JP2000028332A - 3次元計測装置及び3次元計測方法 - Google Patents
3次元計測装置及び3次元計測方法Info
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Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Measurement Of Optical Distance (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ターゲットレスでの計測を高精度で短時間に
実現し、高所作業の回避や計測作業の合理化及び各種評
価システムへの連結を容易とすることにある。 【解決手段】 計測対象物1に設定される複数の計測点
の3次元座標値を非接触かつ遠隔より自動計測する装置
であって、異なる2地点A,Bから前記計測点を含む画
像をそれぞれ撮影すると共に撮影方向をそれぞれ検出す
る画像計測機器6と、前記画像計測機器6により撮影さ
れた複数の画像及び前記撮影方向を蓄積する画像蓄積機
器7と、前記画像蓄積機器7に蓄積された複数の画像内
での計測点位置と、前記画像蓄積機器に蓄積された複数
の撮影方向とに基づいて、前記複数の計測点への方向ベ
クトルを算出し、当該ベクトルの交点として前記複数の
計測点の3次元座標値を検出する画像解析機器9とを備
えたことを特徴とする。
実現し、高所作業の回避や計測作業の合理化及び各種評
価システムへの連結を容易とすることにある。 【解決手段】 計測対象物1に設定される複数の計測点
の3次元座標値を非接触かつ遠隔より自動計測する装置
であって、異なる2地点A,Bから前記計測点を含む画
像をそれぞれ撮影すると共に撮影方向をそれぞれ検出す
る画像計測機器6と、前記画像計測機器6により撮影さ
れた複数の画像及び前記撮影方向を蓄積する画像蓄積機
器7と、前記画像蓄積機器7に蓄積された複数の画像内
での計測点位置と、前記画像蓄積機器に蓄積された複数
の撮影方向とに基づいて、前記複数の計測点への方向ベ
クトルを算出し、当該ベクトルの交点として前記複数の
計測点の3次元座標値を検出する画像解析機器9とを備
えたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元計測装置及
び3次元計測方法に関する。例えば、船舶、橋梁、ボイ
ラ、土木建築などの大型構造物を高精度に計測できるも
のである。
び3次元計測方法に関する。例えば、船舶、橋梁、ボイ
ラ、土木建築などの大型構造物を高精度に計測できるも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の大型構造物計測装置の1つの例に
係る3次元計測装置を図11に示す。同図に示すよう
に、この電子セオドライト型3次元計測機201は、電
子セオドライト(角度測定機器)及び光波測距装置(距
離測定機器)により構成され、計測対象点210に貼付
した専用反射ターゲット211への方向ベクトルsと斜
距離Lをそれぞれ検出する装置である。
係る3次元計測装置を図11に示す。同図に示すよう
に、この電子セオドライト型3次元計測機201は、電
子セオドライト(角度測定機器)及び光波測距装置(距
離測定機器)により構成され、計測対象点210に貼付
した専用反射ターゲット211への方向ベクトルsと斜
距離Lをそれぞれ検出する装置である。
【0003】即ち、計測本体部202には、計測機の水
平方向での向きを変化させるZ軸回転機構205、上下
方向への向きを変化させるX軸回転機構206を備え、
絶対精度3秒の回転位置決めが可能で、これらの情報か
ら方向ベクトルsを検出することができる。
平方向での向きを変化させるZ軸回転機構205、上下
方向への向きを変化させるX軸回転機構206を備え、
絶対精度3秒の回転位置決めが可能で、これらの情報か
ら方向ベクトルsを検出することができる。
【0004】さらに、計測本体部202には、望遠レン
ズ203が装着されており、遠方の対象点についても計
測可能としている。検出した3次元座標値はデータ表示
パネル204で確認できる。これらデータを3次元座標
演算機器で解析することで3次元座標値を得ることがで
きる。
ズ203が装着されており、遠方の対象点についても計
測可能としている。検出した3次元座標値はデータ表示
パネル204で確認できる。これらデータを3次元座標
演算機器で解析することで3次元座標値を得ることがで
きる。
【0005】従来の大型構造物計測装置の他の例に係る
3次元画像計測装置を図12に示す。まず、計測対争点
301に対し、異なる2つの計測地点302,303か
ら計測対象物を含む画像306,307をそれぞれ撮影
し、2枚の画像306,307内での計測点座標30
8,309を求める。
3次元画像計測装置を図12に示す。まず、計測対争点
301に対し、異なる2つの計測地点302,303か
ら計測対象物を含む画像306,307をそれぞれ撮影
し、2枚の画像306,307内での計測点座標30
8,309を求める。
【0006】これらのデータを画像解析機器310に入
力し、計測地点302,303から計測対象点301へ
向かう2つの方向ベクトルs,tを求め、さらに3次元
座標演算機器311に入力し、2つの方向ベクトルs,
tの交点として三角測量の原理から計測対象点の3次元
座標値を得る。但し、それぞれの画像306,307に
は計測対象物以外に、基準スケール310(3次元座標
値が既知の点を含むスケール)が映っている必要があ
る。
力し、計測地点302,303から計測対象点301へ
向かう2つの方向ベクトルs,tを求め、さらに3次元
座標演算機器311に入力し、2つの方向ベクトルs,
tの交点として三角測量の原理から計測対象点の3次元
座標値を得る。但し、それぞれの画像306,307に
は計測対象物以外に、基準スケール310(3次元座標
値が既知の点を含むスケール)が映っている必要があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図11に示す3次元計
