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森本和義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
森本 和義
もりもと かずよし
生年月日 (1966-06-16) 1966年6月16日(58歳)
出生地 日本の旗 日本 三重県桑名市
出身校 東京大学農学部農業経済学
前職 東海銀行行員
東海総合研究所従業員
古川元久衆議院議員秘書
所属政党民主党小沢G礎会)→)
民進党→)
希望の党→)
旧国民民主党→)
立憲民主党
称号 学士
公式サイト 愛知県第7区森本かずよしWEBサイト

選挙区 愛知15区
当選回数 1回
在任期間 2009年8月30日 - 2012年11月16日
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森本 和義 (もりもと かずよし、1966年6月16日 - )は、日本政治家。元衆議院議員(1期)。ラジオパーソナリティー。

来歴

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三重県桑名市出身。春日井市立鷹来小学校春日井市立鷹来中学校愛知県立旭丘高等学校東京大学農学部農業経済学科卒業[1]1989年東海銀行に入行し、1994年まで勤務した。同年8月、大蔵省に勤務していた高校、大学の先輩である古川元久の誘いを受け銀行を辞め、ボランティアで政治活動を続けた。1996年第41回衆議院議員総選挙で古川が初当選してからは公設秘書等を務める。2000年7月から、東海総合研究所に入社し、2004年3月まで同研究所に勤務。

2005年9月11日の第44回衆議院議員総選挙に、愛知15区から民主党公認で出馬。自由民主党現職の山本明彦に敗れ、落選。

2009年8月30日の第45回衆議院議員総選挙に、愛知15区から出馬。前回敗れた山本を下し、初当選。

2011年8月、同年9月の民主党代表選挙を見据え、民主党内の1年生議員で礎会(いしずえのかい)を結成し、同会幹事長に就任した。

2012年12月16日の第46回衆議院議員総選挙に、愛知15区から出馬。自民党新人の根本幸典に敗れ、比例復活もならず落選[2]

2014年11月18日、民主党の愛知6区総支部長に就任。春日井市勝川町に移住[3][4]。同年12月14日の第47回衆議院議員総選挙では、現職の丹羽秀樹に次点で敗れ、比例復活ならず落選[5]

2017年第48回衆議院議員総選挙愛知6区から希望の党公認で出馬するも落選[6][7][8]。その後、希望の党が分党した際は先輩の古川が役員をしている国民民主党に参加した[9]

新「立憲民主党」に入党後の森本和義の看板

2020年7月17日、日本共産党愛知県委員会は、次期衆院選の愛知7区に県副委員長の須山初美を擁立すると発表した [10]。同年9月15日、森本は旧立憲民主党と旧国民民主党が合流した「立憲民主党」の結党に参加。9月25日、立憲民主党愛知県連は、旧立憲民主党の愛知6区総支部長に就任していた松田功との候補者調整で、森本を愛知7区へ国替え(春日井市から長久手市に活動拠点を移す)すると発表した[11]

2021年10月13日、共産党は立憲民主党と競合する22の選挙区で候補者を取り下げる方針を発表。野党共闘を掲げ、候補者一本化を推し進めるが[12]、愛知6区、7区はそのままとした。10月31日、第49回衆議院議員総選挙執行。愛知7区は自民党の鈴木淳司が当選した。立憲民主党は比例東海ブロックで5議席を獲得。森本は13番目の惜敗率(61.436%)により比例復活もかなわず落選した[13][14]

2022年2月22日、党愛知7区支部長に再任した[15]が、2023年7月4日に公認を辞退した[16]。その後、国民民主党日野紗里亜を党愛知7区支部長として擁立することを決めた。立憲民主党は候補者を擁立していない為、事実上山尾志桜里、森本と続いている民主系の地盤は日野が引き継ぎ第50回衆議院議員総選挙は日野が鈴木を破り初当選となった。

政策・主張

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憲法問題

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  • 憲法改正について、2017年のアンケートでは「どちらかといえば賛成」と回答[17]。2021年のアンケートでは「どちらとも言えない」と回答[18]
  • 9条改憲について、2017年の中日新聞社のアンケートで「反対」と回答[19]。9条への自衛隊の明記について、2021年のNHKのアンケートで「反対」と回答[20]
  • 安全保障関連法の成立について、2017年のアンケートで「評価しない」と回答[17]

