
被覆がその上に存在する接着剤の施された支持体、例え
ばラベルの剥離の際に部分的に剥離されて、ラベルの接
着力を低減しないように、同被覆が機械的作用、例えば
摩擦によって支持体から分離され得ない不粘着性被覆配
合物を提供するという課題も生じた。また、支持体、例
えば紙及びシート上で良好な流展性を示しかつ良好に硬
化された粘着性のない被覆を生じる、溶剤を含まない低
粘度の不粘着性被覆配合物を提供するという課題も生じ
た。さらに不粘着性の所望の程度を調整することを許
し、特に剥離力の値が高い場合には振動する剥離値の変
動を生じさせない、不粘着性被覆配合物を提供するとい
う課題が生じた。この課題は本発明によって解決され
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の対象は、 (A)一般式: R1 xR3-xSiO(R2SiO)m(SiRR1O)nSiR3-xR1 x (I)及び/又は R1 aR3-aSiO(R2SiO)c[R2Si-Y-SiR2O(R2SiO)c]dSiR3-bR1 b (II) 〔式中Rは同じか又は異なっていてもよく、末端位の脂
肪族炭素−炭素−多重結合を含まずかつ各基に炭素原子
1〜18個を有する、場合により置換された1価の炭化
水素基及び式−O−R´(R´は各基に1〜12個の炭
素原子を有する1価の炭化水素基又は水素原子を表す)
の基を表し、 Rは式:
【0011】
【化3】
【0012】(式中zは1〜10の値の整数でる)で示
される基であり、Rは水素原子又はメチル基を表し、
は各基に1〜6個の炭素原子を有する線状又は枝分
れアルキレン基を表し、Rは各基に1〜6個の炭素原
子を有する線状又は枝分れアルキレン基を表し、mは0
又は1〜200の値の整数であり、nは0又は1〜20
0の値の整数であり、xは0又は1であり、但し、式
(I)には1分子当り少なくとも1個のRが含まれて
いることを条件とし、yは末端位の脂肪族炭素−炭素−
多重結合を含まない2価の有機基を表し、aは0又は1
であり、bは0又は1であり、但し、式(II)におい
て1分子当りのa+bの合計は1又は2、平均1.3〜
1.9であることを条件とし、cは1〜1000の値の
整数であり、dは0又は1〜10の値の整数である〕で
示されるアクリル(メタクリル)オキシ基を有する線状
オルガノポリシロキサン、 (B)次ぎのコポリマー: (B1)構造単位MQ及び/又はMQを有するMQ
−コポリマー、(B2)構造単位M及び/又はM
及び/又はM及び/又はM を有する
MT−コポリマー、(B3)構造単位MQ及び/
又はMQ及び/又はMQ及び/又はM
Qを有するMTQ−コポリマー及び(B4)構造単位
Q及び/又はMQ及び/又はM
及び/又はMQを有するMDQ−コポリマー 〔ここでMはRSiO1/2単位であり、MはR
SiO1/2単位であり、DはRSiO単位
であり、DはRRSiO単位であり、TはRSi
3/2単位であり、TはRSiO3/2単位であ
り、QはSiO単位であり、R及びRはこれに関す
る上記のものを表す〕 から成る群から選択されるアクリル(メタクリル)オキ
シ基を有するコポリマー及び (C)光重合開始剤 及び場合により (D)有機モノ−、ジ−又はオリゴアクリレート(メタ
クリレート)又はそれらの混合物を含有する放射線硬化
性配合物である。
【0013】また本発明の対象は、本発明の放射線硬化
性配合物の架橋によって製造された成形体である。
【0014】本発明の放射線硬化性配合物は、好ましく
は被覆、特に粘着性物質を拒絶する被覆の製造のために
使用する。
【0015】また本発明の対象は、被覆、好ましくは粘
着性物質を拒絶する被覆を製造する方法において、本発
明の放射線硬化性配合物を支持体上に塗布し、高エネル
ギー放射線、好ましくは光を照射することによって架橋
させることを特徴とする前記方法である。
【0016】アクリル(メタクリル)オキシ基を有する
線状オルガノポリシロキサン(A)は、好ましくは粘度
20〜20000mm/s(25℃)、有利には20
〜1000mm/s(25℃)、特に有利には20〜
500mm/s(25℃)を有する。
【0017】オルガノポリシロキサン(A)は好ましく
はヨウ素価1〜60、有利には4〜40を有し、この際
ヨウ素価は二重結合に付加する際に消費されたヨウ素量
g/使用された本発明のオルガノポリシロキサンの10
0gである。
【0018】R基の例は、それぞれアルキル基、例えば
メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ−プロピル
基、n−ブチル基、イソ−ブチル基、t−ブチル基、n
−ペンチル基、イソ−ペンチル基、ネオ−ペンチル基及
びt−ペンチル基、ヘキシル基、例えばn−ヘキシル
基、ヘプチル基、例えばn−ヘプチル基、オクチル基、
例えばn−オクチル基及びイソ−オクチル基、例えば
2,2,4−トリメチルペンチル−及び2−エチルヘキ
シル基、ノニル基、例えばn−ノニル基、デシル基、例