測装置は、すべての計測対象点について安定かつ正確な
計測結果を得るため必ず専用反射ターゲット211を貼
付しなければならない。これにより、以下のような問題
点があった。
測装置は、すべての計測対象点について安定かつ正確な
計測結果を得るため必ず専用反射ターゲット211を貼
付しなければならない。これにより、以下のような問題
点があった。
【0008】(1)計測点には必ず反射ターゲットシー
トを貼付しなければならないため、貼付できない狭隘
部、空間部、高所部での計測ができない場合がある。 (2)一度に一点のみの計測しかできないため、計測点
数が多くなればなるほど計測時間が増大する。
トを貼付しなければならないため、貼付できない狭隘
部、空間部、高所部での計測ができない場合がある。 (2)一度に一点のみの計測しかできないため、計測点
数が多くなればなるほど計測時間が増大する。
【0009】(3)計測点がレーザ反射光を十分に受光
できない状況(天候不良時、反射ターゲットシート面に
対するレーザ入射角度が小さい時)では、直線距離の正
確な計測が困難となり3次元計測ができない場合があ
る。 (4)計測データからの大型構造物をイメージしづら
い。つまり計測後どの点を計測したのか、どの点との関
連性があるか等実物との対応が難しい。
できない状況(天候不良時、反射ターゲットシート面に
対するレーザ入射角度が小さい時)では、直線距離の正
確な計測が困難となり3次元計測ができない場合があ
る。 (4)計測データからの大型構造物をイメージしづら
い。つまり計測後どの点を計測したのか、どの点との関
連性があるか等実物との対応が難しい。
【0010】図12に示す3次元画像計測装置には、以
下のような問題点がある。 (1)セオドライト型3次元計測機と比較して計測精度
がカメラ解像度に依存するため、計測対象物が大きくな
ればなるほど精度が悪くなる。 (2)計測対象物全体形状を計測するには、各方向から
対象物を覆うように大量の画像を撮影しなければなら
ず、クレーンを使用した高所作業が発生し計測作業に危
険を伴う。
下のような問題点がある。 (1)セオドライト型3次元計測機と比較して計測精度
がカメラ解像度に依存するため、計測対象物が大きくな
ればなるほど精度が悪くなる。 (2)計測対象物全体形状を計測するには、各方向から
対象物を覆うように大量の画像を撮影しなければなら
ず、クレーンを使用した高所作業が発生し計測作業に危
険を伴う。
【0011】(3)予めカメラ撮影位置間でお互いの座
標系の相関係数(座標変換係数)を算出しなければなら
ず、3次元座標が既知である基点を複数もつ基準スケー
ル310が必要で、かつ各画像内に入らなければならな
い。 (4)撮影方法や撮影枚数によっては計測精度が不安定
となる場合がある。
標系の相関係数(座標変換係数)を算出しなければなら
ず、3次元座標が既知である基点を複数もつ基準スケー
ル310が必要で、かつ各画像内に入らなければならな
い。 (4)撮影方法や撮影枚数によっては計測精度が不安定
となる場合がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の請求項1に係る3次元計測装置は、計測対象物に設
定される複数の計測点の3次元座標値を非接触かつ遠隔
より自動計測する装置であって、異なる2地点から前記
計測点を含む画像をそれぞれ撮影すると共に撮影方向を
それぞれ検出する画像計測機器と、前記画像計測機器に
より撮影された複数の画像及び前記撮影方向を蓄積する
画像蓄積機器と、前記画像蓄積機器に蓄積された複数の
画像内での計測点位置と、前記画像蓄積機器に蓄積され
た複数の撮影方向とに基づいて、前記複数の計測点への
方向ベクトルを算出し、当該ベクトルの交点として前記
複数の計測点の3次元座標値を検出する画像解析機器と
を備えたことを特徴とする。
明の請求項1に係る3次元計測装置は、計測対象物に設
定される複数の計測点の3次元座標値を非接触かつ遠隔
より自動計測する装置であって、異なる2地点から前記
計測点を含む画像をそれぞれ撮影すると共に撮影方向を
それぞれ検出する画像計測機器と、前記画像計測機器に
より撮影された複数の画像及び前記撮影方向を蓄積する
画像蓄積機器と、前記画像蓄積機器に蓄積された複数の
画像内での計測点位置と、前記画像蓄積機器に蓄積され
た複数の撮影方向とに基づいて、前記複数の計測点への
方向ベクトルを算出し、当該ベクトルの交点として前記
複数の計測点の3次元座標値を検出する画像解析機器と
を備えたことを特徴とする。
【0013】上記課題を解決する本発明の請求項2に係
る3次元計測装置は、請求項1における前記画像計測機
器が、前記計測点の画像を捉えるための望遠カメラと、
前記計測点の周辺画像を捉えるための広角カメラを具備
することを特徴とする。
る3次元計測装置は、請求項1における前記画像計測機
器が、前記計測点の画像を捉えるための望遠カメラと、
前記計測点の周辺画像を捉えるための広角カメラを具備
することを特徴とする。
【0014】上記課題を解決する本発明の請求項3に係
る3次元計測装置は、請求項1における前記画像計測機
器が、電子セオドライト及び光波測距器よりなることを
特徴とする。
る3次元計測装置は、請求項1における前記画像計測機
器が、電子セオドライト及び光波測距器よりなることを
特徴とする。
【0015】上記課題を解決する本発明の請求項4に係
る3次元計測装置は、請求項3における前記画像解析機
器が、3次元位置が既知な2つの基点を含む画像をそれ
ぞれ撮影すると共に前記基点への方向ベクトルをそれぞ
れ検出し、前記画像計測機器が、前記基点の3次元位置
及び前記基点への方向ベクトルに基づいて、前記2地点
間の座標変換係数を算出することを特徴とする。
る3次元計測装置は、請求項3における前記画像解析機
器が、3次元位置が既知な2つの基点を含む画像をそれ
ぞれ撮影すると共に前記基点への方向ベクトルをそれぞ
れ検出し、前記画像計測機器が、前記基点の3次元位置
及び前記基点への方向ベクトルに基づいて、前記2地点
間の座標変換係数を算出することを特徴とする。
