JP2000007263A - 動く歩道 - Google Patents
動く歩道Info
- Publication number
- JP2000007263A JP2000007263A JP17615098A JP17615098A JP2000007263A JP 2000007263 A JP2000007263 A JP 2000007263A JP 17615098 A JP17615098 A JP 17615098A JP 17615098 A JP17615098 A JP 17615098A JP 2000007263 A JP2000007263 A JP 2000007263A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- sprocket
- moving
- sprockets
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 4
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 claims description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G17/00—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface
- B65G17/12—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface comprising a series of individual load-carriers fixed, or normally fixed, relative to traction element
- B65G17/123—Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface comprising a series of individual load-carriers fixed, or normally fixed, relative to traction element arranged to keep the load-carriers horizontally during at least a part of the conveyor run
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造でピットが浅く、かつ振動、騒音
がなく円滑に駆動できる。 【解決手段】 無端状に連結され両端スプロケット部間
に巻回されたチェーンと、このチェーン間に取り付けら
れた複数のパレットと、このパレットを循環移動させる
駆動装置とを有し、上記パレットが両端スプロケット部
で平行移動的に円弧運動を行なう。
がなく円滑に駆動できる。 【解決手段】 無端状に連結され両端スプロケット部間
に巻回されたチェーンと、このチェーン間に取り付けら
れた複数のパレットと、このパレットを循環移動させる
駆動装置とを有し、上記パレットが両端スプロケット部
で平行移動的に円弧運動を行なう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動く歩道に関し、特
に床面のピットが浅い空間においても設置することがで
き、円滑・静粛に運転できる動く歩道に関する。
に床面のピットが浅い空間においても設置することがで
き、円滑・静粛に運転できる動く歩道に関する。
【0002】
【従来の技術】動く歩道は、駅構内、空港施設、観光地
施設、娯楽施設等の多くの場所で、新しい乗客輸送手段
として多用されるようになっている。従来の動く歩道
は、例えば複数組のパレットを互いに配列して、無端状
に連結されたチェーン等の駆動手段を介してそのパレッ
トを連続的に走行移動するように構成され、乗客はパレ
ットの上面である踏面に乗った状態で移動する。パレッ
トは動く歩道の両端部に設けられたスプロケットにより
チェーン等を介して循環移動される。従来の動く歩道の
スプロケット部を図9に示す。パレット1が循環移動さ
れる前後両端のスプロケット2では、パレット1はスプ
ロケット2の回りを回転してその踏み面1aを反転して
いる。
施設、娯楽施設等の多くの場所で、新しい乗客輸送手段
として多用されるようになっている。従来の動く歩道
は、例えば複数組のパレットを互いに配列して、無端状
に連結されたチェーン等の駆動手段を介してそのパレッ
