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JP2000017160A - ポリエステル樹脂組成物およびそれからなる中空成形容器 - Google Patents

ポリエステル樹脂組成物およびそれからなる中空成形容器

Info

Publication number
JP2000017160A
JP2000017160A JP19029198A JP19029198A JP2000017160A JP 2000017160 A JP2000017160 A JP 2000017160A JP 19029198 A JP19029198 A JP 19029198A JP 19029198 A JP19029198 A JP 19029198A JP 2000017160 A JP2000017160 A JP 2000017160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyester resin
resin composition
hollow molded
molded container
syndiotactic polypropylene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19029198A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nakamachi
町 浩 司 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP19029198A priority Critical patent/JP2000017160A/ja
Publication of JP2000017160A publication Critical patent/JP2000017160A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)テレフタル酸および/またはその
エステル形成性誘導体を含むジカルボン酸と、エチレン
グリコールおよび/またはそのエステル形成性誘導体を
含むジオールから導かれる繰り返し単位からなるポリエ
チレンフタレートと、(B)シンジオタクチックポリプ
ロピレンとからなる組成物であり、該組成物中に該シン
ジオタクチックポリプロピレン(B)が、0.01〜1
000ppm の量で含有されていることを特徴とするポリ
エステル樹脂組成物と、それからなるプリフォーム及び
中空成形容器。 【効果】 本発明によれば、中空成形容器の成形時に、
ガスバリア性、耐熱性、耐圧性および透明性に優れた中
空成形容器を得ることができるポリエステル樹脂組成物
と、それを用いた中空成形容器を提供することができ、
特に、透明性の高い中空成形容器を得ることができるポ
リエステル樹脂組成物と、それを用いた透明性の高い中
空成形容器を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、ポリエステル樹脂組成物
およびそれからなる中空成形容器に関し、さらに詳しく
は、本発明は飲料などの液体を充填する用途に適した、
ガスバリア性、透明性、耐熱性および耐圧性を有する中
空成形容器を生産性良好に成形可能なポリエステル樹脂
組成物、このポリエステル樹脂組成物から形成されたプ
リフォームおよびこのプリフォームを延伸して得られる
中空成形容器に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】近年、炭酸飲料、ジュース、天然
水、酒、各種飲用茶、食用油、液体調味料などの液体を
充填する容器の素材として、種々のプラスチック素材が
用いられている。中でもポリエチレンテレフタレート
(PET)などのポリエステルは、成形時の透明性、ガ
スバリア性、耐熱性および機械的強度に優れているた
め、飲料用の中空成形容器などの形成素材として多用さ
れている。
【0003】こうした中空成形容器では、各種飲料が充
填されたあと、消費者に飲用されるまでには通常かなり
の期間が経過する。このため、ガスバリア性が充分でな
い中空成形容器では、外部からの酸素透過や、内部から
の二酸化炭素の散逸などにより内容物が変質するという
問題があった。
【0004】また、各種飲料などの中空成形容器へは、
飲料などが加熱滅菌処理されたものが高温の状態で充填
