JP2000000606A - 転がり軸受のシール構造 - Google Patents
転がり軸受のシール構造Info
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- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/34—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
- F16C19/38—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers
- F16C19/383—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone
- F16C19/388—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone with four rows, i.e. four row tapered roller bearings
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B31/00—Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
- B21B31/07—Adaptation of roll neck bearings
- B21B31/078—Sealing devices
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- F16C13/02—Bearings
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- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/7803—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members suited for particular types of rolling bearings
- F16C33/7813—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members suited for particular types of rolling bearings for tapered roller bearings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラビリンスシールを形成するにあたって、構
成部品を少数化できるとともに、組立工程を簡略化でき
る転がり軸受のシール構造を提供する。 【解決手段】 円すいころ軸受10のラビリンスシール50
は、内輪部20に設けた第1環状部材51の鍔部54と、外輪
部30に設けた第2環状部材52の鍔部59とを非接触で交互
に離間配置することにより形成する。第2環状部材52
は、所定位置に破断部57Aが設けられているとともに、
内周面に鍔部59が形成されている。この第2環状部材52
は、初期直径を弾性的に維持可能とする。
成部品を少数化できるとともに、組立工程を簡略化でき
る転がり軸受のシール構造を提供する。 【解決手段】 円すいころ軸受10のラビリンスシール50
は、内輪部20に設けた第1環状部材51の鍔部54と、外輪
部30に設けた第2環状部材52の鍔部59とを非接触で交互
に離間配置することにより形成する。第2環状部材52
は、所定位置に破断部57Aが設けられているとともに、
内周面に鍔部59が形成されている。この第2環状部材52
は、初期直径を弾性的に維持可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転がり軸受のシー
ル構造に係り、例えば圧延機のロールネック等に用いら
れる転がり軸受のシール構造に関する。
ル構造に係り、例えば圧延機のロールネック等に用いら
れる転がり軸受のシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば圧延機のロールネック等に用いら
れる4列円すいころ軸受は、高荷重を受けながら高速回
転するため、軸受内部への異物浸入を防止するためのシ
ール構造として接触式オイルシールを採用すると、摩擦
によりオイルシールのリップ部に摩耗,発熱が生じやす
い。この問題に対して、図7に示す密封形多列ころ軸受
70は、軸受内部への異物浸入を防止するためのシール構
造としてラビリンスシール71が採用されている(特公平
3-66963号公報参照:従来例)。
れる4列円すいころ軸受は、高荷重を受けながら高速回
転するため、軸受内部への異物浸入を防止するためのシ
ール構造として接触式オイルシールを採用すると、摩擦