トを連続的に走行移動するように構成され、乗客はパレ
ットの上面である踏面に乗った状態で移動する。パレッ
トは動く歩道の両端部に設けられたスプロケットにより
チェーン等を介して循環移動される。従来の動く歩道の
スプロケット部を図9に示す。パレット1が循環移動さ
れる前後両端のスプロケット2では、パレット1はスプ
ロケット2の回りを回転してその踏み面1aを反転して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示す従来の構造では、スプロケット2の直径は少なくと
もパレット1の進行方向幅の長さ以上必要となり、実際
的には進行方向幅の 2倍以上の長さが必要となる。その
結果、スプロケットを収納するため、床面13からのピ
ット幅H´を深くしなければならないという問題があ
る。パレットの長さを短くすることによりピットを浅く
することができるが、パレットの数や連結部等が多くな
り、製造コストを高め、また保守点検が複雑となり実際
的でないという問題がある。
示す従来の構造では、スプロケット2の直径は少なくと
もパレット1の進行方向幅の長さ以上必要となり、実際
的には進行方向幅の 2倍以上の長さが必要となる。その
結果、スプロケットを収納するため、床面13からのピ
ット幅H´を深くしなければならないという問題があ
る。パレットの長さを短くすることによりピットを浅く
することができるが、パレットの数や連結部等が多くな
り、製造コストを高め、また保守点検が複雑となり実際
的でないという問題がある。
【0004】また、大きい質量を持ったパレット1がス
プロケット2のまわりで回転し反転するため、循環速度
を上げると振動、騒音が発生するという問題がある。
プロケット2のまわりで回転し反転するため、循環速度
を上げると振動、騒音が発生するという問題がある。
【0005】本発明は、このような問題に対処するため
になされたもので、簡単な構造でピットが浅く、かつ振
動、騒音がなく円滑に駆動できるパレット式の動く歩道
を提供することを目的とする。
になされたもので、簡単な構造でピットが浅く、かつ振
動、騒音がなく円滑に駆動できるパレット式の動く歩道
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の動く歩道は、無
端状に連結され両端スプロケット間に巻回されたチェー
ンと、このチェーンに取り付けられた複数のパレット
と、このパレットを循環移動させる駆動装置とを有し、
上記パレットが両端スプロケットで平行移動的に円弧運
動を行なうことを特徴とする。
端状に連結され両端スプロケット間に巻回されたチェー
ンと、このチェーンに取り付けられた複数のパレット
と、このパレットを循環移動させる駆動装置とを有し、
上記パレットが両端スプロケットで平行移動的に円弧運
動を行なうことを特徴とする。
【0007】また、上記パレットが移動方向に対して左
右で前後に結合軸の位相をずらして2条のチェーン間に
取り付けられ、上記結合軸の位相のずれに合わせて左右
のスプロケットの回転軸位相を前後にずらしたことを特
徴とする。
右で前後に結合軸の位相をずらして2条のチェーン間に
取り付けられ、上記結合軸の位相のずれに合わせて左右
のスプロケットの回転軸位相を前後にずらしたことを特
徴とする。
【0008】また、上記パレットの結合軸位置に支持ロ
ーラーが設けられ、対角の位置にあるローラーが他の対
角の位置にあるローラーより左右方向外側に突出してい
ることを特徴とする。
ーラーが設けられ、対角の位置にあるローラーが他の対
角の位置にあるローラーより左右方向外側に突出してい
ることを特徴とする。
【0009】本発明は、パレットが両端スプロケットで
平行移動的に円弧運動を行なうことにより、回転し反転
するために生じるパレットの移動方向長さに応じた大き
な径のスプロケットが必要なくなる。すなわち、パレッ
トの長さに関係なく両端のスプロケットを小さくするこ
とができる。
平行移動的に円弧運動を行なうことにより、回転し反転
するために生じるパレットの移動方向長さに応じた大き
な径のスプロケットが必要なくなる。すなわち、パレッ
トの長さに関係なく両端のスプロケットを小さくするこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図1〜図
8を参照して説明する。図1は本発明に係る動く歩道の
全体を示す図である。床下にピット(図中矢印方向下
面)を設け、無端状に連結されたチェーンに取り付けら
れ循環移動する複数のパレット1、駆動装置4、この駆
動装置4に連結された駆動スプロケット2、および従動
