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JPWO2019117021A1 - 自動販売機、自動販売機システム、及び自動販売機システムの決済方法 - Google Patents

自動販売機、自動販売機システム、及び自動販売機システムの決済方法 Download PDF

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JPWO2019117021A1
JPWO2019117021A1 JP2019559597A JP2019559597A JPWO2019117021A1 JP WO2019117021 A1 JPWO2019117021 A1 JP WO2019117021A1 JP 2019559597 A JP2019559597 A JP 2019559597A JP 2019559597 A JP2019559597 A JP 2019559597A JP WO2019117021 A1 JPWO2019117021 A1 JP WO2019117021A1
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佑介 中島
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Abstract

バーコード情報を用いた決済サーバへのアクセスによる決済を行う場合、他の決済手段との多重決済を防ぐことができる自動販売機、自動販売機システム、及び自動販売機システムの決済方法を提供することを目的とする。このため、販売制御部10bは、商品選択ボタンによる商品の選択及び決済サーバ選択部によって決済サーバAによる決済の選択が行われた場合、決済サーバAから二次元バーコード情報を取得し、該二次元バーコード情報を表示部に表示し、決済サーバAから、二次元バーコード情報を読み取った携帯端末3による商品の決済が行われた決済成功通知を受けた場合、商品の搬出処理を行うとともに、商品選択ボタンによる商品の選択及び決済サーバ選択部によって決済サーバAによる決済の選択が行われた場合、他の決済処理受付部による決済処理の受付を決済サーバAによる決済処理が終了するまで禁止させる。

Description

本発明は、バーコード情報を用いた決済サーバへのアクセスによる決済を行う場合、他の決済手段との多重決済を防ぐことができる自動販売機、自動販売機システム、及び自動販売機システムの決済方法に関する。
近年の自動販売機は、現金だけでなく、電子マネーを用いて決済することが可能になっている。特に、RFIDタグを備えたプリペイド型の電子マネーカードを自動販売機側のRFIDリーダライタにかざすことによって決済が完了できるようになっている(特許文献1参照)。
特開2017−151674号公報
ところで、近年、スマートフォンなどの携帯端末が普及し、一般の商品購入時に二次元バーコード情報などのバーコード情報を用いて決済サーバにアクセスして決済を行うことができるようになっている。
自動販売機に対する商品購入に対する決済がバーコード情報を用いて行うことができると、例えば、自動販売機側はバーコード情報を表示するのみでよいため、自動販売機側の構成が簡易なものとなる。
しかし、自動販売機が現金や電子マネーカードを用いた他の決済手段を備えている場合、バーコード情報を介した決済サーバでの決済を行っている最中に、他の決済手段による決済も可能であるため、同一商品に対する多重決済が生じてしまう場合がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、バーコード情報を用いた決済サーバへのアクセスによる決済を行う場合、他の決済手段との多重決済を防ぐことができる自動販売機、自動販売機システム、及び自動販売機システムの決済方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる自動販売機は、携帯端末によるバーコード情報の読取によって決済サーバを用いた商品の決済処理を行うことができる自動販売機であって、販売する商品を選択する商品選択ボタンと、前記商品選択ボタンによって選択した商品の決済に対して前記決済サーバを用いることの選択を受け付ける決済サーバ選択部と、前記商品選択ボタンによって選択した商品の金額及び該商品の決済を行う決済サーバの所在情報を含む前記バーコード情報を表示する表示部と、前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、前記決済サーバから前記バーコード情報を取得し、該バーコード情報を前記表示部に表示し、前記決済サーバから、前記バーコード情報を読み取った前記携帯端末による前記商品の決済が行われた決済済み情報を受けた場合、前記商品選択ボタンによって選択した商品の搬出処理を行う販売制御部と、を備え、前記販売制御部は、前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、他の決済処理受付部による決済処理の受付を前記決済サーバによる決済処理が終了するまで禁止させることを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機は、携帯端末が表示するバーコード情報の読取によって決済サーバを用いた商品の決済処理を行うことができる自動販売機であって、販売する商品を選択する商品選択ボタンと、前記商品選択ボタンによって選択した商品の決済に対して前記決済サーバを用いることの選択を受け付ける決済サーバ選択部と、利用者識