されることが多い。このときに高温の充填物によって中
空成形容器が白濁したり、収縮、膨張するなどの変形を
起こしたり、変形により自立性を損なうなどの問題を生
じないよう、中空成形容器には充分な耐熱性が要求され
る。
【0005】さらに、飲料などを高温で充填し密栓した
状態では中空成形容器内部は加圧状態となりやすく、ま
た、その後冷却すると中空成形容器内部は減圧状態にな
りやすい。このような圧力の変化がある場合でも、中空
成形容器が収縮、膨張するなどの変形を起こしたり、変
形により自立性を損なうなどの問題を生じないよう、中
空成形容器には充分な耐圧性が要求される。
【0006】また、液体飲料用の中空成形容器を形成す
るプラスチックは、これらの特性のほかに透明性を兼ね
備えることが強く要求される。またさらに、中空成形容
器の製造にあたっては、生産性良く製造することのでき
る素材が求められており、高速で製造することが望まれ
ている。高速で中空成形容器を製造するためには、円滑
に成形が行なえる範囲で加熱結晶化の速度の高い素材を
用いるのがよく、結晶化速度が高いポリエステル樹脂が
求められている。
【0007】しかしながら、結晶化速度が高すぎると、
好適な成形条件幅が狭くなるため、成形体製造時の歩留
りが低くなる。したがって、上記のような中空成形体の
製造用素材は、成形効率と成形条件とを勘案して、適正
な結晶化速度を有していることが望ましい。こうした要
請から、ポリエステルに種々の配合剤を加えて、成形体
の物性が調整されている。
【0008】たとえば、特開平8−302168号公報
には、ポリエチレンテレフタレートにポリプロピレンな
どのポリオレフィンが0.002〜200ppmの量で
含まれているポリエステル樹脂組成物が提案されてお
り、このポリエステル樹脂組成物は、ポリオレフィンを
含まないものと比較して、半結晶化時間が短いことが記
載されている。
【0009】また、特開平9−194697号公報に
は、ポリエステル樹脂にポリプロピレン0.1ppb〜
1000ppmを配合したポリエステル樹脂組成物が提
案されている。配合するポリプロピレンが0.1ppb
以下の場合には結晶化促進効果が不充分であり、100
0ppmを越える場合には結晶化促進効果が大き過ぎ、
それから得られる成形体は、白濁して透明性が損なわれ
ることが記載されている。
【0010】
【発明の目的】本発明は、中空成形容器の成形時に、ガ
スバリア性、耐熱性、耐圧性および透明性に優れた中空
成形容器を生産性良く得ることができるポリエステル樹
脂組成物と、それを用いた中空成形容器を提供すること
を目的とし、特に、透明性の高い中空成形容器を得るこ
とができるポリエステル樹脂組成物と、それを用いた中
空成形容器を提供することを目的とする。
【0011】
【発明の概要】本発明のポリエステル樹脂組成物は、
(A)テレフタル酸および/またはそのエステル形成性
誘導体を含むジカルボン酸と、エチレングリコールおよ
び/またはそのエステル形成性誘導体を含むジオールか
ら導かれる繰り返し単位からなるポリエチレンフタレー
トと、 (B)シンジオタクチックポリプロピレンとか
らなる組成物であり、該組成物中に該シンジオタクチッ
クポリプロピレン(B)が、0.01〜1000ppm の
量で含有されていることを特徴としている。
【0012】また、本発明のポリエステル樹脂を用い
て、プリフォームを形成することができ、さらにそれを
延伸して、ガスバリア性、耐熱性、耐圧性および透明性
に優れた中空成形容器を生産性良く得ることができ、特
に透明性に富んだ中空成形容器を得ることができる。
【0013】
【発明の具体的説明】以下、本発明のポリエステル樹脂
組成物およびそれからなる中空成形容器について具体的
に説明する。 <ポリエステル樹脂組成物>本発明のポリエステル樹脂
組成物は、(A)ポリエチレンテレフタレートと、
(B)ポリプロピレンからなる。
【0014】まずこれらの各成分について説明する。(A)ポリエチレンテレフタレート 本発明で用いられる(A)ポリエチレンテレフタレート
は、主としてテレフタル酸またはそのエステル誘導体
(たとえば低級アルキルエステル、フェニルエステルな
ど)などのジカルボン酸と、エチレングリコールまたは
そのエステル誘導体(たとえばモノカルボン酸エステル
エチレンオキサイドなど)などのジオールとから導かれ
る単位から形成される、下記式〔I〕で表される繰り返
し単位から構成されている。
【0015】
【化1】
【0016】この(A)ポリエチレンテレフタレート