えばn−デシル基、ドデシル基、例えばn−ドデシル
基、テトラデシル基、例えばn−テトラデシル基、ヘキ
サデシル基、例えばn−ヘキサデシル基及びオクタデシ
ル基、例えばn−オクタデシル基;シクロアルキル基、
例えばシクロペンチル−、シクロヘキシル−及び4−エ
チルシクロヘキシル基、シクロヘプチル基、ノルボルニ
ル基及びメチルシクロヘキシル基;アリール基、例えば
フェニル基、ビフェニル基、ナフチル基及びアントリル
基及びフェナントリル基;アルカリル基、例えばo−、
m−、p−トリル基、キシリル基及びエチルフェニル
基;アラルキル基、例えばベンジル基、ならびにα−及
びβ−フェニルエチル基である。R基は有利にはメチル
基である。
【0019】置換されたR基の例は、ハロゲンアルキル
基、例えば3,3,3−トリフルオロ−n−プロピル
基、2,2,2,2´,2´,2´−ヘキサフルオロイ
ソプロピル基及びヘプタフルオロイソプロピル基;ハロ
ゲンアリール基、例えば0−、m−及びp−クロロフェ
ニル基、及びエーテル酸素原子によって置換されている
アルキル基、例えば2−メトキシエチル−及び2−エト
キシエチル基である。
【0020】Rは有利には水素原子である。
【0021】R基の例は、式−CH−CH−、−
CH−CH−CH−、−C(CH)HCH
及び−(CH−のアルキレン基である。
【0022】有利にはRは式−CH−CH−の基
である。
【0023】アルキレン基Rの例は、式−CH−、
−CH(CH)−、−C(CH、−C(C
)(C)−、−(CH−及び−(CH
−のようなものであり、式−CH−の基が有利
である。
【0024】R´基の例は、式−CH、−CH−C
及び−(CH−CHのアルキル基である。
【0025】R基の例は、式:
【0026】
【化4】
【0027】〔式中zはこれに関する上記のものを表
し、有利には2〜8の値の整数である〕で示されるよう
なものである。
【0028】yは好ましくは1個以上の酸素原子によっ
て中断されていてもよい2価の炭化水素基である。y基
の例は式:−CHCH−、−CH(CH)−、−
(CH−、−(CH−、−(CH
−、−(CH−、−(CH10−、−(C
12−、−(CHO(CH−、1,
3−(CHCH(C)、1,4−(CH
CH(C)、1,3−(CHCHCH
(C)及び1,4−(CHCHCH
(C)で示されるようなものであり、この際
式:−CHCH−、−CH(CH)−、−(CH
−、−(CH−、1,3−(CH
(C)、1,4−(CHCH
(C)、1,3−(CHCHCH(C
)及び1,4−(CHCHCH(C
)で示される基が有利であり、特に式−CHCH
−の基が有利である。
【0029】式(II)のオルガノポリシロキサン
(A)は末端基として平均65〜95モル%のR
(又は35〜5モル%のR基、有利にはメチル末端基)
を有する。これはa+bの平均の合計1.3〜1.9に
相当する。本発明の配合物の場合好ましくは種々のオル
ガノポリシロキサン(A)の混合物を使用する。
【0030】a+bの合計は有利には平均1.4〜1.
9である。
【0031】cは好ましくは10〜300、有利には1
5〜150の値の整数である。
【0032】dは好ましくは0又は1〜3の値の整数、
有利にはdは0である。
【0033】mは好ましくは5〜100、有利には10
〜70の値の整数である。
【0034】nは好ましくは0又は1〜20、有利には
4〜8の値の整数である。
【0035】本発明の配合物において好ましくは剥離力
を調節するアクリル(メタクリル)オキシ基を有するコ
ポリマー(B)は、分子量及び調節されたM/D/T/
Q−比に応じて、高粘性乃至固体の物質である。該コポ
リマーは成分(A)中では好ましくは可溶であり、成分
(B)の平均分子量は好ましくは500〜200000
である。
【0036】MQ樹脂においては、M−又はM
位:Q単位の比は好ましくは0.5〜1.5 (M:Q
=0.5:1.0〜1.5:1.0)である。
【0037】MT樹脂においては、M−又はM
位:T−又はT単位の比は好ましくは0.2〜1.
1(M:T=0.2:1.0〜1.1:1.0)であ
る。
【0038】MTQ樹脂においては、M−又はM
位:T−又はT単位及びQ単位の合計の比は、好ま
しくは0.5〜1.5(M:(T+Q)=0.5:1.
0〜1.5:1.0)であり、T−又はT単位:M
−又はM単位の比は好ましくは0.05〜0.6
(T:M=0.05〜1.0〜0.6:1.0)であ
る。
【0039】MDQ樹脂においては、M−又はM
位:D−又はD単位及びQ単位の合計の比は、好ま
しくは0.2〜1.2(M:(D+Q)=0.2:1.
0〜1.2:1.0)であり、D−又はD単位:M
−又はM単位の比は、好ましくは0.1〜20.0
(D:M=0.1:1.0〜20.0:1.0)であ
る。
【0040】本発明の配合物の場合、有利にはM
Q樹脂を使用する。
【0041】本発明の配合物の場合、成分(B)は、成
分(B):成分(A)の比が好ましくは0.05〜0.
