WO2005109815A1

WO2005109815A1 - 通信装置、通信方法およびプログラム

Info

Publication number: WO2005109815A1
Application number: PCT/JP2004/006565
Authority: WO
Inventors: Akihiro Sasakura
Original assignee: Fujitsu Limited
Priority date: 2004-05-10
Filing date: 2004-05-10
Publication date: 2005-11-17
Also published as: JP4478677B2; JPWO2005109815A1; US8667159B2; US20060294185A1

Abstract

ユーザ端末装置（１０ａ）のデータ送受信部（１８）が、ストリーミングにより送信した映像／音声データを送信先から受信し、ユーザ端末装置（１０ａ）のビデオチャット処理部（１７）が、受信したデータを再生することにより、返信されたデータに基づいて、ストリーミングにより送信した映像／音声データの再生品質を、ユーザが容易かつ効率的に確認することができる通信装置、通信方法およびプログラムを提供する。

Description

通信装置、通信方法およびプロダラム

技術分野

この発明は、ネットワークを介してストリーミングによりデータ通信をおこなう通信装置、通信方法およびプログラムに関するものであり、特に、ストリーミ明

ングにより送信したデータの再生品質をユーザが容易かつ効率的に確認すること

1

糸

ができる通信装置、通信方法およびプログラムに関する。

書背景技術

近年、インターネットにおけるブロードバンド通信の普及に伴い、音声や画像などのマルチメディアデータを用いてリアルタイムに会話をおこなうビデオチヤットあるいはテレビ電話と呼ばれる通信システムが利用されるようになってきている。

この通信システムでは、ユーザのコンピュータに接続されたマイクやカメラで音声や映像を取得し、取得した音声や映像をインターネット経由で通信相手のコンピュータにストリーミングにより送信する。ここで、ストリーミングとは、コンピュータが音声や映像のデータをすベて受信する前に、再生を開始する技術である。

また、ユーザのコンピュータは、通信相手のコンピュータにより送信された音声や映像のデータをストリーミングにより受信して、受信したデータを再生することにより、通信相手との間でリアルタィムの会話をおこなうことができる（非特許文献 1〜 3参照）。

(非特許文献 1 ) マイクロソフト株式会社、 "MSN Messenger機能紹介" 、 [ online ] 、 [平成 1 6年 4月 1 6 日検索] 、ィンターネットく URL ： httD： //www. special - msn. com/messenger/ communi. htm> (非特許文献 2 ) ソニー株式会社、 "Meetサービス、「テレビ電話」コースとは " 、 [online] 、 [平成 1 6年 4月 1 6 日検索] 、インターネットく URL： http： //www. meet, gs/ tv-pnone/ index, html)

(非特許文献 3 ) -フティ株式会社、 "Eyeballパティオとは" 、 [online] 、 [平成 1 6 年 4 月 1 6 日検索 ] 、インターネットく URL ： http： //www. nifty, com/ eyeoall/ about. htm>

しかしながら、上記非特許文献 1〜 3に記載された従来技術では、通信相手のコンピュータに送信された音声や映像の再生品質を、送信側のユーザが確認することができないという問題があった。 ■

すなわち、音声や映像のデータは、インターネットを経由して送信されるため、送信経路の状況により、タイムラグや、音声または映像の乱れなどが発生する可能性があるが、タイムラグや、音声または映像の乱れがどの程度のものであるのかを、送信側のユーザが確認できなかつた。

そのため、送信側のユーザは、通信相手に音声や映像の再生品質の状況を問い合わせるなどして、実際の再生品質についての情報を間接的に得るほかなく、効率的でないという問題があった。'

本発明は、上述した従来技術による問題点を解決するためになされたものであり、ストリーミングにより送信したデータの再生品質をユーザが容易かつ効率的に確認することができる通信装置、通信方法およびプログラムを提供することを目白勺と一る。発明の開示

本発明は、ネットワークを介してストリーミングによりデータ通信をおこなうコンピュータに、前記ストリーミングにより送信したデータを送信先から受信する受信手順と、前記受信手順により受信されたデータを再生する再生手順と、を実行させることを特徴とする。

また、本発明は、ネットワークを介してストリーミングによりデータ通信をおこなうコンピュータに、前記ストリーミングにより送信されたデータを受信する受信手順と、前記受信手順により受信されたデータを送信元に返送する返送手順と、を実行させることを特徴とする。

また、本発明は、ネットワークを介してストリーミングによりデータ通信をおこなう通信装置であって、前記ストリーミングにより送信したデータを送信先から受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたデータを再生する再生手段と、を備えたことを特 ί敷と一る。

また、本発明は、ネットワークを介してストリーミングによりデータ通信をおこなう通信装置であって、前記ストリーミングにより送信されたデータを受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたデータを送信元に返送する返送手段と、を備えたことを特徴とする。

また、本発明は、ネットワークを介してストリーミングによりデータ通信をおこなう通信方法であって、データをストリミングにより送信する送信工程と、前記送信工程により送信されたデータを送信元に返送する返送工程と、前記返送工程により返送されたデータを再生する再生工程と、を含んだことを特徴とする。本発明によれば、ストリーミングにより送信したデータを送信先から受信し、受信されたデータを再生することとしたので、ストリーミングにより送信したデータの再生品質をユーザが容易力つ効率的に確認することができるという効果を奏する。

また、本発明によれば、ストリーミングにより送信されたデータを受信し、受信したデータを送信元に返送することとしたので、ストリーミングにより送信したデータの再生品質をユーザに容易かつ効率的に確認させることができるという効果を奏する。

また、本発明によれば、データをストリーミングにより送信し、送信されたデータを送信元に返送し、返送されたデータを再生することとしたので、ストリーミングにより送信したデータの再生品質をユーザが容易かつ効率的に確認することができるという効果を奏する。図面の簡単な説明