は、必要に応じて上記以外のジカルボン酸類および/ま
たはジオール類から導かれる単位を20モル%以下の量
で含有していてもよい。このようなテレフタル酸以外の
ジカルボン酸類としては、具体的には、フタル酸、イソ
フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルジカル
ボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸などが挙げら
れる。これらは、そのエステル誘導体として用いること
もできる。
【0017】また、エチレングリコール以外のジオール
類としては、具体的には、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、テトラエチレングリコール、トリ
メチレングリコール(プロピレングリコール)、ブタン
ジオール、ペンタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、ヘキサメチレングリコール、ドデカメチレングリコ
ール、ポリエチレングリコールなどの脂肪族類、ビスフ
ェノール類、ハイドロキノンなどの芳香族ジオール類な
どが挙げられる。これらは、そのエステル誘導体として
用いてもよい。
【0018】また、これらの2種以上の組み合わせであ
ってもよい。本発明で用いられる(A)ポリエチレンテ
レフタレートは、特にジオールから導かれる単位を10
0モル%とするとき、エチレングリコール以外のジオー
ルから導かれる単位を0.1〜3モル%の量で含有して
いてもよい。
【0019】このような他のジオールとしては、ジエチ
レングリコールが好ましい。また本発明で用いられる
(A)ポリエチレンテレフタレートは、必要に応じて、
トリメシン酸、ピロメリット酸、トリメチロールエタ
ン、トリメチロールプロパン、トリメチロールメタン、
ペンタエリスリトールなどの多官能化合物から導かれる
単位を少量たとえばジカルボン酸成分100モル%に対
して2モル%以下の量で含んでいてもよい。
【0020】上記のような本発明で用いられる(A)ポ
リエチレンテレフタレートの固有粘度IV(o−クロロ
フェノール中で25℃で測定)は、通常0.3〜2.0
dl/g、好ましくは0.5〜1.5dl/g、さらに
好ましくは0.7〜1.2dl/gである。また、融点
は通常210〜265℃、好ましくは220〜260℃
であり、ガラス転移温度は通常50〜120℃、好まし
くは60〜100℃である。
【0021】本発明で用いられる(A)ポリエチレンテ
レフタレートは、上記のようなジカルボン酸とジオール
とから従来公知の方法により製造される。本発明では、
このような(A)ポリエチレンテレフタレートとして
は、通常ペレット状で市販されている「原料ポリエチレ
ンテレフタレート」が用いられるが、必要に応じて、原
料ポリエチレンテレフタレートとともに「リプロポリエ
チレンテレフタレート」が用いられてもよい。具体的
に、(A)ポリエチレンテレフタレート中には、「リプ
ロポリエチレンテレフタレート」が1〜50重量%の量
で含有されていてもよい。
【0022】なお、本明細書中において、「原料ポリエ
チレンテレフタレート」とは、ジカルボン酸と、ジオー
ルとからペレット状で製造され、加熱溶融状態で、成形
機を通過させて中空成形容器あるいはプリフォームなど
に成形された熱履歴を有しないポリエチレンテレフタレ
ートである。また、「リプロポリエチレンテレフタレー
ト」は、このような原料ポリエチレンテレフタレートを
少なくとも1回加熱溶融状態で成形機を通過させたポリ
エチレンテレフタレートに再び熱を加えてペレタイズし
た熱履歴を有するポリエチレンテレフタレートとであ
る。このように原料ポリエチレンテレフタレートを「加
熱溶融状態で成形機を通過させる」処理は、原料ポリエ
チレンテレフタレートからなるペレット(チップ)を加
熱溶融し、プリフォーム、中空成形容器などの所望形状
に成形することによって行なわれる。(B)ポリプロピレン ポリプロピレンには、すべてのメチル基が伸ばした鎖の
片方の側だけに並んでいるアイソタクチック、メチル基
が鎖の両側に規則正しく交互に並んでいるシンジオタク
チックおよびメチル基が無秩序に分布したアタクチック
の大別して3種の立体構造があり、通常はこれらが混在
している。
【0023】本発明で使用されるポリプロピレンは、シ
ンジオタクチックポリプロピレンである。本発明におい