【0016】上記課題を解決する本発明の請求項5に係
る3次元計測装置は、請求項1において前記画像解析機
器が、前記画像計測機器及び画像蓄積機器にて採取した
多数の画像及び撮影方向を基に、前記計測点を関連付け
ることにより、前記計測対象物の全体画像を合成する機
能を具備することを特徴とする。
る3次元計測装置は、請求項1において前記画像解析機
器が、前記画像計測機器及び画像蓄積機器にて採取した
多数の画像及び撮影方向を基に、前記計測点を関連付け
ることにより、前記計測対象物の全体画像を合成する機
能を具備することを特徴とする。
【0017】上記課題を解決する本発明の請求項6に係
る3次元計測装置は、請求項5において前記画像解析機
器が、前記計測点に代えて、2直線の交点を関連付ける
ことを特徴とする。
る3次元計測装置は、請求項5において前記画像解析機
器が、前記計測点に代えて、2直線の交点を関連付ける
ことを特徴とする。
【0018】上記課題を解決する本発明の請求項7に係
る3次元計測方法は、計測対象物に設定される複数の計
測点の3次元座標値を非接触かつ遠隔より自動計測する
方法であって、異なる2地点から前記計測点を含む画像
をそれぞれ撮影すると共に撮影方向をそれぞれ検出し、
撮影された複数の画像内での計測点位置と、検出された
複数の撮影方向とに基づいて、前記複数の計測点への方
向ベクトルを算出し、当該ベクトルの交点として前記複
数の計測点の3次元座標値を検出することを特徴とす
る。
る3次元計測方法は、計測対象物に設定される複数の計
測点の3次元座標値を非接触かつ遠隔より自動計測する
方法であって、異なる2地点から前記計測点を含む画像
をそれぞれ撮影すると共に撮影方向をそれぞれ検出し、
撮影された複数の画像内での計測点位置と、検出された
複数の撮影方向とに基づいて、前記複数の計測点への方
向ベクトルを算出し、当該ベクトルの交点として前記複
数の計測点の3次元座標値を検出することを特徴とす
る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例に係る大型構造
物用3次元計測装置を図1に示す。図1に示すように、
船体ブロック1に対して、所定の位置に基点4,5が配
置されると共に二つの地点A又はBに移動可能な画像計
測機器6が配置されている。船体ブロック1は、本実施
例における計測対象物であり、複数の計測点が設定され
る。計測対象物としては、船体ブロック1以外にも、橋
梁、ボイラ、土木建築にも適用できる。基点4,5は、
3次元位置が既知であれば、船体ブロック1に設ける必
要はない。
物用3次元計測装置を図1に示す。図1に示すように、
船体ブロック1に対して、所定の位置に基点4,5が配
置されると共に二つの地点A又はBに移動可能な画像計
測機器6が配置されている。船体ブロック1は、本実施
例における計測対象物であり、複数の計測点が設定され
る。計測対象物としては、船体ブロック1以外にも、橋
梁、ボイラ、土木建築にも適用できる。基点4,5は、
3次元位置が既知であれば、船体ブロック1に設ける必
要はない。
【0020】画像計測機器6は、高精度の電子セオドラ
イト(角度測定装置)2及び光波測距器(距離測定装
置)3とから構成される。更に、画像計測機器6は、広
角カメラ10、望遠カメラ11として2つのCCDカメ
ラを装備している。即ち、計測機本体は、電子セオドラ
イト型3次元計測機に2つのCCDカメラ10,11を
装備したもので、Z軸回転機構12、X軸回転機構13
が利用できる。
イト(角度測定装置)2及び光波測距器(距離測定装
置)3とから構成される。更に、画像計測機器6は、広
角カメラ10、望遠カメラ11として2つのCCDカメ
ラを装備している。即ち、計測機本体は、電子セオドラ
イト型3次元計測機に2つのCCDカメラ10,11を
装備したもので、Z軸回転機構12、X軸回転機構13
が利用できる。
【0021】2つのCCDカメラ10,11は、モノク
ロで撮像素子41万画素の1/2インチ(64mm×
4.8mm)相当で有効画素数は768(水平)×49
4(垂直)、径17mmの小型サイズを採用している。
広角カメラ10のレンズは焦点距離7.5mm、望遠カ
メラ11のレンズは50倍レンズで焦点距離は約620
mmとしている。
ロで撮像素子41万画素の1/2インチ(64mm×
4.8mm)相当で有効画素数は768(水平)×49
4(垂直)、径17mmの小型サイズを採用している。
広角カメラ10のレンズは焦点距離7.5mm、望遠カ
メラ11のレンズは50倍レンズで焦点距離は約620
mmとしている。
【0022】望遠カメラ11は、計測点の画像を捉える
ためのカメラであり、広角カメラ10は計測点の周辺画
像を捉えるためのカメラである。広角カメラ10、望遠
カメラ11で取得した画像例を図4に示す。後述するよ
うに、広角カメラ10で撮影された画像を連続的に重複
させて合成することが可能である。これらのカメラで撮
影した画像信号はNTSC方式準拠の映像信号で出力さ
れる。
ためのカメラであり、広角カメラ10は計測点の周辺画
像を捉えるためのカメラである。広角カメラ10、望遠
カメラ11で取得した画像例を図4に示す。後述するよ
うに、広角カメラ10で撮影された画像を連続的に重複
させて合成することが可能である。これらのカメラで撮
影した画像信号はNTSC方式準拠の映像信号で出力さ
れる。
【0023】電子セオドライト2は、2つのCCDカメ
ラ10,11の水平方向の水平角、鉛直方向の高度角の
角度測定を行う装置である。電子セオドライト2は、絶
対精度3秒の位置決めが可能である。光波測距器3は、
光波により望遠カメラ11の光軸に沿った方向の距離を
計測する装置である。測定精度は、1Kmの範囲内で±
0.8mmである。
ラ10,11の水平方向の水平角、鉛直方向の高度角の
角度測定を行う装置である。電子セオドライト2は、絶
対精度3秒の位置決めが可能である。光波測距器3は、
光波により望遠カメラ11の光軸に沿った方向の距離を
計測する装置である。測定精度は、1Kmの範囲内で±
0.8mmである。