第 1図は、実施例 1に係るストリミングシステムの機能的構成を示す機能ブ口ック図であり、第 2図は、映像 Z音声データの再生画面の一例を示す図であり、第 3図は、実施例 1に係る再生品質確認、処理の処理手順を示すフローチャート ( ■ 1 ) であり、 .第 4図は、実施例 1に係る再生品質確認、処理の処理手順を示すフロ一チャート（2 ) であり、第 5図は、実施例 2に係るストリーミングシステムの機能的構成を示す機能ブロック図であり、第 6図は、再生品質確認要求がなされた場合のビデオチャット画面の一例を示す図であり、第 7図は、受信映像 Z音声データの記憶処理中に表示されるメッセージの一例を示す図であり、第 8図は、送信映像 Z音声データの記憶処理中に表示されるメッセージの一例を示す図であり、第 9図は、映像/音声の再生品質の確認をおこなうビデオチャット画面 1 6 0の一例を示す図であり、第 1 0図は、実施例 2に係る再生品質確認、処理の処理手順を示すフローチャート（1 ) であり、第 1 1図は、実施例 2に係る再生品質確認処理の処理手順を示すフローチャート（2 ) であり、第 1 2図は、データの再生品質の確認機能を実現するコンピュータ 2 0 0のハードウェア構成を示すブロック図である。発明を実施するための最良の形態

以下に、添付図面を参照して、本発明に係る通信装置、通信方法おょぴプログラムの好適な実施例を詳細に説明する。

(実施例 1 )

本実施例 1では、アプリケーションサービスプロバイダ（Application Service Provider, ASP) などに設置されたサーバ装置を用いて、ストリーミングにより送信されたデータの再生品質の確認処理を実行する場合について説明する。

まず、実施例 1に係るストリーミングシステムの機能的構成について説明する。第 1図は、実施例 1に係るストリーミングシステムの機能的構成を示す機能プロック図である。

第 1図に示すように、このストリミングシステムは、音声を取得するマイク 20 a〜 20 c、および、映像を撮影するカメラ 30 a〜 30 cが接続されたュ一ザ端末装置 1 0 a〜 10 cと、 AS Pに設置され、音声や映像のデータの再生品質を確認するのに用いられる品質確認用サーバ装置 40とがインターネット 5 0を介して接続されている。

ユーザ端末装置 1 0 a〜： 1 0 cは、他のユーザのユーザ端末装置 1 0 a〜 1 0 cとの間でストリーミングによりデータを送受信し、ユーザがリアルタイムでビデォチヤットをおこなう端末装置である。

このユーザ端末装置 10 a〜 10 cは、単に他のユーザのユーザ端末装置 1 0 a〜 10 cとの間でデータを送受信するだけでなく、ストリミングにより送信したデータの再生品質確認処理の実行要求をユーザから受け付ける。

そして、ユーザ端末装置 10 a〜l 0 cは、再生品質確認処理の実行要求をュ一ザから受け付けた場合に、品質確認用サ^ "バ装置 40に音声や映像のデータを、データの送信単位であるバケツトに分割してストリーミングにより送信する。そして、品質確認用サーバ装置 40はユーザ端末装置 10 a〜 1 0 cにより送信されたパケットを受信して、バケツトの送信宛先をパケットの送信元であるュ一ザ端末装置 1 0 a〜 10 cに変更し、パケットをユーザ端末装置 1 0 a〜 10 cに返送する処理をおこなう。

その後、ユーザ端末装置 10 a〜 1 0 c力品質確認用サーバ装置 40により返送されたデータを受信して再生することにより、インターネット 50を介して送信したデータの再生品質を、ユーザがリアルタィムで容易かつ効率的に確認することができるようになる。

特に、この再生品質の確認処理は、ユーザが AD S L (Asymmetric Digital Subscriber Line) などを利用しており、ユーザ端末装置 1 0 a〜 1 0 cの上り方向への通信速度が下り方向に比べて遅く、それが再生品質向上に対する大きな P章害となっているような場合に、再生品質をリアルタイムで検証するのに適している。この場合、品質確認用サーバ装置 4 0の通信速度は上り方向、下り方向ともに十分大きな速度であることが望ましレ、。

ユーザ端末装置 1 0 aは、入力部 1 1、表示部 1 2、主記憶部 1 3、補助記憶部 1 4、インターフェース部 1 5、データ送受信部 1 6、ビデオチヤット処理部 1 7、品質確認要求部 1 8および制御部 1 9を有する。なお、ユーザ端末装置 1 0 bおよび 1 0 cは、ユーザ端末装置 1 0 aと同様の構成を有するので、ここでは説明を省略する。

入力部 1 1は、マウスやキーポードなどの入力デバイスである。表示部 1 2は、ディスプレイなどの表示デバイスである。主記憶部 1 3は、 R AM (Random Access Memory) などの主記憶デバイスであり、各種データを一時的に記憶する処理をおこなう。

たとえば、この主記憶部 1 3は、マイク 2 0 aが取得した音声データや、カメラ 3 0 aが撮影した映像データ、品質確認用サーバ装置 4 0からストリーミングにより受信した映像データや音声データなどを一時的に記憶する。

補助記憶部 1 4は、ハードディスク装置などの補助記憶デバイスであり、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアなどに係る各種データを記憶する。

ィンターフェース部 1 5は、マイク 2 0 aやカメラ 3 0 aとの間で制御情報の授受をおこない、音声データや映像データなどを取得するインターフェースである。データ送受信部 1 6は、他のユーザ端末装置 1 0 bまたは 1 0 cや、品質確 . 認用サーバ装置 4 0との間でデータの送受信をおこなう。

ビデオチヤット処理部 1 7は、マイク 2 0 aおよびカメラ 3 0 aが取得-した音声データや映像データを再生し、また、他のユーザ端末装置 1 0 bまたは 1 0 c や、品質確認用サーバ装置 4 0から受信した映像データや音声データをストリーミングにより再生する処理をおこなう。

品質確認要求部 1 8は、ユーザからの再生品質確認処理の開始および終了要求の入力を受け付け、品質確認用サーバ装置 4 0に再生品質確認処理の開始おょぴ終了要求を送信する。制御部 1 9は、ユーザ端末装置 1 0 aを全体制御する制御部であり、各機能部間のデータの授受などを司る。