別情報を含む前記バーコード情報を前記携帯端末から読み取る読取部と、前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、前記読取部が読み取ったバーコード情報をもとに、前記決済サーバとの間で前記商品の決済処理を行い、決済処理が完了した場合、前記商品選択ボタンによって選択した商品の搬出処理を行う販売制御部と、を備え、前記販売制御部は、前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、他の決済処理受付部による決済処理の受付を前記決済サーバによる決済処理が終了するまで禁止させることを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機は、上記の発明において、前記販売制御部は、前記バーコード情報を前記表示部に表示した後、前記決済サーバに対し、前記携帯端末による前記商品の決済が行われたか否かを定期的に問い合わせて前記決済済み情報を取得することを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機は、上記の発明において、前記決済サーバ選択部は、前記商品選択ボタンあるいは前記商品選択ボタンに対応する前記携帯端末側の仮想商品選択ボタンによって選択した商品の決済を、前記決済サーバを用いることの選択を前記携帯端末側から受け付けることを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機は、上記の発明において、前記決済サーバ選択部は、複数の決済サーバの中から1つの決済サーバの選択を受け付けることを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機システムは、携帯端末によるバーコード情報の読取によって商品の決済処理を行うことができる自動販売機と前記携帯端末と前記商品の決済処理を行う決済サーバとがネットワークに接続可能な自動販売機システムであって、前記自動販売機は、販売する商品を選択する商品選択ボタンと、前記商品選択ボタンによって選択した商品の決済に対して前記決済サーバを用いることの選択を受け付ける決済サーバ選択部と、前記商品選択ボタンによって選択した商品の金額及び該商品の決済を行う決済サーバの所在情報を含む前記バーコード情報を表示する表示部と、前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、前記決済サーバから前記バーコード情報を取得し、該バーコード情報を前記表示部に表示し、前記決済サーバから、前記バーコード情報を読み取った前記携帯端末による前記商品の決済が行われた決済済み情報を受けた場合、前記商品選択ボタンによって選択した商品の搬出処理を行うとともに、前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、他の決済処理受付部による決済処理の受付を前記決済サーバによる決済処理が終了するまで禁止させる販売制御部と、を備え、前記携帯端末は、前記表示部に表示された前記バーコード情報を読み取り、前記バーコード情報が示す決済サーバにアクセスして前記商品の決済を行うことを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機システムは、携帯端末が表示するバーコード情報の読取によって商品の決済処理を行うことができる自動販売機と前記携帯端末と前記商品の決済処理を行う決済サーバとがネットワークに接続可能な自動販売機システムであって、前記自動販売機は、販売する商品を選択する商品選択ボタンと、前記商品選択ボタンによって選択した商品の決済に対して前記決済サーバを用いることの選択を受け付ける決済サーバ選択部と、利用者識別情報を含む前記バーコード情報を前記携帯端末から読み取る読取部と、前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、前記読取部が読み取ったバーコード情報をもとに、前記決済サーバとの間で前記商品の決済処理を行い、決済処理が完了した場合、前記商品選択ボタンによって選択した商品の搬出処理を行うとともに、前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、他の決済処理受付部による決済処理の受付を前記決済サーバによる決済処理が終了するまで禁止させる販売制御部と、を備え、前記携帯端末は、前記利用者識別情報を含む前記バーコード情報を表示することを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機システムの決済方法は、携帯端末によるバーコード情報の読取によって商品の決済処理を行うことができる自動販売機と前記携帯端末と前記商品の決済処理を行う決済サーバとがネットワークに接続可能な自動販売機システムの決済方法であって、前記自動販売機は、販売する商品を選択する商品選択ボタンによる商品の選択及び前記商品選択ボタンによって選択した商品の決済に対して前記決済サーバを用いることの選択を受け付ける決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、前記決済サーバから前記バーコード情報を取得し、該バーコード情報を表示部に表示し、前記決済サーバから、前記バーコード情報を読み取った前記携帯端末による前記商品の決済が行われた決済済み情報を受けた場合、前記商品選択ボタンによって選択した商品の搬出処理を行うとともに、前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、他の決済処理受付部による決済処理の受付を前記決済サーバによる決済処理が終了するまで禁止させることを特徴とする。