ジェンダー問題

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  • 選択的夫婦別姓制度の導入について、2014年のアンケートでは「どちらかといえば賛成」と回答[21]。2017年のアンケートでは「どちらとも言えない」と回答[17]。2021年のアンケートでは「賛成」と回答[18]
  • 同性婚を可能とする法改正について、2021年のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答[20]
  • LGBTなど性的少数者をめぐる理解増進法案を早期に成立させるべきか」との問題提起に対し、「賛成」と回答[18]
  • クオータ制の導入について、2021年のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答[20]

その他

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人物

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  • (株)森本綜合事務所 代表取締役[1]
  • 政策研究大学院大学客員研究員[1]
  • MID=FM 76.1MHz パーソナリティ (毎週金曜21時~):「もりもっちの笑顔でナイト♪」[1]

脚注

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  1. ^ a b c d プロフィール | 衆院選愛知6区立候補者 森本かずよし
  2. ^ 朝日新聞デジタル:愛知 - 開票速報 - 第46回総選挙
  3. ^ 中日新聞(2017年10月11日、23面)
  4. ^ 平成29年10月22日執行衆議院小選挙区選出議員選挙候補者一覧表” (PDF). 愛知県選挙管理委員会 (2017年10月10日). 2017年11月30日閲覧。
  5. ^ 愛知 - 開票速報 - 2014衆院選:朝日新聞デジタル
  6. ^ 希望の党 第1次公認名簿”. 毎日新聞. 2017年10月4日閲覧。
  7. ^ 愛知-開票速報-2017衆議院選挙”. 2017衆院選:朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2021年12月9日閲覧。
  8. ^ 東海ブロック(比例区)-開票速報-2017衆議院選挙”. 2017衆院選:朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2021年12月9日閲覧。
  9. ^ “衆院選候補16人内定=国民民主”. 時事通信. (2018年6月27日). オリジナルの2018年6月27日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/iHqgR 
  10. ^ “衆院愛知7区の予定候補者 すやま氏を擁立”. しんぶん赤旗. (2020年7月18日). https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-07-18/2020071802_02_1.html 2021年11月16日閲覧。 
  11. ^ “立憲、衆院愛知7区に元職 旧国民候補が選挙区移動”. 時事ドットコム. (2020年9月25日). https://web.archive.org/web/20200926232138/https://www.jiji.com/jc/article?k=2020092500930&g=pol 2020年9月28日閲覧。 
  12. ^ 佐野格 (2021年10月13日). “共産党、22選挙区で候補取り下げ 野党一本化目的に”. 毎日新聞. https://mainichi.jp/articles/20211013/k00/00m/010/231000c 2021年11月3日閲覧。 
  13. ^ 衆議院選挙2021 愛知(名古屋・豊橋など)開票速報・選挙結果”. 衆議院選挙2021特設サイト. NHK. 2021年11月1日閲覧。
  14. ^ 【2021年 衆院選】東海ブロック(比例区)開票速報”. 衆議院選挙(2021年総選挙)特設サイト. 朝日新聞社. 2021年11月18日閲覧。
  15. ^ “立民、参院選で2人公認”. 日本経済新聞. (2022年2月22日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA22CGZ0S2A220C2000000/ 2023年7月4日閲覧。 
  16. ^ “立憲民主党、次期衆議院選挙へ3人を公認 1人は公認辞退”. 日本経済新聞. (2023年7月4日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA048BJ0U3A700C2000000/ 2023年7月4日閲覧。 
  17. ^ a b c d e 森本和義”. 2017衆院選 候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査). 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
  18. ^ a b c 森本和義”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
  19. ^ a b 『中日新聞』2017年10月17日付朝刊、愛知総合、19面、「衆院選候補者アンケート」。
  20. ^ a b c d 愛知7区”. NHK 衆議院選挙2021 候補者アンケート. 2021年10月21日閲覧。
  21. ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。

外部リンク

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党職
先代
(結成)
礎会幹事長
 2011年 -
次代
(現職)