9(B:A=0.05:1.0〜0.9:1.0)であ
るような量で使用する。
【0042】コポリマー(B)は、有利にはドイツ国特
許出願公開第4216139号明細書(Wacker−
Chemie GmbH、1993年11月18日公
開)又は相応の米国特許第5,548,053号明細書
に記載された方法により製造する。
【0043】この場合第1工程では、式: R SiOR (III) で示される少なくとも1種のシラン及び/又はその水解
物R SiOR (式中Rは同じか又は異なっていてもよくかつR又は
と同じものを表し、Rは同じか又は異なっていて
もよく、1価の有機基を表し、Rはアルキル基を表
す)及び式: Si(OR (IV) で示される少なくとも1種のシラン及び/又はその部分
水解物(ここでRはこれに関する上記のものを表す)
ならびに場合により、式: RSi(OR (V) のシラン及び/又はその部分水解物(R、R及びR
はこれに関する上記のものを表す)及び式: (RSiO)b (VI) (bは3〜8の値の整数でありかつR及びRはこれ
に関する上記のものを表す)で示されるオルガノ(ポ
リ)シロキサン及びそれらの混合物の群から選択された
有機ケイ素化合物を、酸の存在で水と反応させ、生じた
アルコールを少なくとも部分的に留去し、第2工程で
は、第1工程で得られた均質な反応物質を、塩基及び少
なくとも、均質な反応物質を得るために十分なような量
の水不溶性有機溶剤の存在で反応させ、水及びアルコー
ルを留去し、第3工程で、第2工程で得られた均質な反
応物質を酸で中和し、場合によりなお存在する水及びア
ルコールを留去し、中和から生じた沈殿塩を除去し、か
つ場合により第4工程で、第3工程で得られた均質な反
応物質から水不溶性有機溶剤を除去する。
【0044】式(V)のシランの例は、トリエトキシシ
ランとアルク(Alk)−2−イン−ジアクリレート
(メタクリレート)との付加生成物である(実施例参
照:アクリレート(メタクリレート)基を有するコポリ
マー(B)の前駆体の製造)。
【0045】Si結合水素を有するMQ樹脂は例えば、
ドイツ国特許出願公開第19545363号明細書(W
acker−Chemie GmbH、1997年6月
12日公開)に記載された方法により得ることができ
る。
【0046】この場合、有利には上記のドイツ国特許出
願公開第4216139号明細書に記載された方法(実
施例参照)により製造されたMQ樹脂を、酸性触媒の存
在で有利には20〜150℃、特に有利には30〜90
℃の温度で周囲大気の圧力で、使用されるMQ樹脂に対
して好ましくは1〜50重量%、有利には1〜25重量
%の量の、式: HR SiOR H で示されるジシロキサンと反応させ、反応の終了後酸性
触媒を除去する。
【0047】使用される酸性触媒の例は、リュイス酸、
例えばBF、AlCl、FeCl及びリンニトリ
ル塩化物、ブレーンステズ酸、例えば塩酸、硫酸、リン
酸、酢酸及びp−トルエンスルホン酸、ならびに酸性イ
オン交換体、例えば、ゼオライト及び酸活性化漂布土
(Bleicherde)であり、有利には酸活性化漂
布土である。
【0048】酸性触媒は、使用される有機ケイ素化合物
の全重量に対して好ましくは0.5〜20重量%、有利
には1〜15重量%の量で使用する。
【0049】反応の終了後、触媒は、それが反応物質中
に不溶の触媒、例えば酸活性化漂布土である場合には、
濾過によって反応物質から分離する。他の場合には触媒
は、中和及び生じた塩の次ぎの濾過によって反応物質か
ら除去する。いずれの場合にも次ぎに、好ましくは50
〜160℃の温度及び30〜60hPaで、有利には1
00〜150℃及び50〜500hPaで濾液から低揮
発性の成分を除去する。
【0050】アクリル(メタクリル)オキシ基を有する
有機ケイ素化合物(A)及び(B)は、有利にはドイツ
国特許出願公開第19641067号明細書(Wack
er−Chemie GmbH、1998年4月9日公
開)に記載された方法により製造するが、この場合は一
般式:
【0051】
【化5】
【0052】〔式中R、R、R及びzはこれらに
関する上記のものを表す〕で示されるアルコキシル化ア
ルク−2−イン−ジアクリレート(メタクリレート)−
1,4を、Si結合水素の脂肪族多重結合への付加を促
進する触媒ならびに重合抑制剤の存在でSi結合水素を
有する有機ケイ素化合物と反応させる、但しアルコキシ
ル化アルク−2−イン−ジアクリレート(メタクリレー
ト)−1,4をSi結合水素を有する有機ケイ素化合物
中のSi結合水素1グラム原子当り1.01〜1.5モ
ル、有利には1.01〜1.2モルの量で使用すること
を条件とする。
【0053】アルコキシル化アルク−2−イン−ジアク
リレート(メタクリレート)−1,4は、従来の技術水
準からの一般的方法により製造することができる:この
場合アルコキシル化アルキンジオール、例えばエトキシ
ル化ブト−2−イン−ジオール−1,4は酸性触媒下で
アクリル酸でエステル化される。反応水は共沸的に除去
する。
【0054】Si結合水素の脂肪族多重結合への付加を
促進する触媒、いわゆるヒドロシリル化触媒は当業者に
周知であり、同触媒の例及びその使用量は冒頭に挙げた
米国特許第5,593,787号明細書に記載されてい
る。
【0055】重合開始剤としては、好ましくはフェノー
ル性安定剤、例えばクレゾール−又はヒドロキノン誘導
体、例えばビス−(t−ブチル)−クレゾール、2,5
−ジ−t−ブチル−ヒドロキノン又はヒドロキノンのモ
ノメチルエーテル又はフェノチアジンを、アルコキシル
化アルキンジアクリレート及び有機ケイ素化合物の全重
量に対して好ましくは0.001〜1重量%、有利には
0.002〜0.5重量%の濃度で使用する。
【0056】本発明の放射線硬化性配合剤中で使用する
ための適当な光重合開始剤(C)は、場合により置換さ
れたアセトフェノン、プロピオフェノン、ベンゾフェノ
ン、アントラキノン、ベンジル、カルバゾール、キサン