【0024】画像蓄積機器7は、前記画像計測機器6で
検出した角度情報、距離情報及び画像情報を蓄積する。
画像蓄積機器7で保存された各情報はカード型ハードデ
ィスクを介して、画像解析機器9へ入力される。
検出した角度情報、距離情報及び画像情報を蓄積する。
画像蓄積機器7で保存された各情報はカード型ハードデ
ィスクを介して、画像解析機器9へ入力される。
【0025】カメラ画像モニタ8は、広角カメラ10、
望遠カメラ11で撮影された画像を選択表示する。画像
解析機器9は、入力された情報を基に座標変換処理、画
像合成処理、対応点教示処理及びCADデータ生成処理
を行う。
望遠カメラ11で撮影された画像を選択表示する。画像
解析機器9は、入力された情報を基に座標変換処理、画
像合成処理、対応点教示処理及びCADデータ生成処理
を行う。
【0026】上記構成を有する本実施例に係る大型構造
物用3次元計測装置によれば、以下のようにして、計測
作業を行う。まず、地点Aに画像計測機器6を設置し
て、基点4、基点5についての3次元座標値を計測す
る。3次元座標値の算出方法は後述する。
物用3次元計測装置によれば、以下のようにして、計測
作業を行う。まず、地点Aに画像計測機器6を設置し
て、基点4、基点5についての3次元座標値を計測す
る。3次元座標値の算出方法は後述する。
【0027】次に、地点Aから、船体ブロック1におけ
る計測点を含む望遠画像、広角画像、カメラ方向を示す
水平角及び高度角をすべての計測点数分取得する。そし
て、データ取得が完了すれば、画像計測機器6を地点B
へ移動する。引き続き、地点Bでも同様に基点4、基点
5について、画像計測機器6を用いて3次元座標値を計
測する。
る計測点を含む望遠画像、広角画像、カメラ方向を示す
水平角及び高度角をすべての計測点数分取得する。そし
て、データ取得が完了すれば、画像計測機器6を地点B
へ移動する。引き続き、地点Bでも同様に基点4、基点
5について、画像計測機器6を用いて3次元座標値を計
測する。
【0028】また、地点Bで計測点が映る望遠画像、広
角画像、カメラ方向を示す水平角、高度角をすべての計
測点数分取得する。以上で現場での計測が完了となる。
計測したデータは画像蓄積機器7を通して画像解析機器
9へ入力する。画像解析機器9は、図5に示すブロック
図に従い、解析作業を行う。
角画像、カメラ方向を示す水平角、高度角をすべての計
測点数分取得する。以上で現場での計測が完了となる。
計測したデータは画像蓄積機器7を通して画像解析機器
9へ入力する。画像解析機器9は、図5に示すブロック
図に従い、解析作業を行う。
【0029】まず、図5に示すように、地点Aで取得し
た望遠画像21、カメラ方向角23、広角画像25と、
地点Bで取得した望遠画像22、カメラ方向角24、広
角画像26の情報を合成画像生成器27へ入力すること
によって、合成画像39,40を自動生成する。合成画
像の例を図6に示す。図6(a)は、地点Aでの広角画
像の合成結果を示し、図6(b)は地点Bでの広角画像
の合成結果を示す。図6に示すように、広角画像は計測
点(図中、×を入れて示す)の周辺画像を捕らえている
ため、計測点の関連付けを正確に行えば、連続的に重な
り合って全体的な画像となる。
た望遠画像21、カメラ方向角23、広角画像25と、
地点Bで取得した望遠画像22、カメラ方向角24、広
角画像26の情報を合成画像生成器27へ入力すること
によって、合成画像39,40を自動生成する。合成画
像の例を図6に示す。図6(a)は、地点Aでの広角画
像の合成結果を示し、図6(b)は地点Bでの広角画像
の合成結果を示す。図6に示すように、広角画像は計測
点(図中、×を入れて示す)の周辺画像を捕らえている
ため、計測点の関連付けを正確に行えば、連続的に重な
り合って全体的な画像となる。
【0030】引き続き、望遠画像21,22及びカメラ
方向角23,24を対応点教示器28へ入力し、画像上
での計測点位置を指示することで、計測点への方向ベク
トル29,30を得る。計測点への方向ベクトルの算出
方法は後述する。通常の対応点教示は、地点A,Bで取
得した望遠画像21,22について、計測点が重なりあ
うように関連付を教示することにより行う。但し、各画
像の計測点に特徴がない場合は、2直線の交点としての
教示も可能である。
方向角23,24を対応点教示器28へ入力し、画像上
での計測点位置を指示することで、計測点への方向ベク
トル29,30を得る。計測点への方向ベクトルの算出
方法は後述する。通常の対応点教示は、地点A,Bで取
得した望遠画像21,22について、計測点が重なりあ
うように関連付を教示することにより行う。但し、各画
像の計測点に特徴がない場合は、2直線の交点としての
教示も可能である。
【0031】その一例を図7に示す。図7(a)は地点
Aでの計測点教示を示し、図7(b)は地点Bでの計測
点教示を示す。例えば、図7(b)に示すように、教示
用直線53と教示用直線54の交点として教示点55を
求めるようにしても良い。2直線53,54の交点とし
ての教示方法では画像上での位置をサブピクセル単位ま
で検出でき計測精度向上に有効である。
Aでの計測点教示を示し、図7(b)は地点Bでの計測
点教示を示す。例えば、図7(b)に示すように、教示
用直線53と教示用直線54の交点として教示点55を
求めるようにしても良い。2直線53,54の交点とし
ての教示方法では画像上での位置をサブピクセル単位ま
で検出でき計測精度向上に有効である。
【0032】また、地点A,Bで取得した基点4及び基
点5の計測データ31,32,33,34を座標変換器
36へ入力して、2つの地点A,Bでの座標変換係数3
7を求める。座標変換係数37は、後述するように、カ
メラ撮影位置間でお互いの座標系を関係付けるものであ
る。
点5の計測データ31,32,33,34を座標変換器
36へ入力して、2つの地点A,Bでの座標変換係数3
7を求める。座標変換係数37は、後述するように、カ
メラ撮影位置間でお互いの座標系を関係付けるものであ
る。
【0033】計測データ31は、地点Aにおいて、基点
