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人間の骨にヒント。耐久性が5倍のコンクリート、米国の研究チームが開発

楕円筒形の中空構造によって損傷時の亀裂を最小限に抑える骨の仕組みをヒントに、従来の5倍の耐久性をもつコンクリートを米国の研究者たちが開発した。大量生産できれば公共インフラや建築分野で有効活用できる可能性を秘めている。
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次のパンデミックを防ぐ獣医たち

新種の病気の多くは動物に由来している。であれば、わたしたちの社会は、動物の健康にもっと関心を向けるべきではないだろうか?
EDITOR'S LETTER

未来は都市にある。ただし違うかたちで──『WIRED』リジェネラティブ・シティ特集号の発売に際して、編集長から読者の皆さんへ

都市がハードウェアからソフトウェアへと変貌し、有機物のように生成と再生を繰り返すリジェネラティブな未来を探求する『WIRED』日本版最新号に寄せて、編集長・松島倫明からのエディターズレター。

グーグルの「NotebookLM」を使ったAIポッドキャストが注目されている

AI音声が人間のように自然に会話するポッドキャストがインターネット上で話題となっている。それはグーグルのAI「Gemini」搭載の文書作成ツール「NotebookLM」の機能を使って生成されたものだ。

脳は起きているときも部分的に“昼寝”をしている:研究結果

わたしたちが起きている間にも、脳のさまざまな部分が少しだけ“昼寝”をしているのかもしれない──。そんな驚くべき研究が、脳波と睡眠の定義を覆すこれまた驚くべき研究によって明らかになった。

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アップル、第7世代「iPad mini」発表。Apple IntelligenceとApple Pencil Proに対応

アップルの最小タブレットが3年ぶりに登場した。見た目に大きな変化はないが、「A17 Pro」チップ搭載でAI機能に対応する。Apple Pencil Proが使えるのもポイント。現在予約受付中で、10月23日に発売される。

テスラの「サイバートラック」、ついに戦場へ

テスラの電動ピックアップトラック「サイバートラック」数台が武装され、ウクライナに侵攻するロシア軍と一体化して戦うチェチェン軍部隊として戦場に赴く準備を整えている。EVは戦闘に耐え得るのか?

トンガの海底火山の大規模噴火、謎だったメカニズムが2年越しで解明される

2022年1月にトンガで発生した海底火山の大噴火は、観測史上で最大規模の自然現象となった。この大災害の引き金となったメカニズムは長らく謎に包まれていたが、このほどオーストラリアの研究者たちによって解き明かされた。

エコトーンとしての東京の野生生物図鑑:Species of the City

水と陸、草原と森などが連続する領域であるエコトーンは、生物多様性のゆりかごだ。都市がもしリジェネレイトの可能性をもつならば、街そのものがエコトーンになるのではないか? ソニーコンピュータサイエンス研究所の舩橋真俊とともに、東京の野生と生物種について考える。

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BUSINESS

AIが社会にもたらす恩恵とは“単純な要約”なのか?

文書やプレゼン資料、動画会議の内容を要約するAI機能が続々登場している。しかし、こうしたツールへの依存は、人類の思考力を衰えさせる危険性をはらんでいる。

生成AIツールを楽しみながら開発。ハッカソン「Sundai Club」の試み

MITキャンパス近くで毎月開催されるハッカソン「Sundai Club」は、生成AIの限界を押し広げることを目的に活動している。メンバーたちは今回、ジャーナリスト向けの便利なツールを開発してくれた

イーロン・マスクにトランプ支持者が熱狂。“沈黙の文化”恐れる声も

イーロン・マスクがトランプ支持を公言し、Xを通じてMAGA(Make America Great Again)運動を支援している。彼の影響力により支持者たちは結束を強めているが、プラットフォームへの影響を懸念する声もある。

「Google レンズ」の進化──画像、音声、動画による検索に対応

2017年に登場したGoogle レンズは現在、月に200億件のビジュアル検索を処理している。今後ショッピング機能を強化し、動画や音声などによる検索方法に対応する。

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ユヴァル・ノア・ハラリと情報決定論の時代

歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリは新著『Nexus』で、情報のもつ社会的形成力について描き、情報ネットワークがいまや人類の歴史をわたしたちが望まない、そしてコントロールもできない方向へ導いていると警鐘を鳴らす。
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アニメをAIから守れ──『ミッチェル家とマシンの反乱』の監督が現実世界で起こした抵抗

マイク・リアンダの映画『ミッチェル家とマシンの反乱』は、シリコンバレーのテック企業に立ち向かうある家族を描いたSFコメディだ。だが、アニメーターたちがハリウッドの大手映画製作会社との戦いに立ち上がろうとしているいま、この映画は伝説になりつつある。
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ザ・大統領戦2024:中西部人はナイスガイ──意外な印象で盛り上がったVPディベート