品質確認用サーバ装置 4 0は、ユーザ端末装置 1 0 a〜： L O cにより再生品質確認処理の実行要求を受け付けた場合に、ユーザ端末装置 1 0 a〜 1 0 cからストリーミングにより送信された音声や映像のデータのバケツトを受信し、受信したバケツトの宛て先を送信元に変更して、バケツトを返送する処理をおこなう。この品質確認用サーノ装置 4 0は、データ送受信部 4 1、入力部 4 2、表示部 4 3、主記憶部 4 4、補助記憶部 4 5、ビデオチヤット処理部 4 6および制御部 4 7を有 -る。

データ送受信部 4 1は、ユーザ端末装置 1 0 a〜l 0 cとの間でデータの送受信をおこなう。入力部 4 2は、マウスやキーボードなどの入力デバィスである。表示部 4 3は、デイスプレイなどの表示ヂパイスである。

主記憶部 4 4は、 R AM (Random Access Memory) などの主記憶デパイスであり、各種データを一時的に記憶する処理をおこなう。たとえば、この主記憶部 4 4は、ユーザ端末装置 1 0 a〜l 0 cから受信した映像データや音声データなどを一時的に記憶する。

補助記憶部 4 5は、ハードディスク装置などの補助記憶デバイスであり、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアなどに係る各種データを記憶する。

ビデオチヤット処理部 4 6は、ユーザ端末装置 1 0 a〜： L 0 cから映像データや音声データのバケツトを受信した際に、受信したパケットの宛て先をバケツトを送信したユーザ端末装置 1 0 a〜l 0 cに変更し、バケツトを返送する処理をおこなう。制御部 4 7は、品質確認用サーバ装置 4 0を全体制御する制御部であり、各機能部間のデータの授受などを司る。

第 2図は、映像 /"音声データの再生画面の一例を示す図である。第 2図に示す再生画面 5 0には、カメラ 3 0 aにより撮影された映像 5 2が表示されている。また、再生画面 5 0には、ストリーミングにより送信した映像 Z音声データの再生品質の確認処理の開始を要求する確認ボタン 5 1が表示されている。

この確認ボタン 5 1力マウス等によりクリックされると、品質確認用サーバ装置 4 0にストリーミングにより送信した映像 Z音声データのパケットを返送するよう要求する制御情報が送信される。

そして、品質確認用サーバ装置 4 0に送信した映像 Z音声データのバケツトが返送されると、返送された映像 Z音声データのパケットのストリーミングによる再生処理がおこなわれる。

この再生処理においては、第 2図の再生画面 6 0に示すように、カメラ 3 0 a により撮影された映像 6 2と、品質確認用サーバ装置 4 0により返送された像 6 3とが並べて表示される。また、品質確認用サーバ装置 4 0により返送された音声データも併せて再生される。

ユーザは、並べて表示された 2つの映像 6 2および 6 3を比較することにより、映像や音声の乱れ、再生のタイムラグなどを容易に確認することができる。この再生品質確認処理は、ユーザにより確認ポタン 6 1が再度クリックされると終了する。

つぎに、実施例 1に係る再生品質確認処理の処理手順について説明する。第 3 図および第 4図は、実施例 1に係る再生品質確認処理の処理手順を示すブローチヤート（1 ) および（2 ) である。

第 3図に示すように、まず、ユーザ端末装置 1 0 aの品質確認要求部 1 8は、送信映像/音声の品質確認要求の入力をユーザから受け付ける（ステップ S 1 0 1 ) 。そして、品質確認要求部 1 8は、品質確認の処理要求を品質確認用サーバ装置 4 0に送信する（ステップ S 1 0 2 ) 。

その後、品質確認、用サーバ装置 4 0のデータ送受信部 4 1は、ユーザ端末装置 1 0 aにより送信された品質確認の処理要求を受信する（ステップ S 1 0 3 ) 。そして、ビデオチヤット処理部 4 6は、ビデオチヤットのセッションを開台し（ステップ S 1 0 4 ) 、セッション開始の通知をユーザ端末装置 1 0 aに送信する (ステップ S 105) 。

ユーザ端末装置 10 aのデータ送受信部 16は、品質確認用サーバ装置 40により送信されたセッション開始の通知を受信する（ステップ S 106) 。そして、ビデオチヤット処理部 17は、品質確認用サーバ装置 40により返信された映像を再生する品質確認、用の再生画面を表示する（ステップ S 107) 。

続いて、データ送信部 10は、カメラ 30 aおよびマイク 20 aが取得した映像/音声を映像 Z音声パケットとして品質確認用サーバ装置 40に送信する処理をおこなう（ステップ S 108) 。この送信の通信規約は: TP (Real-time Transport Protocol) ぉょぴ： RT CP (RTP Control Protocol) などのストリー 'ミング系の通信規約を用いる。

その後、品質確認用サーバ装置 40のデータ送受信部 41は、ユーザ端末装置 10 aにより送信された映像 Z音声パケットを受信する（ステップ S 109) 。そして、ビデオチヤット処理部 46は、受信した映像 Z音声パケットの送信宛先を、映像/音声パケットを送信したユーザ端末装置 10 aに変更する（ステップ S 1 10) 。

続いて、第 4図に示すように、品質確認用サーバ装置 40のデータ送受信部 4 1は、送信宛先が変更された映像 Z音声パケットをユーザ ϊ¾末装置 10 aに送信する処理をおこなう（ステップ S 111) 。この送信の通信規約は、ステップ S 108と同じストリーミング系の通信規約を用いる。

_ そして、ユーザ端末装置 10 aのデータ送受信部 16は、品質確認用サーバ装置 40により送信された映像 Z音声パケットを受信し（ステップ S 1 12) 、ビデォチヤット処理部 17は、受信した映像音声のデータを、カメラ 30 aが取得-した映像データとともに、ストリーミングにより再生する処理をおこなう（ステツプ S 1 13) 。

その後、品質確認要求部 18は、再生品質確認処理の終了要求の入力をユーザ力、ら受け付けた力否かを調べ（ステップ S 1 14) 、再生品質確認処理の終了要求の入力を受け付けなかった場合には（ステップ S 114， No) 、ステップ S 108に移行して、データ送受信部 16は、カメラ 30 aおよびマイク 20 aが取得した映像/音声'データを品質確認用サーバ装置 40に送信する処理を継続する。