て用いられるシンジオタクチックポリプロピレンは、実
質的にシンジオタクチック構造を示すポリプロピレンで
あり、実質的にシンジオタクチック構造を有していれ
ば、プロピレンのホモポリマーであっても、プロピレン
と少量のオレフィン類あるいはジエン類との共重合体で
あってもよい。
【0024】少量のオレフィンあるいはジエン類として
は、エチレン、1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、
1−ヘキセン、ビニルシクロヘキセン、1−デセン、1
−ヘキサデセン、シクロペンテンおよびノルボルネンな
どのオレフィン類、ヘキサジエン、オクタジエン、デカ
ジエン、ジシクロペンタジエン、5−エチリデン−2−
ノボノルネンなどのジエン類が挙げられ、これらの1種
以上がポリプロピレンと共重合していてもよい。共重合
するオレフィンあるいはジエン類の量は、通常20%以
下、好ましくは15%以下であるのがよい。
【0025】本発明のシンジオタクチックポリプロピレ
ンの極限粘度[η](135℃、デカリン中で測定)
は、特に限定されるものではないが、通常0.5〜20
dl/g、好ましくは0.7〜15dl/g程度であ
る。
【0026】本発明で使用されるシンジオタクチックポ
リプロピレンのシンジオタクチックペンタッド分率は、
通常は0.5以上、好ましくは0.6以上、特に好まし
くは0.7以上である。すなわち、シンジオタクチック
ペンタッド分率が0.5以上のシンジオタクチックポリ
プロピレンを使用することにより、特に透明性、耐熱性
の優れた成形体を得ることができる。
【0027】このようなシンジオタクチックペンタッド
分率を有するポリプロピレンは、たとえば触媒としてイ
ソプロピル(シクロペンタジフェニル)(フルオレニ
ル)ジルコニウムクロライドを用いて、トルエン溶媒
中、温度20〜80℃の条件でプロピレンを重合させる
ことにより製造することができる。
【0028】ポリエステル樹脂組成物 本発明のポリエステル樹脂組成物は、上記のような
(A)ポリエチレンテレフタレートと、(B)シンジオ
タクチックポリプロピレンからなり、この(B)シンジ
オタクチックポリプロピレンを、組成物中に通常0.0
1〜1000、好ましくは0.05〜500、さらに好
ましくは0.07〜200ppmの量で含有している。
【0029】この(B)シンジオタクチックポリプロピ
レンの量を上記範囲とすることにより、延伸成形体、特
に高いガスバリア性と透明性を有するボトルを効率よく
成形することができる。また、上記の範囲内の量でシン
ジオタクチックポリプロピレンを配分することにより、
得られる成形体の透明度がポリエチレンテレフタレート
を単独で用いて製造されたボトルよりも高くなることが
ある。
【0030】この(A)ポリエチレンテレフタレートお
よび(B)シンジオタクチックポリプロピレンから、ポ
リエステル樹脂組成物を調製するには、公知の任意の方
法を採用することができる。たとえば、(A)ポリエチ
レンテレフタレートと(B)シンジオタクチックポリプ
ロピレンとを、タンブラーブレンダー、ヘンシェルミキ
サーなどの混合機で直接混合して溶融混練する方法、ま
た、また予め(A)ポリエチレンテレフタレートと
(B)シンジオタクチックポリプロピレンとを溶融混練
して(B)シンジオタクチックポリプロピレンを高濃度
に含むマスターバッチを調製しておき、このマスターバ
ッチを(A)ポリエチレンテレフタレートに適宜配合す
る方法などにより、ポリエステル樹脂組成物を調整する
ことができる。
【0031】上記のような本発明のポリエステル樹脂組
成物は、必要に応じて他の添加剤、例えば着色剤、抗酸
化剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、難燃剤、潤滑剤を含
有していてもよい。
【0032】本発明のポリエステル樹脂組成物の固有粘
度IVは、通常0.3〜2.0dl/g、好ましくは
0.5〜1.5dl/g、さらに好ましくは0.7〜
1.2dl/gである。このような固有粘度IVを有す
るポリエステルから形成された成形体は、ガスバリア
性、耐圧性、耐熱性に優れている。
【0033】また、本発明のポリエステル樹脂組成物
は、成形した際に透明性が高いことが好ましく、角板を
成形して測定するヘイズ値が、通常は0.5〜30%、
好ましくは1〜20%であるのがよい。
【0034】さらにまた、本発明のポリエステル樹脂組
成物は、成形した際に密度が高い方が耐圧性が高くなる