スプロケット3等を床下のピット内に収納し、床上には
移動手摺5が設けられている。
8を参照して説明する。図1は本発明に係る動く歩道の
全体を示す図である。床下にピット(図中矢印方向下
面)を設け、無端状に連結されたチェーンに取り付けら
れ循環移動する複数のパレット1、駆動装置4、この駆
動装置4に連結された駆動スプロケット2、および従動
スプロケット3等を床下のピット内に収納し、床上には
移動手摺5が設けられている。
【0011】図2は、動く歩道の駆動スプロケット2側
の平面図である。乗客の乗る複数個のパレット1は、四
隅に設けられた支持ローラー7a、7b、7c、7d
と、対角のローラー7b、7cの軸先端に設けられたチ
ェーン結合軸12とを有し、このチェーン結合軸12に
回転自在に取り付けられた無端状の循環駆動用チェーン
8a、8bにより支持ローラー7a、7b、7c、7d
がガイドレール6上を転動する。循環駆動用チェーン8
aは駆動スプロケット2aおよび従動スプロケット3a
に、同じく循環駆動用チェーン8bは駆動スプロケット
2bおよび従動スプロケット3bに、それぞれ無端状に
巻回され、それぞれ駆動スプロケット2a、2bにより
駆動される。駆動スプロケット2a、2bにはさらにそ
の外側にスプロケットを一体に取り付け、モーター1
0、ブレーキ、減速機11からなる駆動装置に設けられ
たスプロケット11a、11bに左右それぞれの動力チ
ェーン9a、9bで駆動する。
の平面図である。乗客の乗る複数個のパレット1は、四
隅に設けられた支持ローラー7a、7b、7c、7d
と、対角のローラー7b、7cの軸先端に設けられたチ
ェーン結合軸12とを有し、このチェーン結合軸12に
回転自在に取り付けられた無端状の循環駆動用チェーン
8a、8bにより支持ローラー7a、7b、7c、7d
がガイドレール6上を転動する。循環駆動用チェーン8
aは駆動スプロケット2aおよび従動スプロケット3a
に、同じく循環駆動用チェーン8bは駆動スプロケット
2bおよび従動スプロケット3bに、それぞれ無端状に
巻回され、それぞれ駆動スプロケット2a、2bにより
駆動される。駆動スプロケット2a、2bにはさらにそ
の外側にスプロケットを一体に取り付け、モーター1
0、ブレーキ、減速機11からなる駆動装置に設けられ
たスプロケット11a、11bに左右それぞれの動力チ
ェーン9a、9bで駆動する。
【0012】本発明においては、複数のパレット1が駆
動スプロケット2および従動スプロケット3部で、平行
移動的に円弧運動を行なう。図3は、図2におけるパレ
ット1の移動状態を示す側面図、図4は同じく図2にお
けるA−A拡大断面図である。パレット1は、駆動スプ
ロケット2および従動スプロケット3間の往復路におい
て常に踏み面1aが上面となって移動し、駆動スプロケ
ット2部および従動スプロケット3部にて進行方向を転
換する。
動スプロケット2および従動スプロケット3部で、平行
移動的に円弧運動を行なう。図3は、図2におけるパレ
ット1の移動状態を示す側面図、図4は同じく図2にお
けるA−A拡大断面図である。パレット1は、駆動スプ
ロケット2および従動スプロケット3間の往復路におい
て常に踏み面1aが上面となって移動し、駆動スプロケ
ット2部および従動スプロケット3部にて進行方向を転
換する。
【0013】平行移動的に円弧運動を行なう一例につい
て説明する。図5は、図2におけるパレット1の駆動ス
プロケット2側の拡大図である。また、図6は支持ロー
ラ部の拡大図である。図5において、駆動スプロケット
2aおよび2bは、それぞれの駆動軸中心がパレット1
の移動方向に対して相互に長さLだけ位相がずれてい
る。この長さLは、図5に示すパレット1の左右のチェ
ーン結合軸12b、12cの前後の位相のずれLと同じ
である。チェーン結合軸12b、12cは、図5におい
て、パレット1の略対角線上に設けられることが好まし
い。略対角線上に設けることにより、長さLを長くする
ことができ、パレット1の振動を抑え、円弧運動時の安
定性を向上させることができる。
て説明する。図5は、図2におけるパレット1の駆動ス
プロケット2側の拡大図である。また、図6は支持ロー
ラ部の拡大図である。図5において、駆動スプロケット
2aおよび2bは、それぞれの駆動軸中心がパレット1
の移動方向に対して相互に長さLだけ位相がずれてい
る。この長さLは、図5に示すパレット1の左右のチェ
ーン結合軸12b、12cの前後の位相のずれLと同じ
である。チェーン結合軸12b、12cは、図5におい
て、パレット1の略対角線上に設けられることが好まし