トン、チオキサントン、フルオレン、フルオレノン、ベ
ンゾイン、ナフタリンスルホン酸、ベンズアルデヒド及
び桂皮酸である。
【0057】光重合開始剤の例は、フルオレノン、フル
オレン、カルバゾール;アセトフェノン;置換されたア
セトフェノン、例えば3−メチルアセトフェノン、2,
2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、4−メ
チルアセトフェノン、3−ブロモアセトフェノン、4−
アリルアセトフェノン、p−ジアセチルベンゼン、p−
t−ブチルトリクロロアセトフェノン;プロピオフェノ
ン;置換されたプロピオフェノン、例えば1−[4−
(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリンプロパノン
−1;ベンゾフェノン;置換されたベンゾフェノン、例
えばミヒラーケトン、3−メトキシベンゾフェノン、
4,4−ジメチルアミノベンゾフェノン、4−メチルベ
ンゾフェノン、4−クロロベンゾフェノン、4,4−ジ
メトキシベンゾフェノン、4−クロロ−4−ベンジルベ
ンゾフェノン;キサントン;置換されたキサントン、例
えば3−クロロキサントン、3,9−ジクロロキサント
ン、3−クロロ−8−ノニルキサントン;チオキサント
ン;置換されたチオキサントン、例えばイソプロピルチ
オキサントン;アントラキノン;置換されたアントラキ
ノン、例えばクロロアントラキノン及びアントラキノン
−1,5−ジスルホン酸二ナトリウム塩;ベンゾイン;
置換されたベンゾイン、例えばベンゾインメチルエーテ
ル;ベンジル;2−ナフタリンスルホニル塩化物;ベン
ズアルデヒド;桂皮酸である。特にオリゴ(2−ヒドロ
キシ−2−メチル−1−(4−(1−メチルビニル)フ
ェニル)プロパノンが有利である。
【0058】光重合開始剤(C)は、本発明の配合物中
で架橋すべき有機ケイ素化合物(A)及び(B)の全重
量に対して好ましくは0.01〜10重量%、有利には
0.5〜5重量%の量で使用する。
【0059】本発明の配合物は重合抑制剤を含有するこ
とができる。操作を改善するという理由から、、例えば
使用できる配合物の早期の架橋をその貯蔵中に防止する
ために、本発明の配合物に少量の防止剤を加えるのが有
利である。場合により使用される防止剤の例は、従来も
ラジカル的に進行するプロセスで使用される慣用のすべ
ての防止剤、例えばヒドロキノン、4−メトキシフェノ
ール、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール
又はフェノチアジンである。防止剤は、好ましくは架橋
すべきオルガノポリシロキサン(A)の全重量に対して
10〜10000ppm、特に有利には50〜1000
ppmの量で使用する。
【0060】場合によりさらに、モノ−、ジ−及びオリ
ゴアクリレート(メタクリレート)(D)又はそれらの
混合物を、架橋すべきオルガノポリシロキサン(B)の
全重量に対して好ましくは0.1〜30重量%の量で加
えてもよいが、これは有利ではない。
【0061】本発明の配合物の場合により使用される成
分(D)は、少なくとも商業的に得られる官能化又は非
官能化アクリレート(メタクリレート)、ジアクリレー
ト(メタクリレート)、又はオリゴアクリレート(メタ
クリレート)又は水溶性又は水不溶性であってよいそれ
らの混合物である。
【0062】非官能化モノアクリレート(メタクリレー
ト)の例は、メチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、ブチルアクリレート、メチルメタクリレート、シク
ロヘキシルアクリレート、イソボルニルアクリレート、
ラウリルアクリレート、ステアリルアクリレート、エチ
ルヘキシルアクリレート、トリデシルアクリレート、イ
ソオクチルアクリレートである。
【0063】官能化モノアクリレート(メタクリレー
ト)の例は次ぎの通りである:ペルフルオロラルキルエ
チルアクリレート(Fluowet AC 812、H
oechst AG)、2−アクリルアミド−2−メチ
ル−1−プロパンスルホン酸(Lubrizol)、2
−アクリロイルオキシエチル水素フタレート(Visc
oat 2000、Siber−Hegner Gmb
H)、β−アクリロイルオキシエチル水素スクシネート
(ASA、Siber−Hegner GmbH)、ア
クリロイルオキシエチルリン酸(Lightester
PA、Toagosei) 2−アクリロイルオキシプロピル水素フタレート(Vi
scoat 2100、Siber−Hegner G
mbH)、アクリル酸−(3−スルホプロピル)−エス
テルカリウム塩、イタコン酸−ビス−(3−スルホプロ
ピル)−エステル−二カリウム塩、N,N−ジメチル−
N−メタクリルオキシエチル−N−(3−スルホプロピ
ル)アンモニウムベタイン、2−カルボキシエチルアク
リレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−エ
チルチオエチルメタクリレート、アクリルアミド、2−
アクリルアミド−2−メトキシ酢酸メチルエステル、ア
クリルニトリル、(2−(アクリルオキシ)−エチル)
−(4−ベンゼン−ベンジル)−ジメチル−アンモニウ
ムブロミド、アクリル酸−(2−ヒドロキシエチルエス
テル)、アクリルオキシジメチルブチロラクトン、アク
リル酸、メトキシポリエチレングリコール−400−ア
クリレート、ノニルフェノールエトキシレートアクリレ
ート(N−117E、Siber−Hegner)、ノ
ニルフェノールジエトキシレートアクリレート、フェノ
キシジエチレングリコールアクリレート、フェノキシエ
チルアクリレート、ジメチルアミノエチルアクリレー
ト、ジメチルアミノエチルアクリレートメチルクロリド
塩、グリシジルアクリレート、フェノキシポリエチレン
グリコールアクリレート、2,2,3,3−テトラフル
