WO2013099466A1

WO2013099466A1 - 無線通信装置

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Publication number: WO2013099466A1
Application number: PCT/JP2012/079749
Authority: WO
Inventors: 達也苗代
Original assignee: Ｎｅｃカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社
Priority date: 2011-12-27
Filing date: 2012-11-16
Publication date: 2013-07-04

Abstract

端末通信部（１２０）が、上位装置と上位装置との間で通信を行う通信端末との間の通信を中継するために、通信端末との間で無線通信を行い、電池残量取得部（１４０）が、電池（１３０）の残量を取得し、電池残量取得部（１４０）が取得した電池の残量が、所定の閾値以下である場合、制御部（１７０）が、端末通信部（１２０）を用いた無線通信を制限する。

Description

無線通信装置

　本発明は、無線通信を行う無線通信装置、無線通信方法およびプログラムに関する。

　近年の携帯電話やスマートホンなどの無線通信装置には、複数のネットワークとの間でコネクションを利用することができるものが考えられている（例えば、特許文献１参照。）。その中でも、当該無線通信装置を外部モデムとして用いて、無線ＬＡＮ対応機器などが高速モバイルブロードバンド回線（外部ネットワーク）と接続するための中継装置として動作するテザリングと呼ばれる機能を具備したものが増えている。

　このような機能を具備した無線通信装置は、当該無線通信装置自身の音声通話やデータ通信の動作によって電力を消費するほか、上述した接続の中継処理によっても電力を消費する。

特表２００６－５０２６７８号公報

　最近では、上述した中継処理による消費電力が多くなってきている。そのため、中継処理を行っていると、無線通信装置自身の機能を使おうとしたときには、それまでに無線通信装置自身の機能をそれほど使用していなくても、すでに電池残量が少なくなってしまっているという状況が生じてしまう。この場合、その後の使用可能時間が短くなってしまうという問題点がある。

　本発明の目的は、上述した課題を解決する無線通信装置、無線通信方法およびプログラムを提供することである。

　本発明の無線通信装置は、
　無線通信装置であって、
　上位装置と該上位装置との間で通信を行う通信端末との間の通信を中継するために、該通信端末との間で無線通信を行う端末通信部と、
　当該無線通信装置の電池の残量を取得する電池残量取得部と、
　前記電池残量取得部が取得した電池の残量が、所定の閾値以下である場合、前記端末通信部を用いた無線通信を制限する制御部とを有する。

　また、本発明の無線通信方法は、
　無線通信装置における無線通信方法であって、
　上位装置と該上位装置との間で通信を行う通信端末との間の通信を中継するために、該通信端末との間で無線通信を行う端末通信処理と、
　当該無線通信装置の電池の残量を取得する処理と、
　前記取得した電池の残量と所定の閾値とを比較する処理と、
　前記取得した電池の残量が、前記閾値以下である場合、前記端末通信処理を用いた無線通信を制限する処理とを行う。

　また、本発明のプログラムは、
　無線通信装置に実行させるためのプログラムであって、
　上位装置と該上位装置との間で通信を行う通信端末との間の通信を中継するために、該通信端末との間で無線通信を行う端末通信手順と、
　当該無線通信装置の電池の残量を取得する手順と、
　前記取得した電池の残量と所定の閾値とを比較する手順と、
　前記取得した電池の残量が、前記閾値以下である場合、前記端末通信手順を用いた無線通信を制限する手順とを実行させる。

　以上説明したように、本発明においては、装置自身の動作が可能となる時間を延ばすことができる。

本発明の無線通信装置が配置された通信システムの実施の一形態を示す図である。図１に示した無線通信装置の内部構成の一例を示す図である。図２に示した記憶部に記憶された閾値の一例を示す図である。図２に示した記憶部に記憶された接続履歴情報の一例を示す図である。図２に示した無線通信装置における無線通信方法を説明するためのフローチャートである。図５に示したステップ４で説明した制限処理の第１の具体例を説明するためのフローチャートである。図５に示したステップ４で説明した制限処理の第２の具体例を説明するためのフローチャートである。図５に示したステップ４で説明した制限処理の第３の具体例を説明するためのフローチャートである。

