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JP2000013954A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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Publication number
JP2000013954A
JP2000013954A JP10171374A JP17137498A JP2000013954A JP 2000013954 A JP2000013954 A JP 2000013954A JP 10171374 A JP10171374 A JP 10171374A JP 17137498 A JP17137498 A JP 17137498A JP 2000013954 A JP2000013954 A JP 2000013954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
connector
case
junction box
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10171374A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Higuchi
栄二 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP10171374A priority Critical patent/JP2000013954A/ja
Publication of JP2000013954A publication Critical patent/JP2000013954A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】コネクタホルダに対するコネクタの嵌合接続
と、ケースの開口部に対するカバーの被覆装着とを同時
に行うことができ、組み付け工数を少なくして作業時間
を短縮することができる電気接続箱を提供する。 【解決手段】ケース11にはコネクタ19を嵌合接続す
るためのコネクタホルダ12を形成する。ケース11の
開口部11aに被覆装着するカバー14には、コネクタ
19を予めセットしておくためのセット板17を形成す
る。セット板17にコネクタ19をセットするととも
に、コネクタ19から延びるワイヤハーネス20をカバ
ー14外へ取り出した状態で、カバー14をケース11
の開口部11aに被覆装着することにより、コネクタ1
9をコネクタホルダ12に嵌合接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等におい
てコネクタを接続するためのコネクタホルダを備えた電
気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電気接続箱としては、例
えば図7に示すような構成のものが知られている。この
従来構成では、ケース31が上面に開口部31aを有す
る四角筒状に形成され、その一側上部には覆い部31b
が突設されている。ケース31内には複数(図7では一
対)のコネクタホルダ32が形成され、これらのコネク
タホルダ32にはコネクタ33が嵌合接続されるように
なっている。ケース31の開口部31aにはカバー34
が被覆装着され、その一側には各コネクタ33から延び
るワイヤハーネス35を取り出すための取出口34aが
形成されている。
【0003】そして、この電気接続箱の組み立て時に
は、まずケース31の開口部31aから各コネクタホル
ダ32にコネクタ33を嵌合接続する。その後、各コネ
クタ33から延びるワイヤハーネス35をカバー34の
取出口34aから外部に取り出しながら、ケース31の
開口部31aにカバー34を被覆装着する。このとき、
カバー34の取出口34aの側面がケース31上の覆い
部31bによって覆われるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
電気接続箱においては、各コネクタホルダ32にコネク
タ33をそれぞれ嵌合接続した後、ケース31の開口部
31aにカバー34を被覆装着しているため、組み付け
工数が多くなって、作業時間がかかるという問題があっ
た。
【0005】また、コネクタホルダ32に対するコネク
タ33の嵌合接続時には、例えば15kg余りの大きな
嵌合力が必要となって、組み付け作業が困難であるとい
う問題もあった。
【0006】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その主たる
目的は、コネクタホルダに対するコネクタの嵌合接続
と、ケースの開口部に対するカバーの被覆装着とを同時
に行うことができ、組み付け工数を少なくして作業時間
を短縮することができる電気接続箱を提供することにあ
る。
【0007】この発明の別の目的は、コネクタホルダに
対するコネクタの嵌合接続を、大きな操作力を要するこ