オロプロピルアクリレート、メトキシポリエチレングリ
コール−1000−メタクリレート、テトラヒドロフル
フリルアクリレート、カプロラクトンアクリレート、2
(2−エトキシエトキシ)エチルアクリレート、2−ア
クリルアミドグリコール酸。
【0064】非官能化ジアクリレート(メタクリレー
ト)の例は次ぎの通りである:ヘキサンジオールジアク
リレート、ブタンジオールジアクリレート、GX−83
70(Siber−Hegner社)、1,3−ブタン
ジオールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジ
アクリレート。
【0065】官能化ジアクリレート(メタクリレート)
の例は次ぎの通りである:2−ヒドロキシ−1−アクリ
ルオキシ−3−メタクリレート、2,2−ジメチルプロ
ピオン酸−2,2−ジメチルプロパン−エステルジアク
リレート、ペンタエリトリトールジアクリレートモノス
テアレート、ポリエチレングリコール−400−ジアク
リレート、ポリエチレングリコール−300−ジアクリ
レート、ポリプロピレングリコール−400−ジアクリ
レート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ポ
リプロピレングリコール−700−ジアクリレート、
2,2−ビス−[4−アクリルオキシジエトキシ)]−
フェニルプロパン、トリエチレングリコールジアクリレ
ート、トリプロピレングリコールジアクリレート、SR
349(Sartomer社)、ポリエチレングリコー
ル−600−ジアクリレート、プロポキシル化ネオペン
チルグリコールジアクリレート。
【0066】非官能化オリゴアクリレート(メタクリレ
ート)の例はトリメチロールプロパントリアクリレート
である。
【0067】官能化オリゴアクリレート(メタクリレー
ト)の例は次ぎの通りである:M−325(Siber
−Hegner社)、ペンタエリトリトールペンタ−及
びヘキサアクリレート、A−TMMT(Siber−H
egner社)、テトラメチロールメタントリアクリレ
ート、トリメチロールメタノールトリアクリレート、ト
リメチロールプロパンエトキシレートトリアクリレー
ト、トリス(アクリロイルオキシエチル)ホスフェー
ト、トリス(2−ヒドロキシエチル)−イソシアヌレー
ト−トリアクリレート、エトキシル化トリメチロールプ
ロパントリアクリレート、プロポキシル化トリメチロー
ルプロパントリアクリレート、プロポキシル化グリセリ
ルトリアクリレート、Di−トリメチロールプロパンテ
トラアクリレート、ジペンタエリトリトールペンタアク
リレート、エトキシル化ペンタエリトリトールテトラア
クリレート。
【0068】成分(D)は1種のアクリレート化合物又
は2種以上のアクリレート化合物の混合物から成ってい
てよい。
【0069】本発明の放射線硬化性配合物は、好ましく
は光、有利には紫外線によって架橋され、この際200
〜400nmの範囲の波長を有する光が有利である。紫
外線は例えばキセノン灯、水銀低圧−、水銀中圧−、水
銀高圧ランプ又はエキシマーランプで発生させることが
できる。また光による架橋のためには、400〜600
nmの波長を有する光、つまりいわゆる“ハロゲン光”
も適当である。
【0070】しかしまた本発明の配合物の架橋のために
適当なエネルギー源は、エックス線、ガンマー線又は電
子線であるか又は少なくとも2種類のこのような線の同
時使用であってもよい。高エネルギー放射線に加えて、
熱供給(赤外線による熱供給も含む)を適用してもよ
い。しかしこのような熱供給は決して必要でなく、好ま
しくはエネルギー経費を低減するために行われない。
【0071】本発明の被覆、有利には粘着性物質を拒絶
する被覆が施されうる支持体の例は、紙、木材、コル
ク、プラスチックシート、例えばポリエチレンシート又
はポリプロピレンシート、セラミック物体、ガラス(ガ
ラス繊維も包含)、金属、厚紙(アスベスト製のものも
含む)及び天然又は合成有機繊維から成る織布及び不織
布の支持体である。上記のポリエチレンはそれぞれ高圧
法ポリエチレン、中圧法ポリエチレン又は低圧法ポリエ
チレンである。紙は、低品質の紙種、例えば吸収性の紙
(粗製クラフト紙、つまり化学薬品及び/又は高分子天
然物質で前処理してない、重量60〜150g/m
クラフト紙も含む)、無サイズ紙、叩解度の低い紙、木
材を含む紙、しゅす仕上げ又は機械仕上げを施してない
無光沢紙、その製造の際に乾燥つや出しシリンダーの使
用によって他の面倒な方法なしに片面が平滑になってい
て、“片面機械仕上げ光沢紙(einseitig m
aschinenglatte Papiere)”と
称される紙、未被覆紙又は古紙から製造された紙、いわ
ゆる再生紙である。しかしまた本発明で処理すべき紙
は、もちろん高品質の紙種、例えば低吸収性紙、サイズ
紙、叩解度の高い紙、木材不含の紙、しゅす仕上げ又は
機械仕上げを施した光沢紙、パーチメント紙(Perg
aminpapiere)、硫酸紙又は前被覆紙であっ
てもよい。また厚紙も高品質又は低品質であってよい。
【0072】本発明の配合物は、例えば剥離紙、被覆紙
及びあい紙(例えばキャストフィルム又は化粧板又はポ
リウレタンフォームも含む発泡材料の製造の際に使用さ
れるあい紙も含む)の製造のために適当である。また本
発明の配合物は、例えば自己粘着性テープ又は自己粘着
性シートの裏面又は自己粘着性ラベルの文字のある側の
仕上げのための剥離紙、被覆紙及びあい紙の製造のため
に適しいている。また本発明の配合物は、粘着性物質、
例えば接着剤、粘着性の食品、例えばケーキ、ハチミ
ツ、ボンボン及び肉;ビチュウメン、アスファルト、脂
肪処理材料及び生ゴムの貯蔵及び/又は輸送のために特
定されている包装材料、例えば紙、厚紙箱、金属シート
及び繊維、例えば厚紙、プラスチック、木材又は鉄から
成る包装材料の仕上げにも適当である。本発明の配合物
を使用するための他の例は、いわゆる“転写法”の場合