によりオイルシールのリップ部に摩耗,発熱が生じやす
い。この問題に対して、図7に示す密封形多列ころ軸受
70は、軸受内部への異物浸入を防止するためのシール構
造としてラビリンスシール71が採用されている(特公平
3-66963号公報参照:従来例)。
【0003】密封形多列ころ軸受70は、内輪72および外
輪73間に円すいころ74が複数配置され、内輪72の端部に
内側環状体75,76,77が設けられているとともに、外輪
72の端部に外側環状体78,79が設けられている。内側環
状体75,76,77および外側環状体78,79は、互いにフラ
ンジ80を軸方向に沿って交互に離間配置するように積層
され、かつ、それぞれ固定ボルト81,82により一体化さ
れることによりラビリンスシール71を形成している。こ
のような密封形多列ころ軸受70によれば、非接触式のラ
ビリンスシール71が採用されているため、良好なシール
性が得られるとともに摩耗,発熱が生じにくいという効
果が得られる。
輪73間に円すいころ74が複数配置され、内輪72の端部に
内側環状体75,76,77が設けられているとともに、外輪
72の端部に外側環状体78,79が設けられている。内側環
状体75,76,77および外側環状体78,79は、互いにフラ
ンジ80を軸方向に沿って交互に離間配置するように積層
され、かつ、それぞれ固定ボルト81,82により一体化さ
れることによりラビリンスシール71を形成している。こ
のような密封形多列ころ軸受70によれば、非接触式のラ
ビリンスシール71が採用されているため、良好なシール
性が得られるとともに摩耗,発熱が生じにくいという効
果が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来例は、ラビリンスシール71を形成するために、内側環
状体75,76,77および外側環状体78,79を積層配置する
とともに、それぞれ固定ボルト81,82により一体化する
必要があるため、構成部品が多数化するとともに、組立
工程が煩雑化するという問題があった。本発明は、前述
した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的はラ
ビリンスシールを形成するにあたって、構成部品を少数
化できるとともに、組立工程を簡略化できる転がり軸受
のシール構造を提供することにある。
来例は、ラビリンスシール71を形成するために、内側環
状体75,76,77および外側環状体78,79を積層配置する
とともに、それぞれ固定ボルト81,82により一体化する
必要があるため、構成部品が多数化するとともに、組立
工程が煩雑化するという問題があった。本発明は、前述
した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的はラ
ビリンスシールを形成するにあたって、構成部品を少数
化できるとともに、組立工程を簡略化できる転がり軸受
のシール構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、回転軸およびハウジング間に配置さ
れた複数の転動部材を有し、前記回転軸および前記ハウ
ジングのうちの一方における周方向に沿って設けられた
溝部に対して、前記回転軸および前記ハウジングのうち
の他方における周方向に沿って設けられたフランジが非
接触状態で挿入配置されたラビリンスシールを備えた転
がり軸受のシール構造であって、前記回転軸および前記
ハウジングのうちの一方に支持される環状部材を有し、
前記環状部材の所定位置に破断部が設けられているとと
もに、その周面に前記溝部および前記フランジのうちの
一方が形成され、前記環状部材が初期直径を弾性的に維
持可能であることを特徴としている。
ために、本発明は、回転軸およびハウジング間に配置さ
れた複数の転動部材を有し、前記回転軸および前記ハウ
ジングのうちの一方における周方向に沿って設けられた
溝部に対して、前記回転軸および前記ハウジングのうち
の他方における周方向に沿って設けられたフランジが非
接触状態で挿入配置されたラビリンスシールを備えた転
がり軸受のシール構造であって、前記回転軸および前記
ハウジングのうちの一方に支持される環状部材を有し、
前記環状部材の所定位置に破断部が設けられているとと
もに、その周面に前記溝部および前記フランジのうちの
一方が形成され、前記環状部材が初期直径を弾性的に維
持可能であることを特徴としている。
【0006】ここで、ラビリンスシールとしては、回転
軸の軸方向に対して略クランク状の通路を形成するよう
に、溝部の内部にフランジが非接触状態で挿入配置され
ていればよく、回転軸の外周面およびハウジングの内周
面からそれぞれ複数の鍔部が突出している形態に限定し
ない。すなわち、溝部およびフランジとしては、回転軸
およびハウジングに直接形成される構造以外にも、内