い。略対角線上に設けることにより、長さLを長くする
ことができ、パレット1の振動を抑え、円弧運動時の安
定性を向上させることができる。
【0014】パレット1は、四隅にこれを支持しガイド
レール6上を転動する支持ローラー7a、7b、7c、
7dがあり、組の対角のローラー7b、7cは、他の対
角のローラー7a、7dより左右外側に突出している。
ローラー7b、7cをローラー7a、7dより左右外側
に突出させることにより、平行移動的に円弧運動を開始
する直前までパレット1をガイドレール6に乗せておく
ことができ、パレット1が安定する。また、パレット1
をガイドレール6に乗せておくことができるので、駆動
スプロケット2直前まで床面13を後退させることがで
きる。したがって、設置部分を含めて動く歩道の前後方
向を短縮でき、省スペース化を図ることができる。この
突出した対角のローラー7b、7cの軸をさらに外側に
延長してチェーン結合軸12とし、この結合軸12に無
端状の循環駆動用チェーン8が回転自在に取り付けられ
る。なお、結合軸12とローラー7とを一体としないで
別々に取り付けることもできる。
レール6上を転動する支持ローラー7a、7b、7c、
7dがあり、組の対角のローラー7b、7cは、他の対
角のローラー7a、7dより左右外側に突出している。
ローラー7b、7cをローラー7a、7dより左右外側
に突出させることにより、平行移動的に円弧運動を開始
する直前までパレット1をガイドレール6に乗せておく
ことができ、パレット1が安定する。また、パレット1
をガイドレール6に乗せておくことができるので、駆動
スプロケット2直前まで床面13を後退させることがで
きる。したがって、設置部分を含めて動く歩道の前後方
向を短縮でき、省スペース化を図ることができる。この
突出した対角のローラー7b、7cの軸をさらに外側に
延長してチェーン結合軸12とし、この結合軸12に無
端状の循環駆動用チェーン8が回転自在に取り付けられ
る。なお、結合軸12とローラー7とを一体としないで
別々に取り付けることもできる。
【0015】循環駆動用チェーン8a、8bが駆動され
ると、パレット1は移動を始め、駆動スプロケット2a
および2bにおいて、循環駆動用チェーン8a、8bに
距離Lだけずれた状態のまま支持されて駆動スプロケッ
ト2aおよび2bまわりを常に踏み面1aが上面となっ
て円弧運動する(図3)。この、円弧運動部分では、パ
レット1はチェーン結合軸12を介してスプロケット2
aおよび2bと噛み合っている循環駆動用チェーン8
a、8bで支持され、左右のチェーン結合軸の軸心の位
相が長さLだけずれているためパレットが揺動すること
なく安定的に円弧運動を行なうことができる。すなわ
ち、パレット1の揺動軸が対角線上であり、またチェー
ン結合軸12の方向がパレット1の移動方向と直角方向
であり、両軸方向が異なるので、駆動スプロケットで平
行移動的に円弧運動を行なう際にパレットの揺動を抑え
ることができる。
ると、パレット1は移動を始め、駆動スプロケット2a
および2bにおいて、循環駆動用チェーン8a、8bに
距離Lだけずれた状態のまま支持されて駆動スプロケッ
ト2aおよび2bまわりを常に踏み面1aが上面となっ
て円弧運動する(図3)。この、円弧運動部分では、パ
レット1はチェーン結合軸12を介してスプロケット2
aおよび2bと噛み合っている循環駆動用チェーン8
a、8bで支持され、左右のチェーン結合軸の軸心の位
相が長さLだけずれているためパレットが揺動すること
なく安定的に円弧運動を行なうことができる。すなわ
ち、パレット1の揺動軸が対角線上であり、またチェー
ン結合軸12の方向がパレット1の移動方向と直角方向
であり、両軸方向が異なるので、駆動スプロケットで平
行移動的に円弧運動を行なう際にパレットの揺動を抑え
ることができる。
【0016】また、駆動スプロケット2aおよび2bを
距離Lだけ離して設置すれば、スプロケットの直径は、
パレット1またはガイドローラ7の厚さとパレットを保
持するガイドレール6の厚さの和程度まで小さくするこ
とができる(図4)。このように、パレット1が駆動ス
プロケットに沿って回転して反転することがないので、
スプロケットの直径を小さくすることにより、ピットの
深さを浅くすることができ、省スペースが図れる。
距離Lだけ離して設置すれば、スプロケットの直径は、
パレット1またはガイドローラ7の厚さとパレットを保
持するガイドレール6の厚さの和程度まで小さくするこ
とができる(図4)。このように、パレット1が駆動ス
プロケットに沿って回転して反転することがないので、