4を計測して取得したデータであり、計測データ32
は、地点Aにおいて、基点5を計測して取得したデータ
である。また、計測データ33は、地点Bにおいて、基
点4を計測して取得したデータであり、計測データ34
は、地点Bにおいて、基点5を計測して取得したデータ
である。
4を計測して取得したデータであり、計測データ32
は、地点Aにおいて、基点5を計測して取得したデータ
である。また、計測データ33は、地点Bにおいて、基
点4を計測して取得したデータであり、計測データ34
は、地点Bにおいて、基点5を計測して取得したデータ
である。
【0034】更に、対応点教示器28より出力された計
測点への方向ベクトル29,30と座標変換係数37を
三角測量演算機器35へ入力して3次元座標値を算出す
る。3次元座標値の算出方法は後述する。さらに各計測
点のお互いの関連情報を付加するCADデータ生成器4
1へ入力することで3次元CADデータ42を作成す
る。
測点への方向ベクトル29,30と座標変換係数37を
三角測量演算機器35へ入力して3次元座標値を算出す
る。3次元座標値の算出方法は後述する。さらに各計測
点のお互いの関連情報を付加するCADデータ生成器4
1へ入力することで3次元CADデータ42を作成す
る。
【0035】上述したように本実施例によれば、電子セ
オドライト型計測機にCCDカメラ10,11による画
像計測機能を加えることによって、ターゲットレスで高
精度(±10mm、10m×10m×10m)での計測
を短時間に実現し、高所作業の回避や計測作業の合理化
及び各種評価システムへの連結を容易とすることができ
る。
オドライト型計測機にCCDカメラ10,11による画
像計測機能を加えることによって、ターゲットレスで高
精度(±10mm、10m×10m×10m)での計測
を短時間に実現し、高所作業の回避や計測作業の合理化
及び各種評価システムへの連結を容易とすることができ
る。
【0036】特に、船体ブロック1のような大型構造物
の計測の場合、ターゲットシートが貼れない場合或いは
レーザ光波測距器で計測不可能な場合、基準スケールが
計測対象物付近に設置できない場合に用いて好適であ
る。また、これまで困難であった大型部材や製品の品質
管理の向上、組立作業の大幅合理化へのキー技術として
の利用など生産設備を革新できる計測装置である。
の計測の場合、ターゲットシートが貼れない場合或いは
レーザ光波測距器で計測不可能な場合、基準スケールが
計測対象物付近に設置できない場合に用いて好適であ
る。また、これまで困難であった大型部材や製品の品質
管理の向上、組立作業の大幅合理化へのキー技術として
の利用など生産設備を革新できる計測装置である。
【0037】〈3次元座標値の算出方法〉 (1)三角測量演算 異なる2地点におけるCCDカメラと任意の計測点pと
の幾何学モデルを図8に示す。図8に示すように、世界
座標系O−X−Y−Zにおいて、原点から二つのカメラ
位置までのベクトルをC1,C2、計測点pまでのベクト
ルをPとし、カメラから計測点pへの単位ベクトルをe
1,e2、カメラ位置から計測点pまでの距離をそれぞれ
l1,l2とする。
の幾何学モデルを図8に示す。図8に示すように、世界
座標系O−X−Y−Zにおいて、原点から二つのカメラ
位置までのベクトルをC1,C2、計測点pまでのベクト
ルをPとし、カメラから計測点pへの単位ベクトルをe
1,e2、カメラ位置から計測点pまでの距離をそれぞれ
l1,l2とする。
【0038】2台のCCDカメラ画像に相当する平面を
想定し、画像上に映る計測点をp'1,p'2と設定する。計
測点pを示すベクトルPは、原点から一方のカメラ位置
までのベクトルC1、このカメラ位置から計測点pまで
の距離l1及び計測点への単位ベクトルe1が既知であれ
ば、下記式(1)により、位置P1として求められる。
同様に、計測点pを示すベクトルPは、原点から他方の
カメラ位置までのベクトルC2、このカメラ位置から計
測点pまでの距離l2及び計測点pへの単位ベクトルe2
が既知であれば、下記式(2)により、位置P2として
求められる。
想定し、画像上に映る計測点をp'1,p'2と設定する。計
測点pを示すベクトルPは、原点から一方のカメラ位置
までのベクトルC1、このカメラ位置から計測点pまで
の距離l1及び計測点への単位ベクトルe1が既知であれ
ば、下記式(1)により、位置P1として求められる。
同様に、計測点pを示すベクトルPは、原点から他方の
カメラ位置までのベクトルC2、このカメラ位置から計
測点pまでの距離l2及び計測点pへの単位ベクトルe2
が既知であれば、下記式(2)により、位置P2として
求められる。
【0039】
【数1】
【0040】
【数2】
【0041】ここで、当然ながら、P=P1=P2である
から、式(1)(2)により、下式(3)が導かれる。
から、式(1)(2)により、下式(3)が導かれる。
【0042】
【数3】
【0043】更に、l1,l2について、式(3)を解く
と、式(4)が求められる。
と、式(4)が求められる。
【0044】
【数4】
【0045】よって2つのCCDカメラ位置C1,C2が
既知で、方向ベクトルe1,e2が各画像情報から求まれ
ば、式(4)、式(1)或いは式(2)を用いて計測点
pを示すベクトルP1(P2)が求まる。しかし、実際は
2つのCCDカメラ位置C1,C2及び方向ベクトル
e1,e2には測定誤差が含まれることから、必ずしもP
1=P2とならない。よって計測点pはベクトルP1,P2
の中点として求める。
既知で、方向ベクトルe1,e2が各画像情報から求まれ
ば、式(4)、式(1)或いは式(2)を用いて計測点
pを示すベクトルP1(P2)が求まる。しかし、実際は
2つのCCDカメラ位置C1,C2及び方向ベクトル
e1,e2には測定誤差が含まれることから、必ずしもP
1=P2とならない。よって計測点pはベクトルP1,P2
の中点として求める。
【0046】(2)方向ベクトルの算出 画像計測機器6の機械中心点及び望遠カメラの幾何モデ
ルを図9に示す。ここで、画像計測機器6の機械座標系