輪,外輪を介して回転軸あるいはハウジングに設けてお
く構造を採用してもよい。
軸の軸方向に対して略クランク状の通路を形成するよう
に、溝部の内部にフランジが非接触状態で挿入配置され
ていればよく、回転軸の外周面およびハウジングの内周
面からそれぞれ複数の鍔部が突出している形態に限定し
ない。すなわち、溝部およびフランジとしては、回転軸
およびハウジングに直接形成される構造以外にも、内
輪,外輪を介して回転軸あるいはハウジングに設けてお
く構造を採用してもよい。
【0007】一方、環状部材としては、適宜なばね作用
を有する金属帯や硬質樹脂帯を略C字状に湾曲形成して
おけばよく、例えば特定部分が容易に変形するように、
部分的に肉厚を小さく設定しておく構造や、あるいはば
ね鋼板を介して一対の半円部材を連結しておく構造を採
用できる。そして、この環状部材としては、適宜な軟質
樹脂により全体を被覆しておいてもよく、回転軸やハウ
ジングに対して直接嵌合してもよく、あるいは内輪や外
輪を介して固定してもよい。また、環状部材をハウジン
グに対して直接、あるいは外輪を介して固定する場合に
は、例えば半円弧状に形成された一対の固定部材により
環状部材を被覆固定してもよい。
を有する金属帯や硬質樹脂帯を略C字状に湾曲形成して
おけばよく、例えば特定部分が容易に変形するように、
部分的に肉厚を小さく設定しておく構造や、あるいはば
ね鋼板を介して一対の半円部材を連結しておく構造を採
用できる。そして、この環状部材としては、適宜な軟質
樹脂により全体を被覆しておいてもよく、回転軸やハウ
ジングに対して直接嵌合してもよく、あるいは内輪や外
輪を介して固定してもよい。また、環状部材をハウジン
グに対して直接、あるいは外輪を介して固定する場合に
は、例えば半円弧状に形成された一対の固定部材により
環状部材を被覆固定してもよい。
【0008】さらに、破断部としては、環状部材の径方
向や接線方向に沿う直線的な破断面を有していればよ
く、あるいは環状部材の端部同士が相互に係合可能な段
継ぎ,はめ継ぎ等の構造を採用してもよい。
向や接線方向に沿う直線的な破断面を有していればよ
く、あるいは環状部材の端部同士が相互に係合可能な段
継ぎ,はめ継ぎ等の構造を採用してもよい。
【0009】このように構成された転がり軸受のシール
構造においては、例えば環状部材の内周面にフランジが
形成され、かつ、環状部材が初期直径を弾性的に維持可
能な略C字状であるため、回転軸に溝部が形成されてい
る場合、環状部材を拡径させた状態で溝部に被せ、次い
で環状部材を初期直径に復帰させれば溝部内にフランジ
を非接触状態で挿入配置できることになる。そして、環
状部材は、フランジに対して直接あるいは外輪等を介し
て圧入すればよい。
構造においては、例えば環状部材の内周面にフランジが
形成され、かつ、環状部材が初期直径を弾性的に維持可
能な略C字状であるため、回転軸に溝部が形成されてい
る場合、環状部材を拡径させた状態で溝部に被せ、次い
で環状部材を初期直径に復帰させれば溝部内にフランジ
を非接触状態で挿入配置できることになる。そして、環
状部材は、フランジに対して直接あるいは外輪等を介し
て圧入すればよい。
【0010】一方、このように構成された転がり軸受の
シール構造においては、例えば環状部材の外周面にフラ
ンジが形成され、かつ、ハウジングに溝部が形成されて
いる場合、環状部材を略螺旋状に縮径させた状態でハウ
ジング内に配置し、次いで環状部材を初期直径に復帰さ
せれば溝部内にフランジを非接触状態で挿入配置できる
ことになる。そして、回転軸は、初期直径に復帰した環
状部材を軸通すればよい。従って、このような転がり軸
受のシール構造においては、ラビリンスシールを形成す
るにあたって、従来に比較して、構成部品を少数化でき
るとともに組立工程を簡略化できることになる。
シール構造においては、例えば環状部材の外周面にフラ
ンジが形成され、かつ、ハウジングに溝部が形成されて
いる場合、環状部材を略螺旋状に縮径させた状態でハウ
ジング内に配置し、次いで環状部材を初期直径に復帰さ
せれば溝部内にフランジを非接触状態で挿入配置できる
ことになる。そして、回転軸は、初期直径に復帰した環
状部材を軸通すればよい。従って、このような転がり軸
受のシール構造においては、ラビリンスシールを形成す
るにあたって、従来に比較して、構成部品を少数化でき
るとともに組立工程を簡略化できることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、本発
明に係る実施形態である4列円すいころ軸受10は、高い
負荷が掛かった状態で高速回転する圧延機のロールネッ
ク等に用いられ、内輪部20および外輪部30間に多数の円
すいころ40が4列に配列されている。
面に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、本発
明に係る実施形態である4列円すいころ軸受10は、高い