となく容易に行うことができる電気接続箱を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、ケースに設けられたコ
ネクタホルダにコネクタを嵌合接続するとともに、ケー
スの開口部にカバーを被覆装着した電気接続箱におい
て、前記カバーにはコネクタを予めセットしておくため
のセット部を設けたことを要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電気接続箱において、前記セット部は、カバーの本体
にヒンジ部を介して回動可能に形成されたセット板から
なることを要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の電気接続箱において、前記カバーの本体には、コネク
タをセットしたセット板が組み込み位置に回動されたと
き、そのセット板を位置決めするための位置決め部を設
けたことを要旨とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項2または
請求項3に記載の電気接続箱において、前記カバーの本
体には、コネクタをセットしたセット板が組み込み位置
に回動された状態にて、コネクタを位置規制するための
規制部を設けたことを要旨とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
請求項4のいずれか一項に記載の電気接続箱において、
前記ケースとカバーとのいずれか一方に操作レバーを設
け、他方と操作レバーとの間には、操作レバーの操作時
に、カバーに対してケース側への組み付け移動力を生起
させる移動力生起手段を設けたことを要旨とする。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の電気接続箱において、前記移動力生起手段は、ケース
またはカバーと操作レバーとのいずれか一方に設けられ
たカム部と、そのカム部に係合するように他方に設けら
れた係合部とからなることを要旨とする。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項5または
請求項6に記載の電気接続箱において、前記操作レバー
は、ケースまたはカバーの両側部に一対設けたことを要
旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の一実施形態
を、図1〜図6に基づいて説明する。図1〜図3に示す
ように、電気接続箱のケース11は上面に開口部11a
を有するほぼ四角筒状に形成され、その一側上部には覆
い部11bが突設されている。ケース11内には複数
(本実施形態では一対)のコネクタホルダ12が形成さ
れ、これらのコネクタホルダ12内には複数の接続端子
13が配設されている。ケース11の開口部11aには
カバー14が被覆装着されている。
【0016】図4に示すように、前記カバー14は、下
面に開口を有するほぼ四角筒状の本体15と、その本体
15の一側端縁に薄肉ヒンジ部16を介して回動可能に
一体形成されたセット部としてのセット板17とから構
成されている。本体15の側面及び端部上面には取出口
15aが形成されている。セット板17には複数(本実
施形態では前記コネクタホルダ12に対応して一対)の
セット孔17aが形成され、それらの開口縁の下面には
係止爪18が突設されている。
【0017】そして、図4に実線で示すように、前記セ
ット板17が本体15外の突出位置に配置された状態
で、予め各セット孔17aにコネクタ19が下方から挿
入セットされるようになっている。これらのコネクタ1
9の端部にはフランジ部19aが形成され、各コネクタ
19はこのフランジ部19aにおいて係止爪18に係止
保持されるようになっている。また、各コネクタ19の
フランジ部19a上にはワイヤハーネス20が延長さ
れ、コネクタ19内の図示しない接続端子に接続されて
いる。
【0018】図1、図2及び図4に示すように、前記カ
バー14における本体15の両側内面の下端縁には、各
一対の位置決め部としての保持爪21突設されている。
これらの保持爪21と対応するように、本体15の両側
内面には各一対のリブ22が突設され、それらの下端縁
には位置決め部としての位置決め面22aと、規制部と
しての規制面22bとが段差状に形成されている。
【0019】そして、図4に鎖線で示すように、前記セ
ット板17の両セット孔17aにコネクタ19がセット
された状態で、セット板17が本体15内の組み込み位
置に回動されたとき、セット板17が保持爪21及びリ
ブ22の位置決め面22aによって上下から挟持され
て、所定位置に位置決め保持される。また、セット板1
7が本体15内の組み込み位置に回動された状態で、各
コネクタ19がリブ22の規制面22bに当接して、各
コネクタ19の上方への移動が規制される。
【0020】さらに、本体15内へのセット板17の組
み込み状態において、各コネクタ19から延びるワイヤ
ハーネス20が、カバー14の取出口15aを介して外
部に取り出されるようになっている。