　以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。

　図１は、本発明の無線通信装置が配置された通信システムの実施の一形態を示す図である。

　本形態には図１に示すように、本発明の無線通信装置１００と、無線基地局２００と、無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３とが設けられている。なお、図１には、無線基地局ＬＡＮ端末が３台である場合を例に挙げて示しているが、その数は特に限定しない。

　無線通信装置１００は、セル１０１を通信範囲とする無線通信機能を具備した、移動（携帯）可能な通信装置である。また、無線通信装置１００は、デザリング機能を具備し、無線基地局２００と無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３とを中継して接続する。これにより、無線通信装置１００は、無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３を高速ブロードバンド回線等の通信回線に接続することを実現する。また、無線通信装置１００は、無線通信装置１００自身が通信回線と接続する場合、無線基地局２００との間で通信を行う。

　無線基地局２００は、外部ネットワークへの通信可能エリアとして、セル２０１を通信範囲とする一般的な無線基地局（上位装置）である。

　無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３は、無線ＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）通信機能を具備した通信端末である。無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３は、無線通信装置１００を介して、無線基地局２００と接続する。なお、図１に示した通信システムにおいては、通信端末として無線ＬＡＮ端末を例に挙げて示しているが、他の無線通信機能を具備した通信端末であっても良い。

　図２は、図１に示した無線通信装置１００の内部構成の一例を示す図である。

　図１に示した無線通信装置１００には図２に示すように、無線通信部１１０と、端末通信部１２０と、電池１３０と、電池残量取得部１４０と、記憶部１５０と、比較部１６０と、制御部１７０とが設けられている。なお、図２には、図１に示した無線通信装置１００に具備された構成要素のうち、本発明に関わる構成要素のみを示した。

　無線通信部１１０は、無線基地局２００と接続し、外部ネットワークを介した音声通話やデータ通信等を行う。

　端末通信部１２０は、無線基地局２００と無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３との間の通信を中継するために、無線ＬＡＮアンテナを介して、セル１０１内に位置する無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３と接続する。また、端末通信部１２０は、無線通信方式として、ＩＥＥＥ８０２．１１ａ、ＩＥＥＥ８０２．１１ｂ、ＩＥＥＥ８０２．１１ｇまたはＩＥＥＥ８０２．１１ｎなどを用いて接続を行う。また、端末通信部１２０は、接続した無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３の端末識別情報を、その接続を開始した日時と対応付けて、記憶部１５０に書き込む。この端末識別情報は、無線ＬＡＮ端末を識別できるものであれば良く、無線ＬＡＮ端末にあらかじめ付与されている番号等であっても良い。また、端末通信部１２０は、接続を解除した無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３の端末識別情報と接続開始日時との対応付けを、記憶部１５０から削除する。また、端末通信部１２０は、無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３から発信される電波の電界強度を測定し、その結果を制御部１７０へ通知する。

　電池１３０は、一般的に用いられている、無線通信装置１００に電源を供給する充電池である。

　電池残量取得部１４０は、電池１３０から、電池１３０の残量（残容量）を取得する。ここで、電池残量取得部１４０が、電池１３０の実際の残容量を測定し、測定された残容量を残量とするものであっても良いし、フル充電時の容量に対する測定された残容量の割合を残量とするものであっても良い。

　記憶部１５０は、コンピュータプログラムやデータ等を格納するＥＥＰＲＯＭ（Ｅｌｅｃｔｒｉｃａｌｌｙ　Ｅｒａｓａｂｌｅ　Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ　ＲＯＭ）などを備え、比較部１６０が後述する比較に用いる閾値を記憶する。

　図３は、図２に示した記憶部１５０に記憶された閾値の一例を示す図である。

　図２に示した記憶部１５０には図３に示すように、電池残量閾値が記憶されている。図３においては、電池残量閾値として「Ｘ％」が記憶されている場合を例に挙げて示している。これは、フル充電時の容量に対する残容量の割合を閾値として用いる場合に、このような値が記憶される。また、記憶部１５０は、電池１３０の実際の残容量を閾値として用いる場合には、それに応じた値を記憶する。なお、この閾値は、記憶部１５０にあらかじめ設定されているものであり、外部から設定および編集が可能である。

　また、記憶部１５０は、無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３が接続を開始した日時を接続履歴情報として記憶する。この接続履歴情報は、端末通信部１２０が無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３と接続を開始したときに、端末通信部１２０が記憶部１５０に書き込むものである。