再生品質確認処理の終了要求の入力を受け付けた場合には（ステップ S 1 14, Ye s) , 品質 H認要求部 18は、データ送受信部 16を介して、品質確認用サーバ装置 40にビデオチヤットのセッションの終了要求を送信する（ステツプ S 1 15) 。

そして、品質確認用サーバ装置 40のデタ送受信部 41は、ユーザ端末装置により送信されたセッションの終了要求を受信し (ステップ S 1 16) 、ビデオチャット処理部 46は、ビデオチャットのセッションを終了する（ステップ S 1

17) 。その後、ビデオチヤット処理部 46は、データ送受信部 41を介して、セッションを終了したことを示す通知をユーザ端末装置 10 aに送信して（ステップ S 1 18) 、再生品質確認処理を終了する。

ユーザ端末装置 10 aのデータ送受信部 16は、品質確認用サーバ装置 40により送信されたセッションの終了通知を受信し（ステップ S 119 ) 、ビデオチャット処理部 17は、品質確認用の再生画面を閉じ（ステップ S 120) 、再生品質確認処理を終了する。

以上説明してきたように、本実施例 1では、ユーザ端末装置 10 aのデータ送受信部 18力 S、ストリーミングにより送信した映像 Z音声データを送信先から受信し、ユーザ端末装 ¾ 10 aのビデオ^; ット処理部 17が、受信したデータを再生することとしたので、ストリーミングにより送信したデータの再生品質をュ一ザが容易かつ効率的に確認することができる。

また、本実施例 1では、ユーザ端末装置 10 aのデータ送受信部 18が、ストリーミングにより送信したデータの送信宛先が、データの送信単位であるパケットごとに送信先により変更されて返信されたデータを受信することとしたので、返信されたデータに基づいて、ストリーミングにより送信したデータの再生品質を、ユーザがリアルタイムで容易かつ効率的に確認することができる。また、本実施例 1では、ユーザ端末装置 1 0 aのビデオチヤット処理部 1 7が、受信したデータとともに、ストリーミングにより送信したデータを再生することとしたので、 2つのデータの再生品質を比較することにより、ストリーミングにより送信したデータの再生品質を、ユーザがリアルタィムで容易力つ効率的に確認することができる。

また、本実施例 1では、品質確認用サーバ装置 4 0のデータ送受信部 4 1力インターネット 5 0を介してストリーミングにより送信されたデータを受信し、品質確認用サーバ装置 4 0のビデオチヤット処理部 4 6が、受信したデータを送信元に返送することとしたので、ストリーミングにより送信したデータの再生品質をユーザに容易かつ効率的に確認させることができる。

また、本実施例 1では、品質確認用サーバ装置 4 0のビデオチヤット処理部 4 6力ストリーミングにより送信されたデータの送信単位であるバケツトごとに送信宛先をユーザ端末装置 1 0 aに変更してデータを返送することとしたので、ストリーミングにより送信したデータの再生品質を、ユーザにリアルタイムで容易かつ効率的に !認させることができる。

(実施例 2 )

上記実施例 1では、ストリミングにより送信したデータのパケットを返信するサーバ装置を用いて、再生品質をユーザが確認する場合について説明したが、ストリーミングにより送信したデータを送信先が動画ファイルとして記憶し、記 ―憶されたデータを返信することにより、再生品質をユーザが ¾認することとしてもよい。そこで、本実施例 2では、ストリーミングにより送信したデータを送信先が動画ファイルとして記憶し、記憶されたデータを返信する場合について説明する。

まず、実施例 2に係るストリーミングシステムの機能的構成について説明する。第 5図は、実施例 2に係るストリーミングシステムの機能的構成を示す機能プロック図である。

第 5図に示すように、このストリーミングシステムは、音声を取得するマイク 9 0と、映像を-撮影するカメラ 1 0 0とが接続されたユーザ端末装置 7 0と、同じくマイク 1 3 0と、カメラ 1 4 0とが接続されたユーザ端末装置 Γ 1 0とがィンターネット 1 5 0を介して接続されている。

ユーザ端末装置 7 0は、ユーザ端末装置 1 1 0との間でストリーミングにより映像や音声のデータを送受信し、ュザがリアルタイムでビデオチャットをおこなう端末装置である。

このユーザ端末装置 7 0は、単にユーザ端末装置 1 1 0との間でデータを送受信するだけでなく、ストリーミングにより送信したデータの再生品質確認処理の実行要求をユーザから受け付ける。そして、ユーザ端末装置 7 0は、再生品質確認処の実行要求を受け付けた場合に、ユーザ端末装置 1 1 0にデータをストリ一ミングによりバケツト送信する。

そして、ユーザ端末装置 1 1 0はユーザ端末装置 7◦により送信されたバケツトを受信して、受信した映像や音声のデータを動画ファイルとして記憶し、ファィルとして記憶されたデータをユーザ端末装置 7 0に返信する。

その後、ユーザ端末装置 7 0が、ユーザ端末装置 1 1 0により返送されたデータを受信して再生することにより、ユーザ端末装置 7 0から送信したデータの再生品質をユーザが容易かつ効率的に確認することができるようになる。

なお、ここでは、ユーザ έ末装置 7 0がユーザから再生品質確認処理の実行要求を受け付け、ユーザ端末装置 1 1 0がユーザ端末装置 7 0によりストリーミングにより送信されたデータを動画ファイルとして記憶し、記憶されたデータをュ一ザ端末装置 7 0に返信することとしたが、ユーザ端末装置 7 0とユーザ端末装置 1 1 0とは同等の機能を有するため、ユ^ ~ザ端末装置 7 0とユーザ端末装置 1 1 0との役割が入れ替わることとしてもよい。

第 5図に示すように、ユーザ端末装置 7 0は、入力部 7 1、表示部 7 2、主記憶部 7 3、補助記憶部 7 4、ィンタ ^"フェース部 7 5、データ送受信部 7 6、ビデォチヤット処理部 7 7、品質確認要求部 7 8、要求受付部 7 9および制御部 8 0を有する。また、ユーザ端末装置 1 1 0は、データ送受信部 1 1 1、入力部 1 1 2、表示部 1 1 3、主記憶部 1 1 4、.ィンターフェース部 1 1 5、補助記憶部 1 1 6、ビデォチヤット処理部 1 1 7、品質確認要求部 1 1 8、要求受付部 1 1 9およぴ制御部 1 2 0を有する。