スプロケットの直径を小さくすることにより、ピットの
深さを浅くすることができ、省スペースが図れる。
【0017】駆動スプロケット2および従動スプロケッ
ト3との間にはガイドレール6が設けられ、パレット1
の支持ローラー7を受けてガイドする。ガイドレール6
の設置位置を図7に示す。図7はガイドレール6の平面
図である。上側のガイドレール6aの両端は、支持ロー
ラー7がパレットと一体になってスプロケット部で円弧
運動をするその手前まで設けられている。また、下側の
ガイドレール6bは円弧運動部分まで水平に延ばすこと
ができる。
ト3との間にはガイドレール6が設けられ、パレット1
の支持ローラー7を受けてガイドする。ガイドレール6
の設置位置を図7に示す。図7はガイドレール6の平面
図である。上側のガイドレール6aの両端は、支持ロー
ラー7がパレットと一体になってスプロケット部で円弧
運動をするその手前まで設けられている。また、下側の
ガイドレール6bは円弧運動部分まで水平に延ばすこと
ができる。
【0018】複数のパレット相互間の関係について説明
する。スプロケット部で円弧運動を開始したパレット
は、水平移動しているパレットに対しスプロケットのピ
ッチ円径を基円とするサイクロイド曲線を軌跡とする曲
線上を動くため、隣接するパレット同士の間に互いに干
渉しない程度の間隙を設ける。また、パレットの進行方
向前後の端部において、チェーン結合軸12の軸心から
パレットの上面、または下面までの厚さが厚い場合に
は、パレット間の隙間を狭くする必要から、パレットの
前後端面はサイクロイド曲線、または近似の曲線もしく
は直線とすることが好ましい。
する。スプロケット部で円弧運動を開始したパレット
は、水平移動しているパレットに対しスプロケットのピ
ッチ円径を基円とするサイクロイド曲線を軌跡とする曲
線上を動くため、隣接するパレット同士の間に互いに干
渉しない程度の間隙を設ける。また、パレットの進行方
向前後の端部において、チェーン結合軸12の軸心から
パレットの上面、または下面までの厚さが厚い場合に
は、パレット間の隙間を狭くする必要から、パレットの
前後端面はサイクロイド曲線、または近似の曲線もしく
は直線とすることが好ましい。
【0019】動く歩道の取り付け状況を図8に示す。図
8は動く歩道の駆動スプロケット側の断面図である。床
面13の下部のピット内に駆動スプロケット2および減
速機11等が収納され、パレット1が支持ローラ7によ
りガイドレール6上を循環移動する。また、床上にはパ
レット1の移動速度と連動した移動手摺5が設けられて
いる。ピットの深さHは、パレット1の回転運動がない
ので浅くすることができ、省スペースが図れる。また、
移動手摺5を駆動スプロケット2上に設置することがで
きるので、動く歩道前後の設置面積も小さくすることが
できる。
8は動く歩道の駆動スプロケット側の断面図である。床
面13の下部のピット内に駆動スプロケット2および減
速機11等が収納され、パレット1が支持ローラ7によ
りガイドレール6上を循環移動する。また、床上にはパ
レット1の移動速度と連動した移動手摺5が設けられて
いる。ピットの深さHは、パレット1の回転運動がない
ので浅くすることができ、省スペースが図れる。また、
移動手摺5を駆動スプロケット2上に設置することがで
きるので、動く歩道前後の設置面積も小さくすることが
できる。
【0020】
【発明の効果】本発明の動く歩道は、複数のパレットが
両端スプロケット部で平行移動的に円弧運動を行なうの
で、スプロケットで回転し、反転することがない。その
ため、パレットの往復動が円滑で、静粛な運転が可能と
なる。また、パレットの長さに関係なくスプロケットの
大きさを小さく決められるので、ピットを浅くすること
ができ省スペースの動く歩道が得られる。
両端スプロケット部で平行移動的に円弧運動を行なうの
で、スプロケットで回転し、反転することがない。その
ため、パレットの往復動が円滑で、静粛な運転が可能と
なる。また、パレットの長さに関係なくスプロケットの
大きさを小さく決められるので、ピットを浅くすること
ができ省スペースの動く歩道が得られる。
【0021】また、前後にずらされたパレットの結合軸
の位相に合わせてスプロケットの回転軸位相を前後にず
らしたので、パレットの振れがなくなり上記平行移動的
な円弧運動がより円滑・静粛に行なわれる。
の位相に合わせてスプロケットの回転軸位相を前後にず
らしたので、パレットの振れがなくなり上記平行移動的
な円弧運動がより円滑・静粛に行なわれる。
【0022】また、パレットの四隅に設けられ、対角の