の感圧接着層を転写するための支持体の仕上げである。
【0073】本発明の配合物は、オフライン(off−
line)法ならびにインライン(in−line)法
により剥離紙に結合された自己粘着性材料を製造するた
めに適している。
【0074】被覆すべき支持体上への、光による照射に
よって架橋可能の本発明の配合物の塗布は、液状物質か
らの被覆の製造にとって適当で、任意の周知の方法で、
例えば浸漬、はけ塗り、流延、噴霧、ロール塗布、例え
ばオフセットグラビア被覆装置を用いる印刷、ドクター
塗布又はナイフ塗布によって行うことができる。多ロー
ル塗布システム(Mehrwalzenauftrag
ssysteme)が有利である。
【0075】本発明の放射線硬化性被覆は、多くの粘着
性物質と比べて活発な剥離(Zippy−Releas
e)が起きないという利点を有する。また本発明の配合
物は低粘度を有しかつ高い摩擦下でも曇化問題(mis
ting−Probleme)を起こさないという利点
も有する。本発明の配合物は多くの支持体上で良好な流
展性を有する。さらに目的に合わせて調節可能の機能密
度(Funktionsdichte)及びM−、D
−、T−、Q−含分によって種々の剥離力の段階が調節
可能でありかつ該配合物は相互に良好に混和可能であ
る、という利点もある。
【0076】本発明の配合物は、高い硬化速度を有しか
つ入手できる大部分の光重合開始剤が該配合物中での良
好な溶解度を有しかつ同配合物が良好な支持体付着力を
有するという利点を有する。
【0077】本発明のアクリル(メタクリル)オキシ基
を有するコポリマーはさらに塗料中の添加物として使用
することもできる。
【0078】
【実施例】アクリレート(メタクリレート)基を有する
コポリマー(B)の前駆体の製造:アクリレート基当た
り平均3個のエチレンオキシド反復単位を有するエトキ
シル化ブチンジオールジアクリレート765.5g
(1.7モル)を、撹拌及びエトキシル化ブチンジオー
ルジアクリレートに対して40ppmのフェノチアジン
での窒素堆積(Stickstoffueberlag
erung)下で90℃に温度調節する。次ぎにトルエ
ン中に溶かしたジビニルテトラメチルジシロキサン白金
(0)錯体の、白金含量2.76重量%(元素白金を基
準とする)を有する溶液3.78gを加える。したがっ
てすべての出発物質に対しては100ppmの白金が含
有されている。
【0079】3時間以内に90℃で水素トリエトキシシ
ラン279g(1.7モル)を滴加する。この滴加後に
さらに1時間90℃で撹拌し、次ぎに高真空で90℃で
30分撹拌下に一定重量になるまで加熱する。
【0080】冷却後に生成物を濾過する。25℃での粘
度65mm/sを有する褐色油状物(VP 1)10
34g(理論値の99%)が得られる。
【0081】アクリレート(メタクリレート)基を有す
るコポリマー(B)の製造: CAR 1:テトラエトキシシラン22.0kg(10
5.6モル)、ヘキサメチルジシロキサン10kg(6
1.6モル)及び前駆体VP1(その製造は前記した)
4.4kg(7.16モル)に、撹拌下に蒸留水5.1
kg及び20%塩酸水溶液19.6gを加えた。その後
60℃に温度調節して、3時間撹拌する。反応時間が完
了したら、加熱して100℃にし、3時間にわたって留
出物11.7kgを除去する。
【0082】反応溶液が65℃に冷却したら、トルエン
13.7kg(148.9モル)を加え、かつ25%水
酸化ナトリウム水溶液73.2gを少しづづ加える。そ
こで再び反応溶液を100℃に温度調節し、留出物1
0.8kgを2.5時間にわたって除去する。300ミ
リバールの真空の適用後にさらに30分にわたって留出
物3.8kgを除去する。反応混合物を50℃に冷却
し、20%塩酸水溶液54gを加える。次ぎに100℃
での1.9kgの別の蒸留を230ミリバールの真空で
40分間行う。反応溶液が室温に冷却したら、さらにト
ルエン18.2kg(197.8モル)を加え、混合物
を濾過する。25℃での粘度4.17mm/sを有す
る褐色の透明溶液43.6kgが得られる。この溶液
に、一般式: G−SiMe2O(SiMe2O)13SiMe2−G (Me=メチル基) 〔式中Gは式:
【0083】
【化6】
【0084】で示される基である〕のポリジメチルシロ
キサン(平均鎖長15、末端のジアクリレート官能基及
び25℃での粘度110mm/sを有する)21.8
kgを加える。次ぎに同溶液を110℃で高真空で一定
重量まで濃縮し、濾過する。25℃での粘度940mm
/sを有する透明な褐色油状物(CRA1)41.8
kgが得られる。これはMQ樹脂である。
【0085】CRA 2:テトラエトキシシラン800
g(3.84モル)、ヘキサメチルジシロキサン471
g(2.9モル)及び前駆体VP1(この製造は上記の
通り)160g(0.26モル)に、撹拌下で蒸留水1
87g及び20%塩酸水溶液0.71gを加える。次ぎ
に60℃に温度調節して、2時間撹拌する。反応時間の
終了後に加熱して82℃にし、留出物450gを1.5
時間にわたって除去する。反応溶液が60℃に冷却した
ら、トルエン498g(5.41モル)及び25%水酸
化ナトリウム水溶液2.2gを加える。次ぎに反応溶液
を93℃に温度調節し、425gを1.5時間にわたっ
て除去する。600ミリバールの真空をかけた後さらに
30分間留出物485gを除去する。反応混合物を55
℃に冷却し、20%塩酸水溶液1.9gを加える。次い
で69℃で600ミリバールの真空で30分間さらに2
1gの蒸留を行う。反応溶液が室温に冷却したらさらに
トルエン578g(6.28モル)を加え、この混合物
を濾過する。25℃での粘度2.89mm/sを有す
る褐色の透明溶液1.67kgが得られる。
【0086】この溶液に、CRA1の製造で上記した、
平均鎖長15及び25℃での粘度115mm/sを有
するα,ω−ジアクリル化ポリジメチルシロキサン0.
