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(ゆるねと通信 2024年10月12日号)
「袴田さんは犯人だが控訴はしない」畝本直美検事総長の「支離滅裂コメント」に袴田さん弁護団が「裁判所が無罪を言い渡した人を犯人扱いするのは深刻な人権侵害」と怒りの声!静岡地検に抗議声明文を提出!
袴田巖さんの弁護団が怒り「犯人視している。名誉毀損になりかねない」 控訴断念の検事総長談話に”抗議”
1966年に当時の静岡県清水市(現在の静岡市清水区)で一家4人が殺害された強盗殺人放火事件のやり直しの裁判をめぐり元プロボクサー・袴田巖さん(88)の無罪が確定する中、検察が発表した畝本直美 検事総長による談話について、袴田さんの弁護団が10月10日、静岡地検に声明文を提出するとともに会見を開きました。
静岡地裁による再審判決では捜査機関による証拠の捏造を認定していて、この点について検事総長談話では「具体的な証拠や根拠が示されていない。それどころか、客観的に明らかな時系列や証拠関係とは明白に矛盾する内容も含まれている上、推論の過程には論理則・経験則に反する部分が多々あり、捏造と断じたことには強い不満を抱かざるを得ない」と主張し、さらに「判決は多くの問題を含む到底承服できないものであり、控訴して上級審の判断を仰ぐべき内容」としています。
これに対し、主任弁護人で弁護団の小川秀世 事務局長は「袴田さんを犯人視している。無罪になった人を犯人視することは名誉毀損になりかねない。それを検事総長が談話で発表したのは重大な問題」と怒りをあらわにしました。
弁護団による声明文では、「控訴はやめておくが、巖さんを冤罪と考えてはいないということであり、到底許し難いものである」と指摘した上で、「検事総長が今でも巖さんを犯人と考えていると公言したに等しい。これは、法の番人たるべき検察庁の最高責任者である検事総長が無罪判決を受けた巖さんを犯人視することであり、名誉毀損にもなりかねない由々しき問題と言わなければならない」と断罪しています。
~省略~
やはり弁護団は怒っています。謝罪にエクスキューズをつけるのは不祥事起こした会社=民間では禁じ手です。まして国ならなおさらです>袴田巖さんの弁護団が怒り「犯人視している。名誉棄損になりかねない」 控訴断念の検事総長談話に”抗議”(テレビ静岡NEWS) https://t.co/lMw4Ts0TAI
— 紀藤正樹 MasakiKito (@masaki_kito) October 10, 2024
畝本直美検事総長は到底許しがたい。無罪確定の袴田巌さんに対して「判決は多くの問題を含む到底承服できないもの」と。完全な名誉毀損であり検事総長の資格がない。畝本のために数多くの権力犯罪が摘発を免れていると聞く。国民を苦しめ政治権力を助ける人間。検事総長失格! https://t.co/6LYVuaQmiC
— 佐藤 章 (@bSM2TC2coIKWrlM) October 11, 2024
可能であるなら、畝本直美検事総長に対し、名誉毀損で訴えてもらいたい。
袴田巖さんの弁護団が怒り「犯人視している。名誉棄損になりかねない」 控訴断念の検事総長談話に”抗議”(テレビ静岡NEWS) https://t.co/Jyf4UDuo9O
— よっしぃ #緊急政令反対 #Stop_Gaza_Genocide (@xjpsiitekiunyo) October 10, 2024
「名誉棄損になりかねない」ではなく、
完全に名誉毀損です。
国賠訴訟の提起や、名誉毀損罪での告発も考えられますねhttps://t.co/LystA4epzi
— 岡口基一 (@okaguchik) October 10, 2024
わたしも検事総長の談話には違和感をおぼえた。
控訴選択しなかったのに、このコメントはないわ。袴田巖さんの弁護団が怒り「犯人視している。名誉棄損になりかねない」 控訴断念の検事総長談話に”抗議”(テレビ静岡NEWS)#Yahooニュース
https://t.co/ZASUEofWkd— 遠藤久憲(Co-Co Life代表) (@endohisanori) October 10, 2024
出典:テレ朝news
袴田事件に対する畝本直美検事総長の支離滅裂トンデモコメントについて、いち早く管理人さんが痛烈批判した中で、袴田さんの弁護団が抗議声明を静岡地検に提出したわ!
弁護団の声明文は優しすぎるくらいですし、袴田さんに対する「極めて甚大な人権侵害」として全面的に提訴すべきなのではないかしら!?
●過去参考記事:
袴田事件の「控訴断念」について畝本直美検事総長が支離滅裂の悪質コメントを発表!(2024.10.9.)
ボクは、先日の「ゆるねと通信」の中で、「控訴を断念した時点で、検察は、自分たちが証拠を捏造した罪を認め、無実の袴田さんを殺害しようとしていたことを真に悔いて、あらゆる礼を尽くして心からの謝罪を行なわないといけないはず」としたうえで、「『我々は全く間違っていないが、時間が掛かり過ぎているので控訴を断念する』というのは、捜査機関としてあるまじき最低最悪の対応であり、論理的な理由や理屈もなしに、これまで死刑にしようとしてきた人物の無罪判決を一転して受け入れるという、何から何までめちゃくちゃな対応を行なっているのが日本の検察」であると厳しく断じた。
検察が極めて非化学・非論理的な主張を展開し、自らの正当性を強引に取り繕い、論理的に自らの間違いを認め、冤罪を着せていた人に対する謝罪行為を拒絶していること自体、全ての日本国民にとっての重大な脅威であり、全ての日本国民が、「いつどこで検察に無実の罪を着せられて、場合によって死刑を求刑され国家権力に殺害されることが起こってもおかしくない」ということを認識しなければならない。
全くその通りですし、袴田さんの弁護団だけでなく、多くの日本国民が本格的に怒りの声を上げ、畝本検事総長に対して集団訴訟を起こすべき事態と言えるのではないかしら!?
検察のこのような極めて支離滅裂のデタラメ対応をみても、日本の民主主義や法治国家のシステムがすでに破綻してしまっていることをよく示しているし、極めて非科学的な主張を展開しながら、自らの過ちを一切認めないどころか、司法が無実と認定した袴田さんをいまだに犯人扱いしている以上、このような検察を国民が放置していれば、同じような常軌を逸した冤罪事件はこの先もどんどん繰り返されていくことだろう。
明治製菓ファルマが恫喝訴訟に出てきたことで、レプリコンワクチンの抗議運動が鎮圧される流れに!「巨大支配層による暴力的な言論弾圧」が功を奏している状況に危機感の声!
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