投票日が1カ月後に迫った10月1日、副大統領候補同士のディベートがTV放送された。そこでは、猛烈な勢いで毒を吐くトランプの言動にすっかり麻痺していたことを思わず再確認させられるほど、品のよい、統制の取れた、在りし日の「言葉の応酬」がなされていた。今回のディベートは、今後にどのような影響を及ぼすのだろうか。デザインシンカー・池田純一が掘り下げる。
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編集長からSZメンバーへ:「都市の多元性をめぐるいくつかの対話」SZ Newsletter VOL.257

「スイス・日本経済フォーラム2024」をはじめ、経済や都市をめぐって何度も繰り返し上がるのは、つまるところ、自然や文化といった「多元的な資本」をいかに可視化、測定し、経済資本とアラインできるかという課題だ。編集長からSZメンバーに向けたニュースレター。

CULTURE

Perfumeをリアルタイムで“空間ごと伝送”、リアルとバーチャルが融合したライブ配信の舞台裏

Perfumeのステージでのパフォーマンスをリアルタイムに空間ごと“伝送”し、リアルとバーチャルが融合したライブ配信を実現する──。NTTの最新技術を用いた驚きの実証実験は、いかにして実現したのか。その奇跡のパフォーマンスは何を歴史に刻んだのか。Perfumeの3人をはじめとする立役者たちが『WIRED』に語った。

Amazonプライム・ビデオで観るべきおすすめドラマ24選【2024年最新】

「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」、「ザ・ボーイズ」、「フォールアウト」など、いまプライム・ビデオで見逃せないシリーズを紹介する。

環境配慮設計は新しいスタンダードになるか:水野祐が考える新しい社会契約〔あるいはそれに代わる何か〕Vol.17

法律や契約とは一見、何の関係もないように思える個別の事象から「社会契約」あるいはそのオルタナティブを思索する、法律家・水野祐による連載。今回は、循環型経済への移行に向けたEUの政策をひもときながら、ファッションにおける消費者の価値観変容を考察する。

エリック・サティから100年。“リビングルーム”の導入によって、渋谷慶一郎は「ある古典的な構造」のハックを試みる

2024年6月に開催された「アンドロイド・オペラ」東京公演の記憶も新しい渋谷慶一郎が、2年ぶりとなるピアノソロコンサート『Keiichiro Shibuya Playing PianoーLiving Room』を12月に開催する。そのイベントタイトルに込められた狙いはどこにあるのか。公演に向けて渋谷が発表したステイトメントを全文掲載する。

NASAの探査機「エウロパ・クリッパー」は、生命が存在する可能性を見つけ出せるか

木星の衛星「エウロパ」を探査する米航空宇宙局(NASA)の探査機「エウロパ・クリッパー」が、日本時間で10月15日の午前1時過ぎに打ち上げられた。エウロパには厚い氷殻の下に広大な内部海が存在すると考えられているが、生命が存在する条件を備えているのか明らかにすることが狙いだ。

スマートフォンを「ダムフォン」に変える方法

デジタルデトックス実践のため、携帯の通知を無効にし、必要のないアプリを使う時間を減らす手助けしてくれるツールを紹介しよう。

なぜハリケーン 「ミルトン 」はフロリダの空を紫色に染めたのか?

フロリダ州を襲った大型ハリケーン。上陸直前から通過するまでの間に、空が紫色に染まるという奇妙な現象が観測された。この空の色は、大気中に通常とは異なる量の水蒸気やちりなどが含まれているときの光の振る舞いを示している。

AI関連研究のノーベル賞受賞から考える、新たな科学研究の可能性と課題

ノーベル物理学賞に続き、AIを活用した研究が化学賞を受賞した。研究手法に大きな変革をもたらしたAIは、今後の科学研究のあり方をも変えてしまうのだろうか?

テスラは自動運転タクシー「サイバーキャブ」の発表で、“ロボット化”へのシフトを明確にした

テスラが自動運転タクシー用のEV「Cybercab(サイバーキャブ)」を発表した。自律走行車の商用化でウェイモなどの競合が先行するなか、“ロボット化”を中心としたビジネスで対抗する姿勢を明確にしたかたちだ。

「ナンバープレート認識システム」が構築する巨大データ──クルマだけでなく政治観まで監視対象に

不審車両や盗難車の監視などに役立つことから、米国で急速に普及しているナンバープレート認識(LPR)システム。車両関連情報だけがデータ化されていると思いきや、自宅前に掲げた政治的メッセージまで記録され、検索可能となっていることがわかった。
CAR

なみちえのドライブ進化考 【VOL.05_ALFA ROMEO TONALE PLUG-IN HYBRID Q4】

まさにいま、モビリティは進化中。アーティストのなみちえがクルマと暮らしの新しい関係をドライヴしながら考える連載だ。今回はアルファ ロメオが初めて手がけた美しいグリーンのPHEV。