負荷が掛かった状態で高速回転する圧延機のロールネッ
ク等に用いられ、内輪部20および外輪部30間に多数の円
すいころ40が4列に配列されている。
【0012】内輪部20は、中間シール21を介して同軸配
置された一対の複列内輪22,22を有している。複列内輪
22は、外周面に沿って一対の内輪軌道23,23が形成され
ているとともに、外周面における軸方向開放端部に小径
部24が設けられている。外輪部30は、複列内輪22,22を
跨ぐように配置される複列外輪31と、複列外輪31の両端
部に外輪間座32,32を介して隣接配置される単列外輪3
3,33とを含んで構成されている。複列外輪31の内周面
には一対の外輪軌道34,34が形成され、単列外輪33の内
周面には外輪軌道35が形成されている。この外輪部30の
軸方向長さは、内輪部20の軸方向長さよりも小さく設定
されている。
置された一対の複列内輪22,22を有している。複列内輪
22は、外周面に沿って一対の内輪軌道23,23が形成され
ているとともに、外周面における軸方向開放端部に小径
部24が設けられている。外輪部30は、複列内輪22,22を
跨ぐように配置される複列外輪31と、複列外輪31の両端
部に外輪間座32,32を介して隣接配置される単列外輪3
3,33とを含んで構成されている。複列外輪31の内周面
には一対の外輪軌道34,34が形成され、単列外輪33の内
周面には外輪軌道35が形成されている。この外輪部30の
軸方向長さは、内輪部20の軸方向長さよりも小さく設定
されている。
【0013】円すいころ40は、隣接する他列の円すいこ
ろ40に対して大径部あるいは小径部が対峙するように配
向され、鋼板を打ち抜いて製造された保持器41により周
方向に沿って均等に保持されている。そして、この4列
円すいころ軸受10は、軸受内部への異物浸入を防止する
ために、軸方向両端部にラビリンスシール50が設けられ
ている。
ろ40に対して大径部あるいは小径部が対峙するように配
向され、鋼板を打ち抜いて製造された保持器41により周
方向に沿って均等に保持されている。そして、この4列
円すいころ軸受10は、軸受内部への異物浸入を防止する
ために、軸方向両端部にラビリンスシール50が設けられ
ている。
【0014】図2および図3にも示すように、ラビリン
スシール50は、複列内輪22の小径部24に嵌合された第1
環状部材51と、単列外輪33の端面にシールホルダ60を介
して位置決めされた第2環状部材52とを含んで構成され
ている。第1環状部材51は、小径部24に嵌合可能な円環
部53と、円環部53の外周面に設けられた3条の鍔部54と
を有している。鍔部54は断面略矩形状とされ、それぞれ
の端面間寸法が均等になるように配置されている。な
お、第1環状部材51は、円環部53の外周面に3条の鍔部
54が突設されているため、換言すれば円環部53の外周面
に一対の溝部が形成されていることになる。
スシール50は、複列内輪22の小径部24に嵌合された第1
環状部材51と、単列外輪33の端面にシールホルダ60を介
して位置決めされた第2環状部材52とを含んで構成され
ている。第1環状部材51は、小径部24に嵌合可能な円環
部53と、円環部53の外周面に設けられた3条の鍔部54と
を有している。鍔部54は断面略矩形状とされ、それぞれ
の端面間寸法が均等になるように配置されている。な
お、第1環状部材51は、円環部53の外周面に3条の鍔部
54が突設されているため、換言すれば円環部53の外周面
に一対の溝部が形成されていることになる。
【0015】図4および図5にも示すように、第2環状
部材52は、一対の半円部材55,55と、半円部材55,55を
連結する連結部材56と、半円部材55,55および連結部材
56を一括被覆する被覆部57とを有している。半円部材55
は、断面略L字状の金属帯板を厚み方向に湾曲させるこ
とにより形成されていて、それぞれの内周面が対向配置
されている。連結部材56は、ばね作用を有する薄肉の金
属帯板とされ、半円部材55,55の内周面に沿うととも
に、半円部材55,55の一端部(図4中下端部)間に架け
渡され、かつ、リベット58により固定されている。
部材52は、一対の半円部材55,55と、半円部材55,55を
連結する連結部材56と、半円部材55,55および連結部材
56を一括被覆する被覆部57とを有している。半円部材55
は、断面略L字状の金属帯板を厚み方向に湾曲させるこ
とにより形成されていて、それぞれの内周面が対向配置
されている。連結部材56は、ばね作用を有する薄肉の金
属帯板とされ、半円部材55,55の内周面に沿うととも
に、半円部材55,55の一端部(図4中下端部)間に架け
渡され、かつ、リベット58により固定されている。
【0016】被覆部57は、耐油性等を有する適宜な硬質
樹脂製とされ、半円部材55,55の外周面が部分的に露出