　図４は、図２に示した記憶部１５０に記憶された接続履歴情報の一例を示す図である。

　図２に示した記憶部１５０には図４に示すように、接続履歴情報として、端末識別情報と接続開始日時とが対応付けられて記憶されている。

　端末識別情報は、上述したように、無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３を識別可能な情報である。図４においては、無線ＬＡＮ端末３００－１の端末識別情報を「３００－１」とし、無線ＬＡＮ端末３００－２の端末識別情報を「３００－２」とし、無線ＬＡＮ端末３００－３の端末識別情報を「３００－３」として示している。

　接続開始日時は、無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３が端末通信部１２０と接続を開始した日時である。

　例えば、図４に示すように、端末識別情報「３００－１」と、接続開始日時「２０１１年１２月７日ＡＭ９：００」とが対応付けられて記憶されている。これは、端末識別情報が「３００－１」である無線ＬＡＮ端末３００－１が、２０１１年１２月７日の午前９時に端末通信部１２０と接続を開始したことを示している。また、端末識別情報「３００－２」と、接続開始日時「２０１１年１２月７日ＡＭ１０：１０」とが対応付けられて記憶されている。これは、端末識別情報が「３００－２」である無線ＬＡＮ端末３００－２が、２０１１年１２月７日の午前１０時１０分に端末通信部１２０と接続を開始したことを示している。また、端末識別情報「３００－３」と、接続開始日時「２０１１年１２月７日ＡＭ９：３０」とが対応付けられて記憶されている。これは、端末識別情報が「３００－３」である無線ＬＡＮ端末３００－３が、２０１１年１２月７日の午前９時３０分に端末通信部１２０と接続を開始したことを示している。

　比較部１６０は、記憶部１５０に記憶されている閾値を読み出し、読み出した閾値と電池残量取得部１４０が取得した電池の残量とを比較する。また、比較部１６０は、その比較の結果を制御部１７０へ出力する。

　制御部１７０は、無線通信部１１０と端末通信部１２０とを用いた中継処理を制御する。また、制御部１７０は、比較部１６０から出力されてきた結果が、電池残量取得部１４０が取得した電池の残量が、記憶部１５０から読み出した閾値以下である場合、端末通信部１２０を用いた無線通信を制限する。具体的には、端末通信部１２０が接続している無線ＬＡＮ端末の台数を減らす。この制限方法の詳細については、後述する。また、制御部１７０は、端末通信部１２０を用いて、無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３との間で送受信されているデータ通信量の測定を行う。

　以下に、図２に示した無線通信装置における無線通信方法について説明する。

　図５は、図２に示した無線通信装置１００における無線通信方法を説明するためのフローチャートである。

　まず、ステップ１にて、電池残量取得部１４０が、電池１３０から残量を取得する。この取得のタイミングは、ある一定の周期であっても良いし、何かをトリガにしたタイミングであっても良く、特に規定しない。電池残量取得部１４０は、取得した電池１３０の残量を比較部１６０へ通知する。

　また、ステップ２にて、比較部１６０が、記憶部１５０に記憶されている閾値を読み出す。

　続いて、ステップ３にて、比較部１６０は、電池残量取得部１４０から通知された残量と、記憶部１５０から読み出した閾値とを比較する。比較部１６０は、比較した結果を制御部１７０へ通知する。

　制御部１７０は、比較部１６０から通知された結果が、電池残量取得部１４０から通知された残量が、記憶部１５０から読み出した閾値以下ではないことを示すものである場合、ステップ１の処理を行う。

　一方、比較部１６０から通知された結果が、電池残量取得部１４０から通知された残量が、記憶部１５０から読み出した閾値以下であることを示すものである場合は、ステップ４にて、制御部１７０は、端末通信部１２０を用いた無線通信を制限する。この制限は、上述したように、端末通信部１２０が接続している無線ＬＡＮ端末の台数を減らす（接続を切断する）制御を行うことである。端末通信部１２０が接続している無線ＬＡＮ端末の台数を減らすことで、上述した中継処理を減らし、それにかかる消費電力を低減することができる。