また、本発明にかかる自動販売機システムの決済方法は、携帯端末が表示するバーコード情報の読取によって商品の決済処理を行うことができる自動販売機と前記携帯端末と前記商品の決済処理を行う決済サーバとがネットワークに接続可能な自動販売機システムの決済方法であって、前記自動販売機は、販売する商品を選択する商品選択ボタンによる商品の選択及び前記商品選択ボタンによって選択した商品の決済に対して前記決済サーバを用いることの選択を受け付ける決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、利用者識別情報を含む前記バーコード情報を前記携帯端末から読み取り、読み取った前記バーコード情報をもとに、前記決済サーバとの間で前記商品の決済処理を行い、決済処理が完了した場合、前記商品選択ボタンによって選択した商品の搬出処理を行うとともに、前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、他の決済処理受付部による決済処理の受付を前記決済サーバによる決済処理が終了するまで禁止させることを特徴とする。
本発明によれば、バーコード情報を用いた決済サーバへのアクセスによる決済を行う場合に、商品選択ボタンによる商品の選択及び決済サーバ選択部によって決済サーバによる決済の選択が行われた場合、他の決済処理受付部による決済処理の受付を前記決済サーバによる決済処理が終了するまで禁止させる処理を行うようにしているので、他の決済手段との多重決済を防ぐことができる。
図1は、本発明の実施の形態1である自動販売機システムの構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示した自動販売機の構成を示すブロック図である。 図3は、図1に示した携帯端末の構成を示すブロック図である。 図4は、携帯端末による二次元バーコード情報の読取による販売制御処理手順を示すシーケンス図である。 図5は、決済サーバ選択部の表示例を示す図である。 図6は、携帯端末による二次元バーコード情報の読取による実施の形態2の販売制御処理手順を示すシーケンス図である。 図7は、実施の形態3である自動販売機の構成を示すブロック図である。 図8は、携帯端末による二次元バーコード情報の読取による実施の形態3の販売制御処理手順を示すシーケンス図である。 図9は、実施の形態4である自動販売機の構成を示すブロック図である。 図10は、自動販売機による携帯端末の二次元バーコード情報の読取による販売制御処理手順を示すシーケンス図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
(実施の形態1)
[自動販売機システムの構成]
図1は、本発明の実施の形態1である自動販売機システム1の構成を示すブロック図である。また、図2は、図1に示した自動販売機2の構成を示すブロック図である。さらに図3は、図1に示した携帯端末3の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、自動販売機システム1は、自動販売機2、携帯端末3、及び決済サーバA,B,CがネットワークNに接続される。自動販売機2は、缶入り飲料、ビン入り飲料、ペットボトル入り飲料などの商品を販売する自動販売機であるが、これに限定されるものではなく、例えば、カップに飲料を注出するカップ式飲料自動販売機や物品を販売する自動販売機にも適用可能である。
決済サーバA,B,Cは、携帯端末3からの決済要求に応じて決済を行う。携帯端末3は、自動販売機2が表示した商品データ及び商品の決済を行う決済サーバの所在情報を含む二次元バーコード情報を読み込み、読み込んだ情報に利用者識別情報を付加した情報を決済サーバA,B,Cに送信する。なお、図1では、各決済サーバA,B,CがネットワークNに直接接続されているが、これに限らず、ネットワークNと各決済サーバA,B,Cとの間に中間サーバを設け、この中間サーバを介してネットワークNと各決済サーバA,B,Cとを接続するようにしてもよい。この場合、自動販売機2や携帯端末3は、各決済サーバA,B,CのURLを知らなくても、1つの中間サーバのURLを知るのみで、中間サーバを介して各決済サーバA,B,Cにアクセスすることができる。特に、中間サーバを設けると、各決済サーバA,B,Cが相互に連携する場合に有用である。
なお、利用者識別情報とは、決済サーバA,B,Cを利用して商品を購入する際、予め決済サーバA,B,Cへの登録要求に対して通知された利用許可の番号などのID情報である。このID情報に加え、パスワードを含めてもよい。
[自動販売機の構成]
図2に示すように、自動販売機2は、メインコントローラ10に本体制御部11、商品選択ボタン群14、表示操作部15、表示部16、外部通信処理部17、非接触式カードリーダライタ21、接触式カードリーダライタ22、コインメカニズム23、及びビルバリデータ24が接続される。
本体制御部11には、冷熱装置12及び搬出装置13が接続される。冷熱装置12は、自動販売機2内の商品収納庫を設定された状態に管理するためのものである。冷熱装置12は、本体制御部11の制御のもとに、メインコントローラ10によって冷却設定された商品収納庫の内部を冷却する一方、加温設定された商品収納庫の内部を加温する。