【0021】図1〜図3、図5及び図6に示すように、
前記カバー14の本体15の両側外面には一対の操作レ
バー23がピン24を介して回転操作可能に取り付けら
れている。両操作レバー23の基部にはカム部としての
カム溝25が形成されている。このカム溝25は、開口
部25aと、その開口部25aから所定角度A1だけ同
心状に延びる同心溝部25bと、その同心溝部25bに
続いて所定角度A2だけ偏心状に延びる偏心溝部25c
と、その偏心溝部25cに括れ部25dを介して形成さ
れた保持部25eとを備えている。偏心溝部25cとピ
ン24との距離は同心溝部25b側ほど大きく、保持部
25e側ほど短くなっている。
【0022】前記ケース11の両側内面には、両操作レ
バー23を挿入するための凹所26が形成されている。
各凹所26の内面には、操作レバー23のカム溝25に
係合可能な係合部としての係合ピン27が突設されてい
る。そして、前記カム溝25と係合ピン27とによって
移動力生起手段が構成されている。
【0023】すなわち、カバー14がケース11の開口
部11aに嵌挿されて、カム溝25に係合ピン27が挿
入された状態で、両操作レバー23が回動操作されたと
き、係合ピン27と偏心溝部25cとが係合する。する
と、偏心溝部25cは保持部25e側ほどピン24との
距離が短くなっているので、ピン24に対して係合ピン
27側に接近させる力、すなわち、カバー14に対して
ケース11側への組み付け移動力が生起される。これに
より、カバー14がケース11の開口部11aに被覆装
着されると同時に、両コネクタ19がコネクタホルダ1
2に嵌合接続される。また、両操作レバー23の回動操
作に伴い、係合ピン27が括れ部25dを通過して保持
部25eに係合されたとき、両操作レバー23が回動位
置に係止保持される。
【0024】次に、前記のように構成された電気接続箱
の組み付け手順を説明する。さて、この電気接続箱の組
み付けに際しては、図4に実線で示すように、セット板
17がカバー14の本体15外に突出配置された状態
で、各セット孔17aにコネクタ19を挿入セットし
て、係止爪18により係止保持する。続いて、同図に鎖
線で示すように、薄肉ヒンジ部16を介してセット板1
7を本体15内の組み込み位置に回動させると、セット
板17が保持爪21及びリブ22の位置決め面22aに
接合挟持されて、所定位置に位置決めされる。この状態
で、各コネクタ19から延びるワイヤハーネス20を、
カバー14の取出口15aから外部に導出させる。
【0025】その後、図5に示すように、カバー14を
ケース11の開口部11aに嵌挿すると、ケース11の
内側面の係合ピン27が両操作レバー23のカム溝25
内に開口部25aから挿入される。この状態で、両操作
レバー23を図5の矢印方向に回動操作すると、係合ピ
ン27が同心溝部25bを通過して偏心溝部25c内に
進入する。そして、この係合ピン27と偏心溝部25c
との係合により、ピン24を介してカバー14に対して
ケース11側への組み付け移動力が生起される。カバー
14に対して下方への組み付け移動力が生起される。
【0026】これにより、図1〜図3に示すように、カ
バー14がケース11の開口部11aに被覆装着される
と同時に、両コネクタ19がコネクタホルダ12に嵌合
接続される。また、このカバー14の被覆装着に伴っ
て、ケース11上の覆い部11bにより、カバー14の
取出口15aの側面が覆われる。このとき、各コネクタ
19はリブ22の規制面22bと係合して、上方への移
動が規制されているため、コネクタホルダ12に対する
嵌合接続時の反力で、上方へ押し上げられることはな
い。
【0027】そして、前記操作レバー23が所定回動位
置まで回動操作されると、図1に示すように、係合ピン
27がカム溝25の括れ部25dを介して保持部25e
に係合される。これにより、両操作レバー23が回動位
置に係止されて、カバー14がケース11に対する被覆
装着状態に保持される。従って、カバー14が装着状態
から不用意に外れるおそれはない。
【0028】前記の実施形態によって期待できる効果に
ついて、以下に記載する。 ・ この実施形態の電気接続箱においては、コネクタ1
9を嵌合接続するためのコネクタホルダ12がケース1
1に設けられている。ケース11の開口部11aを被覆
するカバー14には、コネクタ19を予めセットしてお
くためのセット部17が形成されている。そして、セッ
ト部17にコネクタ19をセットするとともに、コネク
タ19から延びるワイヤハーネス20をカバー14外へ
取り出した状態で、カバー14をケース11の開口部1
1aに被覆装着したとき、コネクタ19がコネクタホル
ダ12に嵌合接続されるようになっている。このため、
コネクタホルダ12に対するコネクタ19の嵌合接続
と、ケース11の開口部11aに対するカバー14の被
覆装着とを同時に行うことができ、組み付け工数を少な
くして作業時間を短縮することができる。
【0029】・ この実施形態の電気接続箱において
は、セット部が、カバー14の本体15にヒンジ部16
を介して回動可能に形成されたセット板17からなって