入力部 7 1および入力部 1 1 2は、マウスやキーボードなどの入力デバイスである。表示部 7 2および表示部 1 1 3は、ディスプレイなどの表示デバィスである。主記憶部 7 3およぴ主記憶部 1 1 4は、 RAM (Random Access Memory) などの主記憶デバイスであり、各種データを一時的に記憶する処理をおこなう。たとえば、この主記憶部 7 3および主記憶部 1 1 4は、マイク 9 0および 1 3 0が取得した音声データゃ、カメラ 1 0 0および 1 4 0が撮影した映像データ、他のユーザ端末装置 7 0または 1 1 0から受信した映像データや音声データなどを一時的に記憶する。

補助記憶部 7 4および補助記憶部 1 1 6は、ハードディスク装置などの補助記憶デバイスであり、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトウエアなどに係る各種データを記憶している。データ送受信部 7 6およびデータ送受信部 1 1 1は、他のユーザ端末装置 7 0または 1 1 0との間でデータの送受信をおこなう。

ビデオチヤット処理部 7 7およびビデオチヤット処理部 1 1 7は、それぞれ自装置に接続されたマイク 9 0および 1 3 0やカメラ 1 0 0および 1 4 0が取得した音声や映像を再生し、また、他のユーザ端末装置 1 1 0または 7 0から受信した映像データや音声データをストリーミングにより再生する処理をおこなう。品質確認要求部 7 8および品質確認、要求部 1 1 8は、ユーザからの再生品質確認処理の開始および終了要求の入力を受け付け、他のユーザ端末装置 7 0または 1 1 0に再生品質確認処理の開始おょぴ終了要求を送信する。

また、品質確認要求部 7 8および品質確認要求部 1 1 8は、再生品質確認、処理の開始および終了要求を送信した場合に、送信した映像 Z音声データを動画ファィルとして記憶する。その際、品質確認要求部 7 8および品質確認要求部 1 1 8 は、動画ファイルの記憶開始時刻も記憶する。この動画ファイルは、他のユーザ端末装置 1 1 0または 7 0から受信した動画ファイルと再生品質を比較するために用いられる。

要求受付部 7 9および要求受付部 1 1 9は、他のユーザ端末装置 1 1 0または 7 0から再生品質確認処理の開始要求を受け付けた場合に、他のユーザ端末装置 1 1 0または 7 0によりストリーミングによりバケツト送信された映像 Z音声データを動画ファイルとして記憶する。その際、要求受付部 7 9および要求受付部 1 1 9は、動画ファイルの記憶開始時刻も記憶する。

そして、要求受付部 7 9および要求受付部 1 1 9は、他のユーザ端末装置 1 1 0または 7 0から再生品質確認処理の終了要求を受け付けた場合に、記憶した動画ファイルおよび動画ファイルの記憶開始時刻の情報を他のユーザ端末装置 1 1 0または 7 0に送信する処理をおこなう。

制御部 8 0および制御部 1 2 0は、ユーザ端末装置 7 0およびユーザ端末装置 1 1 0を全体制御する制御部であり、それぞれの装置における各機能部間のデータの授受などを司る。

第 6図は、再生品質確認要求がなされた場合のビデオチヤット画面 1 7 0の一例を示す図である。ビデオチャット画面 1 6 0には、自装置に接続されたカメラ 1 0 0により撮影された映像 1 6 2と、他のユーザ端末装置 1 1 0によりストリ一ミングにより送信された映像 1 6 3とが表示される。

きた、. ビデオチヤット画面 1 6 0には、ストリーミングにより送信した映像/ 音声データの再生品質確認処理の開始を要求する確認ボタン 1 6 1が表示されている。この確認ポタン 1 6 1力マウス等によりクリックされると、通信先であるユーザ端末装置 1 1 0に対して、再生品質確認処理を開始するよう要求がなされる。

再生品質確認処理の開始要求を受け付けたユーザ端末装置 1 1 0は、その要求に応じるか否かをユーザ端末装置 1 1 0を操作しているユーザに問い合わせる。具体的には、ユーザ端末装置 1 1 0が表示したビデオチヤット画面 1 7 0に問合わせメッセージ 1 7 1を表示する。

そして、ユーザ端末装置 1 1 0は、問合わせメッセージ 1 7 1の Y e sポタン 1 7 2がユーザによりクリックされた場合に、再生品質確認処理を実行することとし、ストリーミングによりパケット送信された映像 Z音声データを動画ファィルとして記憶する処理をおこなう。 N oポタン 1 7 3がタリックされた^には、再生品質確認処理をおこなわない。

第 7図は、受信映像/音声データの記憶処理中に表示されるメッセ一ジの一例を示す図である。ユーザ端末装置 1 1 0は、ユーザ端末装置 7 0により送信された映像 Z音声データの記憶処瑪をおこなっている間、記憶処理中であることを示すメッセージ 1 4 1を、ビデオチヤット画面 1 4 0に表示する。

第 8図は、送信映像 Z音声データの記憶処理中に表示されるメッセージの一例を示す図である。ユーザ端末装置 7 0は、ユーザ端末装置 1 1 0に送信した映像 Z音声データの記憶処理をおこなっている間、記憶処理中であることを示すメッセージ 1 5 1を、ビデオチヤット画面 1 5 0に表示する。このメッセージ 1 5 1 には、映像/音声データの記憶処理を終了するようユーザ端末装置 1 1 0に要求する終了ポタン 1 5 2力 S表示される。

この終了ポタン 1 5 2力マウス等によりクリックされると、通信先であるュ一ザ端末装置 1 1 0に対して、再生品質確認処理を終了するよう要求がなされる。そして、ユーザ端末装置 1 1 0は、記憶した動画ファイルをユーザ端末装置 7 0 こ送信する処理をおこなう。