搬出装置13は、ラックごとに設けられたベンドソレノイド、売切スイッチを管理するためのものである。本体制御部11は、メインコントローラ10から送信された搬出命令に従って搬出装置13を制御してラックから商品を搬出する。なお、搬出装置13は、ラックに収納された商品のすべてを搬出した場合に売切信号を本体制御部11に出力する。
商品選択ボタン群14は、商品を選択するための複数の商品選択ボタン14aを有する。商品選択ボタン14aは、例えば商品見本の近傍に配置される。各商品選択ボタン14aは、LED表示が可能であり、商品選択が行われた場合に点灯表示され、商品決済が終了すると消灯する。また、現金決済の場合には、投入金額で購入可能な商品に対応する商品選択ボタン14aが点灯される。
表示操作部15は、例えばタッチパネルであり、表示と選択操作とが可能である。表示操作部15には、選択操作が可能な決済サーバ選択部15aを表示することができる。決済サーバ選択部15aには、自動販売機2が接続できる決済サーバA,B,Cが表示され、いずれかの決済サーバA,B,Cを選択すると、選択した決済サーバA,B,Cに対して、二次元バーコード情報を用いた決済を行うことが選択される。なお、複数の決済サーバA,B,Cでなく、1つの決済サーバのみが選択可能な場合、決済サーバ選択部15aには、この1つの決済サーバのみが表示される。
表示部16は、例えば液晶パネルであり、販売中、釣り切れ、準備中、通信中、お札中止のほか、投入金額、各種設定時の情報等の各種情報を表示するためのものである。表示部16は、決済サーバA,B,Cに対して、二次元バーコード情報を用いて決済する場合、この二次元バーコード情報16aを表示する。この二次元バーコード情報16aには、商品金額を含む商品データ及び選択した決済サーバA,B,Cの所在情報(URL)が含まれる。携帯端末3は、この二次元バーコード情報16aを読み取り、利用者識別情報(URLを含む)を付加して、選択した決済サーバA,B,Cにアクセスして商品の決済を行う。なお、決済サーバには、例えば、「ウィチャットペイ(WeChat Pay)」、「アリペイ(Alipay)」、「ラインペイ(LINE PAY)」、「楽天Pay」などの決済システムにおける決済処理を行うものが含まれる。
なお、商品選択ボタン群14、表示操作部15、表示部16、さらには、商品見本などの表示操作系のすべてを大画面タッチパネルなどの表示操作部に置き換えてもよい。
非接触式カードリーダライタ21は、例えばRFIDカードリーダライタであり、プリペイドカードの情報が読み取られることによって決済が行われる。接触式カードリーダライタ22は、例えば磁気式カードリーダライタであり、非接触式カードリーダライタ21と同様に、プリペイドカードの情報が読み取られることによって決済が行われる。コインメカニズム23は、硬貨処理装置であり、硬貨を識別して投入された金額を読み取り、釣銭を排出する。また、ビルバリデータ24は、紙幣処理装置であり、紙幣を識別して投入された金額を読み取り、釣銭を排出する。コインメカニズム23及びビルバリデータ24は、現金決済のためのものである。これら非接触式カードリーダライタ21、接触式カードリーダライタ22、コインメカニズム23、及びビルバリデータ24は、二次元バーコード情報による決済サーバA,B,Cによる決済処理以外の他の決済処理受付部である。他の決済処理受付部は、自動販売機内で決済が行われる。
外部通信処理部17は、ネットワークNを介して決済サーバA,B,Cに通信接続する処理を行う。特に、外部通信処理部17は、メインコントローラ10の制御部のもとに、決済サーバA,B,Cにアクセスし、選択された商品の決済を行う決済サーバA,B,Cの所在情報を取得するとともに、この選択された商品の決済が成功しているか否かの確認を定期的に行うポーリングを行う。
メインコントローラ10は、制御部10a、販売制御部10b、表示制御部10cを有する。制御部10aは、本体制御部11、商品選択ボタン群14、表示操作部15、表示部16、非接触式カードリーダライタ21、接触式カードリーダライタ22、コインメカニズム23、ビルバリデータ24、及び外部通信処理部17等を集中管理するものである。制御部10aは、図示しない記憶部に記憶された各種設定データに基づいて制御する。
販売制御部10bは、自動販売機2本体内の商品の販売に対する商品販売制御を行う。表示制御部10cは、販売制御部10bの指示のもとに、商品選択ボタン群14、表示操作部15、及び表示部16に対する表示制御を行う。販売制御部10bは、商品選択ボタン14aによる商品の選択及び決済サーバ選択部15aによって決済サーバA,B,Cによる決済の選択が行われた場合、決済サーバA,B,Cから決済サーバA,B,Cの所在情報を含む二次元バーコード情報を取得し、該二次元バーコード情報を表示部16に表示し、決済サーバA,B,Cから、表示部16に表示した二次元バーコード情報16aを読み取った携帯端末3による商品の決済が行われた決済済み情報を受けた場合、商品選択ボタン14aによって選択した商品の搬出処理を行う。また、販売制御部10bは、決済サーバ選択部15aによって決済サーバA,B,Cによる決済の選択が行われた場合、他の決済処理受付部による決済処理の受付を決済サーバA,B,Cによる決済処理が終了するまで禁止させる。なお、販売制御部10bは、他の決済処理受付部による商品販売制御も行う。
[携帯端末の構成]
図3に示すように、携帯端末3は、制御部30に、表示操作部32、撮像部33、外部通信処理部34、及び近距離無線通信処理部35が接続される。表示操作部32は、例えばタッチパネルであり、各種情報の表示及び操作が行われる。撮像部33は、カメラであり、自動販売機2の表示部16に表示された二次元バーコード情報16aを読み取ることができる。外部通信処理部34は、ネットワークNに接続可能であり、ネットワークNを介して決済サーバA,B,Cに接続することができる。近距離無線通信処理部35は、例えば、Wi−Fi(登録商標)などの近距離無線通信の処理を行う。