Oa−Xa−Ya−Zaは、鉛直上向きにZ aをとる。これ
は画像計測機器6の内部機能で常に鉛直上向きを基準に
設定できるためである。
ルを図9に示す。ここで、画像計測機器6の機械座標系
Oa−Xa−Ya−Zaは、鉛直上向きにZ aをとる。これ
は画像計測機器6の内部機能で常に鉛直上向きを基準に
設定できるためである。
【0047】カメラ座標系Ob−Xb−Yb−Zbは、カメ
ラの光軸r方向にYbをとる。画像撮像面は、Yb方向に
カメラ焦点距離fの地点の平面と定義する。画像撮像面
の中心位置C’は座標系Ob−Xb−Yb−Zbで(u0,
f,v0)となる。この中心位置C’へ向かう方向は、
カメラ方向であり、前述したように、各計測点毎に取得
され既知の値である。
ラの光軸r方向にYbをとる。画像撮像面は、Yb方向に
カメラ焦点距離fの地点の平面と定義する。画像撮像面
の中心位置C’は座標系Ob−Xb−Yb−Zbで(u0,
f,v0)となる。この中心位置C’へ向かう方向は、
カメラ方向であり、前述したように、各計測点毎に取得
され既知の値である。
【0048】任意の計測点pは、画像上では点p’とし
て示される。座標系Ob−Xb−Yb−Zbでは(u,f,
v)であるから、計測点pへの方向ベクトルはqb=
(u,f,v)である。一方、画像計測機器6の機構か
ら自由度は、Xa,Zaまわりの回転のみで検出する角度
は水平方向の角度θhと垂直方向の角度θvである。機械
座標系Oa−Xa−Ya−Zaでの計測点pへの方向ベクト
ルqaを、(xq,yq,zq)とすれば、方向ベクトルq
bとの間に、式(5)の関係が導かれる。
て示される。座標系Ob−Xb−Yb−Zbでは(u,f,
v)であるから、計測点pへの方向ベクトルはqb=
(u,f,v)である。一方、画像計測機器6の機構か
ら自由度は、Xa,Zaまわりの回転のみで検出する角度
は水平方向の角度θhと垂直方向の角度θvである。機械
座標系Oa−Xa−Ya−Zaでの計測点pへの方向ベクト
ルqaを、(xq,yq,zq)とすれば、方向ベクトルq
bとの間に、式(5)の関係が導かれる。
【0049】
【数5】
【0050】ここで、Tは座標変換係数である。画像を
取得した際のカメラ座標系Ob−Xb−Yb−Zbは、機械
座標系Oa−Xa−Ya−ZaからZa軸周りにθh,Xb軸
周りにθvだけ回転したもので、座標変換係数Tは、式
(6)のようになる。
取得した際のカメラ座標系Ob−Xb−Yb−Zbは、機械
座標系Oa−Xa−Ya−ZaからZa軸周りにθh,Xb軸
周りにθvだけ回転したもので、座標変換係数Tは、式
(6)のようになる。
【0051】
【数6】
【0052】従って、式(7)が導かれる。
【0053】
【数7】
【0054】前述した計測点pへの単位ベクトルを
e1,e2は、方向ベクトルqbをその長さで除したもの
である。従って、ベクトルqa(xq,yq,zq)と式
(4)におけるei(i=1〜2)との関係は式(8)
となる。
e1,e2は、方向ベクトルqbをその長さで除したもの
である。従って、ベクトルqa(xq,yq,zq)と式
(4)におけるei(i=1〜2)との関係は式(8)
となる。
【0055】
【数8】
【0056】(3)座標変換 地点A,Bで計測したデータはそれぞれのカメラ位置を
原点とする機械座標系に基づいて検出されるため、測定
した全データに関して座標変換を行い、座標系を統一す
る必要がある。画像計測機器6では、測定したデータの
座標系は常に鉛直上向きをZ軸となるよう自動設定する
ため、2地点間の座標変換はZ軸回転成分と平行移動成
分のみとなる。
原点とする機械座標系に基づいて検出されるため、測定
した全データに関して座標変換を行い、座標系を統一す
る必要がある。画像計測機器6では、測定したデータの
座標系は常に鉛直上向きをZ軸となるよう自動設定する
ため、2地点間の座標変換はZ軸回転成分と平行移動成
分のみとなる。
【0057】従って、図10に示すように、地点Aの座
標系で計測した任意の計測点pの座標値をPa(xa,y
a,za)とし、地点Bの座標系で計測した任意の計測点
pの座標値をPb(xb,yb,zb)とすると、これらP
a,Pbとの間では、式(9)に示す関係が導かれる。
標系で計測した任意の計測点pの座標値をPa(xa,y
a,za)とし、地点Bの座標系で計測した任意の計測点
pの座標値をPb(xb,yb,zb)とすると、これらP
a,Pbとの間では、式(9)に示す関係が導かれる。
【0058】
【数9】
【0059】但し、ここでRはZ軸回転成分のみの回転
行列、S=[xS,yS,zS]Tは平行移動成分である。
よって、式(9)は具体的に式(10)となる。
行列、S=[xS,yS,zS]Tは平行移動成分である。
よって、式(9)は具体的に式(10)となる。
【0060】
【数10】
【0061】ここでφはZ軸中心の回転角度である。こ
の回転角度は地点Aでの座標系から見た基点4から基点
5へのベクトルVのなす角度と同値であるため、式(1
1)によってφを求める。
の回転角度は地点Aでの座標系から見た基点4から基点
5へのベクトルVのなす角度と同値であるため、式(1
1)によってφを求める。
【0062】
【数11】
【0063】但し、図10に示すように、L1,L2は地
点Aから基点4,5までのベクトル、N1,N2は地点B
から基点4,5までのベクトルである。回転行列Rが決
定すれば、2つの基点4,5に関して式(9)に代入し
て得られる式(12)より、平行移動成分のS=
[xS,yS,zS]Tを算出できる。
点Aから基点4,5までのベクトル、N1,N2は地点B
から基点4,5までのベクトルである。回転行列Rが決
定すれば、2つの基点4,5に関して式(9)に代入し
て得られる式(12)より、平行移動成分のS=
[xS,yS,zS]Tを算出できる。
【0064】
【数12】
【0065】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて具体的に説明し
たように、本発明の請求項1に係る3次元計測装置は、