なお、ここでは、ユーザ端末装置 7 0がユーザからの再生品質確認処理の終了要求をユーザから受け付けることとしたが、ユーザ端末装置 1 1 0が再生品質確認処理の再生品質確認処理の終了要求をユーザから受け付け、記憶した動画ファィルをユーザ端末装置 7 0に送信して、再生品質確認処理を終了することとしてもよい。

第 9図は、映像/音声の再生品質の確認をおこなうビデオチヤット画面 1 6 0 の一例を示す図である。このビデオチヤット画面 1 6 0には、自装置に接続されたカメラ 1 0 0により撮影された動画ファィルの再生映像 1 6 1と、ユーザ端末装置 1 1 0により送信された動画ファイルの再生映像 1 6 2とが表示される。また、ユーザ端末装置 1 1 0により送信された動画ファイルの音声も併せて再生される。

2つの動画ファイルを再生する場合には、 2つの動画ファイルの記憶開始時刻の情報から記憶開始時刻の差を求め、その差だけ時間をずらして再生する。これにより、ユーザは、再生映像 1 6 1と再生映像 1 6 2とを比較して、映像や音声の乱れ、再生のタイムラグなどを容易に確認することができる。

つぎに、実施例 2に係る再生品質確認処理の処理手順について説明する。第 1 0図および第 1 1図は、実施例 2に係る再生品質確認処理の処理手順を示すフロ一チャート（1 ) および（2 ) である。 '

第 1 0図に示すように、まず、ユーザ端末装置 7 0の品質確認要求部 7 8は、映像 Z音声の再生品質確認要求の入力をユーザから受け付ける（ステップ S 2 0 1 ) 。そして、品質確認要求部 7 8は、再生品質確認の処理要求を通信相手側のユーザ端末装置 1 1 0に送信する（ステップ S 2 0 2 ) 。

その後、ユーザ端末装置 1 1 0のデータ送受信部 1 1 1は、ユーザ端末装置 7 0により送信された再生品質確認の処理要求を受信する（ステップ S 2 0 3 ) 。そして、要求受付部 1 1 9は、再生品質確認の処理要求を受信した際、再生品質確認処理の実行を許可するか否かをユーザに問レ、合わせる処理をおこない（ステ—ップ _S 2 0 4 ) 、問い合わせ結果をユーザ端装置 7 0に送信する処理をおこなう（ステップ S 2 0 5 ) 。

続いて、ユーザ端末装置 ₇ 0のデータ送受信部 ₇ 6は、ユーザ端末装置 1 1 0 により送信された問い合わせ結果の情報を受信する（ステップ S 2 0 6 ) 。そして、品質確認要求部 7 8は、再生品質確認要求がユーザにより許可されたか否かを調べる（ステップ S 2 0 7) 。

再生品質確認要求が許可されなかった場合には（ステップ S 2 0 7， N o ) 、そのままこの再生品質確認処理を終了する。再生品質確認要求が許可された場合には（ステップ S 207， Ye s) 、データ送受信部 76は、自装置に接続されたカメラ 100およびマイク 90により取得された映像/音声を、ユーザ端末装置 110にパケット送信する（ステップ S 208) 。この送信は、 RTPおよび RT CPなどのストリーミング系の通信規約を用いる。

—方、ユーザ端末装置 110の要求受付部 119は、ステップ S 205において、問い合わせ結果の情報をユーザ端末装置 70に送信した後、再生品質確認要求がユーザにより p可されたか否かを調べる（ステップ S 209) 。

再生品質確認要求が許可されなかった場合には（ステップ S 209, No) 、そのままこの再生品質確認処理を終了する。再生品質確認要求が許可された場合には（ステップ S 209, Ye s) 、データ送受信部 1 11は、ユーザ端末装置 70により送信される映像/音声データのパケットを待ち受けて受信する（ステップ S 210) 。

その後、要求受付部 1 1 9は、ユーザ端末装置 70から受信した映像/音声データを動画ファイルとして記憶する処理を開始する（ステップ S 21 1) 。そして、要求受付部 1 19は、記憶処理を開始した動画ファィルが新規の動画ファィルである力否かを調べる（ステップ S 212) 。

記憶処理を開始した動画フアイルが新規の動画フアイルである場合には（ステップ S 212, Ye s) 、要求受付部 119は、動画ファイルの記憶開始時刻を記憶する（ステップ S 213) 。そして、要求受付部 1 19は、記憶処理の進渉状況をディスプレイに表示する（ステップ S 214) 。

その後、第 1 1図に示すように、ユーザ端末装置 1 10の要求受付部 1 19は、ユーザ端末装置 70により動画フアイルの記憶処理の終了要求が送信されるのを待ち受ける（ステップ S 215) 。

一方、第 10図に示されるように、ユーザ端末装置 70の品質確認要求部 78 は、ステップ S 208において、ユーザ端末装置 110に映像 Z音声データをパケット送信した後、送信した映像/音声データを動画ファイルとして記憶する処理を開始する（ステップ S 216) 。そして、品質確認要求部 78は、記憶処理を開始した動画ファィルが新規の動画フ了ィルであるか否かを調べる（ステップ S 217) 。

記憶処理を開始した動画ファィルが新規の動画ファィルである場合には（ステップ S 217, Ye s) 、品質確認、要求部 78は、動画ファイルの記憶開始時刻を記憶する（ステップ S 218) 。そして、品質確認要求部 78は、記憶処理の進埗状況をディスプレイに表示する（ステップ S 219) 。

その後、第 1 1図に示すように、品質確認要求部 78は、動画ファイルの記憶処理の終了要求の入力をユーザから受け付けた力 >否かを調べる（ステップ S 22

0) 。そして、記憶処理の終了要求の入力を受け付けていない場合には（ステツプ S 220, No) 、ステップ S 208に斜亍して、品質確認要求部 78は、ュ一ザ端末装置 1 10に映像/音声データをパケット送信する処理を継続する。記憶処理の終了要求の入力を受け付けた場合には（ステップ S 220， Ye s ) 、品質確認要求部 78は、動画ファイルの記憶処理を終了し (ステップ S 22