ので好ましい。密度は成形時で通常1.34〜1.40
g/cm3 、好ましくは1.35〜1.39g/cm3
であるのがよい。
【0035】また、本発明のポリエステル樹脂組成物
は、ボトルなどの中空成形容器を効率よく製造すること
ができるような適切な結晶化速度を有している。具体的
は、半結晶化時間が通常、30〜300秒、好ましくは
60〜200秒である。
【0036】ポリエチレンテレフタレートに小量のポリ
プロピレンが含まれたポリエステル樹脂組成物では、ブ
ロー成形時にポリエチレンテレフタレートが加熱昇温結
晶化する際にポリプロピレンが結晶化の核として作用す
るものと推定され、結晶化速度を速めているものと考え
られる。
【0037】ところで一般に、付加機能を与えるなどの
目的でポリエステルにそれ以外のものを添加すると、成
形時の透明性に関しては、元のポリエステルよりも劣
り、成形時のヘイズ値が高くなる。ポリエチレンテレフ
タレートに通常のポリプロピレンを添加した場合におい
ても、使用に差し支えない透明性を保持しながらも、ポ
リエチレンテレフタレートのみを成形した場合と比較す
ると、透明性が劣るものであった。
【0038】しかしながら、シンジオタクチックポリプ
ロピレンを用いることにより、本発明のポリエステル樹
脂組成物では、ポリエチレンテレフタレートの半結晶化
時間が成形に好適な範囲に短縮されると共に、成形物の
透明性をポリエステルを単独で用いた場合よりも向上す
るという予期せぬ効果が奏される。
【0039】これは、シンジオタクチックポリプロピレ
ンが従来のポリプロピレンと比較して非常に結晶化速度
が遅いため、ポリエチレンテレフタレートが結晶化する
際に、ポリエチレンテレフタレートのみで結晶化する場
合よりも、結晶化を阻害するためであろうと考えられ
る。
【0040】<中空成形容器>図1に本発明の中空成形
容器の例を示す。例えばこのような形状を有する本発明
のポリエステルからなる中空成形容器は、一般に行なわ
れている種々の方法で製造することができる。
【0041】たとえば、本発明のポリエステルを溶融
し、溶融可塑化したポリエステルをダイヘッドからスク
リュー回転、ブランジャ押出、アキュムレーターなどの
成形機を用いて、パリソン(プリフォーム)を押出成形
し、ついで中空成形容器形状を付与すべき凹型を備えた
分割金型でパリソンを挟持し、続いて加熱したパリソン
に空気などの加圧流体を圧入してパリソンを拡張させる
インジェクションブロー成形により本発明の中空成形容
器を得ることができる。
【0042】また、本発明のポリエステルからパリソン
を成形した後、このパリソンを面積延伸倍率(縦延伸倍
率と横延伸倍率の積)6〜15倍で延伸ブロー成形する
ことによっても得ることができる。
【0043】この場合のパリソンも、射出成形、押出成
形などの従来公知の方法によって製造することができ
る。本発明では、この延伸ブロー成形に先立ってパリソ
ン口頸部を加熱結晶化させてもよく、延伸ブロー成形後
に得られた中空成形容器の口頸部を加熱結晶化させても
よい。
【0044】パリソンから延伸中空成形容器を成形する
際には、パリソンを直接金型中で加熱し、ブロー流体を
圧入して上記面積延伸倍率で延伸ブローし、中空成形容
器に成形することもできる。また、パリソンを延伸ブロ
ーして一旦中空成形容器を形成し、これを冷却した後、
上記金型に装填しながら加熱下に延伸ブロー成形するこ
とにより、目的の性状の中空成形容器を成形してもよ
い。ブロー用流体としては、空気、窒素、水蒸気、水な
どが挙げられ、このうち空気を用いることが好ましい。
【0045】本発明では、このようにして得られた中空
成形容器にヒートセットを施してもよい。ヒートセット
は、得られた中空成形容器を通常は100〜200℃、
好ましくは110〜170℃の金型温度で、通常は1秒
間以上、好ましくは3秒間以上、上記金型中で保持する
ことにより行なうことができる。このように中空成形容
器をヒートセットすることによって、密度を向上させる
ことができ、耐圧性などの強度をより増大させた中空成
形容器を得ることができる。
【0046】なお、本発明においては、インジェクショ
ンブロー成形または延伸ブロー成形、さらに必要により
ヒートセットを行なった中空成形容器は、冷却してから
金型から取り出される。ここで採用される冷却方法とし
ては、中空成形容器の内部に、たとえば冷却されたガス
を吹き込むことにより、中空成形容器の内側から外側