　図６は、図５に示したステップ４で説明した制限処理の第１の具体例を説明するためのフローチャートである。

　まず、ステップ１１にて、制御部１７０は、記憶部１５０に記憶されている、無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３の接続履歴情報を読み出す。

　続いて、ステップ１２にて、制御部１７０は、読み出した接続履歴情報のうち、接続開始日時の最も新しい無線ＬＡＮ端末との接続を解除（切断）する。例えば、図４に示した接続履歴情報が記憶部１５０に記憶されている場合、制御部１７０は、接続開始日時の新しい端末識別情報が「３００－２」である無線ＬＡＮ端末３００－２と端末通信部１２０との接続を解除する。

　図７は、図５に示したステップ４で説明した制限処理の第２の具体例を説明するためのフローチャートである。

　まず、ステップ２１にて、端末通信部１２０は、無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３から発信された電波の電界強度を測定する。そして、端末通信部１２０は、測定した電界強度を制御部１７０へ通知する。

　続いて、ステップ２２にて、制御部１７０は、端末通信部１２０から通知されてきた電界強度のうち、電界強度の最も弱い無線ＬＡＮ端末（データ化けの発生によるデータ再送回数の多いもの：データ処理量の多くなるもの）との接続を解除（切断）する。例えば、無線ＬＡＮ端末３００－１から発信された電波の電界強度が「３」であり、無線ＬＡＮ端末３００－２から発信された電界強度が「１」であり、無線ＬＡＮ端末３００－３から発信された電波の電界強度が「２」である場合、制御部１７０は、電界強度の最も弱い無線ＬＡＮ端末３００－２と端末通信部１２０との接続を解除する。ここで、電界強度を「３」や「１」や「２」の整数を用いて説明したが、これは説明の便宜上の値であり、実際の電界強度とは異なる。

　図８は、図５に示したステップ４で説明した制限処理の第３の具体例を説明するためのフローチャートである。

　まず、ステップ３１にて、制御部１７０は、端末通信部１２０と無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３との間で送受信されているデータ通信量を測定する。ここで測定するデータ通信量は、単位時間当たりのデータ通信量（例えば、通信パケット量）であっても良い。

　続いて、ステップ３２にて、制御部１７０は、測定したデータ通信量のうち、データ通信量が多い無線ＬＡＮ端末との接続を解除（切断）する。例えば、端末通信部１２０と無線ＬＡＮ端末３００－１との間で送受信されているデータ通信量が「２００」であり、端末通信部１２０と無線ＬＡＮ端末３００－２との間で送受信されているデータ通信量が「１５０」であり、端末通信部１２０と無線ＬＡＮ端末３００－３との間で送受信されているデータ通信量が「１００」である場合、制御部１７０は、データ通信量の最も多い無線ＬＡＮ端末３００－１と端末通信部１２０との接続を解除する。ここで、データ通信量を「２００」や「１５０」や「１００」の整数を用いて説明したが、これは説明の便宜上の値であり、実際のデータ通信量とは異なる。

　このように、無線通信装置１００のテザリング機能を有効にし、無線通信装置１００と複数の無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３とが接続された状態では、無線通信装置１００は、無線基地局２００と無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３との間のデータ通信を仲介する。すると、無線通信装置１００が処理するデータ量は、単に無線通信装置１００自身が外部ネットワークへのアクセスのために無線基地局２００との間でデータをやり取りする場合に比べて増加する。そのため、無線通信装置１００の動作率が上がり、電池１３０の消費が多い状態となる。この状態で、無線通信装置１００の電池消費が進み、一定の電池残量以下になった場合には、無線通信装置１００は、テザリング機能を提供している無線ＬＡＮ端末３００－１～３００－３の接続可能台数を減らし、無線通信装置１００の動作率を下げる。これにより、無線通信装置１００は、電池１３０の消費を減らす。その結果、無線通信装置１００の電池１３０の持ちを長くする。また、接続を解除（切断）するのではなく、通信帯域を絞る等の制限をかけても良い。また、閾値を複数設定するものであっても良い。

　以上説明したように、本発明では、以下に記載するような効果を有する。

　電池残量が少なくなった場合に、テザリング機能の提供において、無線通信装置１００に接続可能な無線ＬＡＮ端末の台数を減らす（制限する）ことにより、無線通信装置１００の扱うデータ量を少なくし、システムの動作率を抑えることで消費電流の低減を図る。これにより、無線通信装置１００自身の音声通話やデータ通信が可能となる時間を延命する機能が提供できる。