1) 、さらに、ユーザ端末装置 110に対して動画ファイルの記憶処理の終了要求を送信する処理をおこなう（ステップ S 222) 。

一方、ユーザ端末装置 110の要求受付部 119は、ユーザ端末装置 70から動画ファイルの記憶処理の終了要求を受信したか否かを調べる（ステップ S 22 3) 。そして、記憶処理の終了要求を受信していない場合には（ステップ S 22 3， No) 、ステップ S 210に移行して、データ送受信部 11 1は、ユーザ端末装置 70から.映像/音声データのパケットを受信する処理を継続する。

記憶処理の終了要求を受信した場合には（ステップ S 223， Ye s) 、要求受付部 1 19は、動画ファイルの記憶処理を終了し（ステップ S 224) 、それまでに記憶した動画ファイルと動画ファイルの記憶開始時刻の情報とを、データ送受信部 111を介してユーザ端末装置 70に送信し（ステップ S 225) 、この再生品質確認、処理を終了する。この動画ファイルの送信は、 FTP (File Transport Protocol) のような非ストリーミング系の通信規約を用いる。

一方、ユーザ端末装置 70のデータ送受信部 76は、ユーザ端末装置 110により送信された動画フアイルと動画フアイルの記憶開始時刻の情報とを受信し（ステップ S 2 2 6 ) 、受信した動画ファイルと動画ファイルの記憶開始時刻の情報とを補助記憶部 7 4に記憶する（ステップ S 2 2 7 ) 。

その後、ビデオチャット処理部 7 7は、自装置が記憶した動画ファイルと、ュ一ザ端末装置 1 1 0から受信した動画ファイルとを再生し（ステップ S 2 2 8 ) 、この再生品質確認処理を終了する。 ·

具体的には、ビデオチャット処理部 7 7は、自装置が記憶した動画ファイルの記憶開始時刻の情報と、ユーザ端末装置 1 1 0から受信した動画ファイルの記憶開始時刻の情報とから記憶開始時刻の差を求め、その差だけ時間をずらして 2つの動画ファイルを再生する。

以上説明してきたように、本実施例 2では、ユーザ端末装置 7 0のデータ送受信部 Ίら、ストリーミングにより送信したデータをユーザ端末装置 1 1 0から受信し、ユーザ端末装置 7 0のビデオチャット処理部 7 7が、受信したデータを再生することとしたので、ストリーミングにより送信したデータの再生品質をュ一ザが容易かつ効率的に確認することができる。

また、本実施例 2では、ユーザ端末装置 7 0のデータ送受信部 7 6力ストリ一ミングにより送信したデータがユ^"ザ端末装置 1 1 0により動画フアイノレとして記憶されたデータを受信することとしたので、ストリーミングにより送信したデータの再生品質をユーザが正確に把握することができる。

また、本実施例 2では、ユーザ端末装置 7 0のデータ送受信部 7 6力データを送信した際に、ユーザ端末装置 7 0の品質確認要求部 7 8が、送信したデータを動画ファイルとして捕助記憶部 7 4に記憶し、ユーザ端末装置 7 0のデータ送受信部 7 6が、補助記憶部 7 4に記憶されたデータに対応し、ユーザ端末装置 1 1 0により動画ファイルとして記憶されたデータを受信し、ユーザ端末装置 7 0 のビデオチヤット処理部 7 7力 S、ユーザ端末装置 1 1 0から受信したデータとともに、ネ甫助記憶部 Ί 4に記憶されたデータを再生することとしたので、 2つの動画フアイルの再生品質を比較することにより、ストリーミングにより送信したデータの再生品質をユーザが正確に確認することができる。

また、本実施例 2では、ユーザ端末装置 1 1 0のデータ送受信部 1 1 1力ストリーミングにより送信されたデータを受信し、ユーザ端末装置 1 1 0の要求受付部 1 1 9力受信したデータをユーザ端末装置 7 0に返送することとしたので、ストリーミングにより送信したデータの再生品質をユーザに容易力効率的に確 ff忍させることができる。

また、本実施例 2では、ユーザ端末装置 1 1 0の要求受付部 1 1 9が、受信したデータを動画フアイノレとして記憶し、記憶されたデータを返送することとしたので、ストリーミングにより送信したデータの再生品質をユーザに正確に把握させることができる。

以上、実施例 1および実施例 2において、映像や音声のデータの再生品質の確認機能をコンピュータ上で実現する場合について説明してきたが、上記再生品質の確認、機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行することにより再生品質の確認機能を実現してもよい。

第 1 2図は、データの再生品質の確認機能を実現するコンピュータ 2 0 0のハ一ドウエア構成を示すブロック図である。第 1 2図に示すように、このコンビュータ 2 0 0は、上記プロダラムを実行する C P U 2 1 0と、データを入力する入力装置 2 2 0と、各種データを記憶する R OM 2 3 0と、演算パラメータ等を記憶する RAM 2 4 0と、再生品質の機能を実現するためのプログラムを記録した記録媒体 3 0 0からプログラムを読み取る読取装置 2 5 0と、ディスプレイ等の出力装置 2 6 0と、ネットワーク 4 0 0を介して他のコンピュータとの間でデータの授受をおこなうネットワークインターフェース 2 7 0とが、パス 2 8 0で接続された構成となっている。

C P U 2 1 0は、読取装置 2 5 0を経由して記録媒体 3 0 0に記録されているプロダラムを読み込んだ後、プログラムを実行することにより、再生品質の確認機能を実現する。なお、記録媒体³ 0 0としては、光ディスク、フレキシブルデイスク、 C D— R OM、ハードディスク等が挙げられる。また、このプログラムは、ネットワーク 4 0 0を介してコンピュータ 2 0 0に導入することとしてもよレ、。

さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。

例えば、実施例 1および 2では、映像と音声の両方のデータの再生品'質確認処理を実行する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、いずれか一方のデータだけに対して再生品質確認処理を実行することとしてもよい。

また、実施例 1および 2では、音声の再生品質を確認する場合に、通信相手のコンピュータから返信された音声データを再生して品質を確認することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、通信相手に送信した音声データと、通信相手のコンピュータから返信された音声データとを音波波形に変換して視覚的に再生し、ユーザに再生品質を確認、させることとしてもよい。