するように被覆するとともに、内周面に一対の鍔部59が
設けられている。鍔部59は断面略矩形状とされ、それぞ
れの端面間寸法が、前述した鍔部54の端面間寸法に対応
するように配置されている。このような被覆部57は、半
円部材55,55の他端部(図4中上端部)が離反できるよ
うに、所定位置に破断部57Aが設けられている。破断部
57Aは、第2環状部材52の径方向に沿って直線的に設け
られている。
樹脂製とされ、半円部材55,55の外周面が部分的に露出
するように被覆するとともに、内周面に一対の鍔部59が
設けられている。鍔部59は断面略矩形状とされ、それぞ
れの端面間寸法が、前述した鍔部54の端面間寸法に対応
するように配置されている。このような被覆部57は、半
円部材55,55の他端部(図4中上端部)が離反できるよ
うに、所定位置に破断部57Aが設けられている。破断部
57Aは、第2環状部材52の径方向に沿って直線的に設け
られている。
【0017】このような第2環状部材52は、あらかじめ
被覆部57の破断部57Aが閉じた状態を初期直径としてい
る。従って、第2環状部材52は、連結部材56の所定位置
を変形させながら半円部材55,55の一端部同士が離反さ
せることにより拡径可能とされ、かつ、初期直径に復帰
するような、すなわち縮径するような弾性力が生じるよ
うになっている。なお、第2環状部材52は、被覆部57の
内周面に一対の鍔部59が突設されているため、換言すれ
ば被覆部57の内周面に溝部が形成されていることにな
る。
被覆部57の破断部57Aが閉じた状態を初期直径としてい
る。従って、第2環状部材52は、連結部材56の所定位置
を変形させながら半円部材55,55の一端部同士が離反さ
せることにより拡径可能とされ、かつ、初期直径に復帰
するような、すなわち縮径するような弾性力が生じるよ
うになっている。なお、第2環状部材52は、被覆部57の
内周面に一対の鍔部59が突設されているため、換言すれ
ば被覆部57の内周面に溝部が形成されていることにな
る。
【0018】図3に戻って、シールホルダ60は、一対の
リング部材61,62を有している。リング部材61,62は、
第2環状部材52の外周面に係合可能な内径寸法を有し、
それぞれの両端面間に所定厚みのシム63を介装した状態
で固定ボルト64,64により相互に固定されている(図6
参照)。固定ボルト64,64は、リング部材61の外周面か
ら接線方向に対して平行に形成された貫通孔65に案内さ
れ、リング部材62の端面に螺合される。このようなシー
ルホルダ60は、単列外輪33の端面に形成された段差部33
Aにインロー結合可能な凸縁66が形成されているととも
に、厚み寸法が異なる複数種類のシム63,63を選択的に
用いることにより内径寸法を任意に選択でき、これによ
り第2環状部材52に対する締め付け力、換言すれば固定
力を調整できる。そして、このシールホルダ60は、外周
面に沿って設けられた凹部67にOリング68が嵌装されて
いる。
リング部材61,62を有している。リング部材61,62は、
第2環状部材52の外周面に係合可能な内径寸法を有し、
それぞれの両端面間に所定厚みのシム63を介装した状態
で固定ボルト64,64により相互に固定されている(図6
参照)。固定ボルト64,64は、リング部材61の外周面か
ら接線方向に対して平行に形成された貫通孔65に案内さ
れ、リング部材62の端面に螺合される。このようなシー
ルホルダ60は、単列外輪33の端面に形成された段差部33
Aにインロー結合可能な凸縁66が形成されているととも
に、厚み寸法が異なる複数種類のシム63,63を選択的に
用いることにより内径寸法を任意に選択でき、これによ
り第2環状部材52に対する締め付け力、換言すれば固定
力を調整できる。そして、このシールホルダ60は、外周
面に沿って設けられた凹部67にOリング68が嵌装されて
いる。
【0019】次に、本発明に係るラビリンスシール50の
組立手順を説明する。図3に示すように、あらかじめ複
列内輪22の小径部24に第1環状部材51を嵌合させてお
き、第2環状部材52を拡径させて(図中鎖線参照)第1
環状部材51の外周面に被せる。そして、第1環状部材51
の鍔部54および第2環状部材52の鍔部59が軸方向に沿っ
て非接触状態で交互に離間配置するように位置決めした
後、第2環状部材52を初期直径に復帰させる。次に、第
2環状部材52の外周面にリング部材61,62を被せるとと
もに、リング部材61,62の端面間に所定厚みのシム63,
63を介装し、固定ボルト64,64を介してリング部材61,
62を相互に固定する。
組立手順を説明する。図3に示すように、あらかじめ複
列内輪22の小径部24に第1環状部材51を嵌合させてお
き、第2環状部材52を拡径させて(図中鎖線参照)第1
環状部材51の外周面に被せる。そして、第1環状部材51
の鍔部54および第2環状部材52の鍔部59が軸方向に沿っ