位置にあるローラーが他の対角の位置にあるローラーよ
り左右方向外側に突出しているので、パレット同士の取
り付けが容易となる。さらに、上記平行移動的な円弧運
動が開始する直前までパレットをガイドレールに乗せて
おくことができ、駆動部を短くできるので、動く歩道の
前後方向を短縮でき、省スペース化が図れる。
位置にあるローラーが他の対角の位置にあるローラーよ
り左右方向外側に突出しているので、パレット同士の取
り付けが容易となる。さらに、上記平行移動的な円弧運
動が開始する直前までパレットをガイドレールに乗せて
おくことができ、駆動部を短くできるので、動く歩道の
前後方向を短縮でき、省スペース化が図れる。
【図1】動く歩道の全体を示す図である。
【図2】駆動スプロケット側の平面図である。
【図3】図2におけるパレットの移動状態を示す側面図
である。
である。
【図4】図2におけるA−A断面図である。
【図5】図2におけるパレットの駆動スプロケット側拡
大図である。
大図である。
【図6】支持ローラ部の拡大図である。
【図7】ガイドレール6の平面図である。
【図8】動く歩道の駆動スプロケット側の断面図であ
る。
る。
【図9】従来の動く歩道のスプロケット部を示す図であ
る。
る。
1 パレット 2 駆動スプロケット 3 従動スプロケット 4 駆動装置 5 移動手摺 6 ガイドレール 7a、7b、7c、7d 支持ローラー 8a、8b 循環駆動用チェーン 9a、9b 動力チエーン 10 モータ 11 減速機 12b、12c チェーン結合軸 13 床面
Claims (3)
- 【請求項1】 無端状に連結され両端のスプロケット間
に巻回されたチェーンと、このチェーンに取り付けられ
た複数のパレットと、このパレットを循環移動させる駆
動装置とを有する動く歩道であって、 前記パレットが前記スプロケットで平行移動的に円弧運
動を行なうことを特徴とする動く歩道。 - 【請求項2】 前記パレットが移動方向に対して左右で
前後に結合軸の位相をずらして 2条の前記チェーン間に
取り付けられ、前記結合軸の位相のずれに合わせて左右
の前記スプロケットの回転軸位相を前後にずらしたこと
を特徴とする請求項1記載の動く歩道。 - 【請求項3】 前記パレットの結合軸位置に支持ローラ
ーが設けられ、対角の位置にあるローラーが他の対角の
位置にあるローラーより左右方向外側に突出しているこ
とを特徴とする請求項2記載の動く歩道。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17615098A JP2000007263A (ja) | 1998-06-23 | 1998-06-23 | 動く歩道 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17615098A JP2000007263A (ja) | 1998-06-23 | 1998-06-23 | 動く歩道 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000007263A true JP2000007263A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=16008544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17615098A Pending JP2000007263A (ja) | 1998-06-23 | 1998-06-23 | 動く歩道 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000007263A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7344015B2 (en) | 2003-11-03 | 2008-03-18 | Kone Corporation | Conveyor |
EP2138430A1 (en) * | 2008-06-25 | 2009-12-30 | Suzhou Jiangnan Jiajie Elevator Corp. | Transport conveyor |
WO2011095213A1 (en) * | 2010-02-04 | 2011-08-11 | Kone Corporation | Escalator or moving sidewalk and pallet therefore |