(外表面)に向かって冷却する「内部冷却法」を用いる
のが好ましい。このように内側(中空部)から中空成形
容器を冷却すると、変形、収縮等を起こさずに中空成形
容器を金型から取り出すことができる。
【0047】
【発明の効果】本発明のポリエステル樹脂組成物は、ガ
スバリア性、耐熱性、透明性および耐圧性に優れた成形
体を生産性良く製造することができ、特に透明性に優れ
た成形体を製造することができるため、中空成形容器、
包装用フィルムなどに幅広く用いることができる。また
特に加熱滅菌処理された高温の飲料を充填しても変形が
生じにくく、長期保存においても内容物の風味を損ない
にくい中空成形容器を得ることができる。特に本発明に
よれば、ポリエステルを単独で使用した場合よりも透明
性の高い中空成形体を製造することができる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、実施例に基づいて本発明を
さらに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限
定されるものではない。
【0049】<測定方法> 〔半結晶化時間(t1/2 )〕パーキンエルマー社製示差
走査型熱量計(DSC)を使用して測定した。試料をサ
ンプルパンに10mg秤量し、室温から320℃/分の
昇温速度で290℃まで昇温後、5分間保持した。その
後、30℃まで冷却して、5分間保持し、さらに140
℃まで320℃/分で昇温し、この温度に保持した。こ
のときの試料の結晶化による発熱量と時間との関係を測
定し、発熱量が総発熱量の1/2に達するまでに要する
時間(秒)をもって、半結晶化時間(t1/2 )とした。 〔固有粘度(IV)〕オルトクロロフェノール溶媒を用
いて8g/dlの試料溶液を調製し、25℃で測定した
溶液粘度から固有粘度(IV)を算出した。 〔透明性(ヘイズ値)〕乾燥試料をシリンダー温度28
0℃の射出成形機を用いて金型温度10℃の条件で5m
m厚の角板を成形し、成形物の透明性をヘイズ値(白色
光の光線乱反射率)で比較した。 〔耐熱性〕中空成形体を、40℃、湿度90%の条件下
に1週間放置した後、中空成形容器内に90℃の熱水を
10分間充填して、充填前後の内容量を測定した。充填
前後の内容量から、収縮率(5)を下式により求めた。
【0050】
【数1】
【0051】このようにして求めた収縮率(%)値か
ら、耐熱性を下記の基準で評価した。 〇 … 0≦収縮率(%)<0.5 × … 0.5≦収縮率(%) 〔密度〕シリンダーに四塩化炭素とn−ヘプタンとで密
度を調製した液を作製し、中空成形容器の側面から採取
した試料をこの中に投入し、試料と液がつりあったとき
の液密度を目盛り付き比重計で測定した。 〔中空成形体外観〕中空成形容器の側面のほぼ中心部に
おけるヘイズ値を測定した。このヘイズ値から、中空成
形体外観を下記のように評価した。
【0052】 〇 … 0≦ヘイズ値(%)<5% × … 5≦ヘイズ値(%) 〔シンジオタクチックペンタッド分率(rrrr)〕シ
ンジオタクチックペンタッド分率(rrrr)は、13
NMRスペクトルにおけるPrrrr(プロピレン単位
が5単位連続してシンジオタクチック結合した部位にお
ける第3単位目のメチル基に由来する吸収強度)および
Pw(プロピレン単位の全メチル基に由来する吸収強
度)から、下記式(2)により求められる。
【0053】
【数2】
【0054】NMR測定は、たとえば次のようにして行
われる。すなわち、試料0.35gをヘキサクロロブタ
ジエン2.0mlに加熱溶解させる。この溶液をグラス
フィルター(G2)で濾過した後、重水素化ベンゼン
0.5mlを加え、内径10mmのNMRチューブに装
入する。そして日本電子製GX−500型NMR測定装
置を用い、120℃で13CNMR測定を行う。積算回数
は、10,000回以上とする。
【0055】
【実施例1】固有粘度〔IV〕=0.775dl/g、
ジエチレングリコール含量;1.33重量%のポリエチ
レンテレフタレート(A)と、メタロセン触媒による液
相重合法で製造した、シンジオタクチックペンタッド分
率0.77、極限粘度[η]が約2.1dl/gのシン
ジオタクチックポリプロピレン(B)を10ppm(重
量部)の量で含有するポリエステル樹脂組成物を得た。
【0056】このポリエステル樹脂組成物を溶融後射出
形成して角板を形成し、この角板について透明性および
結晶化速度を測定した。次いでこのポリエステル樹脂組
成物から下記のように中空成形容器を成形した。