て非接触状態で交互に離間配置するように位置決めした
後、第2環状部材52を初期直径に復帰させる。次に、第
2環状部材52の外周面にリング部材61,62を被せるとと
もに、リング部材61,62の端面間に所定厚みのシム63,
63を介装し、固定ボルト64,64を介してリング部材61,
62を相互に固定する。
【0020】以上のような実施形態によれば、鍔部54,
59が軸方向に沿って非接触状態で交互に離間配置するよ
うに、第1環状部材51および第2環状部材52を相対配置
することによりラビリンスシール50が設けられているた
め、従来に比較して構成部品を少数化できる。また、こ
の実施形態によれば、第2環状部材52が初期直径を弾性
的に維持可能な略C字状であるため、この環状部材52を
拡径させた状態で第1環状部材51に被せてから初期直径
に復帰させるという極めて簡単作業によりラビリンスシ
ール50を形成でき、従来に比較して組立工程を飛躍的に
簡略化できる。
59が軸方向に沿って非接触状態で交互に離間配置するよ
うに、第1環状部材51および第2環状部材52を相対配置
することによりラビリンスシール50が設けられているた
め、従来に比較して構成部品を少数化できる。また、こ
の実施形態によれば、第2環状部材52が初期直径を弾性
的に維持可能な略C字状であるため、この環状部材52を
拡径させた状態で第1環状部材51に被せてから初期直径
に復帰させるという極めて簡単作業によりラビリンスシ
ール50を形成でき、従来に比較して組立工程を飛躍的に
簡略化できる。
【0021】さらに、この実施形態では、単列外輪33の
端面にインロー結合されたシールホルダ60を介して第2
環状部材52が位置決めされているため、高い負荷が掛か
った状態で円すいころ軸受10が高速回転しても、第2環
状部材52に拡開,縮径等の変形が生じる虞れが少なく、
鍔部54,59が相互に接触することによる摩耗,発熱が生
じ難い。
端面にインロー結合されたシールホルダ60を介して第2
環状部材52が位置決めされているため、高い負荷が掛か
った状態で円すいころ軸受10が高速回転しても、第2環
状部材52に拡開,縮径等の変形が生じる虞れが少なく、
鍔部54,59が相互に接触することによる摩耗,発熱が生
じ難い。
【0022】なお、本発明は、前述した実施形態に限定
されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した実施形態では、回転軸に嵌合する内輪
部に支持された第1環状部材と、ハウジングに嵌合する
外輪部に支持された第2環状部材とが例示されていた
が、本発明は回転軸およびハウジングのうちの一方に環
状部材が設けられていればよく、双方に設けておく必要
はない。また、前述した実施形態では、ハウジングに設
けられた環状部材が略C字状に拡径可能とされていた
が、回転軸に設けられる環状部材を略螺旋状に縮径可能
としておいてもよい。その他、前述した実施形態におい
て例示した転動部材,溝部,フランジ,ラビリンスシー
ル,環状部材,破断部等の材質,形状,寸法,形態,
数,配置個所等は本発明を達成できるものであれば任意
であり、限定されない。
されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した実施形態では、回転軸に嵌合する内輪
部に支持された第1環状部材と、ハウジングに嵌合する
外輪部に支持された第2環状部材とが例示されていた
が、本発明は回転軸およびハウジングのうちの一方に環
状部材が設けられていればよく、双方に設けておく必要
はない。また、前述した実施形態では、ハウジングに設
けられた環状部材が略C字状に拡径可能とされていた
が、回転軸に設けられる環状部材を略螺旋状に縮径可能
としておいてもよい。その他、前述した実施形態におい
て例示した転動部材,溝部,フランジ,ラビリンスシー
ル,環状部材,破断部等の材質,形状,寸法,形態,
数,配置個所等は本発明を達成できるものであれば任意
であり、限定されない。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、例えば環状部材の内周面にフランジが形成され、か
つ、回転軸に溝部が形成されている場合、環状部材を拡
径させた状態で溝部に被せ、次いで環状部材を初期直径
に復帰させれば溝部内にフランジを非接触状態で挿入配
置できるため、ラビリンスシールを形成するにあたっ
て、従来に比較して、構成部品を少数化できるとともに
組立工程を簡略化できることになる。
ば、例えば環状部材の内周面にフランジが形成され、か
つ、回転軸に溝部が形成されている場合、環状部材を拡
径させた状態で溝部に被せ、次いで環状部材を初期直径
に復帰させれば溝部内にフランジを非接触状態で挿入配
置できるため、ラビリンスシールを形成するにあたっ
て、従来に比較して、構成部品を少数化できるとともに