WO2014084805A2 (en) | 2012-11-01 | 2014-06-05 | Otis Elevator Company | Offset pallet guidance for passenger conveyor |
-
1998
- 1998-06-23 JP JP17615098A patent/JP2000007263A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7344015B2 (en) | 2003-11-03 | 2008-03-18 | Kone Corporation | Conveyor |
EP2138430A1 (en) * | 2008-06-25 | 2009-12-30 | Suzhou Jiangnan Jiajie Elevator Corp. | Transport conveyor |
WO2011095213A1 (en) * | 2010-02-04 | 2011-08-11 | Kone Corporation | Escalator or moving sidewalk and pallet therefore |
WO2014084805A2 (en) | 2012-11-01 | 2014-06-05 | Otis Elevator Company | Offset pallet guidance for passenger conveyor |
WO2014084805A3 (en) * | 2012-11-01 | 2014-07-24 | Otis Elevator Company | Offset pallet guidance for passenger conveyor |
CN104822615A (zh) * | 2012-11-01 | 2015-08-05 | 奥的斯电梯公司 | 用于乘客输送机的偏移托板引导 |
US9394144B2 (en) | 2012-11-01 | 2016-07-19 | Otis Elevator Company | Offset pallet guidance for passenger conveyor |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI386361B (zh) | 具有驅動機之電扶梯或輸送機 | |
KR100485970B1 (ko) | 승객 컨베이어 장치 | |
KR100195389B1 (ko) | 승객 컨베이어 및 승객 컨베이어용 발판체 | |
GB2243430A (en) | Power transmission apparatus, sprocket means used therein, and passenger conveyer using the same | |
WO2009155752A1 (zh) | 输送机的踏板转向装置、转向方法及低构造高度的输送机 | |
KR100446920B1 (ko) | 에스컬레이터장치 | |
JP3061179B1 (ja) | エスカレータ装置 | |
WO2002000542A1 (fr) | Dispositif de transport pour personnes | |
JP2000007263A (ja) | 動く歩道 | |
CN111704016B (zh) | 一种应用于自动人行道中的踏板平移换向装置 | |
US20150284217A1 (en) | Turnaround Mechanism for Passenger Conveyors | |
JP2010024045A (ja) | 屈曲搬送装置 | |
CN101693497B (zh) | 乘客传送装置 | |
CN100494035C (zh) | 输送装置 | |
JP4326076B2 (ja) | マンコンベア | |
JP2002362874A (ja) | エスカレータ装置 | |
JP2000016550A (ja) | 搬送装置 | |
JP4884731B2 (ja) | 乗客コンベア装置 | |
JP2001316066A (ja) | 乗客搬送コンベア装置 | |
JP2002362870A (ja) | エスカレータ装置 | |
JP2001348180A (ja) | マンコンベア | |
JP2001253674A (ja) | 無端移送装置 | |
JP2653552B2 (ja) | 中間加速マンコンベア | |
JP2001139272A (ja) | マンコンベアのガイドレール支持装置 | |
WO2006100851A1 (ja) | 乗客コンベア |