【0057】射出形成機M−100A(名機製作所製)
により、シリンダー設定温度280℃、金型温度10℃
の条件で、直径28mmのプリフォームを成形した。得
られたプリフォームの口栓部を、オイルバスによって1
70℃で5分間加熱することにより結晶化させた後、プ
リフォームの胴部および底部を110℃で加熱軟化させ
た。
【0058】次いでこのプリフォームを、成形機(型
番:LB01;CORPOPLAST社製)を用いて、
延伸温度110℃、ブロー金型温度150℃の条件で延
伸ブロー成形することにより、1.5リットルの中空成
形容器を形成した。
【0059】この中空成形容器について耐熱性、密度お
よび外観を上記のように評価した。結果を表1に示す。
【0060】
【実施例2】実施例1において、シンジオタクチックポ
リプロピレン(B)配合量を30ppm(重量部)と変
えたほかは同様にしてポリエステル樹脂組成物を得た。
【0061】これを用いて実施例1と同様にして角板を
形成し、透明性および結晶化速度を測定した。また、実
施例1と同様に中空成形容器を成形して耐熱性、密度お
よび外観を評価した。結果を表1に示す。
【0062】
【実施例3】実施例1において、シンジオタクチックポ
リプロピレン(B)配合量を100ppm(重量部)と
変えたほかは同様にしてポリエステル樹脂組成物を得
た。
【0063】これを用いて実施例1と同様にして角板を
形成し、透明性および結晶化速度を測定した。また、実
施例1と同様に中空成形容器を成形して耐熱性、密度お
よび外観を評価した。結果を表1に示す。
【0064】
【実施例4】実施例1において、シンジオタクチックポ
リプロピレン(B)配合量を0.1ppm(重量部)と
変えたほかは同様にしてポリエステル樹脂組成物を得
た。
【0065】これを用いて実施例1と同様にして角板を
形成し、透明性および結晶化速度を測定した。また、実
施例1と同様に中空成形容器を成形して耐熱性、密度お
よび外観を評価した。結果を表1に示す。
【0066】
【比較例1】実施例1において、シンジオタクチックポ
リプロピレン(B)配合量を10000ppm(重量
部)と変えたほかは同様にしてポリエステル樹脂組成物
を得た。
【0067】これを用いて実施例1と同様にして角板を
形成し、透明性および結晶化速度を測定した。また、実
施例1と同様に中空成形容器を成形して耐熱性、密度お
よび外観を評価した。結果を表1に示す。
【0068】
【比較例2】実施例1において、シンジオタクチックポ
リプロピレン(B)をポリプロピレン(b)と変えたほ
かは同様にしてポリエステル樹脂組成物を得た。
【0069】なお、ポリプロピレン(b)は、アイソタ
クチック95%、アタクチック0.5%からなるアイソ
タクチックポリプロピレンである。これを用いて実施例
1と同様にして角板を形成し、透明性および結晶化速度
を測定した。
【0070】また、実施例1と同様に中空成形容器を成
形して耐熱性、密度および外観を評価した。結果を表1
に示す。
【0071】
【比較例3】実施例1において、シンジオタクチックポ
リプロピレン(B)を比較例2に記載のポリプロピレン
(b)と変え、ポリプロピレン含有量を100ppm
(重量部)と変えたほかは、同様にしてポリエステル樹
脂組成物を得た。
【0072】これを用いて実施例1と同様にして角板を
形成し、透明性および結晶化速度を測定した。また、実
施例1と同様に中空成形容器を成形して耐熱性、密度お
よび外観を評価した。結果を表1に示す。
【0073】
【比較例4】実施例1において、ポリプロピレン(B)
を含まず、ポリエチレンテレフタレート(A)のみから
なる角板を形成し、透明性および結晶化速度を測定し
た。
【0074】また、実施例1と同様に中空成形容器を成
形して耐熱性、密度および外観を評価した。結果を表1
に示す。
【0075】
【発明の効果】上記実施例で示すように、本発明のポリ
エステル樹脂組成物は、ガスバリア性、耐熱性、耐圧性
および透明性のいずれにも優れており、特に透明性に優
れている。また、これを用いた中空成形容器は、ガスバ
リア性、耐熱性、耐圧性および透明性のいずれの特性も
良く、しかもこれらの特性のバランスが良好である。
【0076】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるポリエステル製中空成形容器の