制御部30は、表示操作部32、撮像部33、外部通信処理部34、及び近距離無線通信処理部35の各部を制御する。制御部30は、決済制御部31を有する。決済制御部31は、読み込んだ二次元バーコード情報に利用者識別情報を付加して決済サーバA,B,Cに対して決済処理を行う制御を行うものであり、例えば、予め決済制御アプリケーションとして設定される。
[携帯端末による二次元バーコード情報の読取による販売制御処理]
図4は、携帯端末3による二次元バーコード情報の読取による販売制御処理手順を示すシーケンス図である。図4に示すように、まず、販売制御部10bは、商品選択ボタン14aが選択される(ステップS101)と、この商品選択ボタン14aを点灯する(ステップS102)。その後、決済サーバ選択部15aで決済サーバA,B,Cの表示を行う(ステップS103)。この決済サーバ選択部15aは、図5に示すように、自動販売機2が接続可能な決済サーバA,B,Cをそれぞれ領域EA,EB,ECに表示する。その後、決済サーバA,B,Cのうちの1つの決済サーバ、例えば決済サーバAを選択する(ステップS104)と、販売制御部10bは、選択した商品の商品データを外部通信処理部17に送信する(ステップS105)。
さらに、外部通信処理部17は、販売制御部10bから商品データを受信すると、決済サーバモード要求を行い(ステップS106)、販売制御部10bから決済サーバモード応答を受け付ける(ステップS107)。この決済サーバモードとは、携帯端末3による二次元バーコード情報の読取による販売制御を行うモードである。
販売制御部10bは、決済サーバモード要求を受ける(ステップS106)と、すなわち、商品選択ボタン14aの選択と決済サーバ選択部15aでの決済サーバAの選択とがあると、他の決済処理受付部による決済を禁止させる(ステップS108)。そして、販売制御部10bは、表示部16に「通信中」を表示する(ステップS109)。この「通信中」の表示は、他の決済処理受付部による決済を受け付けないことを意味する。
外部通信処理部17は、販売制御部10bから決済サーバモード応答を受け付ける(ステップS107)と、選択した決済サーバAとの通信を開始する(ステップS110)。外部通信処理部17は、受信した商品データを決済サーバAに送信し(ステップS111)、決済サーバAに対して商品の注文を行う。
決済サーバAは、商品データを受信すると、二次元バーコード情報を外部通信処理部17に送信する(ステップS112)。この二次元バーコード情報には、商品コードや金額などの商品データ以外に決済サーバAの所在情報が含まれる。販売制御部10bは、外部通信処理部17が受信した二次元バーコード情報をもとに二次元バーコードを生成し、この生成した二次元バーコードを二次元バーコード情報16aとして表示部16に表示する(ステップS113)。
携帯端末3は、表示部16に二次元バーコード情報16aが表示されると、この二次元バーコード情報16aを撮像部33によって撮像し、二次元バーコード情報16aを読み取る(ステップS114)。その後、携帯端末3の決済制御部31は、読み取った二次元バーコード情報16aに利用者識別情報を付加し、二次元バーコード情報16aが示した決済サーバAに対して決済要求を行う(ステップS115)。
決済サーバAは、携帯端末3からの決済要求を受け付けると、決済要求内容と注文内容とを照らし合わせて決済処理を行い、決済が成功する(ステップS116)と、決済成功通知を携帯端末3に送信する(ステップS117)。
一方、外部通信処理部17は、決済サーバAから二次元バーコード情報を受信した後、決済サーバAでの決済が成功しているか否かの決済確認を定期的に行うポーリングを行う(ステップS118)。外部通信処理部17は、ポーリングによる決済確認があったか否かを判定する(ステップS119)。決済確認がない場合(ステップS119,No)には、さらに所定時間経過したか否かを判定する(ステップS120)。所定時間経過しない場合(ステップS120,No)には、ステップS118に戻って、決済確認のためのポーリングを続行する。ここで、所定時間経過した場合(ステップS120,Yes)には、通信切断を行う(ステップS122)。
一方、外部通信処理部17は、決済確認があった場合(ステップS119,Yes)には、決済確認通知を販売制御部10bに通知し(ステップS121)、通信切断を行う(ステップS122)。
販売制御部10bは、外部通信処理部17から決済確認通知を受ける(ステップS121)と、決済された商品の搬出を行わせ(ステップS123)、さらに商品選択ボタン14aを消灯させる(ステップS124)。そして、販売制御部10bは、他の決済受付部による決済受付の禁止を解除する(ステップS125)。
なお、商品選択ボタン14aによる商品の選択と、決済サーバ選択部15aによって受け付けられる決済サーバAによる決済の選択とはいずれが先に処理されてもよい。
本実施の形態1では、携帯端末3による二次元バーコード情報の読取による販売制御処理が行われている場合、非接触式カードリーダライタ21、接触式カードリーダライタ22、コインメカニズム23、及びビルバリデータ24による決済受付を禁止しているので、外部の決済サーバA,B,Cを用いた場合の多重決済を防止することができる。なお、非接触式カードリーダライタ21または接触式カードリーダライタ22による電子マネー決済と、コインメカニズム23及びビルバリデータ24による現金決済とは、同一自動販売機2内で共同して決済処理される場合がある。