計測対象物に設定される複数の計測点の3次元座標値を
非接触かつ遠隔より自動計測する装置であって、異なる
2地点から前記計測点を含む画像をそれぞれ撮影すると
共に撮影方向をそれぞれ検出する画像計測機器と、前記
画像計測機器により撮影された複数の画像及び前記撮影
方向を蓄積する画像蓄積機器と、前記画像蓄積機器に蓄
積された複数の画像内での計測点位置と、前記画像蓄積
機器に蓄積された複数の撮影方向とに基づいて、前記複
数の計測点への方向ベクトルを算出し、当該ベクトルの
交点として前記複数の計測点の3次元座標値を検出する
画像解析機器とを備えたので、ターゲットレスでの計測
を高精度で短時間に実現し、高所作業の回避や計測作業
の合理化及び各種評価システムへの連結を容易とする。
特に、大型構造物の計測でターゲットシートが貼れない
場合或いはレーザ光波測距器で計測不可能な場合や、基
準スケールが計測対象物付近に設置できない場合に適用
して好適である。
たように、本発明の請求項1に係る3次元計測装置は、
計測対象物に設定される複数の計測点の3次元座標値を
非接触かつ遠隔より自動計測する装置であって、異なる
2地点から前記計測点を含む画像をそれぞれ撮影すると
共に撮影方向をそれぞれ検出する画像計測機器と、前記
画像計測機器により撮影された複数の画像及び前記撮影
方向を蓄積する画像蓄積機器と、前記画像蓄積機器に蓄
積された複数の画像内での計測点位置と、前記画像蓄積
機器に蓄積された複数の撮影方向とに基づいて、前記複
数の計測点への方向ベクトルを算出し、当該ベクトルの
交点として前記複数の計測点の3次元座標値を検出する
画像解析機器とを備えたので、ターゲットレスでの計測
を高精度で短時間に実現し、高所作業の回避や計測作業
の合理化及び各種評価システムへの連結を容易とする。
特に、大型構造物の計測でターゲットシートが貼れない
場合或いはレーザ光波測距器で計測不可能な場合や、基
準スケールが計測対象物付近に設置できない場合に適用
して好適である。
【0066】また、本発明の請求項2に係る3次元計測
装置は、請求項1における前記画像計測機器が、前記計
測点の画像を捉えるための望遠カメラと、前記計測点の
周辺画像を捉えるための広角カメラを具備するので、前
記計測点を確実に捉えることができると共にその周辺の
画像も確実に捉えることができる。
装置は、請求項1における前記画像計測機器が、前記計
測点の画像を捉えるための望遠カメラと、前記計測点の
周辺画像を捉えるための広角カメラを具備するので、前
記計測点を確実に捉えることができると共にその周辺の
画像も確実に捉えることができる。
【0067】また、本発明の請求項3に係る3次元計測
装置は、請求項1における前記画像計測機器が、電子セ
オドライト及び光波測距器よりなるので、計測精度がカ
メラ解像度に依存せず、また、計測対象物が大きくなれ
ばなるほど精度が悪くなることもない。
装置は、請求項1における前記画像計測機器が、電子セ
オドライト及び光波測距器よりなるので、計測精度がカ
メラ解像度に依存せず、また、計測対象物が大きくなれ
ばなるほど精度が悪くなることもない。
【0068】また、本発明の請求項4に係る3次元計測
装置は、請求項3における前記画像解析機器が、3次元
位置が既知な2つの基点を含む画像をそれぞれ撮影する
と共に前記基点への方向ベクトルをそれぞれ検出し、前
記画像計測機器は、前記基点の3次元位置及び前記基点
への方向ベクトルに基づいて、前記2地点間の座標変換
係数を算出するので、2つの基点は計測点を含む画像と
同一の画像内に取り込む必要がなくなる。
装置は、請求項3における前記画像解析機器が、3次元
位置が既知な2つの基点を含む画像をそれぞれ撮影する
と共に前記基点への方向ベクトルをそれぞれ検出し、前
記画像計測機器は、前記基点の3次元位置及び前記基点
への方向ベクトルに基づいて、前記2地点間の座標変換
係数を算出するので、2つの基点は計測点を含む画像と
同一の画像内に取り込む必要がなくなる。
【0069】また、本発明の請求項5に係る3次元計測
装置は、請求項1において前記画像解析機器が、前記画
像計測機器及び画像蓄積機器にて採取した多数の画像及
び撮影方向を基に、前記計測点を関連付けることによ
り、前記計測対象物の全体画像を合成する機能を具備す
るので、クレーンを使用した高所からの撮影作業を不要
にできる。
装置は、請求項1において前記画像解析機器が、前記画
像計測機器及び画像蓄積機器にて採取した多数の画像及
び撮影方向を基に、前記計測点を関連付けることによ
り、前記計測対象物の全体画像を合成する機能を具備す
るので、クレーンを使用した高所からの撮影作業を不要
にできる。
【0070】また、本発明の請求項6に係る3次元計測
装置は、請求項5において前記画像解析機器が、前記計
測点に代えて、2直線の交点を関連付けるので、空間点
や特徴のない点についてもサブピクセル単位まで算出で
きる。
装置は、請求項5において前記画像解析機器が、前記計
測点に代えて、2直線の交点を関連付けるので、空間点
や特徴のない点についてもサブピクセル単位まで算出で
きる。
【0071】また、本発明の請求項7に係る3次元計測
方法は、計測対象物に設定される複数の計測点の3次元
座標値を非接触かつ遠隔より自動計測する方法であっ
て、異なる2地点から前記計測点を含む画像をそれぞれ
撮影すると共に撮影方向をそれぞれ検出し、撮影された
複数の画像内での計測点位置と、検出された複数の撮影
方向とに基づいて、前記複数の計測点への方向ベクトル
を算出し、当該ベクトルの交点として前記複数の計測点
の3次元座標値を検出するので、ターゲットレスでの計
測を高精度で短時間に実現し、高所作業の回避や計測作
業の合理化及び各種評価システムへの連結を容易とす
る。
方法は、計測対象物に設定される複数の計測点の3次元
座標値を非接触かつ遠隔より自動計測する方法であっ
て、異なる2地点から前記計測点を含む画像をそれぞれ
撮影すると共に撮影方向をそれぞれ検出し、撮影された
複数の画像内での計測点位置と、検出された複数の撮影
方向とに基づいて、前記複数の計測点への方向ベクトル