組立工程を簡略化できることになる。
【図1】本発明に係る実施形態を示す断面図である。
【図2】ラビリンスシールを示す要部拡大断面図であ
る。
る。
【図3】ラビリンスシールを示す模式分解斜視図であ
る。
る。
【図4】第2環状部材を部分的に破断して示す正面図で
ある。
ある。
【図5】第2環状部材の断面図である。
【図6】シールリングの構造を示す部分拡大断面図であ
る。
る。
【図7】従来のラビリンスシールを示す断面図である。
10 円すいころ軸受(転がり軸受) 40 転動部材 50 ラビリンスシール 51 第1環状部材(環状部材) 52 第2環状部材(環状部材) 57A 破断部 54,59 鍔部
Claims (1)
- 【請求項1】 回転軸およびハウジング間に配置された
複数の転動部材を有し、前記回転軸および前記ハウジン
グのうちの一方における周方向に沿って設けられた溝部
に対して、前記回転軸および前記ハウジングのうちの他
方における周方向に沿って設けられたフランジが非接触
状態で挿入配置されたラビリンスシールを備えた転がり
軸受のシール構造であって、 前記回転軸および前記ハウジングのうちの一方に支持さ
れる環状部材を有し、前記環状部材の所定位置に破断部
が設けられているとともに、その周面に前記溝部および
前記フランジのうちの一方が形成され、前記環状部材が
初期直径を弾性的に維持可能であることを特徴とする転
がり軸受のシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10167450A JP2000000606A (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 転がり軸受のシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10167450A JP2000000606A (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 転がり軸受のシール構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000000606A true JP2000000606A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=15849930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10167450A Pending JP2000000606A (ja) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | 転がり軸受のシール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000000606A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6738887B2 (en) | 2001-07-17 | 2004-05-18 | International Business Machines Corporation | Method and system for concurrent updating of a microcontroller's program memory |
JP2006207620A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Showa Corp | プロペラシャフト支持構造 |
CN111043168A (zh) * | 2019-12-16 | 2020-04-21 | 刘超 | 一种用于水下操作的滚动轴承装置 |
-
1998
- 1998-06-15 JP JP10167450A patent/JP2000000606A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6738887B2 (en) | 2001-07-17 | 2004-05-18 | International Business Machines Corporation | Method and system for concurrent updating of a microcontroller's program memory |
JP2006207620A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Showa Corp | プロペラシャフト支持構造 |
CN111043168A (zh) * | 2019-12-16 | 2020-04-21 | 刘超 | 一种用于水下操作的滚动轴承装置 |
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