　また、接続可能台数の制限を発生させる電池残量の設定値を外部から設定できることにより、テザリング機能を提供可能な時間と無線通信装置１００自身の使用時間のバランスを任意に設定できる。

　上述した無線通信装置１００に設けられた各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム（以下、プログラムと称する）を無線通信装置１００にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを無線通信装置１００に読み込ませ、実行するものであっても良い。無線通信装置１００にて読取可能な記録媒体とは、フロッピー（登録商標）ディスク、光磁気ディスク、ＤＶＤ、ＣＤなどの移設可能な記録媒体の他、無線通信装置１００に内蔵された記憶部１５０、ＲＯＭ、ＲＡＭ等のメモリやＨＤＤ等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、無線通信装置１００に設けられた制御部１７０にて読み込まれ、制御部１７０の制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、制御部１７０は、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。

　以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。

　この出願は、２０１１年１２月２７日に出願された日本出願特願２０１１－２８５８３３を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims

　無線通信装置であって、
　上位装置と該上位装置との間で通信を行う通信端末との間の通信を中継するために、該通信端末との間で無線通信を行う端末通信部と、
　当該無線通信装置の電池の残量を取得する電池残量取得部と、
　前記電池残量取得部が取得した電池の残量が、所定の閾値以下である場合、前記端末通信部を用いた無線通信を制限する制御部とを有する無線通信装置。
　請求項１に記載の無線通信装置において、
　前記制御部は、前記電池残量取得部が取得した電池の残量が、前記閾値以下である場合、前記端末通信部が無線通信を行っている通信端末のうち、接続開始の最も新しい通信端末との間の無線通信を制限することを特徴とする無線通信装置。
　請求項１に記載の無線通信装置において、
　前記端末通信部は、前記通信端末が発信する電波の電界強度を測定し、
　前記制御部は、前記電池残量取得部が取得した電池の残量が、前記閾値以下である場合、前記端末通信部が無線通信を行っている通信端末のうち、前記端末通信部が測定した電界強度が最も弱い通信端末との間の無線通信を制限することを特徴とする無線通信装置。
　請求項１に記載の無線通信装置において、
　前記制御部は、前記通信端末との間で送受信されているデータ通信量を測定し、前記電池残量取得部が取得した電池の残量が、前記閾値以下である場合、前記端末通信部が無線通信を行っている通信端末のうち、前記測定したデータ通信量が最も多い通信端末との間の無線通信を制限することを特徴とする無線通信装置。
　請求項１から４のいずれか１項に記載の無線通信装置において、
　前記制御部は、前記通信端末との接続を解除することで、該通信端末との間の無線通信を制限することを特徴とする無線通信装置。
　請求項１から４のいずれか１項に記載の無線通信装置において、
　前記制御部は、前記通信端末との間の通信帯域を絞ることで、該通信端末との間の無線通信を制限することを特徴とする無線通信装置。
　請求項１から６のいずれか１項に記載の無線通信装置において、
　前記閾値は、設定・編集可能であることを特徴とする無線通信装置。
　請求項１から７のいずれか１項に記載の無線通信装置において、
　前記端末通信部は、無線ＬＡＮ通信を行うことを特徴とする無線通信装置。
　無線通信装置における無線通信方法であって、
　上位装置と該上位装置との間で通信を行う通信端末との間の通信を中継するために、該通信端末との間で無線通信を行う端末通信処理と、
　当該無線通信装置の電池の残量を取得する処理と、
　前記取得した電池の残量と所定の閾値とを比較する処理と、
　前記取得した電池の残量が、前記閾値以下である場合、前記端末通信処理を用いた無線通信を制限する処理とを行う無線通信方法。
　無線通信装置に、
　上位装置と該上位装置との間で通信を行う通信端末との間の通信を中継するために、該通信端末との間で無線通信を行う端末通信手順と、
　当該無線通信装置の電池の残量を取得する手順と、
　前記取得した電池の残量と所定の閾値とを比較する手順と、
　前記取得した電池の残量が、前記閾値以下である場合、前記端末通信手順を用いた無線通信を制限する手順とを実行させるためのプログラム。