いる。このため、セット部の構造が簡単であるととも
に、コネクタ19のセット操作を容易に行うことができ
る。
【0030】・ この実施形態の電気接続箱において
は、コネクタ19をセットしたセット板17が本体15
内の組み込み位置に回動されたとき、そのセット板17
を位置決めするための位置決め部21,22aが、カバ
ー14の本体15に設けられてる。このため、セット板
17にセットしたコネクタ19を本体15内の所定位置
に正確に位置決めすることができる。
【0031】・ この実施形態の電気接続箱において
は、コネクタ19をセットしたセット板17が組み込み
位置に回動された状態にて、コネクタ19を位置規制す
るための規制部22bが、カバー14の本体15に設け
られている。このため、コネクタホルダ12に対するコ
ネクタ19の嵌合接続時に、コネクタ19がセット板1
7上のセット状態から妄動するのを防止することができ
る。
【0032】・ この実施形態の電気接続箱において
は、カバー14に操作レバー23が取り付けられ、その
操作レバー23とケース11との間には、操作レバー2
3の操作時に、カバー14に対してケース11側への組
み付け移動力を生起させる移動力生起手段25,27が
設けられている。このため、操作レバー23の操作によ
り、コネクタホルダ12に対するコネクタ19の嵌合接
続を、大きな操作力を要することなく容易に行うことが
できる。
【0033】・ この実施形態の電気接続箱において
は、移動力生起手段が、操作レバー23に形成されたカ
ム部としてのカム溝25と、そのカム溝25に係合する
ようにケース11に設けられた係合部としての係合ピン
27とからなっている。このため、移動力生起手段の構
成が簡単であるとともに、コネクタホルダ12に対する
コネクタ19の嵌合接続を容易に行うことができる。
【0034】・ この実施形態の電気接続箱において
は、操作レバー23が、ケース11の両側部に一対設け
られている。このため、一対の操作レバー23の操作に
より、コネクタ19を両側部からコネクタホルダ12に
対して、容易かつ確実に嵌合接続することができる。
【0035】・ この実施形態の電気接続箱において
は、カム部がカム溝25から構成され、そのカム溝25
には同心溝部25bと偏心溝部25cとが連続して形成
されている。このため、係合ピン27を同心溝部25b
を介して偏心溝部25c内へ抵抗なく容易に導入するこ
とができるとともに、偏心溝部25cと係合ピン27と
の係合により、コネクタ19をコネクタホルダ12に対
して軽い力で容易に嵌合接続することができる。
【0036】・ この実施形態の電気接続箱において
は、カム部がカム溝25から構成され、そのカム溝25
の終端には括れ部25dを介して保持部25eが形成さ
れている。このため、係合ピン27と保持部25eとの
係合により、操作レバー23を回動操作位置に係止し
て、カバー14をケース11に対する被覆装着状態に保
持することができる。
【0037】なお、この実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・ 前記実施形態と逆に、操作レバー23をケース11
に回動操作可能に取り付けること。
【0038】・ 前記実施形態と逆に、操作レバー23
に係合ピン27等の係止部を設け、対応するケース11
またカバー14にカム溝25等のカム部を形成するこ
と。 ・ 前記実施形態において、一対の操作レバー23を先
端部において一体回動可能に連結すること。
【0039】さらに、上記実施形態により把握される請
求項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と
ともに記載する。 (1) 前記カム部をカム溝から構成し、そのカム溝に
は同心溝部と偏心溝部とを連続して形成した請求項6ま
たは請求項7に記載の電気接続箱。
【0040】この構成によれば、係合部を同心溝部を介
して偏心溝部内へ抵抗なく容易に導入することができる
とともに、偏心溝部と係合部との係合により、コネクタ
をコネクタホルダに対して軽い力で容易に嵌合接続する
ことができる。
【0041】(2) 前記カム部をカム溝から構成し、
そのカム溝の終端には括れ部を介して保持部を形成した
請求項6、請求項7または前記(1)のいずれかに記載
の電気接続箱。
【0042】この構成によれば、係合部と保持部との係
合により、操作レバーを回動操作位置に係止保持して、
カバーをケースに対する被覆装着状態に保持することが
できる。
【0043】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、コネクタホルダに対するコネクタの嵌合接
続と、ケースの開口部に対するカバーの被覆装着とを同
時に行うことができ、組み付け工数を少なくして作業時
間を短縮することができる。
【0044】請求項2に記載の発明によれば、セット部
の構造が簡単であるとともに、コネクタのセット操作を
容易に行うことができる。請求項3に記載の発明によれ
ば、セット板にセットしたコネクタをカバー本体内の所