また、本実施の形態1では、自動販売機2側は、携帯端末3による二次元バーコード情報の読取のための二次元バーコード情報を表示するのみで良いため、簡易な構成とすることができる。すなわち、携帯端末3による二次元バーコード情報の読取による販売制御処理の自動販売機2への増設を容易に行うことができる。
さらに、本実施の形態1では、携帯端末3による決済サーバAへの決済結果をポーリングによって確認しているため、自動販売機2のそれぞれがIPアドレスを取得する必要がなく、この点からも簡易な構成とすることができる。
(実施の形態2)
上述した実施の形態1では、携帯端末3による決済サーバAへの決済結果をポーリングによって確認していたが、実施の形態2では、ポーリングを行わず、決済サーバAから決済結果を受信するようにしている。
図6は、携帯端末3による二次元バーコード情報の読取による実施の形態2の販売制御処理手順を示すシーケンス図である。上記のように、本実施の形態2では、実施の形態1による決済確認のポーリング(ステップS118)を行わず、携帯端末3と決済サーバAとの決済が成功した場合(ステップS116)、決済成功通知を携帯端末3に送信するとともに、自動販売機2の外部通信処理部17にも送信する(ステップS117)。本実施の形態2によるその他の処理手順は、実施の形態1と同じである。
本実施の形態2では、決済サーバAが自動販売機2に決済成功通知を送信するために、自動販売機2がIPアドレスを取得する必要があるが、実施の形態1と同様に、多重決済を防止することができるとともに、携帯端末3による二次元バーコード情報の読取による販売制御処理の自動販売機2への増設を容易に行うことができる。
(実施の形態3)
図7は、実施の形態3である自動販売機2の構成を示すブロック図である。図7に示すように、本実施の形態3では、実施の形態1の自動販売機2に近距離無線通信処理部18を増設している。近距離無線通信処理部18は、携帯端末3の近距離無線通信処理部35と同様に、例えば、Wi−Fi(登録商標)などの近距離無線通信の処理を行う。その他の構成は、実施の形態1と同じである。
図8は、携帯端末3による二次元バーコード情報の読取による実施の形態3の販売制御処理手順を示すシーケンス図である。本実施の形態3では、近距離無線通信処理部35と近距離無線通信処理部18とが通信接続されることにより、販売制御部10bが自動販売機2の商品選択ボタン群14や表示操作部15の内容を携帯端末3側に送信する。これにより、携帯端末3側に商品選択ボタン群14や表示操作部15の内容に対応するものが仮想表示される。この状態で、ステップS101に対応する、携帯端末3側で仮想の商品選択ボタン14aの選択(ステップS201)及びステップS104に対応する仮想の決済サーバの選択(ステップS202)が行われる。その他の処理手順は、実施の形態1と同じである。
本実施の形態3で示すように、携帯端末3側で商品選択ボタン14aの選択や決済サーバの選択を行う応用例であっても、実施の形態1と同様に、多重決済を防止することができるとともに、携帯端末3による二次元バーコード情報の読取による販売制御処理の自動販売機2への増設を容易に行うことができる。
すなわち、実施の形態3に示した応用例の自動販売機2であっても、実施の形態1,2と同様な決済処理手順を行うので、自動販売機2の変更箇所が少なくて済む。なお、実施の形態1と実施の形態3との併用は可能である。
(実施の形態4)
図9は、実施の形態4である自動販売機2の構成を示すブロック図である。図9に示すように、本実施の形態4では、表示部16に二次元バーコード情報16aを表示して携帯端末3に読み取ってもらうのではなく、自動販売機2に二次元バーコード読取部19を新たに設け、二次元バーコード読取部19が、携帯端末3に表示した二次元バーコード情報を読み取るようにしている。二次元バーコード読取部19は、例えばカメラなどの撮像部である。その他の構成は、実施の形態1と同じである。
図10は、自動販売機2による携帯端末3の二次元バーコード情報の読取による販売制御処理手順を示すシーケンス図である。図10において、ステップS301〜S311は、実施の形態1のステップS101〜S111と同じである。その後、「通信中」の表示がされている(ステップS309)状態で、携帯端末3は、利用者識別情報を含む二次元バーコード情報を表示操作部32に表示させ(ステップS312)、表示された二次元バーコード情報を二次元バーコード読取部19にかざすと、販売制御部10bは二次元バーコード読取部19に対して二次元バーコード情報の読取を行わせる(ステップS313)。その後、販売制御部10bは、読み取った二次元バーコード情報を外部通信処理部17に送信する。外部通信処理部17は、受信した二次元バーコード情報を決済サーバAに送信し(ステップS314)、決済サーバAに対して決済要求を行う。
その後、決済サーバAは、決済要求内容と注文内容とを照らし合わせて決済処理を行い、決済が成功する(ステップS316)と、決済成功通知を外部通信処理部17に送信する(ステップS317)。その後の処理(ステップS319〜S325)は、実施の形態1,2のステップS119〜S125と同じ処理を行う。
なお、実施の形態2のように、自動販売機2側にIPアドレスを設定し、決済サーバAから、このIPアドレスに決済成功通知を送ってもらってもよいし、実施の形態1のように、自動販売機2側から決済確認のポーリングを行ってもよい。