56kgを加える。次ぎに同溶液を110℃で高真空で
一定重量になるまで濃縮し、濾過する。25℃での粘度
1130mm/sを有する透明な褐色油状物(CRA
2)1.33kgが得られる。これはMQ樹脂
である。
【0087】CRA 3:Si結合水素含分0.054
重量%及びM/Q比=0.85/1を有する、Si結合
水素原子を有するMQ樹脂100.8gを、トルエン1
00g(1.09モル)中に溶かし、アクリレート基当
り平均3個のエチレンオキシド反復単位を有する、エト
キシル化ブチンジオールジアクリレート24.7g(5
4モル)を加える。反応混合物を窒素雰囲気下で100
℃に温度調節し、トルエン中に溶かしたジビニルテトラ
メチルジシロキサン白金(0)錯体の1%(元素白金を
基準とする)溶液1.5gを加える。次ぎに100℃で
2時間撹拌し、濾過する。
【0088】この溶液に、CRA1の製造で上記した、
平均鎖長15及び25℃での粘度110mm/sを有
するα,ω−ジアクリル化ポリジメチルシロキサン12
1gを加える。次ぎに同溶液を100℃で高真空で一定
重量になるまで濃縮し、濾過する。25℃での粘度69
20mm/sを有する透明な褐色油状物(CRA3)
241gが得られる。これはMQ樹脂である。
【0089】例1〜4:完成配合物を、上記のCRA1
〜3と平均鎖長15及び25℃での粘度110mm
sを有するα,ω−ジアクリル化ポリジメチルシロキサ
ン(SA 1)又は平均鎖長60及び25℃での粘度3
10mm/sを有するα,ω−ジアクリル化ポリジメ
チルシロキサン(SA 2)とを第1表に記載された量
比で混合することによって製造する。α,ω−ジアクリ
ル化ポリジメチルシロキサンSA1及びSA2は一般
式: G−SiMe2O(SiMe2O)13SiMe2−G (Me=メチル基) 〔式中Gは式:
【0090】
【化7】
【0091】で示される基であり、tは平均13(SA
1)又は58(SA2)を表す〕に該当する。
【0092】次ぎのすべての配合物(第1表参照)は、
2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−
1−オン(Darocur 1173、Giba Ge
igy社)2重量%が加えられており、黄色〜褐色の透
明混合物である。完成配合物をガラス棒でUCB社製の
ポリプロピレンシート上に約3μmの層厚で塗布し、残
余酸素30ppmの窒素雰囲気中でFusion社製の
300系列(300er−Serie)のH−ランプ下
で30℃で2秒間硬化させる。剥離値を測定するために
は、幅25mmの種々の接着テープ、詳しくはアクリレ
ート接着剤の被覆された接着テープ(tesa 747
5の名称下で市販されている)ならびにゴム接着剤の被
覆された接着テープ(tesa 7476の名称下で市
販されている)を使用する。
【0093】不粘着性を測定するために前記の接着テー
プを硬化されたシリコーン上にロールで施し、次ぎに7
0℃で60g/cmの重量下に置く。24時間後にそ
れぞれの接着テープを30cm/minの速度で180
°の剥離角でシリコーンから引離すために必要な力を測
定する。この力を剥離力と称する。一般的試験手順は大
体においてフィナート試験法(Finat−Testm
ethode)No.10に従う。結果は第1表にまと
めてある。
【0094】
【表1】
【0095】例5〜7:完成配合物を、上記のCRA1
〜3とα,ω−ジアクリル化ポリジメチルシロキサンS
A 1又はSA 2(例1〜4参照)とを第2表に記載
された量比により混合することによって製造する。次ぎ
のすべての配合物にはそれぞれ2−ヒドロキシ−2−メ
チル−1−フェニルプロパン−1−オン(Darocu
r 1173、Ciba Geigy社)2重量%を加
えてある。第2表に挙げた支持体に完成配合物を例1〜
4で記載したように被覆する。
【0096】摩擦落ちを測定するために、被覆された支
持体を親指と人さし指でぴんと張る。次ぎに緊張した支
持体を別の手の指で強い圧力をかけて一気に数回あちこ
ち摩擦する。シリコン被膜が支持体表面上に不良に付着
している場合には、シリコーン被膜の一部分が摩擦落ち
する。この摩擦落ちは1〜6の評点の強さに従って判定
されるが、この際完全に無傷な表面は評点1で評価され
る。
【0097】結果は第2表にまとめてある。
【0098】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 4/06 C09D 4/06 155/00 155/00 (72)発明者 リヒャルト ヴァイドナー ドイツ連邦共和国 ブルクハウゼン ライ ザー−シュトラーセ 12 (72)発明者 ゲールハルト プライナー ドイツ連邦共和国 ブルクハウゼン カー ル−グロス−シュトラーセ 17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)一般式: R1 xR3-xSiO(R2SiO)m(SiRR1O)nSiR3-xR1 x (I)及び/又は R1 aR3-aSiO(R2SiO)c[R2Si-Y-SiR2O(R2SiO)c]dSiR3-bR1 b (II) 〔式中Rは同じか又は異なっていてもよく、末端位の脂