を算出し、当該ベクトルの交点として前記複数の計測点
の3次元座標値を検出するので、ターゲットレスでの計
測を高精度で短時間に実現し、高所作業の回避や計測作
業の合理化及び各種評価システムへの連結を容易とす
る。
【図1】本発明の第1の実施例に係る大型構造物用3次
元計測装置の全体構成図である。
元計測装置の全体構成図である。
【図2】図2(a)は本実施例に係る画像計測装置の正
面斜視図、図2(b)はその背面斜視図である。
面斜視図、図2(b)はその背面斜視図である。
【図3】図3(a)は本実施例に係る画像蓄積装置及び
カメラ用画像モニタの説明図、図3(b)はカメラ用画
像モニタの説明図である。
カメラ用画像モニタの説明図、図3(b)はカメラ用画
像モニタの説明図である。
【図4】本実施例に係る画像計測装置で取得した広角画
像、望遠画像である。
像、望遠画像である。
【図5】本実施例に係る画像解析機器での解析作業手順
を示す概念図である。
を示す概念図である。
【図6】本実施例に係る合成画像生成器で出力した合成
画像を示す説明図である。
画像を示す説明図である。
【図7】本実施例に係る対応点教示器での対応点決定の
様子を示した画像説明図である。
様子を示した画像説明図である。
【図8】本実施例に係る2台のCCDカメラと計測点と
の幾何学モデル図である。
の幾何学モデル図である。
【図9】本実施例に係る画像計測機器とカメラ間の幾何
学モデル図である。
学モデル図である。
【図10】本実施例に係る基点測定による座標変換処理
の幾何学モデル図である。
の幾何学モデル図である。
【図11】従来の大型構造物計測装置の1つの例に係る
3次元計測装置を示す説明図である。
3次元計測装置を示す説明図である。
【図12】従来の大型構造物計測装置の1つの例に係る
3次元画像計測装置を示す説明図である。
3次元画像計測装置を示す説明図である。
1 船体ブロック 2 電子セオドライト 3 光波測距器 4,5 基点 6 画像計測機器 7 画像蓄積機器 8 カメラ画像モニタ 9 画像解析機器 10 広角カメラ 11 望遠カメラ 12 Z軸回転機構 13 X軸回転機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA04 CC00 CC14 DD00 FF01 FF04 FF09 FF25 JJ03 JJ05 JJ26 MM22 PP04 QQ31 UU05 2F112 AC02 AC06 BA02 CA12 CA20 DA40 FA03 5B057 CH11 DA07 DB03 DC08
Claims (7)
- 【請求項1】 計測対象物に設定される複数の計測点の
3次元座標値を非接触かつ遠隔より自動計測する装置で
あって、異なる2地点から前記計測点を含む画像をそれ
ぞれ撮影すると共に撮影方向をそれぞれ検出する画像計
測機器と、前記画像計測機器により撮影された複数の画
像及び前記撮影方向を蓄積する画像蓄積機器と、前記画
像蓄積機器に蓄積された複数の画像内での計測点位置
と、前記画像蓄積機器に蓄積された複数の撮影方向とに
基づいて、前記複数の計測点への方向ベクトルを算出
し、当該ベクトルの交点として前記複数の計測点の3次
元座標値を検出する画像解析機器とを備えたことを特徴
とする3次元計測装置。 - 【請求項2】 前記画像計測機器は、前記計測点の画像
を捉えるための望遠カメラと、前記計測点の周辺画像を
捉えるための広角カメラを具備することを特徴とする請
求項1記載の3次元計測装置。 - 【請求項3】 前記画像計測機器は、電子セオドライト
及び光波測距器よりなることを特徴とする請求項1記載
の3次元計測装置。 - 【請求項4】 前記画像解析機器は、3次元位置が既知
な2つの基点を含む画像をそれぞれ撮影すると共に前記
基点への方向ベクトルをそれぞれ検出し、前記画像計測
機器は、前記基点の3次元位置及び前記基点への方向ベ
クトルに基づいて、前記2地点間の座標変換係数を算出
することを特徴とする請求項3記載の3次元計測装置。 - 【請求項5】 前記画像解析機器は、前記画像計測機器
及び画像蓄積機器にて採取した多数の画像及び撮影方向
を基に、前記計測点を関連付けることにより、前記計測
対象物の全体画像を合成する機能を具備することを特徴
とする請求項1記載の3次元計測装置。 - 【請求項6】 前記画像解析機器は、前記計測点に代え
て、2直線の交点を関連付けることを特徴とする請求項
5記載の3次元計測装置。 - 【請求項7】 計測対象物に設定される複数の計測点の
3次元座標値を非接触かつ遠隔より自動計測する方法で
あって、異なる2地点から前記計測点を含む画像をそれ
ぞれ撮影すると共に撮影方向をそれぞれ検出し、撮影さ
れた複数の画像内での計測点位置と、検出された複数の
撮影方向とに基づいて、前記複数の計測点への方向ベク
トルを算出し、当該ベクトルの交点として前記複数の計
測点の3次元座標値を検出することを特徴とする3次元
計測方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10191262A JP2000028332A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 3次元計測装置及び3次元計測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10191262A JP2000028332A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 3次元計測装置及び3次元計測方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000028332A true JP2000028332A (ja) | 2000-01-28 |
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ID=16271621
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