本実施の形態4では、自動販売機2が携帯端末3の二次元バーコード情報を読み取る販売制御処理が行われている場合、非接触式カードリーダライタ21、接触式カードリーダライタ22、コインメカニズム23、及びビルバリデータ24による決済受付を禁止しているので、外部の決済サーバA,B,Cを用いた場合の多重決済を防止することができる。
また、本実施の形態4では、自動販売機2側は、自動販売機2が携帯端末3の二次元バーコード情報を読み取るための二次元バーコード読取部19を設けるのみで良いため、簡易な構成とすることができる。
なお、上述した実施の形態1〜4では、バーコード情報の一例として、QRコード(登録商標)などの二次元バーコード情報を用いて説明したが、これに限らず、表示及び読取ができれば、例えば、一次元バーコード情報であってもよいし、他のコード情報であってもよい。
また、上述した実施の形態1〜4では、缶入り飲料、ビン入り飲料、ペットボトル入り飲料などの商品を販売する自動販売機を自動販売機の一例として説明したが、自動販売機は、これに限らず、少なくとも、携帯端末3によるバーコード情報の読取あるいは携帯端末3が表示するバーコード情報の読取によって決済サーバA,B,Cを用いた商品の決済処理を行う決済処理手段と、非接触式カードリーダライタ21、接触式カードリーダライタ22、コインメカニズム23、及びビルバリデータ24、クレジットカードリーダライタなどの他の1以上の決済処理受付部とを備えていれば、例えば、商品を乗車券などの有価証券とする券売機などの自動機も含まれる。
なお、上記の各実施の形態で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成とされていることを要しない。すなわち、各装置及び構成要素の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1 自動販売機システム
2 自動販売機
3 携帯端末
10 メインコントローラ
10a,30 制御部
10b 販売制御部
10c 表示制御部
11 本体制御部
12 冷熱装置
13 搬出装置
14 商品選択ボタン群
14a 商品選択ボタン
15,32 表示操作部
15a 決済サーバ選択部
16 表示部
16a 二次元バーコード情報
17,34 外部通信処理部
18,35 近距離無線通信処理部
19 二次元バーコード読取部
21 非接触式カードリーダライタ
22 接触式カードリーダライタ
23 コインメカニズム
24 ビルバリデータ
31 決済制御部
33 撮像部
A,B,C 決済サーバ
EA,EB,EC 領域
N ネットワーク

Claims (9)

  1. 携帯端末によるバーコード情報の読取によって決済サーバを用いた商品の決済処理を行うことができる自動販売機であって、
    販売する商品を選択する商品選択ボタンと、
    前記商品選択ボタンによって選択した商品の決済に対して前記決済サーバを用いることの選択を受け付ける決済サーバ選択部と、
    前記商品選択ボタンによって選択した商品の金額及び該商品の決済を行う決済サーバの所在情報を含む前記バーコード情報を表示する表示部と、
    前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、前記決済サーバから前記バーコード情報を取得し、該バーコード情報を前記表示部に表示し、前記決済サーバから、前記バーコード情報を読み取った前記携帯端末による前記商品の決済が行われた決済済み情報を受けた場合、前記商品選択ボタンによって選択した商品の搬出処理を行う販売制御部と、
    を備え、
    前記販売制御部は、前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、他の決済処理受付部による決済処理の受付を前記決済サーバによる決済処理が終了するまで禁止させることを特徴とする自動販売機。
  2. 携帯端末が表示するバーコード情報の読取によって決済サーバを用いた商品の決済処理を行うことができる自動販売機であって、
    販売する商品を選択する商品選択ボタンと、
    前記商品選択ボタンによって選択した商品の決済に対して前記決済サーバを用いることの選択を受け付ける決済サーバ選択部と、
    利用者識別情報を含む前記バーコード情報を前記携帯端末から読み取る読取部と、
    前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、前記読取部が読み取ったバーコード情報をもとに、前記決済サーバとの間で前記商品の決済処理を行い、決済処理が完了した場合、前記商品選択ボタンによって選択した商品の搬出処理を行う販売制御部と、
    を備え、
    前記販売制御部は、前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、他の決済処理受付部による決済処理の受付を前記決済サーバによる決済処理が終了するまで禁止させることを特徴とする自動販売機。
  3. 前記販売制御部は、前記バーコード情報を前記表示部に表示した後、前記決済サーバに対し、前記携帯端末による前記商品の決済が行われたか否かを定期的に問い合わせて前記決済済み情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  4. 前記決済サーバ選択部は、前記商品選択ボタンあるいは前記商品選択ボタンに対応する前記携帯端末側の仮想商品選択ボタンによって選択した商品の決済を、前記決済サーバを用いることの選択を前記携帯端末側から受け付けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の自動販売機。