定位置に正確に位置決めすることができる。
【0045】請求項4に記載の発明によれば、コネクタ
ホルダに対するコネクタの嵌合接続時に、コネクタがセ
ット板上のセット状態から妄動するのを防止することが
できる。
【0046】請求項5に記載の発明によれば、コネクタ
ホルダに対するコネクタの嵌合接続を、大きな操作力を
要することなく容易に行うことができる。請求項6に記
載の発明によれば、移動力生起手段の構成が簡単である
とともに、コネクタホルダに対するコネクタの嵌合接続
を容易に行うことができる。
【0047】請求項7に記載の発明によれば、一対の操
作レバーの操作により、コネクタを両側部からコネクタ
ホルダに対して、容易かつ確実に嵌合接続することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電気接続箱の一実施形態を示す正断
面図。
【図2】その電気接続箱の側断面図。
【図3】同じく電気接続箱の平断面図。
【図4】カバーにコネクタを組み付けた状態を示す展開
状態の断面図。
【図5】ケースにカバーを組み付ける際の状態を示す正
断面図。
【図6】操作レバーを拡大して示す部分正面図。
【図7】従来の電気接続箱を示す分解斜視図。
【符号の説明】
11…ケース、11a…開口部、12…コネクタホル
ダ、14…カバー、15…本体、16…薄肉ヒンジ部、
17…セット部としてのセット板、17a…セット孔、
19…コネクタ、20…ワイヤハーネス、21…位置決
め部としての保持爪、22…リブ、22a…位置決め部
としての位置決め面、22b…規制部としての規制面、
23…操作レバー、25…移動力生起手段を構成するカ
ム部としてのカム溝、25b…同心溝部、25c…偏心
溝部、25d…括れ部、25e…保持部、27…移動力
生起手段を構成する係合部としての係合ピン。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースに設けられたコネクタホルダにコ
    ネクタを嵌合接続するとともに、ケースの開口部にカバ
    ーを被覆装着した電気接続箱において、 前記カバーにはコネクタを予めセットしておくためのセ
    ット部を設けた電気接続箱。
  2. 【請求項2】 前記セット部は、カバーの本体にヒンジ
    部を介して回動可能に形成されたセット板である請求項
    1に記載の電気接続箱。
  3. 【請求項3】 前記カバーの本体には、コネクタをセッ
    トしたセット板が組み込み位置に回動されたとき、その
    セット板を位置決めするための位置決め部を設けた請求
    項2に記載の電気接続箱。
  4. 【請求項4】 前記カバーの本体には、コネクタをセッ
    トしたセット板が組み込み位置に回動された状態にて、
    コネクタを位置規制するための規制部を設けた請求項2
    または請求項3に記載の電気接続箱。
  5. 【請求項5】 前記ケースとカバーとのいずれか一方に
    操作レバーを設け、他方と操作レバーとの間には、操作
    レバーの操作時に、カバーに対してケース側への組み付
    け移動力を生起させる移動力生起手段を設けた請求項1
    ないし請求項4のいずれか一項に記載の電気接続箱。
  6. 【請求項6】 前記移動力生起手段は、ケースまたはカ
    バーと操作レバーとのいずれか一方に設けられたカム部
    と、そのカム部に係合するように他方に設けられた係合
    部とからなる請求項5に記載の電気接続箱。
  7. 【請求項7】 前記操作レバーは、ケースまたはカバー
    の両側部に一対設けた請求項5または請求項6に記載の
    電気接続箱。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7037124B2 (en) 2004-02-19 2006-05-02 Tyco Electronics Amp Korea, Ltd. Junction box for vehicles and method for assembling the same
US7241154B1 (en) 2006-05-02 2007-07-10 Sumitomo Electrical Wiring Systems - Detroit Technical Center, Inc. Junction block assembly with cam levers
JP2008236847A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Furukawa Electric Co Ltd:The 電気接続箱

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JP2008236847A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Furukawa Electric Co Ltd:The 電気接続箱

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