一例を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1… 中空成形容器 2… 口頸部 3… 上肩部 4… 胴部 5… 底部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 1/09 B65D 1/00 A //(C08L 67/02 23:10) B29K 67:00 B29L 22:00 Fターム(参考) 3E033 AA01 BA16 CA03 CA07 CA16 CA18 DA03 DB01 DD02 DD05 FA02 FA03 GA02 4F201 AA24 AB15 AB19 AG07 AH55 BA03 BC02 BC12 BD04 BD05 BD06 BM05 BM06 4F208 AA24 AB15 AB19 AG07 AH55 LA01 LA08 LB01 LG22 LG28 LH06 LN03 LN29 4F210 AA24 AB15 AB19 AG07 AH55 QA01 QC07 QG04 4J002 BB122 BB142 CF061 CF071 GG01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)テレフタル酸および/またはそのエ
    ステル形成性誘導体を含むジカルボン酸と、エチレング
    リコールおよび/またはそのエステル形成性誘導体を含
    むジオールから導かれる繰り返し単位からなるポリエチ
    レンフタレートと、 (B)シンジオタクチックポリプロピレンとからなる組
    成物であり、 該組成物中に該シンジオタクチックポリプロピレン
    (B)が、0.01〜1000ppm の量で含有されてい
    ることを特徴とするポリエステル樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 上記シンジオタクチックポリプロピレン
    (B)のシンジオタクチックペンタッド分率が、0. 5
    以上であることを特徴とする請求項第1項記載のポリエ
    ステル樹脂組成物。
  3. 【請求項3】(A)テレフタル酸および/またはそのエ
    ステル形成性誘導体を含むジカルボン酸と、エチレング
    リコールおよび/またはそのエステル形成性誘導体を含
    むジオールから導かれる繰り返し単位からなるポリエチ
    レンフタレートと、 (B)シンジオタクチックポリプロピレンとからなる組
    成物であり、 該組成物中に該シンジオタクチックポリプロピレン
    (B)が、0.01〜1000ppm の量で含有されてい
    るポリエステル樹脂組成物から形成されていることを特
    徴とするプリフォーム。
  4. 【請求項4】 上記シンジオタクチックポリプロピレン
    (B)のシンジオタクチックペンタッド分率が、0. 5
    以上であることを特徴とする請求項第3項記載のプリフ
    ォーム。
  5. 【請求項5】(A)テレフタル酸および/またはそのエ
    ステル形成性誘導体を含むジカルボン酸と、エチレング
    リコールおよび/またはそのエステル形成性誘導体を含
    むジオールから導かれる繰り返し単位からなるポリエチ
    レンフタレートと、 (B)シンジオタクチックポリプロピレンとからなる組
    成物であり、 該組成物中に該シンジオタクチックポリプロピレン
    (B)が、0.01〜1000ppm の量で含有されてい
    るポリエステル樹脂組成物から形成されたプリフォーム
    を延伸成形してなる中空成形容器。
  6. 【請求項6】 上記シンジオタクチックポリプロピレン
    (B)のシンジオタクチックペンタッド分率が、0. 5
    以上であることを特徴とする請求項第5項記載の中空成
    形容器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007269943A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Mitsui Chemicals Inc 発泡性オレフィン系熱可塑性エラストマー組成物及びその発泡体
JP2017019248A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 株式会社吉野工業所 容器の製造方法

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