超薄型「グラフェン」製の脳インプラント開発。初の臨床試験も始まっている

スペイン発の企業が世界一薄い炭素素材「グラフェン」で脳インプラント・デバイスを開発し、ヒトの脳に装置を一時的に設置する臨床試験を開始した。圧倒的に薄く、金属のように酸化しない素材の脳インプラントは、革新的な技術として注目されている。

AIブームが原発復活の追い風になっている

米国のスリーマイル島原子力発電所が、再稼働に踏み出す。電力供給先はマイクロソフトだ。AIデータセンター用の低炭素エネルギー需要の急増により、原子力発電業界とAI産業との関係性が強まっている。

OpenAIの人材流出、競合にとってはチャンスに

OpenAIは、他社に先駆けて大胆な研究に取り組むことで評判を築いてきた。次々と優秀な研究者が離れているいま、同社が今後もAI分野で先を走り続けるためには、次世代の研究者を引きつける必要がある。

東京の「文化的エコシステム」を担うのは誰?(いかにして?)

「100年に一度」とも言われる大規模開発が進む東京の中心部。新たに誕生するビル群にはミュージアムやギャラリーが組み込まれるケースも多い。果たして次世代の文化を再生成し続ける都市の姿とはいかなるものなのか。3人のプレイヤーの実践から探る。

ノーベル物理学賞に選ばれた“AIのゴッドファーザー”、AIの急速な進歩に警鐘を鳴らすメッセージの重み

2024年のノーベル物理学賞に、人工ニューラルネットワークの概念を確立して深層学習の発展に貢献したジョン・ホップフィールドとジェフリー・ヒントンが選ばれた。なかでも“AIのゴッドファーザー”とも呼ばれるヒントンはAIの危険性について積極的に警鐘を鳴らしており、今回の受賞には大きな重みがある。

AIブームから逃れられないなら、知識を身につけ冷静に対応しよう

米プリンストン大学の研究者2人が新著『AI Snake Oil』のなかで指摘するのは、生成AIブームの過熱をあおる人たちがいるということだ。それを踏まえ、わたしたちはより批判的で幅広い視野からAIを理解しなければならないと彼らは訴える。

シャープのEV参入は、ホンハイが主導する自動車業界の「転換点」の予兆でもある

大手電機メーカーのシャープが、電気自動車(EV)の開発を表明した。親会社である台湾の鴻海科技集団(ホンハイ)と手を組むことで、どのようなEVを世に送り出そうというのか。自動車業界に転換点をもたらしうる戦略を読み解く。

ハリケーン「ヘリーン」が襲った気候ヘイブン──道路再建と将来の洪水対策

異常気象による水害が各地で頻発するなか、道路の復旧だけでなく、今後予想される集中豪雨への対策も急務となっている。気候変動の影響はどこにでも及ぶようになっており、米国では透水性コンクリートなど新技術を活用した道路整備が始まっている。

15歳のゲーマーが「神のインフルエンサー」として聖人になるまで

2025年、カルロ・アクティスはミレニアル世代として初の聖人となる。彼の人気は、若年層に対する教会のアプローチにおいて、非常に重要な役割を果たしている。

タンパク質と葉酸を“パン酵母”に生成させる手法、ドイツの研究チームが発見

水素と酸素と二酸化炭素のみを用いて、タンパク質と葉酸をパン酵母としても知られる微生物に生成させる技術をドイツの研究者たちが開発した。食料生産による環境負荷を大幅に減らせることから、将来的に持続可能な食料供給の鍵となる可能性を秘めている。

ジョナサン・アイブがOpenAIと手がける「AI版iPhone」とは何なのか?

アップルのデザインを牽引し、iPhoneを世に送り出したジョナサン・アイブ。彼の新会社LoveFromがOpenAIと組み、画期的なAIデバイスの開発に乗り出している。それは「iPhoneほど社会生活の邪魔にならない」ことを目指した製品だという。いまわかっていることをまとめた。
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副大統領候補J・D・ヴァンスが回想録『ヒルビリー・エレジー』で語らなかった物語

多くのメモワールがそうであるように、J・D・ヴァンスの著書でもディテールがいくつか省かれている。そのなかには、彼の政治観の基盤となる物語を、少々こじれさせるものもあるようだ。彼の祖父母の離婚訴訟からいま読み取れること。

OpenAI、ChatGPTに「canvas」導入。生成AIのインターフェイスはチャットボックスの外へ

ChatGPTに新機能「canvas」が追加された。このインターフェイスは、文章やコードの改善を提案するだけでなく、直接インラインで編集することを可能にする。生成AIとユーザーとのコラボレーションへの、新たなアプローチだ。

グリーンランドの「氷河水」を集めて売る──大胆な構想が世界にとって意味すること

グリーンランドの氷河から溶け出した水を世界に届けることで、地元経済を活性化すると同時に乾燥地域の水問題緩和にも貢献できると主張するスタートアップが現れた。実際のところ、この試みは世界にどんな影響を及ぼすのだろうか。