また、実施例 1では、 A S Pに設置されたサーバ装置が、ユーザ端末装置からストリーミングにより受信したデータを返信することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、他のユーザ端末装置が、ユーザ端末装置からストリーミングにより受信したデータを返信することとしてもよい。

さらに、実施例 2では、ユーザ端末装置が、ストリーミングにより受信したデータを動画ファィルとして記憶して送信元であるユーザ端末装置に返信することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、 A S Pなどに設置されたサーパ装置が、受信したデータを動画ファイ^/として記憶して返信することとしてもよい。

また、本実施の形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。

この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。

また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示したように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散' 統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散 ·統合して構成することができる。 ' さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、 C P Uおよび当該 C P Uにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。特に、実施例 1おょぴ 2におレ、て、通信相手のコンビユータから送信されたデータを再生するプロ 'グラムであってもよい。産業上の利用可能性

以上のように、本発明にかかる通信装置、通信方法およびプログラムは、ストリーミングにより送信したデータの再生品質をユーザが容易かつ効率的に確認、することが必要とされる通信システムに有用である。

Claims

請求の範囲

1 . ネットワークを介してストリーミングによりデータ通信をおこなうコンビユータに、

前記ストリーミングにより送信したデータを送信先から受信する受信手順と、前記受信手順により受信されたデ一タを再生する再生手順と、

'を実行させることを特徴とするプログラム。

2 . 前記受信手順は、前記ストリーミングにより'送信した'データの送信宛先がデータの送信単位ごとに送信先により変更されて返信されたデータを受信することを特徴とする請求の範囲第 1項に記載のプログラム。

3 . 前記再生手順は、前記受信手順により受信されたデータとともに、前記ストリーミングにより送信したデータを再生することを特徴とする請求の範囲第 2 項に記載のプログラム。

4 . 前記受信手順は、前記ストリーミングにより送信したデータが送信先によりファイルとして記憶されたデータを受信することを特徴とする請求の範囲第 1 項に記載のプログラム。

5 . 前記データを送信した際に、送信したデータをファイルとして記憶する記憶手順をさらに含み、前記受信手順は、前記記憶手順により記憶されたデータに対応し、送信先によりファイルとして記憶されたデータを受信し、前記再生手順は、前記受信手順により受信されたデータとともに、前記記憶手順により記憶されたデータを再生することを特徴とする請求の範囲第 4項に記載のプロダラム。

6 . ネットワークを介してストリーミングによりデータ通信をおこなうコンビユータに、

前記ストリーミングにより送信されたデータを受信する受信手順と、前記受信手順により受信されたデータを送信元に返送する返送手順と、を実行させることを特徴とするプログラム。

7 . 前記返送手順は、前記ストリーミングにより送信されたデータの送信単位ごとに送信宛先を変更してデータを返送することを特徴とする請求の範囲第 6項に記載のプログラム。

8 . 前記返送手順は、前記受信手順により受信されたデータをファイルとして記憶し、記憶されたデータを返送することを特徴とする請求の範囲第 6項に記載のプログラム。

9 . ネットワークを介してストリーミングによりデータ通信をおこなう通信装置であって、

前記ストリーミングにより送信したデータを送信先から受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたデータを再生する再生手段と、

を備えたことを特徴とする通信装置。

1 0 . 前記受信手段は、前記ストリーミングにより送信したデータの送信宛先がデータの送信単位ごとに送信先により変更されて返信されたデータを受信することを特徴とする請求の範囲第 9項に記載の通信装置。

1 1 . 前記再生手段は、前記受信手段により受信されたデータとともに、前記ストリーミングにより言したデータを再生することを特徴とする請求の範囲第 1 0項に記載の通信装置。

1 2 . 前記受信手段は、前記ストリーミングにより送信したデータが送信先によりファイルとして記憶されたデータを受信することを特徴とする請求の範囲第 9項に記載の通信装置。

1 3 . 前記データを送信した際に、送信したデータをファイルとして記憶する記憶手段をさらに含み、前記受信手段は、前記記憶手段により記憶されたデータに対応し、送信先によりファイルとして記憶されたデータを受信し、前記再生手段は、前記受信丰段により受信されたータとともに、前記記憶手段により記憶されたデータを再生することを特徴とする請求の範囲第 1 2項に記載の通信装置。

1 4 . ネットワークを介してストリーミングによりデータ通信をおこなう通信装置であって、

前記ストリーミングにより送信されたデータを受信する受信手段と、

前記受信手段により受信されたデ^ "タを送信元に返送する返送手段と、を備えたことを特徴とする通信装置。

1 5 . 前記返送手段は、前記ストリーミングにより送信されたデータの送信単位ごとに送信宛先を変更してデータを返送することを特徴とする請求の範囲第 1 4項に記載の通信装置。

1 6 . 前記返送手段は、前記受信手順により受信されたデータをファイルとして記憶し、記憶されたデータを返送することを特徴とする請求の範囲第 1 4項に記載の通信装置。

1 7 . ネットワークを介してストリーミングによりデータ通信をおこなう通信方法であって、

データをストリーミングにより送信する送信工程と、前記送信工程により送信されたデータを送信元に返送する返送工程と、前記返送工程により返送されたデータを再生する再生工程と、

を含んだことを特徴とする通信方法。

1 8 . 前記返送工程は、前記送信工程により送信されたデータの送信単位ごとに送信宛先を変更してデータを返送することを特徴とする請求の範囲第 1 7項に記載の通信方法。

1 9 . 前記再生工程は、前記返送工程により返送されたデータとともに、前記送信工程により送信したデータを再生することを特徴とする請求の範囲第 1 7項に記載の通信方法。

2 0 . 俞記返送工程は、前記送信工程により送信されたデータをファイルとして記憶し、記憶されたデータを返送することを特徴とする請求の範囲第 1 7項に記載の通信方法。

2 1 . 前記送信工程は、言したデータをファイルとしてさらに記憶し、前記返送工程は、前記送信工程により記憶されたデータに対応し、フアイノレとして記憶したデータを返送し、前記再生手段は、前記返送工程により返送されたデータとともに、前記送信工程により記憶されたデータを再生することを特徴とする請求の範囲第 2 0項に記載の通信方法。