  5. 前記決済サーバ選択部は、複数の決済サーバの中から1つの決済サーバの選択を受け付けることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の自動販売機。
  6. 携帯端末によるバーコード情報の読取によって商品の決済処理を行うことができる自動販売機と前記携帯端末と前記商品の決済処理を行う決済サーバとがネットワークに接続可能な自動販売機システムであって、
    前記自動販売機は、
    販売する商品を選択する商品選択ボタンと、
    前記商品選択ボタンによって選択した商品の決済に対して前記決済サーバを用いることの選択を受け付ける決済サーバ選択部と、
    前記商品選択ボタンによって選択した商品の金額及び該商品の決済を行う決済サーバの所在情報を含む前記バーコード情報を表示する表示部と、
    前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、前記決済サーバから前記バーコード情報を取得し、該バーコード情報を前記表示部に表示し、前記決済サーバから、前記バーコード情報を読み取った前記携帯端末による前記商品の決済が行われた決済済み情報を受けた場合、前記商品選択ボタンによって選択した商品の搬出処理を行うとともに、前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、他の決済処理受付部による決済処理の受付を前記決済サーバによる決済処理が終了するまで禁止させる販売制御部と、
    を備え、
    前記携帯端末は、前記表示部に表示された前記バーコード情報を読み取り、前記バーコード情報が示す決済サーバにアクセスして前記商品の決済を行う
    ことを特徴とする自動販売機システム。
  7. 携帯端末が表示するバーコード情報の読取によって商品の決済処理を行うことができる自動販売機と前記携帯端末と前記商品の決済処理を行う決済サーバとがネットワークに接続可能な自動販売機システムであって、
    前記自動販売機は、
    販売する商品を選択する商品選択ボタンと、
    前記商品選択ボタンによって選択した商品の決済に対して前記決済サーバを用いることの選択を受け付ける決済サーバ選択部と、
    利用者識別情報を含む前記バーコード情報を前記携帯端末から読み取る読取部と、
    前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、前記読取部が読み取ったバーコード情報をもとに、前記決済サーバとの間で前記商品の決済処理を行い、決済処理が完了した場合、前記商品選択ボタンによって選択した商品の搬出処理を行うとともに、前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、他の決済処理受付部による決済処理の受付を前記決済サーバによる決済処理が終了するまで禁止させる販売制御部と、
    を備え、
    前記携帯端末は、前記利用者識別情報を含む前記バーコード情報を表示する
    ことを特徴とする自動販売機システム。
  8. 携帯端末によるバーコード情報の読取によって商品の決済処理を行うことができる自動販売機と前記携帯端末と前記商品の決済処理を行う決済サーバとがネットワークに接続可能な自動販売機システムの決済方法であって、
    前記自動販売機は、
    販売する商品を選択する商品選択ボタンによる商品の選択及び前記商品選択ボタンによって選択した商品の決済に対して前記決済サーバを用いることの選択を受け付ける決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、前記決済サーバから前記バーコード情報を取得し、該バーコード情報を表示部に表示し、前記決済サーバから、前記バーコード情報を読み取った前記携帯端末による前記商品の決済が行われた決済済み情報を受けた場合、前記商品選択ボタンによって選択した商品の搬出処理を行うとともに、前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、他の決済処理受付部による決済処理の受付を前記決済サーバによる決済処理が終了するまで禁止させることを特徴とする自動販売機システムの決済方法。
  9. 携帯端末が表示するバーコード情報の読取によって商品の決済処理を行うことができる自動販売機と前記携帯端末と前記商品の決済処理を行う決済サーバとがネットワークに接続可能な自動販売機システムの決済方法であって、
    前記自動販売機は、
    販売する商品を選択する商品選択ボタンによる商品の選択及び前記商品選択ボタンによって選択した商品の決済に対して前記決済サーバを用いることの選択を受け付ける決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、利用者識別情報を含む前記バーコード情報を前記携帯端末から読み取り、読み取った前記バーコード情報をもとに、前記決済サーバとの間で前記商品の決済処理を行い、決済処理が完了した場合、前記商品選択ボタンによって選択した商品の搬出処理を行うとともに、前記商品選択ボタンによる商品の選択及び前記決済サーバ選択部によって前記決済サーバによる決済の選択が行われた場合、他の決済処理受付部による決済処理の受付を前記決済サーバによる決済処理が終了するまで禁止させることを特徴とする自動販売機システムの決済方法。
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