    肪族炭素−炭素−多重結合を含まずかつ各基に炭素原子
    1〜18個を有し、置換されていてもよい1価の炭化水
    素基及び式−O−R´(R´は各基に1〜12個の炭素
    原子を有する1価の炭化水素基又は水素原子を表す)の
    基を表し、Rは式: 【化1】 (式中zは1〜10の値の整数である)で示される基で
    あり、 Rは水素原子又はメチル基を表し、 Rは各基に1〜6個の炭素原子を有する線状又は枝分
    れアルキレン基を表し、 Rは各基に1〜6個の炭素原子を有する線状又は枝分
    れアルキレン基を表し、 mは0又は1〜200の値の整数であり、 nは0又は1〜200の値の整数であり、 xは0又は1であり、但し、式(I)には1分子当り少
    なくとも1個のRが含まれていることを条件とし、 yは末端位の脂肪族炭素−炭素−多重結合を含まない2
    価の有機基を表し、 aは0又は1であり、 bは0又は1であり、但し、式(II)において1分子
    当りのa+bの合計は1又は2、平均1.3〜1.9で
    あることを条件とし、 cは1〜1000の値の整数であり、 dは0又は1〜10の値の整数である〕で示されるアク
    リル(メタクリル)オキシ基を有する線状オルガノポリ
    シロキサン、 (B)次ぎのコポリマー: (B1)構造単位MQ及び/又はMQを有するMQ
    −コポリマー、 (B2)構造単位M及び/又はM及び/又
    はM及び/又はMを有するMT−コポリマ
    ー、 (B3)構造単位MQ及び/又はMQ及び
    /又はMQ及び/又はMQを有するMTQ
    −コポリマー及び (B4)構造単位MQ及び/又はMQ及び
    /又はMQ及び/又はMQを有するMDQ
    −コポリマー 〔ここでMはRSiO1/2単位であり、 MはRSiO1/2単位であり、 DはRSiO単位であり、 DはRRSiO単位であり、 TはRSiO3/2単位であり、 TはRSiO3/2単位であり、 QはSiO単位であり、 R及びRはこれに関する上記のものを表す〕 から成る群から選択されるアクリル(メタクリル)オキ
    シ基を有するコポリマー及び (C)光重合開始剤 及び場合により (D)有機モノ−、ジ−又はオリゴアクリレート(メタ
    クリレート)又はそれらの混合物を含有する放射線硬化
    性配合物。
  2. 【請求項2】 Rが式: 【化2】 (zは2〜8の値の整数である)で示される基である、
    請求項1記載の放射線硬化性配合物。
  3. 【請求項3】 コポリマー(B)が成分(A)中で可溶
    である、請求項1又は2記載の放射線硬化性配合物。
  4. 【請求項4】 コポリマー(B)がMQ樹脂又は
    Q樹脂(M 、M、T及びQは請求項1で
    記載したものを表す)である、請求項1から請求項3ま
    でのいずれか1項記載の放射線硬化性配合物。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項記載の配合物を架橋することによって製造した成形
    体。
  6. 【請求項6】 成形体が被覆である、請求項5記載の成
    形体。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項記載の配合物を支持体上に塗布し、高エネルギー放射
    線で照射することによって架橋することを特徴とする、
    被覆の製造方法。
  8. 【請求項8】 被覆が粘着性物質を拒絶する被覆であ
    る、請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 以下のもの: (B1)構造単位MQを有するMQ−コポリマー、 (B2)構造単位MT及び/又はM及び/又は
    を有するMT−コポリマー、 (B3)構造単位MQ及び/又はMQ及び
    /又はMQを有するMTQ−コポリマー及び (B4)構造単位MQ及び/又はMQ及び
    /又はMQを有するMDQ−コポリマー 〔ここでMはRSiO1/2単位であり、 MはRSiO1/2単位であり、 DはRSiO単位であり、 DはRRSiO単位であり、 TはRSiO3/2単位であり、 TはRSiO3/2単位であり、 QはSiO単位であり、 R及びRは請求項1でこれに関して記載したものを表
    す〕 から成る群から選択されるアクリル(メタクリル)オキ
    シ基を有するコポリマー(B)。
JP11199071A 1998-07-16 1999-07-13 放射線硬化性配合物、該配合物から架橋によって得られた成形体、被覆の製造方法及びアクリル(メタクリル)オキシ基を有するコポリマ― Pending JP2000044641A (ja)

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